JP2001042915A - 製品開発工程管理システム、製品開発工程管理方法、およびこの方法を記録した記録媒体 - Google Patents
製品開発工程管理システム、製品開発工程管理方法、およびこの方法を記録した記録媒体Info
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
Abstract
ステムを改造せずに、製品・部品の属性や、開発工程の
進捗を把握可能にし、さらに予め作業項目を抽出できな
い開発工程でも必要な工程を逐次追加して、進捗の把握
を可能にする。 【解決手段】開発作業の成果が業務支援DB101に格
納されると、これに関する情報をイベント情報取り出し
部102が、イベント情報受信部103へ通知する。イ
ベント情報受信部103は、イベント処理部104を起
動して、日程・製品データ管理部105を介して、製品
データベース106の製品・部品の属性についての製品
データと、日程データベース107の進捗についての日
程データとを更新する。更新すべき製品データ・日程デ
ータが無いときは、イベント処理部104が、日程・製
品データ管理部105を介して、更新すべき製品データ
・日程データを生成して、情報を格納する。
Description
理を行うための技術に関する。
の工程を必要とする。これらの複数の工程における開発
作業は、複数の部署にまたがり、多くの人が関わり進め
られる。これらの各部署においては、それぞれに、開発
環境として、業務支援システムを有する。業務支援シス
テムとしては、開発ツールと、管理システムと、業務支
援データベースとを有する。開発ツールは、開発作業を
行なうためのツールでり、資料作成ツールや図面作成ツ
ール等がある。管理システムは、これらの開発ツールで
作成された資料や図面を、業務支援データベースに登録
して管理する。これらの管理システムは、各部署内の工
程の進捗を管理するための管理データをも業務支援デー
タベースに登録して管理する。このような管理データ
は、表計算ソフトウエア等により作成することができ
る。管理システムは、管理データの編集機能をも有す
る。管理システムとしては、例えば、市販のプロジェク
ト管理ソフトウエア等を利用することもできる。業務支
援データベースは、上述のように、開発ツールで作成さ
れた資料や図面、管理データ等を記憶する。
設計書・仕様書等が作成される。これらの資料は、開発
を正常に進めるためと開発のノウハウを伝承するため
に、開発関連部署毎に管理されている。これらの資料
は、管理を効率的に行うために電子化されて、データベ
ースやコンピュータシステムを利用して管理されてい
る。
タには、開発作業の内容を示す開発作業の種類を表わす
データや開発作業対象製品(部品)を示す名称、コード
といったデータが含まれている。
署毎や業務単位毎に独立して管理されているので、管理
されているデータの種類が異なっていることが考えられ
る。さらに、開発の進展とともに新たなデータが追加さ
れることも考えられる。例えば、開発の当初は製品を構
成する部品が確定していないため仮の名称が付いている
が、開発が進むにつれ正式名称となり、さらに、管理し
やすいようにコード化され、さらに、設計が完了すると
図面の図番が付けられ、製造に入ると製造作業番号が付
けられるというようなことが起こることが考えられる。
進捗、費用、リソースの過不足、開発の技術的な決定、
リスクの管理、関係者間の調整等のマネージメントを行
わなければならない。しかし、部署毎に分散して開発が
進められるため、時間的な進捗の把握だけでも相当に多
くの管理工数が必要で、その他の開発内容の管理が不十
分になることがある。このような管理状態になると、開
発後半に開発内容の目標未達成が明らかになり、その挽
回のために開発を延長し、納期の遅延という事態にいた
ってしまう。
的に行うシステムとして、特開平8-16639号公報に記載
の技術においては、CAD(Computer Aid
edDesign)等の開発ツールを工程管理システム
の制御下におき、予め登録されている作業の一覧から開
発ツールを起動し、ツール使用結果により、作業の進捗
を取り込むことを実現している。
ては、上述のように、業務支援システムは、部署毎や業
務単位毎に独立して管理されているので、管理されてい
るデータの種類が異なっていることが考えられる。さら
に、開発の進展とともに新たなデータが追加されること
も考えられる。そこで、開発対象となる製品や、その製
品を構成する部品についての、名称、コード、図番、製
造作業番号等のデータ(属性データ)間の関連を保持す
る必要が生じると考えられる。
テムにおいては、開発に使用するツールの起動の制御を
行うが必要がある。しかし、開発作業に利用されるツー
ルは、必ずしも一つのオペレーティングシステム(OS)
上で稼動していないので、実現するために全開発ツール
のカスタマイズが必要で、相当な費用がかさむと考えら
れる。また、ツールとは別に進捗を入力することも可能
であるが、開発作業者の手間が増え、不確実な進捗収集
にならざるをえないと考えられる。また、作業項目を予
め抽出しておき、進捗を取り込んでいるが、製品開発で
は開発の進展とともに下流工程が明確化するので、詳細
な作業項目を予め抽出することはできないことがあると
考えられる。
において構築し利用されている業務支援システムを改造
することなく、開発対象となる製品や、その製品を構成
する部品についての、属性データ間の関連を保持する技
術を、提供することを目的とする。
おいて構築し利用されている業務支援システムを改造す
ることなく、開発作業の各工程の進捗を取り込む技術
を、提供することを目的とする。
やさずに、確実に、開発作業の各工程の進捗を取り込む
技術を、提供することを目的とする。
ることができない開発作業においても、開発作業の各工
程の進捗を取り込む技術を、提供することを目的とす
る。
に、本発明によれば、製品の開発工程における複数の開
発作業の各々について、当該開発作業の進捗を格納する
ことができる日程データのレコードを記憶する日程デー
タ記憶手段と、前記製品および部品について、前記複数
の開発作業を行なうことにより得られる作業成果につい
ての情報を格納することができる、製品データのレコー
ドを記憶する製品データ記憶手段と、前記複数の開発作
業を行なうことにより得られる作業成果の登録を受け付
けて、受け付けられた作業成果を記憶する作業成果記憶
手段と、前記作業成果記憶手段に、作業成果が新規に登
録された場合に、該登録の発生を検出し、該登録に関す
る情報で前記作業成果についての情報を含む情報(この
情報をイベント情報と称する)を抽出するイベント情報
取り出し手段と、該イベント情報取り出し手段により抽
出されたイベント情報に基づいて、該当する開発作業の
日程データのレコードを検索する日程データ検索手段
と、検索された日程データのレコードに、前記イベント
情報に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込む日程デ
ータ更新手段と、該イベント情報取り出し手段により抽
出されたイベント情報に基づいて、該当する製品データ
のレコードを検索する製品データ検索手段と、検索され
た製品データのレコードに、前記イベント情報に基づい
て、前記作業成果についての情報を書き込む製品データ
更新手段と、を有することを特徴とする製品開発工程管
理システムを備えることができる。
によれば、前記日程データ検索手段により、該当する開
発作業の日程データのレコードが検索されなかった場合
に、前記イベント情報に基づいて、該当する開発作業の
日程データのレコードを生成する日程データ生成手段を
備え、前記日程データ更新手段は、前記日程データ生成
手段により生成された日程データのレコードに、前記イ
ベント情報に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込む
ことを特徴とする製品開発工程管理システムを備えるこ
ともできる。
明によれば、前記製品データ検索手段により、該当する
製品データのレコードが検索されなかった場合に、前記
イベント情報に基づいて、該当する製品データのレコー
ドを生成する製品データ生成手段を備え、前記製品デー
タ更新手段は、前記製品データ生成手段により生成され
た製品データのレコードに、前記イベント情報に基づい
て、前記作業成果についての情報を書き込むことを特徴
とする製品開発工程管理システムを備えることもでき
る。
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明による製
品開発工程管理システムの、一実施の形態を示す構成図
である。まず、図1の示す構成について説明する。
管理システム100は、製品開発工程において作成され
るドキュメント等の登録を受け付けて、該ドキュメント
等を格納する、業務支援データベース(業務支援DB)
101を有する。また、業務支援データベース101
に、新たなドキュメント等の登録が受け付けられた場合
(これを、イベントの発生時と称する)に、登録が受け
付けられたドキュメント等に関する情報(これを、イベ
ント情報と称する)を検出して、後述するイベント情報
受信部103に通知する、イベント情報取り出し部10
2を有する。さらに、イベント情報取り出し部102に
より通知されたイベント情報を受信して、後述するイベ
ント処理部104へ伝達する、イベント情報受信部10
3を有する。イベント処理部104は、イベント処理制
御部1041と、日程データ検索部1042と、日程デ
ータ進捗更新部1043と、日程データ生成部1044
と、製品データ検索部1045と、製品データ更新部1
046と、製品データ生成部1047とを有する。
に、イベント処理部104に相互に接続された日程・製
品データ管理部105と、日程・製品データ管理部10
5に相互に接続された、製品データベース106と日程
データベース107とを有する。製品データベース10
6は、開発対象となる製品に関するデータである製品デ
ータを格納する。日程データベース107は、製品開発
工程における開発作業の日程に関するデータである日程
データを格納する。日程データは、日程構成データと日
程属性データとからなる。前述のイベント処理部104
は、伝達されたイベント情報に基づいて、日程・製品デ
ータ管理部105を介して、製品データベース106お
よび日程データベース107に格納されたデータの検
索、更新等を行なう。
程編集部108が接続されている。日程編集部108
は、日程データベース107に格納される日程データ
を、ユーザが編集するための手段である。
詳細に説明する。
開発作業において作成され、他の開発作業に利用される
ドキュメント等を格納する。また、開発に必要な作業の
指示等をも格納する。業務支援データベース101は、
図に示したように一つのディスクに格納されたデータベ
ースとは限らず、複数のディスクに格納されたデータベ
ースからなる場合もある。そして、これらの複数のディ
スクに格納されたデータベースは、それぞれ異なるOS
(Operating System)上にある場合も
考えられる。また、データベースとしては、リレーショ
ナル型データベース、OSのファイルシステム等を利用
することができる。
は、開発作業のうちの設計作業により作成された図面に
ついてのデータを格納する図面データベース(図面D
B)を含むことができる。また、開発作業により作成さ
れる、開発に必要な開発計画書、仕様書、検討書等の資
料についてのデータを格納する資料データベース(資料
DB)を含むこともできる。さらに、開発作業により作
成される、作業の手順を記載したワークフローについて
のデータを格納するワークフローデータベース(ワーク
フローDB)を含むこともできる。さらに、社外からの
資材の購入を管理するためのデータを格納する資材調達
管理データベース(調達DB)を含むこともできる。さ
らに、開発に必要な作業の指示等についてのデータを格
納する作業指示データベース(作業指示DB)を含むこ
ともできる。さらに、社内での開発に関わる作業を他部
署へ依頼する場合のデータを格納する作業管理データベ
ースや、逆に自部署で依頼された作業を管理するための
データを格納するデータベース等を含むこともできる。
タベース、資料データベース、ワークフローデータベー
ス、調達データベース、および作業指示データベース等
は、各々、図示せぬデータベース制御部(DBM)とデ
ータベース部(DB部)とを有することができる。そし
て、データベース部は、各々、図面、資料、ワークフロ
ー、調達、および作業指示等についてのドキュメント等
のデータを格納する。これらのデータには、開発対象と
なる製品(部品)の番号や、ドキュメント等の名称、種
類名、番号等を記したインデックスが、対応づけられて
格納される。データベース制御部は、データベース部へ
のデータの書き込みや、書き込まれたデータの検索・編
集・更新状況の記録等を行なうようにすることができ
る。
前述のように、業務支援データベース101に、新たな
ドキュメント等の登録が受け付けられた場合(イベント
の発生時)に、登録が受け付けられたドキュメント等に
関する情報(イベント情報)を、前記インデックスを参
照して検出して、後述するイベント情報受信部103に
通知する。ここでは、業務支援データベース101は、
複数の異なるデータベースから構成されており、これら
のデータベースは、それぞれ独立して異なるOS上にあ
る場合について考える。このとき、イベント情報取り出
し部102は、図2に示すように、業務支援データベー
ス101を構成する複数のデータベースの各々に対応す
る、複数のイベント発生監視処理部1021を有する。
さらに、これらの複数のイベント発生監視処理部102
1にそれぞれ対応する、複数のイベント発生通知部10
22を有する。図2には、図面データベース、資料デー
タベース等は、それぞれ一つとして記されているが、例
えば、図面データベースが複数あって、それぞれ独立し
て異なる0S上にある場合も考えられる。このような場
合には、これらの複数の図面データベースの各々に対応
させて、イベント発生監視処理部1021を備える。そ
してさらに、これらの複数のイベント発生監視処理部1
021にそれぞれ対応する、複数のイベント発生通知部
1022を備える。
ぞれ、対応するデータベースのデータを、常時または定
期的にチェックし、開発作業の日程の進捗に関わるイベ
ントの発生が、新規に行われていないかを監視する。イ
ベント発生監視処理部1021は、イベントの発生が、
新規に行われたことが検出された場合には、イベント情
報を収集する。そして、イベント情報を、イベント発生
通知部1022に伝達する。前記常時チェックする方法
としては、たとえば、対応するデータベースへの書き込
みコマンドが、データベース制御部において受け付けら
れたか否かをチェックする方法等が考えられる。前記定
期的にチェックする方法としては、たとえば、対応する
データベースのデータベース制御部の更新状況の記録を
定期的にサーチして、前回のサーチと今回のサーチとの
間にデータの更新があったかどうかをチェックする方法
等が考えられる。
発生監視処理部1021により伝達されたイベント情報
を、イベント情報受信部103に通知する。図2に示し
たように、イベント情報受信部103は、イベントデー
タベース(イベントDB)1031を有している。イベ
ント発生通知部1022は、イベント情報を、このイベ
ントデータベース1031に書き込むことにより、イベ
ント情報受信部103に、イベント情報を通知する。こ
の他、イベント発生通知部1022は、Eメールを作成
して、イベント情報を、イベント情報受信部103に通
知するようにしてもよい。また、イベント発生通知部1
022は、所定の形式のテキストファイルを作成して、
イベント情報を、イベント情報受信部103に通知する
ようにしてもよい。
生通知部1022により通知されたイベント情報を受信
し、このイベント情報をイベント処理部104に通知す
るとともに、イベント処理部104に起動をかける。イ
ベント情報受信部103によるイベント情報の受信は、
たとえば、前述のように、イベント発生通知部1022
によるイベントデータベース1031へのイベント情報
の書き込みによって、行なうことができる。
構成について説明する。イベントデータベース1031
は、イベントが発生した業務支援データベース名、イベ
ントの種類、イベントの対象となる製品の種類・製品の
品名・製品の番号、イベントにより登録されるドキュメ
ント等の番号等を、イベント情報として書き込まれて格
納する。図3に、イベントデータベース1031の構成
の一例を示す。
031は、業務支援DB欄301と、イベント種類欄3
02と、製品情報欄303と、付随情報欄304とを有
する。業務支援DB欄301は、イベントが発生した業
務支援データベース名を格納する。イベント種類欄30
2は、イベントの種類を格納する。ここで、イベントの
種類とは、発生したイベントが、論理回路図の登録であ
るか、実装仕様書の登録であるか等をいうこととする。
製品情報欄303は、イベントの対象となる製品の種類
・製品の品名・製品の番号等を格納する。付随情報欄3
04は、イベントにより登録されるドキュメント等の番
号等を格納する。
て、製品種類が制御装置で、製品品名が制御装置αで、
製品番号がSYS001である製品の、論理回路図登録
というイベントが発生し、論理回路図番号がLR980
01であるというイベント情報が格納されている様子が
示されている。
情報受信部103がイベント情報を受信した場合に、イ
ベント情報受信部103によって起動される。イベント
処理部104は、イベント情報受信部103からイベン
ト情報を受け取り、このイベント情報に基づいて、日程
・製品データ管理部105を介して、製品データベース
106に格納されている製品データを更新する。製品デ
ータベース106に、更新すべき製品データが格納され
ていない場合には、当該製品データを生成した後に、当
該製品データを更新する。また、イベント処理部104
は、イベント情報に基づいて、日程・製品データ管理部
105を介して、日程データベース107に格納されて
いる日程データを更新する。日程データベース107
に、更新すべき日程データが格納されていない場合に
は、当該日程データを生成した後に、当該日程データを
更新する。以上のような、イベント処理部104が行な
う処理を、イベント処理と称することとする。
御部1041と、日程データ検索部1042と、日程デ
ータ進捗更新部1043と、日程データ生成部1044
と、製品データ検索部1045と、製品データ更新部1
046と、製品データ生成部1047とを有する。
情報受信部103からイベント情報を受け取り、このイ
ベント情報に基づいて、日程データ検索部1042、日
程データ進捗更新部1043、日程データ生成部104
4、製品データ検索部1045、製品データ更新部10
46、および製品データ生成部1047の起動を制御し
て、イベント処理を行なう。
報に基づいて、日程・製品データ管理部105を介し
て、日程データベース107に格納されている日程属性
データのうちの更新すべき日程属性データを検索する。
日程データ進捗更新部1043は、日程データ検索部1
042によって検索された日程属性データを、日程・製
品データ管理部105を介して、更新する。後述するよ
うに、日程属性データは、開発作業の進捗状況について
の情報を格納することができるので、この進捗状況につ
いての情報を更新する。日程データ生成部1044は、
日程データベース107に、更新すべき日程属性データ
が格納されていない場合に、当該日程属性データに対応
する日程構成データ、および当該日程属性データを、日
程・製品データ管理部105を介して、生成する。
報に基づいて、日程・製品データ管理部105を介し
て、製品データベース106に格納されている製品デー
タのうちの、更新すべき製品データを検索する。製品デ
ータ更新部1046は、製品データ検索部1045によ
り検索された製品データを、日程・製品データ管理部1
05を介して、更新する。製品データ生成部1047
は、製品データベース106に、更新すべき製品データ
が格納されていない場合に、当該製品データを、日程・
製品データ管理部105を介して、生成する。
いて説明する。日程・製品データ管理部105は、日程
マスタデータ、製品マスタデータ、およびイベント−日
程対応表を有する。
類(日程種類)、当該開発作業の対象となる製品または
部品の種類、および当該開発作業の上位の日程の種類を
対応づけたデータを有する。言い換えると、日程マスタ
データは、日程における開発作業と作業対象物との関
係、および、日程のツリー階層構造を表わしているとい
える。また、日程マスタデータとしては、開発作業の日
程間の前後関係を示すコンストレイントデータをも有す
る。
図4(a)は、前述した、開発作業の種類(日程種
類)、当該開発作業の対象となる製品または部品の種
類、および当該開発作業の上位の日程の種類を対応づけ
たデータの一例である。この例においては、このデータ
400は、複数の欄から構成される日程種類欄401
と、日程種類欄401の各欄にそれぞれ対応する製品・
部品種類欄402と、製品・部品種類欄402の各欄に
それぞれ対応する上位日程種類欄403とを有する。日
程種類欄401は、開発作業の種類(日程種類)を格納
する。製品・部品種類欄402は、対応する日程種類欄
401の欄に格納された種類の開発作業の対象となる製
品または部品の種類を格納する。上位日程種類欄403
は、対応する日程種類欄401の欄に格納された種類の
開発作業の、上位の日程の種類を格納する。図4(a)
においては、たとえば、論理回路設計という開発作業の
対象となる製品は、制御装置であることが示されてい
る。そして、論理回路設計という開発作業の上位の日程
は、基本設計であることが示されている。
間の前後関係を示すコンストレイントデータの一例であ
る。この例においては、コンストレイントデータ410
は、複数の欄から構成される日程A欄411と、日程A
欄411の各欄にそれぞれ対応する日程B欄412と、
日程B欄412の各欄にそれぞれ対応するタイプ欄41
3と、タイプ欄413の各欄にそれぞれ対応する間隔欄
414とを有する。日程A欄411は、開発作業の種類
を格納する。日程B欄412は、対応する日程A欄41
1の欄に格納された種類の開発作業に対して、連続に、
あるいは並行してなされる開発作業の種類を格納する。
タイプ欄413は、対応する日程A欄411の欄に格納
された種類の開発作業と、対応する日程B欄412の欄
に格納された種類の開発作業とが、連続してなされるか
並行してなされるかの区別を格納する。たとえば、連続
してなされる場合にはFSを格納し、並行してなされる
場合にはSSを格納することができる。間隔欄414
は、対応する日程A欄411の欄に格納された種類の開
発作業と、対応する日程B欄412の欄に格納された種
類の開発作業とが、連続してなされる場合に、日程A欄
411の欄に格納された種類の開発作業の終了から、日
程B欄412の欄に格納された種類の開発作業の開始ま
での間隔の期間を格納する。図4(b)においては、た
とえば、論理回路設計という開発作業と、実装仕様検討
という開発作業とは、間隔0日で、連続して行われるこ
とが示されている。
品を構成する部品の種類毎に、製品データにおいて必要
となる属性を示すデータを有する。
図5に示す製品マスタデータ500は、複数の欄から構
成される製品・部品種類欄501と、製品・部品種類欄
501の各欄にそれぞれ対応する属性欄502とを有す
る。製品・部品種類欄501の各欄は、製品および製品
を構成する部品の種類を格納する。属性欄502の各欄
は、対応する製品・部品種類欄501の欄に格納された
種類の製品または部品が有する属性を格納する。
性としては、製品品名、製品番号、論理回路図番号、実
装仕様書番号、装置組立図番号、および構成PCB枚数
があることが示されている。
する業務支援データベース101内のデータベース名
と、発生するイベントの種類と、発生するイベントに対
応する開発作業の種類と、イベントが発生したことによ
り分かる日程の進捗度とを、対応づけて格納する。
す。図6に示すイベント−日程対応表600は、複数の
欄から構成される業務支援データベース欄601と、業
務支援データベース欄601の各欄にそれぞれ対応する
イベント種類欄602と、イベント種類欄602の各欄
にそれぞれ対応する日程種類欄603と、日程種類欄6
03の各欄にそれぞれ対応する進捗度欄604とを有す
る。業務支援データベース欄601の各欄は、イベント
が発生する業務支援データベース101内のデータベー
ス名を格納する。イベント種類欄602の各欄は、対応
する業務支援データベース欄601の欄に格納されたデ
ータベース名のデータベースにおいて発生するイベント
の種類を格納する。日程種類欄603の各欄は、対応す
るイベント種類欄602の欄に格納された種類のイベン
トに対応する開発作業の種類を格納する。進捗度欄60
4の各欄は、対応するイベント種類欄602の欄に格納
された種類のイベントが発生することにより分かる、対
応する日程種類欄603の欄に格納された種類の開発作
業の進捗度を格納する。進捗度としては、100%、5
0%、0%等のパーセンテージを格納することができ
る。100%であれば、対応する開発作業が終了したこ
とを示す。50%であれば、対応する開発作業が半分終
了したことを示す。0%であれば、開発作業は開始され
たが、特に進捗はないことを示す。
ースにおいて、論理回路図登録というイベントが発生す
ると、論理回路設計という開発作業の進捗度が、100
%であることが分かるということが、示されている。
ータ、イベント−日程対応表は、予めユーザによって作
成され、日程・製品データ管理部105に登録される。
また、日程マスタデータ、製品マスタデータ、イベント
−日程対応表は、必要に応じて、ユーザによって修正さ
れ、日程・製品データ管理部105に登録される。
た日程データ生成部1044により日程構成データを新
規に生成する場合に、生成される日程構成データが、日
程マスタデータのインスタンスとなるように管理する。
日程データが生成されると、製品データベース106に
格納される製品データの項目を、製品マスタデータに基
づいて生成する。この場合に、生成される製品データの
項目が、製品マスタデータのインスタンスとなるように
管理する。さらに、日程・製品データ管理部105は、
製品データの項目に対応する内容として、ユーザにより
入力されるものがある場合に、これらの入力を受け付け
る。
は、前述した製品データ生成部1047により製品デー
タを新規に生成する場合に、生成される製品データが、
製品マスタデータのインスタンスとなるように管理す
る。
は、イベント−日程対応表に含まれる日程種類(開発作
業の種類)と、日程マスタデータに含まれる日程種類
(開発作業の種類)とに、不一致が無いように、イベン
ト−日程対応表と日程マスタデータとを、対応づけて管
理する。例えば、イベント−日程対応表をユーザが作成
または修正する際に、日程マスタデータから日程を選択
するように支援を行なうことにより、イベント−日程対
応表に含まれる日程種類と、日程マスタデータに含まれ
る日程種類とに、不一致が発生しないように、管理する
ことができる。
データ進捗更新部1043、日程データ生成部104
4、製品データ検索部1045、製品データ更新部10
46、および製品データ生成部1047による処理は、
日程・製品データ管理部105を介して行われる。
格納する。製品データは、開発作業の対象となる製品を
構成する部品の、階層構造および組み立て関係について
の情報である製品構成情報を格納する。また、製品デー
タは、開発作業の対象となる製品および部品の種類、品
名、番号、関連工程番号、当該製品および部品について
のドキュメント番号等についての情報である、製品属性
情報をも格納する。ユーザは、製品データベース106
に格納された製品データの内容を、日程・製品データ管
理部105を介して参照することができる。
計が終了しないと、確定しないことが多い。製品構成情
報によれば、例えば、図7に示すような製品の構成状況
を把握することができる。図7の例においては、設計後
製品データベース106に登録された製品データに基づ
く製品の構成状況を表わし、筐体と、二つのプリント基
板(PCB)とから構成されている製品の構成状況を表
している。図7の例においては、製品データの製品属性
情報により、製品、筐体、プリント基板に、それぞれ、
点線で囲って示されるような属性が付与されていること
をも示している。
成されると、日程・製品データ管理部105により、製
品マスタデータに基づいて生成される。製品データの製
品および部品の品名・番号等の項目に対する情報は、日
程・製品データ管理部105を介して、ユーザにより入
力される。関連工程番号は、日程データおよび日程マス
タデータに基づき、日程・製品データ管理部105によ
り書き込まれる。ドキュメント番号等の項目に対する情
報は、イベントの発生時に、製品データ更新部1041
により、日程・製品データ管理部105を介して書き込
まれる。
(a)の例においては、制御装置についての製品データ
(装置属性データ)が示されている。図8(a)の例に
おいては、装置属性データ4000の項目として、製品
の種類、関連工程番号、製品の品名、製品の番号、論理
回路図番号、実装仕様書番号、装置組立図番号、および
構成PCB枚数を有する。すなわち、製品データ400
0は、製品種類欄4001、関連工程番号欄4002、
製品品名欄4003、製品番号欄4004、論理回路図
番号欄4005、実装仕様書番号欄4006、装置組立
図番号欄4007、および構成PCB枚数欄4008を
有する。
する。関連工程番号欄4002は、当該製品を開発する
ための開発作業の工程番号を格納する。製品品名欄40
03は、当該製品の品名を格納する。製品番号欄400
4は、当該製品の番号を格納する。論理回路図番号欄4
005は、当該製品の論理回路図の番号を格納する。実
装仕様書番号欄4006は、当該製品の実装仕様書の番
号を格納する。装置組立図番号欄4007は、当該製品
の装置組立図の番号を格納する。構成PCB枚数欄40
08は、当該製品を構成するプリント基板の枚数を格納
する。
成された時点において、日程・製品データ管理部105
によりデータが格納される。この時点における装置属性
データの様子を、400に示す。400においては、製
品種類欄4001に「制御装置」が格納されている。次
に、関連工程番号欄4002に、日程データおよび日程
マスタデータに基づいて、日程・製品データ管理部10
5によりデータが格納される。製品品名欄4003、製
品番号欄4004には、ユーザによって、日程・製品デ
ータ管理部105を介して、データが入力される。この
時点における装置属性データの様子を、401に示す。
401においては、関連工程番号欄4002に「A0
1」、「A02」が格納され、製品品名欄4003に
「制御装置α」が格納され、製品番号欄4004に「S
YS001」が格納されている。論理回路図番号欄40
05には、業務支援データベース101に、論理回路図
が登録された時点で、イベント処理部104により、日
程・製品データ管理部105を介して、論理回路図の番
号が格納される。この時点における製品データ(装置属
性データ)の様子を、402に示す。402において
は、論理回路図番号欄4005に、「LR98001」
が格納されている。実装仕様書番号欄4006には、業
務支援データベース101に、実装仕様書が登録された
時点で、イベント処理部104により、日程・製品デー
タ管理部105を介して、実装仕様書の番号が格納され
る。この時点における装置属性データの様子を、403
に示す。403においては、実装仕様書番号欄4006
に、「RR98001」が格納されている。装置組立図
番号欄4007および構成PCB枚数欄4008には、
業務支援データベース101に、装置組立図が登録され
た時点で、イベント処理部104により、日程・製品デ
ータ管理部105を介して、装置組立図の番号およびプ
リント基板の枚数が格納される。この時点における装置
属性データの様子を、404に示す。404において
は、装置組立図番号欄4007に「67591904
6」が格納され、構成PCB枚数欄4008に「2」が
格納されている。
についての製品データ(PCB属性データ)が示されて
いる。図8(b)の例においては、PCB属性データ4
100の項目として、部品の種類、関連工程番号、部品
の品名、部品の番号、仕様書の番号、図面の番号、製造
作業の番号を有する。すなわち、PCB属性データ41
00は、部品種類欄4101、関連工程番号欄410
2、部品品名欄4103、部品番号欄4104、PCB
仕様書番号欄4105、図面番号欄4106、製造作業
番号欄4107を有する。
する。関連工程番号欄4102は、当該部品を開発する
ための開発作業の工程番号を格納する。部品品名欄41
03は、当該部品の品名を格納する。部品番号欄410
4は、当該部品の番号を格納する。PCB仕様書番号欄
4105は、当該部品の仕様書の番号を格納する。図面
番号欄4106は、当該部品の図面の番号を格納する。
製造作業番号欄4107は、当該部品を製造する作業の
番号を格納する。
成された時点において、日程・製品データ管理部105
によりデータが格納される。この時点におけるPCB属
性データの様子を、410に示す。410においては、
部品種類欄4101に「PCB」が格納されている。次
に、関連工程番号欄4102には、日程データおよび日
程マスタデータに基づいて、日程・製品データ管理部1
05によりデータが格納される。部品品名欄4103、
部品番号欄4104には、ユーザによって、日程・製品
データ管理部105を介して、データが入力される。P
CB仕様書番号欄4105には、業務支援データベース
101に、PCB仕様書が登録された時点で、製品デー
タ更新部1046により、日程・製品データ管理部10
5を介して、PCB仕様書の番号が格納される。この時
点におけるPCB属性データの様子を、411に示す。
411においては、関連工程番号欄4102に「B1
1」が格納され、部品品名欄4103に「電源制御PC
B」が格納され、部品番号欄4104に「PO123」
が格納され、PCB仕様書番号欄4105に「9820
0」が格納されている。
8200」と異なる番号のPCB仕様書「98205」
が登録された時点で、部品種類欄4101、関連工程番
号欄4102、部品品名欄4103、部品番号欄410
4、PCB仕様書番号欄4105、図面番号欄410
6、および製造作業番号欄4107の各欄が、製品デー
タ生成部1047により、もう一行生成されて、二行に
なる。そして、二行目の部品種類欄4101に「PC
B」が格納され、二行目の関連工程番号欄4102に
「B21」が格納される。二行目の部品品名欄4103
には、ユーザによって、日程・製品データ管理部105
を介して、「信号制御PCB」が入力される。二行目の
部品番号欄4104に、イベント情報に基づいて、製品
データ更新部1046により、日程・製品データ管理部
105を介して、「CC456」が格納され、二行目の
PCB仕様書番号欄4105に、イベント情報に基づい
て、製品データ更新部1046により、日程・製品デー
タ管理部105を介して、「98205」が格納され
る。
ベース101に、プリント基板の図面が登録された時点
で、製品データ更新部1046により、日程・製品デー
タ管理部105を介して、この図面の番号が格納され
る。たとえば、図面の番号と、部品番号とが、組になっ
てイベント情報に組み込まれているようにすれば、一行
目の図面番号欄4106のデータか、二行目の図面番号
欄4106のデータかが分かり、該当する欄にデータが
格納される。製造作業番号欄4107には、プリント基
板の製造作業番号が決定されて、プリント基板の製造作
業の手配が、業務支援データベース101の作業指示デ
ータベースに登録された時点で、製品データ更新部10
46により、日程・製品データ管理部105を介して、
この製造作業の番号が格納される。たとえば、製造作業
番号と、部品番号とが、組になってイベント情報に組み
込まれているようにすれば、一行目の製造作業番号欄4
107のデータか、二行目の製造作業番号欄4107の
データかが分かり、該当する欄にデータが格納される。
時点におけるPCB属性データの様子を、412に示
す。412においては、一行目の図面番号欄4106に
「675919047」、一行目の製造作業番号欄41
07に「H10301」が格納されている。また、41
2においては、二行目の図面番号欄4106に「675
919048」、二行目の製造作業番号欄4107に
「H10401」が格納されている。
ータを格納する。日程データは、日程構成データと日程
属性データとからなる。日程データベース107は、リ
レーショナルデータベースやOSのファイルシステム等
を利用して構成することができる。ユーザは、日程デー
タベース107に格納された日程データの内容を、日程
編集部108を介して、参照したり修正したりすること
ができる。
の構成を示すデータである。図9に、バーチャートで表
した日程構成データの一例を示す。図9において、図中
の四角は開発の作業工程を示し、横方向は時間を表し、
工程の横の長さはその工程の作業期間を表している。各
工程の中の上の文字列は工程名称を表し、下の文字列は
工程の番号を表す。図の上半分の大日程は開発の大まか
な日程を表し、図の下の小日程は詳細な作業日程を表し
ており、大日程と小日程間の階層関係も保持している。
例えば、大日程の基本設計は論理回路設計と実装仕様検
討の二つの小日程から構成されおり、また、大日程の詳
細設計は筐体仕様検討、筐体設計、PCB仕様検討、P
CB設計という小日程から構成されている。さらに、各
工程間の矢印は、工程間の前後関係や、工程間の日数を
表すコンストレイントを示している。
作業の日程について、日程の名称、日程の通し番号、日
程の種類、予定されている開始日と終了日、実績の開始
日と終了日、進捗度、作業者の識別子等を格納するデー
タである。日程構成データが生成された場合に、この生
成された日程構成データの日程種類に対応する日程属性
データのレコードが、日程・製品データ管理部105に
より生成される。
図10においては、日程属性データ900は、複数の欄
からなる日程名称欄901と、日程名称欄901の各欄
にそれぞれ対応する日程通し番号欄902と、日程通し
番号欄902の各欄にそれぞれ対応する日程種類欄90
3と、日程種類欄903の各欄にそれぞれ対応する予定
開始日欄904と、予定開始日欄904の各欄にそれぞ
れ対応する予定終了日欄905と、予定終了日欄905
の各欄にそれぞれ対応する実績開始日欄906と、実績
開始日欄906の各欄にそれぞれ対応する実績終了日欄
907と、実績終了日欄907の各欄にそれぞれ対応す
る進捗度欄908と、進捗度欄908の各欄にそれぞれ
対応する作業者欄909とを有する。日程名称欄901
の各欄は、開発作業の工程の名称を格納する。日程の名
称は、日程の種類と同じであることが多い。日程通し番
号欄902の各欄は、対応する日程名称欄901の欄に
格納された名称の工程の、通し番号を格納する。日程種
類欄903は、対応する日程通し番号欄902の欄に格
納された通し番号の工程の、種類を格納する。予定開始
日欄904は、対応する日程種類欄903の欄に格納さ
れた種類の工程の、作業開始の予定日を格納する。予定
終了日欄905は、対応する日程種類欄903の欄に格
納された種類の工程の、作業終了の予定日を格納する。
実績開始日欄906は、対応する日程種類欄903の欄
に格納された種類の工程の、実際に作業が開始された日
を格納する。実績終了日欄907は、対応する日程種類
欄903の欄に格納された種類の工程の、実際に作業が
終了した日を格納する。進捗度欄908は、対応する日
程種類欄903の欄に格納された種類の工程の、進捗度
を格納する。作業者欄909は、対応する日程種類欄9
03の欄に格納された種類の工程の、作業を行なう作業
者を識別するための識別子を格納する。
03には、日程属性データが生成された時点において、
日程構成データに基づいて、日程・製品データ管理部1
05により、データが格納される。日程名称欄901、
予定開始日欄904、予定終了日欄905、および作業
者欄909には、ユーザにより、日程編集部108を介
して、データが入力される。実績開始日欄906、実績
終了日欄907、進捗度欄908には、イベントの発生
時に、イベント情報に基づいて、日程データ進捗更新部
1043により、日程・製品データ管理部105を介し
て、データが格納される。実績開始日欄906に格納す
べきデータが、イベント情報に無い場合には、この日程
の一つ前の日程の実績終了日とコンストレイントデータ
とに基づいて、データを生成することもできる。
理回路設計」と「実装仕様検討」という日程種類の日程
構成データが生成された時点で、「論理回路設計」と
「実装仕様検討」という日程種類の日程属性データのレ
コードが生成された場合に様子を示している。日程種類
欄903に、日程・製品データ管理部105により、デ
ータが格納されている。
理回路設計」と「実装仕様検討」という日程種類の日程
属性データの、日程通し番号欄902に、日程・製品デ
ータ管理部105により、データが格納され、日程名称
欄901、予定開始日欄904、予定終了日欄905、
および作業者欄909には、ユーザによりデータが入力
された場合の様子を示している。920においては、日
程通し番号がA01で、日程名称および日程種類が「論
理回路設計」である開発作業は、予定開始日が1998
年1月4日で、予定終了日が1998年1月30日であ
り、作業者の識別子はAであることが示されている。さ
らに、日程通し番号がA02で、日程名称および日程種
類が「実装仕様検討」である開発作業は、予定開始日が
1998年1月30日で、予定終了日が1998年2月
15日であり、作業者の識別子はBであることが示され
ている。
理回路図登録」というイベントが発生し、イベント情報
およびイベント−日程対応表に基づいて、日程種類が
「論理回路設計」である開発作業の日程属性データの、
実績開始日欄906、実績終了日欄907、進捗度欄9
08に、データが格納された場合の様子を示している。
920においては、日程通し番号がA01で、日程名称
および日程種類が「論理回路設計」である開発作業は、
実績開始日が1998年1月5日で、実績終了日が19
98年2月2日で、「論理回路図登録」というイベント
発生時における進捗度は100%であることが示されて
いる。日程通し番号がA02で、日程名称および日程種
類が「実装仕様検討」である開発作業についての日程属
性データは、920においてと変わりはない。
装仕様書登録」というイベントが発生し、イベント情報
およびイベント−日程対応表に基づいて、日程種類が
「実装仕様検討」である開発作業の日程属性データの、
実績開始日欄906、実績終了日欄907、進捗度欄9
08に、データが格納された場合の様子を示している。
940においては、日程通し番号がA02で、日程名称
および日程種類が「実装仕様検討」である開発作業は、
実績開始日が1998年2月3日で、実績終了日が19
98年2月20日で、「実装仕様書登録」というイベン
ト発生時における進捗度は100%であることが示され
ている。日程通し番号がA01で、日程名称および日程
種類が「論理回路設計」である開発作業についての日程
属性データは、930においてと変わりはない。
成データの作成を支援し、作成された日程構成データ
を、日程データベース107に格納する。ユーザは、日
程・製品データ管理部105により管理されている、前
記日程マスタデータの内容を組み合わせて、日程構成デ
ータを作成する。日程編集部108は、一般に市販され
ている日程管理ソフトウェアやプロジェクト管理ソフト
ウェアで実現することができ、日程管理に必要な作業日
程の編集と登録の機能を有する。例えば、作業日程の編
集機能としては、バーチャートやPERT図の編集機能を持
ち、これらで作成された日程構成データに対して、遅れ
が出そうな個所であるクリティカルパスの検索や、負荷
の山積み・山崩しといった日程データに対する計算機能
をも、持たせることができる。
タの日程名称、予定開始日、予定終了日、作業者につい
てのデータを、ユーザが入力する際の支援を行なう。
システム100の、ハードウエア構成図を示す。図11
に示すハードウエア構成図には、一台のコンピュータ1
000と、一台または複数台のコンピュータ3000
と、コンピュータ1000とコンピュータ3000とを
結ぶネットワーク2000とが示されている。
と、バス1001に接続された本体1002と、バス1
001に接続された外部記憶装置1003と、バス10
01に接続された入力装置1004と、バス1001に
接続された出力装置1005と、バス1001に接続さ
れた通信制御装置1006とを有する。本体1002に
は、主記憶装置10021と、CPU(Central
ProcessingUnit)10022とが含ま
れている。
と、バス3001に接続された本体3002と、バス3
001に接続された外部記憶装置3003と、バス30
01に接続された入力装置3004と、バス3001に
接続された出力装置3005と、バス3001に接続さ
れた通信制御装置3006とを有する。本体3002に
は、主記憶装置30021と、CPU(Central
ProcessingUnit)30022とが含ま
れている。
置10021は、各種プログラム、およびこれらのプロ
グラムを実行するうえで必要となるデータを格納する。
CPU10022は、主記憶装置10021に格納され
たプログラムを、主記憶装置10021に格納されたデ
ータを用いて実行する。外部記憶装置1003は、主記
憶装置10021よりも容量が大きい記憶装置とするこ
とができる。主記憶装置10021に格納するプログラ
ムおよびデータを、外部記憶装置1003に保管してお
き、必要に応じて、CPU10022により、主記憶装
置10021に読み込むことができる。外部記憶装置1
003としては、ハードディスク装置の他に、可搬型記
録媒体であるフロッピーディスク、CD−ROM(Co
mpact Disc Read Only Memo
ry)等を使用することができる。
1004は、入力制御部と、この入力制御部に接続され
たマウスやキーボード等の入力部とから構成される(図
示せず)。入力装置1004は、マウスやキーボード等
の入力部からユーザにより入力された情報を入力する。
出力装置1005は、出力制御部と、この出力制御部に
接続されたディスプレイやプリンタ等の出力部とから構
成される(図示せず)。出力装置1005は、ディスプ
レイやプリンタ等の出力部に、CPU10022により
外部記憶装置1003から主記憶装置10021に読み
込まれたデータ等を、出力することができる。通信制御
装置1006は、ネットワーク2000との接続や、ネ
ットワーク2000に接続しているコンピュータ300
0との通信を制御する。
置30021は、各種プログラム、およびこれらのプロ
グラムを実行するうえで必要となるデータを格納する。
CPU30022は、主記憶装置30021に格納され
たプログラムを、主記憶装置30021に格納されたデ
ータを用いて実行する。外部記憶装置3003は、主記
憶装置30021よりも容量が大きい記憶装置とするこ
とができる。主記憶装置30021に格納するプログラ
ムおよびデータを、外部記憶装置3003に保管してお
き、必要に応じて、CPU30022により、主記憶装
置30021に読み込むことができる。外部記憶装置3
003としては、ハードディスク装置の他に、可搬型記
録媒体であるフロッピーディスク、CD−ROM(Co
mpact Disc Read Only Memo
ry)等を使用することができる。
3004は、入力制御部と、この入力制御部に接続され
たマウスやキーボード等の入力部とから構成される(図
示せず)。入力装置3004は、マウスやキーボード等
の入力部からユーザにより入力された情報を入力する。
出力装置3005は、出力制御部と、この出力制御部に
接続されたディスプレイやプリンタ等の出力部とから構
成される(図示せず)。出力装置3005は、ディスプ
レイやプリンタ等の出力部に、CPU30022により
外部記憶装置3003から主記憶装置30021に読み
込まれたデータ等を、出力することができる。通信制御
装置3006は、ネットワーク2000との接続や、ネ
ットワーク2000に接続しているコンピュータ100
0との通信を制御する。
ースは、図11に示した構成要素により、以下のように
実現される。
ているドキュメント等を保管しておく場合には、外部記
憶装置3003によってその機能が実現される。業務支
援データベース101は、複数のコンピュータ3000
の外部記憶装置3003に分散して保管されていてもよ
い。例えば、図面データベース、資料データベース、ワ
ークフローデータベース等が、各々別のコンピュータ3
000の外部記憶装置3003に、それぞれ格納されて
いてもよい。業務支援データベース101は、格納され
ているドキュメント等がユーザにより参照されたり更新
されたりする場合や、新たなドキュメント等がユーザに
より登録される場合には、当該ドキュメント等が格納さ
れている、または登録されるべき、外部記憶装置300
3を有するコンピュータ3000の主記憶装置3002
1によってその機能が実現される。
トの発生を監視して、イベントが発生した場合にはイベ
ント情報をイベント情報受信部103に通知する動作を
記述したプログラムを、外部記憶装置3003に格納
し、このプログラムを外部記憶装置3003から主記憶
装置30021に読み込んで、CPU30022により
実行することにより実現される。イベントが発生した場
合には、通信制御装置3006、ネットワーク200
0、および通信制御装置1006を介して、コンピュー
タ1000上で実現されているイベント情報受信部10
3に、イベント情報を通知する。
生通知部1022により通知されたイベント情報を受信
し、イベント処理部104に起動をかける動作を記述し
たプログラムを、外部記憶装置1003に格納し、この
プログラムを外部記憶装置1003から主記憶装置10
021に読み込んで、CPU10022により実行する
ことにより実現される。イベント情報受信部103が有
するイベントデータベース1031は、イベント情報受
信部103の処理が実行される際には、主記憶装置10
021によって、その機能が実現される。
御部1041、日程データ検索部1042、日程データ
進捗更新部1043、日程データ生成部1044、製品
データ検索部1045、製品データ更新部1046、お
よび製品データ生成部1047は、これらの動作を記述
したプログラムを、外部記憶装置1003に格納し、こ
のプログラムを外部記憶装置1003から主記憶装置1
0021に読み込んで、CPU10022により実行す
ることにより実現される。
作を記述したプログラム、およびデータ(日程マスタデ
ータ、製品マスタデータ、およびイベント−日程対応
表)を、外部記憶装置1003に格納し、これらのプロ
グラムおよびデータを外部記憶装置1003から主記憶
装置10021に読み込んで、CPU10022により
実行することにより実現される。データ(日程マスタデ
ータ、製品マスタデータ、およびイベント−日程対応
表)の内容に修正が必要な場合には、これらのデータの
内容を出力装置1005に表示させつつ、ユーザからの
修正指示を、入力装置1004から入力されて、該修正
指示に基づいて修正することができる。また、製品デー
タベース106に格納された製品データの内容を出力装
置1005に表示させつつ、ユーザからの指示を、入力
装置1004から入力されて、該指示に基づいて、製品
データに情報を付加することもできる。
保管しておく場合には、外部記憶装置1003によっ
て、その機能が実現される。製品データの検索、更新お
よび生成等が行われる場合には、製品データベース10
6は、主記憶装置10021によって、その機能が実現
される。
保管しておく場合には、外部記憶装置1003によっ
て、その機能が実現される。日程データの検索、更新お
よび生成等が行われる場合には、日程データベース10
7は、主記憶装置10021によって、その機能が実現
される。
ータの作成を支援し、作成された日程データを、日程デ
ータベース107に格納する動作を記述したプログラム
を、外部記憶装置1003に格納し、このプログラムを
外部記憶装置1003から主記憶装置10021に読み
込んで、CPU10022により実行することにより実
現される。日程データの作成を支援する際には、日程デ
ータベース107に格納された日程データの内容を出力
装置1005に表示させつつ、ユーザからの指示を、入
力装置1004から入力されて、該指示に基づいて、日
程データの作成を行なう。
テムを使用して、製品開発工程の管理を行なう場合のユ
ーザの手順、および本発明による製品開発工程管理シス
テムの動作について説明する。
て、ユーザは、製品開発作業の体系化を行い、体系化さ
れた作業に対応する日程種類を抽出しておき、この日程
種類についての日程マスタデータを作成して、日程・製
品データ管理部105に登録する。ユーザは、それと同
時に、各日程種類の開発作業の対象となる製品及びその
製品を構成する部品の属性を、製品マスタデータとして
日程・製品データ管理部105に登録する。また、ユー
ザは、各日程種類の開発作業により業務支援データベー
ス101に登録される仕様書等のドキュメント、図面、
手配ワークフローデータなどによるイベントを抽出し、
日程種類とイベント種類の対応をイベント−日程対応表
として日程・製品データ管理部105に登録する。ここ
で、関連するイベントで得られるデータは、製品マスタ
データの属性として製品データベース106に登録され
るので、ユーザは、製品マスタデータの属性も必要に応
じて修正する。
の作業対象となる製品種類「制御装置」との対応関係
が、図4(a)に示すように、日程マスタデータに登録
される。さらに、この日程種類の作業により図面データ
ベースに論理回路図が登録される場合、この「論理回路
図登録」イベントと日程「論理回路設計」との対応関係
が、図6に示すように、イベント−日程対応表に登録さ
れる。さらに、このイベント「論理回路図登録」で、図
面データベースに、図面の属性として品名、製品番号、
論理回路図番号が登録されるので、「論理回路設計」の
対象となる製品「制御装置」の属性「品名」「製品番
号」「論理回路図番」が、図5に示すように、製品マス
タデータの属性として登録される。
を開発する場合を例に、本発明による工程管理の流れを
説明する。開発対象となる製品は、複数のプリント基板
から構成される制御装置である。
日程編集部108により、日程構成データを作成する。
このとき、ユーザは、日程・製品データ管理部105が
管理している図4に示した日程マスタデータを組合わ
せ、日程編集部108で日程構成データを作成する。
とするデータが日程マスタデータにない場合は、ユーザ
は、日程・製品データ管理部105を介して、必要なデ
ータを日程マスタデータに登録して、日程編集部108
での日程構成データ作成作業に使用してもよい。さら
に、それに伴い、その日程種類の開発作業が作業対象と
する製品または部品のデータが製品マスタデータにない
場合にも、同様に、ユーザは、日程・製品データ管理部
105を介して、必要なデータを、製品マスタデータに
登録することができる。さらに、その日程種類の開発作
業に伴い、業務支援データベース101でドキュメント
の登録等のイベントが発生する場合、発生するイベント
の種類とそれに対応する日程種類との対応関係を、ユー
ザは、日程・製品データ管理部105を介してイベント
−日程対応表に登録することができる。
がまだ不明なので、図12に示したように、開発全体に
わたる大日程レベルの日程構成データと、開発初期の基
本設計段階の小日程の日程構成データとが作成される。
日程構成データが作成されることで、日程・製品データ
管理部105は、作成された日程構成データの日程種類
についての、日程属性データのレコードを生成する。こ
の状態が図10の910である。この後、この日程属性
データに、日程通し番号が、日程・製品データ管理部1
05により書き込まれる。これに、ユーザが、日程名
称、予定開始日、予定終了日、および作業者の識別子を
登録し、図10の920の状態になる。
作成された日程構成データの日程種類から、必要な製品
データのレコードを製品マスタデータに基づき製品デー
タベース106に登録し、この製品データに、日程種類
の開発作業の対象となる製品の種類を登録して、その状
態が図8(a)の400である。この後、この製品デー
タに、日程種類の開発作業の工程番号が、日程・製品デ
ータ管理部105により書き込まれる。これに、ユーザ
が、日程種類の開発作業の対象となる製品の品名、製品
番号を登録し、図8(a)の401の状態になる。
類の開発作業と、その作業に関連する日程属性データ、
製品データの間のつながりが作られる。この場合は、論
理回路設計A01と実装仕様検討A02という開発作業
と、日程属性データ、制御装置の製品データとが関連付
けられる。
発作業が開始され、まず基本設計の論理回路設計作業が
行われる。作業の結果、論理回路図が完成すると、業務
支援データベース101の図面データベースに、ユーザ
により、論理回路図が新規に登録される。この時、イベ
ント情報取り出し部102は、業務支援データベース1
01でのイベントの発生を検出し、イベント情報受信部
103へ、イベント情報を通知する。
録されたので、図面データベースで発生した論理回路図
登録というイベントのイベント情報として、論理回路図
の対象としている製品の品名、製品番号、論理回路図番
を、図面データベースから取り出し、これらの情報を、
イベント情報受信部103へ通知する。
を受信すると、イベント情報受信部103によって、イ
ベント処理部104へイベント情報が通知されるととも
に、イベント処理部104が起動される。イベント処理
部104は、発生したイベントに対して、以下の一連の
イベント処理を行なう。このイベント処理の流れを図1
3に示す。
理制御部1041が、イベント情報取り込み処理501
を行なう。イベント情報取り込み処理501において
は、イベント処理制御部1041は、通知されたイベン
ト情報を取り込む。次に、日程データ検索部1042
が、日程データ検索処理502を行なう。日程データ検
索処理502においては、イベント−日程対応表に基づ
き、発生したイベントに関連する日程種類を取得する。
そして、取得された日程種類についての日程データが存
在するか否か日程データベース107を検索する。イベ
ント−日程対応表の例については、既に、図6を示して
説明した。前述のように、イベント−日程対応表には、
イベントが発生する業務支援データベースの名称と、イ
ベント種類の名称と、そのイベントに対応する日程種類
名称と、イベントによる日程の進捗への影響量である進
捗度との関係が示されている。この例においては、業務
支援データベースの図面データベースに論理回路図が登
録され、イベント種類が論理回路図登録というイベント
である。図6のようなイベント−日程対応表によると、
現在発生している論理回路図登録というイベントに対応
する日程の日程種類が論理回路設計とわかり、この日程
種類に対する日程データを日程データ検索処理502で
検索する。前述のように、この時点における日程構成デ
ータは、図12に示す状態であり、この時点における日
程属性データは、図10の920に示す状態である。こ
れにより、日程種類が論理回路設計である日程に対する
日程データ(日程構成データおよび日程属性データ)が
あることが分かる。さらに、日程種類が論理回路設計で
ある日程の通し番号は、A01であることが分かる。
データ検索処理502による検索によって、日程種類が
論理回路設計である日程に対する日程データ(日程構成
データおよび日程属性データ)が、見つかったか否かを
判定する(分岐処理503)。この場合においては、日
程種類が論理回路設計である日程に対する日程データが
見つかったと判定されるので、製品データ検索処理50
4へ進む。
タ検索部1045が、製品データベース106に格納さ
れた製品データの関連工程番号をA01で検索して、A
01の工程に関連する製品データを探し、さらにイベン
ト情報として取り込まれた製品品名、製品番号、論理回
路図番号で検索する。この検索の結果、図8(a)の4
01に示した製品データが検索されてくる。
データ検索処理504による検索によって、製品データ
が見つかったか否かを判定する(分岐処理505)。こ
の場合においては、製品データが見つかったと判定され
るので、製品データが一致した方向に処理を進め、分岐
処理506へと進む。分岐処理505において、製品デ
ータが見つからなかったと判定された場合には、日程デ
ータ進捗更新処理512へ進む。
042が、日程データ検索処理502で絞り込まれ、さ
らに製品データ検索処理504で絞り込まれた結果(工
程番号)が、一つであるか否かを判定する。これによ
り、一つの日程属性データのレコードが検索されている
か否かを確認する。この場合においては、日程属性デー
タのレコードが一つだけ見つかっているので、製品デー
タ更新処理508に進む。複数の日程属性データのレコ
ードが見つかっている場合には、日程データ選択処理5
07へ進み、日程データ検索部1042が、見つかった
複数の日程属性データのレコードからイベントと対応す
るものをユーザに選択させ、この選択を受け付けて、製
品データ更新処理508へ進む。分岐処理506および
日程データ選択処理507は、製品データやイベント情
報に間違いや漏れがある場合に対する、救済措置であ
る。
いて、製品データ更新部1046は、図8(a)の40
1に示した製品データのレコードには、製品品名、製品
番号のデータは入っているが、論理回路図番号以降のデ
ータは未設定なので、この製品データのレコードの論理
回路図番号の欄に、イベント情報に基づいて論理回路図
番号を設定して、402に示した状態にすることによ
り、製品データベース106を更新する。
いては、日程データ進捗更新部1043は、イベント情
報に基づき、検索された日程属性データのレコードの進
捗度、実績開始日、および実績終了日を更新する。この
場合においては、日程通し番号がA01である日程属性
データのレコードの進捗度を100%に設定する。ま
た、実績開始日に98年1月5日、実績終了日に98年
2月2日を格納する。この様子を、図10の930に示
す。
了する。次に、分岐処理510において、イベント処理
制御部1041は、さらに未処理のイベントがあるか否
かを判定する。さらに未処理のイベントがあると判定さ
れた場合には、分岐処理510からイベント情報取り込
み処理501へ戻り、次のイベントに対するイベント処
理を行う。
タの進捗が更新され、製品データの内容も更新される。
討作業が実施され、製品を構成するプリント基板の枚
数、筐体の概略形状が決定され、それらをまとめた実装
仕様書が作成されて、業務支援データベース101に登
録される。実装仕様書登録イベントの発生である。これ
により、イベント情報取り出し部102は、イベント情
報をイベント情報受信部103に通知する。このイベン
ト情報の内容は、イベントが登録されたデータベース名
称、イベントの種類として実装仕様書登録、実装仕様検
討のもとになった論理回路図の論理回路図番号、実装仕
様書番号である。このイベント情報に基づき、前述した
論理回路図登録のイベントと同様に、図13に示した処
理が行われる。
装仕様書登録イベントに関連する日程種類は、実装仕様
検討であることが分かる。日程構成データから、日程種
類が実装仕様検討である日程の日程通し番号は、A02
であることが分かる。また、日程種類が実装仕様検討で
ある日程の日程属性データのレコードは、図10の93
0のうちの下段に示す状態であることが分かる。そこ
で、イベント情報に基づいて、日程種類が実装仕様検討
である日程の日程属性データの進捗度欄に、100%を
設定する。また、イベント情報に基づいて、例えば、実
績開始日に98年2月3日、実績終了日に98年2月2
0日を格納する。この場合の日程属性データの様子を、
図10の940に示す。
のイベントにより更新された製品データのレコードは、
図8(a)の402の状態なので、論理回路図番号がわ
かる状態にある。そこで、実装仕様書登録イベントのイ
ベント情報のうちの、実装仕様検討のもとになった論理
回路図の論理回路図番号と、関連工程番号A02によっ
て、更新すべき製品データのレコードを、検索すること
ができる。そして、イベント情報に基づいて、検索され
た製品データのレコードに、実装仕様書番号を設定す
る。この場合の製品データの様子を、図8(a)の40
3に示す。
程構成データにはないPCB仕様検討の作業が行われ
る。その結果、ユーザにより、業務支援データベース1
01の資料データベースにPCB仕様書が登録され、P
CB仕様書登録イベントが発生する。このPCB仕様書
登録イベントのイベント情報の内容は、イベントが登録
されたデータベース名称(資料データベース)、イベン
ト種類としてPCB仕様書検討、製品情報として部品品
名・部品番号、付随情報としてPCB仕様書番号とな
る。
を行うが、この場合は対応する日程データがないので、
分岐処理503で日程データが「無」へ処理が進み、日
程データ生成部1044による日程データ生成処理51
1が行われる。図6のイベント−日程対応表で、「PC
B仕様書登録」イベントに対応する日程種類は「PCB
仕様検討」なので、日程種類が「PCB仕様検討」であ
る日程構成データを生成する。これにより、日程構成デ
ータは図14に示す状態になる。すなわち、大日程が詳
細設計の小日程に、「PCB仕様検討」が追加される。
日程構成データが作成されることで、日程・製品データ
管理部105は、作成された日程構成データの日程種類
「PCB仕様検討」についての、日程属性データのレコ
ードを生成する。この状態が図15の1510である。
この後、この日程属性データに、日程通し番号「B1
1」が、日程・製品データ管理部105により書き込ま
れる。これに、ユーザが、例えば、日程名称「PCB仕
様検討」、予定開始日「1998年2月17日」、予定
終了日「1998年2月28日」、および作業者の識別
子「C」を登録し、図15の1520の状態になる。
いては、日程データ進捗更新部1043は、イベント情
報に基づき、日程データ生成処理511において生成さ
れた日程属性データのレコードの進捗度、実績開始日、
および実績終了日を更新する。この場合においては、日
程種類が「PCB仕様検討」である日程属性データのレ
コードの進捗度を100%に設定する。また、例えば、
実績開始日「1998年2月22日」、実績終了日「1
998年3月15日」を格納する。この様子を、図15
の1530に示す。
て、製品データ生成部1047は、日程データ生成処理
511において作成された日程構成データの日程種類か
ら、必要な製品データのレコードを製品マスタデータに
基づき製品データベース106に登録し、日程種類の開
発作業の対象となる部品の種類を登録する。その状態が
図8(b)の410である。この後、この製品データ
に、日程種類の開発作業の工程番号が、製品データ生成
部1047により書き込まれる。これに、ユーザが、日
程種類の開発作業の対象となる部品の品名、部品番号を
登録する。さらに、製品データ更新処理514におい
て、製品データ更新部1046は、処理508と同様
に、イベント情報に基づき、製品データ生成処理513
において生成されたPCBの製品データを更新し、図8
(b)の411の状態になる。
いても、業務支援データベースに登録されたデータから
発生するイベントにより、日程データおよび製品データ
を自動的に生成して更新することができる。
要な工程を日程データに追加しながら、進捗の取込みが
行われ、常に実体の開発作業と整合のとれた日程を把握
することが可能となる。また、開発作業の対象となる製
品や部品の属性の関連を、保持することができる。
ステムのデータを外部から参照するだけなので、一般的
な製品開発環境において構築し利用されている業務支援
システムを改造することなく、開発対象となる製品や、
その製品を構成する部品についての、属性データ間の関
連を保持する技術を、提供することができる。
ータを外部から参照するだけなので、一般的な製品開発
環境において構築し利用されている業務支援システムを
改造することなく、開発作業の各工程の進捗を取り込む
技術を、提供することができる。
者に新たな作業を強いずとも、製品開発作業で従来から
利用していた既存業務支援システムに作業結果のデータ
等を従来通り登録するだけで、進捗が把握可能になり、
工程管理が可能になる。
詳細工程が未定の場合でも、発生したイベントにより必
要な日程データを生成し、その日程に対して進捗が取り
込まれるので、新製品開発のように、開発当初に工程が
不確定な場合の工程管理においても、常に最新の日程デ
ータが提供でき、管理洩れ等による日程の遅延を未然に
防ぐことが可能となる。
図。
図。
ードウエア構成図。
Claims (22)
- 【請求項1】製品の開発工程における複数の開発作業の
進捗を管理する製品開発工程管理システムであって、 製品の開発工程における複数の開発作業の各々につい
て、当該開発作業の進捗を格納することができる日程デ
ータのレコードを記憶する日程データ記憶手段と、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
する作業成果記憶手段と、 前記作業成果記憶手段に、作業成果が新規に登録された
場合に、該登録の発生を検出し、該登録に関する情報
(この情報をイベント情報と称する)を抽出するイベン
ト情報取り出し手段と、 該イベント情報取り出し手段により抽出されたイベント
情報に基づいて、該当する開発作業の日程データのレコ
ードを検索する日程データ検索手段と、 検索された日程データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込む日程データ
更新手段と、 を有することを特徴とする製品開発工程管理システム。 - 【請求項2】複数の開発作業からなる開発工程により開
発される製品および該製品を構成する部品についての情
報を管理する、製品開発工程管理システムであって、 前記製品および部品について、前記複数の開発作業を行
なうことにより得られる作業成果についての情報を格納
することができる、製品データのレコードを記憶する製
品データ記憶手段と、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
する作業成果記憶手段と、 前記作業成果記憶手段に、作業成果が新規に登録された
場合に、該登録の発生を検出し、該登録に関する情報で
前記作業成果についての情報を含む情報(この情報をイ
ベント情報と称する)を抽出するイベント情報取り出し
手段と、 該イベント情報取り出し手段により抽出されたイベント
情報に基づいて、該当する製品データのレコードを検索
する製品データ検索手段と、 検索された製品データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込む製
品データ更新手段と、 を有することを特徴とする製品開発工程管理システム。 - 【請求項3】製品の開発工程における複数の開発作業の
進捗と、前記複数の開発作業により開発される製品およ
び該製品を構成する部品についての情報とを、管理する
製品開発工程管理システムであって、 製品の開発工程における複数の開発作業の各々につい
て、当該開発作業の進捗を格納することができる日程デ
ータのレコードを記憶する日程データ記憶手段と、 前記製品および部品について、前記複数の開発作業を行
なうことにより得られる作業成果についての情報を格納
することができる、製品データのレコードを記憶する製
品データ記憶手段と、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
する作業成果記憶手段と、 前記作業成果記憶手段に、作業成果が新規に登録された
場合に、該登録の発生を検出し、該登録に関する情報で
前記作業成果についての情報を含む情報(この情報をイ
ベント情報と称する)を抽出するイベント情報取り出し
手段と、 該イベント情報取り出し手段により抽出されたイベント
情報に基づいて、該当する開発作業の日程データのレコ
ードを検索する日程データ検索手段と、 検索された日程データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込む日程データ
更新手段と、 該イベント情報取り出し手段により抽出されたイベント
情報に基づいて、該当する製品データのレコードを検索
する製品データ検索手段と、 検索された製品データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込む製
品データ更新手段と、 を有することを特徴とする製品開発工程管理システム。 - 【請求項4】製品の開発工程における複数の開発作業の
進捗を管理する製品開発工程管理システムであって、 前記製品の開発工程に含まれる開発作業の名称を指示さ
れて、該指示を受け付ける日程編集手段と、 該日程編集手段により受け付けられた名称の開発作業の
各々について、当該開発作業の進捗を格納することがで
きる日程データのレコードを生成する手段と、 生成された日程データのレコードを記憶する日程データ
記憶手段と、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
する作業成果記憶手段と、 前記作業成果記憶手段に、作業成果が新規に登録された
場合に、該登録の発生を検出し、該登録に関する情報
(この情報をイベント情報と称する)を抽出するイベン
ト情報取り出し手段と、 該イベント情報取り出し手段により抽出されたイベント
情報に基づいて、該当する開発作業の日程データのレコ
ードを検索する日程データ検索手段と、 検索された日程データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込む日程データ
更新手段と、 を有することを特徴とする製品開発工程管理システム。 - 【請求項5】複数の開発作業からなる開発工程により開
発される製品および該製品を構成する部品についての情
報を管理する、製品開発工程管理システムであって、 前記製品の開発工程に含まれる開発作業の名称を指示さ
れて、該指示を受け付ける日程編集手段と、 該日程編集手段により受け付けられた名称の開発作業の
各々について、当該開発作業の対象となる製品および部
品について、前記複数の開発作業を行なうことにより得
られる作業成果についての情報を格納することができ
る、製品データのレコードを生成する手段と、 生成された前記製品データのレコードを記憶する製品デ
ータ記憶手段と、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
する作業成果記憶手段と、 前記作業成果記憶手段に、作業成果が新規に登録された
場合に、該登録の発生を検出し、該登録に関する情報で
前記作業成果についての情報を含む情報(この情報をイ
ベント情報と称する)を抽出するイベント情報取り出し
手段と、 該イベント情報取り出し手段により抽出されたイベント
情報に基づいて、該当する製品データのレコードを検索
する製品データ検索手段と、 検索された製品データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込む製
品データ更新手段と、 を有することを特徴とする製品開発工程管理システム。 - 【請求項6】請求項1、請求項3、または請求項4にお
いて、 前記日程データ検索手段により、該当する開発作業の日
程データのレコードが検索されなかった場合に、前記イ
ベント情報に基づいて、該当する開発作業の日程データ
のレコードを生成する日程データ生成手段を備え、 前記日程データ更新手段は、前記日程データ生成手段に
より生成された日程データのレコードに、前記イベント
情報に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込むことを
特徴とする製品開発工程管理システム。 - 【請求項7】請求項2、請求項3、または請求項5にお
いて、 前記製品データ検索手段により、該当する製品データの
レコードが検索されなかった場合に、前記イベント情報
に基づいて、該当する製品データのレコードを生成する
製品データ生成手段を備え、 前記製品データ更新手段は、前記製品データ生成手段に
より生成された製品データのレコードに、前記イベント
情報に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込
むことを特徴とする製品開発工程管理システム。 - 【請求項8】製品の開発工程における複数の開発作業の
進捗を管理する製品開発工程管理方法であって、 製品の開発工程における複数の開発作業の各々につい
て、当該開発作業の進捗を格納することができる日程デ
ータのレコードを記憶し、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
し、 前記作業成果が新規に登録された場合に、該登録の発生
を検出し、該登録に関する情報(この情報をイベント情
報と称する)を抽出し、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する開発作業
の日程データのレコードを検索し、 検索された日程データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込むことを特徴
とする製品開発工程管理方法。 - 【請求項9】複数の開発作業からなる開発工程により開
発される製品および該製品を構成する部品についての情
報を管理する、製品開発工程管理方法であって、 前記製品および部品について、前記複数の開発作業を行
なうことにより得られる作業成果についての情報を格納
することができる製品データのレコードを記憶し、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
し、 前記作業成果が新規に登録された場合に、該登録の発生
を検出し、該登録に関する情報で前記作業成果について
の情報を含む情報(この情報をイベント情報と称する)
を抽出し、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する製品デー
タのレコードを検索し、 検索された製品データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込むこ
とを特徴とする製品開発工程管理方法。 - 【請求項10】製品の開発工程における複数の開発作業
の進捗と、前記複数の開発作業により開発される製品お
よび該製品を構成する部品についての情報とを、管理す
る製品開発工程管理方法であって、 製品の開発工程における複数の開発作業の各々につい
て、当該開発作業の進捗を格納することができる日程デ
ータのレコードを記憶し、 前記製品および部品について、前記複数の開発作業を行
なうことにより得られる作業成果についての情報を格納
することができる製品データのレコードを記憶し、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
し、 前記作業成果が新規に登録された場合に、該登録の発生
を検出し、該登録に関する情報で前記作業成果について
の情報を含む情報(この情報をイベント情報と称する)
を抽出し、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する開発作業
の日程データのレコードを検索し、 検索された日程データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込み、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する製品デー
タのレコードを検索し、 検索された製品データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込むこ
とを特徴とする製品開発工程管理方法。 - 【請求項11】製品の開発工程における複数の開発作業
の進捗を管理する製品開発工程管理方法であって、 前記製品の開発工程に含まれる開発作業の名称を指示さ
れて、該指示を受け付け、 受け付けられた名称の開発作業の各々について、当該開
発作業の進捗を格納することができる日程データのレコ
ードを生成し、 生成された日程データのレコードを記憶し、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
し、 前記作業成果が新規に登録された場合に、該登録の発生
を検出し、該登録に関する情報(この情報をイベント情
報と称する)を抽出し、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する開発作業
の日程データのレコードを検索し、 検索された日程データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込むことを特徴
とする製品開発工程管理方法。 - 【請求項12】複数の開発作業からなる開発工程により
開発される製品および該製品を構成する部品についての
情報を管理する、製品開発工程管理方法であって、 前記製品の開発工程に含まれる開発作業の名称を指示さ
れて、該指示を受け付け、 受け付けられた名称の開発作業の各々について、当該開
発作業の対象となる製品および部品について、前記複数
の開発作業を行なうことにより得られる作業成果につい
ての情報を格納することができる、製品データのレコー
ドを生成し、 生成された前記製品データのレコードを記憶し、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
し、 前記作業成果が新規に登録された場合に、該登録の発生
を検出し、該登録に関する情報で前記作業成果について
の情報を含む情報(この情報をイベント情報と称する)
を抽出し、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する製品デー
タのレコードを検索し、 検索された製品データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込むこ
とを特徴とする製品開発工程管理方法。 - 【請求項13】請求項8、請求項10、または請求項1
1において、 該当する開発作業の日程データのレコードが検索されな
かった場合に、前記イベント情報に基づいて、該当する
開発作業の日程データのレコードを生成し、 生成された日程データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込むことを特徴
とする製品開発工程管理方法。 - 【請求項14】請求項9、請求項10、または請求項1
2において、 該当する製品データのレコードが検索されなかった場合
に、前記イベント情報に基づいて、該当する製品データ
のレコードを生成し、 生成された製品データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込むこ
とを特徴とする製品開発工程管理方法。 - 【請求項15】製品の開発工程における複数の開発作業
の進捗を管理する製品開発工程管理方法をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、 前記プログラムは、 製品の開発工程における複数の開発作業の各々につい
て、当該開発作業の進捗を格納することができる日程デ
ータのレコードを記憶する機能と、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
する機能と、 前記作業成果が新規に登録された場合に、該登録の発生
を検出し、該登録に関する情報(この情報をイベント情
報と称する)を抽出する機能と、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する開発作業
の日程データのレコードを検索する機能と、 検索された日程データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込む機能と、 を有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体。 - 【請求項16】複数の開発作業からなる開発工程により
開発される製品および該製品を構成する部品についての
情報を管理する、製品開発工程管理方法をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、 前記プログラムは、 前記製品および部品について、前記複数の開発作業を行
なうことにより得られる作業成果についての情報を格納
することができる製品データのレコードを記憶する機能
と、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
する機能と、 前記作業成果が新規に登録された場合に、該登録の発生
を検出し、該登録に関する情報で前記作業成果について
の情報を含む情報(この情報をイベント情報と称する)
を抽出する機能と、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する製品デー
タのレコードを検索する機能と、 検索された製品データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込む機
能と、 を有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体。 - 【請求項17】製品の開発工程における複数の開発作業
の進捗と、前記複数の開発作業により開発される製品お
よび該製品を構成する部品についての情報とを、管理す
る製品開発工程管理方法をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体であって、 前記プログラムは、 製品の開発工程における複数の開発作業の各々につい
て、当該開発作業の進捗を格納することができる日程デ
ータのレコードを記憶する機能と、 前記製品および部品について、前記複数の開発作業を行
なうことにより得られる作業成果についての情報を格納
することができる製品データのレコードを記憶する機能
と、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
する機能と、 前記作業成果が新規に登録された場合に、該登録の発生
を検出し、該登録に関する情報で前記作業成果について
の情報を含む情報(この情報をイベント情報と称する)
を抽出する機能と、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する開発作業
の日程データのレコードを検索する機能と、 検索された日程データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込む機能と、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する製品デー
タのレコードを検索する機能と、 検索された製品データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込む機
能と、 を有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体。 - 【請求項18】製品の開発工程における複数の開発作業
の進捗を管理する製品開発工程管理方法をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、 前記プログラムは、 前記製品の開発工程に含まれる開発作業の名称を指示さ
れて、該指示を受け付ける機能と、 受け付けられた名称の開発作業の各々について、当該開
発作業の進捗を格納することができる日程データのレコ
ードを生成する機能と、 生成された日程データのレコードを記憶する機能と、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
する機能と、 前記作業成果が新規に登録された場合に、該登録の発生
を検出し、該登録に関する情報(この情報をイベント情
報と称する)を抽出する機能と、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する開発作業
の日程データのレコードを検索する機能と、 検索された日程データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込む機能と、 を有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体。 - 【請求項19】複数の開発作業からなる開発工程により
開発される製品および該製品を構成する部品についての
情報を管理する、製品開発工程管理方法をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、 前記プログラムは、 前記製品の開発工程に含まれる開発作業の名称を指示さ
れて、該指示を受け付ける機能と、 受け付けられた名称の開発作業の各々について、当該開
発作業の対象となる製品および部品について、前記複数
の開発作業を行なうことにより得られる作業成果につい
ての情報を格納することができる、製品データのレコー
ドを生成する機能と、 生成された前記製品データのレコードを記憶する機能
と、 前記複数の開発作業を行なうことにより得られる作業成
果の登録を受け付けて、受け付けられた作業成果を記憶
する機能と、 前記作業成果が新規に登録された場合に、該登録の発生
を検出し、該登録に関する情報で前記作業成果について
の情報を含む情報(この情報をイベント情報と称する)
を抽出する機能と、 抽出されたイベント情報に基づいて、該当する製品デー
タのレコードを検索する機能と、 検索された製品データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込む機
能と、 を有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体。 - 【請求項20】請求項15、請求項17、または請求項
18において、 該当する開発作業の日程データのレコードが検索されな
かった場合に、前記イベント情報に基づいて、該当する
開発作業の日程データのレコードを生成する機能と、 生成された日程データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、当該開発作業の進捗を書き込む機能と、 を有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体。 - 【請求項21】請求項16、請求項17、または請求項
19において、 該当する製品データのレコードが検索されなかった場合
に、前記イベント情報に基づいて、該当する製品データ
のレコードを生成する機能と、 生成された製品データのレコードに、前記イベント情報
に基づいて、前記作業成果についての情報を書き込む機
能と、 を有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体。 - 【請求項22】請求項19において、 前記製品データのレコードを生成する機能として、 開発作業の名称と、該開発作業の対象となる製品または
部品の種類とを対応づけた情報を記憶する第1の記憶機
能と、 製品または部品の種類と、該製品または部品についての
属性とを対応づけた情報を記憶する第2の記憶機能と、 前記第1の記憶機能および第2の記憶機能により記憶さ
れた情報を参照して、前記製品データのレコードを生成
する機能と、 を有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体。
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---|---|---|---|
JP21217899A JP3689596B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 製品開発工程管理システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21217899A JP3689596B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 製品開発工程管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001042915A true JP2001042915A (ja) | 2001-02-16 |
JP3689596B2 JP3689596B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=16618215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21217899A Expired - Fee Related JP3689596B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 製品開発工程管理システム |
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JP (1) | JP3689596B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110231806A (zh) * | 2018-03-06 | 2019-09-13 | 发那科株式会社 | 运行管理装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04219871A (ja) * | 1990-12-20 | 1992-08-10 | Pfu Ltd | データベースシステム |
JPH05120302A (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-18 | Chubu Nippon Denki Software Kk | 生産データの同期化装置 |
JPH06274387A (ja) * | 1993-03-23 | 1994-09-30 | Nri & Ncc Co Ltd | データベースからのデータ抽出方法 |
JPH08137963A (ja) * | 1994-11-15 | 1996-05-31 | Kawasaki Steel Corp | 製品に関する情報処理システムおよびその情報管理方法 |
-
1999
- 1999-07-27 JP JP21217899A patent/JP3689596B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110231806A (zh) * | 2018-03-06 | 2019-09-13 | 发那科株式会社 | 运行管理装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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