JP2001042402A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001042402A
JP2001042402A JP11217528A JP21752899A JP2001042402A JP 2001042402 A JP2001042402 A JP 2001042402A JP 11217528 A JP11217528 A JP 11217528A JP 21752899 A JP21752899 A JP 21752899A JP 2001042402 A JP2001042402 A JP 2001042402A
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JP
Japan
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unit
camera
cpu
units
switch
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Noboru Hara
登 原
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、小型化を図るうえでのスペースを
有効に使用し、且つで設計上の自由度が高く、しかも共
通ユニットとして利用可能なユニットから成るカメラを
提供することを目的とする。 【解決手段】このカメラは、内部にパトローネ室CPU
21を含むパトローネ室ユニット5と、スプール室CP
U48を含むスプール室ユニット3と、内部にCPUを
含まないレール板ユニット1と、レンズ鏡筒ユニット7
と、連結補強部材8と、地板ユニット9とを含む複数の
ユニットから構成される。そして、カメラ製造段階に於
いて、パトローネ室ユニット5とスプール室ユニット3
は、接続用フレキシブルプリント基板15を介して相互
に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パトローネ室、
スプール室内にそれぞれCPUを設け、通信ラインにて
相互接続するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のカメラ製品開発に於いては、開発
日程短縮や多品種への展開を有利に進めるために、ユニ
ット設計や、共通化が必須である。また、製品仕様の多
様化に対応するためにはCPUを採用することが有利で
あることも知られている。
【0003】こうした背景にあって、例えば本件出願人
による先の出願である特願平9−343024号には、
カメラボディを構成する各ユニットを組合わせ、それら
をCPUを搭載した一枚のメイン基板を中心として制御
する設計がなされたカメラが記載されている。
【0004】このようなカメラに於いては、パトローネ
室上にCPUが搭載されたフレキシブル基板が取付けら
れており、カメラ全体に配置されたスイッチ、センサ等
と信号の授受を行ってCPUに伝えるために、上記フレ
キシブル基板が接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特願平9−343024号に記載されたようなカメラ
では、接続されるフレキシブル基板に設けられる信号線
の数は、設計された各スイッチやセンサの個数分が必要
である。したがって、接続部分にかなり多くの信号線を
必要とし、その結果フレキシブル基板がの面積が大きく
なってしまうものであった。このことは、カメラの小型
化を図るうえでスペースが減少しているのに対し、フレ
キシブル基板を配置するスペースが無くなるという事態
を招くことになる。
【0006】また、このように、一枚のメイン基板で集
中制御する方式では、設計の自由度や、コスト効率を更
に追求するためには必ずしも有利なものではなかった。
例えば、撮影レンズユニットの仕様が変更された場合
に、メイン基板全体の再設計が要求されることがあっ
た。つまり、構成単位を小さくしたことに対応させて制
御単位も小さくした方が設計上の小回りが利き、有利な
点が多い。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、小型化を図るうえでのスペースを有効に使用
し、且つで設計上の自由度が高く、しかも共通ユニット
として利用可能なユニットから成るカメラを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、内
部にCPUを含む少なくとも2つの第1の種類のユニッ
トと、内部にCPUを含まない第2の種類のユニットと
を含む複数のユニットから構成されるカメラであって、
カメラ製造段階に於いて上記第1の種類のユニット同士
は、通信ラインを介して相互に接続されるようになって
いることを特徴とする。
【0009】この発明のカメラにあっては、カメラを構
成するユニットを、制御の必要な主体的なユニットと、
そうでない従動的なユニットとに大別し、主体的ユニッ
トにはそれぞれCPUを配し、組立て段階でそれらを連
絡する基板で接続するように構成する。これにより、設
計上の自由度が高く、しかも共通ユニットとして利用可
能なユニットから成るカメラとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。
【0011】図1及び図2は、この発明の一実施の形態
の構成を示したもので、図1はカメラの主要部の構成を
示す分解斜視図、図2はカメラの電気的な構成を示すブ
ロック図である。
【0012】図1及び図2に示されるように、このカメ
ラは、複数に分割されたユニットを各々複数個備えたカ
メラシステムに於いて、各ユニットを組合わせることに
よってカメラ本体が構成されている。そして、更にこれ
らのユニットに、複数に分割されたフレキシブルプリン
ト基板が取付けられて接続されることにより、カメラ本
体が構成される。
【0013】カメラ本体は、アパーチャ開口部1a及び
図示されないガイドレールを有する略コの字形状の板状
部材であるレール板ユニット1と、スプール2を回動自
在に支持するスプール室を形成するスプール室ユニット
3と、フィルムパトローネ4が装填されるパトローネ室
を形成するパトローネ室ユニット5と、図示されない撮
影レンズを保持するレンズ鏡筒ユニット7と、カメラ前
面側に配設された略平面の板状部材である連結補強部材
8と、カメラ本体の底面側から各構成ユニットの連結を
補強する細長の略平面の板状部材である地板ユニット9
とを有して構成されている。
【0014】上記レール板ユニット1は、上述したよう
に、中央部に上記レンズ鏡筒ユニット7からの光束を通
過させて画面枠を形成するための矩形状のアパーチャ開
口部1aを有している。そして、このレール板ユニット
1には、上記スプール室ユニット3、上記パトローネ室
ユニット5及びレンズ鏡筒ユニット7が連結される。
【0015】上記連結補強部材8は、カメラ前面側から
各構成ユニットの連結を補強する略平面の板状部材で成
る。また、この連結補強部材8の両端縁部には、上記ス
プール室ユニット3とパトローネ室ユニット5が取付け
られるようになっている。
【0016】上記パトローネ室ユニット5の前面側に
は、メインフレキシブルプリント基板(以下、単にメイ
ン基板と略記する)11が配設されている。このメイン
基板11上には、カメラの主制御及び各種スイッチの操
作を行うパトローネ室CPU(PCPU)21と、イン
ターフェース用IC(以下、IFICと略記する)22
と、モータやプランジャ等を駆動するためのモータドラ
イブ用IC(MD)23等が実装されて配線されてい
る。
【0017】上記パトローネ室ユニット5の上面側に
は、接続手段たる第1の接続部CAを介して上記メイン
基板11に電気的に接続されているスイッチ用フレキシ
ブルプリント基板(以下、スイッチ用基板と略記する)
12が配設されている。このスイッチ用基板12には、
ファーストレリーズ用スイッチ1RSW及びセカンドレ
リーズ用スイッチ2RSWと、ズームアップ用スイッチ
ZUSW及びズームダウン用スイッチZDSWとが配設
されている。
【0018】上記スプール室ユニット3とパトローネ室
ユニット5の間となるカメラの上面には、測距用投光レ
ンズ25a、測距用受光レンズ25b、ファインダ光学
系25cを有するファインダユニット25が配設されて
いる。このファインダユニット25には、ファインダ用
フレキシブルプリント基板(以下、ファインダ用基板と
略記する)13が実装されている。そして、このファイ
ンダ用基板13は、上記第1の接続部CAを介してメイ
ン基板11に接続されている。
【0019】上記ファインダ用基板13には、表示用L
CD(MLCD)26と、ファーストレリーズでフォー
カスロックしたときに点灯して作動確認を行うオートフ
ォーカス用LED(以下、AFLEDと略記する)27
と、後述するストロボユニット55が発光可能のときに
点灯して作動確認を行うストロボ用LED(STLE
D)28とが配設される。
【0020】更に、ファインダ用基板13には、セルフ
タイマ撮影を指示入力するためのセルフスイッチSEL
FSWと、カメラのモード変更を指示入力するためのモ
ードスイッチMODESWと、日時等を変更入力するた
めのデートスイッチDATESWと、このデートスイッ
チDATESWにより変更された日時等を確定するため
のセットスイッチSETSWとが配設されている。
【0021】上記ファインダユニット25には、更に、
オートフォーカス用フレキシブルプリント基板(以下、
AF用基板と略記する)14が配設されており、上記第
1の接続部CAを介してメイン基板11に接続されてい
る。このAF用基板14上には、上記測距用投光レンズ
25aの光軸後方となる位置に測距用補助光を発光する
IRED31が配置されていると共に、上記測距用受光
レンズ25bの光軸後方となる位置に被写体からの光を
受光して位置検出を行うためのPSD32が配置されて
いる。
【0022】ところで、上記メイン基板11の下側に
は、接続手段たる第2の接続部CBが設けられており、
該メイン基板11は、この接続部CBを介して接続用フ
レキシブルプリント基板(以下、接続用基板と略記す
る)15が接続されている。この接続用基板15は、上
記地板ユニット9に沿ってパトローネ室ユニット5側の
基板とスプール室ユニット3側の基板を電気的に接続す
るためのものであり、更に、レンズ鏡筒ユニット7内に
配設される基板をも接続するものである。
【0023】すなわち、接続用基板15は、第2の接続
部CBを介して上記メイン基板11に接続されると共
に、接続手段たる第3の接続部CCを介してレンズ鏡筒
ユニット7内の鏡筒用フレキシブルプリント基板(以
下、鏡筒用基板と略記する)16に接続される。また、
上記接続用基板15には、接続手段たる第4の接続部C
Dを介して、スプール室ユニット3側の巻上げ駆動系フ
レキシブルプリント基板(以下、巻上げ駆動系基板と略
記する)17に接続されている。
【0024】上記第3の接続部CCは、地板ユニット9
上の、図示されないズーム用シャフトと巻戻用シャフト
の間に突設される固定手段たるボス(図示せず)に嵌合
することで、固定されるようになっている。
【0025】上記レンズ鏡筒ユニット7内には、上述し
たように、鏡筒用基板16が配設されている。この鏡筒
用基板16上には、図示されない撮影レンズ内のフォー
カシングレシズを駆動してピント調節を行うためのフォ
ーカシング用モータ(LDMOT)34と、このフォー
カシング用モータ34の回動状態を検出してフォーカシ
ング制御用パルスを発生させるフォトインタラプタ(L
DPI)35と、シャッタ羽根(図示せず)を開閉させ
るシャッタ開閉用プランジャ(LDPL)36と、この
シャッタ開閉用プランジャ36の動作状態を検出して露
出制御用信号を発生させるフォトインタラプタ(AEP
I)37とが実装されている。
【0026】加えて、該レンズ鏡筒ユニット7内には、
ズーム状態を検出するズーム制御用フォトリフレクタ3
9が実装されている。
【0027】スプール室ユニット3側の巻上げ駆動系基
板17には、スプール軸2内に配設されている巻上げズ
ーム用モータ(WZMOT)41の回転軸に取付けられ
たPI(フォトインタラプタ)羽根42の回転状態を検
出するためのフォトインタラプタ(MTPI)43と、
上記スプール室ユニット3内に配設された、図示されな
い遊星ギヤを制御して切換えるために状態検出を行うフ
ォトリフレクタ(CLPR)44等が設けられている。
【0028】更に、上記スプール室ユニット3内には、
図示されない遊星ギヤにより伝達される巻上げズーム用
モータ41の駆動力を、各巻上げ系、巻戻し系、ズーム
系側に切換えるためのプランジャ(WPL)45が配設
されている。なお、これら巻上げズーム用モータ41と
プランジャ45には、上記巻上げ駆動系基板17を介し
て電源が供給されるようになっている。
【0029】巻上げ駆動系基板17上には、カメラのフ
ィルム給送系やストロボ等の制御を行うスプール室CP
U(SCPU)48と、インターフェース用IC(以
下、IFICと略記する)49と、モータやプランジャ
等を駆動するためのモータドライブ用IC(MD)50
等が実装されて配線されている。
【0030】また、上記巻上げ駆動系基板17には、フ
ィルムのパーフォレーションを検出することによりフィ
ルム給送を制御するためのフォトリフレクタ51と、日
時等を変更入力するデートスイッチDATESWの操作
によってフィルム巻上げ時にフィルムに日付等を写し込
むためのデート写し用LED52が実装されている。
【0031】更に、上記スプール室ユニット3の上部に
は、図示されないキセノン管と、このキセノン管を発光
させる回路である発光部とが実装されたストロボユニッ
ト55が配設される。このストロボユニット55は、レ
リーズ時に発光制御が行われるもので、リード線56を
介して、ストロボ用フレキシブルプリント基板(以下、
ストロボ用基板と略記する)19に接続されている。
【0032】このストロボ用基板19には、上記ストロ
ボユニット55の他、リード線57を介して、上記パト
ローネ室ユニット5の側部に配設されたメインコンデン
サ58が接続されている。そして、このメインコンデン
サ58に対しては、同様にパトローネ室ユニット5の側
部に配設されている電池59から電圧が供給されて充電
が行われるようになっている。
【0033】次に、図3のフローチャートを参照して、
この発明のカメラのメイン処理動作について説明する。
【0034】カメラに電池59が装填されてこのメイン
動作が開始されると、先ずステップS1にて、図示され
ないバリアの開閉動作に応じてオン/オフするメインス
イッチ兼用のバリアスイッチの状態が検出される。この
バリアスイッチがオンである場合には、ステップS2に
移行して、パトローネ室CPU21の初期化が行われる
と共に、表示用LCD26に表示等が行われ、撮影可能
な状態とする等の各種の初期設定が行われる。
【0035】次いで、ステップS3に於いて、ズームア
ップ用スイッチZUSWの状態が検出される。ここで、
ズームアップ用スイッチZUSWがオンである場合は、
ステップS4に移行して、通信ラインを介してスプール
室CPU48に信号が送られる。
【0036】そして、ステップS5にて、スプール室C
PU48より、I/FIC49を介して、モータドライ
ブ用IC50が駆動されて、巻上げズーム用モータ41
が回転される。そして、スプール室ユニット3内に配設
されたプランジャ45が作動されることにより、図示さ
れない遊星クラッチ等により動力が鏡枠に伝達されて、
撮影レンズの焦点距離を望遠側に変化させるズームアッ
プが行われる。
【0037】上記ステップS5のズームアップが終了す
るか、または上記ステップS3に於いてズームアップ用
スイッチZUSWがオフである場合には、ステップS6
に移行してズームダウン用スイッチZDSWの状態が検
出される。
【0038】ここで、ズームダウン用スイッチZDSW
がオンである場合は、ステップS7に移行して、通信ラ
インを介してスプール室CPU48に信号が送られる。
これにより、IFIC49、モータドライブ用IC50
を介して、巻上げズーム用モータ41が回転される。
【0039】そして、ステップS8にて、スプール室ユ
ニット3内に配設されたプランジャ45が作動されるこ
とにより、図示されない遊星クラッチ等により動力が鏡
枠に伝達されて、撮影レンズの焦点距離を広角側に変化
させるズームダウンが行われる。
【0040】このステップS8が終了するか、または上
記ステップS6に於いてズームダウン用スイッチZDS
Wがオフである場合には、ステップS9に移行して、フ
ァーストレリーズ用スイッチ1RSWの状態が検出され
る。
【0041】ステップS9にて、ファーストレリーズス
イッチ1RSWがオフである場合は上記ステップS1に
移行する。一方、オンとなっている場合には、ステップ
S10に移行し、IRED31及びPSD32が制御さ
れて、自動焦点調節の処理(AF)及び自動露出調節の
処理(AE)が行われる。
【0042】続いて、ステップS11に於いて、セカン
ドレリーズスイッチ2RSWの状態が検出される。ここ
で、セカンドレリーズスイッチ2RSWがオフである場
合は、上記ステップS1に移行する。一方、セカンドレ
リーズスイッチ2RSWがオンの場合は、ステップS1
2に移行して、レンズ鏡筒ユニット7が繰り出された後
にシャッタが開閉されることにより、フイルム上に被写
体像を露光する処理(露出)が行われる。
【0043】上記レンズ鏡筒ユニット7の繰り出しは、
フォーカシング用モータ34により行われるもので、フ
ォトインタラプタ35によりその繰り出し量が求められ
る。また、フォーカシングが完了すると、シャッタ開閉
用プランジャ36が制御されて、このときのAE用のフ
ォトインタラプタ37のオンによりシャッタ秒時の制御
がなされる。
【0044】上記ステップS12の露出が終了したら、
続くステップS13に於いて、撮影した駒が最終駒であ
るか否かが判定される。ここで、最終駒でない場合は、
ステップS14に移行して、スプール室CPU48にデ
ータが伝送される。次いで、ステップS15にて、巻上
げ用ズームモータ41の動力が巻上げ側にされてフィル
ムが1駒巻上げられる。その後、上記ステップS1に移
行する。
【0045】一方、上記ステップS13に於いて、最終
駒である場合には、ステップS16に移行して、スプー
ル室CPU48にデータが伝送される。次いで、ステッ
プS17にて、巻上げ用ズームモータ41の動力が切換
えられて、フィルムの巻戻しが行われた後、上記ステッ
プS1に移行する。また、フィルムの巻戻しが終了する
と、パトローネ室CPU21に信号が伝送されて撮影が
終了する。
【0046】また、上記ステップS1に於いて、バリア
スイッチがオフである場合には、ステップS18に移行
して、各電気回路への電源供給が停止されると共に、パ
トローネ室CPU21をスリープ状態にする停止モード
に入る。
【0047】同様に、スプール室CPU48もスリープ
状態になる。
【0048】尚、この停止モードは、バリアスイッチが
次にオンになったところで、キーオンウェイクアップ等
によりパトローネ室CPU21がスリープ状態から復帰
し、該停止モードを抜けるようになっている。
【0049】このように、メインCPUであるパトロー
ネ室CPUの他にスプール室CPUを設けたことによ
り、ユニット間を接続する接続用基板を細くすることが
できるのでスペースを必要としなくなり、カメラの小型
化につながる。
【0050】上述した実施の形態では、パトローネ室ユ
ニット5とスプール室ユニット3にCPUを搭載した例
について述べたが、これに限られるものではなく、例え
ば、レンズ鏡筒ユニット7やファインダ等のユニットに
CPUを搭載したものであっても良いのは勿論である。
【0051】また、上述した実施の形態に於いては、フ
レキシブルプリント基板を例に挙げて説明したが、本発
明はこれに限るものではなく、例えば硬質基板を用いる
例にも同様に適用することができる。
【0052】尚、この発明の上記実施の形態によれば、
以下の如き構成を得ることができる。
【0053】すなわち、(1) スプール室ユニット
と、パトローネユニットと、レンズ鏡筒ユニットと、フ
ィルムガイドレールと、レール板と、スプール室ユニッ
トとを制御する第1CPUと、パトローネ室ユニットを
制御する第2CPUと、上記第1、第2のCPU同士を
接続するフレキシブル基板とを具備して成ることを特徴
とするカメラ。
【0054】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、小型化
を図るうえでのスペースを有効に使用し、且つで設計上
の自由度が高く、しかも共通ユニットとして利用可能な
ユニットから成るカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の構成を示したもの
で、カメラの主要部の構成を示す分解斜視図である。
【図2】この発明の一実施の形態の構成を示したもの
で、カメラの電気的な構成を示すブロック図である。
【図3】この発明のカメラのメイン処理動作について説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 レール板ユニット、 2 スプール、 3 スプール室ユニット、 4 フィルムパトローネ、 5 パトローネ室ユニット、 7 レンズ鏡筒ユニット、 8 連結補強部材、 9 地板ユニット、 11 メインフレキシブルプリント基板(メイン基
板)、 12 スイッチ用フレキシブルプリント基板(スイッチ
用基板)、 13 ファインダ用フレキシブルプリント基板(ファイ
ンダ用基板)、 14 オートフォーカス用フレキシブルプリント基板
(AF用基板)、 15 接続用フレキシブルプリント基板(接続用基
板)、 16 鏡筒用フレキシブルプリント基板(鏡筒用基
板)、 17 巻上げ駆動系フレキシブルプリント基板(巻上げ
駆動系基板)、 19 ストロボ用フレキシブルプリント基板(ストロボ
用基板)、 21 パトローネ室CPU(PCPU)、 22 インターフェース用IC(IFIC)、 23 モータドライブ用IC(MD)、 25 ファインダユニット、 26 表示用LCD(MLCD)、 31 IRED、 32 PSD、 34 フォーカシング用モータ(LDMOT)、 35 フォトインタラプタ(LDPI)、 36 シャッタ開閉用プランジャ(LDPL)、 37 フォトインタラプタ(AEPI)、 39 ズーム制御用フォトリフレクタ、 41 巻上げズーム用モータ(WZMOT)、 42 PI(フォトインタラプタ)羽根、 43 フォトインタラプタ(MTPI)、 44 フォトリフレクタ(CLPR)、 45 プランジャ(WPL)、 48 スプール室CPU(SCPU)、 49 インターフェース用IC(IFIC)、 50 モータドライブ用IC(MD)、 51 フォトリフレクタ、 52 デート写し用LED、 55 ストロボユニット、 58 メインコンデンサ、 59 電池。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にCPUを含む少なくとも2つの第
    1の種類のユニットと、内部にCPUを含まない第2の
    種類のユニットとを含む複数のユニットから構成される
    カメラであって、 カメラ製造段階に於いて上記第1の種類のユニット同士
    は、通信ラインを介して相互に接続されるようになって
    いることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記複数のユニットは標準化され、自在
    の組合わせが許容されることを特徴とする請求項1に記
    載のカメラ。
  3. 【請求項3】 上記カメラは、フィルムカートリッジ収
    納室を含むパトローネ室ユニットと、フィルム巻上げス
    プールを含むスプール室ユニットと、撮影レンズを含む
    鏡枠ユニットとを含んで成ることを特徴とする請求項1
    に記載のカメラ。
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