JP2001042278A - 液晶素子 - Google Patents

液晶素子

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JP2001042278A
JP2001042278A JP11220408A JP22040899A JP2001042278A JP 2001042278 A JP2001042278 A JP 2001042278A JP 11220408 A JP11220408 A JP 11220408A JP 22040899 A JP22040899 A JP 22040899A JP 2001042278 A JP2001042278 A JP 2001042278A
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alignment film
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JP11220408A
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Nobuyuki Kobayashi
信幸 小林
Kenji Nishiguchi
憲治 西口
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも一方が透光性の一対の基板と、両
基板間に挟まれた液晶を有する液晶素子であって、コン
トラスト及び反射率の双方が良好な液晶素子を提供す
る。 【解決手段】 基板1、2と、これら基板間に挟まれた
カイラルネマティック液晶3を有する液晶素子E1。基
板1は、基層11、電極層12及び配向膜13からな
り、配向膜13が液晶3に接触している。基板2は、基
層21、電極層22及び配向膜23からなり、配向膜2
3が液晶3に接触している。基板1(2)の液晶3と接
触する液晶接触面と、液晶3の接触角が20°以上80
°以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の基板と、両
基板間に挟まれた液晶を有する液晶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネマティック液晶にカイラル材料
を添加することにより、室温においてコレステリック相
を示すようにしたカイラルネマティック液晶を用いた反
射型の液晶表示素子が種々提案されている。この液晶素
子においては、基板間にカイラルネマティック液晶が挟
まれ、該基板に液晶は保持されている。カイラルネマテ
ィック液晶がプレーナ状態であるときには、液晶分子の
ヘリカルピッチに対応した波長の光を反射する。その選
択反射波長は、ネマティック液晶に添加するカイラル材
料の量などによって調整できる。可視光域に選択反射波
長を有するカイラルネマティック液晶を用いた液晶素子
は、可視光を選択反射することによって表示を行うため
バックライトが不要であるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
液晶素子は概して反射率が低い。また、反射率を高くす
ると、コントラストが低下してしまい、良好な表示を行
うことが難しかった。そこで本発明は、少なくとも一方
が透光性の一対の基板と、両基板間に挟まれた液晶を有
する液晶素子であって、コントラスト及び反射率の双方
が良好な液晶素子を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、少なくとも一方が透光性の一対の基板と、
前記基板間に挟まれた液晶とを含む液晶素子であって、
前記液晶は前記両基板に同時に接触しており、前記液晶
は室温でコレステリック相を示す液晶であり、前記基板
の前記液晶が接触する液晶接触面と該液晶との接触角が
20°以上80°以下であることを特徴とする液晶素子
を提供する。
【0005】本発明の液晶素子は、一対の基板と、液晶
を有している。一対の基板のうち少なくとも一方の基板
は透光性を有している。少なくとも一方の基板は透明で
あることが望ましい。これら基板は所定距離離して互い
に対向しており、その間に液晶が挟まれている。液晶は
これら両基板に同時に接触するように挟持されている。
すなわち、本発明の液晶素子は、網目状の高分子マトリ
ックスに液晶が分散されてなるいわゆる高分子分散型液
晶素子や、液晶を微小な樹脂のカプセルに封入したもの
を用いた液晶素子などのように、液晶が両基板と同時に
接触するのを妨げるような高分子体が存在するものとは
異なる。本発明の液晶素子は、例えば、柱状の樹脂構造
物を設けて液晶が両基板に同時に接触できるようにした
液晶素子や、基板間に樹脂構造物が存在しない液晶素子
である。
【0006】基板は、液晶を挟み込んで支持するための
基層(支持層)を含む、少なくとも一層からなるものと
すればよい。基板は、二層以上の積層構造であってもよ
い。基板は基層の他、例えば、電極層、配向膜層、絶縁
層及びガスバリア層のうち1又は2以上を含むものとす
ればよい。ガスバリア層は、大気中から基板を通過して
液晶(液晶層)にガスが侵入するのを防止するためのも
のである。基板は、例えば、基層(支持層)と、電極層
を含むものとしてもよい。基板は、例えば、基層、電極
層、配向膜層を含むものである。基板は、例えば、基
層、電極層、絶縁層を含むものである。透明基層の材料
としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
カーボネイト、ポリエーテルスルホン等の樹脂や、ガラ
ス等を挙げることができる。透明電極層としては、IT
O(Indium Tin Oxide)、SnO2、InO3 等の材料
からなる電極層、薄い金属膜からなる電極層等を挙げる
ことができる。 本発明は、液晶素子のコントラスト及
び反射率が、液晶とその液晶に接触する基板面(基板の
液晶接触面)との接触角によって変化するという知見に
基づくものである。さらに言うと、本発明は、該接触角
が所定の範囲内に収まる液晶と基板の組み合わせで液晶
素子を作成することによって、コントラスト及び反射率
の双方を良好にすることができるという知見に基づいて
いる。
【0007】本発明の液晶素子においては、基板の液晶
接触面と、液晶との接触角が20°以上80°以下であ
る。基板の液晶接触面は、基板間に挟まれた液晶が該基
板に接触する面である。例えば、基板の基層を液晶に接
触させるときには、液晶接触面は基層面である。例え
ば、基板の配向膜層を液晶に接触させるときには、液晶
接触面は配向膜層面である。
【0008】いずれにしても、基板の液晶接触面と液晶
の接触角が20°〜80°となる基板材料と液晶材料の
組み合わせで液晶素子を作成することによって、後述す
る実験結果に示されるように、その液晶素子のコントラ
スト及び反射率は双方とも良好になる。したがって、本
発明の液晶素子を用いて表示を行うときには、観察者に
とって見やすい表示を行うことができる。基板の液晶接
触面と液晶の接触角を30°以上50°以下とすること
で、液晶素子のコントラスト及び反射率をさらに良好に
することができる。
【0009】本発明の液晶素子において用いる液晶は、
室温でコレステリック相を示す液晶(コレステリック液
晶、ネマティック液晶に所定のヘリカルピッチが得られ
るようにカイラル材料を添加したカイラルネマティック
液晶)である。液晶としてカイラルネマティック液晶を
採用するときには、該カイラルネマティック液晶のネマ
ティック液晶成分は、エステル系液晶、トラン系液晶及
びピリミジン系液晶のうち1又は2以上を主成分とする
ものとしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (1) 図1に、本発明に係る液晶素子の一例の概略断
面図を示す。図1に示す液晶素子Eは、一対の基板1、
2と、両基板間に挟まれた液晶3を有している。
【0011】基板1と2は、互いに対向している。基板
1と2は、これら基板間に配置された柱状構造体41
と、球状スペーサー42によって、所定距離離間してい
る。柱状構造体41は、本例ではドット状に形成されて
いる。柱状構造体41は基板1と2に融着しており、両
基板は一体化している。スペーサー42によって、基板
間隔が精度よく保たれている。
【0012】液晶3は、このように所定間隔を開けて配
置された基板間に注入されて、或いは、いずれか一方の
基板上に配置されたのち他方の基板がその上に重ねて配
置されることで、両基板間に保持されている。両基板の
周辺部からの液晶の漏れを防止するなどのために、基板
周辺部にはシール壁5が設けられている。基板1は、本
例では、基層(支持層)11と、基層11上に形成され
た電極層12及び配向膜(配向膜層)13を有してい
る。電極層12は、図示されていないが、所定間隔で並
んだ複数の帯状電極部からなる。基板1の配向膜13が
液晶3と接触している。配向膜13は、液晶3を所定方
向に配向するために設けられている。
【0013】基板2も、基板1と同様に、本例では、基
層21と、基層21上に形成された電極層22及び配向
膜23を有している。電極層22は、所定間隔で並んだ
複数の帯状電極部221からなる。この電極層22の帯
状電極部221と、前記電極層12の帯状電極部は互い
に交差するように配置されており、いわゆるマトリック
ス構造となっている。基板2の配向膜23が液晶3と接
触している。
【0014】基板1及び基板2は、本例ではいずれも透
明である。基板2の基層21の外側には、黒色の光吸収
体6が配置されている。液晶素子Eを用いて表示を行う
ときには、基板1側から観察する。両基板の間に挟まれ
た液晶3は、本例では、室温でコレステリック相を示す
カイラルネマティック液晶である。このカイラルネマテ
ィック液晶は、所定のヘリカルピッチが得られるよう
に、さらに言うと、所定の波長領域が選択反射波長領域
となるように、ネマティック液晶にカイラル剤を添加し
たものである。
【0015】コレステリック相を示す液晶は、ヘリカル
軸が基板に対して垂直に並んだプレーナ配列状態でヘリ
カルピッチと該液晶の平均屈折率の積に対応する波長の
光を選択的に反射する。したがって、選択反射波長が例
えば赤色域、青色域、緑色域にある液晶を用いれば、プ
レーナ配列状態で各波長の光を選択的に反射してそれぞ
れ赤、青、緑に着色して見える。各色の液晶層を積層す
ることで、マルチカラー表示も可能である。また、選択
反射波長を例えば赤外域に設定することにより透明に見
える。カイラルネマティック液晶では、カイラル剤の添
加量を調整してヘリカルピッチを調整することにより、
選択反射波長を調整できる。
【0016】また、コレステリック相を示す液晶は、ヘ
リカル軸が不規則な方向を向いたフォーカルコニック配
列状態で入射光を散乱する。この散乱によって、フォー
カルコニック配列状態のコレステリック相を示す液晶
は、ヘリカルピッチが可視光波長より大きいときには白
濁して見える。また、フォーカルコニック配列状態のコ
レステリック相を示す液晶は、選択反射波長が可視域に
ある場合のように、ヘリカルピッチが短いと散乱が小さ
くなって、ほぼ透明に見える。
【0017】したがって、プレーナ配列とフォーカルコ
ニック配列の間で配列状態を切り替えることで、コレス
テリック相を示す液晶は、例えば、選択反射状態(プレ
ーナ配列)又は透明状態(フォーカルコニック配列)と
なる。また、選択反射波長が赤外域にあるようなとき
は、配列状態を切り替えることで、コレステリック相を
示す液晶は、例えば、透明状態(プレーナ配列)又は白
濁状態(フォーカルコニック配列)となる。コレステリ
ック相を示す液晶は、プレーナ配列とフォーカルコニッ
ク配列との間の中間状態とすることもできる。
【0018】例えば、電極層12、22間に電源PSか
ら所定電圧を印加することで、液晶3の配列状態を切り
替えることができる。なお、電源PSは、電極層12、
22それぞれの各帯状電極部に電圧印加できる。例え
ば、比較的高い電圧を電極層間に印加すると液晶3はプ
レーナ配列となり、比較的低い電圧を電極層間に印加す
ると液晶3はフォーカルコニック配列となる。これら液
晶3の各配列状態は、電圧印加停止後も安定的に保持さ
れる。
【0019】本例では、液晶3はプレーナ配列で選択反
射状態となり、フォーカルコニック配列で透明状態とな
る。本例では、プレーナ配列の液晶3は、波長が約56
0nmの緑色波長領域の光を選択反射し、液晶素子Eは
緑色に見える。また、フォーカルコニック配列の液晶3
は透明となるため、液晶素子Eは光吸収体6の黒色に見
える。したがって、液晶素子Eで、緑色表示又は黒色表
示を行うことができる。電極層12、22をマトリック
ス状であるため、例えば単純マトリックス駆動すること
で、任意の文字、図形等を表示できる。
【0020】本発明の液晶素子Eは、基板1の液晶3と
接触する液晶接触面1Sと、液晶3の接触角θ(図2参
照)が、20°〜80°の範囲にある。基板1の液晶接
触面1Sは、本例では、配向膜13の面である。さらに
言うと、接触角θが、20°〜80°となる基板材料
(本例では配向膜材料)と、液晶材料を用いて、液晶素
子Eは形成されている。
【0021】基板2の液晶3と接触する液晶接触面2S
と、液晶3の接触角も同様に20°〜80°の範囲にあ
る。基板2の液晶接触面2Sは、本例では、配向膜23
の面である。本発明の液晶素子Eは、基板と液晶の接触
角が20°〜80°の範囲にあるため、次の実験例にお
いて示すように、コントラストが良いとともに、反射率
も良い。したがって、本発明の液晶素子Eを用いること
で、それだけ良好な表示を行うことができる。 (2) 以下、本発明の液晶素子の実施例(実施例1〜
7)を示す。本発明は、勿論、これら実施例に限定され
ない。これら実施例で示される本発明の液晶素子は、い
ずれも基板の液晶接触面と、液晶との接触角が20°〜
80°の範囲にある。
【0022】本発明の液晶素子との比較のために、接触
角が20°未満又は80°より大きい液晶素子(比較例
1〜3)についても以下に示す。これら本発明に係る実
施例1〜7の液晶素子と、比較例1〜3の液晶素子につ
いての、コントラスト及び反射率を比較することで、本
発明の液晶素子のコントラストと反射率の双方の良好性
が確認できる。コントラスト(Y値比)は、((高反射
率状態でのY値)/(低反射率状態でのY値))であ
る。液晶素子は、Y値(視感反射率)が小さいほど透明
である。Y値は、分光測色計CM3700d(ミノルタ
社製)を用いて測定した。また、接触角は、接触角計C
A−X(協和界面科学社製)を用いて測定した。 (2−1)実施例1 実施例1において作成した液晶素子E1の概略断面図を
図3に示す。なお、図3においては、液晶の漏れを防止
するための両基板周縁部間のシール壁は図示が省略され
ている。図4〜図12においても同様にシール壁は図示
が省略されている。
【0023】液晶素子E1は、次のようにして作成し
た。まず、次の基板1A、2A及び液晶3Aを用意し
た。基板1Aは、PES(ポリエーテルスルホン)を主
成分とする厚み100μmの透明基層11A、ITOか
らなる透明導電膜(透明電極層)12A及び厚さ約80
0Åのポリイミド系配向膜13Aがこの順に積層形成さ
れたものである。配向膜13Aは透明である。配向膜1
3Aは、導電膜12A上にポリイミド系配向膜材料をス
ピンコートして、それを150°Cで1時間焼成して形
成した。この配向膜13Aの表面エネルギーは、35d
yn/cmであった。
【0024】基板2Aは、透明基層21A、透明導電膜
(透明電極層)22A、透明配向膜23Aがこの順に積
層形成されたものである。基板2Aの基層21A、導電
膜22A、配向膜23Aは、基板1Aの基層11A、導
電膜12A、配向膜13Aとそれぞれ同じ材料、厚みか
らなる。液晶3Aは、カイラルネマティック液晶であ
る。このカイラルネマティック液晶は、エステル系液晶
性化合物を主成分(47wt%)とするネマティック液
晶に、不斉炭素を有するカイラル材料(メルクジャパン
製S−811)を22.5wt%添加したものである。
このネマティック液晶の屈折率異方性Δnは0.19、
誘電率異方性Δεは18、相転移温度TNIは100°
C、粘度は25°Cにおいて50cpsであった。この
液晶3Aは、室温でコレステリック相を示し、緑色をし
ている。
【0025】次いで、基板1Aの配向膜13A上に、直
径100μmの孔が400μmピッチで形成された乳剤
厚15μmのスクリーン版を配向膜13Aとの距離が、
所望の基板間ギャップより若干大きくなる位置に配置
し、該スクリーン版を介して熱可塑性樹脂材料を配向膜
13A上に塗布した。スキージでスクリーン版上を所定
印圧、所定速度で走査することにより、配向膜13A上
に熱可塑性樹脂材料を塗布した。
【0026】これにより、配向膜13A上に所定ピッ
チ、所定厚み(所定高さ)の熱可塑性樹脂材料パターン
を形成した。この熱可塑性樹脂材料は、後述する工程で
加熱冷却処理を施すことで、柱状構造体41となる。ま
た、基板2Aの配向膜23Aの周縁部上には、液晶3A
の漏れ防止のためのシール剤(三井化学社製XN21
S)を枠状に印刷した。このシール剤が前記のシール壁
5となる。配向膜23A上には、基板間隔を制御するた
めの、さらに言うと、液晶の厚みを制御するための直径
7μmの球状スペーサー42(積水ファインケミカル社
製ミクロパール)を散布した。
【0027】そして、インクが塗布された基板1Aと、
シール剤が印刷され、スペーサー42が散布されている
基板1Bの間に液晶3Aを挟んで、これら基板を重ね合
わせ、150°Cに加熱した。この加熱の後、冷却する
ことで、液晶素子E1を得た。液晶素子E1において
は、液晶3Aと基板1Aの配向膜13Aとの接触角及び
液晶3Aと基板2Aの配向膜23Aとの接触角は、いず
れも25°であった。
【0028】液晶素子E1は、次のように非常に反射率
が高く、コントラストも良好であった。 液晶素子E1特性: Y値(黒): 3.8 Y値(緑): 25.2 コントラスト: 6.6 ピーク反射率:38.1%(反射波長560nm) なお、Y値(黒)は、液晶がフォーカルコニック配列
で、透明であるときの反射率であり、基板外側に配置し
た黒色の背景色が見えるときの反射率である。また、Y
値(緑)は、液晶がプレーナ配列であるときの反射率で
あり、液晶が緑色の波長領域の光を選択反射していると
きの反射率である。 (2−2)実施例2 実施例2において作成した液晶素子E2の概略断面図を
図4に示す。
【0029】液晶素子E2は、次に述べることを除け
ば、前記液晶素子E1と同様にして作成した。液晶素子
E2においては、基板1A、2Aに代えて、それぞれ次
の基板1B、2Bを採用した。基板1Bは、基板1Aと
同様に、透明基層11B、透明導電膜12B及び透明配
向膜13Bがこの順に積層形成されたものである。基板
1Bは、基板1Aと、次に述べることを除けば同じもの
である。基板1Bの配向膜13Bは、基板1Aの配向膜
13Aと、表面エネルギーが異なる。配向膜13Bの表
面エネルギーは、25dyn/cmである。
【0030】基板2Bは、透明基層21B、透明導電膜
(透明電極層)22B、透明配向膜23Bがこの順に積
層形成されたものである。基板2Bの基層21B、導電
膜22B、配向膜23Bは、基板1Bの基層11B、導
電膜12B、配向膜13Bとそれぞれ同じ材料、厚みか
らなる。液晶素子E2においては、液晶3Aと基板1B
の配向膜13Bとの接触角及び液晶3Aと基板2Bの配
向膜23Bとの接触角は、いずれも35°であった。
【0031】液晶素子E2は、次のように非常に反射率
が高く、コントラストも良好であった。 液晶素子E2特性: Y値(黒): 3.0 Y値(緑): 24.6 コントラスト: 8.2 ピーク反射率:37.6%(反射波長560nm) (2−3)実施例3 実施例3において作成した液晶素子E3の概略断面図を
図5に示す。
【0032】液晶素子E3は、次に述べることを除け
ば、前記液晶素子E1と同様にして作成した。液晶素子
E3においては、基板1A、2Aに代えて、それぞれ次
の基板1C、2Cを採用した。基板1Cは、基板1Aと
同様に、透明基層11C、透明導電膜12C及び透明配
向膜13Cがこの順に積層形成されたものである。基板
1Cは、基板1Aと、次に述べることを除けば同じもの
である。基板1Cの配向膜13Cは、基板1Aの配向膜
13Aと、表面エネルギーが異なる。配向膜13Cの表
面エネルギーは、20dyn/cmである。
【0033】基板2Cは、透明基層21C、透明導電膜
(透明電極層)22C、透明配向膜23Cがこの順に積
層形成されたものである。基板2Cの基層21C、導電
膜22C、配向膜23Cは、基板1Cの基層11C、導
電膜12C、配向膜13Cとそれぞれ同じ材料、厚みか
らなる。液晶素子E3においては、液晶3Aと基板1C
の配向膜13Cとの接触角及び液晶3Aと基板2Cの配
向膜23Cとの接触角は、いずれも45°であった。
【0034】液晶素子E3は、次のように非常にコント
ラストが高く、反射率も良好であった。 液晶素子E3特性: Y値(黒): 1.2 Y値(緑): 12.8 コントラスト:10.7 ピーク反射率:33.8%(反射波長560nm) (2−4)実施例4 実施例4において作成した液晶素子E4の概略断面図を
図6に示す。
【0035】液晶素子E4は、次に述べることを除け
ば、前記液晶素子E1と同様にして作成した。液晶素子
E4においては、基板1A、2Aに代えて、それぞれ次
の基板1D、2Dを採用した。基板1Dは、基板1Aと
同様に、透明基層11D、透明導電膜12D及び透明配
向膜13Dがこの順に積層形成されたものである。基板
1Dは、基板1Aと、次に述べることを除けば同じもの
である。基板1Dの配向膜13Dは、基板1Aの配向膜
13Aと、表面エネルギーが異なる。配向膜13Dの表
面エネルギーは、10dyn/cmである。
【0036】基板2Dは、透明基層21D、透明導電膜
(透明電極層)22D、透明配向膜23Dがこの順に積
層形成されたものである。基板2Dの基層21D、導電
膜22D、配向膜23Dは、基板1Dの基層11D、導
電膜12D、配向膜13Dとそれぞれ同じ材料、厚みか
らなる。液晶素子E4においては、液晶3Aと基板1D
の配向膜13Dとの接触角及び液晶3Aと基板2Dの配
向膜23Dとの接触角は、いずれも75°であった。
【0037】液晶素子E4は、次のように非常にコント
ラストが高く、反射率も良好であった。 液晶素子E4特性: Y値(黒): 1.0 Y値(緑): 11.3 コントラスト:11.3 ピーク反射率:30.3%(反射波長560nm) (2−5)実施例5 実施例5において作成した液晶素子E5の概略断面図を
図7に示す。
【0038】液晶素子E5は、次に述べることを除け
ば、前記液晶素子E1と同様にして作成した。液晶素子
E5においては、基板1A、2Aに代えて、それぞれ次
の基板1G、2Gを採用した。基板1Gは、PESを主
成分とする厚み100μmの透明基層11G上にITO
からなる透明導電膜(透明電極層)12Gが形成された
ものである。基板1Gには、配向膜は設けられていな
い。基板1Gの液晶と接触する基層11Gの表面エネル
ギーは、27dyn/cmであった。
【0039】基板2Gは、透明基層21G上に透明導電
膜(透明電極層)22Gが形成されたものである。基板
2Gの基層21G、導電膜22Gは、基板1Gの基層1
1G、導電膜12Gとそれぞれ同じ材料、厚みからな
る。液晶素子E5においては、基板1Gの液晶3Aと接
触する面(基層11G面)と液晶3Aとの接触角及び基
板2Gの液晶3Aと接触する面(基層21G面)と液晶
3Aとの接触角は、いずれも32°であった。なお、基
板1Gの導電膜12Gは帯状に間欠的に設けてあるた
め、液晶3Aは比較的広い面積で基板1Gの基層11G
面に直接接触する。基板2Gの導電膜12Gについても
同様に帯状に間欠的に設けてあるため、液晶3Aは比較
的広い面積で基板2Gの基層12G面に直接接触する。
【0040】液晶素子E5は、次のように非常に反射率
が高く、コントラストも良好であった。 液晶素子E5特性: Y値(黒): 3.4 Y値(緑): 25.9 コントラスト: 7.6 ピーク反射率:38.7%(反射波長560nm) (2−6)実施例6 実施例6において作成した液晶素子E6の概略断面図を
図8に示す。
【0041】液晶素子E6は、次に述べることを除け
ば、前記液晶素子E1と同様にして作成した。液晶素子
E6においては、液晶3Aに代えて、次の液晶3Bを採
用した。液晶3Bは、液晶3Aと同様に、カイラルネマ
ティック液晶である。液晶3Bは、トラン系液晶性化合
物を主成分(35wt%)とするネマティック液晶に、
不斉炭素を有するカイラル材料(メルクジャパン製S−
811)を20.5wt%添加したものである。このネ
マティック液晶の屈折率異方性Δnは0.23、誘電率
異方性Δεは8、相転移温度TNIは95°C、粘度は2
5°Cにおいて25cpsであった。この液晶3Bも、
液晶3Aと同様に、室温でコレステリック相を示し、緑
色をしている。
【0042】液晶素子E6においては、液晶3Bと基板
1Aの配向膜13Aとの接触角及び液晶3Bと基板2A
の配向膜23Aとの接触角は、いずれも33°であっ
た。液晶素子E6は、次のように非常に反射率が高く、
コントラストも良好であった。 液晶素子E6特性: Y値(黒): 3.1 Y値(緑): 24.6 コントラスト: 7.9 ピーク反射率:37.4%(反射波長560nm) (2−7)実施例7 実施例7において作成した液晶素子E7の概略断面図を
図9に示す。
【0043】液晶素子E7は、次に述べることを除け
ば、前記液晶素子E1と同様にして作成した。液晶素子
E7においては、液晶3Aに代えて、次の液晶3Cを採
用した。液晶3Cは、液晶3Aと同様に、カイラルネマ
ティック液晶である。液晶3Cは、ピリミジン系液晶性
化合物を主成分(37wt%)とするネマティック液晶
に、不斉炭素を有するカイラル材料(メルクジャパン製
S−811)を24.5wt%添加したものである。こ
のネマティック液晶の屈折率異方性Δnは0.21、誘
電率異方性Δεは12、相転移温度TNIは98°C、粘
度は25°Cにおいて48cpsであった。この液晶3
Cも、液晶3Aと同様に、室温でコレステリック相を示
し、緑色をしている。
【0044】液晶素子E7においては、液晶3Cと基板
1Aの配向膜13Aとの接触角及び液晶3Cと基板2A
の配向膜23Aとの接触角は、いずれも34°であっ
た。液晶素子E7は、次のように非常に反射率が高く、
コントラストも良好であった。 液晶素子E7特性: Y値(黒): 3.0 Y値(緑): 24.8 コントラスト: 8.3 ピーク反射率:37.8%(反射波長560nm) (2−8)比較例1 比較例1において作成した液晶素子CE1の概略断面図
を図10に示す。
【0045】液晶素子CE1は、次に述べることを除け
ば、前記液晶素子E1と同様にして作成した。液晶素子
CE1においては、基板1A、2Aに代えて、それぞれ
次の基板1E、2Eを採用した。基板1Eは、基板1A
と同様に、透明基層11E、透明導電膜12E及び透明
配向膜13Eがこの順に積層形成されたものである。基
板1Eは、基板1Aと、次に述べることを除けば同じも
のである。基板1Eの配向膜13Eは、基板1Aの配向
膜13Aと、表面エネルギーが異なる。配向膜13Eの
表面エネルギーは、50dyn/cmである。
【0046】基板2Eは、透明基層21E、透明導電膜
(透明電極層)22E、透明配向膜23Eがこの順に積
層形成されたものである。基板2Eの基層21E、導電
膜22E、配向膜23Eは、基板1Eの基層11E、導
電膜12E、配向膜13Eとそれぞれ同じ材料、厚みか
らなる。液晶素子CE1においては、液晶3Aと基板1
Eの配向膜13Eとの接触角及び液晶3Aと基板2Eの
配向膜23Eとの接触角は、いずれも17°であった。
【0047】液晶素子CE1は、次のように非常に反射
率は高いが、コントラストは悪かった。黒表示のとき
に、散乱が多く、表示品質が悪かった。 液晶素子CE1特性: Y値(黒): 4.5 Y値(緑): 25.6 コントラスト: 5.7 ピーク反射率:38.6%(反射波長560nm) (2−9)比較例2 比較例2において作成した液晶素子CE2の概略断面図
を図11に示す。
【0048】液晶素子CE2は、次に述べることを除け
ば、前記液晶素子E1と同様にして作成した。液晶素子
CE1においては、基板1A、2Aに代えて、それぞれ
次の基板1F、2Fを採用した。基板1Fは、基板1A
と同様に、透明基層11F、透明導電膜12F及び透明
配向膜13Fがこの順に積層形成されたものである。基
板1Fは、基板1Aと、次に述べることを除けば同様の
ものである。配向膜13Fは、シリコン系配向膜材料か
らなる。配向膜13Fの表面エネルギーは、8dyn/
cmである。
【0049】基板2Fは、透明基層21F、透明導電膜
(透明電極層)22F、透明配向膜23Fがこの順に積
層形成されたものである。基板2Fの基層21F、導電
膜22F、配向膜23Fは、基板1Fの基層11F、導
電膜12F、配向膜13Fとそれぞれ同じ材料、厚みか
らなる。液晶素子CE2においては、液晶3Aと基板1
Fの配向膜13Fとの接触角及び液晶3Aと基板2Fの
配向膜23Fとの接触角は、いずれも87°であった。
【0050】液晶素子CE2は、次のようにコントラス
トは良好ではあるが、反射率が非常に低かった。 液晶素子CE2特性: Y値(黒): 0.9 Y値(緑): 10.8 コントラスト:12 ピーク反射率:25.1%(反射波長560nm) (2−10)比較例3 比較例3において作成した液晶素子CE3の概略断面図
を図12に示す。
【0051】液晶素子CE3は、次に述べることを除け
ば、前記液晶素子E1と同様にして作成した。液晶素子
CE3においては、液晶3Aに代えて、次の液晶3Dを
採用した。液晶3Dは、液晶3Aと同様に、カイラルネ
マティック液晶である。液晶3Dは、ビフェニル系液晶
性化合物を主成分(40wt%)とするネマティック液
晶に、不斉炭素を有するカイラル材料(メルクジャパン
製S−811)を24.0wt%添加したものである。
この液晶3Cも、液晶3Aと同様に、室温でコレステリ
ック相を示し、緑色をしている。
【0052】液晶素子CE3においては、液晶3Dと基
板1Aの配向膜13Aとの接触角及び液晶3Dと基板2
Aの配向膜23Aとの接触角は、いずれも18°であっ
た。液晶素子CE3は、次のように反射率は良好ではあ
るが、コントラストが悪かった。 液晶素子CE3特性: Y値(黒): 4.3 Y値(緑): 24.6 コントラスト: 5.7 ピーク反射率:38.2%(反射波長560nm) 以上述べた実施例及び比較例における接触角、コントラ
スト、反射率等をまとめると、次表1のようになる。
【0053】
【表1】
【0054】接触角が20°〜80°の範囲にある実施
例1〜7で作成した液晶素子E1〜E7は、コントラス
ト及び反射率のいずれについても良好であることがわか
る。これに対して、接触角が20°未満又は80°より
大きい比較例1〜3で作成した液晶素子CE1〜CE3
は、コントラスト及び反射率のうちのいずれか一方が良
好でないことがわかる。
【0055】本発明の液晶素子E1〜E7のように、接
触角が20°〜80°となる基板及び液晶の組み合わせ
で液晶素子を作成すれば、コントラスト及び反射率のい
ずれも良好な液晶素子が得られる。表1から、接触角が
30°以上50°以下となる基板及び液晶の組み合わせ
で液晶素子を作成すれば、コントラスト及び反射率がさ
らに良好になることがわかる。
【0056】ここで、液晶と基板の接触角が小さいとい
うことは、液晶分子が基板に対して平行に配向しやすい
ことを示している。すなわち、液晶と基板の接触角が比
較的小さい場合には、液晶分子自体はプレーナ配列をと
りやすく、反射率が比較的高く、構造的に安定してい
る。しかし、液晶と基板の接触角が小さすぎる場合に
は、液晶分子がフォーカルコニック配列状態のときに、
光を散乱しやすくなるため、例えば背景色の黒色が見え
にくくなり、結果としてコントラストが悪くなる。ま
た、接触角が小さいときには視野角が狭くなる。
【0057】逆に液晶と基板の接触角が大きいというこ
とは、液晶分子が基板に対して垂直に配向しやすいこと
を示している。すなわち、液晶と基板の接触角が比較的
大きい場合には、液晶分子はフォーカルコニック配列を
とりやすい。そのため、フォーカルコニック配列状態に
おいて、光を比較的散乱しにくく、透明になりやすいた
め、例えば背景色の黒色が見えやすい。結果としてコン
トラストは良くなる。また、高視野角が得られる。しか
し、液晶と基板の接触角が大きすぎる場合には、反射率
が低くなり、液晶をプレーナ配列にして選択反射状態に
したときのY値も比較的小さくなる。
【0058】したがって、コントラスト及び反射率の双
方が良好な液晶素子を得るためには、本発明に係る実施
例1〜7の液晶素子E1〜E7のように、液晶と基板の
接触角が適当な範囲に収まっている必要がある。比較例
1、3の液晶素子CE1、CE3のように、接触角が低
すぎるときには、反射率は良くなるが、コントラストは
悪くなる。また、比較例2の液晶素子CE2のように接
触角が大きすぎるときには、コントラストは良くなる
が、選択反射時のY値(Y値(緑))及び反射率は悪く
なる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、少なくと
も一方が透光性の一対の基板と、両基板間に挟まれた液
晶を有する液晶素子であって、コントラスト及び反射率
の双方が良好な液晶素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶素子の一例の概略断面図であ
る。
【図2】液晶と基板の接触角を示す図である。
【図3】実施例1において作成した本発明に係る液晶素
子の概略断面図である。
【図4】実施例2において作成した本発明に係る液晶素
子の概略断面図である。
【図5】実施例3において作成した本発明に係る液晶素
子の概略断面図である。
【図6】実施例4において作成した本発明に係る液晶素
子の概略断面図である。
【図7】実施例5において作成した本発明に係る液晶素
子の概略断面図である。
【図8】実施例6において作成した本発明に係る液晶素
子の概略断面図である。
【図9】実施例7において作成した本発明に係る液晶素
子の概略断面図である。
【図10】比較例1において作成した液晶素子の概略断
面図である。
【図11】比較例2において作成した液晶素子の概略断
面図である。
【図12】比較例3において作成した液晶素子の概略断
面図である。
【符号の説明】
E、E1〜E7、CE1〜CE3 液晶素子 1、1A〜1G、2、2A〜2G 基板 11、11A〜11G、22、22A〜22G 基層 12、12A〜12G、22、12A〜12G 電極層 13、13A〜13F、23、23A〜23F 配向膜
(配向膜層) 1S、2S 基板の液晶と接触する液晶接触面 3、3A〜3C 液晶 41 柱状構造物 42 球状スペーサー 5 シール壁 6 光吸収体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H090 HB08Y HC05 JB02 JB03 KA04 KA11 LA02 4H027 BA02 BD20 BD24 BE07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方が透光性の一対の基板と、
    前記基板間に挟まれた液晶とを含む液晶素子であって、 前記液晶は前記両基板に同時に接触しており、 前記液晶は室温でコレステリック相を示す液晶であり、 前記基板の前記液晶が接触する液晶接触面と該液晶との
    接触角が20°以上80°以下であることを特徴とする
    液晶素子。
  2. 【請求項2】前記液晶はカイラルネマティック液晶であ
    り、該カイラルネマティック液晶のネマティック液晶成
    分は、エステル系液晶、トラン系液晶及びピリミジン系
    液晶のうち1又は2以上を主成分とする請求項1記載の
    液晶素子。
  3. 【請求項3】前記基板の液晶接触面と前記液晶との接触
    角が30°以上50°以下である請求項1又は2記載の
    液晶素子。
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