JP2001041632A - 連続凍結装置 - Google Patents

連続凍結装置

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JP2001041632A
JP2001041632A JP11213552A JP21355299A JP2001041632A JP 2001041632 A JP2001041632 A JP 2001041632A JP 11213552 A JP11213552 A JP 11213552A JP 21355299 A JP21355299 A JP 21355299A JP 2001041632 A JP2001041632 A JP 2001041632A
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sheet
brine
holding sheet
cooled
brine tank
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JP11213552A
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Masahiro Hosaka
征宏 保坂
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Mitsubishi Electric Air Conditioning and Refrigeration Systems Co Ltd
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Mitsubishi Electric Air Conditioning and Refrigeration Systems Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D13/00Stationary devices, e.g. cold-rooms
    • F25D13/06Stationary devices, e.g. cold-rooms with conveyors carrying articles to be cooled through the cooling space
    • F25D13/065Articles being submerged in liquid coolant

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被冷却物をブライン冷却方式により連続接触
凍結する連続凍結装置において、装置の製造コストを低
減し、冷却時に被冷却物に生ずる変形を極力少なくす
る。 【解決手段】 長尺で柔軟なシート材の短端をつないで
平面上で無限軌道を描く閉ループ構造に形成した保持シ
ート15を槽内に配設し、その槽内に供給される冷ブラ
イン16で被冷却物30を保持シートを介して冷却する
ブライン槽10と、ブライン槽内の冷却領域Aでは保持
シートの長端を平面上で近接させて被冷却物を収納でき
る断面略U字状に垂れ下げて保持シートを浸漬し、ブラ
イン槽の被冷却物搬出入領域Bでは長端の一部を離隔さ
せて、被冷却物が上に乗るようにブライン槽上で保持シ
ートをフラットに展開させるシートガイドレール21を
備え、このシートガイドレールで案内して保持シートを
周回移動可能に支持するシート案内手段14を備えた構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、魚,食肉など各
種の被冷却物を、ブライン冷却方式により連続接触凍結
する連続凍結装置に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 従来、この種の連続凍結装置の中に、
たとえば図10に示すように構成したものがある(特公
平1−51757号公報参照)。図において、符号1
は、スチールベルトコンベア2の上部側に設けるフレキ
シブルシートコンベアである。符号3はフレキシブルシ
ートである。符号4はコンベアチェーンで、そのアタッ
チメントにフレキシブルシート3が取り付けられてい
る。そして、フレキシブルシート3、コンベアチェーン
4、スプロケット5等によりフレキシブルシートコンベ
ア1を構成する。符号6は、スチールベルトコンベア2
の下側が接しているブラインタンクで、中に冷ブライン
aか貯留されている。符号bは、フレキシブルシートコ
ンベア1の下部側に貯留した冷ブラインである。これら
冷ブラインは、不図示のブライン冷却機で冷却され、ブ
ライン入口6aからブラインタンク6に、ブライン入口
1aからフレキシブルシート3内にそれぞれ供給され、
ブライン出口6b,1bから各々ブライン冷却機へ帰還
させて循環するようにし、必要最小限の液面を保持させ
ている。なお、フレキシブルシートコンベア1は、フレ
キシブルシート3の冷ブラインbの重量によって生ず
る、スチールベルトコンベア2または被冷却物cとの間
の摩擦力が駆動力となって回転させられる。また、スチ
ールベルトコンベア2の駆動は、駆動モータ7の回転を
伝達させて行われる。
【0003】そして、従来は、矢印で示すように食品供
給口8に被冷却物cが入ると、スチールベルトコンベア
2とフレキシブルシートコンベア1との間に挟まれた状
態で冷凍ゾーンzに入る。そうして、被冷却物cは、そ
の下面が冷ブラインaにより冷却されたスチールベルト
コンベア2に接触し、上面が冷ブラインbにより冷却さ
れたフレキシブルシート3に接触し、これにより、被冷
却物cに対するスチールベルトコンベア2およびフレキ
シブルシート3による熱伝導が行われて冷却される。さ
らに、この被冷却物cを、冷凍ゾーンzを通過させて搬
送し、矢印で示すように食品取出部9に達すると、自然
にスチールベルトコンベア2上から離れて、図示しない
次のプロセスへ運ばれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、上述のよ
うな従来の連続凍結装置では、装置上側と下側に個別に
冷ブラインa,bを用いて被冷却物cを冷却する冷却機
構を備える構成であり、しかも、スチールベルトコンベ
ア2とフレキシブルシートコンベア1をそれぞれ駆動す
る駆動部を必要とし、装置全体として製造コストが高く
なるという課題がある。
【0005】また、冷却時、冷凍ゾーンzを通過する
間、被冷却物cに冷ブラインbの荷重がかかり、被冷却
物cに変形を生じやすいという課題もあった。
【0006】そこで、本発明の目的は、そのような課題
を解決し、装置の製造コストを低減させ、冷却時に被冷
却物に生ずる変形を極力少なくする連続凍結装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的は、請求項1
に記載のように、柔軟性を有する長尺なシート材を用
い、その短端をつないで平面上で無限軌道を描く閉ルー
プ構造に形成し、被冷却物を保持するための保持シート
と、この保持シートを槽内に配設し、その槽内にブライ
ン冷却機で冷却した冷ブラインが供給され、その冷ブラ
インで被冷却物を保持シートを介して冷却するブライン
槽と、このブライン槽内の冷却領域では保持シートの長
端を平面上で近接させて、被冷却物を収納できる断面略
U字状に保持シートを垂れ下げ、ブライン槽の被冷却物
搬出入領域では前記長端の一部を離隔させて、被冷却物
が上に乗るようにブライン槽上で保持シートをフラット
に展開させるシートガイドレールを備え、このシートガ
イドレールで案内して保持シートを周回移動可能に支持
するシート案内手段と、保持シートを前記シートガイド
レールに沿って周回移動させるシート駆動手段とを備え
て構成したことにより達成される。
【0008】上記目的は、請求項2に記載のように、前
記保持シートを、そのU字状部をブライン槽内の冷ブラ
インに浸漬した状態で配設したことにより達成される。
【0009】上記目的は、請求項3に記載のように、保
持シート底部に浮上り防止手段を設け、その浮上り防止
手段でブライン槽底部と可動的に連結したことにより達
成される。
【0010】上記目的は、請求項4に記載のように、ブ
ライン槽内で保持シートに冷ブラインを噴射手段により
噴射して被冷却物を冷却したことにより達成される。
【0011】上記目的は、請求項5に記載のように、ブ
ライン槽を装置カバーで被うとともに、その装置カバー
に内部に乾燥空気を送り込む空気供給部を設けたことに
より達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下、図面を参照しつつ、本発
明の実施の形態について説明する。
【0013】図1に、本発明による連続凍結装置の構造
を上から見て示す。図中符号10は、ブライン槽であ
る。ブライン槽10は、図中横に長い四角い流路を形成
し、その図中下側の外側壁10aにブライン入口部11
とブライン出口部12を設ける。そして、図示省略した
が、ブライン槽10の外部に設置したブライン冷却機で
冷却した冷ブラインを、ポンプ装置で圧送してブライン
入口部11からブライン槽10内に供給し、その中の流
路を通して流動させ、ブライン出口部12からブライン
冷却機へ帰還させて循環するようにし、ブライン槽10
内で必要最小限のブライン液面を保持させる構成にして
いる。
【0014】このブライン槽10内には、シート案内手
段14で保持シート15を、その上から支持して配設す
る。
【0015】シート案内手段14は、図2に示すよう
に、ブライン槽10の上方に備える支持構造体17に、
断面逆T形状をなす無限軌道の走行レール18を並設す
る。走行レール18は、図1に示したブライン槽10の
流路の上に沿って形成し、左右両側が曲線をなすループ
状に配設する。そして、図2に示すように、これら走行
レール18に、その上を回転走行可能に各々一対の走行
ローラ19を係合し、それら走行ローラ19を軸支する
左右一対のローラアタッチメント20でシートガイドレ
ール21を支持している。
【0016】シートガイドレール21は、この例では、
前記走行レール18と同様、図1に示すように、2本の
軸状部材をブライン槽10の流路の上に沿って並行させ
て形成し、左右両側が曲線をなすループ状に設ける。そ
して、ブライン槽10の上側の同一水平面において、こ
の2本のシートガイドレール21を近接させて配すると
ともに、ブライン槽10の外側壁10aにおける被冷却
物搬出入領域Bではシートガイドレール21を離隔させ
て配した形状に構成する。
【0017】前記保持シート15は、柔軟性を有する長
尺なシート材で、たとえば低温において引張強度,引裂
強度,弾性,屈曲性,気密性に優れたゴムの薄いフィル
ムと、補強材である基布を張り合わせて成形し、その短
端をつないで平面上で無限軌道を描く閉ループ構造に形
成してなる。
【0018】そして、図3および図4に示すように、保
持シート15の長端15aを、シートガイドレール21
にそれに沿って移動可能につなぐとともに、さらに前記
ローラアタッチメント20に連結して吊持する。そうし
て、保持シート15の大部分は、そのシート長端15a
を平面上で近接させ、断面略U字状に垂れ下がった状態
で吊持し、そのU字状部15bを、ブライン槽10内の
冷却領域Aで冷ブライン16に浸漬する一方、ブライン
槽1の被冷却物搬出入領域Bでは、シート長端15aを
離隔させてブライン槽上10でフラットに展開させた状
態にして張設している。
【0019】この保持シート15は、図5中符号25を
付して示すシート駆動手段によってシートガイドレール
21に沿ってブライン槽10内を周回移動できるように
なっている。
【0020】シート駆動手段25は、駆動モータ26
と、駆動モータ26に接続した駆動ギヤ27と、駆動ギ
ヤ27と噛み合う伝達ギヤ28と、各々のギヤ軸27
a,28aの下端に設ける摩擦ローラ29,29とを備
えて構成する。そして、摩擦ローラ29,29で、保持
シート15のU字状部15bのう長端15a側を間に挟
み、摩擦ローラ29,29を回転して摩擦により保持シ
ート15を移動させるように構成されている。
【0021】なお、この連続凍結装置は、図3に示すよ
うに、ブライン槽10の上壁10bに、保持シート15
の周回移動が可能になるように、シートガイドレール2
1に沿ってエンドレスの開口部24を設けている。開口
部24は、その開口幅を、保持シート15のフラット展
開部15cと対応する被冷却物搬出入領域Bにおいての
み、被冷却物30、例えば食肉の形状に合わせてそれが
出入りできる大きさに形成している。
【0022】また、上述した連続凍結装置には、図1に
示すように、保持シート15のフラット展開部15cに
コンベア前端を配設し、被冷却物30を搬入する搬入コ
ンベア31を備える。また、コンベア後端をフラット展
開部15cに配設して被冷却物30を搬出する搬出コン
ベア32を備える。さらに、フラット展開部15c上か
ら被冷却物30を搬出コンベア32へ案内する搬出ガイ
ド33を備える構成としてなる。
【0023】さて、上述した構成の連続凍結装置におい
て、被冷却物30を冷却するときは、シート駆動手段2
5を作動して保持シート15をシートガイドレール21
に沿って周回移動させる。一方、搬入コンベア31を作
動し、被冷却物30を保持シート15のフラット展開部
15c上に連続的に搬入する。そのように被冷却物が3
0が搬入される時点では、水平に開いた保持シート15
は、徐々にシートガイドレール21間の幅が狭くなるに
従って垂直方向に展開してU字形状に折れ曲がって垂れ
下がり、そのU字状部15b内に被冷却物30を収納
し、ブライン槽10内の流路に沿って図1中矢印イで示
す方向に流動する冷ブライン16に浸漬される。このと
き、冷却領域Aでは、冷ブライン16の水圧により保持
シート15内の空気が上方に押し出され、被冷却物30
と冷ブライン16は、保持シート15を介して接触熱伝
導による熱交換を行う。そして、被冷却物30を急速に
冷却する。
【0024】そして、この冷ブライン16で冷却された
被冷却物30は、ブライン槽10内を図1中矢印ロ方向
に周回移動し、シートガイドレール21間の幅が広くな
るに従って、次第にブライン槽10内から出て水平に広
がった保持シートのフラット展開部15c上に乗って現
れ、さらに搬出ガイド33で搬出コンベア32へ導いて
搬出し、例えば図示しない次のプロセスへ運ばれる。
【0025】この場合、被冷却物30の形状、寸法等が
変化することがあっても、被冷却物30に接する保持シ
ート15が水圧により相手の形状等に応じて変化するた
め、常に被冷却物30と良好な接触状態を維持でき、よ
って熱伝導も良好な状態を保つことができる。
【0026】ところで、上述した連続凍結装置では、ブ
ライン槽10内で保持シート15で被われた被冷却物3
0が浮力の影響を受けて浮き上がり、冷ブライン16に
十分に浸漬できない状態になるおそれがある。そこで、
上述した連続凍結装置では、たとえば図6に示すよう
に、保持シート15の底部とブライン槽10底部とを浮
上り防止手段40で移動可能に連結した構成にするとよ
い。
【0027】浮上り防止手段40は、保持シート15の
底部に、下端にローラ41を軸支した浮上規制リンク4
2を取り付ける。一方、ブライン槽10の底部に、上端
にローラ41を走行可能に係合させたローラ受け43を
固設した構成とする。ローラ受け43は、図7に示すよ
うに、漸次上向きに高く形成し、ブライン槽10の被冷
却物搬出入領域Bで保持シート15の水平方向のフラッ
トな展開を可能にしている。
【0028】また、上述した連続凍結装置は、図8に示
すように構成することもできる。その場合、ブライン槽
10は、その上側を装置カバー45で被う。装置カバー
45には、搬出コンベア32の後端を設置した被冷却物
30の搬出口45aを設け、その搬出口45aと隣接し
て被冷却物30の搬入口(図示省略)を設ける。また、
装置カバー45には、その上側に、内部に乾燥空気を送
り込む空気供給パイプ(空気供給部)49を設けた構成
とする。なお、図8において、図中左側のシートガイド
レール21の高さ位置を右側のそれより高くして被冷却
物30の搬出コンベア32への移動を容易にしている。
【0029】そして、この例では、ブライン槽10を装
置カバー45で被うことで、稼動中にブライン濃度が下
がることを最小限に抑え、さらに、たとえばエアコンプ
レッサ等から空気供給パイプ49を通して内部に乾燥空
気を吹き込んで、内圧を外部より若干高めに保持して外
気と冷ブライン16の接触を効果的に防止できるように
している。
【0030】なお、上述した例では、被冷却物30を保
持シート15で保持し、冷ブライン16中に浸漬して冷
却した。しかし、この発明の連続凍結装置では、たとえ
ば図9に示すように、ブライン槽10内で保持シート1
5に冷ブライン16を噴射手段50により噴射して被冷
却物30を冷却する構成にすることもできる。さらに
は、図示しないが、たとえば冷ブライン16を保持シー
ト15に流しかけて被冷却物30を冷却する構成などに
することもできる。
【0031】
【発明の効果】 本発明によれば、次のような効果が得
られる。
【0032】請求項1によれば、ブライン槽の中で被冷
却物を収納した保持シートのU字状部に冷ブラインを供
給し、その保持シートを無限軌道を描かせながら周回移
動して被冷却物を冷却するように構成するため、従来と
比べて、構造が簡略化され、装置全体として製造コスト
を安価にすることができ、しかも、冷却時、被冷却物に
は冷ブラインの僅かな水圧がかかるだけであり、被冷却
物の変形を少なくすることができる。また、保持シート
は、シートガイドレールで案内して周回移動させるよう
にするため、従来のようにシートが走行中に蛇行するな
ど運転上のトラブルを防止すべく、わざわざ別に手段を
講ずる必要をなくすことができる。さらに、従来の如く
保持シートにかかる引張応力に対処するため、わざわざ
シート強度をアップさせる構成を付加する必要もなく、
装置全体の寿命を長くすることができる。
【0033】請求項2によれば、前記保持シートを、そ
のU字状部をブライン槽内の冷ブラインに浸漬した状態
で配設する構成にすることにより、冷ブラインを保持シ
ートのU字状部に的確に供給して被冷却物をより効果的
に冷却することができる。
【0034】請求項3によれば、保持シートの底部とブ
ライン槽底部とを浮上り防止手段で移動可能に連結する
構成にすることにより、ブライン槽内で被冷却物が浮力
の影響を受けて浮き上がり冷ブラインに十分に浸漬でき
なくなることを防止することができる。
【0035】請求項4によれば、ブライン槽内で保持シ
ートに冷ブラインを噴射手段により噴射して被冷却物を
冷却する構成にすることにより、上述のように被冷却物
の浮き上り防止手段を、別途設置する必要がない等の利
点がある。
【0036】請求項5によれば、ブライン槽を装置カバ
ーで被うことにより、装置稼動中にブライン濃度が下が
ることを最小限に抑えることができ、さらに、空気供給
部を通して内部に乾燥空気を吹き込む構成にすることに
より、内圧を外部より若干高めに保持して外気と冷ブラ
インの接触を効果的に防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による連続凍結装置の全体概略平面図
である。
【図2】 シート案内手段を示す概略縦断面図である。
【図3】 ブライン槽の冷却領域と被冷却物搬出入領域
での被冷却物の保持シートによる保持状態を示す概略縦
断面図である。
【図4】 保持シートとシートガイドレールの形状説明
斜視図である。
【図5】 シート駆動手段の構成を示す斜視図である。
【図6】 ブライン槽の冷却領域での浮上り防止手段の
構成を示す概略縦断面図である。
【図7】 被冷却物搬出入領域での浮上り防止手段の構
成を示す概略縦断面図である。
【図8】 ブライン槽に装置カバーを設けた連続凍結装
置を被冷却物搬出入領域において示す概略縦断面図であ
る。
【図9】 ブライン槽内で保持シートに噴射手段で冷ブ
ラインを噴射して被冷却物を冷却する連続凍結装置を示
す縦断面図である。
【図10】 従来の連続凍結装置を示す断面側面図であ
る。
【符号の説明】
10 ブライン槽 14 シート案内手段 15 保持シート 15a 長端 15b U字状部 15c フラット展開部 16 冷ブライン 21 シートガイドレール 25 シート駆動手段 30 被冷却物 40 浮上り防止手段 45 装置カバー 49 空気供給パイプ(空気供給部) 50 噴射手段 A 冷却領域 B 被冷却物搬出入領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性を有する長尺なシート材を用い、
    その短端をつないで平面上で無限軌道を描く閉ループ構
    造に形成し、被冷却物を保持するための保持シートと、 この保持シートを槽内に配設し、その槽内にブライン冷
    却機で冷却した冷ブラインが供給され、その冷ブライン
    で被冷却物を保持シートを介して冷却するブライン槽
    と、 このブライン槽内の冷却領域では保持シートの長端を平
    面上で近接させて、被冷却物を収納できる断面略U字状
    に保持シートを垂れ下げ、ブライン槽の被冷却物搬出入
    領域では前記長端の一部を離隔させて、被冷却物が上に
    乗るようにブライン槽上で保持シートをフラットに展開
    させるシートガイドレールを備え、このシートガイドレ
    ールで案内して保持シートを周回移動可能に支持するシ
    ート案内手段と、 保持シートを前記シートガイドレールに沿って周回移動
    させるシート駆動手段と、 を備えて構成したことを特徴とする連続凍結装置。
  2. 【請求項2】 前記保持シートを、そのU字状部をブラ
    イン槽内の冷ブラインに浸漬した状態で配設したことを
    特徴とする請求項1に記載の連続凍結装置。
  3. 【請求項3】 保持シート底部に浮上り防止手段を設
    け、その浮上り防止手段でブライン槽底部と可動的に連
    結してなることを特徴とする請求項1または2に記載の
    連続凍結装置。
  4. 【請求項4】 ブライン槽内で保持シートに冷ブライン
    を噴射手段により噴射して被冷却物を冷却してなること
    を特徴とする請求項1に記載の連続凍結装置。
  5. 【請求項5】 ブライン槽を装置カバーで被うととも
    に、その装置カバーに内部に乾燥空気を送り込む空気供
    給部を設けたことを特徴とする請求項1、2、3または
    4に記載の連続凍結装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003095911A1 (fr) * 2002-05-10 2003-11-20 Glocal Co., Ltd. Dispositif frigorifique, procédé de surgélation, et objet surgelé

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003095911A1 (fr) * 2002-05-10 2003-11-20 Glocal Co., Ltd. Dispositif frigorifique, procédé de surgélation, et objet surgelé
US7418823B2 (en) 2002-05-10 2008-09-02 Shounan Jitsugyou Corporation Freezer, freezing method and frozen objects

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