JPH029948Y2 - - Google Patents

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JPH029948Y2
JPH029948Y2 JP1986026887U JP2688786U JPH029948Y2 JP H029948 Y2 JPH029948 Y2 JP H029948Y2 JP 1986026887 U JP1986026887 U JP 1986026887U JP 2688786 U JP2688786 U JP 2688786U JP H029948 Y2 JPH029948 Y2 JP H029948Y2
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JP
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station
prevention band
sag prevention
continuous sheet
heating
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JP1986026887U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は両側耳縁をクランプチエンによりクラ
ンプして加熱ステーシヨン、成形ステーシヨンに
順次間欠的に移送する熱成形機において、成形ス
テーシヨンに送り込まれて停止する連続シートの
加熱による垂れ下がりを防止するサグ防止バンド
装置に係るものである。
(従来の技術) 実開昭59−21913号公報に、加熱ステーシヨン
の上下の加熱板の接合面に沿つて被加熱シートの
進行方向に該シートの加熱による垂れ下がりを防
ぐ冷却パイプその他の不可撓性の支持バーを配設
することが記載されている。しかし加熱ステーシ
ヨンに続く成形ステーシヨンに被加熱シートの進
行方向に前記と同様の支持バーを設ければ、型の
上下動と型締めによる成形ができなくなるから設
置は不可能になるおそれがあり、加熱ステーシヨ
ンに設ける場合でも前記と同様である。
(考案が解決しようとする問題点) 連続シートを加熱ステーシヨンのみでなく成形
ステーシヨンにおいてロープで支持すれば一層有
効であることが予見される。しかしながら成形ス
テーシヨンには下型若しくは下型と上型が設置さ
れているから、ロープの戻り移動を不可欠とする
循環を行わせる構成にすることは簡単に出来な
い。
本考案はこのようにロープの簡単でない循環を
可能にすること、並びに成形ステーシヨンに設け
る成形型について成形を可能にする型をを使用す
るようにすることを考案の課題とし、問題点とし
ているものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前項に述べた熱成形機の構成を具体化
することを目的とするもので、加熱ステーシヨン
の入口と成形ステーシヨンの出口とに、連続シー
トの送り方向と直角な巾方向の下面を該シートの
間欠移送の速度に同調して移動するサグ防止バン
ドの案内プーリを設け、成形ステーシヨンの出口
と加熱ステーシヨンの入口と各ステーシヨン外側
にサグ防止バンドを連続シートの下面から側方に
離して移動する戻り経路の戻り案内プーリを設け
てその各案内プーリ及び戻り案内プーリに可撓性
のロープからなる環状サグ防止バンドを循環する
ように掛け渡し、成形ステーシヨンに設ける成形
型には、サグ防止バンドを嵌める溝を設け、その
溝の両側に型を設けたことを特徴とする熱成形機
におけるサグ防止バンド装置に関するものであ
る。
(実施例及び実施例の作用) 本考案の好適な一実施例を添付図面によつて説
明する。
第1図は本考案の一部切欠正面図、第2図は同
平面図、第3図は第1図A−A線切断側面図、第
4図は案内プーリの側面図、第5図は連続シート
Sの加熱を強制するときの切断側面図である。
熱成形機1は第1〜2図に示したように加熱ス
テーシヨンと成形ステーシヨンとからなり、
加熱ステーシヨンにはヒータ2の上に厚さの大
きい熱板3を設けその上に熱伝達の表面板4,4
を固定してなり、該表面板4,4の間に連続シー
トSの送り方向と直角な巾方向の中央に溝5を構
成する。(第3,5図) 連続シートSは巻取りリール6からシートガイ
ド7,7を通つて一対のクランプチエン8に導か
れる。クランプチエン8は加熱ステーシヨン及
び成形ステーシヨンの側部を間欠的に移動する
公知の構成のもので、第1図左方と右方及び下方
のスプロケツト9,10,11,12に掛渡す。
13は連続シートSの前記巾方向中央部におい
て溝5のすぐ上側で該シートSの下面に接し、ク
ランプチエン8と同じ速度で同じ方向に移動する
ように設けた撚り掛けロープからなるサグ防止バ
ンドで、加熱ステーシヨンの入口の前記スプロ
ケツト9の軸のすぐ下方の軸と、スプロケツト9
と同じ軸、及び成形ステーシヨンの出口のスプロ
ケツト10(第1図左方)の軸とに嵌めた溝付プ
ーリ20,14,15と、溝付プーリ15の下周
面並びに溝付プーリ20の上周面と同じレベルで
水平回転するように設けた溝付プーリ16,19
と、連続シートS及び後記する下型34及び下側
チヤンバー33の側方から離れる位置で溝付プー
リ16,19に対応させて設けた溝付プーリ1
7,18とからなり、それらの溝付プーリ16,
17,18,19を水平面で四角形配置にすると
共に、溝付プーリ20,14の間においてクツシ
ヨンばね22を装着した溝付プーリ21を設け、
前記各案内プーリにロープからなるサグ防止バン
ド13を掛け渡して循環させるようにする。尤も
前記の溝付プーリ14をスプロケツト9の軸に固
定しないで、該スプロケツト9の右側(第1図)
に接近させた独立軸に設け、サグ防止バンド13
をクランプチエン8の間欠移動に同調する別個の
モータによつて駆動することも出来る。前記した
溝付プーリ14〜15は本考案の案内プーリであ
り、また溝付プーリ16〜20は本考案の戻り案
内プーリ、第4図は溝付プーリ14〜20の側面
を示したものである。
成形ステーシヨンに設ける成形型は任意の形
式のもので良いが、サグ防止バンド13は連続シ
ートSの巾方向中央部下面を走行するから、その
走行を妨げない成形型を使用しなければならない
制約がある。本実施例は下型34をロツド32に
取付けたシリンダー31に下側チヤンバー33を
固定し、上側チヤンバー36の下降によつて連続
シートSとサグ防止バンド13が押し下げたとき
接する下側チヤンバー33の上縁にサグ防止バン
ド13を緊密に嵌める溝を設け、下側チヤンバー
33内で上昇する下型34にサグ防止バンド13
の両側から突出する型35,35を設ける。型3
5,35は連続シートSの送り方向において複数
ずつにすることができる。
加熱ステーシヨンにおいて、クランプチエン
8により両耳縁をクランプされた連続シートSを
表面板4,4上に押しつけて加熱を強制するとき
は、連続シートSにより押し下げられるサグ防止
バンド13が第5図のように溝5に入る。
(作用) 本考案は連続シートSの送り方向の下面に接
し、且つ該シートSのクランプチエン8による間
欠移動に同調してロープからなるサグ防止バンド
を移動するものであつて、加熱ステーシヨンに
おいて連続シートSが成形適温に加熱され、その
加熱のため両耳縁間を垂れ下がる傾向になつて
も、サグ防止バンド13が該垂れ下がりを防止し
て成形ステーシヨンに移送し、成形が終つてか
ら該ステーシヨンの出口を出るまで連続シート
Sの下面の支持を続けて、連続シートSの加熱及
び成形容易にする。またサグ防止バンド13はロ
ープからなる前記出口を出てからは戻り経路の戻
り案内プーリにより案内され、連続シートSの下
面から側方に離れ、再び加熱ステーシヨンの入
口前方から連続シートとともに加熱ステーシヨン
に通る循環を行い、連続シートSの送りを防げな
い構成によつて、サグ防止バンド13の連続シー
トSの支持に有効にする。また、成形ステーシヨ
ンに設ける成形型には、サグ防止バンドを嵌める
溝を設け、その溝の両側に型を設けているからサ
グ防止バンド13による連続シートSの支持並び
に成形に支障がない。
(効果) 本考案は前記に述べた構成及び作用になり、可
撓性のロープからなるサグ防止バンド13の循環
の戻り経路を構成するため、連続シートSの下面
から側方に離れた戻り案内プーリを設けているの
で、連続シートの送り方向と戻り方向とでサグ防
止バンド13が接触しながら循環をすることはな
く、また、成形ステーシヨンの下型の上下作動
の駆動機構に干渉しない戻り経路を通らせること
ができる。なおまた成形ステーシヨンに設ける
成形型には、サグ防止バンドを嵌める溝を設け、
その溝の両側に型を設けているからサグ防止バン
ド13による連続シートSの支持並びに型による
成形を支障なく施すことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部切欠正面図、第2図は同
平面図、第3図は第1図A−A線切断側面図、第
4図は溝付プーリ(案内プーリ)の側面図、第5
図は連続シートSの加熱を強制するときの切断側
面図である。 →加熱ステーシヨン、→成形ステーシヨ
ン、S→連続シート、8→クランプチエン、1
4,15→案内プーリ、17〜20→戻り案内プ
ーリ、35→型。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 加熱ステーシヨン、成形ステーシヨンを設け、
    連続シートの両耳縁をクランプチエンによりクラ
    ンプして前記両ステーシヨンに順次間欠的に移送
    する熱成形機において、 前記加熱ステーシヨンの入口と成形ステーシヨ
    ンの出口とに、連続シートの送り方向と直角な巾
    方向の下面を該シートの間欠移送の速度に同調し
    て移動するサグ防止バンドの案内プーリを設け、
    成形ステーシヨンの出口と加熱ステーシヨンの入
    口と各ステーシヨンの外側にサグ防止バンドを連
    続シートの下面から側方に離して移動する戻り経
    路の戻り案内プーリを設けてその各案内プーリ及
    び戻り案内プーリに可撓性のロープからなる環状
    サグ防止バンドを循環するように掛け渡し、成形
    ステーシヨンに設ける成形型には、サグ防止バン
    ドを嵌める溝を設け、その溝の両側に型を設けた
    ことを特徴とする熱成形機におけるサグ防止バン
    ド装置。
JP1986026887U 1986-02-26 1986-02-26 Expired JPH029948Y2 (ja)

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JPS62138017U JPS62138017U (ja) 1987-08-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627387Y2 (ja) * 1988-04-27 1994-07-27 ヤック株式会社 パッケージ用蓋体の自動成型装置における加熱装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921913B2 (ja) * 1981-06-08 1984-05-23 川崎製鉄株式会社 コ−クス乾式消火方法および装置

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JPS5921913U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 大日本印刷株式会社 成形予熱装置

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JPS5921913B2 (ja) * 1981-06-08 1984-05-23 川崎製鉄株式会社 コ−クス乾式消火方法および装置

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