JP2001039492A - 回転式キャッパ - Google Patents

回転式キャッパ

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JP2001039492A JP11211145A JP21114599A JP2001039492A JP 2001039492 A JP2001039492 A JP 2001039492A JP 11211145 A JP11211145 A JP 11211145A JP 21114599 A JP21114599 A JP 21114599A JP 2001039492 A JP2001039492 A JP 2001039492A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 キャッパの制御装置10は、機外に設け
られて、スレーブコントロールユニットに信号を出力す
るマスターコントロールユニットと、機内に設けられ
て、上記マスターコントロールユニットに信号を出力す
るスレーブコントロールユニットと、両コントロールユ
ニットを接続する無線通信手段16とを備えている。そ
して上記無線通信手段のアンテナ31とアンテナ32と
は、外部ノイズを遮断する遮蔽空間37内に収容されて
おり、これらアンテナとアンテナとの間でFKS方式で
変調された電波信号(制御信号)を正確に送受信するこ
とができるようになっている。 【効果】 従来の回転式キャッパに比較して信頼性を向
上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器にキャップを取付
けるキャッパに関し、より詳しくはスクリュウキャップ
を容器に締付ける回転式のキャッパに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、回転式キャッパとして、支持フレ
ームに回転自在に設けられた回転体と、この回転体に設
けられて、キャップを保持して回転するキャッピングヘ
ッドと、このキャッピングヘッドを駆動する駆動手段
と、上記駆動手段に信号を入力してこれを制御する制御
装置とを備えたものは知られている。この種の回転式キ
ャッパでは、制御装置を機外に設け、かつ該制御装置と
駆動手段とをロータリジョイントにより接続するように
している(特公平2−27235号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来で
は、常時接触しつつ相対移動を行なっているロータリジ
ョイントを用いていたため、ロータリジョイントの接触
部の磨耗による信号の送受信ミスや磨耗により生じた粉
塵が製品内に混入する危険性があった。一方、上述した
粉塵混入の危険性のない非接触な信号の通信手段とし
て、特開平10−236590号公報により無線が提案
されているが、工場内は各種モータ等が発生する電磁波
がノイズとなり、無線による正確な制御伝達が行なえな
いといった問題がある。また、このようなノイズの影響
を受けることのない通信手段として、特開平8−287
90号公報により光ファイバを用いた装置も提案されて
いるが、コネクタの芯出しに高精度が要求され、要求品
質を満足するまでには至っていない。本発明は上述した
事情に鑑み、従来に比較して信頼性の高い回転式キャッ
パを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、支持
フレームに回転自在に設けられた回転体と、この回転体
に設けられて、キャップを保持して回転するキャッピン
グヘッドと、このキャッピングヘッドを駆動する駆動手
段と、上記駆動手段に信号を入力してこれを制御する制
御装置とを備えた回転式キャッパにおいて、上記制御装
置を、上記回転体以外に設けられるマスターコントロー
ルユニットと回転体に設けられるスレーブコントロール
ユニットとに分割し、かつこれらマスターコントロール
ユニットとスレーブコントロールユニットとを無線通信
手段により接続する一方、該スレーブコントロールユニ
ットに駆動手段を接続し、また上記無線通信手段のアン
テナを、外部のノイズを遮断する遮蔽空間内に収容した
ものである。
【0005】
【作用】 上述した構成によれば、制御信号が変調され
た電波は外部ノイズを遮断する遮蔽空間内で感度よく送
受信されるので、これによりマスターコントロールユニ
ットとスレーブコントロールユニットの間で正確に信号
の送受信をすることができるので、従来に比較してキャ
ッパの信頼性を向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、1は回転式キャッパ1であり、この
回転式キャッパ1は床に固定された支持フレーム2と、
この支持フレーム2に回転自在に支持されて図示しない
駆動源により回転される回転体3とを設けている。上記
回転体3における円周方向等間隔位置には、容器4を載
置するビン台5を設けている。また回転体3における各
ビン台5の上方位置には、キャップ6を保持して容器4
の上端口部に締め付けるキャピングヘッド7を設けてい
る。このキャピングヘッド7は、チャック開閉電磁弁8
により給排されるエアによって内部の径を拡大または収
縮する従来公知のエアチャックから構成されるととも
に、各キャピングヘッド7毎に設けた駆動手段としての
サーボモータ9によって回転されるようになっている。
なお、ビン台5には容器を把持する把持機構が設けられ
ているが、本実施例では図示を省略している。これら各
チャック開閉電磁弁8および各サーボモータ9は、後に
詳述する制御装置10(図2参照)によって作動を制御
されるようになっており、該制御装置10から弁開放が
指令されると、チャック開閉電磁弁8は、その指令によ
って開放されて上記キャッピングヘッド7の径を収縮さ
せるようになっている。また、上記制御装置10から所
要のキャッピングモータスタート信号が指令されると、
サーボモータ9は、所要の締付けトルク並びに締付け回
転速度により回転駆動されて上記キャッピングヘッド7
を回転させるようになっている。また上記回転体3には
従来公知のロータリエンコーダ11を接続してあり、こ
のロータリエンコーダ11で測定したパルスは、制御装
置10に入力されるようになっている。そして制御装置
10は、ロータリエンコーダ11から入力されるパルス
によって回転体3の回転角度位置を認識できるようにな
っている。
【0007】次に上記制御装置10について説明する。
図2に示すように制御装置10は、キャッパ1の外部に
設置されたマスターコントロールユニット14と、回転
体3に設けられたスレーブコントロールユニット15
と、機外のマスターコントロールユニット14とスレー
ブコントロールユニット15とを接続する無線通信手段
16とを備えている。上記マスターコントロールユニッ
ト14には、入出力機器17並びに表示機器18が接続
されており、この入出力機器17を介して該マスターコ
ントロールユニット14に品種毎に異なる締付けトルク
並びに締付け回転速度、さらに判定条件とを加えた基準
作動信号を入力するとともに、基準作動信号を書き換え
可能になっている。そして、上記マスターコントロール
ユニット14からスレーブコントロールユニット15に
処理する容器に応じた基準作動信号を入力するようにな
っている。上記基準作動信号を入力されるスレーブコン
トロールユニット15は、コード20を介して各チャッ
ク開閉電磁弁8に接続されるとともに、コード21を介
してサーボアンプ22に接続されており、該サーボアン
プ22にはコード23を介して上記サーボモータ9が接
続され、該サーボモータ9はサーボアンプ22によって
制御されるようになっている。上記スレーブコントロー
ルユニット15は、マスターコントロールユニット14
の基準作動信号に従って順次チャック開閉電磁弁8とサ
ーボアンプ22とに指令を入力するとともに、この制御
中にサーボアンプ22を介して増幅されたサーボモータ
9の負荷電流をチェックして該負荷電流から締付けトル
クを得る一方、サーボモータ9に内蔵された図示しない
ロータリエンコーダから締付け回転速度を得ることがで
きるようになっている。そしてスレーブコントロールユ
ニット15は、ここで得た締付けトルク並びに締付け回
転速度からキャッピングの良否判定を行なうようになっ
ている。また無線通信手段16は、図2に示すように上
記マスターコントロールユニット14にコード25を介
して接続された送受信部26と、上記スレーブコントロ
ールユニット15にコード27を介して接続された送受
信部28とを備えており、これら送受信部26、28で
電気信号を電波に変換する一方、電波を電気信号に復調
させている。またこれら送受信部26、28には、それ
ぞれコード29、30を介してアンテナ31、32を接
続してあり、両アンテナ31、32との間で電波を送信
または受信している。
【0008】図3に示すように、上記マスターコントロ
ールユニット14に接続された一方のアンテナ31は、
支持フレーム2の中心から鉛直方向上方に伸びる支持軸
2Aの上端に連結された非回転側ハウジング35の下面
に取付けられており、またスレーブコントロールユニッ
ト15に接続された他方のアンテナ32は、上記回転体
3の中心から上方に伸びる筒状部3Aの上端に連結され
た回転側ハウジング36の上面に取付けられている。こ
れによりアンテナ31とアンテナ32とは相互に接近し
た状態に対向されるとともに、スレーブコントロールユ
ニット15側に接続されたアンテナ32が回転体3の回
転に伴ってマスターコントロールユニット14側のアン
テナ31に対して回転するようになっている。上記マス
ターコントロールユニット14側のアンテナ31は、ド
ーナツ状(図2参照)に形成されてその内部に支持フレ
ーム2の一部を構成する支持軸2Aを貫通させるととも
に該支持軸2Aと同心に配置する一方、スレーブコント
ロールユニット15側のアンテナ32は、ドーナツ状
(図2参照)に形成されてその内部に筒状部3Aを貫通
させるとともに該筒状部3Aと同心に配置している。そ
して、両アンテナ31、32を同径に形成することによ
って、アンテナ32がアンテナ31に対して回転する最
中であってもアンテナ31、32の間隔が変動しないの
は勿論のこと、両アンテナ31、32を常に同じ状態で
対向させることができるので受信性能を一定に保つこと
ができる。上記非回転側ハウジング35は、支持軸2A
に連結されて回転体3と平行して伸びる円盤状の平行部
35Aと、この平行部35Aの外周部から所定の間隔を
開けて下方に向けて伸びる二重の側壁部35B、35C
とを備え、また回転側ハウジング36は、筒状部3Aに
連結されて回転体3と平行して伸びる平行部36Aと、
この平行部36Aの外周部から上方に向けて伸びるとと
もにその先端を上記二重の側壁部36A、36Bの間に
接触させることなく位置させた側壁部36Bとを備えて
おり、これら側壁部35B、35C並びに側壁部36
B、また平行部35A並びに平行部36Aとにより両ア
ンテナ31、32を囲む遮蔽空間37を形成している。
これにより上記遮蔽空間37によりアンテナ31、32
に到達する外部ノイズが大幅に減少するので、具体的に
は遮蔽空間37は側壁部35B、35Cと側壁部36B
との間を介して外部に連通されているが、その側壁部3
5B.35Cと側壁部36Bとは互い違いに交互に入り
組んでいるので、有効に外部のノイズを遮断することが
できるし、しかも側壁部35B、35Cと側壁部36B
は非接触状態でオーバーラップしているので磨耗粉が生
じることもない。また上記ハウジング35、36、筒状
部3Aは、耐ノイズ性のためにステンレスやアルミ等の
金属素材で製作されており、それにより一層耐ノイズ性
を向上させてある。
【0009】しかして上述した構成を有する回転式キャ
ッパ1の作動について説明する。先ず、マスターコント
ロールユニット14から処理する容器に応じた締付けト
ルク並びに締付け回転速度、判定条件を含む基準作動信
号が出力される。マスターコントロールユニット14か
ら出力された基準作動信号は、送受信部26に入力され
て、該送受信部26で電気信号からFKS方式で変調さ
れた電波信号へと変調された後にアンテナ31から送信
される。上記アンテナ31から送信されたFKS方式で
変調された電波信号(基準作動信号)は、遮蔽空間37
によって外部のノイズの影響を殆ど受けることなくこの
空間37内を進行して下方側のアンテナ32によって感
度よく受信される。そしてアンテナ32で感度よく受信
されたFKS方式で変調された電波信号は送受信部28
を介して電波信号から電気信号へと変調された後にスレ
ーブコントロールユニット15に入力されるようにな
る。このスレーブコントロールユニット15では、入力
された基準作動信号を記憶するが、上記マスターコント
ロールユニット14から容器の供給に応じて順次入力さ
れるキャップ保持信号並びにキャッピングモータスター
ト信号が入力されるまでは基準作動信号を各チャック開
閉電磁弁8および各サーボアンプ22に出力することは
ない。このときマスターコントロールユニット14で
は、ロータリエンコーダ11から回転体3の回転角度位
置を入力して次にキャッピングを行なうキャピングヘッ
ド7の位置と次にキャッピングされる容器の位置とを認
識し、このときの位置からキャピングヘッド7により所
定の保持位置でキャップを保持するタイミングと所定の
キャッピング開始位置でキャッピングを開始するタイミ
ングとを算出するようになっており、これら双方の演算
を行なったら、それ以降は順次搬入される容器について
同様な演算を行ないつつ確定したキャップ掴み信号並び
にキャッピングモータスタート信号については順次送受
信部26に出力する。これによりキャップ掴み信号並び
にキャッピングモータスタート信号は、送受信部26に
より電気信号からFKS方式で変調された電波信号へと
変調された後にアンテナ31から送信されて、外部ノイ
ズの影響を殆ど受けることなしに他方のアンテナ32に
よって感度よく受信されるようになる。そして、アンテ
ナ32で受信されたFKS方式で変調された電波信号
(キャップ掴み信号並びにキャッピングモータスタート
信号)は、送受信部28を介してFKS方式で変調され
た電波信号から電気信号へと復調された後にスレーブコ
ントロールユニット15に入力されるようになる。上記
キャップ掴み信号とキャッピングモータスタート信号を
入力されたスレーブコントロールユニット15は、事前
に入力された基準作動信号に基づいて次にキャップを把
持すべきチャック開閉電磁弁8にキャップ掴み信号を出
力する一方、次にキャッピングすべきサーボモータ9の
サーボアンプ22に仮締めトルクと仮締め回転速度、並
びに本締めトルクと本締め回転速度とを入力する。これ
により、先ず回転を停止した状態のキャッピングヘッド
7が上流側位置の保持区間においてキャップを保持して
から下流側の締付け区間に搬送される。この締付け区間
では、サーボモータ9は所定の仮締めトルクと所定の仮
締め回転速度で回転駆動された後に、次に仮締めトルク
よりも大きな所定の本締めトルクと所定の本締め回転速
度で回転駆動するようになる。ところで、キャッピング
時に容器またはキャップの製造誤差により螺合がきつく
所定の仮締め制限時間内で仮締めを達成できなかった
り、或は所定の本締め制限時間内で本締めを達成するこ
とができないことがあるが、スレーブコントロールユニ
ット15は、該サーボモータ9の負荷電流並びに内蔵さ
れたロータリエンコーダを監視しているので、先ず仮締
め制限時間内の仮締めトルクおよび仮締め回転速度を監
視、判定するとともに、次に本締め制限時間内の本締め
トルクおよび本締め速度を監視、判定するようになって
いる。そしてスレーブコントロールユニット15は、各
条件のいずれか一つでも達成されないときにはキャッピ
ング不良と判定するようになっており、このときの良否
判定を実回転負荷電流並びに実回転速度と同時に送受信
部28に出力する。送受信部28に入力された良否判定
信号、実回転負荷電流並びに実回転速度は、送受信部2
8を介して電気信号からFKS方式で変調された電波へ
と変調された後にアンテナ32から送信される。このと
き、アンテナ32から送信されたFKS方式で変調され
た電波信号(良否判定信号、実回転負荷電流並びに実回
転速度)は、外部のノイズの影響を殆ど受けることなく
遮蔽空間37内を進行して、上方側のアンテナ31によ
って感度よく受信されるようになっている。そして、ア
ンテナ31で受信されたFKS方式で変調された電波信
号(良否判定信号、実回転負荷電流、実回転速度)は送
受信部26を介して電波信号から電気信号へと復調され
た後にマスターコントロールユニット14に入力される
ようになる。このとき、マスターコントロールユニット
14に入力される良否判定信号が実質的なキャッピング
終了信号であり、該マスターコントロールユニット14
は、それにより所定の容器のキャッピングが終了したこ
とを認識するとともに、その際の信号が不良判定だった
場合には、所定の位置に配置した図示しないリジェクト
装置に排除信号を出力してキャッピング不良容器を排除
するようにしている。以上のように本発明によれば、無
線通信手段16のアンテナ31とアンテナ32とを遮蔽
空間37内に収容して両アンテナ31、32間で送受信
する電波信号を外部ノイズから保護しているので、マス
ターコントロールユニット14とスレーブコントロール
ユニット15との間の制御信号を正確に伝送することが
でき、したがってキャッパ1の信頼性を向上させること
ができる。またスレーブコントロールユニット15によ
ってキャピングヘッド7とサーボモータ9の基準作動信
号を制御することにより運転中の両コントロールユニッ
ト14、15間の信号数を減らすことができるので、信
頼性をより一層向上させることができる。
【0010】なお、上記実施例ではスレーブコントロー
ルユニット15によりキャッピングの良否判定を行なっ
ていたが、これに限定されるものではなくサーボモータ
9の実負荷電流と内蔵するロータリエンコーダの実回転
速度とをマスターコントロールユニット14に入力し、
該マスターコントロールユニット14自身でキャッピン
グの良否を判定してもよい。この場合には、スレーブコ
ントロールユニット15からのキャッピング終了信号は
入力しなくともよい。また仮締め判定を行なう前に、ベ
レー判定を行なってもよいし、電波はFKS方式で変調
される電波に限定されるものではない。さらにマスター
コントロールユニット14またはスレーブコントロール
ユニット15の手前側に信号を変換するインターフェイ
スを設けても良い。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来に比
較してキャッパの信頼性を向上させることができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すキャッパ1の正面図。
【図2】上記キャッパ1の制御装置10の模式図。
【図3】上記キャッパ1の無線通信手段16を示す拡大
断面図。
【符号の説明】
1…キャッパ 2…支持フレーム 3…回転体 7…キャッピングヘッ
ド 8…チャック開閉電磁弁 9…サーボモータ 10…制御装置 14…マスターコント
ロールユニット 15…スレーブコントロールユニット 16…無線
通信手段 31、32…アンテナ 35…非回
転側ハウジング 36…回転側ハウジング 37…遮蔽
空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持フレームに回転自在に設けられた回
    転体と、この回転体に設けられて、キャップを保持して
    回転するキャッピングヘッドと、このキャッピングヘッ
    ドを回転駆動する駆動手段と、上記駆動手段に信号を入
    力してこれを制御する制御装置とを備えた回転式キャッ
    パにおいて、 上記制御装置を、上記回転体以外に設けられるマスター
    コントロールユニットと回転体に設けられるスレーブコ
    ントロールユニットとに分割し、かつこれらマスターコ
    ントロールユニットとスレーブコントロールユニットと
    を無線通信手段により接続する一方、該スレーブコント
    ロールユニットに駆動手段を接続し、 また上記無線通信手段のアンテナを、外部のノイズを遮
    断する遮蔽空間内に収容したことを特徴とする回転式キ
    ャッパ。
  2. 【請求項2】 上記遮蔽空間は、上記支持フレームに設
    けられた非回転側ハウジングと、上記回転体に設けられ
    て該回転体に伴って回転する回転側ハウジングとによっ
    て形成されることを特徴とする請求項1に記載の回転式
    キャッパ。
  3. 【請求項3】 上記非回転側ハウジングは、上記支持フ
    レームに設けられて上記回転体と平行する平行部と、こ
    の平行部の外周部から該平行部と交差する方向に伸びる
    側壁部とを備え、また上記回転側ハウジングは、上記回
    転体に設けられて該回転体と平行する平行部と、この平
    行部の外周部から該平行部と交差する方向に伸びる側壁
    部とを備えており、 上記非回転側ハウジングの側壁部と回転側ハウジングの
    側壁部とは、互いに接触することなくオーバーラップし
    ていることを特徴とする請求項2に記載の回転式キャッ
    パ。
  4. 【請求項4】 上記マスターコントロールユニットは、
    予め締付けトルクと締付け回転速度とをスレーブコント
    ロールユニットに送信する一方、該マスターコントロー
    ルユニットは、上記キャッピングヘッドによるキャッピ
    ング作業中、上記回転体の回転に伴ってキャップ掴み信
    号とキャッピングモータスタート信号とをスレーブコン
    トロールユニットに送信し、 また上記スレーブコントロールユニットは、上記キャッ
    プ掴み信号により所定のキャップ保持位置においてキャ
    ッピングヘッドを制御してキャップを保持するととも
    に、上記キャッピングモータスタート信号により所定の
    キャッピング開始位置においてサーボアンプを介して駆
    動手段としてのサーボモータを制御して上記キャッピン
    グヘッドを上記締付けトルクと締付け回転速度とに基づ
    いてキャッピングする一方、該スレーブコントロールユ
    ニットは、上記サーボモータを監視してキャッピングの
    良否判定を行なうとともに、その良否判定を上記マスタ
    ーコントロールユニットに送信することを特徴とする請
    求項1ないし請求項3のいずれかに記載の回転式キャッ
    パ。
  5. 【請求項5】 上記マスターコントロールユニットは、
    予め締付けトルクと締付け回転速度とをスレーブコント
    ロールユニットに送信する一方、該マスターコントロー
    ルユニットは、上記キャッピングヘッドによるキャッピ
    ング作業中、上記回転体の回転に伴ってキャップ掴み信
    号とキャッピングモータスタート信号とをスレーブコン
    トロールユニットに送信し、 また上記スレーブコントロールユニットは、上記キャッ
    プ掴み信号により所定のキャップ保持位置においてキャ
    ッピングヘッドを制御してキャップを保持するととも
    に、上記キャッピングモータスタート信号により所定の
    キャッピング開始位置においてサーボアンプを介して駆
    動手段としてのサーボモータを制御して上記キャッピン
    グヘッドを上記締付けトルクと締付け回転速度とに基づ
    いてキャッピングする一方、該スレーブコントロールユ
    ニットは、上記サーボモータの実負荷電流並びに実回転
    速度とを監視するとともに、これら負荷電流並びに実回
    転速度とをマスターコントロールユニットに送信するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の回転式キャッパ。
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