JP2001039443A - 伸縮可能な流動物用容器 - Google Patents

伸縮可能な流動物用容器

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JP2001039443A
JP2001039443A JP11216276A JP21627699A JP2001039443A JP 2001039443 A JP2001039443 A JP 2001039443A JP 11216276 A JP11216276 A JP 11216276A JP 21627699 A JP21627699 A JP 21627699A JP 2001039443 A JP2001039443 A JP 2001039443A
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JP
Japan
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container
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lid
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JP11216276A
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English (en)
Inventor
Yasushi Yokose
靖 横瀬
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SHIN NIPPON TECHNO KK
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SHIN NIPPON TECHNO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器内に収納されている内容物の量が少なく
なった際、容器内の空間を最小限にして蓋をして保存で
きるようにした伸縮可能な流動物用容器の提供を図る。 【解決手段】 容器本体1に設けられた取り出し口11
を気密状態に閉じることができる蓋12を備えた流動物
用容器において、容器本体1の壁面に伸縮可能な蛇腹状
の伸縮部15を設けることにより容器本体1の内容積を
変更可能とする。この蛇腹状の壁面を、取り外し可能な
被覆体2によって外部から被覆し、蛇腹状の壁面の伸縮
を規制しておく。これにより、移送の際の振動や衝撃等
によって伸縮部15が縮んでしまうことを防止する。内
容物aの残量が少なくなると、伸縮部15を縮めて、内
部の空気を極力小さくして、蓋12を閉じることによ
り、内部の空気による内容物aの変質を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、伸縮可能な流動
物用容器、特に、液体や粉体等を収納し、途中まで使用
した段階で、容器内に残る空気を最小限に押さえた状態
で保持できる伸縮可能な流動物用容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、飲料水等の液体や粉体は、ペ
ットボトル等の瓶状の容器に収納して、販売されてい
る。ところが、例えば炭酸飲料やビール等は、飲み残し
がある場合、蓋をしておいても、時間が経つにつれて、
炭酸が蒸発して気が抜けてしまう。発明者において、こ
の現象を検討したところ、蓋の気密性が緩い場合の他、
容器の内の空気の量が多いと、蓋の気密性が高い場合で
も、気が抜けてしまうことが判明した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記の事
情に鑑み、容器内に収納されている内容物の量が少なく
なっても、容器内の空気の量を最小限にして蓋をして保
存できるようにした伸縮可能な流動物用容器を提供せん
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願の第1の発明
は、流動性を有する内容物を収納する容器本体と、容器
本体に設けられた取り出し口を閉じる蓋とを備えた流動
物用容器において、容器本体が伸縮部を備えることによ
り容器本体の内容積が変更可能であり、内容物が減少し
た際、伸縮部を縮めて蓋を閉じることによって、容器内
の内容積を少なくすることができるようにした伸縮可能
な流動物用容器を提供する。この容器にあっては、内容
物の量に応じて容器本体の伸縮部を縮めることにより、
内容積を小さくして、容器内の空間部を出来るかきり少
なくすることができる。
【0005】本願の第2の発明は、流動性を有する内容
物を収納する容器本体と、容器本体に設けられた取り出
し口を気密状態に閉じることができる蓋とを備えた流動
物用容器において、容器本体の壁面を伸縮可能な蛇腹状
の伸縮部を備えることにより容器本体の内容積が変更可
能であり、内容物が減少した際、伸縮部を縮めて蓋を閉
じることによって、容器内の空気量を少なくすることが
できるようにしたものであり、蛇腹状の壁面を外部から
取り外し可能に被覆する被覆体を備えることにより、こ
の被覆体により蛇腹状の壁面の伸縮が規制されたもので
あることを特徴とする伸縮可能な流動物用容器を提供す
る。流動物用容器を伸縮可能にすると、輸送時の振動や
衝撃等によって、製品出荷時より伸縮部が縮んでしまっ
ている場合がある。この場合、内圧が高くなっており、
蓋を開けると、内容物が取り出し口より吐出してしまう
おそれがある。そこで、伸縮部を蛇腹状に形成し、この
蛇腹状の壁面を、被覆体によって外部から被覆し、蛇腹
状の壁面の伸縮を規制しておく。これにより、振動や衝
撃等によって伸縮部が縮んでしまうことを防止し、内容
物が取り出し口より吐出してしまうことを防止する。そ
して、この被覆体は、取り外し可能であるため、使用後
に容器を縮めたい場合には、被覆体を取り外すことによ
り、蛇腹場の伸縮部を縮めることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の実
施の形態を説明する。図1は本願発明の実施の形態に係
る伸縮容器の斜視図であり、図2は同断面図である。図
3は使用状態を示す断面図であり、(A)は伸縮前、
(B)は伸縮後の断面図である。
【0007】この実施の形態に係る伸縮容器は、流動性
を有する内容物aを収納する容器本体1と、容器本体1
に設けられた取り出し口11を気密状態に閉じる蓋12
とを備えた瓶状をなす。内容物aとしては、炭酸飲料や
ビール等の各種液体や、塩、砂糖等の種々の粉粒体を例
示でき、食品の他、医薬品、工業用原材料等々、種々の
流動性を有する物質を用いることがてきる。容器本体1
は、内容物aを気密に保持できるもので、取り出し口1
1を気密状態に閉じる蓋12とを備える。ここで、気密
とは、完全な気密状態を意味するものではなく、内容物
を外部に洩らすことなく、空気の流通を実質的に阻止す
るものであれば良い。蓋12は、ねじ蓋を例示している
が、コルクや合成樹脂等の栓を用いてもよい。容器本体
1の材質は、合成樹脂が適しているが、一部をゴムにす
る等他の材質に変更してもよい。この容器本体1は瓶状
(ペットボトル状)をなしており、容器本体の主要部を
なす胴部13の一端に底部14を備え、取り出し口11
を他端に備え、自立性を有するが、その形状は適宜変更
し得る。
【0008】容器本体は、容器本体1が伸縮部15を備
えることにより容器本体の内容積が変更可能である。こ
の伸縮部15は、容器本体1の胴部13の壁面を伸縮可
能な蛇腹状に形成したものであり、蛇腹状の壁面を伸縮
させて内容積を変更する。この伸縮部15の大きさ(軸
方向の長さ)や設ける位置は適宜変更できるものであ
る。
【0009】この伸縮部15、即ち、蛇腹状の壁面は、
外部から被覆体2によって被覆されている。この被覆体
2は、硬質の合成樹脂等の輸送時の振動や衝撃によって
変形しない素材で形成され、伸縮部15の全周を被覆す
ることにより、蛇腹状の壁面の形状を維持する。この被
覆体2には、ミシン目等の弱め線21が被覆体2の全長
に渡って形成され、この弱め線21を破ることによっ
て、被覆体2が外れて、伸縮部15が伸縮可能な状態と
なる。
【0010】この容器の使用方法は、まず、伸縮部15
を伸ばした状態で、被覆体2を装着すると共に、内容物
aを入れる(図2)。この状態で、商品として出荷し移
送しても、被覆体2の規制によって伸縮部15が縮むこ
とはない。これにより、移送時等の衝撃によって、伸縮
部15が縮んでしまって、蓋12を開けた際に、内容物
aが吹き出ると言った弊害を防止し得る。次に、使用者
が内容物aを使って残った場合、被覆体2を取り外す
(図2(A))。そして、伸縮部15を縮めることによ
って、内容物aが取り出し口11付近にまで達するよう
にして、蓋12を閉める。これにより、内部の空気が極
力少なくなった状態で、内容物aを保存でき、容器自体
を小さくできることは勿論、内部の空気の存在による弊
害の発生を減少させることができるものである。尚、蛇
腹状の壁面は、縮める際に塑性変形するものであっても
よいが、弾性変形するものであっても、蓋12の気密性
によって、伸長することはない。
【0011】
【発明の効果】本願の第1の発明は、容器内に収納され
ている内容物の量が少なくなった際、容器内の空間を最
小限にして蓋をして保存できるようにした伸縮可能な流
動物用容器を提供することができたものである。本願の
第2の発明は、上記の効果を奏すると共に、移送時の衝
撃等によって、伸縮部が縮んでしまって、蓋を開けた際
に、内容物が吹き出ると言った弊害を防止し得るもので
ある。このように、本願発明は、内容物の保存に極めて
有効に働く流動物用容器を提供するとこができたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る伸縮容器の斜視図
である。
【図2】同断面図である。
【図3】使用状態を示す断面図であり、(A)は伸縮
前、(B)は伸縮後の断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 被覆体 11 取り出し口 12 蓋 15 伸縮部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月11日(1999.8.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来より、飲料水等の液体や粉体は、ペ
ットボトル等の瓶状の容器に収納して、販売されてい
る。ところが、例えば炭酸飲料等は、飲み残しがある場
合、蓋をしておいても、時間が経つにつれて、炭酸が蒸
発して気が抜けてしまう。発明者において、この現象を
検討したところ、蓋の気密性が緩い場合の他、容器の内
の空気の量が多いと、蓋の気密性が高い場合でも、気が
抜けてしまうことが判明した。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】この実施の形態に係る伸縮容器は、流動性
を有する内容物aを収納する容器本体1と、容器本体1
に設けられた取り出し口11を気密状態に閉じる蓋12
とを備えた瓶状をなす。内容物aとしては、炭酸飲料等
の炭酸が蒸発して気が抜けてしまう液体を始めとして、
その他の各種液体や、塩、砂糖等の種々の粉粒体を例示
でき、食品の他、医薬品、工業用原材料等々、種々の流
動性を有する物質を用いることがてきる。容器本体1
は、内容物aを気密に保持できるもので、取り出し口1
1を気密状態に閉じる蓋12とを備える。ここで、気密
とは、完全な気密状態を意味するものではなく、内容物
を外部に洩らすことなく、空気の流通を実質的に阻止す
るものであれば良い。蓋12は、ねじ蓋を例示している
が、コルクや合成樹脂等の栓を用いてもよい。容器本体
1の材質は、合成樹脂が適しているが、一部をゴムにす
る等他の材質に変更してもよい。この容器本体1は瓶状
(ペットボトル状)をなしており、容器本体の主要部を
なす胴部13の一端に底部14を備え、取り出し口11
を他端に備え、自立性を有するが、その形状は適宜変更
し得る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動性を有する内容物を収納する容器本
    体と、容器本体に設けられた取り出し口を閉じる蓋とを
    備えた流動物用容器において、容器本体が伸縮部を備え
    ることにより容器本体の内容積が変更可能であり、内容
    物が減少した際、伸縮部を縮めて蓋を閉じることによっ
    て、容器内の内容積を少なくすることができるようにし
    た伸縮可能な流動物用容器。
  2. 【請求項2】 流動性を有する内容物を収納する容器本
    体と、容器本体に設けられた取り出し口を気密状態に閉
    じることができる蓋とを備えた流動物用容器において、
    容器本体の壁面を伸縮可能な蛇腹状の伸縮部を備えるこ
    とにより容器本体の内容積が変更可能であり、内容物が
    減少した際、伸縮部を縮めて蓋を閉じることによって、
    容器内の空気量を少なくすることができるようにしたも
    のであり、蛇腹状の壁面を外部から取り外し可能に被覆
    する被覆体を備えることにより、この被覆体により蛇腹
    状の壁面の伸縮が規制されたものであることを特徴とす
    る伸縮可能な流動物用容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004110879A1 (ja) 2003-06-13 2004-12-23 Akihide Mori 伸縮容器
JP2007276821A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Gohsho Co Ltd ペットボトル
JP2007319573A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Fuso Pharmaceutical Industries Ltd 注射針付き薬液容器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004110879A1 (ja) 2003-06-13 2004-12-23 Akihide Mori 伸縮容器
US7513378B2 (en) 2003-06-13 2009-04-07 Akihide Mori Extendable container
JP2007276821A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Gohsho Co Ltd ペットボトル
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