JP2001038639A - 再生外周刃ブレード、再生内周刃ブレード、再生コアドリル及び再生方法 - Google Patents

再生外周刃ブレード、再生内周刃ブレード、再生コアドリル及び再生方法

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JP2001038639A
JP2001038639A JP11220351A JP22035199A JP2001038639A JP 2001038639 A JP2001038639 A JP 2001038639A JP 11220351 A JP11220351 A JP 11220351A JP 22035199 A JP22035199 A JP 22035199A JP 2001038639 A JP2001038639 A JP 2001038639A
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abrasive grains
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abrasive
inner peripheral
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Akihiko Sugama
明彦 須釜
Toru Mizuno
徹 水野
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Shin Etsu Quartz Products Co Ltd
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ATOKKU KK
Shin Etsu Quartz Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】円盤状金属基板、円盤状中空基板及びカップ型
台金部の再利用を図ることができ、外周刃ブレード、内
周刃ブレード及びコアドリルの製作コストの低減を実現
することができるようにした再生外周刃ブレード、再生
内周刃ブレード及び再生コアドリル、並びにそれらの再
生方法を提供する。 【解決手段】円盤状の金属基板と、該金属基板の外周部
に設けられかつ砥粒を固着させたチップ部分とを有し、
該金属基板の側面でかつ該チップ部分の内側に砥粒を固
着してなる砥粒層を設けてなる外周刃ブレードを用い
て、被切断物を切断し、その切断作業によってチップ部
分が消失した使用済金属基板の外周部に新たな砥粒を固
着させた再生チップ部分を再度形成してなるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックス材
料、半導体単結晶材料、ガラス材料、水晶材料、石材、
アスファルト材料、コンクリート材料等の硬質材料の切
断加工に好適に使用される再生外周刃ブレード、再生内
周刃ブレード及びその硬質材料に穴開け加工を施すため
の再生コアドリル、並びにそれらの再生方法に関する。
【0002】
【関連技術】ダイヤモンド砥粒やCBN砥粒をチップ部
分に用いた従来の外周刃ブレード及び該外周刃ブレード
を用いた切断装置について、図31〜図36によって説
明する。
【0003】図31は従来の外周刃ブレードの製作から
使用及び廃棄までを示すフローチャートである。図32
は従来の外周刃ブレード製作工程を示すもので、(a)
は円盤状金属基板の正面図、(b)は円盤状金属基板の
外周部にチップ部分を形成した状態を示す正面図であ
る。
【0004】図33は従来の外周刃ブレードの1例を示
すもので、(a)は従来の外周刃ブレードの正面図、
(b)は(a)のB−B線断面図及び、(c)はチップ
部分の摘示説明図である。
【0005】図34は従来の外周刃ブレードを装着した
切断装置の一部断面説明図で、(a)は被切断物を切断
する前の状態を示し、(b)は被切断物を切断している
最中の状態を示す図面である。
【0006】図35は従来の外周刃ブレードによる被切
断物の切断中の状態を示す一部断面説明図で、(a)は
被切断物が受ける応力の状態を示し、(b)は外周刃ブ
レードの金属基板の両側面に被切断物が接触する状態を
示す図面である。
【0007】図36は従来の外周刃ブレードによる被切
断物の切断中の状態を示す一部断面拡大説明図で、
(a)は切断抵抗が大きい状態を示し、(b)は外周刃
ブレードが反ってしまい、切断面に反りが生じる状態を
示し、(c)は被切断物の切断終了時の状態を示し、
(d)は切断終了後の被切断物の切断面にバリが発生し
た状態を示す図面である。
【0008】従来の外周刃ブレード10は、図33に示
すように、高速回転する円盤状の金属基板12と、その
外周部に、メタルボンド、レジンボンド、電着等により
ダイヤモンド砥粒やCBN砥粒を固着させたチップ部分
14から構成されている。16は該金属基板12の中央
部に穿設された軸孔である。一方、図34において、1
8は切断装置で、モータ等の駆動手段を内蔵した回転駆
動部20と該回転駆動部20に接続された回転軸22と
を有している。
【0009】従来の外周刃ブレード10の製作は次のよ
うに行う。図31に示すように、まず、円盤状金属基板
12の製作を行う[図31のステップ200及び図32
(a)]。次に、この金属基板12の外周部に砥粒を固
着してチップ部分14を形成し、従来の外周刃ブレード
10を製作する[図31のステップ201、図32
(b)]。
【0010】従来の外周刃ブレード10を用いて、ガラ
ス材料、セラミックス材料、半導体単結晶材料又は水晶
材料等の硬質材料製の板、ロッド、チューブ等の被切断
物Gを切断した場合、外周刃ブレード10のチップ部分
14の形状が金属基板12に対して凹型、即ちその先端
面形状が平坦面となっている[図33(c)]ため、外
周刃ブレード10による被切断物Gの切断が進行するに
つれて、被切断物Gと外周刃ブレード10との間に切断
抵抗が生じてくる[図35(a)]。
【0011】その切断抵抗は、被切断物Gを撓まわせる
作用と外周刃ブレード10の金属基板12を反らせる作
用の二つの作用を同時にするため、被切断物Gが外周刃
ブレード10の金属基板12の側面12aに接触し、チ
ッピング(被切断物Gの切断面に割れや欠けが入る現
象)が発生していた[図35(b)]。
【0012】更に、切断中に生じた外周刃ブレード10
の金属基板12の反り[図36(b)]が原因となっ
て、切断面Mが反ってしまい、切断終了時には外周刃ブ
レード10の逃げ現象が起こり[図36(c)]、切断
終了時にバリNが残ってしまう[図36(d)]という
問題があった。
【0013】このように、従来の外周刃ブレード10を
用いて被切断物の切断を行うと、チップ部分14が消失
し、金属基板12の側面が切断中に被切断物Gに接触す
るため、金属基板12の厚さが薄くなり、金属基板12
の側面に傷がつき、かつ金属基板12自体の反り、曲が
りが発生する(図31のステップ202)。一度使用さ
れてチップ部分14がなくなってしまった外周刃ブレー
ド10は、金属基板12の再利用が不能のため、廃棄処
分とされていた(図31のステップ203)。
【0014】外周刃ブレード10を製作する場合、金属
基板12の占めるコスト比率が比較的高いため、金属基
板12を再利用することができれば、外周刃ブレード1
0のコストを大幅に下げる効果が期待される。
【0015】次に、従来の内周刃ブレード及び内周刃ブ
レードを用いた切断装置について、図37〜図41によ
って説明する。図37は従来の内周刃ブレードの製作か
ら使用及び廃棄までを示すフローチャートである。図3
8は従来の内周刃ブレードの製作工程を示すもので、
(a)は円盤状中空基板の正面図、(b)は円盤状中空
基板の内周部にチップ部分を形成した状態を示す正面図
である。
【0016】図39は従来の内周刃ブレードの1例を示
すもので、(a)は従来の内周刃ブレードの正面図及び
(b)は(a)のB−B線断面図である。図40は従来
の内周刃ブレードを具備した切断装置の1例を示す側面
概略説明図である。
【0017】図41は従来の内周刃ブレードを装着した
切断装置の一部断面説明図で、(a)は被切断物を切断
している状態、(b)は被切断物の切断が終了した状態
及び(c)は切断終了後の内周刃ブレードの一部分の状
態をそれぞれ示す図面である。
【0018】従来の内周刃ブレード110は、図39〜
図41に示すように、高速回転する中空部112を穿設
した基板114(例えば、ドーナツ状の薄い金属基
板)、その内周部に、メタルボンド、レジンボンド、電
着等によりダイヤモンド砥粒(切断砥粒)を固着させた
チップ部分116から構成されている。
【0019】図40において、120は従来の切断装置
で、基台122にベアリング部材124を介して回転可
能に取り付けられた回転軸126を有している。該回転
軸126の上端部には回転筒130が装着されている。
該回転筒130は円形の底板130a及び該底板130
a上に立設された円筒状の側板130bから形成されて
いる。
【0020】該回転軸126の長手方向中心部及び回転
筒130の底板130aの中心部には研削液排出路12
8が穿設されており、研削時に流され該底板130a上
に落下する研削液を排出できるようになっている。該側
板130bの上端周縁部には取付け板132を介して図
39に示した構成の内周刃ブレード110が取り付けら
れている。
【0021】134はモータで、モータ軸136にはモ
ータプーリ138が取り付けられている。上記回転軸1
26の中央部には該モータプーリ138に対応してプー
リ140が装着されている。142は駆動ベルトで、モ
ータプーリ138及びプーリ140に懸架されている。
モータ134が駆動すると、モータ軸136が回転し、
その回転はモータプーリ138、駆動ベルト142及び
プーリ140を介して回転軸126に伝達され、回転軸
126が回転するようになっている。
【0022】該回転軸126の回転とともに回転筒13
0、取付け板132及び内周刃ブレード110が回転す
る。回転するチップ部分116に被切断物Gを当接させ
ることによって被切断物Gが該チップ部分116により
切断される。144,146は該回転軸126の周壁部
に取り付けられたベアリング部材である。
【0023】従来の内周刃ブレード110の製作は次の
ように行う。図37で示すように、まず円盤状中空基板
112の製作を行う[図37のステップ400及び図3
8(a)]。次に、この中空基板112の内周部に砥粒
を固着してチップ部分116を形成し、従来の内周刃ブ
レード110を製作する[図37のステップ401及び
図38(b)]。
【0024】従来の内周刃ブレード110を用いて、ガ
ラス材料、セラミックス材料、半導体単結晶材料又は水
晶材料等の硬質材料製の板、ロッド、チューブ、インゴ
ット等の被切断物GをワークホルダーHに保持させた状
態で切断した場合、切断が進行するにつれて、被切断物
Gと内周刃ブレード110との間に切断抵抗が生じてく
る。その切断抵抗は、内周刃ブレード110を反らせる
作用をするため、被切断物が内周刃ブレード110の側
面に接触し、接触抵抗を生じさせてしまう。
【0025】切断抵抗と接触抵抗によって、図41
(c)に示すように、内周刃ブレード110はますます
反ってしまい、その結果、切断終了後の被切断物Gの切
断面が反ってしまう。一度反ってしまった内周刃ブレー
ド110は、元に戻らなくなり、それ以降の切断時に
は、必ず被切断物Gの切断面が反ってしまうという欠点
を有していた。
【0026】このように、従来の内周刃ブレード110
を用いて被切断物の切断を行うと、チップ部分116が
消失し、中空基板114の側面が切断中に被切断物Gに
接触するため、中空基板114の厚さが薄くなり、中空
基板114の側面に傷がつき、かつ中空基板114自体
の反り、曲がりが発生する(図37のステップ40
2)。一度使用されてチップ部分116がなくなってし
まった内周刃ブレード110は、中空基板114の再利
用が不能のため、廃棄処分とされていた(図37のステ
ップ403)。
【0027】内周刃ブレード110を製作する場合、中
空基板114の占めるコスト比率が比較的高いため、中
空基板114を再利用することができれば、内周刃ブレ
ード110のコストを大幅に下げる効果が期待される。
【0028】さらに、従来のコアドリル及びコアドリル
装置について、図42〜図46によって説明する。図4
2は従来のコアドリルの製作から使用及び廃棄までを示
すフローチャートである。図43は従来のコアドリルの
製作工程を示すもので、(a)は台金部の縦断面図、
(b)は台金部の先端部分に砥粒を固着させた砥石部を
装着した状態を示す縦断面図である。
【0029】図44は従来のコアドリルの1例を示すも
ので、(a)は正面図、(b)は縦断面図、(c)は底
面図である。図45は従来のコアドリルによって被加工
物に穴開け研削加工を施している状態を示す断面説明図
である。図46は図45の状態から研削加工がさらに進
行して研削加工の終了直前の状態を示す断面説明図であ
る。
【0030】従来のコアドリル212の製作は次のよう
に行う。図42に示すように、まずカップ型の台金部2
16の製作を行う[図42のステップ600及び図43
(a)]。次に、この台金部216の円筒状側壁216
bの先端部分に砥粒を固着させた砥石部218を装着
し、従来のコアドリル212を製作する[図42のステ
ップ601及び図43(b)]。
【0031】従来のコアドリル212は、図44に示す
ように、回転軸として作用する鋼製のシャンク214の
先端に円板状上壁216a及び円筒状側壁216bから
なるカップ型の台金部216を備え、台金部216の先
端部分にメタルボンド、レジンボンド、電着等により砥
粒を固着させた砥石部218を装着し、モータ等の駆動
手段によって該シャンク214と台金部216と砥石部
218とを回転させるとともにその砥石部218を被加
工物Wに当接させることによって、該被加工物Wを円状
に研削して、穴を開けることができるようにした工具で
ある。
【0032】このコアドリル212のシャンク214に
は、研削領域に研削液220を供給するための軸心貫通
孔222が設けられている。例えば、ガラス等の被加工
物Wを研削する際、この軸心貫通孔222に研削液22
0を供給すると、この研削液220は、砥石部218の
先端面及び内外周面と被加工物Wの被研削面との間の隙
間を通過する間に、その研削領域を冷却すると共に、被
加工物Wの切り粉及び脱落した砥粒(以下切り粉等とい
うことがある)を洗い流して、それと一緒に外部に排出
される。これによって、コアドリル212の掘進速度が
増加すると共に、砥石部218の寿命も延長される。
【0033】上記従来のコアドリル212を使用して、
比較的厚みの厚いガラス等の被加工物Wに穴開け加工を
する場合、研削の進行に伴って研削深さが増大してくる
と、前記隙間を流れる研削液220は極めて大きな抵抗
を受けることになる。このような場合には、軸心貫通孔
222を介して供給される研削液の流量は、その供給圧
力に限度があることから、急速に減少してしまって、そ
の結果、前記冷却作用及び洗浄作用を、もはや奏し得な
くなってしまい、被加工物Wの内外の研削側面226
a,226bとコアドリル212の砥石部218の内外
側面にガラスの切り粉及び脱落した砥粒(切り粉等)2
24が詰まってしまい(図46)、コアドリル212の
掘進速度が減少してしまい、研削速度が急激に落ちて研
削が進まなくなってしまうという問題があった。
【0034】この問題の解消には、砥石部218の高さ
よりもわずかに深い所まで研削加工を行い、その後、研
削加工を一時止め、コアドリル212を被加工物から抜
き取り、被加工物Wの内外の研削側面226a,226
bとコアドリル212の砥石部218の内外周面に詰ま
ったガラスの切り粉及び脱落した砥粒(切り粉等)22
4を取り除いてから、再度研削加工を開始するという加
工方法を行っていた。このため、研削加工に要する時間
が長くなり、コストが増大するという問題があった。
【0035】さらに、上記従来のコアドリル212の砥
石部218の先端面が平坦面であるため、砥石部218
が穴開け加工終了時にガラス等の被加工物Wを抜ける
際、被加工物Wの抜け面の広い範囲Rに応力が加わり
(図46)、ドリル径より大きな範囲でクラック、チッ
ピング等の欠損が生じやすくなって品質を損ねるという
問題があった。
【0036】このような従来のコアドリル212を用い
て被加工物の穴開け加工を行うと、砥石部218が消失
し、台金部216の円筒状側壁216bが被加工物Wに
接触するため、円筒状側壁216bの厚さが薄くなり、
円筒状側壁216bの面に傷がつく(図42のステップ
602)。一度使用されて砥石部218がなくなってし
まったコアドリル212は、台金部216の再利用が不
能のため廃棄処分とされていた(図42のステップ60
3)。
【0037】コアドリル212を製作する場合、台金部
216の占めるコスト比率が比較的高いため、台金部2
16を再利用することができれば、コアドリル212の
コストを大幅に下げる効果が期待される。
【0038】
【本発明が解決しようるする課題】本発明は、上記した
問題点に鑑みなされたもので、次の目的を有する。
【0039】本発明の第1の目的は、円盤状金属基板の
再利用を図ることができ、外周刃ブレードの製作コスト
の低減を実現することができるようにした再生外周刃ブ
レード及び外周刃ブレード再生方法を提供することにあ
る。
【0040】本発明の第2の目的は、円盤状中空基板の
再利用を図ることができ、内周刃ブレードの製作コスト
の低減を実現することができるようにした再生内周刃ブ
レード及び内周刃ブレード再生方法を提供することにあ
る。
【0041】本発明の第3の目的は、カップ型の台金部
の再利用を図ることができ、コアドリルの製作コストの
低減を実現することができるようにした再生コアドリル
及びコアドリル再生方法を提供することにある。
【0042】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、本発明の再生外周刃ブレードは、円盤状の金
属基板と、該金属基板の外周部に設けられかつ砥粒を固
着させたチップ部分とを有し、該金属基板の側面でかつ
該チップ部分の内側に砥粒を固着してなる砥粒層を設け
てなる外周刃ブレードを用いて、被切断物を切断し、そ
の切断作業によってチップ部分が消失した使用済金属基
板の外周部に砥粒を固着させた再生チップ部分を再度形
成してなることを特徴とする。
【0043】上記砥粒層の側面高さが、再生チップ部分
の側面高さよりも小であること、即ち該砥粒層の厚さが
該チップ部分の厚さよりもわずかに、例えば0.05m
m程度だけ、薄い厚さを有するのが好ましい。
【0044】上記砥粒層を構成する砥粒が、上記再生チ
ップ部分を構成する砥粒、例えば#170、よりも細か
い砥粒、例えば#200、であるのが好適である。
【0045】上記砥粒層は上記金属基板の側面の全面に
設けてもよいし、部分的に設けることもできる。部分的
に設ける場合には、その設置態様に特別の制限はないも
ので、例えば、螺旋状、渦巻状、放射状、多数の同心円
状、多数の点状等の設置態様を適宜採用することができ
る。
【0046】前記再生チップ部分を構成する砥粒として
はダイヤモンド砥粒及び/又はCBN砥粒が用いられ
る。
【0047】上記砥粒層を構成する砥粒はダイヤモンド
砥粒及び/又はその他の砥粒からなるのが好ましい。そ
の他の砥粒としては、SiC,Al23,ZrO2,S
3 4,CBN及び/又はBN等をあげることができ
る。これらの砥粒は単独で用いることもできるし、併用
することも可能である。
【0048】上記再生チップ部分の先端面形状を突部形
状とするのが好適である。
【0049】上記再生チップ部分の先端面の突部形状の
先端角度は、好ましくは45°〜120°、さらに好ま
しくは60°〜90°に設定される。
【0050】上記再生チップ部分の突部形状の先端角度
が45°未満であると、切断抵抗は小さくなるが再生チ
ップ部分の摩擦が増加し、外周刃ブレードの寿命がそれ
だけ短くなり、又、先端角度が120°を越えると、切
断抵抗を減少させる効果がそれだけ小さくなるが、これ
らの角度範囲においても本発明の作用効果が達成される
ことに変わりはない。
【0051】本発明の外周刃ブレードの再生方法は、円
盤状の金属基板と、該金属基板の外周部に設けられかつ
砥粒を固着させたチップ部分とを有し、該金属基板の側
面でかつ該チップ部分の内側に砥粒を固着してなる砥粒
層を設けてなる外周刃ブレードを用いて、被切断物を切
断し、その切断作業によってチップ部分が消失した使用
済金属基板を用い、該金属基板の外周部に新たな砥粒を
固着させ再生チップ部分を再度形成することを特徴とす
る。
【0052】上記第2の課題を解決するため、本発明の
再生内周刃ブレードは、中空部を穿設した円盤状中空基
板と、該中空基板の内周部に設けられかつ砥粒を固着さ
せたチップ部分とを有し、該中空基板の側面に砥粒を固
着してなる砥粒層を設けてなる内周刃ブレードを用い
て、被切断物を切断し、その切断作業によってチップ部
分が消失した使用済中空基板を用い、該中空基板の内周
部に、新たな砥粒を固着させた再生チップ部分を再度形
成してなることを特徴とする。
【0053】上記砥粒層の側面高さが、再生チップ部分
の側面高さよりも小であること、即ち該砥粒層の厚さが
該再生チップ部分の厚さよりもわずかに、例えば0.05m
m程度だけ、薄い厚さを有するのが好ましい。
【0054】上記砥粒層を構成する砥粒が、上記再生チ
ップ部分を構成する砥粒、例えば#170、よりも細か
い砥粒、例えば#200、であるのが好適である。
【0055】上記砥粒層は上記中空基板の側面の全面に
設けてもよいし、部分的に設けることもできる。部分的
に設ける場合には、その設置態様に特別の制限はないも
ので、例えば、螺旋状、渦巻状、放射状、多数の同心円
状、多数の点状等の設置態様を適宜採用することができ
る。
【0056】前記再生チップ部分を構成する砥粒として
は、ダイヤモンド砥粒及び/又はCBN砥粒を用いるこ
とができる。
【0057】前記砥粒層を構成する砥粒としては、ダイ
ヤモンド砥粒及び/又はその他の砥粒を用いることがで
きる。
【0058】前記その他の砥粒としては、SiC,Al
23,ZrO2,Si34,CBN及び/又はBN等を
あげることができる。
【0059】上記再生チップ部分の先端面形状を突部形
状とするのが好適である。該再生チップ部分の先端面の
突部形状の先端角度は、好ましくは45°〜120°、
さらに好ましくは60°〜90°に設定される。
【0060】本発明の内周刃ブレードの再生方法は、中
空部を穿設した円盤状中空基板と、該中空基板の内周部
に設けられかつ砥粒を固着させたチップ部分とを有し、
該中空基板の側面に砥粒を固着してなる砥粒層を設けて
なる内周刃ブレードを用いて、被切断物を切断し、その
切断作業によってチップ部分が消失した使用済中空基板
を用い、該中空基板の内周部に、新たな砥粒を固着させ
再生チップを再度形成することを特徴とする。
【0061】上記第3の課題を解決するために、本発明
の再生コアドリルは、シャンクと、該シャンクの先端に
設けられた円盤状上壁及び円筒状側壁からなるカップ型
の台金部と、該台金部の先端部分に装着されかつ砥粒を
固着させた砥石部とを有し、該台金部の円筒状側壁の内
周面及び外周面に砥粒を固着してなる砥粒層を設けてな
るコアドリルを用いて、被加工物に穴開け加工を施し、
その穴開け加工によって砥石部が消失した使用済台金部
を用い、該台金部の先端部に新たな砥粒を固着させた再
生砥石部を再度装着してなることを特徴とするものであ
る。
【0062】上記砥粒層を構成する砥粒としては、上記
砥石層を構成する砥粒よりも細かい砥粒を用いるのが好
ましい。
【0063】上記砥粒層の設置には、特別の限定はない
が、螺旋状に設けるのが好適である。この螺旋状砥粒層
の設置によって、研削中に発生する切り粉を細かな粒径
に再度研削加工し、コアドリルと被加工物の隙間から排
出することによって、研削に使用される研削液の供給排
出量を十分に確保し、効率の良い研削加工が可能となる
ものである。
【0064】上記再生砥石部の先端面形状を突部形状と
することによって、コアドリルが被加工物を抜ける時に
生じるクラック、チッピング等の欠損を格段に減少させ
ることが可能となる。この再生砥石部の先端面突部形状
の先端角度としては45°〜120°が好適である。
【0065】前記再生砥石部を構成する砥粒としては、
ダイヤモンド砥粒及び/又はCBN砥粒を用いることが
できる。
【0066】前記砥粒層を構成する砥粒としては、ダイ
ヤモンド砥粒及び/又はその他の砥粒を用いることがで
きる。
【0067】前記その他の砥粒としては、SiC,Al
23,ZrO2,Si34,CBN及び/又はBN等を
あげることができる。
【0068】本発明のコアドリルの再生方法は、シャン
クと、該シャンクの先端に設けられた円盤状上壁及び円
筒状側壁からなるカップ型の台金部と、該台金部の先端
部分に装着されかつ砥粒を固着させた砥石部とを有し、
該台金部の円筒状側壁の内周面及び外周面に砥粒を固着
してなる砥粒層を設けてなるコアドリルを用いて、被加
工物に穴開け加工を施し、その穴開け加工によって砥石
部が消失した使用済台金部の先端部に新たな砥粒を固着
させた再生砥石部を再度装着することを特徴とする。
【0069】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の再生外周刃ブレ
ード及びその再生方法の実施の形態を添付図面中、図1
〜図9に基づいて説明する。
【0070】図1は本発明の再生外周刃ブレードの再生
手順を示すフローチャートである。図2は新品の外周刃
ブレードの製作工程を示すもので、(a)は円盤状金属
基板の正面図、(b)は円盤状金属基板の外周部にチッ
プ部分を形成した状態を示す正面図、(c)は円盤状金
属基板の側面でかつ該チップ部分の内側に砥粒を固着し
て砥粒層を形成し新品の外周刃ブレードとした状態を示
す正面図である。図3は図2と同様に外周刃ブレードの
製作工程を示すもので、(a)(b)(c)はそれぞれ
図2(a)(b)(c)の部分断面図である。
【0071】図4は使用後の外周刃ブレードの再生工程
を示すもので、(a)は使用後の外周刃ブレードの正面
図、(b)は外周部に残存するチップ部分を除去した外
周刃ブレードの正面図、(c)は外周部に再生チップ部
分を形成した再生外周刃ブレードの正面図である。図5
は図4と同様に使用後の外周刃ブレードの再生工程を示
すもので、(a)(b)(c)はそれぞれ図4(a)
(b)(c)の部分断面図である。
【0072】図1に示すように、まず、従来と同様に、
円盤状金属基板12の製作を行う[図1のステップ10
0、図2(a)及び図3(a)]。次に、この金属基板
12の外周部に砥粒を固着してチップ部分15を形成す
る[図1のステップ101、図2(b)及び図3
(b)]。さらに、金属基板12の側面12aでかつ該
チップ部分15の内側に砥粒を固着して砥粒層13を形
成することによって新品外周刃ブレード11を完成する
[図1のステップ102、図2(c)及び図3
(c)]。
【0073】この新品外周刃ブレード11を用いて、被
切断物Gを切断すると、チップ部分15が消失し、金属
基板12の側面の砥粒層13が切断中に被切断物Gに接
触しても該砥粒層13の厚みがわずかに薄くなるが、金
属基板12は砥粒層13によって保護されているため、
切断中に被切断物Gに接触することはないのでその厚み
に変化はないし、さらに金属基板12の反り、曲がりも
発生しない[図1のステップ103、図4(a)及び図
5(a)]。
【0074】この使用後の外周刃ブレード11aの外周
部にわずかに残存するチップ部分15aを研削除去し、
金属基板12の外周部12bを露出せしめて再生外周刃
ブレード材料11bとする[図4(b)及び図5
(b)]。この露出外周部12bに新たに砥粒を固着し
て再生チップ部分15bを再度形成することによって再
生外周刃ブレード11cを完成する[図1のステップ1
04、図4(c)及び図5(c)]。この再生外周刃ブ
レード11cは新品外周刃ブレード11と同様に使用す
ることができる。このようにして、側面に砥粒層13を
設けた新品外周刃ブレード11及び再生外周刃ブレード
11cは、同様にして、相当回数の繰り返し再使用が可
能となる。
【0075】図6は本発明の再生外周刃ブレードの一つ
の実施の形態を示すもので、(a)は本発明の再生ブレ
ードの正面図、(b)は(a)のA−A線断面図、
(c)はチップ部分の摘示側面説明図である。
【0076】図7は本発明の再生外周刃ブレードを装着
した切断装置の一部断面説明図で、(a)は被切断物を
切断する前の状態を示し、(b)は被切断物を切断して
いる最中の状態を示す図面である。
【0077】図8は本発明の再生外周刃ブレードによる
被切断物の切断中の状態を示す一部断面説明図で、
(a)は被切断物が受ける応力の状態を示し、(b)再
生外周刃ブレードの金属基板の両側面に被切断物が接触
し砥粒層で研削される状態を示す図面である。
【0078】図9は本発明の再生外周刃ブレードによる
被切断物の切断中の状態を示す一部断面拡大説明図で、
(a)は切断抵抗が小さい状態を示し、(b)は再生外
周刃ブレードが反ることがなく切断面に反りが発生せ
ず、再生外周刃ブレードの逃げ現象が起きない状態を示
し、(c)は切断終了後の被切断物の切断面にバリが発
生しない状態を示す図面である。
【0079】図6〜図9において、図33〜図36と同
一又は類似部材は同一符号を用いて説明することがあ
る。
【0080】図6において、本発明の再生外周刃ブレー
ド11cは、高速回転する円盤状の金属基板12と、そ
の外周部に、メタルボンド、レジンボンド、電着等によ
りダイヤモンド砥粒やCBN砥粒等を固着させた再生チ
ップ部分15bと、金属基板12の両側面12aにダイ
ヤモンド砥粒やCBN砥粒等を固着させた砥粒層13か
ら構成されている。16は該金属基板12の中央部に穿
設された軸孔である。18aは再生外周刃ブレード11
cを用いた硬質材料切断装置で、従来と同様に回転駆動
部20と回転軸22とを有している[図7(a)
(b)]。
【0081】本発明の再生外周刃ブレード11cの再生
チップ部分15bの断面形状として、図33(b)
(c)に示したような従来の先端平坦形状としてもよい
ものであるが、図6(c)によく示されるごとく、先端
面に先端角度θを持たせた突部形状としたものがより好
ましい。このような形状とすることによって、従来の先
端平坦形状に比較して、図9(a)に示すように、切断
抵抗が減少するものである。
【0082】この再生チップ部分15bの先端面の突部
形状の先端角度θは45°〜120°の範囲で設定され
るのが好ましい。先端角度θが45°未満であると、切
断抵抗は小さくなるがチップ部分15bの摩擦が増加
し、再生外周刃ブレード11cの寿命がそれだけ短くな
り、又、再生チップ部分15bの先端角度θが120°
を越えると、切断抵抗を減少させる効果がそれだけ小さ
くなるが、本発明の作用効果が達成されることに変わり
はない。
【0083】先端角度θのさらに好ましい範囲は60°
〜90°である。なお、図示例ではθ=90°の場合を
好ましい例として示している。
【0084】本発明の再生外周刃ブレード11cにおい
て、図6(a)(b)によく示されるごとく、再生外周
刃ブレード11cの金属基板12の側面12aには新品
外周刃ブレード11に設けられた砥粒層13がそのまま
残存して利用される。
【0085】この砥粒層13の存在によって、切断中に
切断抵抗を受けて被切断物Gが撓んで再生外周刃ブレー
ド11cと接触した場合に、従来の外周刃ブレード10
では避けることのできなかったチッピングを防止するこ
とができる。
【0086】さらに、再生外周刃ブレード11cの金属
基板12の両側面12aがダイヤモンド砥粒やCBN砥
粒等によって被覆された砥粒層13が残存しているた
め、再生外周刃ブレード11cは該砥粒層13によって
補強され、かつその強度が増大するという状態が持続
し、再生外周刃ブレード11cが切断中に反ってしまう
ということはなくなり、したがって、切断面が反ること
もなく、切断終了時の再生外周刃ブレード11cの逃げ
現象も起こらず、バリの発生も完全に防止される[図9
(a)(b)(c)]。
【0087】さらに、この砥粒層13によって補強され
た新品外周刃ブレード11及び再生外周刃ブレード11
cを用いて、被切断物Gを切断すると、チップ部分が消
失し、また金属基板12の側面の砥粒層13が切断中に
被切断物Gに接触しても該砥粒層13の厚みがわずかに
薄くなるが、金属基板12は砥粒層13によって保護さ
れているため、切断中に被切断物Gに接触することはな
いのでその厚みに変化はないし、さらに金属基板12の
反り、曲がりも発生しない。そのため、側面に砥粒層1
3を設けた円盤状金属基板12は外周部12bに再生チ
ップ部分15bを再度形成することによって外周刃ブレ
ードを繰り返して相当回数再生できるものである。
【0088】本発明の再生外周刃ブレード11cに用い
られる砥粒は、チップ部分15bに対しては従来と同様
に#170程度とすればよい。一方、砥粒層13の砥粒
は、再生チップ部分15bの砥粒よりも細かい砥粒、例
えば#200程度が好ましい。
【0089】上記砥粒層13の側面高さは、チップ部分
15bの側面高さよりも小であることが好適である。こ
の砥粒層13の側面高さがチップ部分15bの側面高さ
よりも大となると切断作業自体に困難性が生じてしまう
不利がある。
【0090】上記砥粒層13は、金属基板12の側面1
2aの全面に設けてもよいが、部分的に設けることもで
きる。部分的に設ける場合には、その設置態様に特別の
制限はないもので、例えば、螺旋状、渦巻状、放射状、
多数の同心円状、多数の点状等の設置態様を適宜採用す
ることができる。
【0091】該砥粒層13を構成する砥粒としては、ダ
イヤモンド砥粒の他に、SiC,Al23,ZrO2
Si34,CBN及び/又はBN等をあげることができ
る。
【0092】本発明の再生外周刃ブレード11cによる
切断の対象となる硬質材料としては、ガラス材料、セラ
ミックス材料、半導体単結晶材料、水晶材料、石材、ア
スファルト材料、コンクリート材料等をあげることがで
きる。ガラス材料には、石英ガラス材料、ソーダ石灰ガ
ラス材料、ホウケイ酸ガラス材料、鉛ガラス材料等があ
る。
【0093】具体的なセラミックス材料としては、Si
Cロッドやアルミナロッド等をあげることができ、半導
体単結晶材料としては、シリコン単結晶やガリウム・ヒ
素単結晶等がある。
【0094】以下に、本発明の再生内周刃ブレード及び
その再生方法の実施の形態を添付図面中、図10〜図2
2に基づいて説明する。
【0095】図10は本発明の再生内周刃ブレードの再
生手順を示すフローチャートである。図11は新品の内
周刃ブレードの製作工程を示すもので、(a)は円盤状
中空基板の正面図、(b)は円盤状中空基板の内周部に
チップ部分を形成した状態を示す正面図、(c)は円盤
状中空基板の側面でかつ該チップ部分の外側に砥粒を固
着して砥粒層を形成し新品の内周刃ブレードとした状態
を示す正面図である。図12は図11と同様に内周刃ブ
レードの製作工程を示すもので、(a)(b)(c)は
それぞれ図11(a)(b)(c)の部分断面図であ
る。
【0096】図13は使用後の内周刃ブレードの再生工
程を示すもので、(a)は使用後の内周刃ブレードの正
面図、(b)は内周部に残存するチップ部分を除去した
内周刃ブレードの正面図、(c)は内周部に再生チップ
部分を形成した再生内周刃ブレードの正面図である。図
14は図13と同様に使用後の内周刃ブレードの再生工
程を示すもので、(a)(b)(c)はそれぞれ図13
(a)(b)(c)の部分断面図である。
【0097】図10に示すように、まず、従来と同様
に、円盤状中空基板115の製作を行う[図10のステ
ップ300、図11(a)及び図12(a)]。次に、
この中空基板115の内周部に砥粒を固着してチップ部
分117を形成する[図10のステップ301、図11
(b)及び図12(b)]。さらに、中空基板115の
側面115aでかつ該チップ部分117の内側に砥粒を
固着して砥粒層118を形成することによって新品内周
刃ブレード111を完成する[図10のステップ30
2、図11(c)及び図12(c)]。
【0098】この内周刃ブレード111を用いて、被切
断物Gを切断すると、チップ部分117が消失し、中空
基板115の側面の砥粒層118が切断中に被切断物G
に接触しても該砥粒層118の厚みがわずかに薄くなる
が、中空基板115は砥粒層118によって保護されて
いるため、切断中に被切断物Gに接触することはないの
でその厚みに変化はないし、さらに中空基板115の反
り、曲がりも発生しない[図10のステップ303、図
13(a)及び図14(a)]。
【0099】この使用後の内周刃ブレード111aの内
周部にわずかに残存するチップ部分117aを研削除去
し、中空基板115の内周部115bを露出せしめて再
生内周刃ブレード材料111bとする[図13(b)及
び図14(b)]。この露出内周部115bに新たに砥
粒を固着して再生チップ部分117bを再度形成するこ
とによって再生内周刃ブレード111cを完成する[図
10のステップ304、図13(c)及び図14
(c)]。この再生内周刃ブレード111cは新品内周
刃ブレード111と同様に使用することができる。この
ようにして、側面に砥粒層118を設けた新品内周刃ブ
レード111及び再生内周刃ブレード111cは、同様
にして、相当回数の繰り返し再使用が可能となる。
【0100】図15は本発明の再生内周刃ブレードの第
1の実施の形態を示すもので、(a)は本発明の再生内
周刃ブレードの正面図及び(b)は(a)のA−A線断
面図である。
【0101】図16は本発明の再生内周刃ブレードを具
備した切断装置の1例を示す側面概略説明図である。図
17は本発明の再生内周刃ブレードを装着した切断装置
の一部断面説明図で、(a)は被切断物を切断している
状態、(b)は被切断物の切断が終了した状態及び
(c)は切断終了後の再生内周刃ブレードの一部分の状
態をそれぞれ示す図面である。
【0102】図18は本発明の再生内周刃ブレードの第
2の実施の形態を示すもので、(a)は本発明の再生内
周刃ブレードの正面図及び(b)は(a)のA−A線断
面図である。図19は本発明の再生内周刃ブレードの第
3の実施の形態を示すもので、(a)は本発明の再生内
周刃ブレードの正面図及び(b)は(a)のA−A線断
面図である。
【0103】図20〜図22は本発明の再生内周刃ブレ
ードの第4〜第6の実施の形態をそれぞれ示す正面図で
ある。
【0104】本発明の再生内周刃ブレード111cは、
図15〜図17に示す如く、高速回転する中空部113
を中央部に穿設した基板115(例えば、ドーナツ状の
薄い金属基板、例えば、厚さ100〜200μm程
度)、その内周部に、メタルボンド、レジンボンド、電
着等により砥粒(切断砥粒)を固着させた再生チップ部
分117bと、基板115の側面115aに砥粒を固着
させた砥粒層118から構成されている。
【0105】図16において、121は本発明の切断装
置で、本発明の再生内周刃ブレード111cを具備した
以外は、図40に示した従来の切断装置120と同一構
造であるので再度の説明は省略する。図40の場合と同
様に、モータ134を駆動することによって内周刃ブレ
ード111cが回転し、回転するチップ部分117bに
被切断物Gを当接させることによって被切断物Gが該チ
ップ部分117bにより切断される。
【0106】本発明の再生内周刃ブレード111cの特
徴は、図15(a)(b)によく示される如く、再生内
周刃ブレード111cの基板115の側面115aに、
砥粒(研削砥粒)をメタルボンド、レジンボンド、電着
等により固着させた砥粒層118が設けられていること
である。
【0107】このように砥粒層118が設けられている
ことによって、切断中に切断抵抗を受けて再生内周刃ブ
レード111cが反ってしまい、被切断物Gと接触した
場合に、当該接触部分はこの砥粒層118によって研削
されるので、従来の内周刃ブレード110では避けるこ
とのできなかった接触抵抗を大幅に軽減することができ
る。
【0108】さらに、再生内周刃ブレード111cの基
板115の両側面115aが砥粒によって被覆されて砥
粒層118が形成されるため、再生内周刃ブレード11
1cは該砥粒層118によって被覆され、その強度が増
大し、再生内周刃ブレード111cが切断中に反ってし
まうということはなくなり、したがって、切断面が反る
こともなくなる[図17(a)(b)(c)]。
【0109】本発明の再生内周刃ブレード111cに用
いられる砥粒は、再生チップ部分117bに対しては従
来と同様に#170程度とすればよい。一方、砥粒層1
18の砥粒は、再生チップ部分117bの砥粒よりも細
かい砥粒、例えば#200程度が好ましい。
【0110】上記砥粒層118の側面高さ、即ち厚さ
(例えば、40〜140μm程度)は、再生チップ部分
117bの側面高さ、即ち厚さ(例えば、50〜150
μm程度)よりも小であるのが好適である。この砥粒層
118の側面高さが再生チップ部分の側面高さよりも大
となると切断作業自体に困難性が生じてしまう不利があ
る。
【0111】上記砥粒層118は、基板115の側面1
15aの全面に設けてもよいが、部分的に設けることも
できる。部分的に設ける場合には、その設置態様に特別
の制限はないもので、例えば、多数の点状(図18)、
多数の同心円状(図19)、螺旋状又は渦巻状(図20
及び図21)、放射状(図22)等の設置態様を適宜採
用することができる。
【0112】本発明の再生内周刃ブレード111cの再
生チップ部分117bの断面形状としては、図14
(c)及び図15(c)に示したような従来と同様の先
端平坦形状としてもよいものであるが、再生外周刃ブレ
ード11cの再生チップ部分15bの断面形状の好まし
い形状として図6(c)に示した形状と同様に、先端面
に先端角度θを持たせた突部形状としたものがより好ま
しい。このような形状とすることによって、従来の先端
平坦形状に比較して、図9(a)に示した再生外周刃ブ
レード11cの場合と同様に、切断抵抗が減少するもの
である。
【0113】この再生チップ部分117bの先端面の突
部形状の先端角度θが45°〜120°の範囲で設定さ
れるのが好ましい。先端角度θが45°未満であると切
断抵抗は少なくなるがチップ部分117bの摩擦が増加
し、再生内周刃ブレード111cの寿命がそれだけ短く
なり、又、再生チップ部分117bの先端角度θが12
0°を超えると、切断抵抗を減少させる効果がそれだけ
小さくなるが、本発明の作用効果が達成されることに変
わりはない。先端角度θのさらに好ましい範囲は60°
〜90°である。
【0114】本発明の再生内周刃ブレード111cによ
る切断の対象となる硬質材料としては、前記した再生外
周刃ブレード11cの切断対象と同様のものをあげるこ
とができる。
【0115】以下に、本発明の再生コアドリル及びその
再生方法の実施の形態を添付図面中、図23〜図30に
基づいて説明する。
【0116】図23は本発明の再生コアドリルの再生手
順を示すフローチャートである。図24は新品のコアド
リルの製作工程を示すもので、(a)は台金部の断面
図、(b)は台金部の先端部分にチップ部分を形成した
状態を示す断面図、(c)は台金部の円筒状側壁の内周
面及び外周面に砥粒を固着してなる砥粒層を形成し新品
のコアドリルとした状態を示す断面図である。図25は
使用後のコアドリルの再生工程を示すもので、(a)は
使用後のコアドリルの断面図、(b)は台金部の先端部
分に残存する砥石部を除去又は取外したコアドリルの断
面図、(c)は台金部の先端部分に再生砥石部を装着し
た再生コアドリルの断面図である。
【0117】図23に示すように、まず、従来と同様
に、カップ型の台金216の製作を行う[図23のステ
ップ500、図24(a)]。次に、この台金部216
の円筒状側壁216bの先端部分に砥粒を固着させた砥
石部217を装着する。[図23のステップ501、図
24(b)]。さらに該円筒状側壁216bの内周面及
び外周面に砥粒を固着してなる砥粒層を設けることによ
って新品コアドリル211を製作する[図23のステッ
プ502、図24(c)]。
【0118】このコアドリル211を用いて、被加工物
Wに穴開け加工を施すと、砥石部217が消失し、台金
部216の円筒状側壁216bの側面の砥粒層230
a,230bが加工中に被加工物Wに接触しても該砥粒
層230a,230bの厚みがわずかに薄くなるが、台
金部216の円筒状側壁216bは砥粒層230a,2
30bによって保護されているため、加工中に被加工物
Wに接触することはないので、その厚みに変化はない
[図23のステップ503、図25(a)]。
【0119】この使用後のコアドリル211aの円筒状
側壁216bの先端部分にわずかに残存する砥石部21
7aを研削除去又は取外し、その先端部分216cを露
出せしめて再生コアドリル材料211bとする[図23
のステップ504、図25(b)]。この先端部分21
6cに新たに砥粒を固着させた再生砥石部217bを再
度装着することによって再生コアドリル211cを製作
する[図23のステップ505、図25(c)]。この再
生コアドリル211cは新品コアドリル211と同様に
使用することができる。このように、側面に砥粒層23
0a,230bを設けた新品コアドリル211及び再生
コアドリル211cは、同様にして、相当回数の繰り返
し再使用が可能となる。
【0120】図26は本発明の再生コアドリルの一つの
実施の形態を示すもので、(a)は正面図、(b)は縦
断面図、(c)は底面図、(d)は砥石部の摘示拡大図
である。
【0121】図27は本発明の再生コアドリルによって
被加工物に穴を開け、研削加工を施している状態を示す
断面説明図である。図28は図27の状態から研削加工
がさらに進行して研削加工の終了直前の状態を示す断面
説明図である。図29は本発明の再生コアドリルを備え
た装置の正面図である。図30は本発明の再生コアドリ
ルを備えた装置の側面図である。
【0122】図26〜図30において、図44〜図46
と同一又は類似部材は同一符号を用いて説明することが
ある。
【0123】図26に示されるごとく、本発明の再生コ
アドリル211cは、回転軸として作用する鋼製のシャ
ンク214と、該シャンク214の先端に設けられた円
板状上壁216a及び円筒状側壁216bからなるカッ
プ型の台金部216と、該台金部216の先端部分に装
着されかつ砥粒を固着させた砥石部217と、該円筒状
側壁216bの内周面及び外周面に砥粒を固着させた砥
粒層230a、230bとを有している。
【0124】該再生コアドリル211cは後述するコア
ドリル装置本体242に装着することによってコアドリ
ル装置240を構成し、該コアドリル装置240を駆動
することによってシャンク214、台金部216及び砥
石部217が回転する。この回転する砥石部217を被
加工物Wに当接させることによって、該被加工物Wを円
状に研削して穴を開けることができる。なお、該コアド
リル211のシャンク214の中心部には軸心貫通孔2
22が穿設されており、該軸心貫通孔222を介して研
削領域に研削液220を供給する構成も従来と同様であ
る。
【0125】本発明の再生コアドリルは、上記台金部2
16の円筒状側壁216bの内周面及び外周面に砥粒を
メタルボンド、レジンボンド、電着等により砥粒を固着
させた砥粒層230a,230bを設けたことにその特
徴がある。このような構成とすることによって、研削中
に発生する切り粉を細かな粒径に再度研削加工し、コア
ドリル211の円筒状側壁216bと被加工物Wとの間
隙から排出することによって、研削に使用される研削液
220の供給排出量を十分に確保し、効率のよい研削加
工が可能となる。
【0126】本発明の再生コアドリル211に用いられ
る砥粒は、砥石部217に対しては従来と同様に#17
0程度とすればよい。一方、砥粒層230a,230b
の砥粒は、砥石部217の砥粒よりも細かい砥粒、例え
ば#200の程度が好ましい。
【0127】前記砥粒層230a,230bの配置形状
については、研削中に発生する切り粉を細かな粒径に再
度研削加工し、円筒状側壁216bと被加工物Wとの間
隙から排出することができるように作用する限り、特別
の限定はないが、図26〜図28に示したように螺旋状
に設けるのが好適である。
【0128】本発明の再生コアドリル211cの再生砥
石部217bの断面形状としては、図43〜図46に示
したような従来の先端平坦形状としてもよいものである
が、図26(d)に示されるごとく、先端面に先端角度
θを持たせた突部形状としたものがより好ましい。この
ような形状とすることによって、従来の先端平坦形状に
比較して切断抵抗を低減させることができ、再生コアド
リル211cが被加工物Wを抜ける際の被加工物Wの抜
け面hも従来の抜け面Hよりも狭小となり、抜ける際に
生じるクラック、チッピング等の欠損を格段に減らせる
ことが可能となる。
【0129】この再生砥石部217bの先端面の突部形
状の先端角度θは45°〜120°の範囲で設定される
のが好ましい。先端角度θが45°未満であると、切断
抵抗は小さくなるが、再生砥石部217bの摩擦が増加
し、寿命が短くなり、また、再生砥石部217bの先端
角度θが120°を越えると、切断抵抗を減少させる効
果がそれだけ小さくなるが、本発明の作用効果が達成さ
れることに変わりはない。
【0130】先端角度θのさらに好ましい範囲は60°
〜90°である。なお、図示例ではθ=90°の場合を
好ましい例として示している。
【0131】続いて、本発明の再生コアドリル211c
を装着してなるコアドリル装置240について図29及
び図30とともに説明する。
【0132】コアドリル装置240はコアドリル装置本
体242と再生コアドリル211cとから構成されてい
る。該コアドリル装置本体242は、架台244を有し
ている。該架台244の上面中央部には、ワークテーブ
ル246が載置固定されるワークテーブル支持台247
が設けられている。該ワークテーブル246の上面には
ガラス材料、例えば石英ガラス板等の被加工物Wが被加
工物貼り付けプレート245を介して載置固定される。
【0133】該架台244の周辺部にはサポート248
が立設されている。該サポート248の内面側には長尺
ガイド250が上下方向に取り付けられている。該長尺
ガイド250にはスライドベアリング252を介して支
持ブロック254が上下動可能に取り付けられている。
【0134】256は、再生コアドリル211cを上下
動させるためのモータである。該モータ256は、該サ
ポート248の側面に設けられたプレート258の下面
側に取り付けられている。該モータ256にはボールネ
ジ260が回動可能に連結されている。262は該ボー
ルネジ260の上端部に取り付けられたスピンドルサポ
ートで、その一端部は上記支持ブロック254に接続さ
れている。
【0135】上記支持ブロック254の中心部に上下方
向に開口する貫通口264が穿設され、該貫通口264
には、回転軸266が回転自在に挿通されている。26
8はプーリで、該支持ブロック254の上方で該回転軸
266に取り付けられた回転ブロック270に取り付け
られている。該回転軸266の下端部には再生コアドリ
ル211cが着脱可能に取り付けられている。
【0136】従って、モータ256が回転すると、ボー
ルネジ260が回転し、その回転とともにスピンドルサ
ポート262が上下動し、それとともに支持ブロック2
54、回転軸266及び再生コアドリル211cが上下
動する。
【0137】272は再生コアドリル211cを回転さ
せるためのモータで、上記サポート248の上部に取り
付けられている。該モータ272のモータ軸274には
モータプーリ276が取り付けられている。該モータプ
ーリ276とプーリ268には、プーリベルト278が
巻回されている。
【0138】従って、モータ272の回転は、モータ軸
274、モータプーリ276、プーリ268及び回転ブ
ロック270を介して回転軸266に伝達され、回転軸
266が回転せしめられる。なお、280はカバー部材
で、上記モータプーリ276、プーリベルト278及び
プーリ268をカバーする。
【0139】該回転軸266の上端部はロータリジョイ
ント282を介して研磨液導入パイプ284と接続され
ている。該研削液導入パイプ284から導入される研削
液220は、前述したように、軸心貫通孔222を通っ
て研削中の研削領域に供給される(図27及び図2
8)。286は回転軸266を上下動するための手動ハ
ンドルである。
【0140】上記した構成のコアドリル装置本体242
にコアドリル211cを装着したコアドリル装置を用い
れば、ワークテーブル246上に貼り付けプレート24
5を介して載置固定された石英ガラス等の被加工物Wに
対してコアドリル211cを上下動させつつ回転せしめ
ることによって穴開け加工処理を施すことができる。
【0141】本発明の再生コアドリル211cによる穴
開け加工の対象となる硬質材料としては、前記した再生
外周刃ブレード11cの切断対象と同様のものをあげる
ことができる。
【0142】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明の再生外周刃
ブレードによれば、金属基板の再利用を図ることがで
き、外周刃ブレードのコストの低減を実現することがで
きる上、切断中の切断抵抗を良好に低減させることがで
き、切断中に切断抵抗を受けて被切断物が撓んで外周刃
ブレードと接触した場合に生じるチッピングを防止し、
切断終了時に起きる外周刃ブレードの逃げ現象を防止
し、バリの発生を防止することができるという効果が達
成される。本発明の外周刃ブレードの再生方法によれ
ば、外周刃ブレードの再生を効率的に行うことができ
る。
【0143】本発明の再生内周刃ブレードによれば、中
空基板の再利用を図ることができ、内周刃ブレードのコ
ストの低減を実現することができる上、切断中の切断抵
抗を良好に低減させることができ、切断中に切断抵抗を
受けて、内周刃ブレードが反ってしまい、その結果、被
切断物の切断面が反ってしまうということを防止するこ
とができるという効果が達成される。本発明の内周刃ブ
レードの再生方法によれば、内周刃ブレードの再生を効
率的に行うことができる。
【0144】本発明の再生コアドリルによれば、カップ
型台金部の再利用を図ることができ、コアドリルのコス
トの低減を実現することができる上、研削の全工程にわ
たって、コアドリルと被加工物の間に詰まるガラスの切
り粉及び脱落した砥粒を効果的に取り除き、研削時間を
短縮するとともに、コアドリルが被加工物を抜ける時に
生じるクラッチ、チッピング等の欠損の発生を皆無とす
ることができるという大きな効果が達成される。本発明
のコアドリルの再生方法によれば、コアドリルの再生を
効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再生外周刃ブレードの再生手順を示す
フローチャートである。
【図2】新品の外周刃ブレードの製作工程を示すもの
で、(a)は円盤状金属基板の正面図、(b)は円盤状
金属基板の外周部にチップ部分を形成した状態を示す正
面図、(c)は円盤状金属基板の側面でかつ該チップ部
分の内側に砥粒を固着して砥粒層を形成し新品の外周刃
ブレードとした状態を示す正面図である。
【図3】図2と同様に外周刃ブレードの製作工程を示す
もので、(a)(b)(c)はそれぞれ図2(a)
(b)(c)の部分断面図である。
【図4】使用後の外周刃ブレードの再生工程を示すもの
で、(a)は使用後の外周刃ブレードの正面図、(b)
は外周部に残存するチップ部分を除去した外周刃ブレー
ドの正面図、(c)は外周部に再生チップ部分を形成し
た再生外周刃ブレードの正面図である。
【図5】図4と同様に使用後の外周刃ブレードの再生工
程を示すもので、(a)(b)(c)はそれぞれ図4
(a)(b)(c)の部分断面図である。
【図6】本発明の再生外周刃ブレードの一つの実施の形
態を示すもので、(a)は本発明の再生外周刃ブレード
の正面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は
チップ部分の摘示側面説明図である。
【図7】本発明の再生外周刃ブレードを装着した切断装
置の一部断面説明図で、(a)は被切断物を切断する前
の状態を示し、(b)は被切断物を切断している最中の
状態を示す図面である。
【図8】本発明の再生外周刃ブレードによる被切断物の
切断中の状態を示す一部断面説明図で、(a)は被切断
物の受ける応力を示し、(b)再生ブレードの金属基板
の両側面に被切断物が接触し砥粒層で研削される状態を
示す図面である。
【図9】本発明の再生外周刃ブレードによる被切断物の
切断中の状態を示す一部断面拡大説明図で、(a)は切
断抵抗が小さい状態を示し、(b)は再生外周刃ブレー
ドが反ることがなく切断面に反りが発生せず、再生外周
刃ブレードの逃げ現象が起きない状態を示し、(c)は
切断終了後の被切断物の切断面にバリが発生しない状態
を示す図面である。
【図10】本発明の再生内周刃ブレードの再生手順を示
すフローチャートである。
【図11】新品の内周刃ブレードの製作工程を示すもの
で、(a)は円盤状中空基板の正面図、(b)は円盤状
中空基板の内周部にチップ部分を形成した状態を示す正
面図、(c)は円盤状中空基板の側面でかつ該チップ部
分の外側に砥粒を固着して砥粒層を形成し新品の内周刃
ブレードとした状態を示す正面図である。
【図12】図11と同様に内周刃ブレードの製作工程を
示すもので、(a)(b)(c)はそれぞれ図11
(a)(b)(c)の部分断面図である。
【図13】使用後の内周刃ブレードの再生工程を示すも
ので、(a)は使用後の内周刃ブレードの正面図、
(b)は内周部に残存するチップ部分を除去した内周刃
ブレードの正面図、(c)は内周部に再生チップ部分を
形成した再生内周刃ブレードの正面図である。
【図14】図13と同様に使用後の内周刃ブレードの再
生工程を示すもので、(a)(b)(c)はそれぞれ図
13(a)(b)(c)の部分断面図である。
【図15】本発明の再生内周刃ブレードの第1の実施の
形態を示すもので、(a)は本発明の内周刃ブレードの
正面図及び(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図16】本発明の再生内周刃ブレードを具備した切断
装置の1例を示す側面概略説明図である。
【図17】本発明の再生内周刃ブレードを装着した切断
装置の一部断面説明図で、(a)は被切断物を切断して
いる状態、(b)は被切断物の切断が終了した状態及び
(c)は切断終了後の内周刃ブレードの一部分の状態を
それぞれ示す図面である。
【図18】本発明の再生内周刃ブレードの第2の実施の
形態を示すもので、(a)は本発明の内周刃ブレードの
正面図及び(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図19】本発明の再生内周刃ブレードの第3の実施の
形態を示すもので、(a)は本発明の内周刃ブレードの
正面図及び(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図20】本発明の再生内周刃ブレードの第4の実施の
形態を示す正面図である。
【図21】本発明の再生内周刃ブレードの第5の実施の
形態を示す正面図である。
【図22】本発明の再生内周刃ブレードの第6の実施の
形態を示す正面図である。
【図23】本発明の再生コアドリルの再生手順を示すフ
ローチャートである。
【図24】新品のコアドリルの製作工程を示すもので、
(a)は台金部の断面図、(b)は台金部の先端部分に
砥石部を形成した状態を示す断面図、(c)は台金部の
円筒状側壁の内周面及び外周面に砥粒を固着してなる砥
粒層を形成し新品のコアドリルとした状態を示す断面図
である。
【図25】使用後のコアドリルの再生工程を示すもの
で、(a)は使用後のコアドリルの断面図、(b)は台
金部の先端部分に残存する砥石部を除去又は取外したコ
アドリルの断面図、(c)は台金部の先端部分に再生砥
石部を装着した再生コアドリルの断面図である。
【図26】本発明の再生コアドリルの一つの実施の形態
を示すもので、(a)は正面図、(b)は縦断面図、
(c)は底面図、(d)は再生砥石部の摘示拡大図であ
る。
【図27】本発明の再生コアドリルによって被加工物に
穴を開け、研削加工を施している状態を示す断面説明図
である。
【図28】図27の状態から研削加工がさらに進行して
研削加工の終了直前の状態を示す断面説明図である。
【図29】再生コアドリル装置の正面図である。
【図30】再生コアドリル装置の側面図である。
【図31】従来の外周刃ブレードの製作から使用及び廃
棄までを示すフローチャートである。
【図32】従来の外周刃ブレードの製作工程を示すもの
で、(a)は円盤状金属基板の正面図、(b)は円盤状
金属基板の外周部にチップ部分を形成した状態を示す正
面図である。
【図33】従来の外周刃ブレードの1例を示すもので、
(a)は従来の外周刃ブレードの正面図、(b)は
(a)のB−B線断面図及び、(c)は外周刃チップ部
分の摘示説明図である。
【図34】従来の外周刃ブレードを装着した切断装置の
一部断面説明図で、(a)は被切断物を切断する前の状
態を示し、(b)は被切断物を切断している最中の状態
を示す図面である。
【図35】従来の外周刃ブレードによる被切断物の切断
中の状態を示す一部断面説明図で、(a)は被切断物が
受ける応力の状態を示し、(b)は外周刃ブレードの金
属基板の両側面に被切断物が接触する状態を示す図面で
ある。
【図36】従来の外周刃ブレードによる被切断物の切断
中の状態を示す一部断面拡大説明図で、(a)は切断抵
抗が大きい状態を示し、(b)は外周刃ブレードが反っ
てしまい、切断面に反りが生じる状態を示し、(c)は
被切断物の切断終了時の状態を示し、(d)は切断終了
後の被切断物の切断面にバリが発生した状態を示す図面
である。
【図37】従来の内周刃ブレードの製作から使用及び廃
棄までを示すフローチャートである。
【図38】従来の内周刃ブレードの製作工程を示すもの
で、(a)は円盤状中空基板の正面図、(b)は円盤状
中空基板の内周部にチップ部分を形成した状態を示す正
面図である。
【図39】従来の内周刃ブレードの1例を示すもので、
(a)は従来の内周刃ブレードの正面図及び(b)は
(a)のB−B線断面図である。
【図40】従来の内周刃ブレードを具備した切断装置の
1例を示す側面概略説明図である。
【図41】従来の内周刃ブレードを装着した切断装置の
一部断面説明図で、(a)は被切断物を切断している状
態、(b)は被切断物の切断が終了した状態及び(c)
は切断終了後の内周刃ブレードの一部分の状態をそれぞ
れ示す図面である。
【図42】従来のコアドリルの製作から使用及び廃棄ま
でを示すフローチャートである。
【図43】従来のコアドリルの製作工程を示すもので、
(a)は台金部の縦断面図、(b)は台金部の先端部分
に砥粒を固着させた砥石部を装着した状態を示す縦断面
図である。
【図44】従来のコアドリルの1例を示すもので、
(a)は正面図、(b)は縦断面図、(c)は底面図で
ある。
【図45】従来のコアドリルによって被加工物に穴開け
研削加工を施している状態を示す断面説明図である。
【図46】図45の状態から研削加工がさらに進行して
研削加工の終了直前の状態を示す断面説明図である。
【符号の説明】
10:従来の外周刃ブレード、11:新品外周刃ブレー
ド、11a:使用後の外周刃ブレード、11b:再生外
周刃ブレード材料、11c:再生外周刃ブレード、1
2:金属基板、12a:金属基板の側面、13:砥粒
層、14:従来のチップ部分、15:チップ部分、15
a:残存チップ部分、15b:再生チップ部分、16:
軸孔、18:切断装置、20:回転駆動部、22:回転
軸、110:従来の内周刃ブレード、111:新品内周
刃ブレード、111a:使用後の内周刃ブレード、11
1b:再生内周刃ブレード材料、111c:再生内周刃
ブレード、112,113:中空部、114,115:
基板、115a:基板の側面、116:従来のチップ部
分、117:チップ部分、117a:残存チップ部分、
117b:再生チップ部分、118:砥粒層、120,
121:切断装置、126:回転軸、128:研削液排
出路、130:回転筒、130a:底板、130b:側
板、132:取付け板、134:モータ、136:モー
タ軸、138:モータプーリ、140:プーリ、14
2:駆動ベルト、144,146:ベアリング部材、2
11a:使用後のコアドリル、211b:再生コアドリ
ル材料、211c:再生コアドリル、212:従来のコ
アドリル、214:シャンク、216:台金部、216
a:円板状上壁、216b:円筒状側壁、217:砥石
部、217a:残存砥石部、217b:再生砥石部、2
18:従来の砥石部、220:研削液、222:貫通
孔、224:砥粒、226a,226b:研削側面、2
30a,230b:砥粒層、240:コアドリル装置、
242:コアドリル装置本体、244:架台、245:
貼り付けプレート、246:ワークテーブル、247:
ワークテーブル支持台、248:サポート、250:長
尺ガイド、252:スライドベアリング、254:支持
ブロック、256:モータ、260:ボールネジ、26
2:スピンドルサポート、264:貫通口、266:回
転軸、268:プーリ、270:ブロック、272:モ
ータ、274:モータ軸、276:モータプーリ、27
8:プーリベルト、280:カバー部材、282:ロー
タリジョイント、284:研削液導入パイプ、286:
手動ハンドル、G:被切断物、H:ワークホルダー、
h:抜け面、W:被加工物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B24D 7/00 B24D 7/00 Z 7/18 7/18 A (72)発明者 水野 徹 福島県岩瀬郡鏡石町大字鏡田字境173 株 式会社アトック福島工場内 Fターム(参考) 3C063 AA02 AB03 AB04 AB05 BA03 BA12 BA31 BB01 BB02 BB03 BB04 BG01 BG07 BG10 EE21 EE31 FF06 FF11 FF20 FF23

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状の金属基板と、該金属基板の外周
    部に設けられかつ砥粒を固着させたチップ部分とを有
    し、該金属基板の側面でかつ該チップ部分の内側に砥粒
    を固着してなる砥粒層を設けてなる外周刃ブレードを用
    いて、被切断物を切断し、その切断作業によってチップ
    部分が消失した使用済金属基板の外周部に新たな砥粒を
    固着させた再生チップ部分を再度形成してなることを特
    徴とする再生外周刃ブレード。
  2. 【請求項2】 前記砥粒層の側面高さが前記再生チップ
    部分の側面高さよりも小であることを特徴とする請求項
    1記載の再生外周刃ブレード。
  3. 【請求項3】 前記砥粒層を構成する砥粒が前記再生チ
    ップ部分を構成する砥粒よりも細かい砥粒であることを
    特徴とする請求項1又は2記載の再生外周刃ブレード。
  4. 【請求項4】 前記砥粒層が前記金属基板の側面に部分
    的に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項記載の再生外周刃ブレード。
  5. 【請求項5】 前記再生チップ部分を構成する砥粒がダ
    イヤモンド砥粒及び/又はCBN砥粒であることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項記載の再生外周刃ブ
    レード。
  6. 【請求項6】 前記砥粒層を構成する砥粒がダイヤモン
    ド砥粒及び/又はその他の砥粒からなることを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれか1項記載の再生外周刃ブレー
    ド。
  7. 【請求項7】 前記その他の砥粒がSiC,Al23
    ZrO2,Si34,CBN及び/又はBNであること
    を特徴とする請求項6記載の再生外周刃ブレード。
  8. 【請求項8】 前記再生チップ部分の先端面形状を突部
    形状とすることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1
    項記載の再生外周刃ブレード。
  9. 【請求項9】 前記再生チップ部分の先端面の突部形状
    の先端角度を45°〜120°に設定することを特徴と
    する請求項8記載の再生外周刃ブレード。
  10. 【請求項10】 円盤状の金属基板と、該金属基板の外
    周部に設けられかつ砥粒を固着させたチップ部分とを有
    し、該金属基板の側面でかつ該チップ部分の内側に砥粒
    を固着してなる砥粒層を設けてなる外周刃ブレードを用
    いて、被切断物を切断し、その切断作業によってチップ
    部分が消失した使用済金属基板の外周部に新たな砥粒を
    固着させ再生チップ部分を再度形成することを特徴とす
    る外周刃ブレードの再生方法。
  11. 【請求項11】 中空部を穿設した円盤状中空基板と、
    該中空基板の内周部に設けられかつ砥粒を固着させたチ
    ップ部分とを有し、該中空基板の側面に砥粒を固着して
    なる砥粒層を設けてなる内周刃ブレードを用いて、被切
    断物を切断し、その切断作業によってチップ部分が消失
    した使用済中空基板を用い、該中空基板の内周部に、新
    たな砥粒を固着させた再生チップ部分を再度形成してな
    ることを特徴とする再生内周刃ブレード。
  12. 【請求項12】 前記砥粒層の側面高さがチップ部分の
    側面高さよりも小であることを特徴とする請求項11記
    載の再生内周刃ブレード。
  13. 【請求項13】 前記砥粒層を構成する砥粒が前記チッ
    プ部分を構成する砥粒よりも細かい砥粒であることを特
    徴とする請求項11又は12記載の再生内周刃ブレー
    ド。
  14. 【請求項14】 前記砥粒層が前記中空基板の側面に部
    分的に設けられることを特徴とする請求項11〜13の
    いずれか1項記載の再生内周刃ブレード。
  15. 【請求項15】 前記再生チップ部分を構成する砥粒が
    ダイヤモンド砥粒及び/又はCBN砥粒であることを特
    徴とする請求項11〜14のいずれか1項記載の再生内
    周刃ブレード。
  16. 【請求項16】 前記砥粒層を構成する砥粒がダイヤモ
    ンド砥粒及び/又はその他の砥粒からなることを特徴と
    する請求項11〜15のいずれか1項記載の再生内周刃
    ブレード。
  17. 【請求項17】 前記その他の砥粒がSiC,Al
    23,ZrO2,Si3 4,CBN及び/又はBNであ
    ることを特徴とする請求項16記載の再生内周刃ブレー
    ド。
  18. 【請求項18】 前記再生チップ部分の先端面形状を突
    部形状とすることを特徴とする請求項11〜17のいず
    れか1項記載の再生内周刃ブレード。
  19. 【請求項19】 前記再生チップ部分の先端面の突部形
    状の先端角度を45°〜120°に設定することを特徴
    とする請求項18記載の再生内周刃ブレード。
  20. 【請求項20】 中空部を穿設した円盤状中空基板と、
    該中空基板の内周部に設けられかつ砥粒を固着させたチ
    ップ部分とを有し、該中空基板の側面に砥粒を固着して
    なる砥粒層を設けてなる内周刃ブレードを用いて、被切
    断物を切断し、その切断作業によってチップ部分が消失
    した使用済中空基板を用い、該中空基板の内周部に、新
    たな砥粒を固着させ再生チップを再度形成することを特
    徴とする内周刃ブレードの再生方法。
  21. 【請求項21】 シャンクと、該シャンクの先端に設け
    られた円盤状上壁及び円筒状側壁からなるカップ型の台
    金部と、該台金部の先端部分に装着されかつ砥粒を固着
    させた砥石部とを有し、該台金部の円筒状側壁の内周面
    及び外周面に砥粒を固着してなる砥粒層を設けてなるコ
    アドリルを用いて、被加工物に穴開け加工を施し、その
    穴開け加工によって砥石部が消失した使用済台金部を用
    い、該台金部の先端部に新たな砥粒を固着させた再生砥
    石部を再度装着してなることを特徴とする再生コアドリ
    ル。
  22. 【請求項22】 前記砥粒層を構成する砥粒が前記砥石
    部を構成する砥粒よりも細かい砥粒であることを特徴と
    する請求項21記載のコアドリル。
  23. 【請求項23】 前記砥粒層を螺旋状に設けることを特
    徴とする請求項19又は22記載のコアドリル。
  24. 【請求項24】 前記砥石部の先端面形状を突部形状と
    することを特徴とする請求項21 〜23のいずれか1
    項記載のコアドリル。
  25. 【請求項25】 前記砥石部の先端面突部形状の先端角
    度を45°〜120°に設定することを特徴とする請求
    項24記載のコアドリル。
  26. 【請求項26】 前記再生砥石部を構成する砥粒がダイ
    ヤモンド砥粒及び/又はCBN砥粒であることを特徴と
    する請求項21〜25のいずれか1項記載のコアドリ
    ル。
  27. 【請求項27】 前記砥粒層を構成する砥粒がダイヤモ
    ンド砥粒及び/又はその他の砥粒からなることを特徴と
    する請求項21〜26のいずれか1項記載のコアドリ
    ル。
  28. 【請求項28】 前記その他の砥粒がSiC,Al
    23,ZrO2,Si3 4,CBN及び/又はBNであ
    ることを特徴とする請求項27記載のコアドリル。
  29. 【請求項29】 シャンクと、該シャンクの先端に設け
    られた円盤状上壁及び円筒状側壁からなるカップ型の台
    金部と、該台金部の先端部分に装着されかつ砥粒を固着
    させた砥石部とを有し、該台金部の円筒状側壁の内周面
    及び外周面に砥粒を固着してなる砥粒層を設けてなるコ
    アドリルを用いて、被加工物に穴開け加工を施し、その
    穴開け加工によって砥石部が消失した使用済台金部の先
    端部に新たな砥粒を固着させた再生砥石部を再度装着す
    ることを特徴とするコアドリルの再生方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007111817A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Miyanaga:Kk ダイヤモンドコアドリルおよびその被取着部材
CN106181712A (zh) * 2016-08-29 2016-12-07 苏州市诚品精密机械有限公司 一种多功能磨削开槽一体机

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JP2007111817A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Miyanaga:Kk ダイヤモンドコアドリルおよびその被取着部材
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