JP2001038565A - ワーク位置決め装置 - Google Patents

ワーク位置決め装置

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JP2001038565A
JP2001038565A JP11217481A JP21748199A JP2001038565A JP 2001038565 A JP2001038565 A JP 2001038565A JP 11217481 A JP11217481 A JP 11217481A JP 21748199 A JP21748199 A JP 21748199A JP 2001038565 A JP2001038565 A JP 2001038565A
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JP
Japan
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work
jig
positioning device
welding
seat back
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JP11217481A
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English (en)
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Koji Kono
孝二 河野
Shinji Uchida
真二 内田
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車製造工程においてワークを溶接すると
きに、クランプ機構を使用せずに一対の治具のみでワー
クを所定の位置に位置決め保持することができるワーク
位置決め装置を提供すること。 【解決手段】 ワーク位置決め装置1は、形状の異なる
複数種類のワークを載置することができるように固定盤
21に複数の受け部材22が取り付けられて設けられた
下治具2と、下治具2に載置されるワークの種類に対応
して複数種類にカセットからなる上治具3とを備える。
溶接ロボット6が下治具に載置されたワークに対応する
カセットをワーク上に設置すると、上治具3が自重によ
り下降し、ワークが下治具2と上治具3とに挟持されて
位置決め保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車製造工程におい
てワークを溶接するときに、クランプ機構を使用せずに
一対の治具のみでワークを所定の位置に位置決め保持す
ることができるワーク位置決め装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、シート用のワークは、鋼管や
鋼板プレス部品に対してワイヤなどを溶接して組み上げ
られている。この溶接には溶接ロボットが広く使用され
ており、溶接ロボット作業においては、溶接の精度を確
保するためにワークを所定の位置に位置決めして保持す
る必要がある。そのワークの位置決めにワーク位置決め
装置が使用される。
【0003】図9はシートバック用ワークの溶接部を示
す図である。図10はシートクッション用ワークの溶接
部を示す図である。シート用のワークには、主に背もた
れとなるシートバック用ワーク108と座部となるシー
トクッション用ワーク109とがあり、両方のワークは
形状やワイヤーの溶接位置などが相違している。
【0004】すなわち、図9に示すように、シートバッ
ク用ワーク108のフレームは、アッパーフレーム10
8aとロアフレーム108bとが連結フレーム108
c、108dに各々溶接されて、略四角形状に形成され
ている。連結フレーム108c、108dの両端部は、
溶接しやすいように切り欠かれている。アッパーフレー
ム108a及びロアフレーム108bの中央部には、フ
レームの強度を向上させるために、補強部材108e、
108fがアッパーフレーム108a及びロアフレーム
108bに架設されている。また同様の目的で、補強部
材108gが連結フレーム108c及び補強部材108
eに架設されている。補強部材108e、108fの間
には、予め井桁状に仮組みされたワイヤ108hが溶接
されている。連結フレーム108c、108d及び補強
部材108e、108fには、ワイヤ108i、108
jが溶接されている。また、略長方形状に成形されたワ
イヤ108kが、フレームの長手方向に配置され、溶接
されている。また、補強部材108e、108fにはセ
ンターアームレスト用のブラケット108l、108m
が溶接されている。尚、これらのワイヤ108h〜10
8kは図略のクッション部材を介して乗員の荷重を弾力
的に受ける部材として機能する。
【0005】一方、図10に示すように、シートクッシ
ョン用ワーク109のフレームは、アッパーフレーム1
09aとロアフレーム109bとが連結フレーム109
c、109dに溶接されて、略四角形状に形成されてい
る。連結フレーム109c、109dは、アッパーフレ
ーム109aとロアフレーム109bに高低差を設ける
ために、側面視でくの字型に成形されている。また、連
結フレーム109c、109dは、アッパーフレーム1
09aとロアフレーム109bとを溶接しやすいよう
に、パイプが半分に切断されている。アッパーフレーム
109a及びロアフレーム109bの中央部には、フレ
ームの強度を向上させるために、補強部材109e、1
09fがアッパーフレーム109a及びロアフレーム1
09bに架設されている。また、ロアフレーム109b
には、端部が折り返されたワイヤ109gが長手方向に
配置されて溶接されている。ロアフレーム109b及び
ワイヤ109gには、シートクッションを自動車ボデー
のフロアに固定するための一対のプレート109h、1
09iが配設されており、その一対のプレート109
h、109iの間にクッションレリース109jが配設
されている。また、シートクッションの角部付近で四角
形に成形されたワイヤ109k、109lがアッパーフ
レーム109a及び連結フレーム109c、109dに
溶接されている。
【0006】このようにシートバック用ワークとシート
クッション用ワークとでは形状が相違するため、各ワー
クを溶接するためには各々専用のワーク位置決め装置が
必要であった。しかし、2台のワーク位置決め装置を設
けるためには広い設置スペースが必要であり、しかも、
設備費用がかかるという問題があった。
【0007】そこで、従来のワーク位置決め装置は、形
状の異なる2種類のワークを保持することができるよう
に構成されている。図11は、従来のワーク位置決め装
置を示す図である。図12は、従来のワーク位置決め装
置で使用されているクランプ機構を示す図である。従来
のワーク位置決め装置は、図11に示すように、ワーク
を保持するためのクランプ機構101が固定盤104に
多数配設されている。具体的には、シートバック用クラ
ンプ機構102が6カ所に設けられ、シートクッション
用クランプ機構103が12カ所に設けられている。
【0008】図12に示すように、固定盤104には受
け部材105が固定されており、クランプ機構101
は、受け部材105の側面に連結部材107を介して揺
動自在に保持されている。受け部材105にはワークを
嵌め込むための溝105aが形成されており、溝105
の側面には、ワーク108(109)の位置精度確保と
受け面の硬度を向上させること等を目的として、金属部
材106が備えられている。クランプ機構101には、
連結部材107の下端に設けた回転軸116を介して揺
動自在にシリンダ110が備えられている。シリンダ1
10は不図示のピストンが鉛直方向に摺動するように配
設されており、そのピストンにはピストンロッド111
が連結されている。ピストンロッド111の先端部に
は、クランク部112が回転軸113を介して揺動自在
に保持されている。また、クランク部112は回転軸1
14にも揺動自在に保持されている。そして、クランク
部112の先端部には、受け部材105の溝105aに
嵌め込まれたワーク108(109)を押さえる押さえ
部115が形成されている。
【0009】このようなワーク位置決め装置は、作業前
は全てのシリンダ110が駆動しておらず、受け部材1
05の溝105aが開放されている。シートバック用ワ
ーク108について溶接する場合には、作業者はシート
バック用ワーク108を構成するフレーム108a、1
08b、108c、108d、補強部材108e、10
8f、108g及びワイヤ108h、108i、108
j、108kを受け部105の溝105aに嵌め込んで
所定の位置にセットする。
【0010】次に、ワーク位置決め装置を作動させる。
すると、シリンダ110がエアを供給されて、不図示の
ピストンが摺動し、シリンダロッド111が前進する。
それに伴い、クランク部112の後端部がピストンロッ
ド111に押し上げられ、クランク部112は回転軸1
13を基点としてシリンダロッド111に対して揺動す
る。また同時に、クランク部112は回転軸114を基
点として揺動し、押さえ部115がシートバック用ワー
ク108に当接する。押さえ部115がシートバック用
ワーク108を押圧する力とシートバック用ワーク10
8の反力とがバランスすると、シリンダ110の動作が
停止し、シートバック用ワーク108が溝105aと押
さえ部115とに挟持される。これにより、シートバッ
ク用ワーク108は、溶接部分がシートバック用クラン
プ機構102に挟持され、位置決め固定される。
【0011】次に、ワーク位置決め装置で位置決め固定
したシートバック用ワーク108を溶接ロボットに提供
し、溶接ロボットが所定部分(図9に示すギザギザ部
分)を溶接する。溶接部分近傍はシートバック用クラン
プ機構102に支持されているので、溶接中にワークの
各部材の位置関係がずれない。溶接が完了したら、シリ
ンダ110の圧縮空気が排出され、シリンダロッド11
1が後退する。それに伴って、クランク部112が回転
軸113、114を基点として揺動し、押さえ部115
がシートバック用ワーク108から離れる。そして、作
業者はシートバック用ワーク108を溝105aから取
り出して、作業が完了する。ここで、シートバック用ワ
ーク108が溶接されるときには、シートクッション用
クランプ機構103は作動しない。
【0012】一方、シートクッション用ワーク109も
同様にして、溶接が施される。この場合には、シートク
ッション用クランプ機構103が駆動し、シートバック
用クランプ機構102が駆動しない。このようにして、
従来のワーク位置決め装置は、1台で形状が異なる2種
類のワークを位置決め固定することができた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワーク位置決め装置は以下の点で問題があった。 (1)従来のワーク位置決め装置のクランプ機構101
は、図12に示すように、クランク部112の先端部に
形成された押さえ部115がワークを押さえると、クラ
ンク部112がワークより上方に突出していた。このよ
うにクランプ機構101がワークから突出していると、
溶接ロボットがロボットハンドを直線的に移動させたと
きに、ロボットハンドの先端部に設けられたアークトー
チがクランプ機構110に衝突し、アークトーチやワー
クが破損する場合があった。そのため、溶接ロボットは
一々クランプ機構101を回避しながら溶接作業をしな
ければならず、作業効率が悪かった。殊に、従来のワー
ク位置決め機構には、クランプ機構101がシートバッ
ク用ワークの場合には6カ所、シートクッション用ワー
クの場合には12カ所あったため、ロボットハンドの移
動量が大きく、作業効率が悪かった。
【0014】(2)また、クランプ機構101は構造が
複雑であり、1個当りの値段が高く、従来のワーク位置
決め装置のようにクランプ機構101を多用すると設備
費用がかかるという問題があった。また、メンテナンス
費用やランニングコストがかかるという問題があった。
【0015】(3)また、一般的にシートの評価は使用
者の好みによるところが大きく、万人が満足するシート
を開発することは困難である。そのため、多くの使用者
から支持を得るために、自動車のモデルチェンジと同様
にシートもモデルチェンジされ、それに合わせて、ワー
クの形状や溶接位置等が変更されることがある。しか
し、従来のワーク位置決め装置のクランプ機構101は
連結部材107の回転軸114と回転軸116に保持さ
れているため、モデルチェンジした場合には、クランプ
機構101を連結部材107の回転軸114及び回転軸
116から取り外して、新たな位置に配設しなければな
らなかった。更に、図12に示すように、シリンダ11
0が固定盤104より下方に突き出しているため逃げ孔
が必要であり、固定盤104の中央部にクランプ機構1
01を配設しようとする場合には、固定盤104に形成
された逃げ孔の位置に拘束され、モデルチェンジに柔軟
に対応することができなかった。このように、従来のワ
ーク位置決め装置は専門性が高く、汎用性に欠けるとい
う問題があった。
【0016】そこで、本発明は上記課題を解決するため
になされたものであり、自動車製造工程においてワーク
を溶接するときに、クランプ機構を使用せずに一対の治
具のみでワークを所定の位置に位置決め保持することが
できるワーク位置決め装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のワーク位置決め装置は、請求項1に記載す
るように、型式の異なる複数種類のワークが載置される
1つの下治具と、前記ワークの種類に対応して、前記ワ
ークを前記1つの下治具との間で挟持する複数種類の上
治具と、前記複数種類の上治具のうちの1つの上治具を
前記下治具の所定の位置に載せることにより、ワークを
所定の位置に位置決めすることを特徴とする。上記構成
を有する本発明のワーク位置決め装置は、先ず、作業者
が下治具にワークを載置して位置決めする。次に、ロボ
ットハンドやホイスト等により作業者が下治具に載置し
たワークに適した上治具を保持し、上治具を下治具に対
して位置決めして、上治具をワーク上に載せる。これに
より、ワークが上治具と下治具に挟持されて位置決め保
持される。従って、本発明のワーク位置決め装置は、ロ
ボットハンドが溶接ポイントから次の溶接ポイントへ直
線的に移動することができるので、溶接作業時間を短縮
することができ、作業効率を向上させることができた。
また、単位時間当たりの生産量を増加させることができ
るので、コストを低減させることができる。更に、上治
具や下治具を交換することにより、ワークのモデルチェ
ンジに柔軟に対処することができる。
【0018】また、本発明にワーク位置決め装置は、請
求項2に記載するように、請求項1に記載するものであ
って、前記上治具が垂直に起立する角パイプ状の横部材
と、前記横部材と交差する複数の縦部材とから井桁状に
構成してなり、これら横部材と縦部材の下端面にワーク
を挟持する凹部を設けたことを特徴とする。上記構成を
有する請求項2に記載するワーク位置決め装置は、上治
具が縦部材と横部材を交差させて井桁状に設けられてお
り、構成が単純であるので、上治具の製造が容易であ
る。そのため、ワーク位置決め装置の設備費用を低減さ
せることができる。また、上治具の縦部材の間隔を広く
するなど縦横部材の配置を換えることにより、ワークの
モデルチェンジに柔軟に対応することができる。
【0019】また、本発明のワーク位置決め装置は、請
求項1又は請求項2に記載するものであって、前記上治
具が、前記下治具との間で前記ワークを前記上治具の自
重又はクランプ装置により前記ワークを下治具に挟持す
ることを特徴とする。上記構成を有する本発明のワーク
位置決め装置は、自重によりワークを押さえて保持する
ので、上治具と下治具とにワークを挟持させるための手
段を別途設ける必要がなく、装置の構成を簡易化するこ
とができる。そのため、設備費用を低減させることがで
き、メンテナンス費用やランニングコストを低減させる
ことができる。また、クランプ装置で上治具を下治具に
挟持する場合には、該クランプ装置は少数で足りるの
で、設備費用を低減させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき図
面を参照して説明する。図1は、ワーク位置決め装置の
斜視図である。本実施の形態のワーク位置決め装置1
は、溶接ロボット6が精度良く溶接作業をすることがで
きるように、下治具2と上治具3とでワークを位置決め
保持するものである。
【0021】図1に示すように、下治具2は固定盤21
と、固定盤21に着脱自在に取り付けられた受け部材2
2とを備えている。固定盤21には、シートバック用ワ
ーク108の連結フレーム108c、108d(図9参
照)を位置決め固定するためのシフト装置8と、センタ
ーアームレスト用のブラケット108l、108m(図
9参照)を位置決め固定するためのシフト装置9が所定
位置に各々配設されている。また、上治具3は収納ボッ
クス5の中に収納されている。溶接ロボット6は経済性
の良い炭酸ガスを使用してアーク溶接するものであり、
ボディ61とロボットハンド62とから構成されてい
る。ボディ61はロボットハンド62が連結する回転部
61Aが固定部61Bに回転自在に保持されている。ま
た、ロボットハンド62の先端部にはアークトーチ63
が備えられており、アークトーチ63近傍には、上治具
3を保持するチャック機構64が設けられている。
【0022】次に、上述した受け部材22について説明
する。図4は、受け部材22の配置を示す図である。図
7は、図4のCC矢視図である。図8は図4をD方向か
ら見た図である。従来技術で説明したように、シート用
ワークには主にシートバック用ワーク108とシートク
ッション用ワーク109の2種類があり、両者の形状は
相違している。そのため、本実施の形態のワーク位置決
め装置1は、図4に示すように、シートバック用ワーク
108とシートクッション用ワーク109との両方のワ
ークを各々位置決めできるように受け部材22が配置さ
れている。
【0023】すなわち、図4は実線がシートバック用ワ
ーク108を示し、一点鎖線がシートクッション用ワー
ク109を示し、破線が受け部材22を示しているが、
受け部材22は、シートバック用ワーク108及びシー
トクッション用ワーク109の各部材を位置決め保持で
きるように配設されている。そして、受け部材22に
は、1部材を保持するもの(例えば、アッパーフレーム
108aを保持する受け部材22a)と幾つかの部材を
保持するもの(例えば、ロアフレーム108bとワイヤ
108kを保持する受け部材22b)がある。また、受
け部材22には、シートバック用ワークとシートクッシ
ョン用ワークの両方に使用されるもの(例えば、シート
バック用ワーク108のアッパーフレーム108aとシ
ートクッション用ワーク109のアッパーフレーム10
9aを保持する受け部材22c)がある。
【0024】また、受け部材22には、ワークを所定の
位置に位置決めするために、ワークが嵌め込まれる溝M
が形成されているもの(例えば、受け部材22b)があ
る。溝が形成されている受け部材22について、図7を
参照しながら具体的に説明する。受け部材22bには、
ロアフレーム108b及びワイヤ108kを保持するた
めに、両者の高低差に合わせた段差が設けられている。
ロアフレーム108bが載置される面とワイヤ108k
が載置される面には、各々溝M1、M2が形成されてい
る。溝幅及び深さは保持する部材の径によって異なって
おり、図7においては、ロアフレーム108bがワイヤ
108kよりも径が大きいので、溝M1の幅及び深さは
溝M2の幅及び深さよりも大きく形成されている。ま
た、溝M1、M2の側面には、硬度を向上させるため
に、金属部材Nが各々設けられている。また、受け部材
22bには、ワークを所定の位置に位置決めするため
に、ワークに形成された孔に挿通される位置決めピンP
が取り付けられているものもある(例えば、受け部材2
2d;図8参照)。
【0025】次に、上述した上治具3について説明す
る。上治具3は、図1に示すように、ステンレス製の複
数の角パイプ状部材の縁部同士を互いに交差させ、起立
させた状態で井桁状に組み合わせたものである。そし
て、各角パイプ状部材にはクランプKが添設されてい
る。ここで、従来技術で説明したように、シートバック
用ワーク108とシートクッション用ワーク109とで
は形状が相違している。そこで、本実施の形態のワーク
位置決め装置1は、各ワークに対応できるように2種類
の上治具3(シートバック用カセット31とシートクッ
ション用カセット32)を備えている。以下、各カセッ
トの構成について具体的に説明する。
【0026】先ず、シートバック用カセット31の構成
について説明する。図2は、シートバック用ワーク10
8に対する上治具をワーク位置決め装置に設置した図で
ある。図2に示すように、シートバック用カセット31
は、2本の横部材31a、31bと4本の縦部材31
c、31d、31e、31fとが起立された状態で井桁
状に組み合わされている。横部材31a、31bは、補
強部材108e、108fを押さえて保持するものであ
る。横部材31bの中央部には、ワイヤ108hを押さ
えて保持するために、T字状部材31gが一方に突出し
て設けられている。一方、縦部材31cは補強部材10
8g及び108iを押さえて保持するものである。縦部
材31fは、ワイヤ108jを押さえて保持するもので
ある。また、縦部材31d、31eは、シートバック用
カセット31をセットするときに、溶接ロボット6のチ
ャック機構64が接続されるものである。また、縦部材
31d、31eには位置決めピン7が取り付けられてい
る。その位置決めピン7は、シートバック用カセット3
1を下治具2に対して位置決めするために、固定盤21
に設けられた位置決め部材(不図示)に挿通されるもの
である。
【0027】横部材31a、31b、縦部材31c、3
1d、31e、31f及びT字状部材31gには、ワー
ク108を保持するクランプKが添設されている。具体
的には、図2に示すように、横部材31aには、アッパ
ーフレーム108a、連結フレーム108c、108
d、ワイヤ108h及びワイヤ108kを押さえて保持
することができるようにクランプKが添設されている。
横部材31bには、ワイヤ108i、108j及びワイ
ヤ108kを押さえて保持することができるようにクラ
ンプKが添設されている。また、縦部材31cには、連
結フレーム108c及びワイヤ108iを押さえて保持
することができるようにクランプKが添設されている。
縦部材31fには、連結フレーム108d及びワイヤ1
08jを押さえて保持することができるようにクランプ
Kが添設されている。
【0028】上記のように配設されたクランプKは次の
ように構成されている。図5は図2のAA矢視図であ
る。クランプKは、図2及び図5に示すように、縦ある
いは横部材に溶接されているL字形の接続部材K1に連
結部材K2をネジK3で着脱自在に取り付けたもので、
連結部材K2によりワーク108を押さえるものであ
る。連結部材K2の下端部には、ワーク108に嵌め合
わせる凹部xが形成されている。ここに、図2に示すよ
うにクランプKはワイヤ108kも保持しており、図5
には図示していないが接続部材K1の下端にも凹部xが
形成されている。ここで、縦又は横角パイプ部材の下端
にもワーク108の各部材を保持するために凹部xが形
成されている。
【0029】次に、シートクッション用カセット32の
構成について説明する。図3は、シートクッション用ワ
ーク109に対する上治具をワーク位置決め装置に設置
した図である。図3に示すように、シートクッション用
カセット32は、横部材32a、32bと縦部材32
c、32d、32e、32fとが起立した状態で井桁状
に形成されたものである。また、横部材32bは3つの
独立した角パイプ状部材を連結して形成されている。横
部材32a、32bは、補強部材109e、109fを
押さえて保持するものである。また、縦部材32c、3
2fはワイヤ109gを押さえて保持するものである。
また、縦部材32d、32eは、溶接ロボット6のチャ
ック機構64に連結されるものであり、シートバック用
カセット31と同様に位置決めピン7が取り付けられて
いる。
【0030】シートクッション用カセット32の横部材
32a、32b及び縦部材32c、32e、32d、3
2fには、図3に示すように、クランプKが添設されて
いる。すなわち、横部材32aには、アッパーフレーム
109a及び補強部材109e、109fを押さえて保
持することができるようにクランプKが添設されてい
る。横部材32bには、ロアフレーム109b、ワイヤ
109g及びプレート109h、109iを押さえて保
持することができるようにクランプKが添設されてい
る。また、縦部材32c、32fには、ロアフレーム1
09b及びワイヤ109gを各々押さえて保持すること
ができるようにクランプKが添設されている。
【0031】上記クランプKは次のように構成されてい
る。図6は図3のBB矢視図である。図3及び図6に示
すように、クランプKは縦あるいは横部材に溶接されて
いるL字形の接続部材K1に連結部材K2をネジK3で
着脱自在に取り付けたもので、連結部材K2によりワー
ク109を押さえるものである。連結部材K2の下端に
は、ワーク109に嵌め合わされる凹部xが形成されて
いる。また、図6には図示されていないが、クランプK
はワイヤ109gも保持しており、そのため接続部材K
1の下端にも凹部xが形成されている。ここで、縦ある
いは横角パイプ部材の下面にも、ワーク109の各部材
を保持するために凹部xが形成されている。
【0032】続いて、上記構成を有するワーク位置決め
装置の作用をシートバック用ワーク108を溶接する場
合を中心に説明する。シートクッション用ワーク109
については、シートバック用ワークの場合と殆ど同様の
作用であるので、異なる点についてのみ説明する。
【0033】先ず、作業者は、図4に示すように、連結
フレーム108c、108dに形成された孔にシフト装
置8に固設された位置決めピン81を挿通し、シフト装
置8で連結フレーム108c、108dの離間距離を所
定値に設定する。次に、作業者は、アッパーフレーム1
08aとロアフレーム108bとを連結フレーム108
c、108dに嵌め込むと共に、受け部材22の溝Mに
嵌め込む。これにより、アッパーフレーム109aとロ
アフレーム109bが位置決めされる。次に、作業者
は、補強部材108e、108f、108gを受け部材
22の溝M1に嵌め込んで位置決めする。このとき作業
者は、予め補強部材108e、108fに仮組みされた
センターアームレスト用のブラケット108l、108
mをシフト装置9で位置決めする。次に、作業者はワイ
ヤ108h、108i、108j、108kを受け部材
22の溝M2に嵌め込んで位置決めする。このようにし
て、各部材を受け部材22にセットすることにより、作
業者はシートバック用ワーク108を下治具2に対して
正確に位置決めすることができる。
【0034】作業者がワークのセットを完了すると、溶
接ロボット6が、収納ボックス5に収納されたシートバ
ック用カセット31及びシートクッション用カセット3
2のうちシートバック用カセット31を選択し、ロボッ
トハンド62に設けられたチャック機構64で縦部材3
1d、31eをチャックする。次に、溶接ロボット6
は、シートバック用カセット31をシートバック用ワー
ク108にセットする。このとき、溶接ロボット6はシ
ートバック用カセット31の位置決めピン7を固定盤2
1に配設された位置決め部材に挿通させて、シートバッ
ク用カセット31を下治具2に対して位置決めする。
【0035】次に、溶接ロボット6はシートバック用カ
セット31をチャック機構64から切り離す。すると、
シートバック用カセット31は自重により下降し、縦あ
るいは横部材及びクランプ部Kの下端面に形成された凹
部xがワークの各部材に嵌め合わされる。これにより、
シートバック用ワーク108の全ての部材がシートバッ
ク用カセット31と下治具2とに挟持されて位置決め保
持される。
【0036】次に、溶接ロボット6が所定の部分(図9
に示すギザギザ部分)を溶接する。このとき、シートバ
ック用カセット31の上端面には凹凸がないので、溶接
ロボット6はロボットハンド62を直線的に動かして、
アークトーチ63を溶接ポイントから次の溶接ポイント
へ最短距離で移動させることができる。また、溶接ロボ
ット6がアーク溶接するときに、放電による力が溶接ポ
イントに作用するが、シートバック用ワーク108はワ
ークシート用カセット31と下治具2に位置決め保持さ
れているので、溶接中に部材が不特定方向に移動し、部
材の位置関係がずれることがない。よって、溶接ロボッ
ト6は精度良く溶接作業をすることができる。
【0037】溶接ポイントを全て溶接したら、溶接ロボ
ット6のチャック機構64がシートバック用カセット3
1の縦部材31d、31eをチャックし、シートバック
用カセット31を下治具2及びシートバック用ワーク1
08から取り外す。溶接ロボット6は、取り外したシー
トバック用カセット31を収納ボックス5に収納する。
そして、作業者は溶接が完了したシートバック用ワーク
108を下治具2から取り外し、溶接作業が完了する。
【0038】続いて、シートクッション用ワーク109
を溶接する場合について説明する。シートクッション用
ワーク109はシートバック用ワーク108と形状が異
なっており、受け部材22は図4に示すように配置され
ている。そこで、作業者は、シートクッション用ワーク
109をシートバック用ワーク108の設置位置よりず
らして設置する。すなわち、作業者は、図8に示すよう
に、連結フレーム109c、109dに形成された位置
決め孔に受け部材22に配設された位置決めピンPを挿
通して、連結フレーム109c、109dを位置決め固
定する。そして、図3及び図8に示すように、連結フレ
ーム109c、109dにアッパーフレーム109aと
ロアフレーム109bを嵌め合わせる。そして、作業者
は、補強部材109e、109f、ワイヤ109g及び
プレート109h、109i、クッションレリース10
9jを受け部材22に嵌め込んで所定の位置に各々セッ
トする。このように、シートクッション用ワーク109
の各部材を受け部材22の溝M及び位置決めピンPによ
り位置決めすることにより、作業者はシートクッション
用ワーク109を下治具2に対して正確に位置決めする
ことができる。
【0039】全ての部材が受け部材22にセットされる
と、溶接ロボット6がシートクッション用カセット32
をチャック機構64でチャックし、シートクッション用
ワーク109上に設置する。これ以降の作用はシートバ
ック用ワーク108の場合と同様であるので、説明を省
略する。これにより、ワーク位置決め装置1は形状の異
なる2種類のワークを位置決め保持することができる。
【0040】従って、本実施の形態のワーク位置決め装
置は次のような効果を有する。 (1)すなわち、本実施の形態のワーク位置決め装置1
は、型式の異なる複数種類のワークが載置される1つの
下治具2と、下治具2に載置されるワークの種類に対応
して、ワークを下治具2との間で挟持する複数種類の上
治具3と、複数種類の上治具3のうちの一つの上治具を
下治具2の所定の位置に載せることにより、ワークを所
定の位置に位置決めするロボットハンド62とを有して
いるので、従来技術のようなクランプ機構を設ける必要
がない。そのため、ロボットハンド62の回避動作がな
くなり、溶接ロボット6はアークトーチ63を溶接ポイ
ントから次の溶接ポイントへ最短距離で移動させること
ができるようになった。よって、一つのワークにかかる
溶接作業時間を短縮することができ、作業効率を向上さ
せることができた。また、単位時間当たりの生産量が増
加したため、ワーク一つ当りの値段を低減させることが
できた。また、本実施の形態のワーク位置決め装置1
は、上治具3がワーク位置決め装置1の他の部材から独
立して設けられ、また、下治具2の受け部材22が固定
盤21に対して着脱自在に取り付けられているので、上
治具3または受け部材22を形状等が異なる別種類の上
治具又は受け部材に交換することにより、モデルチェン
ジに迅速且つ柔軟に対処することができるようになっ
た。
【0041】(2)また、上治具3は、複数の角パイプ
状部材が縁部を直角に交差されて起立した状態で井桁状
に形成されたものであり、構成が単純であるので、上治
具3の製造が容易であり、製造コストを低減させること
ができた。また、上治具3が故障したときの修理が簡単
になった。また、角パイプ状部材にはクランプKが備え
られているので、クランプKの連結部材K2を交換する
ことによりモデルチェンジに柔軟に対応することもでき
るようになった。
【0042】尚、本発明は上記発明の実施の形態に何ら
拘束されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲
において適宜変更可能であることは言うまでもない。ま
た、上記発明の実施の形態においては、上治具2の自重
によりワーク108(109)を上治具2及び下治具3
に挟持させているが、自動化工程においては上治具2を
ワーク108(109)上に設置したときに、上治具2
が傾く可能性がある。そこで、このような傾きを解消す
るために、例えば、上治具2を上方から押さえるクラン
プ機構を設けても良い。また例えば、上記実施の形態に
おいては、シート用ワークの溶接について具体的に説明
したが、その他のワークを溶接する場合に使用しても良
い。また例えば、上記実施の形態の溶接ロボットはアー
ク溶接を行っているが、スポット溶接をするロボットに
しても良い。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、型式の異なる複数種類
のワークが載置される1つの下治具と、前記ワークの種
類に対応して、前記ワークを前記1つの下治具との間で
挟持する複数種類の上治具と、前記複数種類の上治具の
うちの1つの上治具を保持しつつ、所定の位置でワーク
を位置決めするため、溶接ポイントから次の溶接ポイン
トへ最短距離で移ることができ、溶接作業時間を短縮さ
せることができるので、作業効率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク位置決め装置の斜視図である。
【図2】本発明のワーク位置決め装置にかかるシートバ
ック用ワークに対する上治具をワーク位置決め装置に設
置した図である。
【図3】本発明のワーク位置決め装置にかかるシートク
ッション用ワークに対する上治具をワーク位置決め装置
に設置した図である。
【図4】本発明のワーク位置決め装置にかかる受け部材
の配置を示す図である。
【図5】図2のAA矢視図である。
【図6】図3のBB矢視図である
【図7】図4のCC断面図である。
【図8】図4をD方向から見た図である。
【図9】シートバック用ワークの溶接部(ギザギザ部
分)を示す図である。
【図10】シートクッション用ワークの溶接部(ギザギ
ザ部分)を示す図である。
【図11】従来のワーク位置決め装置を示す図である。
【図12】従来のワーク位置決め装置で使用されている
クランプ機構を示す図である。
【符号の説明】 1 ワーク位置決め装置 2 下治具 3 上治具 108、109 ワーク
フロントページの続き Fターム(参考) 3C016 CB02 HB06 3C030 BD06 CC01 DA01 DA32 DA37 3D114 AA04 AA12 BA17 EA02 EA03 EA06 FA09 GA01 GA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型式の異なる複数種類のワークが載置さ
    れる1つの下治具と、 前記ワークの種類に対応して、前記ワークを前記1つの
    下治具との間で挟持する複数種類の上治具と、 前記複数種類の上治具のうちの1つの上治具を前記下治
    具の所定の位置に載せることにより、ワークを所定の位
    置に位置決めすることを特徴とするワーク位置決め装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するワーク位置決め装置
    において、 前記上治具が垂直に起立する角パイプ状の横部材と、前
    記横部材と交差する複数の縦部材とから井桁状に構成し
    てなり、これら横部材と縦部材の下端面にワークを挟持
    する凹部を設けたことを特徴とするワーク位置決め装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載するワーク
    位置決め装置において、 前記上治具が、前記下治具との間で前記ワークを前記上
    治具の自重又はクランプ装置により前記ワークを下治具
    に挟持することを特徴とするワーク位置決め装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100772839B1 (ko) * 2007-04-13 2007-11-02 주식회사 엘스콤 수배전반용 저압케이블 지지구
KR100871134B1 (ko) 2007-04-23 2008-12-03 하나로테크 주식회사 크라울러 크레인용 아웃트리거의 박스 제조시 사용되는클램핑 장치 및 이 클램핑 장치를 이용한 크라울러크레인용 아웃트리거의 박스 제조방법

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