JP2001037966A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001037966A
JP2001037966A JP11213685A JP21368599A JP2001037966A JP 2001037966 A JP2001037966 A JP 2001037966A JP 11213685 A JP11213685 A JP 11213685A JP 21368599 A JP21368599 A JP 21368599A JP 2001037966 A JP2001037966 A JP 2001037966A
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JP
Japan
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ball
firing
motor cam
ball supply
hammer
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JP11213685A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Yoshihiro Sato
義浩 佐藤
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技球が発射レールに待機している状態で発射
装置を停止させた場合に、前記発射レールに無用球が供
給されて、2個打ちが発生することを防止する。 【解決手段】発射装置A1 を2個打ち発生範囲で停止さ
せた場合に、槌3に取付けられた引張りばね6の弾性復
元力によって逆転させられるモータカム2が、無用球供
給開始位置P4 から発射開始位置P3 の間で停止するよ
うに、前記モータカム2のボス部分2bに爪体15を取
付けると共に、該爪体15に係合される逆転防止ストッ
パ16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発射レールに遊技
球が供給された状態で、無用球が発射レールに供給され
ることを防止した遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を説明するに当たり、本発明
の図面を使用して説明する。図2に示されるように、遊
技機の背面側には、発射装置A’と球供給装置Bとが配
設されている。なお、図3、図5ないし図7は、遊技機
の発射装置A’及び球供給装置Bを背面側から見たとき
の状態を示している。そして、背面視において、各部材
が時計回りの方向に回転することを「正転」と記載す
る。図2及び図3に示されるように、発射モータ1のモ
ータ軸1a(図3参照)に雲形状のモータカム2が装着
されている。該モータカム2の正転時において、そのカ
ム面の終端部分2aがモータ軸1aのほぼ直下に配置さ
れたときのモータカム2の位置を、基準位置P0 と定義
する。このとき、モータカム2の回転角度は0°であ
る。前記モータカム2に近接して、槌3が配設されてい
る。この槌3は、発射レール4に待機している遊技球R
を打って発射させるためのものである。そして、モータ
カム2が回転すると、そのカム面と前記槌3に取付けら
れたローラ5とが当接する。このため、モータカム2が
連続回転することにより、該槌3が、回動支点C1 を中
心に連続して往復回動する。この槌3には、遊技球Rを
打つ方向に付勢する引張りばね6が取付けられていて、
該槌3は、前記引張りばね6の作用により弾発回動す
る。
【0003】図3に示されるように、前記発射レール4
に待機している遊技球Rは、隣接する球供給カセット7
に取付けられた球供給レール8から供給される。即ち、
前記球供給レール8に配置された多数の球R’が、球供
給片9のストッパ部9aに当接してせき止められてい
る。そして、前記球供給片9の作用(後述)により、最
前の球R’が、球供給カセット7の供給口7aから発射
レール4に供給される。なお、図1において、11は、
発射レール4に供給された遊技球Rを落下させないよう
にするための落下防止ストッパであり、12は、操作ハ
ンドルである。
【0004】図3及び図4に示されるように、モータカ
ム2が正転し、その回転角度θ1 が当接開始位置P
1 (約14.2°)に達すると、前記モータカム2と槌
3のローラ5とが当接し、前記槌3が、引張りばね6の
弾性復元力に抗して反時計回りに回動する。その状態の
モータカム2を、図3において二点鎖線で示す。更にモ
ータカム2が正転すると、図4に示されるように、槌3
に取付けられた球供給針金13によって、球供給アーム
14が、その回動支点C2 を中心に時計回りに回動す
る。その結果、該球供給アーム14の重り押し片14a
が、直上方に配設された球供給片9の重り9bを押し上
げるため、前記球供給片9が、その回動支点C 3 を中心
に時計回りに回動する。
【0005】図4及び図5に示されるように、モータカ
ム2の回転角度θ2 が球供給準備開始位置P2 (約20
0.9°)に達すると、球供給片9のストッパ部9aが
更に降下して球R’との当接が解放され、球供給レール
8に配置されている最前の球R’が、前記球供給片9の
球受け部9cに進入して、保持される。槌3は、引張り
ばね6の弾性復元力に抗して、引き続いて、発射レール
4の遊技球Rから離隔される方向(反時計回り)に回動
する。このように、球供給装置Bは、発射装置A’と連
動して作動する。
【0006】図4及び図6に示されるように、モータカ
ム2の回転角度θ3 が、遊技球Rの発射開始位置P
3 (約290.3°)を超えると、モータカム2と槌3
のローラ5との当接が解放され、該槌3は引張りばね6
の弾性復元力によって時計回りに急速に弾発回動し、発
射レール4に待機されている遊技球Rが打たれる。同時
に、球供給針金13が、槌3と共に時計回りに回動す
る。このため、球供給アーム14が、その回動支点C2
を中心に反時計回りに回動すると共に、球供給片9が、
その回動支点C3 を中心に反時計回りに回動する。前記
球供給片9は、前記槌3よりも僅かに遅れて回動する。
【0007】このときの球供給片9の作用について説明
する。上記したように、モータカム2の回転角度θ
3 が、発射開始位置P3 を超えている場合、発射レール
4には遊技球Rが待機していると共に、球供給片9の球
受け部9cには球R’が保持されている。図8及び図9
に示されるように、球供給片9の球受け部9cは、球供
給カセット7の供給口7aの側に向かって傾斜されてい
る。前記球受け部9cが、球R’を保持した状態で降下
している場合、球R’は、供給口7aにおける球供給カ
セット7の下側の衝立面7bの上縁部に当接している。
このため、球R’が球受け部9cに保持される。球供給
片9が反時計回りに回動し、前記球受け部9cが上昇す
ると、球R’と衝立面7bの上縁部との当接が解放され
る。球受け部9cが傾斜しているため、該球R’は転動
して発射レール4に供給される。そして、該球R’が、
次の遊技球Rとなって待機する。モータカム2が1回転
して基準位置P0 に達すると、再び上記した作用が繰り
返され、遊技球Rが連続して打たれる。
【0008】従来の発射装置A’の場合、遊技者が発射
装置A’を停止させると、発射モータ1のモータ軸1a
の回転が停止する。ここで、図4に示されるように、モ
ータカム2の回転角度が、球供給準備開始位置P2 から
発射開始位置P3 の間(2個打ち発生範囲)にあるとき
に停止させた場合、槌3は、引張りばね6の弾性復元力
により、回動支点C1 を中心に時計回りに回動する。モ
ータカム2にはいっさいのトルクが作用していないた
め、図7に示されるように、槌3の回動に従ってモータ
カム2が逆転させられる。同時に、球供給針金13及び
球供給アーム14を介して球供給片9が反時計回りに回
動し、その球受け部9cが上昇する。逆転するモータカ
ム2の回転角度θ4 が、無用球供給開始位置P4 (約4
7.2°)に達すると、前記球受け部9cに保持されて
いた球R’が、発射レール4に供給される。モータカム
2はそのまま逆転し、当接開始位置P1 を超えた位置で
停止する。
【0009】前記発射レール4には、既に遊技球Rが待
機しているため、更に球R’が供給されることによっ
て、該発射レール4には2個の遊技球Rが配置される。
このように、モータカム2が逆転させられる際に、発射
レール4に既に遊技球Rが待機しているのにもかかわら
ず、更に供給される球R’を「無用球」と定義する。こ
の状態で、遊技者が遊技を再開すると、2個の遊技球R
が一度に打たれる現象(2個打ち)が発生する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、遊技者がいかなる状態で発射装置を停止さ
せても、発射レールに2個の遊技球が供給されないよう
にして、2個打ちを防止することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の発明は、モータカムの連続回転により、槌が弾
発回動して球を発射させる発射装置と、該発射装置の槌
の回動に連動し、発射直後の発射レールに球を1個ずつ
供給するための球供給装置とを備えた遊技機であって、
前記モータカムが、球供給準備開始位置から発射開始位
置の間に位置している状態において発射装置を停止させ
て、該モータカムの逆転により、球供給装置から無用球
が発射レールに供給されることを防止するために、設定
角度を超えてモータカムが逆転することを防止する逆転
防止装置を、前記発射装置の駆動軸に設けたことを特徴
としている。
【0012】同じく第2の発明は、モータカムの連続回
転により、槌が弾発回動して球を発射させる発射装置
と、該発射装置の槌の回動に連動し、発射直後の発射レ
ールに球を1個ずつ供給するための球供給装置とを備え
た遊技機であって、前記発射装置の駆動軸の駆動トルク
よりも小さく、槌がモータカムを逆転させるトルクより
も大きなブレーキトルクを有するブレーキシューを、該
発射装置の駆動軸に設けたことを特徴としている。
【0013】遊技中、発射装置が停止されない場合の作
用は、従来の場合とまったく同様である。遊技者が、遊
技中に発射装置を停止させると、その駆動軸が停止す
る。このとき、モータカムと槌のローラとが当接してい
る場合、モータカムが逆転させられる。そして、モータ
カムが、球供給準備開始位置から発射開始位置の間に配
置されている状態で発射装置を停止させた場合、前記モ
ータカムが逆転するのに従い、発射レールに球を供給す
るための準備が開始される。
【0014】第1の発明の場合、発射装置の駆動軸に
は、モータカムが設定角度を超えて逆転することを防止
するための逆転防止装置が設けられている。この設定角
度は、モータカムの逆転時において、球供給装置が無用
球の供給を開始する角度よりも大きな角度である。この
ため、発射レールに無用球が供給されることが防止され
る。モータカムが、設定角度から球供給準備開始位置の
間に配置されている状態で発射装置を停止させた場合で
あっても、上記した逆転防止装置の作用により、モータ
カムは設定角度で停止する。この状態で、遊技者が遊技
を再開すると、モータカムは停止位置から正転し、槌が
弾発回動して発射レールの遊技球が打たれる。
【0015】第2の発明の場合、発射装置の駆動軸には
ブレーキシューが設けられていて、通常の回転時におい
ては、該駆動軸はブレーキシューのブレーキトルクに抗
して回転する。そして、このブレーキシューのブレーキ
トルクは、槌がモータカムを逆回転させるトルクよりも
大きい。このため、発射装置を停止させると、該モータ
カムはその位置で停止し、第1の発明と同様にして、無
用球が発射レールに供給されることはない。この状態
で、遊技者が遊技を再開すると、モータカムは停止位置
から正転し、槌が弾発回動して発射レールの遊技球が打
たれる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。図1は第1の発明の実施例の発射装
置A1 及び球供給装置Bの正面図、図2は図1の背面側
からの分解斜視図、図3はモータカム2が、基準位置P
0 及び当接開始位置P1 に存する状態の発射装置A1
び球供給装置Bの背面図、図4はモータカム2の位相を
示す図である。本発明の実施例を説明するに当たり、従
来の技術で説明した部材と同一の部材には同一の番号を
付して、異なる部分についてのみ説明する。最初に、第
1の発明の実施例の発射装置A1 について説明する。図
1ないし図3に示されるように、この発射装置A1 には
逆転防止装置D(後述)が取付けられている。そして、
前記モータカム2の近傍には、発射レール4に供給され
た遊技球Rを打つための槌3が、回動可能にして配設さ
れている。発射装置A1 の上方には、球供給装置Bが配
設されており、該球供給装置Bは、前記発射装置A1
連動して作動する。
【0017】最初に、逆転防止装置Dについて説明す
る。図2及び図3に示されるように、発射装置A1 を構
成する発射モータ1のモータ軸1aには、モータカム2
が装着されていて、そのボス部分2bには爪体15が取
付けられている。そして、該モータカム2の側方部分に
は、前記爪体15に係合される逆転防止ストッパ16が
配設されている。この逆転防止ストッパ16は、その回
動支点C4 を中心として回動自在に取付けられていると
共に、その先端の爪部16aが、常にモータ軸1aのボ
ス部分2bに当接している。モータカム2が正転する場
合、前記爪体15は、逆転防止ストッパ16の爪部16
aを押し上げるのみであるため、該モータカム2は通常
の回転が行われる。しかし、遊技中に発射装置A1 が停
止されて、前記モータカム2が逆転させられた場合、図
10に示されるように、前記爪体15と逆転防止ストッ
パ16の爪部16aとが係合するため、前記モータカム
2が停止される。この爪体15は、図4に示されるよう
に、モータカム2が逆転させられたときに、該モータカ
ム2が、無用球供給開始位置P4 から発射開始位置P 3
の間の設定位置P5 で停止される。本実施例の場合、設
定位置P5 におけるモータカム2の回転角度θ5 (設定
角度)は、約75°である。こうすることにより、モー
タカム2が無用球供給開始位置P4 を超えて逆転させら
れることが防止され、球供給片9の球受け部9cに保持
された球R’(無用球)が、発射レール4に供給される
ことはない。
【0018】次に、図4を参照しながら、第1の発明の
実施例の発射装置A1 の作用について説明する。発射装
置A1 を停止させない場合の作用は、従来の発射装置
A’の場合とまったく同様である。即ち、図3ないし図
6に示されるように、連続回転するモータカム2と槌3
のローラ5とが当接し、該槌3が引張りばね6の弾性復
元力に抗して反時計回りに回動する。モータカム2の回
転角度が、球供給準備開始位置P2 (約200.9°)
に達すると、球供給レール8に配置されている球R’
が、球供給片9の球受け部9cに進入して、保持され
る。更にモータカム2が回転し、その回転角度が発射開
始位置P3 (約290.3°)を超えると、モータカム
2とローラ5との当接が解放され、槌3が時計回りに急
速に弾発回動し、発射レール4に待機している遊技球R
が打たれる。そして、その直後に、球供給片9の球受け
部9cに保持されている球R’が発射レール4に供給さ
れ、次の遊技球Rとなって待機する。
【0019】次に、発射装置A1 を、2個打ち発生範囲
(球供給準備開始位置P2 から発射開始位置P3 の間)
で停止させた場合について説明する。この場合、槌3に
取付けられた引張りばね6の弾性復元力により、モータ
カム2が逆転させられる。そして、球供給片9の球受け
部9cには、既に球R’が進入して、保持されている。
本実施例の発射装置A1 の発射モータ1のモータ軸1a
には、逆転させられるモータカム2を無用球供給開始位
置P4 から発射開始位置P3 の間の設定位置P 5 で停止
させるための爪体15が取付けられていると共に、該爪
体15を係合するための逆転防止ストッパ16が設けら
れている。このため、逆転させられるモータカム2の回
転角度が、無用球供給開始位置P4 を超える前に、爪体
15と逆転防止ストッパ16の爪部16aとが係合さ
れ、前記モータカム2が逆転防止状態で停止する。この
結果、球供給片9の球受け部9cに進入して保持されて
いる球R’(無用球)が発射レール4に供給されること
はない。
【0020】この状態で、遊技者が遊技を再開すると、
発射モータ1が作動し、モータカム2は停止位置から正
転する。モータカム2の回転角度が球供給準備開始位置
2を超えても、球供給片9の球受け部9cには球R’
が保持されているため、球供給レール8の球R’が、前
記球受け部9cに進入することはない。
【0021】更にモータカム2が正転し、その回転角度
が発射開始位置P3 を超えると、該モータカム2と槌3
のローラ5との当接が解放され、引張りばね6の弾性復
元力によって槌3が時計回りに急速に弾発回動し、発射
レール4に待機している遊技球Rが打たれる。
【0022】発射装置A1 を、設定位置P5 から球供給
準備開始位置P2 の間で停止させた場合、球供給片9の
球受け部9cには球R’が保持されていないため、該球
R’(無用球)が発射レール4に供給されることはな
い。そして、この場合にも、逆転させられるモータカム
2は、上記した設定位置P5 で停止する。
【0023】次に、第2の発明について説明する。図1
1に示されるように、この発明の実施例の発射装置A2
を構成する発射モータ1のモータ軸1aの外周面には、
ブレーキシュー17が取付けられている。そして、該モ
ータ軸1aの回転トルクは、前記ブレーキシュー17の
ブレーキトルクよりも大きくなるように設定されてい
る。しかも、このブレーキシュー17のブレーキトルク
は、槌3に取付けられた引張りばね6の弾性復元力がモ
ータカム2を逆転させるトルクよりも大きくなるように
設定されている。モータカム2の通常の回転時には、前
記モータ軸1aはブレーキシュー17のブレーキトルク
に抗して回転する。このため、発射モータ1が連続回転
している場合の作用は、第1の発明の場合と全く同様で
ある。
【0024】発射装置A2 を停止させると、発射モータ
1のモータ軸1aが停止する。ブレーキシュー17のブ
レーキトルクは、槌3に取付けられた引張りばね6の弾
性復元力がモータカム2を逆転させるトルクよりも大き
い。このため、発射装置A2を停止させると、モータカ
ム2はその位置で停止する。球供給装置Bは発射装置A
2 と連動しているため、該球供給装置Bの作動がその位
置で停止し、球R’(無用球)が発射レール4に供給さ
れることはない。この状態で、遊技者が遊技を再開する
と、モータカム2は停止位置から正転し、槌3が弾発回
動して、発射レール4に待機している遊技球Rが打たれ
る。
【0025】第1の発明の場合、逆転させられるモータ
カム2が停止する位置(設定位置P 5 )は、無用球供給
開始位置P4 から発射開始位置P3 の間であれば、どの
位置であっても構わない。しかし、前記設定位置P5
無用球供給開始位置P4 に近い程、遊技者が遊技を再開
するときの操作ハンドル12(図1参照)の操作を、違
和感なく行うことができるという利点がある。
【0026】そして、第1の発明の実施例の発射装置A
1 において、逆転防止装置Dが設けられることとなる駆
動軸はモータ軸1aであってもよく、モータカム2、或
いはその一部(例えば、ボス部分2b)であってもよ
い。また、図12及び図13に示されるように、モータ
カム2がギア18,19、及びモータカム軸21を介し
て駆動していて、モータ軸1aとモータカム軸21とが
同一軸心上にない伝達機構の場合、逆転防止装置Dが当
該伝達機構上のどの部分に設けられていても構わない。
【0027】
【発明の効果】第1の発明に係る遊技機は、モータカム
が球供給準備開始位置から発射開始位置の間(2個打ち
発生範囲)に位置している状態で、遊技者が発射装置を
停止させても、該モータカムが設定角度を超えて逆転さ
せられることが防止される。また、第2の発明では、前
記モータカムがその位置で停止する。上記した結果、い
ずれの発明においても、遊技者が、いかなる位置で発射
装置を停止させても、無用球が発射レールに供給される
ことがない。このため、発射レールに2個の遊技球が供
給されることがなく、2個打ちが防止される。この結
果、遊技者が途中で発射装置を停止させ、その状態から
遊技を再開する場合であっても、スムーズに遊技を再開
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例の発射装置A1 及び球供給
装置Bの正面図である。
【図2】図1の背面側からの分解斜視図である。
【図3】モータカム2が、基準位置P0 及び当接開始位
置P1 に存する状態の発射装置A1 及び球供給装置Bの
背面図である。
【図4】モータカム2の位相を示す図である。
【図5】モータカム2が、球供給準備開始位置P2 に存
する状態の発射装置A1 及び球供給装置Bの背面図であ
る。
【図6】モータカム2が、遊技球Rの発射開始位置P3
に存する状態の発射装置A1 及び球供給装置Bの背面図
である。
【図7】球供給片9の球受け部9cに、球R’が保持さ
れている状態を示す図である。
【図8】球供給片9の球受け部9cが上昇し、球R’が
発射レール4に供給される状態を示す図である。
【図9】モータカム2が、無用球供給開始位置P4 に存
する状態の発射装置A1 及び球供給装置Bの背面図であ
る。
【図10】爪体15と逆転防止ストッパ16とが係合し
て、モータカム2が停止した状態の発射装置A1 及び球
供給装置Bの背面図である。
【図11】第2の発明の実施例の発射装置A2 の背面図
である。
【図12】第1の発明の実施例の発射装置A1 におい
て、モータカム2がギア18,19を介して駆動される
場合の側面図である。
【図13】図12のX方向の矢視図である。
【符号の説明】
1,A2 :発射装置 B:球供給装置 D:逆転防止装置 P2 :球供給準備開始位置 P3 :発射開始位置 P5 :設定位置(設定角度) R:遊技球 R’:球(無用球) 1a:モータ軸(駆動軸) 2:モータカム 2b:ボス部分(駆動軸) 3:槌 4:発射レール 6:引張りばね(モータカムを逆転させるトルク) 15:爪体(逆転防止装置) 16:逆転防止ストッパ(逆転防止装置) 17:ブレーキシュー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータカムの連続回転により、槌が弾発
    回動して球を発射させる発射装置と、 該発射装置の槌の回動に連動し、発射直後の発射レール
    に球を1個ずつ供給するための球供給装置とを備えた遊
    技機であって、 前記モータカムが、球供給準備開始位置から発射開始位
    置の間に位置している状態において発射装置を停止させ
    て、該モータカムの逆転により、球供給装置から無用球
    が発射レールに供給されることを防止するために、設定
    角度を超えてモータカムが逆転することを防止する逆転
    防止装置を、前記発射装置の駆動軸に設けたことを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】 モータカムの連続回転により、槌が弾発
    回動して球を発射させる発射装置と、 該発射装置の槌の回動に連動し、発射直後の発射レール
    に球を1個ずつ供給するための球供給装置とを備えた遊
    技機であって、 前記発射装置の駆動軸の駆動トルクよりも小さく、槌が
    モータカムを逆転させるトルクよりも大きなブレーキト
    ルクを有するブレーキシューを、該発射装置の駆動軸に
    設けたことを特徴とする遊技機。
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