JP2001037700A - 食器洗浄機 - Google Patents
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- JP2001037700A JP2001037700A JP11214401A JP21440199A JP2001037700A JP 2001037700 A JP2001037700 A JP 2001037700A JP 11214401 A JP11214401 A JP 11214401A JP 21440199 A JP21440199 A JP 21440199A JP 2001037700 A JP2001037700 A JP 2001037700A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】洗浄水噴射力を高め、また適正値に変化させて
効率的な洗浄力を得る。 【解決手段】直流電圧可変回路16の直流出力電圧をイ
ンバータ回路17を介して供給する直流ブラシレス電動
機12により駆動するポンプ7によって洗浄水を加圧し
て噴射して食器を洗浄するようにすることにより、高速
回転により噴射力を高めて強い洗浄力を発生させ、低速
回転により弱い噴射力で静音洗浄するようにした。
効率的な洗浄力を得る。 【解決手段】直流電圧可変回路16の直流出力電圧をイ
ンバータ回路17を介して供給する直流ブラシレス電動
機12により駆動するポンプ7によって洗浄水を加圧し
て噴射して食器を洗浄するようにすることにより、高速
回転により噴射力を高めて強い洗浄力を発生させ、低速
回転により弱い噴射力で静音洗浄するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗浄機に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】食器洗浄機は、外枠と開閉蓋によって包
囲した食器洗浄槽内に食器収納かごに載置するように収
容した食器に向けて該食器洗浄槽内の洗浄水を電動機に
より回転駆動するポンプによって加圧して噴射すること
によって前記食器を洗浄する構成である。また、ポンプ
の回転方向を逆方向にすることにより食器洗浄槽内の洗
浄水を機外に排水するようにしている。
囲した食器洗浄槽内に食器収納かごに載置するように収
容した食器に向けて該食器洗浄槽内の洗浄水を電動機に
より回転駆動するポンプによって加圧して噴射すること
によって前記食器を洗浄する構成である。また、ポンプ
の回転方向を逆方向にすることにより食器洗浄槽内の洗
浄水を機外に排水するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のポンプ駆動用の
電動機は誘導電動機を使用しているために、ポンプを高
速回転駆動することが困難であり、従って、洗浄水の噴
射力を強めて洗浄能力を高めようとすると電動機とポン
プが大型化する問題がある。また、洗い工程や濯ぎ工程
において洗浄水噴射力を適正値に変えて効率的な洗浄を
行うことができない。
電動機は誘導電動機を使用しているために、ポンプを高
速回転駆動することが困難であり、従って、洗浄水の噴
射力を強めて洗浄能力を高めようとすると電動機とポン
プが大型化する問題がある。また、洗い工程や濯ぎ工程
において洗浄水噴射力を適正値に変えて効率的な洗浄を
行うことができない。
【0004】また、洗浄水の噴射力を弱めて静粛な食器
洗いを行うように制御することも困難である。
洗いを行うように制御することも困難である。
【0005】また、排水末期に洗浄水が減少してポンプ
の負荷が軽くなると回転速度が上昇し、また、空気が混
入することにより騒音を発生する問題がある。
の負荷が軽くなると回転速度が上昇し、また、空気が混
入することにより騒音を発生する問題がある。
【0006】本発明の1つの目的は、洗浄水噴射力を高
め、また適正値に変化させて効率的な洗浄力が得られる
ようにすることにある。
め、また適正値に変化させて効率的な洗浄力が得られる
ようにすることにある。
【0007】本発明の他の目的は、洗浄水噴射力を弱め
て静粛な食器洗浄を行うことができるようにすることに
ある。
て静粛な食器洗浄を行うことができるようにすることに
ある。
【0008】本発明の他の目的は、排水末期に洗浄水が
減少したときにポンプから騒音が発生するのを防止する
ことにある。
減少したときにポンプから騒音が発生するのを防止する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、外枠と開閉蓋
によって包囲した食器洗浄槽内に収容した食器に向けて
該食器洗浄槽内の洗浄水を電動機により回転駆動するポ
ンプによって加圧して噴射することにより前記食器を洗
浄する食器洗浄機において、前記電動機はインバータ回
路によって給電する直流ブラシレス電動機とし、交流電
源電圧を整流して生成して前記インバータ回路に供給す
る直流電圧を変化させる直流電圧可変回路と該直流電圧
可変回路を制御する制御回路を設けたことを特徴とす
る。
によって包囲した食器洗浄槽内に収容した食器に向けて
該食器洗浄槽内の洗浄水を電動機により回転駆動するポ
ンプによって加圧して噴射することにより前記食器を洗
浄する食器洗浄機において、前記電動機はインバータ回
路によって給電する直流ブラシレス電動機とし、交流電
源電圧を整流して生成して前記インバータ回路に供給す
る直流電圧を変化させる直流電圧可変回路と該直流電圧
可変回路を制御する制御回路を設けたことを特徴とす
る。
【0010】前記インバータ回路は、前記直流電圧可変
回路から供給される直流電圧をそのまま利用して直流ブ
ラシレス電動機に給電するように構成し、前記直流電圧
可変回路の出力電圧の大きさを変えることにより直流ブ
ラシレス電動機の回転速度を制御するようにする。
回路から供給される直流電圧をそのまま利用して直流ブ
ラシレス電動機に給電するように構成し、前記直流電圧
可変回路の出力電圧の大きさを変えることにより直流ブ
ラシレス電動機の回転速度を制御するようにする。
【0011】また、前記インバータ回路は、前記直流電
圧可変回路から供給される直流電圧をパルス幅制御して
正弦波電圧に近似させて直流ブラシレス電動機に給電す
るようにする。
圧可変回路から供給される直流電圧をパルス幅制御して
正弦波電圧に近似させて直流ブラシレス電動機に給電す
るようにする。
【0012】また、外枠と開閉蓋によって包囲した食器
洗浄槽と、この食器洗浄槽内の洗浄水を加圧するポンプ
と、このポンプを回転駆動する電動機を備え、前記ポン
プにより加圧した洗浄水を前記食器洗浄槽に収納した食
器に向けて噴射することによって該記食器を洗浄し、ま
たは機外に排水するようにした食器洗浄機において、前
記電動機はインバータ回路によって給電する直流ブラシ
レス電動機とし、交流電源電圧を整流して生成して前記
インバータ回路に供給する直流電圧を変化させる直流電
圧可変回路を設けたことを特徴とする。
洗浄槽と、この食器洗浄槽内の洗浄水を加圧するポンプ
と、このポンプを回転駆動する電動機を備え、前記ポン
プにより加圧した洗浄水を前記食器洗浄槽に収納した食
器に向けて噴射することによって該記食器を洗浄し、ま
たは機外に排水するようにした食器洗浄機において、前
記電動機はインバータ回路によって給電する直流ブラシ
レス電動機とし、交流電源電圧を整流して生成して前記
インバータ回路に供給する直流電圧を変化させる直流電
圧可変回路を設けたことを特徴とする。
【0013】そして、前記直流電圧可変回路は、排水の
末期においては、直流ブラシレス電動機の回転速度の低
下させるように直流電圧可変回路から出力する直流電圧
を低下させるようにする。
末期においては、直流ブラシレス電動機の回転速度の低
下させるように直流電圧可変回路から出力する直流電圧
を低下させるようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0015】図1は、食器洗浄機の外観斜視図であり、
1は外枠、2は開閉蓋、3は操作パネルである。
1は外枠、2は開閉蓋、3は操作パネルである。
【0016】図2は、この食器洗浄機の縦断側面図であ
る。外枠1内には、食器洗浄槽4を内包し、この食器洗
浄槽4に設置した食器収容かご5に食器6を収容する。
そして、食器洗浄槽4の底部に溜った洗浄水をポンプ7
によって加圧し、切り換え弁機構8を介して回転アーム
ノズル9およびシャワーノズル10に供給して食器洗浄
槽4内に噴射して食器6を洗浄し、または、排水ホース
11から機外に排水する。回転アームノズル9は洗浄水
を噴射することによりその反力で回転する。
る。外枠1内には、食器洗浄槽4を内包し、この食器洗
浄槽4に設置した食器収容かご5に食器6を収容する。
そして、食器洗浄槽4の底部に溜った洗浄水をポンプ7
によって加圧し、切り換え弁機構8を介して回転アーム
ノズル9およびシャワーノズル10に供給して食器洗浄
槽4内に噴射して食器6を洗浄し、または、排水ホース
11から機外に排水する。回転アームノズル9は洗浄水
を噴射することによりその反力で回転する。
【0017】ポンプ7は、直結した直流ブラシレス電動
機12により駆動するようにする。そして、この直流ブ
ラシレス電動機12は、操作パネル3の内側に設置した
制御装置13によって給電制御する。
機12により駆動するようにする。そして、この直流ブ
ラシレス電動機12は、操作パネル3の内側に設置した
制御装置13によって給電制御する。
【0018】この食器洗浄機は、これらの構成部品のほ
かに給水電磁弁やヒータや乾燥ファンや水位センサや温
度センサを備えるが、図示説明は省略する。
かに給水電磁弁やヒータや乾燥ファンや水位センサや温
度センサを備えるが、図示説明は省略する。
【0019】図3は、この食器洗浄機の電気回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【0020】制御装置13は、高周波ノイズを遮断する
フィルタ回路14と全波整流回路15と直流電圧可変回
路16と電動機駆動インバータ回路17と補助電源回路
18と制御回路19と半導体交流スイッチング素子2
0,21とリレー22とを備える。
フィルタ回路14と全波整流回路15と直流電圧可変回
路16と電動機駆動インバータ回路17と補助電源回路
18と制御回路19と半導体交流スイッチング素子2
0,21とリレー22とを備える。
【0021】フィルタ回路14は、高周波コイルL1と
バイパスコンデンサC1を備え、高周波ノイズが商用電
源回路23に放出されるのを防止する。
バイパスコンデンサC1を備え、高周波ノイズが商用電
源回路23に放出されるのを防止する。
【0022】全波整流回路15は、全波整流ダイオード
ブリッジD1と平滑コンデンサC2を備え、商用交流電
圧を整流および平滑して直流電圧を出力する。
ブリッジD1と平滑コンデンサC2を備え、商用交流電
圧を整流および平滑して直流電圧を出力する。
【0023】直流電圧可変回路16は、降圧型のコンバ
ータ回路であり、パワートランジスタT1とチョークコ
イルL2と還流ダイオードD2と平滑コンデンサC3を
備え、パワートランジスタT1の断続比によって変化さ
せた直流電圧を出力する。
ータ回路であり、パワートランジスタT1とチョークコ
イルL2と還流ダイオードD2と平滑コンデンサC3を
備え、パワートランジスタT1の断続比によって変化さ
せた直流電圧を出力する。
【0024】電動機駆動インバータ回路17は、パワー
トランジスタT2によって構成した3相ブリッジ回路と
トランジスタ駆動回路17aを備え、トランジスタ駆動
回路17aが直流ブラシレス電動機12の回転子位置セ
ンサ12aによって検出した回転子の磁極位置に応じて
パワートランジスタT2を制御することによって該直流
ブラシレス電動機12の固定子巻線12bの各相に選択
的に矩形波電圧で効率良く給電する。
トランジスタT2によって構成した3相ブリッジ回路と
トランジスタ駆動回路17aを備え、トランジスタ駆動
回路17aが直流ブラシレス電動機12の回転子位置セ
ンサ12aによって検出した回転子の磁極位置に応じて
パワートランジスタT2を制御することによって該直流
ブラシレス電動機12の固定子巻線12bの各相に選択
的に矩形波電圧で効率良く給電する。
【0025】補助電源回路18は、この制御装置13内
で使用する低圧電源を生成する。
で使用する低圧電源を生成する。
【0026】制御回路19は、マイクロコンピュータに
よって構成し、操作パネル3に設けた各種の操作ボタン
スイッチ3aからの指示に従って、半導体交流スイッチ
ング素子20を制御して給水電磁弁24を開閉して食器
洗浄槽4内に給水し、直流電圧可変回路16のパワート
ランジスタT1の断続比を制御して電動機駆動インバー
タ回路17に供給する直流電圧を制御することにより直
流ブラシレス電動機12の回転速度を制御し、リレー2
2を制御してヒータ25に給電することにより洗浄水ま
たは乾燥空気を加熱し、半導体交流スイッチング素子2
1を制御することによって乾燥ファン26を駆動する。
これらの制御は、電動機駆動インバータ回路17から入
力される回転速度情報信号や食器洗浄槽4内の水位を検
出する水位センサ27および洗浄水温および乾燥温度を
検出する温度センサ28の検出信号を監視しながら実行
し、制御内容を操作パネル3に設けた表示器3bに表示
する。
よって構成し、操作パネル3に設けた各種の操作ボタン
スイッチ3aからの指示に従って、半導体交流スイッチ
ング素子20を制御して給水電磁弁24を開閉して食器
洗浄槽4内に給水し、直流電圧可変回路16のパワート
ランジスタT1の断続比を制御して電動機駆動インバー
タ回路17に供給する直流電圧を制御することにより直
流ブラシレス電動機12の回転速度を制御し、リレー2
2を制御してヒータ25に給電することにより洗浄水ま
たは乾燥空気を加熱し、半導体交流スイッチング素子2
1を制御することによって乾燥ファン26を駆動する。
これらの制御は、電動機駆動インバータ回路17から入
力される回転速度情報信号や食器洗浄槽4内の水位を検
出する水位センサ27および洗浄水温および乾燥温度を
検出する温度センサ28の検出信号を監視しながら実行
し、制御内容を操作パネル3に設けた表示器3bに表示
する。
【0027】ところで、電動機駆動インバータ回路17
は、直流電圧可変回路16から入力した直流電圧をその
ままの大きさで直流ブラシレス電動機12の固定子巻線
12bに選択的に効率良く供給する構成であり、この直
流ブラシレス電動機12の回転速度制御は、制御回路1
9によって、電動機駆動インバータ回路17から入力さ
れる回転速度情報信号を監視しながら所定の回転速度と
なるように直流電圧可変回路16から出力する直流電圧
の大きさを変えることによって行う。
は、直流電圧可変回路16から入力した直流電圧をその
ままの大きさで直流ブラシレス電動機12の固定子巻線
12bに選択的に効率良く供給する構成であり、この直
流ブラシレス電動機12の回転速度制御は、制御回路1
9によって、電動機駆動インバータ回路17から入力さ
れる回転速度情報信号を監視しながら所定の回転速度と
なるように直流電圧可変回路16から出力する直流電圧
の大きさを変えることによって行う。
【0028】全波整流回路15から出力される直流電圧
は、約141ボルトであり、直流電圧可変回路16の出
力電圧の最大値は約130ボルトになる。直流ブラシレ
ス電動機12は、この最大直流電圧を電源として電動機
駆動インバータ回路17によって給電したときの回転速
度が3400rpmとなるようにした。そして、この実
施の形態では、主制御回路19によって直流電圧可変回
路16のパワートランジスタT1の断続比を段階的に変
えて直流出力電圧を変えることにより、直流ブラシレス
電動機12の回転速度を、3100rpm(直流電圧約
114V,断続比約77%),3000rpm(直流電
圧約110V,断続比約73%),2800rpm(直
流電圧約98V,断続比約65%),2400rpm
(直流電圧約80V,断続比約50%),22000r
pm(直流電圧約75V,断続比約45%)の5段階に
制御するようにした。
は、約141ボルトであり、直流電圧可変回路16の出
力電圧の最大値は約130ボルトになる。直流ブラシレ
ス電動機12は、この最大直流電圧を電源として電動機
駆動インバータ回路17によって給電したときの回転速
度が3400rpmとなるようにした。そして、この実
施の形態では、主制御回路19によって直流電圧可変回
路16のパワートランジスタT1の断続比を段階的に変
えて直流出力電圧を変えることにより、直流ブラシレス
電動機12の回転速度を、3100rpm(直流電圧約
114V,断続比約77%),3000rpm(直流電
圧約110V,断続比約73%),2800rpm(直
流電圧約98V,断続比約65%),2400rpm
(直流電圧約80V,断続比約50%),22000r
pm(直流電圧約75V,断続比約45%)の5段階に
制御するようにした。
【0029】この実施の形態において、食器洗浄は、洗
い工程,水濯ぎ工程,温水濯ぎ工程,排水工程および乾
燥工程に区分して制御するように主制御回路19の洗浄
制御プログラムに設定した。また、食器洗浄の形態は、
標準コース(所要時間約30分),念入りコース(所要
時間約50分),静音コース(所要時間約65分)を操
作パネル3に設けた操作ボタンスイッチ3aによって選
択的に設定することができるようにプログラムした。
い工程,水濯ぎ工程,温水濯ぎ工程,排水工程および乾
燥工程に区分して制御するように主制御回路19の洗浄
制御プログラムに設定した。また、食器洗浄の形態は、
標準コース(所要時間約30分),念入りコース(所要
時間約50分),静音コース(所要時間約65分)を操
作パネル3に設けた操作ボタンスイッチ3aによって選
択的に設定することができるようにプログラムした。
【0030】そして、標準コースの食器洗浄において
は、制御回路19は、開始の操作ボタンスイッチ3aが
押されると洗い工程を開始し、給水電磁弁24を開いて
洗浄水を所定水位まで給水した後にヒータ25に給電し
て洗浄水を加熱しながら、先ず、直流ブラシレス電動機
12(ポンプ7)を2800rpmで回転させて洗浄水
を加圧して回転アームノズル9とシャワーノズル10か
ら噴射する洗浄を開始し、次いで、3000rpm,3
100rpmに順次上昇するように直流電圧可変回路1
6の出力電圧制御を実行して噴射力を強める。その後、
排水する。この排水工程では、先ず、直流ブラシレス電
動機12(ポンプ7)を逆方向に3000rpmで回転
させて排水し、食器洗浄槽4内の水位が低下してポンプ
7の負荷が軽くなり、また空気が混入する排水末期には
2800rpmに低下させる。
は、制御回路19は、開始の操作ボタンスイッチ3aが
押されると洗い工程を開始し、給水電磁弁24を開いて
洗浄水を所定水位まで給水した後にヒータ25に給電し
て洗浄水を加熱しながら、先ず、直流ブラシレス電動機
12(ポンプ7)を2800rpmで回転させて洗浄水
を加圧して回転アームノズル9とシャワーノズル10か
ら噴射する洗浄を開始し、次いで、3000rpm,3
100rpmに順次上昇するように直流電圧可変回路1
6の出力電圧制御を実行して噴射力を強める。その後、
排水する。この排水工程では、先ず、直流ブラシレス電
動機12(ポンプ7)を逆方向に3000rpmで回転
させて排水し、食器洗浄槽4内の水位が低下してポンプ
7の負荷が軽くなり、また空気が混入する排水末期には
2800rpmに低下させる。
【0031】次に、水濯ぎ工程に移り、給水電磁弁24
を開いて所定の水位まで給水した後に直流ブラシレス電
動機12(ポンプ7)を3100rpmで回転させて洗
浄水を加圧して回転アームノズル9とシャワーノズル1
0から噴射する水濯ぎを行い、所定時間後に排水する。
この排水時の直流ブラシレス電動機12(ポンプ7)の
回転速度制御も前述したように行う。この水濯ぎ工程
は、このような水濯ぎを2回行う。
を開いて所定の水位まで給水した後に直流ブラシレス電
動機12(ポンプ7)を3100rpmで回転させて洗
浄水を加圧して回転アームノズル9とシャワーノズル1
0から噴射する水濯ぎを行い、所定時間後に排水する。
この排水時の直流ブラシレス電動機12(ポンプ7)の
回転速度制御も前述したように行う。この水濯ぎ工程
は、このような水濯ぎを2回行う。
【0032】次に、温水濯ぎ工程に移り、給水電磁弁2
4を開いて洗浄水を所定水位まで給水した後にヒータ2
5に給電して洗浄水を加熱しながら、直流ブラシレス電
動機12(ポンプ7)を2400rpmで回転させて洗
浄水を加圧して回転アームノズル9とシャワーノズル1
0から噴射する温水濯ぎを行い、所定時間後に排水す
る。この排水時の直流ブラシレス電動機12(ポンプ
7)の回転速度制御も前述したように行う。
4を開いて洗浄水を所定水位まで給水した後にヒータ2
5に給電して洗浄水を加熱しながら、直流ブラシレス電
動機12(ポンプ7)を2400rpmで回転させて洗
浄水を加圧して回転アームノズル9とシャワーノズル1
0から噴射する温水濯ぎを行い、所定時間後に排水す
る。この排水時の直流ブラシレス電動機12(ポンプ
7)の回転速度制御も前述したように行う。
【0033】次いで、乾燥工程に移り、ヒータ25に給
電して乾燥空気を加熱しながら乾燥ファン26を回転さ
せて該乾燥空気を循環させて食器の乾燥を行う。
電して乾燥空気を加熱しながら乾燥ファン26を回転さ
せて該乾燥空気を循環させて食器の乾燥を行う。
【0034】これに対して、念入りコースの食器洗浄に
おいては、洗い工程における直流ブラシレス電動機12
(ポンプ7)の回転速度を2800rpmから3000
rpmの2段階にして洗い時間を長くし、また、水濯ぎ
工程は3000rpmで長時間行うようにした。その他
の工程は、標準コースと同様の回転速度で実行時間を長
くするようにした。
おいては、洗い工程における直流ブラシレス電動機12
(ポンプ7)の回転速度を2800rpmから3000
rpmの2段階にして洗い時間を長くし、また、水濯ぎ
工程は3000rpmで長時間行うようにした。その他
の工程は、標準コースと同様の回転速度で実行時間を長
くするようにした。
【0035】そして、静音コースの食器洗浄において
は、洗い工程,水濯ぎ工程,温水濯ぎ工程における直流
ブラシレス電動機12(ポンプ7)の回転速度を220
0rpmとして実行時間を長くした。但し、排水工程
は、前述した各コースにおける排水時と同様に制御する
ようにした。
は、洗い工程,水濯ぎ工程,温水濯ぎ工程における直流
ブラシレス電動機12(ポンプ7)の回転速度を220
0rpmとして実行時間を長くした。但し、排水工程
は、前述した各コースにおける排水時と同様に制御する
ようにした。
【0036】従って、この静音コースは、極めて静粛な
食器洗浄を実現することができ、夜間の食器洗浄に好適
である。
食器洗浄を実現することができ、夜間の食器洗浄に好適
である。
【0037】この実施の形態において、電動機駆動イン
バータ回路17は、矩形波電圧を給電するようにしたが
パルス幅変調によって擬似正弦波電圧を供給するように
することもできる。
バータ回路17は、矩形波電圧を給電するようにしたが
パルス幅変調によって擬似正弦波電圧を供給するように
することもできる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄水を加圧するポン
プをインバータ回路で駆動する直流ブラシレス電動機と
し、インバータ回路に供給する直流電圧を直流電圧可変
回路で変化させて直流ブラシレス電動機(ポンプ)の回
転速度を高めて洗浄水噴射力を高め、また適正値に変化
させるようにしたので効率的な洗浄力が得られる。
プをインバータ回路で駆動する直流ブラシレス電動機と
し、インバータ回路に供給する直流電圧を直流電圧可変
回路で変化させて直流ブラシレス電動機(ポンプ)の回
転速度を高めて洗浄水噴射力を高め、また適正値に変化
させるようにしたので効率的な洗浄力が得られる。
【0039】また、インバータ回路に供給する直流電圧
を低くして直流ブラシレス電動機(ポンプ)の回転速度
を低くすることにより、洗浄水噴射力を弱めて静粛な食
器洗浄を行うことができる。
を低くして直流ブラシレス電動機(ポンプ)の回転速度
を低くすることにより、洗浄水噴射力を弱めて静粛な食
器洗浄を行うことができる。
【0040】また、排水末期に洗浄水が減少したときに
インバータ回路に供給する直流電圧を低くして直流ブラ
シレス電動機(ポンプ)の回転速度を低くすることによ
り、ポンプから騒音が発生するのを防止するができる。
インバータ回路に供給する直流電圧を低くして直流ブラ
シレス電動機(ポンプ)の回転速度を低くすることによ
り、ポンプから騒音が発生するのを防止するができる。
【図1】本発明の食器洗浄機の外観斜視図である。
【図2】本発明の食器洗浄機の縦断側面図である。
【図3】本発明の食器洗浄機の電気回路のブロック図で
ある。
ある。
1…外枠、2…開閉蓋、3…操作パネル、3a…操作ボ
タンスイッチ、4…食器洗浄槽、7…ポンプ、8…切り
換え弁、9…回転アームノズル、10…シャワーノズ
ル、11…排水ホース、12…直流ブラシレス電動機、
13…制御装置、15…全波整流回路、16…直流電圧
可変回路、17…電動機駆動インバータ回路、19…制
御回路、27…水位センサ、28…温度センサ。
タンスイッチ、4…食器洗浄槽、7…ポンプ、8…切り
換え弁、9…回転アームノズル、10…シャワーノズ
ル、11…排水ホース、12…直流ブラシレス電動機、
13…制御装置、15…全波整流回路、16…直流電圧
可変回路、17…電動機駆動インバータ回路、19…制
御回路、27…水位センサ、28…温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 先崎 孝一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 山岡 静夫 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日 立多賀テクノロジー株式会社内 (72)発明者 細川 敦志 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 伊東 正一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日 立多賀テクノロジー株式会社内 (72)発明者 信耕 靖 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 佐野 壮一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 Fターム(参考) 3B082 DC02 DC04
Claims (5)
- 【請求項1】外枠と開閉蓋によって包囲した食器洗浄槽
内に収容した食器に向けて該食器洗浄槽内の洗浄水を電
動機により回転駆動するポンプによって加圧して噴射す
ることにより前記食器を洗浄する食器洗浄機において、 前記電動機はインバータ回路によって給電する直流ブラ
シレス電動機とし、交流電源電圧を整流して生成して前
記インバータ回路に供給する直流電圧を変化させる直流
電圧可変回路と該直流電圧可変回路を制御する制御回路
を設けたことを特徴とする食器洗浄機。 - 【請求項2】請求項1において、前記インバータ回路
は、前記直流電圧可変回路から供給される直流電圧をそ
のまま利用して直流ブラシレス電動機に給電するように
構成し、前記直流電圧可変回路の出力電圧の大きさを変
えることにより直流ブラシレス電動機の回転速度を制御
するようにしたことを特徴とする食器洗浄機。 - 【請求項3】請求項1において、前記インバータ回路
は、前記直流電圧可変回路から供給される直流電圧をパ
ルス幅制御して正弦波電圧に近似させて直流ブラシレス
電動機に給電するようにしたことを特徴とする食器洗浄
機。 - 【請求項4】外枠と開閉蓋によって包囲した食器洗浄槽
と、この食器洗浄槽内の洗浄水を加圧するポンプと、こ
のポンプを回転駆動する電動機を備え、前記ポンプによ
り加圧した洗浄水を前記食器洗浄槽に収納した食器に向
けて噴射することによって該記食器を洗浄し、または機
外に排水するようにした食器洗浄機において、 前記電動機はインバータ回路によって給電する直流ブラ
シレス電動機とし、交流電源電圧を整流して生成して前
記インバータ回路に供給する直流電圧を変化させる直流
電圧可変回路を設けたことを特徴とする食器洗浄機。 - 【請求項5】請求項4において、前記直流電圧可変回路
は、排水の末期においては、直流ブラシレス電動機の回
転速度の低下させるように直流電圧を低下するようにし
たことを特徴とする食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11214401A JP2001037700A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11214401A JP2001037700A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 食器洗浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001037700A true JP2001037700A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16655191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11214401A Pending JP2001037700A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001037700A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015123105A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 三菱電機株式会社 | 食器洗浄機 |
JP7533514B2 (ja) | 2022-03-28 | 2024-08-14 | 三菱電機株式会社 | 食器洗浄機 |
-
1999
- 1999-07-28 JP JP11214401A patent/JP2001037700A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015123105A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 三菱電機株式会社 | 食器洗浄機 |
JP7533514B2 (ja) | 2022-03-28 | 2024-08-14 | 三菱電機株式会社 | 食器洗浄機 |
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