JP2001037514A - 傘 袋 - Google Patents

傘 袋

Info

Publication number
JP2001037514A
JP2001037514A JP11216177A JP21617799A JP2001037514A JP 2001037514 A JP2001037514 A JP 2001037514A JP 11216177 A JP11216177 A JP 11216177A JP 21617799 A JP21617799 A JP 21617799A JP 2001037514 A JP2001037514 A JP 2001037514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
umbrella
bag
base
water
umbrella bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11216177A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kanda
健次 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11216177A priority Critical patent/JP2001037514A/ja
Publication of JP2001037514A publication Critical patent/JP2001037514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使わないときは小さく収納することができ、
一方、濡れた傘を速やかに入れることができる傘袋を提
供する。 【解決手段】 遮水性シートから成る略円錐状の袋16
と、袋16の口に設けた折り畳み可能な口金11と、口
金11に固定した把手12と、折り畳んだ口金11を止
めるための係合具18とを備える傘袋。袋16の内部に
は吸水性樹脂を入れておくことが望ましい。これによ
り、濡れ傘23を入れている間に表面の水滴が吸収さ
れ、傘23を取り出す際に袋16がまとわりつかないた
め、取り出しが容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、濡れ傘を入れる傘
袋に関する。
【0002】
【従来の技術】雨の中、傘をさして車のドアのところま
で来て中に入ろうとする時、傘の処理に困るのは誰もが
経験するところである。これを解決するために、従来よ
り数多くの提案がなされている。例えば、実開平4−1
28942号には、外側に防水布、内側に吸水性布を用
いた傘袋が開示されている。この傘袋には吊り手が設け
られている。実開平6−966号には、多段入れ子筒で
構成される傘収納器が開示されている。特開平6−32
7511号には、普段は巻かれた状態となる傘袋が開示
されている。特開平7−8313には、内部に吸水性を
有する繊維が取り付けられた傘袋が開示されている。特
開平9−75118号には、傘の柄(把手)の中に傘袋
を収納しておくという発明が開示されている。この傘袋
の開口部には吊り輪が設けられ、傘を収納した後はその
吊り輪で傘袋を持ち運びできるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況で
は、傘を閉じ、濡れた傘を傘袋の中に入れて車の中に入
るという動作をできるだけ速やかに行いたいものである
が、従来の傘袋では口がしっかりしていないため、傘袋
の口が濡れた傘にまとわりつき、すぐに入れられないと
いうもどかしさがあった。実開平6−966号の傘収納
器ではそのような問題はないが、使わないときでも相当
かさばるため、持ち運びや収納に問題がある。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、使わな
いときは小さく収納することができ、一方、濡れた傘を
速やかに入れることができる傘袋を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された第1の発明は、遮水性シートから成る略円錐
状の袋体と、袋体の口に設けた折り畳み可能な口金と、
口金に固定した把手と、折り畳んだ口金を止めるための
係合具とを備えることを特徴とする傘袋である。
【0006】なお、ここで言う「口金」は必ずしも金属
製のものに限定されるものではなく、同様の剛性を有す
るものであればプラスチック製や木製等、他の材料を用
いたものでもよい。
【0007】また、上記課題を解決するための第2の発
明は、略円形の口金と、口金に固定した把手と、口金の
周囲から中心に向かって巻かれたスパイラルバネと、口
金に口の周囲が固定され、スパイラルバネの中心に略先
端が固定された略円錐状の遮水性シートから成る袋体と
を備えることを特徴とする傘袋である。
【0008】ここにおける「口金」も上記同様である。
【0009】
【発明の実施の形態】第1発明に係る傘袋の一つの実施
形態を図1〜図3に示す。図1は本実施形態の傘袋10
の口金部分を示すもので、口金11は全体として略円形
となっており、1カ所に把手12が設けられている。把
手12が取り付けられている所から90°離れた位置に
おいて口金11は略半円の2つの部分13,14に分割
され、両部分13,14はリンク15a,15bにより
連結されている。口金11には、略円錐形状の袋16
(図3参照)の口が固定されている。袋16はビニー
ル、ポリエステル、ポリエチレン等の遮水性のシートか
ら成り、その先端内部には傘の先端が当たっても破れな
いようにプロテクタ17(図3)が固定されている。プ
ロテクタ17はプラスチック製又は金属製等の、ボトル
のキャップのような形状を有するものである。把手12
の反対側の口金11の縁には、口金11を閉じた状態で
保持するための係合具18が設けられている。係合具1
8としては、図1,図3に示すようなフック状のものの
他、リンク15a,15bの近傍に設けた突起で相手の
半円部分を係合するようなクリックストップ状のもので
もよい。
【0010】口金11の両半円部分13,14を連結す
るリンク15a、15bを図2により詳しく説明する。
図2(a)に示すように、把手12が設けられている方
(手元側)の半円部分13の端は略矩形となっており、
反対側(自由側)の半円部分14の端は、口金11を構
成する線材の径よりもやや大きい円形となっている。こ
れらの両端を図2(b)に示すように係合し、両半円部
分13,14の間にバネ21を渡して、常態では口金1
1が略円形に開くようにしておく。このとき、自由側の
半円部分14は手元側の半円部分13の端の矩形部分の
先の方の腕22で止められ、口金11の略円形状態が保
持される。
【0011】この傘袋10を使用しないときは、袋16
を口金11の回りに巻き付けることにより全体をコンパ
クトにしておくことができ、カバンの中や自動車の中等
にかさばることなく収納しておくことができる。
【0012】これを使用する際は、把手12を持って口
金11を回転させ、袋16を口金11の周囲から巻きほ
どく。このとき、袋16の先端のプロテクタ17(及
び、場合によっては後述の吸水性樹脂)の重みにより、
袋16は自然に垂下し、容易に口金11の周囲から離れ
る。そして、口金11から傘23を袋16の中に入れ
る。口金11は上述のとおり略円形状態となっているの
で、傘23を容易に袋16の中に入れることができる。
なお、この際、傘23を動かさず、傘袋10の口金11
の方を傘23の下(先端)の方から持ち上げてゆくよう
にすると、入れやすい。
【0013】傘23を入れた後は、図3に示すように、
自由側半円部分14を手元側半円部分13の方に折って
閉じ、係合具18により両半円部分13,14を閉じた
状態に保持しておく。これにより、傘23の濡れた部分
が外に露れることなく、自動車のシートや他人の服等を
濡らすことが無くなる。また、傘23の柄を持っても傘
袋10が落ちることなく保持される。
【0014】なお、袋16の内部に吸水性樹脂を入れて
おくことが好ましい。濡れた傘23を入れている間に、
吸水性樹脂が傘23の表面の水滴を吸収するため、次に
取り出すときには袋16が傘23にまとわりつかず、傘
23を容易に取り出すことができる。吸水性樹脂は袋1
6の先端のプロテクタ17の部分のみに配置してもよい
が、袋16の内面全面に分散して配置してもよい。例え
ば、吸水性樹脂の微小粒子を含有する不織布を袋16の
内面に添付するという方法を採ることができる。
【0015】傘23を傘袋10から取り出す際は、まず
係合具18を外す。口金11はバネ21の力により自然
に略円形に広がる。次に、袋16の上から握ることによ
り傘23の露先の方を閉じ、口金11を下げてゆく。こ
れにより口金11が露先に引っかかることなく、容易に
傘23を取り出すことができる。傘23を取り出した後
は口金11を回転させ、空になった袋16を口金11の
周囲に巻き取る。これにより、傘袋10はコンパクトに
なり、車内の小物入れやカバン等に、周囲を濡らすこと
なく収納しておくことができる。
【0016】第2発明の実施形態を図4及び図5により
説明する。この実施形態の傘袋40は、略円形の口金4
1の周囲から中心に向かってスパイラル状の線バネ43
が設けられているのが特徴である。前記同様の遮水性の
袋46は、このスパイラルバネ43の各ターン(巻き)の
間に十分なたるみを有するように各ターンの線材に固定
される。なお、口金41に把手42を設けること、袋4
6の先端にプロテクタ47を設けること、或いは、袋4
6の内部に吸水性樹脂を入れることは前記傘袋10と同
様である。
【0017】傘23を入れないときは、本実施形態の傘
袋40はスパイラルバネ43の復元力により図4に示す
ように口金41の内側に平面状にコンパクトに収まり、
車の中、カバンの中等に容易に収納することができる。
傘23を入れると、その重みでスパイラルバネ43と袋
46は一緒に伸張し、図5に示すように傘袋40が形成
される。
【0018】
【発明の効果】第1発明に係る傘袋では、口金が略円形
で固定されているため、急いでいるときも傘を容易に入
れることができる。また、傘を入れた後は、口金を半折
りにして係合具で留めておくことにより、傘の濡れた部
分が表に出ることがなくなるため、車の中や室内等に持
ち込むことができる。
【0019】第2発明に係る傘袋においても同様に、口
金が略円形で固定されているため、傘を容易に入れるこ
とができる。また、傘を入れないときは、全体が自動的
に平面状になるため、傘を取り出した後の傘袋を片手で
そのまま容易に収納場所に入れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1発明の一つの実施形態である傘袋の口金
部分の拡大図。
【図2】 上記傘袋の口金のリンク部分の拡大図。
【図3】 上記傘袋に傘を収納した状態の全体図。
【図4】 第2発明の一つの実施形態である傘袋の平面
図。
【図5】 上記傘袋に傘を収納した状態の全体図。
【符号の説明】
10、40…傘袋 11、41…口金 12、42…把手 13…手元側半円部分 14…自由側半円部分 15a、15b…リンク 16、46…袋 17、47…プロテクタ 18…係合具 43…スパイラルバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮水性シートから成る略円錐状の袋体
    と、袋体の口に設けた折り畳み可能な口金と、口金に固
    定した把手と、折り畳んだ口金を止めるための係合具と
    を備えることを特徴とする傘袋。
  2. 【請求項2】 略円形の口金と、口金に固定した把手
    と、口金の周囲から中心に向かって巻かれたスパイラル
    バネと、口金に口の周囲が固定され、スパイラルバネの
    中心に略先端が固定された略円錐状の遮水性シートから
    成る袋体と、を備えることを特徴とする傘袋。
JP11216177A 1999-07-30 1999-07-30 傘 袋 Pending JP2001037514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11216177A JP2001037514A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 傘 袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11216177A JP2001037514A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 傘 袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001037514A true JP2001037514A (ja) 2001-02-13

Family

ID=16684503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11216177A Pending JP2001037514A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 傘 袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001037514A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051716A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Sano Tomoya 傘収容ケース
US9897991B2 (en) 2013-10-24 2018-02-20 Dmg Mori Seiki Co., Ltd. Machine tool
JP2020036721A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 山崎産業株式会社 吸水傘袋

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051716A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Sano Tomoya 傘収容ケース
US9897991B2 (en) 2013-10-24 2018-02-20 Dmg Mori Seiki Co., Ltd. Machine tool
JP2020036721A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 山崎産業株式会社 吸水傘袋
JP7114181B2 (ja) 2018-09-03 2022-08-08 山崎産業株式会社 吸水傘袋

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4984685A (en) Portable container for elongated elements
US5103977A (en) Portable container for elongated elements
US6250829B1 (en) Lotion applicator and enclosure
US5683499A (en) Fluid collecting device for collecting moisture from tanks
US6290440B1 (en) Tie down strap container
JP2001037514A (ja) 傘 袋
JPH1111494A (ja) 袋の集合体
US20050061826A1 (en) Wipe dispenser and threader for wipe dispenser
JP3926687B2 (ja) 配送用釣竿収納容器
JP3018656U (ja) 合成樹脂製傘カバー
JP2019000602A (ja) 折りたたみ傘収納袋
JP2001320999A (ja) ペット用糞処理具
JPH0439202Y2 (ja)
JP2586887B2 (ja) 携帯容器
JPH1057129A (ja) 傘カバー
JP2000300321A (ja) 携帯用傘カバー
JPS638260Y2 (ja)
GB2325156A (en) Device for removing cosmetics
JP3004564U (ja) 折り畳みかさとケ−スの組合せ
JP3051474U (ja) 気散性液体携行容器
JPH0335719Y2 (ja)
JP3027386U (ja) 眼鏡容器
JP2510234Y2 (ja) ウェットティッシュペ―パ―用容器
JPH1024940A (ja) 折り畳み可能な収納袋
JP3084375U (ja) ペットボトル用ホルダー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091208