JP2001036975A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2001036975A
JP2001036975A JP25591899A JP25591899A JP2001036975A JP 2001036975 A JP2001036975 A JP 2001036975A JP 25591899 A JP25591899 A JP 25591899A JP 25591899 A JP25591899 A JP 25591899A JP 2001036975 A JP2001036975 A JP 2001036975A
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重典 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯用送信機10’に割り当てられるIDコ
ードを、携帯用送信機10’の操作によって登録するこ
とを可能にした通信装置を提供する。 【解決手段】 操作スイッチ1と第1、第2記憶部4、
7と第1制御部2と送信部3とを備える携帯用送信機1
0’、及び、受信部と参照コードが記憶される第3記憶
部と第2制御部と制御信号発生部とを備える受信機から
なり、送信機10’がIDコードを含む信号を送信し、
受信機が受信信号中のIDコードと参照コードとの一致
時に被制御機器に制御信号を供給する通信装置であり、
IDコードは複数のIDコード区分を有し、送信機1
0’はID登録モード設定手段を備え、第1制御部2が
ID登録モード設定時に操作スイッチ1を複数回操作す
る度毎に、その操作に対応したIDコード区分を形成し
て第2記憶部7に順次収納し、第2記憶部7から読み出
した全IDコード区分を合体して第1記憶部4にIDコ
ードとして登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置に係わ
り、特に、携帯用送信機からID(識別)コードを含む
情報信号を送信し、受信機で受信した情報信号中のID
コードが登録されている参照コードと一致した際に被制
御機器が制御されるもので、携帯用送信機のIDコード
をユーザーによって登録される通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯用送信機と受信機とからな
り、携帯用送信機の操作部を操作することによりIDコ
ードを含む情報信号を送信した際に、受信機側で受信し
た情報信号からIDコードを抽出し、そのIDコードが
既登録されている参照コードと一致した際に、被制御機
器を制御することが可能になる通信装置としては、例え
ば自動車のキーレスエントリー装置が知られている。
【0003】このキーレスエントリー装置において、携
帯用送信機は各ユーザーがそれぞれ携帯するものであ
り、受信機は自動車内に設置されるものである。
【0004】図7は、既知のキーレスエントリー装置に
用いる携帯用送信機の構成の一例を示すブロック図であ
り、図8は、既知のキーレスエントリー装置に用いる受
信機の構成の一例を示すブロック図である。
【0005】図7に示されるように、携帯用送信機70
は、1個以上の操作スイッチを有する操作スイッチ部7
1と、機能コード変換部72と、送信コード変換部73
と、IDコード記憶部74と、送信部75と、送信アン
テナ76とを備える。そして、これらの構成要素71乃
至76は、図7に図示されるように接続されている。
【0006】また、受信機80は、受信部81と、信号
処理部82と、参照コード記憶部83と、機能コード記
憶部84と、信号処理部82に内蔵された制御信号発生
部85と、自動車のイグニッションキー86と、受信ア
ンテナ87とを備え、信号処理部82と制御信号発生部
85は制御部(CPU)に内蔵され、参照コード記憶部
83と機能コード記憶部84はEEPROMに内蔵され
ている。そして、これらの構成要素81乃至87は、図
8に図示されるように接続されている。
【0007】前記構成を有する携帯用送信機70及び受
信機80は、それぞれ次のように動作する。
【0008】まず、携帯用送信機70において、操作ス
イッチ部71は、ユーザーが所望するいずれかの操作ス
イッチを操作することにより、自動車の被制御機構の操
作、例えばドアの施錠や解錠、トランク開等を行う各種
のスイッチ情報を発生する。機能コード変換部72は、
操作スイッチ部71から出力されたスイッチ情報をその
情報内容に対応した機能コードに変換する。IDコード
記憶部74は、それぞれの携帯用送信機70に固有のI
Dコードを記憶している。送信コード変換部73は、機
能コード変換部72から出力された機能コードとIDコ
ード記憶部74から読み出したIDコードに、先頭コー
ドと終了コード等を付加した送信コードを形成する。送
信部75は、送信コード変換部73で形成された送信コ
ードを電磁波等に載せた送信信号に変換し、この送信信
号を送信アンテナ76を通して送信する。
【0009】一方、受信機80において、受信部81
は、受信アンテナ87を通して送信信号を受信し、送信
コードを再生する。信号処理部82は、送信コード中の
IDコードと参照コード記憶部83に記憶されている参
照コードとを比較し、IDコードと参照コードとの一致
が確認された場合、送信コード中の機能コードと機能コ
ード記憶部84に記憶されている機能コードとを照合す
る。制御信号発生部85は、照合によって合致した機能
コードに対応した制御信号を発生する。この制御信号
は、対応する自動車の被制御機構、例えばドアに供給さ
れ、ドアの施錠や解錠が行なわれる。
【0010】この場合、前記既知のキーレスエントリー
装置におけるそれぞれの携帯用送信機70に割り当てら
れるIDコードは、携帯用送信機70の製造時にIDコ
ード記憶部74に記憶されたもので、携帯用送信機70
に固有のものであり、受信機80の参照コード記憶部8
3に記憶されている参照コードは、携帯用送信機70か
ら送信されてきたIDコードを抽出し、抽出したIDコ
ードを参照コード記憶部83に書き込み、参照コードと
して記憶されるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のキーレスエ
ントリー装置においては、それぞれの携帯用送信機70
に割り当てられるIDコードが、携帯用送信機70の製
造時にIDコード記憶部74に記憶された携帯用送信機
70に固有のものであり、受信機80の参照コード記憶
部83に記憶されている参照コードも、携帯用送信機7
0から送信されてきたIDコードを抽出し、抽出したI
Dコードを参照コード記憶部83に書き込むことによっ
て、参照コードとして登録されるものである。
【0012】一般に、キーレスエントリー装置を利用す
るユーザーは、自己の携帯用送信機70と他人の携帯用
送信機70との間に互換性がないことを要望する傾向が
あるため、自己の携帯用送信機70のIDコードと他人
の携帯用送信機70のIDコードとを異ならせること、
すなわちそれぞれの携帯用送信機70のIDコードを異
ならせる必要がある。
【0013】ところで、前記既知のキーレスエントリー
装置における携帯用送信機70は、製造時に1台毎に異
なるIDコードをメーカー側でIDコード記憶部74に
書き込んでいることから、IDコード書き込み装置が必
要であり、かつ、IDコードの管理が煩雑になるという
問題がある。
【0014】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、携帯用送信機に割り当て
られるIDコードを、携帯用送信機を操作することによ
って登録することを可能にした通信装置を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による通信装置は、1個以上の操作スイッチ
とIDコードが登録される第1記憶部と第1制御部と送
信部とを備える携帯用送信機、及び、受信部と参照コー
ドが記憶される第2記憶部と第2制御部と制御信号発生
部とを備える受信機とからなり、携帯用送信機がIDコ
ードを含む情報信号を電磁波として送信し、受信機が、
受信した電磁波中のIDコードと参照コードとを比較
し、それらが一致したときに制御信号発生部から被制御
機器に制御信号を供給可能になるものであって、IDコ
ードは複数のIDコード区分からなり、携帯用送信機
は、ID登録モード設定手段を備え、第1制御部は、I
D登録モード設定手段によってID登録モードに設定さ
れたとき、1個以上の操作スイッチを複数回操作する度
毎に、その操作に対応したIDコード区分を形成し、形
成した各IDコード区分を第1記憶部に順次供給してI
Dコードとして登録する第1の構成を具備する。
【0016】また、前記目的を達成するために、本発明
による通信装置は、1個以上の操作スイッチとIDコー
ドが登録される第1記憶部と第2記憶部と第1制御部と
送信部とを備える携帯用送信機、及び、受信部と参照コ
ードが記憶される第3記憶部と第2制御部と制御信号発
生部とを備える受信機とからなり、携帯用送信機がID
コードを含む情報信号を電磁波として送信し、受信機
が、受信した電磁波中のIDコードと参照コードとを比
較し、それらが一致したときに制御信号発生部から被制
御機器に制御信号を供給可能になるものであって、ID
コードは複数のIDコード区分からなり、携帯用送信機
は、ID登録モード設定手段を備え、第1制御部は、I
D登録モード設定手段によってID登録モードに設定さ
れたとき、1個以上の操作スイッチを複数回操作する度
毎に、その操作に対応したIDコード区分を形成して第
2記憶部に順次収納し、第2記憶部に全てのIDコード
区分を収納したとき、全てのIDコード区分を合体して
第1記憶部に転送し、IDコードとして登録する第2の
構成を具備する。
【0017】さらに、前記目的を達成するために、本発
明による通信装置は、1個以上の操作スイッチとIDコ
ードが登録される第1記憶部と第2記憶部と第1制御部
と送信部とを備える携帯用送信機、及び、受信部と参照
コードが記憶される第3記憶部と第2制御部と制御信号
発生部とを備える受信機とからなり、携帯用送信機がI
Dコードを含む情報信号を電磁波として送信し、受信機
が、受信した電磁波中のIDコードと参照コードとを比
較し、それらが一致したときに制御信号発生部から被制
御機器に制御信号を供給可能になるものであって、ID
コードは複数のIDコード区分からなり、携帯用送信機
は、ID登録モード設定手段を備え、第1制御部は、I
D登録モード設定手段によってID登録モードに設定さ
れたとき、1個以上の操作スイッチを複数回操作する度
毎に、その操作に対応したIDコード区分を形成し、第
2記憶部に最後のIDコード区分を除く全てのIDコー
ド区分を順次収納し、最後のIDコード区分が形成され
ると、第2記憶部に収納した各IDコード区分を読み出
し、読み出した各IDコード区分と最後のIDコード区
分とを合体して第1記憶部に転送し、IDコードとして
登録する第3の構成を具備する。
【0018】前記第1乃至び第3の構成によれば、携帯
用送信機において、ユーザーによる操作スイッチの所定
の操作をID登録モード設定手段が検知すると、第1制
御部がID登録モードに設定され、ID登録モードに設
定された第1制御部は、ユーザーが1個以上の操作スイ
ッチを複数回操作する度毎に、その操作に対応してラン
ダムな値を示すIDコード区分を形成し、形成したID
コード区分を順次第1記憶部に供給し、供給された全て
のIDコード区分をIDコードとして登録する(第1の
構成)か、または、形成したIDコード区分を順次RA
Mからなる第2記憶部に収納し、全てのIDコード区分
が第2記憶部に収納されたとき、第2記憶部から全ての
IDコード区分を合体して読み出し、読み出した全ての
IDコード区分をIDコードとして第1記憶部に転送登
録する(第2の構成)か、形成したIDコード区分を順
次RAMからなる第2記憶部に収納し、最後のIDコー
ド区分を除く各IDコード区分が第2記憶部に収納さ
れ、最後のIDコード区分が形成されたとき、第2記憶
部から各IDコード区分を読み出し、読み出した各ID
コード区分と最後のIDコード区分とを合体してIDコ
ードとして第1記憶部に転送登録する(第3の構成)よ
うにしているので、ユーザーの操作により携帯用送信機
にIDコードの登録を行なうことが可能になり、この場
合、登録されるIDコードは、ユーザーによって選択す
ることができず、ユーザーの意志に係わりないランダム
なものになるので、自己の携帯用送信機と他人の携帯用
送信機との間に互換性のない携帯用送信機を得ることが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0020】図1及び図2は、本発明による通信装置の
第1の実施の形態を示すブロック図であって、図1は携
帯用送信機10の構成を示すブロック図、図2は受信機
20の構成を示すブロック図であり、通信装置が携帯用
送信機10と受信機20とからなるキーレスエントリー
装置である例を示すものである。
【0021】図1に示されるように、携帯用送信機10
は、1個以上の操作スイッチを備える操作スイッチ部
(操作SW)1と、制御部(第1制御部)(CPU)2
と、送信部3と、EEPROM(第1記憶部)4と、表
示部5と、送信アンテナ6とを備えている。この場合、
操作スイッチ部1は、ドアロックスイッチ11 と、ドア
アンロックスイッチ12 と、トランク開スイッチ1
3 と、パニックスイッチ14等を備える。制御部2は、
機能コード変換部21 と、送信コード形成部22 と、モ
ード制御部23 と、IDコード発生部24 と、クロック
信号発生部25 と、カウンタ26 とを備える。EEPR
OM4は、IDコード記憶部41 を内蔵する。表示部5
は、少なくとも1個の発光ダイオード(LED)を備え
る。
【0022】そして、操作スイッチ部1と、制御部2
と、送信部3と、EEPROM4と、IDコード記憶部
1 と、表示部5と、送信アンテナ6は、図1に図示さ
れるように接続されている。また、操作スイッチ部1に
おけるドアロックスイッチ11と、ドアアンロックスイ
ッチ12 と、トランク開スイッチ13 と、パニックスイ
ッチ14 は、図1に図示されるように接続され、制御部
2における機能コード変換部21 と、送信コード形成部
2 と、モード制御部23 と、IDコード発生部2
4 と、クロック信号発生部25 と、カウンタ26 は、同
じく図1に図示されるように接続されている。
【0023】一方、図2に示されるように、受信機20
は、受信部11と、制御部(第2制御部)(CPU)1
2と、EEPROM(第2記憶部)13と、受信アンテ
ナ14とを備えている。この場合、制御部12は、信号
処理部121 を内蔵している。信号処理部121 は、制
御信号発生部122 を内蔵し、外部のイグニッションキ
ー15からの信号が入力される。EEPROM13は、
参照コード記憶部131 と、機能コード記憶部132
を内蔵している。
【0024】そして、受信部11と、制御部12と、E
EPROM13と、受信アンテナ14と、イグニッショ
ンキー15は、図2に図示されるように接続されてい
る。また、制御部12における信号処理部121 と制御
信号発生部122 は、図2に図示されるように接続さ
れ、EEPROM13における参照コード記憶部131
と、機能コード記憶部132 は、同じく図2に図示され
るように接続されている。
【0025】ところで、前記構成による携帯用送信機1
0及び受信機20は、ユーザーが取得した時点(製品購
入時点)に、未だ、携帯用送信機10のIDコード記憶
部41 にIDコードが登録されておらず、しかも、受信
機20の参照コード記憶部131 にも参照コードが登録
されていない。このため、ユーザーは、携帯用送信機1
0及び受信機20を使用する前に、携帯用送信機10の
IDコード記憶部41にIDコードを登録し、IDコー
ドを登録した携帯用送信機10を用いて受信機20の参
照コード記憶部131 に参照コードを収納する必要があ
る。
【0026】図3は、図1に図示された携帯用送信機1
0において、IDコード記憶部41にIDコードを登録
する際の操作手順の一例を示す説明図である。
【0027】図3に図示の説明図を用い、携帯用送信機
10のIDコード記憶部41 にIDコードを登録すると
きの操作手順を説明すると、次の通りである。
【0028】ユーザーは、携帯用送信機10の操作スイ
ッチ部1の1つ以上の操作スイッチを用いた所定の操
作、例えば最初にトランク開スイッチ13 を操作し、そ
の操作が行なわれてから100ミリ秒以内にトランク開
スイッチ13 とともにドアロックスイッチ11 を1秒以
上操作し、その後にトランク開スイッチ13 とドアロッ
クスイッチ11 との操作を停止する所定の操作を行う
と、モード制御部23 がこの所定の操作が行なわれたこ
とを検知し、制御部2をID登録モードに設定する。制
御部2がID登録モードに設定されると、カウンタ26
をリセットした後、カウンタ26 においてクロック信号
発生部25 から供給されるクロック信号の第1回目のカ
ウントを開始させ、モード制御部23 から表示部5の1
つのLED、例えば赤色LEDに第1パルス信号を供給
する。赤色LEDは、第1パルス信号の供給により50
0ミリ秒の間隔で、200ミリ秒の間複数回にわたって
点灯し、携帯用送信機10がID登録モードに設定され
たことをユーザーに知らせる。なお、赤色LEDの断続
的な点灯は、携帯用送信機10がID登録モードに設定
されている間中続く。
【0029】次に、ユーザーは、携帯用送信機10の操
作スイッチ部1の後から操作したスイッチ、例えばドア
ロックスイッチ11 を100ミリ秒以上操作した後、ド
アロックスイッチ11 の操作を停止すると、IDコード
発生部24 から表示部5の他のLED、例えば緑色LE
Dに第2パルス信号が供給され、緑色LEDを1回だけ
500ミリ秒間点灯する。そして、緑色LEDの点灯が
終了したとき、カウンタ26 におけるクロック信号の第
1回目のカウント値が確定し、確定したカウント値がI
Dコード発生部24 を通してEEPROM4のIDコー
ド記憶部41 に供給され、第1IDコード区分として収
納される。このとき、カウンタ26 は、リセットされ、
引き続いて供給されるクロック信号の第2回目のカウン
トを開始し、IDコード発生部24 から赤色LEDに第
1パルス信号が前と同様に複数回供給され、赤色LED
が断続的に点灯する。
【0030】次いで、ユーザーは、ドアロックスイッチ
1 を再び100ミリ秒以上操作した後、ドアロックス
イッチ11 の操作を停止すると、IDコード発生部24
から緑色LEDに再び第2パルス信号が供給され、緑色
LEDを1回だけ500ミリ秒間点灯する。そして、今
回の緑色LEDの点灯が終了したとき、カウンタ26
おけるクロック信号の第2回目のカウント値が確定し、
確定したカウント値がIDコード発生部24 を通してI
Dコード記憶部41 に供給され、第2IDコード区分と
して収納される。このときも、カウンタ26 は、リセッ
トされ、引き続いて供給されるクロック信号の第3回目
のカウントを開始し、赤色LEDが断続的に点灯する。
【0031】続いて、ユーザーは、ドアロックスイッチ
1 を三度び100ミリ秒以上操作した後、ドアロック
スイッチ11 の操作を停止すると、IDコード発生部2
4 から緑色LEDに第2パルス信号が供給され、緑色L
EDを1回だけ前の2回よりも長い1秒の間点灯する。
そして、今回の緑色LEDの点灯が終了したとき、カウ
ンタ26 におけるクロック信号の第3回目のカウント値
が確定し、確定したカウント値がIDコード発生部24
を通してIDコード記憶部41 に供給され、第3IDコ
ード区分として収納される。
【0032】そして、IDコード記憶部41 に収納され
た第1乃至第3IDコード区分は、全体として1つのI
Dコードを形成している。
【0033】この場合、IDコード記憶部41 に順次収
納される第1乃至第3IDコード区分(3つのカウント
値)は、それぞれ8ビットのものであって、IDコード
記憶部41 の各IDコード区分には、00000000
から11111111までの256通りのデータ値の中
の1つが収納される。
【0034】カウンタ26 がリセットされた後に、カウ
ンタ26 で行われる第1回目のクロック信号のカウント
は、クロック信号が印加される毎に00000000か
ら11111111まで順に変化し、11111111
まで達した後は00000000に戻り、再び1111
1111に向かって変化する。そして、第1回目の緑色
LEDの点灯が終了したときのカウンタ26 のカウント
値が第1コード区分としてIDコード記憶部41 に収納
される。
【0035】その後に、カウンタ26 がリセットされ、
カウンタ26 で行われる第2回目及び第3回目のクロッ
ク信号のカウントも、前述の場合と同じで、第2回目の
緑色LEDの点灯が終了したときのカウンタ26 のカウ
ント値が第2コード区分としてIDコード記憶部4
1 に、第3回目の緑色LEDの点灯が終了したときのカ
ウンタ26 のカウント値が第3コード区分としてIDコ
ード記憶部41 にそれぞれ収納される。
【0036】このように、第1の実施の形態の携帯用送
信機10におけるIDコード記憶部41 に収納された第
1乃至第3コード区分(カウント値)は、ユーザーによ
って行なわれるスイッチの操作タイミングによってラン
ダムに設定されるものである。このため、第1乃至第3
コード区分の全体によって形成されるIDコードについ
ては一つの携帯用送信機10に登録されるときのIDコ
ードと、他の携帯用送信機10に同じ登録手段を用いて
登録されるIDコードとが一致する確率は極めて小さ
く、互換性を有しない携帯用送信機10を得ることがで
きる。
【0037】この場合、携帯用送信機10は、制御部2
がID登録モードになってから10秒が経過した場合、
制御部2がID登録モードから通常モードに自動的に復
帰し、表示部5の赤色LEDの点滅が終了する。
【0038】そして、図3に図示されるように、第3回
目のカウント値が確定して緑色LEDの3回目の点灯が
終了し、IDコード記憶部41 にIDコードの登録が行
われたとき、制御部2は、ID登録モードに設定されて
から10秒が経過する前であっても、ID登録モードか
ら通常モードに復帰する。
【0039】次に、図4は、携帯用送信機10のIDコ
ード記憶部41 にIDコードを登録する際に、IDコー
ドの登録ができないときの一例を示す動作説明図であ
る。
【0040】図4を用いて、IDコードの登録ができな
いときの動作を説明する。
【0041】図4に示すように、ユーザーによる操作ス
イッチ部1の所定の操作の実行によって、携帯用送信機
10の制御部2がID登録モードに設定されるまでの操
作手順は、既に述べた図3に図示の操作手順と同じであ
る。
【0042】次に、ユーザーは、携帯用送信機10の操
作スイッチ部1の後から操作したスイッチ、例えばドア
ロックスイッチ11 を100ミリ秒以上操作した後でそ
の操作を終了すると、IDコード発生部24 から表示部
5の緑色LEDに第2パルス信号が供給され、緑色LE
Dを500ミリ秒の間点灯する。そして、緑色LEDの
点灯が終了したとき、カウンタ26 のクロック信号の第
1回目のカウント値が確定し、確定したカウント値がI
Dコード発生部24 を通してIDコード記憶部41 に供
給され、第1IDコード区分としてIDコード記憶部4
1 に収納される。このとき、カウンタ26 は、リセット
され、引き続いて供給されるクロック信号の第2回目の
カウントを開始し、IDコード発生部24 から赤色LE
Dに第1パルス信号が前と同様に複数回供給され、赤色
LEDが断続的に点灯する。
【0043】その後、ユーザーは、携帯用送信機10の
操作スイッチ部1の後から操作したスイッチ、例えばド
アロックスイッチ11 を操作しないで、制御部2がID
登録モードに設定されてから10秒が経過してしまう
と、制御部2は、ID登録モードから通常モードに自動
的に復帰する。このときには、第1回目のカウント値が
確定されるだけで、第2回目及び第3回目のカウント値
が確定されないので、IDコード発生部24 はIDコー
ド記憶部41 に収納された第1IDコード区分(第1回
目のカウント値)を廃棄し、IDコード記憶部41 にI
Dコードの登録が行われない。
【0044】IDコード記憶部41 にIDコードの登録
が行われない状態は、第1回目及び第2回目のカウント
値がそれぞれ確定された後、制御部2がID登録モード
から通常モードに自動的に復帰した場合も同じである。
【0045】続いて、図5は、本発明による通信装置の
第2の実施の形態を示すブロック図であって、携帯用送
信機10’の構成を示すブロック図である。
【0046】図5に示されるように、第2の実施の形態
における携帯用送信機10’(以下、携帯用送信機1
0’という)の構成と、第1の実施の形態における携帯
用送信機10(以下、携帯用送信機10という)の構成
との違いは、携帯用送信機10’がRAM{第2(一
時)記憶部}7を備え、RAM7がIDコード発生部2
4に結合されているのに対し、携帯用送信機10がこの
ようなRAM7を備えていない点だけであって、その他
に、携帯用送信機10’と携帯用送信機10との間に構
成上の違いはない。このため、携帯用送信機10’の構
成については、これ以上の説明を省略する。
【0047】また、第2の実施の形態における受信機2
0の構成は、図2に図示された第1の実施の形態による
受信機20の構成と同じであるので、第2の実施の形態
における受信機20は、図示を省略する。
【0048】前記構成を有する携帯用送信機10’にお
いて、IDコード記憶部41 にIDコードを登録する際
の操作手順を図3を用いて説明すると、次の通りであ
る。
【0049】まず、ユーザーによる操作スイッチ部1の
所定の操作の実行によって、携帯用送信機10の制御部
2がID登録モードに設定されるまでの動作経緯は、既
に述べた図3に図示の動作経緯と同じである。
【0050】次に、ユーザーによる携帯用送信機10の
操作スイッチ部1の後から操作したスイッチの操作、そ
れに続くそのスイッチの操作終了によって、カウンタ2
6 のクロック信号の第1回目のカウント値が確定するま
での動作経緯も、既に述べた図3に図示の動作経緯と同
じである。
【0051】そして、第1回目のカウント値が確定した
とき、そのカウント値は、IDコード発生部24 を通し
てRAM6に供給され、RAM6の第1記憶エリアに第
1IDコード区分として収納される。この後、カウンタ
6 は、リセットされ、引き続いて供給されるクロック
信号の第2回目のカウントを開始し、IDコード発生部
4 から赤色LEDに第1パルス信号が前と同様に複数
回供給され、赤色LEDが断続的に点灯する。
【0052】次いで、ユーザーによる携帯用送信機10
の操作スイッチ部1の後から操作したスイッチの2度目
の操作、それに続くそのスイッチの操作終了によって、
カウンタ26 のクロック信号の第2回目のカウント値が
確定するまでの動作経緯も、既に述べた図3に図示の動
作経緯と同じである。
【0053】そして、第2回目のカウント値が確定した
とき、そのカウント値は、IDコード発生部24 を通し
てRAM6に供給され、RAM6の第2記憶エリアに第
2IDコード区分として収納される。この後、カウンタ
6 は、リセットされ、引き続いて供給されるクロック
信号の第3回目のカウントを開始し、IDコード発生部
4 から赤色LEDに第1パルス信号が前と同様に複数
回供給され、赤色LEDが断続的に点灯する。
【0054】続いて、ユーザーによる携帯用送信機10
の操作スイッチ部1の後から操作したスイッチの3度目
の操作、それに続くそのスイッチの操作終了によって、
カウンタ26 のクロック信号の第3回目のカウント値が
確定するまでの動作経緯も、既に述べた図3に図示の動
作経緯と同じである。
【0055】そして、第3回目のカウント値が確定した
とき、そのカウント値は、IDコード発生部24 を通し
てRAM6に供給され、RAM6の第3記憶エリアに第
3IDコード区分として収納される。
【0056】この後、IDコード発生部24 は、RAM
6の第1乃至第3記憶エリアに、第1乃至第3IDコー
ド区分がそれぞれ収納されると、RAM6から第1乃至
第3IDコード区分を読み出して合体し、この合体した
第1乃至第3IDコード区分をIDコードとしてEEP
ROM4のIDコード記憶部41 に転送供給し、登録す
る。
【0057】この場合、RAM6の第1乃至第3記憶エ
リアに収納される第1乃至第3IDコード区分(3つの
カウント値)は、前記第1の実施の形態と同様それぞれ
8ビットのもので、第1乃至第3記憶エリアには、00
000000から11111111までの256通りの
データ値の中の1つが収納される。
【0058】なお、前記実施の形態においては、携帯用
送信機10’のRAM6に第1乃至第3記憶エリアを用
意し、第1乃至第3記憶エリアにそれぞれ第1乃至第3
IDコード区分を順次収納した後、第1乃至第3IDコ
ード区分を読み出して合体し、IDコードとしてIDコ
ード記憶部41 に登録するようにしたものである。
【0059】これに対し、第3の実施の形態として、R
AM6に第1記憶エリアと第2記憶エリアだけを用意し
ておき、第1記憶エリア及び第2記憶エリアにそれぞれ
第1IDコード区分及び第2IDコード区分を順次収納
した後、IDコード発生部2 4 が第3回目のカウント値
を確定し、第3IDコード区分が得られたとき、この第
3IDコード区分をRAM6に収納せずにIDコード発
生部24 内に保持し、RAM6から第1IDコード区分
及び第2IDコード区分を読み出したとき、読み出した
第1IDコード区分と第2IDコード区分に第3IDコ
ード区分を合体させてIDコードを形成し、このIDコ
ードをIDコード記憶部41 に収納登録するようにして
も良い。
【0060】この場合、IDコードを形成しているID
コード区分の数が4つまたはそれ以上であった場合に
は、最後のIDコード区分を除いた各IDコード区分を
RAM6に順次収納し、その後に最後のIDコードが得
られたとき、最後のIDコードをRAM6に収納せずに
IDコード発生部24 内に保持し、RAM6から最後の
IDコード区分を除いた各IDコード区分を読み出した
とき、読み出した各IDコード区分と最後のIDコード
区分とを合体させてIDコードを形成し、このIDコー
ドをIDコード記憶部41 に収納登録する。
【0061】また、携帯用送信機10’においても、制
御部2がID登録モードになってから10秒が経過した
場合またはIDコード記憶部41 へのIDコードの登録
が終了した場合、制御部2がID登録モードから通常モ
ードに自動的に復帰する。
【0062】このように、この第2の実施の形態におい
ても、RAM6に収納された第1乃至第3コード区分
(カウント値)がユーザーによって行なわれるスイッチ
の操作タイミングによってランダムに設定され、その設
定値を任意に選択できないものである。このため、第1
乃至第3コード区分を合体して得たIDコードを携帯用
送信機10’に登録したときのIDコードと、他の携帯
用送信機10’に同じ登録手段を用いて登録したIDコ
ードとが一致する確率は極めて小さく、互換性を有しな
い携帯用送信機10’が得られる。
【0063】一方、携帯用送信機10’において、ID
コード記憶部41 にIDコードの登録ができないときの
動作の一例を図4を用いて説明すると、次の通りであ
る。
【0064】図4に示すように、ユーザーによる操作ス
イッチ部1の所定の操作の実行によって、携帯用送信機
10’の制御部2がID登録モードに設定されるまでの
操作手順は、既に述べた図3に図示の操作手順と同じで
ある。
【0065】また、ユーザーによる携帯用送信機10’
の操作スイッチ部1の後から操作したスイッチの操作、
それに続くそのスイッチの操作終了によってカウンタ2
6 のクロック信号の第1回目のカウント値を確定し、確
定したカウント値をRAM7の第1記憶エリアにIDコ
ード区分として収納するまでの操作手順は、既に述べた
図3に図示の操作手順と同じである。
【0066】この後、ユーザーは、携帯用送信機10の
操作スイッチ部1の後から操作したスイッチを操作しな
いで、制御部2がID登録モードに設定されてから10
秒が経過してしまうと、制御部2は、ID登録モードか
ら通常モードに自動的に復帰する。このときには、第1
回目のカウント値が確定されるだけで、第2回目及び第
3回目のカウント値が確定されないので、IDコード発
生部24 はRAM7の第1記憶エリアに収納された第1
IDコード区分(第1回目のカウント値)を廃棄し、I
Dコード記憶部41 にはIDコードの登録が行われな
い。
【0067】また、IDコード記憶部41 にIDコード
の登録が行われない状態は、第1回目及び第2回目のカ
ウント値がそれぞれ確定された後、制御部2がID登録
モードから通常モードに自動的に復帰した場合も同じで
ある。
【0068】なお、第1及び第3の実施の形態において
は、携帯用送信機10、10’の第1制御部2をID登
録モードに設定するための操作手順として、操作スイッ
チ部1のいづれか1つのスイッチを操作している間に他
の1つのスイッチを操作するようにしているものである
が、本発明における携帯用送信機10、10’の第1制
御部2をID登録モードに設定する際の操作手順は前述
のものに限られるものでなく、2個以上のスイッチを予
め決められた順番に操作する、例えば、最初にドアロッ
クスイッチ11 を操作し、その次にトランク開閉スイッ
チ13 を操作し、その後でドアアンロックスイッチ12
を操作するようにしてもよく、特定されたいずれか1個
のスイッチを予め決められた時間以上の操作を繰り返し
実行する、例えば、ドアアンロックスイッチ12 を1秒
間操作した後、1秒の間隔をおいて再度ドアアンロック
スイッチ12 を1秒間操作するようにしてもよい。
【0069】また、第1及び第3の実施の形態において
は、ID登録モードの設定を行う際に使用したドアロッ
クスイッチ11 を、カウント値の確定のためにも使用し
ているが、特にこれらのスイッチとして同じスイッチを
使用する必要はない。そして、3回のカウント値の確定
については、どのスイッチを使用するかは任意であり、
どのスイッチを操作したとしても区別を付けることはな
い。この場合、3回のカウント値の確定の際に、ランダ
ムにスイッチを選択操作してカウント値を確定できるよ
うにすれば、ユーザーに多大な注意深さを求める必要が
ない。
【0070】一方、第1及び第3の実施の形態のよう
に、1つのスイッチだけの使用を義務付ければ、スイッ
チの意図しない誤操作によってIDコードが登録される
ことを防止することができ、また、3回のカウントの確
定毎に特定のスイッチの使用を義務付ければ、より確実
なIDコードの登録が可能になる。
【0071】さらに、第1及び第3の実施の形態におい
ては、スイッチの操作によりカウンタ26 のカウントを
停止させ、カウンタ値の確定が行われる度にカウンタ2
6 をリセットしている例を挙げて説明したが、カウンタ
6 のリセットを行わずに、継続してカウントを行うよ
うにしてもよい。
【0072】この場合、カウンタ26 におけるカウント
のサイクルタイムは、任意に設定できるが、サイクルタ
イムを約500m秒に設定すると、ユーザーの早い操作
に対しても十分対応でき、かつ、ランダム性の優れたI
Dコードを登録できる。
【0073】また、第1及び第3の実施の形態におい
て、図3に図示している操作(点灯)時間及び操作(点
灯)間隔は、いずれも一例を挙げたに過ぎないもので、
それらの操作(点灯)時間及び操作(点灯)間隔は任意
に変更することができる。
【0074】次に、図6は、受信機20の参照コード記
憶部101 に携帯用送信機10または携帯用送信機1
0’を用いて参照コードの書込みを行なう際の操作手順
の一例を示す説明図である。
【0075】図6を用いて、受信機20の参照コード記
憶部101 に参照コードの書込みを行う際の操作手順に
ついて説明する。この操作においては、携帯用送信機1
0と携帯用送信機10’との間で異なる点がないので、
以下、携帯用送信機10における操作を代表して説明す
る。
【0076】ユーザーは、携帯用送信機10を携帯し、
自動車のイグニッションキー15をアクセサリ(AC
C)位置からオン(ON)位置に切替え、信号処理部1
1 にキー入力パルスを供給する。次に、ユーザーは、
信号処理部121 にキー入力パルスを供給してから時間
T1以内に、携帯用送信機10の操作スイッチ部1のい
ずれかのスイッチを操作し、その操作によって得られた
IDコードaを送信コードに変換した後、送信信号とし
て携帯用送信機10から送信する。受信機20は、この
送信信号を受信部11で受信した後、信号処理部121
に供給し、送信コード中のIDコードaを抽出する。次
いで、ユーザーは、スイッチ操作を終了してから時間T
2以内にイグニッションキー15をON位置からACC
位置に切替え、信号処理部121 へのキー入力パルスの
供給を停止する。この時点に、最初の状態に戻り、第1
動作サイクルが終了する。
【0077】続いて、ユーザーは、第1の動作サイクル
におけるキー入力パルスの供給を停止してから時間T3
以内に、再び、第1動作サイクルと同様にイグニッショ
ンキー15と携帯用送信機10のスイッチを操作し、第
1動作サイクルと同じ動作過程を経て第2動作サイクル
が終了する。
【0078】続いて、第3動作サイクル及び第4動作サ
イクルにおいても同様の操作が行われる。この場合、第
4動作サイクルにおいては、キー入力パルスの供給が開
始してから時間T1以内に、信号処理部91 で送信コー
ド中のIDコードdを抽出するまでの動作態様は第1乃
至第3動作サイクルの動作態様と同じであるが、IDコ
ードdの供給が停止されてから時間T4が経過した時点
に、信号処理部121を含む制御部12の動作モードが
通常動作モードから参照コード書込みモードに変換さ
れ、以後、参照コードの書込みを行なうことが可能にな
る。
【0079】この参照コードの書込みを行なう際の操作
手順は、次の通りである。
【0080】ユーザーは、制御部12の動作モードが参
照コード書込みモードに変換された後、参照コードの書
き込みをする携帯用送信機10を操作し、IDコードe
を含む送信コードを送信信号として送信し、受信機20
側に伝送する。受信機20の信号処理部121 は、キー
入力パルスが供給されているときに送信コードが供給さ
れると、送信コードの供給が停止してから時間T4以内
に送信コードの中のIDコードeを参照コードとして参
照コード記憶部131 に供給し、参照コード記憶部13
1 に最初の参照コードの書き込みを行なう。このとき、
参照コードの書込みが正常に行なわれたことは、例え
ば、時間T5の間ドアロック状態またはドアアンロック
状態にすることによってユーザーに知らせる。
【0081】次に、他の携帯用送信機10の参照(I
D)コード(第2の参照コード)の書込みを行いたい場
合には、ユーザーは、前記の場合と同様にしてこの携帯
用送信機10を操作し、参照コード記憶部131 に第2
の参照コードの書き込みを行う。
【0082】以下、同様に、参照コードの書込みを行い
たい他の携帯用送信機10があれば、前述の参照コード
の書込みの操作手順と同じ操作手順によりその参照コー
ドが参照コード記憶部131 に書込まれる。
【0083】この場合、制御部12は、参照コード書込
みモードに設定された後、設定時間T6が経過すると、
参照コード書込みモードから通常動作モードに自動的に
復帰する。
【0084】この場合、図6には、前記各時間T1、T
2、T3、T4、T5、T6の好適な時間範囲が図示さ
れているが、それらの時間T1乃至T6は必ずしも図示
の時間範囲に限定されるものではない。
【0085】なお、前記説明は、携帯用送信機10を用
いて受信機20の参照コード記憶部131 に参照コード
の書き込みを行った場合であるが、携帯用送信機10’
を用いても同じように参照コードの書き込みを行うこと
ができる。
【0086】続いて、携帯用送信機10(または携帯用
送信機10’)のIDコード記憶部41 にIDコードが
登録され、受信機20の参照コード記憶部101 にID
コードに対応した参照コードが登録されている場合、携
帯用送信機10と受信機20との間で行われる動作(通
常動作)について述べる。
【0087】ユーザーが操作スイッチ部1のいずれかの
操作スイッチ、例えば、自動車のドアをロック(施錠)
するロックスイッチ11 を操作すると、ロックスイッチ
1からその操作をしたことを表すロックスイッチ情報
が出力され、機能コード変換部21 に供給される。機能
コード変換部21 は、ロックスイッチ情報を受けると、
ロックスイッチ情報をそれに対応した機能コードに変換
して送信コード形成部22 に供給する。送信コード形成
部22 は、機能コードが供給されると、その機能コード
に、IDコード記憶部41 から読み出したこの携帯用送
信機10に固有のIDコードや、先頭コード及び終了コ
ード等を付加して送信コードを形成し、形成した送信コ
ードを送信部3に供給する。送信部3は、供給された送
信コードを電波等の無線信号に載せた送信信号を形成
し、この送信信号を送信アンテナ6から送信する。
【0088】一方、受信機20が携帯用送信機10から
の送信信号を受信アンテナ14で受けると、受信信号と
して受信部11に供給され、受信部11が受信信号中の
送信コードを再生し、得られた送信コードを信号処理部
121 に供給する。信号処理部121 は、供給された送
信コード中のIDコードを抽出し、抽出したIDコード
と参照コード記憶部131 に登録されている参照コード
とを比較する。そして、IDコードと参照コードとが一
致した場合、送信コード中の機能コードと機能コード記
憶部132 に収納されている各種の機能コードとを照合
する。制御信号発生部122 は、照合により合致した機
能コードに対応した制御信号、この例においては自動車
のドアをロック(施錠)する制御信号を発生し、この制
御信号によってドアがロック(施錠)される。
【0089】また、操作スイッチ部1の他の操作スイッ
チ、例えば自動車のドアをアンロック(解錠)するアン
ロックスイッチ21 を操作した場合、自動車側において
その操作スイッチに対応した機能操作が行われる。
【0090】なお、前記各実施の形態においては、通信
装置がキーレスエントリー装置である例を挙げて説明し
たが、本発明による通信装置はキーレスエントリー装置
である場合に限られるものでなく、携帯用送信機と受信
機を備え、キーレスエントリー装置に類似した他の装置
にも同様に適用することができる。
【0091】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、携帯用送信機において、ユーザーによる操作ス
イッチの所定の操作によってID登録モード設定手段が
駆動され、それにより第1制御部がID登録モードに設
定されると、第1制御部は、ユーザーが1個以上の操作
スイッチを複数回操作する度毎に、その操作に対応して
ランダムな値を示すIDコード区分を形成し、形成した
IDコード区分を順次EEPROMからなる記憶部に収
納し、全体のIDコード区分が収納された段階でそれら
のIDコード区分をIDコードとして記憶部に登録して
いるので、携帯用送信機側においてユーザーによるID
コードの登録を行なうことが可能になるだけでなく、登
録されるIDコードをユーザー側で選択することができ
ず、ユーザーの意志に係わりなくランダムな値にするこ
とができるので、自己の携帯用送信機と他人の携帯用送
信機との間に互換性のない携帯用送信機が得られるとい
う効果がある。
【0092】また、請求項2に記載の発明によれば、携
帯用送信機において、ユーザーによる操作スイッチの所
定の操作によってID登録モード設定手段が駆動され、
それにより第1制御部がID登録モードに設定される
と、第1制御部は、ユーザーが1個以上の操作スイッチ
を複数回操作する度毎に、その操作に対応してランダム
な値を示すIDコード区分を形成し、形成したIDコー
ド区分を順次RAMからなる第2記憶部に収納し、全て
のIDコード区分が第2記憶部に収納されると、第2記
憶部から全てのIDコード区分を合体して読み出し、読
み出した全てのIDコード区分をIDコードとしてEE
PROMからなる第1記憶部に転送登録するようにして
いるので、携帯用送信機側においてユーザーによるID
コードの登録を行なうことが可能になるだけでなく、登
録されるIDコードをユーザー側で選択することができ
ず、ユーザーの意志に係わりなくランダムな値にするこ
とができるので、自己の携帯用送信機と他人の携帯用送
信機との間に互換性のない携帯用送信機が得られるとい
う効果がある。
【0093】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
携帯用送信機において、ユーザーによる操作スイッチの
所定の操作によってID登録モード設定手段が駆動さ
れ、それにより第1制御部がID登録モードに設定され
ると、第1制御部は、ユーザーが1個以上の操作スイッ
チを複数回操作する度毎に、その操作に対応してランダ
ムな値を示すIDコード区分を形成し、形成したIDコ
ード区分を順次RAMからなる第2記憶部に収納し、最
後のIDコード区分を除く各IDコード区分が第2記憶
部に収納され、最後のIDコード区分が形成されたと
き、第2記憶部から各IDコード区分を読み出し、読み
出した各IDコード区分と最後のIDコード区分とを合
体してIDコードとして第1記憶部に転送登録するよう
にしているので、携帯用送信機側においてユーザーによ
るIDコードの登録を行なうことが可能になるだけでな
く、登録されるIDコードをユーザー側で選択すること
ができず、ユーザーの意志に係わりなくランダムな値に
することができるので、自己の携帯用送信機と他人の携
帯用送信機との間に互換性のない携帯用送信機が得ら
れ、この他に、最後のIDコード区分をRAM6に収納
する処理と、最後のIDコード区分をRAM6から読み
出す処理が省略され、効率的にIDコードをIDコード
記憶部41 に登録することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信装置の第1の実施の形態を示
すブロック構成図であって、携帯用送信機の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明による通信装置の一つの実施の形態を示
すブロック構成図であって、受信機の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1に図示された携帯用送信機において、ID
コード記憶部にIDコードを登録する際の操作手順の一
例を示す説明図である。
【図4】携帯用送信機のIDコード記憶部にIDコード
を登録する際に、IDコードの登録ができないときの一
例を示す動作説明図である。
【図5】本発明による通信装置の第2の実施の形態を示
すブロック構成図であって、携帯用送信機の構成を示す
ブロック図である。
【図6】受信機の参照コード記憶部に携帯用送信機を用
いて参照コードの書込みを行なう際の操作手順の一例を
示す説明図である。
【図7】既知のキーレスエントリー装置に用いる携帯用
送信機の構成の一例を示すブロック図である。
【図8】既知のキーレスエントリー装置に用いる受信機
の構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 操作スイッチ部(操作SW) 11 ドアロックスイッチ 12 ドアアンロックスイッチ 13 トランク開スイッチ 14 パニックスイッチ 2 制御部(第1制御部)(CPU) 21 機能コード変換部 22 送信コード形成部 23 モード制御部 24 IDコード発生部 25 クロック信号発生部 26 カウンタ 3 送信部 4 第1記憶部(EEPROM) 41 IDコード記憶部 5 表示部(LED) 6 送信アンテナ 7 一時(第2)記憶部(RAM) 10、10’ 携帯用送信機 11 受信部 12 制御部(第2制御部)(CPU) 121 信号処理部 122 制御信号発生部 13 記憶部(第3記憶部)(EEPROM) 131 コード記憶部 132 機能コード記憶部 14 受信アンテナ 15 イグニッションキー 20 受信機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個以上の操作スイッチとIDコードが
    登録される第1記憶部と第1制御部と送信部とを備える
    携帯用送信機、及び、受信部と参照コードが記憶される
    第2記憶部と第2制御部と制御信号発生部とを備える受
    信機とからなり、前記携帯用送信機が前記IDコードを
    含む情報信号を電磁波として送信し、前記受信機が、受
    信した前記電磁波中の前記IDコードと前記参照コード
    とを比較し、それらが一致したときに前記制御信号発生
    部から被制御機器に制御信号を供給可能になる通信装置
    であって、前記IDコードは複数のIDコード区分から
    なり、前記携帯用送信機は、ID登録モード設定手段を
    備え、前記第1制御部は、前記ID登録モード設定手段
    によってID登録モードに設定されたとき、前記1個以
    上の操作スイッチを複数回操作する度毎に、その操作に
    対応した前記IDコード区分を形成し、形成した各ID
    コード区分を前記第1記憶部に順次供給して前記IDコ
    ードとして登録することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 1個以上の操作スイッチとIDコードが
    登録される第1記憶部と第2記憶部と第1制御部と送信
    部とを備える携帯用送信機、及び、受信部と参照コード
    が記憶される第3記憶部と第2制御部と制御信号発生部
    とを備える受信機とからなり、前記携帯用送信機が前記
    IDコードを含む情報信号を電磁波として送信し、前記
    受信機が、受信した前記電磁波中の前記IDコードと前
    記参照コードとを比較し、それらが一致したときに前記
    制御信号発生部から被制御機器に制御信号を供給可能に
    なる通信装置であって、前記IDコードは複数のIDコ
    ード区分からなり、前記携帯用送信機は、ID登録モー
    ド設定手段を備え、前記第1制御部は、前記ID登録モ
    ード設定手段によってID登録モードに設定されたと
    き、前記1個以上の操作スイッチを複数回操作する度毎
    に、その操作に対応した前記IDコード区分を形成して
    前記第2記憶部に順次収納し、前記第2記憶部に全ての
    IDコード区分を収納したとき、前記全てのIDコード
    区分を合体して前記第1記憶部に転送し、前記IDコー
    ドとして登録することを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 1個以上の操作スイッチとIDコードが
    登録される第1記憶部と第2記憶部と第1制御部と送信
    部とを備える携帯用送信機、及び、受信部と参照コード
    が記憶される第3記憶部と第2制御部と制御信号発生部
    とを備える受信機とからなり、前記携帯用送信機が前記
    IDコードを含む情報信号を電磁波として送信し、前記
    受信機が、受信した前記電磁波中の前記IDコードと前
    記参照コードとを比較し、それらが一致したときに前記
    制御信号発生部から被制御機器に制御信号を供給可能に
    なる通信装置であって、前記IDコードは複数のIDコ
    ード区分からなり、前記携帯用送信機は、ID登録モー
    ド設定手段を備え、前記第1制御部は、前記ID登録モ
    ード設定手段によってID登録モードに設定されたと
    き、前記1個以上の操作スイッチを複数回操作する度毎
    に、その操作に対応した前記IDコード区分を形成し、
    前記第2記憶部に最後のIDコード区分を除く全てのI
    Dコード区分を順次収納し、前記最後のIDコード区分
    が形成されると、前記第2記憶部に収納した各IDコー
    ド区分を読み出し、読み出した各IDコード区分と前記
    最後のIDコード区分とを合体して前記第1記憶部に転
    送し、前記IDコードとして登録することを特徴とする
    通信装置。
  4. 【請求項4】 前記ID登録モード設定手段は、前記1
    個以上の操作スイッチと、前記1個以上の操作スイッチ
    の予め決められた態様の操作に起因してID登録モード
    を設定する前記第1制御部内のモード制御部とからなる
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記1個以上の操作スイッチの予め決め
    られた態様の操作は、2個以上の操作スイッチを予め決
    められた順番に操作することであることを特徴とする請
    求項4に記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 前記携帯用送信機は、クロック信号を発
    生するクロック発生部と、前記クロック発生部が発生し
    たクロック信号をカウントするカウンタとを備え、前記
    カウンタのカウンタ値によって前記IDコード区分が形
    成されることを特徴とする請求項1乃至3に記載の通信
    装置。
  7. 【請求項7】 前記携帯用送信機は、前記IDコード区
    分の収納状態を示す報知手段を備えていることを特徴と
    する請求項1乃至3に記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 前記報知手段は、発光ダイオードによる
    光報知を行なうものであることを特徴とする請求項7に
    記載の通信装置。
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