JP2001036649A - データ収集システムのための集中伝送装置、データ収集システム及び自動検針システム - Google Patents
データ収集システムのための集中伝送装置、データ収集システム及び自動検針システムInfo
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Abstract
おけるタイムアウトを回避する。 【解決手段】 集中伝送装置2は、検針データ収集セン
ター装置101から電話回線300、T−NCU1及び
集中伝送装置2aを介して複数のマイコンガスメータ3
(検針メータ)に接続されてなる自動検針システムのた
めの集中伝送装置である。図2の通信制御部10は、検
針データ収集センター装置101からの電文信号に応答
して、検針データ収集センター装置101による電文信
号の送出からの経過時間を計時するタイマーをリセット
することを指示する遅延通知電文信号を検針データ収集
センター装置101に送信する。
Description
などの外部装置から連続的に供給される消費財の使用量
を計量検針して通信回線を介して検針データなどの所定
のデータを収集する自動検針システムなどのデータ収集
システムのための集中伝送装置(集中伝送盤とも呼ばれ
る。)、データ収集システム及び自動検針システムに関
する。
構成を示すブロック図である。図10において、検針デ
ータ収集センター100に設置された検針データ収集セ
ンター装置101と、集合住宅200に設置された集中
伝送装置2とが、電話回線300及び端末側網制御装置
(以下、T−NCUという。)1を介して接続されてい
る。そして、集中伝送装置2の各端子T1乃至TNに
は、それぞれ、例えば2対の通信線6−1乃至6−Nを
介してスター型接続によりマイコンガスメータ(検針メ
ータ)3−1乃至3−N(総称して符号3を付す。)に
接続されている。ここで、T−NCU1は、集中伝送装
置2からの制御により、検針データ収集センター装置1
01への発呼処理又は検針データ収集センター装置10
1からの着呼処理を実行して電話回線300を制御する
ものである。ここで、電話回線300に代えて専用線な
どの有線回線や、携帯電話又はPHSなどの無線回線を
使用してもよい。この場合、T−NCU1に代えて各回
線用のモデム装置を用いる場合がある。
ー装置101からの電文信号を受信し、電文信号に含ま
れるマイコンガスメータ3のメータ番号に基づいて、必
要に応じて電文信号を加工処理して、メータ番号に対応
する端子(T1乃至TNのうちの1つ)を介して対応す
るマイコンガスメータ(3−1乃至3−Nのうちの1
つ)に伝送する。一方、集中伝送装置2は、マイコンガ
スメータ(3−1乃至3−Nのうちの1つ)からの電文
信号を受信したときは、T−NCU1を用いて検針デー
タ収集センター装置101に発呼して受信した電文信号
を電話回線300を介して検針データ収集センター装置
101に送信する。なお、検針データ収集センター装置
101は、上記各マイコンガスメータ3を集中監視して
検針データを収集するための装置である。
針データ収集センター装置101から電文信号を受信
し、電文信号の内容を判断して、複数の端末装置である
マイコンガスメータ3への電文信号のデータ処理を実行
するために、電文信号を受信してからマイコンガスメー
タ3へのデータ伝送処理を完了するまでに、例えば1な
いし2秒の時間がかかっていた。また、例えばマイコン
ガスメータ3においては比較的長い処理時間がかかるロ
ードサーベイデータを返信する場合などに、指示電文信
号を受信してから集中伝送装置2に対して返信する返信
時間が比較的長くなる。すなわち、集中伝送装置2又は
マイコンガスメータ3における処理時間が比較的長くな
る場合に、検針データ収集センター装置101は、指示
電文信号又は指定電文信号を送出してから、マイコンガ
スメータ3や集中伝送装置2から応答する電文信号が到
達せずに所定の時間が経過すると、自局のタイマー回路
でタイムアウトとなり、回線切断をしてしまうという問
題点があった。
動検針システムなどのデータ収集システムにおいてセン
ター装置におけるタイムアウトを回避することができる
データ収集システムのための集中伝送装置、データ収集
システム及び自動検針システムを提供することにある。
載のデータ収集システムのための集中伝送装置は、セン
ター装置から所定の通信回線及び集中伝送装置を介して
複数の端末装置に接続されてなるデータ収集システムの
ための集中伝送装置において、センター装置からの電文
信号に応答して、センター装置による電文信号の送出か
らの経過時間を計時するタイマーをリセットすることを
指示する遅延通知電文信号をセンター装置に送信する制
御手段を備えたことを特徴とする。
のための集中伝送装置は、請求項1記載のデータ収集シ
ステムのための集中伝送装置において、上記制御手段
は、センター装置からの予め決められた特定の電文信号
に応答して上記遅延通知電文信号をセンター装置に送信
することを特徴とする。
ムのための集中伝送装置は、請求項1又は2記載のデー
タ収集システムのための集中伝送装置において、上記制
御手段は、センター装置からの予め決められた端末装置
に対する電文信号に応答して上記遅延通知電文信号をセ
ンター装置に送信することを特徴とする。
ステムのための集中伝送装置は、請求項3記載のデータ
収集システムのための集中伝送装置において、上記予め
決められた端末装置の情報を含む情報テーブルを記憶す
る記憶手段をさらに備え、上記制御手段は、各端末装置
に対して所定の電文信号を送信した後、各端末装置から
の電文信号を受信するまでの時間を計時し、計時された
時間が所定のしきい値を超える端末装置を上記予め決め
られた端末装置として上記情報テーブルに記憶すること
を特徴とする。
ステムは、センター装置から所定の通信回線及び集中伝
送装置を介して複数の端末装置に接続されてなるデータ
収集システムにおいて、上記集中伝送装置は請求項1乃
至4のうちの1つに記載の集中伝送装置であることを特
徴とする。
テムは、請求項5記載のデータ収集システムにおいて、
上記端末装置は検針メータであり、上記データ収集シス
テムは上記検針メータの検針データを収集する自動検針
システムであることを特徴とする。
る実施形態について説明する。
動検針システムの構成を示すブロック図であり、図2は
図1の集中伝送装置2aの構成を示すブロック図であ
る。図1及び図2において図10と同様のものについて
は同一の符号を付している。この実施形態の自動検針シ
ステムは、図10に示す従来例の集中伝送装置2に代え
て、図2に示す集中伝送装置2aを備えたことを特徴と
している。
タ収集センター装置101から電話回線300、T−N
CU1及び集中伝送装置2aを介して複数のマイコンガ
スメータ3(検針メータ)に接続されてなる自動検針シ
ステムのための集中伝送装置であり、図2の通信制御部
10は、検針データ収集センター装置101から送信さ
れる、特定電文信号メモリ15内に予め決定されて記憶
された特定電文信号、もしくは、接続テーブルメモリ1
4内に予め決定されて記憶された遅延指定端子(T1乃
至TNのうちのいくつか)に接続されたマイコンガスメ
ータ3に対する電文信号を受信したとき、これに応答し
て検針データ収集センター装置101による電文信号の
送出からの経過時間を計時するタイマーをリセットする
ことを指示する遅延通知電文信号を検針データ収集セン
ター装置101に送信することを特徴としている。ここ
で、接続テーブルメモリ14には、当該集中伝送装置2
aの各端子T1乃至TN毎に、マイコンガスメータ3の
メータID及び遅延指定端子であるか否かの情報が予め
記憶される。当該接続テーブルメモリ14のテーブル作
成処理は、図3に示すように、各マイコンガスメータ3
に対して起動電文信号を送信した後、各マイコンガスメ
ータ3からの応答電文信号を受信するまでの時間を計時
し、計時された時間が所定のしきい値(例えば、5秒)
を超えるマイコンガスメータ3に接続される端子を遅延
指定端子として接続テーブルメモリ14に格納する。
制御部10と、送受信インターフェース回路11と、送
受信インターフェース回路12と、処理メモリ13と、
接続テーブルメモリ14と、特定電文信号メモリ15
と、タイマー回路16とを備えて構成される。
路12は、その一方側でそれぞれマイコンガスメータ3
−1乃至3−Nに接続された集中伝送装置2の各端子T
1乃至TNとそれぞれ1:1で接続される一方、その他
方側で通信制御部10に接続される。送受信インターフ
ェース回路11は、T−NCU1に接続され、もしくは
変換アダプタ21を介してモバイルパーソナルコンピュ
ータ(以下、モバイルPCという。)20に接続され
る。ここで、変換アダプタ21は、モバイルPC20と
送受信インターフェース回路11との間で所定の信号の
送受信を行うために信号の変換などの処理を行うインタ
ーフェース回路装置である。モバイルPC20は、検針
データ収集センター装置101に代わり集中伝送装置2
aの近傍のローカルで集中伝送装置2a又はマイコンガ
スメータ3に対して電文信号を送受信するための携帯端
末装置である。また、送受信インターフェース回路11
と12の間には、通信制御部10が接続され、通信制御
部10は、図3のテーブル作成処理及び図4乃至図8の
通信制御処理などを実行することにより、当該集中伝送
装置2aの動作を制御する。また、送受信インターフェ
ース回路11及び12は、入出力間の信号変換などのイ
ンターフェース処理を行い、送受信インターフェース回
路12はさらに通信制御部10と各マイコンガスメータ
3と間の選択的な接続処理を実行する。
処理を実行するときに用いる処理メモリ13と、後述す
る接続テーブルを記憶する接続テーブルメモリ14と、
検針データ収集センター装置101からの電文信号が所
定の特定電文信号であるときにすぐに遅延通知電文信号
を送信するときに参照するための特定電文信号の情報を
記憶する特定電文信号メモリ15と、タイマー回路16
とが接続される。接続テーブルには、例えば以下の表に
示すように、各端子T1乃至TN毎に、集中伝送装置2
の端子番号と、マイコンガスメータ3のID(メータI
Dという。)と、遅延指定端子であるの情報が格納され
る。
される特定電文信号としては、例えば、データ収集やそ
の処理に比較的長い時間がかかる、単位時間毎の検針値
である通過流量又は供給圧力などのロードサーベイデー
タを収集指示する電文信号、さらには、セキュリティ装
置やガス機器の接続動作を指示する電文信号などがあ
る。従って、本実施形態の自動検針システムは、自動検
針機能に加えて、所定のデータを収集してセンター装置
101に伝送するデータ収集システムに広く適用するこ
とができる。さらに、本実施形態では、説明の便宜上、
端子T1に接続されたマイコンガスメータ3−1のメー
タIDをM1とし、以下同様に、M2、M3、…、MN
とする。
で構成され、メモリ13乃至16を用いて、送受信イン
ターフェース回路11又は12からの電文信号に応答し
て図3及び図4乃至図8の処理を実行する。
行されるテーブル作成処理を示すフローチャートであ
る。このテーブル作成処理は、新たに集中伝送装置2a
を設置したとき、もしくは、接続テーブルを更新すると
きに実行される。
センター装置101又はモバイルPC20からテーブル
作成指令信号を受信し、ステップS2において端子番号
パラメータLを1にセットし、ステップS3において起
動電文信号をL番目の端子TLに接続されたマイコンガ
スメータ3に対して送信し、タイマー回路16のタイマ
ー値Tを0にリセットしてスタートさせる。次いで、ス
テップS4において、T≧10秒であるか否かが判断さ
れ、YESのときはその端子にマイコンガスメータ3が
接続されていないと判断してステップS10に進む。一
方、ステップS4でNOであるときは、ステップS5に
おいてL番目の端子のマイコンガスメータ3からメータ
IDを含むメータ応答電文信号を受信し、タイマー回路
16のタイマー値Tを保持する。そして、ステップS6
において保持されたタイマー値T≧5秒であるか否かが
判断され、YESのときはステップS7に進む一方、N
OのときはステップS8に進む。ステップS7では、当
該端子に接続されたマイコンガスメータ3における信号
応答時間が比較的長いので、検針データ収集センター装
置101側でのタイムアウトを回避するために、当該L
番目の端子を遅延指定端子に指定する。次いで、ステッ
プS8において当該L番目の端子の情報(メータID及
び遅延指定端子の指定情報など)を接続テーブルメモリ
14内の接続テーブルに書き込む。そして、ステップS
9においてL番目の端子のマイコンガスメータ3に対し
て終了電文信号を送信した後、ステップS10において
端子番号パラメータLを1だけインクリメントし、ステ
ップS11において端子番号パラメータLがその最大値
16を超える値であるか、すなわち、すべての端子のマ
イコンガスメータ3について処理を行ったか否かが判断
される。ステップS11でNOであるときは、ステップ
S3に戻って上述の処理を繰り返す。一方、ステップS
3でYESのときは,当該テーブル作成処理を終了す
る。
よって実行される通信制御処理を示すフローチャートで
ある。この通信制御処理は、先の処理の終了後、最初に
信号を受信したときに起動され、未通信状態や初期状態
では、選択されたメータIDを示すパラメータIDMは
0にリセットされている。
いて検針データ収集センター装置101から起動電文信
号を受信したか否かが判断され、NOであるときは所定
のエラー処理を実行する。一方、ステップS21でYE
Sのときは、ステップS23において検針データ収集セ
ンター装置101に伝送装置応答電文信号を送信し、ス
テップS24からステップS26までの信号待機処理に
進む。ステップS24では、検針データ収集センター装
置101から電文信号を受信したか否かが判断され、N
OであるときはステップS24の処理を繰り返し、YE
Sとなったとき、ステップS25において電文信号にエ
ラーはあるか否かが判断され、YESのときにステップ
S26において所定のエラー処理を実行する。一方、ス
テップS25においてNOであるときは、ステップS2
7において電文信号の信号名NAが識別されて、信号名
に応じて5つの分岐先に分岐する。信号名NAが伝送装
置指示電文信号であるときは、図5のステップS31に
進み、信号名NAが終了電文信号であるときは、図6の
ステップS41に進み、信号名NAがメータID指定電
文信号であるときは、図7のステップS51に進み、信
号名NAがマイコンガスメータ3に対して検針値の送信
を指示するメータ指示電文信号であるときは、図8のス
テップS71に進み、さらに、信号名NAがその他の電
文信号であるときは、所定のエラー処理を実行する。
データ収集センター装置101に伝送装置指示応答電文
信号を送信した後、図4のステップS24の信号待機処
理に戻る。
DM=0か否かが判断され、YESのときはステップS
43に進む一方、NOのときはステップS42に進む。
ステップS42では、メータIDがIDMであるマイコ
ンガスメータ3に対して終了電文信号を送信し、ステッ
プS43においてパラメータIDMを0にリセットして
当該通信制御処理を終了する。
定されたメータIDは接続テーブルに登録されているか
否かが判断され、YESのときはステップS53に進む
一方、NOのときはステップS52に進み、所定のエラ
ー処理を実行する。ステップS53では、パラメータI
DM=0か否かが判断され、YESのときはステップS
56に進む一方、NOのときはステップS54に進む。
ステップS54において受信されたメータID指定電文
信号において指定されたメータIDがパラメータIDM
に等しいか否かが判断され、YESのときは図8のステ
ップS73に進む一方、NOのときはステップS55に
進む。ステップS55において受信されたメータID指
定電文信号で指定されたメータIDがパラメータIDM
であるマイコンガスメータ3に対して終了電文信号を送
信し、ステップS56においてメータIDがID(受信
されたメータID指定電文信号において指定されたメー
タID)であるマイコンガスメータ3に対して起動電文
信号を送信する。次いで、ステップS57においてタイ
マー回路16の計時値であるタイマー値Tを0にリセッ
トしてスタートさせる。そして、ステップS58におい
て上記指定されたメータIDをパラメータIDMに代入
し、ステップS59に進む。
号が特定電文信号メモリ15に特定電文信号として記憶
された特定電文信号であるか否かが判断され、NOのと
きは、ステップS59において受信された電文信号で指
定されたメータID(IDM)に接続された端子が接続
テーブルメモリ14内で指定された遅延指定端子である
か否かが判断される。ここで、ステップS59又はS6
0でYESのときはステップS61において、検針デー
タ収集センター装置101に対して、当該検針データ収
集センター装置101による電文信号の送出からの経過
時間を計時するタイマーをリセットすることを指示する
遅延通知電文信号を送信することにより、検針データ収
集センター装置101におけるタイムアウトを回避する
ことができる。そして、図4のステップS24の信号待
機処理に戻る。
されたメータ指示電文信号で指定されたメータIDがパ
ラメータIDMに等しいか否かが判断され、NOのとき
は所定のエラー処理を実行する。ステップS71でYE
Sのときは、ステップS73においてメータIDがID
Mであるマイコンガスメータ3に対してメータ指示電文
信号を送信し、ステップS74においてタイマー回路1
6のタイマー値Tを0にリセットしてその動作をスター
トさせる。そして、ステップS75において、メータI
DがIDMであるマイコンガスメータ3に接続された端
子が遅延指定端子であるか否かについて接続テーブルメ
モリ14を参照して判断し、YESのときはステップS
76に進む一方、NOのときはステップS77に進む。
ステップS76では、検針データ収集センター装置10
1に対して、当該検針データ収集センター装置101に
よる電文信号の送出からの経過時間を計時するタイマー
をリセットすることを指示する遅延通知電文信号を送信
することにより、検針データ収集センター装置101に
おけるタイムアウトを回避することができる。そして、
ステップS77に進む。
3から電文信号を受信したか否かが判断され、NOのと
きはステップS78に進む一方、YESのときはステッ
プS80に進む。ステップS78では、タイマー回路1
6のタイマー値TがT≧10秒であるか否かが判断さ
れ、YESであるときステップS79において所定のエ
ラー処理を実行する一方、NOであるときステップS7
7に戻る。ステップS80では、受信した電文信号を検
針データ収集センター装置101に送信する中継処理を
実行し、次いで、ステップS81においてタイマー回路
16の計時をストップさせた後、図4のステップS24
の信号待機処理に戻る。
検針データ収集センター装置101から集中伝送装置2
aを介してマイコンガスメータ3までの間で実行される
電文信号の通信手順の一例を示すタイミングチャートで
ある。
ター装置101とT−NCU1との間で回線接続が行わ
れた後、検針データ収集センター装置101は起動電文
信号をT−NCU1を介して集中伝送装置2aに送信す
る。ここで、検針データ収集センター装置101におい
ては、検針データ収集センター装置101による電文信
号の送出からの経過時間を計時するタイマーを備え、当
該タイマーの計時値が例えば10秒などの所定の時間を
越えると、タイムアウトとなる。
aは、伝送装置応答電文信号を検針データ収集センター
装置101に対して返送する。次いで、検針データ収集
センター装置101は、例えばメータIDがM1である
メータID指定電文信号を集中伝送装置2aに送信す
る。これに応答して、集中伝送装置2aはマイコンガス
メータ3−1(メータID:M1)に対して起動電文信
号を送信するとともに、例えばマイコンガスメータ3−
1に接続された端子が遅延指定端子であるならば、検針
データ収集センター装置101に対して遅延通知電文信
号を送信することにより、検針データ収集センター装置
101におけるタイムアウトを回避することができる。
当該遅延通知電文信号に応答して、検針データ収集セン
ター装置101は集中伝送装置2aに対して遅延通知応
答電文信号を返信する。このとき、集中伝送装置2aは
遅延通知応答電文信号を無視する。そして、マイコンガ
スメータ3−1からメータの検針値を含むメータ応答電
文信号が集中伝送装置2aを介して検針データ収集セン
ター装置101に対して送信される。さらに、検針デー
タ収集センター装置101は集中伝送装置2aに対して
メータ指示電文信号を送信し、これに応答して集中伝送
装置2aはメータ指示電文信号をマイコンガスメータ3
−1に対して送信するとともに、検針データ収集センタ
ー装置101に対して遅延通知電文信号を送信する。当
該遅延通知電文信号に応答して、検針データ収集センタ
ー装置101は集中伝送装置2aに対して遅延通知応答
電文信号を返信する。このとき、集中伝送装置2aは遅
延通知応答電文信号を無視する。次いで、マイコンガス
メータ3−1はメータ指示応答信号を集中伝送装置2a
を介して検針データ収集センター装置101に送信す
る。
1は、例えばメータIDがM2であるメータID指定電
文信号を集中伝送装置2aに送信する。これに応答し
て、集中伝送装置2aはマイコンガスメータ3−1に対
して終了電文信号を送信し、マイコンガスメータ3−2
(メータID:M2)に対して起動電文信号を送信する
とともに、例えばマイコンガスメータ3−2に接続され
た端子が遅延指定端子であるならば、検針データ収集セ
ンター装置101に対して遅延通知電文信号を送信する
ことにより、検針データ収集センター装置101におけ
るタイムアウトを回避することができる。当該遅延通知
電文信号に応答して、検針データ収集センター装置10
1は集中伝送装置2aに対して遅延通知応答電文信号を
返信する。このとき、集中伝送装置2aは遅延通知応答
電文信号を無視する。そして、マイコンガスメータ3−
2からメータの検針値を含むメータ応答電文信号が集中
伝送装置2aを介して検針データ収集センター装置10
1に対して送信される。さらに、検針データ収集センタ
ー装置101は集中伝送装置2aに対してメータ指示電
文信号を送信し、これに応答して集中伝送装置2aはメ
ータ指示電文信号をマイコンガスメータ3−2に対して
送信するとともに、検針データ収集センター装置101
に対して遅延通知電文信号を送信する。当該遅延通知電
文信号に応答して、検針データ収集センター装置101
は集中伝送装置2aに対して遅延通知応答電文信号を返
信する。このとき、集中伝送装置2aは遅延通知応答電
文信号を無視する。次いで、マイコンガスメータ3−2
はメータ指示応答信号を集中伝送装置2aを介して検針
データ収集センター装置101に送信する。
1は、集中伝送装置2aに対して終了電文信号を送信す
るとともに、T−NCU1との間を回線開放する。これ
に応答して、集中伝送装置2aはマイコンガスメータ3
−2に対して終了電文信号を送信する。
システムについて説明しているが、本発明はこれに限ら
ず、本発明は、電気、水道などの他の消費財の自動検針
システムに広く適用することができる。
テムについて説明しているが、本発明はこれに限らず、
各端末装置から所定の通信回線を介して所定のデータを
収集してセンター装置に伝送するデータ収集システムに
広く適用することができる。
2の複数の端子T1乃至TNには端子番号を付している
が、本発明はこれに限らず、記号や文字などの他の端子
情報を付してもよい。
収集システムのための集中伝送装置によれば、センター
装置から所定の通信回線及び集中伝送装置を介して複数
の端末装置に接続されてなるデータ収集システムのため
の集中伝送装置において、センター装置からの電文信号
に応答して、センター装置による電文信号の送出からの
経過時間を計時するタイマーをリセットすることを指示
する遅延通知電文信号をセンター装置に送信する制御手
段を備える。従って、センター装置に対して上記遅延通
知電文信号を送信するので、集中伝送装置又は端末装置
における処理時間が比較的長くなる場合に、端末装置や
集中伝送装置から応答する電文信号が到達せずに所定の
時間が経過して、センター装置のタイマー回路でタイム
アウトとなり、回線切断をしてしまうことを確実に回避
できる。
テムの構成を示すブロック図である。
ク図である。
ーブル作成処理を示すフローチャートである。
信制御処理の第1の部分を示すフローチャートである。
信制御処理の第2の部分を示すフローチャートである。
信制御処理の第3の部分を示すフローチャートである。
信制御処理の第4の部分を示すフローチャートである。
信制御処理の第5の部分を示すフローチャートである。
収集センター装置101から集中伝送装置2aを介して
マイコンガスメータ3までの間で実行される電文信号の
通信手順の一例を示すタイミングチャートである。
ロック図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 センター装置から所定の通信回線及び集
中伝送装置を介して複数の端末装置に接続されてなるデ
ータ収集システムのための集中伝送装置において、 センター装置からの電文信号に応答して、センター装置
による電文信号の送出からの経過時間を計時するタイマ
ーをリセットすることを指示する遅延通知電文信号をセ
ンター装置に送信する制御手段を備えたことを特徴とす
るデータ収集システムのための集中伝送装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のデータ収集システムのた
めの集中伝送装置において、 上記制御手段は、センター装置からの予め決められた特
定の電文信号に応答して上記遅延通知電文信号をセンタ
ー装置に送信することを特徴とするデータ収集システム
のための集中伝送装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のデータ収集システ
ムのための集中伝送装置において、 上記制御手段は、センター装置からの予め決められた端
末装置に対する電文信号に応答して上記遅延通知電文信
号をセンター装置に送信することを特徴とするデータ収
集システムのための集中伝送装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のデータ収集システムのた
めの集中伝送装置において、 上記予め決められた端末装置の情報を含む情報テーブル
を記憶する記憶手段をさらに備え、 上記制御手段は、各端末装置に対して所定の電文信号を
送信した後、各端末装置からの電文信号を受信するまで
の時間を計時し、計時された時間が所定のしきい値を超
える端末装置を上記予め決められた端末装置として上記
情報テーブルに記憶することを特徴とするデータ収集シ
ステムのための集中伝送装置。 - 【請求項5】 センター装置から所定の通信回線及び集
中伝送装置を介して複数の端末装置に接続されてなるデ
ータ収集システムにおいて、 上記集中伝送装置は請求項1乃至4のうちの1つに記載
の集中伝送装置であることを特徴とするデータ収集シス
テム。 - 【請求項6】 請求項5記載のデータ収集システムにお
いて、 上記端末装置は検針メータであり、上記データ収集シス
テムは上記検針メータの検針データを収集する自動検針
システムであることを特徴とする自動検針システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP20610899A JP4037566B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | データ収集システムのための集中伝送装置、データ収集システム及び自動検針システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20610899A JP4037566B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | データ収集システムのための集中伝送装置、データ収集システム及び自動検針システム |
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JP4037566B2 JP4037566B2 (ja) | 2008-01-23 |
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ID=16517945
Family Applications (1)
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JP20610899A Expired - Lifetime JP4037566B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | データ収集システムのための集中伝送装置、データ収集システム及び自動検針システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4037566B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007232682A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Ricoh Elemex Corp | 集中検針装置及び集中検針システム |
JP2009055298A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Sharp Corp | 特定小電力無線テレメータシステム |
WO2013080983A1 (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-06 | 京セラ株式会社 | 電力制御装置、電力制御システム及び電力制御方法 |
JP2019164502A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社東芝 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP20610899A patent/JP4037566B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
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