JP2001034662A - 金銭債権に係る情報の送/受信方法及びシステム - Google Patents

金銭債権に係る情報の送/受信方法及びシステム

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JP2001034662A
JP2001034662A JP20286399A JP20286399A JP2001034662A JP 2001034662 A JP2001034662 A JP 2001034662A JP 20286399 A JP20286399 A JP 20286399A JP 20286399 A JP20286399 A JP 20286399A JP 2001034662 A JP2001034662 A JP 2001034662A
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company
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JP20286399A
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Hiroyuki Sakube
宏行 作部
Yuzo Tashiro
裕三 田代
Akihiro Ishizuka
昭浩 石塚
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Original Assignee
NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子情報化した請求明細情報を金銭債務者が
電子的な通信媒体を通じて取得するに際し、金銭債権者
の効率化とコスト削減及び金銭債務者の効率的家計管理
を図る。 【解決手段】 個人消費者1が事業会社7に明細提示会
社11〜23から郵送される請求明細書等を、電子情報
として一括して会社7よりオンラインで取得する申込を
行う。ネットワーク5による情報処理端末3,9の接続
が可能になる。会社7から会社11〜23への代行業務
の申込は、情報処理システム9からネットワーク5を通
じて各情報処理端末13〜25への通知によりなされ
る。消費者1の会社7に対する費用負担はなく、会社1
1〜23が負担する。請求明細書等を電子情報として受
取る会社11〜23を選択できる。情報処理システム9
には、申込をした消費者1毎にメールボックスが設定さ
れる。メールボックスには、情報処理システム9が情報
処理端末13〜25からオンラインで取得した各消費者
1の請求明細等の電子情報が所定のフォーマットに変換
された後、蓄積される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金銭債権に係る情
報の送/受信方法及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、消費者(個人及び法人の双方)と
の間で商取引を行う企業においては、商取引により生じ
た売掛代金を回収するため、請求書や請求金額の明細書
等を作成した上、それらを金銭債務者である消費者に郵
送することにより、各消費者に対し売掛代金の支払を督
促する手法を採用しているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した手
法においては、図1の処理流れに示すように、金銭債権
者である企業(明細提示企業)側で、まず課金処理を行
い(ステップS1)、次いで料金計算を行った上で(ス
テップS2)、請求金額を確定する(ステップS3)。
次に、請求書及び請求金額の明細書作成・郵送業務とし
て、まず請求書及び明細書を印刷し(ステップS4)、
次いでそれらと、例えば新商品の広告用パンフレットと
を同封し(ステップS5、S6)、その封書を金銭債務
者(即ち、上記消費者)宛てに郵送する(ステップS
7)。
【0004】一方、消費者の側では、郵送された上記封
書を受け取ると(ステップS8)、それを開封して上記
請求書及び請求金額の明細書内容を確認すると共に、支
払期限が迫っているか否かをチェックする(ステップS
9)。このチェックの結果、迫っていると認識したとき
には、例えば銀行等の金融機関の支店や、或いはコンビ
ニエンスストア(コンビニ)等に赴いて請求金額の振込
を行う(ステップS10)。そして、その振込受領書を
消費者自身の判断で、保管或いは破棄する(ステップS
11)。ステップS9において、支払期限に余裕がある
と認識したときには、支払期限が来るまで上記書類を保
管することになる(ステップS11)。
【0005】しかし、上記書類作成・郵送業務に要する
コストは、切手代も含めて1通当り100〜200円程
度掛かり、そのコストは上記企業側の負担になっている
のが実情である。このような中にあって、最近ではイン
ターネットや、パーソナルコンピュータ(PC)や、家
計簿ソフトなどの急速な普及に伴い、上述した請求書や
請求金額の明細書等をディジタル情報(電子情報)とし
て取得したいというニーズが高まりつつある。このよう
なニーズの高まりに応じて、上述した電子的な通信媒体
により、1つの企業が1人の消費者に対し上記各書類の
ディジタル情報を、直接提示する方法が検討されてい
る。
【0006】しかし、上記方法では、消費者が上記ディ
ジタル情報の全部を取得する場合には、消費者側の端末
がインターネット等の通信ネットワーク上に設定される
個々の企業のサイトに夫々アクセスする必要があるの
で、消費者側が面倒な作業を強いられるという問題があ
る。また、企業側にとっては、上記ディジタル情報を上
述した電子的な通信媒体を通じて消費者に提示するのに
必要なシステム構築を、個々に行わなければならないた
め、コストが嵩むという問題もあった。
【0007】従って本発明の目的は、金銭債権者の金銭
債務者に対する電子情報化した請求明細情報を金銭債務
者が電子的な通信媒体を通じて取得するに際し、金銭債
権者の効率化とコスト削減及び金銭債務者の効率的家計
管理を図ることにある。
【0008】また、本発明の別の目的は、金銭債権者側
においても、システム構築に過大なコストが掛からない
ようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う金銭債権に係る情報の送/受信システムは、互いにネ
ットワークを通じて接続される、金銭債務者が所持する
第1の情報処理端末、及び金銭債権者が所持する第2の
情報処理端末を備え、第2の情報処理端末は、金銭債権
者からの金銭債務者に対する金銭債権に係る請求明細情
報を電子情報化すると共に、それを第1の情報処理端末
へ送信し、第1の情報処理端末は、電子情報に対応す
る、金銭債務者からの金銭債権者に対する支払指示情報
を電子情報化すると共に、それを第2の情報処理端末へ
送信する。
【0010】本発明の第1の側面に係る好適な実施形態
では、金銭債務者は、個人又は法人であって複数存在
し、第1の情報処理端末も各金銭債務者別に設置され
る。金銭債権者は、金融機関、信販会社、電話会社、公
益事業会社、地方公営企業、及び課税権限を有する官公
署を含む。
【0011】本発明の第2の側面に従う金銭債権に係る
情報の送/受信システムは、金銭債務者が所持する第1
の情報処理端末と、金銭債権者が所持する第2の情報処
理端末と、金銭債権に係る請求明細情報の金銭債務者へ
の提供を、金銭債権者に代行する企業が所持する第3の
情報処理端末とを備え、第3の情報処理端末は、第2の
情報処理端末で電子情報化され、ネットワーク又は記録
媒体を介して与えられる請求明細情報を、第1の情報処
理端末がネットワークを通じてアクセス可能なように金
銭債務者毎の専用のメールボックスに格納する。
【0012】本発明の第2の側面に係る好適な実施形態
では、第3の情報処理端末は、請求明細情報を所定のフ
ォーマットに変換した後、金銭債務者が請求明細情報中
から指定したものを読出可能なようにするためにメール
ボックスに格納する。上述した企業から金銭債権者への
情報提供の代行業務の申込は、金銭債務者から金銭債権
者又はそれを代行する企業への書面又はネットワークを
通じた通知によりなされる。金銭債務者は、予め電子情
報提供企業に対し、請求明細情報の提供申込(メールボ
ックスサービス契約の申込)を行った個人又は法人であ
って複数存在し、第1の情報処理端末も各金銭債務者別
に設置される。
【0013】金銭債権者は、信販会社、電話会社、公益
事業会社、地方公営企業、及び課税権限を有する官公署
を含み、第2の情報処理端末は、各々の金銭債権者別に
設置される。また、金銭債権者は、信販会社、電話会
社、公益事業会社、地方公営企業、及び課税権限を有す
る官公署等に代って金銭債務者から金銭の支払を受ける
金融機関であってもよい。第3の情報処理端末は、第2
の情報処理端末からの、金銭債務者が金融機関に開設し
た預金口座における各金銭債権者への月次明細書報告形
式に変更した支払明細情報であって電子情報化した支払
明細情報を、対応する第1の情報処理端末へ送信する。
【0014】第3の情報処理端末は、請求明細情報を、
各金銭債務者別に統合して夫々のメールボックスに格納
する。請求明細情報は、金銭債務者の属性情報を含む。
統合した請求明細情報は、各金銭債務者からの要求に基
づき、第3の情報処理端末からネットワークを通じて対
応する第1の情報処理端末へ送信される。第1の情報処
理端末は、電子メールの送受信装置、WebTV、パー
ソナルコンピュータ、PDA、携帯電話機、Fax、デ
ィジタルTV等の情報機器、及び紙媒体の請求明細書を
合封したワンパックデリバリを含む。
【0015】上述した実施形態の変形例では、広告主企
業が所持し、ネットワークを通じて第3の情報処理端末
に接続される第4の情報処理端末を更に備え、第3の情
報処理端末において広告主企業からの広告掲載条件情報
に適合する金銭債務者を、各金銭債務者別に設定された
メールボックス中の請求明細情報を解析することにより
選択し、選択した金銭債務者へ広告主企業から預かった
広告情報を提供する。広告情報の提供は、例えば広告主
企業から預かった電子情報化した広告情報を第3の情報
処理端末から、選択された金銭債務者の所持する第1の
情報処理端末へネットワークを通じて送信することによ
り行われる。
【0016】上述した実施形態の別の変形例では、コン
サルティングサービスの提供企業が所持し、ネットワー
クを通じて第1、第3の情報処理端末に夫々接続される
第5の情報処理端末を更に備え、第3の情報処理端末
は、第1の情報処理端末を通じて金銭債務者から与えら
れる指令に基づき、その金銭債務者の請求明細情報の履
歴をその金銭債務者のメールボックスから読出して第5
の情報処理端末へ送信し、第5の情報処理端末は、上記
の履歴及び金銭債務者の属性情報を解析し、その解析結
果情報を第1の情報処理端末を含む通信媒体を介して金
銭債務者に提供する。
【0017】上述した実施形態の更に別の変形例では、
第3の情報処理端末が、ネットワークを通じて第1の情
報処理端末より送信される請求明細情報に基づく金銭債
務者からの支払依頼に応じ、収納代行金融機関が所持す
る第2の情報処理端末との間でネットワークを通じて請
求支払処理を実行する。
【0018】本発明の第3の側面に従う金銭債権に係る
情報の送/受信方法は、互いにネットワークを通じて接
続される、金銭債務者が所持する第1の情報処理端末、
及び金銭債権者が所持する第2の情報処理端末を備え、
第2の情報処理端末が、金銭債権者からの金銭債務者に
対する金銭債権に係る請求明細情報を電子情報化すると
共に、それを第1の情報処理端末へ送信する第1の過程
と、第1の情報処理端末が、電子情報に対応する、金銭
債務者からの金銭債権者に対する支払明細情報を電子情
報化すると共に、それを第2の情報処理端末へ送信する
第2の過程とを有する。
【0019】本発明の第4の側面に従う金銭債権に係る
情報の送/受信方法は、金銭債務者が所持する第1の情
報処理端末と、金銭債権者が所持する第2の情報処理端
末と、金銭債権に係る請求明細情報の金銭債務者への提
供を、金銭債権者に代行する企業が所持する第3の情報
処理端末とを備え、第2の情報処理端末が、金銭債権者
の金銭債務者に対する金銭債権に係る請求明細情報を電
子情報化する第1の過程と、その電子情報を、ネットワ
ーク又は記録媒体を介して第3の情報処理端末へ提供す
る第2の過程と、第3の情報処理端末が、電子情報を第
1の情報処理端末がネットワークを通じてアクセス可能
なよう金銭債務者専用のメールボックスに格納する第3
の過程とを有する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0021】図2は、本発明の一実施形態の金銭債権に
係る情報の送/受信システムの概要を示す説明図であ
る。
【0022】上記システムは、図2に示すように、個人
消費者(金銭債務者)1が所持する情報処理端末3と、
ネットワーク(インターネット)5と、明細提示会社
(金銭債権者)(11、15、19.23)が所持する
情報処理端末13、17、21、25とを備える。上記
システムは、更に、請求明細提示の代行サービスを行う
企業(事業会社)7が所持する情報処理システム9をも
備える。実際には個人消費者は多数存在し、それに伴っ
て情報処理端末3も多数設置されているが、図示と説明
の都合上、個人消費者については符号1で示すもののみ
を、またその情報処理端末については符号3で示すもの
のみを記載する。上述した明細提示会社には、個人消費
者1に対し各種金融サービスを提供する金融機関11
や、主として電話による通話サービスを提供する電話会
社15や、信販会社(カード会社)19がある。また、
都市ガスを供給するガス会社、電力を供給する電力会
社、上水道事業を営む地方公営企業体等の公益事業会社
23も、上記明細提示会社に含まれる。
【0023】上記システムにおいて、個人消費者1が事
業会社7に対し、各明細提示会社11〜23から個別に
郵送される利用明細書や請求明細書を、電子情報の態様
で一括して事業会社7よりオンラインで取得するための
申込を行うことでネットワーク5を通じた情報処理端末
3,9の接続が可能になる。上記申込は、メールボック
スサービス契約の申込と称される。この契約締結に際し
て必要な事業会社7から各明細提示会社11〜23への
代行業務の申込は、情報処理システム9から紙又はネッ
トワーク5を通じて各明細提示会社11〜23への通知
によりなされる。個人消費者1は事業会社7に対し如何
なる費用も負担せず、上記契約に伴なう費用は、各明細
提示企業が負担するのが原則である。
【0024】上記契約において、個人消費者1は、利用
明細書や請求明細書を電子情報として受取る明細提示企
業を選択することが可能である。情報処理システム9に
は、事業会社7との間でメールボックスサービス契約を
締結した個人消費者1毎にメールボックスが設定され
る。各メールボックスには、情報処理システム9が各情
報処理端末13〜25からオンラインで取得した各個人
消費者1の利用明細や請求明細の電子情報、又は各明細
提示会社11〜23からフロッピディスク等の記録媒体
により取得した各個人消費者1の利用明細や請求明細の
電子情報が所定のフォーマットに変換された後、蓄積さ
れる。
【0025】情報処理端末3は、情報処理端末3に搭載
されるWebブラウザ経由で情報処理システム9に接続
され、個人消費者1の個人識別情報(ID、パスワード
等)の情報処理端末3を通じた情報処理システム9への
入力により、情報処理端末3による個人消費者1用のメ
ールボックスへのアクセスが可能になる。情報処理端末
3において、上述したWebブラウザ上には、上記個人
消費者1が事業会社7と契約した明細提示会社の利用明
細情報が一覧表示され、また、各明細提示会社毎の個別
詳細な明細情報が閲覧可能である。
【0026】なお、収納代行金融機関11については、
個人消費者1が前記金融機関11に開設した預金口座に
おける各明細提示企業15〜23への月次明細書報告形
式に変更した支払明細情報であって電子情報化した支払
明細情報を、情報処理システム9が情報処理端末3へ送
信する。ここで、収納代行金融機関11とは、電話会社
15、信販会社19、及び公益事業会社23や、地方公
営企業、並びに課税権限を有する官公署等に代って個人
消費者1から金銭の支払を受ける金融機関のことであ
る。
【0027】図3は、図2に記載した情報処理システム
9を構成する各部と、事業会社7が備える金融決済ネッ
トワーク45とを示すブロック図である。
【0028】上記システム9は、図3に示すように、イ
ンテグレーション・サーバ(Iサーバ)27と、コンソ
リデーション・エンジン(Cエンジン)29と、データ
ベース(DB)31と、プレゼンテーション・エンジン
(Pエンジン)33と、ネットワーク・サーバ(Nサー
バ)35とを備える。上記システム9は、上記各部に加
えて更に、プレゼンテーション・サーバ(Pサーバ)3
7と、ファイアウォール(Fウォール)39と、サーバ
・マネージャ(サーバM)41と、上記各サーバを接続
するイーサネット(Eネット)43をも備える。
【0029】金融決済ネットワーク45とは、金融機関
(この場合は主として銀行)が、専用の通信ネットワー
ク47を通じて上記システム9に接続されると共に、一
般のネットワークを通じて金融機関(この場合は主とし
て銀行)の情報処理端末(ホスト装置)(図示しない)
にも接続される。個人消費者1が情報処理端末3を通じ
て閲覧した請求金額明細情報を元に、オンラインで請求
支払処理を行うに当っては、金融決済ネットワーク45
経由で処理が可能なように上記情報処理センタにおいて
上記請求金額明細情報等の引継処理を行う。
【0030】Iサーバ27は、サーバM41の管理下で
駆動し、ネットワークを通じて金融機関11、電話会社
15、カード会社19及び公益事業会社23が保有する
情報処理端末13、17、21、25と夫々交信する。
そして、各情報処理端末13、17、21、25から夫
々送信される請求書・請求金額明細書の電子情報を受付
けて、それらの内容をチェックした後、上記電子情報を
Eネット43を通じてCエンジン29に与える。
【0031】Cエンジン29は、サーバM41の管理下
で駆動し、Eネット43を通じてIサーバ27から与え
られる上記電子情報を受付けて、DB31内の予め各個
人消費者1別に割当てられる各メールボックスへ、対応
する個人消費者の上記電子情報を仕分ける作業(所謂名
寄せ処理)を行う。
【0032】DB31には、上述したように、上記管理
システム内の多数の個人消費者1に対し個別に割当てら
れる多数のメールボックスを保有する。各々のメールボ
ックスに、各個人消費者1別に仕分けられた上記各会社
11、15、19、23からの上記電子情報が書込まれ
ることで、DB31において、各個人消費者1別の総合
ステートメントデータが作成・蓄積される。
【0033】Pエンジン33は、サーバM41の管理下
で駆動し、DB31内の特定の個人消費者1に割当てら
れたメールボックスから上記電子情報を読出し、上記個
人消費者1の情報処理端末3へ表示することが可能なよ
うに一連の処理を施した後、その電子情報をEネット4
3を通じてサーバM41へ与える。
【0034】Nサーバ35は、サーバM41の管理下で
駆動し、上記システム9を専用の通信ネットワーク47
を通じて外部リソースである金融決済ネットワーク45
に接続する。これにより、金融決済ネットワーク45を
通じて金融機関11の情報処理端末13に対し、例えば
上記電子情報に基づく各種サービスの対価としての代金
支払の依頼がなされると、この依頼に基づく送金依頼
が、金融機関11の情報処理端末13から金融決済ネッ
トワーク45を通じて上記システム9に送信される。こ
れらの処理結果を示す電子情報は、Eネット43を通じ
て一旦サーバM41に送られる。
【0035】Fウォール39は、インターネット5と事
業会社7の企業内LANとの間に設置されるネットワー
クであり、インターネット5を通じた外部からの上記企
業内LANへのアクセスを制限するよう機能する。
【0036】Pサーバ37は、サーバM41の管理下で
駆動し、サーバM41及びEネット43を通じて与えら
れるPエンジン33からの電子情報を受付ける。そし
て、これを個人消費者1への表示サービスとして、Fウ
ォール39及びインターネット5を通じ情報処理端末3
へ送信する。Pサーバ37は、また、サーバM41から
金融機関11側での上記処理結果を示す電子情報が与え
られたときも、その電子情報を上記通信経路を通じて情
報処理端末3へ送信する。
【0037】サーバM41は、各サーバ(27、29、
33、35、37)をその管理下に置くと共に、Eネッ
ト43を通じてPエンジン33から与えられる電子情
報、及びEネット43を通じてNサーバ35から与えら
れる電子情報を、情報処理端末3へ提供する表示サービ
スとして適した態様に編集する。そして、編集後の上記
電子情報を、Eネット43を通じてPサーバ37に与え
る。
【0038】なお、既に説明したように、各請求金額明
細情報は、情報処理システム9が各明細提示企業11〜
23から提供されるそれらを担持した磁気テープから取
得することも可能である。
【0039】図4は、図3に記載した情報処理システム
9において、DB31内に生成される総合ステートメン
トデータに係る説明図である。
【0040】総合ステートメントデータは、図3におい
て説明した態様で生成されるもので、図4に示すよう
に、例えば個人消費者1の勤務先企業(給与明細発行元
企業)49から上記個人消費者1に支払われる給与明細
書の電子情報を含む。総合ステートメントデータは、上
記に加えて更に、カード会社19、電話会社15、電力
会社及びガス会社等の公益事業会社23、有料TV放送
会社51、及び証券会社等の金融機関11から夫々個人
消費者1宛てに発行される請求書・請求金額明細書の電
子情報をも含む。
【0041】上記総合ステートメントデータは、上記情
報処理システム9から例えば電子メール53や、Web
(WebTV)55や、PC(各個人消費者1の保有す
る情報処理端末)3等の各種メディアを利用して各個人
消費者1に提供される。なお、上記総合ステートメント
データを個人消費者1に提供するために利用されるメデ
ィアとしては、上記以外にも専用端末(ディスプレイホ
ン)59や、PDA(パーソナル・ディジタル・アシス
タンツ)61や、電話機・携帯電話機63や、FAX6
5や、ディジタルTV・CATV67、紙媒体の請求明
細書を合封したワンパックデリバリ等が挙げられる。
【0042】図5は、図4で説明した総合ステートメン
トデータの生成過程及びその個人消費者等への提供の過
程を示す説明図である。
【0043】図5に示すように、情報処理システム9で
は、まず、各明細提示会社11〜23から提供される種
々の媒体に担持された請求金額明細情報を受付け、各社
の個別明細フォーマットを所定のフォーマットに変換処
理する(ステップS21)。そして、総合ステートメン
トDB31に格納することにより共通管理を行う(ステ
ップS22)。次に、個人消費者1からの要求に基づ
き、その個人の総合ステートメントデータの中から指定
された明細情報を抽出し、集計処理を行った後(ステッ
プS23)、情報処理端末3へ送信する。これにより、
上記明細情報が情報処理端末3の表示部に一括表示され
ることになる(ステップS24)。
【0044】図6は、Webブラウザ上で個人消費者1
の請求・明細情報のサマリを表示したときの画面イメー
ジを示す説明図である。
【0045】図6に示す画面イメージは、上述したよう
に個人消費者1がID及びパスワードにより個人認証処
理を行った上でWebブラウザ上に表示される。画面の
主要部分は、各明細提示会社から送信された明細情報の
サマリとして会社名情報及び請求金額情報が表示され
る。上記サマリは、個人消費者1が上述した企業49、
カード会社19、電話会社15、公益事業会社23、有
料TV放送会社51、銀行等の金融機関11との間で行
った各種の商取引に係る明細の電子情報である。なお、
上記画面イメージには、上述した主要な情報の付随的な
情報として、個人消費者1に対する種々のメッセージ情
報も掲載される。更に、個人消費者1が各明細提示会社
毎の詳細な請求・明細情報を参照したいときは、各会社
名をクリックする。それにより、詳細レベルの情報(利
用内容や利用内訳等)(図示しない)がWebブラウザ
上に表示される。
【0046】図7は、本発明の一実施形態の金銭債権に
係る情報の送/受信システムにおける各部の処理動作を
示す流れ図である。
【0047】図7に示した処理流れでは、各会社(明細
提示会社)側において、まず課金処理を行い(ステップ
S71)、次いで料金計算を行った上で(ステップS7
2)、請求金額を確定する(ステップS73)。次に、
多数の個人消費者1の中から、オンライン明細利用客、
即ち、上記送/受信システムを構成する情報処理端末3
を保有する個人消費者1を抽出する(ステップS7
4)。そして、抽出した各個人消費者1に係る取引金額
の明細(つまり、上記請求書・請求金額の明細書)の電
子情報を、上述した事業会社7の情報処理システム9に
転送すると(ステップS75)、それが情報処理システ
ム9側で受付けられる。上記システム9では、上記電子
情報を各個人消費者1毎に仕分けてDB31内の各個人
消費者1別に割当てられたメールボックスへ夫々書込む
作業(所謂明細情報の編集処理)を行う。これによりD
B31内において、前述した総合ステートメントデータ
が生成・蓄積される(ステップS76)。
【0048】一方、個人消費者1側では、予め事業会社
7との間で設定した個人消費者1の識別情報(ID)で
ある自身の登録番号及び暗証番号と、選択した取得を希
望する会社の明細及びその明細の対象期間とを情報処理
端末3に入力し(ステップS77、S78)、上記シス
テム9へ上記情報の取得を依頼する(ステップS7
9)。この依頼を受付けると、上記システム9では、上
記登録番号、暗証番号、会社名、明細の取得期間等の情
報を一時的に保存する。次に、上記登録番号及び暗証番
号と、個人登録情報DB32に予め各個人消費者1の属
性情報として個別に格納されている登録番号情報及び暗
証番号情報とを比較対照する。そして、登録番号同士及
び暗証番号同士が一致したことにより、上記個人消費者
1が上記送/受信システムの正当な利用者であることを
確認すると、上記登録番号情報と、上記取得期間情報
と、上記会社名に対応する企業別契約番号情報とを用い
る個人明細情報の取得処理に移行する。ここで、上記企
業別契約番号情報とは、予め、上記DB32中に各会社
別に設定されている情報である(ステップS80)。
【0049】次に、上記取得期間情報と、上記会社名に
対応する企業別契約番号情報とを用いてDB31から上
記個人消費者1に係る個人明細情報取得のための処理を
実行する(ステップS81)。そして、取得した上記個
人明細情報を、情報処理端末3へ提供する表示サービス
に適した態様に編集し、情報処理端末3からの表示サー
ビスの要求に応じて編集結果を一括して情報処理端末3
へ送信する(ステップS82)。次に、上記会社側の情
報処理端末との間で通信を行いながら、上記個人明細情
報の内容確認を行うと共に(ステップS83、S8
4)、上記個人消費者1と上記事業会社7との間に請求
金額の支払代行契約が締結されている場合には、上記シ
ステム9は振込サービスのための処理動作を実行する
(ステップS85)。即ち、上述した金融決済ネットワ
ーク45又は信用・金融情報システムを利用して支払代
金の自動振込や、電子マネー決済等を実行する(ステッ
プS86)。
【0050】なお、上記支払代行契約が締結されていな
い場合には、ステップS83での内容確認を上記個人消
費者1側で行って、代金の支払を行うべきか否かを個人
消費者1が判断する。その判断の結果として、代金の支
払を行う場合には、情報処理端末3が上述した金融決済
ネットワーク45を通じて代金の振込を行うことにな
る。
【0051】図8は、図2に記載したシステムを適用し
て個人消費者に広告サービスを提供するに際しての処理
手順を示す説明図である。
【0052】上記システムにより、個人消費者1に広告
主企業91からの広告(バナー広告)サービスを提供す
るに当っては、広告主企業91からの絞込み条件に基づ
く、情報処理システム9によるバナー素材(バナー広告
の材料)の広告対象者の絞込みが必要である。
【0053】即ち、情報処理システム9は、まず、広告
主企業91からオンライン、又は、オンライン以外の手
段により与えられるバナー素材(例えば、住宅ローン)
をDB31に格納する。次に、上記広告主企業91から
オンライン、又は、オンライン以外の手段により上記バ
ナー広告の対象者に係る絞込み条件(例えば、30代既
婚、借家、預金合計1000万円以上)の提示がある
と、それを上述したDB(総合ステートメントデータを
蓄積するDB)31内の適合する個人消費者1のメール
ボックスに格納する。
【0054】次に、情報処理システム9では、上記DB
31に格納された絞込み条件と、DB34に格納された
バナー素材とに基づき、前記メールボックス中の請求明
細情報を解析することで多数の個人消費者1の中からバ
ナー広告の対象者を内部抽出する。そして、抽出した個
人消費者1の情報処理端末3に対し、ネットワーク(イ
ンターネット)5を通じてバナー広告情報(例えば、住
宅ローンに係る情報)を提示し、それが情報処理端末3
に表示される。仮に、このバナー広告の内容が個人消費
者1にとり魅力的なものであれば、情報処理端末3がネ
ットワーク(インターネット)5を通じて広告主企業9
1のサイト87へジャンプし、広告主企業91の情報処
理端末89との間で情報の授受を行うことになる。
【0055】この例では、総合ステートメントデータと
して蓄積されている個人消費者1に関する情報を切り売
りして広告主企業91に流出させてしまうのではなく、
広告主企業91から依頼された絞込み条件(広告掲載条
件)を元に、情報処理システム9内でバナー広告の対象
者である個人消費者1を抽出し、それらの対象者のみに
依頼されたバナー広告情報を(Eメールの態様で)送信
する。そのため、事業会社7が収集した個人消費者1に
関する情報を、むやみに社外に流出させることがなく、
個々人の行動形態に適合したバナー広告情報を個人宛に
提示することができるので、各個人消費者1はそのバナ
ー広告情報を利用して生活の質的向上を図ることができ
る。一方、広告主企業91にとっても、潜在的な市場で
ある上記各個人消費者1群をターゲット層として、それ
らに対し直接、確実に広告を打つことが可能になるの
で、広告価値の向上をもたらすことができる。
【0056】なお、上記広告情報を各個人消費者1に提
供する方法としては、オンラインによる方法以外に、ダ
イレクトメールによる方法を採用することもできる。
【0057】図9は、図2に記載したシステムを適用し
て個人消費者にコンサルティング仲介サービスを提供す
るに際しての処理手順を示す説明図である。
【0058】上記システムにより、個人消費者1がコン
サルティングサービスの提供企業92から各種のコンサ
ルティングサービスを受けるには、まず情報処理端末3
によりオンラインで情報処理システム9に、自身の請求
明細情報履歴を上記会社92の情報処理端末93に転送
するよう指令を発する。情報処理システム9では、その
指令に基づき上記個人消費者1の請求明細情報履歴を、
その個人消費者1に割当てられたメールボックスから読
出して前記情報処理端末93へ送信する。情報処理端末
93では、その請求明細情報履歴を解析し、その解析結
果に基づいたアドバイス情報を情報処理端末3にオンラ
インで送信することにより、前記個人消費者1に提供す
る。
【0059】例えば、個人消費者A氏が、ファイナンシ
ャルプランニング会社をコンサルティングサービスの提
供企業92として選択し、企業92に対しコンサルティ
ングサービスとして最適な家計プランニングの提示を求
めるものとする。その場合には、情報処理端末3を用い
て情報処理システム9に対し、オンラインにより上記サ
ービスを受けたい旨の申請と、自身の個人情報である請
求明細情報履歴のアップロード(つまり、請求明細情報
履歴の情報処理端末93への転送)の指令とを、情報処
理システム9に送信する。情報処理システム9では、上
記指令に基づき総合ステータスデータとしてDB31に
登録されている属性情報や、利用明細情報履歴や、ログ
データ等の中から個人消費者A氏の請求明細情報履歴を
抽出し、それを一旦DB34に保存した後、オンライン
で情報処理端末93に送信する。情報処理端末93で
は、上記請求明細情報履歴を解析することにより、A氏
のために符号94で示すような最適家計プランニングを
オンラインにより情報処理端末3へ送信することで、A
氏に提示する。なお、最適家計プランニングのA氏への
提示は、上記オンラインに加えて、FAXや電話等の通
信手段によっても行うことが可能である。上記企業92
は個人情報を受信した対価として事業会社7に所定の情
報受信料を支払うことになるが、個人消費者A氏は事業
会社7に対して特に費用負担をする必要はない。
【0060】本実施例によれば、個人消費者A氏は、金
融機関へ赴かなくてもローン申請に係る与信審査を受け
ることができるのみならず、審査結果を受け取ることも
できる。
【0061】なお、上述した内容は、あくまで本発明の
一実施形態に関するものであって、本発明が上記内容の
みに限定されることを意味するものでないのは勿論であ
る。
【0062】例えば、個人消費者1の情報処理端末3と
各情報処理端末13〜25とをネットワークを通じて接
続し、各情報処理端末13〜25が電子情報化した請求
明細情報を情報処理端末3へ送信し、情報処理端末3が
その情報に対応する電子情報化した支払明細情報を各情
報処理端末13〜25へ送信することも可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
金銭債権者の金銭債務者に対する電子情報化した請求明
細情報を金銭債務者が電子的な通信媒体を通じて取得す
るに際し、金銭債権者の効率化とコスト削減及び金銭債
務者の効率的家計管理を図ることができる。
【0064】また、本発明によれば、金銭債権者側にお
いても、システム構築に過大なコストが掛からないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来、商取引に伴う売掛代金回収に際し明細提
示会社側で行っていた処理と、個人消費者側で行ってい
た処理とを夫々示す流れ図。
【図2】本発明の一実施形態の金銭債権に係る情報の送
/受信システムの概要を示す説明図。
【図3】図2に記載の情報処理システムを構成する各部
と、事業会社が備える金融決済ネットワークとを示すブ
ロック図。
【図4】図3に記載の情報処理システムにおいて、デー
タベース内に生成される総合ステートメントデータに係
る説明図。
【図5】図4で説明した総合ステートメントデータの生
成過程及びその個人消費者等への提供の過程を示す説明
図。
【図6】Webブラウザ上で個人消費者の請求・明細情
報のサマリを表示したときの画面イメージを示す説明
図。
【図7】本発明の一実施形態のシステムにおける各部の
処理動作を示す流れ図。
【図8】本発明の一実施形態のシステムを適用して個人
消費者に広告サービスを提供するに際しての処理手順を
示す説明図。
【図9】本発明の一実施形態のシステムを適用して個人
消費者にコンサルティング仲介サービスを提供するに際
しての処理手順を示す説明図。
【符号の説明】
1 個人消費者 3 個人消費者の情報処理端末 5 ネットワーク(インターネット) 7 事業会社(請求明細提示の代行サービスを行う企
業) 9 情報処理システム 13、17、21、25 情報処理端末 11 金融機関 15 電話会社 19 カード会社(信販会社) 23 公益事業会社(電力会社、ガス会社、公共企業体
等が営む上水道事業も含む) 27 インテグレーション・サーバ(Iサーバ) 29 コンソリデーション・エンジン(Cエンジン) 31、34 データベース(DB) 33 プレゼンテーション・エンジン(Pエンジン) 35 ネットワーク・サーバ(Nサーバ) 37 プレゼンテーション・サーバ(Pサーバ) 39 ファイアウォール(Fウォール) 41 サーバ・マネージャ(サーバM) 43 イーサネット(Eネット) 45 金融決済ネットワーク 47 専用の通信ネットワーク 49 企業(給与明細発行元企業) 51 有料TV放送会社 53 電子メール 55 Web(WebTV) 59 専用端末(ディスプレイホン) 61 PDA(パーソナル・ディジタル・アシスタン
ツ) 63 電話機・携帯電話機 65 FAX 67 ディジタルTV・CATV
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石塚 昭浩 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB11 CC36 DD01 EE00 GG02 GG04 GG07 5B089 GA21 GB03 JB22 KC53

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いにネットワークを通じて接続され
    る、金銭債務者が所持する第1の情報処理端末、及び金
    銭債権者が所持する第2の情報処理端末を備え、 前記第2の情報処理端末が、前記金銭債権者からの前記
    金銭債務者に対する金銭債権に係る請求明細情報を電子
    情報化すると共に、それを前記第1の情報処理端末へ送
    信し、 前記第1の情報処理端末が、前記電子情報に対応する、
    前記金銭債務者からの前記金銭債権者に対する支払指示
    情報を電子情報化すると共に、それを前記第2の情報処
    理端末へ送信する金銭債権に係る情報の送/受信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記金銭債務者が、個人又は法人であって複数存在し、
    前記第1の情報処理端末も各金銭債務者別に設置される
    金銭債権に係る情報の送/受信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記金銭債権者が、金融機関、信販会社、電話会社、公
    益事業会社、地方公営企業、及び課税権限を有する官公
    署を含む金銭債権に係る情報の送/受信システム。
  4. 【請求項4】 金銭債務者が所持する第1の情報処理端
    末と、 金銭債権者が所持する第2の情報処理端末と、 金銭債権に係る請求明細情報の前記金銭債務者への提供
    を、前記金銭債権者に代行する企業が所持する第3の情
    報処理端末とを備え、 前記第3の情報処理端末が、前記第2の情報処理端末で
    電子情報化され、ネットワーク又は記録媒体を介して与
    えられる前記請求明細情報を、前記第1の情報処理端末
    がネットワークを通じてアクセス可能なように前記金銭
    債務者毎の専用のメールボックスに格納する金銭債権に
    係る情報の送/受信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記第3の情報処理端末が、前記請求明細情報を所定の
    フォーマットに変換した後、前記金銭債務者が前記請求
    明細情報中から指定したものを読出可能なようにするた
    めに前記メールボックスに格納する金銭債権に係る情報
    の送/受信システム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記企業から前記金銭債権者への前記情報提供の代行業
    務の申込が、前記第3の情報処理端末からネットワーク
    を通じて前記第2の情報処理端末への通知によりなされ
    る金銭債権に係る情報の送/受信システム。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記金銭債務者が、予め前記電子情報提供企業に対し、
    前記請求明細情報の提供申込(メールボックスサービス
    契約の申込)を行った個人又は法人であって複数存在
    し、前記第1の情報処理端末も各金銭債務者別に設置さ
    れる金銭債権に係る情報の送/受信システム。
  8. 【請求項8】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記金銭債権者が、信販会社、電話会社、公益事業会
    社、地方公営企業、及び課税権限を有する官公署を含
    み、前記第2の情報処理端末が、前記各々の金銭債権者
    別に設置される金銭債権に係る情報の送/受信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記金銭債権者が、前記信販会社、電話会社、公益事業
    会社、地方公営企業、及び課税権限を有する官公署等に
    代って前記金銭債務者から金銭の支払を受ける金融機関
    であり、 前記第3の情報処理端末が、前記第2の情報処理端末か
    らの、前記金銭債務者が前記金融機関に開設した預金口
    座における前記各金銭債権者への月次明細書報告形式に
    変更した支払明細情報であって電子情報化した支払明細
    情報を、対応する前記第1の情報処理端末へ送信する金
    銭債権に係る情報の送/受信システム。
  10. 【請求項10】 請求項4乃至請求項9のいずれか1項
    記載のシステムにおいて、 前記第3の情報処理端末が、前記請求明細情報を、各金
    銭債務者別に統合して夫々のメールボックスに格納する
    金銭債権に係る情報の送/受信システム。
  11. 【請求項11】 請求項4乃至請求項10のいずれか1
    項記載のシステムにおいて、 前記請求明細情報が、前記金銭債務者の属性情報を含む
    金銭債権に係る情報の送/受信システム。
  12. 【請求項12】 請求項9又は請求項10記載のシステ
    ムにおいて、 前記統合した請求明細情報が、各金銭債務者からの要求
    に基づき、前記第3の情報処理端末からネットワークを
    通じて対応する前記第1の情報処理端末へ送信される金
    銭債権に係る情報の送/受信システム。
  13. 【請求項13】 請求項4乃至請求項12のいずれか1
    項記載のシステムにおいて、 前記第1の情報処理端末が、電子メールの送受信装置、
    WebTV、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電
    話機、Fax、ディジタルTV等の情報機器、及び紙媒
    体の請求明細書を合封したワンパックデリバリを含む金
    銭債権に係る情報の送/受信システム。
  14. 【請求項14】 請求項4乃至請求項13のいずれか1
    項記載のシステムにおいて、 広告主企業が所持し、ネットワークを通じて前記第3の
    情報処理端末に接続される第4の情報処理端末を更に備
    え、 前記第3の情報処理端末において広告主企業からの広告
    掲載条件情報に適合する金銭債務者を、各金銭債務者別
    に設定された前記メールボックス中の請求明細情報を解
    析することにより選択し、選択した金銭債務者へ前記広
    告主企業から預かった広告情報を提供する金銭債権に係
    る情報の送/受信システム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のシステムにおいて、 前記広告情報の提供が、広告主企業から預かった電子情
    報化した広告情報を前記第3の情報処理端末から、選択
    された金銭債務者の所持する第1の情報処理端末へネッ
    トワークを通じて送信することにより行われる金銭債権
    に係る情報の送/受信システム。
  16. 【請求項16】 請求項4乃至請求項13のいずれか1
    項記載のシステムにおいて、 コンサルティングサービスの提供企業が所持し、ネット
    ワークを通じて前記第1、第3の情報処理端末に夫々接
    続される第5の情報処理端末を更に備え、 前記第3の情報処理端末が、前記第1の情報処理端末を
    通じて金銭債務者から与えられる指令に基づき、その金
    銭債務者の請求明細情報の履歴をその金銭債務者のメー
    ルボックスから読出して前記第5の情報処理端末へ送信
    し、 前記第5の情報処理端末が、前記履歴及び前記金銭債務
    者の属性情報を解析し、その解析結果情報を前記第1の
    情報処理端末を含む通信媒体を介して前記金銭債務者に
    提供する金銭債権に係る情報の送/受信システム。
  17. 【請求項17】 請求項4乃至請求項13のいずれか1
    項記載のシステムにおいて、 前記第3の情報処理端末が、ネットワークを通じて前記
    第1の情報処理端末より送信される前記請求明細情報に
    基づく金銭債務者からの支払依頼に応じ、収納代行金融
    機関が所持する第2の情報処理端末との間でネットワー
    クを通じて請求支払処理を実行する金銭債権に係る情報
    の送/受信システム。
  18. 【請求項18】 互いにネットワークを通じて接続され
    る、金銭債務者が所持する第1の情報処理端末、及び金
    銭債権者が所持する第2の情報処理端末を備え、 前記第2の情報処理端末が、前記金銭債権者からの前記
    金銭債務者に対する金銭債権に係る請求明細情報を電子
    情報化すると共に、それを前記第1の情報処理端末へ送
    信する第1の過程と、 前記第1の情報処理端末が、前記電子情報に対応する、
    前記金銭債務者からの前記金銭債権者に対する支払明細
    情報を電子情報化すると共に、それを前記第2の情報処
    理端末へ送信する第2の過程と、 を有する金銭債権に係る情報の送/受信方法。
  19. 【請求項19】 金銭債務者が所持する第1の情報処理
    端末と、金銭債権者が所持する第2の情報処理端末と、
    金銭債権に係る請求明細情報の前記金銭債務者への提供
    を、前記金銭債権者に代行する企業が所持する第3の情
    報処理端末とを備え、 前記第2の情報処理端末が、前記金銭債権者の前記金銭
    債務者に対する金銭債権に係る請求明細情報を電子情報
    化する第1の過程と、 前記電子情報を、ネットワーク又は記録媒体を介して前
    記第3の情報処理端末へ提供する第2の過程と、 前記第3の情報処理端末が、前記電子情報を前記第1の
    情報処理端末がネットワークを通じてアクセス可能なよ
    う前記金銭債務者専用のメールボックスに格納する第3
    の過程と、 を有する金銭債権に係る情報の送/受信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260094A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置、公共料金支払処理装置、公共料金支払処理方法およびプログラム
JP2003099660A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Orient Corp 販促システム、方法及び販促用プログラム並びにクライアントシステムの制御方法
JP2009054189A (ja) * 2008-11-10 2009-03-12 Dainippon Printing Co Ltd サーバ、端末装置、プログラム、及び、記録媒体

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