JP2001034570A - データ処理システム並びにホスト装置並びにデータ処理装置並びにホスト装置の制御方法並びにデータ処理装置の制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

データ処理システム並びにホスト装置並びにデータ処理装置並びにホスト装置の制御方法並びにデータ処理装置の制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2001034570A
JP2001034570A JP11208832A JP20883299A JP2001034570A JP 2001034570 A JP2001034570 A JP 2001034570A JP 11208832 A JP11208832 A JP 11208832A JP 20883299 A JP20883299 A JP 20883299A JP 2001034570 A JP2001034570 A JP 2001034570A
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Nobuyuki Tsukada
伸幸 塚田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスト装置において同一機種の複数のデータ
処理装置の個体の識別を行うことができるとともに、デ
ータ処理装置においては個体の識別データを保持するメ
モリのサイズを少なくし装置自体の材料を安価にするの
みではなく、製造管理の点からも装置のコストダウンを
実現すること。 【解決手段】 ホスト装置において、データ処理装置の
接続を検知した際に、該データ処理装置に対して個体識
別データを要求して取得し、該データ処理装置に対して
個体識別データの更新を要求する構成を特徴とし、前記
データ処理装置において、前記ホスト装置からの要求に
応じて、不揮発性メモリに保持される個体識別データを
前記ホスト装置に通知し、前記ホスト装置からの要求に
応じて不揮発性メモリに保持される個体識別データを書
き換える構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のインタフェ
ースを介して接続される同一機種を含む複数のデータ処
理装置と双方向に通信可能なホスト装置と、前記インタ
フェースを介してホスト装置と通信可能なデータ処理装
置とで構成されるデータ処理システム並びにホスト装置
並びにデータ処理装置並びにホスト装置の制御方法並び
にデータ処理装置の制御方法およびコンピュータが読み
出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】1つのコンピュータ等のホスト装置に複
数の周辺機器を同時に接続するためのインタフェース
(バス)規格の1つにUniversal Seria
l Bus(以下、USB)がある。
【0003】この規格は、ハブ装置を間に用い、ホスト
装置を頂点とするスタートポロジーを構築することで、
最大127台の周辺装置を同時に接続可能であり、ホス
ト装置と各周辺装置が論理的に並列にデータ通信を行う
ことができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記USBを有するホ
スト装置は、新たな周辺装置がUSBトポロジーに接続
されたのを検知すると、その周辺装置に対してデバイス
デスクリプタと呼ばれる一連のレポートデータを返送さ
せる。
【0005】そして、このデータの内容からその周辺装
置の製造元、機種等の情報を読み取り、その周辺装置に
必要なデバイスドライバをシステムに組み込むことで、
各周辺装置と適切にデータ通信を行うことが可能となっ
ている。
【0006】また、複数の同一の周辺装置を1つのホス
ト装置に同時に(または別々に)接続して使用するよう
な場合に、ホスト装置は、それぞれの周辺装置に対する
デバイスドライバ設定を行い、ホスト装置が上述のデバ
イスドライバ設定を各周辺装置毎に別々に保持しておけ
るように、個々の周辺装置にシリアル番号等のユニーク
な“個体識別データ”を予め書き込んでおき、この個別
識別データを上述したデバイスデスクリプタに添付させ
てホスト装置に返送するように構成しているシステムが
従来より実現されている。
【0007】しかし、上記ユニークな“個体識別デー
タ”を各周辺装置に持たせるためには、製造時に1台1
台の装置毎に異なるデータを書き込む工程が必要とな
る。
【0008】その為、書き込みデータの管理等による製
造コストの増加を招いてしまうという問題点があった。
【0009】また、完全にユニークな個体識別データ
は、製造台数に応じてそのデータ量も多くなり、このデ
ータを各周辺装置に保持させるためには、製造台数に応
じて、周辺装置が多くのメモリを必要としてしまうとい
う問題点もあった。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第17の発
明の目的は、ホスト装置において、データ処理装置の接
続を検知した際に、該接続を検知されたデータ処理装置
に対して同一機種の装置の個体を識別する為の個体識別
データを要求して取得し、個体識別データを取得したデ
ータ処理装置に対して個体識別データの更新を要求し、
前記データ処理装置において、前記ホスト装置からの要
求に応じて、不揮発性メモリに保持される同一機種の装
置の個体を識別する為の個体識別データを前記ホスト装
置に通知し、前記ホスト装置からの要求に応じて不揮発
性メモリに保持される個体識別データを書き換えること
により、ホスト装置において同一機種の複数のデータ処
理装置の個体の識別を行うことができるとともに、デー
タ処理装置においては個体の識別データを保持するメモ
リのサイズを少なくし装置自体の材料を安価にするのみ
ではなく、製造管理の点からも装置のコストダウンを実
現することができるデータ処理システム並びにホスト装
置並びにデータ処理装置並びにホスト装置の制御方法並
びにデータ処理装置の制御方法およびコンピュータが読
み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定のインタフェース(USB)を介して接続され
る同一機種を含む複数のデータ処理装置(図1に示す印
字装置102,103)と双方向に通信可能なホスト装
置(図1に示すホスト装置101)と、前記所定のイン
タフェース(USB)を介して接続されるホスト装置
(図1に示すホスト装置101)と双方向に通信可能な
データ処理装置(図1に示す印字装置102,103)
とで構成されるデータ処理システムにおいて、前記ホス
ト装置は、前記各データ処理装置の電気的な接続、非接
続を検知する検知手段(不図示のCPUがROM又は図
示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基
づいて検知処理する)と、前記検知手段によりデータ処
理装置の接続を検知した際に、該接続を検知されたデー
タ処理装置に対して同一機種の装置の個体を識別する為
の個体識別データを要求して取得する取得手段と、前記
取得手段により個体識別データを取得したデータ処理装
置に対して個体識別データの更新を要求する要求手段
(不図示のCPUがROM又は図示しないその他の記憶
媒体に格納されたプログラムに基づいて要求処理する)
とを有するものであり、前記データ処理装置は、同一機
種の装置の個体を識別する為の個体識別データを不揮発
性に保持する保持手段(図1に示す個体識別データ保持
部107)と、前記ホスト装置からの要求に応じて前記
保持手段に保持される個体識別データを前記ホスト装置
に通知する通知手段(図1に示す通信プロトコル制御部
105又は印字制御部108の不図示のCPUがROM
又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラ
ムに基づいて通知処理する)と、前記ホスト装置からの
要求に応じて前記保持手段に保持される個体識別データ
を書き換える書き換え手段(図1に示す通信プロトコル
制御部105又は印字制御部108の不図示のCPUが
ROM又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプ
ログラムに基づいて書き換え処理する)とを有するもの
である。
【0012】本発明に係る第2の発明は、前記ホスト装
置の要求手段は、前記取得手段に取得された個体識別デ
ータに基づいて、すでに接続されている1台以上の第1
のデータ処理装置と同じ個体識別データを有する第2の
データ処理装置が接続されたと判断した場合には、前記
第2のデータ処理装置に対して、前記1台以上の第1の
データ処理装置と異なるデータへの個体識別データの変
更を要求するものである。
【0013】本発明に係る第3の発明は、前記所定のイ
ンタフェースは、USBの仕様に準拠したインタフェー
スを含むものである。
【0014】本発明に係る第4の発明は、前記データ処
理装置は、前記ホスト装置からのデータを記録媒体に記
録する印字装置(図1に示す印字装置102,10
3),光学的に読取ったデータを前記ホスト装置に入力
する読取装置(不図示のスキャナ装置,デジタルカメ
ラ),公衆回線を介してデータ通信を行うモデム装置
(不図示のモデム),データを記憶する記憶装置(不図
示のハードディスクドライブ、光磁気ディスクドライ
ブ、フロッピーディスクドライブ、ZIPドライブ、C
DROMドライブ等)を含むものである。
【0015】本発明に係る第5の発明は、所定のインタ
フェース(USB)を介して接続される同一機種を含む
複数のデータ処理装置(図1に示す印字装置102,1
03)と双方向に通信可能なホスト装置(図1に示すホ
スト装置101)において、前記各データ処理装置の電
気的な接続、非接続を検知する検知手段(不図示のCP
UがROM又は図示しないその他の記憶媒体に格納され
たプログラムに基づいて検知処理する)と、前記検知手
段によりデータ処理装置の接続を検知した際に、該接続
を検知されたデータ処理装置に対して同一機種の装置の
個体を識別する為の個体識別データを要求して取得する
取得手段と、前記取得手段により個体識別データを取得
したデータ処理装置に対して個体識別データの更新を要
求する要求手段(不図示のCPUがROM又は図示しな
いその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて
要求処理する)とを有するものである。
【0016】本発明に係る第6の発明は、前記要求手段
は、前記取得手段に取得された個体識別データに基づい
て、すでに接続されている1台以上の第1のデータ処理
装置と同じ個体識別データを有する第2のデータ処理装
置が接続されたと判断した場合には、前記第2のデータ
処理装置に対して、前記1台以上の第1のデータ処理装
置と異なるデータへの個体識別データの変更を要求する
ものである。
【0017】本発明に係る第7の発明は、前記所定のイ
ンタフェースは、USBの仕様に準拠したインタフェー
スを含むものである。
【0018】本発明に係る第8の発明は、前記データ処
理装置は、前記ホスト装置からのデータを記録媒体に記
録する印字装置(図1に示す印字装置102,10
3),光学的に読取ったデータを前記ホスト装置に入力
する読取装置(不図示のスキャナ装置,デジタルカメ
ラ),公衆回線を介してデータ通信を行うモデム装置
(不図示のモデム),データを記憶する記憶装置(不図
示のハードディスクドライブ、光磁気ディスクドライ
ブ、フロッピーディスクドライブ、ZIPドライブ、C
DROMドライブ等)を含むものである。
【0019】本発明に係る第9の発明は、所定のインタ
フェース(USB)を介して接続されるホスト装置(図
1に示すホスト装置101)と双方向に通信可能なデー
タ処理装置(図1に示す印字装置102,103)にお
いて、同一機種の装置の個体を識別する為の個体識別デ
ータを不揮発性に保持する保持手段(図1に示す個体識
別データ保持部107)と、前記ホスト装置からの要求
に応じて前記保持手段に保持される個体識別データを前
記ホスト装置に通知する通知手段(図1に示す通信プロ
トコル制御部105又は印字制御部108の不図示のC
PUがROM又は図示しないその他の記憶媒体に格納さ
れたプログラムに基づいて通知処理する)と、前記ホス
ト装置からの要求に応じて前記保持手段に保持される個
体識別データを書き換える書き換え手段(図1に示す通
信プロトコル制御部105又は印字制御部108の不図
示のCPUがROM又は図示しないその他の記憶媒体に
格納されたプログラムに基づいて書き換え処理する)と
を有するものである。
【0020】本発明に係る第10の発明は、前記所定の
インタフェースは、USBの仕様に準拠したものであ
る。
【0021】本発明に係る第11の発明は、前記データ
処理装置は、前記ホスト装置からのデータを記録媒体に
記録する印字装置(図1に示す印字装置102,10
3),光学的に読取ったデータを前記ホスト装置に入力
する読取装置(不図示のスキャナ装置,デジタルカメ
ラ),公衆回線を介してデータ通信を行うモデム装置
(不図示のモデム),データを記憶する記憶装置(不図
示のハードディスクドライブ、光磁気ディスクドライ
ブ、フロッピーディスクドライブ、ZIPドライブ、C
DROMドライブ等)を含むものである。
【0022】本発明に係る第12の発明は、所定のイン
タフェースを介して接続される同一機種を含む複数のデ
ータ処理装置と双方向に通信可能なホスト装置の制御方
法において、前記各データ処理装置の電気的な接続、非
接続を検知する検知工程(図2のステップS201)
と、該接続を検知されたデータ処理装置に対して同一機
種の装置の個体を識別する為の個体識別データを要求し
て取得する取得工程(図2のステップS202,S20
3)と、前記個体識別データを取得したデータ処理装置
に対して個体識別データの更新を要求する要求工程(図
2のステップS204〜S206)とを有するものであ
る。
【0023】本発明に係る第13の発明は、前記要求工
程は、取得された個体識別データに基づいて、すでに接
続されている1台以上の第1のデータ処理装置と同じ個
体識別データを有する第2のデータ処理装置が接続され
たと判断した場合には、前記第2のデータ処理装置に対
して、前記1台以上の第1のデータ処理装置と異なるデ
ータへの個体識別データの変更を要求するものである。
【0024】本発明に係る第14の発明は、所定のイン
タフェースを介して接続されるホスト装置と双方向に通
信可能なデータ処理装置の制御方法において、前記ホス
ト装置からの要求に応じて不揮発性メモリに保持された
同一機種の装置の個体を識別する為の個体識別データを
前記ホスト装置に通知する通知工程(図3のステップS
301〜S303)と、前記ホスト装置からの要求に応
じて前記不揮発性メモリに保持される個体識別データを
書き換える書き換え工程(図3のステップS304〜S
306)とを有するものである。
【0025】本発明に係る第15の発明は、所定のイン
タフェースを介して接続される同一機種を含む複数のデ
ータ処理装置と双方向に通信可能なホスト装置を制御す
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
記憶媒体において、前記各データ処理装置の電気的な接
続、非接続を検知する検知工程(図2のステップS20
1)と、該接続を検知されたデータ処理装置に対して同
一機種の装置の個体を識別する為の個体識別データを要
求して取得する取得工程(図2のステップS202,S
203)と、前記個体識別データを取得したデータ処理
装置に対して個体識別データの更新を要求する要求工程
(図2のステップS204〜S206)とを有するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納
したものである。
【0026】本発明に係る第16の発明は、前記要求工
程は、取得された個体識別データに基づいて、すでに接
続されている1台以上の第1のデータ処理装置と同じ個
体識別データを有する第2のデータ処理装置が接続され
たと判断した場合には、前記第2のデータ処理装置に対
して、前記1台以上の第1のデータ処理装置と異なるデ
ータへの個体識別データの変更を要求するコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したもの
である。
【0027】本発明に係る第17の発明は、所定のイン
タフェースを介して接続されるホスト装置と双方向に通
信可能なデータ処理装置を制御するコンピュータが読み
出し可能なプログラムを格納した記憶媒体において、前
記ホスト装置からの要求に応じて不揮発性メモリに保持
された同一機種の装置の個体を識別する為の個体識別デ
ータを前記ホスト装置に通知する通知工程(図3のステ
ップS301〜S303)と、前記ホスト装置からの要
求に応じて前記不揮発性メモリに保持される個体識別デ
ータを書き換える書き換え工程(図3のステップS30
4〜S306)とを有するコンピュータが読み出し可能
なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
すデータ処理システムを適用可能なホスト装置と印字装
置とからなるデータ処理システムの概略構成を示すブロ
ック図である。
【0029】図において、101はコンピュータ等のホ
スト装置で、USB(Universal Seria
l Bus)により複数のデータ処理装置を同時に接続
し、それぞれとデータ通信が可能である。また、ホスト
装置101は、内部にCPU,ROM,RAM,双方向
I/F,ハードディスク等の記憶装置を有し、CPUが
ROM,ハードディスク又は図示しないその他の記憶媒
体に格納されたプログラムに基づいて、ホスト装置全体
を統括制御する。
【0030】102,103は印字装置(まったく同じ
機種の印字装置)で、USB Specificati
on(USBの仕様)に準拠した通信によりホスト装置
101と双方向にデータ通信可能である。印字装置10
2と印字装置103は全く同一の構成となっているた
め、以下、印字装置103を用いて説明する。
【0031】印字装置103において、104は双方向
I/Fで、USB Specificationに準拠
しており、ホスト装置101と双方向に通信可能であ
る。105は通信プロトコル制御部で、内部にCPU,
ROM,RAMを有し、CPUがROM又は図示しない
その他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて、
双方向I/F104での通信プロトコル等を処理する。
【0032】106は機種識別データを保持する機種識
別データ保持部で、ROM等の書き換え不可能なメモリ
からなり、装置の機種識別データを保持する。107は
個体識別データを保持する個体識別データ保持部で、そ
のシステムで同時に接続可能な装置の数(USBの場合
127)を識別可能な記憶容量(USBの場合7bi
t)を有するEEPROM等の書き換え可能かつ不揮発
性なメモリからなる。
【0033】108は印字制御部で、内部にCPU,R
OM,RAMを有し、CPUがROM又は図示しないそ
の他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて、印
字装置全体を統括制御する。113は記録ヘッドで、ホ
スト装置101からの受信データおよび印字制御部10
8からの制御に応じて、用紙等の被記録媒体に対して画
像等の記録を行う。
【0034】109はCRモータドライバで、記録ヘッ
ド113を駆動するためのCRモータ111を駆動制御
する。111はLFモータドライバで、被印字媒体を駆
動させるためのLFモータ112を駆動制御する。
【0035】なお、印字装置102,103は、電子写
真方式でも、インクジェット、昇華式でもその他の方式
であってもよい。
【0036】以上の構成において、印字装置103(1
02)は、ホスト装置101から印字データを双方向I
/F104を介して受信し、通信プロトコル制御部10
5で通信プロトコルを解析し、それに応じて印字制御部
108がCRモータドライバ109を用いてCRモータ
111を、LFモータドライバ110を用いてLFモー
タ112を駆動させ、これに同期して記録ヘッド113
からインクを吐出させることで、被記録媒体への印字を
行う。
【0037】以下、図2,図3のフローチャートを参照
して、本発明のデータ処理システムのデータ処理動作に
ついて説明する。
【0038】図2は、本発明のデータ処理システムの第
1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
り、ホスト装置101に印字装置103(102)を電
気的に接続した際の動作に対応し、ホスト装置内の不図
示のCPUが不図示のROM,ハードディスク又は図示
しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づ
いて実行する。なお、S201〜S209は各ステップ
を示す。
【0039】なお、ここでは特に、印字装置102が接
続されたホスト装置101に新たに印字装置103を接
続する場合について説明する。
【0040】まず、ホスト装置101は、USBに新し
い周辺装置が接続されたことを検知するまで待機し(S
201)、USBに新しい周辺装置(ここでは印字装置
103)が接続されたことを検知したと判定された場合
は、その装置(印字装置103)に対して、USB規格
で定められているコマンドを用いて、機種を識別するた
めの機種識別データ、個体を識別するための個体識別デ
ータを含むレポートデータの返送を要求する(S20
2)。
【0041】ここで、機種識別データは、データ処理装
置の機種を識別する為の機種毎にユニークなデータであ
り、個体識別データは、複数の同一機種のデータ処理装
置の個体(装置自体)を識別する為のデータである。こ
こでは、印字装置102と印字装置103を識別する為
のデータである。なお、この個体識別データは、印字装
置の製造時には、従来の技術の欄で説明したように1台
1台ユニークなデータの書き込みは行なう必要はなく、
全て同じデータ(初期値)であってもかまわない。
【0042】次に、印字装置から送信される機種識別デ
ータ,個体識別データを受信するまで待機し(S20
3)、受信したと判定された場合は、受信した機種識別
データおよび個体識別データが全く同じ機種の周辺装置
(ここでは印字装置102)がすでに接続されているか
否かを判定する(S204)。
【0043】ステップS204で、機種識別データおよ
び個体識別データが全く同じ機種の周辺装置がすでに接
続されていると判定された場合は、個体識別データ変更
コマンドを印字装置103に送信し、印字装置103に
対して、既に接続されている同一機種の周辺機器の全て
(ここでは、印字装置102のみ)の個体識別データと
異なる個体識別データへのデータ変更を指示し(S20
5)、印字装置から送信される個体識別データ変更完了
応答を受信するまで待機する(S206)。
【0044】ステップS206で、印字装置から送信さ
れる個体識別データ変更完了応答を受信したと判定され
た場合は、変更された個体識別データに対応するデバイ
スドライバ設定データを新たに設けて図示しないハード
ディスク等の記憶装置に保持し(S209)、処理を終
了する。
【0045】一方、ステップS204で、機種識別デー
タおよび個体識別データが全く同じ周辺装置が接続され
ていないと判定された場合は、印字装置103から受信
した個体識別データに対応するデバイスドライバ設定デ
ータが不図示の記憶装置に保持されている(存在する)
か否かを検索し(207)、対応するデバイスドライバ
設定データが存在すると判定された場合は、そのデバイ
スドライバ設定データを使用し(そのデバイスドライバ
データを印字装置103に適応させて)(S208)、
処理を終了する。
【0046】一方、ステップS207で、印字装置10
3から受信した個体識別データに対応するデバイスドラ
イバ設定データが不図示の記憶装置に存在しないと判定
された場合は、受信した個体識別データに対応したデバ
イスドライバ設定データを新たに設けて不図示の記憶装
置に保持し(S209)、処理を終了する。
【0047】図3は、本発明のデータ処理システムの第
2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
り、印字装置103における機種識別データ、個体識別
データの要求コマンドを受信した際の動作に対応し、印
字装置103(102)の通信プロトコル制御部105
又は印字制御部108内の不図示のCPUが不図示のR
OM又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプロ
グラムに基づいて実行する。なお、S301〜S306
は各ステップを示す。
【0048】まず、印字装置102は、ホスト装置10
1から送信される機種の識別データ、個体の識別データ
を含むレポートデータの要求を受信したか否かを判定し
(S301)、受信していないと判定された場合は、ス
テップS304に進み、一方、受信したと判定された場
合は、機種識別データを機種識別データ保持部106か
ら読み出し、個体識別データを個体識別データ保持部1
07から読み出す(S302)。
【0049】次に、読み出した機種識別データ、個体識
別データを双方向I/F104を介してホスト装置10
1に送信(通知)する。(S303)。
【0050】なお、個体識別データは、印字装置の製造
時には、従来の技術の欄で説明したように1台1台ユニ
ークなデータの書き込みは行なう必要はなく、全て同じ
データ(初期値)であってもかまわない。
【0051】次に、ステップS304で、印字装置10
2がホスト装置101から送信される個体識別データ変
更要求を受信したか否かを判定し、受信していないと判
定された場合は処理を終了し、一方、受信したと判定さ
れた場合は、個体識別データ保持部107のデータをホ
スト装置101からの個体識別データ変更要求に応じ
て、ホスト装置101から指示されたデータに書き換え
(S305)、この個体識別データ書き換え処理が終了
した時点で変更完了応答をホスト装置に返送し(S30
6)、処理を終了する。
【0052】以上により、ホスト装置に、同じ機種識別
データ、個体識別データを有するデータ処理装置が複数
台接続された際にのみ、後から接続された装置の個体識
別データを先に接続されている装置の個体識別データと
異なる値に書きかえる構成を有することで、ホスト装置
に複数同じ装置を接続する場合でも、使用する同機種の
データ処理装置をホスト装置に複数接続するだけで、必
ず別々な個体識別データが各データ処理装置に割り振る
ことができる。
【0053】また、その後、それら複数のデータ処理装
置中の1台だけをホスト装置に接続して使用する場合で
あっても、個々の装置に設定したデバイスドライバ設定
データを適切に使用することができる。
【0054】さらに、本発明を用いることで、従来のよ
うに、ユニークな個体識別データを1台1台データ処理
装置に書き込むようなコストのかかる製造工程を行うこ
となく、個体の識別を行うことができ、ドライバの設定
データを装置毎に保持して使用することが可能となる。
【0055】例えば、USBの場合では同時に接続でき
る装置の最大は127台であるので、“個体識別デー
タ”のサイズは127台を識別できる7ビットだけで済
ませることができ、従来のように製造台数分を識別する
だけのメモリを必要とするデータ処理装置に比べてメモ
リのサイズが少なくて済み、装置のコストダウンをも実
現することができる。
【0056】なお、本実施形態では、2台の印字装置を
ホスト装置に接続する場合について説明したが、2台に
に限らずより多くの装置をホスト装置に接続するように
構成してもよい。
【0057】また、本実施形態では、印字装置をホスト
装置に接続する場合について説明したが、印字装置に限
らず、その他のデータ処理装置(周辺装置)、例えば光
学的に読取ったデータを前記ホスト装置に入力する読取
装置(スキャナ装置,デジタルカメラ),公衆回線を介
してデータ通信を行うモデム装置,データを記憶する記
憶装置(ハードディスクドライブ、光磁気ディスクドラ
イブ、フロッピーディスクドライブ、ZIPドライブ、
CDROMドライブ)等どのような装置であってもよ
い。
【0058】さらに、本実施形態では、ホスト装置とデ
ータ処理装置が、USBにより接続される場合について
説明したが、ホスト装置に同一機種のデータ処理装置を
複数台接続しても各装置とデータ通信可能ならば、SC
SI、セントロニクス、イーサネット等ネットワークイ
ンタフェース等のその他のインタフェースであってもも
よい。
【0059】従って、同じデータ処理装置を複数台接続
しても各装置と(例えばUBSに準拠した)データ通信
が可能で、各データ処理装置の電気的な接続、非接続を
検知するホスト装置101と、前記ホスト装置と(例え
ばUBSに準拠した)通信可能で、前記ホスト装置から
の要求に応じて各装置を識別する為の個体識別データを
ホスト装置に送信し、前記ホスト装置からの要求に応じ
て個体識別データ保持部107に不揮発に保持してある
個体識別データを書き換えるデータ処理装置(例えば、
印字装置102,103)からなるデータ処理システム
において、前記ホスト装置101がすでに接続されてい
る1台以上の第1のデータ処理装置(装置群)と同じ個
体識別データを有する第2のデータ処理装置が接続され
たことを検知した際に、前記第2のデータ処理装置に対
して、前記第1のデータ処理装置(装置群)と異なるデ
ータへの個体識別データの変更要求を発行し、この要求
に応じて前記第2のデータ処理装置が個体識別データを
書きかえることで、ホスト装置101は、複数台接続さ
れた同一機種のデータ処理装置の個体識別を行うことが
でき、ドライバの設定データを装置毎に保持して使用す
ることができる。
【0060】以下、図4に示すメモリマップを参照して
本発明に係るデータ処理システムで読み出し可能なデー
タ処理プログラムの構成について説明する。
【0061】図4は、本発明に係るデータ処理システム
で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する
記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0062】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0063】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0064】本実施形態における図2,図3に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0065】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0066】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0067】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM,シリコンディスク等を用いることが
できる。
【0068】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0070】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0071】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明および第4の発明および第8の発明によれば、所
定のインタフェースを介して接続される同一機種を含む
複数のデータ処理装置と双方向に通信可能なホスト装置
と、前記所定のインタフェースを介して接続されるホス
ト装置と双方向に通信可能なデータ処理装置とで構成さ
れるデータ処理システムにおいて、前記ホスト装置で、
前記各データ処理装置の電気的な接続、非接続を検知手
段が検知し、前記検知手段によりデータ処理装置の接続
を検知した際に、該接続を検知されたデータ処理装置に
対して同一機種の装置の個体を識別する為の個体識別デ
ータを取得手段が要求して取得し、前記取得手段により
個体識別データを取得したデータ処理装置に対して個体
識別データの更新を要求手段が要求し、前記データ処理
装置で、前記ホスト装置からの要求に応じて通知手段
が、保持手段に不揮発性に保持される同一機種の装置の
個体を識別する為の個体識別データを前記ホスト装置に
通知し、前記ホスト装置からの要求に応じて書き換え手
段が前記保持手段に保持される個体識別データを書き換
えるので、ホスト装置は同一機種の複数のデータ処理装
置の個体の識別を行って、ドライバの設定データをデー
タ処理装置毎に保持して使用することができるととも
に、従来のように製造台数分を識別するだけのメモリを
必要とするデータ処理装置に比べてメモリのサイズが少
なくて済み、装置のコストダウンをも実現することがで
きる。
【0073】第2の発明によれば、前記ホスト装置の要
求手段は、前記取得手段に取得された個体識別データに
基づいて、すでに接続されている1台以上の第1のデー
タ処理装置と同じ個体識別データを有する第2のデータ
処理装置が接続されたと判断した場合には、前記第2の
データ処理装置に対して、前記1台以上の第1のデータ
処理装置と異なるデータへの個体識別データの変更を要
求するので、ホスト装置は同一機種の複数のデータ処理
装置の個体の識別を行って、ドライバの設定データをデ
ータ処理装置毎に保持して使用することができるととも
に、従来のように製造台数分を識別するだけのメモリを
必要とするデータ処理装置に比べてメモリのサイズが少
なく済み、装置のコストダウンをも実現することができ
る。
【0074】第3の発明によれば、前記所定のインタフ
ェースは、USBの仕様に準拠したインタフェースを含
むので、USBの場合では同時に接続できる装置の最大
は127台であるので、“個体識別データ”のサイズは
127台を識別できる7ビットだけで済ませることがで
き、“個体識別データ”を格納するメモリのサイズを7
ビットとすることができる。
【0075】第5の発明および第7の発明によれば、所
定のインタフェースを介して接続される同一機種を含む
複数のデータ処理装置と双方向に通信可能なホスト装置
において、前記各データ処理装置の電気的な接続、非接
続を検知手段が検知し、前記検知手段によりデータ処理
装置の接続を検知した際に、該接続を検知されたデータ
処理装置に対して同一機種の装置の個体を識別する為の
個体識別データを取得手段が要求して取得し、前記取得
手段により個体識別データを取得したデータ処理装置に
対して個体識別データの更新を要求手段が要求するの
で、ホスト装置は同一機種の複数のデータ処理装置の個
体の識別を行って、ドライバの設定データをデータ処理
装置毎に保持して使用することができる。
【0076】第6の発明によれば、前記要求手段は、前
記取得手段に取得された個体識別データに基づいて、す
でに接続されている1台以上の第1のデータ処理装置と
同じ個体識別データを有する第2のデータ処理装置が接
続されたと判断した場合には、前記第2のデータ処理装
置に対して、前記1台以上の第1のデータ処理装置と異
なるデータへの個体識別データの変更を要求するので、
ホスト装置は同一機種の複数のデータ処理装置の個体の
識別を行って、ドライバの設定データをデータ処理装置
毎に保持して使用することができる。
【0077】第9の発明および第11の発明によれば、
所定のインタフェースを介して接続されるホスト装置と
双方向に通信可能なデータ処理装置において、前記ホス
ト装置からの要求に応じて通知手段が、保持手段に不揮
発に保持される同一機種の装置の個体を識別する為の個
体識別データを前記ホスト装置に通知し、前記ホスト装
置からの要求に応じて書き換え手段が前記保持手段に保
持される個体識別データを書き換えるので、従来のよう
に製造台数分を識別するだけのメモリを必要とするデー
タ処理装置に比べてメモリのサイズが少なくて済み、装
置のコストダウンをも実現することができる。
【0078】第10の発明によれば、前記所定のインタ
フェースは、USBの仕様に準拠したインタフェースを
含むので、USBの場合では同時に接続できる装置の最
大は127台であるので、“個体識別データ”のサイズ
は127台を識別できる7ビットだけで済ませることが
でき、“個体識別データ”を格納するメモリのサイズを
7ビットとすることができる。
【0079】第12の発明および第15の発明によれ
ば、所定のインタフェースを介して接続される同一機種
を含む複数のデータ処理装置と双方向に通信可能なホス
ト装置の制御方法およびコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体において、前記各データ
処理装置の電気的な接続、非接続を検知し、該接続を検
知されたデータ処理装置に対して同一機種の装置の個体
を識別する為の個体識別データを要求して取得し、前記
個体識別データを取得したデータ処理装置に対して個体
識別データの更新を要求するので、ホスト装置は同一機
種の複数のデータ処理装置の個体の識別を行って、ドラ
イバの設定データをデータ処理装置毎に保持して使用す
ることができる。
【0080】第13の発明および第16の発明によれ
ば、取得された個体識別データに基づいて、すでに接続
されている1台以上の第1のデータ処理装置と同じ個体
識別データを有する第2のデータ処理装置が接続された
と判断した場合には、前記第2のデータ処理装置に対し
て、前記1台以上の第1のデータ処理装置と異なるデー
タへの個体識別データの変更を要求するので、ホスト装
置は同一機種の複数のデータ処理装置の個体の識別を行
って、ドライバの設定データをデータ処理装置毎に保持
して使用することができる。
【0081】第14の発明および第17の発明によれ
ば、所定のインタフェースを介して接続されるホスト装
置と双方向に通信可能なデータ処理装置の制御方法およ
びコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
記憶媒体において、前記ホスト装置からの要求に応じて
不揮発性メモリに保持された同一機種の装置の個体を識
別する為の個体識別データを前記ホスト装置に通知し、
前記ホスト装置からの要求に応じて前記不揮発性メモリ
に保持される個体識別データを書き換えるので、従来の
ように製造台数分を識別するだけのメモリを必要とする
データ処理装置に比べてメモリのサイズが少なくて済
み、装置のコストダウンをも実現することができる。
【0082】従って、ホスト装置におて同一機種の複数
のデータ処理装置の個体の識別を行うことができるとと
もに、データ処理装置においては個体の識別データを保
持するメモリのサイズを少なくし装置自体の材料を安価
にするのみではなく、製造管理の点からも装置のコスト
ダウンを実現することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すデータ処理システム
を適用可能なホスト装置と印字装置からなるデータ処理
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のデータ処理システムの第1のデータ処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明のデータ処理システムの第2のデータ処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係るデータ処理システムで読み出し可
能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメ
モリマップを説明する図である。
【符号の説明】
101 ホスト装置 102,103 印字装置 104 双方向I/F 105 通信プロトコル制御部 106 機種識別データ保持部 107 個体識別データ保持部 108 印字制御部 109 CRモータドライバ 110 LFモータドライバ 111 CRモータ 112 LFモータ 113 記録ヘッド

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のインタフェースを介して接続され
    る同一機種を含む複数のデータ処理装置と双方向に通信
    可能なホスト装置と、前記所定のインタフェースを介し
    て接続されるホスト装置と双方向に通信可能なデータ処
    理装置とで構成されるデータ処理システムにおいて、 前記ホスト装置は、前記各データ処理装置の電気的な接
    続、非接続を検知する検知手段と、前記検知手段により
    データ処理装置の接続を検知した際に、該接続を検知さ
    れたデータ処理装置に対して同一機種の装置の個体を識
    別する為の個体識別データを要求して取得する取得手段
    と、前記取得手段により個体識別データを取得したデー
    タ処理装置に対して個体識別データの更新を要求する要
    求手段と、を有するものであり、 前記データ処理装置は、同一機種の装置の個体を識別す
    る為の個体識別データを不揮発に保持する保持手段と、
    前記ホスト装置からの要求に応じて前記保持手段に保持
    される個体識別データを前記ホスト装置に通知する通知
    手段と、前記ホスト装置からの要求に応じて前記保持手
    段に保持される個体識別データを書き換える書き換え手
    段と、を有することを特徴とするデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 前記ホスト装置の要求手段は、前記取得
    手段に取得された個体識別データに基づいて、すでに接
    続されている1台以上の第1のデータ処理装置と同じ個
    体識別データを有する第2のデータ処理装置が接続され
    たと判断した場合には、前記第2のデータ処理装置に対
    して、前記1台以上の第1のデータ処理装置と異なるデ
    ータへの個体識別データの変更を要求することを特徴と
    する請求項1記載のデータ処理システム。
  3. 【請求項3】 前記所定のインタフェースは、USBの
    仕様に準拠したインタフェースを含むことを特徴とする
    請求項1又は2記載のデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記データ処理装置は、前記ホスト装置
    からのデータを記録媒体に記録する印字装置,光学的に
    読取ったデータを前記ホスト装置に入力する読取装置,
    公衆回線を介してデータ通信を行うモデム装置,データ
    を記憶する記憶装置を含むことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載のデータ処理システム。
  5. 【請求項5】 所定のインタフェースを介して接続され
    る同一機種を含む複数のデータ処理装置と双方向に通信
    可能なホスト装置において、 前記各データ処理装置の電気的な接続、非接続を検知す
    る検知手段と、 前記検知手段によりデータ処理装置の接続を検知した際
    に、該接続を検知されたデータ処理装置に対して同一機
    種の装置の個体を識別する為の個体識別データを要求し
    て取得する取得手段と、 前記取得手段により個体識別データを取得したデータ処
    理装置に対して個体識別データの更新を要求する要求手
    段と、を有することを特徴とするホスト装置。
  6. 【請求項6】 前記要求手段は、前記取得手段に取得さ
    れた個体識別データに基づいて、すでに接続されている
    1台以上の第1のデータ処理装置と同じ個体識別データ
    を有する第2のデータ処理装置が接続されたと判断した
    場合には、前記第2のデータ処理装置に対して、前記1
    台以上の第1のデータ処理装置と異なるデータへの個体
    識別データの変更を要求することを特徴とする請求項5
    記載のホスト装置。
  7. 【請求項7】 前記所定のインタフェースは、USBの
    仕様に準拠したインタフェースを含むことを特徴とする
    請求項5又は6記載のホスト装置。
  8. 【請求項8】 前記データ処理装置は、前記ホスト装置
    からのデータを記録媒体に記録する印字装置,光学的に
    読取ったデータを前記ホスト装置に入力する読取装置,
    公衆回線を介してデータ通信を行うモデム装置,データ
    を記憶する記憶装置を含むことを特徴とする請求項5〜
    7のいずれかに記載のホスト装置。
  9. 【請求項9】 所定のインタフェースを介して接続され
    るホスト装置と双方向に通信可能なデータ処理装置にお
    いて、 同一機種の装置の個体を識別する為の個体識別データを
    不揮発に保持する保持手段と、 前記ホスト装置からの要求に応じて前記保持手段に保持
    される個体識別データを前記ホスト装置に通知する通知
    手段と、 前記ホスト装置からの要求に応じて前記保持手段に保持
    される個体識別データを書き換える書き換え手段と、を
    有することを特徴とするデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 前記所定のインタフェースは、USB
    の仕様に準拠したインタフェースを含むことを特徴とす
    る請求項9記載のデータ処理装置。
  11. 【請求項11】 前記データ処理装置は、前記ホスト装
    置からのデータを記録媒体に記録する印字装置,光学的
    に読取ったデータを前記ホスト装置に入力する読取装
    置,公衆回線を介してデータ通信を行うモデム装置,デ
    ータを記憶する記憶装置を含むことを特徴とする請求項
    9又は10記載のデータ処理装置。
  12. 【請求項12】 所定のインタフェースを介して接続さ
    れる同一機種を含む複数のデータ処理装置と双方向に通
    信可能なホスト装置の制御方法において、 前記各データ処理装置の電気的な接続、非接続を検知す
    る検知工程と、 該接続を検知されたデータ処理装置に対して同一機種の
    装置の個体を識別する為の個体識別データを要求して取
    得する取得工程と、 前記個体識別データを取得したデータ処理装置に対して
    個体識別データの更新を要求する要求工程と、を有する
    ことを特徴とするホスト装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記要求工程は、取得された個体識別
    データに基づいて、すでに接続されている1台以上の第
    1のデータ処理装置と同じ個体識別データを有する第2
    のデータ処理装置が接続されたと判断した場合には、前
    記第2のデータ処理装置に対して、前記1台以上の第1
    のデータ処理装置と異なるデータへの個体識別データの
    変更を要求することを特徴とする請求項12記載のホス
    ト装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 所定のインタフェースを介して接続さ
    れるホスト装置と双方向に通信可能なデータ処理装置の
    制御方法において、 前記ホスト装置からの要求に応じて不揮発性メモリに保
    持された同一機種の装置の個体を識別する為の個体識別
    データを前記ホスト装置に通知する通知工程と、 前記ホスト装置からの要求に応じて前記不揮発性メモリ
    に保持される個体識別データを書き換える書き換え工程
    と、を有することを特徴とするデータ処理装置の制御方
    法。
  15. 【請求項15】 所定のインタフェースを介して接続さ
    れる同一機種を含む複数のデータ処理装置と双方向に通
    信可能なホスト装置を制御するコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体において、 前記各データ処理装置の電気的な接続、非接続を検知す
    る検知工程と、 該接続を検知されたデータ処理装置に対して同一機種の
    装置の個体を識別する為の個体識別データを要求して取
    得する取得工程と、 前記個体識別データを取得したデータ処理装置に対して
    個体識別データの更新を要求する要求工程と、を有する
    ことを特徴とするコンピュータが読み出し可能なプログ
    ラムを格納した記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記要求工程は、取得された個体識別
    データに基づいて、すでに接続されている1台以上の第
    1のデータ処理装置と同じ個体識別データを有する第2
    のデータ処理装置が接続されたと判断した場合には、前
    記第2のデータ処理装置に対して、前記1台以上の第1
    のデータ処理装置と異なるデータへの個体識別データの
    変更を要求することを特徴とする請求項15記載のコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
  17. 【請求項17】 所定のインタフェースを介して接続さ
    れるホスト装置と双方向に通信可能なデータ処理装置を
    制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体において、 前記ホスト装置からの要求に応じて不揮発性メモリに保
    持された同一機種の装置の個体を識別する為の個体識別
    データを前記ホスト装置に通知する通知工程と、 前記ホスト装置からの要求に応じて前記不揮発性メモリ
    に保持される個体識別データを書き換える書き換え工程
    と、を有することを特徴とするコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040025717A (ko) * 2002-09-17 2004-03-25 주식회사 이라테크 Usb용 저장장치를 통한 오디오/비디오 파일 재생장치및 방법
JP2017173342A (ja) * 2017-06-08 2017-09-28 東芝テック株式会社 計量システム、プリンタ及びそのプログラム

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