JP2001033926A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001033926A
JP2001033926A JP11201453A JP20145399A JP2001033926A JP 2001033926 A JP2001033926 A JP 2001033926A JP 11201453 A JP11201453 A JP 11201453A JP 20145399 A JP20145399 A JP 20145399A JP 2001033926 A JP2001033926 A JP 2001033926A
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JP
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photosensitive material
image
processing liquid
processing
image forming
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JP11201453A
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English (en)
Inventor
Kazuo Sanada
和男 眞田
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光材料に良好な画像を形成する処理の効率
を向上する。 【解決手段】 感光材料40に複数の画像形成部分、ニ
ップ部又は耳部43、45を設定し、ニップ部又は耳部
43、45をニップして搬送することにより現像捕力処
理を施す。そしてニップ部又は耳部43、45に画像に
不都合を生じる要因を集約し各画像形成部分41に良好
な画像を形成可能とし、複数の画像形成部分41を同時
に現像捕力処理して処理の効率を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、感光材料等の画
像記録材料に処理液を塗布して画像を形成する処理を、
効率良く実行する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像記録材料、例えばハロゲン
化銀写真感光材料等の感光材料に対しカラーフィルム原
稿やカラー印刷原稿の画像を複写するに際しては、感光
材料に露光、現像、漂白定着、水洗及び乾燥等の各処理
を順に施して感光材料に画像を形成している。
【0003】従来、感光材料に対し現像、定着等の処理
を行うために、液体噴射装置によって感光材料の画像形
成面に処理液を噴霧して塗布する画像形成装置が特願平
11−37750号公報に提案されている。
【0004】この画像形成装置では、感光材料の乳剤面
上へ所要の原稿画像を露光したものを現像補力処理部へ
送る。この現像補力処理部では、液体噴射装置によって
感光材料の乳剤面上に現象用の処理液を噴霧して均一に
塗布した後に、所定温度(例えば摂氏40度)の温間で
装置内部に設けられた長い搬送路上を一定の距離搬送す
る間の例えば17〜20秒程度の間放置して現像等の処
理を実行する。
【0005】次に洗浄処理、安定化処理を施した後、乾
燥し画像が形成された完成品として装置本体から送り出
し画像形成処理を完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような画像形成装
置では現像補力処理部において、感光材料に処理液を塗
布後から感光材料の現像等の処理が終わるまでの時間を
確保するため、感光材料に処理液を塗布した直後に長い
距離を搬送して現像等の処理を行わせる。
【0007】しかし処理液を塗布している間に又は処理
液を塗布した感光材料を長い距離搬送する間に、感光材
料をニップする搬送ローラ等が感光材料の処理液を塗布
した画像形成面に接触すると、その接触された部分の処
理液が損なわれて形成された画像面にムラ等の処理不良
部分を生ずる虞がある。
【0008】また、感光材料を、搬送ローラ等でニップ
することなしに、長い距離を所定のコースに沿って安定
して搬送することは困難である。
【0009】さらに、現像補力処理部において、感光材
料に処理液を塗布直後に搬送を停止させて例えば17〜
20秒程度の間放置することにより感光材料の現像等の
処理を完結させ、その後に搬送を再開することとする
と、感光材料を放置している間は感光材料の現像等の処
理を行えなくなるので処理動作が間欠的になり感光材料
に画像を形成する処理の効率が悪くなるという問題があ
る。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、感光材料の画
像面に良好な画像を形成できると共に、感光材料に画像
を形成する処理の効率を向上可能な画像形成装置を新た
に提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
画像形成装置は、感光材料を露光後に、少なくとも現像
補力処理を施すことによって感光材料上に画像を形成す
る画像形成装置であって、感光材料へ処理液を塗布する
処理液付与手段と、感光材料の非画像領域をニップして
感光材料を連続して搬送する間に、処理液付与手段によ
って感光材料へ処理液を塗布した後、所定時間搬送して
現像捕力処理を施すニップ搬送手段と、を有することを
特徴とする。
【0012】上述のように構成することにより、感光材
料の非画像領域として設定されたニップされる部分には
画像が形成されないので、このニップ部が搬送のためニ
ップされ処理液が落とされる為に適正な画像が形成され
なくても、感光材料に形成される画像に不都合を生じな
い。
【0013】本発明の請求項2記載の画像形成装置は、
感光材料を露光後に、少なくとも現像補力処理を施すこ
とによって感光材料上に画像を形成する画像形成装置で
あって、感光材料上の画像を形成する部分に、処理液を
噴射して塗布する塗布装置と、塗布装置で処理液を感光
材料に噴射して所定範囲に塗布した際処理液の塗布範囲
の周辺部において処理液の塗布量が変化して不均一とな
る感光材料の周囲の部分を含むように設定された非画像
領域をニップして感光材料を連続して搬送する間に、処
理液付与手段によって感光材料へ処理液を塗布した後、
所定時間搬送して現像捕力処理を施すニップ搬送手段
と、を有することを特徴とする。
【0014】上述のように構成することにより、処理液
の塗布量が変化して不均一になる為に適正な画像が形成
されない部分があっても、この部分は非画像領域とされ
るので、感光材料に形成される所定の画像に不都合を生
じないようにできる。さらに、この非画像領域としての
耳部をニップして感光材料全体を支持することにより所
定のコースに沿って安定して確実に連続搬送しながら、
適正にかつ迅速に現像捕力処理を施すことができる。
【0015】本発明の請求項3記載の画像形成装置は、
請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、
複数の画像が露光された所定形状の感光材料に対し現像
捕力処理を施した後、感光材料から各画像が形成された
部分を切り出すことを特徴とする。
【0016】上述のように構成することにより、請求項
1又は請求項2の何れかに記載の発明の作用、及び効果
に加えて、複数の画像形成部分に同時に現像捕力処理等
の各種の処理を施して各画像形成部分に各々の画像を形
成する処理の効率を向上可能とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の実施の形態に
係る処理液付与手段を備えた画像形成装置の概略全体構
成が示されている。
【0018】図1に示す画像形成装置では、その装置本
体10の内部における、図に向って、下右側の部位に給
紙部12が配置され、この給紙部12に端を発する搬送
路14が装置本体10の内部を屈曲しながら図に向って
右上部に至り、これより装置本体10の前面へ向けて搬
送方向を90度変更し排出部16へ送り出されるよう一
連に設けられている。
【0019】図1及び図2に示すように搬送路14上で
は、給紙部12側から送られて来た画像記録材料として
の感光材料40に画像を露光するための露光部18が配
置され、これに続いて、現像補力処理部20が配置さ
れ、次に洗浄部24が配置され、次に安定化部25が配
置され、乾燥部26が配置され、画像形成済の画像記録
材料を排出するための排出部16が配置されている。な
お、これら各装置は、図示しない制御部により自動的に
操作されるよう構成されている。
【0020】また、装置本体10の内部には、図示しな
い各処理液用のタンク、洗浄水用のタンク、及び廃液タ
ンクが配置されている。
【0021】この画像形成装置の給紙部12は、その内
部に帯状に形成した画像記録材料としての感光材料40
がロール状に巻装され収納されており、そのロールの外
周端部から引き出された感光材料40の先端部を搬送路
14上へ送り出すよう構成されている。
【0022】この搬送路14には、その随所に送りロー
ラ36が配置されている。そして各送りローラ36の回
動される一対のローラの間に感光材料40を挟むように
して、搬送路14における給紙部12側の上流から、排
出部16側の下流へ、感光材料40を所定の搬送速度
(本実施の形態では約20ミリメートル/秒以上)で送
るよう構成されている。
【0023】給紙部12から搬送路14へ送り出された
感光材料40は、この搬送路14上を送られながら給紙
部12の近くに配置されたカッタ38で所定の大きさ
(本実施の形態では、画像形成部分としてのいわゆるL
サイズの大きさの印画紙部分41を感光材料40の幅方
向に印画紙部分41の長手方向を搬送方向に合わせて2
個並べ、かつ各印画紙部分41の四方の周囲にニップロ
ーラで挟んで搬送可能な幅を持つ部分を作るため、搬送
方向両横側と2個の印画紙部分41の間とに設けた耳部
(ニップ部)43と搬送方向前後側に設けた耳部(ニッ
プ部)45とを有するサイズ形状)の紙片に切断され、
露光部18へ送給される。
【0024】すなわち、カッタ38は、Lサイズの長さ
127ミリメートルに2個の搬送方向前後側の耳部45
の長さを加えた寸法毎に感光材料40を切断して、次々
に紙片を送り出す動作を行う。なお、感光材料40は、
その幅方向の寸法が、Lサイズの印画紙の横幅の2倍の
長さに、耳部43の幅の3倍の長さを加えた長さのもの
を使うものとする。
【0025】また、この紙片の大きさは種々に設定可能
であり、例えば画像形成部分としてのLサイズの大きさ
の印画紙部分41を感光材料40の幅方向に3個並べ、
かつ各印画紙部分41の四方の周囲にニップローラで挟
んで搬送可能な幅の耳部43、45を設けたサイズ形状
にすると、装置本体10の搬送系統上の処理効率をより
向上できる。
【0026】露光部18は、図示しないスキャナ等で入
力したカラー画像信号を画像処理して半導体レーザユニ
ットのレーザ光源により、搬送路14上の所定位置にあ
る感光材料40へ露光し潜像を形成する。
【0027】すなわち、1枚の感光材料40上に2個分
のカラー画像の潜像を露光し、2個の印画紙部分41に
別々の潜像を形成する。
【0028】このように2個の潜像が形成された感光材
料40は、搬送路14によって現像補力処理部20へ送
られる。
【0029】現像補力処理部20は、処理液付与手段、
搬送手段、及び加熱温調手段を有する。この処理液付与
手段は、2種の処理液を別々に付与する2組の塗布装置
310で構成されている。
【0030】本実施の形態では、2個の塗布装置310
が、それぞれ図3〜図7に例示するような感光材料40
を処理する処理液を感光材料乳剤面40Aの片面にのみ
付着する液体噴射装置として構成されている。
【0031】図3に示すように、それぞれの塗布装置3
10の一部には噴射タンク312が配置されている。こ
の噴射タンク312の図に向って左下方には、この噴射
タンク312に供給する為の処理液を貯留する処理液ボ
トル332が配置されている。この処理液ボトル332
の上部には、必要に応じて処理液を濾過する為のフィル
タ334が配置される。そして、途中にポンプ336が
配置された送液パイプ342が、この処理液ボトル33
2とフィルタ334との間を繋いでいる。
【0032】さらに、噴射タンク312の図3に向かっ
て右側には、処理液ボトル332より送られた処理液を
溜めるサブタンク338が配置されており、フィルタ3
34から送液パイプ344がサブタンク338にまで伸
びている。
【0033】従って、ポンプ336が作動すると、処理
液ボトル332からフィルタ334側に処理液が送られ
ると共に、フィルタ334を通過して濾過された処理液
がサブタンク338に送られて、サブタンク338に処
理液が一旦溜められるようになる。
【0034】また、サブタンク338と噴射タンク31
2との間を繋ぐ送液パイプ346が、これらの間に配置
されており、フィルタ334、サブタンク338、送液
パイプ346等を介して、処理液ボトル332よりポン
プ336で送られた処理液がこの噴射タンク312内に
満たされることになる。
【0035】処理液ボトル332に一端が繋がれた循環
パイプ348は、サブタンク338内にまで突出して伸
びた状態でサブタンク338に接続されており、サブタ
ンク338内に溜まった必要以上の処理液を処理液ボト
ル332に、戻すようになっている。
【0036】図4〜図7に示すように、この噴射タンク
312の壁面の一部であって感光材料40の搬送路14
に対向した部分には、弾性変形可能な長方形状の薄板を
屈曲して形成したノズル板322が設置されている。
【0037】そして、図5、及び図6に示すように、こ
のノズル板322には、噴射タンク312内に満たされ
た処理液を噴射するための複数のノズル孔324(例え
ば直径数10μm)が、一定の間隔で感光材料40の搬
送方向Aと交差する方向に沿って直線状に並べられつつ
感光材料40の幅方向全体にわたって配置されている。
この為、これらノズル孔324よりそれぞれ噴射タンク
312内の処理液が感光材料40側に放出可能とされて
いる。
【0038】他方、図3及び図4に示すように、この噴
射タンク312の上部から排気管330が伸びており、
この排気管330が噴射タンク312の内外を連通可能
としている。また、この排気管330の途中にこの排気
管330を開閉する図示しないバルブが設置されてい
て、このバルブの開閉動により、噴射タンク312内を
外気に対して連通及び閉鎖し得るようになっている。
【0039】線状に配列された複数のノズル孔324の
長手方向と直交する方向に位置するノズル板322の両
端側部は、図6に示すように、一対のてこ板320にそ
れぞれ接着剤等で接着されて固着されており、これによ
ってノズル板322と一対のてこ板320とが連結され
ている。これら一対のてこ板320は、噴射タンク31
2における一対の側壁312Aの下部にそれぞれ形成さ
れた細幅の支持部312Bを介して、これら一対の側壁
312Aにそれぞれ固定されている。
【0040】一方、相互に当接して噴射タンク312の
頂面を形成する一対の頂壁312Cの一部は、噴射タン
ク312の外側にまで突出しており、この突出した頂壁
312Cの下側には、アクチュエータとなる複数の圧電
素子326(本実施の形態上では、片側に3本づつ)が
接着されて配置されている。この圧電素子326の下面
には、てこ板320の外端側が接着されて、圧電素子3
26とてこ板320とが連結されている。
【0041】従って、これら圧電素子326、てこ板3
20及び支持部312Bによりてこ機構が構成される。
そして、圧電素子326によりてこ板320の外端側が
動かされると、この動きと逆方向にてこ板320の内端
側が動くことになる。尚、この圧電素子326は、積層
された例えば圧電セラミックスで形成されていて、圧電
素子326の軸方向の変位が大きくされたものであり、
コントローラにより電圧の印加のタイミングが制御され
る電源(それぞれ図示せず)に、接続されている。そし
て、前述の排気管330における開閉用のバルブも、こ
のコントローラに接続されていて、このコントローラが
バルブの開閉動も制御することになる。
【0042】他方、これらてこ板320、側壁312
A、支持部312B及び頂壁312Cは、それぞれ一体
的に形成されたフレーム314の一部を形成しており、
図6に示すように、このフレーム314が一対重ね合わ
されて図示しないボルトでねじ止めされることにより、
一対のてこ板320、一対の側壁312A、一対の頂壁
312C及び一対の支持部312Bが、それぞれ相互に
対向して配置された状態で、噴射タンク312の外枠を
形成することになる。
【0043】また、図4、及び図5に示すようにノズル
孔324の長手方向に位置するノズル板322の端部で
あるノズル板322の左右端と、一対のフレーム314
の端部とで、区画された部分には、薄肉の封止板328
が一対のフレーム314に接着された状態で配置されて
いる。
【0044】さらに、この封止板328の内側には、ノ
ズル板322の左右端及び一対のフレーム314の端部
と、この封止板328との間の隙間を埋めて、これらの
間から処理液が漏れないようにする為、例えばシリコン
ゴム系の接着剤である弾性接着剤が充填されている。従
って、ノズル板322の左右端の動きを阻害せずに、噴
射タンク312の隙間が弾性接着剤により封止されるこ
とになる。なお、薄肉の封止板328を用いず噴射タン
ク312の左右端を弾性接着剤のみで封止するようにし
ても良い。
【0045】以上より、圧電素子326に電源より通電
されると、図7に示すように、圧電素子326が伸びて
てこ板320を支持部312B廻りに回動されるのに伴
って、この圧電素子326がノズル板322の中央部を
矢印B方向に沿って上昇させるように、ノズル板322
を変形させつつ変位させる。そして、このノズル板32
2の変形に伴って、噴射タンク312内の処理液の圧力
が高まり、ノズル孔324から少量の処理液Lが一括し
て線状に噴射されることになる。
【0046】図1及び図2に示すように現像補力処理部
20では、2組の塗布装置310の各噴射タンク312
が接近して配置されている。この噴射タンク312のう
ち搬送手段の上流側に配置された噴射タンク312は、
例えばアルカリ性の処理液を搬送される感光材料40の
感光材料乳剤面40Aに塗布する。また、噴射タンク3
12のうち搬送手段の下流側に配置された噴射タンク3
12は、例えば過酸化水素液を搬送される感光材料40
の感光材料乳剤面40Aに塗布する。
【0047】このようにして処理液が塗布された感光材
料40は、加熱温調手段で加熱され所定温度に保持され
ながらニップ搬送手段で搬送される間に化学反応が行な
われて処理が完了される。この加熱温調手段は、噴射タ
ンク312に続けて搬送方向下流側に配置されている。
【0048】この加熱温調手段は、搬送路14に沿って
配置されるニップ搬送手段としての複数のニップローラ
356と、感光材料40の感光材料乳剤面40Aを覆う
加熱用のケース部358(図2に図示)とを有する。
【0049】このニップ搬送手段を構成するニップロー
ラ356は、軸方向に短い一対のローラ360として構
成されている。複数のニップローラ356は、搬送路1
4の両横に、印画紙部分41の長さより短い間隔(印画
紙のLサイズの長さである127ミリメートル以下の間
隔)で、現像補力処理部20の処理液付与手段から加熱
温調手段にかけて配置されている。
【0050】このように構成されたニップローラ356
は、一対のローラ360の間に、感光材料40における
両横側部の各々対応する耳部43だけを挟んで転動する
ことにより、感光材料40全体を支持しながら所定のコ
ースに沿って搬送する。このとき、隣り合うニップロー
ラ356は、印画紙部分41の長さより短い間隔なので
必ず1つ以上のニップローラ356が感光材料40を支
持する状態となるから、感光材料40を安定して確実に
所定のコースに沿って搬送できる。
【0051】ケース部358は、搬送路14上を搬送さ
れてくる感光材料40を入口から導入し、その下流側出
口から排出するよう構成されている。このケース部35
8の内部は、いわゆる空間温調されており、内部の空気
が図示しないヒータで所定温度に保持されていて、この
ケース部358内を感光材料40が通過する際、この感
光材料40の処理液を付着した乳剤面40A部分が所定
温度に保たれ、化学変化が所定の速度で進むよう調整さ
れる。
【0052】上述のような現像補力処理部20で処理さ
れた感光材料40は、搬送路14によって洗浄部24へ
送られる。
【0053】この洗浄部24は、図2に示すように、シ
ャワー装置52によって必要量の洗浄水(リンス液)を
感光材料40の乳剤面40A上にのみ掛けて乳剤面40
Aを洗浄する。
【0054】このシャワー装置52に対し、搬送路14
を挟んで下方には、零れ落ちた洗浄水を受ける受け皿5
4が配置されている。
【0055】搬送路14の下流側には絞りローラ56が
配置されている。この絞りローラ56は、一対のローラ
で感光材料40を挟むように転接することにより、乳剤
面40A上の洗浄水を絞り取るように構成されている。
この絞りローラ56で洗浄水を絞り取られた感光材料4
0は、搬送路14上の下流側の安定化部25へ送られ
る。
【0056】安定化部25では、シャワー装置58によ
り安定化液を感光材料40の乳剤面40A上に掛けて安
定化処理を行う。この際、零れ落ちた安定化液を受け皿
62で受けるように構成されている。また感光材料40
上の余分な安定化液は絞りローラ60で絞り取られるよ
う構成されている。
【0057】この安定化部25で安定化処理を終えた感
光材料40は、搬送路14上の下流側の乾燥部26へ送
られる。この乾燥部26は、ヒートローラと温風吹き付
けとによる乾燥方式に構成されている。すなわち、乾燥
部26は、搬送路14上の乾燥部26に対応する部分で
温風を感光材料40の乳剤面40A上に吹き付けて乾燥
させ、かつ所定温度に加熱したヒートローラ66を転接
させて乾燥させながら送り動作させるように構成されて
いる。
【0058】このように乾燥部26で乾燥され各印画紙
部分41に各々所定の画像が形成された感光材料40
は、搬送路14上の裁断部において図示しないカッタに
より搬送方向前後側の各耳部45を切断される。
【0059】次に図1及び図2に示すように、各耳部4
5を切断された感光材料40は、搬送路14の裁断部か
ら装置本体10の前面へ向けて直角に迫出すように搬送
される際に、図示しないカッタによって、感光材料40
の幅方向両側の耳部43と2個の印画紙部分41の間の
耳部43とが切断される。
【0060】そしてこの結果感光材料40は、耳部43
と耳部45とが切除されて残った2枚の印画紙部分41
が排出部16へ完成品として送り出されストックされ
る。
【0061】なお、安定化部25を洗浄部24より搬送
路14の上流側へ配置するよう画像形成装置を構成して
も良い。
【0062】次に、本実施の形態の画像形成装置に用い
られる感光材料40と、各処理液について説明する。な
おこの感光材料40と、各処理液とは、それぞれ特願平
9−281207号公報に記載されているものを利用で
きる。
【0063】この画像形成装置で用いられる感光材料4
0は、発色現像主薬等を内蔵した感光材料40であっ
て、その構成は以下の通りである。 (1)支持体上に少なくとも1層の写真構成層を有する
ハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、写真構成層
のいずれかに少なくとも一種の色素形成カプラーと、少
なくとも一種の下記一般式(I)および/または(I
I)、で表される発色用還元剤を含有する。
【0064】
【化1】
【0065】
【化2】
【0066】式中、R1〜R4は水素原子または置換基を
表す。A1、A2は水酸基または置換アミノ基を表す。X
は−CO−、−SO−、−SO2、−PO<から選ばれ
る2価以上の連結基を表す。Y1K、Z1Kは窒素原子また
は−CR5=(R5は水素原子または置換基)で表される
基を表す。kは0以上の整数を表す。Pはプロトン解離
性基またはカチオンとなりうる基を表し、本化合物と露
光されたハロゲン化銀との酸化還元反応により生じた酸
化体が、カプラーとカップリングした後、Pからの電子
移動を引き金とするN−X結合の切断およびカプラーの
カップリング部位に結合した置換基の脱離により色素を
形成する機能を有する。Yは2価の連結基を表す。Zは
求核性基であって、本化合物が酸化された際に、Xに攻
撃可能な基を表す。nはXが−PO<のとき1又は2で
あり、Xがその他の基であるとき1である。R1とR2
3とR4およびY1K、Z1K、Pから任意に選ばれる2つ
以上の原子または置換基間でそれぞれ独立に互いに結合
して環を形成しても良い。 (2)支持体上に少なくとも1層の写真構成層を有する
ハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、写真構成層
のいずれかに少なくとも一種の色素形成カプラーと、少
なくとも一種の下記一般式(III)で表される発色用
還元剤を含有する。
【0067】
【化3】
【0068】式中、R11は置換基を有してもよいアリー
ル基またはヘテロ環基であり、R12は置換基を有しても
よいアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリー
ル基またはヘテロ環基である。X0は−SO2−、−CO
−、−COCO−、−CO−O−、−CONH(R13
−、−COCO−O−、−COCO−N(R13)−また
は−SO2−NH(R13)−である。ここでR13は水素
原子またはR12で述べた基である。 (3)一般式(III)で表される化合物が一般式(I
V)または(V)で表される感光材料。
【0069】
【化4】
【0070】式中、Z1はアシル基、カルバモイル基、
アルコキシカルボニル基、またはアリールオキシカルボ
ニル基を表し、Z2はカルバモイル基、アルコキシカル
ボニル基、またはアリールオキシカルボニル基を表し、
1、X2、X3、X4、X5は水素原子または置換基を表
す。但し、X1、X2、X5のハメットの置換基定数σp
値とX2、X4のハメットの置換基定数σm値の和は0.
08以上、3.80以下である。R3aはヘテロ環基を表
す。 (4)一般式(IV)および(V)で表される化合物が
それぞれ一般式(VI)および(VII)で表される感
光材料。
【0071】
【化5】
【0072】式中、R1a、R2aは水素原子または置換基
を表し、X1、X2、X3、X4、X5は水素原子または置
換基を表す。但し、X1、X3、X5のハメットの置換基
定数σp値とX2、X4のハメットの置換基定数σm値の
和は0.80以上、3.80以下である。R3aはヘテロ
環基を表す。 (5)一般式(VI)および(VII)で表される化合
物がそれぞれ一般式(VIII)および(IX)で表さ
れる感光材料。
【0073】
【化6】
【0074】式中、R4a、R5aは水素原子または置換基
を表し、R4a、R5aのうちどちらかは水素原子であり、
6、X7、X8、X9、X10は水素原子、シアノ基、スル
ホニル基、スルフィニル基、スルファモイル基、カルバ
モイル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基、アシル基、トリフルオロメチル基、ハロゲ
ン原子、アシルオキシ基、アシルチオ基、またはヘテロ
環基を表す。但し、X 6、X8、X10のハメットの置換基
定数σp値とX7、X9のハメットの置換基定数σm値の
和は1.20以上、3.80以下である。
【0075】Q1はCとともに含窒素の5〜8員環のヘ
テロ環を形成するのに必要な非金属原子群を表す。
【0076】本実施の形態に係る感光材料は、全ての塗
布層の銀量を合計した塗布銀量が銀換算で0.03〜
0.3g/m2とすることが望ましい。
【0077】また、発色用還元剤は十分な発色濃度を得
るために、発色層1層当たり0.01〜10mmol/
2使用することが好ましい。更に好ましい使用量は
0.05〜5mmol/m2であり特に好ましい使用量
は0.1〜1mmol/m2である。この範囲であると
十分な発色濃度が得られる点で好ましい。
【0078】さらに発色用還元剤が使用される発色層の
カプラーの好ましい使用量は発色用還元剤に対してモル
換算で0.05〜20倍で、更に好ましくは0.1〜1
0倍、特に好ましくは0.2〜5倍である。この範囲で
あると十分な発色濃度が得られる点で好ましい。
【0079】この画像形成装置に用いられる各処理液は
次ぎの通りである。
【0080】 (アルカリ性処理液) 水 800ml 5スルホサリチル酸ナトリウム 50g KC1 2.5g ベンゾトリアゾール 0.02g ヒドロキシエチリデン−1,1− ジホスホン酸(30%水溶液) 4ml 表面張力低下剤(下記Stil−1 で表される化合物) 5g 水を加えて1リットル pH 13
【0081】
【化7】
【0082】 (過酸化水素含有液) 水 800ml 過酸化水素(30%水溶液) 30ml 表面張力低下剤(Stil−1) 5g 水を加えて1リットル pH 5.8 (安定化液) 炭酸カリウム 15g 2−メルカプトベンツイミダゾール−5− 1g スルホン酸ナトリウム ヒドロキシエチリデン−1,1− 1ml ジホスホン酸(30%水溶液) 5−クロロ−2−メチル−4− 0.02g イソチアゾリン−3−オン 水を加えて1リットル pH 7.0 (リンス液) 塩素化イソシアヌール酸ナトリュウム 0.02g 脱イオン水(導電率5μS/cm) 1000ml pH 6.5 次に上述のように構成された画像形成装置の動作及び使
用方法について図1、及び図2により説明する。まず、
画像の原稿をスキャナ等で入力し、画像処理して、露光
部18の作動準備を整える。
【0083】次に原稿の画像を感光材料40に形成する
指令が装置本体10の図示しない制御部へ入力される
と、制御部の指令により給紙部12が作動され、帯状の
感光材料40が搬送路14上へ送り出される。このよう
に搬送路14上へ所定長さ送り出された感光材料40
は、その搬送方向に対しカッタ38によってLサイズの
長さ127ミリメートルに2個の搬送方向前後側の耳部
45の長さを加えた寸法に切断され露光部18へ送られ
る。
【0084】次に露光部18では、感光材料40の片面
の乳剤面40A上における2個の印画紙部分41へそれ
ぞれ所要の2つの原稿画像を露光し現像補力処理部20
へ送る。
【0085】現像補力処理部20では、処理液付与手段
である2個の塗布装置310の噴射タンク312のう
ち、搬送路14上の上流側に配置されている噴射タンク
312により前述したアルカリ性処理液を感光材料40
の片面の乳剤面40Aにのみ付着するよう塗布する。
【0086】さらに、搬送路14の下流側に配置されて
いる噴射タンク312により前述した過酸化水素含有液
をアルカリ性処理液が付着された直後の乳剤面40A上
に付着する。これにより、感光材料40の乳剤面40A
上には、アルカリ性処理液が付着された直後に過酸化水
素含有液が重ねて混合するよう付着される。
【0087】次に処理液を塗布した感光材料40を、搬
送路14に沿って配置されたニップ搬送手段としての複
数のニップローラ356により、搬送方向両横側の耳部
43をそれぞれニップして約20ミリメートル/秒以上
の搬送速度で、約17秒間に渡り加熱温調手段としての
ケース部358の部分を搬送する。これにより、感光材
料40は、その乳剤面40Aが所定温度(摂氏40度)
に保持されながら化学変化が行われて現像捕力処理が行
われ、洗浄部24へ送られる。
【0088】次に洗浄部24では、感光材料40の乳剤
面40A上にシャワー装置52によって前述したリンス
液を掛け、搬送路14上を所定距離搬送する間に水洗処
理をした後、安定化部25へ送る。
【0089】安定化部25では、感光材料40の乳剤面
40A上にシャワー装置52によって安定化液を掛け、
搬送路14上を所定距離搬送する間に安定化処理をした
後、乾燥部26へ感光材料40を送る。
【0090】乾燥部26では、搬送路14上を所定距離
搬送する間に乾燥した後、搬送路14上の裁断部へ感光
材料40を送る。
【0091】裁断部では、図示しないカッタにより感光
材料40の搬送方向前後側の各耳部45を切断する。
【0092】次に裁断部から各耳部45を切断された感
光材料40を装置本体10の前面へ向けて直角に迫出す
ように搬送する際に、図示しないカッタによって、感光
材料40の幅方向両側の耳部43と2個の印画紙部分4
1の間の耳部43とを切断する。
【0093】次に、感光材料40から耳部43と耳部4
5とが切除されて残った2枚の印画紙部分41が排出部
16へ完成品として送り出されストックされ、画像形成
処理の一連の動作が完了される。
【0094】なお、切り落とされた耳部43と耳部45
とは、それぞれ図示しない回収手段によって装置本体1
0内の耳部43、45の貯留部に回収される。
【0095】上述した本実施の形態の構成では、感光材
料40に2個の印画紙部分41を設定したので、Lサイ
ズの印画紙を同時に2枚処理できるから、大幅な処理時
間の短縮を図れる。なお、所定サイズの印画紙を同時に
3枚以上処理するよう構成した場合には、さらなる処理
時間の短縮を図れる。そしていわゆるスループットを1
時間当たり800枚程度にまで向上可能である。
【0096】また、各作業工程での処理は、感光材料4
0の片面の乳剤面40Aに対してのみ行なわれるので、
従来のいわゆるドブ漬け方法等に比べ、各処理時間を短
縮できるから全体として大幅な処理時間の短縮を図れ
る。
【0097】さらに、所定サイズに切断された感光材料
40を、間欠的に現像補力処理部20の部分を搬送しな
がら処理する際に、感光材料40の耳部43、45をニ
ップ搬送手段としての複数のニップローラ356によっ
て耳部43、45だけを挟んで転動することにより、感
光材料40全体を支持しながら所定のコースに沿って安
定して確実に搬送できる。
【0098】なお、本実施の形態では、感光材料40の
四方に耳部を設ける構成について説明したが、これ以外
に感光材料40の搬送方向の横片側若しくは搬送方向の
前後の片側又は複数の印画紙部分41の間部分といった
感光材料40の一部分にのみ耳部(ニップ部)を設け、
この部分をニップして搬送するよう構成しても良い事は
勿論である。
【0099】また、本実施の形態で用いた塗布装置31
0では、処理液を感光材料40に噴射して所定範囲に塗
布した際、処理液の塗布範囲の周辺部において処理液の
塗布量が減少する等変化して不均一になる場合がある。
このように処理液の塗布量が変化して不均一になった部
分では、現像捕力処理が適切に行われず、感光材料40
に形成される画像に現像不良によるムラ等ができる虞が
ある。
【0100】そこで、液体の塗布量が不均一となる液体
の塗布範囲の周辺部を耳部として設定すれば、この耳部
は切り落としてしまうものであり、画像も形成されない
ので、現像不良によるムラ等の不都合の影響が及ばない
ようにできる。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像形成装
置によれば、第1に、感光材料の一部に画像を形成しな
いニップ部を設定し、このニップ部をニップして感光材
料を搬送するよう構成する。そしてニップ部をニップし
て感光材料全体を支持して所定のコースに沿って安定し
て確実に連続搬送しながら、適正かつ迅速に現像捕力処
理を施す。この現像捕力処理は、塗布装置により感光材
料へ処理液を塗布した後、感光材料をその処理液の塗布
部に触ることなく所定時間搬送することにより行われ
る。この感光材料のニップ部には画像が形成されないの
で、このニップ部が搬送のためニップされ処理液が落と
される為に適正な画像が形成されなくても、感光材料に
形成される画像に不都合を生じないようにできるという
効果がある。
【0102】第2に、感光材料の周囲に画像を形成しな
い耳部を設定し、現像捕力処理のため塗布装置で処理液
を感光材料に噴射して所定範囲に塗布した際、処理液の
塗布範囲の周辺部において処理液の塗布量が変化して不
均一になる部分を耳部に含ませるように構成する。この
ように構成した場合には、処理液の塗布量が変化して不
均一になる為に適正な画像が形成されなくても、感光材
料に形成される画像に不都合を生じないようにできると
いう効果がある。さらに、この耳部をニップして感光材
料全体を支持して所定のコースに沿って安定して確実に
連続搬送しながら、適正にかつ迅速に現像捕力処理を施
すことができるという効果がある。第3に、所定形状の
感光材料に、複数の画像形成部分を設定すると共にニッ
プ部又は耳部を設定し、このニップ部又は耳部をニップ
して所定形状の感光材料に対し現像捕力処理を施す。そ
して感光材料から各画像形成部分を切り出して各画像形
成部分を完成品として得るよう構成する。このように構
成した場合には、ニップ部又は耳部に画像に不都合を生
じる要因を集約し各画像形成部分に良好な画像を形成可
能とすると共に、複数の画像形成部分に同時に現像捕力
処理等の各種の処理を施して各画像形成部分に各々の画
像を形成する処理の効率を向上可能とするという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置全体の
概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の処理
工程の流れを示す概略斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の処理
液付与手段の部分を取り出して示す拡大部分断面背面図
である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の処理
液付与手段の噴射タンク部分を示す拡大斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の噴射
タンクの下を感光材料が搬送される状態を示す底面図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の図5
のVI−VI線による断面を示す噴射タンクの断面図で
ある。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の噴射
タンクから水を噴射する状態を図6に対応した断面で示
す断面図である。
【符号の説明】
10 装置本体 12 給紙部 14 搬送路 16 排出部 18 露光部 20 現像補力処理部 24 洗浄部 25 安定化部 26 乾燥部 38 カッタ 40 感光材料 40A 感光材料乳剤面 41 印画紙部分 43 耳部 45 耳部 52 シャワー装置 54 皿 56 ローラ 58 シャワー装置 60 ローラ 62 皿 66 ヒートローラ 310 塗布装置 312 噴射タンク 322 ノズル板 324 ノズル孔 356 ニップローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を露光後に、少なくとも現像補
    力処理を施すことによって前記感光材料上に画像を形成
    する画像形成装置であって、 前記感光材料へ処理液を塗布する処理液付与手段と、 前記感光材料の非画像領域をニップして前記感光材料を
    連続して搬送する間に、前記処理液付与手段によって前
    記感光材料へ処理液を塗布した後、所定時間搬送して現
    像捕力処理を施すニップ搬送手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光材料を露光後に、少なくとも現像補
    力処理を施すことによって前記感光材料上に画像を形成
    する画像形成装置であって、 前記感光材料上の画像を形成する部分に、処理液を噴射
    して塗布する塗布装置と、 前記塗布装置で処理液を前記感光材料に噴射して所定範
    囲に塗布した際処理液の塗布範囲の周辺部において処理
    液の塗布量が変化して不均一となる前記感光材料の周囲
    の部分を含むように設定された非画像領域をニップして
    前記感光材料を連続して搬送する間に、前記処理液付与
    手段によって前記感光材料へ処理液を塗布した後、所定
    時間搬送して現像捕力処理を施すニップ搬送手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数の画像が露光された前記所定形状の
    感光材料に対し前記現像捕力処理を施した後、前記感光
    材料から前記各画像が形成された部分を切り出すことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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