JP2001032364A - 床敷材 - Google Patents

床敷材

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JP2001032364A
JP2001032364A JP11205271A JP20527199A JP2001032364A JP 2001032364 A JP2001032364 A JP 2001032364A JP 11205271 A JP11205271 A JP 11205271A JP 20527199 A JP20527199 A JP 20527199A JP 2001032364 A JP2001032364 A JP 2001032364A
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decorative panel
deck
groove
deck material
side edge
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JP11205271A
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Akihiro Yoshiyama
明裕 吉山
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する化粧パネル材同士の係合において化
粧パネル材の一辺に沿う方向の係合長さが短く、デッキ
材への水はけが良好な床敷材を提供する。 【解決手段】 デッキ材2と化粧パネル材3とからなる
床敷材1であって、化粧パネル材3は、凹溝の方向と直
交する方向に沿う一側縁部に孔35aを有する係止片部
35を外側方に数個だけ突設し、対向側縁部の対応位置
に上記孔35aに係止可能な係止突起36を形成し、凹
溝の方向に沿う一側縁部の下側に空隙38を形成し、対
向側縁部に該空隙38に挿入可能な係合片部37を外側
方に突設し、凹溝の方向に沿って隣接する化粧パネル材
3同士は係止片部35と係止突起36を係止し合うとと
もに、凹溝の方向と直交する方向に隣接する化粧パネル
材3同士は係合片部37と空隙38とを重ね合わせる構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、バルコニー、ベ
ランダ、テラス等の床版上に敷設され、化粧床面を形成
する床敷材に関する。
【0002】
【従来の技術】図14に示す床敷材100は、従来の床
敷材の一例を示すものであり、上面部101の幅方向中
間部に上面開口状の凹溝部102を長手方向に沿って有
するデッキ材103を、側部を隣接させて複数枚敷設
し、これらデッキ材103上に凹溝102に沿って複数
の化粧パネル材104を係止して敷設したものである。
【0003】化粧パネル材104は、図14、15に示
すように、化粧床面を形成する床面部105の外周側壁
を構成する四つの側壁面のうち、隣接する二つの側壁面
106、106の高さ方向中間部には、下向きL字型の
係合板部107を両側壁部106、106の端部を除き
側壁部106、106に沿って水平に突設するととも
に、両側壁部106、106に対向する側壁部108、
108には、L字型の係合板部107の厚み分の空隙1
09を形成し、また、デッキ材103の凹溝102に沿
う方向(図14では上下方向)の係合板部107に貫通
孔110を形成するとともに、対向する側壁部108の
下端部に貫通孔110に係止する係止突起111を形成
し、更に床面部105の下面の凹溝102に沿う方向の
中央部にはデッキ材103との係止突起112を形成し
てあった。したがって、上記構成を有する化粧パネル材
104を、係止突起112を凹溝102に係止してデッ
キ材103上に敷設すると、図14に示すように、隣接
する化粧パネル材104の係合板部107と空隙109
とが係合し、かつ凹溝102の方向には係止突起111
が貫通孔110に係止するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記床敷材1
00では、図14に示すように、隣接する四枚の化粧パ
ネル材104間の目地部分が略完全に塞がれた状態にな
っているのに対し、突き合わせる部分だけに穴113が
生じてしまい、見栄えが悪いものとなっていた。また、
係合板部107と空隙108とが穴113を除く部位で
係合しており、化粧パネル材の一辺に沿う方向の係合長
さが長く、この係合板部107と空隙108との係合部
においては雨水が化粧パネル材104からデッキ材10
3へ流れにくくなっており、水はけが悪いものとなって
いた。そこで、本発明は、上記課題を解決するため、隣
接する化粧パネル材同士の係合において化粧パネル材の
一辺に沿う方向の係合長さが短くてすみ、化粧パネル材
からデッキ材への水はけが良好な床敷材を提供せんとす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、長手方向に沿う上面開口状の凹溝を有
し、床版上に敷設されるデッキ材と、化粧床面の下面に
デッキ材の凹溝に係合する係合部を有する化粧パネル材
とからなり、化粧パネル材は、デッキ材の凹溝の方向と
直交する方向に沿う一側縁部に隣接して敷設される化粧
パネル材と互いに係止し合う数個の係止片部を外側方に
突設するとともに孔を形成し、対向側縁部の下面の対応
位置に上記係止片部の孔に係止可能な係止突起を形成
し、凹溝の方向に沿う一側縁部の下側に空隙を形成し、
この対向側縁部に該空隙に挿入可能な係合片部を外側方
に突設して形成し、化粧パネル材をデッキ材に係合させ
つつ、凹溝の方向に沿って隣接する化粧パネル材同士は
係止片部と係止突起を互いに係止し合うとともに、凹溝
の方向と直交する方向に隣接する化粧パネル材同士は係
合片部と空隙とを重ね合わせることにより、化粧パネル
材がデッキ材上に敷設されてなる構成を有する床敷材を
提供する。
【0006】このような構成を有する床敷材によれば、
隣接する化粧パネル材同士の係合構造において、化粧パ
ネル材の一辺に沿う方向の係止又は係合に要する長さが
短くてよく、化粧パネル材からデッキ材への水はけが良
好にすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る床敷材の一実
施例を図面に基づいて説明する。図1〜13は本発明に
係る床敷材の一実施例を示し、図1は床敷材の概略構造
を示す上面図、図2はデッキ材の構造を示す斜視図、図
3は図2のデッキ材とは異なるデッキ材の構造を示す斜
視図、図4は図2のデッキ材上に敷設する化粧パネル材
の一実施例、図5は図3のデッキ材上に敷設する化粧パ
ネル材の一実施例、図6は、図4、5に示す化粧パネル
材とは異なる形状の実施例を示す上面図、図7は図1の
床敷材をバルコニーに敷設した状態を示すバルコニー出
幅方向に沿う側面図、図8は図7の床敷材の敷設状態を
示すバルコニー間口方向に沿う端部の側面図、図9は床
敷材のバルコニー出幅方向先端部の収まりを示す側面
図、図10は床敷材のバルコニー出幅方向基端部の収ま
りを示す側面図、図11はデッキ材と化粧パネル材の係
合状態を示す側面図、図12はデッキ材の長手方向に沿
う方向の化粧パネル同士の係合構造を示す側面図、図1
3はデッキ材の短手方向に沿う化粧パネル同士の係合構
造を示す側面図である。
【0008】本発明に係る床敷材1は、図1に示すよう
に、バルコニー等の床版上に敷設されるデッキ材2と、
デッキ材2上に敷設され化粧床面を形成する化粧パネル
材3とから構成されている。
【0009】デッキ材2は、図2、3に示すように、例
えばバルコニー等の床版上に敷設され、床版の出幅に合
わせた所定の幅と、適宜厚みと、家屋等の間口(横幅)
に合わせた長さを有する中空状の長尺な合成樹脂製の部
材であって、出幅方向基端部から先端部に向かって敷設
されるデッキ材2Aと、出幅方向先端部に敷設されるデ
ッキ材2Bからなる。
【0010】デッキ材2Aは、図2に示すように、長手
方向に沿って上面21の中央部に形成した第一凹溝部2
2と、この第一凹溝部22の両側上部の長手辺に沿って
形成した第二凹溝部23、23とを有する。
【0011】第一凹溝部22は、下面部24を残して上
面部21を適宜幅だけ開口させて形成してあり、底面を
形成する第一底部22aと、第一底部22a両側縁から
上方に対向するように上面部21以下の高さで立設した
一対の第一側壁部22b、22bとを有し、第一底部2
2aの幅方向中央部には、釘やねじ等の固着具を挿通し
てデッキ材2Aを固着するための固着具挿通孔25を適
宜間隔で穿孔し、第一側壁部22b内側面の下部には、
係止用突起を内向きに対向突設し、係止部22c、22
cとしてある。
【0012】第二凹溝部23は、第一側壁部22bの上
部を第二内側壁部23aとし、この第二内側壁部23a
の下外側から水平状に張出した第二底部23bと、この
外側から上面部21まで立設した第二外側壁部23cと
により、上向きコの字状に形成するとともに、第二外側
壁部23c上方の上面縁部をコの字状の開口内に若干張
り出させて第二突縁部23dとして形成してある。
【0013】デッキ材2Aの幅方向両側端には、互いに
係合し合う端部形態となる係合部26、係合部27を形
成してある。なお、合成樹脂製のデッキ材2を押出成形
によって形成する場合は、図2に示すように、例えば全
体を略等肉厚の中空体として形成し、強度確保のため、
中空部に適宜間隔で縦壁となるリブ28を形成してあ
る。
【0014】また、第一凹溝部22の上部には、雨水の
浸入を防ぐために第一凹溝部22を被覆するように溝カ
バー29を被着してある。溝カバー29は、天面部29
aの下面から下方に突設した脚板部29b、29bの外
側先端に形成した係止部29c、29cを第一側壁部2
2bの係止部22cに係止してある。ここで、天面部2
9aの側縁29dと第二突縁部23dの先端との間隙W
は、化粧パネル材3の係合部34が挿通し得る幅に形成
してある。なお、溝カバー29は、デッキ材2Aを固着
具で根太材等の固定部材へ固着させた後に第一凹溝部2
2の上部に被着する。
【0015】デッキ材2Bは、出幅方向先端部に敷設さ
れるデッキ材であって、バルコニー先端側に前梁への係
止突起41と排水溝部42を形成してある他はデッキ材
2Aの構造と同様である。これら同様の構造はデッキ材
2Aと同一の符号をもって示し、その説明を省略する。
【0016】係止突起41は、デッキ材2Bの出幅方向
先端側の側面部を上面部21より若干上方に突出させて
長手方向に長い突条を突設して形成してある。
【0017】排水溝部42は、デッキ材表面に付着した
雨水を排出するために、デッキ材2Bの出幅方向先端側
の側部において、上面部21を適宜幅及び深さだけ凹陥
させて上面開口状の凹形状の溝として形成してある。
【0018】排水溝部42の両側壁面は中間部で内側に
段部を有し、この両段部間に亘って板状体の排水溝カバ
ー43を被着させてある。
【0019】化粧パネル材3は、図4〜6に3A乃至3
Jとして例示するように、種々の変形が可能である。
【0020】化粧パネル材3Aは、図4(A)〜(C)
に示すように、合成樹脂製の部材であって、表面を無地
若しくは適宜模様に装飾した方形状の単位パネル31
を、適宜間隔をおいて設けた結合片32を介して連結し
て適宜面積の化粧床面33を形成し、この化粧床面33
の下面にはデッキ材2の凹溝の方向(図4(A)及び
(C)では上下方向)に沿って、上記デッキ材2の天面
部29aの側縁29dと第二突縁部23d先端との間隙
Wに挿通可能な厚みを有し、かつ第二突縁部23dに係
止可能な突起を有する係合部34、34を形成してあ
る。
【0021】化粧床面33の外周側壁を構成する四つの
側壁面のうち、デッキ材2の凹溝の方向と直交する方向
に沿う(図4では左右方向)一方の側壁面の幅方向中央
部及び両側部付近の高さ中間部には若干幅の下向きL字
型の係止板部35を適宜間隔をおいて水平に突設してあ
る。この係止片部35の水平板部中央には周縁を適宜幅
だけ残して貫通孔35aを形成してある。また、係止片
部35を形成した側壁面と対向する側壁面は、係止片部
35を差し込み可能なように下面を上方に凹ませるとと
もに、貫通孔35aに係止可能な部位に貫通孔35aに
挿通可能な外幅を有して下方突出させた一対の突片を形
成し、その先端部外方に係止段部を突設し、係止突起3
6を形成してある。
【0022】また、凹溝の方向に沿う一方の側壁面の幅
方向両側部付近の高さ方向中間部には若干幅の下向きL
字型の係合片部37を適宜間隔をおいて水平に突設する
とともに、対向する他方の側壁面の下端部には、係合片
部37を収容し得る空隙38を側壁面の略全幅に亘って
或いは対向部位に形成してある。
【0023】化粧パネル材3Bは、図5に示すように、
デッキ材2B上に敷設する化粧パネル材であって、デッ
キ材2の凹溝に沿う方向に化粧パネル材3Aと同じ長さ
を有し、デッキ材短手方向にデッキ材2Bの短手幅に対
応した長さを有し、単位パネル31に連結片を介して連
設された端部パネル39以外の部分の構成は化粧パネル
材3Aと同様の構成であるので、同一の符号をもって示
し、その説明を省略する。
【0024】端部パネル39は、単位パネル31と同一
の長さと適宜幅を有するパネル材であって天面を周縁部
に向かって下り傾斜状に形成し、雨水をデッキ材2へス
ムースに導くとともに、床敷材1の周端部を美しく納め
るためのものである。
【0025】また、本発明に係る化粧パネル材3は、図
6に示すように、種々の大きさ及び端部形状を有するよ
うに構成してある。すなわち、図6(A)に示す化粧パ
ネル材3Cは化粧パネル材3Aのデッキ材の長手方向長
さの3分の1の長さであり、図6(B)に示す化粧パネ
ル材3Dは同じく化粧パネル材3Bのデッキ材の長手方
向長さの3分の1の長さを有するように形成してあり、
図6(D)、(C)に示す化粧パネル材3E、3Fは、
それぞれ化粧パネル材3C、3Dの半分の長さを有する
化粧パネル材として形成してある。また、図6(E)〜
(H)に示す化粧パネル材3G〜3Jは、デッキ材長手
方向両端部に敷設する化粧パネル材として形成してあ
る。
【0026】このようにデッキ材長手方向に種々の長さ
を有する化粧パネル材を好適に設定すれば、関東間、関
西間、九州四国間、メーターモジュール等の1間あたり
の長さの異なる間口に対応して形成されたバルコニー等
の床版に対してもそれぞれに対応した床敷材を構成する
ことができる。例えば、間口方向の幅が1850mmの
床版上に敷設するデッキ材の長さが1730mmである
場合には、化粧パネル材3H、3Gを1枚、3D、3C
を1枚、3B、3Aを5枚及び3J、3Iを1枚デッキ
材長手方向に沿って敷設すれば、その長さは1700m
mとなり、デッキ材に許容間隙を30mm残すことがで
きる。また、間口方向の幅が2000mmの床版上に敷
設するデッキ材の長さが1880mmである場合には、
化粧パネル材3H、3Gを1枚、3F、3Eを1枚、3
D、3Cを2枚、3B、3Aを5枚及び3J、3Iを1
枚デッキ材長手方向に沿って敷設すれば、その長さは1
850mmとなり、デッキ材に許容間隙を30mm残す
ことができる。
【0027】上述の構成を有する床敷材1は、図7、8
に示すように、例えばバルコニー等の床版上に敷設する
ことができる。
【0028】すなわち、床版6上に方形状の根太材7を
出幅方向に沿う方向に適宜間隔をおいて敷設し、根太材
7上に根太材7の敷設方向と直交する方向に出幅方向基
端部から先端部に向かってデッキ材3Aを側部を隣接さ
せるようにして並置し、先端部にデッキ材3Bを配設
し、釘又はねじ等の固着具8をデッキ材2A、2Bの固
着具挿通孔25に挿通し、デッキ材2A、2Bを根太材
7上に固着する。
【0029】このとき、デッキ材2A、2Bの端部は、
図9に示すように、床版6の両側部に形成した側樋部9
に設けた支持鍔部91で支持するとともに、固着具8で
固着してある。また、出幅方向先端部の収まりは、図9
に示すように、前梁の形成した下向きコの字状の嵌合凹
部10aにデッキ材2Bの係止突起41を差し込んで係
止してある。さらに出幅方向基端部の収まりは、図10
に示すように、家屋側の壁に釘等によって固着された横
向きコの字状の支持部材11によって固定してある。
【0030】続いてデッキ材の間口幅に合致する組み合
わせにより選択した上述の各種デッキ材3を、図11に
示すように、係合部34をデッキ材の第二突縁部23d
に係止させるように第二凹溝部23に挿入してデッキ材
2上に敷設すればよい。
【0031】ここで、化粧パネル材3をデッキ材2の長
手方向に沿って敷設するには、まず一の化粧パネル材3
を、係止片部37をデッキ材出幅方向先端側に向けた方
向で、上記の如く係合部34をデッキ材2の第二凹溝部
23に挿入係合してデッキ材2上に敷設し、続いて敷設
する他のパネル材3を一の化粧パネル材3と同じ向きに
向け、係合部34をデッキ材2の第二凹溝部23に係合
させつつ、一の化粧パネル材3の係止片部35の貫通孔
35aに他の化粧パネル材3の係止突起36を係止する
ようにしてデッキ材2上に敷設してゆけばよい。また、
バルコニー出幅方向に沿って隣接する化粧パネル材3を
敷設するには、上記デッキ材2の長手方向に沿って敷設
するのと同様に、係合部34をデッキ材2の第二凹溝部
23に係合させつつ、一の化粧パネル材3の係止片部3
5の貫通孔35aに他の化粧パネル材3の係止突起36
を係止させ、同時に空隙38に隣接する化粧パネル材3
の係合片部37を重ね合わせればよい。
【0032】このとき、化粧パネル材3は、デッキ材2
の凹溝の方向と直交する方向には係合部34によって安
定的に係合し、また、凹溝の方向には、図12に示すよ
うに、凹溝の方向に隣接する化粧パネル材3同士は係止
突起36と係止片部35の貫通孔35aを互いに係止し
合うから、凹溝の方向及び凹溝の方向と直交する方向ど
ちらの方向に対しても安定的な敷設状態となっている。
また、凹溝の方向と直交する方向に隣接するパネル材3
同士は係合片部37と空隙38とを重ね合わせることに
より係合してあるから、係合片部37が支持部材となっ
て空隙38側の化粧パネル材3側縁部を支持することが
できるとともに、隣接する化粧パネル材3の表面同士を
面一に形成させる作用も有する。
【0033】このような構成を有する床敷材によれば、
隣接する化粧パネル材同士の係合を安定的に維持し、か
つ表面を面一に維持して敷設することができ、しかも化
粧パネル材の一辺に沿う方向の係止又は係合に要する長
さが短く、隣接する化粧パネル材間に一定の隙間を目地
状に形成することができるので、化粧パネル材からデッ
キ材への水はけを良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る床敷材の概略構造を示す上
面図である。
【図2】図1のデッキ材の構造を示す斜視図である。
【図3】図2のデッキ材とは異なる排水溝部付デッキ材
の構造を示す斜視図である。
【図4】図2のデッキ材上に敷設する化粧パネル材の一
実施例を示し、(A)は上面図、(B)は下側面図、
(C)は右側面図である。
【図5】図3のデッキ材上に敷設する化粧パネル材の一
実施例を示し、(A)は上面図、(B)は下側面図であ
る。
【図6】図4、5に示す化粧パネル材とは異なる形状の
実施例を示す上面図であり、(A)〜(H)はそれぞれ
異なる実施例である。
【図7】図1の床敷材をバルコニーに敷設した状態を示
すバルコニー出幅方向に沿う側面図である。
【図8】図7の床敷材の敷設状態を示すバルコニー間口
方向に沿う端部の側面図である。
【図9】図7の床敷材のバルコニー出幅方向先端部の収
まりを示す側面図である。
【図10】図7の床敷材のバルコニー出幅方向基端部の
収まりを示す側面図である。
【図11】図7のデッキ材と化粧パネル材の係合状態を
示す側面図である。
【図12】図7のデッキ材の長手方向に沿う方向の化粧
パネル同士の係合構造を示す側面図である。
【図13】図7のデッキ材の短手方向に沿う化粧パネル
同士の係合構造を示す側面図である。
【図14】従来の床敷材の一例を示す斜視図である。
【図15】図14に示す床敷材の化粧パネル材の構造を
示し、(A)は上面図、(B)は下側面図、(C)は右
側面図である。
【符号の説明】
1 床敷材 2、2A、2B デッキ材 21 上面部 22 第一凹溝部 22a 第一底部 22b 第一側壁部 22c 係止部 23 第二凹溝部 23a 第二内側壁部 23b 第二底部 23c 第二外側壁部 23d 第二突縁部 24 下面部 25 固着具挿通孔 26、27 係合部 28 リブ 29 溝カバー 29a 天面部 29b 脚板部 29c 係止部 29d 側縁 3、3A、3B、3C、3D、3E、3F、3G、3
H、3I、3J 化粧パネル材 31 単位パネル 32 結合片 33 化粧床面 34 係合部 35 係止片部 35a 貫通孔 36 係止突起 37 係合片部 38 空隙 39 端部パネル 41 係止突起 42 排水溝部 43 排水溝カバー 6 床版 7 根太材 8 固着具 9 側樋部 10 前梁 11 支持部材 W 間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に沿う上面開口状の凹溝を有
    し、床版上に敷設されるデッキ材と、化粧床面の下面に
    デッキ材の凹溝に係合する係合部を有する化粧パネル材
    とからなり、 化粧パネル材は、デッキ材の凹溝の方向と直交する方向
    に沿う一側縁部に隣接して敷設される化粧パネル材と互
    いに係止し合う数個の係止片部を外側方に突設するとと
    もに孔を形成し、対向側縁部の下面の対応位置に上記係
    止片部の孔に係止可能な係止突起を形成し、凹溝の方向
    に沿う一側縁部の下側に空隙を形成し、この対向側縁部
    に該空隙に挿入可能な係合片部を外側方に突設して形成
    し、化粧パネル材をデッキ材に係合させつつ、凹溝の方
    向に沿って隣接する化粧パネル材同士は係止片部と係止
    突起を互いに係止し合うとともに、凹溝の方向と直交す
    る方向に隣接する化粧パネル材同士は係合片部と空隙と
    を重ね合わせることにより、化粧パネル材がデッキ材上
    に敷設されてなる構成を有する床敷材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012012901A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Sanyo Industries Ltd 目地塞ぎ材およびその取り付け構造

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