JP2001032148A - 流体噴射式織機の緯入れノズル選択装置 - Google Patents

流体噴射式織機の緯入れノズル選択装置

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JP2001032148A JP2000197080A JP2000197080A JP2001032148A JP 2001032148 A JP2001032148 A JP 2001032148A JP 2000197080 A JP2000197080 A JP 2000197080A JP 2000197080 A JP2000197080 A JP 2000197080A JP 2001032148 A JP2001032148 A JP 2001032148A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のノズル21、21…を介して安定な多
色緯入れ動作を実現する。 【解決手段】 織機のフレームに取り付けるモータ25
と、ロッキング軸RCに組み付ける上下に揺動可能なノ
ズル21、21…と、モータ25を駆動源とし、連結杆
27を介してノズル21、21…を駆動する運動伝達機
構30とを設ける。モータ25は、運動伝達機構30、
連結杆27を介してノズル21、21…を上下に揺動さ
せ、所定のノズル21を所定の緯入れ位置に移動させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のノズルを
切り換えて多色緯入れするときに使用する流体噴射式織
機の緯入れノズル選択装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のノズルを選択して使用する流体噴
射式織機における多色緯入れ用のノズル交換装置が提案
されている(特開昭61−47852号公報)。
【0003】このものは、ノズル保持部材に搭載する複
数のノズルと、ノズル保持部材を回転駆動するモータと
を備えて構成されており、ノズル保持部材、モータは、
いずれもロッキング軸に組み付けられている。そこで、
各ノズルは、モータを介し、緯入れ順序に従ってノズル
保持部材を回転させることにより、所定の緯入れ位置に
移動させることができる。ただし、ノズルは、ノズル保
持部材に対し、円形に配列されている。また、ノズル保
持部材は、複数のノズルを直線的に配列し、モータの回
転をノズル保持部材の直線運動に変えて各ノズルを緯入
れ位置に移動させることもできる。
【0004】なお、ここでいう緯入れ位置とは、たとえ
ば筬に形成する緯糸の飛走経路に対してノズルの先端が
正しく指向する位置であって、緯入れに適する位置をい
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、モータは、ロッキング軸に組み付けられている
から、筬打ち運動によってロッキング軸が左右に往復回
動すると、モータの回転子を支持するベアリングに過大
な交番荷重が加わり、ベアリングが早期に破損するとい
う問題があった。また、織機の運転速度が高速になる
と、交番荷重はさらに大きくなり、モータの耐久性が著
るしく損われ、安定な製織が困難になりかねない。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、織機のフレームにモータを組み付ける
ことによって、モータに加わる交番荷重をなくし、高速
運転時においても安定な多色緯入れ動作を容易に実現す
ることができる流体噴射式織機の緯入れノズル選択装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、織機のフレーム
に取り付けるモータと、ロッキング軸に組み付ける上下
にのみ揺動可能な複数のノズルと、モータを駆動源と
し、連結杆を介してノズルを一括して揺動駆動する運動
伝達機構と、モータを回転させ、次回の緯入れに使用す
る所定のノズルを緯入れ位置に移動させる駆動制御装置
とを備えてなり、運動伝達機構は、モータにより回転駆
動するクランクレバーと、クランクレバーにより揺動駆
動し、連結杆を上下に駆動する揺動レバーとを備えるこ
とをその要旨とする。
【0008】第2発明の構成は、織機のフレームに取り
付けるモータと、ロッキング軸に組み付ける上下にのみ
揺動可能な複数のノズルと、モータを駆動源とし、連結
杆を介してノズルを一括して揺動駆動する運動伝達機構
と、モータを回転させ、次回の緯入れに使用する所定の
ノズルを緯入れ位置に移動させる駆動制御装置とを備え
てなり、運動伝達機構は、モータにより回転駆動する偏
心部材と、偏心部材により揺動駆動し、連結杆を上下に
駆動する揺動レバーとを備えることをその要旨とする。
【0009】第3発明の構成は、織機のフレームに取り
付けるモータと、ロッキング軸に組み付ける上下にのみ
揺動可能な複数のノズルと、モータを駆動源とし、連結
杆を介してノズルを一括して揺動駆動する運動伝達機構
と、モータを回転させ、次回の緯入れに使用する所定の
ノズルを緯入れ位置に移動させる駆動制御装置とを備え
てなり、運動伝達機構は、ロッキングシャフトに相対回
転自在に装着するとともに、モータにより回転駆動して
連結杆を上下に駆動する偏心部材を備えることをその要
旨とする。
【0010】なお、第1〜第3発明において、駆動制御
装置は、今回緯入れされた緯糸を切断するカッタの作動
から次回の緯入れ開始までの間に所定のノズルを緯入れ
位置に移動させるようにモータを回転制御することがで
きる。
【0011】
【作用】かかる第1〜第3発明の構成によるときは、モ
ータは、織機のフレームに取り付けられており、運動伝
達機構と連結杆とを介して複数のノズルに連結されてい
る。そこで、モータの回転運動は、運動伝達機構、連結
杆を介して複数のノズルを上下に移動させる揺動運動に
変換され、複数のノズルのうち、所定のものを所定の緯
入れ位置に移動させることができる。なお、モータは、
織機のフレームに取り付けられているから、筬打ち運動
による交番荷重が加わるおそれがない。
【0012】なお、揺動レバーを備える運動伝達機構
は、連結杆の一端に揺動レバーを連結することによっ
て、揺動レバー、連結杆を介してモータの回転量をノズ
ルの揺動量に正しく変換することができ、ノズルを正確
に緯入れ位置に移動させることができる。
【0013】また、偏心部材を備える運動伝達機構は、
連結杆を駆動する偏心部材にモータの回転運動をそのま
ま伝達することができ、モータの回転量をノズルの揺動
量に確実に変換して所定のノズルを緯入れ位置に移動さ
せることができる。
【0014】なお、偏心部材をロッキング軸に装着すれ
ば、偏心部材を配設するために必要な部品点数を最少に
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0016】流体噴射式織機の緯入れノズル選択装置
は、モータ25と、上下にのみ揺動する複数のノズル2
1、21…と、連結杆27と、運動伝達機構30とを備
えてなる(図1)。ただし、モータ25は、モータブラ
ケット25bを介して図示しない織機のフレームに取り
付けられており、複数のノズル21、21…は、ベース
ブラケット11、ノズルブラケット12、揺動プレート
14を介し、ロッキング軸RCに組み付けられている。
【0017】ロッキング軸RCには、スレーソードS
S、SS…を介してリードホルダRHが組み付けられて
おり、リードホルダRHには、複数のサブノズルSN、
SN…と、筬Rとが保持されている。なお、図1におい
て、スレーソードSS、SS…、サブノズルSN、SN
…は、それぞれ1個のみが図示されている。筬Rは、筬
羽R1 、R1 …に形成する切欠部により、緯糸の飛走経
路となる筬溝RDが長手方向に設けられている。ロッキ
ング軸RCは、左右に往復回動することにより(図1の
矢印Kr 方向)、筬Rによる筬打ち運動をすることがで
きる。
【0018】ベースブラケット11は、ロッキング軸R
Cに相対回転不能に装着されている。
【0019】ベースブラケット11は、上部後方に保持
部11aを形成するブロック体である。ベースブラケッ
ト11の下部には、ロッキング軸RCを挿通する取付孔
11bが前後方向に形成されており、取付孔11bに
は、ロッキング軸RC側に装着するキー用のキー溝11
cが形成されている。取付孔11bの下部には、すり割
11dが形成され、すり割11dは、ボルト11e、1
1e…を介して締め付けることができる。保持部11a
の上面には、互いに平行な突条11a1 、11a1 が左
右両側に形成されている(図1、図2)。また、保持部
11aの上面には、左右一対のガイドブロック11g、
11gがねじ止めされて立設されている。ただし、図1
において、ガイドブロック11g、11gは、右側のみ
が一部を切り欠いて図示されている。
【0020】保持部11aの前部には、リードホルダR
Hの一端が連結され、後部には、ノズルブラケット12
が固定されている。ただし、リードホルダRHは、必ず
しもベースブラケット11に連結する必要はない。
【0021】ノズルブラケット12は、両側に左右一対
の腕12a、12aをコ字状に立設して形成されてい
る。腕12a、12aは、上端の連結プレート12dを
介して門形に連結されている。また、ノズルブラケット
12は、下面左右の段部12b、12bを介してベース
ブラケット11の突条11a1 、11a1 間に嵌め込
み、取付ボルト12e、12eを介して保持部11aの
上面にねじ止めされている。ただし、取付ボルト12
e、12eの頭部は、ノズルブラケット12の底部に収
納されている。
【0022】ノズルブラケット12には、支持軸13、
13、ホルダブロック15、15を介して揺動プレート
14が搭載されている。揺動プレート14は、後部の両
側に張出し部分を有する長い十字状の板材によって構成
されている。揺動プレート14の前端部には、ロッドブ
ラケット16が片側に寄せてねじ止めされており、後部
の張出し部分には、ホルダブロック15、15が裏面側
からねじ止めされている。揺動プレート14は、ノズル
ブラケット12の腕12a、12a、ホルダブロック1
5、15に対し、段付きの支持軸13、13を同軸上に
回転自在に挿着することにより、ノズルブラケット12
により上下に揺動自在に支持されている。なお、ノズル
ブラケット12の腕12a、12aには、それぞれ支持
軸13を隠蔽するキャップ12cが外側に取り付けられ
ている。
【0023】各ノズル21は、後部のノズル本体21a
にパイプ21bを接続して構成されており、パイプ21
bの先端は、噴出口21cとなっている。ノズル本体2
1aには、緯糸導入口Yと、チューブE1 を介して図示
しないエア源に連結するエルボEとが組み付けられてい
る。また、ノズル21、21…は、ノズル本体21aを
支持するノズルサポータ22と、パイプ21bの中間部
を支持するパイプサポータ23とを介し、揺動プレート
14上に一括して搭載されている。ノズルサポータ22
は、揺動プレート14の後端部において、左右に移動調
節自在にねじ止めされており、パイプサポータ23は、
揺動プレート14の前端部において、左右に移動調節自
在にねじ止めされている。複数のノズル21、21…
は、たとえば8本を2列4段に配列して、揺動プレート
14の長手方向に筬Rの筬溝RDに向けて配置されてい
る。
【0024】運動伝達機構30は、モータ25の出力軸
25aに固定するクランクレバー31と、軸32aを介
してクランクレバー31の先端に装着する旋回ローラ3
2と、揺動レバー33とによって構成されている。揺動
レバー33は、図示しないフレームに固定する固定軸3
4を介して中間部が回転自在に支持されており、右側の
下向きの端部には、滑らかに屈折するカム面33aが形
成され、左側の横向きの端部には、連結杆27の一端が
連結されている。なお、旋回ローラ32は、カム面33
aに当接している。
【0025】連結杆27の上端は、自動調心軸受27a
を介し、揺動プレート14上のロッドブラケット16の
前端面にねじ連結されており、下端は、自動調心軸受2
7bを介し、揺動レバー33の先端にねじ連結されてい
る。連結杆27は、ベースブラケット11の保持部11
aの前部に形成する貫通孔11hを上下に貫通してお
り、保持部11aの下面に当接するワッシャ27cと自
動調心軸受27bとの間には、圧縮ばね27dが装着さ
れている。
【0026】モータ25は、駆動制御装置40を介して
駆動制御されている(図3)。
【0027】織機の主軸CSには、クランク角θを検出
するエンコーダ40aが連結されている。エンコーダ4
0aからのクランク角信号S1 は、緯糸選択指令装置4
0bの他、駆動制御装置40の回転指令手段41、補正
手段42に分岐入力されている。また、緯糸選択指令装
置40bの出力は、回転指令手段41、補正手段42に
分岐接続されている。補正手段42の出力は、回転指令
手段41に接続されており、回転指令手段41の出力
は、駆動制御回路43を介してモータ25に接続されて
いる。なお、モータ25には、エンコーダ40c、タコ
ジェネレータ40dが直結されており、エンコーダ40
c、タコジェネレータ40dからのモータ25の回転量
X、回転速度Vは、駆動制御回路43とモータ25との
間に介装する電流検出器43aからの電流Iとともに、
それぞれ駆動制御回路43にフィードバックされてい
る。
【0028】いま、モータ25を正逆に回転させると、
揺動プレート14は、クランクレバー31、揺動レバー
33、連結杆27を介し、支持軸13、13を揺動中心
として上下に揺動する(図1の矢印K2 方向)。そこ
で、揺動プレート14に搭載されているノズル21、2
1…は、揺動プレート14と一体に、上下にのみ一括し
て揺動する(同図の矢印K1 方向)。ただし、このとき
の揺動プレート14は、保持部11a上のガイドブロッ
ク11g、11gを介して上下にガイドされている。
【0029】一方、ノズル21、21…は、2列4段に
配列されており、筬Rの筬溝RDとの相対関係は、図4
(A)のように設定されている。すなわち、クランクレ
バー31が同図(B)の矢印K3 方向に正逆に回転し、
旋回ローラ32の軸32aが回転位置B1 にあるとき、
揺動レバー33は、固定軸34を中心に最も反時計方向
側に回転しており(図5の実線)、このとき、最上段の
ノズル21、21(ノズル番号A1 、A5 )の先端の噴
出口21c、21cが筬Rの筬溝RDに指向する(図4
(A))。
【0030】そこで、クランクレバー31が回転して軸
32aが図4(B)の回転位置B2、B3 、B4 の順に
移動することにより、モータ25は、旋回ローラ32、
カム面33aを介して揺動レバー33を時計方向に回転
させ(図5の二点鎖線)、揺動レバー33は、連結杆2
7、揺動プレート14を介し、ノズル番号(A2 、A6
)、(A3 、A7 )、(A4 、A8 )の各同一段に属
するノズル21、21を2本ずつ筬溝RDに順に指向さ
せ、所定の緯入れ位置をとらせることができる。ただ
し、揺動レバー33は、圧縮ばね27dを介して常時反
時計方向に付勢され、カム面33a、旋回ローラ32を
介し、反時計方向の揺動量が規制されている。また、ノ
ズル21、21…は、それぞれ噴出口21c、21c…
を上下左右に密着させ、揺動プレート14を上下に揺動
させるとき、各段の2本ずつが筬溝RDに指向するもの
とする。
【0031】一方、揺動プレート14、ノズル21、2
1…は、揺動レバー33が不動に保たれていても、ロッ
キング軸RCによる筬打ち運動に伴って上下に揺動す
る。揺動プレート14の前端部は、連結杆27を介して
揺動レバー33に連結されており、ロッキング軸RCが
筬打ち運動のために左右に往復回動すると(図5の矢印
Kr 方向)、連結杆27を介して上下に駆動されるから
である。そこで、駆動制御装置40は、所定のノズル番
号Ai (i=1、2…8)を含む2本のノズル21、2
1を緯入れ位置に移動させるとともに、筬打ち運動に伴
うノズル21、21…の揺動を補正してノズル21、2
1を緯入れ位置に維持するように、モータ25を回転制
御することができる(図3)。
【0032】緯糸選択指令装置40bには、緯入れに使
用するノズル21のノズル番号Aiが1ピックごとに順
に記憶されている。そこで、緯糸選択指令装置40b
は、エンコーダ40aからのクランク角信号S1 に基づ
き、所定のクランク角θ=θoにおいて、次回の緯入れ
に使用するノズル21のノズル番号Ai を特定し、指令
信号S2 として出力することができる。ただし、所定の
クランク角θo は、緯入れ動作の完了直後のタイミング
であって、一般にθo ≧290゜とすることが好まし
い。
【0033】一方、回転指令手段41は、ノズル番号A
i に対応する軸32aの回転位置Bj (j=1、2…
4)を記憶しており、指令信号S2 を介して緯糸選択指
令装置40bから次回のノズル番号Ai が指定される
と、ノズル番号Ai に対応する回転位置Bj を図示しな
いメモリから読み出し、現在の回転位置Bj =Ba と次
回の回転位置Bj =Bb との差に相当する相対移動角度
Bx =Bb −Ba を演算することができる。ただし、回
転位置Bj は、任意の位置を原点として、モータ25の
出力軸25a、クランクレバー31の回転角度位置を絶
対角度によって表示するものとし、したがって、相対移
動角度Bx は、正負の符号を有するものとする。
【0034】補正手段42には、ノズル番号Ai ごと
に、クランク角θの関数として、対応する回転位置Bj
の補正角度δi (θ)(i=1、2…8)が記憶されて
いる。ただし、ここでいう補正角度δi (θ)とは、ロ
ッキング軸RCによる筬打ち運動に拘らず、ノズル番号
Ai のノズル21を所定の緯入れ位置に維持するために
必要なモータ25の補正回転量である。補正手段42
は、緯糸選択指令装置40bから次回のノズル番号Ai
が与えられると、エンコーダ40aからのクランク角θ
を参照し、クランク角θに対応する補正角度δ=δi
(θ)を回転指令手段41に常時出力することができ
る。
【0035】ただし、図4において、同一段に属するノ
ズル21、21に対応する補正角度δi (θ)は、回転
位置Bj が共通であるために同一内容である。したがっ
て、補正手段42は、ノズル番号Ai ごとに補正角度δ
i (θ)を記憶するに代えて、回転位置Bj ごとに補正
角度δj (θ)(j=1、2…4)を記憶しておき、ノ
ズル番号Ai のノズル21が指定されると、そのノズル
21に対応する回転位置Bj を見出し、クランク角θを
参照して補正角度δ=δj (θ)を算出してもよい。
【0036】そこで、回転指令手段41は、相対移動角
度Bx と、補正手段42からの補正角度δとに基づいて
モータ25に対する目標回転量Xo を算出し、目標信号
S3として駆動制御回路43に出力することができる。
すなわち、駆動制御回路43は、回転量X=Xo となる
ようにモータ25を回転制御し、所定のノズル番号Ai
のノズル21を所定の緯入れ位置に移動させるととも
に、筬打ち運動に拘らず、それを緯入れ位置に正しく維
持することができる。なお、エンコーダ40cからの回
転量Xは、モータ25の位置決め用であり、タコジェネ
レータ40dからの回転速度V、電流検出器43aから
の電流Iは、制御系の応答性を高めるためのものであ
る。
【0037】回転指令手段41を介し、次回の緯入れの
ためにノズル番号Ai のノズル21を緯入れ位置に移動
させる時期は、今回の緯入れが完了した後、次回の緯入
れが開始されるまでの間であり、一般に、クランク角θ
≒290゜〜70゜の範囲であればよい。ただし、今回
緯入れされ、織前からノズル21に連なっている緯糸を
カッタにより切断するタイミングがクランク角θ≒10
゜であることを考慮すると、次回の緯入れのためにノズ
ル21を移動させる時期は、クランク角θ≒10゜〜7
0゜の範囲とすることが好ましい。なお、回転指令手段
41は、ノズル21を移動させる時期を適切に設定する
ために、エンコーダ40aからのクランク角θを参照
し、次回の緯入れのための目標回転量Xo を所定の時期
に駆動制御回路43に出力する。
【0038】一方、各ノズル21を緯入れ位置に維持す
るために、補正手段42は、補正角度δを常時出力する
に代えて、ノズル21による緯入れ期間を含む最少範
囲、すなわちクランク角θ≒70゜〜290゜の範囲に
限定して補正角度δを出力してもよい。
【0039】以上の説明において、揺動レバー33のカ
ム面33aと旋回ローラ32との組合せは、溝カムなど
の確動カム機構に構成することにより、揺動レバー33
を付勢する圧縮ばね27dを省略することができる。
【0040】また、補正手段42に記憶させる補正角度
δi (θ)、δj (θ)は、各ノズル21に対して同一
であるとみなしてよいときは、すべてのノズル21、2
1…に対して共通の補正角度δ(θ)を適用することが
できる。
【0041】
【他の実施の形態】図1において、複数のノズル21、
21…を搭載する揺動プレート14は、これを省略して
もよい(図6)。各ノズル21のノズル本体21aを支
持するノズルサポータ22は、左右の支持軸22a、2
2aを同軸上に突設し、ノズルブラケット12を介し、
ロッキング軸RCに対して上下に揺動可能に搭載されて
いる。一方、各ノズル21のパイプ21bを保持するパ
イプサポータ23には、突片23bが立設され、突片2
3bには、連結杆27の上端が連結されている。したが
って、各ノズル21は、ノズルサポータ22、パイプサ
ポータ23によって保持されており、連結杆27を介し
て突片23bを上下に駆動することにより、所定の緯入
れ位置に移動させることができる。なお、ノズルサポー
タ22、パイプサポータ23は、適切な補強用の連結材
を介して連結してもよい。
【0042】図1の運動伝達機構30は、クランクレバ
ー51、連結部材52、揺動レバー53によって構成す
る運動伝達機構50に代えてもよい(図7)。クランク
レバー51は、モータ25の出力軸25aに固定されて
おり、連結部材52を介して揺動レバー53の先端に連
結されている。また、揺動レバー53は、基部の固定軸
54を介して図示しない織機のフレームに回転自在に支
持されており、連結杆27の下端が中間部に連結されて
いる。
【0043】運動伝達機構50は、モータ25を正逆に
回転することにより、クランクレバー51、連結部材5
2、揺動レバー53、連結杆27を介してノズル21、
21…を上下に揺動させ、所定のノズル21を緯入れ位
置に移動させることができる。なお、連結部材52は、
可撓性を有するワイヤ、チェーンなどを用い、引張りば
ねを介して緊張状態に付勢してもよい。
【0044】揺動レバー53は、ロッキング軸RCに搭
載し(図8、図9)、連結部材52は、ロッキング軸R
Cと平行に配置することができる。揺動レバー53は、
ロッキング軸RC上のベースブラケット11の上面にね
じ止めするブロック体11fに対し、固定軸54を介し
て上下に揺動自在に装着されている。揺動レバー53の
後向きの一端には、連結杆27の下端が連結されてお
り、下向きの一端には、自動調心軸受52aを介して連
結部材52の後端がねじ連結されている。また、連結部
材52の前端は、自動調心軸受52bを介し、モータ2
5の出力軸25aに装着する偏心部材55の偏心位置に
ねじ連結されている。連結部材52の両端には、長さ調
節用のアジャストねじ52c、52cが付設されてお
り、モータ25は、モータブラケット25b、25gを
介して織機のフレームFMに取り付けられている。連結
部材52は、ロッキング軸RCの軸心RCa からの距離
La に対し、有効長Lb ≫La に設定されている。
【0045】モータ25を正逆に回転させると、連結部
材52は、ロッキング軸RCに沿って前後動し(図9の
矢印K4 方向)、揺動レバー53を上下に揺動させ(同
図の矢印K5 方向)、連結杆27を介してノズル21、
21…を上下に揺動させて所定のノズル21、21を緯
入れ位置に移動させることができる。一方、ロッキング
軸RCが緯入れ期間中に筬打ち運動のために往復回動す
ると、揺動レバー53の下向きの一端がロッキング軸R
Cとともに左右に回転するが、このときの連結部材52
は、有効長Lb ≫La であるから、揺動レバー53を不
必要に揺動させることがなく、ノズル21、21に対す
る筬打ち運動の影響を実質的に無視することができる。
【0046】すなわち、図9において、ロッキング軸R
Cの往復回動によるノズル21、21…の上下の揺動量
は、揺動レバー53の後向きの一端の上下の揺動量に依
存し、揺動レバー53の後向きの一端の揺動量は、揺動
レバー53のレバー比と、その下向きの一端の前後の揺
動量とによって決まる。また、揺動レバー53の下向き
の一端の揺動量は、ロッキング軸RCの回動量と、連結
部材52の有効長Lb、ロッキング軸RCの軸心RCa
からの連結部材52の距離La とによって決まり、La
/Lb が小さくなる程小さくなる。そこで、連結部材5
2の有効長Lbは、ロッキング軸RCが緯入れ期間中に
筬打ち運動のために左右に往復回動しても、それに伴う
ノズル21、21…の上下の揺動量、すなわちノズル2
1、21…の先端の上下の移動量が緯入れに影響を与え
ない程度に小さくなるように、十分大きく設定すればよ
く、このときのモータ25は、図3の補正手段42によ
る補正制御を省略することができる。
【0047】図8、図9において、ノズル21、21…
は、そのいずれかからの緯糸Ya を緯入れした後、カッ
タCによって緯糸Ya を切断するまでの間において、緯
糸Ya をカッタCの切断位置に移動させることができる
(図10)。ただし、同図は、最下段のノズル番号A4
、A8 のノズル21、21を緯入れ位置に移動させ、
その一方からの緯糸Ya が緯入れされた状態を示してい
る。
【0048】図10において、緯糸Ya を緯入れする特
定のノズル21は、緯糸Ya の飛走経路が筬Rの筬溝R
Dに対して十分小さい傾きになるような緯入れ位置に位
置決めされるが(同図の実線)、その先端位置は、筬溝
RDの延長線上に正しく一致している訳ではない。一
方、固定刃C1 、回転刃C2 の組合せからなるカッタC
は、ノズル21、21…と筬Rとの間に配設されてお
り、カッタCによる緯糸Ya の切断位置は、筬溝RDの
ほぼ延長線上の固定刃C1 の刃先上にある(同図の二点
鎖線)。ただし、図10において、カッタCは、筬Rが
ほぼ筬打ち位置にまで前進したときにノズル21からの
緯糸Ya を切断し得るように、紙面に垂直に配設されて
いるものとする。
【0049】そこで、特定のノズル21からの緯糸Ya
が緯入れされて筬打ちされたとき、そのままカッタCを
作動させると、緯糸Ya は、緯入れ時の飛走経路とカッ
タCによる切断位置とが一致しないことに起因して、カ
ッタCの回転刃C2 によりノズル21からカッタCに至
る間において強制的に屈折され(同図の点線)、過大な
張力が発生してさまざまなトラブルを引き起しかねな
い。
【0050】したがって、ノズル21、21…は、緯入
れ完了後からカッタCの作動までの間、すなわちクラン
ク角θ≒290゜〜10゜の間において、緯入れ直後の
ノズル21からの緯糸Ya をカッタCによる緯糸Ya の
切断位置に移動させ(同図の二点鎖線)、その後、カッ
タCを作動させることにより、緯糸Ya に過大な張力が
付加されることを有効に防止することができる。また、
以上のようなノズル21、21…の修正制御は、図3に
おいて、補正手段42に類似の修正手段を設けることに
より簡単に実現することができる。
【0051】すなわち、各ノズル21に対する必要な修
正量αi (i=1、2…8)は、そのノズル21が属す
る段により一律に定まるから、修正手段は、緯糸選択指
令装置40bからの指令信号S2 に基づいて緯入れ直後
のノズル21を特定し、そのノズル21に対応する修正
量αi を見出して修正量α=αi として所定のタイミン
グにおいて回転指令手段41に出力すればよい。ただ
し、緯入れ直後のノズル21は、緯糸Ya をカッタCの
切断位置に一致させるために、それが属する段により上
方または下方のいずれかに移動させる必要があり、した
がって、修正量αi は、正負の符号をとり得るものとす
る。また、このときのノズル21、21…は、カッタC
により緯糸Ya を切断した後、次の緯入れ開始までの
間、すなわちクランク角θ≒10゜〜70゜の間におい
て、次の緯入れのために所定のノズル21、21を緯入
れ位置に移動させるものとする。
【0052】ノズル21、21…は、別の運動伝達機構
60を介して上下に揺動駆動してもよい(図11)。運
動伝達機構60は、モータ25によって回転駆動するギ
ヤ61、62、タイミングベルト63、偏心部材64か
ら構成されており、連結杆27は、偏心部材64の偏心
位置に連結されている。ギヤ61、62は、ブラケット
65aによって支持されており、タイミングベルト63
は、ブラケット65bを介し、ギヤ62、偏心部材64
と同軸のタイミングプーリ63a、63bに巻き掛けら
れている。なお、タイミングプーリ63b、偏心部材6
4は、ブラケット65b、65cによって支持されてお
り、ブラケット65a、65b、65cは、それぞれ図
示しないフレームに固定されている。
【0053】所定のノズル21を緯入れ位置に移動させ
るには、モータ25を回転させて偏心部材64を回転さ
せ、連結杆27を介してノズル21、21…を上下に揺
動させればよい。なお、タイミングベルト63は、チェ
ーンや平ベルト等に代えてもよい。また、ギヤ61、6
2は、タイミングベルト、チェーン、平ベルト等に代え
てもよい。
【0054】ノズル21、21…は、運動伝達機構70
を介して揺動駆動してもよい(図12)。運動伝達機構
70は、モータ25によって駆動するギヤ71、ロッキ
ング軸RCに装着する偏心部材72によって構成されて
おり、ギヤ71は、偏心部材72の外周に形成するギヤ
72aに噛合している。なお、偏心部材72は、ベアリ
ング72bを介してロッキング軸RCに相対回転自在に
装着されており、連結杆27は、結合部材74を介して
偏心部材72の偏心位置に連結されている。
【0055】所定のノズル21を緯入れ位置に移動させ
るには、モータ25を介して偏心部材72を回転させ、
連結杆27を介してノズル21、21…を上下に揺動さ
せればよい。なお、偏心部材72は、ロッキング軸RC
に相対回転自在に装着されているから、ロッキング軸R
Cによる筬打ち運動に対し、ノズル21、21…は、連
結杆27の左右の傾斜相当分だけ上下方向に補正制御す
ればよい。
【0056】なお、図12において、連結杆27は、結
合部材74を介することなく、偏心部材72に直接連結
してもよい。また、モータ25、偏心部材72は、ギヤ
71、72aに代えて、タイミングベルト、チェーン、
平ベルト等を介して連結してもよい。さらに、図6〜図
12において、ノズル21、21…は、揺動プレート1
4を介してノズルブラケット12に搭載することができ
る。
【0057】以上の説明において、緯入れ直後のノズル
21からの緯糸Ya をカッタCの切断位置に移動させる
ノズル21、21…の修正制御は、図8、図9の運動伝
達機構50のみならず、他の運動伝達機構30、50、
60、70を使用する場合にも適用することができる。
ただし、このときの修正量αi は、ロッキング軸RCに
よる筬打ち運動の影響をも加味し、カッタCの作動時点
において、緯入れ直後のノズル21からの緯糸Ya がカ
ッタCの切断位置に正しく一致するように設定するもの
とする。
【0058】また、ノズル21、21…は、2列4段に
配列するに代えて、m列n段に配列してもよい。ただ
し、m、nは、それぞれ1以上、2以上の任意の整数で
ある。また、ノズル21、21…は、上下に揺動させる
に代えて、上下に平行移動させてもよい。
【0059】なお、この発明にいう流体噴射式織機と
は、エアジェットルームの他、ウォータジェットルーム
を含むものとする。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1〜第3発明によれば、織機のフレームに取り付けるモ
ータと、上下にのみ揺動可能な複数のノズルと、運動伝
達機構とを組み合わせることによって、モータをフレー
ムに固定して筬打ち運動による交番荷重がモータに加わ
ることを防止することができるから、モータの耐久性が
損われるおそれがなく、高速運転時においても、ノズル
を緯入れ位置に確実に移動させ、安定な多色緯入れ動作
を容易に実現することができるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成斜視図
【図2】 図1のX−X線矢視相当拡大断面図
【図3】 制御ブロック系統図
【図4】 動作説明図(1)
【図5】 動作説明図(2)
【図6】 他の実施の形態を示す要部斜視図(1)
【図7】 他の実施の形態を示す要部斜視図(2)
【図8】 他の実施の形態を示す要部斜視図(3)
【図9】 図8のY矢視相当正面説明図
【図10】 図8、図9の動作説明図
【図11】 他の実施の形態を示す要部斜視図(4)
【図12】 他の実施の形態を示す要部斜視図(5)
【符号の説明】
Ya …緯糸 FM…フレーム RC…ロッキング軸 C…カッタ 21…ノズル 25…モータ 27…連結杆 30、50、60、70…運動伝達機構 31、51…クランクレバー 33、53…揺動レバー 40…駆動制御装置 55、64、72…偏心部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織機のフレームに取り付けるモータと、
    ロッキング軸に組み付ける上下にのみ揺動可能な複数の
    ノズルと、前記モータを駆動源とし、連結杆を介して前
    記ノズルを一括して揺動駆動する運動伝達機構と、前記
    モータを回転させ、次回の緯入れに使用する所定のノズ
    ルを緯入れ位置に移動させる駆動制御装置とを備えてな
    り、前記運動伝達機構は、前記モータにより回転駆動す
    るクランクレバーと、該クランクレバーにより揺動駆動
    し、前記連結杆を上下に駆動する揺動レバーとを備える
    ことを特徴とする流体噴射式織機の緯入れノズル選択装
    置。
  2. 【請求項2】 織機のフレームに取り付けるモータと、
    ロッキング軸に組み付ける上下にのみ揺動可能な複数の
    ノズルと、前記モータを駆動源とし、連結杆を介して前
    記ノズルを一括して揺動駆動する運動伝達機構と、前記
    モータを回転させ、次回の緯入れに使用する所定のノズ
    ルを緯入れ位置に移動させる駆動制御装置とを備えてな
    り、前記運動伝達機構は、前記モータにより回転駆動す
    る偏心部材と、該偏心部材により揺動駆動し、前記連結
    杆を上下に駆動する揺動レバーとを備えることを特徴と
    する流体噴射式織機の緯入れノズル選択装置。
  3. 【請求項3】 織機のフレームに取り付けるモータと、
    ロッキング軸に組み付ける上下にのみ揺動可能な複数の
    ノズルと、前記モータを駆動源とし、連結杆を介して前
    記ノズルを一括して揺動駆動する運動伝達機構と、前記
    モータを回転させ、次回の緯入れに使用する所定のノズ
    ルを緯入れ位置に移動させる駆動制御装置とを備えてな
    り、前記運動伝達機構は、ロッキングシャフトに相対回
    転自在に装着するとともに、前記モータにより回転駆動
    して前記連結杆を上下に駆動する偏心部材を備えること
    を特徴とする流体噴射式織機の緯入れノズル選択装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動制御装置は、今回緯入れされた
    緯糸を切断するカッタの作動から次回の緯入れ開始まで
    の間に所定のノズルを緯入れ位置に移動させるように前
    記モータを回転制御することを特徴とする請求項1ない
    し請求項3のいずれか記載の流体噴射式織機の緯入れノ
    ズル選択装置。
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CN106400281A (zh) * 2016-11-30 2017-02-15 晋江市锦溢纺织机械有限公司 一种三档自动选纬器

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