JP2001031147A - 混合用容器 - Google Patents
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- B65D81/32—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
- B65D81/3216—Rigid containers disposed one within the other
- B65D81/3222—Rigid containers disposed one within the other with additional means facilitating admixture
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少量の薬液を計量することができる、混合用
の容器を提供することを目的とする。 【解決手段】混合用容器本体1は大容量部2と小容量部
3とを備えており、大容量部2と小容量部3は上方で連
通可能となっている、各容量部の上部には液状物注出入
のための開口部8、28が設けられており、それぞれ密
栓可能な蓋体10、32を有している。また、小容量部
3の蓋体32の内面には目盛りの付されたシリンダ36
が設けられている。この混合容器は大容量部2、小容量
部3、シリンダ36の3つの計量部分を有しており、適
宜組合わせることで、数十分の1から数千分の1までの
混合・希釈を行なったり、小スケールでの混合を行った
りすることができる。
の容器を提供することを目的とする。 【解決手段】混合用容器本体1は大容量部2と小容量部
3とを備えており、大容量部2と小容量部3は上方で連
通可能となっている、各容量部の上部には液状物注出入
のための開口部8、28が設けられており、それぞれ密
栓可能な蓋体10、32を有している。また、小容量部
3の蓋体32の内面には目盛りの付されたシリンダ36
が設けられている。この混合容器は大容量部2、小容量
部3、シリンダ36の3つの計量部分を有しており、適
宜組合わせることで、数十分の1から数千分の1までの
混合・希釈を行なったり、小スケールでの混合を行った
りすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の薬液や薬剤
などを混合する容器に関する。
などを混合する容器に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンとオイルの混合用や農薬、殺虫
剤、化学肥料などの希釈用の容器には大きさの異なる大
容量部と小容量部を備えており、2つの容量部は連通し
ているものがある。このような容器は透明又は半透明
で、各容量部の側面には種々の混合比に対応する複数の
目盛りが付されている。この容器で薬液を混合するとき
は、大容量部には混合比の大きい薬液を、小容量部には
混合比の小さい薬液を、それぞれ目盛りによって必要量
だけ注入し、密封状態で容器ごと振る。なお、本発明に
おいて薬液とは、種々の薬剤だけでなく、ガソリンやオ
イル、有機溶媒や水など、あらゆる種類の液体または流
体をいう。
剤、化学肥料などの希釈用の容器には大きさの異なる大
容量部と小容量部を備えており、2つの容量部は連通し
ているものがある。このような容器は透明又は半透明
で、各容量部の側面には種々の混合比に対応する複数の
目盛りが付されている。この容器で薬液を混合するとき
は、大容量部には混合比の大きい薬液を、小容量部には
混合比の小さい薬液を、それぞれ目盛りによって必要量
だけ注入し、密封状態で容器ごと振る。なお、本発明に
おいて薬液とは、種々の薬剤だけでなく、ガソリンやオ
イル、有機溶媒や水など、あらゆる種類の液体または流
体をいう。
【0003】これらの容器は、複数の目盛りによって種
々の混合比での混合が可能である。しかし、小容量部の
容量よりはるかに小さい容量、例えば数ml程度の薬液
を計量することはできない。また、前記したような微少
容量を計量できないため、数百分の1、数千分の1とい
った高い希釈度での混合は、この容器のみでは行なうこ
とができない。
々の混合比での混合が可能である。しかし、小容量部の
容量よりはるかに小さい容量、例えば数ml程度の薬液
を計量することはできない。また、前記したような微少
容量を計量できないため、数百分の1、数千分の1とい
った高い希釈度での混合は、この容器のみでは行なうこ
とができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
少量の薬液を計量することができる、混合用の容器を提
供することを目的とする。
少量の薬液を計量することができる、混合用の容器を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明では、2つ以上の容量部を備
えた混合用容器であって、各容量部は相互に連通可能に
設けられており、各容量部の上部に開口部が形成され、
前記開口部にはそれぞれ密栓可能な蓋体が備えられてお
り、少なくとも1つの容量部の蓋体内面には計量可能な
シリンダが設けられている混合用容器を提供する。本発
明に係る混合用容器を用いれば、シリンダを用いること
で微少容量を計り取ることができるので、微少容量の薬
液を混合する場合や、希釈度が高い場合等にも薬液の混
合を行うことができる。また、請求項1に記載の混合用
容器であって、少なくとも1つの前記開口部には、密栓
可能なノズル部材が備えられている混合用容器を提供す
る。この発明によれば、ノズル部材を備えたことによ
り、混合後の薬液の注出が良好に行なえる。また、ノズ
ル部材を密栓可能に設けたことにより、ノズル部材を注
出可能に容器本体に取付けた状態においても、逆さまに
して振るなどの混合操作を行なうことができる。
め、請求項1に記載の発明では、2つ以上の容量部を備
えた混合用容器であって、各容量部は相互に連通可能に
設けられており、各容量部の上部に開口部が形成され、
前記開口部にはそれぞれ密栓可能な蓋体が備えられてお
り、少なくとも1つの容量部の蓋体内面には計量可能な
シリンダが設けられている混合用容器を提供する。本発
明に係る混合用容器を用いれば、シリンダを用いること
で微少容量を計り取ることができるので、微少容量の薬
液を混合する場合や、希釈度が高い場合等にも薬液の混
合を行うことができる。また、請求項1に記載の混合用
容器であって、少なくとも1つの前記開口部には、密栓
可能なノズル部材が備えられている混合用容器を提供す
る。この発明によれば、ノズル部材を備えたことによ
り、混合後の薬液の注出が良好に行なえる。また、ノズ
ル部材を密栓可能に設けたことにより、ノズル部材を注
出可能に容器本体に取付けた状態においても、逆さまに
して振るなどの混合操作を行なうことができる。
【0006】また、請求項1に記載の混合用容器であっ
て、前記各容量部の大きさはそれぞれ異なる混合用容器
を提供する。この発明によれば、各容量部の大きさを変
えたことで、種々の混合比に対応することができる。ま
た、請求項1に記載の混合用容器であって、前記各容量
部は大きさの異なる2つの容量部から成り、容量の大き
い容量部の開口部には密栓可能なノズル部材が備えられ
ており、容量の小さい容量部の開口部の蓋体の内面には
計量可能なシリンダが設けられている混合用容器を提供
する。この発明によれば、大きい容量部にノズル部材を
設けたことにより、注出を一度に大量に行なえるため、
効率が良い。また、小さい容量部にシリンダを設けたこ
とにより、小さい容量部で混合・希釈をした後、さらに
大きい容量部で混合・希釈することができ、より単純な
構造で多種多様な混合・希釈が可能である。
て、前記各容量部の大きさはそれぞれ異なる混合用容器
を提供する。この発明によれば、各容量部の大きさを変
えたことで、種々の混合比に対応することができる。ま
た、請求項1に記載の混合用容器であって、前記各容量
部は大きさの異なる2つの容量部から成り、容量の大き
い容量部の開口部には密栓可能なノズル部材が備えられ
ており、容量の小さい容量部の開口部の蓋体の内面には
計量可能なシリンダが設けられている混合用容器を提供
する。この発明によれば、大きい容量部にノズル部材を
設けたことにより、注出を一度に大量に行なえるため、
効率が良い。また、小さい容量部にシリンダを設けたこ
とにより、小さい容量部で混合・希釈をした後、さらに
大きい容量部で混合・希釈することができ、より単純な
構造で多種多様な混合・希釈が可能である。
【0007】また、上記いずれかに記載の混合用容器で
あって、前記各容量部の外周面にはそれぞれ、少なくと
も1種の目盛りが付されている混合用容器を提供する。
この発明によれば、各容量部に目盛りを付すことで、さ
らにバリエーションに富んだ混合比での混合が可能とな
る。また、上記いずれかに記載の混合用容器であって、
前記シリンダに目盛りが付されている混合用容器を提供
する。この発明によれば、シリンダに目盛りを付すこと
により、種々の微少容量を正確に計りとって薬液の混合
を行うことができる。
あって、前記各容量部の外周面にはそれぞれ、少なくと
も1種の目盛りが付されている混合用容器を提供する。
この発明によれば、各容量部に目盛りを付すことで、さ
らにバリエーションに富んだ混合比での混合が可能とな
る。また、上記いずれかに記載の混合用容器であって、
前記シリンダに目盛りが付されている混合用容器を提供
する。この発明によれば、シリンダに目盛りを付すこと
により、種々の微少容量を正確に計りとって薬液の混合
を行うことができる。
【0008】また、本発明の請求項7に記載の発明で
は、容量部を備えた混合用容器であって、容量部の上部
には少なくとも1つの開口部が形成されており、この開
口部には蓋体であって内面にシリンダを有するものが備
えられている混合用容器を提供する。この発明によれ
ば、シリンダを用いることで、容量部内で多様な混合を
行うことができる。この発明においては、好ましくは開
口部が2つ以上設けられ、少なくとも1つは注出用とし
て用いられる。より好ましくは、注出用の開口部に密栓
可能なノズル部材が設けられる。密栓可能なノズル部材
を設けると、薬液の注出が簡単であり、ノズル部材を注
出可能に装着した状態でも、密栓することで容器本体を
逆さまにして振る等することができ、良好に混合するこ
とができる。
は、容量部を備えた混合用容器であって、容量部の上部
には少なくとも1つの開口部が形成されており、この開
口部には蓋体であって内面にシリンダを有するものが備
えられている混合用容器を提供する。この発明によれ
ば、シリンダを用いることで、容量部内で多様な混合を
行うことができる。この発明においては、好ましくは開
口部が2つ以上設けられ、少なくとも1つは注出用とし
て用いられる。より好ましくは、注出用の開口部に密栓
可能なノズル部材が設けられる。密栓可能なノズル部材
を設けると、薬液の注出が簡単であり、ノズル部材を注
出可能に装着した状態でも、密栓することで容器本体を
逆さまにして振る等することができ、良好に混合するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
詳細に説明する。図1は本実施の形態に係る混合用容器
の側面図であり、本体1は、略直方体状の大容量部2と
縦に長い略直方体状の小容量部3を有する。上部中央に
は取っ手4が設けられ、本体1上部の2ヵ所で肩掛け用
ベルト7が取付けられている。
詳細に説明する。図1は本実施の形態に係る混合用容器
の側面図であり、本体1は、略直方体状の大容量部2と
縦に長い略直方体状の小容量部3を有する。上部中央に
は取っ手4が設けられ、本体1上部の2ヵ所で肩掛け用
ベルト7が取付けられている。
【0010】図2は本体1の側断面図である。大容量部
2は略直方体状の容器で、一側面が上方に延長されて内
側に屈曲しており、傾斜した側面が形成されている。こ
の側面には、開口部8が開設されている。開口部8の外
周面には雄ネジ部が形成されている。また、開口部8
は、ノズル部材9及び蓋体10を有している。
2は略直方体状の容器で、一側面が上方に延長されて内
側に屈曲しており、傾斜した側面が形成されている。こ
の側面には、開口部8が開設されている。開口部8の外
周面には雄ネジ部が形成されている。また、開口部8
は、ノズル部材9及び蓋体10を有している。
【0011】ノズル部材9は略円筒状をなし、先端部に
注口部12が形成されており、基端部にはフランジ13
が形成されている。ノズル部材9の先端部の外周面には
雄ネジ部が形成されており、ノズル蓋16が設けられて
いる。ノズル蓋16はほぼ偏平な有蓋円筒状部材で、ノ
ズル部材9の雄ネジ部に対応する雌ネジ部が内周面に形
成されている。ノズル蓋16は紐17でノズル部材9の
側面先端側に取付けられている。
注口部12が形成されており、基端部にはフランジ13
が形成されている。ノズル部材9の先端部の外周面には
雄ネジ部が形成されており、ノズル蓋16が設けられて
いる。ノズル蓋16はほぼ偏平な有蓋円筒状部材で、ノ
ズル部材9の雄ネジ部に対応する雌ネジ部が内周面に形
成されている。ノズル蓋16は紐17でノズル部材9の
側面先端側に取付けられている。
【0012】蓋体10は環状部材18及びキャップ部材
20を有する。キャップ部材20は、ほぼ偏平な有蓋円
筒状部材で、端縁にフランジ24が備えられている。環
状部材18の内周面には開口部8の雄ネジ部に対応する
雌ネジ部が形成されている。環状部材8は内側上端部分
に受け口26が形成されており、ノズル部材9及びキャ
ップ部材20のフランジ12及び24と嵌合することが
できる。
20を有する。キャップ部材20は、ほぼ偏平な有蓋円
筒状部材で、端縁にフランジ24が備えられている。環
状部材18の内周面には開口部8の雄ネジ部に対応する
雌ネジ部が形成されている。環状部材8は内側上端部分
に受け口26が形成されており、ノズル部材9及びキャ
ップ部材20のフランジ12及び24と嵌合することが
できる。
【0013】大容量部2の外周面で、小容量部3に隣接
する面とこれに対して垂直な2側面との接合部分には、
それぞれ異なる種類の目盛りが設けられている。一方の
目盛りは、5本の標線が均等に付された目盛りである。
他方の目盛りは、前記一方の目盛りの標線と同様の間隔
で5本の標線が均等に付された大目盛りと、これらの各
標線の間を更に2等分する小目盛りから成り、全体とし
て10等分する目盛りである。一方の目盛り及び他方の
目盛りの大目盛りの各標線には下から順に1から5まで
の番号が付されている。
する面とこれに対して垂直な2側面との接合部分には、
それぞれ異なる種類の目盛りが設けられている。一方の
目盛りは、5本の標線が均等に付された目盛りである。
他方の目盛りは、前記一方の目盛りの標線と同様の間隔
で5本の標線が均等に付された大目盛りと、これらの各
標線の間を更に2等分する小目盛りから成り、全体とし
て10等分する目盛りである。一方の目盛り及び他方の
目盛りの大目盛りの各標線には下から順に1から5まで
の番号が付されている。
【0014】ノズル部材9を使用しないときは、図3に
示すように、蓋体10の環状部材18にキャップ部材2
0が取付けられ、ノズル部材9が大容量部2に収納され
てノズル部材9の基端部が開口部8の内側端部にかかっ
た状態で蓋体10が開口部8に螺合されている。ノズル
部材9を使用して大容量部2から混合溶液を注出すると
きは、図4に示すように、環状部材18にノズル部材9
の先端側を通して、環状部材18の受け口26にノズル
部材9のフランジ13を嵌め込み、環状部材18を開口
部8に螺合させる。混合溶液を注出する直前に、ノズル
部材9の先端に螺合されているノズル蓋16を取り外
し、本体1を傾けてノズル部材9の注口部12から混合
溶液を注出する。
示すように、蓋体10の環状部材18にキャップ部材2
0が取付けられ、ノズル部材9が大容量部2に収納され
てノズル部材9の基端部が開口部8の内側端部にかかっ
た状態で蓋体10が開口部8に螺合されている。ノズル
部材9を使用して大容量部2から混合溶液を注出すると
きは、図4に示すように、環状部材18にノズル部材9
の先端側を通して、環状部材18の受け口26にノズル
部材9のフランジ13を嵌め込み、環状部材18を開口
部8に螺合させる。混合溶液を注出する直前に、ノズル
部材9の先端に螺合されているノズル蓋16を取り外
し、本体1を傾けてノズル部材9の注口部12から混合
溶液を注出する。
【0015】小容量部3は、図2に示すように、縦に長
い略直方体状の容器で、大容量部2に隣接する側面が上
方で大容量部2側に屈曲して上面の面積が増大して設け
られている。この上面には開口部28が開設されてい
る。開口部28の外周面には雄ネジ部が形成されてお
り、これと螺合する蓋体32を有している。
い略直方体状の容器で、大容量部2に隣接する側面が上
方で大容量部2側に屈曲して上面の面積が増大して設け
られている。この上面には開口部28が開設されてい
る。開口部28の外周面には雄ネジ部が形成されてお
り、これと螺合する蓋体32を有している。
【0016】小容量部3の大容量部2に隣接する面以外
の3側面には、計4種の目盛りが設けられている。各目
盛りには標線が5本あり、それぞれ下から順に1から5
までの番号が付されている。これらの各番号が付された
標線までの小容量部3の容量は、大容量部2の対応する
番号が付された標線までの容量に対してそれぞれ20分
の1、25分の1、40分の1、50分の1となるよう
設けられている。各種目盛りの上方にはそれぞれ、目盛
りの容量比20:1、25:1、40:1、50:1が
表示されている。
の3側面には、計4種の目盛りが設けられている。各目
盛りには標線が5本あり、それぞれ下から順に1から5
までの番号が付されている。これらの各番号が付された
標線までの小容量部3の容量は、大容量部2の対応する
番号が付された標線までの容量に対してそれぞれ20分
の1、25分の1、40分の1、50分の1となるよう
設けられている。各種目盛りの上方にはそれぞれ、目盛
りの容量比20:1、25:1、40:1、50:1が
表示されている。
【0017】蓋体32は有蓋円筒状部材で、側面の内周
面に開口部28の雄ネジ部に対応する雌ネジ部が形成さ
れている。図5は、蓋体32の斜視図である。蓋体32
の内面の中央には、シリンダ36が蓋体32の内面を底
面として筒状に形成されている。シリンダ36は小容量
部3の開口部28に蓋体32が螺合するのを妨げない大
きさである。シリンダ36の外周面には目盛り56が付
されている。目盛り56はシリンダの計量可能容量を1
0等分する目盛りであり、1目盛りは大容量部2の5番
の目盛りまでの容量の5000分の1に対応する。
面に開口部28の雄ネジ部に対応する雌ネジ部が形成さ
れている。図5は、蓋体32の斜視図である。蓋体32
の内面の中央には、シリンダ36が蓋体32の内面を底
面として筒状に形成されている。シリンダ36は小容量
部3の開口部28に蓋体32が螺合するのを妨げない大
きさである。シリンダ36の外周面には目盛り56が付
されている。目盛り56はシリンダの計量可能容量を1
0等分する目盛りであり、1目盛りは大容量部2の5番
の目盛りまでの容量の5000分の1に対応する。
【0018】大容量部2と小容量部3が隣接する面の上
方に、大容量部2と小容量部3を連通可能にする流通経
路38が形成されている。流通経路38は、大容量部2
及び小容量部3での薬液の計量を妨げない位置に設けら
れ、薬液が自由に行き来できる大きさに形成されてい
る。また、図2に示すように、取っ手4が中空に設けら
れており、大容量部2と小容量部3の間が連通可能とな
るよう設けられている。このため本実施の形態では、流
通経路が2ヵ所設けられており、大容量部2及び小容量
部3の内部に注入された薬液が、本体1を逆さまにする
ことで良好に流通する。
方に、大容量部2と小容量部3を連通可能にする流通経
路38が形成されている。流通経路38は、大容量部2
及び小容量部3での薬液の計量を妨げない位置に設けら
れ、薬液が自由に行き来できる大きさに形成されてい
る。また、図2に示すように、取っ手4が中空に設けら
れており、大容量部2と小容量部3の間が連通可能とな
るよう設けられている。このため本実施の形態では、流
通経路が2ヵ所設けられており、大容量部2及び小容量
部3の内部に注入された薬液が、本体1を逆さまにする
ことで良好に流通する。
【0019】次に、本実施の形態の混合用容器を用いて
2種類の薬液を混合又は希釈する方法について説明す
る。例えばガソリンとオイルとを混合する場合、大容量
部2に開口部8からガソリンを所定の標線まで注入し、
蓋体10を螺合して密栓する。次に、小容量部3の開口
部28からオイルを注入する。この時、小容量部3の希
望する割合の目盛りで大容量部2に注入したガソリンの
標線と同じ番号の標線まで注入する。この後小容量部3
の開口部28を蓋体32で密栓し、振るなどして混合さ
せる。なお、異なる番号の目盛りを組合わせて使用する
ことで、様々な混合比での混合が可能となる。
2種類の薬液を混合又は希釈する方法について説明す
る。例えばガソリンとオイルとを混合する場合、大容量
部2に開口部8からガソリンを所定の標線まで注入し、
蓋体10を螺合して密栓する。次に、小容量部3の開口
部28からオイルを注入する。この時、小容量部3の希
望する割合の目盛りで大容量部2に注入したガソリンの
標線と同じ番号の標線まで注入する。この後小容量部3
の開口部28を蓋体32で密栓し、振るなどして混合さ
せる。なお、異なる番号の目盛りを組合わせて使用する
ことで、様々な混合比での混合が可能となる。
【0020】また、4種の目盛りでは対応しきれないほ
ど希釈度が高い場合、例えば殺虫剤を水で高希釈する場
合は、まず、大容量部2に開口部8から水を所定の標線
まで注入し、蓋体10を螺合して密栓する。次に、蓋体
32に設けられているシリンダ36を用いて必要な殺虫
剤の量を計量し、開口部28又は開口部8から小容量部
3又は大容量部2に消毒液を注入する。この後、開口部
28、8を蓋体32、10で密栓し、振るなどして混合
させる。
ど希釈度が高い場合、例えば殺虫剤を水で高希釈する場
合は、まず、大容量部2に開口部8から水を所定の標線
まで注入し、蓋体10を螺合して密栓する。次に、蓋体
32に設けられているシリンダ36を用いて必要な殺虫
剤の量を計量し、開口部28又は開口部8から小容量部
3又は大容量部2に消毒液を注入する。この後、開口部
28、8を蓋体32、10で密栓し、振るなどして混合
させる。
【0021】また、より小量の混合溶液を調製する場合
は、小容量部3に混合割合の大きい薬液を注入し、次い
で、シリンダ36に混合割合の小さい薬液を計りとっ
て、小容量部3に注ぎ込み、蓋体32で密栓して振るな
どして混合することもできる。
は、小容量部3に混合割合の大きい薬液を注入し、次い
で、シリンダ36に混合割合の小さい薬液を計りとっ
て、小容量部3に注ぎ込み、蓋体32で密栓して振るな
どして混合することもできる。
【0022】また、本実施の形態では、ノズル部材9の
先端には密栓可能なノズル蓋16が設けられている。こ
のためノズル部材9を開口部8に注出可能な状態に装着
したときも、容器本体1を逆さまにして振るなどの混合
操作を行なうことができる。また、沈殿が生じるような
混合溶液や、混和しない混合溶液などでも、注出時、ま
たは注出直前に適宜混合操作を行なうことにより、常に
均一な溶液を注出することができる。
先端には密栓可能なノズル蓋16が設けられている。こ
のためノズル部材9を開口部8に注出可能な状態に装着
したときも、容器本体1を逆さまにして振るなどの混合
操作を行なうことができる。また、沈殿が生じるような
混合溶液や、混和しない混合溶液などでも、注出時、ま
たは注出直前に適宜混合操作を行なうことにより、常に
均一な溶液を注出することができる。
【0023】本実施の形態の混合用容器を用いると、小
容量部3では計量できないような微少容量をシリンダで
正確に計り取ることができ、少量の薬液を正確、安全に
混合することができる。また、この結果、通常の混合比
による混合から従来不可能であった希釈度の大きい混合
まで、幅広い混合比での混合が可能である。また、高濃
度の薬液をシリンダ36で計りとっておき、小容量部3
で予め所定の容量に希釈してから他の薬液と混合するこ
とができる。また、本実施形態では、大容量部2、小容
量部3、シリンダ36と3つの計量部分が備えられてい
る。このため、混合割合によっては、最も混合割合の大
きいものを大容量部2で、その次に混合割合の大きいも
のを小容量部3で、最も混合割合の小さいものをシリン
ダ36で計り取ることにより、3種の薬液の混合も可能
である。また、シリンダ36は蓋体32の内面に設けら
れているため、シリンダ36内に残ってしまう薬液も、
混合するときに大容量部2に注入された薬液に浸漬され
て混合することができる。このため、特に粘性の高い薬
液を用いる場合、別の計量器で計り取ったときより、正
確な割合で混合・希釈することができる。
容量部3では計量できないような微少容量をシリンダで
正確に計り取ることができ、少量の薬液を正確、安全に
混合することができる。また、この結果、通常の混合比
による混合から従来不可能であった希釈度の大きい混合
まで、幅広い混合比での混合が可能である。また、高濃
度の薬液をシリンダ36で計りとっておき、小容量部3
で予め所定の容量に希釈してから他の薬液と混合するこ
とができる。また、本実施形態では、大容量部2、小容
量部3、シリンダ36と3つの計量部分が備えられてい
る。このため、混合割合によっては、最も混合割合の大
きいものを大容量部2で、その次に混合割合の大きいも
のを小容量部3で、最も混合割合の小さいものをシリン
ダ36で計り取ることにより、3種の薬液の混合も可能
である。また、シリンダ36は蓋体32の内面に設けら
れているため、シリンダ36内に残ってしまう薬液も、
混合するときに大容量部2に注入された薬液に浸漬され
て混合することができる。このため、特に粘性の高い薬
液を用いる場合、別の計量器で計り取ったときより、正
確な割合で混合・希釈することができる。
【0024】なお、本発明は本実施の形態に限定され
ず、種々の変更が可能である。容量部の数及び形状は、
用途に合わせて任意に選択可能である。容量部をたくさ
ん設けることにより、より多くの薬液を同時に混合する
ことができる。また、各容量部の大きさを段階的に変化
させることで、種々の混合比に対応することができる。
また、蓋体の内面にシリンダを設けたため、容量部が1
つでも種々の混合比での混合が可能である。また、シリ
ンダの形状、及び数は用途に合わせて任意に選択可能で
ある。例えば、高さの異なる筒状体を複数設けても良
い。また、シリンダの形状は円筒状に限定されず、多角
形断面を有していても良い。また、筒状に限定されず、
すり鉢状などに形成されていても良い。また、容量部が
複数設けられている場合、複数の蓋体の内面にシリンダ
を設けても良い。この場合、各容量部で適当に希釈した
複数の薬液を混合するなどの混合方法が可能となる。各
容量部の大きさが異なる場合は、より小さい容量部の蓋
体にシリンダを設けると、小スケールでも正確な割合で
混合することができ、好ましい。また、各容量部に設け
られる目盛りの数や種類は本実施の形態に限定されな
い。容量比を表す目盛りではなく、絶対量を示す目盛り
を設けても良い。
ず、種々の変更が可能である。容量部の数及び形状は、
用途に合わせて任意に選択可能である。容量部をたくさ
ん設けることにより、より多くの薬液を同時に混合する
ことができる。また、各容量部の大きさを段階的に変化
させることで、種々の混合比に対応することができる。
また、蓋体の内面にシリンダを設けたため、容量部が1
つでも種々の混合比での混合が可能である。また、シリ
ンダの形状、及び数は用途に合わせて任意に選択可能で
ある。例えば、高さの異なる筒状体を複数設けても良
い。また、シリンダの形状は円筒状に限定されず、多角
形断面を有していても良い。また、筒状に限定されず、
すり鉢状などに形成されていても良い。また、容量部が
複数設けられている場合、複数の蓋体の内面にシリンダ
を設けても良い。この場合、各容量部で適当に希釈した
複数の薬液を混合するなどの混合方法が可能となる。各
容量部の大きさが異なる場合は、より小さい容量部の蓋
体にシリンダを設けると、小スケールでも正確な割合で
混合することができ、好ましい。また、各容量部に設け
られる目盛りの数や種類は本実施の形態に限定されな
い。容量比を表す目盛りではなく、絶対量を示す目盛り
を設けても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明では、少量の薬液を計量すること
ができる、混合用の容器を提供することができた。
ができる、混合用の容器を提供することができた。
【図1】本実施の形態に係る混合用容器の側面図であ
る。
る。
【図2】混合用容器の本体を示す側断面図である。
【図3】ノズル部材を使用しないときの蓋体とノズル部
材の配置を示す断面図である。
材の配置を示す断面図である。
【図4】ノズル部材を使用するときの蓋体とノズル部材
の配置を示す断面図である。
の配置を示す断面図である。
【図5】小容量部の蓋体の斜視図である。
1 本体 2 大容量部 3 小容量部 4 取っ手 7 肩掛け用ベルト 8、28 開口部 9 ノズル部材 10、32 蓋体 12 注口部 13、24 フランジ 16 ノズル蓋 17 紐 18 環状部材 20 キャップ部材 26 受け口 36 シリンダ 38 流通経路 56 目盛り
Claims (7)
- 【請求項1】 2つ以上の容量部を備えた混合用容器で
あって、各容量部は相互に連通可能に設けられており、
各容量部の上部に開口部が形成され、前記開口部にはそ
れぞれ密栓可能な蓋体が備えられており、少なくとも1
つの容量部の蓋体内面には計量可能なシリンダが設けら
れている混合用容器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の混合用容器であって、
少なくとも1つの前記開口部には、密栓可能なノズル部
材が備えられている混合用容器。 - 【請求項3】 請求項1に記載の混合用容器であって、
前記各容量部の大きさはそれぞれ異なる混合用容器。 - 【請求項4】 請求項1に記載の混合用容器であって、
前記各容量部は大きさの異なる2つの容量部から成り、
容量の大きい容量部の開口部には密栓可能なノズル部材
が備えられており、容量の小さい容量部の開口部の蓋体
の内面には計量可能なシリンダが設けられている混合用
容器。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
混合用容器であって、前記各容量部の外周面にはそれぞ
れ、少なくとも1種の目盛りが付されている混合用容
器。 - 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載の
混合用容器であって、前記シリンダに目盛りが付されて
いる混合用容器。 - 【請求項7】 容量部を備えた混合用容器であって、容
量部の上部には少なくとも1つの開口部が形成されてお
り、この開口部には蓋体であって内面にシリンダを有す
るものが備えられている混合用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206494A JP2001031147A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 混合用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206494A JP2001031147A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 混合用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001031147A true JP2001031147A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16524312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11206494A Pending JP2001031147A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 混合用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001031147A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006036673A1 (en) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Owens-Illinois Prescription Products Inc. | Measuring and dispensing closure |
KR101424108B1 (ko) | 2013-02-06 | 2014-08-01 | 최확신 | 연료 혼합 용기 |
US20220260404A1 (en) * | 2021-02-18 | 2022-08-18 | Darren Christopher Greenstien | Integrated container lid and measuring apparatus |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP11206494A patent/JP2001031147A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006036673A1 (en) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Owens-Illinois Prescription Products Inc. | Measuring and dispensing closure |
KR101424108B1 (ko) | 2013-02-06 | 2014-08-01 | 최확신 | 연료 혼합 용기 |
US20220260404A1 (en) * | 2021-02-18 | 2022-08-18 | Darren Christopher Greenstien | Integrated container lid and measuring apparatus |
US11573113B2 (en) * | 2021-02-18 | 2023-02-07 | Darren Christopher Greenstien | Integrated container lid and measuring apparatus |
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