JP2001031083A - 簡易圧潰容器 - Google Patents

簡易圧潰容器

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Publication number
JP2001031083A
JP2001031083A JP11210052A JP21005299A JP2001031083A JP 2001031083 A JP2001031083 A JP 2001031083A JP 11210052 A JP11210052 A JP 11210052A JP 21005299 A JP21005299 A JP 21005299A JP 2001031083 A JP2001031083 A JP 2001031083A
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JP
Japan
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container
recess
points
concave bead
bead
Prior art date
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Pending
Application number
JP11210052A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Kimura
明美 木村
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素材がアルミニウムまたはペット樹脂を使用
した従来の飲料用容器は、容積を小さくする時にかなり
強い力を加える必要があり、その為に足で踏み潰すか、
専用の器具または道具を使用して潰す必要があった。容
器ゴミの減量及び回収効率を向上させる為には、簡単に
潰れて容積を小さくできる容器が望まれている。 【解決手段】容器の胴部に複数の凹状ビードを設けて形
成されることにより、凹状ビードに沿って折り畳むよう
に潰せるようにしたものであり、簡単に潰すことが可能
であり、コストを最小限に押さえたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容易に押し潰すこ
とのできる容器に関する。
【0002】
【従来の技術】素材がアルミニウムまたはペット樹脂を
使用した従来の飲料用容器は、容積を小さくする時にか
なり強い力を加える必要があり、その為に足で踏み潰す
か、専用の器具または道具を使用して潰す必要があっ
た。容器ゴミの減量及び回収効率を向上させる為には、
簡単に潰れて容積を小さくできる容器が望まれている。
【0003】簡単に容積を小さくできる容器の実施例と
して、特開平05−097143号や、特開平07−0
89543号または特開平06−092341号や特開
平06−199346号に見るように、缶胴部に複数条
の凹状ビードを間隔を存して斜めに形成することによ
り、缶体の底面と平行にねじると、前記凹状ビードと凹
状ビードの間の板材が撓み凹状ビードに沿って潰れるの
で手で簡単に潰せるとされている例、及び容器本体を蛇
腹状にして押し潰して圧縮できるとされている例が報告
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら手でねじ
って潰す方法では、ねじる際に缶の上蓋部分または底部
分で手を切る危険性があり、容器本体を蛇腹状にした方
法では製造コストが高くなるといった問題点があった。
【0005】
【問題を解決するための手段】上記問題を解決する為
に、本発明の簡易圧潰容器に於いては、容器胴上端部近
傍に、中心角が20°以上且つ160°以下で、円弧の
両端点を端点とする二つの半径の長さが該容器の周長の
半分以下で構成される扇形を配し、そのほぼ線上で凹状
ビードを設け、同じように該容器胴下端部近傍に、前記
扇形を180°反転させて円弧側を下端部に向けた扇形
のほぼ線上に凹状ビ−ドを設け、上端部及び下端部に配
したそれぞれの扇形の上下に相対する点と点を結んだ、
底面からほぼ垂直な線上にも凹状ビ−ドを設け、さらに
該容器の対向する面にも同様に、同じ位置で凹状ビ−ド
を設けると共に、該容器胴の正面及び対向する面に配し
た扇形の、底面と水平に相対する点と点を結んだ水平線
上にも凹状ビ−ドを設けたことにより、凹状ビードに沿
って折り畳むように潰せるようにしたものであり、安全
に潰すことが可能であり、コストを最小限に押さえたも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1は本実施例の素材がア
ルミニウムの缶容器の正面図、図2は図1の缶容器の側
面図、図3は図1の缶容器の中央部を押してへこませた
状態を示す図、図4は図3の後で側面方向から胴部分に
垂直に力を加え胴部分を扁平に押し潰した状態を示す
図、図5は図4の状態の後で、缶の上端部を下端部に向
けて力を加え押し潰した状態を示す図である。図6は本
実施例の素材がペット樹脂の容器の正面図、図7は図6
の容器の側面図、図8は図6の容器の中央部を押してへ
こませた状態を示す図、図9は図8の状態の後で容器の
中央部を平らに押し潰した状態を示す図、図10は図9
の状態の後で、底面から蓋面に向けて巻き込むように押
し潰した状態を示す図、図11は図10の状態の後で、
容器の蓋を閉め、上端部近傍と下端部近傍を粘着テープ
で固定した状態を示す図である。
【0007】本実施例の素材がアルミニウムの缶容器
は、図1に示すように、高さ122.5mm、板厚約
0.1mmの内容量が350mlの缶で、胴部の扇形の
中心点と中心点を缶底面に対して垂直に結ぶ線上に設け
た缶胴中央部の凹状ビ−ドを押すことにより缶胴中央部
をへこませ、次に缶を半周させた面でも同様に缶胴中央
部の凹状ビ−ドを押して、図3のように缶胴中央部をへ
こませる。更に缶体を四分の一周させて缶胴中央部の面
を平らに押し潰し図4の状態にする。次に缶の上端部を
下端部に向けて力を加え押し潰すことにより、図5のよ
うに缶体を小さく押し潰すことができる。缶胴部に配し
た凹状ビードはいずれも最大幅5mm、最大深さ2mm
である。
【0008】本実施例の素材がペット樹脂の容器は、図
6に示すように、高さ213mm、板厚約0.1mmの
内容量が500mlの容器で、容器胴部の扇形の中心点
と中心点を容器底面に対して垂直に結ぶ線上に設けた容
器胴中央部の凹状ビ−ドを押すことにより図8のように
容器の胴中央部をへこませ、次に容器を半周させた面で
も同様に容器の胴中央部の凹状ビ−ドを押して容器の胴
中央部をへこませる。更に容器を四分の一周させて容器
の中央部の面を平らに押し潰し、図9の状態にする。次
に、図10のように容器の底面から蓋面に向けて胴部を
巻き込むように潰すことにより、容器を小さく潰すこと
ができる。潰した後でもとに戻らないように図11のよ
うに蓋を閉めて、粘着テープあるいは輪ゴム等で上端部
と下端部を固定する。容器胴部に配した凹状ビードはい
ずれも最大幅5mm、最大深さ2mmである。
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0009】容器を軸方向と垂直方向に潰す際に、特に
変形しにくい容器の蓋面、底面と、その近傍を変形させ
なくても凹状ビードに沿って折り畳むように潰せるよう
にした為、最小限の力で潰すことができる。
【0010】アルミまたはペット樹脂等を使用した容器
は年々増加傾向にあり、同時に使用後のゴミも増加し続
けている。本発明の容器は、使用後の容器を容易に潰し
て体積を小さくすることができるので、ゴミの減量化を
行なうと共に、量的な回収効率を向上させることにより
リサイクルの推進を促す効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における缶容器の正面図であ
る。
【図2】同実施例における缶容器の側面図である。
【図3】同実施例における缶容器の胴中央部をへこませ
た状態を示す正面図である。
【図4】同実施例における缶容器の胴部を扁平に押し潰
した状態を示す正面図である。
【図5】同実施例における缶容器の軸方向と垂直方向に
潰した状態を示す正面図である。
【図6】本発明の一実施例におけるペット樹脂を使用し
た容器の正面図である。
【図7】同実施例におけるペット樹脂を使用した容器の
側面図である。
【図8】同実施例におけるペット樹脂を使用した容器の
胴中央部をへこませた状態を示す正面図である。
【図9】同実施例におけるペット樹脂を使用した容器の
胴中央部を平らに押し潰した状態を示す正面図である。
【図10】同実施例におけるペット樹脂を使用した容器
を折り畳んで小さく潰した状態を示す正面図である。
【図11】同実施例におけるペット樹脂を使用した容器
を押し潰した後で、蓋を閉めて上端部近傍と下端部近傍
を粘着テープで固定した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1.缶容器 2.缶胴 3.凹状ビード 4.ペット樹脂を使用した容器 5.胴部 6.凹状ビード 7.粘着テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形状を有する容器の胴上端部近傍
    に、中心角が20°以上且つ160°以下で、円弧の両
    端点を端点とする二つの半径の長さが該容器の周長の半
    分以下で構成される扇形を配し、そのほぼ線上で凹状ビ
    ードを設け、同じように該容器胴下端部近傍に、前記扇
    形を180°反転させて円弧側を下端部に向けた扇形の
    ほぼ線上に凹状ビ−ドを設け、該容器胴部の上端部及び
    下端部に配したそれぞれの扇形の上下に相対する点と点
    を結んだ、底面からほぼ垂直な線上にも凹状ビ−ドを設
    け、さらに該容器の対向する面にも同様に、同じ位置で
    凹状ビ−ドを設けると共に、該容器胴の正面及び対向す
    る面に配した扇形の、底面と水平に相対する点と点を結
    んだ円弧線上にも凹状ビ−ドを設けたことを特徴とする
    簡易圧潰容器。
JP11210052A 1999-07-26 1999-07-26 簡易圧潰容器 Pending JP2001031083A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057232A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Suntory Holdings Ltd 金属缶本体および金属缶
DE102008054657B4 (de) * 2008-12-15 2011-09-15 Peter Ernst Verfahren zum Entfernen mindestens einer in Öl enthaltenen Schwefelverbindung oder von in Öl enthaltenem Schwefel aus dem Öl

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040525