JP2001028727A - 画像記録再生装置 - Google Patents
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- JP2001028727A JP2001028727A JP11201103A JP20110399A JP2001028727A JP 2001028727 A JP2001028727 A JP 2001028727A JP 11201103 A JP11201103 A JP 11201103A JP 20110399 A JP20110399 A JP 20110399A JP 2001028727 A JP2001028727 A JP 2001028727A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体の記録容量低下に影響することなく
記録媒体に記録された各情報に応じてパスワードを付加
することができ、記録媒体に記録された情報の管理を容
易に行うことができる画像記録再生装置を提供する。 【解決手段】 画像記録再生装置40は、あらかじめ領
域範囲が確保されている記録媒体46内の空き領域(U
TOC領域)に、各情報に対応したパスワードを記録す
る。
記録媒体に記録された各情報に応じてパスワードを付加
することができ、記録媒体に記録された情報の管理を容
易に行うことができる画像記録再生装置を提供する。 【解決手段】 画像記録再生装置40は、あらかじめ領
域範囲が確保されている記録媒体46内の空き領域(U
TOC領域)に、各情報に対応したパスワードを記録す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスク記
録再生装置の画像ファイル記録再生システムに関し、特
にMD(ミニディスク)の光磁気記録媒体に、映像およ
び音声等の情報を記録して、特定顧客へ特定情報を提供
する画像記録再生装置に関するものである。
録再生装置の画像ファイル記録再生システムに関し、特
にMD(ミニディスク)の光磁気記録媒体に、映像およ
び音声等の情報を記録して、特定顧客へ特定情報を提供
する画像記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CD(コンパクトディスク)やM
D等の記録媒体に、映像および音声等の情報を記録し
て、特定顧客へ特定情報を提供する方法が提案されてい
る。
D等の記録媒体に、映像および音声等の情報を記録し
て、特定顧客へ特定情報を提供する方法が提案されてい
る。
【0003】これまでは、画像データ等の情報が記録さ
れた記録媒体にパスワードを付加すると共に、上記情報
を再生する再生装置にパスワード入力手段を備えて、こ
のパスワード入力手段より入力されたパスワードと上記
記録媒体に記録されているパスワードとが一致すると、
上記情報が読み出されるように構成されていた。
れた記録媒体にパスワードを付加すると共に、上記情報
を再生する再生装置にパスワード入力手段を備えて、こ
のパスワード入力手段より入力されたパスワードと上記
記録媒体に記録されているパスワードとが一致すると、
上記情報が読み出されるように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、一つのパスワードを入力すると、記
録媒体に記録されている全ての情報が読み出されるよう
に構成されているので、その記録媒体に記録されている
情報の一部だけを読み出す場合には適していないという
問題があった。
た従来の技術では、一つのパスワードを入力すると、記
録媒体に記録されている全ての情報が読み出されるよう
に構成されているので、その記録媒体に記録されている
情報の一部だけを読み出す場合には適していないという
問題があった。
【0005】また、上記の問題を解消するために、各情
報毎に対応したパスワードを付加する方法がある。しか
し、この方法は、記録媒体に記録された情報量に応じて
パスワードの数も増えるため、これらのパスワード増加
による記録媒体の記録容量低下と、パスワードの管理が
うまくできないという問題があった。
報毎に対応したパスワードを付加する方法がある。しか
し、この方法は、記録媒体に記録された情報量に応じて
パスワードの数も増えるため、これらのパスワード増加
による記録媒体の記録容量低下と、パスワードの管理が
うまくできないという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、記録媒体の記録容量低下に影響することな
く、記録媒体に記録された各情報に応じてパスワードを
付加することができ、記録媒体に記録された情報の管理
を容易に行うことができる画像記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
れたもので、記録媒体の記録容量低下に影響することな
く、記録媒体に記録された各情報に応じてパスワードを
付加することができ、記録媒体に記録された情報の管理
を容易に行うことができる画像記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明にかかる画像記録再生装置
は、記録媒体を格納すると共に、上記記録媒体の保持す
る画像データを再生するドライブ制御部と、ユーザから
の入力を受け付ける入力制御部と、上記ドライブ制御部
へアクセスして、上記記録媒体に各画像データのアドレ
スとパスワードとを一組の画像ファイルとして記録する
と共に、上記記録媒体より上記画像ファイルを読み出す
システム制御部と、ユーザより上記記録媒体の中から再
生する画像ファイルが指定されると、上記ユーザへ表示
により、上記画像ファイルに対応するパスワードを入力
するよう通知する表示制御部と、上記表示制御部による
通知に基づいて、上記ユーザよりパスワードが入力され
ると、上記ユーザより入力されたパスワードが、上記ユ
ーザの指定する画像ファイルに対応するものであるか
を、上記システム制御部の読み出す画像ファイルに基づ
いて比較判定するパスワード比較判定部と、を備え、上
記パスワード比較判定部の比較結果が一致すると、上記
ドライブ制御部は、上記ユーザより指定された上記画像
ファイルの画像データを再生することを特徴とするもの
である。
めに、請求項1に記載の発明にかかる画像記録再生装置
は、記録媒体を格納すると共に、上記記録媒体の保持す
る画像データを再生するドライブ制御部と、ユーザから
の入力を受け付ける入力制御部と、上記ドライブ制御部
へアクセスして、上記記録媒体に各画像データのアドレ
スとパスワードとを一組の画像ファイルとして記録する
と共に、上記記録媒体より上記画像ファイルを読み出す
システム制御部と、ユーザより上記記録媒体の中から再
生する画像ファイルが指定されると、上記ユーザへ表示
により、上記画像ファイルに対応するパスワードを入力
するよう通知する表示制御部と、上記表示制御部による
通知に基づいて、上記ユーザよりパスワードが入力され
ると、上記ユーザより入力されたパスワードが、上記ユ
ーザの指定する画像ファイルに対応するものであるか
を、上記システム制御部の読み出す画像ファイルに基づ
いて比較判定するパスワード比較判定部と、を備え、上
記パスワード比較判定部の比較結果が一致すると、上記
ドライブ制御部は、上記ユーザより指定された上記画像
ファイルの画像データを再生することを特徴とするもの
である。
【0008】また、請求項2に記載の発明にかかる画像
記録再生装置は、請求項1に記載の画像記録再生装置に
おいて、上記システム制御部は、上記画像ファイルを、
上記記録媒体のUTOC(User Table Of Contents)領域
内に記録するものであることを特徴とするものである。
記録再生装置は、請求項1に記載の画像記録再生装置に
おいて、上記システム制御部は、上記画像ファイルを、
上記記録媒体のUTOC(User Table Of Contents)領域
内に記録するものであることを特徴とするものである。
【0009】また請求項3に記載の発明にかかる画像記
録再生装置は、請求項1に記載の画像記録再生装置にお
いて、上記記録媒体は、上記画像ファイルを記録できる
UTOC(User Table Of Contents)領域を有することを
特徴とするものである。
録再生装置は、請求項1に記載の画像記録再生装置にお
いて、上記記録媒体は、上記画像ファイルを記録できる
UTOC(User Table Of Contents)領域を有することを
特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)
【0011】図4は、本実施の形態1における画像記録
再生装置40の構成を説明するためのブロック図であ
る。画像記録再生装置40は、記録媒体46を格納する
と共に、上記記録媒体46の保持する画像データを再生
するドライブ制御部41と、ユーザからの入力を受け付
ける入力制御部44と、上記ドライブ制御部41へアク
セスして、上記記録媒体46に各画像データのアドレス
とパスワードとを一組の画像ファイルとして記録すると
共に、上記記録媒体46より上記画像ファイルを読み出
すシステム制御部42と、ユーザより上記記録媒体46
の中から再生する画像ファイルが指定されると、上記ユ
ーザへ表示により、上記画像ファイルに対応するパスワ
ードを入力するよう通知する表示制御部45と、上記表
示制御部45による通知に基づいて、上記ユーザよりパ
スワードが入力されると、上記ユーザより入力されたパ
スワードが、上記ユーザの指定する画像ファイルに対応
するものであるかを、上記システム制御部42の読み出
す画像ファイルに基づいて比較判定するパスワード比較
判定部43と、を備え、上記パスワード比較判定部43
の比較結果が一致すると、上記ドライブ制御部41は、
上記ユーザより指定された上記画像ファイルの画像デー
タを再生するように構成されている。
再生装置40の構成を説明するためのブロック図であ
る。画像記録再生装置40は、記録媒体46を格納する
と共に、上記記録媒体46の保持する画像データを再生
するドライブ制御部41と、ユーザからの入力を受け付
ける入力制御部44と、上記ドライブ制御部41へアク
セスして、上記記録媒体46に各画像データのアドレス
とパスワードとを一組の画像ファイルとして記録すると
共に、上記記録媒体46より上記画像ファイルを読み出
すシステム制御部42と、ユーザより上記記録媒体46
の中から再生する画像ファイルが指定されると、上記ユ
ーザへ表示により、上記画像ファイルに対応するパスワ
ードを入力するよう通知する表示制御部45と、上記表
示制御部45による通知に基づいて、上記ユーザよりパ
スワードが入力されると、上記ユーザより入力されたパ
スワードが、上記ユーザの指定する画像ファイルに対応
するものであるかを、上記システム制御部42の読み出
す画像ファイルに基づいて比較判定するパスワード比較
判定部43と、を備え、上記パスワード比較判定部43
の比較結果が一致すると、上記ドライブ制御部41は、
上記ユーザより指定された上記画像ファイルの画像デー
タを再生するように構成されている。
【0012】また、本発明の画像記録再生装置40にお
いて、上記システム制御部42は、上記画像ファイル
を、上記記録媒体46内のあらかじめ領域範囲が確保さ
れているUTOC(User Table Of Contents)領域内に記
録するものである。また、本発明の画像記録再生装置4
0は、上記画像ファイルを記録できるUTOC(User Ta
ble Of Contents)領域を有する記録媒体を使用するもの
である。
いて、上記システム制御部42は、上記画像ファイル
を、上記記録媒体46内のあらかじめ領域範囲が確保さ
れているUTOC(User Table Of Contents)領域内に記
録するものである。また、本発明の画像記録再生装置4
0は、上記画像ファイルを記録できるUTOC(User Ta
ble Of Contents)領域を有する記録媒体を使用するもの
である。
【0013】次に、上記記録媒体46として、MDを使
用した場合を用いて説明する。図3は、記録可能MDの
物理フォーマットを示す図である。図において、MDの
最内周から順に、リードイン領域31、UTOC領域3
2、記録可能ユーザ領域33、リードアウト領域34が
形成されている。上記リードイン領域31においては、
各領域の開始アドレスやトラック番号に対応した開始ア
ドレス/終了アドレス等のディスク情報が、TOC(Tab
le Of Contents)として記録されている。また上記UT
OC領域32においては、記録可能ユーザ領域33に対
応したパート(いくつかのパートから構成されているの
がトラック)の開始アドレス/終了アドレス等のアドレ
ス情報が、UTOC(User Table Of Contents)として記
録されている。また上記記録可能ユーザ領域33におい
ては、映像および音声データ等が記録されている。な
お、上記リードアウト領域34においては、何もデータ
が記録されていない。
用した場合を用いて説明する。図3は、記録可能MDの
物理フォーマットを示す図である。図において、MDの
最内周から順に、リードイン領域31、UTOC領域3
2、記録可能ユーザ領域33、リードアウト領域34が
形成されている。上記リードイン領域31においては、
各領域の開始アドレスやトラック番号に対応した開始ア
ドレス/終了アドレス等のディスク情報が、TOC(Tab
le Of Contents)として記録されている。また上記UT
OC領域32においては、記録可能ユーザ領域33に対
応したパート(いくつかのパートから構成されているの
がトラック)の開始アドレス/終了アドレス等のアドレ
ス情報が、UTOC(User Table Of Contents)として記
録されている。また上記記録可能ユーザ領域33におい
ては、映像および音声データ等が記録されている。な
お、上記リードアウト領域34においては、何もデータ
が記録されていない。
【0014】また図2は、UTOCセクタ1のデータ構
造を示す図である。UTOCはセクタ0〜4が定義され
ており、UTOCセクタ0には、開始アドレス/終了ア
ドレスのアドレス情報、UTOCセクタ1には、タイト
ルやアーティストのディスク名を格納する。なお、上記
UTOCセクタ1はオプションである。また、上記UT
OCセクタ1を使用しない場合は、ヘッダ部21を除い
て、データ領域22を、データとして全て0にする必要
があるが、上記UTOCセクタ1を使用しない場合で
も、MD内には、必ず上記UTOCセクタ1の領域が存
在する。なお、各UTOCセクタのデータ領域22の大
きさは2336バイトで構成されている。
造を示す図である。UTOCはセクタ0〜4が定義され
ており、UTOCセクタ0には、開始アドレス/終了ア
ドレスのアドレス情報、UTOCセクタ1には、タイト
ルやアーティストのディスク名を格納する。なお、上記
UTOCセクタ1はオプションである。また、上記UT
OCセクタ1を使用しない場合は、ヘッダ部21を除い
て、データ領域22を、データとして全て0にする必要
があるが、上記UTOCセクタ1を使用しない場合で
も、MD内には、必ず上記UTOCセクタ1の領域が存
在する。なお、各UTOCセクタのデータ領域22の大
きさは2336バイトで構成されている。
【0015】また、UTOCセクタ1のデータ領域22
は、配置ポインタ23と名称スロット24で構成されて
いる。上記配置ポインタ23には、名称スロット24の
位置がポインタとして格納されており、最初の名称スロ
ット24の位置を格納するトラック名ポインタ25や、
次の名称スロット24へと繋げる連結ポインタ26が定
義されている。また名称スロット24には、ASCII
コードで、ディスクのタイトル名やアーティスト名が、
キャラクタ27として格納されており、すべての名称ス
ロット24は、7バイトのキャラクタ27と1バイトの
連結ポインタ26で構成されている。またキャラクタ2
7の大きさは、7バイト単位で可変であり、名称スロッ
ト24の大きさは、上記連結ポインタ26を除いて17
92バイトである。
は、配置ポインタ23と名称スロット24で構成されて
いる。上記配置ポインタ23には、名称スロット24の
位置がポインタとして格納されており、最初の名称スロ
ット24の位置を格納するトラック名ポインタ25や、
次の名称スロット24へと繋げる連結ポインタ26が定
義されている。また名称スロット24には、ASCII
コードで、ディスクのタイトル名やアーティスト名が、
キャラクタ27として格納されており、すべての名称ス
ロット24は、7バイトのキャラクタ27と1バイトの
連結ポインタ26で構成されている。またキャラクタ2
7の大きさは、7バイト単位で可変であり、名称スロッ
ト24の大きさは、上記連結ポインタ26を除いて17
92バイトである。
【0016】つまり、上記名称スロット24は、ASC
IIコードを用いてディスクのタイトル等の情報のため
に、最大1792バイトまで使用することができるが、
逆に、ASCIIコードが使用されていない空の領域も
存在している。そこで、本実施の形態1では、この空の
領域をパスワード領域11とし、画像記録再生装置40
は、このパスワード領域11に、各情報に対応したパス
ワードを記録するものとする。これを具体的に図1に示
す。
IIコードを用いてディスクのタイトル等の情報のため
に、最大1792バイトまで使用することができるが、
逆に、ASCIIコードが使用されていない空の領域も
存在している。そこで、本実施の形態1では、この空の
領域をパスワード領域11とし、画像記録再生装置40
は、このパスワード領域11に、各情報に対応したパス
ワードを記録するものとする。これを具体的に図1に示
す。
【0017】図1は、上記名称スロット24内にパスワ
ード領域11を配置した、UTOCセクタ1のデータ構
造例を示す図である。パスワードを格納するパスワード
領域11は、UTOCセクタ1の下層部に配置し、パス
ワードを最下層から上層に向かって順に格納する。各パ
スワードのデータ格納位置も、上記名称スロット24と
同様に、上記配置ポインタ23に格納しているポインタ
から確定する。
ード領域11を配置した、UTOCセクタ1のデータ構
造例を示す図である。パスワードを格納するパスワード
領域11は、UTOCセクタ1の下層部に配置し、パス
ワードを最下層から上層に向かって順に格納する。各パ
スワードのデータ格納位置も、上記名称スロット24と
同様に、上記配置ポインタ23に格納しているポインタ
から確定する。
【0018】次に、このUTOCセクタ1を使用して、
MDの光磁気記録媒体から画像ファイルを記録再生する
場合の一連の動作を、図4を用いて説明する。記録可能
な記録媒体46であるMDが、ドライブ制御部41に格
納されると、ドライブ制御部41より上記記録媒体46
の格納を示す格納信号が、システム制御部42に出力さ
れる。
MDの光磁気記録媒体から画像ファイルを記録再生する
場合の一連の動作を、図4を用いて説明する。記録可能
な記録媒体46であるMDが、ドライブ制御部41に格
納されると、ドライブ制御部41より上記記録媒体46
の格納を示す格納信号が、システム制御部42に出力さ
れる。
【0019】システム制御部42では、上記ドライブ制
御部41より格納信号が入力されると、上記ドライブ制
御部41が上記記録媒体46を格納したことを確認し、
上記ドライブ制御部41を介して、上記記録媒体46の
UTOC領域32からUTOCが読み込まれる。このと
き、読み込まれたUTOCから、開始アドレス/終了ア
ドレスのアドレス情報の他に、UTOCセクタ1から配
置ポインタ23を利用して、タイトル・アーティストの
ディスク名や各画像ファイルに対応したパスワードが読
み出される。
御部41より格納信号が入力されると、上記ドライブ制
御部41が上記記録媒体46を格納したことを確認し、
上記ドライブ制御部41を介して、上記記録媒体46の
UTOC領域32からUTOCが読み込まれる。このと
き、読み込まれたUTOCから、開始アドレス/終了ア
ドレスのアドレス情報の他に、UTOCセクタ1から配
置ポインタ23を利用して、タイトル・アーティストの
ディスク名や各画像ファイルに対応したパスワードが読
み出される。
【0020】以下に配置ポインタ23を利用したパスワ
ードの読み出し式を示す。 2352−{(ポインタ値×N)+1} ここで上記2352は、ヘッダ部21とデータ領域22
とをあわせたUTOCセクタの大きさであり、上記ポイ
ンタ値は、配置ポインタ23に格納されている値であ
り、上記Nは、ひとつのパスワードとして使用するバイ
ト数である。
ードの読み出し式を示す。 2352−{(ポインタ値×N)+1} ここで上記2352は、ヘッダ部21とデータ領域22
とをあわせたUTOCセクタの大きさであり、上記ポイ
ンタ値は、配置ポインタ23に格納されている値であ
り、上記Nは、ひとつのパスワードとして使用するバイ
ト数である。
【0021】次にユーザが、入力制御部44から再生す
る画像ファイルを指定すると、入力制御部44から指定
した画像ファイルを再生する信号が、システム制御部4
2に入力される。システム制御部42は、指定した画像
ファイルに対応するパスワードを入力するように、ユー
ザへ表示制御部45を介して通知する。このパスワード
入力の通知が表示されて、上記ユーザが、再生する画像
ファイルに対応するパスワードを、入力制御部44から
入力すると、パスワード比較判定部43では、上記ユー
ザにより入力されたパスワードが、上記ユーザの指定す
る画像ファイルに対応するものであるか、上記システム
制御手段42により上記UTOCセクタ1から読み出さ
れた上記パスワードと比較判定が行われる。上記パスワ
ード比較判定部43の判定結果が一致の場合、システム
制御部42は、上記UTOCから読み出した画像ファイ
ルの開始アドレス位置へ、ドライブ制御部41を介して
アクセスし、開始アドレス位置へのアクセスが完了する
と、ドライブ制御部41では、ユーザが指定した画像フ
ァイルの画像データが再生される。
る画像ファイルを指定すると、入力制御部44から指定
した画像ファイルを再生する信号が、システム制御部4
2に入力される。システム制御部42は、指定した画像
ファイルに対応するパスワードを入力するように、ユー
ザへ表示制御部45を介して通知する。このパスワード
入力の通知が表示されて、上記ユーザが、再生する画像
ファイルに対応するパスワードを、入力制御部44から
入力すると、パスワード比較判定部43では、上記ユー
ザにより入力されたパスワードが、上記ユーザの指定す
る画像ファイルに対応するものであるか、上記システム
制御手段42により上記UTOCセクタ1から読み出さ
れた上記パスワードと比較判定が行われる。上記パスワ
ード比較判定部43の判定結果が一致の場合、システム
制御部42は、上記UTOCから読み出した画像ファイ
ルの開始アドレス位置へ、ドライブ制御部41を介して
アクセスし、開始アドレス位置へのアクセスが完了する
と、ドライブ制御部41では、ユーザが指定した画像フ
ァイルの画像データが再生される。
【0022】次に、指定する画像ファイルのパスワード
を更新する場合の一連の動作について説明する。ユーザ
が、入力制御部44からパスワードを更新する画像ファ
イルと、その更新パスワードを指定すると、それらの情
報がシステム制御部42に入力される。システム制御部
42では、ドライブ制御部41を介して、UTOC領域
32の開始アドレス位置へアクセスが行われ、UTOC
領域32の開始アドレス位置へのアクセスが完了する
と、上記システム制御部42に入力された、ユーザが指
定した画像ファイルに対応する更新パスワードが、UT
OC領域32のUTOCセクタ1へ書き込まれる。な
お、書き込む位置は、配置ポインタ23に格納されてい
るポインタ値から確定する。このように、記録と再生が
可能なMDを使用すると、容易にパスワードの更新を行
うことができる。
を更新する場合の一連の動作について説明する。ユーザ
が、入力制御部44からパスワードを更新する画像ファ
イルと、その更新パスワードを指定すると、それらの情
報がシステム制御部42に入力される。システム制御部
42では、ドライブ制御部41を介して、UTOC領域
32の開始アドレス位置へアクセスが行われ、UTOC
領域32の開始アドレス位置へのアクセスが完了する
と、上記システム制御部42に入力された、ユーザが指
定した画像ファイルに対応する更新パスワードが、UT
OC領域32のUTOCセクタ1へ書き込まれる。な
お、書き込む位置は、配置ポインタ23に格納されてい
るポインタ値から確定する。このように、記録と再生が
可能なMDを使用すると、容易にパスワードの更新を行
うことができる。
【0023】以上のように、本実施の形態1における画
像記録再生装置40によれば、各情報に付加したパスワ
ードにより、情報の読み出し可能範囲をきめこまかく設
定することができるので、記録媒体に記録された情報の
一部だけを読み出すことができる。したがって、例え
ば、1つの記録媒体に、利用許諾権が各情報毎に設定さ
れている場合、データの悪用を防止しながら、利用価値
の高いデータを有効に利用することができる。
像記録再生装置40によれば、各情報に付加したパスワ
ードにより、情報の読み出し可能範囲をきめこまかく設
定することができるので、記録媒体に記録された情報の
一部だけを読み出すことができる。したがって、例え
ば、1つの記録媒体に、利用許諾権が各情報毎に設定さ
れている場合、データの悪用を防止しながら、利用価値
の高いデータを有効に利用することができる。
【0024】また、本実施の形態1における画像記録再
生装置40では、あらかじめ領域範囲が確保されている
UTOC領域内に、各画像データに対応したパスワード
を設定するように構成されているため、記録媒体の記録
容量低下を軽減することができる。
生装置40では、あらかじめ領域範囲が確保されている
UTOC領域内に、各画像データに対応したパスワード
を設定するように構成されているため、記録媒体の記録
容量低下を軽減することができる。
【0025】また、本実施の形態1における画像記録再
生装置40では、各画像データのアドレス情報等を記録
できるUTOC領域を有する記録媒体を使用しているの
で、パスワードを格納するためだけの外部メモリが不要
となるため、その構成を簡単にすることができる。
生装置40では、各画像データのアドレス情報等を記録
できるUTOC領域を有する記録媒体を使用しているの
で、パスワードを格納するためだけの外部メモリが不要
となるため、その構成を簡単にすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明にか
かる画像記録再生装置によれば、記録媒体を格納すると
共に、上記記録媒体の保持する画像データを再生するド
ライブ制御部と、ユーザからの入力を受け付ける入力制
御部と、上記ドライブ制御部へアクセスして、上記記録
媒体に各画像データのアドレスとパスワードとを一組の
画像ファイルとして記録すると共に、上記記録媒体より
上記画像ファイルを読み出すシステム制御部と、ユーザ
より上記記録媒体の中から再生する画像ファイルが指定
されると、上記ユーザへ表示により、上記画像ファイル
に対応するパスワードを入力するよう通知する表示制御
部と、上記表示制御部による通知に基づいて、上記ユー
ザよりパスワードが入力されると、上記ユーザより入力
されたパスワードが、上記ユーザの指定する画像ファイ
ルに対応するものであるかを、上記システム制御部の読
み出す画像ファイルに基づいて比較判定するパスワード
比較判定部と、を備え、上記パスワード比較判定部の比
較結果が一致すると、上記ドライブ制御部は、上記ユー
ザより指定された上記画像ファイルの画像データを再生
することを特徴とするものとしたので、各画像ファイル
に付加したパスワードにより、画像ファイルの読み出し
可能範囲をきめこまかく設定することができるので、記
録媒体に記録された情報の一部だけを読み出すことがで
きるという効果を有する。
かる画像記録再生装置によれば、記録媒体を格納すると
共に、上記記録媒体の保持する画像データを再生するド
ライブ制御部と、ユーザからの入力を受け付ける入力制
御部と、上記ドライブ制御部へアクセスして、上記記録
媒体に各画像データのアドレスとパスワードとを一組の
画像ファイルとして記録すると共に、上記記録媒体より
上記画像ファイルを読み出すシステム制御部と、ユーザ
より上記記録媒体の中から再生する画像ファイルが指定
されると、上記ユーザへ表示により、上記画像ファイル
に対応するパスワードを入力するよう通知する表示制御
部と、上記表示制御部による通知に基づいて、上記ユー
ザよりパスワードが入力されると、上記ユーザより入力
されたパスワードが、上記ユーザの指定する画像ファイ
ルに対応するものであるかを、上記システム制御部の読
み出す画像ファイルに基づいて比較判定するパスワード
比較判定部と、を備え、上記パスワード比較判定部の比
較結果が一致すると、上記ドライブ制御部は、上記ユー
ザより指定された上記画像ファイルの画像データを再生
することを特徴とするものとしたので、各画像ファイル
に付加したパスワードにより、画像ファイルの読み出し
可能範囲をきめこまかく設定することができるので、記
録媒体に記録された情報の一部だけを読み出すことがで
きるという効果を有する。
【0027】また、請求項2に記載の発明にかかる画像
記録再生装置によれば、請求項1に記載の画像記録再生
装置において、上記システム制御部は、上記画像ファイ
ルを、上記記録媒体のUTOC(User Table Of Content
s)領域内に記録するものであることを特徴とするものと
したので、記録媒体の空き領域を利用して各画像データ
に対応するパスワードを設定するため、記録媒体の記憶
容量低下を軽減することができるという効果を有する。
記録再生装置によれば、請求項1に記載の画像記録再生
装置において、上記システム制御部は、上記画像ファイ
ルを、上記記録媒体のUTOC(User Table Of Content
s)領域内に記録するものであることを特徴とするものと
したので、記録媒体の空き領域を利用して各画像データ
に対応するパスワードを設定するため、記録媒体の記憶
容量低下を軽減することができるという効果を有する。
【0028】また請求項3に記載の発明にかかる画像記
録再生装置によれば、請求項1に記載の画像記録再生装
置において、上記記録媒体は、上記画像ファイルを記録
できるUTOC(User Table Of Contents)領域を有する
ことを特徴とするものとしたので、パスワードを格納す
るためだけの外部メモリが不要となるため、その構成を
簡単にすることができるという効果を有する。
録再生装置によれば、請求項1に記載の画像記録再生装
置において、上記記録媒体は、上記画像ファイルを記録
できるUTOC(User Table Of Contents)領域を有する
ことを特徴とするものとしたので、パスワードを格納す
るためだけの外部メモリが不要となるため、その構成を
簡単にすることができるという効果を有する。
【図1】実施の形態1における画像記録再生装置の、パ
スワード機能付きUTOCセクタ1のデータ構造例を示
す図である。
スワード機能付きUTOCセクタ1のデータ構造例を示
す図である。
【図2】従来の記録媒体における、パスワード機能がな
いUTOCセクタ1のデータ構造を示す図である。
いUTOCセクタ1のデータ構造を示す図である。
【図3】記録可能MDの物理フォーマットを示す図であ
る。
る。
【図4】実施の形態1における画像記録再生装置の、構
成の一例を示すブロック図である。
成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】 11 パスワード領域 21 ヘッダ部 22 データ領域 23 配置ポインタ 24 名称スロット 25 トラック名ポインタ 26 連結ポインタ 27 ディスク名/トラック名 31 リードイン領域 32 UTOC領域 33 記録可能ユーザ領域 34 リードアウト領域 35 インフォメーション領域 36 記録領域 40 画像記録再生装置 41 ドライブ制御部 42 システム制御部 43 パスワード比較判定部 44 入力制御部 45 表示制御部 46 記録媒体
Claims (3)
- 【請求項1】 記録媒体を格納すると共に、上記記録媒
体の保持する画像データを再生するドライブ制御部と、 ユーザからの入力を受け付ける入力制御部と、 上記ドライブ制御部へアクセスして、上記記録媒体に各
画像データのアドレスとパスワードとを一組の画像ファ
イルとして記録すると共に、上記記録媒体より上記画像
ファイルを読み出すシステム制御部と、 ユーザより上記記録媒体の中から再生する画像ファイル
が指定されると、上記ユーザへ表示により、上記画像フ
ァイルに対応するパスワードを入力するよう通知する表
示制御部と、 上記表示制御部による通知に基づいて、上記ユーザより
パスワードが入力されると、上記ユーザより入力された
パスワードが、上記ユーザの指定する画像ファイルに対
応するものであるかを、上記システム制御部の読み出す
画像ファイルに基づいて比較判定するパスワード比較判
定部と、を備え、 上記パスワード比較判定部の比較結果が一致すると、上
記ドライブ制御部は、上記ユーザより指定された上記画
像ファイルの画像データを再生することを特徴とする画
像記録再生装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像記録再生装置にお
いて、 上記システム制御部は、上記画像ファイルを、上記記録
媒体のUTOC(UserTable Of Contents)領域内に記録
するものであることを特徴とする画像記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の画像記録再生装置にお
いて、 上記記録媒体は、上記画像ファイルを記録できるUTO
C(User Table Of Contents)領域を有することを特徴と
する画像記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11201103A JP2001028727A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 画像記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11201103A JP2001028727A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 画像記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001028727A true JP2001028727A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16435461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11201103A Pending JP2001028727A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 画像記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001028727A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006285961A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-10-19 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置及び情報処理方法 |
US7673154B2 (en) | 2002-07-02 | 2010-03-02 | Sony Corporation | Recording medium, recording method, information transmission method, terminal device, and server device |
-
1999
- 1999-07-15 JP JP11201103A patent/JP2001028727A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7673154B2 (en) | 2002-07-02 | 2010-03-02 | Sony Corporation | Recording medium, recording method, information transmission method, terminal device, and server device |
JP2006285961A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-10-19 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置及び情報処理方法 |
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