JP2001027959A - 表示制御システム及び復帰システム - Google Patents

表示制御システム及び復帰システム

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JP2001027959A
JP2001027959A JP11201233A JP20123399A JP2001027959A JP 2001027959 A JP2001027959 A JP 2001027959A JP 11201233 A JP11201233 A JP 11201233A JP 20123399 A JP20123399 A JP 20123399A JP 2001027959 A JP2001027959 A JP 2001027959A
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control device
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display
signal
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JP11201233A
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Katsuhisa Okuwaki
勝久 奥脇
Akio Tomiyama
章夫 富山
Isao Watanabe
功 渡辺
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の表示制御システム及び復帰システムで
は、復帰にかかる時間とコストを低減できないという問
題点があったが、本発明では、復帰にかかる時間とコス
トとを低減できる表示制御システム及び復帰システムを
提供する。 【解決手段】 自動復帰装置5が表示制御装置4に対し
て、特定の信号を出力し、表示制御装置4が当該特定の
信号に対して応答の信号を出力し、自動復帰装置5が当
該応答の信号の入力を一定の期間に亘って受けないよう
になると、表示制御装置4に障害が発生したものとし
て、表示制御装置4の電源を切断し、再投入して表示制
御装置4の再起動を行なう表示制御システム及び復帰シ
ステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータに発生した障害を検知して動作を復帰させる復帰
システム及び表示制御システムに係り、特に簡易に構成
でき、かつ、障害の内容を記録し、報知できる表示制御
システム及び復帰システムに関する。
【0002】
【従来の技術】表示制御システムは、サーバと、サーバ
からネットワークを介して受信される各種の情報を表示
出力するパーソナルコンピュータ(情報処理装置)等の
端末(表示制御装置)とから基本的に構成されている。
【0003】従来は、表示制御装置としての情報処理装
置の障害は保守員が発見して、手動で装置の再起動(リ
セット又は電源のOFF、ON)を行って回復させてい
た。
【0004】尚、自動的に障害を検出し、再起動を行な
う方法として、例えば、平成10年5月22日公開の特
開平10−133963号「計算機の故障検出・回復方
式」(出願人:三菱電機株式会社、発明者:木村俊之)
がある。この従来技術は、故障検出専用のハードウエア
を情報処理装置に付加し、当該ハードウエアが故障を検
知すると、別の手段により当該故障の正当性を確認でき
るようにして、故障検出の信頼性を高めるというもので
あるが、ある情報処理装置が自ら再起動を行なうことが
できないような故障が発生した場合に再起動を行なう別
の情報処理装置が存在することが前提となっている。そ
こで、当該別の情報処理装置が専ら再起動を行なうため
だけのものであるとすると、きわめて単純な処理を行な
うために複雑な装置を用いていることになり、コストが
高くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、保守員が障
害を起こした表示制御装置へ出向いて、再起動を行うと
すれば、時間とコストを要し、さらに各表示制御装置の
障害内容は人手により収集することとなり、システムと
してのリアルタイム障害管理ができないという問題点が
あった。また、自動的に行なう場合でも、情報処理装置
の再起動を行なうための構成にコストがかかるという問
題点があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、表示制御装置の障害を自動的に検知して再起動で
き、かつ、障害の内容を記録して、サーバに報知するこ
とで、時間とコストを削減し、リアルタイム障害管理を
可能とする表示制御システム及び復帰システムを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、サーバ手段からネットワークを
介して、指定の順序で受信されるマルチメディア情報に
基づいて表示画面及び出力音声を合成する表示出力手段
と、定期的に信号を出力する応答手段とを具備してなる
表示制御装置と、応答手段から一定の期間に亘り信号の
入力がなされないと、障害が発生したものとして表示制
御装置の電源を切断し、再投入して再起動を行なう自動
復帰装置とを有する表示制御システムであり、簡便な構
成の自動復帰装置により、自動的に表示制御装置が再起
動できるため、時間とコストとを低減できる。
【0008】また、自動復帰装置が応答手段に対して特
定の信号を出力し、応答手段が当該特定の信号に対して
応答信号を出力し、自動復帰装置が一定の期間に亘り、
当該応答信号の入力を受けないと、表示制御装置を再起
動するようにしてもよい。
【0009】さらに、自動復帰装置が再起動後に障害情
報を記録し、サーバ手段に対して報知するようにするこ
とで、リアルタイム障害管理を行なうことができる。
【0010】本発明は、定期的に信号を出力する情報処
理装置に付加され、信号が一定の期間に亘って入力され
ないと、障害が発生したものとして情報処理装置を再起
動する復帰手段を有する復帰システムであり、時間とコ
ストとを低減できる。
【0011】また、情報処理装置が特定の信号に対して
応答信号を出力し、復帰手段が当該特定の信号を出力
し、一定の期間に亘り、当該応答信号の入力を受けない
と、情報処理装置を再起動するようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る表
示制御システムは、サーバよりネットワークを介して受
信した情報に基づいて表示画面及び出力音声を合成して
表示出力及び発音出力を行うとともに、表示画面及び出
力音声を合成するにあたり、障害が発生すると、当該障
害を検知して自動的に装置の再起動を行うものであり、
時間とコストを削減でき、また、当該障害をサーバに報
知できるようにすることで、リアルタイムに障害管理を
行うことができるものである。
【0013】本発明の実施の形態に係る表示制御システ
ムは、音声、静止画、動画、文字情報などを含むマルチ
メディア情報を指示に応じて配信するサーバ手段と、サ
ーバ手段が配信するマルチメディア情報をネットワーク
を介して受信し、表示画面と音声を合成し、表示出力す
る表示出力手段と、表示画面と音声とを合成する際に障
害が発生すると、当該障害を検知し、装置の再起動を行
う復帰手段とを具備するものであり、時間とコストを削
減でき、また、当該障害をサーバに報知できるようにす
ることで、リアルタイムに障害管理を行うことができる
ものである。
【0014】より具体的には、本発明の実施の形態に係
る表示制御システムは、図1に示すように、音声、静止
画、動画、文字情報などを含むマルチメディア情報を入
力する手段としての入力装置1と、入力装置1から入力
されたマルチメディア情報を指示に従って伝送する手段
としてのサーバ2と、マルチメディア情報を伝達するL
AN(Local Area Network)手段又はWAN(Wide Are
a Network )手段としてのネットワーク3と、マルチメ
ディア情報を受信して、表示画面等を合成して出力し、
指示に応じて応答の信号を出力する表示制御装置4と、
表示制御装置4に障害が発生したことを検知すると、表
示制御装置4を再起動する自動復帰装置5、表示制御装
置4が合成した表示画面を表示出力するとともに、出力
音声を発音出力する手段としての表示装置6とから主に
構成されている。図1は、本発明の実施の形態に係る表
示制御システムの構成ブロック図である。
【0015】ここで、表示制御装置4は、ネットワーク
3を介してサーバ2から受信したマルチメディア情報に
応じて、表示画面及び出力音声を合成する合成手段と、
外部から特定の信号の入力を受けると、応答の信号を出
力する応答手段と、外部から入力された障害情報をネッ
トワーク3を介してサーバ2に伝達する障害情報伝達手
段と、合成手段と応答手段と障害情報伝達手段とを管理
する管理手段とを具備しているものである。尚、表示制
御装置4は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置
であることが考えられる。
【0016】また、自動復帰装置5は、表示制御装置4
の応答手段に特定の信号を定期的に出力し、応答の信号
の入力が一定の期間受信できないと、表示制御装置4の
主電源を切断してから再投入する電源手段と、障害内容
を記録するロギング手段と、当該障害内容を表示制御装
置4に障害情報として出力する障害内容報知手段とを具
備しているものである。。
【0017】ここで、入力装置1と、サーバ2とが上述
のサーバ手段に相当し、表示制御装置4の合成手段及び
管理手段と、表示装置6とが、表示出力手段に相当し、
表示制御装置4の応答手段と、自動復帰装置5とが復帰
手段に相当する。尚、表示制御装置4の応答手段は、表
示制御装置4としてのパーソナルコンピュータにインス
トール可能なプログラムであっても構わない。この場
合、応答手段は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
に格納されていてもよい。
【0018】以下、各部を具体的に説明する。入力装置
1は、音声、静止画、動画、文字情報などを含むマルチ
メディア情報と、当該マルチメディア情報をどのような
順序で表示、発音出力するかを表す情報(スケジュール
情報)をサーバ2に入力するものである。
【0019】サーバ2は、当該スケジュール情報に従っ
て、マルチメディア情報をネットワーク3を介して表示
制御装置4に伝達するものである。すなわち、サーバ2
は、スケジュール情報で指定された時刻に、指定された
マルチメディア情報をネットワーク3を介して表示制御
装置4に伝達するようになっている。また、サーバ2
は、ネットワーク2を介して障害情報を受信し、当該障
害情報を表示出力するものである。
【0020】表示制御装置4は、例えば汎用のパーソナ
ルコンピュータ(情報処理装置)であって、サーバ2か
らネットワーク3を介して受信したマルチメディア情報
を基にして、表示画面と出力音声とを合成し、表示装置
6に出力するものである。また、表示制御装置4は、後
に説明する自動復帰装置5から特定の信号の入力を受け
て、応答信号を出力するものである。さらに、表示制御
装置4は、自動復帰装置5から入力される障害情報をネ
ットワーク3を介して、サーバ2に伝達するものであ
る。
【0021】尚、表示制御装置4の管理手段とは、具体
的には、パーソナルコンピュータのオペレーティングシ
ステムを指している。
【0022】自動復帰装置5は、表示制御装置4の電源
を管理するものであり、表示制御装置4に特定の信号
(ポーリングコマンド)を定期的に出力して、応答信号
の入力を待機するものであり、応答の信号の入力が一定
の期間受信できないと、表示制御装置4の主電源を切っ
てから再投入するものである。尚、以下の説明におい
て、ポーリングコマンドを出力し、応答信号を待機する
動作を「監視動作」と称し、一定の期間に亘り応答信号
の入力がないと、障害が発生したものと検知して、電源
を切って、再投入する動作を「電源制御動作」と称す
る。
【0023】また、自動復帰装置5は、起動時(立ち上
がり時)には、表示制御装置4の電源をONとする動作
(以下、「立ち上がり動作」と称する)を行い、監視動
作を行うようになるものである。
【0024】さらに、自動復帰装置5は、終了の指示の
入力を受けて、表示制御装置4をシャットダウンして監
視動作を停止し、表示制御装置4の電源をOFFとする
動作(「立ち下げ動作」)を行うものである。ここで
「シャットダウン」とは、表示制御装置4が行う処理
(合成手段の処理及び、応答手段の処理)を停止する処
理をいう。
【0025】さらに、自動復帰装置5は、監視動作にお
いて、障害の発生を検知して電源制御動作を行った後
に、表示制御装置4の障害内容を表す情報を障害情報と
して記録するとともに、表示制御装置4に出力するもの
である。
【0026】すなわち、具体的には、自動復帰装置5
は、図2に示すように、1チップマイコン(CPU)5
1と、CPU51の動作クロックを提供する水晶発振器
52と、現在時刻を計時するリアルタイムクロック53
と、表示制御装置4に対するインタフェース手段である
外部インタフェース54と、CPU51から入力される
指示に基づいて発光、消灯するLEDを具備するLED
表示部55と、表示制御装置4の電源をON/OFFす
るリレー56とから構成されている。図2は、本発明の
実施の形態に係る表示制御システムの自動復帰装置5の
構成ブロック図である。
【0027】ここで、CPU51としては、汎用のも
の、例えば、HD6433258P(H8)等のCPU
で構わない。また、この場合には、水晶発振器52は、
例えば、14.7456MHzの周波数の信号を発振す
るものであることが考えられる。
【0028】また、リレー56の前後には、過大な電流
が流れることにより、回路が破損するのを防止するため
に、ヒューズ(サーキットブレーカー)等が設けられて
いるのが本来の構成であるが、ここでは、説明のため
に、これらの記載を省略している。
【0029】外部インタフェース54は、いわゆるプリ
ンタポート(パラレルポート)であることが好適であ
る。すなわち、外部インタフェース54は、応答信号を
受信するためのポートとして、STROBE信号の入力
を受ける端子と、データ(8ビット)の入力を受ける端
子、及び、特定の信号を送信するためのポートとして、
BUSY端子、ACK信号端子、用紙切れ信号端子、E
RROR信号端子の各端子が備えられているものである
ことが考えられる。
【0030】LED表示部55は、自動復帰装置5の電
源がONであると点灯し、OFFであると消灯する第1
のLEDと、監視動作を行っていることを表す第2のL
EDと、表示制御装置4の電源がONであるかOFFで
あるかを表す第3のLEDとを備えているものであるの
が好適である。
【0031】また、LED表示部55は、電源制御動作
を行った回数をカウントするカウンタを具備し、当該回
数を表示する7セグメントLEDを備えるものであって
も構わない。この場合には、CPU51から電源制御動
作を行ったことを表す信号の入力を受けるようにしてお
くことが考えられる。
【0032】次に、表示制御装置4と自動復帰装置5と
の間で行われる立ち上がり動作と、監視動作と、電源制
御動作と、立ち下げ動作との各動作について、図3〜図
6を用いて説明する。図3〜図6は、表示制御装置4と
自動復帰装置5との間でなされる各動作を表すフローチ
ャート図である。
【0033】まず、立ち上げ動作は、図3に示すよう
に、自動復帰装置5の電源がONにされることで開始さ
れ、自動復帰装置5の内部I/Oが初期化される(S1
1)。そして、監視動作などで利用される、CPU51
のプログラムの自己診断が行われ(S12)、自己診断
の結果に問題がないと、プログラム等を記憶する記憶手
段としての内部RAM(図示せず)を初期化する(S1
3)。
【0034】そして、リレー56をONとして、表示制
御装置4の電源をONとして(S14)、監視動作を待
機するようになる(S15)。すると、表示制御装置4
が起動して(S16)、管理手段が動作し(S17)、
合成手段及び応答手段が起動され、応答手段が起動した
ことを表す信号(監視開始コマンド)が自動復帰装置5
に出力されるようになる(S18)。そして、自動復帰
装置5が監視動作を開始するようになる(S19)。
【0035】尚、処理S18において、自動復帰装置5
がポーリングコマンドを出力してから応答信号の入力が
なかったと判断するまでの一定の時間(監視時間)を表
すコマンド(監視時間コマンド)を、表示制御装置4が
監視開始コマンドとともに出力するようにしておくこと
が好適である。このようにすれば、表示制御装置4とし
てのパーソナルコンピュータの処理能力に応じて、監視
時間コマンドを設定でき、障害を誤検出する機会を減ら
すことができる。
【0036】また、監視動作として、表示制御装置4と
自動復帰装置5との間で行われる処理としては、図4に
示すように、自動復帰装置5がポーリングコマンドを表
示制御装置4に出力して(S21)、応答信号を待機し
(S22)、ポーリングコマンドの入力を受けた表示制
御装置4が応答動作として、応答信号を出力し(S2
3)、自動復帰装置5が応答信号の入力を受けて処理S
21から繰り返し動作を行うようになっている。
【0037】処理S23において、表示制御装置4に障
害が発生し、ポーリングコマンドに対して、応答信号が
出力できない場合には、図5に示すように電源制御動作
を行うようになる。すなわち自動復帰装置5は、一定の
時間が経過した後、障害内容を記録し(S31)、リレ
ー56をOFFとして表示制御装置4の電源をOFFに
する(S32)。そして、表示制御装置4の電源がOF
Fとなる(S33)。
【0038】自動復帰装置5は、電源をOFFとしてか
ら、表示制御装置4の内部の電気的状態が安定するまで
一定の時間(例えば3秒間)待機し、監視動作を開始し
(S34)、再びリレー56をONとして、表示制御装
置4の電源を投入する(S35)。そして、表示制御装
置4の電源がONとなる(S36)。
【0039】処理S36により、電源がONとなった後
の表示制御装置4の動作は、図3に示した立ち上げ動作
の処理S17以降と同様である(図中(A))。また、
処理S34の後の自動復帰装置5の動作は、図3に示し
た立ち上げ動作の処理S19以降と同様である(図中
(B))。
【0040】さらに、表示制御装置4と自動復帰装置5
との間で行われる立ち下げ動作は、図6に示すように、
監視動作の停止の指示の入力を受けて、監視動作を停止
し(S41)、表示制御装置4にシャットダウンの指示
を出力する(S42)。すると、表示制御装置4がシャ
ットダウンの動作を行って、シャットダウンし(S4
3)、自動復帰装置5がリレー56をOFFとして、表
示制御装置4の電源をOFFにして(S44)、処理終
了する。
【0041】尚、図3に示した監視動作では、自動復帰
装置5が出力するポーリングコマンドに対して表示制御
装置4が応答信号を自動復帰装置5に出力するというよ
うになっているが、自動復帰装置5がポーリングコマン
ドを出力せず、表示制御装置4が定期的に応答信号を出
力するようにしておいても構わない。この定期的に出力
される応答信号を請求項では、単に「信号」と称してい
る。この場合には、自動復帰装置5が、一定の期間に亘
って応答信号の入力を受けないようになると、障害が発
生したものと検知するようにしておけばよい。
【0042】さらに、図6に示した立ち下げ動作では、
自動復帰装置5に対して停止の指示を入力することとし
ているが、表示制御装置4にシャットダウンの操作を行
うことにより、表示制御装置4が監視動作を終了するコ
マンドを自動復帰装置5に出力してシャットダウンし、
自動復帰装置5が監視動作を停止するようにしておいて
も構わない。
【0043】また、立ち下げ動作後に自動復帰装置5の
電源は、OFFとならずに、図3に示した処理S15の
状態(監視開始を待機する状態)となることとしてもよ
い。
【0044】次に、本発明の実施の形態に係る表示制御
システムの動作について説明する。サーバ2が、入力手
段1からマルチメディア情報の入力を受けて蓄積し、別
途入力手段1から入力されたスケジュール情報に従っ
て、当該マルチメディア情報をネットワーク3を介して
出力する。
【0045】すると、表示制御装置4の合成手段が、ネ
ットワーク3を介して受信したマルチメディア情報に基
づいて、表示画面と音声とを合成し、表示装置6に出力
する。そして、表示装置6において、画面が表示され、
音声が出力されるようになっている。
【0046】一方、自動復帰装置5の電源手段が、表示
制御装置4にポーリングコマンドを出力し、表示制御装
置4の応答手段が、ポーリングコマンドに応じて、応答
信号を自動復帰装置5に出力する。
【0047】そして、自動復帰装置5の電源手段が、応
答信号の入力を受けて、表示制御装置4の電源をONと
したままにする。
【0048】また、表示制御装置4で何らかの障害が発
生した場合には、表示制御装置4の応答手段が、ポーリ
ングコマンドに応じて応答信号を自動復帰装置5に出力
することができないようになる。そこで、自動復帰装置
5の電源手段が、一定の時間が経過しても応答信号の入
力を受けることがなく、表示制御装置4の電源を切っ
て、再投入し、表示制御装置4が再起動されるようにな
る。
【0049】そして、自動復帰装置5のロギング手段が
障害内容を記録し、自動復帰装置5の障害内容報知手段
が当該障害内容を表示制御装置4に障害情報として出力
し、表示制御装置4の障害情報伝達手段がネットワーク
3を介してサーバ2に当該障害情報を送信する。そし
て、サーバ2が障害情報を表示出力する。
【0050】本発明の実施の形態に係る表示制御システ
ムによれば、簡便な構成の自動復帰装置5により、自動
的に表示制御装置4が再起動できるため、時間とコスト
とを低減できる効果があり、障害の内容を記録して、サ
ーバに報知することで、リアルタイムに障害管理を行な
うことができる効果がある。
【0051】また、本発明の実施の形態に係る表示制御
システムにおいて、応答手段は、パーソナルコンピュー
タとしての表示制御装置4のプログラムとして実現する
ことができるので、表示制御装置4に応答プログラムを
インストールして起動し、自動復帰装置5を表示制御装
置4のプリンタポートに接続し、表示制御装置4の電源
を自動復帰装置5のリレー56から供給するようにして
おけば、既存のシステムに容易に付加することができ、
導入コストを低減できる効果がある。
【0052】すなわち、例えば表示制御装置4の再起動
にあたり、表示制御装置4のリセット回路を用いること
とすれば、該当部分の回路を変更しなければならないの
に対し、本発明の実施の形態に係る表示制御システムで
は、電源のON/OFFによって再起動を行なうことに
より、既存のシステムに容易に付加することができると
の効果がある。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、表示制御装置がサーバ
手段が配信するマルチメディア情報をネットワークを介
して受信し、当該マルチメディア情報に基づいて表示画
面と音声とを合成して表示出力する表示出力手段と、応
答信号を出力する応答手段とを具備し、自動復帰装置
が、応答手段から一定の期間に亘って応答信号が入力さ
れてないと、表示制御装置の再起動を行なう表示制御シ
ステムとしているので、簡便な構成の自動復帰装置によ
り、自動的に表示制御装置の再起動を行なうことがで
き、復帰にかかる時間とコストとを低減することができ
る効果がある。
【0054】また、本発明によれば、応答信号を出力す
る情報処理装置に付加され、一定の期間に亘って応答信
号の入力を受けないようになると、当該情報処理装置を
再起動する復帰手段を有する復帰システムとしているの
で、自動的に表示制御装置の再起動を行なうことがで
き、復帰にかかる時間とコストとを低減することができ
る効果がある。
【0055】さらに、本発明の表示制御システムによれ
ば、再起動を行なった後に、障害の情報を記録し、サー
バに対して通知するようにしており、リアルタイム障害
管理を行なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る表示制御システムの
構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る表示制御システムの
自動復帰装置5の構成ブロック図である。
【図3】表示制御装置4と自動復帰装置5との間でなさ
れる動作を表すフローチャート図である。
【図4】表示制御装置4と自動復帰装置5との間でなさ
れる動作を表すフローチャート図である。
【図5】表示制御装置4と自動復帰装置5との間でなさ
れる動作を表すフローチャート図である。
【図6】表示制御装置4と自動復帰装置5との間でなさ
れる動作を表すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…入力装置、 2…サーバ、 3…ネットワーク、
4…表示制御装置、5…自動復帰装置、 6…表示装
置、 51…CPU、 52…水晶発振器、53…リア
ルタイムクロック、 54…外部インタフェース、 5
5…LED表示部、 56…リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 功 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 5B042 GA12 GB02 JJ13 JJ21 KK02 LA20 NN02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声、静止画、動画、文字などのマルチ
    メディア情報を指示に応じて配信するサーバ手段と、前
    記サーバ手段が配信するマルチメディア情報をネットワ
    ークを介して受信し、表示画面と音声とを合成し、表示
    出力する表示出力手段と、前記表示出力手段にて表示画
    面と音声とを合成する際に障害が発生すると、当該障害
    を検知し、前記表示出力手段の再起動を行う復帰手段と
    を有することを特徴とする表示制御システム。
  2. 【請求項2】 情報処理装置に付加する復帰システムで
    あって、 前記情報処理装置が、定期的に信号を出力する情報処理
    装置であり、 前記情報処理装置から前記信号の入力を一定期間受けな
    いようになると、当該情報処理装置の再起動を行う復帰
    手段を有することを特徴とする復帰システム。
  3. 【請求項3】 情報処理装置に付加する復帰システムで
    あって、 前記情報処理装置が、特定の信号の入力を受けると、応
    答信号を出力する情報処理装置であり、 前記特定の信号を、定期的に前記情報処理装置に出力
    し、当該特定の信号を出力してから、一定の期間内に前
    記情報処理装置から応答信号の入力を受けないと、前記
    情報処理装置の再起動を行う復帰手段を有することを特
    徴とする復帰システム。
  4. 【請求項4】 復帰手段は、情報処理装置の電源を供給
    しており、再起動を行う際には、情報処理装置の電源を
    切断し、その後再投入することで再起動を行う復帰手段
    であることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の復
    帰システム。
  5. 【請求項5】 マルチメディア情報を配信するサーバ
    と、 前記サーバからネットワークを介して受信したマルチメ
    ディア情報に基づいて表示画面と出力音声とを合成する
    とともに、定期的に信号を出力する表示制御装置と、 前記表示制御装置の電源を管理し、一定の期間、前記信
    号の入力がないと、前記表示制御装置の電源を切断して
    再投入し、前記表示制御装置を再起動する自動復帰装置
    とを具備し、 前記自動復帰装置が、前記表示制御装置の電源を切断、
    投入するリレーと、前記表示制御装置に対する外部イン
    タフェースと、指示に基づいて発光、消灯するLEDを
    具備するLED表示部と、前記外部インタフェースを介
    して、応答の信号の入力を受け、一定の期間、前記信号
    の入力がないと、前記リレーにより、前記表示制御装置
    の電源を切断して再投入し、前記表示制御装置を再起動
    するとともに、前記LED表示部のLEDを発光させる
    CPUとを有する自動復帰装置であることを特徴とする
    表示制御システム。
  6. 【請求項6】 マルチメディア情報を配信するサーバ
    と、 前記サーバからネットワークを介して受信したマルチメ
    ディア情報に基づいて表示画面と出力音声とを合成する
    とともに、外部から特定の信号の入力を受けると、応答
    の信号を出力する表示制御装置と、 前記表示制御装置の電源を管理するとともに、定期的に
    特定の信号を前記表示制御装置に出力し、当該特定の信
    号を出力してから一定の期間、応答の信号の入力がない
    と、前記表示制御装置の電源を切断して再投入し、前記
    表示制御装置を再起動する自動復帰装置とを具備し、 前記自動復帰装置が、前記表示制御装置の電源を切断、
    投入するリレーと、前記表示制御装置に対する外部イン
    タフェースと、指示に基づいて発光、消灯するLEDを
    具備するLED表示部と、前記外部インタフェースを介
    して特定の信号を出力し、当該特定の信号を出力してか
    ら一定の期間、前記外部インタフェースを介して応答の
    信号が入力されないと、前記リレーにより、前記表示制
    御装置の電源を切断して再投入し、前記表示制御装置を
    再起動するとともに、前記LED表示部のLEDを発光
    させるCPUとを有する自動復帰装置であることを特徴
    とする表示制御システム。
  7. 【請求項7】 自動復帰装置が、表示制御装置を再起動
    してから、障害の内容を障害情報として記録し、当該障
    害情報を前記表示制御装置に出力する自動復帰装置であ
    り、 表示制御装置が、入力された障害情報をネットワークを
    介してサーバに送信出力する表示制御装置であることを
    特徴とする請求項5又は請求項6記載の表示制御システ
    ム。
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