JP2001026513A - 清涼感改善剤 - Google Patents
清涼感改善剤Info
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- JP2001026513A JP2001026513A JP11198268A JP19826899A JP2001026513A JP 2001026513 A JP2001026513 A JP 2001026513A JP 11198268 A JP11198268 A JP 11198268A JP 19826899 A JP19826899 A JP 19826899A JP 2001026513 A JP2001026513 A JP 2001026513A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 清涼剤の清涼効果及び清涼感の持
続性を高める清涼感改善剤、及びそれを配合することに
よる化粧水の清涼感改善方法を提供する。 【解決手段】 HLB15以上のノニオン界面活
性剤を有効成分とする清涼剤の清涼感及び清涼感の持続
性を高める清涼感改善剤、及び化粧水処方においてHL
B15以上のノニオン界面活性剤と清涼剤を併用するこ
とにより、その清涼感及び清涼感の持続性が改善され
た。
続性を高める清涼感改善剤、及びそれを配合することに
よる化粧水の清涼感改善方法を提供する。 【解決手段】 HLB15以上のノニオン界面活
性剤を有効成分とする清涼剤の清涼感及び清涼感の持続
性を高める清涼感改善剤、及び化粧水処方においてHL
B15以上のノニオン界面活性剤と清涼剤を併用するこ
とにより、その清涼感及び清涼感の持続性が改善され
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は清涼感改善剤に関
し、さらに詳しくは、人の皮膚や粘膜に対し、清涼感を
与える物質と併用して用いることにより、その持続性を
高める清涼感改善剤に関する。
し、さらに詳しくは、人の皮膚や粘膜に対し、清涼感を
与える物質と併用して用いることにより、その持続性を
高める清涼感改善剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧水にさっぱりした使用感を付
与するために、精製水,低級アルコール,l-メントール
などの清涼剤を添加していた。
与するために、精製水,低級アルコール,l-メントール
などの清涼剤を添加していた。
【0003】しかしながら、精製水のみで清涼感を演出
するためには、95重量%以上の配合が必要であり他の
有効成分の配合が制限されたり、清涼感及びその持続性
に乏しいという欠点があった。
するためには、95重量%以上の配合が必要であり他の
有効成分の配合が制限されたり、清涼感及びその持続性
に乏しいという欠点があった。
【0004】低級アルコールは清涼感に優れるが、皮膚
刺激性反応を示す場合があること、揮発性を有する液体
であり清涼感の持続性に乏しい、といった問題があっ
た。
刺激性反応を示す場合があること、揮発性を有する液体
であり清涼感の持続性に乏しい、といった問題があっ
た。
【0005】また、l-メントールは、化粧水における一
般的な冷感剤として使用されているが、昇華性を有する
ため清涼感の持続性に乏しい、目や鼻孔に刺激感を与え
る、といった欠点があった。
般的な冷感剤として使用されているが、昇華性を有する
ため清涼感の持続性に乏しい、目や鼻孔に刺激感を与え
る、といった欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、清涼剤の清
涼感及び清涼感の持続性を高め得る、清涼感改善剤、及
びそれを配合することによる化粧水の清涼感改善方法を
提供することを目的とした。
涼感及び清涼感の持続性を高め得る、清涼感改善剤、及
びそれを配合することによる化粧水の清涼感改善方法を
提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記問題点
に鑑み、清涼感及び清涼感の持続性を高めるべく鋭意研
究を行った結果、HLB15以上のノニオン界面活性剤
を清涼剤に添加することにより、清涼感及び清涼感の持
続性が高まることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
に鑑み、清涼感及び清涼感の持続性を高めるべく鋭意研
究を行った結果、HLB15以上のノニオン界面活性剤
を清涼剤に添加することにより、清涼感及び清涼感の持
続性が高まることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
【0009】本発明において使用するHLB15以上の
ノニオン界面活性剤は、HLBが15以上のノニオン界
面活性剤であれば特に限定されないが、例えば、ポリオ
キシエチレン(20EO)メチルグルコシド,ポリオキ
シエチレン(30EO)メチルグルコシドなどのポリオ
キシエチレンアルキルグルコシド型ノニオン界面活性
剤、モノラウリン酸デカグリセリルなどのポリグリセリ
ン脂肪酸エステル型ノニオン界面活性剤、ショ糖モノス
テアリン酸エステル,ショ糖モノパルミチン酸エステ
ル,ショ糖モノミリスチン酸エステル,ショ糖モノオレ
イン酸エステル等のショ糖モノ脂肪酸エステル型ノニオ
ン界面活性剤、モノラウリン酸ポリオキシエチレン(6
EO)ソルビット等のポリオキシエチレンソルビット脂
肪酸エステル型ノニオン界面活性剤、モノラウリン酸ポ
リオキシエチレン(20EO)ソルビタン,モノパルミ
チン酸ポリオキシエチレン(20EO)ソルビタン,モノ
オレイン酸ポリオキシエチレン(20EO)ソルビタン,
モノオレイン酸ポリオキシエチレン(40EO)ソルビタ
ン,モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン(20E
O)ソルビタン等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル型ノニオン界面活性剤、ポリエチレングリコ
ール(25EO)モノステアレート,ポリエチレングリコ
ール(40EO)モノステアレート,ポリエチレングリコ
ール(45EO)モノステアレート,ポリエチレングリコ
ール(55EO)モノステアレート,ポリエチレングリコ
ール(150EO)ジステアレート等のポリエチレングリ
コール脂肪酸エステル型ノニオン界面活性剤、ポリオキ
シエチレン(80EO)硬化ヒマシ油,ポリオキシエチレ
ン(100EO)硬化ヒマシ油等のポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
(20EO)ラウリルエーテル,ポリオキシエチレン(2
1EO)ラウリルエーテル,ポリオキシエチレン(25E
O)ラウリルエーテル,ポリオキシエチレン(30EO)
ラウリルエーテル,ポリオキシエチレン(50EO)ラウ
リルエーテル,ポリオキシエチレン(15EO)セチルエ
ーテル,ポリオキシエチレン(20EO)セチルエーテ
ル,ポリオキシエチレン(23EO)セチルエーテル,ポ
リオキシエチレン(25EO)セチルエーテル,ポリオキ
シエチレン(30EO)セチルエーテル,ポリオキシエチ
レン(40EO)セチルエーテル,ポリオキシエチレン
(20EO)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン
(25EO)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン
(30EO)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン
(40EO)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン
(15EO)オレイルエーテル,ポリオキシエチレン(2
0EO)オレイルエーテル,ポリオキシエチレン(50E
O)オレイルエーテル,ポリオキシエチレン(20EO)
ベヘニルエーテル,ポリオキシエチレン(30EO)ベヘ
ニルエーテル,ポリオキシエチレン(25EO)ヘキシル
デシルエーテル,ポリオキシエチレン(25EO)イソス
テアリルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエー
テル型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン(20
EO)フィトステロール,ポリオキシエチレン(30E
O)フィトステロール等のポリオキシエチレンフィトス
テロール型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
(20EO)ポリオキシプロピレン(4PO)セチルエーテ
ル等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキ
ルエーテル型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
(10EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオキシエチレ
ン(15EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオキシエチ
レン(18EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオキシエ
チレン(20EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオキシ
エチレン(25EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオキ
シエチレン(30EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオ
キシエチレン(20EO)オクチルフェニルエーテル,ポ
リオキシエチレン(25EO)オクチルフェニルエーテ
ル,ポリオキシエチレン(30EO)オクチルフェニルエ
ーテル,ポリオキシエチレン(40EO)オクチルフェニ
ルエーテル,ポリオキシエチレン(50EO)オクチルフ
ェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテル型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
(10EO)ラノリンアルコール,ポリオキシエチレン
(20EO)ラノリンアルコール,ポリオキシエチレン
(40EO)ラノリンアルコール等のポリオキシエチレン
ラノリンアルコール誘導体型界面活性剤、ポリオキシエ
チレン(30EO)コレステリルエーテル等のポリオキシ
エチレンコレステリルエーテル型ノニオン界面活性剤、
ポリオキシエチレン(25EO)グリセリルモノイソステ
アレート,ポリオキシエチレン(30EO)グリセリルモ
ノイソステアレート,ポリオキシエチレン(40EO)グ
リセリルモノイソステアレート,ポリオキシエチレン
(50EO)グリセリルモノイソステアレート,ポリオキ
シエチレン(60EO)グリセリルモノイソステアレー
ト,ポリオキシエチレン(30EO)グリセリルモノステ
アレート,ポリオキシエチレン(40EO)グリセリルモ
ノステアレート,ポリオキシエチレン(60EO)グリセ
リルモノステアレート,ポリオキシエチレン(25EO)
グリセリルピログルタミン酸イソステアリン酸ジエステ
ル等のポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル型
ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン(30EO)
ラノリン等のポリオキシエチレンラノリン誘導体型界面
活性剤、ポリオキシエチレン(15EO)ステアリルアミ
ン,ポリオキシエチレン(15EO)オレイルアミン,ポ
リオキシエチレン(8EO)ステアリルプロピレンジアミ
ン等のポリオキシエチレンアルキルアミン型ノニオン界
面活性剤、ポリオキシエチレン(15EO)ステアリン酸
アミド等の脂肪酸アミド型ノニオン界面活性剤、ポリオ
キシエチレンノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物等
のポリオキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒ
ド縮合物型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
(10EO)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム等のポリ
オキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩型ノニオン界
面活性剤、ポリオキシエチレン(160EO)ポリオキシ
プロピレン(30PO)グリコール,ポリオキシエチレン
(200EO)ポリオキシプロピレン(40PO)グリコー
ル,ポリオキシエチレン(300EO)ポリオキシプロピ
レン(55PO)グリコール,ポリオキシエチレン(50
EO)ポリオキシプロピレン(40PO)グリコール,ポ
リオキシエチレン(30EO)ポリオキシプロピレン(5
5PO)グリコール等のポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレン共重合体型界面活性剤等が例示され、これら
より1種又は2種以上を選択して用いる。これらのHL
B15以上のノニオン界面活性剤の中でも、使用感の点
からモノラウリン酸デカグリセリルが最も好ましい。
ノニオン界面活性剤は、HLBが15以上のノニオン界
面活性剤であれば特に限定されないが、例えば、ポリオ
キシエチレン(20EO)メチルグルコシド,ポリオキ
シエチレン(30EO)メチルグルコシドなどのポリオ
キシエチレンアルキルグルコシド型ノニオン界面活性
剤、モノラウリン酸デカグリセリルなどのポリグリセリ
ン脂肪酸エステル型ノニオン界面活性剤、ショ糖モノス
テアリン酸エステル,ショ糖モノパルミチン酸エステ
ル,ショ糖モノミリスチン酸エステル,ショ糖モノオレ
イン酸エステル等のショ糖モノ脂肪酸エステル型ノニオ
ン界面活性剤、モノラウリン酸ポリオキシエチレン(6
EO)ソルビット等のポリオキシエチレンソルビット脂
肪酸エステル型ノニオン界面活性剤、モノラウリン酸ポ
リオキシエチレン(20EO)ソルビタン,モノパルミ
チン酸ポリオキシエチレン(20EO)ソルビタン,モノ
オレイン酸ポリオキシエチレン(20EO)ソルビタン,
モノオレイン酸ポリオキシエチレン(40EO)ソルビタ
ン,モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン(20E
O)ソルビタン等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル型ノニオン界面活性剤、ポリエチレングリコ
ール(25EO)モノステアレート,ポリエチレングリコ
ール(40EO)モノステアレート,ポリエチレングリコ
ール(45EO)モノステアレート,ポリエチレングリコ
ール(55EO)モノステアレート,ポリエチレングリコ
ール(150EO)ジステアレート等のポリエチレングリ
コール脂肪酸エステル型ノニオン界面活性剤、ポリオキ
シエチレン(80EO)硬化ヒマシ油,ポリオキシエチレ
ン(100EO)硬化ヒマシ油等のポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
(20EO)ラウリルエーテル,ポリオキシエチレン(2
1EO)ラウリルエーテル,ポリオキシエチレン(25E
O)ラウリルエーテル,ポリオキシエチレン(30EO)
ラウリルエーテル,ポリオキシエチレン(50EO)ラウ
リルエーテル,ポリオキシエチレン(15EO)セチルエ
ーテル,ポリオキシエチレン(20EO)セチルエーテ
ル,ポリオキシエチレン(23EO)セチルエーテル,ポ
リオキシエチレン(25EO)セチルエーテル,ポリオキ
シエチレン(30EO)セチルエーテル,ポリオキシエチ
レン(40EO)セチルエーテル,ポリオキシエチレン
(20EO)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン
(25EO)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン
(30EO)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン
(40EO)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン
(15EO)オレイルエーテル,ポリオキシエチレン(2
0EO)オレイルエーテル,ポリオキシエチレン(50E
O)オレイルエーテル,ポリオキシエチレン(20EO)
ベヘニルエーテル,ポリオキシエチレン(30EO)ベヘ
ニルエーテル,ポリオキシエチレン(25EO)ヘキシル
デシルエーテル,ポリオキシエチレン(25EO)イソス
テアリルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエー
テル型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン(20
EO)フィトステロール,ポリオキシエチレン(30E
O)フィトステロール等のポリオキシエチレンフィトス
テロール型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
(20EO)ポリオキシプロピレン(4PO)セチルエーテ
ル等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキ
ルエーテル型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
(10EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオキシエチレ
ン(15EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオキシエチ
レン(18EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオキシエ
チレン(20EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオキシ
エチレン(25EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオキ
シエチレン(30EO)ノニルフェニルエーテル,ポリオ
キシエチレン(20EO)オクチルフェニルエーテル,ポ
リオキシエチレン(25EO)オクチルフェニルエーテ
ル,ポリオキシエチレン(30EO)オクチルフェニルエ
ーテル,ポリオキシエチレン(40EO)オクチルフェニ
ルエーテル,ポリオキシエチレン(50EO)オクチルフ
ェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテル型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
(10EO)ラノリンアルコール,ポリオキシエチレン
(20EO)ラノリンアルコール,ポリオキシエチレン
(40EO)ラノリンアルコール等のポリオキシエチレン
ラノリンアルコール誘導体型界面活性剤、ポリオキシエ
チレン(30EO)コレステリルエーテル等のポリオキシ
エチレンコレステリルエーテル型ノニオン界面活性剤、
ポリオキシエチレン(25EO)グリセリルモノイソステ
アレート,ポリオキシエチレン(30EO)グリセリルモ
ノイソステアレート,ポリオキシエチレン(40EO)グ
リセリルモノイソステアレート,ポリオキシエチレン
(50EO)グリセリルモノイソステアレート,ポリオキ
シエチレン(60EO)グリセリルモノイソステアレー
ト,ポリオキシエチレン(30EO)グリセリルモノステ
アレート,ポリオキシエチレン(40EO)グリセリルモ
ノステアレート,ポリオキシエチレン(60EO)グリセ
リルモノステアレート,ポリオキシエチレン(25EO)
グリセリルピログルタミン酸イソステアリン酸ジエステ
ル等のポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル型
ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン(30EO)
ラノリン等のポリオキシエチレンラノリン誘導体型界面
活性剤、ポリオキシエチレン(15EO)ステアリルアミ
ン,ポリオキシエチレン(15EO)オレイルアミン,ポ
リオキシエチレン(8EO)ステアリルプロピレンジアミ
ン等のポリオキシエチレンアルキルアミン型ノニオン界
面活性剤、ポリオキシエチレン(15EO)ステアリン酸
アミド等の脂肪酸アミド型ノニオン界面活性剤、ポリオ
キシエチレンノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物等
のポリオキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒ
ド縮合物型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
(10EO)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム等のポリ
オキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩型ノニオン界
面活性剤、ポリオキシエチレン(160EO)ポリオキシ
プロピレン(30PO)グリコール,ポリオキシエチレン
(200EO)ポリオキシプロピレン(40PO)グリコー
ル,ポリオキシエチレン(300EO)ポリオキシプロピ
レン(55PO)グリコール,ポリオキシエチレン(50
EO)ポリオキシプロピレン(40PO)グリコール,ポ
リオキシエチレン(30EO)ポリオキシプロピレン(5
5PO)グリコール等のポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレン共重合体型界面活性剤等が例示され、これら
より1種又は2種以上を選択して用いる。これらのHL
B15以上のノニオン界面活性剤の中でも、使用感の点
からモノラウリン酸デカグリセリルが最も好ましい。
【0010】上記したHLB15以上のノニオン界面活
性剤の化粧水への配合量は特に限定されないが、0.0
5〜5重量%が好ましい。
性剤の化粧水への配合量は特に限定されないが、0.0
5〜5重量%が好ましい。
【0011】本発明において使用する清涼剤は、肌に塗
布した際に清涼感を与える化合物で有れば特に限定され
ず、精製水,低級アルコール,l-メントールなどが例示
される。
布した際に清涼感を与える化合物で有れば特に限定され
ず、精製水,低級アルコール,l-メントールなどが例示
される。
【0012】本発明においては、HLB15以上のノニ
オン界面活性剤を有効成分とする清涼剤の清涼感及び清
涼感の持続性を高める清涼感改善剤を提供し、さらにま
た化粧水処方においてHLB15以上のノニオン界面活
性剤と清涼剤を併用することにより、その清涼感を改善
する方法を提供する。
オン界面活性剤を有効成分とする清涼剤の清涼感及び清
涼感の持続性を高める清涼感改善剤を提供し、さらにま
た化粧水処方においてHLB15以上のノニオン界面活
性剤と清涼剤を併用することにより、その清涼感を改善
する方法を提供する。
【0013】本発明における清涼感改善剤は、化粧品,
医薬品,食品などの分野で利用することができる。
医薬品,食品などの分野で利用することができる。
【0014】本発明における化粧水は、化粧水及びロー
ションであれば特に限定されず、用途別には、柔軟化粧
水,収斂化粧水,クレンジングローション,カーマイン
ローション等が含まれる。また、油相,水相といった液
〜液系、水相〜粉体のような液〜固系等の多層化粧水も
含まれる。さらに、本発明に係る化粧水においては、本
発明の特徴を損なわない範囲で、各種油分,界面活性
剤,低級一価アルコール,保湿剤,多価アルコール,細
胞賦活剤,抗酸化剤,美白剤,紫外線吸収剤,防菌防黴
剤,顔料,色素類,香料等、一般的な化粧水添加成分を
加えることができる。
ションであれば特に限定されず、用途別には、柔軟化粧
水,収斂化粧水,クレンジングローション,カーマイン
ローション等が含まれる。また、油相,水相といった液
〜液系、水相〜粉体のような液〜固系等の多層化粧水も
含まれる。さらに、本発明に係る化粧水においては、本
発明の特徴を損なわない範囲で、各種油分,界面活性
剤,低級一価アルコール,保湿剤,多価アルコール,細
胞賦活剤,抗酸化剤,美白剤,紫外線吸収剤,防菌防黴
剤,顔料,色素類,香料等、一般的な化粧水添加成分を
加えることができる。
【0015】
【実施例】さらに実施例により、本発明の特徴について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0016】表1及び表2に示した処方にて実施例1〜
実施例3及び比較例1〜比較例3に係る化粧水を調製し
た。処方中配合量は全て重量%で示した。また化粧水
は、精製水に他の成分を順次添加し、均一に溶解して調
製した。
実施例3及び比較例1〜比較例3に係る化粧水を調製し
た。処方中配合量は全て重量%で示した。また化粧水
は、精製水に他の成分を順次添加し、均一に溶解して調
製した。
【0017】この実施例1〜実施例3の清涼感及び清涼
感の持続性を評価するために、実施例1と比較例1,実
施例2と比較例2,実施例3と比較例3について、それ
ぞれ相対評価を行った。評価は、20代〜30代の女性
パネラー10名を一群として、実施例と比較例を半顔ず
つ使用し、清涼感及び清涼感の持続性について表3に示
す基準で官能評価を行わせ、評点の平均値を算出して行
った。その結果を表1に併せて示した。
感の持続性を評価するために、実施例1と比較例1,実
施例2と比較例2,実施例3と比較例3について、それ
ぞれ相対評価を行った。評価は、20代〜30代の女性
パネラー10名を一群として、実施例と比較例を半顔ず
つ使用し、清涼感及び清涼感の持続性について表3に示
す基準で官能評価を行わせ、評点の平均値を算出して行
った。その結果を表1に併せて示した。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】表1に示したとおり、本発明の実施例1〜
実施例3については、HLB15以上のノニオン界面活
性剤であるモノラウリン酸デカグリセリルを含有してい
ない比較例1〜比較例3に比べ、清涼感,清涼感の持続
性共に優れていると評価されていた。
実施例3については、HLB15以上のノニオン界面活
性剤であるモノラウリン酸デカグリセリルを含有してい
ない比較例1〜比較例3に比べ、清涼感,清涼感の持続
性共に優れていると評価されていた。
【0022】本発明の他の実施例を次に示す。
【0023】 [実施例4]柔軟化粧水 (1)グリセリン 5.00(重量%) (2)プロピレングリコール 4.00 (3)オレイルアルコール 0.10 (4)モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20EO) ソルビタン 1.50 (5)ポリオキシエチレン(20EO)ラウリルエーテル 0.50 (6)エタノール 5.00 (7)精製水 83.90 製法:(1)〜(6)の成分を順次(7)の精製水に添加し、
混合,溶解,均一化する。
混合,溶解,均一化する。
【0024】 [実施例5]収れん性化粧水 (1)クエン酸 0.10(重量%) (2)パラフェノールスルホン酸亜鉛 0.20 (3)ソルビット 2.0 (4)グリセリン 3.0 (5)ポリオキシエチレン(20EO)オレイルエーテル 1.0 (6)エタノール 10.0 (7)l-メントール 0.02 (8)精製水 83.68 製法:(1)〜(7)の成分を順次(8)の精製水に添加し、
混合,溶解,均一化する。
混合,溶解,均一化する。
【0025】 [実施例6]カラミンローション (1)エタノール 10.00(重量%) (2)グリセリン 4.00 (3)カンファー 0.10 (4)モノラウリン酸デカグリセリル 2.50 (5)ベンガラ 0.15 (6)酸化亜鉛 0.50 (7)カオリン 1.00 (8)精製水 84.25 製法:(8)の精製水に(1)〜(4)を順次添加,溶解,均
一化した後、(5)〜(7)の成分を添加して、均一に分散
させる。
一化した後、(5)〜(7)の成分を添加して、均一に分散
させる。
【0026】
【発明の効果】本発明により、清涼剤の清涼感及び清涼
感の持続性を高める清涼感改善剤を得、さらにそれを配
合することによる化粧水の清涼感を改善する方法を提供
することができた。
感の持続性を高める清涼感改善剤を得、さらにそれを配
合することによる化粧水の清涼感を改善する方法を提供
することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C076 AA12 BB21 BB31 DD46M FF31 4C083 AB212 AB232 AB442 AC082 AC102 AC122 AC132 AC182 AC302 AC421 AC422 AC442 AC792 AD532 BB04 CC04 DD27 EE06 EE50
Claims (4)
- 【請求項1】 HLB15以上のノニオン界面活性剤か
らなる、清涼感改善剤。 - 【請求項2】 HLB15以上のノニオン界面活性剤
が、モノラウリン酸デカグリセリルであることを特徴と
する請求項1に記載の清涼感改善剤。 - 【請求項3】 HLB15以上のノニオン界面活性剤を
0.1〜5重量%含有させる化粧水の清涼感改善方法。 - 【請求項4】 HLB15以上のノニオン界面活性剤
が、モノラウリン酸デカグリセリルであることを特徴と
する請求項3に記載の清涼感改善方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198268A JP2001026513A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 清涼感改善剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198268A JP2001026513A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 清涼感改善剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001026513A true JP2001026513A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16388320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11198268A Pending JP2001026513A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 清涼感改善剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001026513A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012087108A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Mandom Corp | 清涼感持続性化粧料 |
-
1999
- 1999-07-13 JP JP11198268A patent/JP2001026513A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012087108A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Mandom Corp | 清涼感持続性化粧料 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041104 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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