JP2001026458A - ガラス組成 - Google Patents
ガラス組成Info
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- JP2001026458A JP2001026458A JP11200455A JP20045599A JP2001026458A JP 2001026458 A JP2001026458 A JP 2001026458A JP 11200455 A JP11200455 A JP 11200455A JP 20045599 A JP20045599 A JP 20045599A JP 2001026458 A JP2001026458 A JP 2001026458A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/083—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound
- C03C3/085—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C10/00—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
- C03C10/0036—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents
- C03C10/0045—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3 and MgO as main constituents
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Ceramic Engineering (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比弾性率の高いガラスを提供する。
【解決手段】 ガラス組成において、主成分の組成範囲
を、SiO2が47.5wt%以上で且つ 58wt%
以下、Al2O3が10wt%以上で且つ 30wt%以
下、MgOが10wt%以上で且つ 30wt%以下、
ZrO2が0.1wt%以上で且つ 2.8wt%以
下、、とした。
を、SiO2が47.5wt%以上で且つ 58wt%
以下、Al2O3が10wt%以上で且つ 30wt%以
下、MgOが10wt%以上で且つ 30wt%以下、
ZrO2が0.1wt%以上で且つ 2.8wt%以
下、、とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガラス組成、特に結
晶化ガラスに適したガラス組成に関する。さらに詳しく
は、結晶化ガラス磁気ディスクの組成に関する。
晶化ガラスに適したガラス組成に関する。さらに詳しく
は、結晶化ガラス磁気ディスクの組成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク用の基板としては、
アルミニウム基板、ガラス基板等が実用化されている。
中でもガラス基板は、表面の平滑性や機械的強度が優れ
ていることから、最も注目されている。そのようなガラ
ス基板としては、ガラス基板表面をイオン交換で強化し
た化学強化ガラス基板や、基板に結晶成分を析出させて
結合の強化を図る結晶化ガラス基板が知られている。
アルミニウム基板、ガラス基板等が実用化されている。
中でもガラス基板は、表面の平滑性や機械的強度が優れ
ていることから、最も注目されている。そのようなガラ
ス基板としては、ガラス基板表面をイオン交換で強化し
た化学強化ガラス基板や、基板に結晶成分を析出させて
結合の強化を図る結晶化ガラス基板が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで最近の基板に
対する性能の要求は、日に日に厳しくなってきており、
とくに高速回転時のたわみやそりに直接的に関わる強度
に対する性能の向上が求められている。これは基板材料
の比弾性率(=ヤング率/比重)によって表すことがで
き、数値が高ければ高いほど望ましい。またこのような
要求を満たしながら、生産性の向上が求められている。
そこで本発明は、ガラスの比弾性率が向上し、さらに生
産性の高いを組成を提供することを目的とする。
対する性能の要求は、日に日に厳しくなってきており、
とくに高速回転時のたわみやそりに直接的に関わる強度
に対する性能の向上が求められている。これは基板材料
の比弾性率(=ヤング率/比重)によって表すことがで
き、数値が高ければ高いほど望ましい。またこのような
要求を満たしながら、生産性の向上が求められている。
そこで本発明は、ガラスの比弾性率が向上し、さらに生
産性の高いを組成を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された発明は、主成分の組成範囲を、
SiO2が47.5wt%以上で且つ 58wt%以
下、Al2O3が10wt%以上で且つ 30wt%以
下、MgOが10wt%以上で且つ 30wt%以下、
ZrO2が0.1wt%以上で且つ 2.8wt%以
下、にしたことを特徴とする。
に請求項1に記載された発明は、主成分の組成範囲を、
SiO2が47.5wt%以上で且つ 58wt%以
下、Al2O3が10wt%以上で且つ 30wt%以
下、MgOが10wt%以上で且つ 30wt%以下、
ZrO2が0.1wt%以上で且つ 2.8wt%以
下、にしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。本発明に係る実施形態のガラス基板は、主成
分の組成範囲が、SiO2が47.5wt%以上で且つ
58wt%以下、Al2O3が10wt%以上で且つ30
wt%以下、MgOが10wt%以上で且つ30wt%
以下、ZrO2が0.1wt%以上で且つ2.8wt%
以下であることを特徴としている。
説明する。本発明に係る実施形態のガラス基板は、主成
分の組成範囲が、SiO2が47.5wt%以上で且つ
58wt%以下、Al2O3が10wt%以上で且つ30
wt%以下、MgOが10wt%以上で且つ30wt%
以下、ZrO2が0.1wt%以上で且つ2.8wt%
以下であることを特徴としている。
【0006】SiO2はガラス形成酸化物のため組成比
が47.5wt%より少ないと、溶融性が悪くなり、5
8wt%を越えるとガラスとして安定状態になるため、
結晶が析出しにくくなる。
が47.5wt%より少ないと、溶融性が悪くなり、5
8wt%を越えるとガラスとして安定状態になるため、
結晶が析出しにくくなる。
【0007】Al2O3はガラス中間酸化物であり、熱処
理によって析出する結晶相であるホウ酸アルミニウム系
結晶の構成成分である。組成比が10wt%より少ない
と析出結晶が少なく、強度が得られず、30wt%を越
えると溶融温度が高くなり失透しやすくなる。
理によって析出する結晶相であるホウ酸アルミニウム系
結晶の構成成分である。組成比が10wt%より少ない
と析出結晶が少なく、強度が得られず、30wt%を越
えると溶融温度が高くなり失透しやすくなる。
【0008】MgOは融剤であり粒状の結晶を凝集させ
結晶粒子塊を形成する。ただし、組成比が10wt%よ
り少ないと作業温度幅が狭くなりう、ガラスマトリクス
相の化学的耐久性が向上しない。30wt%を越える
と、他の結晶相が析出して求める強度を得ることが難し
くなる。
結晶粒子塊を形成する。ただし、組成比が10wt%よ
り少ないと作業温度幅が狭くなりう、ガラスマトリクス
相の化学的耐久性が向上しない。30wt%を越える
と、他の結晶相が析出して求める強度を得ることが難し
くなる。
【0009】ZrO2はガラス修飾酸化物でありガラス
の結晶核剤が有効に機能する。組成比が0.1wt%よ
り少ないと十分な結晶核が形成されなくにくくなり、結
晶粒子が粗大化したり結晶が不均質に析出し、微細で均
質な結晶構造が得られなくなり、研磨加工においてディ
スク基板として必要な平滑面が得られなくなる。また化
学的耐久性および耐マイグレーションが低下し、磁気膜
に影響を与える恐れがあるとともに、研磨−洗浄工程に
おいて安定性が悪くなる。また2.8wt%を越えると
溶融温度が高くなり、また失透しやすくなり溶融成形が
困難となる。また析出結晶相が変化し求める特性が得ら
れにくくなる。
の結晶核剤が有効に機能する。組成比が0.1wt%よ
り少ないと十分な結晶核が形成されなくにくくなり、結
晶粒子が粗大化したり結晶が不均質に析出し、微細で均
質な結晶構造が得られなくなり、研磨加工においてディ
スク基板として必要な平滑面が得られなくなる。また化
学的耐久性および耐マイグレーションが低下し、磁気膜
に影響を与える恐れがあるとともに、研磨−洗浄工程に
おいて安定性が悪くなる。また2.8wt%を越えると
溶融温度が高くなり、また失透しやすくなり溶融成形が
困難となる。また析出結晶相が変化し求める特性が得ら
れにくくなる。
【0010】以下製造方法を説明する。最終的に生成さ
れるガラス基板の主成分の組成を含む原料を所定の割合
にて充分に混合し、これを白金るつぼに入れ溶融を行
う。溶融後金型に流し概略の形状を形成する。これを室
温までアニールする。続いて、示される1次熱処理温度
と1次処理時間により保持し(熱処理)、結晶核生成が
行われる。引き続き、2次熱処理温度と2次処理時間に
より保持し結晶核成長を行う。これを除冷することによ
り目的とする結晶化ガラスが得られる。
れるガラス基板の主成分の組成を含む原料を所定の割合
にて充分に混合し、これを白金るつぼに入れ溶融を行
う。溶融後金型に流し概略の形状を形成する。これを室
温までアニールする。続いて、示される1次熱処理温度
と1次処理時間により保持し(熱処理)、結晶核生成が
行われる。引き続き、2次熱処理温度と2次処理時間に
より保持し結晶核成長を行う。これを除冷することによ
り目的とする結晶化ガラスが得られる。
【0011】以上の製造方法によって得られたガラス基
板は、SiO2が47.5wt%以上で且つ58wt%
以下、Al2O3が10wt%以上で且つ30wt%以
下、MgOが10wt%以上で且つ30wt%以下、Z
rO2が0.1wt%以上で且つ2.8wt%以下とす
るために、非常に高い比弾性率と高い生産性を得ること
が可能となった。
板は、SiO2が47.5wt%以上で且つ58wt%
以下、Al2O3が10wt%以上で且つ30wt%以
下、MgOが10wt%以上で且つ30wt%以下、Z
rO2が0.1wt%以上で且つ2.8wt%以下とす
るために、非常に高い比弾性率と高い生産性を得ること
が可能となった。
【0012】
【実施例】次に実施形態を実施した具体的な実施例につ
いて説明する。第1〜第5実施例のガラスを構成する材
料組成比(単位:wt%)、溶融温度と溶融時間、1次
熱処理温度と1次処理時間、2次熱処理温度と2次処理
時間、主析出結晶相、副析出結晶相、平均結晶粒径、比
重、ヤング率、比弾性率を表1に示す。同様に第6〜第
10実施例のガラスを表2に示す。同様に第11〜第1
5実施例のガラスを表3に示す。同様に第16〜第20
実施例のガラスを表4に示す。
いて説明する。第1〜第5実施例のガラスを構成する材
料組成比(単位:wt%)、溶融温度と溶融時間、1次
熱処理温度と1次処理時間、2次熱処理温度と2次処理
時間、主析出結晶相、副析出結晶相、平均結晶粒径、比
重、ヤング率、比弾性率を表1に示す。同様に第6〜第
10実施例のガラスを表2に示す。同様に第11〜第1
5実施例のガラスを表3に示す。同様に第16〜第20
実施例のガラスを表4に示す。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【表3】
【0016】
【表4】
【0017】第1の実施例のガラス組成は、SiO2を
55.6wt%、Al2O3を15.6wt%、MgOを
15wt%、P2O5を1.6wt%、Li2Oを2.7
wt%、TiO2を5wt%、ZrO2を2.5wt%、
K2Oを1.7wt%、Sb2O3を0.4wt%の組成
比である。
55.6wt%、Al2O3を15.6wt%、MgOを
15wt%、P2O5を1.6wt%、Li2Oを2.7
wt%、TiO2を5wt%、ZrO2を2.5wt%、
K2Oを1.7wt%、Sb2O3を0.4wt%の組成
比である。
【0018】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間3
時間、1次処理温度660度、1次処理時間4.5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4時間にて処
置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナシリ
ケート、副析出結晶相がルチルで、比弾性率が36.5
3という特性のガラス基板が得られた。上記組成は高い
比弾性率を有するだけでなく、非常に高い生産性を有す
る。
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間3
時間、1次処理温度660度、1次処理時間4.5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4時間にて処
置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナシリ
ケート、副析出結晶相がルチルで、比弾性率が36.5
3という特性のガラス基板が得られた。上記組成は高い
比弾性率を有するだけでなく、非常に高い生産性を有す
る。
【0019】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くP2O5を加えており、それはシリケート系結晶を析
出させる核形成剤であり、ガラス全体に結晶を均一に析
出させるために重要な成分である。組成比が0.1wt
%より少ないと十分な結晶核が形成されにくくなり、結
晶粒子が粗大化したり結晶が不均質に析出し、微細で均
質な結晶構造が得られにくくなり、研磨加工においてデ
ィスク基板として必要な平滑面が得られなくなる。9w
t%を越えると、溶融時の炉剤に対する反応性が増し、
また失透性も強くなることから溶融成形時の生産性が低
下する。また化学的耐久性が低下し、磁気膜に影響を与
える恐れがあると共に、研磨−洗浄工程における安定性
が悪くなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くP2O5を加えており、それはシリケート系結晶を析
出させる核形成剤であり、ガラス全体に結晶を均一に析
出させるために重要な成分である。組成比が0.1wt
%より少ないと十分な結晶核が形成されにくくなり、結
晶粒子が粗大化したり結晶が不均質に析出し、微細で均
質な結晶構造が得られにくくなり、研磨加工においてデ
ィスク基板として必要な平滑面が得られなくなる。9w
t%を越えると、溶融時の炉剤に対する反応性が増し、
また失透性も強くなることから溶融成形時の生産性が低
下する。また化学的耐久性が低下し、磁気膜に影響を与
える恐れがあると共に、研磨−洗浄工程における安定性
が悪くなる。
【0020】また、融剤として働くLi2Oを加えてい
るため生産時の安定性が向上している。組成比が0.1
wt%より少ないと溶融性が悪くなり、12wt%を越
えると、また研磨−洗浄工程における安定性が悪くな
る。
るため生産時の安定性が向上している。組成比が0.1
wt%より少ないと溶融性が悪くなり、12wt%を越
えると、また研磨−洗浄工程における安定性が悪くな
る。
【0021】また、融剤として働くTiO2を加えてい
るため生産時の安定性が向上している。組成比が0.1
wt%より少ないと溶融性が悪くなると共に、結晶成長
がしにくくなり、12wt%を越えると結晶化が急激に
促進され、結晶化状態の制御が困難となり析出結晶の粗
大化、結晶相の不均質が発生し、微細で均質な結晶構造
が得られなくなり、研磨加工においてディスク基板とし
て必要な平滑面が得られなくなる。さらに溶融成形時に
失透しやすくなり、生産性が低下する。
るため生産時の安定性が向上している。組成比が0.1
wt%より少ないと溶融性が悪くなると共に、結晶成長
がしにくくなり、12wt%を越えると結晶化が急激に
促進され、結晶化状態の制御が困難となり析出結晶の粗
大化、結晶相の不均質が発生し、微細で均質な結晶構造
が得られなくなり、研磨加工においてディスク基板とし
て必要な平滑面が得られなくなる。さらに溶融成形時に
失透しやすくなり、生産性が低下する。
【0022】また、融剤として働くK2Oを加えている
ため生産時の安定性が向上している。ただし、組成比が
0.1wt%より少ないと十分な溶融性改善がなされな
い。5wt%を越えると、ガラスが安定となり結晶化が
抑制され、また化学的耐久性が低下し、磁気膜に影響を
与える恐れがあると共に、研磨−洗浄工程における安定
性が悪くなる。
ため生産時の安定性が向上している。ただし、組成比が
0.1wt%より少ないと十分な溶融性改善がなされな
い。5wt%を越えると、ガラスが安定となり結晶化が
抑制され、また化学的耐久性が低下し、磁気膜に影響を
与える恐れがあると共に、研磨−洗浄工程における安定
性が悪くなる。
【0023】また、清澄剤として働くSb2O3を加えて
いるため生産時の安定性が向上している。ただし、組成
比が0.1wt%より少ないと十分な清澄効果が得られ
なくなり、生産性が低下する。5wt%を越えると、ガ
ラスの結晶化が不安定となり析出結晶相を制御できなく
なり、求める特性が得られにくくなる。
いるため生産時の安定性が向上している。ただし、組成
比が0.1wt%より少ないと十分な清澄効果が得られ
なくなり、生産性が低下する。5wt%を越えると、ガ
ラスの結晶化が不安定となり析出結晶相を制御できなく
なり、求める特性が得られにくくなる。
【0024】第2の実施例のガラス組成は、SiO2を
52.9wt%、Al2O3を16.7wt%、MgOを
17.1wt%、P2O5を1.5wt%、Li2Oを
2.5wt%、TiO2を7.1wt%、ZrO2を2w
t%の組成比である。
52.9wt%、Al2O3を16.7wt%、MgOを
17.1wt%、P2O5を1.5wt%、Li2Oを
2.5wt%、TiO2を7.1wt%、ZrO2を2w
t%の組成比である。
【0025】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間3
時間、1次処理温度660度、1次処理時間4.5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4時間にて処
置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナシリ
ケート、副析出結晶相がルチルで、比弾性率が36.1
6という特性のガラス基板が得られた。上記組成は高い
比弾性率を有するだけでなく、非常に高い生産性を有す
る。
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間3
時間、1次処理温度660度、1次処理時間4.5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4時間にて処
置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナシリ
ケート、副析出結晶相がルチルで、比弾性率が36.1
6という特性のガラス基板が得られた。上記組成は高い
比弾性率を有するだけでなく、非常に高い生産性を有す
る。
【0026】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くP2O5を加えており、それはシリケート系結晶を析
出させる核形成剤であり、ガラス全体に結晶を均一に析
出させるために重要な成分である。組成比が0.1wt
%より少ないと十分な結晶核が形成されにくくなり、結
晶粒子が粗大化したり結晶が不均質に析出し、微細で均
質な結晶構造が得られにくくなり、研磨加工においてデ
ィスク基板として必要な平滑面が得られなくなる。9w
t%を越えると、溶融時の炉剤に対する反応性が増し、
また失透性も強くなることから溶融成形時の生産性が低
下する。また化学的耐久性が低下し、磁気膜に影響を与
える恐れがあると共に、研磨−洗浄工程における安定性
が悪くなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くP2O5を加えており、それはシリケート系結晶を析
出させる核形成剤であり、ガラス全体に結晶を均一に析
出させるために重要な成分である。組成比が0.1wt
%より少ないと十分な結晶核が形成されにくくなり、結
晶粒子が粗大化したり結晶が不均質に析出し、微細で均
質な結晶構造が得られにくくなり、研磨加工においてデ
ィスク基板として必要な平滑面が得られなくなる。9w
t%を越えると、溶融時の炉剤に対する反応性が増し、
また失透性も強くなることから溶融成形時の生産性が低
下する。また化学的耐久性が低下し、磁気膜に影響を与
える恐れがあると共に、研磨−洗浄工程における安定性
が悪くなる。
【0027】また、融剤として働くLi2Oを加えてい
るため生産時の安定性が向上している。組成比が0.1
wt%より少ないと溶融性が悪くなり、12wt%を越
えると、また研磨−洗浄工程における安定性が悪くな
る。
るため生産時の安定性が向上している。組成比が0.1
wt%より少ないと溶融性が悪くなり、12wt%を越
えると、また研磨−洗浄工程における安定性が悪くな
る。
【0028】また、融剤として働くTiO2を加えてい
るため生産時の安定性が向上している。組成比が0.1
wt%より少ないと溶融性が悪くなると共に、結晶成長
がしにくくなり、12wt%を越えると結晶化が急激に
促進され、結晶化状態の制御が困難となり析出結晶の粗
大化、結晶相の不均質が発生し、微細で均質な結晶構造
が得られなくなり、研磨加工においてディスク基板とし
て必要な平滑面が得られなくなる。さらに溶融成形時に
失透しやすくなり、生産性が低下する。
るため生産時の安定性が向上している。組成比が0.1
wt%より少ないと溶融性が悪くなると共に、結晶成長
がしにくくなり、12wt%を越えると結晶化が急激に
促進され、結晶化状態の制御が困難となり析出結晶の粗
大化、結晶相の不均質が発生し、微細で均質な結晶構造
が得られなくなり、研磨加工においてディスク基板とし
て必要な平滑面が得られなくなる。さらに溶融成形時に
失透しやすくなり、生産性が低下する。
【0029】第3の実施例のガラス組成は、SiO2を
58wt%、Al2O3を18wt%、MgOを23.6
wt%、P2O5を0.2wt%、ZrO2を0.2wt
%の組成比である。
58wt%、Al2O3を18wt%、MgOを23.6
wt%、P2O5を0.2wt%、ZrO2を0.2wt
%の組成比である。
【0030】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が37.11という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が37.11という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0031】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くP2O5を加えており、それはシリケート系結晶を析
出させる核形成剤であり、ガラス全体に結晶を均一に析
出させるために重要な成分である。組成比が0.1wt
%より少ないと十分な結晶核が形成されにくくなり、結
晶粒子が粗大化したり結晶が不均質に析出し、微細で均
質な結晶構造が得られにくくなり、研磨加工においてデ
ィスク基板として必要な平滑面が得られなくなる。9w
t%を越えると、溶融時の炉剤に対する反応性が増し、
また失透性も強くなることから溶融成形時の生産性が低
下する。また化学的耐久性が低下し、磁気膜に影響を与
える恐れがあると共に、研磨−洗浄工程における安定性
が悪くなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くP2O5を加えており、それはシリケート系結晶を析
出させる核形成剤であり、ガラス全体に結晶を均一に析
出させるために重要な成分である。組成比が0.1wt
%より少ないと十分な結晶核が形成されにくくなり、結
晶粒子が粗大化したり結晶が不均質に析出し、微細で均
質な結晶構造が得られにくくなり、研磨加工においてデ
ィスク基板として必要な平滑面が得られなくなる。9w
t%を越えると、溶融時の炉剤に対する反応性が増し、
また失透性も強くなることから溶融成形時の生産性が低
下する。また化学的耐久性が低下し、磁気膜に影響を与
える恐れがあると共に、研磨−洗浄工程における安定性
が悪くなる。
【0032】第4の実施例のガラス組成は、SiO2を
50wt%、Al2O3を24.2wt%、MgOを2
2.4wt%、P2O5を1.2wt%、ZrO2を2.
2wt%の組成比である。
50wt%、Al2O3を24.2wt%、MgOを2
2.4wt%、P2O5を1.2wt%、ZrO2を2.
2wt%の組成比である。
【0033】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が36.05という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が36.05という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0034】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くP2O5を加えており、それはシリケート系結晶を析
出させる核形成剤であり、ガラス全体に結晶を均一に析
出させるために重要な成分である。組成比が0.1wt
%より少ないと十分な結晶核が形成されにくくなり、結
晶粒子が粗大化したり結晶が不均質に析出し、微細で均
質な結晶構造が得られにくくなり、研磨加工においてデ
ィスク基板として必要な平滑面が得られなくなる。9w
t%を越えると、溶融時の炉剤に対する反応性が増し、
また失透性も強くなることから溶融成形時の生産性が低
下する。また化学的耐久性が低下し、磁気膜に影響を与
える恐れがあると共に、研磨−洗浄工程における安定性
が悪くなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くP2O5を加えており、それはシリケート系結晶を析
出させる核形成剤であり、ガラス全体に結晶を均一に析
出させるために重要な成分である。組成比が0.1wt
%より少ないと十分な結晶核が形成されにくくなり、結
晶粒子が粗大化したり結晶が不均質に析出し、微細で均
質な結晶構造が得られにくくなり、研磨加工においてデ
ィスク基板として必要な平滑面が得られなくなる。9w
t%を越えると、溶融時の炉剤に対する反応性が増し、
また失透性も強くなることから溶融成形時の生産性が低
下する。また化学的耐久性が低下し、磁気膜に影響を与
える恐れがあると共に、研磨−洗浄工程における安定性
が悪くなる。
【0035】第5の実施例のガラス組成は、SiO2を
52wt%、Al2O3を26.5wt%、MgOを1
8.7wt%、Nb2O5を2wt%、ZrO2を0.8
wt%の組成比である。
52wt%、Al2O3を26.5wt%、MgOを1
8.7wt%、Nb2O5を2wt%、ZrO2を0.8
wt%の組成比である。
【0036】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が36.30という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が36.30という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0037】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くNb2O5を加えており、結晶核剤物質が増加するこ
とになる。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと
十分な剛性の向上がなされない。9wt%を越えると、
ガラスの結晶化が不安定となり、析出結晶相を制御でき
なくなり、求める特性が得られにくくなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くNb2O5を加えており、結晶核剤物質が増加するこ
とになる。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと
十分な剛性の向上がなされない。9wt%を越えると、
ガラスの結晶化が不安定となり、析出結晶相を制御でき
なくなり、求める特性が得られにくくなる。
【0038】第6の実施例のガラス組成は、SiO2を
48wt%、Al2O3を24.2wt%、MgOを23
wt%、Nb2O5を4wt%、ZrO2を1.4wt%
の組成比である。
48wt%、Al2O3を24.2wt%、MgOを23
wt%、Nb2O5を4wt%、ZrO2を1.4wt%
の組成比である。
【0039】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が36.76という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が36.76という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0040】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くNb2O5を加えており、結晶核剤物質が増加するこ
とになる。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと
十分な剛性の向上がなされない。9wt%を越えると、
ガラスの結晶化が不安定となり、析出結晶相を制御でき
なくなり、求める特性が得られにくくなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くNb2O5を加えており、結晶核剤物質が増加するこ
とになる。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと
十分な剛性の向上がなされない。9wt%を越えると、
ガラスの結晶化が不安定となり、析出結晶相を制御でき
なくなり、求める特性が得られにくくなる。
【0041】第7の実施例のガラス組成は、SiO2を
54wt%、Al2O3を19.2wt%、MgOを24
wt%、Ta2O5を2.2wt%、ZrO2を0.1w
t%の組成比である。
54wt%、Al2O3を19.2wt%、MgOを24
wt%、Ta2O5を2.2wt%、ZrO2を0.1w
t%の組成比である。
【0042】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が36.36という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が36.36という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0043】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くTa2O5を加えているため溶融性、強度を向上さ
せ、またガラスマトリクス相の化学的耐久性を向上させ
る。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと十分な
剛性の向上がなされない。9wt%を越えると、ガラス
の結晶化が不安定となり、析出結晶相を制御できなくな
り、求める特性が得られにくくなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くTa2O5を加えているため溶融性、強度を向上さ
せ、またガラスマトリクス相の化学的耐久性を向上させ
る。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと十分な
剛性の向上がなされない。9wt%を越えると、ガラス
の結晶化が不安定となり、析出結晶相を制御できなくな
り、求める特性が得られにくくなる。
【0044】第8の実施例のガラス組成は、SiO2を
52.2wt%、Al2O3を22wt%、MgOを1
9.2wt%、Ta2O5を5.2wt%、ZrO2を
2.5wt%の組成比である。
52.2wt%、Al2O3を22wt%、MgOを1
9.2wt%、Ta2O5を5.2wt%、ZrO2を
2.5wt%の組成比である。
【0045】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が37.85という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が37.85という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0046】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くTa2O5を加えているため溶融性、強度を向上さ
せ、またガラスマトリクス相の化学的耐久性を向上させ
る。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと十分な
剛性の向上がなされない。9wt%を越えると、ガラス
の結晶化が不安定となり、析出結晶相を制御できなくな
り、求める特性が得られにくくなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くTa2O5を加えているため溶融性、強度を向上さ
せ、またガラスマトリクス相の化学的耐久性を向上させ
る。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと十分な
剛性の向上がなされない。9wt%を越えると、ガラス
の結晶化が不安定となり、析出結晶相を制御できなくな
り、求める特性が得られにくくなる。
【0047】第9の実施例のガラス組成は、SiO2を
52.2wt%、Al2O3を28wt%、MgOを17
wt%、Li2Oを2.4wt%、ZrO2を0.4wt
%の組成比である。
52.2wt%、Al2O3を28wt%、MgOを17
wt%、Li2Oを2.4wt%、ZrO2を0.4wt
%の組成比である。
【0048】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が40.48という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が40.48という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0049】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くLi2Oを加えているため生産時の安定性が向上し
ている。組成比が0.1wt%より少ないと溶融性が悪
くなり、12wt%を越えると、また研磨−洗浄工程に
おける安定性が悪くなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くLi2Oを加えているため生産時の安定性が向上し
ている。組成比が0.1wt%より少ないと溶融性が悪
くなり、12wt%を越えると、また研磨−洗浄工程に
おける安定性が悪くなる。
【0050】第10の実施例のガラス組成は、SiO2
を47.5wt%、Al2O3を20.7wt%、MgO
を23.8wt%、Li2Oを6wt%、ZrO2を2w
t%の組成比である。
を47.5wt%、Al2O3を20.7wt%、MgO
を23.8wt%、Li2Oを6wt%、ZrO2を2w
t%の組成比である。
【0051】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が39.14という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が39.14という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0052】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くLi2Oを加えているため生産時の安定性が向上し
ている。組成比が0.1wt%より少ないと溶融性が悪
くなり、12wt%を越えると、また研磨−洗浄工程に
おける安定性が悪くなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くLi2Oを加えているため生産時の安定性が向上し
ている。組成比が0.1wt%より少ないと溶融性が悪
くなり、12wt%を越えると、また研磨−洗浄工程に
おける安定性が悪くなる。
【0053】第11の実施例のガラス組成は、SiO2
を49.5wt%、Al2O3を24.2wt%、MgO
を21.5wt%、TiO2を4wt%、ZrO2を0.
8wt%の組成比である。
を49.5wt%、Al2O3を24.2wt%、MgO
を21.5wt%、TiO2を4wt%、ZrO2を0.
8wt%の組成比である。
【0054】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、副析出結晶相がルチルで、比弾性率が3
7.05という特性のガラス基板が得られた。上記組成
は高い比弾性率を有するだけでなく、非常に高い生産性
を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、副析出結晶相がルチルで、比弾性率が3
7.05という特性のガラス基板が得られた。上記組成
は高い比弾性率を有するだけでなく、非常に高い生産性
を有する。
【0055】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くTiO2を加えているため生産時の安定性が向上し
ている。組成比が0.1wt%より少ないと溶融性が悪
くなると共に、結晶成長がしにくくなり、12wt%を
越えると結晶化が急激に促進され、結晶化状態の制御が
困難となり析出結晶の粗大化、結晶相の不均質が発生
し、微細で均質な結晶構造が得られなくなり、研磨加工
においてディスク基板として必要な平滑面が得られなく
なる。さらに溶融成形時に失透しやすくなり、生産性が
低下する。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くTiO2を加えているため生産時の安定性が向上し
ている。組成比が0.1wt%より少ないと溶融性が悪
くなると共に、結晶成長がしにくくなり、12wt%を
越えると結晶化が急激に促進され、結晶化状態の制御が
困難となり析出結晶の粗大化、結晶相の不均質が発生
し、微細で均質な結晶構造が得られなくなり、研磨加工
においてディスク基板として必要な平滑面が得られなく
なる。さらに溶融成形時に失透しやすくなり、生産性が
低下する。
【0056】第12の実施例のガラス組成は、SiO2
を48wt%、Al2O3を22.1wt%、MgOを1
9.1wt%、TiO2を9wt%、ZrO2を1.8w
t%の組成比である。
を48wt%、Al2O3を22.1wt%、MgOを1
9.1wt%、TiO2を9wt%、ZrO2を1.8w
t%の組成比である。
【0057】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、副析出結晶相がルチルで、比弾性率が3
6.34という特性のガラス基板が得られた。上記組成
は高い比弾性率を有するだけでなく、非常に高い生産性
を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、副析出結晶相がルチルで、比弾性率が3
6.34という特性のガラス基板が得られた。上記組成
は高い比弾性率を有するだけでなく、非常に高い生産性
を有する。
【0058】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くTiO2を加えているため生産時の安定性が向上し
ている。組成比が0.1wt%より少ないと溶融性が悪
くなると共に、結晶成長がしにくくなり、12wt%を
越えると結晶化が急激に促進され、結晶化状態の制御が
困難となり析出結晶の粗大化、結晶相の不均質が発生
し、微細で均質な結晶構造が得られなくなり、研磨加工
においてディスク基板として必要な平滑面が得られなく
なる。さらに溶融成形時に失透しやすくなり、生産性が
低下する。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くTiO2を加えているため生産時の安定性が向上し
ている。組成比が0.1wt%より少ないと溶融性が悪
くなると共に、結晶成長がしにくくなり、12wt%を
越えると結晶化が急激に促進され、結晶化状態の制御が
困難となり析出結晶の粗大化、結晶相の不均質が発生
し、微細で均質な結晶構造が得られなくなり、研磨加工
においてディスク基板として必要な平滑面が得られなく
なる。さらに溶融成形時に失透しやすくなり、生産性が
低下する。
【0059】第13の実施例のガラス組成は、SiO2
を53.2wt%、Al2O3を21wt%、MgOを2
5.3wt%、ZrO2を0.5wt%の組成比であ
る。
を53.2wt%、Al2O3を21wt%、MgOを2
5.3wt%、ZrO2を0.5wt%の組成比であ
る。
【0060】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が36.14という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が36.14という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0061】第14の実施例のガラス組成は、SiO2
を50.5wt%、Al2O3を24.5wt%、MgO
を22.2wt%、ZrO2を2.8wt%の組成比で
ある。
を50.5wt%、Al2O3を24.5wt%、MgO
を22.2wt%、ZrO2を2.8wt%の組成比で
ある。
【0062】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が35.84という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が35.84という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0063】第15の実施例のガラス組成は、SiO2
を53.2t%、Al2Oを21.9wt%、MgOを
22.2wt%、ZrO2を2.2wt%、B2O3を
0.5wt%の組成比である。
を53.2t%、Al2Oを21.9wt%、MgOを
22.2wt%、ZrO2を2.2wt%、B2O3を
0.5wt%の組成比である。
【0064】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間3
時間、1次処理温度660度、1次処理時間4.5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4時間にて処
置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナシリ
ケート、比弾性率が36.53という特性のガラス基板
が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけでな
く、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間3
時間、1次処理温度660度、1次処理時間4.5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4時間にて処
置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナシリ
ケート、比弾性率が36.53という特性のガラス基板
が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけでな
く、非常に高い生産性を有する。
【0065】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、フォーマー
として働くB2O3を加えているためガラスの分相を促
し、結晶析出および成長を促進させる。ただし、組成比
が0.1wt%より少ないと十分な溶融性改善がなされ
ない。5wt%を越えると、ガラスが失透しやすくなり
成形が困難になると共に、結晶が粗大化し微細な結晶が
得られなくなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、フォーマー
として働くB2O3を加えているためガラスの分相を促
し、結晶析出および成長を促進させる。ただし、組成比
が0.1wt%より少ないと十分な溶融性改善がなされ
ない。5wt%を越えると、ガラスが失透しやすくなり
成形が困難になると共に、結晶が粗大化し微細な結晶が
得られなくなる。
【0066】第16の実施例のガラス組成は、SiO2
を58wt%、Al2Oを18.4wt%、MgOを1
7.6wt%、ZrO2を2.8wt%、B2O3を3.
2wt%の組成比である。
を58wt%、Al2Oを18.4wt%、MgOを1
7.6wt%、ZrO2を2.8wt%、B2O3を3.
2wt%の組成比である。
【0067】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間3
時間、1次処理温度660度、1次処理時間4.5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4時間にて処
置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナシリ
ケート、比弾性率が36.53という特性のガラス基板
が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけでな
く、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間3
時間、1次処理温度660度、1次処理時間4.5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4時間にて処
置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナシリ
ケート、比弾性率が36.53という特性のガラス基板
が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけでな
く、非常に高い生産性を有する。
【0068】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、フォーマー
として働くB2O3を加えているためガラスの分相を促
し、結晶析出および成長を促進させる。ただし、組成比
が0.1wt%より少ないと十分な溶融性改善がなされ
ない。5wt%を越えると、ガラスが失透しやすくなり
成形が困難になると共に、結晶が粗大化し微細な結晶が
得られなくなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、フォーマー
として働くB2O3を加えているためガラスの分相を促
し、結晶析出および成長を促進させる。ただし、組成比
が0.1wt%より少ないと十分な溶融性改善がなされ
ない。5wt%を越えると、ガラスが失透しやすくなり
成形が困難になると共に、結晶が粗大化し微細な結晶が
得られなくなる。
【0069】第17の実施例のガラス組成は、SiO2
を52wt%、Al2Oを27.5wt%、MgOを1
6.7wt%、ZrO2を2wt%、Y2O3を1.8w
t%の組成比である。
を52wt%、Al2Oを27.5wt%、MgOを1
6.7wt%、ZrO2を2wt%、Y2O3を1.8w
t%の組成比である。
【0070】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が37.83という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が37.83という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0071】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くY2O3を加えているため剛性が向上している。ただ
し、組成比が0.1wt%より少ないと十分な剛性向上
が得られない。9wt%を越えると、結晶析出が抑制さ
れ、十分な結晶化度が得られず、所望の特性が達成され
ない。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くY2O3を加えているため剛性が向上している。ただ
し、組成比が0.1wt%より少ないと十分な剛性向上
が得られない。9wt%を越えると、結晶析出が抑制さ
れ、十分な結晶化度が得られず、所望の特性が達成され
ない。
【0072】第18の実施例のガラス組成は、SiO2
を50wt%、Al2Oを15.3wt%、MgOを2
7.7wt%、ZrO2を2.8wt%、Y2O3を4.
2wt%の組成比である。
を50wt%、Al2Oを15.3wt%、MgOを2
7.7wt%、ZrO2を2.8wt%、Y2O3を4.
2wt%の組成比である。
【0073】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が37.99という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1400度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度690度、1次処理時間5時
間、2次処理温度760度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が37.99という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0074】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くY2O3を加えているため剛性が向上している。ただ
し、組成比が0.1wt%より少ないと十分な剛性向上
が得られない。9wt%を越えると、結晶析出が抑制さ
れ、十分な結晶化度が得られず、所望の特性が達成され
ない。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くY2O3を加えているため剛性が向上している。ただ
し、組成比が0.1wt%より少ないと十分な剛性向上
が得られない。9wt%を越えると、結晶析出が抑制さ
れ、十分な結晶化度が得られず、所望の特性が達成され
ない。
【0075】第19の実施例のガラス組成は、SiO2
を48.2wt%、Al2O3を26wt%、MgOを2
0.9wt%、ZrO2を1.2wt%、K2Oを1wt
%、Sb2O3を0.2wt%、ZnOを0.5wt%、
La2O3を2wt%の組成比である。
を48.2wt%、Al2O3を26wt%、MgOを2
0.9wt%、ZrO2を1.2wt%、K2Oを1wt
%、Sb2O3を0.2wt%、ZnOを0.5wt%、
La2O3を2wt%の組成比である。
【0076】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度660度、1次処理時間5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が34.95という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度660度、1次処理時間5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が34.95という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0077】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くK2Oを加えているため生産時の安定性が向上して
いる。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと十分
な溶融性改善がなされない。5wt%を越えると、ガラ
スが安定となり結晶化が抑制され、また化学的耐久性が
低下し、磁気膜に影響を与える恐れがあると共に、研磨
−洗浄工程における安定性が悪くなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くK2Oを加えているため生産時の安定性が向上して
いる。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと十分
な溶融性改善がなされない。5wt%を越えると、ガラ
スが安定となり結晶化が抑制され、また化学的耐久性が
低下し、磁気膜に影響を与える恐れがあると共に、研磨
−洗浄工程における安定性が悪くなる。
【0078】また、清澄剤として働くSb2O3を加えて
いるため生産時の安定性が向上している。ただし、組成
比が0.1wt%より少ないと十分な清澄効果が得られ
なくなり、生産性が低下する。5wt%を越えると、ガ
ラスの結晶化が不安定となり析出結晶相を制御できなく
なり、求める特性が得られにくくなる。
いるため生産時の安定性が向上している。ただし、組成
比が0.1wt%より少ないと十分な清澄効果が得られ
なくなり、生産性が低下する。5wt%を越えると、ガ
ラスの結晶化が不安定となり析出結晶相を制御できなく
なり、求める特性が得られにくくなる。
【0079】また融剤として働くZnOを加えているた
め均一な結晶析出を補助する。ただし、組成比が0.1
wt%より少ないと十分な結晶均質化の改善がなされな
い。5wt%を越えると、ガラスが安定となり結晶化が
抑制され、求める強度が得られにくくなる。
め均一な結晶析出を補助する。ただし、組成比が0.1
wt%より少ないと十分な結晶均質化の改善がなされな
い。5wt%を越えると、ガラスが安定となり結晶化が
抑制され、求める強度が得られにくくなる。
【0080】また融剤として働くLa2O3を加えている
ため結晶析出が抑制される。ただし、組成比が0.1w
t%より少ないと十分な剛性の向上がなされない。5w
t%を越えると、ガラスの結晶化が不安定となり、析出
結晶相を制御できなくなり、求める特性が得られにくく
なる。
ため結晶析出が抑制される。ただし、組成比が0.1w
t%より少ないと十分な剛性の向上がなされない。5w
t%を越えると、ガラスの結晶化が不安定となり、析出
結晶相を制御できなくなり、求める特性が得られにくく
なる。
【0081】第20の実施例のガラス組成は、SiO2
を48.2wt%、Al2O3を21.6wt%、MgO
を18.2wt%、ZrO2を1.5wt%、K2Oを4
wt%、Sb2O3を2wt%、ZnOを2wt%、La
2O3を2.5wt%の組成比である。
を48.2wt%、Al2O3を21.6wt%、MgO
を18.2wt%、ZrO2を1.5wt%、K2Oを4
wt%、Sb2O3を2wt%、ZnOを2wt%、La
2O3を2.5wt%の組成比である。
【0082】上記組成比を含むよう原料を調合し、前述
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度660度、1次処理時間5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が35.60という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
の製造方法に従って、溶融温度1350度、溶融時間
3.5時間、1次処理温度660度、1次処理時間5時
間、2次処理温度740度、2次処理時間4.5時間に
て処置した結果、主析出結晶相がマグネシウムアルミナ
シリケート、比弾性率が35.60という特性のガラス
基板が得られた。上記組成は高い比弾性率を有するだけ
でなく、非常に高い生産性を有する。
【0083】また組成として、基本組成であるSi
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くK2Oを加えているため生産時の安定性が向上して
いる。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと十分
な溶融性改善がなされない。5wt%を越えると、ガラ
スが安定となり結晶化が抑制され、また化学的耐久性が
低下し、磁気膜に影響を与える恐れがあると共に、研磨
−洗浄工程における安定性が悪くなる。
O2、Al2O3、MgO、ZrO2に加えて、融剤として
働くK2Oを加えているため生産時の安定性が向上して
いる。ただし、組成比が0.1wt%より少ないと十分
な溶融性改善がなされない。5wt%を越えると、ガラ
スが安定となり結晶化が抑制され、また化学的耐久性が
低下し、磁気膜に影響を与える恐れがあると共に、研磨
−洗浄工程における安定性が悪くなる。
【0084】また、清澄剤として働くSb2O3を加えて
いるため生産時の安定性が向上している。ただし、組成
比が0.1wt%より少ないと十分な清澄効果が得られ
なくなり、生産性が低下する。5wt%を越えると、ガ
ラスの結晶化が不安定となり析出結晶相を制御できなく
なり、求める特性が得られにくくなる。
いるため生産時の安定性が向上している。ただし、組成
比が0.1wt%より少ないと十分な清澄効果が得られ
なくなり、生産性が低下する。5wt%を越えると、ガ
ラスの結晶化が不安定となり析出結晶相を制御できなく
なり、求める特性が得られにくくなる。
【0085】また融剤として働くZnOを加えているた
め均一な結晶析出を補助する。ただし、組成比が0.1
wt%より少ないと十分な結晶均質化の改善がなされな
い。5wt%を越えると、ガラスが安定となり結晶化が
抑制され、求める強度が得られにくくなる。
め均一な結晶析出を補助する。ただし、組成比が0.1
wt%より少ないと十分な結晶均質化の改善がなされな
い。5wt%を越えると、ガラスが安定となり結晶化が
抑制され、求める強度が得られにくくなる。
【0086】また融剤として働くLa2O3を加えている
ため結晶析出が抑制される。ただし、組成比が0.1w
t%より少ないと十分な剛性の向上がなされない。5w
t%を越えると、ガラスの結晶化が不安定となり、析出
結晶相を制御できなくなり、求める特性が得られにくく
なる。
ため結晶析出が抑制される。ただし、組成比が0.1w
t%より少ないと十分な剛性の向上がなされない。5w
t%を越えると、ガラスの結晶化が不安定となり、析出
結晶相を制御できなくなり、求める特性が得られにくく
なる。
【0087】
【発明の効果】本発明によると、比弾性率が33以上か
つ生産性の高いガラス基板を得ることができる。
つ生産性の高いガラス基板を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 秀樹 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 杉本 章 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 石丸 和彦 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 4G062 AA11 BB01 BB06 DA05 DA06 DB04 DC01 DD01 DE01 DF01 EA01 EB01 EC01 ED04 EE01 EF01 EG01 FA01 FB01 FC02 FC03 FD01 FE01 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH11 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM27 NN33 QQ15 5D006 CB04 CB07 DA03 FA00
Claims (1)
- 【請求項1】 主成分の組成範囲を、 SiO2が47.5wt%以上で且つ 58wt%以
下、 Al2O3が10wt%以上で且つ 30wt%以下、 MgOが10wt%以上で且つ 30wt%以下、 ZrO2が0.1wt%以上で且つ 2.8wt%以
下、としたことを特徴とするガラス組成。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP11200455A JP2001026458A (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | ガラス組成 |
US09/616,033 US6583078B1 (en) | 1999-07-14 | 2000-07-13 | Glass-ceramic composition for recording disk substrate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11200455A JP2001026458A (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | ガラス組成 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001026458A true JP2001026458A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16424597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11200455A Pending JP2001026458A (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | ガラス組成 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2001026458A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US4374931A (en) | 1982-01-08 | 1983-02-22 | Corning Glass Works | Photochromic glass suitable for ophthalmic applications |
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JPH1116142A (ja) | 1997-04-28 | 1999-01-22 | Ohara Inc | 磁気情報記憶媒体用ガラスセラミック基板 |
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EP0941973B1 (en) * | 1998-03-13 | 2005-11-30 | Hoya Corporation | Crystallized glass substrate, and information recording medium using the crystallized glass substrate |
FR2777559B1 (fr) | 1998-04-16 | 2000-07-13 | En Nom Collectif Eurokera Soc | Fabrication de plaques vitroceramiques a ouverture(s) au pourtour deforme ; plaques vitroceramiques deformees |
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DE19917921C1 (de) * | 1999-04-20 | 2000-06-29 | Schott Glas | Gläser und Glaskeramiken mit hohem spezifischen E-Modul und deren Verwendung |
-
1999
- 1999-07-14 JP JP11200455A patent/JP2001026458A/ja active Pending
-
2000
- 2000-07-13 US US09/616,033 patent/US6583078B1/en not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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