JP2001025962A - 基板研磨作業で使用される保持リングの交換時期の判断 - Google Patents

基板研磨作業で使用される保持リングの交換時期の判断

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JP2001025962A
JP2001025962A JP2000036871A JP2000036871A JP2001025962A JP 2001025962 A JP2001025962 A JP 2001025962A JP 2000036871 A JP2000036871 A JP 2000036871A JP 2000036871 A JP2000036871 A JP 2000036871A JP 2001025962 A JP2001025962 A JP 2001025962A
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Hung Chih Chen
チー チャン ハング
Steven M Zuniga
エム. ズニガ スティーヴン
Bret W Adams
ダブリュー. アダムス ブレット
Manoocher Birang
ビラング マヌーチャー
Kean Chew
チュウ キーン
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/27Work carriers
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/12Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation involving optical means

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理コストを削減する基板研磨装置および方
法を提供する。 【解決手段】 研磨装置の保持リングは、研磨面に当て
て研磨される基板周縁と接触するように露出した内側面
と、基板が研磨されている間、研磨面と接触するように
露出した底面と、予め選択された量の底面の摩耗を示す
摩耗マーカと、を備えている。内側面と、底面と、摩耗
マーカとは、化学機械研磨プロセスで使用される保持リ
ングの一部を形成することができる。ある方法では、保
持リングを用いて一つ以上の基板が研磨面に接するよう
にして研磨され、底面が摩耗マーカによって示される予
め選択された量だけ摩耗したら、リテーナの少なくとも
一部を交換すればよい。別の方法では、予め選択された
量の保持リングの摩耗を示す摩耗マーカを用いて、一つ
以上の基板が研磨面に接するようにして研磨され、摩耗
マーカが検出されると警告信号が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板研磨作業(例
えば、化学機械研磨)で使用される保持リングの交換時
期を判断する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】化学機械研磨(CMP)は、基板(例え
ば、半導体ウェーハ)の表面を平坦化するプロセスであ
る。一般的なCMPプロセスにおいて、研磨シート(ま
たはパッド)の研磨面は、研磨粒子および一つ以上の反
応化学物質を含むスラリー溶液で覆われている。研磨さ
れる基板は、基板支持面と保持リングによって形成され
る凹部内のキャリアヘッドによって、研磨面に接するよ
うに保持される。研磨面とキャリアヘッドが互いに相対
的に移動させられると、スラリーが化学機械的に基板表
面の各部を除去する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】保持リングは、基板を
キャリアヘッド上の正しい位置に保持する役割を果た
し、研磨プロセスの均一性を高める。しかし、このプロ
セスの間、保持リングは、スラリーの研磨作用を受ける
ことになり、ある時間が経過すると、保持リングの大部
分が摩耗してしまう。ある量の材料が摩耗してしまう
と、基板を所定の位置に保持する能力と研磨の均一性に
与える有益な影響力が減少してしまう。最終的には、研
磨プロセスの質と歩留りに対する悪影響を避けるため
に、保持リングを取り替えなくてはならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】一つの態様において、本
発明は、保持リングを特徴としている。保持リングは、
研磨面に当てて研磨される基板の周縁と接触するように
露出した内側面と、基板の研磨中に研磨面と接触するよ
うに露出した底面と、予め選択された量の底面の摩耗を
示す摩耗マーカと、を備えている。
【0005】別の態様において、本発明は、基板を研磨
面に当てて保持するように構成されたキャリアヘッド
と、基板の周縁と接触するように露出した内側面、基板
の研磨中に研磨面と接触するように露出した底面、およ
び予め選択された量の底面の摩耗を示す摩耗マーカを有
する保持リングと、を備える基板研磨装置を特徴として
いる。
【0006】各態様は、以下の特徴のうち一つ以上を含
んでいてもよい。
【0007】摩耗マーカは、研磨装置の外側面に配置さ
れて基板の研磨中に目視検査を受ける視覚表示器を有し
ていてもよい。視覚表示器は、色の変化を有していても
よい。この色変化は、底面と視覚表示器の位置との間の
材料組成の変化によって生じてもよいし、外側面に塗布
される着色料によって生じてもよい。摩耗マーカは、外
側面の構造上の特徴の変化を有していてもよい。構造上
の特徴の変化は、外側面から内側面へ延びる孔を含んで
いてもよい。この孔は、底面に対して鋭角を成すような
向きの直線方向に延びていることが望ましい。この他
に、構造上の特徴の変化は、底面とほぼ平行な平面を形
成する連続的な溝を含んでいてもよい。
【0008】摩耗マーカは、底面が予め選択された量だ
け摩耗した後に底面において検出されるように露出する
ことになっていてもよい。摩耗マーカと底面は異なる材
料組成から形成されていてもよい。摩耗マーカは、高分
子材料または金属から形成されていてもよい。摩耗マー
カと底面の材料組成は、異なる反射率特性を有していて
もよい。例えば、ある実施形態では、摩耗マーカは金属
から形成され、底面は高分子材料から形成される。
【0009】底面は、固有の深さを有する溝を含んでい
てもよく、摩耗マーカは、この溝の深さが摩耗によって
十分に減少した後に検出されるように露出することにな
っていてもよい。摩耗マーカは、溝内に配置される金属
面、環状リング、または一つ以上の離間した摩耗マーカ
プラグを含んでいてもよい。
【0010】検出システムを設けてもよい。この検出シ
ステムは、摩耗マーカを検出し、摩耗マーカを検出する
と警告信号を生成するように構成されていてもよい。
【0011】別の態様において、本発明は、基板研磨方
法を特徴としている。この方法では、保持リングを用い
て一つ以上の基板が研磨面に当てて研磨される。この保
持リングは、基板の周縁と接触するように露出した内側
面と、基板の研磨中に研磨面と接触するように露出した
底面と、予め選択された量の底面の摩耗を示す摩耗マー
カと、を有している。底面が摩耗マーカによって示され
る予め選択された量だけ摩耗すると、保持装置の少なく
とも一部が交換される。
【0012】また、本発明は、予め選択された量の保持
リングの摩耗を示す摩耗マーカを有する基板保持リング
を含む基板キャリアを用いて一つ以上の基板が研磨面に
当てて研磨され、摩耗マーカが検出されると警告信号が
生成される基板研磨方法も特徴としている。
【0013】摩耗マーカは光学的に検出してもよい。
【0014】本発明の利点は以下の通りである。本発明
は、CMPプロセスの前、CMPプロセス中、またはC
MPプロセスの後に、CMP操作者が、保持リングの簡
単な目視検査に基づいて保持リングを交換すべき時期を
判断できるようにする。本発明は、保持リングを交換す
べき時期を自動的に判断するシステムも提供する。本発
明は、過度に摩耗した保持リングを使うことによって生
じるかもしれないプロセス品質および歩留りに対する悪
影響の危険なく、保持リングを有効に使用できるように
する。本発明は、材料のコストを削減(保持リングの早
すぎる廃棄を抑えるという形で削減)するとともに労働
コストを削減(保持リングの寿命を監視するのに必要な
CMP操作者の時間を低減するという形で削減)するこ
とによって、処理コストを削減する。
【0015】その他の特徴と利点は、図面と特許請求の
範囲を含む以下の説明によって明らかになるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、CMP研磨シ
ステム10は、回転シャフト14に装着されたキャリア
ヘッド12と、研磨パッド16と、回転シャフト20に
装着された回転プラテン18とを含む。キャリアヘッド
12は、基板24をキャリアヘッド12上の所定の位置
に保持するように構成された保持リング22を含む。動
作中、キャリアヘッド12は、研磨パッド16の研磨パ
ッド26に接するように基板24を保持し、キャリアヘ
ッド12と回転プラテン18は互いに対して独立に回転
する。また、キャリアヘッド12は、直線的または非直
線的な研磨軌道上を、研磨パッド26を横切って前後に
移動させてもよい。研磨プロセスを強化するために、反
応スラリー溶液を研磨パッド26上に供給してもよい。
【0017】保持リング22は、基板24の周縁30と
接触するように露出した内側面28と、基板24が研磨
されている間に研磨パッド26と接触するように露出し
た底面32とを含んでいる。上述のように、保持リング
22が研磨パッド26と反応スラリー溶液の組合せ研磨
作用をある時間にわたって受けると、保持リング22
は、十分に摩耗してしまい、基板24を所定の位置に保
持し、研磨作業の均一性を向上させるという機能を十分
に果たすことができなくなる。この時点で保持リング2
2は交換すべきである。以下に詳しく述べるように、保
持リング22は、保持リング22を交換すべき時期の判
断を容易にする摩耗マーカを含んでいる。
【0018】図2を参照すると、ある実施形態では、保
持リング22は、底部(または摩耗)層34と上部(ま
たは支持)層36とを含む。摩耗マーカ38は、保持リ
ング22の外側面に配置された視覚表示器を有してい
る。この視覚表示器は、基板24が研磨されている間に
目視検査を受ける。この実施形態では、摩耗マーカ38
は、底部層34と上部層36との間の色変化から成り立
っている。これらの層は、異なる材料組成から構成され
ている。底部層22は、悪影響を与えずに研磨パッド1
6の研磨パッド26と接触することができるTEFLO
N(商標)母材(例えば、DuPontから入手可能なZYM
AXX(商標)構成材)などの材料から形成される。上
部層36もまた、望ましくは、悪影響を与えずに研磨パ
ッド26と接触することができる材料(例えば、繊維強
化TEFLON(商標)母材)から形成される。底部層
34と上部層36の異なる色は、TEFLON(商標)
母材中に異なる繊維を埋め込むことによって達成され
る。例えば、層34は、母材中に埋め込まれた炭素繊維
によって黒く見せることができ、上部層36は、母材の
中に埋め込まれたKEVLAR(商標)繊維によってベ
ージュに見せることができる。
【0019】上部および底部層36、34を形成するた
めに他の材料の組み合わせを使用することもできる。ま
た、異なる色の3個以上の層を使用することもできる。
例えば、底部層34と上部層36との間に一つ以上の中
間層が配置されていてもよい。これらの中間層は、CM
P操作者に対して複数の警告表示を行うように異なる色
を有していてもよい。各層は、予め選択した保持リング
22の摩耗量に対応させることができ、また各層は、特
定の一組のCMPプロセス許容差パラメータに対して保
持リング22を交換すべき時期を示してもよい。例え
ば、底部層34に近い中間層は、比較的厳しい許容差パ
ラメータを有するCMPプロセスで使用された場合に保
持リング22を交換すべき時期を示すのに対し、上部層
36により近い中間層は、より厳しくない許容差パラメ
ータを有するCMPプロセスで使用された場合に保持リ
ング22を交換すべき時期を示す。
【0020】底部層34の厚さ(従って、摩耗マーカ3
8の位置)は、保持リング22の性能が深刻に劣化する
までに保持リング22の底面32が摩耗できる量に対応
して選択される。この量は、研磨プロセスの性質(例え
ば、保持リング22が摩耗する速度)、研磨耐性、およ
び保持リング22が徐々に薄くなることが研磨プロセス
に及ぼす特定の影響に応じて異なる。
【0021】作業中、CMP操作者は、CMPプロセス
の前、CMPプロセス中またはCMPプロセスの後に保
持リング22の外側面を目視検査し、底部層34の色が
もはや見えなくなったら、操作者は保持リング22を交
換すればよい。あるいは、基板研磨システム87(図8
に関連して後述する)で使用される場合、この研磨シス
テムは、自動的に保持リング22を交換すべき時期を検
出することができる。例えば、底部層34の反射率が上
部層36の反射率と異なっていたら、研磨システムは、
保持リング22の位置において検出される信号強度の変
化に基づいて、底部層34が摩耗しきった時点を検出す
る。反射率の違いを得るために、例えば、底部層34
は、PPS(商標)機械プラスチック(アメリカ合衆国
カリフォルニア州サクラメントのInterstate Plastic社
から市販)やポリウレタン組成物のような熱可塑性樹脂
から形成することができ、上部層36は、金属(例え
ば、アルミニウムやステンレス鋼)から形成することが
できる。この他に、底部層34と上部層36は、異なる
色の材料から形成してもよい。
【0022】図3に示すように、別の実施形態では、摩
耗マーカ40は、底面32とほぼ平行な平面を形成し、
保持リング22を形成する物質とは異なる色を持つ物質
のリングからなる。例えば、保持リング22は、淡色の
ポリウレタン材料から形成することができ、摩耗マーカ
40は、保持リング22の外側面に塗布される(または
注入される)濃い色の着色料(例えば、塗料や染料)か
ら形成することができる。作業中、CMP操作者は、C
MPプロセスの前、CMPプロセス中またはCMPプロ
セスの後で保持リング22の外側面を目視検査し、摩耗
マーカ40がもはや見えなくなったら、操作者は保持リ
ング22を交換すればよい。
【0023】図4(a)および(b)を参照すると、別
の実施形態では、摩耗マーカ42は、保持リング22の
外側面に形成される環状溝44から成り、底面32とほ
ぼ平行な平面を形成する。環状溝44の位置は(よっ
て、摩耗マーカ42の位置も)、保持リング22の性能
が深刻に劣化するまでに保持リング22の底面32が摩
耗できる量に対応して選択される。保持リング22は、
保持リング22の底面32が溝44まで摩耗してしまっ
たことをCMP操作者が目視によって確認したときに交
換すればよい。
【0024】図5(a)および(b)に示すように、別
の実施形態では、摩耗マーカ46は、保持リング22の
外側面から内側面28へ延びる一つ以上の角度付き通気
孔48、50、52及び54から構成することができ
る。通気孔48〜54は、図示のように、保持リング2
2の外側面から内側面28へ直線的な方向で延び、底面
32に対して鋭角を成すような向きになっていることが
望ましい。保持リング22の外側面に通気孔48〜52
が現れる位置(従って、摩耗マーカ46の位置)は、保
持リング22の性能が深刻に劣化するまでに保持リング
22の底面32が摩耗できる量に対応して選択される。
保持リング22の底面32が、保持リング22の外側面
の通気孔48〜54が形成された位置まで摩耗してしま
ったことをCMP操作者が目視で確認したときに、保持
リング22を交換すればよい。通気孔には角度が付いて
いるので、研磨パッドは、保持リング22の外側面にお
いて通気孔48〜54が形成された位置まで保持リング
22の底部32が摩耗した後に形成される溝の一部にの
み面する。
【0025】図6(a)および(b)を参照すると、別
の保持リングの実施形態は、底面32が予め選択された
量だけ摩耗してしまった後に保持リング22の底面32
において検出されるように露出する摩耗マーカ56を含
んでいる。本実施形態では、摩耗マーカ56は、保持リ
ング22内に埋め込まれた内部リング58から形成され
る。内部リング58は、保持リング22の材料組成とは
異なる材料から形成される。保持リング22は、悪影響
を与えずに研磨パッド16の研磨パッド26と接触する
ことができる材料、例えば繊維強化TEFLON(商
標)母材(例えば、DuPontから市販されているZYMA
XX(商標)構成材)から形成することができる。内部
リング58もまた、悪影響を与えることなく研磨パッド
26と接触することができる材料(例えば、繊維強化T
EFLON(商標)母材)から形成されることが望まし
い。TEFLON(商標)母材中に異なる繊維を埋め込
むことによって、内部リング58と保持リング22の異
なる検出特性を得ることができる。例えば、内部リング
58は、母材に埋め込まれた炭素繊維によって黒く見せ
ることができ、保持リング22は、母材に埋め込まれた
KEVLAR(商標)繊維によってベージュに見せるこ
とができる。別の実施形態では、保持リング22を高分
子材料(例えば、ポリウレタン)から形成し、内部リン
グ58を金属(例えば、アルミニウムまたはステンレス
鋼)から形成してもよい。
【0026】内部リング58は、保持リング22内に深
さ60だけ延び、深さ60は、保持リング22の性能が
深刻に劣化するまでに保持リング22の底面32が摩耗
できる量に対応して選択される。上述のように、この量
は、研磨作業の性質(例えば、保持リング22の研磨速
度)、研磨耐性、保持リング22が徐々に薄くなってい
くことの研磨プロセスへの特定の影響によって異なる。
【0027】作業中、CMP操作者は、CMPプロセス
の前または後に保持リング22の底面32を目視検査す
ることができ、内部リング58の底面が現れたら、操作
者は保持リング22を交換すればよい。この他に、基板
研磨システム87(図8に関連して後述する)で使用さ
れる場合、研磨システムは、自動的に保持リング22を
交換すべき時期を検出できる。例えば、内部リング58
の反射率が保持リング22の反射率と異なっている場合
(例えば、内部リング58が金属から形成され、保持リ
ング22が高分子材料から形成される場合)、研磨シス
テムは、保持リング22の位置において検出される信号
強度の変化に基づいて、底面32が十分に摩耗した時点
を検出する。
【0028】別の実施形態では、内部リング58の代わ
りに、保持リング22の材料組成とは異なる材料から形
成された一つ以上の離間した摩耗マーカプラグ(ピン)
を用いることができる。これらの摩耗マーカプラグは、
内部リング58の位置に対応する環状通路に沿って分布
し、内部リング58と同じ深さだけ保持リング22の中
に延びている。
【0029】図7(a)および(b)を参照すると、別
の実施形態では、保持リング22は、それぞれ固有の深
さ70を有する複数の角度付き溝62、64、66及び
68と、保持リング22の材料組成とは異なる材料から
形成された複数の離間した摩耗マーカプラグ(またはピ
ン)72、74、76及び78から成る摩耗マーカとを
含む。プラグ72〜78は、溝の深さが摩耗によって十
分に減少した(この深さは固有深さ70よりも小さい)
後、(例えば、自動光検出によって)検出される。プラ
グ72〜78は、保持リング22の材料組成とは異なる
材料から形成される。保持リング22は、悪影響を与え
ることなく研磨パッド16の研磨パッド26と接触する
ことができる材料、例えば繊維強化TEFLON(商
標)母材(例えば、DuPontから市販されているZYMA
XX(商標)構成材)から形成することができる。プラ
グ72〜78もまた、悪影響を与えることなく研磨パッ
ド26と接触することができる材料、例えば繊維強化T
EFLON(商標)母材から形成されることが望まし
い。TEFLON(商標)母材中に異なる繊維を埋め込
むことによって、プラグ72〜78および保持リング2
2の異なる検出特性を得ることができる。例えば、プラ
グ72〜78は、母材に埋め込まれた炭素繊維によって
黒く見せることができ、保持リング22は、母材に埋め
込まれたケブラー(商標)繊維によってベージュに見せ
ることができる。別の実施形態では、保持リング22は
高分子材料(例えば、ポリウレタン)から形成すること
ができ、プラグ72〜78は金属(例えば、アルミニウ
ムやステンレス鋼)から形成することができる。
【0030】別の実施形態では、摩耗マーカプラグ72
〜78は、保持リング22の材料組成とは異なる材料で
あって、溝62〜68の底面に沿って配置される層(ま
たは被膜)によって置き換えることができる。適切な層
は、保持リング22が十分に摩耗して取り替えられるべ
き時に生じる光学的な反応とは異なる初期の光学的反応
を、底面32が摩耗してしまう前に生じる層を含む。例
えば、これらの層は、反射材料(例えば、アルミニウム
またはステンレス鋼)から形成される。
【0031】図8に関して後述する基板研磨システムで
使用される場合、研磨システムは、作業中、保持リング
22を交換すべき時期を自動的に検出することができ
る。例えば、プラグ72〜78の光学的性質が保持リン
グ22の光学的性質と異なる場合(例えば、プラグ72
〜78が金属から形成され、保持リング22が高分子材
料から形成されている場合)、研磨システムは、プラグ
72〜78の位置において検出される光学信号の強度の
変化に基づいて、底面32が十分に摩耗した時点を検出
する。すなわち、保持リング22の底面が摩耗するに従
って、プラグ72〜78は窓90に近づき、その結果、
検出される光学信号の強度に変化が生じる。
【0032】図7(c)に示すように、検出される光学
信号の信号対雑音比を改善するために、またはプラグ7
2〜78が研磨パッド16の研磨パッド26に接触する
のを防ぐために、あるいはその両方の目的で、プラグ7
2〜78は、溝62〜68内の各凹部80、82、84
及び86の中に埋め込まれている。
【0033】図8を参照すると、ある実施形態では、基
板研磨システム10のプラテン18が光路88を含んで
おり、研磨パッド16は、監視システム92が発生する
光に対して少なくとも半透明(ほぼ透過性)の材料(例
えば、ポリウレタン)から形成される窓90を含んでい
る。作業中、監視システム92は、レーザ光線94(例
えば、少なくともその一部が光路88と窓90を通過す
る)を発生する。光線94の一部は、保持リング22お
よび基板24の一つ以上の層から部分的に反射されて光
線96を生成する。この光線96の強度は、層が基板2
4から除去されると変化し、保持リング22の光学的特
性(例えば、反射率)が時間とともに変化するにつれて
変化する。例えば、基板24の表面層が部分的に反射性
で部分的に透過性である場合、光線96は、異なる表面
から反射される少なくとも二つの光線から形成されるこ
とになり、光線96の強度は、成分光線が強め合うよう
に干渉するか弱め合うように干渉するか(この特性は、
主に基板24の表面層の厚さの関数である)に応じて変
化する。表面層が実質的に反射性である場合、光線96
の強度は、表面層が研磨されると著しく減少する。監視
システム92は、研磨プロセスの間、光線96の強度の
変化を監視して、基板24の表面から除去された材料の
量を判断し、研磨プロセスの終点を判断し、保持リング
22を交換すべき時期を判断する。監視システム92が
周期的に基板24を調べられるように、監視システム9
2の動作はキャリアヘッド12の動きと連係している。
特に、監視システム92は、基板24が窓90の上に配
置されたときにレーザをトリガするように構成されてい
る。この他に、監視システム92は、基板24が窓90
の上に配置されたときに検出器を覆うシャッターを開放
するように構成されていてもよい。
【0034】図9(a)および(b)を参照すると、監
視システム92は、以下のように、保持リング22を交
換する時期を自動的に判断する。最初の時刻T0(保持
リング22を交換すべき時よりも前)において、監視シ
ステム92は、キャリアヘッド12の幅寸法にわたる光
線96の強度を検出する。結果として得られる強度の分
布100は、保持リング22に対応する位置102、1
04における比較的低い(または高い)強度と、基板2
4に対応する位置106における比較的高い(または低
い)強度という特徴を有する。それよりも後の時刻T1
(保持リング22が十分に摩耗して交換すべき時期より
も後であり、通常、1500〜4000枚の基板が研磨
された後)では、監視システム92によって検出された
結果得られる強度の分布108は、保持リング22に対
応する位置において、時間T0に検出された強度と比較
して、より高い+|ΔΙ|(またはより低い−|ΔΙ
|)検出強度を有するという特徴を有している。保持リ
ング22から受光した光の検出強度(110,112)
が、選択された閾値よりも多い量(すなわち、|ΔΙ|
>ΙThreshold)だけ初期強度(102,104)を上
回ると(または下回ると)、監視システム92は、保持
リング22を交換すべきであることを示す警告信号を生
成する。選択される閾値(ΙThreshold)は、保持リン
グ22の特性、使用される摩耗マーカのタイプと組成、
及び監視システム92の特性に依存することに留意され
たい。また、保持リング22から受けた光の検出強度
は、使用される基板24、保持リング22及び摩耗マー
カの光学的特性に応じて、基板24から受光した光の検
出強度を上回る(または下回る)ことがあることに注意
すべきである。
【0035】他の実施形態も特許請求の範囲に含まれ
る。本発明は、他の基板研磨の設計を用いて実施するこ
とも可能である。例えば、回転プラテン18及び研磨パ
ッド16は、異なる回転研磨システム設計を用いて実施
してもよいし、直線駆動機構および直線研磨パッドで置
き換えてもよい。
【0036】監視システム92は、光線94を保持リン
グ22の外側面に向けるように構成されていてもよい。
この構成は、図2〜図5の実施形態と組み合わせて使用
することができ、これにより、底面32が摩耗するとき
に、保持リング22の外側面の光学的特性の変化を検出
することができる。
【0037】さらに別の実施形態も特許請求の範囲内に
含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板キャリアヘッドと回転プラテンに装着され
た研磨パッドとを含む基板研磨装置の部分断面側面図で
ある。
【図2】異なる材料組成から成る底部層と上部層とを有
する保持リングの斜視図である。
【図3】保持リングの外側面の周りに配置される着色リ
ングから成る摩耗マーカを有する保持リングの斜視図で
ある。
【図4】(a)は、保持リングの外側面の周りに配置さ
れる溝から成る摩耗マーカを有する保持リングの斜視図
であり、(b)は、4B−4B線に沿った図4(a)の
保持リングの側断面図である。
【図5】(a)は、保持リングの外側面から内側面へ延
びる複数の通気孔から成る摩耗マーカを有する保持リン
グの斜視図であり、(b)は、5B−5B線に沿った図
5(a)の保持リングの断面側面図である。
【図6】(a)は、異なる材料(または色)の保持リン
グに埋め込まれた一つの材料(または色)の内部環状リ
ングを有する保持リングの斜視図であり、(b)は、B
−6B線に沿った図6(a)の保持リングの側断面図で
ある。
【図7】(a)は、保持リングの溝内に配置される複数
の筒状の摩耗マーカから成る摩耗マーカを有する溝付き
保持リングの底面図であり、(b)は、7B−7B線に
沿った図7(a)の保持リングの側断面側面図であり、
(c)は、保持リングの溝内に配置される複数の筒状の
摩耗マーカから成る摩耗マーカを有する別の溝付き保持
リングの側断面図である。
【図8】基板キャリアヘッドと、回転プラテンに装着さ
れた研磨パッドと、光学検出装置と含む基板研磨装置の
側面図である。
【図9】基板キャリアヘッドの幅寸法の距離にわたって
作成された、図8の光学検出システムによって検出され
た光の強度のグラフであり
【符号の説明】
10…基板研磨システム、12…キャリアヘッド、14
…回転シャフト、16…研磨パッド、18…回転プラテ
ン、20…回転シャフト、22…保持リング、24…基
板、26…研磨面、28…内側面、30…周縁、32…
底面、34…底部層、36…上部層、38…摩耗マー
カ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン エム. ズニガ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, ソークウェル, ロス ローブルズ ロー ド 351 (72)発明者 ブレット ダブリュー. アダムス アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サニーヴェイル, メサ オーク コート 946 (72)発明者 マヌーチャー ビラング アメリカ合衆国, カリフォルニア州, ロス ガトス, ファーヴル リッジ ロ ード 18836 (72)発明者 キーン チュウ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サンタ クララ, スイート 292, ハ ルフォード アヴェニュー 1556 Fターム(参考) 3C034 AA07 BB71 BB93 CA13 CA22 CB01 DD01 3C058 AA07 AB04 AC02 BA07 BB02 BC01 CB05 DA17

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨面に当てて研磨される基板の周縁と
    接触するように露出した内側面と、 基板の研磨中に前記研磨面と接触するように露出した底
    面と、 予め選択された量の底面の摩耗を示す摩耗マーカと、を
    備える保持リング。
  2. 【請求項2】 外側面を更に備える請求項1記載の保持
    リングであって、前記外側面に配置され、前記基板の研
    磨中に目視検査を受ける視覚表示器を前記摩耗マーカが
    含んでいる、請求項1記載の保持リング。
  3. 【請求項3】 前記視覚表示器は色の変化を有してい
    る、請求項2記載の保持リング。
  4. 【請求項4】 前記色変化は、前記底面と前記視覚表示
    器の位置との間の材料組成の変化によって生じる、請求
    項3記載の保持リング。
  5. 【請求項5】 前記色変化は、前記外側面に塗布される
    着色料によって生じる、請求項3記載の保持リング。
  6. 【請求項6】 前記摩耗マーカは、前記外側面の構造上
    の特徴の変化を有している、請求項2記載の保持リン
    グ。
  7. 【請求項7】 前記構造上の特徴の変化は、前記外側面
    から前記内側面へ延びる孔を含んでいる、請求項6記載
    の保持リング。
  8. 【請求項8】 前記孔は、底面に対して鋭角を成すよう
    な向きの直線方向に延びている、請求項7記載の保持リ
    ング。
  9. 【請求項9】 前記構造上の特徴の変化は、前記底面と
    実質的に平行な平面を形成する連続的な溝を含んでい
    る、請求項6記載の保持リング。
  10. 【請求項10】 外側面を更に備える請求項1記載の保
    持リングであって、前記摩耗マーカは、前記底面が予め
    選択された量だけ摩耗した後に前記底面において検出さ
    れるように露出する、請求項1記載の保持リング。
  11. 【請求項11】 前記摩耗マーカおよび底面は、異なる
    材料組成から形成されている、請求項10記載の保持リ
    ング。
  12. 【請求項12】 前記摩耗マーカが高分子材料から形成
    されている請求項11記載の保持リング。
  13. 【請求項13】 前記摩耗マーカが金属から形成されて
    いる請求項11記載の保持リング。
  14. 【請求項14】 前記摩耗マーカおよび底面の材料組成
    は、異なる反射率特性を有している、請求項11記載の
    保持リング。
  15. 【請求項15】 前記摩耗マーカが金属から形成され、
    前記底面が高分子材料から形成されている請求項14記
    載の保持リング。
  16. 【請求項16】 前記底面は、固有の深さを有する溝を
    含んでおり、前記摩耗マーカは、前記溝の深さが摩耗に
    よって十分に減少した後に検出されるように出する、請
    求項10記載の保持リング。
  17. 【請求項17】 前記摩耗マーカは、前記溝内に配置さ
    れた金属面を含んでいる、請求項16記載の保持リン
    グ。
  18. 【請求項18】 前記摩耗マーカは、環状リングを含ん
    でいる、請求項16記載の保持リング。
  19. 【請求項19】 前記摩耗マーカは、一つ以上の離間し
    た摩耗マーカプラグを含んでいる、保持リング請求項1
    6記載の保持リング。
  20. 【請求項20】 研磨面に当てて研磨される基板の周縁
    と接触する内側面手段と、 前記基板の研磨中に前記研磨面と接触する底面手段と、 前記底面が予め選択された量だけ摩耗したことを示す摩
    耗マーカ手段と、を備える保持リング。
  21. 【請求項21】 基板を研磨面に当てて保持するように
    構成されたキャリアヘッドと、 基板の周縁と接触するように露出した内側面、基板の研
    磨中に前記研磨面と接触するように露出した底面、およ
    び予め選択された量の前記底面の摩耗を示す摩耗マーカ
    を有する保持リングと、を備える基板研磨装置。
  22. 【請求項22】 前記摩耗マーカを検出し、前記摩耗マ
    ーカの検出時に警告信号を生成するように構成された光
    学検出システムを更に備える請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 保持リングを用いて一つ以上の基板を
    研磨面に当てて研磨するステップであって、前記保持リ
    ングは、基板の周縁と接触するように露出した内側面
    と、基板の研磨中に前記研磨面と接触するように露出し
    た底面と、予め選択された量の前記底面の摩耗を示す摩
    耗マーカとを有しているステップと、 前記底面が前記摩耗マーカによって示される予め選択さ
    れた量だけ摩耗したときに、前記保持リングの少なくと
    も一部を交換するステップと、を備える基板研磨方法。
  24. 【請求項24】 予め選択された量の保持リングの摩耗
    を示す摩耗マーカを有する基板保持リングを含む基板キ
    ャリアを用いて、一つ以上の基板を研磨面に当てて研磨
    するステップと、 前記摩耗マーカが検出されると警告信号を生成するステ
    ップと、を備える基板研磨方法。
  25. 【請求項25】 前記摩耗マーカを光学的に検出するス
    テップを更に備える請求項24記載の方法。
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