JP2001025622A - セラミックフィルタ - Google Patents

セラミックフィルタ

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JP2001025622A
JP2001025622A JP11197662A JP19766299A JP2001025622A JP 2001025622 A JP2001025622 A JP 2001025622A JP 11197662 A JP11197662 A JP 11197662A JP 19766299 A JP19766299 A JP 19766299A JP 2001025622 A JP2001025622 A JP 2001025622A
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JP
Japan
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average pore
ceramic filter
pore diameter
layers
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JP11197662A
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English (en)
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Kazuji Kotani
和司 小谷
Tomio Suzuki
富雄 鈴木
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体不純物の堆積に起因する目詰まりを起こ
しにくいセラミックフィルタを提供する。 【解決手段】 平均細孔径の異なる複数の層から成る濾
過層を備えたセラミックフィルタにおいて、各層の平均
細孔径を、被濾過物質の通過方向の最上流側に配置され
た層から、平均細孔径の最も小さい層にかけて小さくす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、主として水等の
液体を濾過処理するためのセラミックフィルタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】 セラミックフィルタは、多数の細孔を
有するセラミックから成る濾過層に液体等の被濾過物質
を通過させることにより、被濾過物質中の固体不純物を
細孔内に捕捉して取り除くものであるが、高分離性能、
高強度、高耐食性、薬液洗浄に対する高安定性、長寿命
等の優れた特性を有することから、各種産業用から家庭
用まで、幅広い分野において用いられている。
【0003】 又、セラミックフィルタの単位体積当た
りの濾過面積を大きくすることにより、濾過効率を向上
させるとともにフィルタを小型化する観点より、ハニカ
ム構造を採用したセラミックフィルタ(以下、ハニカム
フィルタと記載する。)も使用されている。
【0004】 ハニカムフィルタは、図2に示すよう
に、ハニカムの多数の貫通穴9の端部を上流側Bと下流
側Cとを逆に1マスごとに封じてセル7とした構造を有
し、上流側Bから入った液体等の被濾過物質は、多数の
細孔を有する隔壁8を通って下流側Cの穴より抜けてい
くが、その際に、被濾過物質中の固体不純物は隔壁8中
の細孔内に捕捉される。即ち、隔壁8が濾過層として機
能することになる。
【0005】 このようなセラミックフィルタにおい
て、よりサイズの小さい固体不純物を取り除くために
は、濾過層の細孔径を小さくすることが必要となるが、
濾過層の細孔径を小さくすると、被濾過物質の通過速度
が遅くなるため、濾過速度を速めるためには、濾過層を
薄くする必要がある。一方、濾過層を薄くしすぎると、
セラミックフィルタの機械的強度が低下する。
【0006】 そのため、セラミックフィルタにおいて
は、濾過層を、大きな平均細孔径を有する基材層と、基
材層の表面に形成された小さな平均細孔径を有する1又
は2以上の層から成る多層構造とすることが一般的であ
る。即ち、基材層に一定の厚みを持たせることにより、
セラミックフィルタの機械的強度を充分に保ち、基材層
に表面に形成する層を薄層とすることにより、濾過速度
の低下を防ぐのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
のセラミックフィルタにおいては、図3に示すように、
小さな平均細孔径を有する層5を、被濾過物質の通過方
向の上流側に位置する基材層3の面に形成していたた
め、被濾過物質を通過させた場合、小さな平均細孔径を
有する層5の表面に、被濾過物質中の固体不純物6が集
中的に堆積し、セラミックフィルタが容易に目詰まりを
起こすという問題があった。そのため、フィルターの洗
浄を頻繁に行わなければならず、長期間に渡って効率的
な濾過を行うことが困難であった。
【0008】 本発明はかかる状況に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、固体不純物の堆積
に起因する目詰まりを起こしにくいセラミックフィルタ
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 即ち、本発明によれ
ば、平均細孔径の異なる複数の層から成る濾過層を備え
たセラミックフィルタであって、各層の平均細孔径が、
被濾過物質の通過方向の最上流側に配置された層から、
平均細孔径の最も小さい層にかけて小さくなるセラミッ
クフィルタが提供される。上記のセラミックフィルタに
おいて、平均細孔径の最も小さい層が、被濾過物質の通
過方向の最下流側に配置されていてもよい。上記のセラ
ミックフィルタにおいて、上記濾過層は、基材層、及び
上記基材層の一方の表面に形成され、上記基材層の平均
細孔径よりも小さな平均細孔径を備えた層からなる2層
構造を有するものであってもよい。又、上記のセラミッ
クフィルタにおいて、濾過層は、基材層、上記基材層の
一方の表面に形成され、上記基材層の平均細孔径よりも
小さな平均細孔径を備えた層及び上記基材層の他方の表
面に形成され、上記基材層の平均細孔径よりも大きな平
均細孔径を備えた層からなる3層構造を有するものであ
ってもよい。
【0010】 上記のセラミックフィルタは、平均細孔
径の最も小さい層の下流側に、その層よりも平均細孔径
の大きい1又は2以上の層を有するものであってもよ
い。この場合、平均細孔径の最も小さい層の上流側に配
置された層の数と、下流側に配置された層の数が同数で
あり、各層の平均細孔径が、平均細孔径の最も小さい層
を基準に、上流側と下流側の対応する層で同じであって
もよい。
【0011】 本発明のセラミックフィルタはハニカム
フィルタであってもよく、本発明のセラミックフィルタ
において、被濾過物質は液体であってもよい。又、本発
明のセラミックフィルタは家庭用上水濾過器具であって
もよい。
【0012】
【発明の実施の形態】 本発明のセラミックフィルタに
おいて、濾過層1は平均細孔径の異なる複数の層2から
成り、図1に示すように、各層の平均細孔径が、被濾過
物質の通過方向の最上流側に配置された層から、平均細
孔径の最も小さい層10にかけて小さくなるように構成
されている。
【0013】 従って、被濾過物質を通過させた場合、
図4に示すように、固体不純物6は、そのサイズに応じ
て各層2の表面に分散されて堆積するため、セラミック
フィルタの目詰まりが起こりにくくなり、長期間に渡っ
て、効率的な濾過を行うことができる。
【0014】 本発明のセラミックフィルタにおいて
は、図1(a)及び(b)に示すように、平均細孔径の
最も小さい層10が、被濾過物質の通過方向の最下流側
に配置されていてもよい。
【0015】 この場合、濾過層は、図1(a)に示す
ように、基材層3、及び基材層3の一方の表面に形成さ
れ、基材層3の平均細孔径よりも小さな平均細孔径を備
えた層4からなる2層構造を有していてもよく、図1
(b)に示すように、基材層3、基材層3の一方の表面
に形成され、上記基材層3の平均細孔径よりも小さな平
均細孔径を備えた層4及び上記基材層3の他方の表面に
形成され、基材層3の平均細孔径よりも大きな平均細孔
径を備えた層5からなる3層構造を有していてもよい
が、4層以上の層を有していてもよい。尚、固体不純物
を各層の表面に適度に分散でき、かつ生産コストを低減
させるという観点からは、濾過層は、2層又は3層から
成ることが好ましい。
【0016】 又、本発明のセラミックフィルタは、図
1(c)及び(d)に示すように、平均細孔径の最も小
さい層10の下流側に、その層よりも平均細孔径の大き
い1又は2以上の層を有するものであってもよい。この
場合、図1(c)及び(d)に示すように、平均細孔径
の最も小さい層10の上流側に配置された層の数と、下
流側に配置された層の数が同数であり、各層の平均細孔
径が、平均細孔径の最も小さい層を基準に、上流側と下
流側の対応する層(2aと2a’及び2bと2b’)で
同じであってもよい。
【0017】 このような構成とすることにより、本発
明のセラミックフィルタを製造する場合の作業の煩雑さ
を軽減することができ、製造効率を上げることができる
からである。即ち、基材層から成るハニカム構造体に、
目封じをする前に、基材層より平均細孔径の大きい濾過
層を形成する場合、平均細孔径の最も小さい層(この場
合は基材層)を最下流に配置しようとすると、基材層の
一方の面に濾過層を形成する際に、他方の面をマスクし
なければならず、作業が煩雑になるが、図1(c)及び
(d)のセラミックフィルタの場合は、マスクをせず
に、基材層から成るハニカム構造体をセラミック粒子粉
末から成るスラリーに浸漬等すればよい。又、基材層に
濾過層を形成する場合において、流体の通過方向を考慮
しなくてもよい。一方、平均細孔径の最も小さい層の下
流側に、平均細孔径の大きい濾過層が存在しても、フィ
ルターの性能に影響を与えることはない。
【0018】 フィルタを小型化する観点からは、本発
明のセラミックフィルタをハニカムフィルタとすること
が好ましく、その場合は隔壁が濾過層として機能するた
め、隔壁が図1に示すような層構造を有することとな
る。
【0019】 本発明のセラミックフィルタがハニカム
フィルタである場合において、基材層の厚さに特に制限
はないが、セラミックフィルタの機械的強度を保ち、か
つ単位体積当たりの濾過効率を高く維持する観点からは
200〜1000μmであることが好ましい。又、基材
層表面に形成される層の厚さにも特に制限はないが、確
実に濾過を行いつつ、濾過速度を高く維持する観点から
は、30〜300μmであることが好ましい。
【0020】 本発明のセラミックフィルタにおける濾
過層の平均細孔径の値は、セラミックフィルタの用途に
より異なるが、例えば、2層構造の濾過層を備えたセラ
ミックフィルタを家庭用上水濾過器具として使用する場
合、基材層の平均細孔径を0.5〜2.0μm、基材層
の上流側の表面に設ける層の平均細孔径を2〜10μm
とすることが、上水より雑菌、ダスト、サビ等を効果的
に除去する観点より好ましい。
【0021】 又、3層構造の濾過層を備えたセラミッ
クフィルタを家庭用上水濾過器具として使用する場合、
基材層の平均細孔径を1〜3μm、基材層の上流側の表
面に設ける層の平均細孔径を5〜20μm、基材層の下
流側の表面に設ける層の平均細孔径を0.2〜1.0μ
mとすることが、同様の理由により好ましい。尚、平均
細孔径の値は水銀圧入法にて測定した値を意味する。
【0022】 セラミックフィルタの基材層の表面に他
の層を形成する方法としては、細孔を液体で飽和させた
多孔質基材の一端側を減圧し、他端側よりセラミック粒
子を含むスラリーを供給する動加圧真空法(特開昭61
−238315号公報)、セラミック粒子から成る粉末
を気流中で基材の表面に付着させた後、水分を付与して
吸着させる気流コート法(特開平10−249124号
公報)、セラミック粒子を含むスラリーを基材の表面に
接触・保持した後、排出するスラリー注入・排出法、基
材をセラミック粒子粉末から成るスラリーに浸漬するデ
ィッピング法、セラミック粒子粉末から成るスラリーを
ハニカム構造体の各セルに供給し、スラリー中の水分を
細孔内を透過させて除去することにより、セラミック粒
子をハニカム構造体の表面に付着させるスラリー直濾過
法等の公知の方法を用いるこができる。
【0023】 本発明のセラミックフィルタは、液体、
気体中の固体不純物を除去する目的に幅広く用いること
ができ、特に、コンパクトであるため家庭用上水濾過器
具としてより好適に用いることができる。
【0024】
【実施例】 以下、本発明を実施例を用いてさらに詳し
く説明するが、本発明はこれらの実施例に限られるもの
ではない。
【0025】(実施例1) 2層から成る濾過層を備
え、各層の平均細孔径が、被濾過物質の通過方向の上流
側に配置された層から下流側に配置された層に向かって
小さくなるようにしたセラミックフィルタを用いて家庭
用上水の濾過を行い、目詰まりのしやすさを調べた。
【0026】 セラミックフィルタは、図2に示すよう
に、ハニカムの多数の貫通穴9の端部を上流側Bと下流
側Cとを逆に1マスごとに封じてセル7とした構造を有
するハニカムフィルタとした。ハニカムフィルタは、端
面が一辺90mmφの円である長さ250mmの円柱と
した。又、セルピッチは2.54mmとした。濾過層と
して機能する隔壁は、平均細孔径が0.7μmで、50
0μmの厚さを有する基材層、及びその表面に形成され
た、平均細孔径が5μmで、30μmの厚さを有する層
から成る。尚、小さい平均細孔径を有する層は、下流側
Cが開口しているセルの内壁に形成した。
【0027】 ハニカムフィルタは、ハニカム構造を有
するアルミナ製の基材に、アルミナ粉末から成るスラリ
ーを用いた直接濾過法にて、小さな平均細孔径を有する
層を形成することにより製造した。
【0028】 上記のハニカムフィルタを家庭用の上水
道に設置して、上水を10l/分の流速にて流すことに
より上水の濾過を行った。目詰まりのしやすさは、ハニ
カムフィルタが目詰まりを起こし、濾過水の流速が濾過
開始直後の半分に低下するまでの時間を測定することに
より判断した。結果を表1に示す。
【0029】(実施例2) 3層から成る濾過層を備
え、各層の平均細孔径が、被濾過物質の通過方向の上流
側に配置された層から下流側に配置された層に向かって
小さくなるようにしたセラミックフィルタを用いて家庭
用上水の濾過を行い、目詰まりのしやすさを調べた。
【0030】 セラミックフィルタは、形状、寸法及び
材質が実施例1と同様のハニカムフィルタとした。ただ
し、濾過層として機能する隔壁は、平均細孔径が2μm
で、430μmの厚さを有する基材層、その表面に形成
された、平均細孔径が0.5μmで、10μmの厚さを
有する層、及び平均細孔径が10μmで、200μmの
厚さを有するもう一つの層から成る。尚、基材層よりも
小さな平均細孔径を有する層は、下流側Cが開口してい
るセルの内壁に形成し、基材層よりも大きな平均細孔径
を有する層は、上流側Bが開口しているセルの内壁に形
成した。ハニカムフィルタは、実施例1と同様に直接濾
過法にて、基材層と異なる平均細孔径を有する層を形成
することにより製造した。
【0031】 上記のハニカムフィルタを家庭用の上水
道に設置して、実施例1と同様に上水の濾過を行い、目
詰まりのしやすさを判断した。結果を表1に示す。
【0032】(比較例1) 2層から成る濾過層を備
え、各層の平均細孔径が、被濾過物質の通過方向の上流
側に配置された層から下流側に配置された層に向かって
大きくなるようにしたセラミックフィルタを用いて家庭
用上水の濾過を行い、目詰まりのしやすさを調べた。基
材層よりも小さな平均細孔径を有する層を、上流側Bが
開口しているセルの内壁に形成した点を除いては、実施
例1と同様のハニカムフィルタを用いて、実施例1と同
様に家庭用上水の濾過を行い、目詰まりのしやすさを調
べた。結果を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】 表1より、比較例のセラミックフィルタ
では、約56時間で、濾過水の流速が濾過開始直後の半
分に低下したのに対し、実施例2のセラミックフィルタ
では、その3倍である約154時間で、流速が半分に低
下しており、実施例のセラミックフィルタは、比較例の
セラミックフィルタに比べ、著しく目詰まりを起こしに
くいことがわかる。
【0035】
【発明の効果】 本発明のセラミックフィルタは、被濾
過物質中の固体不純物による目詰まりを起こしにくいた
め、長期間に渡って、効率的な濾過を行うことができ、
液体、気体中の固体不純物を除去する目的に幅広く用い
ることができる。又、コンパクトであるため、家庭用上
水濾過器具としてより好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のセラミックフィルタにおける濾過層
の(a)一例、(b)他の例、(c)及び(d)さらに
他の例を示す断面図である。
【図2】 ハニカムフィルタの一般的構成を示す斜視図
である。
【図3】 従来のセラミックフィルタにおける濾過層の
一例を示す断面図である。
【図4】 本発明のセラミックフィルタにおける固体不
純物の堆積の態様を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1…濾過層、2…層、3…基材層、4…平均細孔径が基
材層よりも小さな層、5…平均細孔径が基材層よりも大
きな層、6…固体不純物、7…セル、8…隔壁、9…貫
通穴、10…平均細孔径の最も小さい層。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均細孔径の異なる複数の層から成る濾
    過層を備えたセラミックフィルタであって、 各層の平均細孔径が、被濾過物質の通過方向の最上流側
    に配置された層から、平均細孔径の最も小さい層にかけ
    て小さくなることを特徴とするセラミックフィルタ。
  2. 【請求項2】 平均細孔径の最も小さい層が、被濾過物
    質の通過方向の最下流側に配置された請求項1に記載の
    セラミックフィルタ。
  3. 【請求項3】 該濾過層が、基材層、及び該基材層の一
    方の表面に形成され、該基材層の平均細孔径よりも小さ
    な平均細孔径を備えた層からなる2層構造を有する請求
    項2に記載のセラミックフィルタ。
  4. 【請求項4】 該濾過層が、基材層、該基材層の一方の
    表面に形成され、該基材層の平均細孔径よりも小さな平
    均細孔径を備えた層及び該基材層の他方の表面に形成さ
    れ、該基材層の平均細孔径よりも大きな平均細孔径を備
    えた層からなる3層構造を有する請求項2に記載のセラ
    ミックフィルタ。
  5. 【請求項5】 平均細孔径の最も小さい層の下流側に、
    その層よりも平均細孔径の大きい1又は2以上の層を有
    する請求項1に記載のセラミックフィルタ。
  6. 【請求項6】 平均細孔径の最も小さい層の上流側に配
    置された層の数と、下流側に配置された層の数が同数で
    あり、 各層の平均細孔径が、平均細孔径の最も小さい層を基準
    に、上流側と下流側の対応する層で同じである請求項5
    に記載のセラミックフィルタ。
  7. 【請求項7】 ハニカムフィルタである請求項1〜6の
    いずれか1項に記載のセラミックフィルタ。
  8. 【請求項8】 被濾過物質が液体である請求項1〜7の
    いずれか1項に記載のセラミックフィルタ。
  9. 【請求項9】 家庭用上水濾過器具である請求項8に記
    載のセラミックフィルタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006189427A (ja) * 2004-12-09 2006-07-20 Sekisui Chem Co Ltd 液体クロマトグラフィー用フィルタ及び液体クロマトグラフィー用カラム
JPWO2013145318A1 (ja) * 2012-03-30 2015-08-03 イビデン株式会社 ハニカムフィルタ及びハニカムフィルタの製造方法

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