JP2001025449A - 便座と便蓋の取付構造 - Google Patents

便座と便蓋の取付構造

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JP2001025449A
JP2001025449A JP11199676A JP19967699A JP2001025449A JP 2001025449 A JP2001025449 A JP 2001025449A JP 11199676 A JP11199676 A JP 11199676A JP 19967699 A JP19967699 A JP 19967699A JP 2001025449 A JP2001025449 A JP 2001025449A
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toilet
toilet seat
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lid
attaching
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JP11199676A
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Hiroomi Miyamoto
浩臣 宮本
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で便座、便蓋の着脱ができ、清掃
性を高める。 【解決手段】 本体ケース1に内装した便座回転装置2
に結合した便座結合用回転軸3を本体ケース1から突出
し、本体ケース1の他側部に内装した便蓋回転装置7に
結合した便蓋結合用回転軸8を本体ケース1から突出さ
せ、便座4の後部一側に第1着脱連結部11aと同一軸
上に便蓋着脱用規制突部12Aを設け、他側に第1軸受
け部13bを設け、第1着脱連結部13bを便座結合用
回転軸3に便座4と回転軸5とが一体に回動するように
結合し、第1軸受け部13bを便蓋結合用回転軸8に回
転自在にはめ込み、便蓋14の後部に第2着脱連結部1
5bを設けると共に第2軸受け部16aを設け、第2着
脱連結部15bを便蓋結合用回転軸8に便蓋14と回転
軸8が一体に回動するように結合し、第2軸受け部16
aを便蓋着脱用規制突部12Aに回転自在にはめ込ん
だ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便座、便蓋を倒す
時にゆっくりと緩衝して倒すことができるようにした回
転装置に便座と便蓋を取付ける構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から便座、便蓋は温水洗浄装置の本
体ケースに回転自在に軸支しており、便座、便蓋の回転
をそれぞれ回転装置により緩衝するようされている。こ
のようなもののほとんどは、便座や便蓋を外して便座や
便蓋の掃除をしたり、あるいは便座後部の洗浄や温水洗
浄装置の掃除をする場合、ヒンジピンを引き抜いて便座
や便蓋を取り外して行うようになっている。ところが、
上記従来例にあっては、ヒンジピンを便座、便蓋の後部
において内側方向に引き抜く必要があるので、ヒンジピ
ンの引き抜き操作がしにくく、また、便鉢内に落として
しまうという問題があり、更に、再び便座、便蓋をヒン
ジピンで取付ける際、便座、便蓋に同時にヒンジピンを
挿入して取付ける必要があって、孔の位置合わせなどが
難しく、ヒンジピンによる再取付けが難しいという問題
があった。
【0003】上記した問題点を解決するものとして、例
えば、特開平9−327419号に開示されたものがあ
る。これを第13図に示す。第13図において、101
は便器の後部に取付けられる本体ケース、102は本体
ケース101の一側部の内部に内装される便座回転装
置、103は本体ケース101から突出し便座回転装置
102により回転が緩衝される便座用回転軸、104は
便座、105は便座用回転軸103の突出部分に形成さ
れ便座104と着脱自在に一体に結合するための便座結
合部、106は本体ケース101の他側部の側面部に便
座結合部105と同一軸線上に設けられる便座軸支用突
部、107は本体ケース101の他側部の内部に内装さ
れる便蓋回転装置、108は後述する挿通孔109に挿
通され便蓋回転装置107により回転が緩衝される便蓋
用回転軸、109は本体ケース101に設けた便座軸支
用突部106を貫通する挿通孔、110は便蓋用回転軸
108の突出部分に形成され便蓋114と着脱自在に一
体に結合するための便蓋結合部、111は便座104の
後部の一側に設けられた第1の着脱連結部、112は該
第1の着脱連結部111に第1の着脱連結部111と同
一軸上に設けられた便蓋軸支用突部、113は便座10
4の後部の他側に設けられた第1の軸受け部である。1
14は便蓋、115は便蓋114の後部の一側に設けら
れた第2の着脱連結部、116は便蓋の他側に設けられ
た第2の軸受け部である。上記構成において、第1の着
脱連結部111を便座結合部105に着脱自在で且つ結
合状態で便座と便座用回転軸103とが一体に回動する
ように結合し、第1の軸受け部113を便座軸支用突部
106に着脱自在で且つ嵌め込み状態で回転自在にはめ
込み、第2の着脱連結部115を便蓋結合部110に着
脱自在で且つ結合状態で便蓋114と便蓋用回転軸10
8とが一体に回動するように結合し、第2の軸受け部1
16を便蓋軸支用突部112に着脱自在で且つ嵌め込み
状態で回転自在にはめ込んで成るものである。これによ
り、便蓋114を着脱するには、便座104を倒した状
態で便蓋114を起立姿勢にして便蓋114を上下方向
に移動することで着脱することができ、また、便座10
4を着脱する場合には便座104を起立姿勢にして便座
104を上下方向に移動することで便座104を着脱す
ることができ、しかも、便座104や便蓋114の取付
けに当たって、便座用回転軸103、便蓋用回転軸10
8を見ながら嵌め込み作業ができるものであり、更に、
便座104と便蓋114の軸支部分が同一軸線上に位置
して、軸支部分がコンパクトになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが特開平9−3
27419号に開示されたものでは、以下の問題点があ
った。 (1)便座104の第1の軸受け部113を本体ケース
101に設けた便座軸支用突部106に着脱自在で且つ
嵌め込み状態で回転自在にはめ込んでいるが、便座軸支
用突部106には挿通孔109が設けられ、挿通孔10
9には便蓋用回転軸108が挿通されるために、便座軸
支用突部106自体比較的大きく形成する必要があり、
従って便座104の第1の軸受け部113を大きな切り
欠きとして形成しなければならない。ところで、着脱自
在とするには、第1の軸受け部113或いは便座軸支用
突部106の何れかに弾性を持たせる必要があるのだ
が、第1の軸受け部113に弾性を持たせるのは、前記
したように第1の軸受け部113を大きな切り欠きとし
て形成しなければならないため、第1の軸受け部113
に要求される強度を満たしつつ弾性を持たせることは非
常に困難である。このため、便座軸支用突部106側に
弾性を持たせる必要があるのだが、そうすると便座軸支
用突部106は本体ケース101と一体に成形すること
ができないために、成形上の公差により、便座軸支用突
部106と本体ケース101との取付け部分にガタを生
じてしまう。このガタにより便座を開閉する際、この部
分から大きな音が発生し、使用者に不快感を与えること
になっていた。 (2)便座用回転軸103及び便蓋用回転軸108は便
座回転装置102及び便蓋回転装置107に対してそれ
ぞれ着脱不可能とされているので、掃除の際、便座用回
転軸103及び便蓋用回転軸108が突出しているため
掃除しにくい。 (3)便座用回転軸103及び便蓋用回転軸108を着
脱自在に構成した場合、使用者が誤って落とすことが考
えられるが、便器中央に向かって抜く構造であるため、
便鉢内に落ちてしまい、便器の詰まり発生や回転軸がな
くなる恐れがある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用及び効果】上記し
た各問題点を解決するために、本発明は下記の手段を備
えたことを特徴とする。請求項1記載の発明にあって
は、便器の後部に取付けられる本体ケースの一側部の内
部に便座回転装置を内装すると共に、該便座回転装置に
より回転が緩衝される便座結合用回転軸を本体ケースか
ら突出し、本体ケースの他側部の内部に便蓋回転装置を
内装すると共に該便蓋回転装置により回転が緩衝される
便蓋結合用回転軸を本体ケースから突出させ、便座の後
部の一側に第1の着脱連結部を設けると共に該第1の着
脱連結部に第1着脱連結部と同一軸上に便蓋軸止用突部
を設け、便座の後部の他側に第1の軸受け部を設け、第
1の着脱連結部を便座結合用回転軸に着脱自在で且つ結
合状態で便座と便座結合用回転軸とが一体に回動するよ
うに結合し、第1の軸受け部を便蓋結合用回転軸に着脱
自在で且つ嵌め込み状態で回転自在にはめ込み、便蓋の
後部の一側に第2の着脱連結部を設けると共に他側に第
2の軸受け部を設け、第2の着脱連結部を便蓋結合用回
転軸に着脱自在で且つ結合状態で便蓋と便蓋結合用回転
軸とが一体に回動するように結合し、第2の軸受け部を
便蓋軸止用突部に着脱自在で且つ嵌め込み状態で便蓋軸
止用突部に対して回転自在にはめ込んであるので、便蓋
を着脱するには便蓋を上下方向に移動することで着脱す
ることができ、また、便座を着脱する場合には便座を上
下方向に移動することで便座を着脱することができるも
のであって、簡単な操作で便座、便蓋の着脱ができるも
のであり、しかも、便座や便蓋の取付けに当たって、便
座結合用回転軸、便蓋結合用回転軸を見ながら嵌め込み
作業ができると共に、便蓋、便座を別々に着脱できるの
で、着脱操作が容易に行えるものであり、また、便座と
便蓋の軸支部分が同一軸線上に位置して、軸支部分がコ
ンパクトになるものであり、便蓋、便座を取り外した際
における掃除も簡単となるものである。更に、第1の軸
受け部を便蓋結合用回転軸に着脱自在で且つ嵌め込み状
態で回転自在にはめ込むようにしているので、嵌め込み
状態で回転させる際、ガタつくことがなく、騒音を防止
でき、使用者に不快感を与えることが無い。
【0006】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明に加えて、前記本体ケースの一側
部及び他側部の側面にそれぞれ挿通孔を設け、各回転軸
は前記挿通孔を介して便座回転装置若しくは便蓋回転装
置に着脱自在に構成してあるので、掃除の際、便座結合
用回転軸3及び便蓋結合用回転軸8を外して掃除ができ
るため、拭き掃除がし易い。
【0007】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項2記載の発明に加えて、本体ケースの一側部及
ぶ他側部の側面に設けた挿通孔を互いに干渉しない向き
に開放して構成してあるので、便座結合用回転軸及び便
蓋結合用回転軸を外す際、誤って落としても、便鉢内に
落ちることがなく、紛失したり、便器詰まりを発生した
りすることがない。
【0008】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項3記載の発明に加えて、第2の着脱連結部及び
第2の軸受け部を、それぞれ便蓋の後方に便蓋縁部に連
続させて形成してあるので、第2の軸受け部の強度を確
保するためのリブと便蓋の意匠ラインとを兼用すること
ができるので、構造が簡単になるため、製造しやすく、
また、コストダウンを図ることができる。
【0009】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至4記載の発明に加えて、前記本体ケース
の一側部及び他側部の側面部の上記便座結合用回転軸と
同一軸線上に便座着脱用規制突部を夫々設け、該便座着
脱用規制突部の断面形状を一方側の幅が他方側の幅より
も長い断面非円形状とし、該便座着脱用規制突部の長径
側が略上方を向くように設定し、第1の着脱連結部及び
第1の軸受け部が便座を起立姿勢にした際にのみ便座着
脱用規制突部に対して着脱自在となり且つ便座の起立姿
勢以外の状態では第1の着脱連結部及び第1の軸受け部
が便座着脱用規制突部に対して外れないように構成して
あるので、便座を着脱する場合には便座を起立姿勢にし
て便座を上下方向に移動することで便座を着脱すること
ができるものであって、簡単な構成で、便座が起立姿勢
でのみ上下方向に着脱できることになる。
【0010】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項5記載の発明に加えて、便座着脱用規制突部は
本体ケースに一体に構成したものであり、別部品を必要
とせず、構成を簡略化することができ、コストダウンを
図ることができる。
【0011】請求項7記載の発明にあっては、上記請求
項5又は6記載の発明に加えて、第1の着脱連結部及び
第1の軸受け部に、断面略C字状をした便座抜け防止ガ
イドを設けたので、便座を起立姿勢にした際にのみ便座
着脱用規制突部に対して着脱自在となり、便座の起立姿
勢以外では便座を外そうとしても便座抜け防止ガイドが
便座着脱用規制突部に邪魔されて、便座抜け防止ガイド
が便座着脱用規制突部に対して外れないように構成され
る。すなわち、便座回動時の本体ケースからの外れを防
ぐことができる。
【0012】また、請求項8記載の発明にあっては、上
記請求項7記載の発明に加えて、便座抜け防止ガイド
を、便座着脱用規制突部の長径よりも大きな内径を有す
るものとしたので、便座回動時には便座抜け防止ガイド
の内径側が便座着脱用規制突部の長径端部に接触しない
ので、便座回動時の接触音等の発生を防止することがで
きる。
【0013】また、請求項9記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至8記載の発明に加えて、前記便座の一側
部及び他側部の側面部の上記便蓋結合用回転軸と同一軸
線上に便蓋着脱用規制突部を夫々設け、便蓋着脱用規制
突部の断面形状を一方側の幅が他方側の幅よりも長い断
面非円形状とし、便座を倒した状態で便蓋着脱用規制突
部の長径側が略上方を向くように設定し、第2の着脱連
結部及び第2の軸受け部を便座を倒し且つ便蓋を起立姿
勢にした際にのみ便蓋着脱用規制突部に対して着脱自在
となり且つ便座を倒し且つ便蓋を起立姿勢にした状態以
外の状態では第2の着脱連結部及び第2の軸受け部が便
蓋着脱用規制突部に対して外れないように構成してある
ので、便蓋を着脱するには、便座を倒した状態で便蓋を
起立姿勢にして便蓋を上下方向に移動することで着脱す
ることができ、簡単な構成で、便蓋が起立姿勢でのみ上
下方向に着脱できることになる。
【0014】また、請求項10記載の発明にあっては、
請求項9記載の発明に加えて、第2の着脱連結部及び第
2の軸受け部に断面略C字状をした便蓋抜け防止ガイド
を設けたので、便蓋を起立姿勢にした際にのみ便蓋着脱
用規制突部に対して着脱自在となり、便蓋の起立姿勢以
外では便蓋を外そうとしても便蓋抜け防止ガイドが便蓋
着脱用規制突部に邪魔されて、便蓋抜け防止ガイドが便
蓋着脱用規制突部に対して外れないように構成される。
すなわち、便蓋回動時の本体ケースからの外れを防ぐこ
とができる。
【0015】請求項11記載の発明にあっては、請求項
10記載の発明に加えて、便蓋抜け防止ガイドを、便蓋
着脱用規制突部の長径よりも大きな内径を有するように
したので、便蓋回動時には便蓋抜け防止ガイドの内径側
が便蓋着脱用規制突部の長径端部に接触しないので、便
蓋回動時の接触音等の発生を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に示す実施
形態に基づいて詳述する。洋式の水洗便器の後部に取付
けられる本体ケース1として、本体ケース内部に洗浄ノ
ズル等を内装した温水洗浄装置を例として説明する。温
水洗浄装置は、洗浄ノズル(図示せず)を備え、洗浄ノ
ズルから便座に座った使用者の臀部又はビデ部分に温水
を噴射して臀部又はビデ部分の洗浄を行うようになって
いる。この便器の後部に取付けられる本体ケース1には
便座4と便蓋14とが回動自在に取付けられる。
【0017】まず、本体ケース1について説明する。本
体ケース1の前部左右には図1、図2に示すように、前
方、上方及び側方に開口した凹所20a、20bが設け
てあり、この凹所20a、20bの中央側の本体ケース
1内部にそれぞれ便座回転装置2と便蓋回転装置7とが
配置してある。本体ケース1の一方の側部内に内装した
便座回転装置2には、便座回転装置2により回転が緩衝
されるようになった便座結合用回転軸3が着脱可能に接
続してある。すなわち、便座回転装置2に設けた回転軸
(図示せず)に対して本体ケース1内で便座結合用回転
軸3を係合連結してある。
【0018】この本体ケース1の凹所20aの側壁部2
1aには便座着脱用規制突部6aが突設してある。この
便座着脱用規制突部6aは図3、図4に示すようにその
断面形状を一方側の幅が他方側の幅よりも長い断面非円
形状とし、便座着脱用規制突部6aの長径側が略上方を
向くように設定してある。この便座着脱用規制突部6a
には挿通孔9aが外側向きに貫通形成してある。便座結
合用回転軸3の本体ケース1及び便座着脱用規制突部6
aから突出した部分が便座4を着脱自在且つ一体的に結
合するための便座結合部5となっている。この便座結合
部5は図5に示すように、軸部の両側が平坦面部22と
なっている。
【0019】図6に示すように本体ケース1の凹所20
bの側壁部21bには便座結合用回転軸3の便座結合部
5と対向して便座着脱用規制突部6aと同形状の便座着
脱用規制突部6bが突設してある。この便座着脱用規制
突部6bには、前述した貫通孔9aと互いに干渉しない
向きに、すなわち外側向きに開放するように挿通孔9b
が貫通形成してある。すなわち、本体ケース1の2つの
凹所の側壁を互いに外側に向けて形成し、各側壁に貫通
孔を開口しているのである。本体ケース1の他側部の内
部に内装した便蓋回転装置7には、便蓋回転装置7によ
り回転が緩衝されるようになった便蓋結合用回転軸8が
着脱可能に接続してある。すなわち、便蓋回転装置7に
設けた回転軸(図示せず)に対して本体ケース1内で便
蓋結合用回転軸8が係合連結してある。この便蓋結合用
回転軸8は便座着脱用規制突部6bに設けた挿通孔9b
に回転自在に嵌挿され、その先端部及び断面円形状の便
座回転軸部8aが便座着脱用規制突部6bよりも外部に
突出している。便蓋結合用回転軸8の先端部が便蓋14
と着脱自在且つ一体的に結合するための便蓋結合部10
となっている。図7に示すように、便蓋結合部10は便
座結合部5と同じ形状をしていて、軸部の両側が平坦面
部24となっている。
【0020】次に、便座4について説明する。便座4の
後部の一側には第1の着脱連結部11aと便座抜け防止
ガイド11Aとが設けてある。この第1の着脱連結部1
1aは断面略コ字状をしている。すなわち便座4の後部
が下となるように起立させた状態で下方及び一側方に開
口する断面略コ字状をして側方向に貫通する第1の凹部
26を設けてあり、便座4の後部が下となるように起立
させた状態で第1の凹部26の下開口の両縁に便座結合
部5への嵌め込みを案内するための案内用傾斜面27が
設けてあり、更に両案内用傾斜面27に連続して平坦面
部28が平行に形成してある。また、第1の着脱連結部
11aの内向き側面を円形状にくり貫いた形状とした、
断面略C字状の便座抜け防止ガイド11Aはその開口部
の開口幅を便座着脱用規制突部6aの短径よりもやや長
く且つ便座着脱用規制突部6aの長径よりも短く、更
に、断面略C字状をした便座抜け防止ガイド11Aの内
部の径を便座着脱用規制突部6aの長径よりもやや長く
設定してある。また、便座4の後部の一側には第1の着
脱連結部11aの反対面に、第1の着脱連結部11aと
同軸上に、便蓋軸止用突部となる便蓋回転軸部12a及
び便蓋着脱用規制突部12Aを設けてある。便蓋着脱用
規制突部12Aは図4、図9に示すようにその断面形状
を一方側の幅が他方側の幅よりも長い断面非円形状とな
っていて、便座着脱用規制突部6aと同じ断面形状をし
ている。そして、便座4を倒した状態で、便蓋着脱用規
制突部12Aの長径側が略上方を向くように設定してあ
る。
【0021】また、便座4の後部の他側には断面略U字
状をした第1の軸受け部13bと便座抜け防止ガイド1
3Bが設けてある。第1の軸受け部13bは、便蓋結合
用回転軸8の軸である便座回転軸部8aに着脱自在で且
つ嵌め込み状態で回転する。また、第1の軸受け部13
bの内向き側面を円形状にくり貫いた形状とした、断面
略C字状をした便座抜け防止ガイド13Bはその開口部
の開口幅を便座着脱用規制突部6bの短径よりもやや長
く且つ便座着脱用規制突部6bの長径よりも短く、更
に、断面略C字状をした便座抜け防止ガイド13Bの内
部の径を便座着脱用規制突部6bの長径よりもやや長く
設定してある。また、便座4の後部の他側には第1の受
け部13bの反対面に、第1の受け部13bと同軸上に
便蓋着脱用規制突部13Cが設けてある。便蓋着脱用規
制突部13Cは図6、図11に示すようにその断面形状
を一方側の幅が他方側の幅よりも長い断面非円形状とな
っていて、便座着脱用規制突部6aと同じ断面形状をし
ている。そして、便座4を倒した状態で、便蓋着脱用規
制突部13Cの長径側が略上方を向くように設定してあ
る。
【0022】次に便蓋14について説明する。便蓋14
の後部の一側に、下方に折り込まれた便蓋側縁部に連続
させて断面略U字状をした第2の軸受け部16aと便蓋
抜け防止ガイド16Aとを設けてある。第2の軸受け部
16aは便蓋回転軸部12aに着脱自在で且つ嵌め込み
状態で回転する。便蓋14の後部が下となるように起立
させた状態で下方及び一側方に開口する断面略コ字状を
した第2の凹部31を設けてあり、便蓋14の後部が下
となるように起立させた状態で第2の凹部31の下開口
縁に嵌め込みを案内するための案内用傾斜面32が設け
てあり、更に両案内用傾斜面32に連続して平坦面部3
3を平行に形成してある。また断面略C字状をした便蓋
抜け防止ガイド16Aはその開口部の開口幅を便蓋着脱
用規制突部12Aの短径よりもやや長く且つ便蓋着脱用
規制突部12Aの長径よりも短く、更に、断面略C字状
をした第2の軸受け部16aの内部の径を便蓋着脱用規
制突部12Aの長径よりもやや長く設定してある。
【0023】また、便蓋14の後部の他側に、便蓋側縁
部に連続させて第2の着脱連結部15bと便蓋抜け防止
ガイド15Bとを設けてある。この第2の着脱連結部1
5bは第1の着脱連結部11aと同じ構成であり、便蓋
14の後部が下となるように起立させた状態で第3の凹
部34の下開口の両縁に便蓋結合部10への嵌め込みを
案内するための案内用傾斜面35が設けてあり、更に両
案内用傾斜面35に連続して平坦面部36が平行に形成
してある。また、第2の着脱連結部15bの内向き側面
を円形状にくり貫いた形状とした、断面略C字状をした
便蓋抜け防止ガイド15Bはその開口部の開口幅を便蓋
着脱用規制突部13Cの短径よりもやや長く且つ便座着
脱用規制突部13Cの長径よりも短く、更に、断面略C
字状をした便蓋抜け防止ガイド15Bの内部の径を便蓋
着脱用規制突部13Cの長径よりもやや長く設定してあ
る。
【0024】次に、便座及び便蓋の回転装置について説
明する。便座回転装置2、便蓋回転装置7は従来から公
知の回転装置を用いることができ、便座結合用回転軸3
や便蓋結合用回転軸8を回転自在に接続していると共に
同時に便座結合用回転軸3や便蓋結合用回転軸8の一方
方向の回転に当たって抵抗を与えるようになっており、
具体的には便座4や便蓋14を倒す際にゆっくりと回転
するように緩衝するものである。
【0025】しかして、ケース本体1に便座4、便蓋1
4を取付けるには以下のようにして取付けるものであ
る。まず、図3に示すように、便座4を後端部が下とな
るように略起立した姿勢にし、この状態で、第1の着脱
連結部11aと便座抜け防止ガイド11Aとをそれぞれ
便座結合用回転軸3の便座結合部5と便座着脱用規制突
部6aの上方に位置させると共に、第1の軸受け部13
bと便座抜け防止ガイド13Bとをそれぞれ便座回転軸
部8aと便座着脱用規制突部6bの上方に位置させる。
この状態で、図に示すように、第1の軸受け部13bを
便座回転軸部8aの上方からはめ込むと共に、第1の着
脱連結部11aを便座結合部5に上方からはめ込むもの
である。この場合、断面略コ字状をした第1の着脱連結
部11aを便座結合部5にはめ込む際、案内用傾斜面2
7がガイドとなってはめ込まれ、第1の着脱連結部11
aの平坦面部28が便座結合部5の平坦面部22に係合
して一体的に結合される。そのため、便座4が回動する
際に、同時に便座結合用回転軸3も回動して、前述した
便座回転装置2の働きにより便座がゆっくり下降するよ
うになっている。
【0026】一方、断面略U字状をした第1の軸受け部
13bは、便座抜け防止ガイド13Bの開口部の開口幅
が便座着脱用規制突部6bの短径よりも長く且つ便座着
脱用規制突部6bの長径よりも短く設定してあるので、
長径側が略上方を向くように設定してある便座着脱用規
制突部6bに対しては便座4を起立させて断面略U字状
の第1の軸受け部13bの開口部が下を向くような姿勢
とすることで、開口部から便座回転軸部8aに回転自在
にはめ込むことができるものである。
【0027】上記のように第1の軸受け部13bを便座
回転軸部8aの上方からはめ込むと共に、便座4を起立
させて第1の着脱連結部11aを便座結合部5に上方か
らはめ込んだ後、便座4を前方に回動すると、便座4は
第1の着脱連結部11aが便座結合部5と一体に回動
し、且つ第1の軸受け部13bが便座回転軸部8aに対
して回動することで、便座4が起立姿勢と、倒れ姿勢と
の間を自由に回動できるものである。そして、断面略C
字状をした両側の便座抜け防止ガイド11A,13Bの
開口の幅を便座着脱用規制突部6a、6bの短径よりも
やや長くしているので、便座抜け防止ガイド11A,1
3Bの開口が便座着脱用規制突部6a、6bの短径に一
致する起立姿勢以外では、便座4は本体ケース1から外
れることがない。
【0028】次に、便蓋14の取付けにつき説明する。
上記のようにして便座4を回動自在に取付けた後、便座
4を倒す。その後、図8に示すように、便蓋14を後端
部が下となるように略起立した姿勢にし、この状態で、
第2の着脱連結部15bと便蓋抜け防止ガイド15Bと
をそれぞれ便蓋結合用回転軸8の便蓋結合部10と便蓋
着脱用規制突部13Cの上方に位置させると共に、第2
の軸受け部16aと便蓋抜け防止ガイド16Aとをそれ
ぞれ便蓋回転軸部12aと便蓋着脱用規制突部12Aの
上方に位置させる。この状態で、図7に示すように、第
2の軸受け部16aを便蓋回転軸部12aの上方からは
め込むと共に、第2の着脱連結部15bを便蓋結合部1
0に上方からはめ込むものである。
【0029】この場合、略断面コ字状をした第2の着脱
連結部15bを便蓋結合部10にはめ込む際、案内用傾
斜面32がガイドとなってはめ込まれ、第2の着脱連結
部15bの平坦面部33が便蓋結合部10の平坦面部2
8に係合して一体に結合され、便蓋14が回動する際
に、同時に便蓋結合用回転軸8も回動するようになって
いる。
【0030】一方、断面略U字状をした第2の軸受け部
16aは、便蓋抜け防止ガイド16Aの開口部の開口幅
を便蓋着脱用規制突部12Aの短径よりもやや長く且つ
便蓋着脱用規制突部12Aの長径よりも短く設定してあ
るので、長径側が略上方を向くように設定してある便蓋
着脱用規制突部12Aに対しては便蓋14を起立させて
断面略U字状の第2の軸受け部16aの開口部が下を向
くような姿勢とすることで、開口部から便蓋回転軸部1
2aに回転自在にはめ込むことができるものである。
【0031】上記のように、便蓋14を起立させて第2
の軸受け部16aを便蓋回転軸部12aの上方からはめ
込むと共に第2の着脱連結部15bを便蓋結合部10に
上方からはめ込んだ後、便蓋14を前方に回動すると、
便蓋14は第2の着脱連結部15bが便蓋結合部10と
一体に回動し、且つ第2の軸受け部16aが便蓋回転軸
部12aに対して回動することで、便蓋14が起立姿勢
と、倒れ姿勢との間を自由に回動できるものである。そ
して、便蓋抜け防止ガイド15B、16Aの開口の幅が
便蓋着脱用規制突部12A,13Cの短径よりもやや長
いので、便蓋抜け防止ガイド15B、16Aの開口が便
蓋着脱用規制突部12A,13Cの短径に一致する起立
姿勢以外では、便蓋は便座から外れることがない。
【0032】上記のようにして取付けた便座4及び便蓋
14はそれぞれ独立して回動することができるものであ
り、通常の便座4、及び便蓋14と同様にして使用目的
に応じて回動して使用するものである。この場合、便座
4を倒す時には便座回転装置2の働きにより緩衝されて
ゆっくりと回動し、また、便蓋14を倒す時には便蓋回
転装置7の働きにより緩衝されてゆっくりと回動するの
で、急激に倒れることによる、衝撃を無くし、便座4や
便蓋14の破損を防止し、更に、倒れる時の衝撃音を防
止するようになっている。
【0033】ところで、掃除をする際には、便座4や便
蓋14を外して掃除をするものであり、この場合には、
以下のようにして便座4や便蓋14を取り外すものであ
る。すなわち、上記便座4や便蓋14の取付け順序とは
逆の順序で便座4や便蓋14を取り外すものである。ま
ず、便座4を倒した状態で、便蓋14のみを起立させ、
この状態で、便蓋14のみを上方に引き上げる。する
と、便座4を倒した状態で便蓋着脱用規制突部12A、
13Cの長径側が略上方を向くように設定してあるの
で、便蓋14のみを起立姿勢にすることで、断面略C字
状をした便蓋抜け防止ガイドの開口部が下方を向くこと
になり、この状態で、便蓋14のみを上方に引き上げる
ことで、第2の着脱部15bおよび第2の軸受け部16
aはそれぞれ便蓋結合部10および便蓋回転軸部12a
から上方に引き抜くことができるものである。
【0034】このようにして便蓋14を取り外した後、
便座4を回動して起立姿勢にし、この状態で、便座4を
上方に引き上げる。便座着脱用規制突部6a、6bの長
径側は常に上方を向くように設定してあるので、便座4
を起立姿勢にすることで、便座の断面略C字状をした便
座抜け防止ガイド11A、13Bの開口部が下方を向く
ことになり、この状態で、便座4を上方に引き上げるこ
とで、第1の着脱部11aおよび第1の軸受け部13b
はそれぞれ着脱部および回転軸から上方に引き抜くこと
ができるものである。
【0035】このようにして便座4や便蓋14を外して
掃除をするものであるが、この場合、本体ケース1の凹
所20a、20bの側壁部21a、21bから便座結合
用回転軸3や便蓋結合用回転軸8を取り外す必要がない
ので、便座結合用回転軸3や便蓋結合用回転軸8を挿入
している孔が開口せず、したがって、掃除をしている時
に便座結合用回転軸3や便蓋結合用回転軸8を引き抜い
た後の孔から本体ケース1の内部に水が浸入したりせ
ず、本体ケース1の内部に内装する電気部品等が浸入し
た水で悪影響を受けるというようなことがないものであ
る。
【0036】ところで、上記のように便座4や便蓋14
をそれぞれ便座回転装置2と便蓋回転装置7とで倒す時
に緩衝するようにしたものにおいて、便座4と便蓋14
の軸支部分が同一軸線上に位置するので、軸支部分の構
造がコンパクトになるものである。そして、便座4と便
蓋14を外して掃除をする際にも、本発明においては、
本体ケース1の凹所20a、bの側壁部21a、bには
便座結合用回転軸3、便蓋結合用回転軸8、便座着脱用
規制突部6a、6bが位置するのみで、しかも、便蓋結
合用回転軸8と便座回転軸部3とが同一軸線上に位置す
るので、掃除の際に、軸支部材が邪魔になりにくく、容
易に掃除をすることができるものである。
【0037】なお、本発明は、上記説明した実施の形態
に限定されず、発明の効果を損なわない限り他の形態を
とることができるのはいうまでもない。例えば、便座4
に設けられた便蓋着脱用規制突部12Aを便蓋軸止用突
部として利用し、便蓋回転軸部12aを排除する構造と
することができる。また、便座結合用回転軸3及び便蓋
結合用回転軸8が突出することによる掃除のし難さを犠
牲とすれば、便座回転装置2及び便蓋回転装置7に対し
て着脱自在とされた便座結合用回転軸3及び便蓋結合用
回転軸8を、着脱不可能としても構わない。さらに、便
座結合用回転軸3及び便蓋結合用回転軸8が便鉢内に落
ちてしまうことを犠牲にするなら、本体ケース1の凹所
20a,20bを外側向きに形成せずに、互いに干渉す
るように内側向きに形成してもよいし、又2つの凹所を
繋げて1つの凹所としてもよいのである。また、便座抜
け防止ガイドや便蓋抜け防止ガイドは、必ずしも断面C
字状に限定されず、回転軸を中心とした円周方向に抜け
を防ぐガイドがあればよく、実施形態の変形例として、
円周方向に複数の突起を設けることも考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の便座・便蓋取付構造を示す分解斜視図
である。
【図2】本発明の便座・便蓋取付構造を示す分解斜視図
である。
【図3】本発明の便座取付構造を示す分解正面図であ
る。
【図4】図3の分解右側面図である。
【図5】便座と便座結合用回転軸との係合状態を示す図
である。
【図6】図3の分解左側面図である。
【図7】便座と便蓋結合用回転軸とのはめ込む状態を示
す図である。
【図8】本発明の便蓋取付構造を示す分解正面図であ
る。
【図9】図8の分解右側面図である。
【図10】便蓋と便蓋回転軸部とのはめ込み状態を示す
図である。
【図11】図8の分解左側面図である。
【図12】便蓋と便蓋結合用回転軸との係合状態を示す
図である。
【図13】従来品の便座・便蓋取付構造を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 … 本体ケース 2 … 便座回転
装置 3 … 便座結合用回転軸 4 … 便座 6a,6b … 便座着脱用規制突部 7 … 便蓋回転装置 8 … 便蓋結合
用回転軸 9a,9b … 挿通孔 11a … 第1
の着脱連結部 11A … 便座抜け防止ガイド 12A … 便蓋
着脱用規制突部 13B … 便座抜け防止ガイド 13C … 便蓋
着脱用規制突部 15B,16A … 便蓋抜け防止ガイド 13b … 第1の軸受け部 14 … 便蓋 15b … 第2の着脱連結部 16a … 第2
の軸受け部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器の後部に取付けられる本体ケースの
    一側部の内部に便座回転装置を内装すると共に、該便座
    回転装置により回転が緩衝される便座結合用回転軸を本
    体ケースから突出させ、本体ケースの他側部の内部に便
    蓋回転装置を内装すると共に該便蓋回転装置により回転
    が緩衝される便蓋結合用回転軸を本体ケースから突出さ
    せ、便座の後部の一側に第1の着脱連結部を設けると共
    に該第1の着脱連結部に第1の着脱連結部と同一軸上に
    便蓋軸止用突部を設け、便座の後部の他側に第1の軸受
    け部を設け、第1の着脱連結部を上記便座結合用回転軸
    に着脱自在且つ結合状態で便座と便座結合用回転軸とが
    一体に回動するように結合し、第1の軸受け部を便蓋結
    合用回転軸に着脱自在且つ嵌め込み状態で便蓋結合用回
    転軸に対して回転自在にはめ込み、便蓋の後部の一側に
    第2の着脱連結部を設けると共に他側に第2の軸受け部
    を設け、第2の着脱連結部を便蓋結合用回転軸に着脱自
    在且つ結合状態で便蓋と便蓋結合用回転軸とが一体に回
    動するように結合し、第2の軸受け部を便蓋軸止用突部
    に着脱自在且つ嵌め込み状態で便蓋軸止用突部に対して
    回転自在にはめ込んで成ることを特徴とする便座と便蓋
    の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記本体ケースの一側部及び他側部の側
    面にそれぞれ挿通孔を設け、各回転軸は前記挿通孔を介
    して便座回転装置若しくは便蓋回転装置に着脱自在に形
    成されたことを特徴とする請求項1記載の便座と便蓋の
    取付構造。
  3. 【請求項3】 前記挿通孔を互いに干渉しない向きに開
    放して設けたことを特徴とする請求項2記載の便座と便
    蓋の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記第2の着脱連結部及び第2の軸受け
    部を、それぞれ便蓋の後方に便蓋縁部に連続させて形成
    したことを特徴とする請求項3記載の便座と便蓋の取付
    構造。
  5. 【請求項5】 前記本体ケースの一側部及び他側部の側
    面部の、上記便座結合用回転軸と同一軸線上に便座着脱
    用規制突部を夫々設け、該便座着脱用規制突部の断面形
    状を一方側の幅が他方側の幅よりも長い断面非円形状と
    し、該便座着脱用規制突部の長径側が略上方を向くよう
    に設定し、第1の着脱連結部及び第1の軸受け部が便座
    を起立姿勢にした際にのみ便座着脱用規制突部に対して
    着脱自在となり且つ便座の起立姿勢以外の状態では第1
    の着脱連結部及び第1の軸受け部が便座着脱用規制突部
    に対して外れないように構成して成ることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4記載の便座と便蓋の取付構造。
  6. 【請求項6】 前記便座着脱用規制突部は本体ケースに
    一体に形成したことを特徴とする請求項5記載の便座と
    便蓋の取付構造。
  7. 【請求項7】 前記第1の着脱連結部及び第1の軸受け
    部に、断面略C字状をした便座抜け防止ガイドを設けた
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の便座と便蓋の取
    付構造。
  8. 【請求項8】 前記便座抜け防止ガイドは、便座着脱用
    規制突部の長径よりも大きな内径を有することを特徴と
    する請求項7記載の便座と便蓋の取付構造。
  9. 【請求項9】 前記便座の一側部及び他側部の側面部の
    上記便蓋結合用回転軸と同一軸線上に便蓋着脱用規制突
    部を夫々設け、便蓋着脱用規制突部の断面形状を一方側
    の幅が他方側の幅よりも長い断面非円形状とし、便座を
    倒した状態で便蓋着脱用規制突部の長径側が略上方を向
    くように設定し、第2の着脱連結部及び第2の軸受け部
    を便座を倒し且つ便蓋を起立姿勢にした際にのみ便蓋着
    脱用規制突部に対して着脱自在となり且つ便座を倒し且
    つ便蓋を起立姿勢にした状態以外の状態では第2の着脱
    連結部及び第2の軸受け部が便蓋着脱用規制突部に対し
    て外れないように構成して成ることを特徴とする請求項
    1乃至8記載の便座と便蓋の取付構造。
  10. 【請求項10】 前記第2の着脱連結部及び第2の軸受
    け部に断面略C字状をした便蓋抜け防止ガイドを設けた
    ことを特徴とする請求項9記載の便座と便蓋の取付構
    造。
  11. 【請求項11】 前記便蓋抜け防止ガイドは、便蓋着脱
    用規制突部の長径よりも大きな内径を有することを特徴
    とする請求項10記載の便座と便蓋の取付構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003102648A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Toto Ltd トイレ装置
JP2010115319A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Toto Ltd 便座装置
JP2010167135A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Toto Ltd 便座装置
JP2020103507A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 Toto株式会社 便座装置

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