JP2001025275A - モータ速度制御装置 - Google Patents

モータ速度制御装置

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JP2001025275A
JP2001025275A JP11196045A JP19604599A JP2001025275A JP 2001025275 A JP2001025275 A JP 2001025275A JP 11196045 A JP11196045 A JP 11196045A JP 19604599 A JP19604599 A JP 19604599A JP 2001025275 A JP2001025275 A JP 2001025275A
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speed control
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control device
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Takeshi Fukuya
毅 福家
Shigeto Kojima
茂人 小嶋
Ichiro Nakamura
一朗 中村
Yoichi Ono
陽一 小野
Koji Eguchi
康治 江口
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウエア構成を変更することなく、直流
モータ、3相交流モータのいずれにも適用することので
きる構成簡単で低コストのモータ速度制御装置を提供す
ること。 【解決手段】 直流電源の正極30および負極31間に
接続された複数のスイッチング素子6a〜8bのオンオ
フ時間を制御して、直流モータ1または交流モータ2の
正転または逆転可能な速度制御を行うモータ速度制御装
置において、前記オンオフ時間のみを制御して、前記直
流モータ1または前記交流モータ2のいずれか一方の前
記速度制御への切り換えを可能にしたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの装置で直流
モータまたは交流モータの速度制御を可能にしたモータ
速度制御装置に係わり、特に、エレベータードア装置ま
たはそれと同様の機能、構成を備える装置に適用される
モータ速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直流モータに適用されるチョッパ
制御方式のモータ速度制御装置としては、ドア開閉指令
器からの信号をマイクロコンピュータに入力し、そこか
ら出力されるパルス信号によってゲートドライブ回路を
介してスイッチング素子を駆動して直流モータを駆動す
るとともに、その時の直流モータの電流や回転速度を検
出し、マイクロコンピュータがこれらの検出信号やドア
マシンベースに設た開端リミットスイッチ、閉端リミッ
トスイッチからの信号を取り込み、スイッチング素子の
オンオフ時間を制御して、直流モータの回転速度を適正
に制御するものが知られている。
【0003】また、3相交流モータに適用されるインバ
ータ制御方式のモータ速度制御装置としては、上記の装
置と同様に、ドア開閉指令器からの信号をマイクロコン
ピュータに入力し、そこから出力されるパルス信号とと
もに、3相交流モータの電流や回転速度の各検出信号、
開端リミットスイッチ、閉端リミットスイッチからの信
号に基づいてスイッチング素子を駆動するオンオフ時間
を制御して3相交流モータの回転速度を適正に制御する
ものが知られている。
【0004】一方、特開平10−291755号公報に
は、3相交流モータに適用されるインバータ制御方式お
よび直流モータに適用されるチョッパ制御方式の統合型
モータ速度制御装置が開示されており、この装置では、
直流モータを駆動する場合は、この装置に設けられる一
方のスイッチを開放して他方のスイッチを閉成すること
により、先に説明した従来の直流モータに適用されるチ
ョッパ制御方式のモータ速度制御装置を構成し、3相交
流モータを駆動する場合は、直流モータに代えて3相交
流モータを接続し、前記一方のスイッチを閉成して前記
他方のスイッチを開放することにより、先に説明した3
相交流モータに適用されるインバータ制御方式のモータ
速度制御装置を構成することが記載されている。
【0005】このように、前記公報に示される装置は、
スイッチを設け、これらを切り換え制御することによ
り、1つのモータ速度制御装置で直流モータまたは交流
モータの速度制御を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に示されるモータ速度制御装置は、1つのモータ速度
制御装置で直流モータまたは交流モータの駆動制御を行
うことはできるものの、スイッチ手段を必要とし、ま
た、これらのスイッチ手段を設置するスペースも必要と
していた。そして、このようなスイッチ手段を設けるこ
とはモータ速度制御装置の構造上の制約をもたらすとと
もにコストアップの原因となっていた。
【0007】本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、
直流モータ、交流モータの種類によらずに、同一のハー
ドウエア構成を使用して、より信頼性の高い、交流・直
流モータ兼用のモータ速度制御装置を提供するととも
に、ハードウエア構成の小形化、コスト低減化を図った
モータ速度制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を採用した。
【0009】直流電源の正極および負極間に接続された
複数のスイッチング素子のオンオフ時間を制御して、直
流モータまたは交流モータの正転または逆転可能な速度
制御を行うモータ速度制御装置において、前記オンオフ
時間のみを制御して、前記直流モータまたは前記交流モ
ータのいずれか一方の前記速度制御への切り換えを可能
にしたことを特徴とする。
【0010】また、請求項1に記載のモータ速度制御装
置において、前記直流モータをエレベータドアの開閉速
度制御に用いることを特徴とする。
【0011】また、請求項1に記載のモータ速度制御装
置において、当該モータ速度制御装置は、前記複数のス
イッチング素子の出力を3相交流モータに接続するため
の3本のモータ用出力線を備え、直流モータの接続時
は、前記複数のモータ用出力線のうち2本を前記直流モ
ータに接続し、1本を空き端子とし、この空き端子が常
時零電圧となるように、前記空き端子に対応する前記ス
イッチング素子のオンオフ時間を制御することを特徴と
する。
【0012】また、請求項1に記載のモータ速度制御装
置において、当該モータ速度制御装置は、前記複数のス
イッチング素子から3相交流モータに接続するための3
本のモータ用出力線を備え、直流モータの接続時は、前
記複数のモータ用出力線のうち2本を前記直流モータに
接続し、1本を空き端子とし、この空き端子に対応する
前記スイッチング素子のオンオフ時間が全てオフ時間と
なるように制御することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
1から図5を用いて説明する。
【0014】図1は、エレベータドア制御装置に適用さ
れた本実施形態に係るモータ速度制御装置の構成を示す
図である。
【0015】同図において、1は直流モータ、2は3相
交流モータ、3はドア開閉指令器、4はマイクロコンピ
ュータ、5は制御を行わないときや緊急時にオンオフ時
間指令を遮断するオンオフ時間指令遮断機能を備えるゲ
ートドライブ回路、6a,6b,7a,7b,8a,8
bはスイッチング素子、9は交流電源、10はダイオー
ド回路、11は平滑コンデンサ、12,13はモータの
電流を検出する電流検出器、14はモータの回転速度を
検出する回転速度検出器、15は整流回路、16はスイ
ッチング回路、21,22,23,24,25,26は
それぞれゲートドライブ回路5からスイッチング素子6
a,6b,7a,7b,8a,8bに接続される信号
線、27,28,29はそれぞれスイッチング回路16
の出力側から後述するコネクタ32に接続される出力
線、30,31は整流回路15からスイッチング回路1
6に接続される直流電源の正極および負極、32は直流
モータ1または3相交流モータ2を接続するためのモー
タ速度制御装置に設けられるコネクタ、101は駆動プ
ーリ、102はモータ側駆動ベルト、103は減速プー
リ、104はドア駆動ベルト、105,106はエレベ
ータのドア、107はドアマシンベース、108は開端
リミットスイッチ、109は閉端リミットスイッチであ
る。
【0016】同図に示すように、コネクタ32には直流
モータ1が接続されている場合を示し、3相交流モータ
2を接続する場合は、点線で示すように、直流モータ1
に代えて、コネクタ32に3相交流モータ2を接続す
る。
【0017】直流モータ1を使用する場合は、同図に示
すように、直流モータ1の正極30を出力線27に、直
流モータ1の負極を出力線28に接続する。出力線29
の末端は、コネクタ32で空端子となり接続されない。
整流回路15の正極30と出力線27、28、29との
間にスイッチング素子6a、7a、8aが、また、整流
回路15の負極31と出力線27、28、29との間に
スイッチング素子6b、7b、8bがそれぞれ接続され
る。マイクロコンピュータ4からのオンオフ時間指令、
即ち、パルス幅指令は、ゲートドライブ回路5を経て、
各々の信号線21,22,23,24,25,26を介
してスイッチング素子6a,6b,7a,7b,8a,
8bのゲートに伝達される。電流検出器12,13は出
力線27,28の電流を検出し、また、回転速度検出器
14はモータの回転速度を検出して、それぞれがマイク
ロコンピュータ4に入力され制御情報として使用され
る。なお、このエレベータードア制御装置では、回転速
度検出器14にロータリエンコーダ等を使用してドアの
位置も同時に検出する。
【0018】直流モータ1の軸に取り付けられた軸駆動
プーリ101は、モータ側駆動ベルト102を介して、
直流モータ1の動力を減速プーリ103に伝える。減速
プーリ103に伝えられた動力は、ドア側駆動ベルト1
04によりドア105,106を開閉する。開端リミッ
トスイッチ108から開端位置情報がマイクロコンピュ
ータ4へ伝えられ、同様に閉端リミットスイッチ109
から閉端位置情報がマイクロコンピュータ4へ伝えら
れ、回転速度検出器14によって得られているマイクロ
コンピュータ4内のドア位置情報と照合される。
【0019】ここで、ドア開閉指令器3から閉指令が出
力されると、マイクロコンピュータ4は、直流モータ1
を正転方向に制御するように、スイッチング素子6a,
7bから出力するパルスのオンオフ時間のオン時間を大
きくしていく。スイッチング素子6bにはスイッチング
素子6aとオン・オフが逆のパルスを出力し、スイッチ
ング素子7aには、スイッチング素子7bとオン・オフ
が逆のパルスを出力する。スイッチング素子6aと6b
のオン・オフタイミングおよびスイッチング素子7aと
7bのオン・オフタイミングには、直流電源短絡防止の
ための非ラップ時間が設けられる。また、スイッチング
素子8a,8bを通じて正極30と負極31間が短絡し
ないように、スイッチング素子8a,8bのオンオフ時
間指令は零電圧指令にて常時固定される。マイクロコン
ピュータ4は、回転速度検出器14の出力からドア位置
を検出して、スイッチング素子6a,7bに出力するオ
ンオフ時間指令を調節して、ドア105,106を加
速、定常速度走行、減速して、閉端にてドア105,1
06を停止するように制御する。
【0020】また、ドア開閉指令器3から開指令が出力
されると、マイクロコンピュータ4は、直流モータ1が
逆転する方向に制御するように、スイッチング素子7
a,6bから出力するパルスのオンオフ時間のオン時間
を大きくしていく。閉動作と同様に、スイッチング素子
7bにはスイッチング素子7aとオン・オフが逆のパル
スを出力し、スイッチング素子6aにはスイッチング素
子6bとオン・オフが逆のパルスを出力する。また、ス
イッチング素子8a、8bのオンオフ時間指令は前記と
同様の理由により常時固定される。マイクロコンピュー
タ4は、モータ回転速度検出器14の出力からドア位置
を検出して、スイッチング素子7a,6bから出力する
パルスのオンオフ時間を調節して、ドア105,106
を加速、定常速度走行、減速して、開端にてドア10
5,106停止するように制御する。
【0021】また、3相交流モータ2を使用する場合
は、同図の点線で示すように、3相交流モータ2の3相
の各端子を、コネクタ32において3相の各出力線27
〜29に接続する。マイクロコンピュータ4から出力さ
れる3相のオンオフ時間指令は、ゲートドライブ回路5
を経て、各々の信号線21,22,23,24,25,
26を介してスイッチング素子6a,6b,7a,7
b,8a,8bの各ゲートに伝達される。
【0022】3相交流モータ2の軸に取り付けられた駆
動プーリ101は、直流モータ1の場合と同様に動作す
る。
【0023】ドア開閉指令器3から閉指令が出された場
合は、マイクロコンピュータ4は、3相交流モータ2が
正転する方向に制御されるように、スイッチング素子6
a〜8bにオンオフ時間指令を出力する。スイッチング
素子6aと6b、スイッチング素子7aと7b、スイッ
チング素子8aと8bは、互いに逆のパルスが出力され
ており、それらのオン・オフタイミングには、先に述べ
たと同様に、直流電源短絡防止のため非ラップ時間が設
けられる。マイクロコンピュータ4は、モータ回転速度
検出器14の出力からドア位置を検出して、スイッチン
グ素子6a〜8bから出力するパルスのオンオフ時間を
調節して、ドア105,106を加速、定常速度走行、
減速して、閉端にてドア105,106を停止するよう
に制御する。
【0024】また、ドア開閉指令器3から開指令が出さ
れた場合は、マイクロコンピュータ4は、3相交流モー
タ2が逆転する方向に制御されるよう、スイッチング素
子6a〜8bにオンオフ時間指令を出力する。閉動作時
と同様に、マイクロコンピュータ4は、回転速度検出器
14の出力からドア位置を検出して、スイッチング素子
7a〜8bから出力するパルスのオンオフ時間を調節し
て、ドア105,106を加速、定常速度走行、減速し
て、開端にてドア105,106停止するように制御す
る。
【0025】このように、本実施形態のモータ速度制御
装置は、3相交流モータにて確立されたモータ速度制御
装置を用いて、3相交流モータ2および直流モータ1の
いずれも選択して制御することができる。
【0026】次に、本実施形態に係るモータ速度制御装
置のオンオフ時間指令の作成方法を図2から図5を用い
て説明する。
【0027】図2は、3相交流モータ2をインバータ制
御する場合のオンオフ時間指令の作成法を説明するため
の図である。
【0028】同図において、横軸は時間、縦軸は、上か
ら3角波とU相,V相,W相の各電圧指令の状態、3角
波とU相電圧指令を比較して得られるスイッチング素子
6a,6bのオンオフ時間指令の状態、3角波とV相電
圧指令を比較して得られるスイッチング素子7a,7b
のオンオフ時間指令の状態、3角波とW相電圧指令を比
較して得られるスイッチング素子8a,8bのオンオフ
時間指令の各状態を示している。
【0029】このオンオフ時間指令作成法は、マイクロ
コンピュータ4内にてU相,V相,W相の各電圧指令を
それぞれ3角波と比較してオンオフ時間を決める方式で
あり、ここで、一定周波数の場合は定回転となる。
【0030】図3は、直流モータ1をチョッパ制御する
場合のオンオフ時間指令作成法を説明するための図であ
る。
【0031】同図において、横軸は時間、縦軸は、上か
ら3角波とP側,N側,空端子の各電圧指令の状態、3
角波とP側電圧指令を比較して得られるスイッチング素
子6a,6bのオンオフ時間指令の状態、3角波とN側
電圧指令を比較して得られるスイッチング素子7a,7
bのオンオフ時間指令の状態、3角波と零電圧指令を比
較して得られるスイッチング素子8a,8bのオンオフ
時間指令の状態を示している。
【0032】このオンオフ時間指令作成法は、図2に示
す方式と同様に、マイクロコンピュータ4内にてN側お
よびP側の電圧指令と3角波を比較してオンオフ時間を
決める方式であり、ここで、一定の正電圧指令の場合は
正側定回転となる。図1の出力線29に対応する電圧指
令を図3では、空端子用指令として零電圧指令で固定さ
れている。このように、このオンオフ時間指令作成法
は、直流モータをチョッパ制御する場合に空き端子に対
応するスイッチング素子8a、8bに常時、零電圧指令
に対応するオンオフ時間指令をマイクロコンピュータ4
から出力するようにした点に特徴がある。
【0033】一方、図示していないが、直流モータをチ
ョッパ制御する場合に空き端子に対応するスイッチング
素子8a、8bにオンオフ時間指令をマイクロコンピュ
ータ4から出力しないで、図1の直流電源の正極30と
負極31が短絡しないようにスイッチング素子8a、8
bの両方を常時オフしておく方法もある。
【0034】上記のごとく、本実施形態によれば、図2
および図3に示すように、3相交流モータをインバータ
制御する場合と直流モータをチョッパ制御する場合との
切り換えは、マイクロコンピュータ4内で発生させる電
圧指令を変えることにより容易に行うことができる。
【0035】図4および図5は、それぞれ図3に示すオ
ンオフ時間指令作成法によって作成されたオンオフ時間
指令と実際に直流モータ1に印加される出力線27,2
8間の電圧との関係を説明するための図である。
【0036】これらの図において、横軸は時間、縦軸
は、上から3角波とP側およびN側の各電圧指令の状
態、3角波とP側電圧指令を比較して得られるスイッチ
ング素子6a,6bのオンオフ時間指令の状態、3角波
とN側電圧指令を比較して得られるスイッチング素子7
a,7bのオンオフ時間指令の状態、出力線27,28
間の出力電圧の状態を示している。
【0037】図4は正電圧指令時を示しており、出力線
27,28間の出力電圧も正側の出力のみとなり、直流
モータ1は正転する。
【0038】図5は、図4の正電圧指令時に対して負電
圧指令時を示しており、出力線27、28間の出力電圧
も負側の出力のみとなり、直流モータ1は逆転すること
になる。
【0039】なお、正電圧指令時、負電圧指令時とも
に、出力電圧のオンオフ時間指令は、従来技術の方式の
ものと異なるが、オン時間は同じになる。また、電位差
Vは、直流電源の正極側30と負極側31の電位差であ
る。
【0040】このように、本実施形態によれば、図1に
示すように、6つのスイッチング素子を持った3相交流
モータのインバータ制御方式のモータ速度制御装置を基
本に、ハードウエア回路を変更せずに直流モータのチョ
ッパ制御方式をマイクロコンピュータのソフトウエアを
変更することによって達成することができ、同一のハー
ドウエア回路を用いて複種類のモータのモータ速度制御
装置を実現することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明のモータ速度制御装置によれば、
速度制御される直流モータ、3相交流モータの種類に係
わらず、モータ速度制御装置のハードウェア構成を変更
することなく、スイッチング素子のオンオフ時間のみを
変更することにより、直流モータおよび3相交流モータ
のいずれの速度制御も行うことができ、従来技術のよう
な直流モータと交流モータとの駆動を切り換えるための
スイッチ手段を必要とせず、低コストのモータ速度制御
装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エレベータドア制御装置に適用した、本発明の
一実施形態に係るモータ速度制御装置の構成を示す図で
ある。
【図2】本実施形態に係る3相交流モータ2をインバー
タ制御する場合のオンオフ時間指令作成法を説明するた
めの図である。
【図3】本実施形態に係る直流モータ1をチョッパ制御
する場合のオンオフ時間指令作成法を説明するための図
である。
【図4】図3に示すオンオフ時間指令作成法によって作
成されたオンオフ時間指令と実際に直流モータ1に印加
される出力線27,28間の電圧との関係を説明する図
である。
【図5】図3に示すオンオフ時間指令作成法によって作
成されたオンオフ時間指令と実際に直流モータ1に印加
される出力線27,28間の電圧との関係を説明する図
である。
【符号の説明】
1 直流モータ 2 3相交流モータ 3 ドア開閉指令器 4 マイクロコンピュータ 5 ゲートドライブ回路 6a,6b,7a,7b,8a,8b スイッチング素
子 9 交流電源 10 ダイオード回路 11 平滑コンデンサ 12,13 電流検出器 14 回転速度検出器 15 整流回路 16 スイッチング回路 21,22,23,24,25,26 信号線 30 直流電源の正極 31 直流電源の負極 32 コネクタ 105,106 ドア 107 ドアマシンベース 108 開端リミットスイッチ 109 閉端リミットスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 一朗 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 小野 陽一 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 江口 康治 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 Fターム(参考) 3F307 BA01 EA21 5H550 AA07 AA17 BB10 CC05 DD06 DD10 GG08 HA08 HB07 HB12 HB16 HB20 JJ03 KK05 LL07 LL22 LL36 PP04 5H571 AA09 BB10 CC05 DD10 GG07 GG10 HA09 HB01 HC03 HD02 JJ03 KK05 LL07 LL22 LL33 PP01 PP02 5H576 AA07 AA16 BB10 CC05 DD04 DD10 EE30 GG07 GG10 HA03 HB02 HB10 JJ03 KK05 LL07 LL22 LL42 PP01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の正極および負極間に接続され
    た複数のスイッチング素子のオンオフ時間を制御して、
    直流モータまたは交流モータの正転または逆転可能な速
    度制御を行うモータ速度制御装置において、 前記オンオフ時間のみを制御して、前記直流モータまた
    は前記交流モータのいずれか一方の前記速度制御への切
    り換えを可能にしたことを特徴とするモータ速度制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記直流モータをエレベータドアの開閉速度制御に用い
    ることを特徴とするモータ速度制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 当該モータ速度制御装置は、前記複数のスイッチング素
    子の出力を3相交流モータに接続するための3本のモー
    タ用出力線を備え、直流モータの接続時は、前記複数の
    モータ用出力線のうち2本を前記直流モータに接続し、
    1本を空き端子とし、この空き端子が常時零電圧となる
    ように、前記空き端子に対応する前記スイッチング素子
    のオンオフ時間を制御することを特徴とするモータ速度
    制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 当該モータ速度制御装置は、前記複数のスイッチング素
    子から3相交流モータに接続するための3本のモータ用
    出力線を備え、直流モータの接続時は、前記複数のモー
    タ用出力線のうち2本を前記直流モータに接続し、1本
    を空き端子とし、この空き端子に対応する前記スイッチ
    ング素子のオンオフ時間が全てオフ時間となるように制
    御することを特徴とするモータ速度制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012175725A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Nippon Reliance Kk モータ制御装置
CN102666350A (zh) * 2009-10-29 2012-09-12 奥的斯电梯公司 电梯门控制器系统

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