JP2001025098A - 車載用音響システム - Google Patents

車載用音響システム

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JP2001025098A
JP2001025098A JP11191445A JP19144599A JP2001025098A JP 2001025098 A JP2001025098 A JP 2001025098A JP 11191445 A JP11191445 A JP 11191445A JP 19144599 A JP19144599 A JP 19144599A JP 2001025098 A JP2001025098 A JP 2001025098A
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    • HELECTRICITY
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    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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  • Stereophonic Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 5.1チャンネル方式などマルチチャンネル
録音された音楽ソースを車両内で再生する場合に、運転
席や助手席などの聴取点において本来前方中央に定位す
べきボーカル(人の歌声)が不自然な音響再生をなくし
た車載用音響システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 ボーカル成分が多く録音されている前方
正面信号や左右前方信号を左右後方信号に加算すること
によって、後部の左右スピーカ106,107からもボ
ーカル成分を再生することによってボーカルを中央に定
位させ、自然なマルチチャンネルの音楽再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は近年デジタルメディ
アの急速な進展により、マルチチャンネルの録音が行わ
れた音楽ソースが車両においても採用されつつある中
で、車両内でこれらのマルチチャンネルの音楽ソースを
高音質で再生するための車載用音響システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】最近製品化されたDVDに代表される高
容量のデジタルメディアにおいては、その高容量を活か
してオーディオ装置からの再生音を聴取する際に臨場感
を高める目的でマルチチャンネルの録音がなされるケー
スが多くなっている。その具体的な例として、聴取者の
右前方、正面前方、左前方、右後方、左後方にスピーカ
を設置して聴取することを目的とした5チャンネルと、
音楽の低域成分だけを録音したサブチャンネルをもつ、
いわゆる5.1チャンネル方式と呼ばれるものが実用化
されている。
【0003】一般家庭では既に、この録音システムを右
前方、正面前方、左前方、右後方、左後方に設置したス
ピーカと低域専用のスピーカにて再生することにより、
非常に臨場感のある音響再生を可能とする音響システム
が開発され実用されている。一方この多チャンネルの音
楽ソースを車両に持ち込み臨場感ある音響再生を目指す
車両用音響システムの開発は緒についたばかりである。
【0004】図10にマルチチャンネル録音された音楽
ソースを車室内で音響再生する場合の従来例を示す。こ
れは上記でも説明したいわゆる5.1チャンネル方式の
音響再生例であり、5.1チャンネルの音楽ソース再生
装置1001により電気信号として再生され、右前方信
号、左前方信号はそれぞれ前部右ドア、前部左ドアに配
置されたスピーカ1003,1004に加えられ、右後
方信号、左後方信号はそれぞれ後部右ドア、後部左ドア
に設置されたスピーカ1005,1006に加えられ
る。正面前方信号についてはダッシュボード中央のスピ
ーカ1002に信号を加えられて再生される場合と、一
般的に車両のダッシュボード中央にはスピーカ設置が非
常に困難であることが多いのでダッシュボード中央にス
ピーカが設置できない場合は、正面前方信号を左右前方
信号に加算して前部右ドアと前部左ドアに配置されたス
ピーカ1003,1004から正面前方信号成分も再生
できるようにする場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】車両においてはスピー
カの設置は一般的に前方には前部右ドア、前部左ドア、
後方には後部右ドア、後部左ドア(もしくはリアトレイ
左右)にされている。この配置で従来のステレオ信号を
再生するシステムにおいては、ステレオ信号の右信号は
前部右ドアと後部右ドア(もしくはリアトレイ右部)に
設置されたスピーカに加えられ再生される。ステレオ信
号の左信号は前部左ドアと後部左ドア(もしくはリアト
レイ左部)に設置されたスピーカに加えられ再生され
る。ここで後部ドアもしくはリアトレイに設置されたス
ピーカの役割を考えると、後部座席に座った人への音の
提供という側面があるのはいうまでもないが、前席(運
転席、助手席)における音質、音像の改善にも大きな役
割を果たしている。
【0006】なぜなら前部右ドア、前部左ドアのみにス
ピーカが設置されており、ステレオ信号を再生した場合
を考えると、車両内の前方においての聴取位置は運転席
もしくは助手席であり、前部左右のドアに設置されたス
ピーカの中心ではなく、左右どちらかに大きく偏った位
置となっている。このような場合、左右のスピーカから
の音波の聴取点での到達時間差、音圧差が顕著になり、
明らかに音像は聴取点に近いスピーカに偏って聞こえ
る。
【0007】そして特にこの現象はステレオソースの左
右信号のなかのモノラル信号成分において顕著であり、
モノラル成分が中心の本来左右のスピーカの中央に定位
すべきボーカル(人の歌声)がどちらかのスピーカの方
向に不自然に定位してしまうという現象が発生する。
【0008】一方、同様のステレオ信号を後部ドアもし
くはリアトレイに設置されたスピーカからも再生する
と、前部右ドア、前部左ドアに配置されたスピーカのみ
からステレオ信号を再生した時と比較して、音場が適当
に乱され、聴取点(運転席もしくは助手席)におけるス
テレオ信号の左右信号の音波の到着時間差、音圧差を緩
和することができるために、特にモノラル成分の多いボ
ーカル(人の歌声)が片方のスピーカの方向に偏ること
なく、中央に定位することとなりより自然に再生するこ
とが可能となる。
【0009】このように車両の音造りにおいて、後部ド
アもしくはリアトレイに設置された左右スピーカに前部
右ドア、前部左ドアに設置されたスピーカへの信号と同
一、もしくは影響の大きいモノラル信号成分を加えるこ
とによって、自然なボーカル成分の再生を行う上で非常
に重要となっている。
【0010】多チャンネル録音システム(5.1チャン
ネルシステム)においてはボーカル成分は主に、正面前
方信号と左右前方信号に録音されている。これを図10
で示した従来構造にて車両内で再生しても、ボーカル成
分は前部右ドア、前部左ドアのスピーカからしか再生さ
れず、上記車両内のステレオ再生の構成で説明したよう
に、聴取点における音波の到達時間差、音圧差が顕著に
なり、ボーカルの定位がどちらかのスピーカ方向に不自
然に偏るといった課題があった。
【0011】本発明は上記従来の欠点を除去し、自然な
ボーカル再生ができる車載用音響システムを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の車載用音響システムは、聴取者の正面前方、
右前方、左前方、右後方、左後方に置かれたスピーカか
ら音響信号を再生することを目的に録音された5チャン
ネルのマルチチャンネルの音楽ソースもしくは、聴取者
の右前方、左前方、右後方、左後方に置かれたスピーカ
から音響信号を再生することを目的に録音された4チャ
ンネルのマルチチャンネルの音楽ソースと、これらの音
楽ソースを電気信号に再生する再生装置と、前記再生装
置からのマルチチャンネルの信号を加工処理する信号処
理装置と、この信号処理装置からのマルチチャンネルの
電気信号をそれぞれ音響出力として車室内に放射するた
めに車室に設置された複数のスピーカからなる車載用音
響システムにおいて、前記信号処理装置からの出力のう
ち右後方用信号出力として前記再生装置からの右後方信
号に、ボーカル成分を多く含む正面前方、右前方、左前
方などの前方信号の一部を加算した信号を出力し左後方
用信号出力として前記再生装置からの左後方信号に、同
じく正面前方、右前方、左前方などの前方信号の一部を
加算した信号を出力することによって、マルチチャンネ
ルの臨場感の良さを活かしながら車室内音響システムで
生じるボーカルの不自然な定位を防止した高音質再生を
行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、少なくとも聴取者の正面前方、右前方、左前方、右
後方、左後方に置かれたスピーカから音響信号を再生す
ることを目的に録音されたマルチチャンネルの音楽ソー
スと、この音楽ソースを電気信号として再生する再生装
置と、前記再生装置からのマルチチャンネルの信号を加
工処理する信号処理装置と、この信号処理装置からのマ
ルチチャンネルの電気信号をそれぞれ音響出力として車
室内に放射するために車室に設置された複数のスピーカ
からなる車載用音響システムにおいて、前記信号処理装
置からの出力が前記再生装置によって再生された音楽ソ
ースからの信号のうち正面前方信号はそのままで正面前
方用出力信号として出力され、前記音楽ソースからの信
号のうち右前方信号に正面前方信号の一部を加えた信号
を右前方用出力信号、前記音楽ソースからの信号のうち
左前方信号に正面前方信号の一部を加えた信号を左前方
用出力信号、前記音楽ソースからの信号のうち右後方信
号に正面前方信号の一部を加えた信号を右後方用出力信
号、前記音楽ソースからの信号のうち左後方信号に正面
前方信号の一部を加えた信号を左後方用出力信号として
出力することによって、ボーカルが多く含まれる正面前
方信号が車室内の後方に設置されたスピーカからも再生
されることになり、マルチチャンネル録音ソースの臨場
感の良さを活かしながら、ボーカルの不自然さが現れな
い良好な音響再生ができるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、少なく
とも聴取者の正面前方、右前方、左前方、右後方、左後
方に置かれたスピーカから音響信号を再生することを目
的に録音されたマルチチャンネルの音楽ソースと、この
音楽ソースを電気信号として再生する再生装置と、前記
再生装置からのマルチチャンネルの信号を加工処理する
信号処理装置と、この信号処理装置からのマルチチャン
ネルの電気信号をそれぞれ音響出力として車室内に放射
するために車室に設置された複数のスピーカからなる車
載用音響システムにおいて、前記信号処理装置からの出
力が前記再生装置によって再生された音楽ソースからの
信号のうち正面前方、右前方、左前方信号はそのままで
それぞれ正面前方用出力信号、右前方用出力信号、左前
方用出力信号として出力され、前記音楽ソースからの信
号のうち右後方信号に正面前方信号の一部を加えた信号
を右後方用出力信号、前記音楽ソースからの信号のうち
左後方信号に正面前方信号の一部を加えた信号を左後方
用出力信号として出力することによって、ボーカルが多
く含まれる正面前方信号が車室内の後方に設置されたス
ピーカからも再生されることになり、マルチチャンネル
録音ソースの臨場感の良さを活かしながら、ボーカルの
不自然さが現れない良好な音響再生ができるという作用
を有する。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、少なく
とも聴取者の正面前方、右前方、左前方、右後方、左後
方に置かれたスピーカから音響信号を再生することを目
的に録音されたマルチチャンネルの音楽ソースと、この
音楽ソースを電気信号として再生する再生装置と、前記
再生装置からのマルチチャンネルの信号を加工処理する
信号処理装置と、この信号処理装置からのマルチチャン
ネルの電気信号をそれぞれ音響出力として車室内に放射
するために車室に設置された複数のスピーカからなる車
載用音響システムにおいて、前記信号処理装置からの出
力が前記再生装置によって再生された音楽ソースからの
信号のうち正面前方信号はそのままで正面前方用出力信
号として出力され、前記音楽ソースからの信号のうち右
前方信号に正面前方信号の一部を加えた信号を右前方用
出力信号、前記音楽ソースからの信号のうち左前方信号
に正面前方信号の一部を加えた信号を左前方用出力信
号、前記音楽ソースからの信号のうち右後方信号に正面
前方信号の一部と右前方信号の一部を加えた信号を右後
方用出力信号、前記音楽ソースからの信号のうち左後方
信号に正面前方信号の一部と左前方信号の一部を加えた
信号を左後方用出力信号として出力することによって、
ボーカルが多く含まれる正面前方信号及び左右前方信号
が車室内の後方に設置されたスピーカからも再生される
ことになり、マルチチャンネル録音ソースの臨場感の良
さを活かしながら、ボーカルの不自然さが現れない良好
な音響再生ができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、少なく
とも聴取者の正面前方、右前方、左前方、右後方、左後
方に置かれたスピーカから音響信号を再生することを目
的に録音されたマルチチャンネルの音楽ソースと、この
音楽ソースを電気信号として再生する再生装置と、前記
再生装置からのマルチチャンネルの信号を加工処理する
信号処理装置と、この信号処理装置からのマルチチャン
ネルの電気信号をそれぞれ音響出力として車室内に放射
するために車室に設置された複数のスピーカからなる車
載用音響システムにおいて、前記信号処理装置からの出
力が前記再生装置によって再生された音楽ソースからの
信号のうち正面前方信号はそのままで正面前方用出力信
号として出力され、前記音楽ソースからの信号のうち右
前方信号に正面前方信号の一部を加えた信号を右前方用
出力信号、前記音楽ソースからの信号のうち左前方信号
に正面前方信号の一部を加えた信号を左前方用出力信
号、前記音楽ソースからの信号のうち右後方信号に正面
前方信号の一部と右前方信号と左前方信号を加算したも
のの一部を加えた信号を右後方用出力信号、前記音楽ソ
ースからの信号のうち左後方信号に正面前方信号の一部
と右前方信号と左前方信号を加算した信号の一部を加え
た信号を左後方用出力信号として出力することによっ
て、ボーカルが多く含まれる正面前方信号及び左右前方
信号が車室内の後方に設置されたスピーカからも再生さ
れることになり、マルチチャンネル録音ソースの臨場感
の良さを活かしながら、ボーカルの不自然さが現れず良
好な音響再生ができるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項5に記載の発明は、少なく
とも聴取者の正面前方、右前方、左前方、右後方、左後
方に置かれたスピーカから音響信号を再生することを目
的に録音されたマルチチャンネルの音楽ソースと、この
音楽ソースを電気信号として再生する再生装置と、前記
再生装置からのマルチチャンネルの信号を加工処理する
信号処理装置と、この信号処理装置からのマルチチャン
ネルの電気信号をそれぞれ音響出力として車室内に放射
するために車室に設置された複数のスピーカからなる車
載用音響システムにおいて、前記信号処理装置からの出
力が前記再生装置によって再生された音楽ソースからの
信号のうち正面前方、右前方、左前方信号はそのままで
それぞれ正面前方用出力信号、右前方用出力信号、左前
方用出力信号として出力され、前記音楽ソースからの信
号のうち右後方信号に正面前方信号の一部と右前方信号
と左前方信号を加算した信号の一部を加えた信号を右後
方出力信号、前記音楽ソースからの信号のうち左後方信
号に正面前方信号の一部と右前方信号と左前方信号を加
算した信号の一部を加えた信号を左後方用出力信号とし
て出力することによって、ボーカルが多く含まれる正面
前方信号は車室内の後方に設置されたスピーカからも再
生されることになり、録音ソースの臨場感の良さを活か
しながら、ボーカルの不自然さが現れない良好な音響再
生ができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項6に記載の発明は、少なく
とも聴取者の右前方、左前方、右後方、左後方に置かれ
たスピーカから音響信号を再生することを目的に録音さ
れたマルチチャンネルの音楽ソースと、この音楽ソース
を電気信号として再生する再生装置と、前記再生装置か
らのマルチチャンネルの信号を加工処理する信号処理装
置と、この信号処理装置からのマルチチャンネルの電気
信号をそれぞれ音響出力として車室内に放射するために
車室に設置された複数のスピーカからなる車載用音響シ
ステムにおいて、前記信号処理装置からの出力が前記再
生装置によって再生された音楽ソースからの信号のうち
右前方信号、左前方信号はそのままでそれぞれ右前方用
出力信号、左前方用出力信号として出力され、前記音楽
ソースからの信号のうち右後方信号に右前方信号の一部
を加えた信号を右後方用出力信号、前記音楽ソースから
の信号のうち左後方信号に左前方信号の一部を加えた信
号を左後方用出力信号として出力することによってボー
カルが多く含まれる左右前方信号は車室内の後方に設置
されたスピーカからも再生されることになり、マルチチ
ャンネル録音ソースの臨場感の良さを活かしながら、ボ
ーカルの不自然さが現れない良好な音響再生ができると
いう作用を有する。
【0019】本発明の請求項7に記載の発明は、少なく
とも聴取者の右前方、左前方、右後方、左後方に置かれ
たスピーカから音響信号を再生することを目的に録音さ
れたマルチチャンネルの音楽ソースと、この音楽ソース
を電気信号として再生する再生装置と、前記再生装置か
らのマルチチャンネルの信号を加工処理する信号処理装
置と、この信号処理装置からのマルチチャンネルの電気
信号をそれぞれ音響出力として車室内に放射するために
車室に設置された複数のスピーカからなる車載用音響シ
ステムにおいて、前記信号処理装置からの出力が前記再
生装置によって再生された音楽ソースからの信号のうち
右前方信号、左前方信号はそのままでそれぞれ右前方用
出力信号、左前方用出力信号として出力され、前記音楽
ソースからの信号のうち右後方信号に右前方信号と左後
方信号を加算した信号の一部を加えた信号を右後方用出
力信号、前記音楽ソースからの信号のうち左後方信号に
右前方信号と左前方信号を加算した信号の一部を加えた
信号を左後方用出力信号として出力されることによって
ボーカルが多く含まれる左右前方信号は車室内の後方に
設置されたスピーカからも再生されることとなり、マル
チチャンネル録音ソースの臨場感の良さを活かしなが
ら、ボーカルの不自然さが現れない良好な音響再生がで
きるという作用を有する。
【0020】以下、本発明の形態について図面を用いて
説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は本発明の車載用音
響システムの第1の実施の形態の構成例を示す。図1に
おいて101はマルチチャンネルの音楽ソースを電気信
号に再生するDVDプレーヤなどの再生装置であり、1
02はマルチチャンネルの録音ソースを再生装置101
によって再生されたマルチチャンネルの電気信号を処理
する信号処理装置である。103〜107は信号処理装
置からの出力信号を音波として車室内に放射するために
車両に設置されたスピーカであり、103は信号処理装
置102の正面前方用出力信号を車室内に放射するた
め、車両のダッシュボード中央などに設置されているス
ピーカである。104は信号処理装置102の右前方用
出力信号を車室内に放射するため、車両の前部右ドアな
どに設置されているスピーカである。105は信号処理
装置102の左前方用出力信号を車室内に放射するた
め、車両の前部左ドアなどに設置されているスピーカで
ある。106は信号処理装置102の右後方用出力信号
を車室内に放射するため、車両の後部右ドアなどに設置
されているスピーカである。107は信号処理装置10
2の左後方用出力信号を車室内に放射するため、車両の
後部左ドアなどに設置されているスピーカである。
【0022】図2は信号処理装置102の信号処理を具
体的に説明する第1の具体構成例であり、請求項1に記
載の構成である。図3は信号処理装置102の信号処理
を具体的に説明する第2の具体構成例であり、請求項2
に記載の構成である。図4は信号処理装置102の信号
処理を具体的に説明する第3の具体構成例であり、請求
項3に記載の構成である。図5は信号処理装置102の
信号処理を具体的に説明する第4の具体構成例であり、
請求項4に記載の構成である。図6は信号処理装置10
2の信号処理を具体的に説明する第5の具体構成例であ
り、請求項5に記載の構成である。
【0023】次に本発明の実施の形態1について、以下
にその動作について説明する。
【0024】図1においてマルチチャンネルで録音され
た音楽ソースは、再生装置101によって正面前方、右
前方、左前方、右後方、左後方の電気信号として再生さ
れる。このマルチチャンネルの電気信号は信号処理装置
102で処理されてそれぞれ正面前方用出力信号、右前
方用出力信号、左前方用出力信号、右後方用出力信号、
左後方用出力信号としてスピーカ103〜107に加え
られ音響再生が行われる。この時信号処理装置102は
たとえば図2の構成をなしており、正面前方信号はその
まま正面前方用出力信号として処理され、右前方信号に
正面前方信号の一部を加えたものが右前方用出力信号と
して処理され、左前方信号に正面前方信号の一部を加え
たものが左前方用出力信号として処理され、右後方信号
に正面前方信号の一部を加えたものが右前方用出力信号
として処理され、左後方信号に正面前方信号の一部を加
えたものが左後方用出力信号として処理される。
【0025】こうすることによって、特にボーカル成分
の多い正面前方信号の一部をすべてのスピーカへの信号
に加えることができ、後部のスピーカ106,107か
らもボーカル成分が音波として再生できることとなり、
従来例に見られるようなボーカルの不自然な定位が防止
でき、マルチチャンネルに録音された音楽ソースの持つ
臨場感の良さを活かしつつ、ボーカルも中央に定位した
自然な音響再生ができるという有利な効果が得られる。
【0026】尚、図1の構成において、正面前方用出力
信号を受け音波として放射するスピーカ103が存在す
るが、車両においてはダッシュボードにスピーカを取り
付けることが困難な場合が多く、このスピーカ103が
ない場合においては、左右前方用出力信号により多くの
正面前方信号を加えることによって、同様に適用できる
ことはいうまでもない。
【0027】また、図3〜図6は信号処理装置102の
構成の違いであり、その内容は後方用信号にボーカル成
分の多く含まれる正面前方信号、右前方信号、左前方信
号を加える方法の相違であり、その動作、作用について
は上記と同様であるため説明を省略する。
【0028】(実施の形態2)図7は本発明の車載用音
響システムの第2の実施の形態の構成例を示す。図7に
おいて701はマルチチャンネルの録音ソースを電気信
号に再生するDVDプレーヤなどの再生装置であり、7
02はマルチチャンネルの録音ソースを再生装置701
によって再生された多チャンネルの電気信号を処理する
信号処理装置である。703〜706は信号処理装置か
らの出力信号を音波として車室内に放射するために車両
に設置されたスピーカであり、703は信号処理装置7
02の右前方用出力信号を車室内に放射するため、車両
の前部右ドアなどに設置されているスピーカである。7
04は信号処理装置702の左前方用出力信号を車室内
に放射するため、車両の前部左ドアなどに設置されてい
るスピーカである。705は信号処理装置702の右後
方用出力信号を車室内に放射するため、車両の後部右ド
アなどに設置されているスピーカである。706は信号
処理装置702の左後方用出力信号を車室内に放射する
ため、車両の後部左ドアなどに設置されているスピーカ
である。
【0029】図8は信号処理装置702の信号処理を具
体的に説明する第1の具体構成例であり、請求項6に記
載の構成である。図9は信号処理装置702の信号処理
を具体的に説明する第2の具体構成例であり、請求項7
に記載の構成である。
【0030】次に本発明の実施の形態2について、以下
にその動作について説明する。
【0031】図7においてマルチチャンネルで録音され
た音楽ソースは、再生装置701によって、右前方、左
前方、右後方、左後方の電気信号として再生される。こ
のマルチチャンネルの電気信号は信号処理装置702で
処理されて、それぞれ右前方用出力信号、左前方用出力
信号、右後方用出力信号、左後方用出力信号としてスピ
ーカ703〜706に加えられ音響再生が行われる。こ
の時信号処理装置702はたとえば図8の構成をなして
おり、右前方信号と左前方信号はそのままそれぞれ右前
方用出力信号、左前方用出力信号として処理され、右後
方信号に右前方信号の一部を加えたものが右後方用出力
信号として処理され、左後方信号に左前方信号の一部を
加えたものが左後方用出力信号として処理される。
【0032】こうすることによって、特にボーカル成分
の多い右前方信号及び左前方信号の一部を後部のスピー
カ705,706に加えることができ、後部のスピーカ
705,706からもボーカル成分が音波として再生で
きることとなり、従来例で見られるようなボーカルの不
自然な定位が防止でき、マルチチャンネルに録音された
音楽ソースの持つ臨場感の良さを活かしつつ、ボーカル
も中央に定位した自然な音響再生ができるという有利な
効果が得られる。
【0033】また、図9は信号処理装置702の構成の
違いであり、その内容は後方用信号にボーカル成分の多
く含まれる右前方信号、左前方信号を加える方法の相違
であり、その動作、作用については上記と同様であるた
め説明を省略する。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マルチチ
ャンネルの音楽ソースを車室内で再生する場合におい
て、マルチチャンネルの臨場感の良さは活かしながら、
車室内での聴取位置は特殊であることからくるボーカル
の不自然な定位を防止し、自然な音響再生が可能となる
車載用音響システムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用音響システムの第1の実施の形
態の構成例を示す構造図
【図2】本発明の車載用音響システムの第1の実施の形
態の信号処理装置の第1の構成を示す構造図
【図3】本発明の車載用音響システムの第1の実施の形
態の信号処理装置の第2の構成を示す構造図
【図4】本発明の車載用音響システムの第1の実施の形
態の信号処理装置の第3の構成を示す構造図
【図5】本発明の車載用音響システムの第1の実施の形
態の信号処理装置の第4の構成を示す構造図
【図6】本発明の車載用音響システムの第1の実施の形
態の信号処理装置の第5の構成を示す構造図
【図7】本発明の車載用音響システムの第2の実施の形
態の構成例を示す構造図
【図8】本発明の車載用音響システムの第2の実施の形
態の信号処理装置の第1の構成を示す構造図
【図9】本発明の車載用音響システムの第1の実施の形
態の信号処理装置の第2の構成を示す構造図
【図10】マルチチャンネルの音楽ソースを車室内で再
生する場合の従来構成を示す構造図
【符号の説明】
101 再生装置 102 信号処理装置 103〜107 スピーカ 701 再生装置 702 信号処理装置 703〜706 スピーカ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも聴取者の正面前方、右前方、
    左前方、右後方、左後方に置かれたスピーカから音響信
    号を再生することを目的に録音されたマルチチャンネル
    の音楽ソースと、この音楽ソースを電気信号として再生
    する再生装置と、前記再生装置からのマルチチャンネル
    の信号を加工処理する信号処理装置と、この信号処理装
    置からのマルチチャンネルの電気信号をそれぞれ音響出
    力として車室内に放射するために車室に設置された複数
    のスピーカからなる車載用音響システムにおいて、前記
    信号処理装置からの出力が前記再生装置によって再生さ
    れた音楽ソースからの信号のうち正面前方信号はそのま
    まで正面前方用出力信号として出力され、前記音楽ソー
    スからの信号のうち右前方信号に正面前方信号の一部を
    加えた信号を右前方用出力信号、前記音楽ソースからの
    信号のうち左前方信号に正面前方信号の一部を加えた信
    号を左前方用出力信号、前記音楽ソースからの信号のう
    ち右後方信号に正面前方信号の一部を加えた信号を右後
    方用出力信号、前記音楽ソースからの信号のうち左後方
    信号に正面前方信号の一部を加えた信号を左後方用出力
    信号として出力されるように構成した車載用音響システ
    ム。
  2. 【請求項2】 少なくとも聴取者の正面前方、右前方、
    左前方、右後方、左後方に置かれたスピーカから音響信
    号を再生することを目的に録音されたマルチチャンネル
    の音楽ソースと、この音楽ソースを電気信号として再生
    する再生装置と、前記再生装置からのマルチチャンネル
    の信号を加工処理する信号処理装置と、この信号処理装
    置からのマルチチャンネルの電気信号をそれぞれ音響出
    力として車室内に放射するために車室に設置された複数
    のスピーカからなる車載用音響システムにおいて、前記
    信号処理装置からの出力が前記再生装置によって再生さ
    れた音楽ソースからの信号のうち正面前方、右前方、左
    前方信号はそのままでそれぞれ正面前方用出力信号、右
    前方用出力信号、左前方用出力信号として出力され、前
    記音楽ソースからの信号のうち右後方信号に正面前方信
    号の一部を加えた信号を右後方用出力信号、前記音楽ソ
    ースからの信号のうち左後方信号に正面前方信号の一部
    を加えた信号を左後方用出力信号として出力されるよう
    に構成した車載用音響システム。
  3. 【請求項3】 少なくとも聴取者の正面前方、右前方、
    左前方、右後方、左後方に置かれたスピーカから音響信
    号を再生することを目的に録音されたマルチチャンネル
    の音楽ソースと、この音楽ソースを電気信号として再生
    する再生装置と、前記再生装置からのマルチチャンネル
    の信号を加工処理する信号処理装置と、この信号処理装
    置からのマルチチャンネルの電気信号をそれぞれ音響出
    力として車室内に放射するために車室に設置された複数
    のスピーカからなる車載用音響システムにおいて、前記
    信号処理装置からの出力が前記再生装置によって再生さ
    れた音楽ソースからの信号のうち正面前方信号はそのま
    まで正面前方用出力信号として出力され、前記音楽ソー
    スからの信号のうち右前方信号に正面前方信号の一部を
    加えた信号を右前方用出力信号、前記音楽ソースからの
    信号のうち左前方信号に正面前方信号の一部を加えた信
    号を左前方用出力信号、前記音楽ソースからの信号のう
    ち右後方信号に正面前方信号の一部と右前方信号の一部
    を加えた信号を右後方用出力信号、前記音楽ソースから
    の信号のうち左後方信号に正面前方信号の一部と左前方
    信号の一部を加えた信号を左後方用出力信号として出力
    されるように構成した車載用音響システム。
  4. 【請求項4】 少なくとも聴取者の正面前方、右前方、
    左前方、右後方、左後方に置かれたスピーカから音響信
    号を再生することを目的に録音されたマルチチャンネル
    の音楽ソースと、この音楽ソースを電気信号として再生
    する再生装置と、前記再生装置からのマルチチャンネル
    の信号を加工処理する信号処理装置と、この信号処理装
    置からのマルチチャンネルの電気信号をそれぞれ音響出
    力として車室内に放射するために車室に設置された複数
    のスピーカからなる車載用音響システムにおいて、前記
    信号処理装置からの出力が前記再生装置によって再生さ
    れた音楽ソースからの信号のうち正面前方信号はそのま
    まで正面前方用出力信号として出力され、前記音楽ソー
    スからの信号のうち右前方信号に正面前方信号の一部を
    加えた信号を右前方用出力信号、前記音楽ソースからの
    信号のうち左前方信号に正面前方信号の一部を加えた信
    号を左前方用出力信号、前記音楽ソースからの信号のう
    ち右後方信号に正面前方信号の一部と右前方信号と左前
    方信号を加算したものの一部を加えた信号を右後方用出
    力信号、前記音楽ソースからの信号のうち左後方信号に
    正面前方信号の一部と右前方信号と左前方信号を加算し
    た信号の一部を加えた信号を左後方用出力信号として出
    力されるように構成した車載用音響システム。
  5. 【請求項5】 少なくとも聴取者の正面前方、右前方、
    左前方、右後方、左後方に置かれたスピーカから音響信
    号を再生することを目的に録音されたマルチチャンネル
    の音楽ソースと、この音楽ソースを電気信号として再生
    する再生装置と、前記再生装置からのマルチチャンネル
    の信号を加工処理する信号処理装置と、この信号処理装
    置からのマルチチャンネルの電気信号をそれぞれ音響出
    力として車室内に放射するために車室に設置された複数
    のスピーカからなる車載用音響システムにおいて、前記
    信号処理装置からの出力が前記再生装置によって再生さ
    れた音楽ソースからの信号のうち正面前方、右前方、左
    前方信号はそのままでそれぞれ正面前方用出力信号、右
    前方用出力信号、左前方用出力信号として出力され、前
    記音楽ソースからの信号のうち右後方信号に正面前方信
    号の一部と右前方信号と左前方信号を加算した信号の一
    部を加えた信号を右後方用出力信号、前記音楽ソースか
    らの信号のうち左後方信号に正面前方信号の一部と右前
    方信号と左前方信号を加算した信号の一部を加えた信号
    を左後方用出力信号として出力されるように構成した車
    載用音響システム。
  6. 【請求項6】 少なくとも聴取者の右前方、左前方、右
    後方、左後方に置かれたスピーカから音響信号を再生す
    ることを目的に録音されたマルチチャンネルの音楽ソー
    スと、この音楽ソースを電気信号として再生する再生装
    置と、前記再生装置からのマルチチャンネルの信号を加
    工処理する信号処理装置と、この信号処理装置からのマ
    ルチチャンネルの電気信号をそれぞれ音響出力として車
    室内に放射するために車室に設置された複数のスピーカ
    からなる車載用音響システムにおいて、前記信号処理装
    置からの出力が前記再生装置によって再生された音楽ソ
    ースからの信号のうち右前方信号、左前方信号はそのま
    までそれぞれ右前方用出力信号、左前方用出力信号とし
    て出力され、前記音楽ソースからの信号のうち右後方信
    号に右前方信号の一部を加えた信号を右後方用出力信
    号、前記音楽ソースからの信号のうち左後方信号に左前
    方信号の一部を加えた信号を左後方用出力信号として出
    力されるように構成した車載用音響システム。
  7. 【請求項7】 少なくとも聴取者の右前方、左前方、右
    後方、左後方に置かれたスピーカから音響信号を再生す
    ることを目的に録音されたマルチチャンネルの音楽ソー
    スと、この音楽ソースを電気信号として再生する再生装
    置と、前記再生装置からのマルチチャンネルの信号を加
    工処理する信号処理装置と、この信号処理装置からのマ
    ルチチャンネルの電気信号をそれぞれ音響出力として車
    室内に放射するために車室に設置された複数のスピーカ
    からなる車載用音響システムにおいて、前記信号処理装
    置からの出力が前記再生装置によって再生された音楽ソ
    ースからの信号のうち右前方信号、左前方信号はそのま
    までそれぞれ右前方用出力信号、左前方用出力信号とし
    て出力され、前記音楽ソースからの信号のうち右後方信
    号に右前方信号と左後方信号を加算した信号の一部を加
    えた信号を右後方用出力信号、前記音楽ソースからの信
    号のうち左後方信号に右前方信号と左前方信号を加算し
    た信号の一部を加えた信号を左後方用出力信号として出
    力されるように構成した車載用音響システム。
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