JPWO2006054360A1 - 音像生成装置及び音像生成プログラム - Google Patents

音像生成装置及び音像生成プログラム Download PDF

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Abstract

マルチチャンネルオーディオ信号の立体音像を良好に維持したまま2チャンネルオーディオ信号を生成する。左信号101、右信号102、左後方信号103、右後方信号104を含むオーディオ入力信号から、左信号101と左後方信号103とを加算しその加算結果に後方定位処理フィルタ処理を施して左後方定位信号を出力する左後方定位処理手段2と、右信号102と右後方信号104とを加算しその加算結果に後方定位処理フィルタ処理を施して右後方定位信号を出力する右後方定位処理手段3と、左信号101と右信号102と左後方定位信号103と右後方定位信号104とから前記サラウンド音像信号を生成する音像生成手段4とを備えた。

Description

この発明は、マルチチャンネルオーディオ入力信号に基づいて左右一対のスピーカを用いて擬似的にサラウンド音像を再生する技術に関する。
現在DVDがCDに替わるディジタルコンテンツ記憶メディアとして注目されている。DVD媒体は従来のCD媒体よりも記憶容量が大きいため、動画像の格納だけでなく、例えば5.1chなどのマルチチャンネルオーディオ信号を記録することも可能である。このようなマルチチャンネルオーディオ信号を再生することにより、家庭内でも映画館のような臨場感を得ることができる。
しかし、かかるマルチチャンネルオーディオ信号を再生して臨場感を得るには、2個を超える多数のスピーカとともに各スピーカを駆動するアンプ装置などのマルチチャンネルオーディオ信号用再生装置が必要とされる。例えば、5.1chならば5個以上のスピーカが必要となるが、このような多数のスピーカを配置するには余分にスペースを確保しなければならない。また再生装置とスピーカの配線接続作業も複雑になる。このような現状のままでは、再生装置やスピーカの低価格化が進んでも普及を促進することは見込めない。
このような背景から、すでに広く普及している2スピーカー構成のまま、マルチチャンネルオーディオ信号を再生してサラウンド音像を得る技術が要求される。このような技術の例として非特許文献1に開示されているSET1とSET2という方法がある。
また、一対のスピーカを用いて、フロントからのステレオ信号、後方に定位したリア用のステレオ信号(リアサラウンド)により、立体的なサラウンド音声を再生する方法も提案されている(例えば、特許文献1)。
日本国特開平8−265899 「サラウンド信号処理装置及び映像音声再生装置」 ISO/IEC 13818−7 3.3.8.3項
非特許文献1のSET1の構成によれば、広がり感、後方定位感を得ることは出来ず、SET2の構成によれば、比較的広がり感は得られるものの、後方左右信号の合成信号を左右スピーカで逆相で再生するため定位情報が消失し、映画館のような臨場感のある再生音場を得ることが出来ないという課題があった。
また、特許文献1に開示された技術においても、後方左信号と後方右信号とを左右それぞれの音像定位フィルタを介して左右信号に加算しているので、クロストークが発生し、広がり感を得ることができても、定位感が失われる、という課題があった。
この発明による音像再生装置は、かかる課題を解決するために、左信号、右信号、左後方信号、右後方信号を含むオーディオ入力信号から左右一対のサラウンド音像信号を生成する音像生成装置において、
前記左信号と前記左後方信号とを加算しその加算結果に後方定位処理フィルタ処理を施して左後方定位信号を出力する左後方定位処理手段と、
前記右信号と前記右後方信号とを加算しその加算結果に後方定位処理フィルタ処理を施して右後方定位信号を出力する右後方定位処理手段と、
前記左信号と前記右信号と前記左後方定位信号と前記右後方定位信号とから前記サラウンド音像信号を生成する音像生成手段と、
を備えたものである。
このように、この発明による音像生成装置は、左後方信号及び右後方信号に後方定位フィルタ処理を行う際に、左信号(左前方信号)を左後方信号に、右信号(右前方信号)を右後方信号に、それぞれ加算しておき、加算した結果の信号に対してそれぞれ後方定位フィルタ処理を行うこととした。こうすることによって、左信号の一部を左後方信号とともに後方定位処理し、また同様に右信号の一部を右後方信号とともに後方定位処理するので、左右後方信号だけを後方定位処理した場合に比べてより立体的な音像を生成することが可能となる。
この発明の実施の形態1による音像生成装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による音像生成装置の詳細な構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による音像生成装置で用いるゲイン係数セットの例である。 この発明の実施の形態1による音像生成装置で用いるゲイン係数セットの例である。 この発明の実施の形態1による音像生成装置で用いるゲイン係数セットの例である。 この発明の実施の形態2による音像生成システムのブロック図である。 この発明の実施の形態2による音像生成プログラムのフローチャートである。
符号の説明
1 音像生成装置、
2 左後方定位処理手段、
3 右後方定位処理手段、
4 音像生成手段、
101 左信号、
102 右信号、
103 左後方信号、
104 右後方信号、
108a、108b、109a、109b 乗算器、
114、115 加算器、
117a、117b、118a、118b 乗算器、
123、124 加算器、
125、127 乗算器、
130、131、135、136 後方定位フィルタ、
140 ワイドステレオ回路。
実施の形態1.
図1は、この発明による音像生成装置の構成を示すブロック図である。図において、音像生成装置1は5.1チャンネルオーディオ信号を入力信号とする音像生成装置であって、左後方定位処理手段2、右後方定位処理手段3、音像生成手段4を備えている。音像生成装置1の外部には、例えば図示せぬDVDプレイヤのようなマルチチャンネルオーディオ信号を供給する装置があり、その装置から入力信号として左信号101、右信号102、左後方信号103、右後方信号104、中央信号105、低音効果信号106が音像生成装置1に入力されるようになっている。音像生成装置1はこれらの入力信号に対して以下に説明する信号処理を行うことで、出力左信号148及び出力右信号149を出力してサラウンド音像を形成する。
なお、以下の説明においては、左信号をL信号、右信号をR信号、左後方信号をLS信号、右後方信号をRS信号、中央信号をC信号、低音効果信号をLFE信号と表すこととする。
L信号101はサラウンド音像生成装置1に入力されると、まず分配され、一方は左後方定位処理手段2に入力され、またもう一方は音像生成手段4に入力される。
左後方定位処理手段2は、乗算器108a、108b、109a、109b、125、加算器114、115、後方定位フィルタ130、131を備えており、L信号101とLS信号103、さらには後述する右後方定位処理手段3から出力される信号138を入力信号とする。
左後方定位処理手段2は、入力されたL信号101を乗算器108a、108b、109a、109bに分配する。乗算器108aは、L信号101にゲイン係数Gl2を乗算して信号111aを生成し、加算器114に出力する。また乗算器109aはL信号101にゲイン係数Gl3を乗算して信号112aを生成し、加算器115に出力する。
さらに、乗算器108bは、L信号101にゲイン係数Gl4を乗算して重み付けを行い、信号111bを生成する。乗算器108bによって生成された信号111bは、左信号の一部を右後方信号に加える目的で生成されるもので、後述する右後方定位処理手段3の加算器123に入力される。
また乗算器109bは、L信号101にゲイン係数Gl5を乗算して重み付けを行い、信号112bを生成する。乗算器109bによって生成された信号112bは、左信号の一部を右後方信号に加える目的で生成されるもので、後述する右後方定位処理手段3の加算器124に入力される。
また左後方定位処理手段2は、入力されたLS信号103に乗算器125を用いてゲイン係数Glsを乗算して重み付けを行い、その結果得られた信号126を加算器114に出力する。加算器114は信号111aと信号126、さらには後述するR信号に基づいて生成される信号120bとを加算し、信号129を得る。
一般に、マルチチャンネルオーディオ信号を本来想定する数と配置のマルチチャンネルスピーカーで再生した場合、左信号の一部と右信号の一部とが左後方に回り込むことによって立体的な音像形成に一役買うこととなる。ところがマルチチャンネルオーディオ信号を2チャンネルのオーディオ信号にデコードする従来の方法によれば、左信号や右信号を左後方定位処理に回すことを行っていなかったので、このような効果を得ることができなかった。音像生成装置100は、加算器114を設けることによって左信号の一部(信号111a)と右信号の一部(信号120b)とを左後方信号(信号126)に加えることとしたので、左後方信号に左信号と右信号とを寄与させることが可能となり、マルチチャンネルオーディオ信号が規定するスピーカーシステムに近い立体音場を再現することが可能となるのである。
さらに、乗算器108aと乗算器125を設けて、L信号101とLS信号103にそれぞれゲイン係数Gl2とGlsとを乗算し、重み付けを行ったのちの信号111aと信号126を加算することとした。これによって後方定位フィルタ処理において左信号が左後方信号に寄与する程度を任意に制御することが可能となるのである。
加算器114によって出力された信号129は分配されて、一方は後方定位フィルタ130に入力される。また他方は後方定位フィルタ131に入力される。後方定位フィルタ130は、入力信号である信号129に対して所定の空間伝達関数を作用させることで、出力信号132を得る。後方定位フィルタ130によって出力された信号132は加算器115に入力される。また後方定位フィルタ131については、後述する。
ここで空間伝達関数とは、左後方信号が人間の左耳および右耳に届くまでの空間伝達特性を擬似的に算出する関数であって、例えば左信号に比べて左後方信号が左耳に到達する時間の遅延や耳たぶの影響などによって周波数変調される程度など、を考慮して出力信号を算出するものとして、この技術分野において広く知られているものである。
後方定位フィルタ130、131の構成例としては、例えば、左後方100度から120度までの方向の音源から、左耳、右耳への空間伝達特性を近似したフィルタを用いることが望ましい。
すなわち、左後方100度から120度までの方向の音源から左耳への伝達特性をHll(z)、左後方100度から120度までの方向の音源から右耳への伝達特性をHlr(z)とすると、後方定位フィルタ130の特性はHll(z)、後方定位フィルタ131の特性はHlr(z)となるものを用いる。両特性はHll(z)、Hlr(z)と完全に同一の特性となるようにしてもよいし、定位精度が劣化しない程度に特性を近似したものを用いてもどちらでもよい。
このような特性のフィルタを使用すると、左右の耳に提示する信号が、左後方100度から120度までの方向の音源から左右の耳に届く音とほぼ等しくなるため、受聴者はあたかもフィルタへの入力信号が左後方100度から120度の方向にあるかのように錯覚するのである。
またこのとき、信号S(z)を、後方定位フィルタ130、131への入力信号のZ変換表現とすると、信号132は、S(z)Hll(z)となり、信号133はS(z)Hlr(z)となる。
加算器115は、L信号101にゲイン係数Gl3を乗算し重み付けを行って得た信号112aと後方定位フィルタ130の出力信号132、さらには右後方定位処理手段3の後方定位フィルタ136の出力信号である138、R信号102に乗算器118bを用いてゲイン係数Gr5を乗じて得た信号121bを加算する。
後方定位フィルタ130は左信号102を一部寄与させた左後方信号129に対して後方定位フィルタ処理を施しているが、その結果サラウンド感が得られる一方で、音質(クリア感)の劣化が生じる場合がある。このような場合に、加算器115によって後方定位フィルタの処理結果(信号132)に再び左信号(信号112a)を加算することとして、音質の向上を図ることが可能となる。また、信号112aの大きさはゲイン係数Gl3で制御するようにしているので、利用者やスピーカーの配置によって、音質とサラウンド感のいずれか又は双方を適宜調整することも可能となっている。
さらに加算器115は、右信号102に基づいて生成した信号118bをも後方定位フィルタの処理結果(信号132)に加えることとしたので、左後方信号における右信号102の寄与度合いを強化して音質の向上を図るようにした。さらに信号118にはゲイン係数Gr5が乗算されているので、音質とサラウンド感のいずれか又は双方を適宜調整することも可能となっている。
以上述べたようなL信号101、LS信号103に対する後方定位フィルタ処理と同様の処理が、R信号102、RS信号104に対しても右後方定位処理手段3によってなされる。すなわち、R信号102はサラウンド音像生成装置1に入力されると、まず分配され、一方は右後方定位処理手段3に入力され、またもう一方は音像生成手段4に入力される。
右後方定位処理手段3は、乗算器117a、117b、118a、118b、127、加算器123、124、後方定位フィルタ135、136を備えており、R信号102とRS信号104、さらには左後方定位処理手段2が出力する信号133を入力信号とする。
右後方定位処理手段3は、入力されたR信号102を乗算器117a、117b、118a、118bに分配する。乗算器117aはR信号102にゲイン係数Gr2を乗算して信号120aを生成し、加算器123に出力する。また乗算器118aはR信号102にゲイン係数Gr3を乗算して信号121aを生成し、加算器124に出力する。
乗算器117bはR信号102にゲイン係数Gr4を乗算して信号117bを生成し、左後方定位処理手段2の加算器114に出力する。また乗算器118bはR信号102にゲイン係数Gr5を乗算して信号121bを生成し、左後方定位処理手段2の加算器115に出力する。
また右後方定位処理手段3は、入力されたRS信号104に乗算器127を用いてゲイン係数Grsを乗算しその結果得られた信号128を加算器123に出力する。加算器123は信号120aと左後方定位処理手段2の乗算器108bの出力結果である信号11bとを信号128に加算し、信号134を出力する。右後方定位処理手段3において加算器123を設けることによって得られる効果は左後方定位処理手段2において加算器114を設けたことによる効果と同様である。また乗算器117aと乗算器127を設けたことによる効果は左後方定位処理手段2において乗算器108aと乗算器125を設けたことによる効果と同様である。
信号134は分配されて、一方は後方定位フィルタ135に入力される。また他方は後方定位フィルタ136に入力される。
後方定位フィルタ135は、入力信号である信号134に対して後方定位フィルタ130と同様に所定の空間伝達関数を作用させることで、出力信号137を得る。後方定位フィルタ135によって出力された信号137は加算器124に入力される。加算器124は、R信号102にゲイン係数Gr3を乗算して得た信号121aと後方定位フィルタ135の出力信号137を加算する。右後方定位処理手段3において加算器124を設けたことによって生ずる効果は左後方定位処理手段2における加算器115の効果と同様である。
図1に示した音像生成装置1において、さらに特徴的な点は左後方定位処理手段2において後方定位フィルタ131を、そして右後方定位処理手段3において後方定位フィルタ136を設けた点にある。後方定位フィルタ131は右後方定位処理手段3から出力される信号129に対して所定の空間伝達関数による後方定位フィルタ処理を行い、処理結果として得られる信号133を右後方定位処理手段の加算器124に出力する。
後方定位フィルタ131に入力される信号129はLR信号101とLS信号103とに基づいて得られた信号である。加算器124は、後方定位フィルタ135による後方定位処理を施すことによってR信号102とRS信号104から得られた後方定位処理済み信号137に信号112bとともに信号133を加える。
このようにすることにより、左信号と左後方信号が右後方信号に寄与する成分を表現することが可能となる。マルチチャンネルオーディオ信号を本来想定する数と配置のマルチチャンネルスピーカーで再生した場合、左信号や左後方信号の一部も右後方に回り込むことによっても音像の立体感が高まるが、後方定位フィルタ131を設けることで2チャンネルにおいてもこのような効果を模擬することが可能となる。
後方定位フィルタ136も信号134に対して、後方定位フィルタ131と同様に所定の空間伝達関数による後方定位フィルタ処理を行い、信号138を加算器115に出力する。加算器115は、後方定位処理済み信号132に信号121bとともに信号138を加える。このことによる効果は、後方定位フィルタ131による効果と同様である。
加算器115が出力する信号139及び加算器124が出力する信号141は、音像生成手段4に入力される。音像生成手段4は、ワイドステレオ回路140とミキサー113、ミキサー122、乗算器107、116、144、145とを備えている。音像生成手段4は、信号139と信号141とをワイドステレオ回路140に入力する。ワイドステレオ回路140は、入力左信号である信号139と入力右信号である信号141に対して、ステレオ再生したときに音像が広がるような加工を施し、左出力信号142をミキサー113に出力するとともに、右出力信号143をミキサー122に出力する回路である。
図2は、ワイドステレオ回路140を例えばクロストークキャンセラとして構成した場合のブロック図である。入力左信号139は分配され、第一のフィルタ203と加算器204に入力される。第1のフィルタ203では、入力信号139に対してフィルタリング処理を施し、得られた信号205を加算器206に出力する。
入力右信号141も入力左信号139と同様に分配され、第二のフィルタ207と加算器206に入力される。第二のフィルタ207では、信号141に対してフィルタリング処理を施し、得られた信号208を加算器204へ向けて出力する。加算器204、206では、入力された2つの信号を加算し、それぞれ、ワイドステレオ回路140の左出力信号142、右出力信号143として出力する。
なお、図2のようにワイドステレオ回路を構成した場合には、フィルタ203およびフィルタ207の特性は、位相特性の変形が大きく、振幅強度が入力信号よりも減衰するような特性が望ましい。
またワイドステレオ回路140の構成は図2に示した構成に限定されるものではなく、例えば、逆相信号を反対側の信号へ重畳するような単純な方法を採用してもよいし、HRTF(頭部音響伝達関数)を用いたワイドステレオ回路を用いる方法も考えられる。
このように音像生成装置1において、左後方信号139と右後方信号141に対してワイドステレオ回路140による信号処理を行うこととしたので、ステレオ音像を拡大させるだけでなく、左右の信号に大して何ら変形を加えない信号に、振幅の小さいフィルタ出力信号を加算するだけであるので、音質劣化の極めて少ないワイドステレオ信号を得ることができるという効果もある。
音像生成手段4は、乗算器107を用いてL信号101にゲイン係数Gl1を乗じて信号110を生成する。また乗算器119を用いてR信号102にゲイン係数Gr1を乗じて信号119を生成する。さらに乗算器144を用いてC信号105にゲイン係数Gcを乗じて信号146を生成する。そして乗算器145を用いてLFE信号106にゲイン係数Glfeを乗じて信号147を生成する。
最後に、音像生成手段4はミキサー113によってL信号101から生成した信号110とワイドステレオ回路140の出力左信号である信号142、さらにC信号105から生成した信号146と、LFE信号106から生成した信号147とを混合して音像生成装置1の最終的な出力左信号である信号148(S信号)を生成する。同様に、ミキサー122によってR信号102から生成した信号119とワイドステレオ回路140の出力右信号である信号143、さらには信号146と信号147とを混同して最終的な出力右信号である信号149(S信号)を生成する。
このように、この発明の実施の形態1による音像生成装置1では、L、R信号に対してはワイドステレオ処理や後方定位用のフィルタリング処理を施すため、極めて広がり感のある再生音像を提示させることが可能である。またLS、RS信号に対しても、後方定位用のフィルタリング処理を施すため、マルチスピーカによる再生と遜色のない後方サラウンド信号を提示させることが可能である。
また、L、R信号に対する6つのゲイン係数Gl1、Gl2、Gl3、Gl4、Gl5、Gr1、Gr2、Gr3、Gr4、Gr5のみを調整するだけで、広がり感の調整をすることができるという効果もある。例えば広がり感を向上させる望ましいゲイン係数としては、図3に示すようなゲイン係数セットが挙げられる。また、これと合わせて乗算器125のゲイン係数Gls、乗算器127のゲイン係数Grs、乗算器144のゲイン係数144、乗算器145のゲイン係数145についても図4のような値を設定するとよい。
すなわち、ゲイン係数Gl2、Gr2を相対的に大きくすれば、後方定位用のフィルタによって、左右信号の音像の広がり感を後方にまで拡大させることが可能となり、ゲイン係数Gl3、Gr3を相対的に大きくすれば、ワイドステレオ処理によって、左右の音像の広がり感を横方向に拡大させることが可能となる。これにより、左右スピーカの見開き角が60度以下の狭間隔な再生環境であっても、効果的なサラウンド音像を生成することができる。
また、音像の拡大によって音質劣化が懸念される場合には、例えば、音質を重視したゲイン係数として図5に示すようなゲイン係数セットを設定することで、信号の変形を伴わない成分が大きくなるので、音質の改善を図ることも可能である。
なお、この構成例においては、マルチチャンネルオーディオ信号として5.1チャンネルオーディオ信号の例を用いて説明したが、ここでの説明のうち、C信号とLFE信号を省略しても、この発明の特徴が損なわれることなく効果が発揮されることは明らかである。したがってマルチチャンネルオーディオ信号としては特定のチャンネル数に限定されるものではない。
実施の形態2.
実施の形態1では、図1に示した回路構成によって5.1チャンネルのオーディオ信号から良好なサラウンド音像を生成する方法について示した。しかし、このような処理は専用のハードウェアを用いなくても実現可能である。この発明の実施の形態2による音像生成システムはコンピュータプログラムを実行可能なCPU(Central Processing Unit)を備えたコンピュータシステム、あるいはROM(Read Only Memory)に格納した命令コードセットを逐次実行するLSIにおいて、実施の形態1と同等の処理を実現する方法について説明する。
図6は、この発明の実施の形態2による音像生成システムの構成を示すブロック図である。この構成例では、音像生成システム20においてオーディオデータファイル21に格納されたマルチチャンネルオーディオデータを制御手段22によって2チャンネル再生手段23が再生可能なオーディオデータに変換する処理について説明する。
図において、オーディオデータファイル21はマルチチャンネルオーディオ信号をディジタルデータの形式で格納するデータファイルである。ここでは例としてオーディオデータファイル21は、マルチチャンネルオーディオデータとして5.1チャンネルオーディオデータを記憶しているものとする。なおデータファイルとしては、磁気ディスクやDVD媒体、CD媒体に格納された状態のファイルをいうだけではなく、例えばメモリ上に記憶されるデータであっても技術的に等価であるし、場合によってはネットワークに接続されたリモートコンピュータシステムに記憶されるデータであってもよい。
またオーディオデータファイルのデータ形式にはMP3(MPEG Audio Layer-3)形式のデータやAAC(Advanced Audio Coding)形式のデータ、WAVE形式のデータその他各種のディジタル音声信号保管形式であってよい。
また制御手段22はCPUとサラウンド音像生成を行うプログラムを記憶する記憶媒体から構成される部位である。2チャンネル再生手段23は、2チャンネルのオーディオデータを再生するための回路や素子、装置である。
続いて音像生成システム20の動作について図を用いて説明する。図7は、音像生成システム20によって行われる処理のフローチャートである。まず制御手段22はオーディオデータファイル21よりオーディオデータを取得する。そして例えばオーディオデータファイル21の読み出し位置がEOFに到達したり、オーディオデータファイル21と制御手段22との間のデータ通信路が切断される、などの理由で入力データがこれ以上取得できない状態となった場合は入力完了と判断する(ST201:Yes)。一方、オーディオデータが取得できる場合(ST201:No)は、ステップST202に進む。
ステップST202において、制御手段22はL信号、R信号、LS信号、RS信号、C信号、LFE信号をオーディオデータファイル21より取得する。そしてステップST203において、LS信号にGls、L信号にゲイン係数Gl2、R信号にゲイン係数Gr4をそれぞれ乗算し、乗算結果を加算してその結果をXL信号とする。またRS信号にGrs、R信号にゲイン係数Gr2、L信号にゲイン係数Gl4をそれぞれ乗算し、乗算結果を加算してその結果をXR信号とする。
また、ステップST202の処理は、実施の形態1の音像生成装置1における加算器114と加算器123の処理に相当する。したがって技術的な効果は実施の形態1で述べたものと同じである。
続いてXL信号、XR信号に対して後方定位フィルタ処理を施す(ステップST204)。ここでは2つの空間伝達関数A1、A2を用いて後方定位処理をそれぞれの信号に対して施す。XL信号に空間伝達関数A1による後方定位フィルタ処理を施して得た信号をXL1、XL信号に空間伝達関数A2による後方定位フィルタ処理を施して得た信号をXL2、XR信号に空間伝達関数A1による後方定位フィルタ処理を施して得た信号をXR1、XR信号に空間伝達関数A2による後方定位フィルタ処理を施して得た信号をXR2とする。
なお、空間伝達関数A1は左後方信号であるXL信号が左耳に届く状態、あるいは右後方信号であるXR信号が右耳に届く状態を模擬するものである。これに対して空間伝達関数A2は、左後方信号であるXL信号が右耳に届く状態、あるいは右後方信号であるXR信号が左耳に届く状態を模擬するものである。これらは実施の形態1の音声生成装置1において、後方定位フィルタ130、131、135、136を用いて行う後方定位フィルタ処理と同様の処理を行うものである。すなわち後方定位フィルタ130はA1(XL)、後方定位フィルタ131はA2(XL)、後方定位フィルタ135はA1(XR)、後方定位フィルタ136はA2(XR)に相当する。
またステップST204において実行する4つの後方定位フィルタ処理はそれぞれに依存関係がないので、これら4つの処理間の実行順序を問わない。よって並列実行することも可能である。
次にステップST205において、XL1信号とXR2信号、そしてゲイン係数Gl3を乗じたL信号、ゲイン係数Gr5を乗じたRを加算し、加算結果をLin信号とする。さらに、XR1信号とXL2信号、そしてゲイン係数Gr3を乗じたR信号、ゲイン係数Gl5を乗じたLを加算して加算結果をRin信号とする。この処理は、実施の形態1の加算器115と加算器124による処理に相当する。したがって技術的効果についても実施の形態1で述べた効果と同様である。
続いて、Lin信号とRin信号に対してワイドステレオ処理を行い、ワイドステレオ処理を施した出力信号として左信号のLout信号と右信号のRout信号とを生成する(ステップST206)。ワイドステレオ処理については実施の形態1ですでに説明しているので、詳細については言及しない。
そしてステップST207において、Loutにゲイン係数Gcを乗じたC信号とゲイン係数Glfeを乗じたLFE信号、さらにはゲイン係数Gl1を乗じたL信号を加算してSL信号を得るとともに、Routにゲイン係数Gcを乗じたC信号とゲイン係数Glfeを乗じたLFE信号、さらにはゲイン係数Gr1を乗じたR信号を加算してSR信号を得る。最後にSL信号とSR信号を2チャンネル再生手段23に出力して(ステップ23)、ステップST201に戻る。
以上より明らかなように、この発明の実施の形態2によれば、汎用的な演算装置によってもマルチチャンネルオーディオデータの立体音場特性を良好に維持しながら、2チャンネルオーディオデータに変換することが可能である。
なおオーディオデータファイル21はオーディオ信号の供給源の一例として示したものにすぎない。つまりこの発明の技術的思想の意義に基づけば、オーディオ信号の供給源としてこのような構成に限定しなければならない理由は全くないことは容易に理解されよう。したがってこの音像生成システムを構成するにあたって、マルチチャンネルオーディオ信号は何らかの状態で記憶されていることが必要なわけではなく、例えばオーディオデータファイル21に替えて、マイクロホンなどで集音した音声信号を制御手段22の入力オーディオ信号とすることは容易である。またオーディオ信号の供給源としては、例えばアナログあるいはディジタル無線信号によって放送局から供給される形態であってもよいのである。
この発明は、オーディオシステム全般に適用することが可能である。

Claims (10)

  1. 左信号、右信号、左後方信号、右後方信号を含むオーディオ入力信号から左右一対のサラウンド音像信号を生成する音像生成装置において、
    前記左信号と前記左後方信号とを加算しその加算結果に後方定位処理フィルタ処理を施して左後方定位信号を出力する左後方定位処理手段と、
    前記右信号と前記右後方信号とを加算しその加算結果に後方定位処理フィルタ処理を施して右後方定位信号を出力する右後方定位処理手段と、
    前記左信号と前記右信号と前記左後方定位信号と前記右後方定位信号とから前記サラウンド音像信号を生成する音像生成手段と、
    を備えたことを特徴とする音像生成装置。
  2. 請求の範囲第1項記載の音像生成装置において、
    左後方定位処理手段は、オーディオ入力信号の左信号とオーディオ入力信号の左後方信号とを重み付けして加算するとともに、その加算結果に対して後方定位処理フィルタ処理を施し、
    右後方定位処理手段は、オーディオ入力信号の右信号とオーディオ入力信号の右後方信号とを重み付けして加算するとともに、その加算結果に対して後方定位処理フィルタ処理を施す、
    ことを特徴とする音像生成装置。
  3. 請求の範囲第1項記載の音像生成装置において、
    左後方定位処理手段は、後方定位処理フィルタ処理の処理結果にオーディオ入力信号の左信号を加算しその加算結果を左後方定位信号として出力し、
    右後方定位処理手段は、後方定位処理フィルタ処理の処理結果にオーディオ入力信号の右信号を加算しその加算結果を右後方定位信号として出力する、
    ことを特徴とする音像生成装置。
  4. 請求の範囲第3項記載の音像生成装置において、
    左後方定位処理手段は、後方定位処理フィルタ処理の処理結果に所定のゲイン係数によって重み付けしたオーディオ入力信号の左信号を加算し、
    右後方定位処理手段は、後方定位処理フィルタ処理の処理結果に所定のゲイン係数によって重み付けしたオーディオ入力信号の右信号を加算する、
    ことを特徴とする音像生成装置。
  5. 請求の範囲第3項記載の音像生成装置において、
    左後方定位処理手段は、後方定位処理フィルタ処理の処理結果に所定のゲイン係数によって重み付けしたオーディオ入力信号の左信号と、オーディオ入力信号の右信号と右後方信号とに後方定位フィルタ処理を施して得た信号成分と、を加算し、
    右後方定位処理手段は、後方定位処理フィルタ処理の処理結果に所定のゲイン係数によって重み付けしたオーディオ入力信号の右信号と、オーディオ入力信号の左信号と左後方信号とに後方定位フィルタ処理を施して得た信号成分と、を加算する、
    ことを特徴とする音像生成装置。
  6. 請求項第1項記載の音像生成装置において、
    音像生成手段は、左後方定位処理手段が出力する左後方定位信号と右後方定位処理手段が出力する右後方定位信号とにワイドステレオ処理を行ってワイドステレオ化左信号とワイドステレオ化右信号とを生成し、このワイドステレオ化左信号とオーディオ信号の左信号からサラウンド音像信号の左信号を生成し、前記ワイドステレオ化右信号とオーディオ信号の右信号からサラウンド音像信号の右信号を生成する、
    ことを特徴とする音像生成装置。
  7. 左信号、右信号、左後方信号、右後方信号を含むオーディオ入力信号から左右一対のサラウンド音像信号を生成する音像生成プログラムにおいて、
    前記左信号と前記左後方信号とを加算しその加算結果に後方定位処理フィルタ処理を施して左後方定位信号を生成する左後方定位処理ステップと、
    前記右信号と前記右後方信号とを加算しその加算結果に後方定位処理フィルタ処理を施して右後方定位信号を生成する右後方定位処理ステップと、
    前記左信号と前記右信号と前記左後方定位信号と前記右後方定位信号とから前記サラウンド音像信号を生成する音像生成ステップと、
    をコンピュータに逐次実行させることを特徴とする音像生成装置。
  8. 請求の範囲第7項記載の音像生成プログラムにおいて、
    左後方定位処理ステップは、後方定位処理フィルタ処理の処理結果にオーディオ入力信号の左信号を加算しその加算結果を左後方定位信号として生成し、
    右後方定位処理ステップは、後方定位処理フィルタ処理の処理結果にオーディオ入力信号の右信号を加算しその加算結果を右後方定位信号として生成する、
    ことを特徴とする音像生成プログラム。
  9. 請求の範囲第8項記載の音像生成プログラムにおいて、
    左後方定位処理ステップは、後方定位処理フィルタ処理の処理結果に所定のゲイン係数によって重み付けしたオーディオ入力信号の左信号と、オーディオ入力信号の右信号と右後方信号とに後方定位フィルタ処理を施して得た信号成分と、を加算し、
    右後方定位処理ステップは、後方定位処理フィルタ処理の処理結果に所定のゲイン係数によって重み付けしたオーディオ入力信号の右信号と、オーディオ入力信号の左信号と左後方信号とに後方定位フィルタ処理を施して得た信号成分と、を加算する、
    ことを特徴とする音像生成装置。
  10. 請求項第7項記載の音像生成プログラムにおいて、
    音像生成ステップは、左後方定位処理ステップにおいて生成される左後方定位信号と右後方定位処理ステップにおいて生成される右後方定位信号とにワイドステレオ処理を行ってワイドステレオ化左信号とワイドステレオ化右信号とを生成し、このワイドステレオ化左信号とオーディオ信号の左信号からサラウンド音像信号の左信号を生成し、前記ワイドステレオ化右信号とオーディオ信号の右信号からサラウンド音像信号の右信号を生成する、
    ことを特徴とする音像生成プログラム。
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