JP2001024789A - 伝送装置及びオーダワイヤ伝送システム及びオーダワイヤ監視方法 - Google Patents

伝送装置及びオーダワイヤ伝送システム及びオーダワイヤ監視方法

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JP2001024789A
JP2001024789A JP11195474A JP19547499A JP2001024789A JP 2001024789 A JP2001024789 A JP 2001024789A JP 11195474 A JP11195474 A JP 11195474A JP 19547499 A JP19547499 A JP 19547499A JP 2001024789 A JP2001024789 A JP 2001024789A
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Yuta Aono
雄太 青野
Kimio Watanabe
君夫 渡辺
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/24Arrangements for supervision, monitoring or testing with provision for checking the normal operation
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送装置及び該伝送装置を用いたオーダワイ
ヤ伝送システム及びオーダワイヤ監視方法に関し、オー
ダワイヤ回線の状態を簡単に監視する。 【解決手段】 多重回線に接続した伝送装置,オーダワ
イヤ伝送システム,オーダワイヤ監視方法であって、伝
送装置のオーダワイヤ回線に接続したオーダワイヤ部4
に、テストデータの送受信を可能とする監視処理部9を
設け、指定テストデータ送信伝送装置のオーダワイヤ監
視制御部11により、オーダワイヤ回線へのテストデー
タの送信を制御し、指定テストデータ受信伝送装置のオ
ーダワイヤ監視制御部11の制御により受信テストデー
タを送受信用データ記憶部12に記憶し、データ解析部
13により解析し、比較判定部15により閾値と比較判
定し、判定データを指定テストデータ送信伝送装置に返
送し、オーダワイヤ回線の品質を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種ネットワーク
に於ける多重化信号の送受信の機能及びオーダワイヤ信
号の送受信の機能を有する伝送装置及び該伝送装置を用
いたオーダワイヤ伝送システム及びオーダワイヤ回線の
品質等を監視するオーダワイヤ監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図16はオーダワイヤ伝送システムの概
要説明図であり、伝送装置A,B間は無線又は有線の回
線で接続され、伝送装置C,D間及び伝送装置E,F間
も無線又は有線の回線で接続されている。又各伝送装置
A〜Fは、相互間で主信号の送受信を行う機能と、オー
ダワイヤ信号の送受信機能とを備えている。又伝送装置
B,C,Eは、同一の局内に配置され、オーダワイヤ信
号については分岐,合成が行われる。
【0003】図17は従来例の伝送装置の要部説明図で
あり、71は図16に於ける伝送装置B、72は光信号
又は無線信号で送受信する光/無線伝送部、73は多重
/分離部、74はオーダワイヤ部、75はコーデック
部、76はアナログ分岐合成部、77は局別DTMF
(Dual Tone Multi Frequency)送出/検索部、7
8は2W/4W(2線/4線)変換器、79は電話機
(TEL)を示す。又伝送装置C,Eも同一の構成を有
するものであり、伝送装置B,C,E間の多重化信号の
伝送経路は図示を省略している。
【0004】多重/分離部73は、PDH(Plesiochr
onous Digital Hierarchy;非同期ディジタル・ハイ
アラーキ),SDH(Synchronous Digital Hiera
rchy;同期ディジタル・ハイアラーキ)等の多重化方式
に対応した多重化処理及び多重分離処理を行うものであ
り、例えば、PDHの場合、特定のタイムスロットにオ
ーダワイヤ信号が多重化され、又SDHの場合、セクシ
ョン・オーバヘッドのE1,E2バイトによりオーダワ
イヤ信号が多重化される。従って、多重/分離部73
は、多重化方式に対応してオーダワイヤ信号の多重化及
び多重分離を行う構成を備えるものである。
【0005】又光/無線伝送部72は、光回線に接続す
る場合、光/電気変換機能や、光波長多重/分離機能を
備え、又無線回線に接続する場合、送信周波数や変調方
式に対応した高周波送受信機能を備えることになる。又
電気信号による有線回線に接続する場合は、ディジタル
多重化信号の送受信機能を備えることになる。
【0006】又オーダワイヤ部74は、アナログ・ディ
ジタル変換を行うコーデック部75と、アナログ分岐合
成部76と、押釦電話機に使用されているDTMF信号
の送出及び受信識別を行う局別DTMF送出/検索部7
7と、2線4線変換を行う2W/4W変換器78とを備
えている。多重/分離部73により分離されたディジタ
ルの受信オーダワイヤ信号は、コーデック部75により
アナログ信号に変換され、アナログ分岐合成部76によ
り3分岐される場合を示し、局別DTMF送出/検索部
77により受信DTMF信号が自装置指定か否かを判定
し、又相手装置を指定するDTMF信号を送出すること
ができる。
【0007】又電話機79を用いて通話する場合の音声
信号は、2W/4W変換器78とアナログ分岐合成部7
6とを介してコーデック部75に入力され、ディジタル
信号に変換されて多重/分離部73に入力され、多重化
方式に従ってオーダワイヤ信号として主信号に多重化さ
れる。
【0008】例えば、伝送装置A(図16参照)と伝送
装置Fとの間でオーダワイヤ回線を介して通話を行う場
合、途中の伝送装置Bに於いて、図17に示すように、
アナログ分岐合成部76を介してオーダワイヤ信号の分
岐合成が行われる。又伝送装置A,F間の伝送装置B,
Eに於いては、電話機をオンフック状態としておくもの
である。なお、伝送装置A,F間の例えば、伝送装置B
の電話機79をオフフックすると、伝送装置A,F間の
オーダワイヤ信号による通話ができなくなるが、この電
話機79を用いて、伝送装置A又は伝送装置Fとの間で
オーダワイヤ信号による通話は可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】複数の伝送装置間を、
有線回線,光回線,無線回線等の回線により接続して多
重化信号を伝送するシステムに於いては、伝送装置間で
打合せ通話を行う為のオーダワイヤ回線を1チャネル分
だけ用意するものである。このオーダワイヤ回線を各伝
送装置に於いて共用して、任意の伝送装置間で打合せ通
話を可能としている。このようなシステムに於いて、多
重化主信号を送受信処理することが可能であっても、オ
ーダワイヤ回線について、或る伝送装置に於ける接続ミ
スの場合、この伝送装置の両端側の伝送装置間のオーダ
ワイヤ回線が疎通できない状態となる。
【0010】このように、オーダワイヤ回線のみが疎通
できない障害の場合、保守者を各伝送装置に派遣して、
伝送装置間の打合せ通話試験を行い、この打合せ通話が
不可能の伝送装置を探索し、その障害の回復処理を行う
必要がある。その場合、伝送装置は通常数10km程度
以上の距離をおいて分散配置されているものであり、各
伝送装置に同時或いは順次保守者を派遣して前述の打合
せ通話試験を行うことになり、その労力と時間とが多大
となる問題がある。
【0011】更に、多重化主信号から分離したオーダワ
イヤ信号をコーデック部75によりアナログ信号に変換
し、アナログ分岐合成部76により分岐して電話機及び
隣接する伝送装置に分配し、又アナログのオーダワイヤ
信号をアナログ分岐合成部76により合成して、コーデ
ック部75によりディジタル信号に変換するもので、オ
ーダワイヤ信号の分岐,合成の度に、アナログ・ディジ
タル変換が繰り返されることになる。従って、量子化誤
差が累積して、打合せ通話障害が発生する場合がある。
このような障害の場合も、各伝送装置に保守者を派遣し
て、順次伝送装置間のオーダワイヤ回線による打合せ通
話の状態を試験して、障害原因を探索する必要があり、
この場合も多大な労力と時間とを要する問題がある。本
発明は、僅かな構成を付加して、オーダワイヤ回線の障
害の探索を、任意の1か所の伝送装置に於いて実行可能
とすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の伝送装置は、
(1)多重化及び多重分離を行う多重/分離部と、この
多重/分離部により分離された受信オーダワイヤ信号を
アナログ信号に変換し、且つ送信オーダワイヤ信号をデ
ィジタル信号に変換して多重/分離部に入力するオーダ
ワイヤ部とを有する伝送装置であって、オーダワイヤ部
は、オーダワイヤ信号のアナログ・ディジタル変換を行
うコーデック部と、アナログのオーダワイヤ信号の分
岐,合成を行う分岐/合成部と、電話機を接続する為の
2線/4線変換器と、監視処理部とを含み、この監視処
理部は、送受信データを記憶する記憶部と、この記憶部
に記憶されたテストデータのオーダワイヤ回線への送出
制御及びオーダワイヤ回線による受信テストデータの記
憶部への書込制御を行い、且つ受信テストデータ又は受
信テストデータの解析データ又は解析データを閾値と比
較判定した判定データの送受信制御を行うオーダワイヤ
監視制御部とを備えている。
【0013】又(2)伝送装置の監視処理部は、送受信
データを記憶する記憶部と、この記憶部に記憶された受
信テストデータを解析するデータ解析部と、このデータ
解析部による解析データと閾値との比較判定を行う比較
判定部と、前記記憶部と前記データ解析部との制御を行
うと共に、比較判定部による判定データの送信制御を行
うオーダワイヤ監視制御部とを備えている。
【0014】又(3)伝送装置の監視処理部は、送受信
データを記憶する記憶部と、受信テストデータとしての
音声データを記憶部に記憶させ、所定時間をおいて又は
送信指示により、記憶部に記憶された音声データを、こ
の音声データの送信元に折返し送信制御するオーダワイ
ヤ監視制御部とを備えている。
【0015】又本発明のオーダワイヤ伝送システムは、
(4)主信号とオーダワイヤ信号とを多重化して伝送す
る多重回線により複数の伝送装置間を接続したオーダワ
イヤ伝送システムであって、伝送装置は、多重/分離部
とオーダワイヤ部とを含み、オーダワイヤ部は、オーダ
ワイヤ信号のアナログ・ディジタル変換を行うコーデッ
ク部と、アナログのオーダワイヤ信号を分岐,合成する
アナログ分岐合成部と、電話機を接続する2線4線変換
器と、監視処理部とを有し、この監視処理部は、送受信
データを記憶する記憶部と、この記憶部に記憶されたテ
ストデータのオーダワイヤ回線への送出制御及びオーダ
ワイヤ回線による受信テストデータの記憶部への書込制
御を行い、且つ受信テストデータ又は受信テストデータ
の解析データの送信制御を行うオーダワイヤ監視制御部
とを有し、このオーダワイヤ監視制御部は、テストデー
タの送信又は受信の指定の制御情報を受信識別する機能
と、テストデータ送信に指定された時に記憶部からテス
トデータを送信する機能と、テストデータ受信に指定さ
れた時にテストデータを受信して記憶部に記憶し、所定
時間後又は指定時刻に、記憶部に記憶された受信テスト
データ又は受信テストデータを解析した解析データ又は
解析データと閾値とを比較判定した判定データを送信す
る機能とを備えている。
【0016】又(5)オーダワイヤ伝送システムに於け
る各伝送装置の監視処理部は、記憶部と、この記憶部に
記憶された受信テストデータを解析するデータ解析部
と、このデータ解析部による解析データと閾値との比較
判定を行う比較判定部と、前記記憶部と前記データ解析
部との制御を行うと共に、テストデータの送信又は受信
の指定の制御情報の受信識別及びテストデータのオーダ
ワイヤ回線による送信制御及び比較判定部による判定デ
ータの送信制御と、オーダワイヤ回線によるテストデー
タの受信制御とを行うオーダワイヤ監視制御部とを備え
ている。
【0017】又(6)オーダワイヤ伝送システムに於け
る各伝送装置の監視処理部は、オーダワイヤ回線を介し
て受信したテストデータとしての音声データを記憶する
記憶部と、この記憶部に記憶された音声データを、所定
時間をおいて又は送信指示により、オーダワイヤ回線を
介して音声データの送信元に折返して送信するオーダワ
イヤ監視制御部とを備えている。
【0018】又(7)本発明のオーダワイヤ監視方法
は、主信号とオーダワイヤ信号とを多重化して伝送する
多重回線により複数の伝送装置間を接続したオーダワイ
ヤ回線の品質を監視するオーダワイヤ監視方法であっ
て、テストデータを送信する伝送装置と受信する伝送装
置とを指定し、テスト開始により、指定テストデータ送
信伝送装置からテストデータをオーダワイヤ回線により
送信し、指定テストデータ受信伝送装置は、テストデー
タを受信して記憶部に一時記憶し、所定の時間を於いて
又は送信指示により、記憶部に記憶されたテストデータ
又はこのテストデータを解析した解析データ又はこの解
析データと閾値とを比較して判定した判定データを、指
定テストデータ送信伝送装置に送信し、この指定テスト
データ送信伝送装置に於いて、指定テストデータ受信伝
送装置との間のオーダワイヤ回線の品質を監視する過程
を含むものである。
【0019】又(8)伝送装置のオーダワイヤ部の局別
DTMF送出/検索部からのDTMF信号をコーデック
部によりディジタル信号に変換し、テストデータとして
オーダワイヤ回線に送出する過程を含むことができる。
【0020】又(9)受信テストデータの離散フーリエ
変換による解析データの基本波信号レベルS’と、最大
ノイズレベルNmaxと、送信テストデータの信号レベ
ルSとを基に、W≦1の閾値WとS’/Sとを比較し、
S’/S<Wの条件の時に、オーダワイヤ回線の設定,
接続ミスと判定する過程を含むことができる。
【0021】又(10)受信テストデータの離散フーリ
エ変換による解析データの基本波信号レベルS’と、最
大ノイズレベルNmaxと、送信テストデータの信号レ
ベルSとを基に、通信可能な信号レベルTと、通信可能
なS/NレベルUと、設定ノイズレベルVとを閾値とし
て比較判定し、(S’/S)<Tの条件、又は(S’/
Nmax)<Uの条件、又はNmax>Vの条件の何れ
か一つでも満足する時に、オーダワイヤ回線の量子化誤
差累積状態と判定する過程を含むことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態のオー
ダワイヤ伝送システムの説明図であり、NE1〜NE1
0は伝送装置、L1〜L5は無線回線を示す。なお、無
線回線L1〜L5は有線回線又は光回線とすることがで
きる。又伝送装置NE2,NE3,NE7は同一の局、
伝送装置NE4,NE5は同一の局、伝送装置NE8,
NE9は同一の局を構成している場合を示す。
【0023】各伝送装置NE1〜NE10は、オーダワ
イヤ回線と接続した監視処理部を備え、例えば、伝送装
置NE4に接続した監視制御用端末からの指示に従っ
て、指定した伝送装置間でオーダワイヤ回線を介したテ
ストデータの送信、受信解析,解析結果の返送等を行う
ものである。又監視処理部は、テストデータを予め格納
しておくことができる。又実線矢印をテストデータの送
信方向、点線矢印を解析データ又は判定データの送信方
向として示すものである。
【0024】監視制御用端末により、例えば、伝送装置
NE2をテストデータ送信局(指定テストデータ送信伝
送装置)に指定し、伝送装置NE1をテストデータ受信
局(指定テストデータ受信伝送装置)に指定し、オーダ
ワイヤ回線のテスト開始を指示すると、伝送装置NE2
の監視処理部に保持されているテストデータがオーダワ
イヤ回線により伝送装置NE1に送信される。伝送装置
NE1は、このテストデータを受信して解析し、オーダ
ワイヤ回線の設定,接続ミスの有無や量子化誤差累積等
の判定を行い、その判定データを伝送装置NE2に返送
する。伝送装置NE2は、この判定データを伝送装置N
E3,NE4経由で監視制御用端末に転送することよ
り、保守者は、伝送装置NE1,NE2間のオーダワイ
ヤ回線の正常性を監視することができる。
【0025】又監視制御用端末により、例えば、伝送装
置NE6をテストデータ受信局として指定し、打合せ通
話試験を行うことができる。即ち、伝送装置NE4の電
話機によるアナログ音声信号をディジタル音声データに
変換し、この打合せ通話データをオーダワイヤ回線によ
り送信し、伝送装置NE6では多重化信号から分離し
て、監視処理部の記憶部に一旦記憶する。そして、伝送
装置NE4からの制御情報による指示によって、或いは
所定時間経過した時に、記憶部に記憶した打合せ通話の
音声データをオーダワイヤ回線により折返し送信する。
従って、伝送装置NE4では、送信した音声信号を折返
し受信し、オーダワイヤ回線に接続した電話機により音
声品質を確認することができる。この場合、単なる折返
試験を行う手段では、ハウリングが生じるものである
が、本発明の手段では、ハウリングが生じないことにな
る。
【0026】又例えば、伝送装置NE8に於いてオーダ
ワイヤ回線の接続ミスが存在する場合、この伝送装置N
E8方向の例えば伝送装置NE2を制御信号によってテ
ストデータ送信局として指定し、オーダワイヤ回線にテ
ストデータを送出させ、制御信号によって伝送装置NE
7,NE8,NE9,NE10をテストデータ受信局と
して指定する。この場合、伝送装置NE7はテストデー
タ正常受信の判定データを返送し、又伝送装置NE8〜
NE10はテストデータの受信ができないので、接続ミ
スを示す判定データを制御情報として返送する。従っ
て、この判定データを受信した監視制御用端末により、
伝送装置NE7まで正常であるが、伝送装置NE8がオ
ーダワイヤ信号を受信できないものであるから、この伝
送装置NE8に於いて接続ミス等が存在することが判
り、この伝送装置NE8にのみ保守者を派遣して回復作
業を行わせることになる。
【0027】図2は本発明の第1の実施の形態の伝送装
置の要部説明図であり、1−1,1−2,1−3は伝送
装置、2は伝送部、3は多重/分離部、4はオーダワイ
ヤ部、5はコーデック部、6はアナログ分岐合成部、7
は局別DTMF(Dual Tone Multi Frequency)送
出/検索部、8は2W/4W(2線/4線)変換器、9
は監視処理部、11はオーダワイヤ監視制御部、12は
送受信用データ記憶部、13はデータ解析部、14は解
析データ記憶部、15は比較判定部、16は電話機(T
EL)を示す。
【0028】各伝送装置1−1,1−2,1−3は、図
1の伝送装置NE2,NE3,NE7の接続配置に類似
している場合を示し、それぞれ同一構成の監視処理部9
を設けたオーダワイヤ部4を備えている。このオーダワ
イヤ部4のアナログ分岐合成部6を介して相互に接続さ
れるもので、多重化信号の伝送経路は図示を省略してい
る。又オーダワイヤ部4は、従来例と同様なコーデック
部5とアナログ分岐合成部6と局別DTMF送出/検索
部7と2W/4W変換器8とを含み、更に監視処理部9
を設けたものである。この監視処理部9は、図1に示す
監視制御用端末を接続できる構成を有し、この監視制御
用端末からオーダワイヤ監視制御部11にオーダワイヤ
回線の試験の指示等を行うことができる。
【0029】又伝送部2は、無線回線,有線回線,光回
線等の回線種別に対応した送受信機能を備えており、又
多重/分離部3は、PDH,SDH等の多重化方式に対
応して、制御信号やオーダワイヤ信号の多重化及び多重
分離を行う機能を備えている。又オーダワイヤ部4の監
視処理部9は、ランダムアクセスメモリ(RAM)等に
より構成される送受信用データ記憶部12と、解析デー
タ記憶部14とを有し、又プロセッサの処理機能等によ
って実現できるオーダワイヤ監視制御部11とデータ解
析部13と比較判定部15とを有するものである。
【0030】又2W/4W変換器8を介して接続された
電話機16による通常の打合せ通話を行う場合は、従来
例と同様に、相手の伝送装置を、局別DTMF送出/検
索部7からのDTMF信号によって指定し、指定された
伝送装置は、局別DTMF送出/検索部7により自装置
指定を識別して、ベル鳴動等の着信表示を行うことによ
り、オーダワイヤ回線を介した打合せ通話を開始するこ
とができる。
【0031】図3は本発明の第1の実施の形態の監視処
理部の説明図であり、オーダワイヤ監視制御部11をプ
ロセッサ(CPU)21により構成し、このプロセッサ
21と、データ解析・比較判定プログラム記憶部22
と、解析データ記憶部23と、送受信用データ記憶部2
4と、テストデータ通信処理部25と、制御情報通信処
理部26とを内部バスにより接続し、制御情報通信処理
部26は、多重/分離部3により多重化及び多重分離さ
れる制御チャネルによる制御情報の送受信を行い、テス
トデータ通信処理部25は、オーダワイヤ回線を介した
テストデータの送受信を行う機能を備えている。
【0032】又データ解析・比較判定プログラム記憶部
22は、図2のデータ解析部13と比較判定部15との
機能を実現する為のプログラムを格納するものであり、
又解析データ記憶部23と送受信用データ記憶部24と
は、図2の解析データ記憶部13と送受信用データ記憶
部12とに対応している。又各記憶部は、ランダムアク
セスメモリ(RAM)等により構成することができる。
【0033】図4は本発明の第1の実施の形態のシーケ
ンス説明図であり、保守者と監視制御用端末とオーダワ
イヤ監視制御部とを含む自局と、受信局と送信局とを含
む局間との動作を示す。各局は、図2に示す伝送装置を
備えているものであり、保守者が監視制御用端末を操作
し、テストデータ受信局(テストデータ受信伝送装
置)の指定を行う。
【0034】この監視制御用端末を接続した伝送装置を
自局とし、その監視処理部9のオーダワイヤ監視制御部
11からテストデータ受信局の指定情報を、多重化信号
のタイムスロットやヘッダの特定バイト等による制御信
号回線により送信する。この場合の制御情報は、送信元
アドレスを含めることにより、指定テストデータ受信局
は、テストデータ受信の設定を行った後、設定OKを送
信元に返送する。この設定OKを監視制御用端末が受信
し、保守者が確認すると、テストデータ送信局(テス
トデータ送信伝送装置)の指定を行う。
【0035】又指定テストデータ送信局は、テストデー
タを送受信用データ記憶部12に設定し、設定OKを送
信元に返送する。なお、テストデータを予め送受信用デ
ータ記憶部12に格納し、送信可の状態を設定OKとし
て返送することもできる。そして、設定OKを監視制御
用端末が受信して保守者が確認すると、テスト開始を
指示する。このテスト開始の指示により、指定テストデ
ータ送信局の監視処理部9は、オーダワイヤ監視制御部
11の制御によって送受信用データ記憶部11に記憶さ
れたテストデータを読出して、多重/分離部3に入力
し、このテストデータをオーダワイヤ信号として多重化
して送信する。
【0036】図5はこの場合の指定テストデータ送信局
のシーケンス説明図であり、そのオーダワイヤ監視制御
部11がテストデータ送信局の指定の制御情報を受信識
別すると、テストデータを送受信用データ記憶部12に
設定し、設定OKをオーダワイヤ監視制御部11から送
信する。次に、テスト開始指示を受信すると、送受信用
データ記憶部12に設定したテストデータの送出を開始
する。即ち、太線のテストデータ原型として示すよう
に、テストデータをオーダワイヤ回線に送出する。
【0037】又指定テストデータ受信局は、多重/分離
部3により分離されたオーダワイヤ信号を、オーダワイ
ヤ監視制御部11の制御によって送受信用データ記憶部
12に記憶させる。そして、データ解析部13により解
析し、解析データを解析データ記憶部14に記憶し、比
較判定部15に於いて解析データと閾値とを比較して、
オーダワイヤ回線品質を判定し、この判定データを送受
信用データ記憶部12に記憶する。
【0038】そして、オーダワイヤ監視制御部11の制
御によって、判定データを指定テストデータ送信局へ判
定結果として送信し、この判定結果を監視制御用端末で
受信し、保守者は、この受信判定結果の表示内容等によ
って、指定テストデータ送信局と指定テストデータ受信
局との間のオーダワイヤ回線の品質等を判定する。従っ
て、任意の伝送装置に於いて、任意の伝送装置間のオー
ダワイヤ回線の監視が可能となる。
【0039】図6は本発明の第2の実施の形態のシーケ
ンス説明図であり、音声信号を用いたオーダワイヤ回線
の監視を示し、保守者が監視制御用端末を用いて、テ
ストデータ受信局の指定と折返しの設定とを入力する。
それにより、オーダワイヤ監視制御部11の制御によっ
て、テストデータ受信局の指定と折返しの設定との制御
情報が送信される。指定テストデータ受信局は、監視処
理部9の送受信用データ記憶部12にテストデータを受
信記憶できるように設定し、設定OKを返送する。
【0040】保守者は、設定OKを確認し、テスト開
始を入力する。このテスト開始の制御情報を指定テスト
データ受信局へ送出した後、保守者はオーダワイヤ部4
に接続された電話機16から音声入力を行う。この音
声信号は、コーデック部5によりディジタル信号に変換
され、オーダワイヤ信号として多重/分離部3に於いて
多重化されて送信される。
【0041】指定テストデータ受信局は、多重/分離部
3により分離されたオーダワイヤ信号(ディジタル信
号)を監視処理部9のオーダワイヤ監視制御部11の制
御に従って送受信用データ記憶部12に記憶する。この
音声データの受信終了により、オーダワイヤ監視制御部
11から受信OKを返送する。
【0042】保守者は、受信OKを確認し、折返指示
を入力する。指定テストデータ受信局は、折返指示に従
って、送受信用データ記憶部12に記憶された音声デー
タをオーダワイヤ監視制御部11の制御によって読出
し、多重/分離部3に入力して、オーダワイヤ回線によ
って送出する。指定テストデータ送信局では、多重/分
離部3により分離されたオーダワイヤ信号を、コーデッ
ク部5によりアナログ信号に変換し、アナログ分岐合成
部6と2W/4W変換器8とを介して電話機16に音声
信号を入力し、送信した音声信号に対応する折返音声信
号の劣化状態を判断する。例えば、折返音声信号の明瞭
度が低い場合、量子化誤差が累積されていると判定する
ことができる。又指定テストデータ送信局からの折返指
示によって音声データを返送する場合を示すが、指定テ
ストデータ受信局で、テストデータとしての音声データ
を受信してから、設定された所定時間経過後に、指定テ
ストデータ送信局へ、送受信用データ記憶部12に記憶
された音声データを送信する制御構成とすることも可能
である。
【0043】図7は本発明の第3の実施の形態の伝送装
置の要部説明図であり、31は伝送装置、32は伝送
部、33は多重/分離部、34はオーダワイヤ部、35
はコーデック部、36はアナログ分岐合成部、37は局
別DTMF送出/検索部、38は2W/4W(2線/4
線)変換器、39は監視処理部、40は切替回路(S
W)、41はオーダワイヤ監視制御部、42aは受信用
データ記憶部、42bは送信用データ記憶部、43はデ
ータ解析部、44は解析データ記憶部、45は比較判定
部、46は電話機(TEL)、47は外部インタフェー
ス部を示す。
【0044】又図2に示す伝送装置の場合と同様に多重
化信号の伝送経路は図示を省略している。又監視処理部
39は、図2に於ける監視処理部9と同様な構成を有
し、送受信用データ記憶部12を、受信用データ記憶部
42aと送信用データ記憶部42bとに領域を分けた場
合を示す。又アナログ分岐合成部36に、他の伝送装置
と、外部インタフェース部47とを接続した構成の場合
を示す。
【0045】又アナログ分岐合成部36と外部インタフ
ェース部47との間に接続した切替回路40は、オーダ
ワイヤ監視制御部41によって制御され、外部インタフ
ェース部47からディジタル信号のテストデータが入力
される場合は、そのテストデータを、多重/分離部33
にオーダワイヤ信号として入力するように切替え、又ア
ナログ信号のテストデータが入力される場合は、そのテ
ストデータを、コーデック部35に入力して、ディジタ
ル信号に変換するように切替える。
【0046】又局別DTMF送出/検索部37からのD
TMF信号をテストデータとして使用する場合、オーダ
ワイヤ監視制御部41の制御に従ったDTMF信号を発
生してコーデック部35に入力し、ディジタル信号に変
換して多重/分離部33に入力し、オーダワイヤ信号と
して多重化する。この場合、伝送装置を指定する番号以
外のダミー番号に相当するDTMF信号とする。
【0047】図8はテストデータ折返制御の説明図であ
り、オーダワイヤ監視制御部41と、送信用データ記憶
部42bと、受信用データ記憶部42aと、通信処理部
51と、監視制御用通信処理部52とを示し、送信用デ
ータ記憶部42bには、テストデータ(原型)を格納し
ている。例えば、テストデータ送信局に指定された場合
に、この送信用データ記憶部42bのテストデータ(原
型)を通信処理部51を介して送信することになる。
【0048】又図6に示すように音声信号を折返してオ
ーダワイヤ回線の品質を判定する等のテストデータの折
返しを行う場合、指定テストデータ受信局は、(1)テ
ストデータ受信局の指定と折返しの設定、(2)テスト
開始、(3)テストデータ受信、(4)折返制御、
(5)テストデータ送信とのステップに従って、オーダ
ワイヤ監視制御部41は、通信処理部51を介して受信
したテストデータを受信用データ記憶部42aに記憶さ
せ、指定テストデータ送信局からの指示に従った折返制
御により、この受信用データ記憶部42aに記憶された
テストデータを読出して、通信処理部51を介して送出
する。
【0049】この折返制御は、音声データの場合のみで
なく、他のテストデータとすることも可能である。又こ
のような折返制御は、図2に示す伝送装置の構成に於い
ても実行することができる。又(4)折返制御は、指定
テストデータ送信局からの指示による場合と、指定テス
トデータ受信局に於いて、テストデータ受信終了から所
定時間経過後に、オーダワイヤ監視制御部41の制御に
従って送信することもできる。
【0050】図9はテストデータ解析制御の説明図であ
り、図8に示す構成に、データ解析部44が追加された
構成について示し、オーダワイヤ監視制御部41の制御
により、(1)受信設定、(2)テスト開始、(3)テ
ストデータ受信のステップに従って、通信処理部51を
介して受信したテストデータを受信用データ記憶部42
aに記憶させる。そして、(4)受信テストデータ解
析、(5)テストデータ原型解析のステップに従って、
データ解析部44に於いて、受信用データ記憶部42a
に記憶されたテストデータの解析を行い、又送信用デー
タ記憶部42bに記憶されたテストデータ(原型)の解
析を行う。
【0051】図10はテストデータ判定制御の説明図で
あり、解析データ記憶部44(図7参照)を、原型テス
トデータの解析データを記憶する領域44bと、受信テ
ストデータの解析データを記憶する領域44aとにより
構成し、比較判定部45に於いて解析データの比較判定
を行い、オーダワイヤ回線の品質等の判定を行うもので
ある。この場合、テストデータが予め定められている場
合、その解析データを予め求めておいて、解析データ記
憶部44の領域44bに格納しておくことができる。
【0052】図11はテストデータ解析の説明図であ
り、(A)の(a)は横軸を時間tとした周期Tの正弦
波のテストデータ(前述の原型テストデータ)を示し、
(b)は横軸を周波数fとした離散フーリエ変換により
得られた周波数Fの基本波を示す。即ち離散フーリエ変
換は、 y(t)=(1/n)Σn-1 f=0 Y(f)e(j2aft/n) …(1) Y(f)=Σn-1 t=0 y(t)e(-j2aft/n) …(2) と表すことができる。なお、(j2aft/n)及び
(−j2aft/n)のaはπを示し、nはデータサン
プル数を示す。
【0053】又(B)の(a)は受信テストデータの波
形の一例を示し、量子化誤差や混入したノイズ等により
歪み波形となっている。これを離散フーリエ変換した結
果が、(B)の(b)に示すものとなる。即ち、周波数
Fの基本波に対してその周波数軸上の両側に多数のノイ
ズ成分が現れる。図9に示すテストデータ解析制御の場
合、指定テストデータ受信局のデータ解析部44に於い
て受信テストデータの離散フーリエ変換により解析し、
その解析データ(図11の(B)の(b)に示すような
離散フーリエ変換結果)を、指定テストデータ送信局に
送出する。この場合、指定テストデータ送信局に於い
て、解析データと閾値との比較判定を行うことになる。
【0054】図12はテストデータの解析及び判定の説
明図であり、(A)の(a),(b)は、図11の
(A)の(a),(b)と同様に、周期Tの正弦波を離
散フーリエ変換することにより、周波数Fの基本波が得
られる。その場合の信号レベルSを10とした場合を示
す。
【0055】又(B)の(a)に示す量子化誤差等を含
む受信テストデータを離散フーリエ変換すると、(B)
の(b)に示す結果が得られる。即ち、周波数Fの基本
波の信号レベルS’=8、最大ノイズレベルNmax=
5となる。なお、受信テストデータの歪みの程度によっ
て、解析結果は種々のレベルとなる。又オーダワイヤ回
線が疎通しない状態では、周波数Fの基本波の信号レベ
ルS’は零又はそれに近いレベルとなる。
【0056】図13は判定論理のフローチャートを示
し、設定,接続ミス判定(A1)と、量子化誤差判定
(A3)とを含み、受信テストデータを離散フーリエ変
換により解析し、その解析データによる基本波の信号レ
ベルS’と最大ノイズレベルNmaxと、送信テストデ
ータ(原型)の信号レベルSとを用いて、(S’/S)
<Wか否かを判定する(A2)。前述のように、各伝送
装置の監視処理部9,39には、送信するテストデータ
を保持しているから、これを送信テストデータ(原型)
とし、且つ予め解析してその解析データを保持しておく
こともできる。又指定テストデータ受信局では、解析デ
ータを指定テストデータ送信局へ返送し、指定テストデ
ータ送信局に於いて比較判定処理を行うこともできる。
【0057】又比較判定の為の閾値Wは、W≦1とする
ものであるが、例えば、W=(S−Nmax)/Sとす
ることができる。そして、(S’/S)<Wの場合、受
信テストデータ信号レベルS’が非常に低いレベルであ
るから、オーダワイヤ回線による打合せ通話が不可能の
状態の設定,接続ミスと判定する(A6)。又(S’/
S)<Wでない場合は、設定,接続ミスではないと判定
する。
【0058】又量子化誤差判定(A3)に於いて、閾値
をT=通信可能な信号レベルで、T≦1、又U=通信可
能なS/Nレベル、又V=ノイズレベルの設定上限値と
して、(S’/S)<Tと、(S’/Nmax)<
Uと、Nmax>V≧Sとについて判定する(A
4)。何れの条件も満足していない場合、即ち、S’/
Sが閾値Tより小さく、S’/Nmaxが閾値Uより小
さく、且つ最大ノイズレベルNmaxが閾値Vより大き
くない場合、量子化誤差は正常の範囲内、即ち、障害無
しと判定する(A5)。又〜の何れか一つ又は複数
の条件を満足した場合、量子化誤差が大きくなっている
と判定する(A7)。
【0059】図14は判定の一例の説明図であり、受信
テストデータの解析結果が(A)に示す場合、S=10
とし、閾値をT=0.6,U=1.5,V=10,W=
(S−Nmax)/Sに設定すると、前述の判定論理に
より(B)に示す結果が得られる。例えば、例I の場
合、解析データは、S’=10,Nmax=2となる場
合であるから、〔W=(10−2)/10=0.8〕<
〔S’/S=10/10=1〕となり、設定,接続ミス
無しと判定する。
【0060】又〔S’/S=1〕>〔T=0.6〕とな
るから障害無し、又〔S’/Nmax=10/2=5〕
>〔U=1.5〕となるから障害無し、又〔Nmax=
2〕<〔V=10〕となるから障害無しと判定する。こ
の場合の解析データと閾値との比較判定に於いてオーダ
ワイヤ回線は正常と判定することになる。
【0061】又例II-1の場合、解析データは、S’=
5,Nmax=6であり、従って、〔W=(10−6)
/10=0.4〕<〔S’/S=5/10=0.5〕と
なるから、設定,接続ミス無しと判定する。又〔S’/
S=0.5〕<〔T=0.6〕となるから、量子化誤差
累積による回線ノイズと判定する。又〔S’/Nmax
=5/6〕<〔U=1.5〕となるから、量子化誤差累
積による回線ノイズと判定する。又〔Nmax=6〕<
〔V=10〕となるから、障害無しと判定する。従っ
て、この場合の解析データの比較判定に於いてオーダワ
イヤ回線は量子化誤差累積による回線ノイズが増大して
いると判定することになる。
【0062】又例II-2の場合、解析データは、S’=
9,Nmax=20であり、従って、〔W=(10−2
0)/10=−2〕<〔S’/S=9/10=0.9〕
となるから、設定,接続ミス無しと判定する。又〔S’
/S=0.9〕>〔T=0.6〕となるから、障害無し
と判定する。又〔S’/Nmax=9/20〕<〔U=
1.5〕となるから、量子化誤差累積による回線ノイズ
と判定する。又〔Nmax=20〕<〔V=10〕とな
るから、量子化誤差累積による回線ノイズと判定する。
従って、この場合の解析データの比較判定に於いてオー
ダワイヤ回線は量子化誤差累積による回線ノイズが増大
していると判定することになる。
【0063】又III の条件の場合、解析データは、S’
=0,Nmax=1であり、従って、〔W=(10−
1)/10=0.9〕>〔S’/S=0〕となるから、
設定,接続ミスと判定する。即ち、指定テストデータ受
信局と、指定テストデータ送信局との間のオーダワイヤ
回線に、設定,接続ミスが存在すると判定することがで
きる。この場合、指定テストデータ送信局と指定テスト
データ受信局との間に複数の局が接続されている場合、
テストデータ受信局を順次指定することにより、設定,
接続ミスが存在する局を限定することができる。
【0064】前述のテストデータは、正弦波とした場合
を示すが、前述の局別DTMF送出/検索部37からの
DTMF信号をテストデータとして用いた場合、2周波
数成分を含むテストデータとなるから、離散フーリエ変
換による解析により、周波数F1,F2の基本波に対し
て、複数のノイズ成分が現れることになり、従って、テ
ストデータ原型の基本波の信号レベルS1,S2と、受
信テストデータの基本波信号レベルS1’,S2’と最
大ノイズレベルNmaxとを用いて、オーダワイヤ回線
の品質等の比較判定を行うことができる。
【0065】又DTMF信号のパターンを用いたテスト
データとすることも可能である。このようなテストパタ
ーンは、オーダワイヤ監視制御部41から局別DTMF
送出/検索部37を制御することによって、容易に発生
することができる。その場合、テストパターンと離散フ
ーリエ変換の解析データとを基に、オーダワイヤ回線の
監視を行うことができる。
【0066】図15はテストデータ受信局のシーケンス
説明図であり、図7の構成を参照して説明すると、テス
トデータ受信局の指定の制御情報を、オーダワイヤ監視
制御部41に於いて受信識別すると、受信用データ記憶
部42aに受信テストデータの書込みが可能となるよう
に設定し、設定OKをオーダワイヤ監視制御部41に返
送し、オーダワイヤ監視制御部41は、テストデータ受
信局の指定の制御情報を送出した局に設定OKを返送す
る。そして、オーダワイヤ回線を介した受信テストデー
タを受信用データ記憶部42aに記憶し、受信終了によ
り、テストデータをデータ解析部43に転送し、離散フ
ーリエ変換等により解析し、解析結果の解析データを解
析データ記憶部44に書込み、この解析データを比較判
定部45に転送する。
【0067】又解析データを解析データ記憶部44に書
込んで解析終了となると、受信用データ記憶部42a或
いは送信用データ記憶部42bに記憶されているテスト
データ原型をデータ解析部43に転送する。この場合、
テストデータが複数種類存在し、テストデータ送信局
は、その中から選択したテストデータを送信する場合、
そのテストデータの種類を示す情報を制御情報等によっ
てテストデータ受信局に通知し、この通知に従った種類
のテストデータを選択してテストデータ原型としてデー
タ解析部43に転送し、受信テストデータと同様に離散
フーリエ変換等により解析することができる。そして、
解析結果の解析データを解析データ記憶部44に書込
み、この解析データ記憶部44から比較判定部45に解
析データを転送する。なお、テストデータ原型について
の解析データは、予め求めて記憶しておくことができ
る。
【0068】比較判定部45は、テストデータ原型(送
信テストデータ)と受信テストデータとの解析結果を、
前述のように比較判定し、オーダワイヤ回線についての
設定,接続ミスの有無と、量子化誤差累積による回線ノ
イズの有無とを判定し、その判定結果を、オーダワイヤ
監視制御部41から制御情報としてテストデータ送信局
又は監視制御用端末が接続された局へ送信する。
【0069】本発明は、前述の各実施の形態のみに限定
されるものではなく、各実施の形態の組合せも可能であ
り、各種のネットワークを構成する各伝送装置間の打合
せ通話を行うシステムに適用することができる。又予め
各伝送装置に監視制御用端末を接続しておけば、任意の
伝送装置に於いて、所望の伝送装置間のオーダワイヤ回
線をテストすることができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、オーダ
ワイヤ回線にテストデータを送出し、又オーダワイヤ回
線を介したテストデータを受信する機能の監視処理部
9,39をオーダワイヤ部4,34に設けたことによ
り、指定テストデータ送信局(指定テストデータ送信伝
送装置)と指定テストデータ受信局(指定テストデータ
受信伝送装置)との間のオーダワイヤ回線の設定,接続
ミスと、量子化誤差の累積とを含む品質の監視が可能と
なる。そして、オーダワイヤ回線の設定,接続ミスの場
合でも、保守者を各伝送装置に派遣することなく、任意
の伝送装置の監視処理部に監視制御用端末を接続して操
作するだけで、遠隔地の伝送装置間のオーダワイヤ回線
の状態を監視することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のオーダワイヤ伝送システ
ムの説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の伝送装置の要部説
明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の監視処理部の説明
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のシーケンス説明図
である。
【図5】指定テストデータ送信局のシーケンス説明図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施の形態のシーケンス説明図
である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の伝送装置の要部説
明図である。
【図8】テストデータ折返制御の説明図である。
【図9】テストデータ解析制御の説明図である。
【図10】テストデータ判定制御の説明図である。
【図11】テストデータ解析の説明図である。
【図12】テストデータ解析及び判定の説明図である。
【図13】判定論理のフローチャートである。
【図14】判定の一例の説明図である。
【図15】テストデータ受信局のシーケンス説明図であ
る。
【図16】オーダワイヤ伝送システムの概要説明図であ
る。
【図17】従来例の伝送装置の要部説明図である。
【符号の説明】
NE1〜NE10 伝送装置 L1〜L5 無線回線 1−1〜1−3 伝送装置 2 伝送部 3 多重/分離部 4 オーダワイヤ部 5 コーデック部 6 アナログ分岐合成部 7 局別DTMF送出/検索部 8 2W/4W変換器 9 監視処理部 11 オーダワイヤ監視制御部 12 送受信データ記憶部 13 データ解析部 14 解析データ記憶部 15 比較判定部 16 電話機(TEL)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K019 AC05 AC09 BA51 CC14 CC15 CC16 CD01 5K042 AA08 CA02 CA04 CA13 CA16 DA11 EA04 EA14 FA15 GA01 GA11 LA11 LA13 LA15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重化及び多重分離を行う多重/分離部
    と、該多重/分離部により分離された受信オーダワイヤ
    信号をアナログ信号に変換し、且つ送信オーダワイヤ信
    号をディジタル信号に変換して前記多重/分離部に入力
    するオーダワイヤ部とを有する伝送装置に於いて、 前記オーダワイヤ部は、オーダワイヤ信号のアナログ・
    ディジタル変換を行うコーデック部と、アナログのオー
    ダワイヤ信号の分岐,合成を行う分岐/合成部と、電話
    機を接続する為の2線/4線変換器と、監視処理部とを
    含み、 該監視処理部は、送受信データを記憶する記憶部と、該
    記憶部に記憶されたテストデータのオーダワイヤ回線へ
    の送出制御及び該オーダワイヤ回線による受信テストデ
    ータの前記記憶部への書込制御を行い、且つ前記受信テ
    ストデータ又は該受信テストデータの解析データ又は該
    解析データを閾値と比較判定した判定データの送受信制
    御を行うオーダワイヤ監視制御部とを備えたことを特徴
    とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記監視処理部は、送受信データを記憶
    する記憶部と、該記憶部に記憶された受信テストデータ
    を解析するデータ解析部と、該データ解析部による解析
    データと閾値との比較判定を行う比較判定部と、前記記
    憶部と前記データ解析部との制御を行うと共に、前記比
    較判定部による判定データの送信制御を行うオーダワイ
    ヤ監視制御部とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記監視処理部は、送受信データを記憶
    する記憶部と、受信テストデータとしての音声データを
    前記記憶部に記憶させ、所定時間をおいて又は送信指示
    により、前記記憶部に記憶された前記音声データを、該
    音声データの送信元に折返し送信制御するオーダワイヤ
    監視制御部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    伝送装置。
  4. 【請求項4】 主信号とオーダワイヤ信号とを多重化し
    て伝送する多重回線により複数の伝送装置間を接続した
    オーダワイヤ伝送システムに於いて、前記伝送装置は、
    多重/分離部とオーダワイヤ部とを含み、該オーダワイ
    ヤ部は、オーダワイヤ信号のアナログ・ディジタル変換
    を行うコーデック部と、アナログのオーダワイヤ信号を
    分岐,合成するアナログ分岐合成部と、電話機を接続す
    る2線4線変換器と、監視処理部とを有し、 該監視処理部は、送受信データを記憶する記憶部と、該
    記憶部に記憶されたテストデータのオーダワイヤ回線へ
    の送出制御及び該オーダワイヤ回線による受信テストデ
    ータの前記記憶部への書込制御を行い、且つ前記受信テ
    ストデータ又は該受信テストデータの解析データの送信
    制御を行うオーダワイヤ監視制御部とを有し、 該オーダワイヤ監視制御部は、テストデータの送信又は
    受信の指定の制御情報を受信識別する機能と、テストデ
    ータ送信に指定された時に前記記憶部からテストデータ
    を送信する機能と、テストデータ受信に指定された時に
    前記テストデータを受信して前記記憶部に記憶し、所定
    時間後又は指定時刻に前記記憶部に記憶された受信テス
    トデータ又は該受信テストデータを解析した解析データ
    又は該解析データと閾値とを比較判定した判定データを
    送信する機能とを備えたことを特徴とするオーダワイヤ
    伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記各伝送装置の監視処理部は、前記記
    憶部と、該記憶部に記憶された受信テストデータを解析
    するデータ解析部と、該データ解析部による解析データ
    と閾値との比較判定を行う比較判定部と、前記記憶部と
    前記データ解析部との制御を行うと共に、テストデータ
    の送信又は受信の指定の制御情報の受信識別及びテスト
    データのオーダワイヤ回線による送信制御及び前記比較
    判定部による判定データの送信制御と、前記オーダワイ
    ヤ回線によるテストデータの受信制御とを行うオーダワ
    イヤ監視制御部とを備えたことを特徴とする請求項4記
    載のオーダワイヤ伝送システム。
  6. 【請求項6】 前記各伝送装置の監視処理部は、前記オ
    ーダワイヤ回線を介して受信したテストデータとしての
    音声データを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された
    音声データを、所定時間をおいて又は送信指示により、
    前記オーダワイヤ回線を介して該音声データの送信元に
    折返して送信するオーダワイヤ監視制御部とを備えたこ
    とを特徴とする請求項4記載のオーダワイヤ伝送システ
    ム。
  7. 【請求項7】 主信号とオーダワイヤ信号とを多重化し
    て伝送する多重回線により複数の伝送装置間を接続した
    オーダワイヤ回線の品質を監視するオーダワイヤ監視方
    法に於いて、 テストデータを送信する伝送装置と受信する伝送装置と
    を指定し、テスト開始により、指定テストデータ送信伝
    送装置からテストデータをオーダワイヤ回線により送信
    し、指定テストデータ受信伝送装置は、前記テストデー
    タを受信して記憶部に一時記憶し、所定の時間を於いて
    又は送信指示により、前記記憶部に記憶されたテストデ
    ータ又は該テストデータを解析した解析データ又は該解
    析データと閾値とを比較して判定した判定データを、指
    定テストデータ送信伝送装置に送信し、該指定テストデ
    ータ送信伝送装置に於いて前記指定テストデータ受信伝
    送装置との間のオーダワイヤ回線の品質を監視する過程
    を含むことを特徴とするオーダワイヤ監視方法。
  8. 【請求項8】 前記伝送装置のオーダワイヤ部の局別D
    TMF送出/検索部からのDTMF信号をコーデック部
    によりディジタル信号に変換し、前記テストデータとし
    て前記オーダワイヤ回線に送出する過程を含むことを特
    徴とする請求項7記載のオーダワイヤ監視方法。
  9. 【請求項9】 受信テストデータの離散フーリエ変換に
    よる解析データの基本波信号レベルS’と、最大ノイズ
    レベルNmaxと、送信テストデータの信号レベルSと
    を基に、W≦1の閾値WとS’/Sとを比較し、S’/
    S<Wの条件の時に、オーダワイヤ回線の設定,接続ミ
    スと判定する過程を含むことを特徴とする請求項7又は
    8記載のオーダワイヤ監視方法。
  10. 【請求項10】 受信テストデータの離散フーリエ変換
    による解析データの基本波信号レベルS’と、最大ノイ
    ズレベルNmaxと、送信テストデータの信号レベルS
    とを基に、通信可能な信号レベルTと、通信可能なS/
    NレベルUと、設定ノイズレベルVとを閾値として比較
    判定し、(S’/S)<Tの条件、又は(S’/Nma
    x)<Uの条件、又はNmax>Vの条件の何れか一つ
    でも満足する時に、オーダワイヤ回線の量子化誤差累積
    状態と判定する過程を含むことを特徴とする請求項7乃
    至9の何れか1項記載のオーダワイヤ監視方法。
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