JP2001024031A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2001024031A
JP2001024031A JP19522399A JP19522399A JP2001024031A JP 2001024031 A JP2001024031 A JP 2001024031A JP 19522399 A JP19522399 A JP 19522399A JP 19522399 A JP19522399 A JP 19522399A JP 2001024031 A JP2001024031 A JP 2001024031A
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electrodes
metal layer
electrode
substrate
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Mitsunori Ishizaki
光範 石崎
Tsuneo Hamaguchi
恒夫 濱口
Yoichi Kitamura
洋一 北村
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて小さな半導体素子でも不具合なしに接
合ヘッドに固定し、高い歩留りで半導体装置を製造でき
る半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 電極が複数形成された面の裏面に金属層
を形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成した
仮固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1の
電子部品の金属層と前記基板の金属層とを接合する工程
と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する位置に
複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品の突起電
極と前記電極とが対向するように位置決めをする位置決
め工程と、前記第1の電子部品と前記第2の電子部品と
を加熱しながら押しつけて、前記電極と前記突起電極と
を接合する工程と、前記第1の電子部品に形成した金属
層と前記基板表面の金属層との接合部を分離する工程を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子または配
線基板に突起電極を形成し、突起電極を介して半導体素
子と配線板とを接続して構成される半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】配線板に多端子で狭ピッチの電極を有す
る半導体素子を高密度に実装する手法としてフリップチ
ップ法がよく用いられる。図19〜20は従来のフリッ
プチップ法による半導体装置の製造方法を示した図であ
り、たとえば”超音波併用熱圧着によるフリップチップ
ボンディング”(富岡他、3rd Symposium on Microjoin
ing and Assembly Technology in Electronics, Februa
ry 6-7,1997,Yokohama,P9-14)に記載されている。
【0003】図19〜20において、101は半導体素
子、101aは半導体素子の電極、102は配線板、1
02aは配線板の電極、103は接合ヘッド、103a
は接合ヘッドの真空吸引孔、104は配線板保持ステー
ジ、104aは配線板保持ステージの真空吸引孔、10
5は半導体素子の電極上に形成された突起電極、106
は超音波振動である。
【0004】図19は接合ヘッド103の真空吸引孔1
03aで半導体素子101を真空吸引し、固定した状態
で、半導体素子101の突起電極105と配線板102
の電極102aとを位置合せした状態、図20(a)は
加熱した半導体素子101を配線板102に押しつける
とともに、半導体素子101に超音波振動106を加
え、突起電極105と配線板102の電極102aとを
接合した状態、図20(b)は接合ヘッド103の真空
吸引を停止して、接合ヘッド103を上方に移動させた
状態を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図19〜20に示され
る半導体装置の製造方法には、つぎのような問題があ
る。
【0006】外形が0.25mm×0.25mmを下回
るような極めて小さい半導体素子を用いる場合、接合ヘ
ッドの真空吸引孔を半導体素子の外形に対して充分に小
さくしておかなければ、半導体素子を接合ヘッドに真空
吸引する際、図21に示すように半導体素子101が真
空吸引孔103aに落ち込むという問題がある。たとえ
ば、このような問題を解決するために、接合ヘッドの真
空吸引孔を充分小さくすると、吸引力不足による半導体
素子の接合ヘッドへの吸引固定の失敗や、吸引固定後の
ヘッド移動時、または接合時に半導体素子の位置ずれや
脱落が生じて製造歩留りが低下するという問題が発生す
る。
【0007】本発明は前記のような課題を解決するため
になされたもので、極めて小さな半導体素子でも不具合
なしに接合ヘッドに固定し、高い歩留りで半導体装置を
製造できる半導体装置の製造方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
わる半導体装置の製造方法は、電極が複数形成された面
の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表面に金
属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押しつけ
て、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金属層と
を接合する工程と、前記第1の電子部品の複数の電極に
対応する位置に複数の金属の突起電極を有する第2の電
子部品の突起電極と前記電極とが対向するように位置決
めをする位置決め工程と、前記第1の電子部品と前記第
2の電子部品とを加熱しながら押しつけて、前記電極と
前記突起電極とを接合する工程と、前記第1の電子部品
に形成した金属層と前記基板表面の金属層との接合部を
分離する工程を有することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2にかかわる半導体装置の
製造方法は、電極上に金属の突起電極が複数形成された
面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表面に
金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押しつ
けて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金属層
とを接合する工程と、前記第1の電子部品の突起電極に
対応する位置に複数の電極を有する第2の電子部品の電
極と前記突起電極とが対向するように位置決めをする位
置決め工程と、前記第1の電子部品と前記第2の電子部
品とを加熱しながら押しつけて、前記突起電極と前記電
極とを接合する工程と、前記第1の電子部品に形成した
金属層と前記基板表面の金属層との接合部を分離する工
程を有することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3にかかわる半導体装置の
製造方法は、請求項1または2記載の半導体装置の製造
方法において、前記突起電極に対応する位置にある前記
電極上に金属の突起電極を形成することを特徴とする。
【0011】本発明の請求項4にかかわる半導体装置の
製造方法は、請求項1または2記載の半導体装置の製造
方法において、前記突起電極に対応する位置にある前記
電極上にはんだを形成することを特徴とする。
【0012】本発明の請求項5にかかわる半導体装置の
製造方法は、請求項1または2記載の半導体装置の製造
方法において、前記突起電極ははんだであることを特徴
とする。
【0013】本発明の請求項6にかかわる半導体装置の
製造方法は、請求項1または2記載の半導体装置の製造
方法において、前記第1の電子部品と前記第2の電子部
品とを加熱しながら押しつける際に、前記第1の電子部
品か前記第2の電子部品のうち、いずれかに超音波振動
を印加することを特徴とする。
【0014】本発明の請求項7にかかわる半導体装置の
製造方法は、電極が複数形成された面の裏面に金属層を
形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成した仮
固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1の電
子部品の金属層と前記基板の金属層とを接合する工程
と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する位置に
複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品上に異方
性導電接着材を形成する工程と、前記第1の電子部品の
複数の電極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有
する第2の電子部品の突起電極と前記電極とが対向する
ように位置決めをする位置決め工程と、前記第1の電子
部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつけ
て、前記電極と前記突起電極とを接合するとともに前記
異方性導電接着材を硬化させる工程と、前記第1の電子
部品に形成した金属層と前記基板表面の金属層との接合
部を分離する工程を有することを特徴とする。
【0015】本発明の請求項8にかかわる半導体装置の
製造方法は、電極上に金属の突起電極が複数形成された
面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表面に
金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押しつ
けて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金属層
とを接合する工程と、前記第1の電子部品の複数の電極
に対応する位置に複数の金属の突起電極を有する第2の
電子部品上に異方性導電接着材を形成する工程と、前記
第1の電子部品の突起電極に対応する位置に複数の電極
を有する第2の電子部品の電極と前記突起電極とが対向
するように位置決めをする位置決め工程と、前記第1の
電子部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつ
けて、前記突起電極と前記電極とを接合するとともに前
記異方性導電接着材を硬化させる工程と、前記第1の電
子部品に形成した金属層と前記基板表面の金属層との接
合部を分離することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項9にかかわる半導体装置の
製造方法は、電極が複数形成された面の裏面に金属層を
形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成した仮
固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1の電
子部品の金属層と前記基板の金属層とを接合する工程
と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する位置に
複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品上に熱硬
化型樹脂を形成する工程と、前記第1の電子部品の複数
の電極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有する
第2の電子部品の突起電極と前記電極とが対向するよう
に位置決めをする位置決め工程と、前記第1の電子部品
と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつけて、前
記電極と前記突起電極とを接合するとともに前記熱硬化
型樹脂を硬化させる工程と、前記第1の電子部品に形成
した金属層と前記基板表面の金属層との接合部を分離す
る工程を有することを特徴とする。
【0017】本発明の請求項10にかかわる半導体装置
の製造方法は、電極上に金属の突起電極が複数形成され
た面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表面
に金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押し
つけて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金属
層とを接合する工程と、前記第1の電子部品の複数の電
極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有する第2
の電子部品上に熱硬化型樹脂を形成する工程と、前記第
1の電子部品の突起電極に対応する位置に複数の電極を
有する第2の電子部品の電極と前記突起電極とが対向す
るように位置決めをする位置決め工程と、前記第1の電
子部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつけ
て、前記突起電極と前記電極とを接合するとともに前記
熱硬化型樹脂を硬化させる工程と、前記第1の電子部品
に形成した金属層と前記基板表面の金属層との接合部を
分離する工程を有することを特徴とする。
【0018】本発明の請求項11にかかわる半導体装置
の製造方法は、請求項9または10記載の半導体装置の
製造方法において、熱硬化型樹脂はBステージ状フィル
ムであることを特徴とする。
【0019】本発明の請求項12にかかわる半導体装置
の製造方法は、電極が複数形成された面の裏面に金属層
を形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成した
仮固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1の
電子部品の金属層と前記基板の金属層とを接合する工程
と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する位置に
複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品の突起電
極と前記電極とが対向するように位置決めをする位置決
め工程と、前記第1の電子部品と前記第2の電子部品と
を加熱しながら押しつけて、前記電極と前記突起電極と
を接合する工程を有することを特徴とする。
【0020】本発明の請求項13にかかわる半導体装置
の製造方法は、電極上に金属の突起電極が複数形成され
た面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表面
に金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押し
つけて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金属
層とを接合する工程と、前記第1の電子部品の突起電極
に対応する位置に複数の電極を有する第2の電子部品の
電極と前記突起電極とが対向するように位置決めをする
位置決め工程と、前記第1の電子部品と前記第2の電子
部品とを加熱しながら押しつけて、前記突起電極と前記
電極とを接合する工程を有することを特徴とする。
【0021】本発明の請求項14にかかわる半導体装置
の製造方法は、請求項12または13記載の半導体装置
の製造方法において、前記突起電極に対応する位置にあ
る前記電極上に金属の突起電極を形成することを特徴と
する。
【0022】本発明の請求項15にかかわる半導体装置
の製造方法は、請求項12または13記載の半導体装置
の製造方法において、前記突起電極に対応する位置にあ
る前記電極上にはんだを形成することを特徴とする。
【0023】本発明の請求項16にかかわる半導体装置
の製造方法は、請求項12または13記載の半導体装置
の製造方法において、前記突起電極ははんだであること
を特徴とする。
【0024】本発明の請求項17にかかわる半導体装置
の製造方法は、請求項12または13記載の半導体装置
の製造方法において、前記第1の電子部品と前記第2の
電子部品とを加熱しながら押しつける際に、前記第1の
電子部品か前記第2の電子部品のうち、いずれかに超音
波振動を印加することを特徴とする。
【0025】本発明の請求項18にかかわる半導体装置
の製造方法は、電極が複数形成された面の裏面に金属層
を形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成した
仮固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1の
電子部品の金属層と前記基板の金属層とを接合する工程
と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する位置に
複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品上に異方
性導電接着材を形成する工程と、前記第1の電子部品の
複数の電極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有
する第2の電子部品の突起電極と前記電極とが対向する
ように位置決めをする位置決め工程と、前記第1の電子
部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつけ
て、前記電極と前記突起電極とを接合するとともに前記
異方性導電接着材を硬化させる工程を有することを特徴
とする。
【0026】本発明の請求項19にかかわる半導体装置
の製造方法は、電極上に金属の突起電極が複数形成され
た面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表面
に金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押し
つけて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金属
層とを接合する工程と、前記第1の電子部品の複数の電
極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有する第2
の電子部品上に異方性導電接着材を形成する工程と、前
記第1の電子部品の突起電極に対応する位置に複数の電
極を有する第2の電子部品の電極と前記突起電極とが対
向するように位置決めをする位置決め工程と、前記第1
の電子部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押し
つけて、前記突起電極と前記電極とを接合するとともに
前記異方性導電接着材を硬化させる工程を有することを
特徴とする。
【0027】本発明の請求項20にかかわる半導体装置
の製造方法は、電極が複数形成された面の裏面に金属層
を形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成した
仮固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1の
電子部品の金属層と前記基板の金属層とを接合する工程
と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する位置に
複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品上に熱硬
化型樹脂を形成する工程と、前記第1の電子部品の複数
の電極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有する
第2の電子部品の突起電極と前記電極とが対向するよう
に位置決めをする位置決め工程と、前記第1の電子部品
と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつけて、前
記電極と前記突起電極とを接合するとともに前記熱硬化
型樹脂を硬化させる工程を有することを特徴とする。
【0028】本発明の請求項21にかかわる半導体装置
の製造方法は、電極上に金属の突起電極が複数形成され
た面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表面
に金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押し
つけて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金属
層とを接合する工程と、前記第1の電子部品の複数の電
極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有する第2
の電子部品上に熱硬化型樹脂を形成する工程と、前記第
1の電子部品の突起電極に対応する位置に複数の電極を
有する第2の電子部品の電極と前記突起電極とが対向す
るように位置決めをする位置決め工程と、前記第1の電
子部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつけ
て、前記突起電極と前記電極とを接合するとともに前記
熱硬化型樹脂を硬化させる工程を有することを特徴とす
る。
【0029】本発明の請求項22にかかわる半導体装置
の製造方法は、請求項18、19、20または21記載
の半導体装置の製造方法において、熱硬化型樹脂はBス
テージ状フィルムであることを特徴とする。
【0030】本発明の請求項23にかかわる半導体装置
の製造方法は、請求項1、2、7、8、9、10、1
2、13、18、19、20または21記載の半導体装
置の製造方法において、第1の電子部品および第2の電
子部品に形成する突起電極が金であることを特徴とす
る。
【0031】本発明の請求項24にかかわる半導体装置
の製造方法は、請求項1、2、7、8、9、10、1
2、13、18、19、20または21記載の半導体装
置の製造方法において、第1の電子部品に形成する金属
層および前記基板表面に形成する金属層が金であること
を特徴とする。
【0032】本発明の請求項25にかかわる半導体装置
の製造方法は、請求項1、2、7、8、9、10、1
2、13、18、19、20または21記載の半導体装
置の製造方法において、第1の電子部品に形成する金属
層および前記基板表面に形成する金属層の少なくともい
ずれか一方がはんだであることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の半導体装置の製造方法を説明する。
【0034】実施の形態1 図1〜2は本発明の実施の形態1にかかわる半導体装置
の製造方法を示す図であり、図1〜2において、1は第
1の電子部品、1aは第1の電子部品1上の電極、1c
は第1の電子部品1の裏面に形成した金属層、2は第2
の電子部品、2aは第2の電子部品2上の電極、3は接
合ヘッド、3aは接合ヘッド3の真空吸引孔、4は接合
ステージ、4aは接合ステージ4の真空吸引孔、5は金
属の突起電極、7は第1の電子部品1の仮固定基板7a
は仮固定基板7に形成した金属層、8は表面が平滑な仮
固定ステージである。
【0035】図1(a)は仮固定基板7を加熱しなが
ら、第1の電子部品1に押しつけ、仮固定基板7に形成
した金属層7aと第1の電子部品1の裏面に形成した金
属層1cとを接合した状態を示す。仮固定基板7には、
たとえばセラミックやガラスやSiなどの非金属板また
はCuやAlなどのような金属板を用いることができ
る。また第1の電子部品1や仮固定基板7に形成する金
属層には、たとえば金や錫と鉛の合金または錫と銀の合
金よりなるはんだなどを用いることができる。
【0036】本実施の形態では、裏面に厚さ2μmの金
層を形成した外形0.25mm×0.25mmのGaA
s半導体素子を裏面を上に向けて200℃に加熱したS
i板上に設置し、表面に厚さ1μmの金層を形成した厚
さ0.2mmのアルミナ基板を金層が下向きとなるよう
に、250℃に加熱した接合ヘッド3に真空吸引して、
100gの荷重で20〜30秒間押し付けることによっ
て、GaAs半導体素子の金層とアルミナ基板の金層と
を接合した。
【0037】図1(b)は第1の電子部品1上の電極1
aと第2の電子部品2上の電極2aに形成した突起電極
5とを位置合わせした状態を示す。本実施の形態では、
第2の電子部品2にはアルミナの配線板を用いたが、ガ
ラスセラミックスなどのセラミックスやガラスの配線板
でもよい。また、アルミナの配線板上の突起電極5は、
直径20μmの金ワイヤの先端を放電によって溶融およ
び凝固させ、直径約55μmの球を形成させたのち、ア
ルミナ配線板を270℃に加熱した状態で、金球を0.
2wの超音波を印加しながら35gの荷重で25ms間
押しつけて、金球とアルミナ配線板の電極2aとを接合
し、金球と金ワイヤとの境界付近で金ワイヤを切断する
ことによって総数6個形成したが、突起電極5はめっき
や蒸着などで形成してもよい。
【0038】図2(a)は第1の電子部品1と第2の電
子部品2とを加熱した状態で押しつけ、第1の電子部品
1上の電極1aと第2の電子部品2上の電極2aに形成
した突起電極5とを接合した状態を示す。接合ヘッド3
に容易に吸引と、固定できる大きさの仮固定基板7に第
1の電子部品1を仮固定したのち、第2の電子部品2と
の接合を行なうため、第1の電子部品1が極めて小さい
場合でも高い歩留りで半導体装置を製造することができ
る。本実施の形態では、接合ステージ4を100℃に加
熱するとともに接合ヘッド3を300℃に加熱し、40
0gの荷重で20〜30秒押しつけて厚さ4μmのGa
As半導体素子の金電極1aとアルミナ配線板の電極2
a上の金の突起電極5とを接合した。接合ヘッド3の温
度は300℃と高温であるため、GaAs半導体素子の
電極1aとアルミナ基板上の突起電極5とは強固に接合
されるが、接合ステージ4の温度は100℃と低いた
め、接合時にGaAs半導体素子の裏面の金層と仮固定
基板7の金層との接合強度は上昇しない。なお、加圧時
に、同時に超音波振動を印加すれば、より短時間での接
合が可能となる。
【0039】図2(b)は接合ヘッド3の真空吸引を維
持したまま、接合ヘッド3を上方に移動させ、第1の電
子部品1と仮固定基板7とを分離した状態を示す。本実
施の形態では、GaAs半導体素子の電極1aとアルミ
ナ基板上の突起電極5との接合強度に比べ、GaAs半
導体素子の裏面の金層と仮固定基板7の金層との接合強
度が極めて低いため、GaAs半導体素子の電極1aと
アルミナ基板上の突起電極5との接合部を破壊すること
なく、GaAs半導体素子と仮固定基板7との分離は容
易に行なわれる。
【0040】実施の形態2 図3〜4は本発明の実施の形態2による半導体装置の製
造方法を示す図であり、図3〜4中の記号は図1〜2と
同じである。
【0041】図3(a)は仮固定基板7を加熱しながら
第1の電子部品1に押しつけ、仮固定基板7に形成した
金属層7aと第1の電子部品1の裏面に形成した金属層
1cとを接合した状態を示す。仮固定基板7には、たと
えばセラミックやガラスやSiなどの非金属板またはC
uやAlなどのような金属板を用いることができる。ま
た第1の電子部品1や仮固定基板7に形成する金属層に
は、たとえば金や錫と鉛の合金または錫と銀の合金より
なるはんだなどを用いることができる。
【0042】本実施の形態では、第1の電子部品1であ
る外形0.25mm×0.25mmのGaAs半導体素
子上の電極1aにめっきによって高さ約20μmの金の
突起電極5を形成することにより、GaAs半導体素子
の裏面の金層とアルミナの仮固定基板7に形成した金層
とを接合する際、GaAs半導体素子の能動面と仮固定
ステージ8とが直接接触しないため、GaAs半導体素
子の能動面が破損するおそれがなくなる。金の突起電極
5は総数6個形成し、200℃に加熱したSi板上に設
置したGaAs半導体素子と250℃に加熱したアルミ
ナ基板とを100gの荷重で20〜30秒間押し付ける
ことによって、GaAs半導体素子に形成した金層とア
ルミナの仮固定基板7に形成した金層とを接合した。本
実施の形態とは別に突起電極5は蒸着でも形成可能であ
る。また、GaAs半導体素子をウェハから切り出す前
に、金属ワイヤの先端を放電によって溶融および凝固さ
せて金属球を形成させたのち、金属球に超音波を印加し
ながらGaAs半導体素子上の電極1aに押しつけて接
合し、金属球と金属ワイヤとの境界付近で金属ワイヤを
切断することによって突起電極5を形成してから、Ga
As半導体素子を素子ごとに分離しても突起電極付Ga
As半導体素子を得ることもできる。
【0043】図3(b)は第1の電子部品1の電極1a
上に形成した突起電極5と第2の電子部品2上の電極2
aとを位置合わせした状態を示す。本実施の形態では第
2の電子部品2にはアルミナの配線板を用いたが、ガラ
スセラミックスなどのセラミックスやガラスの配線板で
もよい。
【0044】図4(a)は第1の電子部品1と第2の電
子部品2とを加熱した状態で押しつけ、第1の電子部品
1の電極1a上の突起電極5と第2の電子部品2上の電
極2aとを接合した状態を示す。本実施の形態では、接
合ステージ4を100℃に加熱するとともに接合ヘッド
3を300℃に加熱し、400gの荷重で20〜30秒
押しつけてGaAs半導体素子の電極1a上の突起電極
5と表面に厚さ1μmの金が形成されたアルミナ配線板
の電極2aとを接合したが、その他、予めアルミナ配線
板上の電極2aにも、たとえばめっきや蒸着または金属
ワイヤの先端を放電によって溶融および凝固させて金属
球を形成させたのち、金属球に超音波を印加しながらア
ルミナ配線板の電極2aに押しつけて接合し、金属球と
金属ワイヤとの境界付近で金属ワイヤを切断することに
よって突起電極を形成しておき、GaAs半導体素子の
電極1a上の突起電極5とアルミナ配線板の電極2a上
の突起電極とを接合すれば、接合後のGaAs半導体素
子とアルミナ配線板との隙間が大きくなり、両者の線膨
張係数の差によって接合部に生じる熱応力の緩和が増加
し、接続の信頼性が向上する。接合ヘッド3の温度は3
00℃と高温であるため、GaAs半導体素子の突起電
極5とアルミナ基板上の電極2aとは強固に接合される
が、接合ステージ4の温度は100℃と低いため、接合
時にGaAs半導体素子裏面の金層と仮固定基板7の金
層との接合強度は上昇しない。なお、加圧時に、同時に
超音波振動を印加すれば、より短時間での接合が可能と
なる。
【0045】図4(b)は接合ヘッド3の真空吸引を維
持したまま、接合ヘッド3を上方に移動させ、第1の電
子部品1と仮固定基板7とを分離した状態を示す。本実
施の形態ではGaAs半導体素子の突起電極5とアルミ
ナ基板上の電極2aとの接合強度に比べ、GaAs半導
体素子裏面の金層と仮固定基板7の金層との接合強度が
極めて低いため、GaAs半導体素子の突起電極5とア
ルミナ基板上の電極2aとの接合部を破壊することな
く、GaAs半導体素子と仮固定基板7との分離は容易
に行なわれる。
【0046】実施の形態3 図5〜6は本発明の実施の形態3による半導体装置の製
造方法を示す図であり、図5〜6において、9ははんだ
材であり、他の記号は図1〜2と同じである。
【0047】図5(a)は仮固定基板7を加熱しながら
第1の電子部品1に押しつけ、仮固定基板7に形成した
金属層7aと第1の電子部品1の裏面に形成した金属層
1cとを接合した状態を示す。仮固定基板7には、たと
えばセラミックやガラスやSiなどの非金属板またはC
uやAlなどのような金属板を用いることができる。ま
た第1の電子部品1や仮固定基板7に形成する金属層に
は、たとえば金や錫と鉛の合金または錫と銀の合金より
なるはんだなどを用いることができる。本実施の形態で
は、電極1a上にめっきによって高さ約20μmの金の
突起電極5を6個形成した外形0.25mm×0.25
mmのGaAs半導体素子を200℃に加熱したSi板
上に設置し、250℃に加熱したアルミナの仮固定基板
7を100gの荷重で20〜30秒間押し付けることに
よって、GaAs半導体素子の裏面に形成した金層とア
ルミナの仮固定基板7に形成した金層とを接合した。本
実施の形態とは別に突起電極は蒸着でも形成可能であ
る。また、GaAs半導体素子をウェハから切り出す前
に、金属ワイヤの先端を放電によって溶融および凝固さ
せて金属球を形成させたのち、金属球に超音波を印加し
ながらGaAs半導体素子上の電極に押しつけて接合
し、金属球と金属ワイヤとの境界付近で金属ワイヤを切
断することによって、突起電極を形成してから、GaA
s半導体素子を素子ごとに分離しても突起電極付GaA
s半導体素子を得ることもできる。
【0048】図5(b)は第1の電子部品1の電極1a
上に形成した突起電極5と第2の電子部品2上の電極2
aとを位置合わせした状態を示す。本実施の形態では第
2の電子部品2にはアルミナの配線板を用いたが、ガラ
スセラミックスなどのセラミックスやガラスの配線板、
またはプリント配線板などの樹脂配線板を用いることも
可能である。
【0049】図6(a)は第1の電子部品1と第2の電
子部品2とを加熱した状態で押しつけ、はんだ材9が溶
融して第1の電子部品1の電極1a上の突起電極5との
あいだにぬれが生じた状態を示す。はんだ材9の厚さが
突起電極5の高さのばらつきおよび第2の電子部品2の
うねりや凹凸による高さのばらつきを吸収し、突起電極
5が第2の電子部品2の電極2aに接触できないために
生じるオープン不良を防止することができる。さらに、
低荷重で接合可能であるため、接合時の加圧による電子
部品の破損の危険も低下する。はんだ材9には錫、イン
ジウム、錫と鉛の合金、錫と銀の合金、金と錫の合金、
インジウムと鉛の合金、錫と鉛と銀の合金、錫と鉛とイ
ンジウムとの合金などを用いることができる。
【0050】本実施の形態では、接合ステージ4を10
0℃に加熱するとともに接合ヘッド3を250℃に加熱
し、40〜60gの荷重で10〜20秒押しつけてGa
As半導体素子の電極1a上の突起電極5とアルミナ配
線板の電極2a上に形成した厚さ約10μmの錫と銀か
らなるはんだ材9とを接合した。接合時に接合部の周囲
をN2やArなどの不活性気体で満たしてO2濃度を低減
すれば、突起電極5を押し付けることによって溶融した
はんだ材9の表面の酸化皮膜を破壊したのち、はんだ材
9が再び酸化することが防止でき、突起電極5とのぬれ
がより容易に達成できる。さらに、接合時に超音波を印
加すればはんだ材表面の酸化皮膜の除去が促進され、接
合強度が向上する。さらに、接合部に予めフラックスを
塗付しておいても同様の効果が得られる。また、本実施
の形態とは逆に、第1の電子部品1の電極1aにはんだ
材を形成し、第2の電子部品2に突起電極を形成してお
いても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0051】図6(b)ははんだ材9の温度を少なくと
もはんだ材9が凝固する温度以下としたのち、接合ヘッ
ド3の真空吸引を維持したまま、接合ヘッド3を上方に
移動させ、第1の電子部品1と仮固定基板7とを分離し
た状態を示す。本実施の形態ではGaAs半導体素子の
突起電極5とアルミナ基板上の電極2aとの接合強度に
比べ、GaAs半導体素子裏面の金層と仮固定基板7の
金層との接合強度が極めて低いため、GaAs半導体素
子の電極1aとアルミナ基板上の突起電極5との接合部
を破壊することなく、GaAs半導体素子と仮固定基板
7との分離は容易に行なわれる。
【0052】実施の形態4 図7〜8は本発明の実施の形態4による半導体装置の製
造方法を示す図であり、図7〜8において、5aははん
だ材で形成された突起電極であり、他の記号は図1〜2
と同じである。
【0053】図7(a)は仮固定基板7を加熱しながら
第1の電子部品1に押しつけ、仮固定基板7に形成した
金属層7aと第1の電子部品1の裏面に形成した金属層
1cとを接合した状態を示す。仮固定基板7には、たと
えばセラミックやガラスやSiなどの非金属板またはC
uやAlなどのような金属板を用いることができる。ま
た第1の電子部品1や仮固定基板7に形成する金属層に
は、たとえば金や錫と鉛の合金または錫と銀の合金より
なるはんだなどを用いることができる。本実施の形態で
は、200℃に加熱したSi板上に設置した外形0.2
5mm×0.25mmのGaAs半導体素子と250℃
に加熱したアルミナ基板とを100gの荷重で20〜3
0秒間押し付けることによってGaAs半導体素子裏面
に形成した金層とアルミナの仮固定基板7に形成した金
層とを接合した。
【0054】図7(b)は第1の電子部品1上の電極1
aと第2の電子部品2上の電極2aに形成したはんだ材
で形成した突起電極5aとを位置合わせした状態を示
す。第2の電子部品2にはアルミナの配線板の他、ガラ
スセラミックスなどのセラミックスやガラスの配線板、
またはプリント配線板などの樹脂配線板でもよい。突起
電極5aは錫、インジウム、錫と鉛の合金、錫と銀の合
金、金と錫の合金、インジウムと鉛の合金、錫と鉛と銀
の合金、錫と鉛とインジウムとの合金などで形成するこ
とができる。本実施の形態では、線径30μmの錫と銀
の合金からなるワイヤの先端を放電によって溶融および
凝固させ、直径約80μmのはんだ球を形成し、セラミ
ック配線板を加熱した状態で、はんだ球に超音波を印加
しながら押しつけて、アルミナの配線板の電極2a上に
総数6個の高さ55μmの突起電極5aを形成したが、
他にめっきや蒸着またははんだ材の球を電極上に設置し
たのち、溶融および凝固させる方法などでも形成可能で
ある。
【0055】図8(a)は第1の電子部品1と第2の電
子部品2とを加熱した状態で第1の電子部品1上の電極
1aと第2の電子部品2の電極2aの突起電極5aとを
接触させ、電極1aと溶融した突起電極5aとのあいだ
にぬれを生じさせて接合した状態を示す。はんだの突起
電極5aは溶融すると極めて容易に変形するため、第2
の電子部品2のうねりや凹凸による高さのばらつきを吸
収し、突起電極5aが第2の電子部品2の電極2aに接
触できないために生じるオープン不良を防止することが
できる。さらに、低荷重で接合可能であるため、接合時
の加圧による電子部品の破損の危険も低下する。本実施
の形態では、接合ステージ4を100℃に加熱するとと
もに接合ヘッド3を250℃に加熱し、接合部の周囲を
2ガスで満たしてO2濃度を500ppmとした状態
で、GaAs半導体素子の電極1aとアルミナ配線板の
電極2a上のはんだの突起電極5aとを接触させ、溶融
したはんだの突起電極5aとGaAs半導体素子の金電
極1aとを接合した。なお、加圧時に同時に超音波振動
を印加すれば、はんだの突起電極表面の酸化皮膜の除去
が促進されて接合強度が向上するが、予め接合部にフラ
ックスを塗付しておいても同様の効果が得られる。さら
に、アルミナ配線板の電極上に予め金属の突起電極やは
んだ材を形成しておくことも可能である。
【0056】図8(b)は突起電極5aの温度を少なく
とも突起電極5aを構成するはんだが凝固する温度以下
としたのち、接合ヘッド3の真空吸引を維持したまま、
接合ヘッド3を上方に移動させ、第1の電子部品1と仮
固定基板7とを分離した状態を示す。本実施の形態では
GaAs半導体素子の電極1aとアルミナ基板上の突起
電極5aとの接合強度に比べ、GaAs半導体素子裏面
の金層と仮固定基板7の金層との接合強度が極めて低い
ため、GaAs半導体素子の電極1aとアルミナ基板上
の突起電極5aとの接合部を破壊することなく、GaA
s半導体素子と仮固定基板7との分離は容易に行なわれ
る。
【0057】実施の形態5 図9〜10は本発明の実施の形態5による半導体装置の
製造方法を示す図であり、図9〜10中の記号は図5〜
8と同じである。
【0058】図9(a)は仮固定基板7を加熱しながら
第1の電子部品1に押しつけ、仮固定基板7に形成した
金属層7aと第1の電子部品1の裏面に形成した金属層
1cとを接合した状態を示す。仮固定基板7には、たと
えばセラミックやガラスやSiなどの非金属板またはC
uやAlなどのような金属板を用いることができる。ま
た第1の電子部品1や仮固定基板7に形成する金属層に
は、たとえば金や錫と鉛の合金または錫と銀の合金より
なるはんだなどを用いることができる。第1の電子部品
1の電極1aにはんだの突起電極5aを形成することに
より、第1の電子部品1の裏面の金層と仮固定基板7に
形成した金層とを接合する際、第1の電子部品1の能動
面と仮固定ステージ8とが直接接触しないため、第1の
電子部品1の能動面が破損するおそれがなくなり、さら
に加圧時に突起電極5aが変形して高さが小さくなって
も、突起電極5aを溶融させれば高さが回復する利点が
ある。
【0059】本実施の形態では、第1の電子部品1であ
る外形0.25mm×0.25mmのGaAs半導体素
子1上の電極1aにめっきによって高さ約20μmの錫
と金の合金のはんだの突起電極5aを総数6個形成し、
200℃に加熱したSi板上に設置したGaAs半導体
素子と200℃に加熱したアルミナ基板とを150gの
荷重で20〜30秒間押し付けることによって、GaA
s半導体素子に形成した金層とアルミナの仮固定基板7
に形成した金層とを接合した。本実施の形態とは別に、
はんだの突起電極は蒸着やはんだ材の球を電極に設置
し、溶融および凝固する方法などでも形成可能であり、
たとえばGaAs半導体素子をウェハから切り出す前
に、はんだ材からなるワイヤの先端を放電によって溶融
および凝固させてはんだ球を形成させたのち、はんだ球
に超音波を印加しながらGaAs半導体素子上の電極に
押しつけて接合し、はんだ球とはんだワイヤとの境界付
近ではんだワイヤを切断することによって突起電極を形
成してから、GaAs半導体素子を素子ごとに分離して
もはんだの突起電極付GaAs半導体素子を得ることも
できる。また、突起電極には、本実施の形態以外にも
錫、インジウム、錫と鉛の合金、錫と銀の合金、インジ
ウムと鉛の合金、錫と鉛と銀の合金、錫と鉛とインジウ
ムとの合金などを用いることができる。
【0060】図9(b)は第1の電子部品1の電極1a
上に形成した突起電極5aと第2の電子部品2上の電極
2aとを位置合わせした状態を示す。本実施の形態では
第2の電子部品2にはアルミナの配線板を用いたが、ガ
ラスセラミックスなどのセラミックスやガラスの配線板
またはプリント配線板などの樹脂配線板でもよい。
【0061】図10(a)は第1の電子部品1と第2の
電子部品2とを加熱した状態で押しつけ、少なくとも突
起電極5aとはんだ材9のどちらかが溶融して両者のあ
いだにぬれが生じた状態を示す。
【0062】突起電極5aの高さ、もしくははんだ材9
の厚さ、またはその両者が第2の電子部品2のうねりや
凹凸による高さのばらつきを吸収し、突起電極5aが第
2の電子部品2の電極2aに接触できないために生じる
オープン不良を防止することができる。さらに、低荷重
で接合可能であるため、接合時の加圧による電子部品の
破損の危険も低下する。本実施の形態では、はんだ材9
には錫と銀の合金を用いたが、他にも錫、インジウム、
錫と鉛の合金、金と錫の合金、インジウムと鉛の合金、
錫と鉛と銀の合金または錫と鉛とインジウムとの合金な
どを用いることもできる。また、本実施の形態では第1
の電子部品1と第2の電子部品2とを接合する際、はん
だ材9のみ溶融させたが、同時に突起電極5aを溶融さ
せると電子部品2のうねりや凹凸による高さのばらつき
の吸収能力はさらに向上する。また、第2の電子部品2
の電極2aにはんだ材9を形成せず、第2の電子部品2
の電極2aと溶融させた突起電極5aとのぬれによって
も接合は可能である。また、第2の電子部品2の電極2
aにはんだ材ではなく金属の突起電極を形成しておいて
も接合は可能である。接合ステージ4を100℃に加熱
するとともに接合ヘッド3を250℃に加熱し、40〜
60gの荷重で10〜20秒押しつけてGaAs半導体
素子の電極1a上の突起電極5aとアルミナ配線板の電
極2a上に形成した厚さ約10μmの錫と銀からなるは
んだ材9とを接合した。接合時に接合部の周囲をN2
Arなどの不活性気体で満たしてO2濃度を低減すれ
ば、突起電極5aを押し付けることによって溶融したは
んだ材の表面の酸化皮膜を破壊したのち、はんだ材9が
再び酸化することが防止でき、突起電極5aとのぬれが
より容易に達成できる。さらに、接合時に超音波を印加
すれば、はんだ材表面の酸化皮膜の除去が促進され、接
合強度が向上するが、接合部に予めフラックスを塗付し
ておいても同様の効果が得られる。
【0063】図10(b)は突起電極5aとはんだ材9
とがともに凝固する温度以下としたのち、接合ヘッド3
の真空吸引を維持したまま、接合ヘッド3を上方に移動
させ、第1の電子部品1と仮固定基板7とを分離した状
態を示す。本実施の形態では、GaAs半導体素子の電
極1aとアルミナ基板上の突起電極5aとの接合強度に
比べ、GaAs半導体素子裏面の金層と仮固定基板7の
金層との接合強度が極めて低いため、GaAs半導体素
子の突起電極5aとアルミナ基板上の電極2aとの接合
部を破壊することなく、GaAs半導体素子と仮固定基
板7との分離は容易に行なわれる。
【0064】実施の形態6 図11〜12は本発明の実施の形態6による半導体装置
の製造方法を示す図であり、図11〜12において、1
0は異方性導電接着剤であるACF(異方性導電フィル
ム)であり、他の記号は図1〜2と同じである。
【0065】図11(a)は仮固定基板7を加熱しなが
ら第1の電子部品1に押しつけ、仮固定基板7に形成し
た金属層7aと第1の電子部品1の裏面に形成した金属
層1cとを接合した状態を示す。仮固定基板7には、た
とえばセラミックやガラスやSiなどの非金属板または
CuやAlなどのような金属板を用いることができる。
また第1の電子部品1や仮固定基板7に形成する金属層
には、たとえば金や錫と鉛の合金または錫と銀の合金よ
りなるはんだなどを用いることができる。本実施の形態
では、200℃に加熱したSi板上に設置した外形0.
25mm×0.25mmのGaAs半導体素子と250
℃に加熱したアルミナ基板とを100gの荷重で20〜
30秒間押し付けることによって、GaAs半導体素子
裏面に形成した金層とアルミナの仮固定基板7に形成し
た金層とを接合した。
【0066】図11(b)は突起電極5が形成された第
2の電子部品2上に少なくとも、電極2aが全て覆われ
るようにACF10を配置した状態を示す。本実施の形
態では、第2の電子部品2にはアルミナの配線板を用い
たが、ガラスセラミックスなどのセラミックスやガラス
の配線板、またはプリント配線板のような樹脂配線板で
もよい。また、アルミナ配線板上の突起電極5は、直径
20μmの金ワイヤの先端を放電によって溶融および凝
固させ、直径約55μmの球を形成させたのち、セラミ
ック配線板を270℃に加熱した状態で、金球を0.2
wの超音波を印加しながら35gの荷重で25ms間押
しつけて、金球とアルミナ配線板の電極2aとを接合
し、金球と金ワイヤとの境界付近で金ワイヤを切断する
ことによって総数6個形成して、さらにそののち、突起
電極を平板で加圧して突起電極の先端に平坦な面を形成
すると同時に高さを均一にそろえたが、他にもめっきや
蒸着などでも形成可能である。
【0067】図11(c)は第1の電子部品1上の電極
1aと第2の電子部品2上の電極2aに形成した突起電
極5とを位置合わせした状態を示す。
【0068】図12(a)は第1の電子部品1と第2の
電子部品2とを加熱した状態で押しつけ、第1の電子部
品1上の電極1aと第2の電子部品2上の電極2aに形
成した突起電極5とを電気的に接続した状態でさらに加
熱を続け、ACF10を硬化させた状態を示す。
【0069】図12(b)は接合ヘッド3の真空吸引を
維持したまま、接合ヘッド3を上方に移動させ、第1の
電子部品1と仮固定基板7とを分離した状態を示す。本
実施の形態では、接合ヘッド3の温度を低下させてAC
F10の温度がACF10のガラス転移温度以下となっ
てから接合ヘッド3を上昇させ、GaAs半導体素子と
仮固定基板7とを分離した。なお、本実施の形態では突
起電極5は第2の電子部品2の電極2a上に形成した
が、第1の電子部品1の電極1a上に形成してもよく、
また、ACF10のかわりにACPを用いても同様の効
果が得られる。
【0070】実施の形態7 図13〜14は本発明の実施の形態7による半導体装置
の製造方法を示す図であり、図13〜14において11
は熱硬化型樹脂の熱硬化型接着剤であり、他の記号は図
1〜2と同じである。
【0071】図13(a)は仮固定基板7を加熱ながら
第1の電子部品1に押しつけ、仮固定基板7に形成した
金属層7aと第1の電子部品1の裏面に形成した金属層
1cとを接合した状態を示す。仮固定基板7には、たと
えばセラミックやガラスやSiなどの非金属板またはC
uやAlなどのような金属板を用いることができる。ま
た第1の電子部品1や仮固定基板7に形成する金属層に
は、たとえば金や錫と鉛の合金または錫と銀の合金より
なるはんだなどを用いることができる。本実施の形態で
は、200℃に加熱したSi板上に設置した外形0.2
5mm×0.25mmのGaAs半導体素子と250℃
に加熱したアルミナ基板とを100gの荷重で20〜3
0秒間押し付けることによってGaAs半導体素子裏面
に形成した金層とアルミナの仮固定基板7に形成した金
層とを接合した。
【0072】図13(b)は突起電極5が形成された第
2の電子部品2上に、熱硬化型接着剤11を配置した状
態を示す。第2の電子部品2にはアルミナの配線板やガ
ラスセラミックスなどのセラミックスやガラスの配線
板、またはプリント配線板のような樹脂配線板が使用で
きる。また、熱硬化型接着剤には、たとえばエポキシ系
の樹脂を用いることができる。本実施の形態では、アル
ミナ配線板上にめっきで突起電極5を総数6個形成し、
そののち、エポキシ系樹脂をアルミナの配線板上に配置
した。本実施の形態とは別に、突起電極5は、蒸着や金
属ワイヤの先端を放電によって溶融および凝固させて金
属球を形成させたのち、金属球に超音波を印加しながら
アルミナ配線板の電極2aに押しつけて接合し、金属球
と金属ワイヤとの境界付近で金属ワイヤを切断すること
によっても形成可能であり、または突起電極5ははんだ
材で形成することもできる。
【0073】図13(c)は第1の電子部品1上の電極
1aと第2の電子部品2上の電極2aに形成した突起電
極5とを位置合わせした状態を示す。
【0074】図14(a)は第1の電子部品1と第2の
電子部品2とを加熱した状態で押しつけ、第1の電子部
品1上の電極1aと第2の電子部品2上の電極2aに形
成した突起電極5とを電気的に接続した状態でさらに加
熱を続け、熱硬化型接着剤11を硬化させた状態を示
す。
【0075】図14(b)は接合ヘッド3の真空吸引を
維持したまま、接合ヘッド3を上方に移動させ、第1の
電子部品1と仮固定基板7とを分離した状態を示す。本
実施の形態では、接合ヘッド3の温度を低下させて熱硬
化型接着剤11の温度が熱硬化型接着のガラス転移温度
以下となってから接合ヘッド3を上昇させ、GaAs半
導体素子と仮固定基板7とを分離した。なお、本実施の
形態では、突起電極5は第2の電子部品2の電極2a上
に形成したが、第1の電子部品1の電極1a上に形成し
ても同様の効果が得られる。また、本実施の形態では、
熱硬化型接着剤11は突起電極5を覆うように設置した
が、突起電極5の先端が熱硬化型接着剤11より突出す
るように熱硬化型接着剤11を設置すると、突起電極5
の先端と突起電極5を形成した電子部品2に対向する電
子部品1の電極1aとの接触が熱硬化型接着剤11に阻
害されず、より安定的に電気的接続を得ることが可能と
なる。さらに、熱硬化型樹脂は液状のものではなく、半
硬化状態のBステージ状フィルムを用いると、電子部品
への配置時の取り扱いが容易で、生産性が向上する効果
がある。
【0076】実施の形態8 図15〜16は本発明の実施の形態8による半導体装置
の製造方法を示す図であり、図15〜16中の記号は図
3〜4と同じである。
【0077】図15(a)は仮固定基板7を加熱ながら
第1の電子部品1に押しつけ、仮固定基板7に形成した
金属層7aと第1の電子部品1の裏面に形成した金属層
1cとを接合した状態を示す。突起電極5には、金や
錫、インジウム、錫と鉛の合金、錫と銀の合金、金と錫
の合金、インジウムと鉛の合金、錫と鉛と銀の合金また
は錫と鉛とインジウムとの合金などで形成することがで
きる。仮固定基板7には、たとえばセラミックやガラス
やSiなどの非金属板またはCuやAlなどのような金
属板を用いることができ、第1の電子部品1や仮固定基
板7に形成する金属層には、たとえば金や錫と鉛の合金
または錫と銀の合金よりなるはんだなどを用いることが
できる。本実施の形態では、第1の電子部品1である外
形0.25mm×0.25mmのGaAs半導体素子1
上の電極1aにめっきによって高さ約20μmの金の突
起電極5を総数6個形成し、周囲をN2ガスで満たして
2濃度を500ppmとした状態で200℃に加熱し
たSi板上に設置したGaAs半導体素子と250℃に
加熱した表面に錫と鉛からなる合金層とニッケル層とを
形成した仮固定基板7の銅基板とを40gの荷重で20
〜30秒間押し付けることによって、GaAs半導体素
子裏面に形成した金層と銅基板に形成した錫と鉛の合金
層とを接合した。本実施の形態とは別に突起電極と蒸着
でも形成することができる。また、GaAs半導体素子
をウェハから切り出す前に、金属ワイヤの先端を放電に
よって溶融および凝固させて金属球を形成させたのち、
金属球に超音波を印加しながらGaAs半導体素子1上
の電極1aに押しつけて接合し、金属球と金属ワイヤと
の境界付近で金属ワイヤを切断することによって、突起
電極5を形成してから、GaAs半導体素子1を素子ご
とに分離しても突起電極付GaAs半導体素子を得るこ
ともできる。
【0078】図15(b)は第1の電子部品1の電極1
a上に形成した突起電極5と第2の電子部品2上の電極
2aとを位置合わせした状態を示す。本実施の形態で
は、第2の電子部品2にはアルミナの配線板を用いた
が、ガラスセラミックスなどのセラミックスやガラスの
配線板、またはプリント配線板などの樹脂基板でもよ
い。
【0079】図16(a)は第1の電子部品1と第2の
電子部品2とを加熱した状態で押しつけ、第1の電子部
品1の電極1a上の突起電極5と第2の電子部品2上の
電極2aとを接合した状態を示す。本実施の形態では、
接合ステージ4を100℃に加熱するとともに接合ヘッ
ド3を300℃に加熱し、400gの荷重で20〜30
秒押しつけてGaAs半導体素子の電極1a上の突起電
極5と表面に厚さ1μmの金が形成されたアルミナ配線
板の電極2aとを接合した。接合ヘッド3の温度は30
0℃と高温であるため、GaAs半導体素子の電極1a
とアルミナ基板上の突起電極5とは強固に接合される
が、接合ステージ4の温度は100℃と低いため、接合
中に銅基板の錫と鉛の合金層は溶融せず、GaAs半導
体素子は固定されている。なお、加圧時に、同時に超音
波振動を印加すれば、より短時間での接合が可能とな
る。また、本実施の形態とは別に、アルミナ基板の電極
にも予め突起電極を形成しておけば、接合後のGaAs
半導体素子とアルミナ基板との間隔が広がり、熱膨張差
に起因する応力を緩和できる。また、アルミナ基板の電
極に予めはんだ材を供給しておき、突起電極とはんだ材
とのぬれによって接合すれば接合時の荷重を低減でき、
GaAs半導体素子の破損の危険を低減できる。さら
に、突起電極をアルミナ基板の電極に形成しておき、G
aAS半導体素子の電極と直接接合するか、またはGa
AS半導体素子の電極にはんだ材を形成しておき、はん
だを介して接合しても同様の効果が得られる。
【0080】図16(b)は接合ヘッド3の真空吸引を
停止して接合ヘッド3を上方に移動さた状態を示す。本
実施の形態では銅基板がGaAs半導体素子で発生する
熱を外部に放熱する放熱板となる。
【0081】実施の形態9 図17〜18は本発明の実施の形態9にかかわる半導体
装置の製造方法を示す図であり、図17〜18の記号は
図13〜14と同じである。
【0082】図17(a)は仮固定基板7を加熱しなが
ら第1の電子部品1に押しつけ、仮固定基板7に形成し
た金属層7aと第1の電子部品1の裏面に形成した金属
層1cとを接合した状態を示す。仮固定基板7には、た
とえばセラミックやガラスやSiなどの非金属板または
CuやAlなどのような金属板を用いることができる。
また第1の電子部品1や仮固定基板7に形成する金属層
には、たとえば金や錫と鉛の合金または錫と銀の合金よ
りなるはんだなどを用いることができる。
【0083】本実施の形態では、周囲をN2ガスで満た
してO2濃度を500ppmとした状態で、200℃に
加熱したSi板上に設置した外形0.25mm×0.2
5mmのGaAs半導体素子と250℃に加熱した表面
に錫と鉛からなる合金層とニッケル層とを形成した仮固
定基板7の銅基板とを40gの荷重で20〜30秒間押
し付けることによって、GaAs半導体素子に形成した
金層と銅基板に形成した錫と鉛の合金層とを接合した。
【0084】図17(b)は突起電極5が形成された第
2の電子部品2上に、熱硬化型接着剤11を配置した状
態を示す。第2の電子部品2にはアルミナの配線板やガ
ラスセラミックスなどのセラミックスやガラスの配線
板、またはプリント配線板のような樹脂配線板が使用で
きる。また、熱硬化型接着剤には、たとえばエポキシ系
の樹脂を用いることができる。本実施の形態では、アル
ミナ配線板上にめっきで突起電極5を総数6個形成し、
そののち、エポキシ系樹脂をアルミナの配線板上に配置
した。本実施の形態とは別に、突起電極5は、蒸着や金
属ワイヤの先端を放電によって溶融および凝固させて金
属球を形成させたのち、金属球に超音波を印加しながら
アルミナ配線板の電極2aに押しつけて接合し、金属球
と金属ワイヤとの境界付近で金属ワイヤを切断すること
によっても形成可能である。また、突起電極5ははんだ
でもよく、またアルミナ配線板の電極2aではなくGa
As半導体素子の電極1aに形成してもよい。
【0085】図17(c)は第1の電子部品1上の電極
1aと第2の電子部品2上の電極2aに形成した突起電
極5とを位置合わせした状態を示す。
【0086】図18(a)は第1の電子部品1と第2の
電子部品2とを加熱した状態で押しつけ、第1の電子部
品1上の電極1aと第2の電子部品2上の電極2aに形
成した突起電極5とを電気的に接続した状態でさらに加
熱を続け、熱硬化型接着剤11を硬化させた状態を示
す。
【0087】図18(b)は接合ヘッド3の真空吸引を
停止して接合ヘッド3を上方に移動させた状態を示す。
銅基板はGaAs半導体素子で発生する熱を外部に放熱
する放熱板となる。本実施の形態では突起電極5は第2
の電子部品2の電極2a上に形成したが、第1の電子部
品1の電極1a上に形成しても同様の効果が得られる。
また、本実施の形態では、熱硬化型接着剤11は突起電
極5を覆うように設置したが、突起電極5の先端が熱硬
化型接着剤11より突出するように熱硬化型接着剤11
を設置すると、突起電極5の先端と突起電極5を形成し
た電子部品に対向する電子部品の電極との接触が熱硬化
型接着剤11に阻害されず、より安定的に電気的接続を
得ることが可能となる。また、熱硬化型接着剤11は液
状のものではなく、半硬化状態のBステージ状フィルム
を用いると、電子部品への配置時の取り扱いが容易で生
産性が向上する効果を奏することができる。さらに熱硬
化型接着剤11の代わりに、ACFまたはACPを用い
ても同様の効果が得られる。
【0088】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、真空吸引
方式で保持することが困難な極めて小さい電子部品で
も、真空吸引可能な仮固定基板に仮固定した状態で他の
電子部品との接合を実施し、そののち、仮固定基板を分
離することによって高い製造歩留りで半導体装置を製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかわる半導体装置
の製造方法を示す説明図である。
【図2】 本発明の実施の形態1にかかわる半導体装置
の製造方法を示す説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態2にかかわる半導体装置
の製造方法を示す説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態2にかかわる半導体装置
の製造方法を示す説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態3にかかわる半導体装置
の製造方法を示す説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態3にかかわる半導体装置
の製造方法を示す説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態4にかかわる半導体装置
の製造方法を示す説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態4にかかわる半導体装置
の製造方法を示す説明図である。
【図9】 本発明の実施の形態5にかかわる半導体装置
の製造方法を示す説明図である。
【図10】 本発明の実施の形態5にかかわる半導体装
置の製造方法を示す説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態6にかかわる半導体装
置の製造方法を示す説明図である。
【図12】 本発明の実施の形態6にかかわる半導体装
置の製造方法を示す説明図である。
【図13】 本発明の実施の形態7にかかわる半導体装
置の製造方法を示す説明図である。
【図14】 本発明の実施の形態7にかかわる半導体装
置の製造方法を示す説明図である。
【図15】 本発明の実施の形態8にかかわる半導体装
置の製造方法を示す説明図である。
【図16】 本発明の実施の形態8にかかわる半導体装
置の製造方法を示す説明図である。
【図17】 本発明の実施の形態9にかかわる半導体装
置の製造方法を示す説明図である。
【図18】 本発明の実施の形態9にかかわる半導体装
置の製造方法を示す説明図である。
【図19】 従来の半導体装置の製造方法を示す説明図
である。
【図20】 従来の半導体装置の製造方法を示す説明図
である。
【図21】 従来の半導体装置の製造方法における問題
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 第1の電子部品、1a 電極、1c 金属層、2
第2の電子部品、2a 電極、3 接合ヘッド、3a
真空吸引孔、4 接合ステージ、4a 真空吸引孔、5
金属の突起電極、5a はんだ材で形成された突起電
極、6 超音波振動、7 仮固定基板、7a 金属層、
8 仮固定ステージ、9 はんだ材、10 ACF、1
1 熱硬化型接着剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 洋一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F044 KK01 KK16 LL00 LL01 LL09 LL11 LL15 QQ01 QQ06

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極が複数形成された面の裏面に金属層
    を形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成した
    仮固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1の
    電子部品の金属層と前記基板の金属層とを接合する工程
    と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する位置に
    複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品の突起電
    極と前記電極とが対向するように位置決めをする位置決
    め工程と、前記第1の電子部品と前記第2の電子部品と
    を加熱しながら押しつけて、前記電極と前記突起電極と
    を接合する工程と、前記第1の電子部品に形成した金属
    層と前記基板表面の金属層との接合部を分離する工程を
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 電極上に金属の突起電極が複数形成され
    た面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表面
    に金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押し
    つけて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金属
    層とを接合する工程と、前記第1の電子部品の突起電極
    に対応する位置に複数の電極を有する第2の電子部品の
    電極と前記突起電極とが対向するように位置決めをする
    位置決め工程と、前記第1の電子部品と前記第2の電子
    部品とを加熱しながら押しつけて、前記突起電極と前記
    電極とを接合する工程と、前記第1の電子部品に形成し
    た金属層と前記基板表面の金属層との接合部を分離する
    工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記突起電極に対応する位置にある前記
    電極上に金属の突起電極を形成することを特徴とする請
    求項1または2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記突起電極に対応する位置にある前記
    電極上にはんだを形成することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記突起電極ははんだであることを特徴
    とする請求項1または2記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の電子部品と前記第2の電子部
    品とを加熱しながら押しつける際に、前記第1の電子部
    品および前記第2の電子部品のうち、いずれか一方に超
    音波振動を印加することを特徴とする請求項1または2
    記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 電極が複数形成された面の裏面に金属層
    を形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成した
    仮固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1の
    電子部品の金属層と前記基板の金属層とを接合する工程
    と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する位置に
    複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品上に異方
    性導電接着剤を形成する工程と、前記第1の電子部品の
    複数の電極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有
    する第2の電子部品の突起電極と前記電極とが対向する
    ように位置決めをする位置決め工程と、前記第1の電子
    部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつけ
    て、前記電極と前記突起電極とを接合するとともに前記
    異方性導電接着剤を硬化させる工程と、前記第1の電子
    部品に形成した金属層と前記基板表面の金属層との接合
    部を分離する工程を有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 電極上に金属の突起電極が複数形成され
    た面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表面
    に金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押し
    つけて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金属
    層とを接合する工程と、前記第1の電子部品の複数の電
    極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有する第2
    の電子部品上に異方性導電接着剤を形成する工程と、前
    記第1の電子部品の突起電極に対応する位置に複数の電
    極を有する第2の電子部品の電極と前記突起電極とが対
    向するように位置決めをする位置決め工程と、前記第1
    の電子部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押し
    つけて、前記突起電極と前記電極とを接合するとともに
    前記異方性導電接着剤を硬化させる工程と、前記第1の
    電子部品に形成した金属層と前記基板表面の金属層との
    接合部を分離する工程を有することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 電極が複数形成された面の裏面に金属層
    を形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成した
    仮固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1の
    電子部品の金属層と前記基板の金属層とを接合する工程
    と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する位置に
    複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品上に熱硬
    化型樹脂を形成する工程と、前記第1の電子部品の複数
    の電極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有する
    第2の電子部品の突起電極と前記電極とが対向するよう
    に位置決めをする位置決め工程と、前記第1の電子部品
    と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつけて、前
    記電極と前記突起電極とを接合するとともに前記熱硬化
    型樹脂を硬化させる工程と、前記第1の電子部品に形成
    した金属層と前記基板表面の金属層との接合部を分離す
    る工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 電極上に金属の突起電極が複数形成さ
    れた面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表
    面に金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押
    しつけて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金
    属層とを接合する工程と、前記第1の電子部品の複数の
    電極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有する第
    2の電子部品上に熱硬化型樹脂を形成する工程と、前記
    第1の電子部品の突起電極に対応する位置に複数の電極
    を有する第2の電子部品の電極と前記突起電極とが対向
    するように位置決めをする位置決め工程と、前記第1の
    電子部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつ
    けて、前記突起電極と前記電極とを接合するとともに前
    記熱硬化型樹脂を硬化させる工程と、前記第1の電子部
    品に形成した金属層と前記基板表面の金属層との接合部
    を分離する工程を有することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  11. 【請求項11】 熱硬化型樹脂はBステージ状フィルム
    であることを特徴とする請求項9または10記載の半導
    体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 電極が複数形成された面の裏面に金属
    層を形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成し
    た仮固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1
    の電子部品の金属層と前記基板の金属層とを接合する工
    程と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する位置
    に複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品の突起
    電極と前記電極とが対向するように位置決めをする位置
    決め工程と、前記第1の電子部品と前記第2の電子部品
    とを加熱しながら押しつけて、前記電極と前記突起電極
    とを接合する工程を有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 電極上に金属の突起電極が複数形成さ
    れた面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表
    面に金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押
    しつけて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金
    属層とを接合する工程と、前記第1の電子部品の突起電
    極に対応する位置に複数の電極を有する第2の電子部品
    の前記電極と前記突起電極とが対向するように位置決め
    をする位置決め工程と、前記第1の電子部品と前記第2
    の電子部品とを加熱しながら押しつけて、前記突起電極
    と前記電極とを接合する工程を有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記突起電極に対応する位置にある前
    記電極上に金属の突起電極を形成することを特徴とする
    請求項12または13項記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記突起電極に対応する位置にある前
    記電極上にはんだを形成することを特徴とする請求項1
    2または13記載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記突起電極ははんだであることを特
    徴とする請求項12または13記載の半導体装置の製造
    方法。
  17. 【請求項17】 前記第1の電子部品と前記第2の電子
    部品とを加熱しながら押しつける際に、前記第1の電子
    部品および前記第2の電子部品のうち、いずれか一方に
    超音波振動を印加することを特徴とする請求項12また
    は13記載の半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 電極が複数形成された面の裏面に金属
    層を形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成し
    た仮固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1
    の電子部品の金属層と前記基板の前記金属層とを接合す
    る工程と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する
    位置に複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品上
    に異方性導電接着剤を形成する工程と、前記第1の電子
    部品の複数の電極に対応する位置に複数の金属の突起電
    極を有する第2の電子部品の突起電極と前記電極とが対
    向するように位置決めをする位置決め工程と、前記第1
    の電子部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押し
    つけて、前記電極と前記突起電極とを接合するとともに
    前記異方性導電接着剤を硬化させる工程を有することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 電極上に金属の突起電極が複数形成さ
    れた面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表
    面に金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押
    しつけて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金
    属層とを接合する工程と、前記第1の電子部品の複数の
    電極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有する第
    2の電子部品上に異方性導電接着剤を形成する工程と、
    前記第1の電子部品の突起電極に対応する位置に複数の
    電極を有する第2の電子部品の電極と前記突起電極とが
    対向するように位置決めをする位置決め工程と、前記第
    1の電子部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押
    しつけて、前記突起電極と前記電極とを接合するととも
    に前記異方性導電接着剤を硬化させる工程を有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 電極が複数形成された面の裏面に金属
    層を形成した第1の電子部品と、表面に金属層を形成し
    た仮固定基板とを加熱した状態で押しつけて、前記第1
    の電子部品の金属層と前記基板の金属層とを接合する工
    程と、前記第1の電子部品の複数の電極に対応する位置
    に複数の金属の突起電極を有する第2の電子部品上に熱
    硬化型樹脂を形成する工程と、前記第1の電子部品の複
    数の電極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有す
    る第2の電子部品の突起電極と前記電極とが対向するよ
    うに位置決めをする位置決め工程と、前記第1の電子部
    品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつけて、
    前記電極と前記突起電極とを接合するとともに前記熱硬
    化型樹脂を硬化させる工程を有することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 電極上に金属の突起電極が複数形成さ
    れた面の裏面に金属層を形成した第1の電子部品と、表
    面に金属層を形成した仮固定基板とを加熱した状態で押
    しつけて、前記第1の電子部品の金属層と前記基板の金
    属層とを接合する工程と、前記第1の電子部品の複数の
    電極に対応する位置に複数の金属の突起電極を有する第
    2の電子部品上に熱硬化型樹脂を形成する工程と、前記
    第1の電子部品の突起電極に対応する位置に複数の電極
    を有する第2の電子部品の電極と前記突起電極とが対向
    するように位置決めをする位置決め工程と、前記第1の
    電子部品と前記第2の電子部品とを加熱しながら押しつ
    けて、前記突起電極と前記電極とを接合するとともに前
    記熱硬化型樹脂を硬化させる工程を有することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 熱硬化型樹脂はBステージ状フィルム
    であることを特徴とする請求項18、19、20または
    21記載の半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 第1の電子部品および第2の電子部品
    に形成する突起電極が金であることを特徴とする請求項
    1、2、7、8、9、10、12、13、18、19、
    20または21記載の半導体装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 第1の電子部品に形成する金属層およ
    び前記基板表面に形成する金属層が金であることを特徴
    とする請求項1、2、7、8、9、10、12、13、
    18、19、20または21記載の半導体装置の製造方
    法。
  25. 【請求項25】 第1の電子部品に形成する金属層およ
    び前記基板表面に形成する金属層の少なくともいずれか
    一方がはんだであることを特徴とする請求項1、2、
    7、8、9、10、12、13、18、19、20また
    は21記載の半導体装置の製造方法。
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