JP2001023416A - 自動車のマーカーランプ - Google Patents

自動車のマーカーランプ

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JP2001023416A
JP2001023416A JP11192967A JP19296799A JP2001023416A JP 2001023416 A JP2001023416 A JP 2001023416A JP 11192967 A JP11192967 A JP 11192967A JP 19296799 A JP19296799 A JP 19296799A JP 2001023416 A JP2001023416 A JP 2001023416A
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JP
Japan
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vibration
solar cell
marker lamp
rechargeable battery
emitting diode
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Pending
Application number
JP11192967A
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English (en)
Inventor
Takeshi Izutsu
健 井筒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IZUTSU DENKI KK
Original Assignee
IZUTSU DENKI KK
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マーカーランプが装備されていない自動
車に、配線不要でマーカーランプが取付けられるように
する。 【解決手段】 ケーシング2の側面2aに太陽電池3を
取付けるとともに、ケーシング2内に、太陽電池3の起
電力で充電される充電池と、この充電池の起電力で発光
する発光ダイオード4と、太陽電池3の起電力から周囲
の明るさを検知する明度検出回路と、自動車の振動を感
知したとき起電する振動検出装置と、明度検出回路およ
び振動検出装置の両方の出力信号があったときに充電池
と発光ダイオード4とを接続するスイッチ回路とを組み
込んだ。周囲が暗く、エンジンの振動が伝わったときに
発光ダイオード4が点灯して目印になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等に使用す
る自動車のマーカーランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車には、左右のフェンダの上部にマ
ーカーランプを取付けたものがある。このマーカーラン
プは、ケーシングの内部に小電球が収容されており、そ
の電源は電線によって接続された車幅灯の回路から供給
されるようになっている。したがって、夜間に車幅灯を
点灯させるとマーカーランプも同時に点灯する。このマ
ーカーランプは、運転席から見たとき車体の幅の概略と
して認識することができるから、周囲の状況が把握しに
くい夜間において狭い道路を走行するときや、車庫入れ
等のときにその作業を一段と容易にするという効果があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの構造
のマーカーランプは、自動車のフェンダ部分に孔を開け
て取付けるため、一般的には自動車の製造時に取付けら
れるものであり、マーカーランプが設けられていない車
種に後付けで取付けることは非常に困難なことであっ
た。
【0004】本発明はこの点に鑑みてなされたもので
り、マーカーランプが設けられていない自動車に、必要
に応じて簡単に取付けることができ、点灯用の配線を一
切必要としない自動車のマーカーランプを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載された発明
は、ケーシングの表面に太陽電池を取付けるとともに、
該ケーシング内に、前記太陽電池の起電力で充電される
充電池と、該充電池の起電力で発光する発光ダイオード
と、前記太陽電池の起電力から周囲の明るさを検知する
明度検出回路と、自動車の振動を感知したとき起電する
振動検出装置と、前記明度検出回路および該振動検出装
置の両方の出力信号があったときに前記充電池と発光ダ
イオードとを接続するスイッチ回路と、を組み込んだこ
とを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載した発明は、請求項
1に記載のものにおいて、前記ケーシングが、自動車の
フェンダ上部に載置される底面と、前記太陽電池が斜め
上方を向くように貼着する側面を有する形状であること
を特徴とする。
【0007】また、請求項3に記載した発明は、請求項
1に記載のものにおいて、前記振動検出装置が、車体の
振動に共鳴する共鳴箱と、該共鳴箱に貼着された圧電素
子と、該圧電素子の出力電圧を増幅する増幅器とを備え
ていることを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載した発明は、請求項
1に記載したものにおいて、前記ケーシングの底面に、
両面接着テープを貼着したことを特徴とする。
【0009】そして、請求項5に記載した発明は、請求
項3に記載のものにおいて、前記振動検出装置が、前記
圧電素子の出力電圧がピーク値に達し、その状態が一定
時間継続したときに作動することを特徴とする。
【0010】請求項1および2に記載した発明によれ
ば、自動車が日中駐車され、あるいは走行するときに、
ケーシングに取付けられた太陽電池が発電し、その電力
を充電池に充電する。充電池には周囲が暗く車体の振動
を感知したときに閉じるスイッチ回路を介して発光ダイ
オードが接続されているので、その条件のときに発光ダ
イオードが点灯する。この点灯により、運転者が車体の
隅部を認識し易くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1に示すものは本発明に係るマーカーランプ1
である。このマーカーランプ1は、側面視概略三角形を
したケーシング2の側面2aは斜め上方を向く形状にな
っており、ここに太陽電池3が貼着により取付けられて
いる。ケーシング2の後方を向く部分の上部には発光ダ
イオード4の発光面が臨ませてある。ケーシング2の底
面2bはほぼ平面になっており、自動車のフェンダ上部
に載置しやすいようになっている。
【0012】ケーシング2に取付けられる太陽電池3と
しては、商品名がアモルトンフィルムあるいはフレキシ
ブルアモルトンと称される柔軟性を備えたものを使用し
たが、柔軟性は必ずしも必要でなく、要はケーシング2
の側面に密着して貼着できればよいものである。
【0013】ケーシング2の底面2bには、図示しない
が両面接着テープまたはマグネットが取付けられてお
り、接着あるいは吸着によって車体に取付けるようにな
っている。車体の取付場所としては、運転者が車体の外
郭を把握するのを補助する意味合いから、右ハンドル車
では左側フェンダの前端あるいは後端が適当であるが、
その他どこに取付けてもよい。もちろん車体の四隅に取
付けることも可能である。
【0014】ケーシング2の内部には、図2に示すよう
に、充電池5と、この充電池5の起電力で発光する発光
ダイオード4と、太陽電池3の起電力から周囲の明るさ
を検知する明度検出回路6と、自動車の振動を感知した
とき起電する振動検出装置7と、充電池5と発光ダイオ
ード4との接続をオン、オフするスイッチ回路8が組み
込まれている。振動検出装置7は、共鳴箱9と、この共
鳴箱9に取付けられた圧電素子10で構成される。
【0015】図3は、太陽電池3から発光ダイオード4
までの接続を示すブロック図である。太陽電池3には充
電池5が接続され、充電池5は太陽電池3の起電力で常
に充電されるようになっている。充電池5にはスイッチ
回路8を介して発光ダイオード4が接続されている。し
たがって、スイッチ回路8がオンになれば発光ダイオー
ド4が点灯する。
【0016】スイッチ回路8は、アンド回路11の出力
信号でオン、オフが切り替わる。アンド回路11は、明
度検出回路6と振動検出装置7の出力信号を受け、その
両方の出力信号が「H」となったときにオンとなる。本
装置は、周囲の明るさが暗く、車体振動があるときに発
光ダイオード4を点灯させるものであるから、明度検出
回路6は周囲が暗いときに「H」信号を出力し、振動検
出装置7は車体の振動を感知したときに「H」信号を出
力するようになっている。明度検出回路6は、太陽電池
3の起電力から周囲の明るさを検知するので、受光素子
と出力端子との間に信号反転素子(ノット回路)を接続
することになる。
【0017】図4は、振動検出装置7の構造と回路を示
す図である。この図に示すように、圧電素子10は下方
に開くカップ状の共鳴箱9の底部(頂部)に取付けられ
ており、共鳴箱9の共鳴振動を受けて歪曲し起電する。
圧電素子10の起電力は増幅器12で増幅され、出力端
子13に出力される。共鳴箱9の形状はどのようなもの
でもよいが、自動車のエンジンが発生する振動に共鳴す
るように、その肉厚ならびに大きさを選定し、エンジン
の振動を受けたときに圧電素子10を可及的に大きく撓
ませるようにする。
【0018】図示は省略するが、振動検出装置7には、
圧電素子10の出力電圧がピーク値に達し、その状態が
一定時間(たとえば3〜5秒間程度)継続したときに、
出力信号を発生させるようにした回路が備えられてい
る。
【0019】本発明の作用を説明する。図5に示すよう
に自動車14のフェンダ15の前の方にマーカーランプ
1を取付けて走行するとき、太陽電池3が太陽光を受け
ると起電し充電池5を充電する。充電池5にはスイッチ
回路8を介して発光ダイオード4が接続されているが、
スイッチ回路8がオンになるまでは発光ダイオード4は
点灯しない。太陽電池3が起電していることの信号は明
度検出回路6に与えられるので、明度検出回路6は周囲
が明るいと判断し、出力信号を発生しない。
【0020】自動車14が高速走行するときには、エン
ジンの発生トルクがすべて車輪に伝えられるので、エン
ジンの振動が車体に伝わることはなく、振動検出装置7
は出力信号を発生しない。自動車14が左折あるいは右
折をするために徐行をするとき、あるいは狭い道路を通
行するとき、さらに車庫入れなどを行うときには、エン
ジンの振動が車体に伝わることが多いので、このときに
は振動検出装置7が出力信号を発生する。
【0021】振動検出装置7が出力信号を発生したとき
が夜間であれば明度検出回路6も出力信号を発生してい
るので、これら両信号がアンド回路11に入力し、アン
ド回路11をオンにする。スイッチ回路8は、アンド回
路11の出力信号を受けたときにオンになるので、この
ときオンとなり、発光ダイオード4を点灯させる。すな
わち、周囲が暗い夜間で、車庫入れ等を行うときに発光
ダイオード4が点灯し、その作業を容易にする。
【0022】前述のように、振動検出装置8には、圧電
素子10の出力電圧がピーク値に達し、その状態が一定
時間継続したときに、出力信号を発生させる回路が備え
られているので、車体に人や物がぶつかったときのよう
な瞬間的な振動に対しては発光ダイオード4が点灯する
ことがなく、自動車のエンジンの振動のように継続する
振動にのみ感応して発光ダイオード4を点灯させること
になる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
自動車のマーカーランプであるから、請求項1ないし3
に記載した発明によれば、太陽電池によって充電される
充電池で充電池が充電され、夜間の車庫入れ等、車体の
輪郭が把握しにくいようなときに発光ダイオードを点灯
させることができる。この場合において請求項5に記載
した発明を用いれば、継続しない瞬間的な振動には反応
しないから、エンジンの振動にのみ感応する安定した機
能を得ることができる。
【0024】そして請求項4に記載した発明によれば、
ケーシングの車体への着脱がきわめて容易に行えること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の外観を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のものを太陽電池側から見て縦方向に切断
した断面図である。
【図3】太陽電池から発光ダイオードまでの接続を示す
ブロック図である。
【図4】振動検出装置の構造と回路を示す回路図であ
る。
【図5】マーカーランプを自動車に取付けたところを示
す平面図である。
【符号の説明】
1 マーカーランプ 2 ケーシング 2a 側面 2b 底面 3 太陽電池 4 発光ダイオード 5 充電池 6 明度検出回路 7 振動検出装置 8 スイッチ回路 9 共鳴箱 10 圧電素子 11 アンド回路 12 増幅器 14 自動車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの表面に太陽電池を取付ける
    とともに、該ケーシング内に、前記太陽電池の起電力で
    充電される充電池と、該充電池の起電力で発光する発光
    ダイオードと、前記太陽電池の起電力から周囲の明るさ
    を検知する明度検出回路と、自動車の振動を感知したと
    き起電する振動検出装置と、前記明度検出回路および該
    振動検出装置の両方の出力信号があったときに前記充電
    池と発光ダイオードとを接続するスイッチ回路と、を組
    み込んだことを特徴とする自動車のマーカーランプ。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングが、自動車のフェンダ上
    部に載置される底面と、前記太陽電池が斜め上方を向く
    ように貼着する側面を有する形状であることを特徴とす
    る請求項1に記載の自動車のマーカーランプ。
  3. 【請求項3】 前記振動検出装置が、車体の振動に共鳴
    する共鳴箱と、該共鳴箱に貼着された圧電素子と、該圧
    電素子の出力電圧を増幅する増幅器とを備えていること
    を特徴とする請求項1に記載の自動車のマーカーラン
    プ。
  4. 【請求項4】 前記ケーシングの底面に、両面接着テー
    プを貼着したことを特徴とする請求項1に記載の自動車
    のマーカーランプ。
  5. 【請求項5】 前記振動検出装置が、前記圧電素子の出
    力電圧がピーク値に達し、その状態が一定時間継続した
    ときに作動することを特徴とする請求項3に記載の自動
    車のマーカーランプ。
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