JP2001022634A - メモリ制御装置 - Google Patents

メモリ制御装置

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JP2001022634A
JP2001022634A JP11189632A JP18963299A JP2001022634A JP 2001022634 A JP2001022634 A JP 2001022634A JP 11189632 A JP11189632 A JP 11189632A JP 18963299 A JP18963299 A JP 18963299A JP 2001022634 A JP2001022634 A JP 2001022634A
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Hidenori Kurosawa
秀徳 黒沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロウアドレスとカラムアドレスの桁数が2以上
異なるDRAMを、従来のDRAMを混在した状態で使
用する。 【解決手段】従来、カラムアドレスとしてデコードされ
ていたアドレス信号A23を、カラムアドレスとして割
り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ素子として
DRAM等の揮発性メモリを用いた、例えば印刷装置に
おけるメモリ制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータ等の上位装置
より印刷データを入力して印刷する印刷装置において
も、受信データの格納やビットマップメモリの展開にD
RAMが使用されている。DRAMは、ロウアドレスと
カラムアドレスとを共通のアドレスピンから時分割で入
力し、確定されたアドレスのロケーションにデータを書
き、あるいはデータを読むように構成されている。ロウ
アドレスとカラムアドレスは、それぞれの桁数が等しい
か、あるいはロウアドレスの方が1本多いのが普通であ
った。
【0003】このようなDRAMデバイスは、それを用
いる装置にオンボード搭載されることも多いが、SIM
M(single in-line memory module)やDIMM(dual in
-line memory module)といった拡張用メモリとして利用
されることも多い。このようなSIMMやDIMMは汎
用性を高めるためにコネクタ形状や端子の配置等が規格
化されており、搭載するDRAMデバイスの配線等はそ
の規格に合うように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、DRAMの
製造プロセスの改善により、大容量のDRAMが開発製
造され、ロウアドレスの桁数がカラムアドレスの桁数よ
り2本も多いDRAMが登場している。例えば、64M
ビット(×16ビット)のDRAMでは、ロウアドレス
が12本で、カラム10本となっている。従来の方式で
は、ロウアドレス及びカラムアドレスが10本を越える
場合には、交互に1本ずつ増えることを前提として、C
PUアドレスからロウ及びカラムアドレスへデコードが
行われていた。このため、ロウアドレスの数とカラムア
ドレスの数とが2以上異なるDRAMは、ロウアドレス
の桁数とカラムアドレスの桁数がせいぜい1桁しか違わ
ない従来のDRAMを制御するために利用されていた従
来の方式ではアドレスが制御できない。そのため、この
DRAMを用いたSIMMやDIMMなどの拡張メモリ
は、ロウアドレスの桁数とカラムアドレスの桁数との差
が1以下のDRAM素子を用いた拡張メモリに対応した
アドレスの制御方式を用いた装置では、そのまま利用す
ることができなかった。このため、これら2種類のDR
AMを同時に使用することもできなかった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、64MビットDRAM等、ロウアドレ
スの桁数とカラムアドレスの桁数に2桁以上差があるD
RAMであっても、ロウアドレスの桁数とカラムアドレ
スの桁数がせいぜい1桁しか違わないDRAMと混在さ
せて使用できるメモリ制御方法方法及び装置を提供する
こと目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の出力装置は以下に示す構成を備える。
【0007】ロウアドレスとカラムアドレスとを時分割
で指定することにより、指定したアドレスにアクセス可
能なメモリデバイスと、入力されたアドレスを、前記ロ
ウアドレス及びカラムアドレスに割り振るデコーダとを
備える。
【0008】また好ましくは、前記デコーダは、前記ア
ドレスを所定の規則に従ってロウアドレス及びカラムア
ドレスに振り分けており、前記規則により指定したアド
レスにアクセスできないメモリデバイスに対しては、該
メモリデバイスに応じた規則でロウアドレス及びカラム
アドレスを振り分ける。
【0009】また好ましくは、前記メモリデバイスが、
前記規則により指定したアドレスにアクセスできるデバ
イスであるか否かを判定する判定回路を更に備え、前記
デコーダは、前記判定回路による判定結果に応じて、前
記アドレスから前記所定の規則に従ってロウアドレス及
びカラムアドレスに振り分けるか、それとも、前記メモ
リデバイスに応じた規則でロウアドレス及びカラムアド
レスを振り分ける。
【0010】また好ましくは、前記メモリデバイスは、
ロウアドレスの桁数がカラムアドレスの桁数と同じか1
桁多いメモリデバイスであり、前記所定の規則とは、ロ
ウアドレスの桁数とカラムアドレスの桁数との差が最大
1桁であることを前提とした振り分け規則であり、所定
の規則により指定したアドレスにアクセスできないメモ
リデバイスとは、ロウアドレスの桁数がカラムアドレス
の桁数よりも1桁以上多いメモリデバイスであり、メモ
リデバイスが、ロウアドレスの桁数がカラムアドレスの
桁数よりも1桁以上多いメモリデバイスの場合には、前
記デコーダは、入力されたアドレスを、ロウアドレス及
びカラムアドレスの桁数に応じて割り当てる。
【0011】あるいは、上述したいずれかのメモリ制御
装置により制御されるメモリにデータを格納し、該デー
タに基づいて印刷を行う印刷装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]まず本実施例
を適用するに好適なレーザビームプリンタの構成につい
て図1、図2を参照しながら説明する。なお、本実施例
(拡張メモリ、インターフェースの部分)を適用するプ
リンタは、レーザビームプリンタに限られるものではな
く、他のプリント方式のプリンタでも良い。
【0013】図1は本発明を適用可能なレーザビームプ
リンタ(LBP)の構成を示す断面図である。
【0014】図において、LBP本体1500は、外部
に接続されているホストコンピュータから供給される印
刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ
命令等を入力して記憶するとともに、それらの情報に従
って対応する文字パターンやフォームパターン等を作成
し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。操作パネ
ル1501は、操作のためのスイッチおよびLED表示
器等が配されている。制御ユニット1000は、LBP
本体1500全体の制御およびホストコンピュータから
供給される文字情報等を解析する。このプリンタ制御ユ
ニット1000は、主に文字情報を対応する文字パター
ンのビデオ信号に変換してレーザドライバ1502に出
力する。レーザドライバ1502は半導体レーザ150
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ1503から発射されるレーザ光
1504をオン・オフ切り換えする。レーザ光1504
は回転多面鏡1505で左右方向に振らされて静電ドラ
ム1506上を走査露光する。これにより、静電ドラム
1506上には文字パターンの静電潜像が形成されるこ
とになる。この潜像は、静電ドラム1506周囲に配設
された現像ユニット1507により現像された後、記録
紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用い、
カットシート記録紙はLBP1500に装着した用紙カ
セット1508に収納され、給紙ローラ1509および
搬送ローラ1510と搬送ローラ1511とにより、装
置内に取り込まれて、静電ドラム1506に供給され
る。また、LBP本体1500には、図示しないカード
スロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加
えてオプションフォントカード,言語系の異なる制御カ
ード(エミュレーションカード)を接続できるように構
成されている。
【0015】図2はプリンタ制御システムの構成を説明
するブロック図である。なお、本発明の機能が実行され
るのであれば、単体の機器であっても、複数の機器から
なるシステムであっても、LAN等のネットワークを介
して処理が行われるシステムであっても本発明を適用で
きる。
【0016】図において、ホストコンピュータ3000
は、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書処
理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムデバイス4に接続される各デバ
イスをCPU1が総括的に制御する。
【0017】また、このROM3のプログラム用ROM
には、CPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3
のフォント用ROMには上記文書処理の際に使用するフ
ォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは
上記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶す
る。RAM2はCPU1の主メモリ,ワークエリア等と
して機能する。キーボードコントローラ(KBC)5
は、キーボード9や不図示のポインティングデバイスか
らのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRT
C)6は、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を
制御する。ディスクコントローラ(DKC)7は、ブー
トプログラム,種々のアプリケーシヨン,フォントデー
タ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハード
ディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外
部メモリ11とのアクセスを制御する。プリンタコント
ローラ(PRTC)8は、所定の双方向性インタフェー
ス(インタフェース)21を介してプリンタ1500に
接続されて、プリンタ1500との通信制御処理を実行
する。なお、CPU1は、例えばRAM2上に設定され
た表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラ
スタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSI
WYGを可能としている。また、CPU1は、CRT1
0上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンド
に基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々の
データ処理を実行する。
【0018】プリンタ1500において、プリンタCP
U12は、ROM13のプログラム用ROMに記憶され
た制御プログラム等或いは外部メモリ14に記憶された
制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続さ
れる各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印
刷部インタフェース16を介して接続される印刷部(プ
リンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出
力する。また、このROM13のプログラムROMに
は、CPU12の制御プログラム等を記憶する。ROM
13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する際
に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM13のデ
ータ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14が
無いプリンタの場合には、ホストコンピュータ上で利用
される情報等を記憶している。CPU12は入力部18
を介してホストコンピュータとの通信処理が可能となっ
ており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ30
00に通知可能に構成されている。RAM19はCPU
12の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAM
で、図示しない増設ポートに接続されるオプションRA
Mによりメモリ容量を拡張することができるように構成
されている。なお、RAM19は、出力情報展開領域、
環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。前述
したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモ
リ14は、ディスクコントローラ(DKC)20により
アクセスを制御される。外部メモリ14は、オプション
として接続され、フォントデータ、エミュレーションプ
ログラム、フォームデータ等を記憶する。また、18は
前述した操作パネルで操作のためのスイッチおよびLE
D表示器等が配されている。
【0019】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。さらに、図示
しないNVRAMを有し、操作パネル1501からのプ
リンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0020】このように構成されたプリンタ制御システ
ムにおいて、ホストコンピュータより出力された文章デ
ータは、まず入力部18に格納される。CPU12は、
入力された情報をROM13を参照しながら翻訳し、翻
訳した内容をRAM19に貯える。ここでRAM19の
格納方法は、16、32、48ビット幅の中間フォーム
またはビットマップデータとして格納してされる。ここ
で、文字データ、イメージデータをRAM19に格納す
る際、今まで1つのページメモリとして使用していたR
AM19を、2つのページメモリとして分割し、一方を
文字領域、もう一方をイメージ領域として分割定義す
る。そこで、このそれぞれの領域に、文字情報を展開し
たフォームとイメージ情報を展開したフォームとをそれ
ぞれ格納する。この格納方法は、中間のオブジェクトを
生成する際に文字情報やイメージ情報が持っているそれ
ぞれのヘッダをもとに認識し、それぞれの領域に展開さ
せる。RAM19は、一般的に1ページ分のメモリ領域
を持っている為、文字とイメージの領域が分けられただ
けでメモリーの追加は必要ないが、バンド処理の為省メ
モリで動作している場合は、RAMを追加する必要があ
る。
【0021】RAM19は、コントローラボード上には
じめから搭載されている内蔵DRAMと、SIMMやD
IMMによって拡張出来る拡張DRAMとに、その用途
に合わせて区切られ、バンク毎に別れている。バンクの
切り替えはRAS信号によって行われる。なお、内蔵R
AM,拡張RAMものそ用途に合わせ更に細かいバンク
に別れている。図3にRAMの構成を示す。図3におい
ては、アドレス信号がM+1本、データ信号がL+1
本、RAS信号がN+1本、CAS信号が4本に加え
て、ライトイネイブル信号がDRAMに入力されてい
る。RAS信号のみがアクティブ時に入力されたアドレ
ス信号がロウアドレス、CAS信号もアクティブ時に入
力されたアドレス信号がカラムアドレスとして、DRA
Mに入力される。
【0022】図4に示すように、DRAMへのデータの
リード/ライトを行うには、ロウアドレスをアドレス線
に出力し、その後RAS信号をイネイブルにさせ、次に
カラムアドレスをアドレス線に出力しCAS信号をイネ
イブルにすることで、WE信号がイネイブルの場合はR
AMへのライトが、またWE信号がディスエイブルの場
合は、データのリードが行える。
【0023】図5に、例えばRAM19としてDRAM
を用い、CPU12からDRAM19に対してデータを
リード/ライトする場合を示す。
【0024】CPU12は、あらかじめ設定されたメモ
リ空間にあるメモリロケーションにアクセスする際は、
そのメモリロケーションに対応するアドレスを発する。
発せられたアドレス信号のうち、A2〜A23の24ビ
ットがデコーダ51に入力されて、ロウアドレス、カラ
ムアドレスに分割される。バンクレジスタ52は、それ
ぞれバンクで区切られた内蔵RAMや拡張RAMのどの
RAMにアクセスするのかを、出力されるアドレスに合
わせて選択するレジスタである。なお、図5に示したデ
コーダ51は、ここではRAM19に含まれるものとす
る。
【0025】ここで、一般的なDRAMのロウアドレス
とカラムアドレスの構成を見てみると、例えば16Mb
itDRAM(×16bit)ではROWアドレスが1
0本、COLUMNアドレスが10本となっており、1
6MbitDRAM(×8bit)では、ROWアドレ
スが11本、COLUMNアドレスが10本となってお
り、それぞれロウアドレスとカラムアドレスが等しいか
もしくはロウアドレスがカラムアドレスより1本多い。
これらDRAMを用いてRAM14を構成する場合、従
来は、図9のアドレスデコード方式でロウアドレスとカ
ラムアドレスが分割されていた。図5のデコーダ51も
また、従来は図9の規則でアドレスのデコードを行って
いた。
【0026】図9の規則では、アドレスが20桁を越え
る場合、ロウアドレスとカラムアドレスとをこの順に交
互に1桁ずつ増やすようにデコードが行われる。すなわ
ち、A24,A22−A0がロウアドレスの第11〜0
ピンに、A25,A23,A11−A2がカラムアドレ
スの第11〜0ピンにそれぞれ入力される。入力される
アドレス信号がA2−A23の22ビットの場合、ロウ
アドレスの桁数がカラムアドレスの桁数と同じか1桁多
いDRAMであれば、24ビットのアドレス信号まで対
応することができる。
【0027】ここで、例えば64MbitDRAM(×
16)は、ROWアドレスが12本、COLUMNが1
0本である。このため、このDRAMに、図9のデコー
ド規則で動作するデコード回路を用いてアクセスする
と、図10の太枠に示したように、ロウアドレスはA2
4,A22−A12の12ビットが入力され、カラムア
ドレスには、A11−A2の10ビットが入力される。
カラムアドレスの第11ピンに入力されるCPUアドレ
スのA24は、デコーダ51に入力されていない信号で
あり、また、デコーダ51に入力されている信号A23
は無視されてしまう。この結果、DRAMのメモリロケ
ーションがCPUからのアドレス信号によって一意的に
決定できず、CPUがアクセスを意図したアドレス、す
なわちアドレスA23−A2で指定されているアドレス
にアクセスすることができない。
【0028】そこで、本実施形態のデコーダ51’は、
図6に示すようにアドレス信号のA23を、DRAMの
ロウアドレス第11ピンに対する入力として出力する。
これにより、ロウアドレス12ビット、カラムアドレス
10ビットの64MビットDRAMに対しても、図4に
示したタイミングでROWアドレスを出力することによ
り、CPUが意図したアドレスにアクセスできる。ま
た、下位から11ビット分のロウアドレス(A12−A
22)と、下位から10ビット分のカラムアドレス(A
2−A11)は従来と変わらないため、ロウアドレスが
11ビットまで、及び、カラムアドレスが10ビットま
でのDRAMに対しては、従来と同様の方式でアクセス
することが可能である。
【0029】尚、ここでは、16MbitDRAM(×
16)と64MbitDRAM(×16)に関して述べ
たが、CPUから入力されるアドレス信号からロウアド
レス及びカラムアドレスへ従来のデコード規則でデコー
ドした結果、DRAMのロウアドレス及びカラムアドレ
スの仕様に合わない場合には、上述した方法と同様の方
法で対応することができる。
【0030】[第2の実施形態]図7に第2の実施例の
デコーダ及びDRAMの構成を示す。
【0031】図7で、センス信号55は、第1の実施形
態で示したようにロウアドレスとカラムアドレスの桁数
の差が2本ある場合、その旨をデコーダ22に知らせる
信号で、各バンク毎に準備されている。この信号は、従
来の拡張メモリにおいて未使用となっていた信号線を用
いればよく、ロウアドレスとカラムアドレスの桁数の差
が2本あるDRAMを用いた場合には、その信号線から
所定の信号値が出力されるように、その拡張メモリの製
造時に配線しておく。なお、この信号は出力されるもの
とする。アドレスレジスタ25は、バンク毎に受け取っ
たセンス信号26に応じて、それぞれのバンクに用いら
れているDRAMの構成に対応したアドレスをデコード
するようにデコーダに指示を行う為のレジスタである。
【0032】図8にバンクレジスタ54及びデコーダ5
1の構成を示す。バンクレジスタ54において、選択さ
れているバンクを示すバンクセレクト信号及びセンス信
号はレジスタ541に取り込まれ、各バンク毎に、セレ
クト信号とセンス信号との論理積が計算される。すなわ
ち、選択されているバンクが、ロウアドレスとカラムア
ドレスの桁数の差が2本あるDRAMが用いられたバン
クであることを示す信号が生成される。この信号は、各
バンクごとに生成され、その論理和がデコーダ51のセ
レクト入力に入力される。
【0033】例えば、バンク0のRAMアドレス領城に
アクセスが行われると、バンクレジスタはバンク0セレ
クト信号をTrueとする。この時、バンク0に、カラ
ムアドレスよりもロウアドレスの方が2本多いDRAM
が接続されていると、バンク0センス信号がTrueと
なりデコーデ22のセレクト信号をTrueにする。
【0034】セレクト信号がTrueとなると、デコー
ダ22は、ロウアドレスにアドレス(23:12)を割
り振り、カラムアドレス(11:2)を割り振る。これ
は第1の実施形態で説明した、図6に示した割り当てで
ある。
【0035】一方、セレクト信号がFalseになる
と、デコーダ22は、ロウアドレスにアドレス(22:
12)を、カラムアドレスにアドレス(23;11:
2)を割り当てる。これは従来通りのデコードの仕方で
ある。こうして、ロウアドレスとカラムアドレスがそれ
ぞれ11桁ずつのDRAMで構成された拡張メモリを利
用することも可能となる。
【0036】以上のようにすることで、接続され、選択
されたバンクのメモリの構成に応じて、アドレス信号を
デコードすることが可能となる。
【0037】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0038】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。また、コンピュータが読み出し
たプログラムコードを実行することにより、前述した実
施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラム
コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働している
オペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれる。
【0039】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、RA
Mを構成するDRAMの種類がバンクごとに異なってい
ても、DRAMのロウアドレスとカラムアドレスの入力
方法に合わせた方式でアドレスをデコードすることで、
それらのRAMに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な第1の出力装置の構成を示
す断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
の構成を説明するブロック図である。
【図3】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
のRAMの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
のRAMリード/ライトサイクルを示すタイミングチャ
ートである。
【図5】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
のRAMのアクセス方法を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
の64MbitDRAMアクセスを示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
のRAMセンス方法を示すブロック図である。
【図8】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
のアドレスデコードシステムを示すブロック図である。
【図9】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
のアドレスデコード方式を示す図である。
【図10】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システ
ムにおける、64MbitDRAMに対応したのアドレ
スデコード方式を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 12 CPU 13 ROM 19 RAM 3000 ホストコンピュータ 1500 プリンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロウアドレスとカラムアドレスとを時分
    割で指定することにより、指定したアドレスにアクセス
    可能なメモリデバイスと、 入力されたアドレスを、前記ロウアドレス及びカラムア
    ドレスに割り振るデコーダとを備えることを特徴とする
    メモリ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記デコーダは、前記アドレスを所定の
    規則に従ってロウアドレス及びカラムアドレスに振り分
    けており、前記規則により指定したアドレスにアクセス
    できないメモリデバイスに対しては、該メモリデバイス
    に応じた規則でロウアドレス及びカラムアドレスを振り
    分けることを特徴とする請求項1に記載のメモリ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記メモリデバイスが、前記規則により
    指定したアドレスにアクセスできるデバイスであるか否
    かを判定する判定回路を更に備え、前記デコーダは、前
    記判定回路による判定結果に応じて、前記アドレスから
    前記所定の規則に従ってロウアドレス及びカラムアドレ
    スに振り分けるか、それとも、前記メモリデバイスに応
    じた規則でロウアドレス及びカラムアドレスを振り分け
    ることを特徴とする請求項2に記載のメモリ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリデバイスは、ロウアドレスの
    桁数がカラムアドレスの桁数と同じか1桁多いメモリデ
    バイスであり、前記所定の規則とは、ロウアドレスの桁
    数とカラムアドレスの桁数との差が最大1桁であること
    を前提とした振り分け規則であり、所定の規則により指
    定したアドレスにアクセスできないメモリデバイスと
    は、ロウアドレスの桁数がカラムアドレスの桁数よりも
    1桁以上多いメモリデバイスであり、メモリデバイス
    が、ロウアドレスの桁数がカラムアドレスの桁数よりも
    1桁以上多いメモリデバイスの場合には、前記デコーダ
    は、入力されたアドレスを、ロウアドレス及びカラムア
    ドレスの桁数に応じて割り当てることを特徴とする請求
    項1に記載のメモリ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のメモ
    リ制御装置により制御されるメモリにデータを格納し、
    該データに基づいて印刷を行うことを特徴とする印刷装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006043669A1 (de) * 2006-09-18 2008-03-27 Qimonda Ag Steuerbaustein zur Steuerung von mindestens einem Halbleiterspeicherbaustein eines Halbleiterspeichermoduls
JP2010186178A (ja) * 2009-01-19 2010-08-26 Nippon Steel Corp 真空圧空成形露光装置及び露光方法

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