JP2001021786A - 画像撮影装置及び画像撮影処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

画像撮影装置及び画像撮影処理プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001021786A
JP2001021786A JP11194431A JP19443199A JP2001021786A JP 2001021786 A JP2001021786 A JP 2001021786A JP 11194431 A JP11194431 A JP 11194431A JP 19443199 A JP19443199 A JP 19443199A JP 2001021786 A JP2001021786 A JP 2001021786A
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photographing
zoom
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JP11194431A
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English (en)
Inventor
Koji Taguchi
康二 田口
Takashi Onoda
孝 小野田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ズーム機能を使用して画像の撮影を行なうため
の画像撮影装置にあって、時間経過に応じて最適なズー
ム倍率に自動的に調整して撮影を行なうこと。 【解決手段】倍率変更入力部15を適宜操作しながらの事
前のシミュレーション撮影によって、撮影開始から撮影
終了までのタイミングt0,t1,,,tNのそれぞれにおけるズ
ーム倍率m0,m1,,,mNを時間対応倍率設定データ14a とし
て記憶装置14に記憶させておき、この後、前記時間対応
倍率設定データ14a の各タイミングt0,t1,,,tN毎の経過
時間(Time)に応じて各対応するズーム倍率m0,m1,,,mNの
補間による倍率変更制御処理により実際の撮影を行なう
ことで、例えば自動撮影で、最初は広角で広い撮影範囲
とし、次第にズームアップして中央の被写体を大きく捕
らえ、この後、再びズームダウンして広い撮影範囲に戻
して撮影を終了する場合でも、所望のタイミングで所望
のズーム倍率変更を行ない自動撮影できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズーム機能を使用
して画像の撮影を行なうための画像撮影装置及び画像撮
影処理プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばズーム機能を備えたカメラにあっ
て、従来、そのズーム倍率の調整(ズームアップ/ズー
ムダウン)は、オペレータが撮影中のモニタ画像を見な
がらズームボタン等を操作して、当該モニタ画像内の被
写体が所望の大きさに写るように調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
セルフタイマやリモコンを利用して自動撮影を行なう場
合には、その撮影中のズーム倍率は事前に設定した固定
倍率でしか撮影を行なうことができないため、例えばオ
ペレータをも含む全員の記念撮影をズーム倍率を変更し
ながら行なうことはできない。
【0004】すなわち、例えば前記自動撮影で記念撮影
を行なう場合に、最初は広角撮影で全員が撮影範囲に入
るようにし、次第にズームアップして中央の主役となる
被写体を大きく捕らえ、この後、再びズームダウンして
全員が入るように戻して撮影を終了する等、ズーム調整
をしながらの一連の撮影を自動撮影で行なうことはでき
ない問題がある。
【0005】また、このような自動撮影中に限らず、例
えば徒競走中の被写体を追いながら該被写体が常に適当
な大きさに写るように上手にズーム調整する場合等、カ
メラアングルを変えながらしかも適切にズーム倍率を調
整するのは、素人のテクニックではなかなか難しく且つ
面倒な問題がある。
【0006】本発明は、前記のような課題に鑑みなされ
たもので、その第1の目的は、時間経過に応じて最適な
ズーム倍率に自動的に調整して撮影を行なうことが可能
になる画像撮影装置及び画像撮影処理プログラムを記憶
した記憶媒体を提供することにある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、撮影アング
ルに応じて最適なズーム倍率に自動的に調整して撮影を
行なうことが可能になる画像撮影装置及び画像撮影処理
プログラムを記憶した記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
第1の画像撮影装置は、時間の経過に対応付けられたズ
ーム倍率のデータを記憶する倍率データ記憶手段と、撮
影開始からの時間の経過を検知する経過時間検知手段
と、この経過時間検知手段により検知される撮影開始か
らの経過時間に対応して、前記倍率データ記憶手段に記
憶されているズーム倍率に従い、撮影ズームの倍率を変
更制御するズーム制御手段と、このズーム制御手段によ
り変更制御される撮影ズームの倍率によって画像を撮影
する撮影手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】このような第1の画像撮影装置では、経過
時間検知手段により検知される撮影開始からの経過時間
に対応して、倍率データ記憶手段に記憶されている時間
の経過に対応付けられたズーム倍率のデータに従い、撮
影ズームの倍率が変更制御され、この変更制御された撮
影ズームの倍率によって画像の撮影が行なわれるので、
自動撮影を行なう際の撮影途中でのズーム倍率の変更調
整を適切に自動制御できることになる。
【0010】また、本発明に係る第2の画像撮影装置
は、撮影方向に対応付けられたズーム倍率のデータを記
憶する倍率データ記憶手段と、撮影方向を検知する方向
検知手段と、この方向検知手段により検知される撮影方
向に対応して、前記倍率データ記憶手段に記憶されてい
るズーム倍率に従い、撮影ズームの倍率を変更制御する
ズーム制御手段と、このズーム制御手段により変更制御
される撮影ズームの倍率によって画像を撮影する撮影手
段とを備えたことを特徴とする。
【0011】このような第2の画像撮影装置では、方向
検知手段により検知される撮影方向に対応して、倍率デ
ータ記憶手段に記憶されている撮影方向に対応付けられ
たズーム倍率のデータに従い、撮影ズーム倍率が変更制
御され、この変更制御された撮影ズームの倍率によって
画像の撮影が行なわれるので、所定の経路を移動する被
写体の撮影を行なう際の撮影途中でのズーム倍率の変更
調整を適切に自動制御できることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。
【0013】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態に係る画像撮影装置の電子回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【0014】この画像撮影装置は、コンピュータである
制御部(CPU)11を備えている。
【0015】この制御部(CPU)11は、モードキー
12からのキー入力信号及びスタートスイッチ13から
のON/OFF信号に基づいて、記憶装置14に予め記
憶されているシステムプログラム、あるいはフロッピデ
ィスク等の記録媒体28に記録されているシステムプロ
グラムを記憶装置14に読み込み起動させ、回路各部の
動作の制御を行なうものである。
【0016】また、このシステムプログラムは、伝送制
御部29によってプログラムコードの形態でネットワー
ク回線等を介して受信する構成にしてもよく、前記記録
媒体は、ネットワーク上に構築されたサーバの記録媒体
であってもよい。さらに、前記記録媒体を介してサーバ
やクライアントに伝送して、これらの機器にインストー
ルするようにしてもよい。
【0017】前記制御部(CPU)11には、前記モー
ドキー12、スタートスイッチ13、記憶装置14が接
続される他に、倍率変更入力部15、タイマ16、ズー
ムレンズ駆動装置17、表示装置23が接続される。
【0018】前記ズーム駆動装置17は、制御部(CP
U)11から出力されるズーム倍率制御信号に応じて、
ズームレンズ18を駆動してそのズーム倍率を変更調整
するものである。
【0019】また、この画像撮影装置には、撮像装置1
9が備えられる。
【0020】この撮像装置19は、前記ズームレンズ1
8を介して入射する被写体Hの光学画像をCCD(charg
e coupled device) 上に結像させて画像信号として出力
するもので、この撮像装置19により撮像出力された画
像信号は、アンプ20を介して増幅された後、A/D変
換回路21を介してデジタル画像信号に変換される。そ
して、符号器22を介して符号化された画像データに変
換され、制御部(CPU)11に撮影画像として転送さ
れる。
【0021】前記モードキー12は、最適なズーム倍率
を予め設定するための倍率設定モードと、この倍率設定
モードによって設定されたズーム倍率に従って撮影中の
ズーム倍率を自動制御するための倍率制御モードとの切
り換えを行なう際に操作される。
【0022】前記スタートスイッチ13は、前記モード
キー12の操作に応じて切り換えられる倍率設定モード
と倍率制御モードとのそれぞれのモード処理にあって、
処理の開始を指示する際にON操作され、処理の終了を
指示する際にOFF操作される。
【0023】前記記憶装置14には、ROM及びRAM
が備えられ、ROMには、この画像撮影装置の全体の動
作を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、
前記倍率設定モード処理や倍率制御モード処理等を司る
種々のサブプログラムが記憶される。一方、RAMに
は、前記倍率設定モード処理に従って予め設定される時
間対応倍率設定データ14aが記憶されると共に、前記
撮像装置19により撮像された画像データ、タイマ16
により計時出力されるタイマデータ(Time)、その
他、前記倍率設定モード処理や倍率制御モード処理等の
各種の処理に従って制御部(CPU)11に入出力され
る種々のデータがワークデータとして必要に応じて一時
的に記憶される。
【0024】前記倍率変更入力部15は、オペレータに
より操作されるズームアップ/ズームダウンの調整ボタ
ンを備え、このボタン操作に応じたズーム倍率の設定信
号を出力するもので、前記倍率設定モードでは、この倍
率変更入力部15の操作に応じて制御部(CPU)11
に入力されるズーム倍率の設定信号に従って、前記ズー
ムレンズ駆動装置17によりズームレンズ18のズーム
倍率が変更駆動される。
【0025】前記表示装置23には、例えば前記記憶装
置14内のRAMに対し前記撮像装置19により撮像さ
れて記憶される画像データが転送されて表示される。
【0026】図2は前記画像撮影装置の記憶装置14内
に記憶される時間対応倍率設定データ14aのデータ内
容を示す図である。
【0027】この時間対応倍率設定データ14aには、
前記倍率設定モード処理に伴ない、シミュレーションに
よる撮影操作を行なった際に、一定時間間隔Δt毎又は
オペレータによる任意の時間間隔毎のタイミングt0 ,
t1 ,…,tN に対応付けられて、それぞれのタイミン
グtn (n=0,1,…,N)にて前記倍率変更入力部
15により与えられたズーム倍率の設定値が、倍率m0
,m1 ,…,mN として記憶される。
【0028】すなわち、本発明の第1実施形態の画像撮
影装置では、実際の撮影を行なう前に、前記倍率設定モ
ード処理に従って倍率変更入力部15を適宜操作しなが
らシミュレーション撮影を行なうことで、撮影開始から
撮影終了までのタイミングt0 ,t1 ,…,tN のそれ
ぞれにおけるズーム倍率m0 ,m1 ,…,mN が時間対
応倍率設定データ14aとして記憶装置14に書き込ま
れて設定され、この後、倍率制御モード処理に従って前
記時間対応倍率設定データ14aに応じた実際の撮影を
行なうことで、例えばオペレータ本人が被写体Hとして
入る自動撮影にあっても、所望のタイミングで所望のズ
ーム倍率変更を行ないながらの撮影ができることにな
る。
【0029】次に、本発明の第1実施形態の構成による
画像撮影装置の動作について説明する。
【0030】図3は前記画像撮影装置の倍率設定モード
において行なわれる時間対応倍率設定処理を示すフロー
チャートである。
【0031】モードキー12の操作により倍率設定モー
ドに切り換えられた状態で、スタートスイッチ13を操
作すると、この時間対応倍率設定処理が起動され、ま
ず、ズーム倍率mn (n=0,1,…,N)の設定タイ
ミングtn (n=0,1,…,N)を定めるための時間
間隔Δtが、所定の長さ(例えば3秒)あるいはマニュ
アル入力された長さに設定される(ステップS1)。
【0032】すると、タイマ16が起動されてその計時
動作が開始されるのと同時に、時間対応倍率設定データ
14aのタイミングt0 が“0秒”にセットされ、これ
に対応する初期のズーム倍率m0 が現在のズームレンズ
駆動装置17におけるズームレンズ18の倍率にセット
される(ステップS2,S3,S4)。
【0033】すると、制御変数nが“1”にセットさ
れ、時間対応倍率設定データの14aのタイミングt1
が「n×Δt」、つまり、この場合には“3秒”にセッ
トされる(ステップS5,S6)。
【0034】そして、前記タイマ16により計時出力さ
れるタイマデータ(Time)が逐次取り込まれると共
に(ステップS7)、表示装置23にて表示される撮像
画像を見ながらのオペレータによる倍率変更入力部15
の操作に応じたズーム倍率の変更処理が、制御部(CP
U)11からズームレンズ駆動装置17を介しズームレ
ンズ18に対して行なわれながら(ステップS8)、前
記タイマデータ(Time)がタイミングtn 、つま
り、この場合にはt1 (=3秒)に到達したか否か判断
される(ステップS9)。
【0035】ここで、前記タイマデータ(Time)が
タイミングt1 (=3秒)に到達したと判断されると、
前記倍率変更入力部15の操作に応じた現在のズーム倍
率が制御部(CPU)11により読み出され、時間対応
倍率設定データ14aのタイミングt1 (=3秒)に対
応するズーム倍率m1 として記憶装置14に書き込まれ
る(ステップS9→S10)。
【0036】ここで、この時間対応倍率設定処理の終了
操作が為されたか否かが、スタートスイッチ13がOF
F操作されたか否かにより判断され(ステップS1
1)、終了操作が為されてない場合には、前記制御変数
nが(+1)されて“2”にカウントアップされ(ステ
ップS11→S12)、前記ステップS6からのタイミ
ングtn に対応するズーム倍率mn の読み出し書き込み
処理、この場合にはタイミングt2 (=6秒)に対応す
る時点でのズーム倍率m2 の設定処理が行なわれる(ス
テップS6〜S10)。
【0037】この後、前記ステップS6〜S12におけ
る制御変数nを順次カウントアップしながらの各タイミ
ングtn に対応するズーム倍率mn の読み出し及び時間
対応倍率設定データ14aとしての記憶装置14への書
き込み処理が繰り返されることで、前記同様に、Δt
(=3秒)毎のタイミングt3 ,t4 ,…,tN のそれ
ぞれに対応するズーム倍率m3 ,m4 ,…,mN が時間
対応倍率設定データ14aとして記憶される。
【0038】そして、前記スタートスイッチ13がOF
F操作されることで、終了操作が為されたと判断される
と、時間対応倍率設定データ14aにおけるタイミング
tn+1 の書き込みエリアに撮影の終了を指示するための
“END”データが書き込まれ、前記一連の時間対応倍
率設定処理が終了される(ステップS11→S13)。
【0039】図4は前記画像撮影装置の倍率制御モード
において行なわれる時間対応倍率制御処理を示すフロー
チャートである。
【0040】図5は前記画像撮影装置の倍率制御モード
において行なわれる時間対応倍率制御処理に伴なう時間
経過に応じた倍率変更制御の一例を示す図である。
【0041】例えばこの画像撮影装置を前記時間対応倍
率設定処理に伴ないシミュレーション撮影を行なった所
定の位置に設置して自動撮影を行なう際に、モードキー
12の操作により倍率制御モードに切り換えられ、時間
対応倍率制御処理が起動された状態で、スタートスイッ
チ13が操作されると、タイマ16が起動されてその計
時動作が開始されると共に、制御変数nが“0”にセッ
トされる(ステップA1→A2)。
【0042】すると、前記タイマ16により計時出力さ
れるタイマデータ(Time)が逐次取り込まれ、記憶
装置14に記憶されている時間対応倍率設定データ14
aのタイミングtn 〜tn+1 に相当する経過時間(Ti
me)に伴ない、これに対応付けられたズーム倍率mn
〜mn+1 を補間したズームレンズ駆動装置17の制御が
行なわれる(ステップA3,A4,A5)。つまり、こ
の場合にはタイミングt0 〜t1 (0〜3秒)の時間経
過に応じてズーム倍率m0 〜m1 とするズームレンズ1
8の倍率変更制御が行なわれる。
【0043】そして、前記タイマデータ(Time)が
タイミングtn+1 に到達、つまり、この場合にはタイミ
ングt1 (=3秒)に到達したと判断されると、制御変
数nが(+1)されて“1”にカウントアップされ(ス
テップA5→A6)、タイミングtn+1 、つまりこの場
合にはタイミングt2 の書き込みエリアに“END”デ
ータが書き込まれているか否か判断される(ステップA
7)。
【0044】ここで、タイミングt2 の書き込みエリア
に“END”データは書き込まれてないと判断されるの
で、前記制御変数nが“1”にカウントアップされた状
態で、前記ステップA3からの処理に戻り、前記同様
に、時間対応倍率設定データ14aのタイミングtn 〜
tn+1 に相当する経過時間(Time)に伴ない、ズー
ム倍率mn 〜mn+1 を補間したズームレンズ駆動装置1
7の制御、つまり、この場合にはタイミングt1 〜t2
(3〜6秒)の時間経過に応じてズーム倍率m1〜m2
とするズームレンズ18の倍率変更制御が行なわれる
(ステップA7→A3〜A5)。
【0045】この後、前記ステップA3〜A7における
制御変数nを順次カウントアップしながらの各タイミン
グtn 〜tn+1 毎の経過時間(Time)に応じた各対
応するズーム倍率mn 〜mn+1 の補間による倍率変更制
御処理が繰り返されることで、前記同様に、タイミング
t2 〜t3 (6〜9秒),t4 〜t5 (9〜12秒),
…,tN-1 〜tN (3(N-1)〜3N秒)の各時間経過に応じ
てズーム倍率m2 〜m3 ,m4 〜m5 ,…,mN-1 〜m
N とするズームレンズ18の倍率変更制御が行なわれ
る。
【0046】そして、前記タイミングtn(=N-1) 〜tn+
1(=N) に対応するズーム倍率の変更制御が行なわれ、制
御変数nが(+1)されて“N”にカウントアップされ
た際に(ステップA3〜A6)、タイミングtn+1 、つ
まりタイミングtN+1 の書き込みエリアに“END”デ
ータが書き込まれていると判断されると、前記一連の時
間対応倍率制御処理による自動撮影の動作が終了される
(ステップA7→終了)。
【0047】したがって、本発明の第1実施形態の構成
による画像撮影装置によれば、倍率変更入力部15を適
宜操作しながらの事前のシミュレーション撮影によっ
て、撮影開始から撮影終了までのタイミングt0 ,t1
,…,tN のそれぞれにおけるズーム倍率m0 ,m1
,…,mN を時間対応倍率設定データ14aとして記
憶装置14に記憶させておき、この後、前記時間対応倍
率設定データ14aの各タイミングt0 ,t1 ,…,t
N 毎の経過時間(Time)に応じて各対応するズーム
倍率m0 ,m1 ,…,mN の補間による倍率変更制御処
理により実際の撮影を行なうようにしたので、例えばオ
ペレータ本人が被写体Hとして入る自動撮影にあって、
最初は広角撮影で広い撮影範囲とし、次第にズームアッ
プして中央の被写体を大きく捕らえ、この後、再びズー
ムダウンして広い撮影範囲に戻して撮影を終了するよう
な場合でも、所望のタイミングで所望のズーム倍率変更
を行ないながらの自動撮影ができるようになる。
【0048】(第2実施形態)図6は本発明の第2実施
形態に係る画像撮影装置の電子回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【0049】この第2実施形態に係る画像撮影装置の電
子回路において、前記図1における第1実施形態に係る
画像撮影装置の電子回路と同一の構成部分については、
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0050】そして、この第2実施形態に係る画像撮影
装置の電子回路には、前記第1実施形態に係る画像撮影
装置の電子回路に対し、さらに、方位センサ24が備え
られる。
【0051】この方位センサ24は、この画像撮影装置
本体の撮影方向の方位角を検出するもので、この方位角
検出信号はアンプ25aを介して増幅された後、A/D
変換回路25bを介してデジタル検出信号に変換され
る。そして、符号器26を介して符号化された方位角デ
ータ(Angle)14bに変換されて制御部(CP
U)11に転送され記憶装置14内のRAMに記憶され
る。
【0052】この記憶装置14内のRAMには、前記方
位角データ14bが記憶される他に、角度対応倍率設定
データ14cが記憶される。
【0053】図7は前記画像撮影装置の記憶装置14内
に記憶される角度対応倍率設定データ14cのデータ内
容を示す図である。
【0054】この角度対応倍率設定データ14cには、
モードキー12の操作により切り換えられる倍率設定モ
ードでの角度対応倍率設定処理に伴ない、シミュレーシ
ョンによる撮影操作を行なった際に、一定角度間隔Δθ
毎又はオペレータによる任意の角度間隔毎の方位角r0
,r1 ,…,rN に対応付けられて、それぞれの方位
角rn (n=0,1,…,N)にて倍率変更入力部15
により与えられたズーム倍率の設定値が、倍率m0 ,m
1 ,…,mN として記憶される。
【0055】すなわち、本発明の第2実施形態の画像撮
影装置では、実際の撮影を行なう前に、前記角度対応倍
率設定処理に従って倍率変更入力部15を適宜操作しな
がらシミュレーション撮影を行なうことで、撮影開始か
ら撮影終了までの方位角範囲内の各方位角r0 ,r1 ,
…,rN のそれぞれにおけるズーム倍率m0 ,m1 ,
…,mN が角度対応倍率設定データ14cとして記憶装
置14に書き込まれて設定され、この後、角度対応倍率
制御処理に従って前記角度対応倍率設定データ14cに
応じた実際の撮影を行なうことで、例えば所定のトラッ
クを走る徒競走や競馬,自動車レース等の撮影にあって
も、被写体が常に適当な大きさに写るよう、撮影途中の
各アングルで適切なズーム倍率変更を自動で行ないなが
らの撮影ができることになる。
【0056】次に、本発明の第2実施形態の構成による
画像撮影装置の動作について説明する。
【0057】図8は前記画像撮影装置の倍率設定モード
において行なわれる角度対応倍率設定処理を示すフロー
チャートである。
【0058】モードキー12の操作により倍率設定モー
ドに切り換えられた状態で、スタートスイッチ13を操
作すると、この角度対応倍率設定処理が起動され、ま
ず、ズーム倍率mn (n=0,1,…,N)の設定方位
角rn (n=0,1,…,N)を定めるための角度間隔
Δθが、所定の角度(例えば30度)あるいはマニュア
ル入力された角度に設定される(ステップB1)。
【0059】そして、方位角rn (n=0,1,…,
N)の最大設定数N(=360°/Δθが算出されてワ
ークデータとして記憶される(ステップB2)。つま
り、角度間隔Δθ(=30度)の場合、方位角rn の最
大設定数N(=12)となる。
【0060】すると、角度対応倍率設定データ14cの
方位角r0 が“0度”にセットされる(ステップB
3)。
【0061】すると、制御変数nが“1”にセットさ
れ、角度対応倍率設定データ14cの方位角r1 が「n
×Δθ」、つまり、この場合には“30度”にセットさ
れる(ステップB4,B5)。
【0062】すると、前記制御変数nが(+1)されて
“2”にカウントアップされ、当該制御変数n(=2)
が前記方位角rn の最大設定数N(=12)を越えたか
否か判断される(ステップB6,B7)。
【0063】この場合、前記制御変数n(=2)は前記
方位角rn の最大設定数N(=12)を越えてないと判
断されるので、この制御変数n(=2)の状態で前記ス
テップB5に戻り、角度対応倍率設定データ14cの方
位角r2 が「n×Δθ」、つまり、この場合には“60
度”にセットされる(ステップB7→B5)。
【0064】この後、前記ステップB5〜B7における
制御変数nを順次カウントアップしながらの角度対応倍
率設定データ14cに対する方位角rn の設定処理が繰
り返されることで、各方位角r3(=90),r4(=120) ,
…,r12(=360)が前記同様にセットされる。
【0065】そして、前記角度対応倍率設定データ14
cに対するΔθ(=30度)毎の方位角rn (n=0,
1,…,N(=12) )の設定が成されることで、制御変数
nが“13”にカウントアップされた際に、当該制御変
数n(=13)が前記方位角rn の最大設定数N(=1
3)を越えたと判断されると、前記角度対応倍率設定デ
ータ14cの各設定方位角rn (n=0,1,…,N(=
12) )のそれぞれに対応するズーム倍率mn (n=0,
1,…,N(=12) )の設定が開始される(ステップB7
→B8)。
【0066】まず、前記制御変数nが“0”にリセット
され(ステップB9)、表示装置23にて表示される撮
像画像を見ながらのオペレータによる倍率変更入力部1
5の操作に応じたズーム倍率の変更処理が、制御部(C
PU)11からズームレンズ駆動装置17を介しズーム
レンズ18に対して行なわれながら、方位センサ24か
らの方位検出信号が入力され、方位角データ(Angl
e)14bとして逐次取り込まれる(ステップB10〜
B13)。
【0067】そして、前記画像撮影装置本体の方位角デ
ータ(Angle)14bが前記角度対応倍率設定デー
タ14c内に設定された方位角rn 、この場合にはr0
(=0)に一致するか否か判断される(ステップB14)。
【0068】この場合、このシミュレーション撮影の開
始に伴なう装置本体の最初の撮影方向に対応する方位角
データ(Angle)14bは、“0度”にイニシャル
セットされるので、当該方位角データ(Angle(=
0))は前記角度対応倍率設定データ14c内に設定され
た方位角r0(=0) に一致すると判断される。これによ
り、前記倍率変更入力部15の操作に応じた現在のズー
ム倍率が制御部(CPU)11により読み出され、前記
角度対応倍率設定データ14cの方位角r0(=0) に対応
するズーム倍率m0 として記憶装置14に書き込まれる
(ステップB14→B15)。
【0069】すると、前記制御変数nが(+1)されて
“1”にカウントアップされ、前記ステップB10から
の処理に戻り(ステップB16,B17→B10)、前
記ズーム倍率の変更処理が行なわれながらの方位角デー
タ(Angle)14bの取り込み処理(ステップB1
0〜B13)、及び当該方位角データ(Angle)1
4bが前記角度対応倍率設定データ14c内に設定され
た方位角rn 、この場合にはr1(=30)に一致するか否か
判断される(ステップB14)。
【0070】一方、前記ステップB14において、その
時点での制御変数n(n=0,1,…,N(=12) )に対
応した設定方位角rn に、現在の方位角データ(Ang
le)14bが一致しないと判断された場合にも、制御
変数nはさらにカウントアップされ(ステップB1
6)、当該カウントアップ後の制御変数nが方位角rn
の設定最大数N(=12) を越えたと判断される前まで(ス
テップB17)、そのそれぞれの制御変数nに対応した
設定方位角rn に対する、現在の方位角データ(Ang
le)14bとの一致/不一致の判断処理が繰り返され
る(ステップB10〜B14)。
【0071】そして、ある時点での制御変数n(n=
0,1,…,N(=12) )に応じた設定方位角rn に対
し、現在方位角データ(Angle)14bが一致した
時点で、その一致方位角rn に対応して現在のズーム倍
率mn の書き込み処理が行なわれる(ステップB10〜
B17)。
【0072】そして、前記ステップB17において、制
御変数nが方位角rn の設定最大数N(=12) を越えたと
判断された場合には、スタートスイッチ13のOFF操
作による終了操作が為されたと判断される前まで、前記
ステップB9に戻り制御変数nが“0”にリセットされ
る(ステップB17→B18→B9)。
【0073】すなわち、前記ステップB9〜B18の繰
り返し処理では、角度対応倍率設定データ14c内の各
設定方位角rn (n=0,1,…,N(=12) )のそれぞ
れに対する現在方位角データ(Angle)14bの一
致/不一致判断処理が、前記終了操作が為されるまで高
速に繰り返されるもので、これにより、角度対応倍率設
定データ14c内の各設定方位角rn (n=0,1,
…,N(=12) )に対し、それぞれ現在の装置本体の方位
角データ(Angle)14bが一致した時点でその時
点での倍率変更入力部15の操作に応じた現在のズーム
倍率が制御部(CPU)11により読み出され、対応す
るズーム倍率mn (n=0,1,…,N(=12) )として
記憶される。
【0074】この後、オペレータによる装置本体のアン
グルを変えながらの一連のシミュレーション撮影が、適
宜ズーム倍率を変更しながら行なわれることで、前記記
憶装置14内の角度対応倍率設定データ14cにおい
て、各設定方位角r0(=0) ,r1(=30),…,rN(=360)
にそれぞれ対応するズーム倍率m0 ,m1 ,…,mN が
記憶された状態で、スタートスイッチ13がOFF操作
されて終了操作が為されたと判断されると、前記一連の
角度対応倍率設定処理が終了される(ステップB18→
終了)。
【0075】図9は前記画像撮影装置の倍率制御モード
において行なわれる角度対応倍率制御処理を示すフロー
チャートである。
【0076】図10は前記画像撮影装置の倍率制御モー
ドにおいて行なわれる角度対応倍率制御処理に伴なう撮
影方位角の変化に応じた倍率変更制御の一例を示す図で
ある。
【0077】例えばこの画像撮影装置を前記角度対応倍
率設定処理に伴ないシミュレーション撮影を行なった所
定の位置でもって、移動する被写体Hを追いながら撮影
を行なう際に、モードキー12の操作により倍率制御モ
ードに切り換えられた状態で、スタートスイッチ13を
操作すると、この角度対応倍率制御処理が起動され、ま
ず、制御変数nが“0”にリセットされる(ステップC
1)。
【0078】すると、方位センサ24からの装置本体の
撮影方位の対応した方位検出信号が入力され、この方位
検出信号に基づいて取り込まれる方位角データ(Ang
le)14bが、記憶装置14内の角度対応倍率設定デ
ータ14cとして記憶されている方位角rn 以上でrn+
1 未満(rn ≦Angle <rn+1 )の角度範囲にあるか否
か判断される(ステップC2,C3,C4)。つまりこ
の場合には、制御変数nは“0”なので、r0(=0) 以上
でr1(=30)未満の方位角範囲内に前記装置本体の撮影方
位に対応する方位角データ(Angle)14bが入っ
ているか否か判断される(ステップC4)。
【0079】ここで、前記制御変数n(=0)に応じた方位
角範囲(r0(=0) ≦Angle <r1(=30))内に装置本体の
撮影方位に対応する方位角データ(Angle)14b
が入っていないと判断された場合には、前記制御変数n
が(+1)されて“1”にカウントアップされ(ステッ
プC4→C5)、このカウントアップ後の制御変数n(=
1)に応じた方位角範囲(r1(=30)≦Angle <r2(=60))
内に装置本体の撮影方位に対応する方位角データ(An
gle)14bが入っているか否か判断される(ステッ
プC6→C4)。
【0080】すなわち、前記ステップC4〜C6の処理
では、制御変数nが“0”から順次カウントアップさ
れ、当該制御変数nが前記角度対応倍率設定データ14
cにおける方位角rn の設定最大数N(=12) を越えたと
判断される前まで(ステップC6)、そのそれぞれの制
御変数n(n=0,1,…,N(=12) )に対応した方位
角範囲(r0(=0) ≦Angle <r1(=30)),(r1(=30)≦
Angle <r2(=60)),…,(r11(=330)≦Angle <r12
(=360)),(r12(=360)≦Angle )内に装置本体の撮影
方位に対応する方位角データ(Angle)14bが入
っているか否かが順次判断される。
【0081】そして、前記ステップC6において、前記
制御変数nが前記角度対応倍率設定データ14cにおけ
る方位角rn の設定最大数N(=12) を越えたと判断され
た場合でも、ステップC7において、スタートスイッチ
13のOFF操作によって終了操作が為されたと判断さ
れるまでは、前記ステップC1に戻って制御変数nは
“0”にリセットされ、前記制御変数n(=0,1,
…,N(=12) )のカウントアップに従った各方位角範囲
(r0(=0) ≦Angle <r1(=30)),(r1(=30)≦Angle
<r2(=60)),…,(r11(=330)≦Angle <r12(=36
0)),(r12(=360)≦Angle )での装置本体の撮影方位
に対応する方位角データ(Angle)14bの一致/
不一致の判断処理が繰り返される(ステップC1〜C
7)。
【0082】そして、ある時点での制御変数n(n=
0,1,…,N(=12) )に応じた方位角範囲(rn ≦An
gle <rn+1 )に対し、装置本体の撮影方位に対応する
方位角データ(Angle)14bが入ったと判断され
た場合には、前記方位角範囲(rn ≦Angle <rn+1 )
の下限側の方位角rn に対応付けられて角度対応倍率設
定データ14cとして記憶されているズーム倍率mn と
ズーム倍率mn+1 が制御部(CPU)11に読み出さ
れ、このズーム倍率mn とズーム倍率mn+1 からAng
leに応じて補間されたズーム倍率にズームレンズ18
が調整されるようにズームレンズ駆動装置17が制御さ
れる(ステップC4→C8)。
【0083】例えばこの角度対応倍率制御処理に伴なう
撮影開始直後の制御変数n(=0)に応じた方位角範囲(r
0(=0) ≦Angle <r1(=30))内に、装置本体の撮影方位
に対応する方位角データ(Angle)14bが入って
いると判断された場合には、その範囲下限側の方位角r
0 に対応付けられて角度対応倍率設定データ14cとし
て記憶されているズーム倍率m0 とズーム倍率m1 の間
で補間されたズーム倍率に、ズームレンズ18による撮
影ズームが調整される。
【0084】すると、再び前記ステップC2〜C6にお
ける繰り返し処理、さらには、ステップC1〜C7にお
ける繰り返し処理に戻り、前記同様に装置本体の撮影方
位に対応する方位角データ(Angle)14bが角度
対応倍率設定データ14cとして記憶されている何れの
方位角範囲(rn ≦Angle <rn+1:n=0,1,-,12)にある
かが判断され、一致方位角rn に対応する設定ズーム倍
率mn が読み出されてズームレンズ駆動装置17が制御
される(ステップC4→C8)。
【0085】この後、移動する被写体Hを追いながらの
前記自動ズーム制御による撮影が終わることで、オペレ
ータによりスタートスイッチ13がOFF操作されて終
了操作が為されたと判断されると、前記一連の角度対応
倍率制御処理が終了される(ステップC7→終了)。
【0086】したがって、本発明の第2実施形態の構成
による画像撮影装置によれば、倍率変更入力部15を適
宜操作しながらの事前のシミュレーション撮影によっ
て、撮影開始から撮影終了までの全方位角範囲内の各方
位角r0 ,r1 ,…,rN のそれぞれにおけるズーム倍
率m0 ,m1 ,…,mN を角度対応倍率設定データ14
cとして記憶装置14に記憶させておき、この後、実際
の撮影では、前記角度対応倍率設定データ14cの各方
位角r0 ,r1 ,…,rN 間の何れの範囲内に装置本体
の撮影方位角(Angle)が入っているのかを判断
し、その撮影方位角(Angle)があるところの下側
方位角rn と上側方位角rn+1 に対応付けられたズーム
倍率mn ,ズーム倍率mn+1 を読み出してAngleに
応じて補間したズーム倍率に逐次倍率変更制御を行なう
ようにしたので、例えば所定のトラックを走る徒競走や
競馬,自動車レース等、移動する被写体を追いながら撮
影するような場合でも、被写体が常に適当な大きさに写
るよう、撮影途中の各アングルで適切なズーム倍率変更
を自動で行ないながらの撮影ができるようになる。
【0087】なお、本実施形態では、方位角は1データ
を測定したが、水平面上の方位角と上下方向の方位角の
2データを測定してズーム倍率と対応付けるようにして
もよい。
【0088】また、方位角ではなく、レンズの向きを測
定し、レンズの向いている方向とズーム倍率とを対応付
けるようにしてもよい。
【0089】(第3実施形態)図11は本発明の第3実
施形態に係る画像撮影装置の電子回路の構成を示すブロ
ック図である。
【0090】この第3実施形態に係る画像撮影装置の電
子回路において、前記図1における第1実施形態に係る
画像撮影装置の電子回路と同一の構成部分については、
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0091】そして、この第3実施形態に係る画像撮影
装置の電子回路には、前記第1実施形態に係る画像撮影
装置の電子回路に対し、さらに、倍率設定入力部27が
備えられる。
【0092】また、記憶装置14内のRAMには、撮影
すべき被写体Hの基準となるパターンデータ14dが記
憶されると共に、類似度対応倍率設定データ14eが記
憶される。
【0093】図12は前記画像撮影装置の記憶装置14
内に記憶される類似度対応倍率設定データ14eのデー
タ内容を示す図である。
【0094】前記倍率設定入力部27は、モードキー1
2の操作によって倍率設定モードに切り換えられた状態
で、撮像装置19により撮像された画像データを認識し
て得られる前記基準パターンデータ14dとの類似度X
を、例えば類似度0%〜100%の間で予め複数の段階
X0 ,X1 ,…,XN に設定すると共に、当該各類似度
X0 ,X1 ,…,XN に対応付けてそれぞれ撮影に適切
なズーム倍率m0 ,m1 ,…,mN を予め設定するため
のもので、この倍率設定入力部27により設定される撮
影画像に対する基準パターンデータ14dとの段階的な
類似度X0 ,X1 ,…,XN と、この各類似度X0 ,X
1 ,…,XN に対応付けられたズーム倍率m0 ,m1 ,
…,mN とは、前記記憶装置14内に類似度対応倍率設
定データ14eとして記憶される。
【0095】前記類似度Xとは、例えば撮像された画像
上で基準パターンデータ14dと同一であると画像認識
される類似画像の領域の占める割合を示すもので、この
場合、前記類似度対応倍率設定データ14eとしては、
類似度0%、つまり前記基準パターンデータ14dの類
似画像領域が存在しない類似度X0 に対しては、基準パ
ターンデータ14dのモデルである撮影すべき被写体H
が撮影範囲内に入り易いように最大広角に相当するズー
ム倍率m0 に設定し、類似画像領域が存在する各類似度
X1(=10%) ,X2(=20%) ,…,X10(=100%) に対して
は、当該類似度Xn の値が低いほど前記撮影すべき被写
体Hが撮影範囲内で早く大きく写るように高いズーム倍
率mn に設定し、逆に類似度Xn の値が高いほど前記被
写体Hが撮影範囲内で必要以上に大きく写ったり食み出
したりしないように低いズーム倍率mn に設定する。
【0096】例えば前記類似度対応倍率設定データ14
eにおける段階的類似度X0 〜XNを、X0(=0%),X1(=
10%) ,X2(=20%) ,…,X10(=100%) として設定した
場合に、当該各類似度X0 ,X1 ,X2 ,…,X10に対
応付けて設定するズーム倍率m0 ,m1 ,m2 ,…,m
10の相互の大小関係は、m0(最大広角) ,m1(最大倍
率)>m2 >…>m5(標準倍率)>…>m10(最大広
角)となる。
【0097】すなわち、本発明の第3実施形態の画像撮
影装置では、実際の撮影を行なう前に、撮影画像上での
基準パターンデータ14dの段階的な類似度X0 ,X1
,…,XN とそのそれぞれにおけるズーム倍率m0 ,
m1 ,…,mN とを予め対応付けて類似度対応倍率設定
データ14eとして記憶装置14に記憶させ、この後、
類似度対応倍率制御処理に従って前記類似度対応倍率設
定データ14eに応じた実際の撮影を行なうことで、例
えばグランド上で複雑に移動する被写体Hを撮影する場
合にあって、当該被写体Hが常に適当な大きさで写るよ
うに、ズーム倍率を適切に自動制御できることになる。
【0098】次に、本発明の第3実施形態の構成による
画像撮影装置の動作について説明する。
【0099】図13は前記画像撮影装置の倍率制御モー
ドにおいて行なわれる類似度対応倍率制御処理を示すフ
ローチャートである。
【0100】図14は前記画像撮影装置の倍率制御モー
ドにおいて行なわれる類似度対応倍率制御処理に伴なう
類似度の変化に応じた倍率変更制御の一例を示す図であ
る。
【0101】例えばグランド上で複雑に移動する被写体
Hの撮影を行なう際に、モードキー12の操作により倍
率制御モードに切り換えられた状態で、スタートスイッ
チ13を操作すると、この類似度対応倍率制御処理が起
動され、まず、制御変数nが“0”にリセットされる
(ステップD1)。
【0102】すると、撮像装置19により撮像されて入
力される画像の認識が行なわれて、記憶装置14に記憶
されている基準パターンデータ14dとの類似度データ
(Similarity)が算出され、この現在の類似度データ(Sim
ilarity)が、記憶装置14内の類似度対応倍率設定デー
タ14eとして記憶されている設定類似度Xn 以上でX
n+1 未満(Xn ≦Similarity<Xn+1 )の類似度範囲に
あるか否か判断される(ステップD2,D3,D4,D
5)。つまりこの場合には、制御変数nは“0”なの
で、X0(=0%)以上でX1(=10%) 未満の類似度範囲内に前
記撮影画像に対する現在の類似度データ(Similarity)が
入っているか否か判断される(ステップD5)。
【0103】ここで、前記制御変数n(=0)に応じた類似
度範囲(X0(=0%)≦Similarity<X1(=10%) )内に撮影
画像に対する現在の類似度データ(Similarity)が入って
いないと判断された場合には、前記制御変数nが(+
1)されて“1”にカウントアップされ(ステップD5
→D6)、このカウントアップ後の制御変数n(=1)に応
じた類似度範囲(X1(=10%) ≦Similarity<X2(=20%)
)内に撮影画像に対する現在の類似度データ(Similari
ty)が入っているか否か判断される(ステップD7→D
5)。
【0104】すなわち、前記ステップD5〜D7の処理
では、制御変数nが“0”から順次カウントアップさ
れ、当該制御変数nが前記類似度対応倍率設定データ1
4eにおける類似度Xn の設定最大数N(=10) を越えた
と判断される前まで(ステップD7)、そのそれぞれの
制御変数n(n=0,1,…,N(=10) )に対応した類
似度範囲(X0(=0%)≦Similarity<X1(=10%) ),(X
1(=10%) ≦Similarity<X2(=20%) ),…,(X9(=90
%) ≦Similarity<X10(=100%) ),(X10(=100%) ≦S
imilarity)内に撮影画像に対する現在の類似度データ
(Similarity)が入っているか否かが順次判断される。
【0105】そして、前記ステップD7において、前記
制御変数nが前記類似度対応倍率設定データ14eにお
ける類似度Xn の設定最大数N(=10) を越えたと判断さ
れた場合でも、ステップD8において、スタートスイッ
チ13のOFF操作によって終了操作が為されたと判断
されるまでは、前記ステップD1に戻って制御変数nは
“0”にリセットされ、前記制御変数n(=0,1,
…,N(=10) )のカウントアップに従った各類似度範囲
(X0(=0%)≦Similarity<X1(=10%) ),(X1(=10%)
≦Similarity<X2(=20%) ),…,(X9(=90%) ≦Simi
larity<X10(=100%) ),(X10(=100%) ≦Similarit
y)での撮影画像に対する現在の類似度データ(Similari
ty)の一致/不一致の判断処理が繰り返される(ステッ
プC1〜C7)。
【0106】そして、ある時点での制御変数n(n=
0,1,…,N(=10) )に応じた類似度範囲(Xn ≦Si
milarity<Xn+1 )に対し、撮影画像に対する現在の類
似度データ(Similarity)が入ったと判断された場合に
は、前記類似度範囲(Xn ≦Similarity<Xn+1 )の下
限側の設定類似度Xn と上限側の設定類似度Xn+1 に対
応付けられて類似度対応倍率設定データ14eとして記
憶されているズーム倍率mn とズーム倍率mn+1 を現在
の類似度に応じて補間した倍率が制御部(CPU)11
に読み出され、このズーム倍率mn にズームレンズ18
が調整されるようにズームレンズ駆動装置17が制御さ
れる(ステップD5→D9)。
【0107】例えばこの類似度対応倍率制御処理に伴な
う撮影開始直後の制御変数n(=0)に応じた類似度範囲
(X0(=0) ≦Similarity<X1(=10%) )内に、撮影画像
に対する現在の類似度データ(Similarity)が入っている
と判断された場合には、その範囲下限側の設定類似度X
0 とX1 に対応付けられて類似度対応倍率設定データ1
4eとして記憶されているズーム倍率m0 とズーム倍率
m1 を現在の類似度に応じて補間した倍率に、ズームレ
ンズ18による撮影ズームが調整される。
【0108】すると、再び前記ステップD2〜D6にお
ける繰り返し処理、さらには、ステップD1〜D8にお
ける繰り返し処理に戻り、前記同様に撮影画像に対する
現在の類似度データ(Similarity)が類似度対応倍率設定
データ14eとして記憶されている何れの類似度範囲
(Xn ≦Similarity<Xn+1:n=0,1,-,10)にあるかが判
断され、一致類似度Xn に対応する設定ズーム倍率mn
とズーム倍率mn+1 が読み出されて現在の類似度に応じ
て補間されたズーム倍率でズームレンズ駆動装置17が
制御される(ステップD5→D9)。
【0109】この後、複雑に移動する被写体Hの前記自
動ズーム制御による撮影が終わることで、オペレータに
よりスタートスイッチ13がOFF操作されて終了操作
が為されたと判断されると、前記一連の類似度対応倍率
制御処理が終了される(ステップD8→終了)。
【0110】したがって、本発明の第3実施形態の構成
による画像撮影装置によれば、実際の撮影を行なう前
に、倍率設定入力部27の操作によって撮影画像上での
基準パターンデータ14dの段階的な類似度X0 ,X1
,…,XN とそのそれぞれにおけるズーム倍率m0 ,
m1 ,…,mN とを予め対応付けて類似度対応倍率設定
データ14eとして記憶装置14に記憶させておき、こ
の後、実際の撮影では、前記類似度対応倍率設定データ
14eの各設定類似度X0 ,X1 ,…,XN 間の何れの
範囲内に現在の撮影類似度(Similarity)が入っている
のかを判断し、その撮影類似度(Similarity)があると
ころの下側類似度Xn と上側類似度Xn+1 に対応付けら
れたズーム倍率mn とズーム倍率mn+1 を読み出して現
在の類似度に応じて補間した倍率で逐次倍率変更制御を
行なうようにしたので、例えばグランド上で複雑に移動
する被写体Hを撮影する場合にあっても、当該被写体H
が常に適当な大きさで写るように、ズーム倍率を適切に
自動制御できるようになる。
【0111】なお、ズーム倍率を自動制御した後、マニ
ュアルでズーム操作を行なうと、そのマニュアル操作以
降は自動制御しないようにしてもよい。こうすること
で、だいたいのズーム設定を自動で行なった後、こまか
なズーム調整を自分で行なうことができる。
【0112】また、前記各実施形態の画像撮影装置によ
って撮影され記憶装置14に記憶保存される画像は、動
画は勿論、一定時間間隔毎にコマ撮りされる静止画像で
あってもよい。
【0113】また、前記第1実施形態の画像撮影装置に
おける時間対応倍率設定/制御機能と、前記第2実施形
態の画像撮影装置における角度対応倍率設定/制御機能
と、前記第3実施形態の画像撮影装置における類似度対
応倍率設定/制御機能とは、その全ての機能を1つの画
像撮影装置の機能として搭載してもよく、この場合に
は、搭載した各機能を種々の撮影条件に応じてモード切
り換えにより選択できる構成とすればよい。
【0114】なお、前記各実施形態において記載した手
法、すなわち、図3のフローチャートに示す時間対応倍
率設定処理、図4のフローチャートに示す時間対応倍率
制御処理、図8のフローチャートに示す角度対応倍率設
定処理、図9のフローチャートに示す角度対応倍率制御
処理、そして、図13のフローチャートに示す類似度対
応倍率制御処理等の各手法は、コンピュータに実行させ
ることができるプログラムとして、メモリカード(RO
Mカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピ
ーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−
ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体に
格納して配布することができる。そして、画像撮影装置
のコンピュータ(CPU11)は、この外部記憶媒体に
記憶されたプログラムを磁気ディスク装置等の記憶媒体
読取部によって読み込み、この読み込んだプログラムに
よって動作が制御されることにより、前記各実施形態に
おいて説明したズーム倍率の設定及び制御機能を実現
し、前述した手法による同様の自動ズーム調整処理を実
行することができる。
【0115】また、このプログラムは、プログラムコー
ドの形態でネットワーク回線等を介して伝送することも
できる。
【0116】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る第1の画像
撮影装置によれば、経過時間検知手段により検知される
撮影開始からの経過時間に対応して、倍率データ記憶手
段に記憶されている時間の経過に対応付けられたズーム
倍率のデータに従い、撮影ズームの倍率が変更制御さ
れ、この変更制御された撮影ズームの倍率によって画像
の撮影が行なわれるので、自動撮影を行なう際の撮影途
中でのズーム倍率の変更調整を適切に自動制御できるよ
うになる。
【0117】よって、時間経過に応じて最適なズーム倍
率に自動的に調整して撮影を行なうことが可能になる。
【0118】また、本発明に係る第2の画像撮影装置に
よれば、方向検知手段により検知される撮影方向に対応
して、倍率データ記憶手段に記憶されている撮影方向に
対応付けられたズーム倍率のデータに従い、撮影ズーム
倍率が変更制御され、この変更制御された撮影ズームの
倍率によって画像の撮影が行なわれるので、所定の経路
を移動する被写体の撮影を行なう際の撮影途中でのズー
ム倍率の変更調整を適切に自動制御できるようになる。
【0119】よって、撮影アングルに応じて最適なズー
ム倍率に自動的に調整して撮影を行なうことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像撮影装置の電
子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記画像撮影装置の記憶装置内に記憶される時
間対応倍率設定データのデータ内容を示す図。
【図3】前記画像撮影装置の倍率設定モードにおいて行
なわれる時間対応倍率設定処理を示すフローチャート。
【図4】前記画像撮影装置の倍率制御モードにおいて行
なわれる時間対応倍率制御処理を示すフローチャート。
【図5】前記画像撮影装置の倍率制御モードにおいて行
なわれる時間対応倍率制御処理に伴なう時間経過に応じ
た倍率変更制御の一例を示す図。
【図6】本発明の第2実施形態に係る画像撮影装置の電
子回路の構成を示すブロック図。
【図7】前記画像撮影装置の記憶装置内に記憶される角
度対応倍率設定データのデータ内容を示す図。
【図8】前記画像撮影装置の倍率設定モードにおいて行
なわれる角度対応倍率設定処理を示すフローチャート。
【図9】前記画像撮影装置の倍率制御モードにおいて行
なわれる角度対応倍率制御処理を示すフローチャート。
【図10】前記画像撮影装置の倍率制御モードにおいて
行なわれる角度対応倍率制御処理に伴なう撮影方位角の
変化に応じた倍率変更制御の一例を示す図。
【図11】本発明の第3実施形態に係る画像撮影装置の
電子回路の構成を示すブロック図。
【図12】前記画像撮影装置の記憶装置内に記憶される
類似度対応倍率設定データのデータ内容を示す図。
【図13】前記画像撮影装置の倍率制御モードにおいて
行なわれる類似度対応倍率制御処理を示すフローチャー
ト。
【図14】前記画像撮影装置の倍率制御モードにおいて
行なわれる類似度対応倍率制御処理に伴なう類似度の変
化に応じた倍率変更制御の一例を示す図。
【符号の説明】
11 …制御部(CPU)、 12 …モードキー、 13 …スタートスイッチ、 14 …記憶装置、 14a…時間対応倍率設定データ、 14b…方位角データ(Angle)、 14c…角度対応倍率設定データ、 14d…基準パターンデータ、 14e…類似度対応倍率設定データ、 15 …倍率変更入力部、 16 …タイマ、 17 …ズームレンズ駆動装置、 18 …ズームレンズ、 19 …撮像装置、 20、25a…アンプ、 21、25b…A/D変換回路、 22、26…符号器、 23 …表示装置、 24 …方位センサ、 27 …倍率設定入力部、 t0 〜tN …撮影タイミング、 r0 〜rN …撮影方位角、 X0 〜XN …基準パターンとの撮影類似度、 m0 〜mN …ズーム倍率。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間の経過に対応付けられたズーム倍率
    のデータを記憶する倍率データ記憶手段と、 撮影開始からの時間の経過を検知する経過時間検知手段
    と、 この経過時間検知手段により検知される撮影開始からの
    経過時間に対応して、前記倍率データ記憶手段に記憶さ
    れているズーム倍率に従い、撮影ズームの倍率を変更制
    御するズーム制御手段と、 このズーム制御手段により変更制御される撮影ズームの
    倍率によって画像を撮影する撮影手段と、を備えたこと
    を特徴とする画像撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記倍率データ記憶手段は、 前記経過時間検知手段により検知される時間の経過に対
    応付けてズーム倍率を設定する倍率データ設定手段を有
    し、 この倍率データ設定手段によって時間の経過に対応付け
    られて設定されたズーム倍率のデータを記憶する倍率デ
    ータ記憶手段である、ことを特徴とする請求項1に記載
    の画像撮影装置。
  3. 【請求項3】 撮影方向に対応付けられたズーム倍率の
    データを記憶する倍率データ記憶手段と、 撮影方向を検知する方向検知手段と、 この方向検知手段により検知される撮影方向に対応し
    て、前記倍率データ記憶手段に記憶されているズーム倍
    率に従い、撮影ズームの倍率を変更制御するズーム制御
    手段と、 このズーム制御手段により変更制御される撮影ズームの
    倍率によって画像を撮影する撮影手段と、を備えたこと
    を特徴とする画像撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記倍率データ記憶手段は、 前記方向検知手段により検知される撮影方向に対応付け
    てズーム倍率を設定する倍率データ設定手段を有し、 この倍率データ設定手段によって撮影方向に対応付けら
    れて設定されたズーム倍率のデータを記憶する倍率デー
    タ記憶手段である、ことを特徴とする請求項3に記載の
    画像撮影装置。
  5. 【請求項5】 撮影画像に対する基準画像パターンとの
    類似度に対応付けられたズーム倍率のデータを記憶する
    倍率データ記憶手段と、 画像を撮影する撮影手段と、 この撮影手段により撮影された画像に対する基準画像パ
    ターンとの類似度を算出する類似度算出手段と、 この類似度算出手段により算出される撮影画像に対する
    基準画像パターンとの類似度に対応して、前記倍率デー
    タ記憶手段に記憶されているズーム倍率に従い、前記撮
    影手段における撮影ズームの倍率を変更制御するズーム
    制御手段と、を備えたことを特徴とする画像撮影装置。
  6. 【請求項6】 画像撮影装置のコンピュータを制御する
    ための画像撮影処理プログラムを記憶した記憶媒体であ
    って、 前記コンピュータを、 時間の経過に対応付けられたズーム倍率のデータを記憶
    する倍率データ記憶手段、 撮影開始からの時間の経過を検知する経過時間検知手
    段、 この経過時間検知手段により検知される撮影開始からの
    経過時間に対応して、前記倍率データ記憶手段に記憶さ
    れているズーム倍率に従い、撮影ズームの倍率を変更制
    御するズーム制御手段、 このズーム制御手段により変更制御される撮影ズームの
    倍率によって画像を撮影する撮影手段、として機能させ
    るようにしたコンピュータ読み込み可能な画像撮影処理
    プログラムを記憶した記憶媒体。
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