JP2001018880A - 自転車用駆動装置 - Google Patents

自転車用駆動装置

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JP2001018880A
JP2001018880A JP2000188530A JP2000188530A JP2001018880A JP 2001018880 A JP2001018880 A JP 2001018880A JP 2000188530 A JP2000188530 A JP 2000188530A JP 2000188530 A JP2000188530 A JP 2000188530A JP 2001018880 A JP2001018880 A JP 2001018880A
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motor
drive
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belt
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Johannes Buchner
ヨハネス・ブッフナー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/60Rider propelled cycles with auxiliary electric motor power-driven at axle parts
    • B62M6/65Rider propelled cycles with auxiliary electric motor power-driven at axle parts with axle and driving shaft arranged coaxially
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L50/00Electric propulsion with power supplied within the vehicle
    • B60L50/20Electric propulsion with power supplied within the vehicle using propulsion power generated by humans or animals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在流通しているあらゆる自転車に装着
可能な、きわめて簡素で軽量で環境優しくて安価なアシ
スト用駆動装置を提供すること。 【解決手段】 ホルダで自転車フレームパイプ1,2に
固定可能な電動モータ4と、このモータの回転力を前記
回転板に伝達するための歯付きベルト7とを備え、中央
に設けられた孔で車軸中心に調芯されているとともに車
輪のスポークに固定された回転板10がスポークとは反
対側の領域で1つまたは複数の半径方向に延びた突起を
ベルト7の飛び出し防止のために備えている自転車用駆
動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中央に設けられた
孔で車軸中心に調芯されているとともに車輪のスポーク
に固定された回転板と、ホルダで自転車フレームパイプ
に固定可能なモータと、このモータの回転力を前記回転
板に伝達するための伝動手段とを備えた自転車用駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような自転車用駆動装置は、例えば
フランス特許出願875752号及び878837号か
ら公知である。この場合には内燃機関が用いられてい
る。こうした装置の欠点は、内燃機関はいつも最初から
始動させなくてはならないため、走行中に任意に始動や
停止を行うことができないことである。このことは不要
な騒音やガソリン消費の原因となってしまう。また、急
激な停止をしたときにも内燃機関のエンストという結果
につながる場合が多い。また前記出願ではチェーン伝動
機構が使用されている。しかしながらチェーン伝動機構
は潤滑油を与えなくてはならず、使用する部品が金属な
ので例えばプラスチック製の部品の場合に比べて著しく
重くなる欠点がある。しかも、チェーンスプロケットを
小さくしようとしても例えば歯付きベルトのプーリほど
小さく加工することは困難である。
【0003】また、これらの公知の駆動装置は現在流通
しているどのような自転車にも問題なく取り付けられる
わけではない。というのもフランス特許出願87883
7号による装置は、上側のクロスパイプが邪魔になって
しまうので婦人用自転車には取り付けられない。フラン
ス特許出願875752号による装置では、重心の位置
が大幅に後方にずれているために乗り心地の激しい変動
が起こることが予想されるし、またこの駆動装置をマウ
ンテンバイクといった最近の軽い自転車に取り付ける
と、降りた直後に自転車が後方へ傾くという可能性があ
る。
【0004】さらにイギリス公開特許公報216461
5A号およびアメリカ特許4,267,898号より類
似の駆動装置が公知となっている。しかしこれらの駆動
装置では駆動プーリが自転車のスポークに取り付けられ
ないので、その結果として、駆動プーリをスポーク以外
の部材に支持させる必要から、駆動プーリをより安定し
た構造にしなけければならず、それが大がかりで重い構
造を導く。しかも駆動プーリの固定は補助部品を使わな
くては不可能である。また、このような駆動プーリでは
溝付きベルトまたはVベルトが使用されるが、これらは
ある程度の滑りが起こる欠点があり、このときの滑りは
特に濡れたときに問題を生じる場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した公知の装置は
どれも非常に重くて大型であり、したがって小型で簡素
に構成したときに比べて高価である。
【0006】上記実状に鑑み、本発明の課題は、現在流
通しているあらゆる自転車に装着可能な、きわめて簡素
で軽量で環境優しくて安価なアシスト用駆動装置を提供
することである。さらに自転車の車輪への動力伝達に滑
りがなく、かつメンテナンスフリーとなるようにすると
ともに、走行時の乗り心地が低下しないようにすること
も重要である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による自転車用駆動装置では、中央に設けら
れた孔で車軸中心に調芯されているとともに車輪のスポ
ークに固定された回転板がスポークとは反対側の領域で
1つまたは複数の半径方向に延びた突起をベルトの飛び
出し防止のために備えており、ホルダで自転車フレーム
パイプに固定可能なモータが電動モータであり、このモ
ータの回転力を前記回転板に伝達するための伝動手段が
歯付きベルトによって形成されている。
【0008】本発明による自転車用駆動装置の好ましい
実施形態は請求項2〜10に記載されいる。まず、本発
明による自転車用駆動装置では、歯付きベルトが利用さ
れている。歯付きベルトでは、チェーン伝動機構のギヤ
の場合よりもその駆動プーリをはるかに小さく構成する
ことができる。それに伴って本装置はより大きな減速可
能性を与えることとなる。この結果として、きわめて小
型で軽く、安価な電動モータを使用することができ、好
ましくはフランジ連結された遊星ギヤ装置を備えた電動
モータを使用することができる。このようなモータは、
たとえば最近の電池式ドリルからよく知られている。こ
の非常に小型のギヤモータは簡単なクランプ式ホルダで
直接的に自転車フレームのさまざまな部位に、たとえば
支持フォークに邪魔にならずに固定することができる。
このとき本装置は自転車の前輪又は後輪あるいはその両
方の駆動用に構成されていてよい。車輪駆動のための大
型の円形回転板を使用すれば、たとえばベルトの引張力
という形で発生する力がきわめて小さいものとなるの
で、モータの取り付け部材はきわめて小型で軽量に設計
することができる。しかも、車輪駆動回転板としてはき
わめて安価なプラスチック回転板を使用することがで
き、こうしたプラスチック回転板はたとえ比較的大きな
減速のために相応に大型に設計されている場合であって
も重量はわずかである。この回転板つまり円板はベルト
が接当する環状部の内側領域で直接スポークに固定され
るので、この固定が単に回転動力の自転車車輪への伝達
だけでなく、付加的に円板のスポークによる支持を実現
している。またスポークは、歯付きベルトが内側に外れ
てしまわないように内側のストッパになっている。
【0009】かなり大きな直径をもつこのような駆動回
転板は、車輪の車軸部に差し込むことで容易にその車軸
中心に調芯される。このことは、外側にハブのフランジ
がある車輪の場合には、これを回転板の中心孔が外囲す
るので問題はない。ただし多くの新しい自転車の車輪で
はこうした外側のフランジは省略されている。したがっ
てこのような自転車輪のため、車輪駆動の回転板は中心
孔と同芯状に設けられた調芯ピンを備えており、この調
芯ピンはスポークとスポークの間に突出するとともにハ
ブフランジの外周面に外嵌する。
【0010】また駆動回転板はその周囲部の外側領域に
径方向外方に延びた突起としての円周フランジを備えて
おり、それにより、特に自転車走行時に衝撃によって容
易に起こる可能性があるベルトの外側への飛び出しを防
止している。
【0011】このフランジが外側領域のただ1つなの
で、非常に単純に構成された射出成形金型を用いて、円
周に歯が刻まれているベルトのための係合面をもつ回転
板を製作することができる。本装置により、駆動プーリ
との組合せによるきわめて安価で滑りのない大きな減速
比を与える減速機構が実現する。
【0012】好ましくは、回転板をスポークに連結する
ためにケーブルバインダが使用される。それにより素人
でも回転板を短時間で取り付けることができる。たとえ
ばケーブルバインダで回転板を連結するため、さまざま
な輪郭の開口部を中心孔に対して環状に配設してもよ
く、これらの開口部は、車輪のスポークに対応してお
り、ケーブルバインダがそれぞれ2つの開口部を貫通し
て延び、その間に位置しているスポークに掛け渡して巻
き付けられるように配置される。
【0013】さらに本発明の目的は、内装式又は外装式
の変速装置を備えている通常の自転車のチェーン伝動機
構を損なうことなく、気分に応じて人力又は電動あるい
はその両方で駆動でき、その際最低限の摩擦損失しかこ
とである。
【0014】そのために、モータ又はギヤモータの駆動
軸と、この駆動軸に対して回転可能に設けられた駆動プ
ーリと、この駆動軸と駆動プーリの間にワンウエイクラ
ッチが設けられている。それにより、モータが駆動を行
うときに駆動軸と駆動プーリが咬み合って互いに回転不
能に連結される。ただし駆動が行われていないときは、
ワンウエイクラッチによって駆動プーリは駆動軸に対し
て自由に回転できる。ベルトをスムーズかつ迅速に緊張
させ、ないしは緩めることができるようにするため、電
動モータ(ギヤ変速付き又はギヤ変速なし)を固定する
ときに、自転車フレームパイプに固定可能で受持孔を備
えているホルダが備えられており、電動モータの駆動軸
に対して偏心されて取り付けられるように突出している
ネジシャフトがこの受持孔に係入した後ナットでネジ止
めされる。ナットを緩めて回転させると、その偏芯構造
によってベルトを締めたり緩めたりすることができる。
こうした固定方法により、タイヤ交換の後でベルトを緊
張させるのがきわめて容易となる。
【0015】動力伝達時にベルトによって摩擦が生じる
ことを排除するため、ベルトは駆動プーリから取外し可
能である。外した歯付きベルトを自転車輪にある回転板
に固定するため、回転板は好ましくはスポークとスポー
クの間に突出する引っ掛けピンを有しており、歯付きベ
ルトがループを形成することでこの引っ掛けピンに張り
渡される。こうした方法によって摩擦損失をゼロにまで
抑え、タイヤ交換もアシスト用駆動装置がないのと同じ
ように可能である。このようにして、駆動される自転車
輪へのトルク伝達を迅速かつ多大なコストなしに成立さ
せ、また再び解除することができる。
【0016】本発明によるその他の特徴及び利点は、以
下図面を用いた実施例の説明により明らかになるだろ
う。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の自転車駆動装置の
実施形態について図面を参照しながら一例を詳しく説明
する。
【0018】図1によれば、前輪フォーク1と支持フォ
ーク2の両方又はどちらか一方の側に、または自転車の
別のフレームパイプにギヤ付き電動モータ4又はギヤな
し電動モータ4を固定されるが、ここではギヤ付き電動
モータ4が前輪5及び後輪6を駆動するために固定され
ている。
【0019】それぞれのギヤモータ4は回転動力をそれ
ぞれ歯付きベルト7で前輪5と後輪6にあるそれぞれ回
転板ここでは円板10へ伝達する。前輪5および後輪6
のための電気駆動装置はそれぞれ実質的に同一に構成さ
れているので、以下においては後輪6のための駆動装置
だけを詳しく説明する。図3によれば電動モータ14
が、駆動軸13を備えた遊星ギヤ装置12にしっかり取
り付けられている。このようにして構成されているギヤ
モータ4は、ホルダ15によって自転車の対応する側の
支持フォーク2に固定されている。
【0020】図6によれば、好ましくは金属製であるホ
ルダ15は矩形に似た形に板金折り曲げ加工された、溝
16のある薄帯板として構成されている。溝16に対し
て平行に配置されていて半円断面の湾曲をもつ保持シェ
ル17との間に、ホルダ15は支持フォークパイプ2を
挟み込む(図2)。ホルダ15とシェル17とを締め付
けるネジ18で、ホルダ15は支持フォークパイプ2に
取り付けられる。ホルダ15は、シェル17側つまり支
持フォークパイプ2から離れた位置にとなる端部領域に
切欠き孔19を有しており、この孔19に遊星ギヤ装置
12(ギヤレスのばあいはモータ本体)の端面に一体的
に成形されている偏心したネジシャフト20が係入され
る。ネジシャフト20は遊星ギヤ装置(ギヤレスのばあ
いはモータ本体)から延びているモータ駆動軸13に対
して偏心した位置に配置されている(図5)。ギヤモー
タ4をホルダ15に固定するためには、ギヤモータ4は
一体的にネジシャフト20とともにホルダ15の切欠き
孔19に差し込まれ、例えば刻み付きナットとして構成
されているナット23(図7)でネジ止めされる。
【0021】歯付きベルト7は歯付きベルトプーリ24
によって駆動されるが、この歯付きベルトプーリ24は
モータ駆動軸13に転がり軸受27で回転可能に支承さ
れており、この軸受27の間には、電動駆動時に駆動軸
13とベルトプーリ24をかみ合いによって駆動連結さ
せるスリーブ型ワンウエイクラッチ28が装着されてい
る。スナップリング20により歯付きベルトプーリ24
は軸13に軸方向で保持されている。後輪6に固定され
ている円板10は、特に図8と図9からわかるように、
そのために円環状に配置された孔32設けており、これ
らの孔は車軸36を中心として配置・分散されているの
で、孔32同士の間にはウェブが残されている。それぞ
れ2つの孔32に差し込まれて前記ウェブとその間にあ
る1つまたは複数のスポークに巻き付くケーブルバイン
ダ34により、円板10は後輪6に固定されている。図
8および図9のそれぞれ下方に示されているように、ケ
ーブルバインダ34の代わりにたとえば別の固定手段3
5が円板10をスポークに固定していてもよい。好まし
くは、スポークが通過させるためのスリットを、延長さ
れたベルト支持受けリング39のホイール側領域にで設
けることで、円板10をホイール側に接近させることが
できる。
【0022】円板10は、車輪ハブ38上で調芯するた
め、車輪ハブ38のスポークフランジ8の上に接当され
るように、車軸36に同芯状となる環状線に沿って配置
された調芯ピン9を備えている。必要に応じて、例え
ば、車輪ハブ38が外側に突き出している場合円板10
に中央の孔37が設けられ、この孔37によって円板1
0は車輪ハブ38に差し込まれる(図9)。
【0023】好ましくはプラスチックからなっている円
板10は、そのベルト受けリング39の、スポーク33
と反対側の領域に径方向に延びた突起としてのフランジ
40を有している。フランジ40とスポーク33の間に
歯付きベルト7が延びている。好ましくは歯付きで施工
されている円板10は、駆動用の歯付きベルトプーリ2
4よりもはるかに大きな直径を有している。
【0024】駆動プーリ24から自転車の車輪6にベル
ト7を介しての回転動力伝達を停止するため、このベル
ト7は駆動プーリ24から外すことができる。そのため
には刻み付きナット23を緩め、モータモータ4をネジ
シャフト20の軸芯周りに回転させて、そのネジシャフ
ト20の偏心構造によって駆動軸13と円板10に軸芯
との間隔を短くする。
【0025】これにより歯付きベルト7は緩まるので、
駆動プーリ24から外すことができる。次いでナット2
3を再び締めてその状態でギヤモータ4を固定すること
もできるし、又は自転車からこのモータ4を取り外すこ
ともできる。
【0026】こうして駆動プーリ24から外した歯付き
ベルト7を円板10に固定するために、円板の内側でス
ポーク33を通って突出する引っ掛けピン43が設けら
れており、ループ44を形成することで、外した歯付き
ベルト7をこの引っ掛けピンに張り渡し、その際ベルト
7は内方に向かって軸36の方向へ2本のスポーク33
の間を通過するように延びる。
【0027】電動モータ14に電流供給するための図示
しない蓄電池ボックスは、例えばフレームパイプ45と
46の間に配置することができる。電動モータ14は、
ギヤモータの場合には好ましくはブラシレスの市販のモ
ータであってよく、これはたとえば模型組立用として公
知のものであり、高い回転数と最高92%という優れた
効率を備えている。減速ギヤ装置がない場合にはこのモ
ータ4ははるかに低い回転数で駆動する仕様が要求され
る。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自転車用駆動装置を搭載した自転車の
部分側面図
【図2】図1の矢印Aの方向から見た図。
【図3】遊星ギヤ装置を備えたモータを示す側面図
【図4】遊星ギヤ装置の駆動軸上にある歯付きベルトプ
ーリを示す断面図
【図5】偏心されたネジシャフトと駆動軸とを備えた遊
星ギヤ装置の前面図
【図6】シェルを備えたホルダを示す斜視図
【図7】偏心されたネジシャフトに装着可能な刻み付き
ナットを示す斜視図
【図8】歯付きベルトがベルト駆動プーリに巻き付いた
状態とベルト駆動プーリから取り外されている状態の両
方を示す、本発明による自転車用駆動装置の外観図
【図9】歯付きベルトが掛け渡された引っ掛けピンとと
もに示す図8の断面図
【符号の説明】
4 電動モータ 6 後輪 7 歯付きベルト 10 回転板 13 駆動軸 15 ホルダ 19 受持孔 20 ネジシャフト 24 駆動プーリ 28 ワンウエイクラッチ 33 スポーク 40 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500296457 UNTERAUMUEHLWEG 8, A‐5400 HALLEIN, AUSTR IA

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に設けられた孔で車軸中心に調芯さ
    れているとともに車輪のスポークに固定された回転板
    (10)と、ホルダ(15)で自転車フレームパイプに
    固定可能なモータと、このモータの回転力を前記回転板
    に伝達するための伝動手段とを備えた自転車用駆動装置
    において、 前記伝動手段が歯付きベルト(7)によって形成されて
    おり、 前記回転板(10)がスポーク(33)とは反対側の領
    域で1つまたは複数の半径方向に延びた突起(40)を
    ベルト(7)の飛び出し防止のために備えており、 前記モータが電動モータ(4)であることを特徴とする
    自転車用駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ホルダ(15)がモータ(4)を固
    定するために受持孔(19)を有しており、モータ
    (4)の駆動軸(13)に対して偏心いている取り付け
    部がこの受持孔に係入しており、前記モータ(4)を回
    転させることでベルト(7)を引っ張ることができるこ
    とを特徴とする請求項1記載の自転車用駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ(4)の駆動軸(13)と、
    この駆動軸(13)に対して回転可能に設けられた駆動
    プーリ(24)と、この駆動軸(13)と駆動プーリ
    (24)の間にワンウエイクラッチ(28)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の自転車用
    駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記電動モータ(4)がギヤモータであ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自
    転車用駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記回転板(10)が、この回転板(1
    0)の中心軸周りに同芯状に配置されている軸方向に延
    びた隆起部(9)によって車輪ハブに調芯されている請
    求項1〜4のいずれかに記載の自転車用駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記半径方向に延びた突起(40)がフ
    ランジとして構成されていることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の自転車用駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記偏心した取り付け部がネジナット
    (23)やネジシャフト(20)によって構成されるネ
    ジ機構によってホルダ(15)に連結されることを特徴
    とする請求項2記載の自転車用駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記ギヤモータ(4)のギヤ変速装置が
    遊星ギヤ装置(12)で構成されていることを特徴とす
    る請求項4記載の自転車用駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記回転板(10)がスポーク(33)
    を通って突出する引っ掛けピン(43)を備えており、
    駆動プーリ(24)から外された歯付きベルト(7)は
    ループ(44)を形成する状態でこの引っ掛けピンに張
    り渡され保持されることを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれかに記載の自転車用駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記回転板(10)が切欠き(32)
    を備えており、この切欠きを通ってケーブルバインダ
    (34)を車輪(5,6)の1つ又は複数のスポーク
    (33)に掛け渡し、それによって回転板(10)をス
    ポーク(33)に連結させることを特徴とする請求項1
    〜9のいずれかに記載の自転車用駆動装置。
JP2000188530A 1999-06-24 2000-06-23 自転車用駆動装置 Pending JP2001018880A (ja)

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US (1) US6347682B1 (ja)
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