JP2001016499A - 広ダイナミックレンジ撮像装置 - Google Patents
広ダイナミックレンジ撮像装置Info
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- Pending
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
信号と短時間露光信号の前処理部すなわちY/C分離回
路を別々に持ち、さらに双方の映像信号の合成部を新た
に設ける必要が有り、回路規模が増大する。 【解決手段】現行カメラに用いられているガンマ処理回
路の特性を、長時間露光信号と短時間露光信号で随時切
替え、各々の露光に適した処理を行い、長時間露光信号
と短時間露光信号の合成を行う。
Description
に電子スチルカメラなどの撮像装置における信号処理技
術に関する。
て、室内から撮影する窓辺の人物など、逆光時の撮影の
場合、一般的な露光制御を行うと、目的の人物が黒く潰
れ、窓の外の風景に適切な露光が行われる。このような
シーンを撮影する場合には、逆光補正処理を行い、目的
の人物の映像信号が黒く潰れないような補正を行ってい
た。しかしながら、この場合、逆光補正前に最適な露光
であった室外の風景は白く飛んでしまう。逆光補正処理
とは、カメラの絞りを通常より開き気味にするか、露光
時間を長めに設定し、本来黒く潰れてしまう領域を明る
く撮影する露光処理である。また、監視カメラなどにお
いても、1台のカメラで室内と室外の両方を同時に監視
する必要がある場合、室内外双方の露光の妥協点で撮影
を行っていた。
要とするシーンを撮影する場合、従来は「映像メディア
学会技術報告VOL.22,NO.3 P.1〜6」記
載のように、屋内画像に適した長時間露光と屋外露光に
適した短時間露光を連続で行い、長時間露光信号、短時
間露光信号それぞれ別々にY/C分離を行い、生成した
各々の信号を加算した後に現行の信号処理を行う。これ
により屋内画像は長時間露光のS/Nの良い部分を用
い、長時間露光で白飛びしてしまう屋外領域を短時間露
光の画像で合成でき、屋内から屋外までの階調を実現し
ていた。
現行の映像信号処理回路の前段に、長時間露光信号と短
時間露光信号の前処理部すなわちY/C分離回路を別々
に持ち、さらに双方の映像信号の合成部を新たに設ける
必要が有り、回路規模が増大する問題が有った。
に用いられているガンマ処理回路の特性を、長時間露光
信号と短時間露光信号で随時切替え、各々の露光に適し
た処理を行う事で、追加回路無しで長時間露光信号と短
時間露光信号の合成を行う事が可能になる。
いて説明する。図1は本発明を実現するためのブロック
図であり、101はレンズ、102はCCD撮像素子、
103はタイミングジェネレータ、104はAGC回
路、105はA/D変換器、106はカメラ信号処理回
路、107はガンマ補正回路、108はメモリ回路、1
09はD/A変換回路、110はガンマ特性切替えスイ
ッチである。また、図2〜4は図1で示すカメラの各ブ
ロックにおける信号の状態および特性をグラフで示した
ものである。
光面に結像した被写体画像は、光電変換されAGC回路
104へ送られ、所定のゲインを与えられた後にA/D
変換器105でデジタル信号へ変換される。デジタル変
換された映像信号はカメラ信号処理回路106におい
て、輝度信号と色差信号へと分離される。
ールド単位でCCD撮像素子102へ与える電子シャッ
タの量を切替えることで、同図(b)の如くCCD撮像
素子102から出力する信号量を、長時間露光および短
時間露光と順次切替えることが出来る。電子シャッタと
は、タイミングジェネレータ103から供給するCCD
撮像素子102の駆動パルスを切替えることで、撮像素
子の光電変換量を電子的にコントロールする機能であ
る。
出力される信号量は、図4(a)の実線に示すように、
入射光量が低い時は直線的であるが、入射光量がある一
定レベルを超えると、飽和する。これに対して、短時間
露光時の信号量は、図4(a)の一点破線に示すように
入射光量が多い場合にも直線的な特性を示す反面、入射
光量が少ない領域ではノイズが多くなる。
信号は、ガンマ補正回路107で非線型変換処理を施さ
れる。この時、ガンマ補正回路107で施される変換特
性を切替えスイッチ110で図2(c)に示すように切
替える。
る2つの特性は各々、図3で示すカーブを持っており、
これにより、長時間露光時の映像信号は、CCD撮像素
子102の飽和領域をガンマ特性Aで押え込み、図4
(b)の実線で示すようになる。また短時間露光時の映
像信号はフラットなガンマ特性Bで増幅され、図4
(b)の一点破線示すようになる。これら映像信号のを
タイミングを図2(d)に示す。
露光信号と短時間露光信号はメモリ回路108に記憶さ
れ、その後、信号量の少ない短時間露光信号にオフセッ
ト値を加えた後に加算する。加算後の信号量を図4
(c)の2点破線で示す。
09でアナログ変換され、アナログTV信号となる。
など、広いダイナミックレンジを必要とする場合におい
て、長時間露光と短時間露光を順次切替え、各々の映像
信号に施すガンマ補正の特性を切替えることで、比較的
暗い室内の映像信号は長時間露光部のノイズの少ない領
域を用い、長時間露光で飽和してしまう屋外の映像信号
を短時間露光で補うことで、現行のカメラ信号処理回路
から大幅に回路を追加すること無く、ダイナミックレン
ジの拡大が実現できる。
短時間露光を出力するタイミングをフィールド単位で切
替えて説明をしているが、CCD撮像素子102の構成
を変えることで、これを水平同期単位で切替えて出力さ
せても同一の回路で同様の効果を得ることが可能であ
る。
路追加無しで、ダイナミックレンジを拡大した映像信号
を生成することが出来る。
図。
図。
性図。
イミングジェネレータ、104…AGC回路、105…
A/D変換回路、106…信号処理回路、107…ガン
マ変換回路、108…メモリ、109…D/A変換回
路、110…ガンマ特性切替えスイッチ。
Claims (4)
- 【請求項1】撮像素子と、該撮像素子の受光量を可変す
る絞り制御回路と、該撮像素子から出力される映像信号
を非線型に増幅する増幅回路と、該増幅回路で増幅した
映像信号を記憶するメモリ回路からなる撮像装置におい
て、同一被写体を受光量を変化させて撮像した複数枚の
映像信号に、それぞれ異なる非線型処理を行い、別々に
メモリに記憶した後に、加算して出力することを特徴と
する広ダイナミックレンジ撮像装置。 - 【請求項2】撮像素子と、該撮像素子の受光量を可変す
る絞り制御回路と、該撮像素子から出力される映像信号
を非線型に増幅する増幅回路と、該増幅回路で増幅した
映像信号を記憶するメモリ回路からなる撮像装置におい
て、同一被写体を受光量を変化させて撮像した複数枚の
映像信号に、それぞれ異なる非線型処理を行い、別々に
メモリに記憶した後に、任意に切替えて出力することを
特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置。 - 【請求項3】撮像素子と、該撮像素子の受光量を可変す
る絞り制御回路と、該撮像素子から出力される映像信号
から輝度信号と色差信号を生成するマトリクス回路と、
該マトリクス回路で生成した輝度信号と色差信号を非線
型に増幅する増幅回路と、該増幅回路で増幅した映像信
号を記憶するメモリ回路と、該メモリ回路の出力信号と
該増幅回路の出力信号を加算する加算回路からなる撮像
装置において、同一被写体を受光量を変化させて撮像し
た2枚の映像信号に、それぞれ異なる非線型増幅を行
い、メモリに記憶した後に、加算して出力することを特
徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置。 - 【請求項4】撮像素子と、該撮像素子の受光量を可変す
る絞り制御回路と、該撮像素子から出力される映像信号
から輝度信号と色差信号を生成するマトリクス回路と、
該マトリクス回路で生成した輝度信号と色差信号を非線
型に増幅する増幅回路と、該増幅回路で増幅した映像信
号を記憶するメモリ回路と、該メモリ回路の出力信号と
該増幅回路の出力信号を加算する加算回路からなる撮像
装置において、同一被写体を受光量を変化させて撮像し
た2枚の映像信号に、それぞれ異なる非線型増幅を行
い、メモリに記憶した後に、任意に切替えて出力するこ
とを特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11182899A JP2001016499A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 広ダイナミックレンジ撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11182899A JP2001016499A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 広ダイナミックレンジ撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001016499A true JP2001016499A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16126338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11182899A Pending JP2001016499A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 広ダイナミックレンジ撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001016499A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002305683A (ja) * | 2001-04-04 | 2002-10-18 | Olympus Optical Co Ltd | 撮像装置および撮像プログラムを記録した記録媒体 |
CN107786814A (zh) * | 2016-08-24 | 2018-03-09 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 一种基于宽动态的图像处理方法、装置及曝光电路 |
-
1999
- 1999-06-29 JP JP11182899A patent/JP2001016499A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002305683A (ja) * | 2001-04-04 | 2002-10-18 | Olympus Optical Co Ltd | 撮像装置および撮像プログラムを記録した記録媒体 |
CN107786814A (zh) * | 2016-08-24 | 2018-03-09 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 一种基于宽动态的图像处理方法、装置及曝光电路 |
CN107786814B (zh) * | 2016-08-24 | 2023-08-04 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 一种基于宽动态的图像处理方法、装置及曝光电路 |
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