JP2001015964A - 位置決め部材付き放熱器 - Google Patents
位置決め部材付き放熱器Info
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Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 放熱器のソケットに対する位置決めを簡単に
行う。 【解決手段】 パッケージ2を有するCPU1が取り付
けられているソケット4上に固定され、かつCPU1か
ら発せられる熱を放熱する放熱器20と、放熱器20に取り
付けられ、かつソケット4に対する放熱器20の前後方向
の位置を決める位置決め部材21とよりなる。放熱器20
は、下面が平坦面である板状本体12と、板状本体12の上
面に設けられた放熱フィン13、13Aとからなる。板状本
体12の左側縁部に、その全長にわたってソケット4から
左右方向外方に突出し、かつ下方に突出するとともに、
ソケット4の側面に接触する左右方向位置決め部22を一
体に形成する。左右方向位置決め部22に、ソケット4の
前後両端面に接触する前後方向位置決め部28を有する前
後方向位置決め部材21を取り付ける。
行う。 【解決手段】 パッケージ2を有するCPU1が取り付
けられているソケット4上に固定され、かつCPU1か
ら発せられる熱を放熱する放熱器20と、放熱器20に取り
付けられ、かつソケット4に対する放熱器20の前後方向
の位置を決める位置決め部材21とよりなる。放熱器20
は、下面が平坦面である板状本体12と、板状本体12の上
面に設けられた放熱フィン13、13Aとからなる。板状本
体12の左側縁部に、その全長にわたってソケット4から
左右方向外方に突出し、かつ下方に突出するとともに、
ソケット4の側面に接触する左右方向位置決め部22を一
体に形成する。左右方向位置決め部22に、ソケット4の
前後両端面に接触する前後方向位置決め部28を有する前
後方向位置決め部材21を取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器のハウ
ジング内において、プリントサーキットボードに設けら
れたパッケージを有する集積回路から発せられる熱を放
熱する放熱器と、放熱器に取り付けられた位置決め部材
とよりなる位置決め部材付き放熱器に関する。
ジング内において、プリントサーキットボードに設けら
れたパッケージを有する集積回路から発せられる熱を放
熱する放熱器と、放熱器に取り付けられた位置決め部材
とよりなる位置決め部材付き放熱器に関する。
【0002】この明細書において、図1、図5および図
11の右斜め下側(図4の下側)、ならびに図7および
図9の左斜め下側を前、これと反対側を後というものと
する。また、前方から後方を見た場合の左右(図3、図
8および図10の左右)を左右というものとする。
11の右斜め下側(図4の下側)、ならびに図7および
図9の左斜め下側を前、これと反対側を後というものと
する。また、前方から後方を見た場合の左右(図3、図
8および図10の左右)を左右というものとする。
【0003】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】たとえ
ば、パーソナルコンピュータにおいては、マザーボード
と称されるプリントサーキットボードに設けられたソケ
ットに、中央演算処理装置(CPU)のようなパッケー
ジを有する集積回路が取付けられている。ところで、最
近では、パーソナルコンピュータの多機能化や処理速度
の高速化が著しく、その結果CPUの出力が増大し、発
熱量も著しく増加している。そのため、放熱器を、CP
Uに接触するように配置し、この状態でクリップを用い
てマザーボードのソケットに固定することが行われるよ
うになってきている。
ば、パーソナルコンピュータにおいては、マザーボード
と称されるプリントサーキットボードに設けられたソケ
ットに、中央演算処理装置(CPU)のようなパッケー
ジを有する集積回路が取付けられている。ところで、最
近では、パーソナルコンピュータの多機能化や処理速度
の高速化が著しく、その結果CPUの出力が増大し、発
熱量も著しく増加している。そのため、放熱器を、CP
Uに接触するように配置し、この状態でクリップを用い
てマザーボードのソケットに固定することが行われるよ
うになってきている。
【0004】図11に示すように、パッケージ(2)を有
するCPU(1)は、マザーボード(3)上に設けられたソケ
ット(4)に着脱自在に固定されている。CPU(1)のソケ
ット(4)への固定および固定の解除は、一端部がソケッ
ト(4)の右側面の前端部に枢着されたレバー(5)を用いて
行われるようになっている。放熱器(10)は、クリップ(1
1)によりソケット(4)に固定される。
するCPU(1)は、マザーボード(3)上に設けられたソケ
ット(4)に着脱自在に固定されている。CPU(1)のソケ
ット(4)への固定および固定の解除は、一端部がソケッ
ト(4)の右側面の前端部に枢着されたレバー(5)を用いて
行われるようになっている。放熱器(10)は、クリップ(1
1)によりソケット(4)に固定される。
【0005】放熱器(10)はアルミニウム押出形材製であ
って、下面が平坦面となされた板状本体(12)と、板状本
体(12)の上面に並列状に一体に形成された前後方向に伸
びる複数のプレート状放熱フィン(13)(13A)とよりな
る。左右方向の中央部の隣り合う2つの放熱フィン(13
A)間の間隔は、他の隣り合う2つの放熱フィン(13)(13
A)間の間隔よりも若干大きくなっている。なお、この明
細書において、「アルミニウム」という語には、純アル
ミニウムの他にアルミニウム合金を含むものとする。
って、下面が平坦面となされた板状本体(12)と、板状本
体(12)の上面に並列状に一体に形成された前後方向に伸
びる複数のプレート状放熱フィン(13)(13A)とよりな
る。左右方向の中央部の隣り合う2つの放熱フィン(13
A)間の間隔は、他の隣り合う2つの放熱フィン(13)(13
A)間の間隔よりも若干大きくなっている。なお、この明
細書において、「アルミニウム」という語には、純アル
ミニウムの他にアルミニウム合金を含むものとする。
【0006】クリップ(11)は、左右方向の中央部の隣り
合う2つの放熱フィン(13A)間において板状本体(12)上
面に面接触する帯状水平ベース部(14)と、帯状水平ベー
ス部(14)の両端にそれぞれ前後方向外方に向かって上方
に傾斜するように一体に形成された傾斜部(15)と、両傾
斜部(15)の先端にそれぞれ円弧状連接部(16)を介して一
体に形成された垂直下向きの脚部(17)とよりなる。帯状
水平ベース部(14)の幅は、左右方向の中央部の隣り合う
2つの放熱フィン(13A)間の間隔とほぼ等しくなってお
り、これによりクリップ(11)の放熱器(10)に対する左右
方向の位置決めがなされている。脚部(17)の下部には、
ソケット(4)の前後両端面の左右方向の中央部にそれぞ
れ一体に形成された突起(4a)が嵌め入れられる貫通穴(1
8)が形成されている。また、脚部(17)における貫通穴(1
8)よりも下側の部分は、前後方向外側に若干折り曲げら
れている。この折り曲げ部を(17a) で示す。クリップ(1
1)は、ばね鋼やステンレス鋼等からなる薄板にプレス成
形を施すことにより製造されたものであり、ばね状弾性
を有している。
合う2つの放熱フィン(13A)間において板状本体(12)上
面に面接触する帯状水平ベース部(14)と、帯状水平ベー
ス部(14)の両端にそれぞれ前後方向外方に向かって上方
に傾斜するように一体に形成された傾斜部(15)と、両傾
斜部(15)の先端にそれぞれ円弧状連接部(16)を介して一
体に形成された垂直下向きの脚部(17)とよりなる。帯状
水平ベース部(14)の幅は、左右方向の中央部の隣り合う
2つの放熱フィン(13A)間の間隔とほぼ等しくなってお
り、これによりクリップ(11)の放熱器(10)に対する左右
方向の位置決めがなされている。脚部(17)の下部には、
ソケット(4)の前後両端面の左右方向の中央部にそれぞ
れ一体に形成された突起(4a)が嵌め入れられる貫通穴(1
8)が形成されている。また、脚部(17)における貫通穴(1
8)よりも下側の部分は、前後方向外側に若干折り曲げら
れている。この折り曲げ部を(17a) で示す。クリップ(1
1)は、ばね鋼やステンレス鋼等からなる薄板にプレス成
形を施すことにより製造されたものであり、ばね状弾性
を有している。
【0007】そして、放熱器(10)の板状本体(12)の下面
の所定位置に、熱伝導性樹脂フィルム(図示略)を接着
し、この熱伝導性樹脂フィルムがCPU(1)上面に密着
するように放熱器(10)を配置する。ついで、クリップ(1
1)を、その帯状水平ベース部(14)が左右方向の中央部に
おける2つの放熱フィン(13A)間にくるように板状本体
(12)上に配し、両連接部(16)を下方に押圧し、両連接部
(16)および両脚部(17)を弾性変形させた状態で、前後の
脚部(17)の貫通穴(18)内に、ソケット(4)の前後両端面
に形成された突起(4a)をそれぞれ圧入する。このとき、
両脚部(17)は、その外方折り曲げ部(17a) が突起(4a)に
押されることにより一旦前後方向外側に開くように弾性
変形し、外方折り曲げ部(17a) が突起(4a)を過ぎると、
その弾性力により元の状態に戻り、突起(4a)が貫通穴(1
8)内に嵌まり、突起(4a)と貫通穴(18)の下縁部とが強固
に係合する。こうして、放熱器(10)が、その板状本体(1
2)の下面の熱伝導性樹脂フィルムがCPU(1)の上面に
密着した状態でソケット(4)に固定されていた。
の所定位置に、熱伝導性樹脂フィルム(図示略)を接着
し、この熱伝導性樹脂フィルムがCPU(1)上面に密着
するように放熱器(10)を配置する。ついで、クリップ(1
1)を、その帯状水平ベース部(14)が左右方向の中央部に
おける2つの放熱フィン(13A)間にくるように板状本体
(12)上に配し、両連接部(16)を下方に押圧し、両連接部
(16)および両脚部(17)を弾性変形させた状態で、前後の
脚部(17)の貫通穴(18)内に、ソケット(4)の前後両端面
に形成された突起(4a)をそれぞれ圧入する。このとき、
両脚部(17)は、その外方折り曲げ部(17a) が突起(4a)に
押されることにより一旦前後方向外側に開くように弾性
変形し、外方折り曲げ部(17a) が突起(4a)を過ぎると、
その弾性力により元の状態に戻り、突起(4a)が貫通穴(1
8)内に嵌まり、突起(4a)と貫通穴(18)の下縁部とが強固
に係合する。こうして、放熱器(10)が、その板状本体(1
2)の下面の熱伝導性樹脂フィルムがCPU(1)の上面に
密着した状態でソケット(4)に固定されていた。
【0008】しかしながら、上述した放熱器(10)の場
合、ソケット(4)に対する前後方向および左右方向の位
置決めが困難であり、クリップ(11)の貫通穴(18)とソケ
ット(4)の突起(4a)との位置を簡単に合わせることがで
きない。したがって、クリップ(11)により放熱器(10)を
ソケット(4)に固定する作業が面倒になるという問題が
あった。
合、ソケット(4)に対する前後方向および左右方向の位
置決めが困難であり、クリップ(11)の貫通穴(18)とソケ
ット(4)の突起(4a)との位置を簡単に合わせることがで
きない。したがって、クリップ(11)により放熱器(10)を
ソケット(4)に固定する作業が面倒になるという問題が
あった。
【0009】この発明の目的は、上記問題を解決し、放
熱器のソケットに対する位置決めを簡単に行うことがで
きる位置決め部材付き放熱器を提供することにある。
熱器のソケットに対する位置決めを簡単に行うことがで
きる位置決め部材付き放熱器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段と発明の効果】請求項1の
発明による位置決め部材付き放熱器は、パッケージを有
する集積回路が取り付けられているソケット上に固定さ
れ、かつ集積回路から発せられる熱を放熱する放熱器
と、放熱器に取り付けられ、かつソケットに対する放熱
器の前後方向の位置を決める位置決め部材とよりなり、
放熱器が、下面が平坦面となされるとともに、左右両側
縁部のうちいずれか一方に下方に突出しかつソケットの
側面に接触する左右方向位置決め部が設けられた板状本
体と、板状本体の上面に設けられた放熱フィンとからな
り、位置決め部材に、ソケットの前後両端面に接触する
前後方向位置決め部が設けられているものである。
発明による位置決め部材付き放熱器は、パッケージを有
する集積回路が取り付けられているソケット上に固定さ
れ、かつ集積回路から発せられる熱を放熱する放熱器
と、放熱器に取り付けられ、かつソケットに対する放熱
器の前後方向の位置を決める位置決め部材とよりなり、
放熱器が、下面が平坦面となされるとともに、左右両側
縁部のうちいずれか一方に下方に突出しかつソケットの
側面に接触する左右方向位置決め部が設けられた板状本
体と、板状本体の上面に設けられた放熱フィンとからな
り、位置決め部材に、ソケットの前後両端面に接触する
前後方向位置決め部が設けられているものである。
【0011】請求項1の発明の位置決め部材付き放熱器
によれば、放熱器の板状本体の左右方向位置決め部をソ
ケットの側面に接触させるとともに、放熱器に取り付け
られた位置決め部材の前後方向位置決め部をソケットの
前後両端面に接触させることにより、放熱器のソケット
に対する前後方向および左右方向の位置決めを簡単に行
うことができ、その結果クリップの貫通穴とソケットの
突起との位置を簡単に合わせることができる。したがっ
て、クリップにより放熱器をソケットに固定する作業も
簡単に行うことができる。
によれば、放熱器の板状本体の左右方向位置決め部をソ
ケットの側面に接触させるとともに、放熱器に取り付け
られた位置決め部材の前後方向位置決め部をソケットの
前後両端面に接触させることにより、放熱器のソケット
に対する前後方向および左右方向の位置決めを簡単に行
うことができ、その結果クリップの貫通穴とソケットの
突起との位置を簡単に合わせることができる。したがっ
て、クリップにより放熱器をソケットに固定する作業も
簡単に行うことができる。
【0012】請求項2の発明による位置決め部材付き放
熱器は、請求項1の発明において、放熱器の板状本体の
左右両側縁部のうちいずれか一方に、その全長にわたっ
てソケットから左右方向外方に突出し、かつ下方に突出
する左右方向位置決め部が一体に形成され、左右方向位
置決め部の左右方向内面がソケットの側面に面接触する
ようになされ、左右方向位置決め部の上面にその長さ方
向に伸びる凹溝が形成され、左右方向位置決め部の下面
における外側縁部にその長さ方向に伸びる凸条が下方突
出状に一体に形成され、位置決め部材が、その幅方向を
上下に向けた前後方向に長い帯板状基部と、基部の上縁
部に放熱器側に突出するように一体に形成され、かつ先
端部に放熱器の左右方向位置決め部の凹溝内に嵌まる嵌
合部を有する第1の舌片と、基部の下縁部に放熱器側に
突出するように一体に形成され、かつ先端部に放熱器の
左右方向位置決め部の凸条に係合する爪部を有する第2
の舌片と、基部の前後両端にそれぞれ放熱器側に突出す
るように一体に形成され、かつソケットの前後両端面に
面接触する前後方向位置決め用屈曲部とよりなり、位置
決め部材の第2の舌片の爪部を放熱器の左右方向位置決
め部の凸条に係合させた状態で第1の舌片の嵌合部を放
熱器の左右方向位置決め部の凹溝内に強制的に嵌め入れ
ることにより、位置決め部材が放熱器に取り付けられて
いるものである。
熱器は、請求項1の発明において、放熱器の板状本体の
左右両側縁部のうちいずれか一方に、その全長にわたっ
てソケットから左右方向外方に突出し、かつ下方に突出
する左右方向位置決め部が一体に形成され、左右方向位
置決め部の左右方向内面がソケットの側面に面接触する
ようになされ、左右方向位置決め部の上面にその長さ方
向に伸びる凹溝が形成され、左右方向位置決め部の下面
における外側縁部にその長さ方向に伸びる凸条が下方突
出状に一体に形成され、位置決め部材が、その幅方向を
上下に向けた前後方向に長い帯板状基部と、基部の上縁
部に放熱器側に突出するように一体に形成され、かつ先
端部に放熱器の左右方向位置決め部の凹溝内に嵌まる嵌
合部を有する第1の舌片と、基部の下縁部に放熱器側に
突出するように一体に形成され、かつ先端部に放熱器の
左右方向位置決め部の凸条に係合する爪部を有する第2
の舌片と、基部の前後両端にそれぞれ放熱器側に突出す
るように一体に形成され、かつソケットの前後両端面に
面接触する前後方向位置決め用屈曲部とよりなり、位置
決め部材の第2の舌片の爪部を放熱器の左右方向位置決
め部の凸条に係合させた状態で第1の舌片の嵌合部を放
熱器の左右方向位置決め部の凹溝内に強制的に嵌め入れ
ることにより、位置決め部材が放熱器に取り付けられて
いるものである。
【0013】この場合、放熱器の板状本体の左右両側縁
部のうちいずれか一方に、その全長にわたってソケット
から左右方向外方に突出し、かつ下方に突出する左右方
向位置決め部が一体に形成され、左右方向位置決め部の
左右方向内面がソケットの側面に面接触するようになさ
れ、左右方向位置決め部の上面にその長さ方向に伸びる
凹溝が形成され、左右方向位置決め部の下面における外
側縁部にその長さ方向に伸びる凸条が下方突出状に一体
に形成されているので、放熱器の板状本体を押出加工に
より成形することができ、その製造が容易になる。ま
た、位置決め部材が、その幅方向を上下に向けた前後方
向に長い帯板状基部と、基部の上縁部に放熱器側に突出
するように一体に形成され、かつ先端部に放熱器の左右
方向位置決め部の凹溝内に嵌まる嵌合部を有する第1の
舌片と、基部の下縁部に放熱器側に突出するように一体
に形成され、かつ先端部に放熱器の左右方向位置決め部
の凸条に係合する爪部を有する第2の舌片と、基部の前
後両端にそれぞれ放熱器側に突出するように一体に形成
され、かつソケットの前後両端面に面接触する前後方向
位置決め用屈曲部とよりなり、位置決め部材の第2の舌
片の爪部を放熱器の左右方向位置決め部の凸条に係合さ
せた状態で第1の舌片の嵌合部を放熱器の左右方向位置
決め部の凹溝内に強制的に嵌め入れることにより、位置
決め部材が放熱器に取り付けられているので、位置決め
部材の放熱器への取り付けを比較的簡単に行うことがで
きる。
部のうちいずれか一方に、その全長にわたってソケット
から左右方向外方に突出し、かつ下方に突出する左右方
向位置決め部が一体に形成され、左右方向位置決め部の
左右方向内面がソケットの側面に面接触するようになさ
れ、左右方向位置決め部の上面にその長さ方向に伸びる
凹溝が形成され、左右方向位置決め部の下面における外
側縁部にその長さ方向に伸びる凸条が下方突出状に一体
に形成されているので、放熱器の板状本体を押出加工に
より成形することができ、その製造が容易になる。ま
た、位置決め部材が、その幅方向を上下に向けた前後方
向に長い帯板状基部と、基部の上縁部に放熱器側に突出
するように一体に形成され、かつ先端部に放熱器の左右
方向位置決め部の凹溝内に嵌まる嵌合部を有する第1の
舌片と、基部の下縁部に放熱器側に突出するように一体
に形成され、かつ先端部に放熱器の左右方向位置決め部
の凸条に係合する爪部を有する第2の舌片と、基部の前
後両端にそれぞれ放熱器側に突出するように一体に形成
され、かつソケットの前後両端面に面接触する前後方向
位置決め用屈曲部とよりなり、位置決め部材の第2の舌
片の爪部を放熱器の左右方向位置決め部の凸条に係合さ
せた状態で第1の舌片の嵌合部を放熱器の左右方向位置
決め部の凹溝内に強制的に嵌め入れることにより、位置
決め部材が放熱器に取り付けられているので、位置決め
部材の放熱器への取り付けを比較的簡単に行うことがで
きる。
【0014】請求項3の発明による位置決め部材付き放
熱器は、請求項1の発明において、放熱器の板状本体の
左右両側縁部のうちいずれか一方に、その全長にわたっ
てソケットから左右方向外方に突出し、かつ下方に突出
する左右方向位置決め部が一体に形成され、左右方向位
置決め部の左右方向内面がソケットの側面に面接触する
ようになされ、左右方向位置決め部の上下両面にそれぞ
れその長さ方向に伸びる凹溝が形成され、位置決め部材
が、その幅方向を上下に向けた前後方向に長い帯板状基
部と、基部の前後両端にそれぞれ放熱器側に突出するよ
うに一体に形成され、かつソケットの前後両端面に面接
触する前後方向位置決め用屈曲部部と、屈曲部の上下両
縁部にそれぞれ前後方向内方に突出するように一体に形
成され、かつ凹溝に嵌まる幅を有する舌片とよりなり、
位置決め部材の基部を放熱器の左右方向位置決め部の左
右方向外面に面接触させた状態で舌片を曲げて凹溝内に
嵌め入れることにより、位置決め部材が放熱器に取り付
けられているものである。
熱器は、請求項1の発明において、放熱器の板状本体の
左右両側縁部のうちいずれか一方に、その全長にわたっ
てソケットから左右方向外方に突出し、かつ下方に突出
する左右方向位置決め部が一体に形成され、左右方向位
置決め部の左右方向内面がソケットの側面に面接触する
ようになされ、左右方向位置決め部の上下両面にそれぞ
れその長さ方向に伸びる凹溝が形成され、位置決め部材
が、その幅方向を上下に向けた前後方向に長い帯板状基
部と、基部の前後両端にそれぞれ放熱器側に突出するよ
うに一体に形成され、かつソケットの前後両端面に面接
触する前後方向位置決め用屈曲部部と、屈曲部の上下両
縁部にそれぞれ前後方向内方に突出するように一体に形
成され、かつ凹溝に嵌まる幅を有する舌片とよりなり、
位置決め部材の基部を放熱器の左右方向位置決め部の左
右方向外面に面接触させた状態で舌片を曲げて凹溝内に
嵌め入れることにより、位置決め部材が放熱器に取り付
けられているものである。
【0015】この場合、放熱器の板状本体の左右両側縁
部のうちいずれか一方に、その全長にわたってソケット
から左右方向外方に突出し、かつ下方に突出する左右方
向位置決め部が一体に形成され、左右方向位置決め部の
左右方向内面がソケットの側面に面接触するようになさ
れ、左右方向位置決め部の上下両面にそれぞれその長さ
方向に伸びる凹溝が形成されているので、放熱器の板状
本体を押出加工により成形することができ、その製造が
容易になる。また、位置決め部材が、その幅方向を上下
に向けた前後方向に長い帯板状基部と、基部の前後両端
にそれぞれ放熱器側に突出するように一体に形成され、
かつソケットの前後両端面に面接触する前後方向位置決
め用屈曲部部と、屈曲部の上下両縁部にそれぞれ前後方
向内方に突出するように一体に形成され、かつ凹溝に嵌
まる幅を有する舌片とよりなり、位置決め部材の基部を
放熱器の左右方向位置決め部の左右方向外面に面接触さ
せた状態で舌片を曲げて凹溝内に嵌め入れることによ
り、位置決め部材が放熱器に取り付けられているので、
位置決め部材の放熱器への取り付けを比較的簡単に行う
ことができる。
部のうちいずれか一方に、その全長にわたってソケット
から左右方向外方に突出し、かつ下方に突出する左右方
向位置決め部が一体に形成され、左右方向位置決め部の
左右方向内面がソケットの側面に面接触するようになさ
れ、左右方向位置決め部の上下両面にそれぞれその長さ
方向に伸びる凹溝が形成されているので、放熱器の板状
本体を押出加工により成形することができ、その製造が
容易になる。また、位置決め部材が、その幅方向を上下
に向けた前後方向に長い帯板状基部と、基部の前後両端
にそれぞれ放熱器側に突出するように一体に形成され、
かつソケットの前後両端面に面接触する前後方向位置決
め用屈曲部部と、屈曲部の上下両縁部にそれぞれ前後方
向内方に突出するように一体に形成され、かつ凹溝に嵌
まる幅を有する舌片とよりなり、位置決め部材の基部を
放熱器の左右方向位置決め部の左右方向外面に面接触さ
せた状態で舌片を曲げて凹溝内に嵌め入れることによ
り、位置決め部材が放熱器に取り付けられているので、
位置決め部材の放熱器への取り付けを比較的簡単に行う
ことができる。
【0016】請求項4の発明による位置決め部材付き放
熱器は、請求項1の発明において、放熱器の板状本体の
左右両側縁部のうちいずれか一方に、その全長にわたっ
てソケットから左右方向外方に突出し、かつ下方に突出
する左右方向位置決め部が一体に形成され、左右方向位
置決め部の左右方向内面がソケットの側面に面接触する
ようになされ、左右方向位置決め部の上下両面にそれぞ
れその長さ方向に伸びる凹溝が形成され、位置決め部材
が、その幅方向を上下に向けた前後方向に長い帯板状基
部と、基部の前後両端にそれぞれ放熱器側に突出するよ
うに一体に形成され、かつソケットの前後両端面に面接
触する前後方向位置決め用屈曲部と、基部の上下両縁部
にそれぞれ放熱器側に突出するように一体に形成され、
かつ先端部に放熱器の左右方向位置決め部の凹溝の外側
壁に係合する爪部を有する舌片とよりなり、位置決め部
材の基部を放熱器の左右方向位置決め部の左右方向外面
に面接触させた状態で舌片の爪部を放熱器の左右方向位
置決め部における凹溝の外側壁に強制的に係合させるこ
とにより、位置決め部材が放熱器に取り付けられている
ものである。
熱器は、請求項1の発明において、放熱器の板状本体の
左右両側縁部のうちいずれか一方に、その全長にわたっ
てソケットから左右方向外方に突出し、かつ下方に突出
する左右方向位置決め部が一体に形成され、左右方向位
置決め部の左右方向内面がソケットの側面に面接触する
ようになされ、左右方向位置決め部の上下両面にそれぞ
れその長さ方向に伸びる凹溝が形成され、位置決め部材
が、その幅方向を上下に向けた前後方向に長い帯板状基
部と、基部の前後両端にそれぞれ放熱器側に突出するよ
うに一体に形成され、かつソケットの前後両端面に面接
触する前後方向位置決め用屈曲部と、基部の上下両縁部
にそれぞれ放熱器側に突出するように一体に形成され、
かつ先端部に放熱器の左右方向位置決め部の凹溝の外側
壁に係合する爪部を有する舌片とよりなり、位置決め部
材の基部を放熱器の左右方向位置決め部の左右方向外面
に面接触させた状態で舌片の爪部を放熱器の左右方向位
置決め部における凹溝の外側壁に強制的に係合させるこ
とにより、位置決め部材が放熱器に取り付けられている
ものである。
【0017】この場合、放熱器の板状本体の左右両側縁
部のうちいずれか一方に、その全長にわたってソケット
から左右方向外方に突出し、かつ下方に突出する左右方
向位置決め部が一体に形成され、左右方向位置決め部の
左右方向内面がソケットの側面に面接触するようになさ
れ、左右方向位置決め部の上下両面にそれぞれその長さ
方向に伸びる凹溝が形成されているので、放熱器の板状
本体を押出加工により成形することができ、その製造が
容易になる。また、位置決め部材が、その幅方向を上下
に向けた前後方向に長い帯板状基部と、基部の前後両端
にそれぞれ放熱器側に突出するように一体に形成され、
かつソケットの前後両端面に面接触する前後方向位置決
め用屈曲部と、基部の上下両縁部にそれぞれ放熱器側に
突出するように一体に形成され、かつ先端部に放熱器の
左右方向位置決め部の凹溝の外側壁に係合する爪部を有
する舌片とよりなり、位置決め部材の基部を放熱器の左
右方向位置決め部の左右方向外面に面接触させた状態で
舌片の爪部を放熱器の左右方向位置決め部における凹溝
の外側壁に強制的に係合させることにより、位置決め部
材が放熱器に取り付けられているので、位置決め部材の
放熱器への取り付けを比較的簡単に行うことができる。
部のうちいずれか一方に、その全長にわたってソケット
から左右方向外方に突出し、かつ下方に突出する左右方
向位置決め部が一体に形成され、左右方向位置決め部の
左右方向内面がソケットの側面に面接触するようになさ
れ、左右方向位置決め部の上下両面にそれぞれその長さ
方向に伸びる凹溝が形成されているので、放熱器の板状
本体を押出加工により成形することができ、その製造が
容易になる。また、位置決め部材が、その幅方向を上下
に向けた前後方向に長い帯板状基部と、基部の前後両端
にそれぞれ放熱器側に突出するように一体に形成され、
かつソケットの前後両端面に面接触する前後方向位置決
め用屈曲部と、基部の上下両縁部にそれぞれ放熱器側に
突出するように一体に形成され、かつ先端部に放熱器の
左右方向位置決め部の凹溝の外側壁に係合する爪部を有
する舌片とよりなり、位置決め部材の基部を放熱器の左
右方向位置決め部の左右方向外面に面接触させた状態で
舌片の爪部を放熱器の左右方向位置決め部における凹溝
の外側壁に強制的に係合させることにより、位置決め部
材が放熱器に取り付けられているので、位置決め部材の
放熱器への取り付けを比較的簡単に行うことができる。
【0018】請求項5の発明による位置決め部材付き放
熱器は、パッケージを有する集積回路が取り付けられて
いるソケット上に固定され、かつ集積回路から発せられ
る熱を放熱する放熱器と、放熱器に取り付けられ、かつ
ソケットに対する放熱器の前後方向および左右方向の位
置を決める位置決め部材とよりなり、放熱器が、下面が
平坦面となされた板状本体と、板状本体の上面に設けら
れた放熱フィンとからなり、位置決め部材に、ソケット
の前後両端面に接触する前後方向位置決め部および左右
両側面のうちいずれか一方の側面に接触する左右方向位
置決め部が設けられているものである。
熱器は、パッケージを有する集積回路が取り付けられて
いるソケット上に固定され、かつ集積回路から発せられ
る熱を放熱する放熱器と、放熱器に取り付けられ、かつ
ソケットに対する放熱器の前後方向および左右方向の位
置を決める位置決め部材とよりなり、放熱器が、下面が
平坦面となされた板状本体と、板状本体の上面に設けら
れた放熱フィンとからなり、位置決め部材に、ソケット
の前後両端面に接触する前後方向位置決め部および左右
両側面のうちいずれか一方の側面に接触する左右方向位
置決め部が設けられているものである。
【0019】請求項5の発明の位置決め部材付き放熱器
によれば、放熱器の板状本体の前後方向位置決め部をソ
ケットの前後両端面に接触させるとともに左右方向位置
決め部をソケットの側面に接触させることにより、放熱
器のソケットに対する前後方向および左右方向の位置決
めを簡単に行うことができ、その結果クリップの貫通穴
とソケットの突起との位置を簡単に合わせることができ
る。したがって、クリップにより放熱器をソケットに固
定する作業も簡単に行うことができる。
によれば、放熱器の板状本体の前後方向位置決め部をソ
ケットの前後両端面に接触させるとともに左右方向位置
決め部をソケットの側面に接触させることにより、放熱
器のソケットに対する前後方向および左右方向の位置決
めを簡単に行うことができ、その結果クリップの貫通穴
とソケットの突起との位置を簡単に合わせることができ
る。したがって、クリップにより放熱器をソケットに固
定する作業も簡単に行うことができる。
【0020】請求項6の発明の位置決め部材付き放熱器
は、請求項5の発明において、放熱器の板状本体の左右
両側縁部のうちいずれか一方に、その全長にわたってソ
ケットから左右方向外方に突出した側方突出部が一体に
形成され、側方突出部の上面にその長さ方向に伸びる凹
溝が形成され、位置決め部材が、その幅方向を上下に向
けた前後方向に長い帯板状基部と、基部の前後両端にそ
れぞれ放熱器側に突出するように一体に形成され、かつ
ソケットの前後両端面に面接触する前後方向位置決め部
と、基部の上縁部に放熱器側に突出するように一体に形
成され、かつ先端部に放熱器の側方突出部における凹溝
の外側壁に係合する爪部を有する舌片と、基部の下縁部
に放熱器側に突出するように一体に形成され、かつ上面
が放熱器の側方突出部の下面に面接触するとともに先端
面がソケットの側面に当接する左右方向位置決め部とよ
りなり、位置決め部材の舌片の係合部を放熱器の側方突
出部における凹溝の外側壁に強制的に係合させることに
より、位置決め部材が放熱器に取り付けられているもの
である。
は、請求項5の発明において、放熱器の板状本体の左右
両側縁部のうちいずれか一方に、その全長にわたってソ
ケットから左右方向外方に突出した側方突出部が一体に
形成され、側方突出部の上面にその長さ方向に伸びる凹
溝が形成され、位置決め部材が、その幅方向を上下に向
けた前後方向に長い帯板状基部と、基部の前後両端にそ
れぞれ放熱器側に突出するように一体に形成され、かつ
ソケットの前後両端面に面接触する前後方向位置決め部
と、基部の上縁部に放熱器側に突出するように一体に形
成され、かつ先端部に放熱器の側方突出部における凹溝
の外側壁に係合する爪部を有する舌片と、基部の下縁部
に放熱器側に突出するように一体に形成され、かつ上面
が放熱器の側方突出部の下面に面接触するとともに先端
面がソケットの側面に当接する左右方向位置決め部とよ
りなり、位置決め部材の舌片の係合部を放熱器の側方突
出部における凹溝の外側壁に強制的に係合させることに
より、位置決め部材が放熱器に取り付けられているもの
である。
【0021】この場合、放熱器の板状本体の左右両側縁
部のうちいずれか一方に、その全長にわたってソケット
から左右方向外方に突出した側方突出部が一体に形成さ
れ、側方突出部の上面にその全長にわたって凹溝が形成
されているので、放熱器の板状本体を押出加工により成
形することができ、その製造が容易になる。また、位置
決め部材が、その幅方向を上下に向けた前後方向に長い
帯板状基部と、基部の前後両端にそれぞれ放熱器側に突
出するように一体に形成され、かつソケットの前後両端
面に面接触する前後方向位置決め部と、基部の上縁部に
放熱器側に突出するように一体に形成され、かつ先端部
に放熱器の側方突出部における凹溝の外側壁に係合する
爪部を有する舌片と、基部の下縁部に放熱器側に突出す
るように一体に形成され、かつ上面が放熱器の側方突出
部の下面に面接触するとともに先端面がソケットの側面
に当接する左右方向位置決め部とよりなり、位置決め部
材の舌片の係合部を放熱器の側方突出部における凹溝の
外側壁に強制的に係合させることにより、位置決め部材
が放熱器に取り付けられているので、位置決め部材の放
熱器への取り付けを比較的簡単に行うことができる。
部のうちいずれか一方に、その全長にわたってソケット
から左右方向外方に突出した側方突出部が一体に形成さ
れ、側方突出部の上面にその全長にわたって凹溝が形成
されているので、放熱器の板状本体を押出加工により成
形することができ、その製造が容易になる。また、位置
決め部材が、その幅方向を上下に向けた前後方向に長い
帯板状基部と、基部の前後両端にそれぞれ放熱器側に突
出するように一体に形成され、かつソケットの前後両端
面に面接触する前後方向位置決め部と、基部の上縁部に
放熱器側に突出するように一体に形成され、かつ先端部
に放熱器の側方突出部における凹溝の外側壁に係合する
爪部を有する舌片と、基部の下縁部に放熱器側に突出す
るように一体に形成され、かつ上面が放熱器の側方突出
部の下面に面接触するとともに先端面がソケットの側面
に当接する左右方向位置決め部とよりなり、位置決め部
材の舌片の係合部を放熱器の側方突出部における凹溝の
外側壁に強制的に係合させることにより、位置決め部材
が放熱器に取り付けられているので、位置決め部材の放
熱器への取り付けを比較的簡単に行うことができる。
【0022】
【発明の実施形態】以下、この発明の実施形態を、図面
を参照して説明する。なお、以下の説明において、全図
面を通じて同一物および同一部分には同一符号を付して
重複する説明を省略する。また、以下の説明において、
図11に示すものと同一物および同一部分にも同一符号
を付して重複する説明を省略する。
を参照して説明する。なお、以下の説明において、全図
面を通じて同一物および同一部分には同一符号を付して
重複する説明を省略する。また、以下の説明において、
図11に示すものと同一物および同一部分にも同一符号
を付して重複する説明を省略する。
【0023】実施形態1 この実施形態は、図1〜図4に示すものである。
【0024】図1〜図4において、位置決め部材付き放
熱器は、アルミニウム押出形材製放熱器(20)と、放熱器
(20)に取り付けられた位置決め部材(21)とよりなる。
熱器は、アルミニウム押出形材製放熱器(20)と、放熱器
(20)に取り付けられた位置決め部材(21)とよりなる。
【0025】放熱器(20)の板状本体(12)の左側縁部に
は、ソケット(4)から左方に突出し、かつ下方に突出し
た左右方向位置決め部(22)がその全長にわたって一体に
形成されている。左右方向位置決め部(22)の右側面の下
部は、ソケット(4)の左側面の上部に面接触するように
なされている。左右方向位置決め部(22)の上面に、その
長さ方向(前後方向)に伸びる凹溝(23)が全長にわたっ
て形成されている。また、左右方向位置決め部(22)の下
面の外側縁部に、下方に突出しかつ前後方向に伸びる凸
条(24)がその全長にわたって一体に形成されている。
は、ソケット(4)から左方に突出し、かつ下方に突出し
た左右方向位置決め部(22)がその全長にわたって一体に
形成されている。左右方向位置決め部(22)の右側面の下
部は、ソケット(4)の左側面の上部に面接触するように
なされている。左右方向位置決め部(22)の上面に、その
長さ方向(前後方向)に伸びる凹溝(23)が全長にわたっ
て形成されている。また、左右方向位置決め部(22)の下
面の外側縁部に、下方に突出しかつ前後方向に伸びる凸
条(24)がその全長にわたって一体に形成されている。
【0026】位置決め部材(21)は、その幅方向を上下に
向けた前後方向に長い帯板状基部(25)と、基部(25)の上
縁部に前後方向に間隔をおいて放熱器(20)側(右方)に
突出するように一体に形成され、かつ先端部に放熱器(2
0)の左右方向位置決め部(22)の凹溝(23)内に嵌まる嵌合
部(26a)を有する複数、ここでは2つの第1舌片(26)
と、基部(25)の下縁部に前後方向に間隔をおいて放熱器
(20)側に突出するように一体に形成され、かつ先端部に
放熱器(20)の左右方向位置決め部(22)の凸条(24)に係合
する爪部(27a)を有する複数、ここでは2つの第2舌片
(27)と、基部(25)の前後両端にそれぞれ放熱器(20)側に
突出するように一体に形成され、かつソケット(4)の前
後両端面に部分的に面接触する前後方向位置決め用屈曲
部(28)とよりなる。このような位置決め部材(21)は、ば
ね鋼やステンレス鋼等からなる薄板にプレス加工を施す
ことにより製造されたものであり、ばね状弾性を有して
いる。
向けた前後方向に長い帯板状基部(25)と、基部(25)の上
縁部に前後方向に間隔をおいて放熱器(20)側(右方)に
突出するように一体に形成され、かつ先端部に放熱器(2
0)の左右方向位置決め部(22)の凹溝(23)内に嵌まる嵌合
部(26a)を有する複数、ここでは2つの第1舌片(26)
と、基部(25)の下縁部に前後方向に間隔をおいて放熱器
(20)側に突出するように一体に形成され、かつ先端部に
放熱器(20)の左右方向位置決め部(22)の凸条(24)に係合
する爪部(27a)を有する複数、ここでは2つの第2舌片
(27)と、基部(25)の前後両端にそれぞれ放熱器(20)側に
突出するように一体に形成され、かつソケット(4)の前
後両端面に部分的に面接触する前後方向位置決め用屈曲
部(28)とよりなる。このような位置決め部材(21)は、ば
ね鋼やステンレス鋼等からなる薄板にプレス加工を施す
ことにより製造されたものであり、ばね状弾性を有して
いる。
【0027】第1舌片(26)および第2舌片(27)は、前後
方向に関して同一位置に形成されている。第1舌片(26)
の嵌合部(26a)は、第1舌片(26)の長さの中間部を下方
に突出するように略円弧状に湾曲させることにより形成
されている。第2舌片(27)の爪部(27a)は、第2舌片(2
7)の先端部を上方に屈曲させることにより形成されてい
る。両前後方向位置決め用屈曲部(28)間の間隔は、放熱
器(20)の左右方向位置決め部(22)の前後方向の長さと等
しくなっている。また、両前後方向位置決め用屈曲部(2
8)の大きさは、基部(25)を左右方向位置決め部(22)の左
側面に沿わせたさいに、その一部が放熱器(20)の板状本
体(12)の下面および左右方向位置決め部(22)の下面より
も下方に突出するとともに左右方向位置決め部(22)の右
側面よりも右方に突出するような大きさとなされてい
る。
方向に関して同一位置に形成されている。第1舌片(26)
の嵌合部(26a)は、第1舌片(26)の長さの中間部を下方
に突出するように略円弧状に湾曲させることにより形成
されている。第2舌片(27)の爪部(27a)は、第2舌片(2
7)の先端部を上方に屈曲させることにより形成されてい
る。両前後方向位置決め用屈曲部(28)間の間隔は、放熱
器(20)の左右方向位置決め部(22)の前後方向の長さと等
しくなっている。また、両前後方向位置決め用屈曲部(2
8)の大きさは、基部(25)を左右方向位置決め部(22)の左
側面に沿わせたさいに、その一部が放熱器(20)の板状本
体(12)の下面および左右方向位置決め部(22)の下面より
も下方に突出するとともに左右方向位置決め部(22)の右
側面よりも右方に突出するような大きさとなされてい
る。
【0028】位置決め部材(21)は、次のようにして放熱
器(20)に取り付けられる。すなわち、位置決め部材(21)
をその基部(25)の上縁が下縁よりも左方にくるように傾
け、第2舌片(27)の係合爪部(27a)を左右方向位置決め
部(22)の凸条(24)に係合させる(図3鎖線参照)。つい
で、基部(25)を垂直状態に戻す。すると、第1舌片(26)
の嵌合部(26a)が凹溝(23)の外側壁(23a)に押されて上方
に弾性変形し、嵌合部(26a)が凹溝(23)の外側壁(23a)を
過ぎると自身の弾性により元の状態に戻り、嵌合部(26
a)が凹溝(23)内に嵌まって嵌合部(26a)が凹溝(23)の外
側壁(23a)に係合する。このようにして、位置決め部材
(21)が放熱器(20)に取り付けられる。
器(20)に取り付けられる。すなわち、位置決め部材(21)
をその基部(25)の上縁が下縁よりも左方にくるように傾
け、第2舌片(27)の係合爪部(27a)を左右方向位置決め
部(22)の凸条(24)に係合させる(図3鎖線参照)。つい
で、基部(25)を垂直状態に戻す。すると、第1舌片(26)
の嵌合部(26a)が凹溝(23)の外側壁(23a)に押されて上方
に弾性変形し、嵌合部(26a)が凹溝(23)の外側壁(23a)を
過ぎると自身の弾性により元の状態に戻り、嵌合部(26
a)が凹溝(23)内に嵌まって嵌合部(26a)が凹溝(23)の外
側壁(23a)に係合する。このようにして、位置決め部材
(21)が放熱器(20)に取り付けられる。
【0029】次に、位置決め部材付き放熱器をソケット
(4)に固定する方法について、説明する。
(4)に固定する方法について、説明する。
【0030】まず、位置決め部材付き放熱器をソケット
(4)上に乗せ、放熱器(20)の板状本体(12)における左右
方向位置決め部(22)の右側面の下部をソケット(4)の左
側面に面接触させるとともに、位置決め部材(21)の前後
方向位置決め用屈曲部(28)の一部をソケット(4)の前後
両端面に面接触させることにより、放熱器(20)のソケッ
ト(4)に対する前後方向および左右方向の位置決めを行
う。その結果、放熱器(20)の板状本体(12)下面に接着さ
れた熱伝導性樹脂フィルム(図示略)がCPU(1)の上
面にずれることなく密着させられる。その後、図11に
示す従来の場合と同様にして、クリップ(11)により放熱
器(20)をソケット(4)に固定する。
(4)上に乗せ、放熱器(20)の板状本体(12)における左右
方向位置決め部(22)の右側面の下部をソケット(4)の左
側面に面接触させるとともに、位置決め部材(21)の前後
方向位置決め用屈曲部(28)の一部をソケット(4)の前後
両端面に面接触させることにより、放熱器(20)のソケッ
ト(4)に対する前後方向および左右方向の位置決めを行
う。その結果、放熱器(20)の板状本体(12)下面に接着さ
れた熱伝導性樹脂フィルム(図示略)がCPU(1)の上
面にずれることなく密着させられる。その後、図11に
示す従来の場合と同様にして、クリップ(11)により放熱
器(20)をソケット(4)に固定する。
【0031】実施形態2 この実施形態は図5および図6に示すものである。
【0032】この実施形態の位置決め部材付き放熱器の
場合、アルミニウム押出形材製放熱器(30)の板状本体(1
2)の左側縁部には、ソケット(4)から左方に突出し、か
つ下方に突出した左右方向位置決め部(31)がその全長に
わたって一体に形成されている。左右方向位置決め部(3
1)の右側面の下部は、ソケット(4)の左側面の上部に面
接触するようになされている。左右方向位置決め部(31)
の上下両面に、それぞれその長さ方向(前後方向)に伸
びる凹溝(32)が全長にわたって形成されている。
場合、アルミニウム押出形材製放熱器(30)の板状本体(1
2)の左側縁部には、ソケット(4)から左方に突出し、か
つ下方に突出した左右方向位置決め部(31)がその全長に
わたって一体に形成されている。左右方向位置決め部(3
1)の右側面の下部は、ソケット(4)の左側面の上部に面
接触するようになされている。左右方向位置決め部(31)
の上下両面に、それぞれその長さ方向(前後方向)に伸
びる凹溝(32)が全長にわたって形成されている。
【0033】位置決め部材(33)は、その幅方向を上下に
向けた前後方向に長い帯板状基部(34)と、基部(34)の前
後両端にそれぞれ放熱器(30)側(右方)に突出するよう
に一体に形成され、かつソケット(4)の前後両端面に部
分的に面接触する前後方向位置決め用屈曲部(35)と、屈
曲部(35)の上下両縁部に前後方向内方に突出するように
一体に形成され、かつ凹溝(32)に嵌まる幅を有する舌片
(36)とよりなる。位置決め部材(33)は、金属薄板にプレ
ス加工を施すことにより製造されたものである。
向けた前後方向に長い帯板状基部(34)と、基部(34)の前
後両端にそれぞれ放熱器(30)側(右方)に突出するよう
に一体に形成され、かつソケット(4)の前後両端面に部
分的に面接触する前後方向位置決め用屈曲部(35)と、屈
曲部(35)の上下両縁部に前後方向内方に突出するように
一体に形成され、かつ凹溝(32)に嵌まる幅を有する舌片
(36)とよりなる。位置決め部材(33)は、金属薄板にプレ
ス加工を施すことにより製造されたものである。
【0034】両前後方向位置決め用屈曲部(35)間の間隔
は、放熱器(30)の左右方向位置決め部(31)の前後方向の
長さと等しくなっている。また、両前後方向位置決め用
屈曲部(35)の大きさは、基部(34)を左右方向位置決め部
(31)の左側面に沿わせたさいに、その一部が放熱器(30)
の板状本体(12)の下面よりも下方でかつ左右方向位置決
め部(31)の右側面よりも右方に突出するような大きさと
なされている。
は、放熱器(30)の左右方向位置決め部(31)の前後方向の
長さと等しくなっている。また、両前後方向位置決め用
屈曲部(35)の大きさは、基部(34)を左右方向位置決め部
(31)の左側面に沿わせたさいに、その一部が放熱器(30)
の板状本体(12)の下面よりも下方でかつ左右方向位置決
め部(31)の右側面よりも右方に突出するような大きさと
なされている。
【0035】位置決め部材(33)は、次のようにして放熱
器(30)に取り付けられる。すなわち、位置決め部材(33)
を、放熱器(30)の左方からその基部(34)が左右方向位置
決め部(31)の左側面に面接触し、前後方向位置決め用屈
曲部(35)が放熱器(30)の前後両端面に面接触するよう
に、放熱器(30)に組み合わせる。ついで、上側の舌片(3
6)を下方に曲げて上側の凹溝(32)内に嵌め入れるととも
に、下側の舌片(36)を上方に曲げて下側の凹溝(32)内に
嵌め入れる。こうして、位置決め部材(33)が放熱器(30)
に取り付けられている。
器(30)に取り付けられる。すなわち、位置決め部材(33)
を、放熱器(30)の左方からその基部(34)が左右方向位置
決め部(31)の左側面に面接触し、前後方向位置決め用屈
曲部(35)が放熱器(30)の前後両端面に面接触するよう
に、放熱器(30)に組み合わせる。ついで、上側の舌片(3
6)を下方に曲げて上側の凹溝(32)内に嵌め入れるととも
に、下側の舌片(36)を上方に曲げて下側の凹溝(32)内に
嵌め入れる。こうして、位置決め部材(33)が放熱器(30)
に取り付けられている。
【0036】次に、位置決め部材付き放熱器をソケット
(4)に固定する方法について説明する。
(4)に固定する方法について説明する。
【0037】まず、位置決め部材付き放熱器をソケット
(4)上に乗せ、放熱器(30)の板状本体(12)における左右
方向位置決め部(31)の右側面の下部をソケット(4)の左
側面の上部に面接触させるとともに、位置決め部材(33)
の前後方向位置決め用屈曲部(35)の一部をソケット(4)
の前後両端面に面接触させることにより、放熱器(30)の
ソケット(4)に対する前後方向および左右方向の位置決
めを行う。その結果、放熱器(30)の板状本体(12)下面に
接着された熱伝導性樹脂フィルム(図示略)がCPU
(1)の上面にずれることなく密着させられる。その後、
実施形態1の場合と同様にして、クリップ(11)により放
熱器(30)をソケット(4)に固定する。
(4)上に乗せ、放熱器(30)の板状本体(12)における左右
方向位置決め部(31)の右側面の下部をソケット(4)の左
側面の上部に面接触させるとともに、位置決め部材(33)
の前後方向位置決め用屈曲部(35)の一部をソケット(4)
の前後両端面に面接触させることにより、放熱器(30)の
ソケット(4)に対する前後方向および左右方向の位置決
めを行う。その結果、放熱器(30)の板状本体(12)下面に
接着された熱伝導性樹脂フィルム(図示略)がCPU
(1)の上面にずれることなく密着させられる。その後、
実施形態1の場合と同様にして、クリップ(11)により放
熱器(30)をソケット(4)に固定する。
【0038】実施形態3 この実施形態は図7および図8に示すものである。
【0039】この実施形態の位置決め部材付き放熱器の
場合、アルミニウム押出形材製放熱器(40)の板状本体(1
2)の左側縁部には、ソケット(4)から左方に突出し、か
つ下方に突出した左右方向位置決め部(41)がその全長に
わたって一体に形成されている。左右方向位置決め部(4
1)の右側面の下部が、ソケット(4)の左側面の上部に面
接触するようになされている。左右方向位置決め部(41)
の上下両面に、それぞれその長さ方向(前後方向)に伸
びる凹溝(42)が全長にわたって形成されている。各凹溝
(42)の左右方向内側面(右側面)は、凹溝(42)外方に向
かって右方に傾斜している。
場合、アルミニウム押出形材製放熱器(40)の板状本体(1
2)の左側縁部には、ソケット(4)から左方に突出し、か
つ下方に突出した左右方向位置決め部(41)がその全長に
わたって一体に形成されている。左右方向位置決め部(4
1)の右側面の下部が、ソケット(4)の左側面の上部に面
接触するようになされている。左右方向位置決め部(41)
の上下両面に、それぞれその長さ方向(前後方向)に伸
びる凹溝(42)が全長にわたって形成されている。各凹溝
(42)の左右方向内側面(右側面)は、凹溝(42)外方に向
かって右方に傾斜している。
【0040】位置決め部材(43)は、その幅方向を上下に
向けた前後方向に長い帯板状基部(44)と、基部(44)の前
後両端にそれぞれ放熱器(40)側(右方)に突出するよう
に一体に形成され、かつソケット(4)の前後両端面に部
分的に面接触する前後方向位置決め用屈曲部(45)と、基
部(44)の上下両縁部にそれぞれ前後方向に間隔をおいて
放熱器(40)側に突出するように一体に形成され、かつ先
端部に放熱器(40)の左右方向位置決め部(41)の凹溝(42)
の外側壁(42a)に係合する爪部(46a)を有する複数、ここ
では2つの舌片(46)とよりなり、全体がプラスチックに
より一体に成形されたものである。
向けた前後方向に長い帯板状基部(44)と、基部(44)の前
後両端にそれぞれ放熱器(40)側(右方)に突出するよう
に一体に形成され、かつソケット(4)の前後両端面に部
分的に面接触する前後方向位置決め用屈曲部(45)と、基
部(44)の上下両縁部にそれぞれ前後方向に間隔をおいて
放熱器(40)側に突出するように一体に形成され、かつ先
端部に放熱器(40)の左右方向位置決め部(41)の凹溝(42)
の外側壁(42a)に係合する爪部(46a)を有する複数、ここ
では2つの舌片(46)とよりなり、全体がプラスチックに
より一体に成形されたものである。
【0041】両前後方向位置決め用屈曲部(45)間の間隔
は、放熱器(40)の左右方向位置決め部(41)の前後方向の
長さと等しくなっている。また、両前後方向位置決め用
屈曲部(45)の大きさは、基部(44)を左右方向位置決め部
(41)の左側面に沿わせたさいに、その一部が放熱器(40)
の板状本体(12)の下面よりも下方でかつ左右方向位置決
め部(41)の右側面よりも右方に突出するような大きさと
なされている。上側の舌片(46)の爪部(46a)右側面は下
方に向かって左方に傾斜しており、下側の舌片(46)の爪
部(46a)右側面は上方に向かって左方に傾斜している。
は、放熱器(40)の左右方向位置決め部(41)の前後方向の
長さと等しくなっている。また、両前後方向位置決め用
屈曲部(45)の大きさは、基部(44)を左右方向位置決め部
(41)の左側面に沿わせたさいに、その一部が放熱器(40)
の板状本体(12)の下面よりも下方でかつ左右方向位置決
め部(41)の右側面よりも右方に突出するような大きさと
なされている。上側の舌片(46)の爪部(46a)右側面は下
方に向かって左方に傾斜しており、下側の舌片(46)の爪
部(46a)右側面は上方に向かって左方に傾斜している。
【0042】位置決め部材(43)は、次のようにして放熱
器(40)に取り付けられる。すなわち、位置決め部材(43)
を放熱器(40)の左方に配し、右方に押圧して前後方向位
置決め用屈曲部(45)を放熱器(40)の前後両端面に面接触
させるとともに、基部(44)を左右方向位置決め部(41)の
左側面に面接触させる。このとき、舌片(46)の爪部(46
a)の右側傾斜面が凹溝(42)の外側壁に当たることによ
り、上側の舌片(46)が上方に、下側の舌片(46)が下方に
それぞれ弾性変形し(図8鎖線参照)、爪部(46a)が凹
溝(42)の外側壁(42a)を過ぎると自身の弾性により元の
状態に戻り、爪部(46a)が凹溝(42)の外側壁(42a)に係合
する。こうして、位置決め部材(43)が放熱器(40)に取り
付けられている次に、位置決め部材付き放熱器をソケッ
ト(4)に固定する方法について説明する。
器(40)に取り付けられる。すなわち、位置決め部材(43)
を放熱器(40)の左方に配し、右方に押圧して前後方向位
置決め用屈曲部(45)を放熱器(40)の前後両端面に面接触
させるとともに、基部(44)を左右方向位置決め部(41)の
左側面に面接触させる。このとき、舌片(46)の爪部(46
a)の右側傾斜面が凹溝(42)の外側壁に当たることによ
り、上側の舌片(46)が上方に、下側の舌片(46)が下方に
それぞれ弾性変形し(図8鎖線参照)、爪部(46a)が凹
溝(42)の外側壁(42a)を過ぎると自身の弾性により元の
状態に戻り、爪部(46a)が凹溝(42)の外側壁(42a)に係合
する。こうして、位置決め部材(43)が放熱器(40)に取り
付けられている次に、位置決め部材付き放熱器をソケッ
ト(4)に固定する方法について説明する。
【0043】まず、位置決め部材付き放熱器をソケット
(4)上に乗せ、放熱器(40)の板状本体(12)における左右
方向位置決め部(41)の右側面の下部をソケット(4)の左
側面の上部に面接触させるとともに、位置決め部材(43)
の前後方向位置決め用屈曲部(45)の一部をソケット(4)
の前後両端面に面接触させることにより、放熱器(40)の
ソケット(4)に対する前後方向および左右方向の位置決
めを行う。その結果、放熱器(40)の板状本体(12)下面に
接着された熱伝導性樹脂フィルム(図示略)がCPU
(1)の上面にずれることなく密着させられる。その後、
実施形態1の場合と同様にして、クリップ(11)により放
熱器(40)をソケット(4)に固定する。
(4)上に乗せ、放熱器(40)の板状本体(12)における左右
方向位置決め部(41)の右側面の下部をソケット(4)の左
側面の上部に面接触させるとともに、位置決め部材(43)
の前後方向位置決め用屈曲部(45)の一部をソケット(4)
の前後両端面に面接触させることにより、放熱器(40)の
ソケット(4)に対する前後方向および左右方向の位置決
めを行う。その結果、放熱器(40)の板状本体(12)下面に
接着された熱伝導性樹脂フィルム(図示略)がCPU
(1)の上面にずれることなく密着させられる。その後、
実施形態1の場合と同様にして、クリップ(11)により放
熱器(40)をソケット(4)に固定する。
【0044】実施形態4 この実施形態は図9および図10に示すものである。
【0045】この実施形態の位置決め部材付き放熱器の
場合、アルミニウム押出形材製放熱器(50)の板状本体(1
2)の左側縁部に、ソケット(4)から左右方向外方(左
方)に突出した側方突出部(51)がその全長にわたって一
体に形成されている。側方突出部(51)の上面には、前後
方向に伸びる凹溝(52)がその全長にわたって形成されて
いる。
場合、アルミニウム押出形材製放熱器(50)の板状本体(1
2)の左側縁部に、ソケット(4)から左右方向外方(左
方)に突出した側方突出部(51)がその全長にわたって一
体に形成されている。側方突出部(51)の上面には、前後
方向に伸びる凹溝(52)がその全長にわたって形成されて
いる。
【0046】位置決め部材(53)は、その幅方向を上下に
向けた前後方向に長い帯板状基部(54)と、基部(54)の前
後両端にそれぞれ放熱器(50)側(右方)に突出するよう
に一体に形成され、かつソケット(4)の前後両端面に部
分的に面接触する前後方向位置決め用屈曲部(55)と、基
部(54)の上縁部に前後方向に間隔をおいて放熱器(50)側
に突出するように一体に形成され、かつ先端部に放熱器
(50)の側方突出部(51)における凹溝(52)の外側壁(52a)
に係合する爪部(56a)を有する複数、ここでは2つの舌
片(56)と、基部(54)の下縁部に前後方向に間隔をおいて
放熱器(50)側に突出するように一体に形成され、かつ上
面が放熱器(50)の側方突出部(51)の下面に面接触すると
ともに先端面がソケット(4)の側面に当接する複数、こ
こでは2つ左右方向位置決め部(57)とよりなり、全体が
プラスチックにより一体に成形されたものである。
向けた前後方向に長い帯板状基部(54)と、基部(54)の前
後両端にそれぞれ放熱器(50)側(右方)に突出するよう
に一体に形成され、かつソケット(4)の前後両端面に部
分的に面接触する前後方向位置決め用屈曲部(55)と、基
部(54)の上縁部に前後方向に間隔をおいて放熱器(50)側
に突出するように一体に形成され、かつ先端部に放熱器
(50)の側方突出部(51)における凹溝(52)の外側壁(52a)
に係合する爪部(56a)を有する複数、ここでは2つの舌
片(56)と、基部(54)の下縁部に前後方向に間隔をおいて
放熱器(50)側に突出するように一体に形成され、かつ上
面が放熱器(50)の側方突出部(51)の下面に面接触すると
ともに先端面がソケット(4)の側面に当接する複数、こ
こでは2つ左右方向位置決め部(57)とよりなり、全体が
プラスチックにより一体に成形されたものである。
【0047】位置決め部材(53)の基部(54)および前後方
向位置決め用屈曲部(55)の上下方向の幅は、放熱器(50)
の板状本体(12)の上下方向の厚さよりも大きくなされて
いる。両前後方向位置決め用屈曲部(55)間の間隔は、放
熱器(50)の板状本体(12)の前後方向の長さと等しくなっ
ている。また、両前後方向位置決め用屈曲部(55)の大き
さは、基部(54)を側方突出部(51)の左側面に沿わせたさ
いに、その一部が放熱器(50)の板状本体(12)の下面より
も下方に突出するような大きさとなされている。舌片(5
6)および左右方向位置決め部(57)は,前後方向に関して
同じ位置に形成されている。基部(54)における舌片(56)
と左右方向位置決め部(57)との間の部分には、貫通穴(5
8)が形成されている。舌片(56)の爪部(56a)の右側面
は、下方に向かって左方に傾斜している。
向位置決め用屈曲部(55)の上下方向の幅は、放熱器(50)
の板状本体(12)の上下方向の厚さよりも大きくなされて
いる。両前後方向位置決め用屈曲部(55)間の間隔は、放
熱器(50)の板状本体(12)の前後方向の長さと等しくなっ
ている。また、両前後方向位置決め用屈曲部(55)の大き
さは、基部(54)を側方突出部(51)の左側面に沿わせたさ
いに、その一部が放熱器(50)の板状本体(12)の下面より
も下方に突出するような大きさとなされている。舌片(5
6)および左右方向位置決め部(57)は,前後方向に関して
同じ位置に形成されている。基部(54)における舌片(56)
と左右方向位置決め部(57)との間の部分には、貫通穴(5
8)が形成されている。舌片(56)の爪部(56a)の右側面
は、下方に向かって左方に傾斜している。
【0048】位置決め部材(53)は、次のようにして放熱
器(50)に取り付けられる。すなわち、位置決め部材(53)
を放熱器(50)の左方に配し、右方に押圧して前後方向位
置決め用屈曲部(55)を放熱器(50)の前後両端面に面接触
させるとともに、基部(54)を側方突出部(51)の左側面に
面接触させる。このとき、舌片(56)の爪部(56a)の右側
傾斜面が凹溝(52)の外側壁(52a)に当たることにより舌
片(56)が上方に弾性変形し(図10鎖線参照)、爪部(5
6a)が凹溝(52)の外側壁(52a)を過ぎると自身の弾性によ
り元の状態に戻り、爪部(56a)が凹溝(52)の外側壁(52a)
に係合する。このとき、貫通穴(58)の働きにより、舌片
(56)の上方への弾性変形がスムーズに行われる。こうし
て、位置決め部材(53)が放熱器(50)に取り付けられてい
る。
器(50)に取り付けられる。すなわち、位置決め部材(53)
を放熱器(50)の左方に配し、右方に押圧して前後方向位
置決め用屈曲部(55)を放熱器(50)の前後両端面に面接触
させるとともに、基部(54)を側方突出部(51)の左側面に
面接触させる。このとき、舌片(56)の爪部(56a)の右側
傾斜面が凹溝(52)の外側壁(52a)に当たることにより舌
片(56)が上方に弾性変形し(図10鎖線参照)、爪部(5
6a)が凹溝(52)の外側壁(52a)を過ぎると自身の弾性によ
り元の状態に戻り、爪部(56a)が凹溝(52)の外側壁(52a)
に係合する。このとき、貫通穴(58)の働きにより、舌片
(56)の上方への弾性変形がスムーズに行われる。こうし
て、位置決め部材(53)が放熱器(50)に取り付けられてい
る。
【0049】次に、位置決め部材(53)付き放熱器をソケ
ット(4)に固定する方法について説明する。
ット(4)に固定する方法について説明する。
【0050】まず、位置決め部材付き放熱器をソケット
(4)上に乗せ、位置決め部材(53)の左右方向位置決め部
(57)の先端面をソケット(4)の左側面の上部に面接触さ
せるとともに、位置決め部材(53)の前後方向位置決め用
屈曲部(55)の一部をソケット(4)の前後両端面に面接触
させることにより、放熱器(50)のソケット(4)に対する
前後方向および左右方向の位置決めを行う。その結果、
放熱器(50)の板状本体(12)下面に接着された熱伝導性樹
脂フィルム(図示略)がCPU(1)の上面にずれること
なく密着させられる。その後、実施形態1の場合と同様
にして、クリップ(11)により放熱器(50)をソケット(4)
に固定する。
(4)上に乗せ、位置決め部材(53)の左右方向位置決め部
(57)の先端面をソケット(4)の左側面の上部に面接触さ
せるとともに、位置決め部材(53)の前後方向位置決め用
屈曲部(55)の一部をソケット(4)の前後両端面に面接触
させることにより、放熱器(50)のソケット(4)に対する
前後方向および左右方向の位置決めを行う。その結果、
放熱器(50)の板状本体(12)下面に接着された熱伝導性樹
脂フィルム(図示略)がCPU(1)の上面にずれること
なく密着させられる。その後、実施形態1の場合と同様
にして、クリップ(11)により放熱器(50)をソケット(4)
に固定する。
【0051】上記実施形態においては、放熱器の板状本
体の一面にはこれと一体に押出成形されたプレート状放
熱フィンが設けられているが、これに限るものではな
く、板状本体から切り起こし状に形成された舌状フィン
や、板状本体にろう付されたプレート状フィンや、ピン
状フィンが設けられていてもよい。
体の一面にはこれと一体に押出成形されたプレート状放
熱フィンが設けられているが、これに限るものではな
く、板状本体から切り起こし状に形成された舌状フィン
や、板状本体にろう付されたプレート状フィンや、ピン
状フィンが設けられていてもよい。
【図1】この発明の実施形態1の位置決め部材付き放熱
器を示す分解斜視図である。
器を示す分解斜視図である。
【図2】実施形態1の位置決め部材付き放熱器をソケッ
ト上に配置した状態を示す斜視図である。
ト上に配置した状態を示す斜視図である。
【図3】図2のIII−III線拡大断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】この発明の実施形態2の位置決め部材付き放熱
器を示す分解斜視図である。
器を示す分解斜視図である。
【図6】実施形態2の位置決め部材付き放熱器を示す部
分拡大斜視図である。
分拡大斜視図である。
【図7】この発明の実施形態3の位置決め部材付き放熱
器を示す部分拡大分解斜視図である。
器を示す部分拡大分解斜視図である。
【図8】実施形態3の位置決め部材付き放熱器を示す部
分拡大垂直断面図である。
分拡大垂直断面図である。
【図9】この発明の実施形態4の位置決め部材付き放熱
器を示す部分拡大分解斜視図である。
器を示す部分拡大分解斜視図である。
【図10】実施形態4の位置決め部材付き放熱器を示す
部分拡大垂直断面図である。
部分拡大垂直断面図である。
【図11】従来の放熱器をソケット上に配置した状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
(1):CPU(集積回路) (2):パッケージ (4):ソケット (12):板状本体 (13)(13A):放熱フィン (20)(30)(40)(50):放熱器 (21)(33)(43)(53):位置決め部材 (22)(31)(41):左右方向位置決め部 (23):凹溝 (24):凸条 (25)(34)(44)(54):基部 (26):第1舌片 (26a):嵌合部 (27):第2舌片 (27a):爪部 (28)(35)(45)(55):前後方向位置決め用屈曲部 (32):凹溝 (36):舌片 (42):凹溝 (42a):外側壁 (46):舌片 (46a):爪部 (52):凹溝 (52a):外側壁 (56):舌片 (56a):爪部 (57):左右方向位置決め部
Claims (6)
- 【請求項1】 パッケージを有する集積回路が取り付け
られているソケット上に固定され、かつ集積回路から発
せられる熱を放熱する放熱器と、放熱器に取り付けら
れ、かつソケットに対する放熱器の前後方向の位置を決
める位置決め部材とよりなり、放熱器が、下面が平坦面
となされるとともに、左右両側縁部のうちいずれか一方
に下方に突出しかつソケットの側面に接触する左右方向
位置決め部が設けられた板状本体と、板状本体の上面に
設けられた放熱フィンとからなり、位置決め部材に、ソ
ケットの前後両端面に接触する前後方向位置決め部が設
けられている位置決め部材付き放熱器。 - 【請求項2】 放熱器の板状本体の左右両側縁部のうち
いずれか一方に、その全長にわたってソケットから左右
方向外方に突出し、かつ下方に突出する左右方向位置決
め部が一体に形成され、左右方向位置決め部の左右方向
内面がソケットの側面に面接触するようになされ、左右
方向位置決め部の上面にその長さ方向に伸びる凹溝が形
成され、左右方向位置決め部の下面における外側縁部に
その長さ方向に伸びる凸条が下方突出状に一体に形成さ
れ、位置決め部材が、その幅方向を上下に向けた前後方
向に長い帯板状基部と、基部の上縁部に放熱器側に突出
するように一体に形成され、かつ先端部に放熱器の左右
方向位置決め部の凹溝内に嵌まる嵌合部を有する第1の
舌片と、基部の下縁部に放熱器側に突出するように一体
に形成され、かつ先端部に放熱器の左右方向位置決め部
の凸条に係合する爪部を有する第2の舌片と、基部の前
後両端にそれぞれ放熱器側に突出するように一体に形成
され、かつソケットの前後両端面に面接触する前後方向
位置決め用屈曲部とよりなり、位置決め部材の第2の舌
片の爪部を放熱器の左右方向位置決め部の凸条に係合さ
せた状態で第1の舌片の嵌合部を放熱器の左右方向位置
決め部の凹溝内に強制的に嵌め入れることにより、位置
決め部材が放熱器に取り付けられている請求項1記載の
位置決め部材付き放熱器。 - 【請求項3】 放熱器の板状本体の左右両側縁部のうち
いずれか一方に、その全長にわたってソケットから左右
方向外方に突出し、かつ下方に突出する左右方向位置決
め部が一体に形成され、左右方向位置決め部の左右方向
内面がソケットの側面に面接触するようになされ、左右
方向位置決め部の上下両面にそれぞれその長さ方向に伸
びる凹溝が形成され、位置決め部材が、その幅方向を上
下に向けた前後方向に長い帯板状基部と、基部の前後両
端にそれぞれ放熱器側に突出するように一体に形成さ
れ、かつソケットの前後両端面に面接触する前後方向位
置決め用屈曲部と、屈曲部の上下両縁部にそれぞれ前後
方向内方に突出するように一体に形成され、かつ凹溝に
嵌まる幅を有する舌片とよりなり、位置決め部材の基部
を放熱器の左右方向位置決め部の左右方向外面に面接触
させた状態で舌片を曲げて凹溝内に嵌め入れることによ
り、位置決め部材が放熱器に取り付けられている請求項
1記載の位置決め部材付き放熱器。 - 【請求項4】 放熱器の板状本体の左右両側縁部のうち
いずれか一方に、その全長にわたってソケットから左右
方向外方に突出し、かつ下方に突出する左右方向位置決
め部が一体に形成され、左右方向位置決め部の左右方向
内面がソケットの側面に面接触するようになされ、左右
方向位置決め部の上下両面にそれぞれその長さ方向に伸
びる凹溝が形成され、位置決め部材が、その幅方向を上
下に向けた前後方向に長い帯板状基部と、基部の前後両
端にそれぞれ放熱器側に突出するように一体に形成さ
れ、かつソケットの前後両端面に面接触する前後方向位
置決め用屈曲部と、基部の上下両縁部にそれぞれ放熱器
側に突出するように一体に形成され、かつ先端部に放熱
器の左右方向位置決め部の凹溝の外側壁に係合する爪部
を有する舌片とよりなり、位置決め部材の基部を放熱器
の左右方向位置決め部の左右方向外面に面接触させた状
態で舌片の爪部を放熱器の左右方向位置決め部における
凹溝の外側壁に強制的に係合させることにより、位置決
め部材が放熱器に取り付けられている請求項1記載の位
置決め部材付き放熱器。 - 【請求項5】 パッケージを有する集積回路が取り付け
られているソケット上に固定され、かつ集積回路から発
せられる熱を放熱する放熱器と、放熱器に取り付けら
れ、かつソケットに対する放熱器の前後方向および左右
方向の位置を決める位置決め部材とよりなり、放熱器
が、下面が平坦面となされた板状本体と、板状本体の上
面に設けられた放熱フィンとからなり、位置決め部材
に、ソケットの前後両端面に接触する前後方向位置決め
部および左右両側面のうちいずれか一方の側面に接触す
る左右方向位置決め部が設けられている位置決め部材付
き放熱器。 - 【請求項6】 放熱器の板状本体の左右両側縁部のうち
いずれか一方に、その全長にわたってソケットから左右
方向外方に突出した側方突出部が一体に形成され、側方
突出部の上面にその長さ方向に伸びる凹溝が形成され、
位置決め部材が、その幅方向を上下に向けた前後方向に
長い帯板状基部と、基部の前後両端にそれぞれ放熱器側
に突出するように一体に形成され、かつソケットの前後
両端面に面接触する前後方向位置決め部と、基部の上縁
部に放熱器側に突出するように一体に形成され、かつ先
端部に放熱器の側方突出部における凹溝の外側壁に係合
する爪部を有する舌片と、基部の下縁部に放熱器側に突
出するように一体に形成され、かつ上面が放熱器の側方
突出部の下面に面接触するとともに先端面がソケットの
側面に当接する左右方向位置決め部とよりなり、位置決
め部材の舌片の係合部を放熱器の側方突出部における凹
溝の外側壁に強制的に係合させることにより、位置決め
部材が放熱器に取り付けられている請求項5記載の位置
決め部材付き放熱器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11187581A JP2001015964A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 位置決め部材付き放熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11187581A JP2001015964A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 位置決め部材付き放熱器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001015964A true JP2001015964A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16208621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11187581A Withdrawn JP2001015964A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 位置決め部材付き放熱器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001015964A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007266126A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Nec Corp | 放熱構造および情報装置 |
JP2015504240A (ja) * | 2011-11-21 | 2015-02-05 | トムソン ライセンシングThomson Licensing | ヒートシンクを保持する留め具 |
-
1999
- 1999-07-01 JP JP11187581A patent/JP2001015964A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007266126A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Nec Corp | 放熱構造および情報装置 |
JP2015504240A (ja) * | 2011-11-21 | 2015-02-05 | トムソン ライセンシングThomson Licensing | ヒートシンクを保持する留め具 |
US9907208B2 (en) | 2011-11-21 | 2018-02-27 | Thomson Licensing | Hold down for retaining a heat sink |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |