JP2001015812A - 半導体発光素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体発光素子およびその製造方法

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JP2001015812A
JP2001015812A JP18141399A JP18141399A JP2001015812A JP 2001015812 A JP2001015812 A JP 2001015812A JP 18141399 A JP18141399 A JP 18141399A JP 18141399 A JP18141399 A JP 18141399A JP 2001015812 A JP2001015812 A JP 2001015812A
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emitting device
film electrode
semiconductor light
electrode
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JP18141399A
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English (en)
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Tadashi Mitsui
正 三井
Akihiko Saegusa
明彦 三枝
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造欠陥の拡大を抑制するように改良された
半導体発光素子を提供することを主要な目的とする。 【解決手段】 基板11の上に、その上表面が発光面と
なる発光性半導体層15,16,17が設けられてい
る。発光性半導体層の上に、該発光性半導体層中に電流
を注入するための薄膜電極5が設けられている。薄膜電
極5は、発光面を複数の部分に分割するように部分的に
取り除かれており、それによって、該取り除かれた部分
において電流が発光性半導体層14,15,16,17
中に注入されないようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に半導体発
光素子に関するものであり、より特定的には、構造欠陥
および点欠陥の拡大を抑制することができるように改良
された半導体発光素子に関する。この発明は、またその
ような半導体発光素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図21は、従来の発光素子の構造(a)
と発光機構(b)を示す図である。
【0003】図21を参照して、発光ダイオード(Ligh
t-Emitting Diode:LED)は、pおよびn型半導体結
晶が隣り合って構成するpn接合部での少数キャリア注
入と、これに続く発光再結合現象を利用した電気−光変
換型の半導体発光素子である。
【0004】素子そのものが、0.3mm角程度の半導
体結晶材料でできており、図21(a)に示すように、
基本構造はSi整流素子と変わるところがない。
【0005】p型結晶に正、n型結晶に負の順方向電圧
を印加すると、図21(b)に示すように、p領域には
電子が、n領域には正孔が注入される。これらの少数キ
ャリアの一部が多数キャリアと発光再結合することによ
って光を生ずる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
半導体発光素子は、劣化が激しいというのが1つの問題
点である。特に、ZnSe系化合物半導体発光素子にお
いて、劣化しやすい。このような劣化は、注入電流によ
り、「バグ」と呼ばれる点欠陥クラスタが転移や積層欠
陥等の構造欠陥に沿って、駆動され、構造欠陥の端部に
蓄積し、構造欠陥が拡大することに基づくという報告が
なされている(Appl. phys. Lett.63(1993)3
107)。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、構造欠陥が増殖しないように
改良された半導体発光素子を提供することを主要な目的
とする。
【0008】この発明は、また、そのような半導体発光
素子の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体発
光素子は、基板を備える。上記基板の上に、その上表面
が発光面となる発光性半導体層が設けられている。上記
発光性半導体層の上に、該発光性半導体層中に電流を注
入するための薄膜電極が設けられている。上記薄膜電極
は、上記発光面を複数の部分に分割するように部分的に
取り除かれており、それによって、該取り除かれた部分
において電流が上記発光性半導体層中に注入されないよ
うにされている。
【0010】この発明によれば、薄膜電極が、発光面を
複数の部分に分割するように部分的に取り除かれてお
り、それによって、該取り除かれた部分において電流が
発光性半導体層中に注入されないようにされているの
で、電流が流れない部分ができ、その部分で構造欠陥の
拡大が止められる。
【0011】請求項2に係る発明においては、上記発光
性半導体層の表面の一部は、上記薄膜電極が取り除かれ
た部分の下において、えぐられている。このように構成
することにより、該えぐられた部分において電流が流れ
ない部分ができ、その部分で、構造欠陥の拡大が止めら
れる。
【0012】請求項3に係る半導体発光素子において
は、上記えぐられた発光性半導体層の表面の一部は、積
層超格子層を含む。
【0013】請求項4に係る半導体発光素子において
は、上記薄膜電極の上記一部除去は、該薄膜電極の分割
された部分のいずれもが、上記基板の縁から、電気的に
孤立しないように行なわれている。
【0014】この発明によれば、薄膜電極の、分割され
た部分のいずれもが、基板の縁から電気的に孤立しない
ようにされているので、分割部分のいずれにも、電流が
注入される。
【0015】請求項5に係る半導体発光素子において
は、上記薄膜電極の上記取り除かれた部分の側壁面は、
上記発光性半導体層の上記えぐられた部分の側壁面から
上記基板の縁に向かう方向に後退して形成されている。
【0016】この発明によれば、発光性半導体層の上記
えぐられた部分の側壁面近傍には、欠陥が多く生じてい
るが、この部分に、電流が送り込まれないため、構造欠
陥の拡大が抑制される。
【0017】請求項6に係る半導体発光素子において
は、上記薄膜電極の上記一部除去は、除去された部分
が、平面形状で格子型になるように行なわれている。
【0018】請求項7に係る半導体発光素子において
は、上記薄膜電極の上記一部除去は、除去された部分
が、平面形状で対角格子型になるように行なわれてい
る。
【0019】請求項8に係る半導体発光素子において
は、上記薄膜電極の上記一部除去は、除去された部分
が、平面形状で放射型になるように行なわれている。
【0020】請求項9に係る半導体発光素子において
は、上記薄膜電極の上記一部除去は、除去された部分
が、平面形状で対角櫛型になるように行なわれている。
【0021】請求項10に係る半導体発光素子において
は、上記薄膜電極の上記一部除去は、除去された部分
が、平面形状で、丸穴が網目状に並ぶように行なわれて
いる。
【0022】請求項11に係る半導体発光素子において
は、上記薄膜電極の上記一部除去は、除去された部分
が、平面形状で、四角穴が網目状に並ぶように行なわれ
ている。
【0023】請求項12に係る半導体発光素子の製造方
法においては、まず、基板の上に発光性半導体層を形成
する。上記発光性半導体層の表面の一部を深さ方向に削
り取る。上記発光性半導体層の表面に、上記削り取られ
た部分を除いて、薄膜電極を形成する。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明は、上述の問題点を解決す
るために、電極構造を改良したものであり、以下に述べ
るように、光を透過させつつ、かつ電気的な間仕切りを
入れ、解決を図ることを特徴としている。電気的間仕切
りを用いて、欠陥の拡大を抑制する原理についての概念
図を、図1と図2に示す。
【0025】図1は、間仕切りがない場合の半導体発光
素子の断面図である。図1(a)を参照して、単結晶基
板1の裏面に、In電極2が設けられている。単結晶基
板1の上に、発光性半導体層であるエピタキシャル層3
が形成されている。エピタキシャル層3の上であって、
その外周部に、台座電極4が設けられている。エピタキ
シャル層3に接触し、かつ台座電極4を被覆するよう
に、単結晶基板1の上に薄膜電極5が設けられている。
台座電極4の上の部分でリード線6が薄膜電極5に接続
されている。単結晶基板1は、In電極2を介在させ
て、素子架台7の上に載せられている。エピタキシャル
層3中には、通常、初期欠陥8が存在する。
【0026】さて、素子の劣化は、電流を注入すること
により進行することが明らかになっている。すなわち、
電流9が薄膜電極5からIn電極2へと流されると、初
期欠陥8から欠陥が拡大し、図1(b)に示すように、
最終的に、欠陥が素子全体に広がる。欠陥が素子全体に
広がると、発光素子は光らなくなる。なお、この場合、
台座電極4の直下には電流が流れないので、台座電極4
の下のエピタキシャル層には欠陥は広がらないことが認
められている。
【0027】図2は、本願発明の特徴である、電気的な
間仕切りがある場合の半導体発光素子の断面図である。
図2において、図1に示す半導体発光素子と同一または
相当する部分には、同一の参照番号を付し、その説明は
繰返さない。
【0028】図1(a)に示す半導体発光素子と図2
(a)に示す本願発明に係る半導体発光素子の異なる点
は、以下のとおりである。すなわち、薄膜電極5が、発
光面を複数の部分に分割するように部分的に取り除かれ
ており、それによって、取り除かれた部分において電流
がエピタキシャル層3中に注入されないようにされてい
る。また、エピタキシャル層3の表面の一部は、薄膜電
極5が取り除かれている部分の下においてえぐられてい
る。電流を注入する領域と注入しない領域を、このよう
に効果的に配置すれば、素子に電気的な間仕切りを入れ
ることが可能となる。電流を注入しない領域では劣化が
進まない。したがって、このように電気的な間仕切りを
入れることにより、初期欠陥8から拡大する欠陥は、図
2(b)を参照して、エピタキシャル層3の一部3aに
とどまり、素子全体には広がらない。このように構成す
ることによって、半導体発光素子の寿命が著しく延びる
ことが認められた。
【0029】次に、本発明に係る半導体発光素子の構造
をさらに詳細に説明する。図3(a)は間仕切りのない
発光素子の斜視図である。
【0030】まず、分解斜視図である図3(b)を参照
して、活性層を含む基板1の上に積層超格子層(ZnT
e/P−ZnSe層)10が形成されたものと、台座電
極4と薄膜電極5を、組合せたものが、図3(a)に示
す、薄膜電極5が全面に形成された半導体発光素子であ
る。
【0031】これに対して、図4(a)は間仕切りのあ
る半導体発光素子の斜視図である。分解斜視図である図
4(b)を参照して、薄膜電極5は、発光面を複数の部
分に分割するように部分的に取り除かれている。また、
積層超格子層10の表面の一部は、薄膜電極5が取り除
かれている部分に対応して、えぐられている。これらを
組合せたものが、電気的な間仕切りがある図4(a)に
示す半導体発光素子である。
【0032】なお、台座電極4は、ワイヤボンダ等で外
部から電流を注入するための電線を接続する部分である
ため、基板への密着性が強い、機械的強度のあるもので
ある。しかし、台座電極4は、直下の半導体層とはオー
ミック接触を果たし得ない材料でできており、台座電極
4の直下には電流は注入されない。また、積層超格子層
10の表面の一部も、薄膜電極5が取り除かれている部
分の下においてえぐられているため、えぐられた部分に
は電流は注入されない。
【0033】なお、ここで注意すべきことは、積層超格
子層の分割されてできた部分のいずれもが、台座電極4
から電気的に孤立しないことが重要である。
【0034】次に、本発明の効果について説明する。図
5(a)は間仕切りがない場合の平面図であり、図5
(b)は間仕切りがある場合の平面図である。これらの
図では、初期欠陥8から線状に広がる“Dark Line Defe
cts(DLD)”と呼ばれる欠陥の場合について示して
いる。
【0035】図5(a)を参照して、間仕切りがない場
合は、DLDが素子の外縁部まで広がってしまう。一
方、図5(b)を参照して、間仕切りがある場合は、間
仕切りのところで欠陥の拡大が停止する。このDLDの
長さは、平均的には、素子を分割した数の逆数で表わさ
れると考えられる(この場合は8分の1)。それゆえ、
理論上、欠陥密度は分割した数で割った数、寿命は掛け
た数に倍加される。
【0036】図5(a)(b)では、間仕切りを放射型
に入れた場合について示したが、この発明はこれに限ら
れるものでない。
【0037】図6(a)は、格子型に間仕切りを行なっ
た例であり、図6(b)は対角格子型に間仕切りを行な
った場合の例であり、図6(c)はアスタリスクの型に
間仕切りを行なった例であり、図6(d)は放射型に間
仕切りを行なった例であり、図6(e)は対角櫛型に間
仕切りを行なった例であり、図6(f)は丸穴網目型に
間仕切りを行なった例であり、図6(g)は四角穴網目
型に間仕切りを行なった例である。いずれも、分割され
てできた部分のいずれもが、基板の縁に設けられた台座
電極4から、電気的に孤立しないように行なわれてい
る。
【0038】これらは、用途により使い分けることが可
能である。たとえば、欠陥が素子の対角線方向に広がる
結晶であれば、格子の向きを、図6(c)〜(e)に示
すように、それに合せて変えることが好ましい。
【0039】また、実効電流密度を下げるためには、電
流注入領域の面積を大きくとる必要があるが、そのため
には、電流注入制限領域(間仕切りをしている部分)の
面積をできるだけ小さくしなくてはいけない。小さい面
積の電流注入制限領域で、十分な効果を上げるために
は、これをできるだけ分散し、効果的に構造欠陥の拡大
を抑制する必要がある。このような幾何学的に効率的な
配置の例として、図6(f)に示すように、正三角形格
子(細密充填型)状の各点に電流注入制限領域を配置す
ることが好ましい。さらに、その発展型として、図6
(g)に示すように、欠陥が素子の対角線方向に広がる
結晶にも対応する形状にするのも好ましい。
【0040】次に、本件発明によれば、欠陥の拡大防止
に加えて、光取出し効率も増加するので、これについて
説明する。
【0041】図7は、本発明の実施の形態のさらなる具
体例の断面図を示す図である。ZnSe基板11の上に
N型クラッド層12が設けられている。N型クラッド層
12の上にN型ガイド層13が設けられている。N型ガ
イド層13の上に活性層14が設けられている。活性層
14の上にP型ガイド層15が設けられている。P型ガ
イド層15の上にP型クラッド層16が設けられてい
る。P型クラッド層16の上に、P型ZnTe層/Zn
TeとZnSeの積層格子層からなるコンタクト層17
が設けられている。コンタクト層17の上に、発光面を
複数の部分に分割するように部分的に取り除かれた薄膜
電極(Au)5が設けられている。
【0042】コンタクト層17とP型クラッド層16の
一部は、薄膜電極5が取り除かれている部分の下におい
てえぐられている。薄膜電極5の取り除かれた部分の側
壁面5aは、コンタクト層17のえぐられた部分の側壁
面17aから基板11の縁に向かう方向に後退して形成
されている。コンタクト層17のえぐられた部分17a
では、欠陥がたくさん集まっている。薄膜電極5の側壁
面5aが、コンタクト層の側壁面17aから後退して形
成されているので、コンタクト層17の欠陥の多い部分
(17a)には電流が流れない。したがって、この部分
からの欠陥の増殖は避けられる。
【0043】図8は、本願発明の比較例であり、コンタ
クト層17のえぐられた部分に、基板の周縁に設けられ
ている台座電極と同一成分の台座電極17を設け、薄膜
電極5を、台座電極17を被覆するように設けている。
このような台座電極17を設けることによっても、電気
的な間仕切りは可能となる。しかし、本願発明に比べ
て、光取出し効率は低下する。これについて説明する。
【0044】図8を参照して、(1)で示される光は、
活性層14で発光した光であり、電流注入用の半導体層
15,16,17と20nmの厚みからなる薄膜Au電
極5を透過した後、素子外へ取出される。光(2)は、
電流注入領域から注入された電流が、電力注入制限領域
に拡散し、その部分で発光した光である。光(3)は、
活性層14から放射された光が、ZnSe基板11の発
光中心を励起し、再発光した光である。光(4)は、発
光性半導体層のえぐられた部分の側面から放出される光
である。
【0045】このうち光(1)は、電流注入用の半導体
層を15,16,17と薄膜Au電極5により減衰(た
とえば、透過率37%)した後、素子外へ放出される。
光(2)から(4)は、台座電極17により遮蔽され
る。
【0046】これに対して、図7に示す半導体発光素子
では、(1)の光に加えて、(2)から(4)までの光
が取出される。(2)の光は、(1)よりも減衰がない
ため、その発光強度は大きい。さらに、半導体発光素子
では、本来、屈折率が大きいため、放射角の大きな光は
内面で反射され、素子外に取出すことはできないが、本
発明に係る構造では、(4)の光のように、試料水平方
向に放射された光も、取出すことができる。したがっ
て、本発明に係る半導体発光素子では、寿命が長くなる
ばかりでなく、光取出し効率が著しく増大するという効
果も奏する。
【0047】なお、本発明では、LEDの形状はこれま
で通常行なわれてきたLEDと同じであり、違うのは、
電流注入用の電極を改良した点のみである。それゆえ
に、既に確立されている、低コストのLED素子の作成
技術をそのまま応用することが可能である。
【0048】
【実施例】次に、具体的な実施例について図について説
明する。
【0049】実施例1 本実施例は、ZnSe基板上に、ZnCdSe系青緑色
発光素子が形成されたものの上に、光透過性の対角格子
型電極を形成した半導体発光素子にかかるものである。
基板として、N型ZnSe基板(ドーパント:アルミニ
ウム)と、エピタキシャル発光構造としてZnSeを母
体とする混晶からなる積層構造を採用した。ZnSe基
板は、厚さ700μmのものを使用した。
【0050】本基板上に、発光ピークが493.0nm
(室温)であるような青緑色の発光構造を、ホモエピタ
キシャル技術を用いて、分子線エピタキシ(MBE)法
により形成した。本エピタキシャル発光構造は、p型に
ドープされたZnTeとZnSeの積層超格子構造から
なるp型コンタクト層(電流注入用の半導体層)と、p
型にドープされたZn0.85Mg0.150.10Se0.90層か
らなるp型クラッド層、ZnSe層とZn0.88Cd0.12
Se層の積層構造からなる多重量子井戸活性層と、n型
にドープされたZn0.85Mg0.150.10Se0.90層から
なるn型クラッド層とからなる。
【0051】p型コンタクト層およびp型クラッド層
の、台座電極を載せる領域と電気的間仕切りを行なう領
域をえぐるために、試料の表面から0.6μmまでを、
イオンミリングによりえぐった。続いて、Au/Tiか
らなる窓枠状の台座電極(内枠360μm×360μ
m)を素子の外縁部に形成する。さらに、その上に、電
気的間仕切りを行なう部分が取り除かれた、光透過性の
電流注入用の薄膜電極を形成する。これによって、本発
明の半導体発光素子が完成する。薄膜電極は、20nm
の厚みからなる薄膜Au電極である。最後に、基板の裏
面側に、Inからなるn型電極を形成した。
【0052】図9に、対角格子型電極の具体的なパター
ンを示す。図9を参照して、参照番号4で示す領域が、
台座電極部(電流注入制限領域)である。参照番号5で
示す部分が、薄膜電極部(電流注入領域)である。参照
番号20で示す部分は、発光性半導体層のえぐられた部
分である。ハッチングで示された領域17e(図7中
の、参照番号17eで示す部分である)は、発光性半導
体層が露出している部分であり、薄膜電極5が形成され
ていない部分である。
【0053】光取り出し部は、360μm×360μm
の正方形の領域である。正方形の領域には、電気的間仕
切り部(発光性半導体層のえぐられた部分20)が対角
格子型に形成されている。幅20μmという値は、線状
の欠陥の伸長を停止させる距離10μm×2(格子の両
側から伸びることを考慮して)から決定した。なお、面
する薄膜電極5,5間の距離は26μmとした。電気的
間仕切り部20は、360μm×360μmの正方形の
各辺に対して、45°の角度をなしている。対角格子状
パターンを採用した理由は、本エピタキシャルウェハで
使用している活性層(Zn0.88Cd0.12Se)では、<
100>晶帯軸方向にDLDが伸長することにより、劣
化が進むことが既にわかっているからである。活性層お
よび基板から発光した光は、正方形部分から取出され
る。
【0054】図9中の、点線で示された部分が、へき開
を行なう部分である。この部分でへき開を行ない、50
0μm×500μm角のチップとする。電極形成後のエ
ピタキシャルウェハを、500μm×500μm角のサ
イズに切り出し、チップ化したものを、素子架台(ステ
ム)に固定し、LEDとした。
【0055】本LEDを定電流モードで測定したとこ
ろ、高輝度の青緑光を得ることができた。典型的な光出
力は、20mAで2.2mWであった。これは、従来の
ZnSeを使った青緑色LED素子と比べて、1.1倍
である。また、素子寿命は約280時間で、台座電極直
下の電流注入制限領域を電気的間仕切りに用いた場合
(図8に示す場合)と同等の素子寿命を有していた。
【0056】実施例2 本実施例は、ZnSe基板上に、ZnCdSe系白色発
光素子を形成し、その上に、光透過性の丸穴網目型電極
を形成した半導体発光素子にかかる。
【0057】基板として、n型ZnSe基板(ドーパン
ト:アルミニウム)、エピタキシャル発光構造としてZ
nSeを母体とする混晶からなる積層構造を採用した。
ZnSe基板は、厚さ700μmのものを使用した。本
基板上に、発光ピークが481.0nm(室温)である
ような青色の発光構造を、ホモエピタキシャル技術を用
いて、分子線エピタキシ(MBE)法により形成した。
本エピタキシャル発光構造は、p型にドープされたZn
TeとZnSeの積層超格子構造からなるp型コンタク
ト層、p型にドープされたZn0.85Mg0.150.10Se
0.90層からなるp型クラッド層、ZnSe層とZn0.88
Cd0.12Se層の積層構造からなる多重量子井戸活性
層、n型にドープされたZn0.85Mg0.150.10Se
0.90層からなるn型クラッド層とからなる。
【0058】多重量子井戸活性層から出た青色光は、基
板の発光中心を励起し、発光ピークが590nm(室
温)であるような黄色の光を発光させる。この2つの光
が重なることにより、白色光が得られる。
【0059】本エピタキシャルウェハ上に、台座電極を
載せる領域と電気的間仕切り領域を作成するための手
順、および光透過性の電流注入用の電極を形成する手順
は、実施例1と同じである。最後に、実施例1と同じよ
うに、基板裏面側に、Inからなるn型電極を形成し
た。
【0060】光透過性丸穴網目型電極の具体的なパター
ンを図10に示す。図10において、台座電極部(電流
注入制限領域)、薄膜電極部(電流注入領域)、電気的
間仕切り部(電流注入制限領域)、薄膜電極はないが電
気的間仕切り用のイオンミリングプロセスのかけられて
いない領域(ハッチングで示す部分)は図9に示す素子
と同一であるので、同一または相当する部分には同一の
参照番号を付し、その説明を繰返さない。
【0061】光取出し部は、360μm×360μmの
正方形の領域である。正方形の領域に、直径30μmの
円形の電気的間仕切り部20が、正三角形格子状の各頂
点に配置されるように、網目型に配置されている。発光
性半導体層の露出面でイオンミリングされていない部分
17eの部分の直径は36μmである。正三角形格子の
各辺は90μmである。丸穴は、14個存在する。
【0062】本実施例で、丸穴網目型パターンを採用し
ている理由の1つは、電流注入領域の実効電流密度を下
げるためである。もう1つの理由は、構造欠陥が不特定
方向に拡大する場合でも、有効にその拡大を抑制するた
めである。活性層および基板から発光した光は、図10
において、正方形の領域から取出される。図10中、点
線で示された部分がへき開を行なう部分である。この部
分でへき開を行ない、500μm×500μm角のチッ
プとする。
【0063】電極形成後のエピタキシャルウェハを、5
00μm×500μm角のサイズに切り出し、チップ化
したものを素子架台に固定し、LEDとした。このLE
Dを定電流モードで測定したところ、高輝度の白色光を
得ることができた。典型的な光出力は、20mAで1.
6mWであった。これは、従来のZnSeを使った白色
LED素子と比べて、1.5倍である。素子寿命は約2
80時間で、台座電極直下の電流注入制限領域を電気的
間仕切りに用いた場合(図8に示す場合)と同等の素子
寿命を有していた。
【0064】実施例3 本実施例は、ZnSe基板上にZnCdSe系白色発光
素子を形成し、その上に、光透過性四角穴網目型電極を
形成した半導体発光素子にかかる。実施例2に示した光
透過性丸穴網目型電極の電気的間仕切り部(電流注入制
限領域)の形状を、丸型から、一辺30μmの正方形と
し、図11に示すように配置した。四角穴は、各辺が<
100>に平行になるように配向させてある。その他の
作成条件は、実施例2と同じである。
【0065】本実施例で四角穴網目型パターンを採用し
た理由の1つは、電流注入領域の実効電流密度を下げる
ためである。もう1つの理由は、構造欠陥が不特定方向
に拡大する場合でも、有効にその拡大を抑制するためで
ある。さらなる理由は、<100>方向に伸長するDL
Dに対して、電子線注入制限領域の幅を最も長くするた
めである。なお、単位胞内における、薄膜Au電極の充
填率は、80%である。
【0066】電極形成後のエピタキシャルウェハを50
0μm×500μm角のサイズに切り出し、チップ化し
たものを素子架台に固定し、LEDとした。このLED
を定電流モードで測定したところ、高輝度の白色光を得
ることができた。典型的な光出力は、20mAで1.6
mWであった。これは、従来のZnSeを使った白色L
ED素子と比べて1.5倍である。また、素子寿命は約
300時間で、台座電極直下の電流注入制限領域を電気
的間仕切りに用いた場合(図8に示す場合)よりも、D
LDの伸長の抑制が有効に働く分だけ、素子寿命が延び
た。
【0067】実施例4 実施例4は、本発明に係る半導体発光素子の製造方法に
関するものである。
【0068】図12は、実施例4に係る製造方法によっ
て製造した半導体発光素子の断面図である。
【0069】導電性ZnSe単結晶基板31の裏面に、
n型電極41が設けられている。導電性ZnSe単結晶
基板31の上に、n型ZnSeバッファ層32、n型Z
nMgSSeクラッド層33、ZnSe/ZnCdSe
多重量子井戸活性層34、p型ZnMgSSeクラッド
層35、p型ZnSe層36、ZnTeとZnSeの積
層超格子層37、p型ZnTe層38が、積層されてい
る。基板の周縁部には、Au/Ti台座電極39が設け
られている。台座電極39の表面を被覆するように、透
光性Au電極45が、p型ZnTe層38の上に設けら
れている。透光性Au電極40(薄膜電極)は、発光面
を複数の部分に分割するように部分的に取除かれてお
り、それによって、該取除かれた部分において電流が発
光性半導体層中に注入されないようにされている。発光
性半導体層のp型ZnTe層38とZnTeとZnSe
の積層超格子層とp型ZnSe層36の一部が、透光性
Au電極40が取除かれた部分の下においてえぐられて
いる。透光性Au電極40の取除かれた部分の側壁面
は、発光性半導体層のえぐられた部分の側壁面から基板
31の縁に向かう方向に後退して形成されている。
【0070】次に、図12に示す半導体発光素子の製造
方法について説明する。図13を参照して、n型電極4
1を裏面に有する導電性ZnSe単結晶基板31の上
に、n型ZnSeバッファ層32、ZnSe/ZnCd
Se多重量子井戸活性層34、p型ZnMgSSeクラ
ッド層35を順次形成する。次いでその上に、p型Zn
Se層36を形成する。その上に、ZnTeとZnSe
の積層超格子層37およびp型ZnTe層38を形成す
る。
【0071】図14を参照して、台座電極部を形成する
部分および発光性半導体層のえぐり取る部分に開口部を
有するレジストパターン42を形成する。
【0072】図15を参照して、レジストパターン42
をマスクにして、p型ZnTe層38、ZnTeとZn
Seの積層超格子層37およびp型ZnSe層36をイ
オンミリングする。
【0073】図16を参照して、台座電極を形成する部
分以外の部分を除いて、レジストパターン42の開口部
を、さらにレジスト43で埋める。
【0074】図17を参照して、レジストパターン4
2,43をマスクにして、Tiを蒸着し、さらにAuを
蒸着し、Au/Ti台座電極39を形成する。
【0075】図17と図18を参照して、レジストパタ
ーン42,43を除去する。図19を参照して、発光性
半導体層のえぐり取られた部分を埋込むようにレジスト
パターン44を形成する。
【0076】図20を参照して、レジストパターン44
をマスクにして、薄膜金電極40を形成する。その後、
レジストパターン44を除去すると、図12に示す半導
体発光素子が完成する。
【0077】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例に係る半導体発光素子の作用を説明する
ための、半導体発光素子の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る半導体発光素子の作
用を説明するための図である。
【図3】参考例に係る半導体発光素子の構造を説明する
ための図である。
【図4】実施の形態に係る半導体発光素子の構造を説明
するための図である。
【図5】電気的間仕切りを行なった場合の効果を説明す
るための図である。
【図6】電極パターンの具体例を示す図である。
【図7】実施の形態に係る半導体発光素子の断面図であ
る。
【図8】参考例に係る半導体発光素子の断面図である。
【図9】光透過性対角格子型電極のパターンを示す図で
ある。
【図10】光透過性丸穴網目型電極のパターンを示す図
である。
【図11】光透過性四角穴網目電極パターンを示す図で
ある。
【図12】実施例4に係る製造方法によって形成した半
導体発光素子の断面図である。
【図13】実施例4に係る半導体発光素子の製造方法の
順序の第1の工程における半導体発光素子の断面図であ
る。
【図14】実施例4に係る半導体発光素子の製造方法の
順序の第2の工程における半導体発光素子の断面図であ
る。
【図15】実施例4に係る半導体発光素子の製造方法の
順序の第3の工程における半導体発光素子の断面図であ
る。
【図16】実施例4に係る半導体発光素子の製造方法の
順序の第4の工程における半導体発光素子の断面図であ
る。
【図17】実施例4に係る半導体発光素子の製造方法の
順序の第5の工程における半導体発光素子の断面図であ
る。
【図18】実施例4に係る半導体発光素子の製造方法の
順序の第6の工程における半導体発光素子の断面図であ
る。
【図19】実施例4に係る半導体発光素子の製造方法の
順序の第7の工程における半導体発光素子の断面図であ
る。
【図20】実施例4に係る半導体発光素子の製造方法の
順序の第8の工程における半導体発光素子の断面図であ
る。
【図21】従来の発光素子の構造と発光機構を示す図で
ある。
【符号の説明】
5 薄膜Au電極 11 ZnSe基板 12 N型クラッド層 13 N型ガイド層 14 活性層 15 p型ガイド層 16 p型クラッド層 17 コンタクト層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板の上に設けられ、その上表面が発光面となる発
    光性半導体層と、 前記発光性半導体層の上に設けられた、該発光性半導体
    層中に電流を注入するための薄膜電極とを備え、 前記薄膜電極は、前記発光面を複数の部分に分割するよ
    うに部分的に取り除かれており、それによって、該取り
    除かれた部分において電流が前記発光性半導体層中に注
    入されないようにされている、半導体発光素子。
  2. 【請求項2】 前記発光性半導体層の表面の一部は、前
    記薄膜電極が取り除かれている部分の下においてえぐら
    れている、請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 【請求項3】 前記発光性半導体層の積層超格子層の部
    分がえぐられている、請求項2に記載の半導体発光素
    子。
  4. 【請求項4】 前記薄膜電極の前記一部除去は、該薄膜
    電極の分割された部分のいずれもが、前記基板の縁か
    ら、電気的に孤立しないように行なわれている、請求項
    1に記載の半導体発光素子。
  5. 【請求項5】 前記薄膜電極の前記取り除かれた部分の
    側壁面は、前記発光性半導体層の前記えぐられた部分の
    側壁面から前記基板の縁に向かう方向に後退して形成さ
    れている、請求項2に記載の半導体発光素子。
  6. 【請求項6】 前記薄膜電極の前記一部除去は、その除
    去された部分が、平面形状で格子型になるように行なわ
    れている、請求項1に記載の半導体発光素子。
  7. 【請求項7】 前記薄膜電極の前記一部除去は、その除
    去された部分が、平面形状で対角格子型になるように行
    なわれている、請求項1に記載の半導体発光素子。
  8. 【請求項8】 前記薄膜電極の前記一部除去は、その除
    去された部分が、平面形状で放射型になるように行なわ
    れている、請求項1に記載の半導体発光素子。
  9. 【請求項9】 前記薄膜電極の前記一部除去は、その除
    去された部分が、平面形状で対角櫛型になるように行な
    われている、請求項1に記載の半導体発光素子。
  10. 【請求項10】 前記薄膜電極の前記一部除去は、その
    除去された部分が、平面形状で、丸穴が網目状に並ぶよ
    うに行なわれている、請求項1に記載の半導体発光素
    子。
  11. 【請求項11】 前記薄膜電極の前記一部除去は、その
    除去された部分が、平面形状で、四角穴が網目状に並ぶ
    ように行なわれている、請求項1に記載の半導体発光素
    子。
  12. 【請求項12】 基板の上に発光性半導体層を形成する
    工程と、 前記発光性半導体層の表面の一部を深さ方向に削り取る
    工程と、 前記発光性半導体層の表面に、前記削り取られた部分を
    除いて、薄膜電極を形成する工程と、を備えた半導体発
    光素子の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6903374B2 (en) 2002-07-17 2005-06-07 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Structure of p-electrode at the light-emerging side of light-emitting diode
JP2011086899A (ja) * 2009-09-15 2011-04-28 Toyoda Gosei Co Ltd Iii族窒化物半導体発光素子
EP2330643A3 (en) * 2009-12-01 2013-09-18 LG Innotek Co., Ltd. Light emitting device

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