JP2001015523A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2001015523A
JP2001015523A JP11188414A JP18841499A JP2001015523A JP 2001015523 A JP2001015523 A JP 2001015523A JP 11188414 A JP11188414 A JP 11188414A JP 18841499 A JP18841499 A JP 18841499A JP 2001015523 A JP2001015523 A JP 2001015523A
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forming
emitter
base
extraction electrode
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Hiromi Furuya
浩美 古屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来技術では、エミッタ寸法はリソグラフィに
よる異方性エッチングのあと、シリコン保護膜の酸化膜
を等方性エッチングで除去した開口部分の寸法で決定さ
れる。リソグラフィ時、等方性エッチング時の2つのば
らつきがトランジスタ特性に影響を与える課題を解決す
ることを目的とする。 【解決手段】エミッタ形成予定部にあらかじめ形成され
た酸化膜5、およびその側面の窒化膜7に選択性のある
エッチング等を用いて、酸化膜5のみを除去し、エミッ
タ部13を窒化膜側壁で囲まれた開口部25の底部に選
択的に形成し、横方向エッチング等によるエミッタ部1
3のばらつきを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイポーラトラン
ジスタとその製造方法に関し、特にベースに非選択エピ
タキシャル層を用いたバイポーラトランジスタとその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバイポーラトランジスタ製造工程
の説明を以下に示す。図12に示されるように、コレク
タ部を含む素子領域31の上に、素子分離を行う為、素
子分離領域形成予定領域を形成し、この素子分離領域形
成予定領域に酸化シリコン等の絶縁膜を埋め込んで、素
子分離領域32を形成する。この後、素子領域31上、
および素子分離領域32上に、不純物を含ませながら非
選択的にエピタキシャル層33を形成する。その上に酸
化膜34を堆積させる。次に、図13に示されるよう
に、異方性エッチングによりパターニングを行い、選択
エピタキシャル層の上に酸化膜35を残す。次に、図1
4に示されるように、ベース引き出し電極36、及びコレ
クタ引き出し電極37を形成する。全面に多結晶シリコ
ンを堆積させ、異方性エッチングでパターニングする。
ベース引きだし電極36とコレクタ引き出し電極37に
それぞれに不純物をイオン注入し、低抵抗化する。次に、
図15に示されるように、前面に酸化膜38を形成し、
エミッタ形成予定領域に該当する酸化膜38、およびベ
ース引きだし電極36を異方性エッチングにより除去
し、エミッタ開口部を形成する。その際、エピタキシャル
層上の酸化膜35は、下層のシリコン層を保護するスト
ッパーとして寄与している。
【0003】次に、図16に示されるように、窒化膜3
9で開口部の側壁を形成する。そして、開口部に露出し
ている酸化膜35を等方性エッチングにより除去し、エ
ミッタ部を開口する。この開口部の横方向の寸法がエミ
ッタ寸法40となる。このエミッタ寸法は、横方向エッ
チング条件により、開口部に露出している酸化膜35よ
り大きく、窒化膜39を含んだ開口部寸法よりは小さく
なる。次に、多結晶シリコンを全面に積層させ、不純物
をイオン注入し拡散させ、エミッタ層を形成する。エミ
ッタ電極形成予定領域をパターニング後、図17に示さ
れるように、エミッタ電極41を形成する。更に、ベー
ス引き出し電極36上とコレクタ引き出し電極37上の
酸化膜38を異方性エッチングで除去し、全面にチタン
Tiをスパッタする。そして熱処理によりシリサイド4
3を形成する。次に、図18に示されるように、層間膜
44を堆積し、コンタクト部を開口して、金属電極45の
形成を行う。以上により、バイポーラトランジスタが形
成される。
【発明が解決しようとする課題】従来のバイポーラトラ
ンジスタでは、エミッタ寸法はバイポーラトランジスタ
の特性に大きく影響を与えるパラメータで、そのばらつ
きはバイポーラトランジスタの特性のばらつきの要因と
なる。この従来例のエミッタ寸法はリソグラフィによる
異方性エッチングのあと、シリコン保護膜の酸化膜を等
方性エッチングで除去した開口部分の寸法で決定する。
よって、リソグラフィ時のばらつきと、等方性エッチン
グのばらつきの2つの要素が含まれている。この為、微
細化を進めるとエミッタ形成時のばらつきにより、安定
したバイポーラトランジスタを形成することが難しかっ
た。本発明は、エミッタ寸法のばらつきを低減すること
により、バイポーラトランジスタの特性ばらつきも改善
した半導体装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体基板中にベース部、コレクタ部を形成
する工程と、前記半導体基板上に、前記ベース部と接続
するベースエピタキシャル層を形成する工程と、前記ベ
ースエピタキシャル層上に第一の絶縁膜を形成する工程
と、前記第一の絶縁膜上に、第二の絶縁膜を形成する工
程と、前記第一の絶縁膜および前記第二の絶縁膜をほぼ
同じ形状でパターニングし、除去する工程と、前記第一
の絶縁膜と前記第二の絶縁膜上に第三の絶縁膜を堆積す
る工程と、前記第三の絶縁膜を異方性エッチングし、前
記ベースエピタキシャル層露出部分上で、かつ前記第一
の絶縁膜側壁および前記第二の絶縁膜側壁のみに前記第
三の絶縁膜を形成する工程と、前記ベースエピタキシャ
ル層上、前記第二の絶縁膜上、および前記第三の絶縁膜
上に多結晶シリコン層を形成する工程と、前記多結晶シ
リコン層にパターニングした後、不純物イオンを注入
し、ベース引出し電極、およびコレクタ引き出し電極を
形成する工程と、前記ベース引出し電極、前記コレクタ
引出し電極上、および半導体基板上に第四の絶縁膜を形
成する工程と、エミッタ引出し電極形成予定領域におい
て、前記第一の絶縁膜、前記第二の絶縁膜上方の前記ベ
ース引出し電極、および前記第四の絶縁膜を除去し、前
記第二の絶縁膜を露出させた開口部を形成する工程と、
前記開口部内の前記第二の絶縁膜上に、第五の絶縁膜を
形成した後、選択的な除去により、開口部側面にのみ第
五の絶縁膜からなる側壁絶縁膜を形成する工程と、前記
第一の絶縁膜を選択的に除去し、前記第一の絶縁膜を除
去した部分および前記開口部分に多結晶シリコン領域を
形成する工程と、前記多結晶シリコン領域に不純物イオ
ン注入をし、その後熱拡散を行うことにより、前記第一
の絶縁膜が除去された部分にエミッタ部を形成し、前記
開口部にエミッタ電極を形成する工程とを具備すること
を特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】この説明は請求の範囲を詳細に説
明するものであり、本発明の権利範囲を限定するもので
はない。本実施例の形態の製造方法を完成図である図
1、中間工程の図である図2から図10を用いて説明す
る。図2に示されるように、コレクタ部を含む素子領域
1の上に、素子分離を行う為、素子分離領域形成予定領
域を形成し、この素子分離領域形成予定領域に酸化シリ
コン等の絶縁膜を埋め込んで、素子分離領域2を形成す
る。この後、素子領域1上、および素子分離領域2上
に、不純物を含ませながら非選択的にエピタキシャル層
3を形成する。その後、マスク等の選択的手段により、
素子分離領域2上のエピタキシャル層3を除去し、多結
晶シリコン層4を素子分離領域2上、エピタキシャル層
3上に形成し、CMP等により、エピタキシャル層3が
露出するまで平坦化する。その上に酸化膜5と窒化膜6
を堆積させる。次に、図3に示されるように、異方性エ
ッチングによりパターニングをおこない、バイポーラト
ランジスタ形成予定領域に選択されたエピタキシャル層
3の上に酸化膜5、窒化膜6を残す。このエピタキシャ
ル層3がベース部となる。
【0006】次に、図4に示されるように、窒化膜を堆
積させ、異方性エッチングを行い、酸化膜5および窒化
膜6の2層膜の側面に窒化膜の側壁7を形成する。この
後、全面に多結晶シリコンを堆積させ、異方性エッチン
グでパターニングする。すると、図5に示されるよう
に、ベース引き出し電極8、及びコレクタ引き出し電極
9を形成する。この後、ベース引きだし電極8、コレク
タ引き出し電極9にそれぞれ不純物をイオン注入し、低
抵抗化する。この後、その上に絶縁膜10を堆積する。 次に、図6に示されるように、エミッタ形成予定領域の
絶縁膜10とベース引出し電極8を異方性エッチングに
より除去し、エミッタ開口部25を形成する。次に、エミ
ッタ開口部25に窒化膜を堆積させ、図7に示されるよ
うに、異方性エッチングをおこない、窒化膜を開口部側
壁のみに残して、開口部の側壁11を形成する。 次に、図8に示されるように、この異方性エッチングの
際、エピタキシャル層3上の酸化膜5は、下層のシリコン
層を保護するストッパーとして寄与している。そして、
開口部の酸化膜をすべて等方性エッチングにより除去
し、エミッタ部を開口する。この開口部の横方向の寸法
12がエミッタ部となる。ここで、パターニングされた
酸化膜5が選択性のあるエッチングにより窒化膜を残し
て除去され、ここにエミッタが形成されるので、エミッ
タ形状が横方向エッチングにより必要以上に横に伸びる
ことを窒化膜の側壁7により防止することができる。
【0007】この後、多結晶シリコンを全面に積層させ
る。この多結晶シリコンに不純物をイオン注入し、熱拡
散させる。これにより、図9に示されるように、横方向
のエミッタ寸法12に、正確にエミッタ部13が形成さ
れ、さらにエミッタ部13の下部に、エミッタ部の一部
としてエミッタ層14が形成される。この後、パターニ
ングをおこない、エミッタ電極15を形成する。 この後、ベース引き出し電極8上とコレクタ引き出し電
極9上の絶縁膜を異方性エッチングで除去し、全面にチ
タンTiをスパッタする。そして熱処理によりシリサイ
ド16を形成する。 次に、図1に示されるように、層間膜17を堆積し、コ
ンタクト部を開口して、金属電極18の形成を行う。以
上により、バイポーラトランジスタが形成される。この
図1で示される本実施例の半導体装置の製造方法では、
エミッタ部13を、リソグラフィにより製造工程を1つ
追加して決定するのではなく、酸化膜5が等方性エッチ
ングで完全に除去された領域に定める。つまり、この酸
化膜5の形成時のばらつきは、そのままエミッタ寸法1
2に影響を与えるが、ばらつきの要因を、酸化膜5の形
成時のばらつきのみに抑えることができる。
【0008】また、本実施例の製造方法によって得られ
た半導体装置としては、エミッタ部13がエミッタ寸法
12どうりに正確に製造できるので、バイポーラトラン
ジスタの特性に大きな影響を与えるエミッタ部の形状が
安定し、信頼性の高い特性を持つバイポーラトランジス
タを製造できる。 実施例2 次に、図10に示されるように、実施例2の抵抗素子と
その製造工程を示す。実施例1の図8までの工程の後、
この開口部25に不純物を含ませながら選択的にエピタ
キシャル成長させ、エミッタ部21となるシリコン層を
形成する。この後、その上に多結晶シリコンを全面に積
層させる。不純物をイオン注入し拡散させた後、パターニ
ングを行い、エミッタ電極22を形成する。更に、ベース
引き出し電極8上とコレクタ引き出し電極9上の絶縁膜
10を異方性エッチングで除去し、全面にチタンTiをス
パッタする。そして熱処理により金属シリサイド23を
形成する。 次に、図11に示されるように、層間膜17を堆積し、
コンタクトホール部を開口して、金属電極18の形成を
行う。以上により、バイポーラトランジスタが形成され
る。この図11で示される本実施例の半導体装置の製造
方法では、エミッタ部21を、リソグラフィにより製造
工程を1つ追加して決定するのではなく、実施例1の図
7で示される酸化膜5が等方性エッチングで完全に除去
された領域に定める。つまり、この酸化膜5の形成時の
ばらつきは、そのまま図8で示されるエミッタ寸法12
に影響を与えるが、ばらつきの要因を、酸化膜5の形成
時のばらつきのみに抑えることができる。
【0009】また、エミッタ部21をエピタキシャル層
によって形成することにより、エミッタ部と同様にエピ
タキシャル層から成るベース部3との境界面で自然酸化
膜ができにくく、その境界面の抵抗が低減され、エミッ
タ部21とベース部との境界面の抵抗を低減し、エミッ
タ層をさらに形成する為の熱拡散工程が不要となるバイ
ポーラトランジスタを形成することができる。また、実
施例1と同様に本実施例の製造方法によって得られた半
導体装置としては、エミッタ部21がエミッタ寸法12
に基づいて正確に製造できるので、バイポーラトランジ
スタの特性に大きな影響を与えるエミッタ部の形状が安
定し、信頼性の高い特性を持つバイポーラトランジスタ
を製造できる。さらに、側壁絶縁膜7の下部にまでエミ
ッタ部を形成することができるので、エミッタ部21
と、ベース部となるエピタキシャル層3のコンタクト抵
抗が軽減できる構造となっている。また、実施例2では
エミッタ部のシリコンもエピタキシャル成長で形成され
ているので、エミッタ界面、ベース界面の抵抗はさらに
低減される。ここでエミッタ部21をエピタキシャル層
によって形成することにより、エミッタ部と同様にエピ
タキシャル層3から成るベース部との境界面の抵抗が低
減され、エミッタ部21とベース部との境界面の抵抗を
低減し、エミッタ層をさらに形成する為の熱拡散工程が
不要となるバイポーラトランジスタを形成することがで
きる。
【0010】
【発明の効果】パターニングされたエミッタ部形成予定
領域に従って絶縁膜を除去し、その絶縁膜が除去された
領域に絶縁膜と同じ寸法でエミッタ部を形成することに
より、リソグラフィと等方性エッチングで決定していた
エミッタ部の寸法のばらつきを、絶縁膜をリソグラフィ
する工程のばらつきのみに低減することができる。ま
た、エミッタをエピタキシャル層で形成することによ
り、ベースエピタキシャル層とエミッタエピタキシャル
層の境界部の抵抗が小さくなり、更に、エミッタ拡散層
を形成する熱工程が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図である。
【図2】実施例1の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図である。
【図3】実施例1の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図である。
【図4】実施例1の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図である。
【図5】実施例1の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図である。
【図6】実施例1の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図である。
【図7】実施例1の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図である。
【図8】実施例1の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図である。
【図9】実施例1の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図である。
【図10】実施例2の半導体装置の製造方法の一工程を
示す断面図である。
【図11】実施例2の半導体装置の製造方法の一工程を
示す断面図である。
【図12】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す
断面図である。
【図13】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す
断面図である。
【図14】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す
断面図である。
【図15】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す
断面図である。
【図16】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す
断面図である。
【図17】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す
断面図である。
【図18】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す
断面図である。
【符号の説明】
1:コレクタ部を含む素子領域 2:層間絶縁膜 3:ベース部となるエピタキシャル層 4:多結晶シリコン 5:酸化膜 6:窒化膜 7:側壁窒化膜 8:ベース引き出し電極 9:コレクタひき出し電極 10:絶縁膜 11: 開口部の側壁窒化膜 12:エミッタ寸法 13:エミッタ部 14:エミッタ層 15:エミッタ電極 16:シリサイド 17:層間膜 18:金属電極 21:エミッタ部となるエピタキシャル層 22:エミッタ電極 23:シリサイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板中にベース部、コレクタ部を形
    成する工程と、 前記半導体基板上に、前記ベース部と接続するベースエ
    ピタキシャル層を形成する工程と、 前記ベースエピタキシャル層上に第一の絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記第一の絶縁膜上に、第二の絶縁膜を形成する工程
    と、 前記第一の絶縁膜および前記第二の絶縁膜をほぼ同じ形
    状でパターニングし、除去する工程と、 前記第一の絶縁膜と前記第二の絶縁膜上に第三の絶縁膜
    を堆積する工程と、 前記第三の絶縁膜を異方性エッチングし、前記ベースエ
    ピタキシャル層露出部分上で、かつ前記第一の絶縁膜側
    壁および前記第二の絶縁膜側壁のみに前記第三の絶縁膜
    を形成する工程と、 前記ベースエピタキシャル層上、前記第二の絶縁膜上、
    および前記第三の絶縁膜上に多結晶シリコン層を形成す
    る工程と、 前記多結晶シリコン層にパターニングした後、不純物イ
    オンを注入し、ベース引出し電極、およびコレクタ引き
    出し電極を形成する工程と、 前記ベース引出し電極、前記コレクタ引出し電極上、お
    よび半導体基板上に第四の絶縁膜を形成する工程と、 エミッタ引出し電極形成予定領域において、前記第二の
    絶縁膜上方の前記ベース引出し電極、および前記第四の
    絶縁膜を除去し、前記第二の絶縁膜を露出させた開口部
    を形成する工程と、 前記開口部内の前記第二の絶縁膜上に、第五の絶縁膜を
    形成した後、選択的な除去により、開口部側面にのみ第
    五の絶縁膜からなる側壁絶縁膜を形成する工程と、 前記第一の絶縁膜を選択的に除去し、前記第一の絶縁膜
    を除去した部分および前記開口部分に多結晶シリコン領
    域を形成する工程と、 前記多結晶シリコン領域に不純物イオン注入をし、その
    後熱拡散を行うことにより、前記第一の絶縁膜が除去さ
    れた部分にエミッタ部を形成し、前記開口部にエミッタ
    電極を形成する工程とを具備することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】半導体基板中にベース部、コレクタ部を形
    成する工程と、 前記半導体基板上に、前記ベース部と接続するベースエ
    ピタキシャル層を形成する工程と、 前記ベースエピタキシャル層上に第一の絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記第一の絶縁膜上に、第二の絶縁膜を形成する工程
    と、 前記第一の絶縁膜および前記第二の絶縁膜をほぼ同じ形
    状でパターニングし、除去する工程と、 前記第一の絶縁膜と前記第二の絶縁膜上に第三の絶縁膜
    を堆積する工程と、 前記第三の絶縁膜を異方性エッチングし、前記ベースエ
    ピタキシャル層露出部分上で、かつ前記第一の絶縁膜側
    壁および前記第二の絶縁膜側壁のみに前記第三の絶縁膜
    を形成する工程と、 前記ベースエピタキシャル層上、前記第二の絶縁膜上、
    および前記第三の絶縁膜上に多結晶シリコン層を形成す
    る工程と、 前記多結晶シリコン層にパターニングした後、不純物イ
    オンを注入し、ベース引出し電極、およびコレクタ引き
    出し電極を形成する工程と、 前記ベース引出し電極、前記コレクタ引出し電極上、お
    よび半導体基板上に第四の絶縁膜を形成する工程と、 エミッタ引出し電極形成予定領域において、前記第二の
    絶縁膜上方の前記ベース引出し電極、および前記第四の
    絶縁膜を除去し、前記第二の絶縁膜を露出させた開口部
    を形成する工程と、 前記開口部内の前記第二の絶縁膜上に、第五の絶縁膜を
    形成した後、選択的な除去により、開口部側面にのみ第
    五の絶縁膜からなる側壁絶縁膜を形成する工程と、 前記第一の絶縁膜を除去し、前記第一の絶縁膜を除去し
    た部分に不純物を含ませながら選択的にシリコンをエピ
    タキシャル成長させ、エミッタ部を形成する工程と、 前記開口部分に前記エミッタ部と電気的に接続する多結
    晶シリコン領域を形成する工程と、 前記多結晶シリコン領域に不純物イオンを注入してエミ
    ッタ電極を形成する工程とを具備することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】半導体基板中に形成されたベース部、コレ
    クタ部と、 前記半導体基板上に、前記ベース部と接続するベースエ
    ピタキシャル層と、 前記ベースエピタキシャル層上の中心部に形成されたエ
    ピタキシャル層から成るエミッタ部と、 前記ベースエピタキシャル層上の周辺部に形成された第
    一の絶縁膜と、 前記エミッタ部上の中心部に形成された不純物を含む多
    結晶シリコンから成るエミッタ引出し電極と、 前記エミッタ部上で、前記エミッタ引出し電極の周辺部
    で、かつ、前記第一の絶縁膜に接続して形成された第二
    の絶縁膜とを具備する半導体装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007535799A (ja) * 2003-06-24 2007-12-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 高いfTおよびfmaxを有するバイポーラ・トランジスタおよびこれを製造する方法

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007535799A (ja) * 2003-06-24 2007-12-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 高いfTおよびfmaxを有するバイポーラ・トランジスタおよびこれを製造する方法

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