JP2001015462A - スラリー、cmp法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

スラリー、cmp法および半導体装置の製造方法

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JP2001015462A
JP2001015462A JP18702799A JP18702799A JP2001015462A JP 2001015462 A JP2001015462 A JP 2001015462A JP 18702799 A JP18702799 A JP 18702799A JP 18702799 A JP18702799 A JP 18702799A JP 2001015462 A JP2001015462 A JP 2001015462A
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slurry
abrasive
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particles
film
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English (en)
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Manabu Minamizoe
学 南副
Yukiteru Matsui
之輝 松井
Masaru Fukushima
大 福島
Hiroyuki Yano
博之 矢野
Akira Iio
章 飯尾
Masayuki Hattori
雅幸 服部
Masayuki Motonari
正之 元成
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Toshiba Corp
JSR Corp
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Toshiba Corp
JSR Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ディッシングの小さいダマシン配線を形成する
こと。 【解決手段】複数の活性粒子(シリカ)11を不活性体
(PMMA)12で固めた構成の研磨剤を含むスラリー
を用いたCMP法によって、配線溝の外部の余剰な金属
膜およびライナー膜を除去し、ダマシン配線を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CMP(Chemical
Mechanical Polishing)用のスラリー、CMP法、およ
びCMP工程を有する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の製造分野において、
半導体装置の高密度化や、半導体素子の微細化に伴い、
種々の微細加工技術が開発されている。その中でもCM
P技術は、ダマシン配線を形成する上で欠かすことので
きない重要技術である。
【0003】現在のダマシン配線プロセスでは、配線抵
抗の増加およびバラツキを抑制し、多層配線の加工を容
易にするために、ディッシングを小さく抑えることが最
も重要な課題となっている。
【0004】ディッシングの小さいダマシン配線を形成
するには、図6に示すように、研磨速度の荷重依存性を
大きくする必要がある。その理由は、図7に示すよう
に、表面に凹凸を有するメタル(被研磨面)に対し、荷
重の伝わりにくい凹部(なるべく削りたくない部分)で
は研磨速度をできるだけ遅くし、逆に凸部(削りたい部
分)では研磨速度をできるだけ速くすることにより、メ
タルの平坦化を速やかに行うことができ、ディッシング
を小さく抑えられるからである。
【0005】上述したような研磨速度の荷重依存性は、
被研磨面(メタル)上に形成する酸化膜等のパッシベー
ション膜の膜質をコントロールすることによって、実現
可能である。図8に、良質のパッシベーション膜を形成
することによって得られた研磨速度の荷重依存性の一例
を示す。
【0006】しかしながら、研磨するメタルの種類また
はスラリーのpHによっては、CMP向きの適切なパッ
シベーション膜を形成することが困難である場合が多
い。また、従来のCMPでは、適切なパッシベーション
膜を形成できても、本来研磨速度の低いはずの凹部で研
磨速度が上昇するという現象が見られた。その理由は、
図9に示すように、従来のCMPには研磨速度の粒子濃
度依存性があるからである。すなわち、凹部は荷重が低
くても、スラリーが溜まり易いからである。
【0007】そのため、従来のダマシン配線プロセスで
は、凸部を優先的に削ることができず、凹部と凸部が同
じような研磨速度で削られていくため、ディッシングの
小さなダマシン配線を形成することが困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のダ
マシンプロセスでは、研磨速度の荷重依存性を大きくす
るために、パッシベーション膜を用いていたが、研磨す
るメタルの種類またはスラリーのpHによっては、研磨
速度の荷重依存性を大きくできず、ディッシングの小さ
なダマシン配線を形成することが困難であった。
【0009】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、ディッシングの小さな
研磨を可能とするスラリー、CMP法および半導体装置
の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、パッシ
ベーション膜ではなく、スラリー中の研磨材を改善する
ことによって、ディッシングを抑制することにある。
【0011】上記目的を達成するために、本発明に係る
スラリーは、研磨力のある第1物質と、研磨力が前記第
1物質よりも弱い第2物質の複合体からなる研磨剤を含
み、この研磨剤に加わる荷重が一定値を越えた場合に、
前記研磨剤による被研磨面の研磨速度が一定値を越える
か、または前記第1物質による被研磨面の研磨が、前記
第2物質による被研磨面の研磨よりも支配的になるか、
または前記第1物質と被研磨面との接触面積が、第2物
質と被研磨面との接触面積よりも大きくなることを特徴
とする。
【0012】また、本発明に係るCMP法は、上記の如
きスラリーを用いて研磨を行うことを特徴とする。さら
にまた、本発明に係る半導体装置の製造方法は、上記C
MP法によって導電膜を研磨することを特徴とする。
【0013】本発明において、第2物質、第2粒子、被
膜および変性部は、例えば有機物質からなり、かつ表面
にアニオン系、カチオン系、両性系または非イオン系の
官能基を有するものである。
【0014】ここで、官能基としては、カルボン酸型、
スルホン酸型、硫酸エステル型、リン酸エステル型、ア
ミン塩型、第4級アンモニウム塩型、エーテル型、エス
テル型、アルカロールアミド型、カルボキシベタイン型
またはグリシン型のものがあげられる。
【0015】また、有機物質としては、ポリスチレン、
ポリスチレン径共重合体、ポリメチルメタクリレート等
の(メタ)アクリル樹脂、アクリル系共重合体、ポリカ
ーボネート、フェノキシ樹脂、ポリエチレンやポリプロ
ピレン等のポリオレフィン、オレフィン共重合体等の熱
可逆性からなる重合体粒子を用いることができる。
【0016】また、スチレン系やアクリル系の共重合体
の場合はジビニルベンゼンやエチレングリコールジメタ
クリレート等を共重合させることにより架橋構造重合体
粒子にすることができる。また、フェノール樹脂、ウレ
タン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂ま
たは不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化樹脂からなる重
合体粒子を用いることもできる。
【0017】さらに、有機物質としてはポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセ
ルロースのような水溶性重合体を用いることができる。
【0018】また、本発明において、第1物質、第1粒
子および粒子は、例えばAl、Cu、Si、Cr、C
e、Ti、CまたはFeを主成分とする酸化物、炭化物
もしくは窒化物、または前記酸化物、炭化物および窒化
物の中から選ばれた少なくとも2つの材料の化合物もし
くは混晶物からなるものである。
【0019】また、スラリー中に、酸化剤として、過硫
酸アンモニウム、過酸化水素水、硝酸第2鉄またはオゾ
ンを添加しても良い。
【0020】また、導電膜としては、例えばCu、A
l、W、Ti、Mo、TaもしくはVを主成分とする金
属膜、合金膜、窒化物膜、ホウ化物膜もしくは窒化物
膜、またはこれらの膜から選ばれた少なくとも2つ以上
の膜からなる積層膜があげられる。
【0021】本発明の如きの複合体構造の研磨材を含む
スラリーを用いて研磨を行えば、研磨速度の荷重依存性
を大きくできるので、ディッシングを小さくできるよう
になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(以下、実施形態という)を説明する。
【0023】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係るダマシン配線の形成方法を示す工程断
面図である。
【0024】まず、図1(a)に示すように、素子(不
図示)が形成されたシリコン基板1上に層間絶縁膜2を
形成する。
【0025】次に図1(b)に示すように、層間絶縁膜
2の表面に深さ400nmの配線溝3を形成した後、層
間絶縁膜2上にNbからなる厚さ30nmのライナー膜
4、ダマシン配線となる、Alからなる厚さ600nm
の金属膜5を順次形成する。
【0026】最後に、図1(c)に示すように、配線溝
3の外部の余剰なライナー膜4および金属膜(Al膜)
5を以下に説明するスラリーを用いたCMP法によって
除去し、ダマシン配線5が完成する。研磨条件は、荷
重:300g/cm2 、トップリング回転数:60rp
m、テーブル回転数:60rpm、研磨時間:3分間で
ある。
【0027】図2(a)に、本実施形態で使用したスラ
リーに含まれる研磨剤の模式図を示す。この研磨剤は、
複数の活性粒子11が不活性体12の表面および内部に
存在した構成になっている。言い換えれば、複数の活性
粒子11を不活性体12で固めた構成になっている。活
性粒子11の研磨力は強く、不活性体12の研磨力は弱
い。本実施形態では活性粒子11としてシリカ、不活性
体12としてポリメチルメタクリル酸(PMMA)を使
用する。
【0028】本スラリーの作成方法は以下の通りであ
る。
【0029】材料としてメチルメタクリレートを100
部、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロバン)二塩
酸塩を2部、イオン交換水を900部それぞれ用意し、
これらの材料を容量7Lのフラスコ中に入れ、攪拌しな
がら窒素ガス中にて70℃に昇温し12時間重合する。
これにより、重合収率96%でもって、平均粒子径0.
13μm、粒子表面にアミノ基を有するカチオン系の有
機粒子水分散体が得られる。この有機粒子水分散体と、
平均粒子径0.13μm、固形分濃度10%のヒューム
ド法にて作成したシリカスラリーとを高速攪拌すること
によって、平均粒子径0.6μmの大きさに凝集した研
磨材を含むスラリーが得られる。
【0030】本実施形態のスラリーは、研磨に用いられ
ていない状態(研磨前)では、不活性体11が活性粒子
12の内部および表面に存在する。
【0031】このようなスラリーを用いてCMPを行う
と、図2(a)に示すように、高荷重の部分では、不活
性体12がつぶれてその内部に閉じ込まれていた活性粒
子11が不活性体12の表面に多く現れるために、被研
磨面の活性粒子12との接触面積が大きくなり、その結
果として研磨速度は速くなる。言い換えれば、高荷重の
部分では、活性粒子12による被研磨面の研磨が支配的
となり、その結果として研磨速度は速くなる。
【0032】一方、低荷重の部分では、図2(a)に示
すように、不活性体12の内部の大部分の活性粒子11
はそのまま内部に閉じ込まれたままなので、被研磨面の
活性粒子11との接触面は小さく、その結果として研磨
速度は遅くなる。言い換えれば、低荷重の部分では、不
活性粒子12による被研磨面の研磨が支配的となり、そ
の結果として研磨速度は遅くなる。
【0033】したがって、本実施形態によれば、研磨速
度の荷重依存性が大きなCMPを実現できる。図3に、
本実施形態(本発明)および従来のスラリーを用いたC
MPのそれぞれの荷重・研磨速度関係を示す。図3に示
すように、本実施形態のスラリーを用いることによっ
て、従来に比べて、研磨速度の荷重依存性を大きくでき
ることが分かる。
【0034】このような研磨速度の荷重依存性を大きな
CMPをダマシンプロセスに用いれば、ディッシングを
小さく抑えることができ、その結果として配線抵抗の増
加およびバラツキを抑制でき、多層配線の加工を容易に
行えるようになる。
【0035】図4(a)に、本実施形態(本発明)およ
び従来のスラリーを用いたCMPのそれぞれの段差・研
磨量関係を示す。また、図4(b)に、そのCMPプロ
セスを示す。図から、本実施形態のスラリーを用いるこ
とにより、従来に比べて少ない研磨量でもって段差を小
さくできることが分かる。すなわち、本実施形態のスラ
リーを用いれば、いわゆる平坦化効率(初期段差を無く
すために必要な研磨量の逆数)を高くできることが明ら
かになった。
【0036】具体的には、従来のスラリーを用いたCM
Pでは、厚さ600nmの金属膜5を削る間に、金属膜
5の表面の段差が500nmの凹凸を無くすことができ
なかったが、本実施形態のスラリーを用いたCMPでは
凹凸をほぼ無くすることができた。
【0037】また、被研磨面の凹部でスラリー濃度が高
くなっても、その部分では、荷重が低いことから、不活
性体12の内部の大部分の活性粒子11は内部に閉じ込
まれたままとなる。
【0038】その結果、凹部でのスラリー濃度が高くな
っても、凹部での研磨速度は低いままとなる。すなわ
ち、従来のCMPに比べて、研磨速度の粒子濃度依存性
は小さくなる。これもディッシングを小さくできる理由
の一つである。
【0039】さらに、不活性体12として用いたPMM
Aと研磨パッドとは良好な密着性を示すため、活性粒子
11として用いたシリカをライナー膜4に効率良くこす
りつけることができる。その結果、ライナー膜4に対す
る研磨力が高まり、タッチアップのいらない1ステップ
ポリッシングを容易に実現できるようになる。1ステッ
プポリッシングのダマシン配線プロセスを採用すれば、
コストを大幅に下げることが可能となる。
【0040】また、図5に示すように、本実施形態(本
発明)のスラリーを用いることにより、従来に比べてオ
ーバーポリッシング耐性も向上する。
【0041】(第2の実施形態)本実施形態では、ライ
ナー膜としてTi/TiN積層膜を用いたWダマシン配
線の形成方法について説明する。なお、工程断面図は第
1の実施形態の説明で用いた図1と同じなので、図1を
用いて説明する。
【0042】まず、図1(a)に示すように、素子(不
図示)が形成されたシリコン基板1上に層間絶縁膜2を
形成する。
【0043】次に図1(b)に示すように、層間絶縁膜
2の表面に深さ400nmの配線溝3を形成した後、層
間絶縁膜2上にTi膜/TiN膜からなる厚さ30nm
のライナー膜4を形成した後、ダマシン配線となる、W
からなる厚さ600nmの金属膜5を形成する。
【0044】最後に、図1(c)に示すように、配線溝
3の外部の余剰なライナー膜4、金属膜膜(W膜)5を
以下に説明するスラリーを用いたCMP法により除去
し、ダマシン配線5が完成する。研磨条件は、荷重:3
00g/cm2 、トップリング回転数:60rpm、テ
ーブル回転数:60rpm、研磨時間:3分間である。
【0045】本実施形態でも、第1の実施形態と同様
に、図2(a)に示した研磨剤を含むスラリーを使用す
る。活性粒子11はシリカ、不活性体12はPMMAで
あり、第1の実施形態と同様である。ただし、第1の実
施形態とは異なり、スラリー中にはWの酸化剤として硝
酸第2鉄が5%添加されている。
【0046】このようなスラリーを用いてCMPを行う
と、W膜27の表面を酸化させた場合においても、第1
の実施形態と同様に、ディッシングの小さいダマシン配
線を形成することができる。その他、第1の実施形態と
同様の効果が得られる。
【0047】(第3の実施形態)次に本発明の第3の実
施形態に係るAlダマシン配線の形成方法について説明
する。
【0048】本実施形態が第1の実施形態と主として異
なる点は、図2(b)に示す研磨剤を含むスラリーを用
いたCMP法によって、配線溝外部の余剰なライナー膜
およびAl膜を除去することにある。
【0049】このスラリー中の研磨剤は、活性粒子11
の表面を不活性体膜13で被覆した構成になっている。
本実施形態では、活性粒子11としてシリカ、不活性体
膜13としてポリスチレン膜を用いる。研磨条件は、荷
重:300g/cm2 、トップリング回転数:60rp
m、テーブル回転数:100rpm、研磨時間:4分間
である。
【0050】本スラリーの作成方法は以下の通りであ
る。
【0051】材料としてコロイダルシリカ(MP304
0;日産化学)を100部(ドライ基準)、ヒドロキシ
プロピルセルロースを2部、スチレンを94部、メタク
リルアミドを2部、メタクリル酸を4部、過硫酸アンモ
ニウムを0.5部、イオン交換水を1800部それぞれ
用意する。次にコロイダルシリカの表面にヒドロキシプ
ロピルセルロースを良く吸着させ、これと残りの上記材
料とを容量7Lのフラスコ中に入れ、攪拌しながら窒素
ガス中にて70℃に昇温し12時間重合する。これによ
り、粒径0.3μmのシリカの表面がポリスチレン膜で
被覆されてなる平均粒子径0.43μmの研磨剤を含む
スラリーが得られる。
【0052】このようなスラリーを用いてCMPを行う
と、高荷重の部分では、不活性体膜13が破け、活性粒
子11が被研磨面と接触するので、研磨速度は速くな
る。一方、低荷重の部分では、不活性体膜13は破け
ず、活性粒子12は被研磨面と接触しないので、研磨速
度は遅くなる。
【0053】したがって、本実施形態のスラリーを用い
ても、第1の実施形態と同様に、研磨速度の荷重依存性
が大きくなるので、ディッシングの小さいダマシン配線
を形成することができる。その他、第1の実施形態と同
様の効果が得られる。
【0054】(第4の実施形態)次に本発明の第4の実
施形態に係るCuダマシン配線の形成方法について説明
する。なお、工程断面図は第1の実施形態の説明で用い
た図1と同じなので、図1を用いて説明する。
【0055】まず、図1(a)に示すように、素子(不
図示)が形成されたシリコン基板1上に層間絶縁膜2を
形成する。
【0056】次に図1(b)に示すように、層間絶縁膜
2の表面に深さ400nmの配線溝3を形成した後、T
aNからなる厚さ30nmのライナー膜4、ダマシン配
線となる、Cuからなる厚さ800nmの金属膜5を順
次形成する。
【0057】最後に、図1(c)に示すように、配線溝
3の外部の余剰なライナー膜4および金属膜(Cu膜)
5を以下に説明するスラリーを用いたCMP法により除
去することによって、ダマシン配線5が完成する。研磨
条件は、荷重:300g/cm2 、トップリング回転
数:50rpm、テーブル回転数:70rpm、研磨時
間:3分間である。
【0058】図2(c)に、本実施形態で使用するスラ
リー中に含まれる研磨剤の模式図を示す。このスラリー
は、活性粒子11の表面にそれよりも小さい不活性粒子
14が複数吸着した構成になっている。不活性粒子14
は電気的に活性粒子11に吸着している。
【0059】本実施形態では、活性粒子11としてポリ
スチレン、不活性粒子14としてアルミナを使用する。
また、スラリー中にはペルオキソニ硫酸アンモニウムが
0.1%、キノリンカルボン酸が0.2%添加されてい
る。
【0060】本スラリーの作成方法は以下の通りであ
る。
【0061】材料としてスチレンを90部、メタクリル
酸8、ヒドロキシメチルメタクリレートを2部、ラウリ
ル硫酸アンモニウム0.03部、過硫酸アンモニウム
0.2部、イオン交換水を400部それぞれ用意する。
これらの材料を容量7Lのフラスコ中に入れ、攪拌しな
がら窒素ガス中にて70℃に昇温し6時間重合する。こ
れにより、重合収率95%でもって、平均粒子径0.0
9μm、粒子表面に硫酸エステル基とカルボキシル基と
水酸基を含有するポリスチレン系水分散体(有機ポリマ
ー粒子)が得られる。次にこのポリスチレン系水分散体
100部と、平均粒子径0.10μm、固形分濃度10
%のαアルミナ粒子のスラリー100部を混合すること
によって、平均粒子径0.17μmの研磨剤を含むスラ
リーが得られる。
【0062】本実施形態のスラリーは、研磨に用いられ
ていない状態(研磨前)では、不活性粒子14が活性粒
子11の表面に存在する。
【0063】そのため、本スラリーを用いてCMPを行
うと、高荷重の部分では、不活性粒子14は活性粒子1
1の表面から剥離し易く、その結果として被研磨面の活
性粒子11との接触面積が大きくなり、高荷重の部分で
は研磨速度は速くなる。
【0064】一方、低荷重の部分では、不活性粒子14
は活性粒子11の表面から剥離し難く、その結果として
被研磨面の活性粒子11との接触面は小さくなり、低荷
重の部分では研磨速度は遅くなる。
【0065】したがって、本実施形態のスラリーを用い
ても、第1の実施形態と同様に、研磨速度の荷重依存性
が大きくなるので、ディッシングの小さいダマシン配線
を形成することができる。その他、第1の実施形態と同
様の効果が得られる。
【0066】(第5の実施形態)次に本発明の第5の実
施形態に係るCuダマシン配線の形成方法について説明
する。
【0067】本実施形態が第4の実施形態と主として異
なる点は、図2(d)に示す研磨剤を含むスラリーを用
いたCMP法によって、配線溝外部の余剰なライナー膜
(TaN)および金属膜(Cu膜)を除去することにあ
る。
【0068】このスラリーは、活性粒子11の表面の一
部が不活性部15に変性されている構成になっている。
本実施形態では、活性粒子11としてシリカ、不活性部
15として有機化した粒子を用いる。また、スラリー中
には過酸化水素が1%、ベンゾトリアゾールが0.01
%が添加されている。研磨条件は、荷重:300g/c
2 、トップリング回転数:60rpm、テーブル回転
数:80rpm、研磨時間:2分間である。
【0069】本スラリーの作成方法は以下の通りであ
る。
【0070】まず、ヒュームド法にて得られたアルミナ
粒子(アルミナC;日本アエロジル)を水中に分散さ
せ、固形分濃度10%のスラリーを100部形成する。
次にこのスラリーとポリビニルアルコール(ゴーセノー
ルGL05;日本合成)の5%水溶液とを攪拌すること
によって、アルミナ表面が局部的にポリビニルアルコー
ル(不活性部15)に変性された研磨剤を含むスラリー
が得られる。
【0071】このようなスラリーを用いてCMPを行う
と、高荷重の部分では、研磨によって不活性部15が消
滅し、被研磨面の活性粒子11との接触面積が大きくな
り、研磨速度は速くなる。一方、低荷重の部分では、不
活性部15が残り、被研磨面の活性粒子11との接触面
積が小さくなり、研磨速度は遅くなる。
【0072】したがって、本実施形態のスラリーを用い
ても、第1の実施形態と同様に、研磨速度の荷重依存性
が大きくなるので、ディッシングの小さいダマシン配線
を形成することができる。その他、第1の実施形態と同
様の効果が得られる。
【0073】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施形態では、1ステッ
プポリッシングのCMPプロセスの場合について説明し
たが、本発明は2ステップポリッシング、3ステップポ
リッシングなどの複数ステップポリッシングのCMPプ
ロセスにも適用できる。
【0074】また、研磨時の荷重値、トップリングおよ
びターンテーブルの回転数等は適宜変更可能である。
【0075】また、上記実施形態のダマシン配線はシン
グルダマシン配線であるが、本発明はデュアルダマシン
配線にも適用できる。また、本発明は、ダマシン配線プ
ロセス以外にも、研磨工程を有するプロセスであれば適
用可能である。例えば、STIプロセスの素子分離絶縁
膜の埋込み工程、SACプロセスのキャップ絶縁膜の埋
込み工程に適用することが可能である。
【0076】また、活性粒子(本発明の第1物質、第1
粒子、粒子に相当)、不活性粒子、不活性体膜、不活性
部(本発明の第2物質、第2粒子、被膜、変性部に相
当)、金属膜(本発明の導電膜に相当)は上記実施形態
で述べたものには限定されず、発明を解決するための手
段に記載した種々のものが使用可能である。
【0077】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施できる。
【0078】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、ス
ラリー中の研磨剤を改良し、研磨速度の荷重依存性を大
きくすることによって、ディッシングの小さな研磨を行
えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2、第4および第5の実施形
態に係るダマシン配線の形成方法を示す工程断面図
【図2】第1〜第5の実施形態で使用するスラリーを示
す模式図
【図3】本発明および従来のスラリーを用いたCMPの
それぞれの荷重・研磨速度関係を示す図
【図4】本実施形態(本発明)および従来のスラリーを
用いたCMPのそれぞれの段差・研磨量関係およびその
CMPプロセスを示す図
【図5】本実施形態(本発明)および従来のスラリーを
用いたCMPのそれぞれのオーバーポリッシュ・ディッ
シング関係を示す図
【図6】ディッシングの小さいダマシン配線を形成する
ために必要な、研磨速度・荷重依存性関係を示す図
【図7】研磨速度の荷重依然性が大きいCMPによる、
研磨開始前・研磨終了後の被研磨面(メタル)の表面形
状を示す図
【図8】良質のパッシベーション膜を形成することによ
って得られる研磨速度の荷重依存性の一例を示す図
【図9】従来のスラリーを用いたCMPの研磨速度・粒
子濃度依関係を示す図
【符号の説明】
1…シリコン基板 2…層間絶縁膜 3…配線溝 4…ライナー膜 5…金属膜(ダマシン配線) 11…活性粒子 12…不活性体 13…不活性体膜 14…不活性粒子 15…不活性部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 之輝 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 福島 大 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 矢野 博之 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 飯尾 章 東京都中央区築地2丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 (72)発明者 服部 雅幸 東京都中央区築地2丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 (72)発明者 元成 正之 東京都中央区築地2丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA07 CB02 DA02 DA12 DA17

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研磨力のある第1物質と、研磨力が前記第
    1物質よりも弱い第2物質との複合体からなる研磨剤を
    含み、 この研磨剤に加わる荷重が一定値を越えた場合に、前記
    研磨剤による被研磨面の研磨速度が一定値を越えること
    を特徴とするスラリー。
  2. 【請求項2】前記第1の物質は、前記第2の物質よりも
    硬いことを特徴とする請求項1に記載のスラリー。
  3. 【請求項3】前記第1の物質は無機質からなり、前記第
    2の物質は有機物からなることを特徴とするスラリー。
  4. 【請求項4】研磨力のある第1物質と、研磨力が前記第
    1物質よりも弱い第2物質との複合体からなる研磨剤を
    含み、 この研磨剤に加わる荷重が一定値を越えた場合に、前記
    第1物質による被研磨面の研磨が、前記第2物質による
    被研磨面の研磨よりも支配的になることを特徴とするス
    ラリー
  5. 【請求項5】研磨力のある第1物質と、研磨力が前記第
    1物質よりも弱い第2物質との複合体からなる研磨剤を
    含み、 この研磨剤に加わる荷重が一定値を越えた場合に、前記
    第1物質と被研磨面との接触面積が、第2物質と被研磨
    面との接触面積よりも大きくなることを特徴とするスラ
    リー。
  6. 【請求項6】前記第2物質は、物理的または化学的にア
    グリゲート化またはアグロメレート化して、前記第1物
    質に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請
    求項5のいずれか1項に記載のスラリー。
  7. 【請求項7】研磨力のある第1粒子と、研磨力が前記第
    1粒子よりも弱く、粒径が前記第1粒子よりも小さい複
    数の第2粒子とからなり、前記第1粒子の表面に前記複
    数の第2粒子が吸着している研磨剤を含むことを特徴と
    するスラリー。
  8. 【請求項8】研磨力のある粒子と、研磨力が前記粒子よ
    りも弱く、前記粒子の表面を被覆する被膜とからなる研
    磨剤を含むことを特徴とするスラリー。
  9. 【請求項9】研磨力のある複数の第1粒子と、研磨力が
    前記第1粒子よりも弱く、前記第1粒子を表面および内
    部に有する第2粒子とからなる研磨剤を含むことを特徴
    とするスラリー。
  10. 【請求項10】研磨力のある粒子と、研磨力が前記粒子
    よりも弱く、前記粒子の表面の一部を変性して形成され
    た変性部とからなる研磨剤を含むことを特徴とするスラ
    リー。
  11. 【請求項11】前記第2物質、前記第2粒子、前記被膜
    および変性部は有機物質からなり、かつ表面にアニオン
    系、カチオン系、両性系または非イオン系の官能基を有
    することを特徴とする請求項1ないし請求項10のいず
    れか1項に記載のスラリー。
  12. 【請求項12】前記第1物質、前記第1粒子および前記
    粒子は、Al、Cu、Si、Cr、Ce、Ti、Cまた
    はFeを主成分とする酸化物、炭化物もしくは窒化物、
    または前記酸化物、炭化物および窒化物の中から選ばれ
    た少なくとも2つの材料の化合物、混合物もしくは混晶
    物であることを特徴とする請求項1ないし請求項10の
    いずれか1項に記載のスラリー。
  13. 【請求項13】前記分散液の中に、酸化剤として、過硫
    酸アンモニウム、過酸化水素水、硝酸第2鉄またはオゾ
    ンを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項12の
    いずれか1項に記載のスラリー。
  14. 【請求項14】請求項1ないし請求項13のいずれか1
    項に記載のスラリーを用いることを特徴とするCMP
    法。
  15. 【請求項15】請求項1ないし請求項13のいずれか1
    項に記載のスラリーを用いたCMP法によって導電膜を
    研磨することを特徴とする半導体装置の製造方法
  16. 【請求項16】絶縁膜の表面に配線溝を形成する工程
    と、 前記絶縁膜の全面に導電膜を堆積し、前記配線溝を前記
    導電膜で埋め込む工程と、 請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載のスラ
    リーを用いたCMP法によって、前記配線溝の外部の前
    記導電膜を除去する工程とを有することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】前記導電膜は、Cu、Al、W、Ti、
    Mo、TaもしくはVを主成分とする金属膜、合金膜、
    窒化物膜、ホウ化物膜もしくは窒化物膜、またはこれら
    の膜から選ばれた少なくとも2つ以上の膜からなる積層
    膜であることを特徴とする請求項15または請求項16
    に記載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6858539B2 (en) 2002-10-24 2005-02-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Post-CMP treating liquid and method for manufacturing semiconductor device
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JP2006066907A (ja) * 2004-07-29 2006-03-09 Rohm & Haas Electronic Materials Cmp Holdings Inc ケミカルメカニカルポリッシングのためのポリマー被覆粒子
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JP4773091B2 (ja) * 2002-06-07 2011-09-14 キャボット マイクロエレクトロニクス コーポレイション low−k絶縁材料用のCMP組成物

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