JP2001015189A - 多段端子台 - Google Patents
多段端子台Info
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Abstract
数個並列設置して使用する場合の設置スペースを小さく
する。 【解決手段】 絶縁壁を有する絶縁台に電線を接続する
端子を備え、1段目は接続する端子の挿入方向を端子台
の前面長手方向に対して斜めにし、2段目以上の端子は
接続する圧着端子の挿入方向を端子台の前面長手方向に
対し直角とする。
Description
御盤及び電気装置等のパネルまたは内部に設置される多
段端子台に関するものである。
クタの端子台本体とソケットの勘合状態を表す断面図で
ある。図において、101は端子の絶縁壁とソケットと
の勘合形状を有し、絶縁樹脂で形成され端子が取付られ
る絶縁台、102は端子ねじが取付けられソケットのコ
ンタクトとの接触部を有する下段端子、103は端子ね
じが取付けられソケットのコンタクトとの接触部を有す
る上段端子、104は圧着端子を端子に締結する端子ね
じ、105は端子本体の絶縁台101と取付けねじ10
6にて勘合固定されるソケット、107はソケットのコ
ンタクトと電気的に接触する弾性を有した端子接触部1
21、131と対向して配列され、ソケット105に挿
入固定されたコンタクト、108は絶縁台101に回転
自在に取付けられた絶縁カバーである。端子台本体は、
101〜104により構成されている。
タに圧着端子を使用して電線を接続した前面状態図であ
り、図9は、該2段端子台コネクタの長手方向側面図を
示す状態図である。なお、ねじ締め2段端子台コネクタ
は、プログラマブルコントローラにおける、接続機器と
の接続等に用いられる。図において、106は絶縁台1
01をソケットに締結固定する取付けねじ、109は接
続線である。ここで、接続線109は、電線191にか
しめられた圧着端子192、電線に挿入され圧着端子の
電線かしめ部を絶縁する絶縁チューブ193から構成さ
れている。
クタにおける絶縁台の端子配列及び端子接触部の関係を
表す前面詳細図であり、図11は、従来の下段端子形状
詳細図である。図において、121、131は弾性を有
し、ソケットのコンタクトと電気的に接触する下段端子
と上段端子の接触部である。
端子台コネクタは、接続する電線191に圧着端子19
2をかしめてから絶縁チューブ193を被せ、接続線1
09を下段端子102及び上段端子103に端子配列に
応じて圧着端子を挿入し、端子ねじ104にて締結固定
する。ここで、接続線109を端子台または端子台コネ
クタの前面長手方向に対して直角に挿入して接続し、下
段端子102及び上段端子103に接続された接続線1
09を端子台の配列に沿って引出す方向に直角に曲げ、
端子台長手方向と平行にまとめて引出し配線処理する。
子台コネクタは、以上のように構成されているので下記
のような問題点があった。端子に接続した電線を端子の
配列に沿って端子台長手方向と平行に引出そうとする
と、図9に示すごとく、電線引出し方向最端部には配列
の上部側より配線された電線が集中し、最短部の絶縁壁
があるため電線の捌きができず、電線挿入方向に出っ張
り、大きな配線スペースを確保しなければならず不経済
であり、配線捌きが煩雑となるなど問題があった。ま
た、電線が集中する最端部に圧着端子が端子台長手方向
に対し直角方向に出っ張るためこれが配線捌きが煩雑と
なる要因ともなっていた。一方、電線挿入方向が端子台
長手方向に対して斜めに構成された端子台コネクタも存
在するが、該端子台コネクタでは、端子のソケットコン
タクトとの接触面が斜めになり従来のソケットと互換性
がなく、上下段の端子ねじピッチが大きくなる等の問題
があった。
ためになされたもので、端子台または端子台コネクタを
同一平面に複数個並列設置して使用する場合の設置スペ
ースを小さくすることを目的とする。
台は、絶縁壁を有する絶縁台に電線を接続する端子を備
え、1段目は接続する端子の挿入方向を端子台の前面長
手方向に対して斜めにし、2段目以上の端子は接続する
圧着端子の挿入方向を端子台の前面長手方向に対し、直
角とした物である。
に配列した最端部の絶縁壁に切り欠きを設け、最端部の
圧着端子が端子台の前面長手方向から挿入できるようし
たものである。
触子が、基板等に固定されたソケットと接触する接触面
が端子台コネクタの前面長手方向に対して平行になるべ
く圧入歯形固定部が左右非対称の構造とするものであ
る。
ねじ締め2段端子台コネクタに圧着端子を使用して電線
が接続された前面状態図であり、図2は、端子台の端子
配列と端子形状を表す端子配列図であり、図3は、絶縁
壁切り欠き部詳細斜視図である。
との勘合形状を有し、絶縁樹脂で形成され端子が取付ら
れる絶縁台であり、1段目(上段)に端子台前面長手方
向に対し電線引出し方向に斜めに配列された絶縁壁、2
段目(下段)に端子台前面長手方向に対し直角方向に配
列された絶縁壁を有し、電線引出し方向最端部の絶縁壁
にu字の絶縁壁切り欠き部11が形成されている。2は
端子ねじが取付けられソケットのコンタクトとの接触部
を有する下段端子、3は端子ねじが取付けられソケット
のコンタクトとの接触部を有する上段端子、4は圧着端
子を端子に締結する端子ねじである。絶縁台1、上下段
端子2、3並びに端子ねじ4で構成される端子台本体
は、端子本体の絶縁台1と取付けねじ6にてソケットに
勘合固定される。8は絶縁台1に回転自在に取付けられ
た絶縁カバー、9は接続線である。ここで、接続線9
は、電線91にかしめられた圧着端子92、電線に挿入
され圧着端子の電線かしめ部を絶縁する絶縁チューブ9
3から構成されている。
る電線91に圧着端子92をかしめてから絶縁チューブ
93を被せ、端子配列に応じ一段目は絶縁壁に沿って斜
めに、但し、最端部のみ端子台長手方向から挿入、2段
目は直角に挿入し、端子ねじ4にて締結固定する。その
後、接続された接続線9を端子台の配列に沿って引出す
方向に曲げ、端子台長手方向と平行に引出し配線処理す
る。
列の最端部の端子(プログラマブルコントローラの端子
台として本発明を適用した場合、最端部の端子は、FG
(フレームグランド)端子、COM(共通)端子に使用
される場合が多く、一般的に、これらの端子には他の信
号線より太い線が使用される場合が多い)のみ、電線の
挿入方向が端子台または端子台コネクタの前面長手方向
となり、電源線といった比較的電線径の太い接続線を曲
げることなく配設することができ、上部側より引出され
た電線と干渉しないため電線の捌きが容易となり作業性
が向上する。また、切り欠き部に電線を通すことができ
るため端子台長手方向に対し直角の配線処理寸法を少な
くすることができる。特に、端子台または端子台コネク
タを同一平面に複数個並列設置する場合は、取付けピッ
チが狭くできるので従来品に比べ設置スペースの大幅削
減が可能となる。また、上段を長手方向に対して直角と
することにより、上下段の横手方向の端子ねじピッチが
小さくすることができる。そして、下段の端子を、長手
方向に対して20°前後の傾きの場合、従来の直角方向
引出しのソケットと共用できる。
て、図4〜6をもちいて説明する。図4は、本発明のね
じ締め2段端子台コネクタの端子配列と端子接触部形状
を示す詳細図であり、図5は、絶縁台の端子圧入部の形
状詳細図であり、図6は、端子形状詳細図である。本実
施の形態では、下段端子2の形状が図6の形状詳細図に
示される如く、ソケットのコンタクトと接触する接触部
形状を有した圧入歯形固定部21が、左右非対称とな
り、下段端子2を端子台本体に斜めに配置した場合、圧
入歯形固定部21は、端子台本体の長手方向に平行に構
成され、従来と同一のソケットのコンタクトと接続する
ことができるものである。なお、下段端子2及び上段端
子3は、端子台コネクタにおいて、絶縁台の取付け穴に
挿入し、圧入固定されて使用される。
定部を左右非対称にしたことにより上下段の端子ねじピ
ッチを小さくすることができるとともに、配線基板等に
取付けられたソケットに本実施の形態における端子部ユ
ニットと従来の端子部ユニットのいずれも交互に容易に
取付けが可能となり、選択性が拡大するとともにソケッ
トの標準化を図ることができる。
きるので設置スペースの大幅削減が可能となり、該端子
台を用いた電機機器の小型化を図ることができる。
のみ、電線の挿入方向が端子台または端子台コネクタの
前面長手方向となり、上部側より引出された電線と干渉
しないため電線の捌きが容易となり作業性が向上する。
また、切り欠き部に電線を通すことができるため端子台
長手方向に対し直角の配線処理寸法を少なくすることが
できる。
称にしたことにより上下段の端子ねじピッチを小さくす
ることができるとともに、配線基板等に取付けられたソ
ケットに本発明における端子台と従来の端子台のいずれ
も交互に容易に取付けが可能となり、選択性が拡大する
とともにソケットの標準化を図ることができる。
線を接続した前面状態図である。
斜視図である。
細図である。
図である。
る。
本体とソケットの勘合状態断面図である。
子を使用して電線を接続した前面状態図である。
子を使用して電線を接続した側面状態図である。
配列詳細図である。
端子詳細図である。
じ、5 ソケット、9接続線、11 絶縁壁切り欠き、
21 下段端子接触部、31 上段端子接触部。
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁壁を有する絶縁台に電線を接続する
端子を備え、1段目は接続する端子の挿入方向を端子台
の前面長手方向に対して斜めにし、2段目以上の端子は
接続する圧着端子の挿入方向を端子台の前面長手方向に
対し、直角とした多段端子台。 - 【請求項2】 請求項1に記載の多段端子台において、
1段目の斜めに配列した最端部の絶縁壁に切り欠きを設
け、最端部の圧着端子が端子台の前面長手方向から挿入
できるようしたことを特徴とする多段端子台。 - 【請求項3】 1段目の端子として圧入される接触子
が、基板等に固定されたソケットと接触する接触面が端
子台コネクタの前面長手方向に対して平行になるべく圧
入歯形固定部が左右非対称の構造とすることを特徴とす
る請求項1または2に記載の多段端子台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18541599A JP3961720B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 多段端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18541599A JP3961720B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 多段端子台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001015189A true JP2001015189A (ja) | 2001-01-19 |
JP3961720B2 JP3961720B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=16170398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18541599A Expired - Lifetime JP3961720B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 多段端子台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3961720B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8916280B2 (en) | 2010-12-01 | 2014-12-23 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Battery pack |
JP2019009068A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 日東工業株式会社 | 送り端子台 |
CN109301531A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-02-01 | 町洋机电(中国)有限公司 | 正面出脚的栅板式端子台 |
CN113437570A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-09-24 | 吉林工程技术师范学院 | 一种轨道交通用拼接式轨道接线机构 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP18541599A patent/JP3961720B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8916280B2 (en) | 2010-12-01 | 2014-12-23 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Battery pack |
JP2019009068A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 日東工業株式会社 | 送り端子台 |
CN109301531A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-02-01 | 町洋机电(中国)有限公司 | 正面出脚的栅板式端子台 |
CN109301531B (zh) * | 2018-10-19 | 2024-01-09 | 町洋机电(中国)有限公司 | 正面出脚的栅板式端子台 |
CN113437570A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-09-24 | 吉林工程技术师范学院 | 一种轨道交通用拼接式轨道接线机构 |
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---|---|
JP3961720B2 (ja) | 2007-08-22 |
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