JP2001014721A - 光ヘッド装置及びこれを用いた光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光ヘッド装置及びこれを用いた光学的情報記録再生装置

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JP2001014721A
JP2001014721A JP11183904A JP18390499A JP2001014721A JP 2001014721 A JP2001014721 A JP 2001014721A JP 11183904 A JP11183904 A JP 11183904A JP 18390499 A JP18390499 A JP 18390499A JP 2001014721 A JP2001014721 A JP 2001014721A
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light beam
light
shaping prism
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objective lens
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Masahiko Tanaka
政彦 田中
Katsuo Iwata
勝雄 岩田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光利用効率向上とトラッキングオフセット低減
を達成しつつ、小型化および信頼性の高いトラッキング
誤差検出を可能とした光ヘッド装置を提供する。 【解決手段】光源11からの光ビームをコリメータレン
ズ12、ビーム整形プリズム13、回折型光学素子15
及び対物レンズ17を介して光ディスク10に導き、光
ディスク10からの反射光ビームを対物レンズ17、回
折型光学素子15およびビーム整形プリズム13を介し
て光検出器18a,18bに導く光学系を構成し、ビー
ム整形プリズム13のビーム径変化方向と回折型光学素
子15の主回折方向を一致させ、光検出器18a,18
bの受光面をこの方向と平行な分割線及びこれと直交す
る分割線に沿って複数の分割領域に分割して回折光ビー
ムを検出し、光検出器18a,18bの各分割領域に対
応する出力信号から演算回路22でフォーカス誤差信号
を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや光カ
ードなどの記録媒体に光ビームを照射して情報の記録/
再生を行うための光ヘッド装置及びこれを用いた光学的
情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク装置に代表される光
学的情報記録再生装置では、光ヘッドを用いて光ビーム
を光ディスクなどの記録媒体上に集束させて照射するこ
とで、光学的に情報の記録や再生を行う。
【0003】このような光学的情報記録再生装置の光ヘ
ッドにおいては、光源からの光ビームを記録媒体の記録
面上に集束して照射するために、対物レンズの焦点位置
を記録面に一致させることが重要である。このために記
録面に対する対物レンズの集束位置の誤差(フォーカス
誤差)を検出し、それに基づいて対物レンズを光軸方向
に移動させるフォーカスサーボが行われる。
【0004】光ヘッドでのフォーカス誤差検出方法とし
ては、従来より多くの方法が知られている。その一つと
して、記録媒体からの反射光ビームを回折型光学素子で
回折させ、その回折光を受光面が複数の領域に分割され
た分割型光検出器に入射させて、この光検出器の各分割
領域に対応する出力信号から演算によりフォーカス誤差
信号を生成する方式が提案されている。この場合、回折
型光学素子の回折パターンは、所望のフォーカス誤差検
出信号が得られるような光検出器上の光ビーム照射状態
が実現される様に設計される。
【0005】また、光ヘッドにおいては、半導体レーザ
などの光源の光利用効率を高めるために、ビーム整形プ
リズムが使用されることがある。ビーム整形プリズムと
は、光源から出射された通常は楕円形状である光ビーム
のビーム径を一方向に変化させる(一般には拡大させ
る)ことで、ビーム形状を整形する光学素子である。
【0006】一方、光ヘッドの他の機能として、光ビー
ムを記録媒体上のトラックに追従させるトラッキングサ
ーボが必須である。トラッキングサーボにおいては、対
物レンズシフトによるトラッキングオフセットがしばし
ば問題となるが、これを低減させるために上述した回折
型光学素子を対物レンズと一体に移動する構成が知られ
ている。
【0007】光ヘッドでの上述した二つの技術、すなわ
ち(a)ビーム整形プリズムの使用により光源の光利用
効率を向上させる技術と、(b)回折型光学素子と対物
レンズを一体化して対物レンズシフトによるトラッキン
グオフセットを低減させる技術を組み合わせる場合、光
検出器の配置法として次の二つが考えられる。
【0008】第1の方法は、記録媒体により反射され、
対物レンズを通過した後に回折型光学素子で回折された
反射光ビームをビーム整形プリズムに至る前でビームス
プリッタにより入射光ビームと分離して光検出器に導く
方法である。これに対し、第2の方法は、記録媒体によ
り反射され、対物レンズを通過して回折型光学素子で回
折された反射光ビームをビーム整形プリズムを介して光
検出器に導くという方法である。
【0009】これら二つの配置法には、一長一短があ
る。まず、第1の方法によると、回折型光学素子による
回折光は、ビーム整形プリズムから出射される記録媒体
への入射光の光軸と異なる方向に導かれて光検出器に入
射する。しかも、実際の光ヘッド装置では光源とビーム
整形プリズムとの間に光源からの光ビームを平行光束に
するためのコリメータレンズが配置される。従って、第
1の方法では光源と光検出器が必然的に位置的に離れた
配置になってしまい、光ヘッドの形状が大型化するとい
う問題がある。
【0010】第2の方法によると、第1の方法のような
欠点はないが、回折型光学素子による回折光がビーム整
形プリズムを通過することにより、このビーム整形プリ
ズムによって不要な方向に偏向を受け、光検出器上での
光ビームの照射状態に影響を与える。すなわち、光検出
器上での光ビーム照射位置はフォーカスずれに依存しな
い方向にもずれてしまう可能性があり、フォーカス誤差
検出を正しく行うことができない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、光源
の光利用効率を向上させるためのビーム整形プリズムの
採用と、対物レンズシフトによるトラッキングオフセッ
ト低減のための回折型光学素子と対物レンズの一体化を
組み合わせる場合、光検出器の配置によっては光源と光
検出器が位置的に離れて光ヘッドが大型化したり、光検
出器上での光ビームの照射状態がビーム整形プリズムに
よる偏向作用の影響を受けて良好なフォーカス誤差検出
を行うことができなくなるといった問題点があった。
【0012】本発明は、ビーム整形プリズムによる光利
用効率向上と対物レンズの近傍に回折型光学素子を配置
することによるトラッキングオフセット低減を達成しつ
つ、小型化および信頼性の高いトラッキング誤差検出を
可能とした光ヘッド装置及びこれを用いた光学的情報記
録再生装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ヘッド装
置は、往路では光源からの光ビームが光源→ビーム整形
プリズム→対物レンズ→回折型光学素子→記録媒体の経
路を辿り、復路では記録媒体からの反射光ビームが記録
媒体→対物レンズ→回折型光学素子→ビーム整形プリズ
ム→光検出器の経路を辿るように光学系を配置した上
で、ビーム整形プリズムのビーム径変化方向、回折型光
学素子の主回折方向および光検出器における受光面の分
割線の方向の関係を定めることにより、上記の課題を解
決するものである。
【0014】ビーム径変化方向とは、ビーム整形プリズ
ムが入射した光ビームの径を変化させる方向、例えば拡
大させる方向であり、また主回折方向とは回折型光学素
子が入射した光ビームを最も大きく偏向させるような主
たる回折方向である。
【0015】すなわち、本発明に係る光ヘッド装置は、
光ビームを出射する光源と、この光源から出射された光
ビームのビーム径を一方向に変化させてビーム形状を整
形するビーム整形プリズムと、このビーム整形プリズム
を通過した光ビームを記録媒体に集束照射し、かつ該記
録媒体からの反射光ビームを通過させる対物レンズと、
対物レンズとビーム整形プリズムとの間に配置され、ビ
ーム整形プリズムから対物レンズに至る光ビームを通過
させると共に、対物レンズを通過した反射光ビームを回
折させる回折型光学素子と、反射光ビームの光軸に対し
て垂直な面内でビーム整形プリズムのビーム径変化方向
と回折型光学素子の主回折方向との関係に応じて方向が
定められた分割線に沿って複数の分割領域に分割された
受光面を有し、回折型光学素子により回折されかつビー
ム整形プリズムを通過した回折光ビームを検出する光検
出器と、この光検出器の各分割領域に対応する出力信号
からフォーカス誤差信号を演算する演算手段とを有する
ことを基本的な特徴とする。
【0016】本発明の一つの態様では、ビーム整形プリ
ズムのビーム径変化方向と回折型光学素子の主回折方向
とを一致させる。また、光検出器の受光面はビーム整形
プリズムのビーム径変化方向及び回折型光学素子の主回
折方向と平行な分割線及びこれと直交する分割線に沿っ
て複数の分割領域に分割される。
【0017】本発明の他の態様では、ビーム整形プリズ
ムのビーム径変化方向と回折型光学素子の主回折方向と
を直交させる。この場合には、光検出器の受光面はビー
ム径変化方向及び主回折方向に対して斜めの分割線に沿
って複数の分割領域に分割される。
【0018】より具体的な態様を示すと、光検出器は反
射光ビームの光軸に関して対称な位置に受光面の互いに
対となる分割領域が位置するように配置される。回折型
光学素子は、反射光ビームの光軸に対して垂直な面内で
反射光ビームを主回折方向及びこれと直交する方向に沿
って分割し、該反射光ビームの各分割部分における+N
次回折光と−N次回折光(Nは1以上の任意の整数)と
が、該光軸に関して互いに対称な位置に配置された受光
面の分割領域でそれぞれ受光され、かつ主回折方向に沿
って互いに隣接する分割部分における+N次回折光同士
及び−N次回折光同士がそれぞれ受光面の分割線に関し
て互いに反対側に位置する分割領域で受光されるように
反射光ビームを回折させる。そして、演算手段では光検
出器の+N次回折光と−N次回折光の双方に関する出力
信号からフォーカス誤差信号を演算する。
【0019】このように本発明に係る光ヘッド装置で
は、往路において光源からの光ビームをビーム整形プリ
ズムにより整形することにより、光源の光利用効率を向
上させると共に、復路において反射光ビームを回折させ
る回折型光学素子を対物レンズの近傍に配置することに
より、対物レンズシフトによるトラッキングオフセット
を低減させることができる。
【0020】また、復路において回折型光学素子により
回折された反射光ビームが往路と同様にビーム整形プリ
ズムを通過して光検出器に到達する構成であるため、光
源と光検出器を近接して配置でき、光ヘッド装置の小型
化に適した構成となる。
【0021】ところで、上記のように復路において回折
型光学素子による回折光ビームがビーム整形プリズムを
通過する構成にすると、ビーム整形プリズムにより回折
光ビームが不要な方向に偏向しないようにする工夫が必
要である。
【0022】この課題に対して、本発明では光検出器の
受光面の分割線の方向をビーム整形プリズムのビーム径
変化方向と回折型光学素子の主回折方向との関係に応じ
て定め、具体的には(a)ビーム整形プリズムのビーム
径変化方向と回折型光学素子の主回折方向が同方向の場
合には、分割線の方向をビーム整形プリズムのビーム径
変化方向及び回折型光学素子の主回折方向と平行な方向
及びこれと直交する方向とし、また(b)ビーム整形プ
リズムのビーム径変化方向と回折型光学素子の主回折方
向が直交している場合には、分割線の方向をビーム径変
化方向及び主回折方向に対して斜めの方向とする。
【0023】このようにビーム整形プリズムのビーム径
変化方向と回折型光学素子の主回折方向及び光検出器の
受光面の分割線の方向を規定することによって、光検出
器上の光ビームの位置や形状はビーム整形プリズムによ
る偏向の影響を受けず、基本的にフォーカスずれのみに
依存するようになり、フォーカス誤差を正しく検出する
ことが可能となる。
【0024】さらに、本発明では上述の光ヘッド装置を
用いて録媒体への情報の記録及び記録媒体からの情報の
再生の少なくとも一方を行うことによって、小型かつ信
頼性の高い光学的情報記録再生装置を提供することがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の一実施形態に係る
光ヘッド装置の構成を示している。この光ヘッド装置
は、光ディスク10を用いて情報の記録や再生を行う光
ディスク装置に適用されるものであり、光源11、コリ
メータレンズ12、ビーム整形プリズム13、ミラー1
4、偏光回折型光学素子15、1/4波長板16、集光
レンズ17、分割型光検出器18a,18b、電流−電
圧(V/I)変換増幅器21、アナログ演算回路22、
位相補償器23,24、アクチュエータドライバ25,
26、トラッキングコイル27およびフォーカシングコ
イル28を有する。
【0026】この光ヘッド装置における光ビームの通過
経路としては、光源11から出射した光ビームが光ディ
スク10に到達するまでの往路と、光ディスク10から
の反射光ビームが光検出器18a,18bに到達するま
での復路とがある。以下、往路と復路に分けて作用を説
明する。
【0027】[往路について]まず、往路について説明
する。光源11は例えば半導体レーザ(レーザダイオー
ド)であり、ここから出射された光ビームはコリメータ
レンズ12により平行光束とされた後、ビーム整形プリ
ズム13に入射する。ビーム整形プリズム13は三角プ
リズムであり、等方性ビームを非等方性のビームに変換
する機能、つまりコリメータレンズ12から入射した楕
円形状の光ビームを楕円の短軸方向に拡大して円形のビ
ーム形状に整形する機能を有する。このビーム整形によ
って、光源11が発する光の利用効率向上が図られる。
【0028】ビーム整形プリズム13でビーム形状が整
形された光ビームは、ミラー14によって方向を変えら
れ、偏光回折型光学素子15に入射する。半導体レーザ
11から出射される光ビームは直線偏光であり、またビ
ーム整形プリズム13での偏向方向は偏光回折型光学素
子15で回折光が生じない方向である。従って、往路で
偏光回折型光学素子15に入射した光ビームは、偏光回
折型光学素子15で回折を受けない。この偏光回折型光
学素子15を通過した直線偏光の光ビームは、1/4波
長板16によって円偏光の光ビームとされ、対物レンズ
17により集束されて光ディスク10上に照射される。
【0029】[復路について]次に、復路について説明
する。光ディスク10からの反射光ビームは、往路と逆
に対物レンズ17を経て1/4波長板16に入射し、往
路において偏光回折型光学素子15に入射した光ビーム
の偏光方向に対して90°回転した直線偏光に変換され
る。従って、復路では偏光回折型光学素子15に入射し
た光は回折を受ける。この偏向回折型光学素子15によ
る回折光のうち、±1次回折光がビーム整形プリズム1
3及びコリメータレンズ12を順次通過して、光検出器
18a,18bに到達する。
【0030】光検出器18a,18bは後述するよう
に、受光面を複数の領域、例えば4つの領域に分割した
分割型検出器であり、この光検出器18a,18bの各
分割領域に対応する出力信号(電流信号)は、電流−電
圧変換増幅器21により電圧信号に変換されると共に所
要レベルまで増幅された後、アナログ演算回路22に入
力される。
【0031】アナログ演算回路22は、加減算を主体と
する演算によってトラッキング誤差信号St、フォーカ
ス誤差信号Sf、および光ディスク10に記録されてい
る情報に対応した再生信号Siを生成する。再生信号S
iは後段の回路に送出され、最終的に記録されていた情
報が再生される。
【0032】トラッキング誤差信号Stおよびフォーカ
ス誤差信号Sfは、位相補償器23,24でトラッキン
グおよびフォーカスサーボ制御に必要な位相補償がそれ
ぞれ施された後、アクチュエータドライバ25,26に
供給される。アクチュエータドライバ25,26によっ
て、トラッキング用及びフォーカス用のアクチュエータ
におけるトラッキングコイル27及びフォーカスコイル
28に電流を流すことにより、対物レンズ17がトラッ
キング方向とフォーカス方向に変位させられ、トラッキ
ングサーボ及びフォーカスサーボが行われる。
【0033】ここで、偏光回折型光学素子16は対物レ
ンズ17と実質的に一体化され、対物レンズ17と一体
に動くようになっている。この構成により、対物レンズ
シフトによるトラッキングオフセットの低減が図られて
いる。
【0034】[フォーカス誤差検出について]次に、偏
光回折型光学素子15、光検出器18a,18bおよび
アナログ演算回路22による本実施形態におけるフォー
カス誤差検出の方法について具体的に説明する。
【0035】図2に、偏光回折型光学素子15及び光検
出器18a,18bの構成と両者の配置関係を示す。な
お、本実施形態ではビーム整形プリズム13のビーム径
変化方向と偏光回折型光学素子15の主回折方向は一致
しており、その方向は図2で矢印xの方向とする。
【0036】まず、偏光回折型光学素子15は、入射す
る反射光ビームを反射光ビームの光軸zに対して垂直な
面内で、偏光回折型光学素子15の主回折方向x及びこ
れと直交する方向yに沿って、4つの部分(分割部分)
A,B,C,Dに分割する。
【0037】一方、光検出器18a,18bは、その受
光面が反射光ビームの光軸zに対して垂直な面内でビー
ム整形プリズム13のビーム径変化方向と偏光回折型光
学素子15の主回折方向との関係に応じて方向が定めら
れた分割線に沿って、それぞれ4つの分割領域A,B
,C,DおよびA,B,C,Dに分割さ
れている。ここで、本実施形態では上述したようにビー
ム整形プリズム13のビーム径変化方向と偏光回折型光
学素子15の主回折方向は共にx方向であり、このよう
に両方向が一致している場合には、光検出器18a,1
8bの受光面は図2に示されるようにx方向およびy方
向の分割線に沿って4分割されていればよい。
【0038】このような光検出器18a,18bの受光
面の分割法を前提として、偏光回折型光学素子15につ
いてさらに詳しく説明すると、偏光回折型光学素子15
は入射した反射光ビームの4つの分割部分A,B,C,
Dにおける±1次回折光ビームが光検出器18a,18
bにそれぞれ到達するように、そのパターンが設計され
る。具体的には、図2において分割部分A,B,C,D
における−1次回折光ビームが光検出器18aの分割領
域A,B,C,Dにそれぞれ到達し、また分割
部分A,B,C,Dにおける+1次回折光ビームが光検
出器18bの分割領域A,B,C,Dにそれぞ
れ到達する。
【0039】すなわち、偏光回折型光学素子15は反射
光ビームの各分割部分における+1次回折光と−1次回
折光とが、光検出器18a,18bの受光面の各分割領
域のうち光軸方向zに関して互いに対称な位置に配置さ
れた分割領域でそれぞれ受光され、かつ主回折方向に沿
って互いに隣接する分割部分における+1次回折光同士
及び−1次回折光同士がそれぞれ受光面の分割線に関し
て互いに反対側に位置する分割領域で受光されるよう
に、反射光ビームを回折させる。
【0040】図2で説明したような偏光回折型光学素子
15および光検出器18a,18bの構成と配置を満た
せば、演算回路22では光検出器18a,18bのx方
向の分割線を中心に、光ビームのy方向の強度分布のア
ンバランスを検出することによって、フォーカス誤差信
号Sfを生成することができる。このフォーカス誤差信
号Sfの生成のための演算法については、後に説明す
る。
【0041】本実施形態の光ヘッド装置は、図1に示し
たように偏光回折型光学素子15と光検出器18a,1
8bとの間に、ビーム整形プリズム13とコリメータレ
ンズ12が介在した構成となっている。ビーム整形プリ
ズム13は、一方向のみのビーム径を変える機能を持つ
ために、本実施形態では図2で説明したようにビーム整
形プリズム13と偏光回折型光学素子15および光検出
器18a,18bの関係を定めている。
【0042】具体的には、図2に示した偏光回折型光学
素子15と光検出器18a,18bの位置関係に対し
て、ビーム整形プリズム13のビーム径変化方向をxと
する。すなわち、前述したように偏光回折型光学素子1
5の主回折方向(回折光ビームが大きく偏向する方向)
とビーム整形プリズム13のビーム径変化方向を一致さ
せ、共にx方向とする。この関係で光学系を設定して、
偏光回折型光学素子15の回折パターンを設計したとき
の光検出器18a,18b上での光ビームパターンの変
化を計算したところ、次のようになった。
【0043】図3に、光ディスク10と対物レンズ17
の相対位置が変化したときの光検出器18a,18b上
の光ビームパターンの形状変化をスポットダイアグラム
で示す。同図で、光ビームパターンはドットの集合で表
わされている。
【0044】図3(b1)(b2)は対物レンズ17の
焦点位置に光ディスク10が位置している合焦時であ
り、光ビームパターンはほぼ線対称な形状を呈してい
る。これに対し、図3(a1)(a2)は対物レンズ1
7の焦点位置に対して光ディスク10の位置が遠くなっ
た場合、図3(c1)(c2)は対物レンズ17の焦点
位置に対して光ディスク10の位置が近くなった場合で
あり、光ビームパターンの位置及び形状の変化は互いに
逆向きになっている。
【0045】従って、光検出器18aの分割領域A
,C,Dに対応する出力信号をSA,S
,SC,SD、光検出器18bの分割領域
,B,C,Dに対応する出力信号をSA
SB,SC,SDとすると、アナログ演算回路2
2で次式の演算をすることにより、図5(b)の合焦状
態のとき零で、対物レンズ5の焦点位置からのずれ量と
ずれの方向に応じて大きさと極性が変化するフォーカス
誤差信号Sfを得ることができる。 Sf=(SA+SC)−(SB+SD) +(SA+SC)−(+SBSD) (1) すなわち、光検出器18aの出力信号について対角位置
関係にある二つの分割領域A,Cに対応する信号の
和信号(SA+SC)と、同じく対角位置関係にあ
る他の二つの分割領域SB,SDに対応する信号の
和信号(SB+SD)との差信号(SA+S
)−(SB+SD)を求める。同様に、光検出
器18bの出力信号についても、対角位置関係にある二
つの分割領域A,Cに対応する信号の和信号(SA
+SC)と、同じく対角位置関係にある他の二つの
分割領域SB,SDに対応する信号の和信号(SB
+SD)との差信号(SA+SC)−(SB
+SD)を求める。そして、これら二つの差信号の和
信号を求めることにより、フォーカス誤差信号Sfを生
成する。
【0046】一方、トラッキング誤差信号Stについて
も、アナログ演算回路22でプッシュプル法に従って、
例えば次式の演算を行うことにより得られる。 St=(SA+SB)−(SC+SD) +(SA+SB)−(SC+SD) (2) 図4に、偏光回折型光学素子15で特に問題となる光源
11の波長ずれの影響について示す。図4は、設計波長
の下での光検出器18a,18b上での光ビームパター
ンと、波長を設計波長から±10nmずらしたときの光
検出器18a,18b上での光ビームパターンを重ねて
示している。この場合、光検出器18a,18b上の光
ビームはx方向の分割線に沿って移動しているため、波
長が変化してもフォーカス誤差検出にはほとんど影響が
ないことが確認できる。
【0047】(第2の実施形態)次に、図5及び図6を
参照して本発明の第2の実施形態について説明する。第
1の実施形態では、ビーム整形プリズム13のビーム径
変化方向と偏光回折型光学素子15の主回折方向を一致
させたが、第2の実施形態は両者の方向を直交させる。
例えば、偏光回折型光学素子15の主回折方向を先と同
じくx方向とし、ビーム整形プリズム13のビーム径変
化方向をy方向とする。
【0048】図5は、±1次回折光ビームをそれぞれ検
出する光検出器18a,18bの受光面の直交する二つ
の分割線の方向を第1の実施形態と同様にx,yとした
場合について、対物レンズ17が光軸方向に移動したと
きの+1次回折光を検出する光検出器18b上の光ビー
ムパターンの変化を示している。図3と同様に、図5
(b)は対物レンズ17の焦点位置に光ディスク10が
位置している合焦時、図5(a)は対物レンズ17の焦
点位置に対して光ディスク10の位置が遠くなった場
合、図5(c)は逆に対物レンズ17の焦点位置に対し
て光ディスク10の位置が近くなった場合である。
【0049】図6は、±1次回折光ビームをそれぞれ検
出する光検出器18a,18bの受光面の直交する二つ
の分割線の方向を第1の実施形態と同様にx方向、y方
向とした場合(実線)、x方向、y方向に対し傾斜させ
た場合(破線)について、光検出器18a,18b上で
の光ビームパターンを示している。ただし、図6は合焦
時のパターンである。
【0050】図5及び図6の実線に示されるように、偏
光回折型光学素子15の主回折方向をx方向とし、ビー
ム整形プリズム13のビーム径変化方向をy方向とした
場合は、光検出器18a,18bの受光面の分割線の方
向が第1の実施形態のままx方向、y方向とすると、光
検出器18a,18b上の光ビームパターンがx方向の
分割線に対して傾いてしまうため、正しくフォーカス誤
差信号を生成できないことが分かる。
【0051】これに対して、本実施形態では光検出器1
8a,18b全体を図6に破線で示すように傾け、光検
出器18a,18bの受光面の直交する二つの分割線の
方向をx方向、y方向に対し所定角度だけ傾斜させるこ
とにより、光検出器18a,18b上の光ビームパター
ンと分割線との相対的な傾きが補正され、第1の実施形
態と同様の結果が得られるので、式(1)の演算に基づ
いてフォーカス誤差信号Sfを正しく生成することがで
きる。
【0052】(第3の実施形態)図7に、本発明の第3
の実施形態に係る光ヘッド装置の光学系の構成を示す。
図1と同一要素に同一符号を付して説明すると、本実施
形態は光源11および光検出器18a,18bとビーム
整形プリズム13との間にビームスプリッタ19を挿入
した点が第1の実施形態と異なる。
【0053】往路においては、光源11からの光ビーム
はビームスプリッタ19を透過してビーム整形プリズム
13に入射し、復路においては、ビーム整形プリズム1
3を通過した光ビームはビームスプリッタ19で反射さ
れて光検出器18a,18bに到達することになる。こ
のような構成でも、本発明の効果を同様に得ることがで
きる。
【0054】すなわち、本実施形態の構成によると、ビ
ームスプリッタ19により光源11から出射される光ビ
ームの方向に対しほぼ直角の方向に光検出器18a,1
8bへの光ビームが進行するため、光源11と光検出器
18a,18bとが位置的に少し離れるが、間にコリメ
ータレンズ12やビーム整形プリズム13を挟まないた
め、小型化の利点はあまり損なわれない。
【0055】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は種々の変形が可能である。例えば、上記実
施形態においては回折型光学素子として偏光回折型光学
素子15を使用したが、ブレーズ型の回折型光学素子等
のその他のタイプの回折型光学素子を用いても、本発明
の効果は変わらない。
【0056】また、上記実施形態では回折型光学素子か
らの±1次回折光ビームを利用したが、これに限定され
るものではなく、一般的に±N次回折光ビーム(Nは1
以上の任意の整数)を利用してフォーカス誤差検出を行
うことができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果を奏する。
【0058】(1)光源からの光ビームをビーム整形プ
リズムにより整形することにより、光源の光利用効率を
向上させると共に、反射光ビームを回折させる回折型光
学素子を対物レンズの近傍に配置することにより、対物
レンズシフトによるトラッキングオフセットを低減させ
ることができる。
【0059】(2)復路において回折型光学素子により
回折された反射光ビームが往路と同様にビーム整形プリ
ズムを通過して光検出器に到達する構成であるため、光
源と光検出器を近接して配置でき、光ヘッド装置の小型
化に適した構成となる。
【0060】(3)光検出器の受光面の分割線の方向を
ビーム整形プリズムのビーム径変化方向と回折型光学素
子の主回折方向との関係に応じて定めることによって、
光検出器上の光ビームの位置や形状がビーム整形プリズ
ムによる偏向の影響を受けずないようにして、正しいフ
ォーカス誤差検出を行うことができる。
【0061】このように、本発明によると小型かつ信頼
性の高い光ヘッド装置及び光学的情報記録再生装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光ヘッド装置お
よび光ディスク装置の一部の構成を示す図
【図2】同実施形態における偏光回折型光学素子と光検
出器の関係を示す図
【図3】同実施形態におけるフォーカス誤差に対する光
検出器の受光面上の光ビームパターンの変化を示す図
【図4】同実施形態における光検出器上の波長が変動し
た場合の光検出器の受光面上の光ビームパターンを示す
【図5】比較例に係る光検出器の受光面上の光ビームパ
ターンを示す図
【図6】比較例及び本発明の第2の実施形態におけるフ
ォーカス誤差に対する光検出器の受光面上の光ビームパ
ターンの変化を示す図
【図7】本発明の第3の実施形態に係る光学ヘッド装置
の構成を示す図
【符号の説明】
10…光ディスク(記録媒体) 11…光源 12…コリメータレンズ 13…ビーム整形プリズム 14…ミラー 15…偏光回折型光学素子 16…1/4波長板 17…対物レンズ 18a,18b…光検出器 19…ビームスプリッタ 21…電流−電圧変換増幅器 22…アナログ演算回路 23,24…位相補償器 25,26…アクチュエータドライバ 27…トラッキングコイル 28…フォーカスコイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを出射する光源と、 前記光源から出射された光ビームのビーム径を一方向に
    変化させてビーム形状を整形するビーム整形プリズム
    と、 前記ビーム整形プリズムを通過した光ビームを記録媒体
    に集束照射し、かつ該記録媒体からの反射光ビームを通
    過させる対物レンズと、 前記対物レンズと前記ビーム整形プリズムとの間に配置
    され、前記ビーム整形プリズムから前記対物レンズに至
    る光ビームを通過させると共に、前記対物レンズを通過
    した反射光ビームを回折させる回折型光学素子と、 前記反射光ビームの光軸に対して垂直な面内で前記ビー
    ム整形プリズムのビーム径変化方向と前記回折型光学素
    子の主回折方向との関係に応じて方向が定められた分割
    線に沿って複数の分割領域に分割された受光面を有し、
    前記回折型光学素子により回折されかつ前記ビーム整形
    プリズムを通過した回折光ビームを検出する光検出器
    と、 前記光検出器の各分割領域に対応する出力信号からフォ
    ーカス誤差信号を演算する演算手段とを具備することを
    特徴とする光ヘッド装置。
  2. 【請求項2】光ビームを出射する光源と、 前記光源から出射された光ビームのビーム径を一方向に
    変化させてビーム形状を整形するビーム整形プリズム
    と、 前記ビーム整形プリズムを通過した光ビームを記録媒体
    に集束照射し、かつ該記録媒体からの反射光ビームを通
    過させる対物レンズと、 前記ビーム整形プリズムと前記対物レンズとの間に配置
    され、前記ビーム整形プリズムから前記対物レンズに至
    る光ビームを通過させると共に、前記対物レンズを通過
    した反射光ビームを前記ビーム整形プリズムのビーム径
    変化方向に一致した主回折方向に主として回折させる回
    折型光学素子と、 前記反射光ビームの光軸に対して垂直な面内で前記ビー
    ム整形プリズムのビーム径変化方向及び前記回折型光学
    素子の主回折方向と平行な分割線及びこれと直交する分
    割線に沿って複数の分割領域に分割された受光面を有
    し、前記回折型光学素子により回折されかつ前記ビーム
    整形プリズムを通過した回折光ビームを検出する光検出
    器と、 前記光検出器の各分割領域に対応する出力信号からフォ
    ーカス誤差信号を演算する演算手段とを具備することを
    特徴とする光ヘッド装置。
  3. 【請求項3】前記光検出器は、前記反射光ビームの光軸
    に関して対称な位置に前記受光面の互いに対となる前記
    分割領域が位置するように配置され、 前記回折型光学素子は、前記反射光ビームの光軸に対し
    て垂直な面内で前記反射光ビームを前記主回折方向及び
    これと直交する方向に沿って分割し、該反射光ビームの
    各分割部分における+N次回折光と−N次回折光(Nは
    1以上の任意の整数)とが、該光軸に関して互いに対称
    な位置に配置された前記受光面の前記分割領域でそれぞ
    れ受光され、かつ前記主回折方向に沿って互いに隣接す
    る前記分割部分における+N次回折光同士及び−N次回
    折光同士がそれぞれ前記受光面の前記分割線に関して互
    いに反対側に位置する前記分割領域で受光されるように
    前記反射光ビームを回折させ、 前記演算手段は、前記光検出器の前記+N次回折光と前
    記−N次回折光の双方に関する出力信号から前記フォー
    カス誤差信号を演算することを特徴とする請求項1また
    は2記載の光ヘッド装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項記載の光ヘ
    ッド装置を備え、該光ヘッド装置を用いて前記記録媒体
    への情報の記録及び記録媒体からの情報の再生の少なく
    とも一方を行う光学的情報記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7054746B2 (en) 2001-03-21 2006-05-30 Sanyo Electric Co., Ltd. Navigator

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