JP2001013044A - 圧力容器の検査機およびその検査方法 - Google Patents

圧力容器の検査機およびその検査方法

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JP2001013044A
JP2001013044A JP11182578A JP18257899A JP2001013044A JP 2001013044 A JP2001013044 A JP 2001013044A JP 11182578 A JP11182578 A JP 11182578A JP 18257899 A JP18257899 A JP 18257899A JP 2001013044 A JP2001013044 A JP 2001013044A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧力容器40の内部に取り付けられた可撓膜4
3の品質、機能および取り付け状態の良否を判定できる
検査機およぶその検査方法を見つけることにある。 【解決手段】圧力容器40内の気体室44の性能を最大
に圧縮する圧力データから得られる第1の圧力線図と変
曲点を含む第2の圧力線図とをコンピュータ10により
演算し、この各圧力線図から可撓膜43の品質等を判定
する構成のものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力容器の検査機
およびその検査方法に関する。特に、圧力容器の空室を
仕切る可撓膜に傷等の不良品がないか、または可撓膜の
取り付け状態が正常であるか否かを検査する検査機およ
び検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する先行技術には、特開平7
−139501号公報が存在する。この公報には、図9
に示す検査機60が示されている。図9に示す検査機6
0は要部を図示すものである。
【0003】図9において、50はアキュムレータで圧
力容器に属するものである。この圧力容器50は、図1
0に示すように、シェル51の空室52をブラダ56に
より気体室54と作動流体室55とに仕切られている。
このシェル51の作動流体室55にはオイルポート53
が設けられている。このブラダ56はゴムまたは樹脂材
による製作されて半球状を成すとともに、開口周縁部5
7が保持金具58によりシェル51の内周面に密着され
ている。そして、気体室54には、窒素ガスが設定圧力
に封入されている。
【0004】また、作動流体室55は図9に示す供給源
61からオイルが供給できるように配管62が設けられ
ている。この配管62には、分岐している第2の配管6
3が設けられていると共に、この第2の配管63には作
動流体室55のオイルを放出できる放出弁65が設けら
れている。更に、配管62には作動流体室55へオイル
の供給を開閉する遮断弁66が設けられている。又、配
管62には、作動するオイルの圧力を計測する圧力計6
7が設けられている。
【0005】更に配管62から分岐した第3の配管64
には、作動流体室55の圧力を計測する圧力センサ68
が設けられていると共に、圧力センサ68には接続した
記録計69が設けられている。この記録計69は、圧力
センサ68からのデータの変化を記録するものである。
尚、図11には、この記録計69の欠点を改良した検査
機60Aの技術として記録計69の代わりにパソコン7
0を接続した従来技術も存在する。この検査機60Aで
は、パソコン70により圧力センサ68からの圧力デー
タを2回微分して圧力線の変曲点をパルス波形にして明
確にしようとするものである。
【0006】上述のように構成された図9に示す従来技
術の検査機60は、アキュムレータ50をセットした後
に遮蔽弁66を開いて供給源61から作動流体室55に
作動オイルを供給する。供給された作動オイルは、作動
流体室55の圧力を上昇させながらブラダ56を反転し
て気体室54を圧縮する。この気体室54を圧縮した後
は放出弁67を開いて大気開放する。このとき、作動オ
イルの圧力は圧力線図に沿って変化する。
【0007】図12はこの圧力線図を示すものである。
この圧力線図は、圧力センサ68からのデータが記録計
69を介して作成される。作動流体室55の圧力が気体
室54の圧力と同一になる点が圧力線図の変曲点Aとし
て記録される。尚、P1 が気体室の圧力であり、P2
作動流体室55の圧力である。
【0008】又、上述の検査機60を改良した他の検査
機60Aも上述と同様に作動する。しかし、上述と異な
る点は、記録計69に記録する代わりにパソコン70が
圧力センサ68からのデータを2回微分して変曲点Aを
求めるものである。この圧力センサ68からの作動圧力
データを続けて2回微分すると圧力線図がパルス波形B
となって線図の1部が突出し、更にパルス波形が零に収
まる。この時点が変曲点Aとみなされるものである。こ
の関係は、図13に示す通りである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の検査機
60で測定される圧力線図は、記録計69で表示される
ため、正確に表示されない問題がある。更に、変曲点A
も明確に表示されないので判読が困難になる。このた
め、ブラダ56の機能や欠陥を圧力線図から判読するこ
とは期待できない。また、ブラダ56の取り付け状態の
良否を圧力線図から判定することが困難である。更に、
作動流体と気体との圧縮に伴う温度による圧力値の誤差
の問題があり、圧力値に対して温度による補正をしない
限り、圧力線図を正確に判定することが困難である。
【0010】又、上述の改良された検査機60Aにおい
ても、変曲点を求めることは出来るが、図13に示すよ
うな圧力線図に対応するパルス波形Bで表示するため、
ブラダ56の機能や欠陥を判読することが困難になる。
さらには、ブラダ56の取り付け状態の良否も判定する
ことが困難になる。また、パルス波形で求めるために検
査機のコストが高価になる問題がある。更に、作動流体
と気体との圧縮に伴う温度による圧力値の誤差の問題が
あり、圧力値に対して温度による補正をしない限り、圧
力線図を正確に判定することが困難である。
【0011】本発明は上述のような課題に鑑み成された
ものであって、その技術的課題は、低コストの圧力容器
の検査機で圧力容器の可撓膜の機能や欠陥の良否を正確
に判定可能にすることにある。さらには、この可撓膜の
取り付け状態が正常であるか否かを判定できるようにす
ることにある。また、温度に伴う圧力の誤差を最小にし
て正確な圧力線図を得ると共に、その圧力線図から正確
に可撓膜の機能や取り付け状態の可否を判定できる様に
することにある。さらに、低コストな検査方法で可撓膜
の良否および取り付け状態の可否を容易に判定できる様
にすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたものであって、その技術的手段
は以下のように構成されている。
【0013】請求項1に係わる本発明の圧力容器の検査
機は、内部に空室(42)を有するとともに前記空室
(42)を気体室(44)と作動流体室(45)とに仕
切る可撓膜(43)を有する圧力容器の検査機であっ
て、前記作動流体室(45)へ作動流体を供給する配管
に有する開閉弁(5)と、前記作動流体室(45)内の
圧力を検知する圧力センサ(8)と、前記作動流体室
(45)に供給された作動流体を排出する開放弁(7)
と、前記圧力センサ(8)の圧力データを入力して処理
するコンピュータ(10)を備え、前記コンピュータ
(10)は前記気体室(44)の圧力に対する前記作動
流体室(45)の圧力データにより前記気体室(44)
を大きく圧縮する圧力の第1の圧力線図(P1)と前記
第1の圧力線図(P1)よりも気体室(44)を小さく
圧縮する第2の圧力線図(P2)を演算処理して前記第
1の圧力線図(P1)と前記第2の圧力線図(P2)と
の各変曲点(A)を含む圧力線の類似と否類似とを対比
して前記可撓膜(43)の良否を判定するものである。
【0014】請求項2に係わる本発明の圧力装置の検査
機は、内部に空室(42)を有するとともに前記空室
(42)を気体室(44)と作動流体室(45)とに仕
切る可撓膜(43)を有する圧力容器の検査機であっ
て、前記作動流体室(45)へ作動流体を供給する配管
に有する開閉弁(5)と、前記作動流体室(45)内の
圧力を検知する圧力センサ(8)と、前記圧力容器(4
0)の温度を検知する温度センサ(9)と、前記作動流
体室(45)に供給された作動流体を排出する開放弁
(7)と、前記圧力センサ(8)からの圧力データと前
記温度センサ(9)からの温度データとを入力して処理
するコンピュータ(10)を備え、前記コンピュータ
(10)は前記気体室(44)の圧力に対する前記作動
流体室(45)の温度により変化する圧力データを前記
温度センサ(9)からの温度データにより補正して第1
の圧力線図(P1)と第2の圧力線図(P2)を演算処
理し、前記第1の圧力線図(P1)と前記第2の圧力線
図(P2)との各変曲点(A)を含む圧力線の類似と否
類似とを対比して前記可撓膜(43)の良否を判定する
ものである。
【0015】請求項3に係わる本発明の圧力容器の検査
機は、前記コンピュータ(10)が前記第2の圧力線図
(P2)を複数個求めて最後に求めた第2の圧力線図
(P2)の前記変曲点(A)と前記第1の圧力線図の前
記変曲点(A)とを対比する請求項1または請求項2に
記載のものである。
【0016】請求項4に係わる本発明の圧力容器の検査
方法は、空室が可撓膜(43)により気体室(44)と
作動流体室(45)とに仕切られた圧力容器(40)を
取り付け、前記圧力容器(40)の作動流体室(45)
に前記開閉弁(5)を開いて作動流体を流入させ前記気
体室(44)を圧縮しすると共に前記開放弁(7)開い
て作動流体室(45)の作動流体を大気開放する第1行
程と、更に前記作動流体室(45)に前記開閉弁(5)
を開いて前記第1行程より少ない作動流体を流入させて
前記気体室(44)を圧縮すると共に前記開放弁(7)
を開いて作動流体を開放する単数回または複数回行う第
2行程と、前記第1行程と前記第2行程の前記気体室
(44)の圧力に対する前記作動流体室(45)の圧力
データを圧力センサ(8)で検知してコンピュータ(1
0)に入力し、前記コンピュータ(10)より前記第1
行程の圧力データから第1の圧力線図(P1)を演算処
理すると共に前記第2行程の圧力データから第2の圧力
線図(P2)を演算処理し、前記第1の圧力線図(P
1)と前記第2の圧力線図(P2)との各変曲点(A)
の類似と否類似との対比から前記可撓膜(43)の良否
を判定するものである。
【0017】請求項5に係わる圧力容器の検査方法は、
前記圧力容器(40)の温度データを温度センサ(9)
で検知し、前記コンピュータ(10)は前記温度データ
を入力して前記温度データにより圧力線図が温度により
変化する誤差を演算修正する請求項4に記載のものであ
る。
【0018】
【作用】次に、本発明の検査機の作用について述べる。
請求項1に係わる本発明の圧力容器の検査機は、圧力容
器を検査機に取り付けて開閉弁を開き、供給源から作動
流体を圧力容器の作動流体室に供給する。供給される作
動流体の圧力の増加につれて気体室は圧縮され、気体室
の圧力と作動流体室の圧力とがバランスした点が変曲点
となる。更に作動流体室に作動流体が供給されてゆくと
圧力容器の機能の最大容量まで圧縮される。この作動流
体室の最大容量に達した時点で、排出弁を開いて作動流
体室における作動流体の圧力がゼロになるまで排出す
る。この第1行程作業における第1の圧力線図は、圧力
センサからのデータを刻々コンピュータに入力するこっ
とにより作成される。
【0019】次に、第2行程作業として上述と同様に開
閉弁を開いて作動流体室に作動流体を流入させて変曲点
が現れる若干上方まで供給して気体室を圧縮する。この
変曲点の上方の時点で排出弁を開いて作動流体室の作動
流体を排出する。この第2行程作業を設定に応じて複数
回繰り返し、この各変曲点の類似により可撓膜の取り付
け状態を判定する。同時に、可撓膜の最大容量に達する
第1の圧力線図から変曲点と最大容量の圧縮点を判読し
て可撓膜の機能および品質の良否を判定する。これらの
圧力線図は圧力センサからの圧力データをコンピュータ
に入力して演算処理することにより作成される。
【0020】この可撓膜に関する圧力線図からの良否の
判定は、各圧力線図の変曲点を含めた圧力線がほぼ同一
形状に類似する場合は、コンピュータで演算処理して正
常であると容易に判定することが可能になる。または、
コンピュータの設定器にインプットされた圧力データと
対比することにより良否を判定することが可能になる。
具体的には、第1の圧力線図の最大圧縮点により可撓膜
に不良があるか否か、変曲点により機能が正常であるか
否かを判定することが可能になる。この判定は、可撓膜
に異常があれば、さらに、最大容量の圧力線図とインプ
ットされている最大圧力線図とが異なる事からも容易に
判定することが出来る。
【0021】請求項2に係わる本発明の圧力容器の検査
機は、気体室の気体の圧縮および作動流体が作動中に発
熱する温度の変化による圧力線図の誤差を温度センサか
らのデータにより補正するものである。この補正は温度
センサからのデータをコンピュータに入力してインプッ
トされている所定の式により演算処理される。
【0022】請求項4に係わる本発明の圧力容器の検査
方法は、圧力容器を検査機に取り付けると共に、開閉弁
を開いて圧力容器の作動流体室に作動流体を流入させ
る。そして、気体室が最大圧縮に達した時点で排出弁を
開いて作動流体室の圧力が大気圧に達するまで排出す
る。この時の気体室が圧縮される圧力状態の挙動は、圧
力センサからの圧力データを刻々コンピュータに入力し
て演算処理し、第1の圧力線図として作成する。
【0023】次に第2行程として、排出弁を閉じると共
に開閉弁を開き作動流体室に作動流体を流入させて気体
室の圧力とほぼ同一になるところの変曲点まで供給させ
る。そして、変曲点を確認した上方の時点で、排出弁を
開き大気開放する。これらの圧力挙動は、圧力センサか
らの圧力データをコンピュータに入力することにより変
曲点のある第2の圧力線図として作成される。
【0024】更に、精度の要求に応じ第2行程を繰り返
して変曲点のある第2の圧力線図を複数個作成する。こ
れらの第2の圧力線図は、圧力センサが作動流体室の圧
力挙動を検知してコンピュータに入力することにより作
成される。これらの圧力線図は、各変曲点を対比するこ
とにより可撓膜の良否が判定される。又、温度センサか
らの温度データにより圧力データが補正されることによ
って更に詳しく圧力線図が得られるものである。これ
は、請求項5に相当するものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる実施の形態
について圧力容器の検査機および検査方法を図面に基い
て詳述する。
【0026】図1は、本発明に係わる一実施の形態を示
す圧力容器の検査機についての要部を示す図面である。
尚、40は検査機1に取り付けられる圧力容器である。
【0027】先ず、テストする製品としての圧力容器4
0について説明する。図2における圧力容器40は、実
施例として用いたアキュムレータを示す断面図であっ
て、検査機1に取り付けられてテストされるものであ
る。
【0028】図2の圧力容器40において、41はシェ
ルを示す。シェル41の内部は空室42に形成されてい
る。この空室42は可撓膜43により気体室44と作動
流体室45に仕切られている。この可撓膜43はゴム又
は樹脂材製により構成されており、空室42の内周面に
保持金具46により固定されている。可撓膜43はこの
他に超弾性合金材等の金属泊で構成することもできる。
作動流体室45には流入ポート47が設けられている。
そして、気体室44には設定された圧力の窒素ガスが封
入されていると共に、作動流体室45には流入ポート4
7より作動流体が供給できるように構成されている。
【0029】この図2に示す圧力容器40は、流入ポー
ト47より作動流体が供給されて気体室44が圧縮さ
れ、気体室44と流入ポート47の圧力がバランスした
変曲点Aよりも上方に圧縮された状態である。つまり、
第2の圧力線図の最大圧力に近いものである。この圧力
容器40は、可撓膜43であるブラダを介して作動流体
の脈動や圧力を吸収する装置に設けられるものであっ
て、可撓膜43の取り付け状態が正常であるか否か、気
体室44の気体が漏れないか否かの欠陥、品質、耐久能
力および作動機能等を確認しておかなければならないも
のである。
【0030】図1は、本発明の圧力容器の検査機1であ
る。図1において、図2に示す圧力容器40は検査機1
における配管2の供給口に接続されて取り付けられる。
配管2には、供給源3から順に圧力計4と開閉弁5とが
設けられている。開閉弁5は、供給源3の作動流体を作
動流体室45に供給するために開くと共に、作動流体室
45の作動流体を大気開放するときには閉じられる。ま
た、開閉弁5と供給口との間には第1の分岐管6Aが設
けられている。そして、この第1の分岐管6Aには開放
弁7が設けられており、開閉弁5を閉じると共に、この
開放弁7を開くことによって作動流体室45の作動流体
を大気開放することが可能になる。
【0031】さらに、作動流体室45に連通する第2の
分岐管6Bには圧力センサ8が設けられている。この圧
力センサ8は、作動流体室45内の圧力データあるいは
気体室44の圧力データを検知するものである。そし
て、コンピュータ10にそのデータが入力される。この
圧力センサ8はデジタル圧力計にするとコストの点で良
いが、その他の圧力計でもコンピュータ10でデジタル
信号に変換して利用している。
【0032】更に、後述する第2の実施の形態では、シ
ェル41内の温度データを測定する温度センサ9が設け
られている。この温度センサ9で検知したデータは、コ
ンピュータ10に入力できるように構成されている。温
度センサ9は、デジタル温度センサ9を採用したが、現
在のほとんどの温度センサ9を利用することが可能であ
る。たといば、白金測温抵抗体、熱電対、サーマルフェ
ライト、TiO3セラミック、トランジスタ等である。
【0033】前述の圧力センサ8で検知しを圧力データ
を入力して演算処理するコンピュータ10が検査機1に
設けられている。このコンピュータ10には、演算処理
と同時に開閉弁5、開放弁7の開閉作動と圧力計4の設
定圧力を制御する制御部30も内蔵してある。又、コン
ピュータ10は、パソコンとプログラマブルコントロー
ラ(PC)とを連結し、パソコンにより演算処理すると
共に、PCにより検査機1の制御部30を制御すること
もできる。
【0034】図3は、コンピュータ10の処理部24を
構成として示すものである。図3において、コンピュー
タ10は、圧力センサ8からの圧力データを演算処理す
る演算処理部(CPU)240と、付属するメモリ24
2と,A/DC変換器と,I/O装置246と,D/A
C変換器243と、設定器25とから構成されている。
そして、圧力センサ8を介して1/F22から入力され
たアナログ形式の圧力信号がA/DC244でデジタル
形式の圧力信号に変換される。演算処理部(CPU)2
40はこの圧力信号を演算処理して圧力線図を作成する
と共に、メモリ242に記憶されている制御プログラム
を作動させて開閉弁5等を駆動する制御部30を作動さ
せる。このため、D/AC変換器243を介してデジタ
ル形式の開閉弁5等に駆動信号としてI/F21に出力
される。
【0035】演算処理部(CPU)240は、圧力セン
サ8から入力された圧力データを演算処理して第1の圧
力線図P1と第2の圧力線図P2を作成する。そして、
各変曲点Aを中心とした圧力線を対比して可撓膜43の
良否を判定するものである。また、他の方法として、前
もつて入力された圧力容器40の性能をチェツクする所
定の設定圧力を設定器25からI/O246を介して入
力し、この記憶されている設定圧力のデータとI/F2
2からの圧力信号のデータとを比較して圧力線図の良否
を判定することができる。これらの判定は、第1の圧力
線図P1による可撓膜43の欠陥等の品質の良否、第1
の圧力線図P2における各変曲点Aの対比による気体室
44の封入圧力値の良否および取り付け状態の正常、不
正常を判別するものである。この実施した比較例につい
ては後述する。
【0036】図4は、本発明に係わる第2の実施の形態
を示す圧力容器の検査機1である。図4に於いて、図1
と相違する点は、シェル41内の作動中の温度を測定す
る温度センサ9が設けられている点である。この温度セ
ンサ9は前述した通りであり、温度センサ9により得ら
れる温度データをコンピュータ10に入力して温度によ
り変化する圧力値を補正することによって、最大圧縮の
第1の圧力線図および変曲点Aを含む第2の圧力線図が
正確に得る事が出来る。このため、圧力容器40の可撓
膜43の良否の判定および取り付け状態の判断がより正
確になる。
【0037】図5は、図4の検査機1におけるコンピュ
ータ10の要部の構成を示すものである。図3と相違す
る点は、温度センサ9からの温度データが、インターフ
ェース回路I/F23から入力されたアナログ形式の温
度信号としてA/DC変換器244でデジタル形式の温
度信号に変換され,演算処理部(CPU)240に入力
されることである。そして、温度に伴う圧力値の変化
が、この温度としての信号によって補正されるので、よ
り正確な圧力線図がいられることになる。特に、変曲点
Aの位置がより正確に得られるので、第2の圧力線図の
各変曲点Aを対比することにより、容易に正確な気体室
44の封入圧力値や可撓膜43の取り付け状態を判定す
ることが可能になる。このため、コンピュータ10の設
定器25に前もつて設定値を入力しなくと、演算処理部
(CPU)240で処理して圧力線図をチェックするこ
とにより、可撓膜43の機能および取り付け状態を容易
に判読することも可能になる。
【0038】このため、本発明の第2の実施の形態の圧
力容器の検査機では、コンピュータ10は、パソコンを
利用してデータを温度補正も含めた演算処理すると共
に、検査機1の制御部30はプログラマブルコントロー
ラ(PC)を用いてプログラマブルコントローラ制御す
ることができ、検査機1がPCにより低コストで、より
正確な処理判定が可能となる。そして、PCによりパソ
コンで判定した結果を検査機1におくり、検査機1にあ
る図示省略の選別装置で圧力容器40の良否の選別を行
うこともできる。
【0039】前述の圧力容器40内における圧力線図の
温度に伴う圧力の補正は、次の数1式によって演算処理
される。これは、パソコンのCPUで演算されて圧力線
図が作成される。この圧力線図は、圧力に対する温度補
正が成されるので、より正確に作成される。このために
第1の圧力線図P1と、第2の圧力線図P2とを対比し
たのみで、可撓膜43の品質および機能を判定すること
が可能になる。
【0040】
【数1】PT=(P20+0.101×(273.2+
T)/(273.2+20)−0.101 但し、 PT:温度T°Cの時の圧力 P20:温度20゜Cの時の圧力(製品仕様による) T :室温
【0041】図6は、検査機1のコンピュータ10を中
心とした作動のフローチャートである。以下、圧力容器
40の検査方法を説明した後に、図6のフローチャート
を説明する。図1および図4に示すように、圧力容器4
0は配管2の開口部に検査するたびに取り付けられる。
そして、開閉弁5が開いて供給源3から圧力容器40の
作動流体室45に作動流体が供給される。作動流体が供
給されるにつれて、気体室44は図2に示すように圧縮
される。この圧縮状態が圧力容器40の設定された最大
圧縮容量まで進行した段階で、開閉弁5を閉じると共に
開放弁7を開くと作動流体室45は大気圧状態に開放さ
れる。この作動流体の供給と開放は設定された一定流量
を供給して行なうことが好ましい。この第1供給行程に
より第1の圧力線図P1が作成される。
【0042】次に、前述の第1行程と同様に開閉弁5を
開いて供給源3から1定流量の作動流体を作動流体室4
5に供給する。この作動流体の供給は変曲点Aを確認し
た段階、つまり、変曲点が現れた若干上方まで供給して
開閉弁5を閉じると共に、開放弁7を開いて作動流体室
45の作動流体を大気開放する。この第2行程により第
2の圧力線図P2が作成される。
【0043】さらに、必要に応じ第2行程を複数回繰り
返して第2の圧力線図P2,P2,・・・を複数作成す
る。この各第2の圧力線図P2は、検査精度に応じて単
数又は複数個作成して、第1の圧力線図P1により可撓
膜43の不良等の品質を判定し、更に、第2の圧力線図
P2・・と第1の圧力線図P1との変曲点Aの対比によ
り可撓膜43の取り付け状態の可否と気体室44の封入
圧力値の良否が判定される。
【0044】図7は、前述の作動により作成した各圧力
線図P1,P2,・・・の実施の形態である。この実施
の形態では、第1の圧力線図P1と第2の圧力線図P
2,・・・を4個作成した好ましい例である。この圧力
線図では各変曲点Aがほぼ類似形に形成されている。し
たがつて、可撓膜43の取り付け状態が正常であると共
に、気体室44の封入圧力値も正常であることが判読で
きる。また、第1の圧力線図P1により可撓膜43に損
傷等の不良がないことが認められる。
【0045】図8は、図7の圧力線図に対する比較例で
ある。図8の第1の圧力線図P1は、図7の第1の圧力
線図P1とほぼ同一であるが、図8の第2の圧力線図P
2は各第2の圧力線図P2,P2,P2が図7の対応す
るものと相違している。つまり、可撓膜43の取り付け
状態に不良があり(可撓膜43を取り付けた状態にめく
れ不良が認められる)、変曲点Aが現れていない。
【0046】前述の作動は、コンピュータ10により制
御される。図6に於いて、圧力容器40を検査機1に取
り付けると、コンピュータ10の作動試験開始準備とな
る(K1行程)。コンピュータ10の作動に伴い検査機
1に作動開始信号がスイッチされると、開閉弁5が開い
て作動流体が作動流体室45に供給される(S1行
程)。次に、圧力センサ8により作動流体室45の圧力
が検知されてコンピュータ10に圧力データが入力され
る(K2行程)。同時に、温度センサ9により圧力容器
40の温度が検知されてコンピュータ10に温度データ
が入力される(K3行程)。そして、前述したようにし
て図7に示す圧力線図Pが作成され作動終了となる(S
2行程)。
【0047】一方、コンピュータ10では、温度センサ
9からの温度データに基づき圧力センサ8で検知した圧
力値を演算補正する(K4行程)。また、作動流体室4
5の圧力と気体室44の圧力がバランスする変曲点Aの
演算処理をする(K5行程)。以上のデータから可撓膜
43の良否判定をする(K6行程)。次に、この判定結
果を検査機1へ出力して図示してない選別機を作動して
不良な圧力容器をを排除する(K7行程)。そして、作
動試験終了となる(K8行程)。
【0048】前述したような圧力容器の検査方法は、検
査機1のコストを低価にすると共に、可撓膜43の取り
付け状態の可否および可撓膜43の不良等の品質を容易
に判別することが可能になる。この判別は、第2の圧力
線図P2,P2,・・・の個数からくる精度でもつて、
変曲点Aによる対比判定がより正確になる。また、温度
センサ9から入力する温度のデータにより圧力センサ8
から検知する圧力データを補正することにより、判別可
能な正確な圧力線図を短時間に得ることが可能になる。
しかも、精度に応じて求めた数の各変曲点Aは、その対
比により精度が向上するので、気体室44の封入圧力値
も正確に判読することが可能になる。このため、検査に
おける選別機の作業で作業精度を上げることが出来る。
【0049】
【発明の効果】請求項1に係わる本発明の圧力容器は、
第1の圧力線図により可撓膜の欠陥不良や応答機能を判
定することが可能になる。また、第1の圧力線図および
第2の圧力線図の変曲点をを含めた圧力線を対比して判
定することにより、可撓膜の取り付け状態の正常、不正
常および気体室における封入圧力値の適正範囲を判定す
ることが可能になる。
【0050】請求項2に係わる本発明の圧力容器の検査
機は、作動流体が油圧装置内などで使用中に温度上昇す
ることや圧力容器内の圧縮に伴って温度上昇するため、
圧力センサにより検知される圧力データも誤差が発生す
る。この圧力値の誤差を温度センサ9から検知した温度
データにより補正すことにより正常な圧力値を得ること
が出来るので、圧力線図の精度を向上させることが期待
できる。このため、コンピュータのコストも低減するこ
とが可能になる。
【0051】請求項3に係わる本発明の圧力容器の検査
機は、第2の圧力線図を複数個求めて最後の圧力線図に
形成される変曲点と第1の圧力線図の変曲点との対比に
より、変曲点を含めた線図が類似していれば、取り付け
状態が正常であると認められる。特に、各変曲点が3個
以上類似していれば、ほとんど問題にならないことが認
められる。
【0052】請求項4に係わる本発明の圧力容器の検査
方法は、変曲点を含めた圧力線図を複数求めてその変曲
点の形状を対比することにより、可撓膜の機能を判定す
ることが出来るので、検査方法としては精度が高く、し
かも作業者にとつて操作が容易である。また、変曲点を
複数求めて判読する方法のため作業者が判断ミスを犯す
様なことが防止できる。
【0053】請求項5に係わる本発明の圧力容器の検査
方法は、作動流体等の温度を温度センサにより検知して
その温度データにより圧力値を補正するため、第1の圧
力線図も正確に把握することが出来る。このため設定値
のデータ、例えば、変曲点の値、最大圧縮値を対比する
と共に、圧力線図を対比すれば、可撓膜の欠陥等の存否
についての品質、変曲点の確認により気体室の封入圧力
値による機能判定を容易に得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第1の実施の形態を示す圧力容
器の検査機の平面図である。
【図2】本発明に係わる圧力容器の断面図である。
【図3】図1のコンピュータの構成図である。
【図4】本発明に係わる第2の実施の形態を示す圧力容
器の検査機の平面図である。
【図5】図4に示す圧力容器の検査機に係わるコンピュ
ータの構成図である。
【図6】本発明に係わる圧力容器の検査機についての検
査方法のフローチャートである。
【図7】本発明に係わる1実施例を示す圧力線図であ
る。
【図8】図7に示す圧力線図と比較するために同一条件
で実検した圧力線図である。
【図9】従来例の圧力容器の検査機に平面図である。
【図10】図9に示す圧力容器の断面図である。
【図11】従来例に係わる他の検査機の平面図である。
【図12】図9に示す検査機で実検した圧力線図であ
る。
【図13】図11に示す検査機で実検した圧力線図であ
る。
【符号の説明】
1 検査機 2 配管 3 供給源 4 圧力計 5 開閉弁 6 A第1の分岐管 6 B第2の分岐管 7 開放弁 8 圧力センサ 9 温度センサ 10 コンピュータ 21 インターフェース 22 インターフェース 23 インターフェース 24 処理部 240 CPU 242 メモリ部 243 D/AC 244 A/DC 246 I/O装置 25 設定器 30 制御部 40 圧力容器 41 シェル 42 空室 43 可撓膜 44 気体室 45 作動流体室 46 保持金具 47 流入ポート 50 圧力容器 51 シェル 52 空室 53 オイルポート 54 気体室 55 作動流体室 56 ブラダ 57 開口周縁部 58 保持金具 60 検査機 60A 検査機 61 供給源 62 配管 63 第2の配管 64 第3の配管 65 放出弁 66 遮断弁 67 圧力計 68 圧力センサ 69 記録計 70 パソコン A 変曲点 P1 第1の圧力線図 P2 第2の圧力線図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に空室(42)を有するとともに前
    記空室(42)を気体室(44)と作動流体室(45)
    とに仕切る可撓膜(43)を有する圧力容器の検査機で
    あって、前記作動流体室(45)へ作動流体を供給する
    配管に有する開閉弁(5)と、前記作動流体室(45)
    内の圧力を検知する圧力センサ(8)と、前記作動流体
    室(45)に供給された作動流体を排出する開放弁
    (7)と、前記圧力センサ(8)の圧力データを入力し
    て処理するコンピュータ(10)を備え、前記コンピュ
    ータ(10)は前記気体室(44)の圧力に対する前記
    作動流体室(45)の圧力データにより前記気体室(4
    4)を大きく圧縮する圧力の第1の圧力線図(P1)と
    前記第1の圧力線図(P1)より小さく圧縮する第2の
    圧力線図(P2)を演算処理して前記第1の圧力線図
    (P1)と前記第2の圧力線図(P2)との各変曲点
    (A)を含む圧力線の類似と否類似を対比して前記可撓
    膜(43)の機能の良否を判定することを特徴とする圧
    力容器の検査機。
  2. 【請求項2】 内部に空室(42)を有するとともに前
    記空室(42)を気体室(44)と作動流体室(45)
    とに仕切る可撓膜(43)を有する圧力容器の検査機で
    あって、前記作動流体室(45)へ作動流体を供給する
    配管に有する開閉弁(5)と、前記作動流体室(45)
    内の圧力を検知する圧力センサ(8)と、前記圧力容器
    (40)の温度を検知する温度センサ(9)と、前記作
    動流体室(45)に供給された作動流体を排出する開放
    弁(7)と、前記圧力センサ(8)からの圧力データと
    前記温度センサ(9)からの温度データとを入力して処
    理するコンピュータ(10)を備え、前記コンピュータ
    (10)は前記気体室(44)の圧力に対する前記作動
    流体室(45)の温度により変化する圧力データを前記
    温度センサ(9)からの温度データにより補正して第1
    の圧力線図(P1)と第2の圧力線図(P2)を演算処
    理し前記第1の圧力線図(P1)と前記第2の圧力線図
    (P2)との各変曲点(A)を含む圧力線の類似と否類
    似とを対比して前記可撓膜(43)の良否を判定するこ
    と、を特徴とする圧力容器の検査機。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータ(10)は前記第2の
    圧力線図(P2)を複数個求めて最後に求めた第2の圧
    力線図(P2)に有する前記変曲点(A)と前記第1の
    圧力線図の前記変曲点(A)とを対比すること、を特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の圧力容器の検査
    機。
  4. 【請求項4】 空室が可撓膜(43)により気体室(4
    4)と作動流体室(45)とに仕切られた圧力容器(4
    0)を取り付け、前記圧力容器(40)の作動流体室
    (45)に前記開閉弁(5)を開いて作動流体を流入さ
    せ前記気体室(44)を圧縮しすると共に前記開放弁
    (7)を開いて作動流体室(45)の作動流体を大気開
    放する第1行程と、更に前記作動流体室(45)に前記
    開閉弁(5)を開いて前記第1行程より少ない作動流体
    を流入させ前記気体室(44)を圧縮すると共に前記開
    放弁(7)を開いて作動流体を開放する単数回または複
    数回行う第2行程と、前記第1行程と前記第2行程の前
    記気体室44の圧力に対する前記作動流体室45の圧力
    データを圧力センサ(8)で検知してコンピュータ(1
    0)に入力し、前記コンピュータ(10)より前記第1
    行程の圧力データから第1の圧力線図(P1)を演算処
    理すると共に前記第2行程の圧力データから第2の圧力
    線図(P2)を演算処理して前記第1の圧力線図(P
    1)と前記第2の圧力線図(P2)との各変曲点(A)
    の類似と否類似の対比から前記可撓膜(43)の良否を
    判定すること、を特徴とする圧力容器の検査方法。
  5. 【請求項5】 前記圧力容器(40)の温度データを温
    度センサ(9)で検知し、前記コンピュータ(10)は
    前記温度データを入力して前記温度データにより前記圧
    力線図が温度により変化する誤差を演算修正すること、
    を特徴とする請求項4に記載の圧力容器の検査方法。
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