JP2001010089A - インクジェット染色装置及びインクジェット染色方法 - Google Patents

インクジェット染色装置及びインクジェット染色方法

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JP2001010089A
JP2001010089A JP11183314A JP18331499A JP2001010089A JP 2001010089 A JP2001010089 A JP 2001010089A JP 11183314 A JP11183314 A JP 11183314A JP 18331499 A JP18331499 A JP 18331499A JP 2001010089 A JP2001010089 A JP 2001010089A
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JP
Japan
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image processing
print medium
data
dyeing
ink jet
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JP11183314A
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Yoshitaka Uchino
義隆 内野
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手間をかけることなくプリント媒体の特性に応
じた画像処理データを生成し、プリント媒体毎に均一な
画像を染色することが可能な染色装置、及び染色方法を
提供すること。 【解決手段】色相の異なる複数種のインクを用いて、イ
ンクジェット方式により染色を行うインクジェット染色
装置において、該インクジェット染色装置に用いる入力
画像データに対して、複数の画像処理データを予め保持
し、該インクジェット染色装置で染色を行うプリント媒
体の特性に応じて、該予め保持された複数の画像処理デ
ータから、画像処理に用いる画像処理データを選択して
画像処理を行い、該処理結果からプリントデータを生成
するインクジェット染色装置とインクジェット染色方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット染
色装置、詳しくは色相の異なる複数種のインクを用いて
記録を行うインクジェット方式による染色装置及び染色
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理機器、通信機器類の普及に伴
い、従来のスクリーン捺染による染色システムに対し
て、インクジェット方式の記録ヘッドを用いディジタル
画像記録を行い染色するインクジェット染色装置が出現
した。
【0003】このインクジェット染色装置においては、
一般に、複数の記録素子を集積配列してなるヘッドとし
て、染色インクの吐出口及び液路を高密度で複数集積し
たものを用い、カラー化のためそれぞれ色相の異なるシ
アン、マゼンタ、イエロー、ブラック用の複数個の記録
ヘッドを備えている。
【0004】図1は、インクジェット方式を用いた従来
の染色装置の主要部を示したものである。図1におい
て、染色装置は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼ
ンタ(M)、ブラック(K)の各インクについてインク
滴を吐出する4個のヘッド1が搭載されている。プリン
ト媒体2は、ベルト3上を搬送され、各ヘッド1の下を
通過する際にヘッド1からインク滴の吐出を受け、画像
が形成される。
【0005】図2は、該染色装置を用いたインクジェッ
ト染色システムの概要を示すものである。入力画像信号
4を基に画像処理部5においてプリントデータの生成を
行い、インクジェット染色部6において、プリント媒体
上に画像形成を行い、乾燥機7、発色工程8を経て染色
が完了する。
【0006】図3は、画像処理部5における画像信号処
理回路を示す。入力画像信号9として与えられる赤
(R)、緑(G)、青(B)の原画像信号は、画像信号
変換器10において、画像処理データ11参照により、
色変換されてインク滴の色であるイエロー(Y)、シア
ン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各画像濃
度信号に変換された後、2値化処理回路12において、
2値化の処理を施されて、インク滴のデータであるプリ
ントデータ13へ展開される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、イエロー、
シアン、マゼンタ、ブラックの4種類のインクを用いて
染色を行う場合、同じインク量を組み合わせて染色を行
っても、プリント媒体の特性によってインク滴の沈み込
みや広がりが異なるため、染色結果において色の違いが
生じる。このため、同じ入力画像データに対して、同一
の色再現が要求される染色において、プリント媒体の違
いによる入力画像データの修正が必要になるという問題
点が生じていた。
【0008】また、上記問題点を回避するため、一般に
染色を行うプリント媒体の種類の一つ一つに対して、画
像処理データを作成する手法が用いられている。しか
し、莫大な種類のプリント媒体に対して、一つ一つのプ
リント媒体それぞれに最適な画像処理データを作成する
作業は大変手間のかかる作業である。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、手間をかけずに一つ一つのプリント媒体に応じた画
像処理データを生成し、プリント媒体毎に均一な画像を
染色することが可能な染色装置、及び染色方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記目
的を達成するため、色相の異なる複数種のインクを用い
て、インクジェット方式により染色を行うインクジェッ
ト染色装置において、入力画像データに対して、複数の
画像処理データを保持し、該染色装置で染色を行うプリ
ント媒体の特性に応じて、該複数の画像処理データか
ら、画像信号処理に用いる画像処理データを選択、ある
いは保持されている該複数の画像処理データを基に該プ
リント媒体の特性から画像処理データを算出するもので
ある。
【0011】本発明において、好ましくは、前記プリン
ト媒体は布帛であることであり、また、好ましくは、前
記プリント媒体の特性は布帛の白色パラメータである。
【0012】さらに好ましくは、前記布の特性は布の目
付量であるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、更に詳しく本発明について
説明をする。
【0014】本発明において「インク」とは、布帛を含
めて広くプリント媒体に染色することのできる染料や顔
料を含む染色手段をいう。また、布帛を含めてプリント
媒体の種類とは、織物、編物や不織布を含む布帛、紙、
樹脂フィルム、皮革あるいは金属箔を含む、該染色手段
により染色される媒体の種類をいう。更に、布帛を含め
てプリント媒体の特性とは、単位面積あたりの重さ(目
付)あるいは編み方、織り方、使用している繊維の種類
を含む布帛の組織、あるいはプリント媒体表面の白色度
を含む、該染色方法による染色に影響を及ぼす要因をい
う。
【0015】以下、本発明の染色装置に係る一実施形態
を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
【0016】インクジェット染色システムは図2に示す
ように、原画となるデジタル画像データ(入力画像デー
タ)4を画像処理部5においてプリントデータに処理
し、このプリントデータをインクジェット染色部6に入
力してプリント媒体上にプリントを行う。プリントを施
されたプリント媒体は乾燥機7を通して発色工程8を経
て染色される。
【0017】染色部は、図1に示すように、イエロー、
シアン、マゼンタ、ブラックの4色からなる吐出ヘッド
からなり、それぞれの吐出ヘッドからインクジェット方
式によりインクの吐出を行う。
【0018】この染色部に入力されるプリントデータは
図2に示す画像処理装置5において作成される。この画
像処理部での処理は図3に示すように、RGBデータで
ある入力画像信号9を画像処理データ11を参照してイ
ンクの色であるCMYKデータに画像信号変換器10に
より変換し、インク滴のドット単位のデータに変換を行
う2値化処理12を行い、プリントデータ13として作
成する。
【0019】図7に示すように画像処理データには入力
であるRGB値と変換後の値であるCMYK値の対応関
係が格子点データとして記述されている。本発明では、
プリント媒体の特性に応じて、画像処理データを算出・
選択し、プリント媒体に適したプリントデータの生成を
行う。図8は、本発明に用いられ得る色変換ルックアッ
プテーブルの例を示す図である。
【0020】以下に画像処理データの算出・選択を詳細
に説明する。
【0021】例えば、プリント媒体の特性である目付
量、白色パラメータを基にそれぞれ最適化された画像処
理データをあらかじめ複数格納しておき、染色対象であ
るプリント媒体の白色パラメータ、目付量を元に、実際
に画像信号変換に用いる画像処理データは算出もしくは
選択される。ここで、目付量とは布帛の単位面積当たり
の質量であり、白色パラメータとは、染色を行う前の布
帛表面の測色値に基づくものであり、測色値はCIE
L*a*b*空間が望ましく、CIE XYZ空間、K
/S値などというデバイスに依存しない標準空間の値で
あればかまわない。
【0022】この白色パラメータと目付量を一定間隔で
割り振ったプリント媒体を用意し、各プリント媒体に対
して最適な画像処理データを作成する。この画像処理デ
ータは、色の再現性、インクの付与量など染色における
評価項目を一定の誤差内に収めていることが必要であ
り、作成には染色結果を目視または、測色することによ
る繰り返し修正による作成であっても、市販のカラーマ
ネージメントソフトを利用しての色修正による作成であ
ってもかまわない。
【0023】このようにして得られた各白色パラメータ
・目付量に応じた画像処理データを複数格納しておき、
実際に染色を行いたい布帛に対してその目付量と白色パ
ラメータを基に、格納された画像処理データの中から、
最適な画像処理データを選択もしくは算出するものであ
る。
【0024】画像処理部において、画像信号変換は上記
選択もしくは算出された最適な画像処理データを用いて
行われる。この結果、染色対象であるプリント媒体の特
性に応じた色処理が可能となり、プリント媒体間の色の
違いを小さくすることが可能となる。
【0025】上記最適な画像処理データの選択方法は、
図5に示すように、データベース上の各画像処理データ
を目付量、白色パラメータそれぞれの値を要素とするベ
クトルと、染色対象であるプリント媒体の目付量、白色
パラメータの各値を要素とするベクトルとの距離をそれ
ぞれ算出し、距離が最短となるデータベース上の画像処
理データを最適な画像処理データとして選択する。
【0026】上記最適な画像処理データの算出方法は、
図6に示すように、データベース上の各画像処理データ
の目付量、白色パラメータそれぞれの値を要素とするベ
クトルと、染色対象であるプリント媒体の目付量、白色
パラメータの各値を要素とするベクトルとの距離をそれ
ぞれ算出し、距離が最短となるデータベース上の画像処
理データを最近傍データ、2番目に距離が最短となるデ
ータベース上の画像処理データを準近傍データとして検
出し、これら近傍データである画像処理データのテーブ
ル値を基に図7に示すように、該検出した距離を基に線
形補間により算出する。
【0027】このようにして算出された画像処理データ
を用いて画像処理装置5においてプリントデータの作成
を行い、インクジェット染色装置を用いてプリントを行
う。
【0028】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をさらに説明
をする。 実施例1 予め格納されている複数の画像処理データから染色に用
いるプリント媒体に最適な画像処理データを選択するに
あたり、データベースに目付量5g/cm2 、白色パラ
メータL値5、a値1、b値1毎に最適化された画像処
理データを格納していることとして、染色対象のプリン
ト媒体が目付量95.5g/cm2 、白色パラメータL
値82、a値−3.2、b値5.4のとき、データベー
ス内の画像処理データのうち、染色に用いるプリント媒
体に最も近いデータは目付量95g/cm2 、白色パラ
メータL値80、a値−3、b値5の画像処理データと
なり、このデータを最適な画像処理データとして選択
し、プリントデータの作成を行うことで容易にプリント
媒体の違いによる色の差を小さくすることができた。 実施例2 データベースに目付量5g/cm2 、白色パラメータL
値5、a値1、b値1毎に最適化された画像処理データ
を格納しているとして、染色対象のプリント媒体が目付
量95.5g/cm2 、白色パラメータL値82、a値
−3.2、b値5.4のとき、最近傍データは目付量9
5g/cm2 、白色パラメータL値80、a値−3、b
値5の画像処理データとなり、2番目に近い準近傍デー
タは目付量95g/cm2 、白色パラメータL値80、
a値−3、b値6の画像処理データとなる。このとき、
染色対象のプリント媒体のデータと最近傍データとの距
離が2.109502311、染色対象のプリント媒体のデータと
準近傍データとの距離が2.156385865であることから、
最近傍データの値と準近傍データの値を2.109502311:
2.156385865の割合で線形補間して染色対象プリント媒
体の画像処理データのデータとして算出する。
【0029】以上の手順により算出された最適な画像処
理データを用いてプリントデータの作成を行うことでプ
リント媒体の違いによるプリント結果の色の差をより小
さくすることができた。
【0030】
【発明の効果】以上述べた本発明の請求項1、7の発明
によれば、プリント媒体の特性に応じた画像処理データ
を選択することで、プリント媒体毎に均一な画像を染色
することができる染色装置及び染色方法を提供すること
ができる。
【0031】また、請求項2、8に係る本発明によれ
ば、プリント媒体の特性に応じた画像処理データを算出
することで、よりプリント媒体毎に均一な画像を染色す
ることができる染色装置及び染色方法を提供することが
できる。
【0032】また、請求項3、9に係る本発明によれ
ば、布帛の特性に応じた画像処理データを用いてプリン
トデータを生成することにより、布帛毎に均一な画像を
染色することができる染色装置及び染色方法を提供する
ことができる。
【0033】また、請求項4、10に係る本発明によれ
ば、プリント媒体表面の白色パラメータに応じた画像処
理データを用いてプリントデータを生成することによ
り、プリント媒体毎に均一な画像を染色することができ
る染色装置及び染色方法を提供することができる。
【0034】また、請求項5、11に係る本発明によれ
ば、プリント媒体表面の測色値に基づく画像処理データ
を用いてプリントデータを生成することにより、プリン
ト媒体毎に均一な画像を染色することができる染色装置
及び染色方法を提供することができる。
【0035】また、請求項6、12の発明によれば、プ
リント媒体の目付量に基づく画像処理データを用いてプ
リントデータを生成することにより、プリント媒体毎に
最適なインク付与量を決定することができる染色装置及
び染色方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来からある一般的なインクジェット染色装置
の概要を示す図である。
【図2】本発明の一実施例におけるインクジェット染色
システムの処理工程を示す図である。
【図3】従来からある一般的なプリントデータ作成にお
けるデータの処理の流れを示す図である。
【図4】本発明の一実施例におけるプリントデータ作成
のデータの処理の流れを示す図である。
【図5】本発明の一実施例におけるデータの選択方法を
示す図である。
【図6】本発明の一実施例におけるデータの算出方法を
示す図である。
【図7】本発明の一実施例におけるデータベースの中か
ら、最適な画像処理データを算出する工程を示す図であ
る。
【図8】本発明に用いられ得る色変換ルックアップテー
ブルの例を示す図である。
【符号の説明】
1:ヘッド 2:プリント媒体 3:ベルト 4:入力画像信号 5:画像処理部 6:インクジェット染色部 7:乾燥機 8:発色工程 9:入力画像信号 10:画像信号変換器 11:画像処理データ 12:2値化処理回路 13:プリントデータ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色相の異なる複数種のインクを用いて、イ
    ンクジェット方式により染色を行うインクジェット染色
    装置において、該インクジェット染色装置に用いる入力
    画像データに対して、複数の画像処理データを予め保持
    し、該インクジェット染色装置で染色を行うプリント媒
    体の特性に応じて、該予め保持された複数の画像処理デ
    ータから、画像処理に用いる画像処理データを選択して
    画像処理を行い、該処理結果からプリントデータを生成
    するように構成したことを特徴とするインクジェット染
    色装置。
  2. 【請求項2】色相の異なる複数種のインクを用いて、イ
    ンクジェット方式により染色を行うインクジェット染色
    装置において、該インクジェット染色装置に用いる入力
    画像データに対して、複数の画像処理データを予め保持
    し、該インクジェット染色装置で染色を行うプリント媒
    体の特性に応じて、該予め保持された複数の画像処理デ
    ータを基に、画像処理に用いる画像処理データを算出し
    て画像処理を行い、該処理結果からプリントデータを生
    成するように構成したことを特徴とするインクジェット
    染色装置。
  3. 【請求項3】前記プリント媒体が、布帛であることを特
    徴とする請求項1または2記載のインクジェット染色装
    置。
  4. 【請求項4】前記プリント媒体の特性が、白色パラメー
    タであることを特徴とする請求項1、2または3記載の
    インクジェット染色装置。
  5. 【請求項5】前記白色パラメータが、プリントを実施す
    る以前のプリント媒体の表面の測色値に基づくものであ
    ることを特徴とする請求項4記載のインクジェット染色
    装置。
  6. 【請求項6】前記プリント媒体の特性が、プリント媒体
    の目付量であることを特徴とする請求項1、2、3、4
    または5記載のインクジェット染色装置。
  7. 【請求項7】色相の異なる複数種のインクを用いて、イ
    ンクジェット方式により染色を行うインクジェット染色
    方法において、該インクジェット染色方法で用いる入力
    画像データに対して、複数の画像処理データを予め保持
    し、該インクジェット染色方法で染色を行うプリント媒
    体の特性に応じて、該予め保持された複数の画像処理デ
    ータから、画像変換に用いる画像処理データを選択して
    画像処理を行い、該処理結果からプリントデータを生成
    することを特徴とするインクジェット染色方法。
  8. 【請求項8】色相の異なる複数種のインクを用いて、イ
    ンクジェット方式により染色を行うインクジェット染色
    方法において、該インクジェット染色方法で用いる入力
    画像データに対して、複数の画像処理データを予め保持
    し、該予め保持された複数の画像処理データを基に、該
    インクジェット染色方法で染色を行うプリント媒体の特
    性に応じて、画像処理に用いる画像処理データを算出し
    て画像処理を行い、該処理結果からプリントデータを生
    成することを特徴とするインクジェット染色方法。
  9. 【請求項9】前記プリント媒体が、布帛であることを特
    徴とする請求項7または8記載の染色方法。
  10. 【請求項10】前記プリント媒体の特性が、プリント媒
    体の白色パラメータであることを特徴とするした請求項
    7、8または9記載の染色方法。
  11. 【請求項11】前記プリント媒体の白色パラメータが、
    プリント媒体表面の測色値に基づくものであることを特
    徴とする請求項10記載の染色方法。
  12. 【請求項12】前記プリント媒体の特性が、プリント媒
    体の目付量であることを特徴とする請求項7、8、9、
    10または11記載の染色方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2839966A1 (en) * 2013-08-23 2015-02-25 Seiko Epson Corporation Liquid discharging apparatus and liquid discharging method
JP2015039861A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置

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EP2839966A1 (en) * 2013-08-23 2015-02-25 Seiko Epson Corporation Liquid discharging apparatus and liquid discharging method
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