JP2001009328A - 散布装置及びスピードスプレーヤ - Google Patents

散布装置及びスピードスプレーヤ

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JP2001009328A
JP2001009328A JP11183001A JP18300199A JP2001009328A JP 2001009328 A JP2001009328 A JP 2001009328A JP 11183001 A JP11183001 A JP 11183001A JP 18300199 A JP18300199 A JP 18300199A JP 2001009328 A JP2001009328 A JP 2001009328A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピードスプレーヤ10において、金属製のホ
ルダ30は、薬液分配用通孔53内におけるノズル側半割り
部分31の挿入部54の移動可能範囲内で、ノズルパイプ26
の周方向へノズルパイプ26への装着位置を調整自在にな
っている。ノズル側半割り部分31又は反ノズル側半割り
部分32がノズルパイプ26の母線凹側の方へ回り込む装着
位置では、ノズルパイプ26の延び方向へのノズル側半割
り部分31又は反ノズル側半割り部分32の中間部、すなわ
ち半円弧帯状パッキン33又はOリング34がノズルパイプ
26より浮き上がり、シール性等に支障が出るが、これを
防止する。 【解決手段】 ノズルパイプ26は、樹脂製とし、ノズル
側半割り部分31及び反ノズル側半割り部分32に挟圧され
る被挟着部分60では、ノズル側半割り部分31及び反ノズ
ル側半割り部分32からの挟圧力によって弾性変形し、ほ
ぼ直線状になって、半円弧帯状パッキン33又はOリング
34の浮き上がりを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、散布装置及びそ
れを装備するスピードスプレーヤに係り、詳しくは曲線
状分配管へのノズル部材の装着位置が調整自在である散
布装置及びそれを装備するスピードスプレーヤに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5はスピードスプレーヤ10に装備され
る従来の散布装置におけるホルダ30の各装着位置におけ
るノズルパイプ66へのホルダ30の装着状態を示してい
る。後述のこの発明の実施の形態と同一の要素について
は同符合で指示して、説明は省略し、主要点についての
み説明する。スピードスプレーヤ10は、ノズルパイプを
噴頭18の上辺と左及び右の側辺とに対応して計3本、装
備するのが通常であり、図示のノズルパイプ66は、その
内の、左側又は右側辺に対応して配設されるものであ
り、スピードスプレーヤ10の真横から見ると、直線であ
るが、スピードスプレーヤ10の前後方向から見ると、噴
頭18の側辺の輪郭に合わせた曲線状になっている。ノズ
ル側半割り部分31の挿入部54の径はノズルパイプ66の薬
液分配用通孔53の径より小さく、ノズルパイプ66の周方
向へのノズルパイプ66へのホルダ30の装着位置、すなわ
ちノズル42の取付け角度は、挿入部54が薬液分配用通孔
53内で変位可能な範囲内で、調整自在になっている。ノ
ズルパイプ66へのホルダ30の取付け角度について、突出
接続部36の向きで表すと、図5において、(a)は突出
接続部36の向きがスピードスプレーヤ10のほぼ真後ろ方
向になったとき、(b)は突出接続部36の向きが(a)
の向きに対してノズルパイプ66の母線凹側の方へ所定量
へ回り込んだとき、(c)は突出接続部36の向きが
(a)の向きに対してノズルパイプ66の母線凸側の方へ
所定量へ回り込んだときをそれぞれ示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の散布装置では、
ホルダ30のノズル側半割り部分31及び反ノズル側半割り
部分32、並びにノズルパイプ66は金属等の剛性材質から
成るので、(b)及び(c)の取付け角度では、ノズル
側半割り部分31及び反ノズル側半割り部分32の上下方向
両端がノズルパイプ66の湾曲母線の2点に当たってしま
い、上下方向中間部のOリング34及び半円弧帯状パッキ
ン33がノズルパイプ66の外周面から浮き上がり、Oリン
グ34によるシール性および62への半円弧帯状パッキン
33の固着性が低下している。
【0004】この発明の目的は、このような問題点を克
服できる散布装置及びそれを装備するスピードスプレー
ヤを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の散布装置は次
のものを前提として有している。延び方向へ適宜間隔に
複数個の散布液分配用通孔(53)を備える曲線状分配管(2
6) 曲線状分配管(26)の周部へそれぞれ散布液分配用通孔側
及び反散布液分配用通孔側から曲線状分配管(26)を挟圧
するように曲線状分配管(26)の延び方向へ各散布液分配
用通孔(53)の位置において装着される剛性材質製の通孔
側ホルダ部分(31)及び反通孔側ホルダ部分(32)を備え通
孔側ホルダ部分(31)は曲線状分配管(26)の周方向へ変位
自在に散布液分配用通孔(53)に挿入される挿入部(54)を
もち曲線状分配管(26)の周方向への散布液分配用通孔(5
3)内の挿入部(54)の変位範囲内で曲線状分配管(26)の周
方向への装着位置が調整自在になっているホルダ(30) ホルダ(30)へ結合しホルダ(30)の挿入部(54)の通路(55)
を介して曲線状分配管(26)から供給された散布液を散布
するノズル部材(42)
【0006】そして、この散布装置によれば、曲線状分
配管(26)は樹脂材料から成る。
【0007】通孔側ホルダ部分(31)の挿入部(54)が曲線
状分配管(26)の散布液分配用通孔(53)内で変位する結
果、曲線状分配管(26)の周方向へのホルダ(30)の装着位
置、したがってノズル部材(42)の取付け角度が変化す
る。曲線状分配管(26)は、直線状でなく、曲線状となっ
ているため、曲線状分配管(26)の周方向のホルダ(30)の
装着位置の変化に伴い、通孔側ホルダ部分(31)又は反通
孔側ホルダ部分(32)が、曲線状分配管(26)の母線凹側の
方へ回り込むと、曲線状分配管(26)の延び方向へ通孔側
ホルダ部分(31)又は反通孔側ホルダ部分(32)の両端縁が
曲線状分配管(26)の弧に当接して、曲線状分配管(26)の
延び方向への通孔側ホルダ部分(31)又は反通孔側ホルダ
部分(32)の中間部が曲線状分配管(26)へ強く当たらない
ように成りやすい。しかし、曲線状分配管(26)は、樹脂
製であるため、所定の弾性を有するので、両側からの通
孔側ホルダ部分(31)及び反通孔側ホルダ部分(32)の強固
の圧着力により、通孔側ホルダ部分(31)及び反通孔側ホ
ルダ部分(32)の固着部における曲線状分配管(26)の母線
は直線に変化し、通孔側ホルダ部分(31)及び挿入部(54)
は、曲線状分配管(26)の延び方向全体にわたり、曲線状
分配管(26)の外周面に確実にから固着する。結果、ホル
ダ(30)のシール性及び曲線状分配管(26)へのホルダ(30)
の装着性が向上する。
【0008】この発明の散布装置によれば、曲線状分配
管(26)の外面側における散布液分配用通孔(53)の周縁部
と通孔側ホルダ部分(31)の内面側との間にはOリング(3
4)が介在し、曲線状分配管(26)の外面と反通孔側ホルダ
部分(32)の内面との間にはパッキン部材(30)が介在して
いる。
【0009】Oリング(34)は、曲線状分配管(26)のホル
ダ(30)の装着時に、散布液分配用通孔(53)と通孔側ホル
ダ部分(31)との間において圧着され、散布液分配用通孔
(53)からの散布液の漏れを防止する機能をもつ。パッキ
ン部材(30)は、曲線状分配管(26)のホルダ(30)の装着時
に、曲線状分配管(26)の外周面と反通孔側ホルダ部分(3
2)との間において圧着され、曲線状分配管(26)へのホル
ダ(30)の固着性を良好にする機能をもつ。曲線状分配管
(26)の樹脂製の結果、曲線状分配管(26)の母線は、ホル
ダ(30)の装着部において直線化し、Oリング(34)及びス
ピードスプレーヤ(10)は、良好な圧着状態に維持され、
曲線状分配管(26)の周りのホルダ(30)の装着位置の変化
にかかわらず、ホルダ(30)の良好なシール性及び固着性
が保持される。
【0010】この発明のスピードスプレーヤ(10)は前述
の散布装置を装備する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1はスピードスプレーヤ10
の概略側面図である。フレーム12は、前後においてそれ
ぞれ左右対の前輪13及び後輪14により支持され、前輪13
の上部には、前側から順番に、運転席を左右中央に備え
るフロントパネル15、薬液を貯留する薬剤タンク16、走
行用エンジン及びそれに駆動されるポンプ等を収容する
ボンネット17、薬液を扇状に噴射する噴頭18、及び後方
から空気を吸入して噴頭18へ吐出する送風機19が配置さ
れている。
【0012】図2は散布装置の分解図である。スピード
スプレーヤ10の噴頭18では、噴頭18の左右側辺及び上辺
の輪郭に沿って、複数個のノズル42をほぼ等間隔で装備
している。そして、噴頭18の左側辺のノズル列、噴頭18
の上辺のノズル列、及び噴頭18の右側辺のノズル列の計
3個のノズル列に対応して、3本の樹脂製のノズルパイ
プが用意される。図2のノズルパイプ26は、噴頭18の左
側辺のノズル列に対応するノズルパイプであり、噴頭18
の左側縁に沿って噴頭18の周方向へ延びる結果として、
凸側を噴頭18の左方へ、また、凹側を噴頭18の中心側へ
向けている。薬液流入口27は、ノズルパイプ26の中間部
に設けられ、ホース(図示せず)を接続され、そのホー
スを介してエンジン室のポンプより圧送されて来る薬液
をノズルパイプ26内へ導入する。薬液流入口27は、スピ
ードスプレーヤ10の前後方向に関してノズルパイプ26の
前面側に位置し、薬液流入口27とは反対側のノズルパイ
プ26の面、すなわちノズルパイプ26の後面側には薬液分
配用通孔53(図4)がノズルパイプ26の延び方向へほぼ
等間隔で穿設され、各薬液分配用通孔53の位置には、ホ
ルダ30が装着される。ホルダ30は、薬液分配用通孔53側
のノズル側半割り部分31と、薬液流入口27側の反ノズル
側半割り部分32とへノズルパイプ26の周方向へほぼ二分
割されている。ノズル側半割り部分31及び反ノズル側半
割り部分32は共に金属から製作されている。半円弧帯状
パッキン33は、反ノズル側半割り部分32の内面側に当て
られ、ノズルパイプ26へのホルダ30の装着時では、反ノ
ズル側半割り部分32の内面とノズルパイプ26の外面との
間に介在する。Oリング34はホルダ30のノズル側半割り
部分31の挿入部54(図4)の根元の位置において挿入部
54の放射方向外側の部位に装着される。1対の締付けボ
ルト35(1対の締付けボルト35の内、一方のみが図示さ
れている。)は、反ノズル側半割り部分32の両端のボル
ト挿通孔を貫通してから、ノズル側半割り部分31の両端
のねじ穴へ螺着し、ノズル側半割り部分31及び反ノズル
側半割り部分32をノズルパイプ26へ両側から相互に締め
付ける。ノズル側半割り部分31には、ノズルパイプ26と
は反対方向へ突出する突出接続部36が形成されている。
押さえ部39は、全部のホルダ30について用意されておら
ず、ホルダ30の列方向へ1個置きのホルダ30ごとに用意
され、突出接続部36に螺着するようになっている。ナッ
ト部44は、ノズル42の側部に直接、設けられるか、ノズ
ル42の側部から延びる延長導管43の先端部に設けられ、
突出接続部36に螺着される。延長導管43付きのノズル42
は、ホルダ30の列方向へ2個置きに配置され、噴頭18で
は、延長導管43無しのノズル42はスピードスプレーヤ10
の前後方向へボンネット17側において噴頭18の周方向へ
第1の列を構成し、延長導管43付きのノズル42はスピー
ドスプレーヤ10の前後方向へ送風機19側において噴頭18
の周方向へ第2の列を構成し、結果、噴頭18では、ノズ
ル42の列がスピードスプレーヤ10の前後方向へ2個、存
在することになる。各ノズル42は、突出接続部36へのナ
ット部44の回転位置の調整により、スピードスプレーヤ
10の前後方向軸線の周りの向きを調整自在としている。
【0013】図3はボンネット17側から見た噴頭板47の
斜視図である。噴頭板47は、噴頭18のボンネット17側の
端面を画定している。開口48は、噴頭板47の中央部に穿
設され、エンジン動力をエンジン室のエンジンから送風
機19の20へ伝達する動力軸が貫通する。複数個の挿通
孔49は、噴頭板47の周縁に沿ってほぼ等間隔で穿設され
る。ノズルパイプ26及びホルダ30はエンジン室側に配設
され、ホルダ30のノズル側半割り部分31の突出接続部36
が、エンジン室側から噴頭18側へ各挿通孔49へ挿入さ
れ、噴頭板47の噴頭18側へ所定量、突出する。押さえ部
39は、噴頭板47の噴頭18側において、噴頭板47から突出
している突出接続部36に螺着され、ノズルパイプ26を噴
頭板47に固定する。ボルト挿通孔58は、噴頭板47の放射
方向へ挿通孔49より中心側に穿設されている。間隔保持
用締付けボルト50は、ワッシャ51及び押さえ52を貫通し
てから、ボルト挿通孔58を貫通し、噴頭18をスピードス
プレーヤ10の前後方向へ延びる。間隔保持用締付けボル
ト50の先端部は、送風機19の噴頭18側を画定しているフ
ード部としての防渦板を貫通してからフード内のナット
を螺着され、これにより、間隔保持用締付けボルト50は
噴頭18の前後方向寸法を規定するようになっている。
【0014】図4はノズルパイプ26へのホルダ30の装着
状態をノズルパイプ26の周方向へのホルダ30の各装着位
置で示している。ノズル側半割り部分31のほぼ円柱状の
挿入部54の径はノズルパイプ26のほぼ円形の薬液分配用
通孔53の径より小さく、ノズルパイプ26の周方向へのノ
ズルパイプ26へのホルダ30の装着位置、すなわちノズル
パイプ26の周方向へのノズル42の取付け角度は、挿入部
54が薬液分配用通孔53内で変位可能な範囲内で、調整自
在になっている。ノズルパイプ26の横断面輪郭はほぼ円
形であり、ノズル側半割り部分31及び反ノズル側半割り
部分32の内面の断面輪郭も、ノズルパイプ26の横断面輪
郭に適合したものとなっている。半円弧帯状パッキン33
は、締付けボルト35(図2)によるノズルパイプ26への
ノズル側半割り部分31及び反ノズル側半割り部分32の相
互の締付けにより、ノズルパイプ26の外面と反ノズル側
半割り部分32の内面との間に挟着され、ノズルパイプ26
へのホルダ30の固着を強固なものにしている。Oリング
34は、突出接続部36の延び方向へ挿入部54の根元の位置
にあり、薬液分配用通孔53をその径方向外側から包囲す
る径を有し、締付けボルト35(図2)によるノズルパイ
プ26へのノズル側半割り部分31及び反ノズル側半割り部
分32の相互の締付けにより、ノズルパイプ26の外面側に
おいて薬液分配用通孔53の周縁とノズル側半割り部分31
の内面との間に挟着され、ノズルパイプ26とノズル側半
割り部分31との間からノズルパイプ26内の薬液が漏出す
るのを阻止している。ノズル側半割り部分31内には、薬
液通路55が形成され、薬液通路55を介してノズルパイプ
26内の薬液がノズル42の方へ導かれるようになってい
る。薬液通路55は、挿入部54を貫通して挿入部54の端面
に開口する小径部分56と、小径部分に続いて突出接続部
36の方へ延びて突出接続部36の端面に開口する大径部分
57とを有している。ノズルパイプ26の周方向へのホルダ
30の装着位置について、突出接続部36の向きで表すと、
図4において、(a)は突出接続部36の向きがスピード
スプレーヤ10のほぼ真後ろ方向になったとき、(b)は
突出接続部36の向きが(a)の向きに対してノズルパイ
プ26の母線凹側の方へ所定量へ回り込んだとき、(c)
は突出接続部36の向きが(a)の向きに対してノズルパ
イプ26の母線凸側の方へ所定量へ回り込んだときをそれ
ぞれ示している。図4において、ノズルパイプ26は、ノ
ズル側半割り部分31及び反ノズル側半割り部分32に両側
から挟まれる部分を被挟着部分60とし、ノズル側半割り
部分31及び反ノズル側半割り部分32から露出する部分を
露出部分61としている。
【0015】(a)では、突出接続部36はほぼ真後ろ向
きになっているため、被挟着部分60は、母線凹側をノズ
ル側半割り部分31及び反ノズル側半割り部分32からの挟
圧方向に対して直角方向へ向けており、ノズル側半割り
部分31及び反ノズル側半割り部分32は、ノズルパイプ26
の延び方向へ両縁を被挟着部分60に当てることなく、ノ
ズルパイプ26の延び方向へ一様に被挟着部分60に当たる
ことができる。したがって、半円弧帯状パッキン33及び
Oリング34は良好な挟圧状態に保持されている。(b)
では、突出接続部36は、ノズルパイプ26の母線凹側の方
へ回り込むために、このままの状態では、ノズル側半割
り部分31の上下方向両縁が被挟着部分60の母線凹側に当
接して、上下方向中間部が被挟着部分60から浮くことに
なってしまう。しかし、ノズルパイプ26は樹脂製である
ので、被挟着部分60は、両側からのノズル側半割り部分
31及び反ノズル側半割り部分32による挟圧により、ノズ
ル側半割り部分31及び反ノズル側半割り部分32の内面に
適合した形状に弾性変形して、ほぼ直線状となり、半円
弧帯状パッキン33及びOリング34は、(a)の場合と同
様に、良好な挟圧状態に保持される。(c)では、突出
接続部36は、ノズルパイプ26の凸側の母線の方へ回り込
むために、このままの状態では、反ノズル側半割り部分
32の上下方向両縁が被挟着部分60の母線凹側に当接し
て、上下方向中間部が被挟着部分60から浮くことになっ
てしまう。しかし、ノズルパイプ26は樹脂製であるの
で、被挟着部分60は、両側からのノズル側半割り部分31
及び反ノズル側半割り部分32による挟圧により、ノズル
側半割り部分31及び反ノズル側半割り部分32の内面に適
合した形状に弾性変形して、ほぼ直線状となり、半円弧
帯状パッキン33及びOリング34は、(a)の場合と同様
に、良好な挟圧状態に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】スピードスプレーヤの概略側面図である。
【図2】散布装置の分解図である。
【図3】ボンネット側から見た噴頭板の斜視図である。
【図4】ノズルパイプへのホルダの装着状態をノズルパ
イプの周方向へのホルダの各装着位置で示す図である。
【図5】スピードスプレーヤに装備される従来の散布装
置におけるホルダの各装着位置におけるノズルパイプへ
のホルダの装着状態を示す図である。
【符号の説明】
10 スピードスプレーヤ 26 ノズルパイプ(曲線状分配管) 30 ホルダ(パッキン部材) 30 ホルダ 31 ノズル側半割り部分(通孔側ホルダ部分) 32 反ノズル側半割り部分(反通孔側ホルダ部分) 34 Oリング 42 ノズル(ノズル部材) 53 薬液分配用通孔(散布液分配用通孔) 54 挿入部 55 薬液通路(通路)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 延び方向へ適宜間隔に複数個の散布液分
    配用通孔(53)を備える曲線状分配管(26)、 前記曲線状分配管(26)の周部へそれぞれ散布液分配用通
    孔側及び反散布液分配用通孔側から前記曲線状分配管(2
    6)を挟圧するように前記曲線状分配管(26)の延び方向へ
    各散布液分配用通孔(53)の位置において装着される剛性
    材質製の通孔側ホルダ部分(31)及び反通孔側ホルダ部分
    (32)を備え前記通孔側ホルダ部分(31)は前記曲線状分配
    管(26)の周方向へ変位自在に前記散布液分配用通孔(53)
    に挿入される挿入部(54)をもち前記曲線状分配管(26)の
    周方向への前記散布液分配用通孔(53)内の前記挿入部(5
    4)の変位範囲内で前記曲線状分配管(26)の周方向への装
    着位置が調整自在になっているホルダ(30)、及び 前記ホルダ(30)へ結合し前記ホルダ(30)の前記挿入部(5
    4)の通路(55)を介して前記曲線状分配管(26)から供給さ
    れた散布液を散布するノズル部材(42)、有している散布
    装置において、 前記曲線状分配管(26)は樹脂材料から成ることを特徴と
    する散布装置。
  2. 【請求項2】 前記曲線状分配管(26)の外面側における
    前記散布液分配用通孔(53)の周縁部と前記通孔側ホルダ
    部分(31)の内面側との間にはOリング(34)が介在し、前
    記曲線状分配管(26)の外面と前記反通孔側ホルダ部分(3
    2)の内面との間にはパッキン部材(30)が介在しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の散布装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の散布装置を装備す
    ることを特徴とするスピードスプレーヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101029597B1 (ko) 2008-05-02 2011-04-15 민태진 농약대 노즐용 지지체의 결합구조 및 결합방법
JP2011080615A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Tatsuya Uetake ミストノズルの装着方法

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