JP2001008185A - データ記録出力装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents

データ記録出力装置及びプログラム記録媒体

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JP2001008185A
JP2001008185A JP11174170A JP17417099A JP2001008185A JP 2001008185 A JP2001008185 A JP 2001008185A JP 11174170 A JP11174170 A JP 11174170A JP 17417099 A JP17417099 A JP 17417099A JP 2001008185 A JP2001008185 A JP 2001008185A
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JP11174170A
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English (en)
Inventor
Masazumi Yamada
山田  正純
Hiroyuki Iizuka
飯塚  裕之
Takuya Nishimura
拓也 西村
Hideaki Takechi
秀明 武知
Yoshiki Kuno
良樹 久野
Reigo Yanagisawa
玲互 柳澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視聴または記録したい番組があったとして
も、実際に放映される時間まで待つ必要があり、番組を
記録したい場合には、番組記録用に適切なテープを用意
し、放送時間にセットする必要があり、番組の記録に失
敗しても課金が行われてしまい、記録後に番組の内容に
不満が生じる可能性があるという課題がある。 【解決手段】 受信データの全部または一部を課金なく
して期限付きで記録するHDD13と、そのデータの全
部または一部を読みとる読みとり手段12、11、1
4、18、10と、読み取り手段12、11、14、1
8、10によって読みとられたデータに関して課金情報
を生成する課金情報処理16と、読み取られたデータを
表示するディスプレイ3とを備えたことを特徴とするS
TB1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルCS放
送やディジタルBS放送における有料放送のデータを記
録し、また記録したデータを出力するデータ記録出力装
置及びプログラム記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル画像、音声技術が民生機器に
も安価に利用出来るようになってきている。このディジ
タル技術と通信衛星(CS:Communicatio
n Satellite)の機能を組み合わせた新しい
放送が出現してきている。
【0003】このようなディジタルCS放送は、小型の
アンテナで、どこででも多くのチャンネルの放送を、ゴ
ーストや画像劣化もなく受信することが出来る。また、
画像だけでなく、MPEGオーディオの音声圧縮技術を
用いることによって、CDなみの高品質音声の受信が可
能になる。そして、ディジタルデータ(例えば、パソコ
ンへ向けて経済ニュースデータやファミコンへ向けての
ゲームソフト)を画像、音声とともに放送することが出
来る。このように多様なマルチメディア情報の放送が一
つのシステムで実現可能なことが、ディジタルCS放送
の特徴である。
【0004】従来のディジタルCS放送の一例を図5に
示す。
【0005】番組供給業者(プロバイダー)50からの
種々の番組は、MPEGエンコーダ51で圧縮技術を使
ってディジタル化され、188バイト単位のMPEG2
トランスポートパケットのパケットストリームになる。
基本的にはディジタルCS放送は有料放送であるので、
画像、音声のパケットはパケットごとに暗号化(スクラ
ンブル)されている。これを解く鍵は、関連情報として
映像、音声とともにパケットの一つとして送信される
が、これも暗号化されており、これを解くための各個人
の鍵は、各受信機ごとに挿入されているICカード53
の中に、それぞれ秘密に格納されている。どの番組を解
くことができるかについては、各受信者の契約情報をも
とに送信側から選択できるようになっている。
【0006】この契約関係を管理しているのが顧客管理
システム54である。このシステムが管理するもう一つ
の大きな契約形態にペイパービュー(PPV)がある。
通常はチャンネルごとに契約するので、そのチャンネル
は常に見られることになるが、このPPVというのは、
例えば2時間のある映画番組だけをそのつど、有料で見
られるようにする契約方法である。受信機のリモコンを
押すと、そのPPVの番組が見えるようになる。そし
て、例えば月末に、その月にみたPPV番組の情報が自
動的に電話線55で顧客管理システム54に伝送されて
課金されることになる。
【0007】受信機に挿入されるICカード53には、
各個人の鍵暗号アルゴリズムが書き込まれている。この
鍵およびアルゴリズムは、鍵管理者以外が読み取ること
は、ほとんど不可能であるが、万一暗号が破られた場合
には、安価なICカード53を配布し直すことによって
対応でき、受信機を交換する必要がない。
【0008】このようなディジタルCS放送の料金制度
をまとめると以下のようになる。
【0009】すなわち、視聴するチャンネルの数によっ
て決まる月契約料金と、特別な映画番組やスポーツ番組
などのPPV番組の合計がその月の利用料金となる。現
在はPPV番組にはアナログコピープロテクションが施
されており、記録は不可能である。この課金情報は、受
信機(STB)56に挿入されているICカードからモ
デムを介して顧客管理システム54に送られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のディジタルCS放送や、ディジタルBS放送で
は、視聴者が視聴したい番組や記録したい番組があった
としても、実際に放映される時間まで、待つ必要があ
る。たしかに例えば同一番組を30分ごとに数チャンネ
ルの上で時間をずらせてスタートさせ、いつでも最初か
ら映画が見られるようにするNVOD(Near Vi
deo On Demand、疑似ビデオオンデマン
ド)が行われているが、これはその都度チャンネルを変
える等の操作が必要であり、使いづらい。
【0011】また、番組を記録したい場合には、番組記
録用に適切なテープを用意し、放送時間にセットする必
要がある。放送時間に録画予約状態にせずVCRを再生
していると、記録出来ない。
【0012】また、記録前に番組の購入契約を行うの
で、番組の記録に失敗しても課金が行われてしまう。
【0013】また、記録前に番組の購入契約を行うの
で、記録後に番組の内容に不満が生じる可能性がある。
【0014】本発明は、ディジタルCS放送またはディ
ジタルBS放送では、視聴者が視聴したい番組や記録し
たい番組があったとしても、実際に放映される時間ま
で、待つ必要があるという課題と、番組を記録したい場
合には、番組記録用に適切なテープを用意し、放送時間
にセットする必要があるという課題と、番組の記録に失
敗しても課金が行われてしまうという課題と、記録後に
番組の内容に不満が生じる可能性があるという課題を考
慮し、実際に放映される時間まで待つ必要がなく、また
は番組を記録したい場合でも、放送時間にセットする必
要がなく、または番組の記録に失敗しても課金が行われ
ず、記録後に番組の内容に不満が生じないデータ記録出
力装置及びプログラム記録媒体を提供することを目的と
するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、受信デー
タの全部または一部を課金なくして期限付きで記録する
第1記録手段と、前記第1記録手段で記録されたデータ
の全部または一部を読みとる読みとり手段と、前記読み
取り手段によって読みとられるデータに関して課金情報
を生成する第1課金情報生成手段と、前記読みとり手段
で読み取られたデータを表示する表示手段とを備えたこ
とを特徴とするデータ記録出力装置である。
【0016】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記読み取られたデータは、デコードされた後、表
示手段で表示されることを特徴とする第1の本発明に記
載のデータ記録出力装置である。
【0017】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記第1記録手段に格納されているデータの全部ま
たは一部を記録する第2記録手段と、前記第2記録手段
に書き込まれたデータに関して課金情報を生成する第2
課金情報生成手段とを備えたことを特徴とする第1の本
発明に記載のデータ記録出力装置である。
【0018】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記第2記録手段に記録するデータは、前記第1記
録手段に格納されているデータのうち、前記読みとり手
段によって読みとられ表示されたデータの全部または一
部であることを特徴とする第3の本発明に記載のデータ
記録出力装置である。
【0019】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記第1記録手段に記録されるデータを選択するた
めの第1選択手段とを備えたことを特徴とする第1〜4
の本発明のいずれかに記載のデータ記録出力装置であ
る。
【0020】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記読みとり手段で読みとるべきデータを選択する
ための第2選択手段と、その第2選択手段によって選択
されたデータについて読みとりを許可していいかどうか
を判定する判定手段とを備え、前記第1課金情報生成手
段は、前記許可されたデータについての課金情報を生成
することを特徴とする第1〜5の本発明のいずれかに記
載のデータ記録出力装置である。
【0021】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記第1記録手段は、前記受信データを記録する際
に前記受信データを紹介するデータをも記録し、前記第
2選択手段がデータを選択する際に、前記第1記録手段
に記録されているデータを紹介するデータを視聴するこ
とが出来ることを特徴とする第6の本発明に記載のデー
タ記録出力装置である。
【0022】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記第2選択手段がデータを選択する際に、前記第
1記録手段に記録されているデータの一部を視聴するこ
とが出来ることを特徴とする第6の本発明に記載のデー
タ記録出力装置である。
【0023】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記判定手段は、前記判定結果を通知することを特
徴とする第6〜8の本発明のいずれかに記載のデータ記
録出力装置である。
【0024】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記受信データとは番組であり、前記第1記録
手段は、記録する番組に関する情報をも記録することを
特徴とする第1〜9の本発明のいずれかに記載のデータ
記録出力装置である。
【0025】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記記録する番組に関する情報とは、番組を特
定するための番組IDまたは記録の有効期限または有効
再生回数であることを特徴とする第10の本発明に記載
のデータ記録出力装置である。
【0026】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、前記第1課金情報生成手段は、前記第1記録手
段に記録されているデータの視聴回数に応じて前記課金
情報を変化させることを特徴とする第1〜11の本発明
のいずれかに記載のデータ記録出力装置である。
【0027】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、前記第1課金情報生成手段は、前記受信データ
が前記第1記録手段に記録されている時間に応じて前記
課金情報を変化させることを特徴とする第1〜12の本
発明のいずれかに記載のデータ記録出力装置である。
【0028】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、前記第1記録手段は、記録しているデータの前
記期限が過ぎると、そのデータを消去することを特徴と
する第1〜13の本発明のいずれかに記載のデータ記録
出力装置である。
【0029】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、前記読みとり手段で読み取られたデータは、最
初に視聴された時点から所定の期間が経過すると、消去
されることを特徴とする第1〜14の本発明のいずれか
に記載のデータ記録出力装置である。
【0030】また、第16の本発明(請求項16に対
応)は、前記第2選択手段は、前記第1記録手段が記録
しているデータのうち、選択したデータが前記第2記録
手段に記録された後、そのデータを前記第1記録手段か
ら消去することを特徴とする第6〜15のいずれかに記
載のデータ記録出力装置である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0032】(第1の実施の形態)第1の実施の形態に
ついて図1を用いて説明する。
【0033】本実施の形態では、番組のAVデータを無
料で一時記録し、その番組を購入すると課金され、購入
した番組は期間を限定して視聴することが出来、購入し
た番組を保存すると、保存した番組には購入時とは別に
課金され、保存した番組は期間を限定されず何回でも視
聴出来るSTBについて説明する。
【0034】図1は第1の実施の形態におけるシステム
の構成図である。
【0035】本実施の形態のシステムは、STB1、ア
ンテナ2、ディスプレイ3、VCR4、ICカード5か
ら構成される。
【0036】STB1は、放送局から送られてくる放送
波を受信し、受信した番組のうち選択した番組のAVデ
ータを一時記録し、一時記録した番組のうち購入する番
組を選択し、購入した番組をディスプレイ3で確認しな
がら、VCR4に保存する装置である。アンテナ2は、
放送波を電気信号に変換する手段である。ディスプレイ
3は、AVデータを表示して、視聴する手段である。V
CR4は、購入したAVデータを記録する手段である。
【0037】STB1は、ICカード5、受信復調6、
DMUX7、A/Vデコーダ8、放送用デスクランブル
9、GUI10、選択11、消去処理12、HDD1
3、番組関連情報抽出14、条件判定15、課金情報処
理16、リモコン17、伝送管理18、D−I/F1
9、モデム20から構成される。
【0038】受信復調6は、番組供給事業者(プロバイ
ダ)からの、AVデータ(映像データ及び/または音声
データ)、番組関連情報を通信衛星を介して入力し、そ
れらの全部または一部の信号波形を整形する手段であ
る。なお、番組関連情報は、番組を特定するための番組
名や番組ID、一時記録の有効期限、購入後の有効期限
または有効再生回数、一時記録した番組を選択する際に
必要となる課金情報、EPG(電子番組ガイド:Ele
ctric Program Guide)などであ
る。受信復調6が入力するAVデータは、放送スクラン
ブル鍵Ksによりスクランブルされているデータであ
る。
【0039】DMUX7は、受信復調6からの、波形整
形されたAVデータ、番組関連情報を分離し、さらに放
送用デスクランブル9からの、デスクランブルされたA
Vデータを分離する手段である。
【0040】A/Vデコーダ8は、DMUX7からのA
Vデータを復号する手段である。
【0041】放送用デスクランブル9は、後述するIC
カード5の鍵生成22で生成されたユーザID鍵を入力
し、放送スクランブル鍵Ksを復元し、復元された放送
スクランブル鍵KsでスクランブルされているAVデー
タをデスクランブルする手段である。
【0042】GUI10は、視聴したい番組を記録予約
したり、HDD13に一時記録されている番組のAVデ
ータを購入するかしないかを決定したり、また購入した
番組のAVデータをVCR4に保存するかどうかを決定
したり、番組関連情報を表示したりするためのグラフィ
ックスユーザーインターフェースである。
【0043】選択11は、番組表が載った雑誌もしくは
EPGで視聴したい番組をGUI10を介して記録予約
し、また一時記録した番組を購入するかしないかを決定
し、また購入した番組のAVデータをVCR4に保存す
るかどうかを決定する手段である。また、選択11は、
一時記録する番組をHDD13に記録する際、その番組
を暗号化して記録し、購入した番組をVCR4に保存す
る際にも、その番組を暗号化して記録する手段である。
なお、本実施の形態では、番組のAVデータを一時記録
をした場合は課金されないが、一時記録した番組を購入
した際には課金される。
【0044】消去処理12は、HDD13に一時記録さ
れている番組のAVデータのうち一時記録の期限が切れ
たと条件判定15で判定された番組のAVデータを消去
し、また購入した番組のAVデータが予め決められた期
限または再生回数になったら消去し、また一時記録され
ている番組のAVデータのうち購入しないものを消去
し、またVCR4に保存した番組のAVデータをHDD
13から消去する手段である。
【0045】HDD13は、記録予約された番組のAV
データを一時記録し、番組関連情報抽出14で抽出され
た番組関連情報を記録する手段である。
【0046】番組関連情報抽出14は、DMUX7で分
離された番組関連情報のうち、番組を特定するための番
組名や番組ID、一時記録の有効期限、購入後の有効期
限または有効再生回数、一時記録した番組を選択する際
に必要となる課金情報を抽出し、選択11、条件判定1
5に渡す手段である。
【0047】条件判定15は、選択11で選択された番
組を視聴するための条件を判定する手段である。なお選
択された番組を視聴するための条件としては、例えば、
その番組が課金されている番組かどうか、課金の金額が
いくらであるかどうか、その番組がすでに購入済みかど
うか、その番組の一時記録の期限が切れているかどう
か、現在その番組を購入するに際して支払い可能かどう
かなどである。
【0048】課金情報処理16は、条件判定15で判定
された番組の値段がいくらかどうか、すでに視聴したか
どうかなどの情報を処理し、ICカード5に記録する手
段である。
【0049】リモコン17は、STB1を操作するため
の命令を入力する手段である。
【0050】伝送管理18は、AVデータに伝送用の暗
号化を施し、そのAVデータを伝送するための管理を行
う手段である。
【0051】D−I/F(ディジタルインターフェー
ス)19は、伝送管理18から出力されたAVデータを
パケットに分割し、VCR4に転送する手段であり、I
EEE1394インターフェースである。
【0052】モデム20はICカード5に記録されてい
る課金情報(番組視聴情報、番組購入情報、番組保存情
報)を例えば月末に電話回線などの通信回線を介して、
顧客管理システムに送信する手段である。
【0053】また、STB1に挿入されているICカー
ド5は、ユーザ情報21、鍵生成22、番組視聴情報記
憶23、番組購入情報記憶24、番組保存情報記憶25
から構成される。
【0054】ユーザ情報21は、ユーザを識別するため
のID、ユーザの契約形態などに関する情報である。
【0055】鍵生成22は、ユーザ情報21と番組視聴
情報記憶23、番組購入情報記憶24、番組保存情報記
憶25からユーザID鍵Kmを生成し、放送用デスクラ
ンブル9に出力する手段である。
【0056】番組視聴情報記憶23は、HDD13に記
憶されている番組のAVデータを視聴したかどうかにつ
いての情報を記憶する手段である。番組購入情報記憶2
4は、HDD13に記憶されている番組のAVデータを
購入したかどうかについての情報を記憶する手段であ
る。番組保存情報記憶25は、購入した番組をVCR4
に保存したかどうかについての情報を記憶する手段であ
る。
【0057】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0058】視聴者が、番組表が掲載されている雑誌、
もしくはディスプレイ3に表示されているEPGを見な
がら、視聴したい番組を記録予約する。GUI10は、
ディスプレイ3にEPG情報を表示し、視聴者はこのE
PG情報をリモコン17で指示することによって、選択
11が記録予約したい番組を選択する。
【0059】アンテナ2は、放送局からの放送波を受信
し、受信復調6に入力する。受信復調6は、番組供給事
業者(プロバイダ)からの、AVデータ(映像データ及
び/または音声データ)、番組関連情報を通信衛星、ア
ンテナ2を介して入力し、それらの全部または一部の信
号波形を整形する。なお、番組関連情報は、番組を特定
するための番組名や番組ID、一時記録の有効期限、購
入後の有効期限または有効再生回数、一時記録した番組
を選択する際に必要となる課金情報、暗号化された放送
スクランブル鍵Ks、EPG(電子番組ガイド:Ele
ctric Program Guide)などであ
る。受信復調6が入力するAVデータは、放送スクラン
ブル鍵Ksによりスクランブルされている。
【0060】DMUX7は、受信復調6からの、波形整
形されたAVデータ、番組関連情報を分離し、さらに放
送用デスクランブル9からの、デスクランブルされたA
Vデータを分離する。
【0061】ICカード5は、鍵生成22で、予め登録
されているユーザ情報21と番組視聴情報記憶23に記
憶されている番組視聴情報、番組購入情報記憶24に記
憶されている番組購入情報、番組保存情報記憶25に記
憶されている番組保存情報とからユーザID鍵Kmを生
成し、放送用デスクランブル9に出力する。なおユーザ
情報21は、ユーザを識別するためのID、ユーザの契
約形態などに関する情報である。また番組視聴情報は、
HDD13に記憶されている番組のAVデータを購入後
に視聴したかどうかについての情報であり、番組購入情
報は、HDD13に記憶されている番組のAVデータを
購入したかどうかについての情報であり、番組保存情報
は、購入した番組をVCR4に保存したかどうかについ
ての情報である。
【0062】放送用デスクランブル9は、ICカード5
の鍵生成22で生成されたユーザID鍵Kmを入力し、
放送スクランブル鍵Ksを復元し、復元された放送スク
ランブル鍵KsでスクランブルされているAVデータを
デスクランブルし、DMUX7に出力する。
【0063】選択11は、視聴者が記録予約したAVデ
ータをDMUX7から選択し、選択したAVデータをH
DD13に記録する。AVデータをHDD13に記録す
る際にはそのAVデータの全部または一部を暗号化して
HDD13に記録する。すなわち選択11は、AVデー
タを暗号化し、AVデータを暗号化した暗号化鍵も暗号
化する。さらに選択11は、暗号化したAVデータと暗
号化した暗号化鍵と、暗号化した暗号化鍵を復元するた
めの情報のうち時変要素(時変暗号化鍵復元情報)とを
HDD13に記録し、暗号化した暗号化鍵を復元するた
めの情報のうち時変でない要素(固定暗号化鍵復元情
報)をICカード5に記録する。ここで、固定暗号化鍵
復元情報とは、ユーザIDまたはSTBのID、データ
のID、HDD13に記録出来る期限情報、データの課
金情報の少なくとも一つ以上を含む情報である。また、
時変暗号化鍵復元情報とは、暗号化されたAVデータを
復元するための鍵であり、この鍵は時間とともに変化し
ており、暗号化されている。また、ICカード5に記録
されている固定暗号化鍵復元情報とHDD13に記録さ
れている時変暗号化鍵復元情報を用いなければ、暗号化
されたAVデータを解読することは出来ない。このよう
にHDD13に記録されるAVデータは暗号化されて記
録されており、HDD13がSTB1から自由に着脱で
きるような構成であっても、ICカード5がなければA
Vデータを解読することが出来ない。従って他者が無断
でAVデータを視聴することを防ぐことが出来る。
【0064】以上のようにして、視聴者が選択し、記録
予約した番組のAVデータはHDD13に記録される。
この時点では、記録したAVデータは無料である。すな
わち、AVデータをHDD13に記録するだけでは課金
されない。このようにしてAVデータが次々にHDD1
3に記録される。
【0065】HDD13に記録されたAVデータの先頭
部分にはその番組の紹介が入っており、この紹介部分を
視聴することによって、視聴者は、その番組を購入する
かしないかを決めるための参考にすることが出来る。こ
の紹介部分は番組関連情報抽出14で読み出され、選択
11に出力されGUI10で表示画面が作成されて、デ
ィスプレイ3に表示される。このとき同時に番組関連情
報抽出14が抽出した番組を特定するための番組名や番
組ID、一時記録の有効期限、購入後の有効期限または
有効再生回数、一時記録した番組を選択する際に必要と
なる課金情報などもGUI10で表示画面に組み込ま
れ、ディスプレイ3で表示される。なお、AVデータに
番組紹介部分がない場合であれば、例えば映画などの場
合には最初から10分間は無料で見ることが出来る。視
聴者は番組の紹介部分を参考にしてそのAVデータを購
入するかしないかを決める。また、HDD13に記録さ
れたAVデータは購入されないまま放置すると、一時記
録の有効期限が経過すると、HDD13から消去され
る。
【0066】AVデータを購入するかしないかは、GU
I10で作成された画面がディスプレイに表示されてお
り、その画面をリモコン17で選択することによって行
うことが出来る。GUI10によって作成された画面に
は、「購入する」、「購入しない」を選択する項目が設
けられており、リモコン17のカーソルを移動し、「購
入する」の上に移動させ、選択すると購入すると決めた
ことになり、「購入しない」の上に移動させ、選択する
と購入しないと決めたことになる。このようなリモコン
17の操作命令は、選択11によって解釈される。
【0067】「購入しない」を選択した場合、選択11
は消去処理12にその番組のAVデータを購入しないこ
とを通知する。消去処理12はHDD13からそのAV
データを消去し、HDD13の記録領域が拡大する。
【0068】「購入する」を選択した場合、その番組の
AVデータを最後まで見ることが出来るようになる。さ
らに「購入する」を選択した場合、課金され、ICカー
ド5に購入した番組の情報が記録される。すなわち、選
択11は購入するということを、番組関連情報抽出14
に通知すると、番組関連情報抽出14は、番組関連情報
(番組を特定するための番組名や番組ID、一時記録の
有効期限または有効再生回数、一時記録した番組を選択
する際に必要となる課金情報)をHDD13から抽出
し、条件判定15に渡す。条件判定15は、選択11で
選択された番組を視聴するための条件を判定する。図3
に番組を購入できる条件を示す。このような条件をもと
に条件判定15は、番組を購入できるかどうかを判定す
る。すなわちその番組が課金されている番組かどうか、
課金の金額がいくらであるかどうか、その番組がすでに
購入済みかどうか、その番組の一時記録の期限が切れて
いるかどうか、現在その番組を購入するに際して支払い
可能かどうかなどである。その番組が無料の番組である
場合、その番組がすでに購入済みの場合は、課金されな
い。またその番組がすでに購入済みの場合も課金されな
い。条件判定15で課金してもよいと判定されると、課
金情報処理16で課金処理がおこなわれる。すなわち課
金情報処理16は、条件判定15で判定された番組の値
段がいくらかどうか、すでに視聴したかどうかなどの情
報を処理し、ICカード5の番組購入情報記憶24に記
憶する。条件判定15、課金情報処理16の処理結果
は、番組関連情報抽出14で抽出された番組関連情報と
ともに、選択11を介して、GUI10で画面が作成さ
れ、ディスプレイ3に表示される。すなわち、その番組
を購入出来たかどうか、課金の金額がいくらか、あるい
はすでに購入済みであったかなどの情報を表示する。
【0069】また、番組を購入しようとしても購入出来
ない場合がある。例えば、HDD13に記憶しておく期
限が切れてしまった場合や、ユーザIDが違う場合など
である。このような場合、条件判定15は、番組の購入
が出来ないと判定する。その判定結果は、選択11に通
知され、GUI10で番組が購入出来ないというメッセ
ージが作成され、ディスプレイ3に表示される。
【0070】購入した番組は購入後の有効期限で指定さ
れた期間内では自由に再視聴が可能である。例えば、購
入後の有効期限が30日間であるとすると、購入された
AVデータを最初に見た日から30日間自由に視聴する
ことができる。また再視聴によるあらたな課金は発生し
ない。最初に視聴した日から一定期間再視聴可能とする
方法は、例えば以下のようにすれば実現することが出来
る。
【0071】すなわち、購入した番組のAVデータを最
初に視聴した日時からの有効期限情報を持たすことで実
現できる。この有効期限情報は、ICカード5の番組視
聴情報記憶23に記録する。購入した番組のAVデータ
を最初に視聴した時点で、有効期限情報の値を決めIC
カード5に記録する。例えば6月1日の21時00分に
購入した番組のAVデータを最初に視聴したとする。そ
してそのAVデータの視聴期間が30日間であるとする
と、有効期限情報は、7月1日の21時00分となる。
そしてSTB1が持つ日時情報とこの有効期限情報を比
較し、STB1が持つ日時情報が7月1日の21時00
分になると、STB1は、そのAVデータを解読するた
めの固定暗号化鍵復元情報を削除する。従って7月1日
の21時00分以降はそのAVデータを視聴出来なくな
る。このようにすれば購入した番組を最初に視聴した日
から一定期間再視聴可能とすることが出来る。
【0072】購入した番組を最初に視聴すると、HDD
13にも有効期限情報が記録される。すなわちリモコン
17を用いて、GUI10で作成された画面から、購入
した番組を選択し、「視聴する」を選択すると、選択1
1は、リモコン17の操作命令を解釈する。そして選択
11は、番組関連情報抽出14に選択された番組の番組
IDとその番組を視聴することを通知する。番組関連情
報抽出14は、HDD13から選択された番組の番組I
Dをもとにその番組の番組関連情報を抽出する。そし
て、番組関連情報に新たに有効期限情報を書き込み、H
DD14に書き込むとともに、条件判定15、課金情報
処理16を介して、番組視聴情報記憶23にも有効期限
情報を書き込む。次に選択された番組のAVデータがH
DD13からDMUX7に送られ、さらにA/Vデコー
ダ8でデコードされてディスプレイ3に表示される。
【0073】このようにすれば、視聴者がうっかり寝込
んでしまっても、次の日に視聴することが出来るし、ま
た、購入した番組を一度に全部見る必要もなく、見たい
ときに見たい分だけ番組を視聴するということも可能に
なる。すなわち視聴者が視聴したいときに番組を視聴す
ることが出来る利点がある。
【0074】次に購入した番組のAVデータをVCR4
に保存する場合を説明する。
【0075】視聴者は、購入した番組の購入後の有効期
限が30日であれば、その番組を最初に視聴した日から
30日以内であればVCR4に保存することが出来る。
ただし、VCR4に保存すると購入時に発生した課金と
は別の課金が課せられる。そのかわりにVCR4に保存
した番組のAVデータは期限なしに何回でも視聴するこ
とが出来るようになる。
【0076】購入した番組を保存する場合、視聴者はリ
モコンから画面切替命令を入力する。その命令は、選択
11に通知され解釈され、GUI10でAVデータを保
存する画面に切り替え、ディスプレイ3で表示される。
画面には「保存する」という項目が表示される。
【0077】リモコン17のカーソルを移動し、「保存
する」の上に移動させ、選択すると保存することを決め
たことになる。このようなリモコン17の操作命令は、
選択11で解釈される。
【0078】「保存する」を選択した場合、保存する番
組の番組IDと保存することが選択11から、番組関連
情報抽出14に通知される。番組関連情報抽出14は、
HDD13から番組関連情報を抽出し、条件判定15で
その番組が保存出来るかどうかを判断される。その結
果、保存出来る場合には、GUI10からの指示によ
り、伝送管理18がHDD13から保存する番組のAV
データを順次読み出し、パケットに変換し、パケット
は、D−I/F(ディジタルインターフェース)19か
らVCR4に送信される。ただし、伝送管理18は、保
存する番組のAVデータをHDD13から読み出し、パ
ケットに変換する際に、AVデータを伝送用に暗号化す
る。そしてVCR4は、伝送用に暗号化されたAVデー
タを復号したのち、記録用に再度暗号化する。この記録
用の暗号化は、AVデータを暗号化する暗号化鍵も暗号
化し、暗号化したAVデータと暗号化した暗号化鍵と、
暗号化した暗号化鍵を復元するための情報のうち時変要
素(時変暗号化鍵復元情報)とをVCR4のテープ媒体
に記録し、暗号化した暗号化鍵を復元するための情報の
うち時変でない要素(固定暗号化鍵復元情報)をICカ
ード5に記録する。ここで、固定暗号化鍵復元情報と
は、ユーザIDまたはSTBのID、データのID、デ
ータの課金情報の少なくとも一つ以上を含む情報であ
る。また、時変暗号化鍵復元情報とは、暗号化されたA
Vデータを復元するための鍵であり、この鍵は時間とと
もに変化しており、暗号化されている。このように記録
用にAVデータを暗号化しておけば、そのAVデータは
ICカード5がないと解読できないので、第3者がAV
データを無断で視聴することを防ぐことが出来る。
【0079】VCR4が全てのAVデータを記録し終わ
ったら、その旨をD−I/F19に通知し、伝送管理1
8から、GUI10に中継される。ディスプレイ3には
「記録完了」などのメッセージが表示される。
【0080】選択11は番組の記録が完了したことを、
番組関連情報抽出14に通知する。番組関連情報抽出1
4は、その番組の番組関連情報をHDD13から読み出
し、条件判定15に渡す。条件判定15は、保存された
番組の条件を判定する。現在その番組を購入するに際し
て支払い可能かどうかなどを判定する。その番組が無料
の番組である場合、課金されない。またその番組がすで
に購入済みの場合も課金されない。条件判定15で課金
してもよいと判定されると、課金情報処理16で課金処
理がおこなわれる。すなわち課金情報処理16は、条件
判定15で判定された番組の値段がいくらかどうかを処
理し、ICカード5の番組保存情報記録25に記憶す
る。条件判定15、課金情報処理16の処理結果は、番
組関連情報抽出14で抽出された番組関連情報ととも
に、選択11を介して、GUI10で画面が作成され、
ディスプレイ3に表示される。すなわち、その番組を保
存出来たかどうか、課金の金額がいくらかなどが表示さ
れる。
【0081】選択11は、さらに消去処理12に番組が
保存されたことを通知する。消去処理12は、保存され
た番組のAVデータをHDD13から消去する。
【0082】VCR4に保存された番組はいつでも好き
なときに何回でも視聴することが出来るようになる。
【0083】もちろん購入した番組のAVデータを一度
も視聴しないで、保存することも可能である。
【0084】また、番組を保存しようとしても保存出来
ない場合がある。例えば、番組を購入してから再視聴で
きる購入後の有効期限が切れてしまった場合や、ユーザ
IDが違う場合などである。このような場合、条件判定
15は、番組の保存が出来ないと判定する。その判定結
果は、選択11に通知され、GUI10で番組が保存出
来ないというメッセージが作成され、ディスプレイ3に
表示される。また番組が保存出来ないというメッセージ
は、GUI10から伝送管理18に通知され、D−I/
Fを介してVCR4に通知される。VCR4はLCD等
を点灯することによって保存出来ないことを表示する。
【0085】次に番組を購入したり保存したりすること
によって生じる課金の支払い方法とその実現方法につい
て説明する。
【0086】はじめに課金の支払い方法について説明す
る。
【0087】図4に料金の支払い方法を示す。
【0088】第1の課金を支払う方法としては従来から
行われているPPVの方式を用いるもので、番組を購入
したときにその都度課金するものである。また本実施の
形態では購入した番組をVCR4に保存した場合にも課
金する。
【0089】第2の課金課金を支払う方法としてプリペ
イド方式を用いた方法である。予め固定料金を払い、そ
の範囲内で割安に利用できる。例えば1000円を支払
い、2割引き程度割安に使用することが出来るものであ
る。またハイウェイカードのように、高額を一時に支払
えば割引率がよくなる。例えば1000円支払うと、1
200円分番組を購入出来るが、1万円支払うと150
00円分の番組を購入することが出来る。
【0090】第3の課金を支払う方法としては積み立て
型の方式を用いた方法を用いるものである。PPVの番
組をVCR4に記録するために月々固定料金を支払う。
支払い範囲内で割安に利用出来る。例えば月々固定料金
を支払えば、2割引になるなどである。そしてその月に
使い切らなかった時には、翌月にも利用可能とし、また
足りない場合には追加して料金を支払う。
【0091】第1〜3の支払い方法のいずれの支払い方
法で番組を視聴するかは、視聴者と番組供給業者(プロ
バイダー)との契約によって決まる。
【0092】次にこのような課金の支払い方法の実現方
法について述べる。実現方法としては、センター側の顧
客管理システムに課金情報を持つ場合とSTB側のIC
カードに課金情報を持つ場合の2通りがある。
【0093】まず、センター側の顧客管理システムに課
金情報を持つ場合について説明する。
【0094】センター内に、各サービスや番組内容とそ
の料金についての情報、モデム経由で得られた各視聴者
の契約内容、視聴した番組情報に関する情報を蓄積する
ようにする。
【0095】さらに第2の支払い方法であるプリペイド
方式の場合には、プリペイド残高情報も蓄積するように
する。プリペイド残高情報とは、第2の支払い方法の場
合に番組の購入、保存によって課金された料金を前払い
した料金から差し引いた残額に関する情報である。この
場合各STB1のGUI10に「プリペイド支払い」選
択欄と「プリペイド残高」確認欄を設ける。リモコン1
7で「プリペイド支払い」欄を選択すると、STB1
は、支払い額を確認後、モデム20を介してセンター側
の顧客管理システムに支払い額を通知する。顧客管理シ
ステムは、蓄積されているプリペイド残高情報をSTB
1に送信する。STB1はモデム20を介してプリペイ
ド残高情報を受信し、「プリペイド残高」確認欄に表示
する。これにはまず、STB1が直接、顧客管理システ
ムと交信する方法がある。またこれとは別の方法とし
て、ICカード5にプリペイド残高情報を蓄積し、番組
を購入したり保存したりした場合にプリペイド残高情報
を更新する。そして、センター側の顧客管理システムへ
は月1回プリペイド残高情報を送信し、顧客管理システ
ムに蓄積されているプリペイド残高情報を月一回更新す
る方法がある。図1のSTB1は、後者の場合のブロッ
ク図になっている。
【0096】また第3の支払い方法である積み立て型の
場合には、センター側の顧客管理システムは毎月、各視
聴者の当月支払い金額に積み立て金額を加える。
【0097】さらに、各視聴者のプリペイド残高情報
に、積み立て金額を加え、プリペイド残高を所定の率
で、割り増しする。例えば積み立て金額をプリペイド残
高に加えた金額が8千円であったとすると、8千円に3
パーセントの割り増しを行い、8千240円の課金分だ
け番組を購入及び保存することが出来るようにする。
【0098】またプレミアム番組を購入した時や、購入
したプレミアム番組を保存する時には、課金金額分をプ
リペイド残高情報から差し引く。例えばプリペイド残高
情報の残高が4千300円であったとする。そして購入
するプレミアム番組の金額が300円で、その番組を保
存するのに課せられる課金が200円であったとする。
そうすると、まず番組を購入した時点で、購入料金がプ
リペイド残高情報から差し引かれ、4千円になる。次に
番組を保存するとさらに200円差し引かれて3千80
0円になる。
【0099】番組を購入、保存していくとやがてプリペ
イド残高情報の残高が0円になることが起こる。そのよ
うな場合、0円になった以降の課金は、当月支払い金額
に加えられる。またあまり番組を購入したり保存したり
しなかった場合には、プリペイド残高情報の残高を使い
切らない場合が起こる。そのような場合、残高は翌月に
持ち越し、翌月にも利用出来る。
【0100】次にSTB側に課金情報を持つ場合を説明
する。
【0101】この場合、視聴者はプリペイドカードまた
はプリペイド残高情報をコンビニエンスストアなどで購
入する。購入の仕方としては以下のいずれかの形態があ
る。
【0102】まず、プリペイドカード購入時にユーザ情
報が記録されているICカードを持参し、ICカードの
ユーザ情報をプリペイドカードにコピーする。または、
購入時にICカードを持参し、ICカードにプリペイド
残高情報を書き込む。
【0103】なお購入形態としては、上記の方法とは別
に電子マネー、電子決済などで普及し始めている購入形
態をとっても構わない。
【0104】プリペイド残高情報には所定の割り増しが
ある。例えば3千円分購入した場合には、3パーセント
の割り増しをし、3千90円分だけ番組を購入、保存出
来るようになる。
【0105】視聴者は、プリペイドカードを購入する方
式の場合は、STB1にプリペイドカードを挿入する。
またプリペイド残高情報を購入する方式の場合はSTB
1にプリペイド残高情報が書き込まれたICカードを挿
入する。
【0106】またプレミアム番組を購入した時や、購入
したプレミアム番組を保存する時には、課金金額分をプ
リペイドカードまたはICカードのプリペイド残高情報
から差し引く。例えばプリペイド残高情報の残高が4千
300円であったとする。そして購入するプレミアム番
組の金額が300円で、その番組を保存するのに課せら
れる課金が200円であったとする。そうすると、まず
番組を購入した時点で、購入料金がプリペイド残高情報
から差し引かれ、4千円になる。次に番組を保存すると
さらに200円差し引かれて3千800円になる。
【0107】番組を購入、保存していくとやがてプリペ
イド残高情報の残高が0円になることが起こる。そのよ
うな場合、0円以下になった場合はSTB1は警告を表
示する。そして、0円になった以降の課金は、当月支払
い金額に加えられる。
【0108】本実施の形態のICカード5、課金情報処
理16、条件判定15にこのような機能を持たせること
により、より多様な契約形態を実現出来、従って視聴者
は最適な契約形態を選ぶことが出来、そのことによって
番組供給業者(プロバイダー)はより多くの視聴者を獲
得することが出来る。
【0109】以上説明した本実施の形態によれば、視聴
者は番組放送開始時刻までに番組記録用のテープを予め
用意しておき、放送時間にセットする必要がない。また
HDD13に無料で一時記録するので、深夜に放送され
る番組を記録予約しておけば、後でその番組を購入する
ことによって、番組を視聴できるようになるので、深夜
帯の有効利用が出来るようになる。また興味がある番組
を一時記録しておけば、視聴または記録のために待つ頻
度が減少する。また、購入した番組を視聴した時点から
一定期間視聴出来るようにしたので、一定期間購入した
番組を好きな時間に好きなだけ視聴することが出来る。
【0110】なお、本実施の形態では、購入したAVデ
ータを最初に視聴した時点からの有効期限情報をICカ
ード5に記録するとして説明したが、これに限らず、H
DD13に記録してもよい。
【0111】さらに、本実施の形態では、購入したAV
データを最初に視聴した時点から一定の有効期限が経過
するとそのAVデータを視聴出来なくなるとして説明し
たが、これに限らない。購入したAVデータを一定の回
数視聴すると、それ以上そのAVデータを視聴できない
ようにしてもよい。またAVデータを最初に視聴した時
点からの期間と、視聴回数との組み合わせで、AVデー
タを視聴できないようにしてもかまわない。例えば、視
聴回数が一定の回数に達するか最初に視聴した時点から
一定の期間が経過するかした場合、そのAVデータを視
聴できないようにすることができる。
【0112】さらに、本実施の形態の購入したAVデー
タの視聴期間は30日間に限らず、60日間、20日間
等、要するに一定の期間でありさえすればよい。
【0113】さらに、本実施の形態の購入したAVデー
タの視聴期間は、例えば30日間など、AVデータによ
らずすべて一定期間としても構わない。
【0114】さらに、本実施の形態では、購入した番組
を最初に視聴した日時に基づき有効期限情報を作成し
て、最初に視聴した時点から一定期間再視聴可能とした
が、これに限らない。最初に視聴した日に有効期限情報
を作成するのではなく有効日時情報を作成するものでも
構わない。有効日時情報とは、視聴可能な残り時間を示
す情報である。この有効日時情報から、日にちが経過す
るにつれて再視聴が可能な日数を引いて行き、有効日時
情報が零になったら固定暗号化鍵復元情報を削除するよ
うにするようにしても同等の効果が得られる。
【0115】さらに、本実施の形態では、番組のAVデ
ータをHDD13に記録する際に暗号化するとして説明
したがこれに限らない。放送用に暗号化されているAV
データをそのままHDD13に記録しても構わない。こ
の場合も時変暗号化鍵復元情報はAVデータとともにH
DD13に記録し、固定暗号化鍵復元情報は、ICカー
ド5に記録する。そして、このAVデータを視聴する際
には、ICカード5に記録されている固定暗号化鍵復元
情報とHDD13に記録されている時変暗号化鍵復元情
報を用いてこのAVデータを解読する。このようにして
も本実施の形態と同様に、第3者がAVデータを無断で
視聴することを防ぐことが出来るという効果が得られ
る。
【0116】さらに、本実施の形態では、VCR4に記
録する際に伝送用の暗号化とは別の暗号化を施すとした
がこれに限らない。伝送時に暗号化されているAVデー
タをそのままVCR4に記録しても構わない。この場合
も時変暗号化鍵復元情報はAVデータとともにVCR4
に記録し、固定暗号化鍵復元情報は、ICカード5に記
録する。そして、このAVデータを視聴する際には、I
Cカード5に記録されている固定暗号化鍵復元情報とV
CR4に記録されている時変暗号化鍵復元情報を用いて
このAVデータを解読する。このようにしても本実施の
形態と同様に、第3者がAVデータを無断で視聴するこ
とを防ぐことが出来るという効果が得られる。
【0117】さらに、本実施の形態では、VCR4にA
Vデータを記録する際、暗号化するとして説明したが、
例えば、自由に複製を作ってもよいAVデータを記録す
る際には、VCR4に暗号化しないで記録してもよい。
【0118】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態について図1を参照して説明する。
【0119】本実施の形態の構成は第1の実施の形態の
構成と同一である。
【0120】第1の実施の形態では、番組のAVデータ
を無料で一時記録し、その番組を購入すると課金され、
購入した番組は期間を限定して視聴することが出来、購
入した番組を保存すると、保存した番組には購入時とは
別に課金され、保存した番組は期間を限定されず何回で
も視聴出来るSTBについて説明した。
【0121】本実施の形態では、番組のAVデータを無
料で一時記録し、その番組を購入する前にVCR4に保
存するSTB1について説明する。
【0122】本実施の形態のSTB1が番組を一時記録
するための動作は第1の実施の形態と同じである。
【0123】AVデータを次々とHDD13に無料で記
録したとする。ここで、視聴者は、番組の紹介部分また
は無料で視聴できる部分を視聴しているとする。このと
き視聴者がその番組を気に入った場合、購入と保存とを
同時に行うことが出来る。
【0124】HDD13に一時記憶されている未購入の
AVデータを選択11が消去処理12を介して選択する
と、その番組のAVデータの紹介部分またはAVデータ
の最初から10分間の部分がDMUX7を介してAVデ
コーダ8でデコードされてディスプレイ3に表示され
る。この時、GUI10で作成される画面もリモコン1
7の操作命令により番組と重ね合わせてディスプレイ3
に表示することが出来る。
【0125】GUI10で作成される画面には、「購入
する」、「保存する」などの選択項目がある。リモコン
17の操作により、視聴者が「購入する」を選択する前
に「保存する」を選択することが出来る。視聴者がその
番組を何度も繰り返し見たいことが解っている場合にこ
のようなことが行われる。
【0126】そうすると、選択11は番組情報抽出14
にその番組が購入すると同時に保存されることを通知す
る。番組関連情報抽出14は、番組関連情報を抽出し、
条件判定15に渡す。条件判定15は、その番組を購入
する条件を判定し、購入出来る場合は、課金情報処理1
6が課金情報を生成する。
【0127】さらに、AVデータはHDD13からDM
UX7で読み込まれ、A/Vデコーダ8でデコードされ
ディスプレイ3に表示される。そのAVデータは同時に
伝送管理18に渡され、D−I/F19を介してVCR
4に送られ、VCR4で記録される。VCR4が全ての
AVデータを記録し終わったら、その旨をD−I/F1
9に通知し、伝送管理18から、GUI10に中継され
る。ディスプレイ3には「記録完了」などのメッセージ
が表示される。以降保存したことによる課金情報を生成
するのは第1の実施の形態と同様である。
【0128】なお、本実施の形態のSTB1は本発明の
データ記録出力装置の例であり、本実施の形態のHDD
13は本発明の第1記録手段の例であり、本実施の形態
の消去処理12、選択11、番組関連情報抽出14、伝
送管理18、GUI10は本発明の読み取り手段の例で
あり、本実施の形態の課金情報処理16は本発明の第1
課金情報生成手段の例であり、本実施の形態のVCR4
は本発明の第2記録手段の例であり、本実施の形態の課
金情報処理16は本発明の第2課金情報生成手段の例で
あり、本実施の形態のGUI10と選択11は本発明の
第1選択手段の例であり、本実施の形態のGUI10と
選択11と消去処理12は本発明の第2選択手段の例で
あり、本実施の形態の条件判定15は本発明の判定手段
の例であり、本実施の形態のICカード5は、本発明の
第3記録手段の例であり、本実施の形態のディスプレイ
3は本発明の表示手段の例である。また本実施の形態の
購入後の有効期限は、請求項13記載の所定の期間の例
である。
【0129】さらに、本発明のデータ記録出力装置の各
手段の全部または一部の機能をコンピュータのプログラ
ムによってソフトウェア的に実現しても構わないし、専
用の回路を用いてハードウェア的に実現しても構わな
い。
【0130】さらに、本発明のデータ記録出力装置の各
手段の全部または一部の機能をコンピュータで実行させ
るためのプログラムを格納していることを特徴とするプ
ログラム記録媒体も本発明に属する。
【0131】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、視聴者が、視聴したい番組が実際に放映
される時間まで待つ必要がなく、または番組を記録した
い場合でも、放送時間にセットする必要がなく、または
番組の記録に失敗しても課金が行われず、または記録後
に番組の内容に不満が生じないデータ記録出力装置及び
プログラム記録媒体を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態におけるSTBの
構成を示すブロック図
【図2】 本発明の第1の実施の形態における番組関連
情報の内容を示す図
【図3】 本発明の第1の実施の形態における番組を購
入できる条件を示す図
【図4】 本発明の第1の実施の形態における料金の支
払い方法を示す図
【図5】 従来のディジタルCS放送の一例を示す図
【符号の説明】
1 STB1 2 アンテナ 3 ディスプレイ 4 VCR 5 ICカード 6 受信復調 7 DMUX 8 A/Vデコーダ 9 放送用デスクランブル 10 GUI 11 選択 12 消去処理 13 HDD 14 番組関連情報抽出 15 条件判定 16 課金情報処理 17 リモコン 18 伝送管理 19 D−I/F 20 モデム 21 ユーザ情報 22 鍵生成 23 番組視聴情報記憶 24 番組購入情報記憶 25 番組保存情報記憶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 630 H04N 7/167 Z 640 (72)発明者 西村 拓也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 武知 秀明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久野 良樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 柳澤 玲互 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C064 AB02 AC12 AC13 AC16 AC18 AC20 AD08 AD14 BA01 BB01 BC03 BC07 BC20 BC22 BC23 BC25 BD03 BD04 BD08 BD09 BD14 5D044 AB02 BC01 CC04 CC08 DE14 DE18 DE49 DE50 GK12 GK17

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データの全部または一部を課金なく
    して期限付きで記録する第1記録手段と、 前記第1記録手段で記録されたデータの全部または一部
    を読みとる読みとり手段と、 前記読み取り手段によって読みとられるデータに関して
    課金情報を生成する第1課金情報生成手段と、 前記読みとり手段で読み取られたデータを表示する表示
    手段とを備えたことを特徴とするデータ記録出力装置。
  2. 【請求項2】 前記読み取られたデータは、デコードさ
    れた後、表示手段で表示されることを特徴とする請求項
    1記載のデータ記録出力装置。
  3. 【請求項3】 前記第1記録手段に格納されているデー
    タの全部または一部を記録する第2記録手段と、 前記第2記録手段に書き込まれたデータに関して課金情
    報を生成する第2課金情報生成手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載のデータ記録出力装置。
  4. 【請求項4】 前記第2記録手段に記録するデータは、
    前記第1記録手段に格納されているデータのうち、前記
    読みとり手段によって読みとられ表示されたデータの全
    部または一部であることを特徴とする請求項3記載のデ
    ータ記録出力装置。
  5. 【請求項5】 前記第1記録手段に記録されるデータを
    選択するための第1選択手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載のデータ記録出力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記読みとり手段で読みとるべきデータ
    を選択するための第2選択手段と、 その第2選択手段によって選択されたデータについて読
    みとりを許可していいかどうかを判定する判定手段とを
    備え、 前記第1課金情報生成手段は、前記許可されたデータに
    ついての課金情報を生成することを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載のデータ記録出力装置。
  7. 【請求項7】 前記第1記録手段は、前記受信データを
    記録する際に前記受信データを紹介するデータをも記録
    し、 前記第2選択手段がデータを選択する際に、前記第1記
    録手段に記録されているデータを紹介するデータを視聴
    することが出来ることを特徴とする請求項6記載のデー
    タ記録出力装置。
  8. 【請求項8】 前記第2選択手段がデータを選択する際
    に、前記第1記録手段に記録されているデータの一部を
    視聴することが出来ることを特徴とする請求項6記載の
    データ記録出力装置。
  9. 【請求項9】 前記判定手段は、前記判定結果を通知す
    ることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のデ
    ータ記録出力装置。
  10. 【請求項10】 前記受信データとは番組であり、 前記第1記録手段は、記録する番組に関する情報をも記
    録することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載
    のデータ記録出力装置。
  11. 【請求項11】 前記記録する番組に関する情報とは、
    番組を特定するための番組IDまたは記録の有効期限ま
    たは有効再生回数であることを特徴とする請求項10記
    載のデータ記録出力装置。
  12. 【請求項12】 前記第1課金情報生成手段は、前記第
    1記録手段に記録されているデータの視聴回数に応じて
    前記課金情報を変化させることを特徴とする請求項1〜
    11のいずれかに記載のデータ記録出力装置。
  13. 【請求項13】 前記第1課金情報生成手段は、前記受
    信データが前記第1記録手段に記録されている時間に応
    じて前記課金情報を変化させることを特徴とする請求項
    1〜12のいずれかに記載のデータ記録出力装置。
  14. 【請求項14】 前記第1記録手段は、記録しているデ
    ータの前記期限が過ぎると、そのデータを消去すること
    を特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のデータ
    記録出力装置。
  15. 【請求項15】 前記読みとり手段で読み取られたデー
    タは、最初に視聴された時点から所定の期間が経過する
    と、消去されることを特徴とする請求項1〜14のいず
    れかに記載のデータ記録出力装置。
  16. 【請求項16】 前記第2選択手段は、前記第1記録手
    段が記録しているデータのうち、選択したデータが前記
    第2記録手段に記録された後、そのデータを前記第1記
    録手段から消去することを特徴とする請求項6〜15の
    いずれかに記載のデータ記録出力装置。
  17. 【請求項17】 前記第1記録手段は、全部または一部
    が暗号化されている前記受信データを記録することを特
    徴とする請求項1〜16のいずれかに記載のデータ記録
    出力装置。
  18. 【請求項18】 前記暗号化を行った暗号化鍵は暗号化
    されており、前記暗号化鍵を復元するための情報の一部
    を暗号化したデータとともに前記第1記録手段に記録す
    ることを特徴とする請求項17記載のデータ記録出力装
    置。
  19. 【請求項19】 前記情報の一部とは、時変暗号化鍵復
    元情報であり、前記情報の一部以外の情報とは、固定暗
    号化鍵復元情報であることを特徴とする請求項18記載
    のデータ記録出力装置。
  20. 【請求項20】 前記固定暗号化鍵復元情報を記録する
    第3記録手段とを備え、 前記固定暗号化鍵復元情報は、前記第3記録手段に記録
    されることを特徴とする請求項19記載のデータ記録出
    力装置。
  21. 【請求項21】 前記第3記録手段は、ICカードであ
    ることを特徴とする請求項20記載のデータ記録出力装
    置。
  22. 【請求項22】 前記固定暗号化鍵復元情報とは、ユー
    ザIDまたはSTBのID、データのID、第1記録媒
    体に記録出来る期限情報、データの課金情報の少なくと
    も1つ以上の情報であることを特徴とする請求項19〜
    21のいずれかに記載のデータ記録出力装置。
  23. 【請求項23】 前記暗号化を行った暗号鍵は、前記第
    1記録手段に記録されている前記時変暗号化鍵復元情報
    と、前記第3記録手段に記録されている前記固定暗号化
    鍵復元情報とから復元され、暗号化されたデータは、前
    記復元された暗号化鍵により解読されることを特徴とす
    る請求項20〜22のいずれかに記載のデータ記録出力
    装置。
  24. 【請求項24】 前記第2記録手段は、全部または一部
    が暗号化されているデータを記録することを特徴とする
    請求項20または21記載のデータ記録出力装置。
  25. 【請求項25】 前記暗号化を行った暗号化鍵は暗号化
    されており、前記暗号化鍵を復元するための情報の一部
    を暗号化したデータとともに前記第2記録手段に記録す
    ることを特徴とする請求項24記載のデータ記録出力装
    置。
  26. 【請求項26】 前記情報の一部とは、時変暗号化鍵復
    元情報であり、前記情報の一部以外の情報とは、固定暗
    号化鍵復元情報であることを特徴とする請求項25記載
    のデータ記録出力装置。
  27. 【請求項27】 前記固定暗号化鍵復元情報は、前記第
    3記録手段に記録されることを特徴とする請求項26記
    載のデータ記録出力装置。
  28. 【請求項28】 前記固定暗号化鍵復元情報とは、ユー
    ザIDまたはSTBのID、データのID、第2記録媒
    体に記録出来る期限情報、データの課金情報の少なくと
    も1つ以上の情報であることを特徴とする請求項26ま
    たは27に記載のデータ記録出力装置。
  29. 【請求項29】 前記暗号化を行った暗号鍵は、前記第
    1記録手段に記録されている前記時変暗号化鍵復元情報
    と、前記第3記録手段に記録されている前記固定暗号化
    鍵復元情報とから復元され、暗号化されたデータは、前
    記復元された暗号化鍵により解読されることを特徴とす
    る請求項27〜28のいずれかに記載のデータ記録出力
    装置。
  30. 【請求項30】 請求項1〜29のいずれかに記載のデ
    ータ記録出力装置の各手段の全部または一部の機能をコ
    ンピュータに実行させるためのプログラムを格納してい
    ることを特徴とするプログラム記録媒体。
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