JP2001008089A - 画像処理装置及びその制御方法、画像処理システム、撮像支援方法並びにメモリ媒体 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法、画像処理システム、撮像支援方法並びにメモリ媒体

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JP2001008089A
JP2001008089A JP11177418A JP17741899A JP2001008089A JP 2001008089 A JP2001008089 A JP 2001008089A JP 11177418 A JP11177418 A JP 11177418A JP 17741899 A JP17741899 A JP 17741899A JP 2001008089 A JP2001008089 A JP 2001008089A
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Yoichi Yamagishi
洋一 山岸
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の撮影者の間で、共通した撮影意図の下で
撮影を行うことを容易にする。 【解決手段】第1のカメラ100で、撮影を行い、その
撮影に関する撮影アシストメモ及び撮影アシスト音声を
作成し、撮影に係る撮影アシスト画像データ、撮影情
報、撮影アシストメモ及び撮影アシスト音声を第2のカ
メラ400に送信し、第2のカメラ400においてそれ
らを再生する。第2のカメラ400の使用者は、再生さ
れた画像及び音声を参考にして、第1のカメラ100に
おける撮影意図に撮影を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
その制御方法、画像処理システム、撮像支援方法並びに
メモリ媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】固体メモリ素子を有するメモリカードを
記録媒体として、静止画像や動画像を記録し再生する電
子カメラ等の画像処理装置や、画像処理装置で記録した
画像をコンピュータ等の情報処理装置に転送し該情報処
理装置で処理する画像処理システムがある。また、カラ
ー液晶パネル等の表示装置で構成された電子ファインダ
ーを有する電子カメラ等の画像処理装置がある。
【0003】これらの画像処理装置或いは情報処理装置
によれば、撮影前の画像を連続して電子ファインダーに
表示させた状態で使用者が構図を決定することや、撮影
画像を画像処理装置或いは情報処理装置の表示装置に再
生表示して確認することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、同一の撮影者
が複数の被写体を撮影する場合には、構図、ライティン
グ、シヤッター速度、レンズの絞り値、焦点距離等の決
定或いは選択等によって決定される写真表現に一貫性の
ある組写真を撮影することが可能である。
【0005】しかし、別々の場所或いは別々の時間に複
数の画像処理装置を用いて複数の人間が共同で組写真撮
影を行う場合には、それぞれの撮影者の技量に差異があ
るために、構図、ライティング、シャッター速度、レン
ズの絞り値、焦点距離等の決定或いは選択等によって決
定される写真表現が個々に異なり、その結果、希望に添
う組写真を得ることは困難である。
【0006】例えば、別々の都市にある複数の店舗にお
いて、販売促進用の商品写真を撮影して、限られた時間
内に組写真を使った資料を作成しなければならない場合
を考える。この場合、異なる撮影者が個々に撮影を行っ
て撮影画像を1つの情報処理装置に転送する必要があ
る。しかし、複数の店舗の商品写真について、構図、画
角、シャッター速度、絞り、露出補正、色再現性等を揃
えることは困難である。本発明は、上記の背景に鑑みて
なされたものであり、例えば、複数の撮影者の間で、共
通した撮影意図の下で撮影を行うことを容易にすること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に係
る画像処理装置は、通信部と撮像部とを有する画像処理
装置であって、前記撮像部による撮像の際の状況を示す
撮像情報を取得する取得手段と、前記撮像情報を前記通
信部を利用して他の装置に転送する転送手段とを備える
ことを特徴とする。
【0008】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記転送手段は、前記撮像情報の他、前記撮像
部による撮像画像を前記他の装置に転送し、前記撮像情
報は、前記撮像画像に関する撮像情報であることが好ま
しい。
【0009】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記撮像情報は、撮像の際に前記撮像部を制御
するために必要な設定情報を含むことが好ましい。
【0010】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記取得手段は、外部から情報を取り込む入力
部を有し、前記撮像情報は、前記入力部を利用して使用
者から与えられる使用者入力情報を含むことが好まし
い。
【0011】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記設定情報は、焦点距離情報、シャッター速
度情報、絞り値情報、露出補正情報、フラッシュ情報、
フラッシュ調光情報、ホワイトバランス情報、距離情
報、日付情報、時刻情報、撮影モード情報、単写/連写
情報、連写駒速情報、位置情報、天候情報の少なくとも
1つの情報を含むことが好ましい。
【0012】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記使用者入力情報は、文字情報を含むことが
好ましい。
【0013】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記使用者入力情報は、音声情報を含むことが
好ましい。
【0014】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記他の装置は、撮像部を有する画像処理装置
であることが好ましい。
【0015】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記通信部は、情報処理装置を介して、前記他
の装置としての他の画像処理装置と通信することが好ま
しい。
【0016】本発明の第2の側面に係る画像処理装置
は、通信部と撮像部とを有する画像処理装置であって、
他の装置における撮像の際の状況を示す撮像情報を前記
通信部を介して前記他の装置から受信する受信手段と、
受信した前記撮像情報を撮像の際の支援情報として再生
して使用者に提供する撮像支援手段とを備えることを特
徴とする。
【0017】本発明の第2の側面に係る画像処理装置に
おいて、表示部を更に備え、前記撮像支援手段は、前記
表示部に前記支援情報の少なくとも一部を表示させるこ
とが好ましい。
【0018】本発明の第2の側面に係る画像処理装置に
おいて、音声出力部を更に備え、前記撮像支援手段は、
前記音声出力部に前記支援情報の少なくとも一部を出力
させることが好ましい。
【0019】本発明の第2の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記受信手段は、前記他の装置から前記撮像情
報と併せて転送されてくる撮像画像を受信し、前記撮像
支援手段は、受信した前記撮像画像を撮像の際の支援画
像として再生し、使用者に提供する手段を有することが
好ましい。
【0020】本発明の第2の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記撮像情報は、前記他の装置における撮像の
際の設定情報を含むことが好ましい。
【0021】本発明の第2の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記撮像情報は、前記他の装置の使用者から前
記他の装置に入力される使用者入力情報を含むことが好
ましい。
【0022】本発明の第2の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記設定情報は、焦点距離情報、シャッター速
度情報、絞り値情報、露出補正情報、フラッシュ情報、
フラッシュ調光情報、ホワイトバランス情報、距離情
報、日付情報、時刻情報、撮影モード情報、単写/連写
情報、連写駒速情報、位置情報、天候情報の少なくとも
1つの情報を含むことが好ましい。
【0023】本発明の第2の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記使用者入力情報は、文字情報を含むことが
好ましい。
【0024】本発明の第2の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記使用者入力情報は、音声情報を含むことが
好ましい。
【0025】本発明の第2の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記他の装置は、撮像部を有する画像処理装置
であることが好ましい。
【0026】本発明の第2の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記通信部は、情報処理装置を介して、前記他
の装置としての他の画像処理装置と通信することが好ま
しい。
【0027】本発明の第3の側面に係る画像処理システ
ムは、各々撮像部を有する第1及び第2の画像処理装置
を含む画像処理システムであって、前記第1の画像処理
装置は、前記第1の画像処理装置の撮像部による撮像の
際の状況を示す撮像情報を取得する取得手段と、前記撮
像情報を前記第2の画像処理装置に転送する転送手段と
を備え、前記第2の画像処理装置は、前記第1の画像処
理装置から転送されてくる前記撮像情報を、撮像の際の
支援情報として再生して、使用者に提供する撮像支援手
段を備えることを特徴とする。
【0028】本発明の第3の側面に係る画像処理システ
ムにおいて、前記転送手段は、前記撮像情報の他、前記
第1の画像処理装置の撮像部によって撮像した撮像画像
を前記第2の画像処理装置に転送し、前記撮像支援手段
は、前記転送手段によって転送されてくる撮像画像を、
前記第1の画像処理装置における撮像の際の支援画像と
して再生して、使用者に提供する手段を有することが好
ましい。
【0029】本発明の第3の側面に係る画像処理システ
ムにおいて、情報処理装置を更に備え、前記第1及び第
2の画像処理装置は、前記情報処理装置を介して通信す
ることが好ましい。
【0030】本発明の第4の側面に係る画像処理装置の
制御方法は、通信部と撮像部とを有する画像処理装置の
制御方法であって、前記撮像部による撮像の際の状況を
示す撮像情報を取得する取得工程と、前記撮像情報を前
記通信部を利用して他の装置に転送する転送工程とを備
えることを特徴とする。
【0031】本発明の第4の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記転送工程では、前記撮像情報の
他、前記撮像部による撮像画像を前記他の装置に転送
し、前記撮像情報は、前記撮像画像に関する撮像情報で
あることが好ましい。
【0032】本発明の第4の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記撮像情報は、撮像の際に前記撮
像部を制御するために必要な設定情報を含むことが好ま
しい。
【0033】本発明の第4の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記撮像情報は、使用者から与えら
れる使用者入力情報を含むことが好ましい。
【0034】本発明の第4の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記設定情報は、焦点距離情報、シ
ャッター速度情報、絞り値情報、露出補正情報、フラッ
シュ情報、フラッシュ調光情報、ホワイトバランス情
報、距離情報、日付情報、時刻情報、撮影モード情報、
単写/連写情報、連写駒速情報、位置情報、天候情報の
少なくとも1つの情報を含むことが好ましい。
【0035】本発明の第4の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記使用者入力情報は、文字情報を
含むことが好ましい。
【0036】本発明の第4の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記使用者入力情報は、音声情報を
含むことが好ましい。
【0037】本発明の第4の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記他の装置は、撮像部を有する画
像処理装置であることが好ましい。
【0038】本発明の第4の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記通信部は、情報処理装置を介し
て、前記他の装置としての他の画像処理装置と通信する
ことが好ましい。
【0039】本発明の第5の側面に係る画像処理装置の
制御方法は、通信部と撮像部とを有する画像処理装置の
制御方法であって、他の装置における撮像の際の状況を
示す撮像情報を前記通信部を介して前記他の装置から受
信する受信工程と、受信した前記撮像情報を撮像の際の
支援情報として再生して使用者に提供する撮像支援工程
とを備えることを特徴とする。
【0040】本発明の第5の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記撮像支援工程では、表示部に前
記支援情報の少なくとも一部を表示させることが好まし
い。
【0041】本発明の第5の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記撮像支援工程では、音声出力部
に前記支援情報の少なくとも一部を出力させることが好
ましい。
【0042】本発明の第5の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記受信工程では、前記他の装置か
ら前記撮像情報と併せて転送されてくる撮像画像を受信
し、前記撮像支援工程は、受信した前記撮像画像を撮像
の際の支援画像として再生し、使用者に提供する工程を
有することが好ましい。
【0043】本発明の第5の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記撮像情報は、前記他の装置にお
ける撮像の際の設定情報を含むことが好ましい。
【0044】本発明の第5の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記撮像情報は、前記他の装置の使
用者から前記他の装置に入力される使用者入力情報を含
むことが好ましい。
【0045】本発明の第5の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記設定情報は、焦点距離情報、シ
ャッター速度情報、絞り値情報、露出補正情報、フラッ
シュ情報、フラッシュ調光情報、ホワイトバランス情
報、距離情報、日付情報、時刻情報、撮影モード情報、
単写/連写情報、連写駒速情報、位置情報、天候情報の
少なくとも1つの情報を含むことが好ましい。
【0046】本発明の第5の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記使用者入力情報は、文字情報を
含むことが好ましい。
【0047】本発明の第5の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記使用者入力情報は、音声情報を
含むことが好ましい。
【0048】本発明の第5の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記他の装置は、撮像部を有する画
像処理装置であることが好ましい。
【0049】本発明の第5の側面に係る画像処理装置の
制御方法において、前記通信部は、情報処理装置を介し
て、前記他の装置としての他の画像処理装置と通信する
ことが好ましい。
【0050】本発明の第6の側面に係る撮像支援方法
は、各々撮像部を有する第1及び第2の画像処理装置を
含む画像処理システムによる撮像支援方法であって、前
記第1の画像処理装置の撮像部による撮像の際の状況を
示す撮像情報を前記第1の画像処理装置から前記第2の
画像処理装置に転送する転送工程と、前記第1の画像処
理装置から前記第2の画像処理装置に転送された前記撮
像情報を、前記第2の画像処理装置において撮像の際の
支援情報として再生して、使用者に提供する撮像支援工
程とを備えることを特徴とする。
【0051】本発明の第6の側面に係る撮像支援方法に
おいて、前記転送工程では、前記撮像情報の他、前記第
1の画像処理装置の撮像部によって撮像した撮像画像を
前記第2の画像処理装置に転送し、前記撮像支援工程
は、前記第1の画像処理装置から前記第2の画像処理装
置に転送された前記撮像画像を、撮像の際の支援画像と
して再生して、使用者に提供する工程を含むことが好ま
しい。
【0052】本発明の第6の側面に係る撮像支援方法に
おいて、前記第1及び第2の画像処理装置を情報処理装
置を介して通信させることが好ましい。
【0053】本発明の第7の側面に係るメモリ媒体は、
通信部と撮像部とを有する画像処理装置の制御プログラ
ムを格納したメモリ媒体であって、該制御プログラム
は、前記撮像部による撮像の際の状況を示す撮像情報を
取得する取得工程と、前記撮像情報を前記通信部を利用
して他の装置に転送する転送工程とを備えることを特徴
とする。
【0054】本発明の第8の側面に係るメモリ媒体は、
通信部と撮像部とを有する画像処理装置の制御プログラ
ムを格納したメモリ媒体であって、該制御プログラム
は、他の装置における撮像の際の状況を示す撮像情報を
前記通信部を介して前記他の装置から受信する受信工程
と、受信した前記撮像情報を撮像の際の支援情報として
再生して使用者に提供する撮像支援工程とを備えること
を特徴とする。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を列挙する。
【0056】[第1の実施の形態]図1は、本発明の好
適な実施の形態に係る画像処理システムを概略的に示す
図である。100、400は、夫々通信用アンテナ11
2、412を有する電子カメラ等の画像処理装置であ
る。画像処理装置100と画像処理装置400とは、通
信用アンテナ112及び412を利用して、相互に所定
のコマンドや画像を含む情報の送受信することができ
る。
【0057】<画像処理装置100の構成説明>次に、
図2を用いて、画像処理装置100について説明する。
【0058】10は撮影レンズ、12は絞り機能を備え
るシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像
素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジ
タル信号に変換するA/D変換器である。18は撮像素
子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロッ
ク信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であ
り、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50によ
り制御される。
【0059】20は画像処理回路であり、A/D変換器
16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデー
タに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。ま
た、画像処理回路20においては、撮像した画像データ
を用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基
づいてシステム制御回路50が露光制御部40、測距制
御部42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レ
ンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自
動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っ
ている。さらに、画像処理回路20においては、撮像し
た画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた
演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイ
トバランス)処理も行っている。
【0060】22はメモリ制御回路であり、A/D変換
器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、
画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、
圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデ
ータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介し
て、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御
回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ3
0に書き込まれる。
【0061】24は画像表示メモリ、26はD/A変換
器、28はTFT−LCD等から成る画像表示部であ
り、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像デ
ータはD/A変換器26を介して画像表示部28により
表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像デー
タを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現する
ことが可能である。また、画像表示部28は、システム
制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFす
ることが可能であり、表示をOFFにした場合には画像
処理装置100の電力消費を大幅に低減することが出来
る。
【0062】30は撮影した静止画像や動画像を格納す
るためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間
の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。こ
れにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮
影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き
込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。ま
た、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域とし
ても使用することが可能である。
【0063】32は適応離散コサイン変換(ADCT)
等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であ
り、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理
或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ3
0に書き込む。
【0064】40は絞り機能を備えるシャッター12を
制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携する
ことによりフラッシュ調光機能も有するものである。4
2は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制
御部、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズ
ーム制御部、46はバリア(保護部)102の動作を制
御するバリア制御部である。48はフラッシュであり、
AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0065】露光制御部40、測距制御部42はTTL
方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画
像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、シ
ステム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42
に対して制御を行う。
【0066】50は画像処理装置100全体を制御する
システム制御回路、52はシステム制御回路50の動作
用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリであ
る。
【0067】54はシステム制御回路50でのプログラ
ムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状
態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー
等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の
視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えば
LCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成さ
れている。また、表示部54は、その一部の機能が光学
ファインダー104内に設置されている。
【0068】表示部54の表示内容のうち、LCD等に
表示するものとしては、例えば、シングルショット/連
写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画
素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッ
タースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッ
シュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定
表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表
示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び
210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・
時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示、
等がある。
【0069】また、表示部54の表示内容のうち、光学
ファインダー104内に表示するものとしては、例え
ば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フ
ラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタ
ースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体
書き込み動作表示等がある。
【0070】さらに、表示部54の表示内容のうち、L
ED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮
影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、フ
ラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体
書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池
充電状態表示等がある。
【0071】そして、表示部54の表示内容のうち、ラ
ンプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマ
ー通知ランプ、等がある。このセルフタイマー通知ラン
プは、AF補助光と共用して用いても良い。
【0072】56は電気的に消去・記録可能な不揮発性
メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
【0073】60、62、64、66、68、70及び
72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力
するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッ
チパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装
置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0074】60はモードダイアルスイッチで、電源オ
フ、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッタ
ー速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュア
ル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード、ポ
ートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モー
ド、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮
影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、
PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定するこ
とが出来る。
【0075】62はシャッタースイッチSW1で、不図
示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF
(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、A
WB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシ
ュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0076】64はシャッタースイッチSW2で、前記
シャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子1
2から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御
回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露
光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演
算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み
出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体20
0或いは210に画像データを書き込む記録処理という
一連の処理の動作開始を指示する。
【0077】66は選択/切り替えスイッチで、パノラ
マモード等の撮影及び再生を実行する際に、各種機能の
選択及び切り替えを設定することが出来る。68は決定
/実行スイッチで、パノラマモード等の撮影及び再生を
実行する際に、各種機能の決定及び実行を設定すること
が出来る。
【0078】70は各種ボタンやタッチパネル等からな
る操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボ
タン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定
ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、
メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マ
イナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再
生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露
出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像表示部28
のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFボタ
ン、撮影直後に撮影した画像データを画像表示部28で
自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイック
レビューON/OFFボタン等がある。
【0079】72は圧縮モードスイッチで、JPEG圧
縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそ
のままディジタル化して記録媒体に記録するCCDRA
Wモードを選択するためのスイッチである。
【0080】JPEG圧縮のモードは、例えばノーマル
モードとファインモードが用意されている。
【0081】JPEG圧縮のモードに於いては、撮像素
子14から読み出されてA/D変換器16、画像処理回
路20、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書
き込まれた画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32
により設定した圧縮率に圧縮を行った後、記録媒体20
0或いは210に記録を行う。
【0082】CCDRAWモードでは、撮像素子14の
色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのまま画
像データを読み出して、A/D変換器16、メモリ制御
回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像デー
タを読み出し、記録媒体200或いは210に記録を行
う。
【0083】80は電源制御部で、電池検出回路、DC
−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイ
ッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、
電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシス
テム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバー
タを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む
各部へ供給する。
【0084】82はコネクタ、84はコネクタ、86は
アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電
池やNiMH電池、Li−ion電池等の二次電池、A
Cアダプター等からなる電源部である。
【0085】90及び94はメモリカードやハードディ
スク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96は
メモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行
うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記録
媒体200或いは210が装着されているか否かを検知
する記録媒体着脱検知部である。記録媒体着脱検知部9
8は、コネクタ92及び或いは96に、記録媒体200
或いは210以外の、例えば後述する各種通信カード等
が装着されているか否かも検知することが出来る。
【0086】なお、本実施例では記録媒体を取り付ける
インタフェース及びコネクタを2系統持つものとして説
明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインタフ
ェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統
数を備える構成としても構わない。また、異なる規格の
インタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成
としても構わない。インタフェース及びコネクタとして
は、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシ
ュ)カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構
わない。
【0087】さらに、インタフェース90及び94、そ
してコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF
(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠したも
のを用いて構成した場合、LANカードやモデムカー
ド、USBカード、IEEE1394カード、P128
4カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等
の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュ
ータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像
データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
【0088】102は、画像処理装置100のレンズ1
0を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を
防止するバリア(保護部)である。104は光学ファイ
ンダであり、画像表示部28による電子ファインダー機
能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて
撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー
104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦
表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタ
ースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置
されている。
【0089】110は通信部で、RS232CやUS
B、IEEE1394、P1284、SCSI、モデ
ム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。1
12は通信部110により他の画像処理装置(例えば、
画像処理装置400)等の機器と通信するためのアンテ
ナである。なお、このアンテナに代えて、或いはアンテ
ナに加えて、他の機器と接続するためのコネクタを設け
てもよい。
【0090】120は音声を電気信号に変換するマイ
ク、122はマイクのアナログ出力信号をディジタル信
号に変換するA/D変換器である。124はメモリ制御
回路であり、A/D変換器120の出力データがメモリ
制御回路124を介してメモリ30に書き込まれ、ま
た、メモリ30から読み出されたデータがD/A変換器
126に入力される。126はディジタル信号をアナロ
グ信号に変換するD/A変換器、128は電気信号を音
声信号に変換するスピーカーである。
【0091】200はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理
装置100とのインタフェース204、画像処理装置1
00と接続を行うコネクタ206を備えている。210
はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から
構成される記録部212、画像処理装置100とのイン
タフェース214、画像処理装置100と接続を行うコ
ネクタ216を備えている。
【0092】<画像処理装置400の構成説明>次に、
図10を用いて画像処理装置400について説明する。
【0093】310は撮影レンズ、312は絞り機能を
備えるシャッター、314は光学像を電気信号に変換す
る撮像素子、316は撮像素子314のアナログ信号出
力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。3
18は撮像素子314、A/D変換器316、D/A変
換器326にクロック信号や制御信号を供給するタイミ
ング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム
制御回路350により制御される。
【0094】320は画像処理回路であり、A/D変換
器316からのデータ或いはメモリ制御回路322から
のデータに対して所定の画素補問処理や色変換処理を行
う。また、画像処理回路320においては、撮像した画
像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算
結果に基づいてシステム制御回路350が露光制御手段
340、測距制御手段342に対して制御を行う、TT
L(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカ
ス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプ
リ発光)処理を行っている。さらに、画像処理回路32
0においては、撮像した画像データを用いて所定の演算
処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式の
AWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
【0095】322はメモリ制御回路であり、A/D変
換器316、タイミング発生回路318、画像処理回路
320、画像表示メモリ324、D/A変換器326、
メモリ330、圧縮・伸長回路332を制御する。A/
D変換器316のデータが画像処理回路320、メモリ
制御回路322を介して、或いはA/D変換器316の
データが直接メモリ制御回路322を介して、画像表示
メモリ324或いはメモリ330に書き込まれる。
【0096】324は画像表示メモリ、326はD/A
変換器、328はTFT LCD等から成る画像表示部
であり、画像表示メモリ324に書き込まれた表示用の
画像データはD/A変換器326を介して画像表示部3
28により表示される。
【0097】画像表示部328を用いて撮像した画像デ
ータを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現す
ることが可能である。また、画像表示部328は、シス
テム制御回路350の指示により任意に表示をON/O
FFすることが可能であり、表示をOFFにした場合に
は画像処理装置400の電力消費を大幅に低減すること
が出来る。
【0098】330は撮影した静止画像や動画像を格納
するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時
間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射
撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書
き込みをメモリ330に対して行うことが可能となる。
また、メモリ330はシステム制御回路350の作業領
域としても使用することが可能である。
【0099】332は適応離散コサイン変換(ADC
T)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路
であり、メモリ330に格納された画像を読み込んで圧
縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメ
モリ330に書き込む。
【0100】340は絞り機能を備えるシャッター31
2を制御する露光制御部であり、フラッシュ348と連
携することによりフラッシュ調光機能も有するものであ
る。342は撮影レンズ310のフォーカシングを制御
する測距制御部、344は撮影レンズ310のズーミン
グを制御するズーム制御部、346はバリア(保護部)
402の動作を制御するバリア制御部ある。348はフ
ラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調
光機能も有する。露光制御部340、測距制御部342
はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像デ
ータを画像処理回路320によって演算した演算結果に
基づき、システム制御回路350が露光制御手段34
0、測距制御手段342に対して制御を行う。
【0101】350は画像処理装置400全体を制御す
るシステム制御回路、352はシステム制御回路350
の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリ
である。354はシステム制御回路350でのプログラ
ムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状
態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー
等の表示部であり、画像処理装置400の操作部近辺の
視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えば
LCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成さ
れている。また、表示部354は、その一部の機能が光
学ファインダー404内に設置されている。
【0102】表示部354の表示内容のうち、LCD等
に表示するものとしては、例えば、シングルショット/
連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録
画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャ
ッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラ
ッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設
定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表
示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体500及び
510の着脱状態表示、通信I/F動作表示、目付け・
時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示等
がある。
【0103】また、表示部354の表示内容のうち、光
学ファインダー404内に表示するものとしては、例え
ば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フ
ラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタ
ースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体
書き込み動作表示等がある。
【0104】さらに、表示部354の表示内容のうち、
LED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、
撮影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、
フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒
体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電
池充電状態表示等がある。
【0105】そして、表示部354の表示内容のうち、
ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイ
マー通知ランプ、等がある。このセルフタイマー通知ラ
ンプは、AF補助光と共用して用いても良い。
【0106】356は電気的に消去・記録可能な不揮発
性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
360、362、364、366、368、370及び
372は、システム制御回路350の各種の動作指示を
入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、
タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認
識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0107】360はモードダイアルスイッチで、電源
オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モー
ド、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接
続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出
来る。
【0108】362はシャッタースイッチSW1で、不
図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF
(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、A
WB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシ
ュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0109】364はシャッタースイッチSW2で、前
記シャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子
312から読み出した信号をA/D変換器316、メモ
リ制御回路322を介してメモリ330に画像データを
書き込む露光処理、画像処理回路320やメモリ制御回
路322での演算を用いた現像処理、メモリ330から
画像データを読み出し、圧縮・伸長回路332で圧縮を
行い、記録媒体500或いは510に画像データを書き
込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
【0110】366は選択/切り替えスイッチで、パノ
ラマモード等の撮影及び再生を実行する際に、各種機能
の選択及び切り替えを設定することが出来る。368は
決定/実行スイッチで、パノラマモード等の撮影及び再
生を実行する際に、各種機能の決定及び実行を設定する
ことが出来る。
【0111】370は各種ボタンやタッチパネル等から
なる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロ
ボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設
定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタ
ン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−
(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタ
ン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタ
ン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像表示
部328のON/OFFを設定する画像表示ON/OF
Fボタン、撮影直後に撮影した画像データを画像表示部
328で自動再生するクイックレビュー機能を設定する
クイックレビューON/OFFボタン等がある。
【0112】372は圧縮モードスイッチで、JPEG
圧縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号を
そのままディジタル化して記録媒体に記録するCCDR
AWモードを選択するためのスイッチである。
【0113】JPEG圧縮のモードは、例えばノーマル
モードとファインモードが用意されている。JPEG圧
縮のモードに於いては、撮像素子314から読み出され
てA/D変換器316、画像処理回路320、メモリ制
御回路322を介して、メモリ330に書き込まれた画
像データを読み出し、圧縮・伸長回路332により設定
した圧縮率に圧縮を行った後、記録媒体500或いは5
10に記録を行う。
【0114】CCDRAWモードでは、撮像素子314
の色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのまま
画像データを読み出して、A/D変換器316、メモリ
制御回路322を介して、メモリ330に書き込まれた
画像データを読み出し、記録媒体500或いは510に
記録を行う。
【0115】380は電源制御部で、電池検出回路、D
C−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるス
イッチ回路等により構成されており、電池の装着の有
無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及び
システム制御回路350の指示に基づいてDC−DCコ
ンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体
を含む各部へ供給する。
【0116】382はコネクタ、384はコネクタ、3
86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNi
Cd電池やNiMH電池、Li−ion電池等の二次電
池、ACアダプター等からなる電源部である。
【0117】390及び394はメモリカードやハード
ディスク等の記録媒体とのインタフェース、392及び
396はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と
接続を行うコネクタ、398はコネクタ392及び或い
は396に記録媒体500或いは510が装着されてい
るか否かを検知する記録媒体着脱検知部である。記録媒
体着脱検知部398は、コネクタ392及び或いは39
6に、記録媒体500或いは510以外の、例えば後述
する各種通信カード等が装着されているか否かも検知す
ることが出来る。
【0118】なお、本実施例では記録媒体を取り付ける
インタフェース及びコネクタを2系統持つものとして説
明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインタフ
ェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統
数を備える構成としても構わない。また、異なる規格の
インタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成
としても構わない。
【0119】インタフェース及びコネクタとしては、P
CMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カー
ド等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
【0120】さらに、インタフェース390及び39
4、そしてコネクタ392及び396をPCMCIAカ
ードやCF(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に
準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモ
デムカード、USBカード、IEEE1394カード、
P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カ
ード、等の各種通信カードを接続することにより、他の
コンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像デー
タや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが
出来る。
【0121】402は、画像処理装置400のレンズ3
10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損
を防止するバリア(保護部)である。
【0122】404は光学ファインダであり、画像表示
部328による電子ファインダー機能を使用すること無
しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可
能である。また、光学ファインダー404内には、表示
部354の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告
表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、
絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
【0123】410は通信部で、RS232CやUS
B、IEEE1394、P1284、SCSI、モデ
ム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。4
12は通信部410により他の画像処理装置(例えば、
画像処理装置100)等の機器と通信するためのアンテ
ナである。なお、このアンテナに代えて、或いはアンテ
ナに加えて、他の機器と接続するためのコネクタを設け
てもよい。
【0124】420は音声を電気信号に変換するマイ
ク、422はマイクのアナログ出力信号をディジタル信
号に変換するA/D変換器である。424はメモリ制御
回路であり、A/D変換器420の出力データがメモリ
制御回路124を介してメモリ330に書き込まれ、ま
た、メモリ330から読み出されたデータがD/A変換
器426に入力される。426はディジタル信号をアナ
ログ信号に変換するD/A変換器、428は電気信号を
音声信号に変換するスピーカーである。
【0125】500はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。
【0126】記録媒体500は、半導体メモリや磁気デ
ィスク等から構成される記録部502、画像処理装置4
00とのインタフェース504、画像処理装置400と
接続を行うコネクタ506を備えている。510はメモ
リカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒
体510は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成さ
れる記録部512、画像処理装置400とのインタフェ
ース514、画像処理装置400と接続を行うコネクタ
516を備えている。
【0127】<画像処理装置100の動作説明>図3乃
至図9を参照して画像処理装置100の動作を説明す
る。
【0128】図3は本実施例の画像処理装置100の主
ルーチンのフローチャートを示す。電池交換の完了に伴
う電源投入等に従って、システム制御回路50は、S1
01で、フラグや制御変数等を初期化すると共に、画像
制御装置100各部の初期化処理を行う。
【0129】S102では、システム制御回路50は、
モードダイアル60の設定位置を確認し、モードダイア
ル60が電源OFFに設定されていたならば、S103
で、各表示部の表示を終了状態に変更し、バリア102
を閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必
要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ
56に記録し、電源制御部80により画像表示部28を
含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等
の所定の終了処理を行った後に、S102に戻る。
【0130】S102で、モードダイアル60がその他
のモードに設定されていたならば、システム制御回路5
0は、S104で、電源制御部80により電池等により
構成される電源86の残容量や動作情況が画像処理装置
100の動作に問題があるか否かを判断し、問題がある
ならば、S105で、表示部54及び/或いは画像表示
部28を用いて画像や音声により所定の警告表示を行っ
た後に、S102に戻る。一方、電源86に問題が無い
ならばS106に進む。
【0131】S106では、モードダイアル60の設定
位置を確認し、通信モードに設定されていたならば、シ
ステム制御回路50は、S107で、第1通信モード処
理を実行し、処理を終えたならばS102に戻る。この
第1通信モード処理(S107)の詳細は図4及び図5
を用いて後述する。
【0132】S108では、モードダイアル60の設定
位置を確認し、撮影モードに設定されていたならば、シ
ステム制御回路50は、S109で、所定の撮影モード
処理を実行し、処理を終えたならばS102に戻る。
【0133】また、モードダイアル60がアシスト撮影
モードに設定されていたならば、システム制御回路50
は、S110で、第1アシスト撮影モード処理を実行
し、処理を終えたならばS102に戻る。この第1アシ
スト撮影モード処理(S110)の詳細は図6及び図7
を用いて後述する。
【0134】また、モードダイアル60がその他のモー
ドに設定されていたならば、システム制御回路50は、
S111で、選択されたモードに応じた処理を実行し、
処理を終えたならばS102に戻る。
【0135】図4及び図5は、図3のS107における
第1通信モード1処理の詳細なフローチャートを示す。
S201で、システム制御回路50は、通信部110及
び通信処理プログラムを含む通信機能に関する所定の初
期化処理を行う。
【0136】S202では、システム制御回路50は、
モードダイアル60の設定位置を確認し、モードダイア
ル60が通信モードに設定されていたならば、S205
に進む。
【0137】一方、モードダイアル60がその他のモー
ドに設定されていたならば、システム制御回路50は、
S203で、通信部110及び通信回線を介した画像処
理装置400との接続を打ち切り、S204で、通信部
110及び通信処理プログラムを含む通信機能に関する
所定の通信終了処理を行った後に、第1通信モード処理
(S107)を終了する。
【0138】S205では、システム制御回路50は、
電源制御部80により電池等により構成される電源86
の残容量や動作情況が画像処理装置100の通信処理動
作に問題があるか否かを判断する。そして、問題がある
ならば、S208で、表示部54及び/或いは画像表示
部28を用いて画像や音声により所定の警告表示を行っ
た後に、S202に戻る。
【0139】電源86に問題が無いならば、システム制
御回路50は、S206で、通信部110及び通信回線
を介して画像処理装置400と接続する。そして、S2
07では、接続が正常になされたか否かを判断し、正常
に接続したならば、S211に進む。一方、画像処理装
置400との接続に問題があるならば、システム制御回
路50は、S208で、表示部54を用いて画像や音声
により所定の警告表示を行った後に、S202に戻る。
【0140】S211では、システム制御回路50は、
画像処理装置400から通信回線及び通信部110を介
してコマンド等の情報が受信されているか否かを確認
し、受信がなされている場合には、S212及びS21
4で、その受信情報がどのようなコマンドを含むもので
あるかを判断する。
【0141】受信情報がエラー通知コマンドであったな
らば、システム制御回路50は、S213で、表示部5
4及び/或いは画像表示部28を用いて画像や音声によ
り所定の警告表示を行った後に、S211に戻る。一
方、受信情報がその他のコマンドであったならば、シス
テム制御回路50は、S217で、そのコマンドに応じ
た処理を実行して、S211に戻る。
【0142】また、受信情報がカメラ情報受信コマンド
であったならば、システム制御回路50は、S215
で、通信部110及び通信回線を介して画像処理装置4
00からカメラ情報の受信を行い、受信を終えたならば
受信したカメラ情報に従って撮影に関するパラメータを
設定を行った後に、S211に戻る。
【0143】ここで、受信するカメラ情報としては、カ
ラーTFT−LCD等から成る画像表示部28に表示す
べき画像の縦方向表示画素数、横方向表示画素数、総画
素数、各色毎の表示階調数、画像表示部28の表示領域
の一部に表示する電子ファインダー画像の縦横画素数、
表示階調数等が挙げられる。また、その他の受信するカ
メラ情報としては、撮像素子14の画素数、階調数、色
フィルタ構造、CCD−RAW形式画像データのサイ
ズ、画像圧縮率、画像圧縮係数テーブル、画像圧縮デー
タのサイズ等が挙げられる。
【0144】このように、この実施の形態では、画像処
理装置100が画像処理装置400から画像処理装置4
00のカメラ情報、特に画像表示部328に関する情報
を受信する。なお、このカメラ情報の転送は、S225
で、画像処理装置100から画像処理装置400に対し
て、カメラ情報要求コマンドを送信することによってな
される。画像処理装置100は、そのカメラ情報によっ
て指定された条件に適合したアシスト画像データを用意
し(S232)、そのアシスト画像データを画像処理装
置400に対して送信する(S235)。画像処理装置
400は、そのアシスト画像データに従って画像表示部
328に画像を表示する。この方式によれば、撮像素子
314に比べて画素数や階調数が少ない画像表示部32
8に対応した規模の画像データを画像処理装置100か
ら画像処理装置400に転送するため、通信時間及び通
信コストが削減される。
【0145】S214で、受信したコマンドが撮影画像
データ受信コマンドであったならば、システム制御回路
50は、S218で、通信回線及び通信部110を介し
て画像処理装置400から撮影画像データを受信して順
次メモリ30の所定領域に格納する。
【0146】撮影画像データの受信が終了したならば
(S219)、システム制御回路50は、S220で、
受信した撮影画像データに関する撮影情報を画像処理装
置400から受信してメモリ30の所定領域に格納す
る。なお、受信した撮影情報は、システム制御回路50
の内部メモリ或いはメモリ52に格納してもよい。
【0147】ここで、撮影画像データに関する撮影情報
としては、シャッター速度(Tv値)、絞り(Av
値)、露出補正情報、フラッシュON/OFF情報、フ
ラッシュ調光情報、ホワイトバランス(WB)情報、測
距情報、日付・時刻情報、撮影モード情報等が挙げられ
る。
【0148】また、撮影モードの種類に関する撮影情報
としては、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シ
ャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マ
ニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モー
ド、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮
影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノ
ラマ撮影モード等が挙げられる。
【0149】また、その他の撮影画像データに関する撮
影情報としては、撮影した位置を示す位置情報(例え
ば、緯度、経度、標準時に対する時差)、天候情報(例
えば、データ多重放送やインターネットを用いた情報提
供サービスによって入手することができる)等が挙げら
れる。
【0150】S221では、システム制御回路50は、
受信した撮影画像データをメモリ制御回路22によりメ
モリ30の所定領域から読み出して、ファインダーマル
チ画像を作成して画像表示メモリ24に格納し、そのフ
ァインダーマルチ画像をメモリ制御回路22、D/A変
換器26を介して画像表示部28に表示する(S22
2)。
【0151】S223では、システム制御回路50は、
受信した撮影画像データをメモリ30の所定領域から読
み出して、インタフェース90或いは94を介して記録
媒体200或いは210に記録し、その後S221に戻
る。
【0152】S211で、画像処理装置400から通信
回線及び通信部110を介してコマンド等の受信がなか
った場合、システム制御回路50は、S224で、画像
処理装置400に対して、画像処理装置400固有のカ
メラ情報を自己(画像処理装置100)に送信すべき旨
の要求するのか否かを決定する。画像処理装置400に
対して該要求をするのであれば、S225で、通信部1
10及び通信回線を介して、画像処理装置400に対し
てカメラ情報要求コマンドを送信して、S211に戻
る。
【0153】S226では、送信すべきアシスト画像デ
ータがあるか否かを確認し、該画像データがない場合に
は、S227に進む。S227では、画像処理装置40
0との通信を終了させるか否かを判断し、終了させる場
合は、S229で、システム制御回路50は、通信部1
10及び通信回線を介した画像処理装置400との接続
を打ち切る。また、S228では、予め設定された所定
時間が経過したか否かを判断し、該所定時間が経過した
場合には、同様に、S229で、システム制御回路50
は、通信部110及び通信回線を介した画像処理装置4
00との接続を打ち切り、S202に戻る。
【0154】一方、S226で、画像処理装置400に
送信すべきアシスト画像データが有る場合は、S230
で、通信回線及び通信部110を介して画像処理装置4
00から画像処理装置400固有のカメラ情報を既に受
信しているか否かを確認し、該カメラ情報を既に受信し
ているならば、S232に進む。
【0155】S230で、画像処理装置400から画像
処理装置400固有のカメラ情報を受信していないなら
ば、システム制御回路50は、S231で、初期設定値
のカメラ情報を用いて撮影アシスト画像を作成するかど
うかを決定する。この決定の際の判断の基準は、画像処
理装置100の使用者が事前に設定しておいても良い
し、この処理ステップにおいて画像処理装置100の使
用者が設定するようにしても良い。
【0156】そして、初期設定値のカメラ情報を用いて
撮影アシスト画像を作成しないのであれば(S231に
おいて”no”)、システム制御回路50は、表示部5
4及び/或いは画像表示部28を用いて画像や音声によ
り所定の警告表示を行った後に、S211に戻る。一
方、初期設定値のカメラ情報を用いて撮影アシスト画像
を作成するならば(S231において”yes”)、シ
ステム制御回路50はS232に進む。
【0157】S232では、メモリ30の所定領域或い
はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52
に記憶された画像処理装置400固有のカメラ情報或い
は初期設定値のカメラ情報に適合する撮影アシスト画像
を、メモリ30の所定領域に格納されている撮影画像デ
ータに基づいて作成する。
【0158】システム制御回路50は、S233で、送
信モードに関する設定を行った後に、S234で、メモ
リ30の所定領域に格納されている撮影アシスト画像デ
ータを順次読み出して、S235で、通信部110及び
通信回線を介して画像処理装置400に対して送信す
る。
【0159】撮影アシスト画像データの送信が終了した
ならば(S236において”yes”)、システム制御
回路50は、S237で、送信した撮影アシスト画像デ
ータに関する撮影情報をメモリ30の所定領域或いはシ
ステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52から
読み出して通信部110及び通信回線を介して画像処理
装置400に対して送信する。
【0160】S238では、送信した撮影アシスト画像
データに関する撮影アシストメモがあるか否かを確認
し、該撮影アシストメモが有るならば、システム制御回
路50は、S239で、送信した撮影アシスト画像デー
タに関する文字データ等のメモ情報をメモリ30の所定
領域或いはシステム制御回路50の内部メモリ或いはメ
モリ52から読み出して通信部110及び通信回線を介
して画像処理装置400に対して送信する。
【0161】S240では、送信した撮影アシスト画像
データに関する撮影アシスト音声情報があるか否かを確
認し、該撮影アシスト音声情報が有るならば、システム
制御回路50は、S241で、該撮影アシスト音声情報
をメモリ30の所定領域或いはシステム制御回路50の
内部メモリ或いはメモリ52から読み出して通信部11
0及び通信回線を介して画像処理装置400に対して送
信し、送信を終えたならば、S211に戻る。
【0162】図6及び図7は、図3のS110における
第1アシスト撮影モード処理の詳細なフローチャートを
示す。
【0163】S301では、システム制御回路50は、
アシスト撮影モード機能に関する所定の初期化処理を行
う。S302では、システム制御回路50は、モードダ
イアル60の設定位置を確認し、モードダイアル60が
その他のモードに設定されていたならば、システム制御
回路50は、S303で、アシスト撮影モード機能に関
する所定の終了処理を行った後、第1アシスト撮影モー
ド処理(S110)を終了する。
【0164】S302で、モードダイアル60がアシス
ト撮影モードに設定されていたならば、システム制御回
路50は、S304で、画像表示部28の表示状態をス
ルー表示状態に設定する。
【0165】スルー表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込ま
れた画像を、メモリ制御回路22及びD/A変換器26
を介して、画像表示部28に逐次転送し表示させること
により、電子ファインダー機能を実現している。
【0166】S305では、シャッタースイッチSW1
の状態を確認し、OFF状態であればS302に戻り、
ON状態であればS331に進む。
【0167】S331では、システム制御回路50は、
画像表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定し
て、S332に進む。
【0168】フリーズ表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20及びメモリ制
御回路22による画像表示メモリ24への画像の書き換
えを禁止し、画像表示メモリ24に最後に書き込まれた
画像をメモリ制御回路22及びD/A変換器26を介し
て画像表示部28に表示することにより、フリーズした
映像を電子ファインダーに表示する。
【0169】S332では、システム制御回路50は、
測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わ
せ、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定
する。この測光処理では、必要であればフラッシュの設
定も行う。この測距・測光処理(S332)の詳細は図
8を用いて後述する。
【0170】測距・測光処理S332を終えたならば、
システム制御回路50は、S333で、画像表示部28
の表示状態をスルー表示状態に設定して、S334に進
む。なお、S333でのスルー表示状態は、S311で
のスルー表示状態と同じ動作状態である。
【0171】S334では、シャッタースイッチSW2
の状態を確認し、シャッタースイッチSW2がOFF状
態であれば、S335で、シャッタースイッチSW1の
状態を確認し、シャッタースイッチSW1もOFF状態
であれば、S302に戻る。
【0172】S334で、シャッタースイッチSW2が
ON状態であれば、システム制御回路50は、S338
で、画像表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定
して、S339に進む。
【0173】固定色表示状態では、撮像素子14、A/
D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22
を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮影画像の
代わりに、固定色の画像をメモリ制御回路22、D/A
変換器26を介して画像表示部28に表示することによ
り、固定色の映像を電子ファインダーに表示する。
【0174】S339では、システム制御回路50は、
撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、
メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器から
直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影画
像データを書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路2
2そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモ
リ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理
を行う現像処理からなる撮影処理を実行する。この撮影
処理(S339)の詳細は図9を用いて後述する。
【0175】S340では、システム制御回路50は、
撮影処理(S339)によってメモリ30に書き込まれ
た画像データを読み出して、必要に応じて垂直加算処理
や色処理を行った後、その画像データをメモリ制御回路
22を介して画像表示メモリ24に表示用の画像データ
として転送する。
【0176】S341では、システム制御回路50は、
画像表示部28の表示状態をクイックレビュー表示状態
に設定して、S342に進む。
【0177】クイックレビュー状態では、表示画像処理
S180によって画像表示メモリ24に転送された画像
をメモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像
表示部28に転送し表示させることにより、撮影画像の
自動再生を行う電子ファインダー機能を実現している。
【0178】S343では、システム制御回路50は、
メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出し
て、メモリ制御回路22及び必要に応じて画像処理回路
20を用いて各種画像処理を行い、また、必要に応じて
画素正方化処理を行い、圧縮・伸長回路32を用いて設
定モードに応じた画像圧縮処理を行い、インタフェース
90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メ
モリカードやコンパクトフラッシュカード等の記録媒体
200或いは210へ画像データの書き込みを行う記録
処理を実行する。
【0179】なお、画像表示部28がONの場合は、記
録媒体200或いは210へ画像データの書き込みを行
っている間、書き込み動作中であることを明示する例え
ば「BUSY」のような表示を画像表示部28に対して
行ってもよい。さらに、表示部54において例えばLE
Dを点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示も併せて
行ってもよい。
【0180】S344では、シャッタースイッチSW1
の状態を確認し、シャッタースイッチSW1がON状態
であれば、S331に戻る。一方、シャッタースイッチ
SW1がOFF状態であれば、S345で、システム制
御回路50は、撮影画像データに関する文字データ等の
アシストメモを作成する旨の設定がされているか否か、
或いは操作部70に対してアシストメモ作成の指示が入
力がされたか否かを判断し、アシストメモを作成しない
ならば、S347に進む。
【0181】一方、アシストメモを作成するならば、S
346で、操作部70に含まれるボタンやタッチパネル
を用いて入力された撮影した画像データに関する文字デ
ータ等のアシストメモデータを、インタフェース90或
いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカ
ードやコンパクトフラッシュカード等の記録媒体200
或いは210へ記録する。なお、アシストメモデータ
は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ5
2或いは不揮発性メモリ56に記憶してもよい。
【0182】S347では、システム制御回路50は、
撮影した画像データに関するアシスト音声を記録する旨
の設定がされているか否か、或いは操作部70に対して
アシスト音声を記録する旨の指示が入力がされたか否か
を判断し、アシスト音声を記録しないならば、S302
に戻る。
【0183】一方、アシスト音声を記録するならば、S
348では、マイク120に入力された音声情報をA/
D変換器122及びメモリ制御回路124を介してメモ
リ30の所定領域に記憶する。そして、記憶したアシス
ト音声データをインタフェース90或いは94、コネク
タ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクト
フラッシュカード等の記録媒体200或いは210へ記
録した後に、S302に戻る。なお、アシスト音声デー
タは、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ
52或いは不揮発性メモリ56に記憶してもよい。
【0184】図8は、図7のS332における測距・測
光処理の詳細なフローチャートを示す。
【0185】S1001では、システム制御回路50
は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換
器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐
次読み込む。この逐次読み込まれた画像データを用い
て、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)
方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発
光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定
の演算を行う。
【0186】なお、ここでの各処理は、撮影した全画素
数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取
って抽出し、演算に用いる。これにより、TTL方式の
AE、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点
モード、平均モード、評価モードの各モード等の異なる
モード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
【0187】S1003では、S1002で露出(A
E)が適正と判断されるまで、システム制御回路50
は、画像処理回路20による演算結果に基づいて、露光
制御部40を用いてAE制御を行う。
【0188】S1004では、AE制御で得られた測定
データを用いて、システム制御回路50は、フラッシュ
の発光が必要であるか否かを判断し、フラッシュの発光
が必要ならば、S1005で、フラッシュフラグをセッ
トしフラッシュ48を充電する。
【0189】S1002で、露出(AE)が適正と判断
したならば、測定データ及び/或いは設定パラメータを
システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に
記憶する。
【0190】S1007では、S1006でホワイトバ
ランス(AWB)が適正と判断されるまで、画像処理回
路20による演算結果及びAE制御で得られた測定デー
タに基づいて、システム制御回路50は、画像処理回路
20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御
を行う。
【0191】S1006で、ホワイトバランス(AW
B)が適正と判断したならば、測定データ及び或いは設
定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或い
はメモリ52に記憶する。
【0192】S1009では、S1008で測距(A
F)結果が合焦と判断されるまで、AE制御及びAWB
制御で得られた測定データに基づいて、システム制御回
路50は、測距制御部42を用いてAF制御を行う。
【0193】S1008で、測距(AF)結果が合焦と
判断したならば、測定データ及び或いは設定パラメータ
をシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52
に記憶し、測距・測光処理ルーチン(S332)を終了
する。
【0194】図9は、図7のS339における撮影処理
の詳細なフローチャートを示す。
【0195】S1101及びS1102では、システム
制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或
いはメモリ52に記憶される測光データに従って、露光
制御部40によって、絞り機能を有するシャッター12
を絞り値に応じて開放して撮像素子10を露光する。
【0196】S1103では、フラッシュ・フラグを参
照してフラッシュ48の発光が必要であるか否かを判断
し、必要な場合は、S1104でフラッシュを発光させ
る。
【0197】S1105では、システム制御回路50
は、測光データに従った撮像素子14の露光終了を待
ち、その後、S1106でシャッター12を閉じる。そ
して、S1107では、撮像素子14から電荷信号を読
み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ
制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直
接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影画像
のデータを書き込む。一連の処理を終えたならば、撮影
処理ルーチン(S339)を終了する。
【0198】<画像処理装置400の動作説明>図11
は、画像処理装置400の主ルーチンのフローチャート
を示す。電池交換の完了に伴う電源投入等に従って、シ
ステム制御回路50は、S401で、フラグや制御変数
等を初期化すると共に、画像制御装置100各部の初期
化処理を行う。
【0199】S402では、システム制御回路50は、
モードダイアル360の設定位置を確認し、モードダイ
アル360が電源OFFに設定されていたならば、S4
03で、各表示部の表示を終了状態に変更し、バリア4
02を閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含
む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メ
モリ356に記録し、電源制御部380により画像表示
部328を含む画像処理装置400各部の不要な電源を
遮断する等の所定の終了処理を行った後、S402に戻
る。
【0200】S402で、モードダイアル360がその
他のモードに設定されていたならば、システム制御回路
350は、S404で、電源制御部380により電池等
により構成される電源386の残容量や動作情況が画像
処理装置400の動作に問題があるか否かを判断し、問
題があるならば、S405で、表示部354及び/或い
は画像表示部328を用いて画像や音声により所定の警
告表示を行った後に、S402に戻る。一方、電源38
6に問題が無いならば、S406に進む。
【0201】S406では、モードダイアル360の設
定位置を確認し、通信モードに設定されていたならば、
S407で、システム制御回路350は第2通信モード
処理を実行し、処理を終えたならばS402に戻る。こ
の第2通信モード2処理(S407)の詳細は図12及
び図13を用いて後述する。
【0202】S408では、モードダイアル360が撮
影モードに設定されていたならば、S409で、システ
ム制御回路350は撮影モード処理を実行し、処理を終
えたならばS402に戻る。
【0203】また、モードダイアル360がアシスト撮
影モードに設定されていたならば、S410で、システ
ム制御回路350は所定の第2アシスト撮影モード処理
を実行し、処理を終えたならばS402に戻る。この第
2アシスト撮影モード処理(S410)の詳細は図14
及び図15を用いて後述する。
【0204】S408で、モードダイアル360がその
他のモードに設定されていたならば、S411で、シス
テム制御回路350は、選択されたモードに応じた処理
を実行し、処理を終えたならばS402に戻る。
【0205】図12及び図13は、図11のS407に
おける第2通信モード処理の詳細なフローチャートを示
す。
【0206】S501では、システム制御回路350
は、通信部410及び通信処理プログラムを含む通信機
能に関する所定の初期化処理を行う。
【0207】S502では、システム制御回路350
は、モードダイアル360の設定位置を確認し、モード
ダイアル360が通信モードに設定されていたならば、
S505に進む。
【0208】モードダイアル360がその他のモードに
設定されていたならば、システム制御回路350は、S
503で、通信部410を介して通信回線との接続を打
ち切り、通信部410及び通信処理プログラムを含む通
信機能に関する所定の通信終了処理を行った後に、第2
通信モード処理を終了する。
【0209】S505では、システム制御回路350
は、電源制御部380により電池等により構成される電
源386の残容量や動作情況が画像処理装置400の通
信処理動作に問題があるか否かを判断する。そして、問
題があるならば、S508で、表示部354及び/或い
は画像表示部328及び/或いは画像表示部328を用
いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に、S
502に戻る。
【0210】電源386に問題が無いならば、システム
制御回路350は、S506で、通信部410及び通信
回線を介して画像処理装置100と接続する。S507
では、画像処理装置100と正常に接続されたか否かを
確認し、正常に接続されているならばS511に進む。
【0211】一方、通信回線を介した画像処理装置10
0との接続に問題があるならば、システム制御回路35
0は、S508で、表示部354を用いて画像や音声に
より所定の警告表示を行った後に、S502に戻る。
【0212】S511では、システム制御回路350
は、画像処理装置100から通信回線及び通信部410
を介してコマンド等の情報の受信がなされたか否かを確
認し、受信がなされているならば、S512で、受信情
報がどのようなコマンドを含むものであるかを判断す
る。
【0213】受信したコマンドの内容を判断した結果、
カメラ情報送信コマンドであったならば、S513で、
システム制御回路350は、通信部410及び通信回線
を介して画像処理装置100にカメラ情報を送信した
後、S511に戻る。
【0214】受信したコマンドの内容を判断した結果、
その他のコマンドであったならば、システム制御回路3
50は、S514で、コマンドに応じた処理を実行して
S511に戻る。
【0215】受信したコマンドの内容を判断した結果、
撮影アシスト画像データの受信コマンドであったなら
ば、システム制御回路350は、S515で、通信部4
10及び通信回線を介して画像処理装置100から撮影
アシスト画像データを受信し、受信した撮影アシスト画
像データを順次メモリ330の所定領域に格納する。
【0216】撮影アシスト画像データの受信を終えたな
らば(S516において”yes”)、システム制御回
路350は、S517で、受信した撮影アシスト画像デ
ータに関する撮影情報を受信する。
【0217】ここで、撮影アシスト画像データに関する
撮影情報としては、シャッター速度(Tv値)、絞り
(Av値)、露出補正情報、フラッシュON/OFF情
報、フラッシュ調光情報、ホワイトバランス(WB)情
報、測距情報、日付・時刻情報、撮影モード情報等が挙
げられる。
【0218】また、撮影モードの種類に関する撮影情報
としては、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シ
ャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マ
ニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モー
ド、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮
影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノ
ラマ撮影モード等が挙げられる。
【0219】さらに、撮影アシスト画像データに関する
撮影情報としては、撮影した位置情報(例えば、緯度、
経度、標準時に対する時差)、天候情報(例えば、デー
タ多重放送やインターネットを用いた情報提供サービス
によって入手することができる)等が挙げられる。
【0220】S518では、受信した撮影アシスト画像
データに関する撮影アシストメモがあるか否かを確認
し、該撮影アシストメモが無いならば、S520に進
む。一方、受信した撮影アシスト画像データに関する撮
影アシストメモが有るならば、システム制御回路350
は、S519で、受信した撮影アシスト画像データに関
する文字データ等のメモ情報を通信回線及び通信部41
0を介して画像処理装置100から受信し、メモリ33
0の所定領域或いはシステム制御回路350の内部メモ
リ或いはメモリ352に格納する。
【0221】S520では、受信した撮影アシスト画像
データに関する撮影アシスト音声情報があるか否かを確
認し、該撮影アシスト音声情報が無いならば、S511
に戻る。一方、受信した撮影アシスト画像データに関す
る撮影アシスト音声情報が有るならば、システム制御回
路350は、S521で、受信した撮影アシスト画像デ
ータに関する音声情報を通信回線及び通信部410を介
して画像処理装置100から受信し、メモリ330の所
定領域或いはシステム制御回路350の内部メモリ或い
はメモリ352に格納する。撮影アシスト音声情報の受
信を終えたならば、S511に戻る。
【0222】S511で、画像処理装置100から通信
回線及び通信部410を介してコマンド等の受信がなか
ったと判断した場合は、S224で、システム制御回路
350の内部メモリ或いはメモリ352に記憶されたエ
ラーフラグの状態を確認し、該フラグが解除されていた
ならば、S524に進む。
【0223】一方、システム制御回路350の内部メモ
リ或いはメモリ352に記憶されたエラーフラグが設定
されていたならば、S522で、通信部410及び通信
回線を介して画像処理装置100に対してエラー通知を
行った後に、エラーフラグを解除して、S511に戻
る。
【0224】S524では、画像処理装置100に送信
すべき撮影画像データがあるか否かを判断し、該撮影画
像データが無い場合は、S525に進む。S525で
は、画像処理装置100との通信を終了させるか否かを
判断し、終了させる場合は、S527で、通信部410
及び通信回線を介した画像処理装置100との接続を打
ち切る。また、S526では、予め設定された所定時間
が経過したか否かを判断し、該所定時間が経過した場合
には、同様に、S527で、システム制御回路350
は、通信部410及び通信回線を介した画像処理装置1
00との接続を打ち切り、S502に戻る。
【0225】一方、S524で、画像処理装置100に
送信すべき撮影画像データが有る場合は、システム制御
回路350は、S528で、送信モードに関する設定を
行う。その後、S529で、メモリ330の所定領域に
格納した送信する撮影画像データを順次読み出して、S
530で、該撮影画像データを通信部410及び通信回
線を介して画像処理装置100に対して送信する。
【0226】撮影画像データの送信が終了したならば
(S531において”yes”)、システム制御回路3
50は、S532で、送信した撮影画像データに関する
撮影情報をメモリ330の所定領域或いはシステム制御
回路350の内部メモリ或いはメモリ352から読み出
して通信部410及び通信回線を介して画像処理装置1
00に対して送信して、S511に戻る。
【0227】図14及び図15は、図11のS410に
おける第2アシスト撮影モード処理の詳細なフローチャ
ートを示す。
【0228】S601では、システム制御回路350
は、アシスト撮影モード機能に関する所定の初期化処理
を行う。
【0229】S602では、システム制御回路350
は、モードダイアル360の設定位置を確認し、モード
ダイアル360がアシスト撮影モードに設定されていた
ならば、S604に進む。モードダイアル360がその
他のモードに設定されていたならば、システム制御回路
350は、S603で、アシスト撮影モード機能に関す
る所定の終了処理を行った後、第2アシスト撮影モード
処理(S410)を終了する。
【0230】S604では、システム制御回路350
は、撮影アシスト用ファインダー画像データを画像処理
装置100から受信しメモリ330の所定領域に格納さ
れているか否かを確認し、格納されていないならば、S
605で、表示部354及び/或いは画像表示部328
を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後
に、S602に戻る。
【0231】一方、画像処理装置100から受信した単
数或いは複数の撮影アシスト用のファインダー画像デー
タが、メモリ330の所定領域に格納されているなら
ば、システム制御回路350は、S606で、メモリ制
御回路322によりメモリ330の所定領域から撮影ア
シスト画像データを読み出して、画像表示メモリ324
の所定領域に書き込んだ後、画像表示部328の表示状
態をファインダーマルチスルー表示状態に設定する。
【0232】ファインダーマルチスルー表示状態では、
撮像素子314、A/D変換器316、画像処理回路3
20及びメモリ制御回路322により画像表示メモリ3
24に逐次書き込まれ画像を、撮影アシスト用ファイン
ダー画像と共に、メモリ制御回路322及びD/A変換
器326を介して、画像表示部328の所定の撮影領域
に逐次表示することにより、電子ファインダー機能を実
現している。
【0233】S607では、受信した撮影アシスト画像
データに関する撮影情報がメモリ330の所定領域或い
はシステム制御回路350の内部メモリ或いはメモリ3
52に格納されているか否かを確認し、格納されていな
いならばS612に進む。
【0234】一方、受信した撮影アシスト画像データに
関する撮影情報がメモリ330の所定領域或いはシステ
ム制御回路350の内部メモリ或いはメモリ352に格
納されているならば、システム制御回路350は、S6
08で、受信した撮影情報に基づき、画像処理装置40
0の動作モードやパラメータを設定する。
【0235】ここで、撮影アシスト画像データに関する
撮影情報としては、焦点距離情報、シャッター速度(T
v値)情報、絞り(Av値)情報、露出補正情報、フラ
ッシュON/OFF情報、フラッシュ調光情報、ホワイ
トバランス(WB)情報、測距情報、日付・時刻情報、
撮影モード情報、単写/連写情報、連写駒速情報、等が
挙げられる。
【0236】また、撮影モードの種類に関する撮影情報
としては、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シ
ャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マ
ニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モー
ド、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮
影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノ
ラマ撮影モード等が挙げられる。
【0237】さらに、撮影アシスト画像データに関する
撮影情報としては、撮影した位置情報(例えば、緯度、
経度、標準時に対する時差)、天候情報(例えば、デー
タ多重放送やインターネットを用いた情報提供サービス
によって入手することができる)等が挙げられる。
【0238】地球上の位置及び/或いは天候及び或いは
日時に関する情報を受信できれば、受信情報に応じて、
露出設定、ホワイトバランスの設定、色再現に関する設
定、逆光補正等の露出補正等を設定或いは補正設定する
ことが可能である。
【0239】特に、撮影位置及び方角と太陽の位置との
関係、季節、天候の情報に基づいて、露出を設定するこ
とにより、逆光補正等の補正設定を有効に機能させるこ
とが可能である。
【0240】これらの受信した撮影アシスト画像データ
に関する撮影情報に基づき、画像処理装置400の動作
モード及び各種撮影パラメータを最適に設定することに
より、画像処理装置400においても受信した撮影アシ
スト画像に類似した撮影を行うことが可能となる。
【0241】このように、受信した撮影アシスト画像デ
ータに関する撮影情報を用いて画像処理装置の動作モー
ド及びパラメータ設定を自動的に行う撮影アシスト機能
を用いれば、画像処理装置100の使用者のが意図した
撮影と類似した撮影を、画像処理装置400の使用者が
容易に行うことが可能となる。
【0242】S609では、受信した撮影アシスト画像
データに関する撮影情報に基づいて、画像処理装置40
0の動作モード及び各種撮影パラメータを設定すること
が可能であるか否かを判断する。そして、当該設定がで
きないと判断した場合は、システム制御回路350は、
S610で、エラーフラグを設定してシステム制御回路
350の内部メモリ或いはメモリ352に格納すると共
に、S611で、表示部354及び或いは画像表示部3
28を用いて画像や音声により所定の警告表示を行い、
S611に進む。
【0243】S612では、システム制御回路350
は、所定の初期設定値を用いて、画像処理装置400の
動作モード及び各種撮影パラメータを設定する。ここ
で、一部の機能に関して、動作モード及び各種撮影パラ
メータの設定ができない場合は、その機能においてのみ
所定の初期設定値を用いても良い。
【0244】例えば、撮影アシスト画像を撮影した画像
処理装置100はガイドナンバーの大きいフラッシュ装
置を備えているが、画像処理装置400はガイドナンバ
ーの小さいフラッシュ装置しか備えていない場合、シャ
ッター速度(Tv値)、絞り(Av値)、調光制御値等
の設定を予め備えた初期設定値に設定して撮影を行うこ
とができる。
【0245】S613では、システム制御回路350
は、画像処理装置100から送信された撮影した画像デ
ータに関する文字データ等の撮影アシストメモデータ
が、メモリ330の所定領域或いはシステム制御回路3
50の内部メモリ或いはメモリ352に格納されている
か否かを確認する。そして、該撮影アシストメモデータ
が格納されているならば、S614で、該撮影アシスト
メモデータを読み出してメモリ制御回路322を介して
画像表示メモリ324に書き込み、撮影ファインダー画
像及び撮影アシスト用ファインダー画像と共に、メモリ
制御回路322、D/A変換器326を介して、画像表
示部328の所定の領域に撮影アシストメモデータを表
示する。
【0246】このように、受信した撮影アシスト画像デ
ータに関する文字情報を用いて画像処理装置400の画
像表示部に文字情報を表示する撮影アシスト機能を用い
れば、画像処理装置100の使用者が撮影を行った際の
撮影意図を記録した文字情報を参照して、画像処理装置
400の使用者が類似の撮影を容易に行うことが可能と
なる。
【0247】S615では、システム制御回路350
は、画像処理装置100から受信した撮影画像データに
関する音声情報等の撮影アシスト音声情報が、メモリ3
30の所定領域或いはシステム制御回路350の内部メ
モリ或いはメモリ352に格納されているか否かを確認
する。そして、該撮影アシスト音声情報が格納されてい
るならば、S616で、メモリ330の所定領域或いは
システム制御回路350の内部メモリ或いはメモリ35
2から音声データを読み出し、メモリ制御回路424、
D/A変換器426、スピーカー428によって撮影ア
シスト音声情報を再生する。
【0248】このように、受信した撮影アシスト画像デ
ータに関する音声情報を用いて画像処理装置のスピーカ
ーにより音声情報を再生する撮影アシスト機能を用いれ
ば、画像処理装置100の使用者が撮影を行った際の撮
影意図を記録した音声情報を参照して、画像処理装置4
00の使用者が類似の撮影を容易に行うことが可能とな
る。
【0249】S617では、シャッタースイッチSW1
の状態を確認し、シャッタースイッチSW1がOFF状
態であればS602に戻り、ON状態であればS631
に進む。
【0250】S631では、システム制御回路350
は、画像表示部328の表示状態をファインダーマルチ
フリーズ表示状態に設定して、S632に進む。ファイ
ンダーマルチフリーズ表示状態では、撮像素子314、
A/D変換器316、画像処理回路320、メモリ制御
回路322による画像表示メモリ324の画像の書き換
えを禁止し、最後に画像表示メモリ324に書き込まれ
た画像データを、撮影アシスト用ファインダー画像と共
に、メモリ制御回路322及びD/A変換器326を介
して画像表示部328の所定の撮影領域に表示すること
により、フリーズした映像を電子ファインダーに表示す
る。
【0251】S632では、システム制御回路350
は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に
合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を
決定する。この測光処理では、必要であればフラッシュ
の設定も行う。この測距・測光処理(S632)の詳細
は図8を用いて前述した通りである。
【0252】S633で、システム制御回路350は画
像表示部328の表示状態をファインダーマルチスルー
表示状態に設定して、S634に進む。なお、S633
でのファインダーマルチスルー表示状態は、S611で
のファインダーマルチスルー状態と同じ動作状態であ
る。
【0253】S634では、シャッタースイッチSW2
の状態を確認し、シャッタースイッチSW2がOFF状
態であれば、S535で、さらにシャッタースイッチS
W1の状態を確認し、シャッタースイッチSW1もOF
F状態であれば、S602に戻る。
【0254】一方、シャッタースイッチSW2がON状
態であれば、システム制御回路350は、S638で、
画像表示部328の表示状態をファインダーマルチ固定
色表示状態に設定して、S639に進む。
【0255】ファインダーマルチ固定色表示状態では、
撮像素子314、A/D変換器316、画像処理回路3
20、メモリ制御回路322を介して画像表示メモリ3
24に書き込まれた撮影画像の代わりに、固定色の画像
データを、撮影アシスト用ファインダー画像と共に、メ
モリ制御回路322及びD/A変換器326を介して、
画像表示部328の所定の撮影領域に表示することによ
り、固定色の映像を電子ファインダーに表示する。
【0256】S639では、システム制御回路350
は、撮像素子314、A/D変換器316、画像処理回
路320、メモリ制御回路322を介して、或いはA/
D変換器から直接メモリ制御回路322を介して、メモ
リ330に撮影画像データを書き込む露光処理、及び、
メモリ制御回路322そして必要に応じて画像処理回路
320を用いて、メモリ330に書き込まれた画像デー
タを読み出して各種処理を行う現像処理からなる撮影処
理を実行する。この撮影処理(S639)の詳細は図9
を用いて前述した通りである。
【0257】S640では、システム制御回路350
は、撮影処理(S639)によってメモリ330に書き
込まれた画像データを読み出して、必要に応じて垂直加
算処理や色処理を行った後、メモリ制御回路22を介し
て画像表示メモリ324に表示画像を転送する。
【0258】S641では、システム制御回路350
は、画像表示部328の表示状態をファインダーマルチ
クイックレビュー表示状態に設定して、S642に進
む。
【0259】ファインダーマルチクイックレビュー状態
では、表示画像処理S480によって画像表示メモリ3
24に転送された画像データを、撮影アシスト用ファイ
ンダー画像と共に、メモリ制御回路322及びD/A変
換器326を介して、画像表示部328の所定の撮影領
域に表示することにより、撮影画像の自動再生を行う電
子ファインダー機能を実現している。
【0260】S643では、システム制御回路350
は、メモリ330に書き込まれた撮影画像データを読み
出して、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処
理回路20を用いて各種画像処理を行い、また、必要に
応じて画素正方化処理を行い、圧縮・伸長回路32を用
いて設定モードに応じた画像圧縮処理を行う圧縮処理を
行った後に、インタフェース390或いは394、コネ
クタ392或いは396を介して、メモリカードやコン
パクトフラッシュカード等の記録媒体500或いは51
0へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行する。
【0261】なお、画像表示部328がONの場合は、
記録媒体500或いは510へ画像データの書き込みを
行っている間、書き込み動作中であることを明示する例
えば「BUSY」のような表示を画像表示部328に対
して行ってもよい。さらに、表示部354において例え
ばLEDを点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示も
併せて行ってもよい。
【0262】S644では、シャッタースイッチSW1
の状態を確認し、シャッタースイッチSW1がON状態
であればS631に戻り、OFF状態であればS602
に戻る。
【0263】図16は、本発明の第1の実施の形態にお
ける画像処理装置100と画像処理装置400との間で
相互に転送されるコマンド及び画像データの流れを示す
説明図である。なお、図16の説明は、図3乃至図9及
び図11乃至図15を用いて行った説明と同等であるた
め、省略する。
【0264】図17は、本発明の好適な実施の形態に係
る撮影アシスト表示機能を説明する図である。
【0265】図17(a)は、画像処理装置100の画
像表示部28における表示画面の一例である。図17
(a)において、131は使用状態にある撮影ファイン
ダー画像領域、132は未使用状態にある撮影ファイン
ダー画像領域である。この画像処理装置100では、1
31及び132により、マルチファインダー表示を行う
ことが出来る。
【0266】133は入力表示状態にある撮影アシスト
文字データ表示領域、134は画像処理装置100の撮
影モード及び各種撮影パラメータ表示領域である。
【0267】135はAE(自動露出)ロック表示、1
36はフラッシュ撮影表示、137はシャッター速度
(TV値)表示、138は絞り(AV値)表示、139
はフラッシュ調光表示、140はAF(オートフォーカ
ス)合焦表示、141は露出補正表示及び調光補正表
示、142はAWB(オートホワイトバランス)表示及
びマニュアルWB表示、143は撮影モード表示、14
4は測距情報表示である。撮影モード表示143は、画
像処理装置100が現在風景撮影モードで動作している
ことを示している。
【0268】図17(b)は、本発明の実施例の画像処
理装置400の画像表示部328における表示画面の一
例である。図17(b)において、431は撮影アシス
ト表示状態にある撮影ファインダー画像領域、432は
使用状態にある撮影ファインダー画像領域である。この
画像処理装置400では、431及び432により、マ
ルチファインダー表示を行うことが出来る。
【0269】433は撮影アシスト表示状態にある撮影
アシスト文字データ表示領域、434は画像処理装置4
00の撮影モード及び各種撮影パラメータ表示領域であ
る。435はAE(自動露出)ロック表示、436はフ
ラッシュ撮影表示、437はシャッター速度(TV値)
表示、438は絞り(AV値)表示、439はフラッシ
ュ調光表示、440はAF(オートフォーカス)合焦表
示、441は露出補正表示及び調光補正表示、442は
AWB(オートホワイトバランス)表示及びマニュアル
WB表示、443は撮影モード表示、444は測距情報
表示である。撮影モード表示443は、現在風景撮影モ
ードで動作していることを示している。
【0270】このように、画像処理装置100から送信
された撮影アシスト画像、撮影情報、撮影アシスト文
字、撮影アシスト音声を用いて、それぞれ、撮影アシス
ト画像表示431、撮影アシスト機能により設定された
画像処理装置400の撮影モード及び各種撮影パラメー
タ表示434、撮影アシスト文字表示433、及び、撮
影アシスト音声再生を行うことにより、画像処理装置4
00の使用者は、画像処理装置100の使用者が撮影し
た画像と類似した画像の撮影を容易に行うことが可能と
することが出来る。
【0271】[第2の実施の形態]図18は、本発明の
第2の実施の形態に係る画像処理システムを概略的に示
す図である。この画像処理システムは、第1の実施の形
態に係る画像処理装置100及び400の他、コンピュ
ータ等の情報処理装置900を備えている。情報処理装
置900は、通信用のアンテナ918を有する。画像処
理装置100及び400並びに情報処理装置900は、
コマンドや画像等を相互にやり取りすることができる。
【0272】<情報処理装置900の構成説明>図19
は、情報処理装置900の構成を示す図である。902
は情報処理装置900全体の制御を司る制御部である。
904はCPUバスで、制御部902、第1の記憶部9
06及びバスブリッジ908を接続し、制御部902が
処理するデータを高速に転送するために使用される。
【0273】906は制御部902により使用されるキ
ャッシュメモリである。制御部902は、キャッシュメ
モリ906を高速にアクセスし、例えば演算に用いるデ
ータを一時的に格納する。キャッシュメモリ906は、
例えば高速SRAM等で構成される。
【0274】908は、CPUバス904と後述する高
速バス912とを接続するためのバスブリッジで、バス
間の処理スピードの差を吸収する。このバスブリッジ9
08を介することで、より高速に動作する制御部902
は、高速バス912に接続された各ユニットとの間で相
互にデータをやり取りすることができる。また、バスブ
リッジ908は、メモリコントローラ機能も併せて備え
ており、制御部902が一時的に第1の記憶部(キャッ
シュメモリ)906に高速に書込んだデータを所定の時
期に読みだして第2の記憶部910に書込み、また、制
御部902の要求に応じて第2の記憶部910から読み
出したデータを第1の記憶部906に書込むというよう
に、一連のメモリ管理動作を行う。
【0275】910は、制御部902が各種アプリケー
ション等を実行する際に使用する主記憶メモリであり、
例えばDRAM等で構成される。
【0276】912は、バスブリッジ904、ネットワ
ークI/F914、通信部916、表示部920、バス
ブリッジ922を接続する高速バス(例えば、PCUバ
ス)で、制御部902が処理したデータを各ユニットに
転送したり、各ユニット間でデータを高速に転送(例え
ばDMA転送)するために使用される。
【0277】914は情報処理装置900をネットワー
クに接続するためのネットワークI/Fで、ネットワー
クに接続された装置とデータを相互にやり取りするため
に使用される。このネットワークとしては、例えば、イ
ーサネット、トークンリング等が挙げられる。
【0278】916は通信部で、USB、IEEE13
94、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種の
方式或いは規格に準拠した通信機能を有する。918は
通信部916を介して情報処理装置900を他の機器
(例えば、画像処理装置100、400)と接続するた
めのアンテナである。なお、このアンテナに代えて、或
いは、アンテナに加えて、他の機器を接続するためのコ
ネクタを設けてもよい。
【0279】920は、液晶表示装置、スピーカー等に
より構成される表示部で、制御部902によるプログラ
ム実行に応じて、必要な文字、画像、昔声等の表示を行
う。
【0280】922は高速バス912と低速バス924
とを接続するためのバスブリッジで、バス間の処理スピ
ードの差を吸収する。このバスブリッジ924を介する
ことで高速に動作する各ユニットは、低速バス924に
接続された低速のユニットとデータをやり取りすること
ができる。
【0281】924は、バスブリッジ922、第3の記
憶部926、操作部928、コンピュータインタフェー
ス930を接続する低速バス(例えば、ISAバス)
で、高速バス912よりデータの転送速度が遅く、処理
能力の比較的遅いユニットを接続するためのバスであ
る。
【0282】926は、制御部902を動作させるため
の複数のアプリケーションを格納するハードディスク
で、制御部902によって管理される。
【0283】928は、キーボード、マウス、マイク等
により構成される操作部で、情報処理装置900の動作
に必要な各種の設定の入力や制御部902に対する各種
の動作指示の入力のために使用される。
【0284】930は、情報処理装置900と周辺機器
とを接続するための低速コンピュータインタフェースで
あり、例えば、シリアル通信を行うRS1032Cや、
パラレル通信を行うセントロニクスインタフェース、P
1284等である。
【0285】図20は本実施例の情報処理装置900の
主ルーチンのフローチャートを示す。
【0286】図20は、情報処理装置900の動作を説
明するフローチャートである。
【0287】情報処理装置900の電源が投入される
と、S701で、制御部902はフラグ、レジスタ、制
御変数などを初期化し、第2の記憶部910の領域の一
部に格納されたオペレーティング・システム等の制御プ
ログラムを、メモリコントローラ機能を備えるバスブリ
ッジ908を介して、一旦第1の記憶部906に所定量
単位で読み込む。そして、制御部902は、その制御プ
ログラムに従って情報処理装置900の各部を初期化す
る。
【0288】S702では、制御部902は、操作部9
28が備えるキー、タッチパネル、デジタイザ等による
入力が、通信モードを実行するためのコマンド入力であ
るか否かを判断する。そして、そのコマンド入力が、そ
の他の処理を実行するためのコマンド入力であったなら
ば、制御部902は、S703で、入力されたコマンド
に応じた各種処理を実行し、各種処理実行後にS702
に戻る。
【0289】一方、操作部928が備えるキー、タッチ
パネル、デジタイザ等による入力が、通信モードを実行
するためのコマンド入力であったならば、制御部902
は、S704で、通信部916及び通信処理プログラム
を含む通信機能の初期化を行う。
【0290】S705では、操作部928に対して通信
モードを終了する入力があったか否かを判断し、当該入
力があったならば、S706で、制御部902は、通信
部916を介して通信回線との接続を打ち切り、S70
7で、通信部916及び通信処理プログラムを含む通信
機能に関する所定の通信終了処理を行った後に、S70
2に戻る。
【0291】S708では、制御部902は、通信部9
16及び通信回線を介して画像処理装置100及び画像
処理装置400と接続する。そして、S709では、正
常に接続がなされたか否かを確認し、正常に接続された
ならば、S711に進む。
【0292】一方、通信回線を介した画像処理装置10
0及び画像処理装置400との接続に問題があるなら
ば、制御部902は、S710で、表示部920を用い
て画像や音声により所定の警告表示を行った後に、S7
05に戻る。
【0293】S711では、画像処理装置100或いは
画像処理装置400から通信回線及び通信部916を介
してコマンドやデータ等の情報を受信したか否かを判断
し、受信したならば、制御部902はS712で受信処
理を実行し、その後、S711に戻る。この受信処理
(S712)の詳細は、図21を用いて後述する。
【0294】S713では、画像処理装置100或いは
画像処理装置400に対して、コマンドやデータの送信
を行うか否かを決定し、送信を行う場合は、制御部90
2はS714で送信処理を実行し、その後、S711に
戻る。この送信処理(S714)の詳細は、図22を用
いて後述する。
【0295】S713では、送信すべきコマンドやデー
タがあるか否かを判断し、それが無い場合は、S715
に進む。S715では、画像処理装置100及び画像処
理装置400との通信を終了させるか否かを決定し、終
了させる場合は、S717で、制御手段902は、通信
部916及び通信回線を介した画像処理装置100及び
画像処理装置400との接続を打ち切り、S705に戻
る。
【0296】S716では、予め設定された所定時間が
経過したか否かを判断し、所定時間が経過したならば、
S717で、同様に、制御部902は、通信部916及
び通信回線を介した画像処理装置100及び画像処理装
置400との接続を打ち切り、S705に戻る。
【0297】図21は、図20のS712における受信
処理の詳細なフローチャートを示す。
【0298】S801及びS807では、制御部902
は、画像処理装置100或いは画像処理装置400から
通信回線及び通信部916を介して受信した情報の種類
を判別する。
【0299】受信情報が画像処理装置400からのカメ
ラ情報受信コマンドであったならば、制御部902は、
S802で、画像処理装置400からカメラ情報を受信
してメモリ910或いはハードディスク926に記憶
し、受信処理ルーチン(S712)を終了する。
【0300】受信情報が画像処理装置100からのカメ
ラ情報要求コマンドであったならば、制御部902は、
S803で、メモリ910或いはハードディスク926
に画像処理装置400から受信したカメラ情報が記憶さ
れているかどうかを判断する。そして、当該カメラ情報
が記憶されていたならば、S804で、画像処理装置1
00からの要求に応じて、画像処理装置400から受信
したカメラ情報を画像処理装置100を送信し、受信処
理ルーチン(S712)を終了する。
【0301】S803で、カメラ情報が記憶されていな
かったならば、制御部902は、S805で、画像処理
装置100からの要求に応答して、該画像処理装置10
0に対してエラー通知を返信すると共に、S806で、
画像処理装置400に対してカメラ情報要求コマンドを
送信し、受信処理ルーチン(S712)を終了する。
【0302】S807で、受信情報がその他のコマンド
であると判断したならば、制御部902は、S808
で、コマンドに応じた処理を実行し、受信処理ルーチン
(S712)を終了する。
【0303】また、S807で、受信情報が画像処理装
置100からの撮影アシスト画像データ受信コマンドで
あると判断したならば、制御部902は、S809で、
通信部916及び通信回線を介して画像処理装置100
から撮影アシスト画像データを受信し、その撮影アシス
ト画像データを順次メモリ910或いはハードディスク
926の所定領域に格納する。
【0304】撮影アシスト画像データの受信を終えたな
らば(S810において”yes”)、制御部902
は、S811で、受信した撮影アシスト画像データに関
する撮影情報を受信する。
【0305】ここで、撮影アシスト画像データに関する
撮影情報としては、焦点距離情報、シャッター速度(T
v値)情報、絞り(Av値)情報、露出補正情報、フラ
ッシュON/OFF情報、フラッシュ調光情報、ホワイ
トバランス(WB)情報、測距情報、日付・時刻情報、
撮影モード情報、単写/連写情報、連写駒速情報等が挙
げられる。
【0306】また、撮影モードの種類に関する撮影情報
としては、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シ
ャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マ
ニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モー
ド、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮
影モード、スボーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノ
ラマ撮影モード等が挙げられる。
【0307】さらに、撮影アシスト画像データに関する
撮影情報としては、撮影した位置を示す位置情報(例え
ば、緯度、経度、標準時に対する時差)、天候情報(例
えば、データ多重放送やインターネットを用いた情報提
供サービスによって入手することができる)等が挙げら
れる。
【0308】地球上の位置及び/或いは天候及び/或い
は日時に関する情報を受信できれば、受信情報に応じ
て、露出設定、ホワイトバランスの設定、色再現に関す
る設定、逆光補正等の露出補正等を設定或いは補正設定
することが可能である。
【0309】特に、撮影位置及び方角と太陽の位置との
関係、季節、天候の情報に基づいて、露出を設定するこ
とにより、逆光補正等の補正設定を有効に機能させるこ
とが可能である。
【0310】S812では、受信した撮影アシスト画像
データに関する撮影アシストメモがあるか否かを確認
し、該撮影アシストメモが無いならば、S814に進
む。一方、該撮影アシストメモが有るならば、制御部9
02は、S813で、受信した撮影アシスト画像データ
に関する文字データ等のメモ情報を通信回線及び通信部
916を介して画像処理装置100から受信し、メモリ
910或いはハードディスク926に格納する。
【0311】S712では、受信した撮影アシスト画像
データに関する撮影アシスト音声情報があるか否かを確
認し、該撮影アシスト音声情報がないならば、受信処理
ルーチン(S712)を終了する。一方、受信した撮影
アシスト画像データに関する撮影アシスト音声情報が有
るならば、制御部902は、S521で、受信した撮影
アシスト画像データに関する音声データ情報を通信回線
及び通信部916を介して画像処理装置100から受信
し、メモリメモリ910或いはハードディスク926に
格納する。撮影アシスト音声情報の受信を終えたなら
ば、受信処理ルーチン(S712)を終了する。
【0312】S807で、受信情報が画像処理装置40
0からの撮影画像データ受信コマンドであると判断した
ならば、制御部902は、S816で、通信回線及び通
信部916を介して画像処理装置400から撮影画像デ
ータを受信して順次メモリ910或いはハードディスク
926の所定領域に格納する。
【0313】撮影画像データの受信が終了したならば
(S817において”yes”)、システム制御回路5
0は、S818で、受信した撮影画像データに関する撮
影情報を受信してメモリ910或いはハードディスク9
26の所定領域に格納し、受信処理ルーチン(S71
2)を終了する。
【0314】図22は、図20のS714における送信
処理の詳細なフローチャートを示す。
【0315】S901では、撮影アシスト画像データを
画像処理装置400に対して送信するか否かを決定し、
送信しないならばS912に進む。
【0316】一方、撮影アシスト画像データを画像処理
装置400に対して送信するならば、制御部902は、
S902で、メモリ910或いはハードディスク926
の所定領域に撮影アシスト画像データが格納されている
か否かを判断する。
【0317】そして、撮影アシスト画像データが格納さ
れていないならば、制御部902は、表示部920を用
いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に、送
信処理ルーチンS714を終了する。
【0318】撮影アシスト画像データが格納されている
ならば、制御部902は、S903で、送信モードに関
する設定を行った後に、S904で、メモリ910或い
はハードディスク926の所定領域に格納されている撮
影アシスト画像データを順次読み出して、S905で、
通信部916及び通信回線を介して画像処理装置400
に対して送信する。
【0319】撮影アシスト画像データの送信が終了した
ならば(S906において”yes”)、制御部902
は、S907で、送信した撮影アシスト画像データに関
する撮影情報をメモリ910或いはハードディスク92
6の所定領域から読み出して通信部916及び通信回線
を介して画像処理装置400に対して送信する。
【0320】S908では、送信した撮影アシスト画像
データに関する撮影アシストメモがあるか否かを確認
し、それが無いならばS910に進む。一方、送信した
撮影アシスト画像データに関する撮影アシストメモが有
るならば、制御部902は、S909で、送信した撮影
アシスト画像データに関する文字データ等のメモ情報を
メモリ910或いはハードディスク926の所定領域か
ら読み出して通信部916及び通信回線を介して画像処
理装置400に対して送信する。
【0321】S910では、送信した撮影アシスト画像
データに関する撮影アシスト音声情報があるか否かを確
認し、それが無いならば、送信処理ルーチン(S71
4)を終了する。一方、送信した撮影アシスト画像デー
タに関する撮影アシスト音声情報が有るならば、制御部
902は、S911で、送信した撮影アシスト画像デー
タに関する音声情報をメモリ910或いはハードディス
ク926の所定領域から読み出して通信部916及び通
信回線を介して画像処理装置400に対して送信し、そ
の後、送信処理ルーチン(S714)を終了する。
【0322】S912では、撮影画像データを画像処理
装置100に対して送信するか否かを決定し、送信しな
いならば、送信処理ルーチン(S714)を終了する。
【0323】一方、撮影画像データを画像処理装置10
0に対して送信するならば、制御部902は、S913
で、メモリ910或いはハードディスク926の所定領
域に送信すべき撮影画像データが有るか否かを確認す
る。
【0324】送信すべき撮影画像データが無い場合は、
制御部902は、表示部920を用いて画像や音声によ
り所定の警告表示を行った後に、送信処理ルーチン(S
714)を終了する。
【0325】送信すべき撮影画像データが有る場合は、
制御部902は、S915で、送信モードに関する設定
を行った後に、S916で、メモリ910或いはハード
ディスク926の所定領域に格納した送信する撮影画像
データを順次読み出して、S917で、通信部916及
び通信回線を介して画像処理装置100に対して送信す
る。
【0326】撮影画像データの送信が終了したならば
(S918において”yes”)、制御部902は、S
919で、送信した撮影画像データに関する撮影情報を
メモリ910或いはハードディスク926の所定領域か
ら読み出して通信部916及び通信回線を介して画像処
理装置100に対して送信して、送信処理ルーチン(S
714)を終了する。
【0327】図23は、本発明の第2の実施の形態にお
ける画像処理装置100、画像処理装置400、情報処
理装置900の間で相互にやり取りされるコマンド及び
画像データの流れを示す説明図である。図23の説明
は、図3乃至図9及び図11乃至図15及び図20乃至
図22を用いて行った説明と同等であるため、省略す
る。
【0328】[他の実施の形態]第1の実施の形態で
は、画像処理装置100と画像処理装置400との間
で、カメラ情報、撮影アシスト画像、撮影情報、撮影ア
シストメモ、撮影アシスト音声、撮影画像をやり取りす
る例を説明した。しかし、これは説明の便宜のためであ
って、本発明は、複数の画像処理装置間で、カメラ情
報、撮影アシスト画像、撮影情報、撮影アシストメモ、
撮影アシスト音声、撮影画像をやり取りする場合にも適
用することができる。この場合においても、第1の実施
の形態と同様に、例えば、複数の撮影者が個々に撮影し
て組写真を作成する場合に、撮影者間で、構図、画角、
シャッター速度、絞り、露出補正、色再現性等を揃えた
組写真を作成することを支援することができる。
【0329】また、第2の実施の形態では、画像処理装
置100、画像処理装置400及び情報処理装置900
の間で、カメラ情報、撮影アシスト画像、撮影情報、撮
影アシストメモ、撮影アシスト音声、撮影画像をやり取
りする例を説明した。しかし、これは説明の便宜のため
であって、本発明は、複数の画像処理装置と単数或いは
複数の情報処理装置との間で、カメラ情報、撮影アシス
ト画像、撮影情報、撮影アシストメモ、撮影アシスト音
声、撮影画像をやり取りする場合にも適用することがで
きる。この場合においても、第2の実施の形態と同様
に、例えば、複数の撮影者が個々に撮影して組写真を作
成する場合に、撮影者間で、構図、画角、シャッター速
度、絞り、露出補正、色再現性等を揃えた組写真を作成
することを支援することができる。
【0330】また、図17には、画像処理装置100の
画像表示部28及び画像処理装置400の画像表示部3
28の表示内容の一例を示したが、これは本発明の1つ
の適用例に過ぎず、例えば、カメラ情報、撮影アシスト
画像、撮影情報、撮影アシストメモ、撮影アシスト音声
情報等の情報の少なくとも1つを転送して使用者に認識
させる手段であれば、その実現手段の別は問わない。即
ち、その実現手段に拘らず、例えば、複数の撮影者が個
々に撮影して組写真を作成する場合において、撮影者間
で、構図、画角、シャッター速度、絞り、露出補正、色
再現性等を揃えた組写真を作成することを支援すること
ができる。
【0331】また、撮影アシスト音声情報は、音声情報
として出力するのではなく、文字情報等に変換して画像
表示部に表示されてもよい。
【0332】また、撮影アシストメモは、視覚的な情報
ではなく、音声情報に変換してスピーカーで出力しても
よい。
【0333】なお、記録媒体200及び210は、PC
MCIAカードやコンパクトフラッシュ等のメモリカー
ド、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光
磁気ディスク、CD−RやCD−WR等の光ディスク、
DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていてもよ
い。
【0334】また、記録媒体200及び210は、メモ
リカードとハードディスク等が一体となった複合媒体で
あってもよいし、その複合媒体から一部が着脱可能な構
成を採用してもよい。
【0335】また、記録媒体(例えば、200、21
0)は画像処理装置(例えば、100)から分離可能で
あってもよいし、画像処理装置に固定されていてもよ
い。
【0336】また、画像処理装置(例えば、100)に
記録媒体(例えば、200)を複数接続することができ
る構成を採用してもよい。
【0337】また、図2では、通信部110は、システ
ム制御回路50に直接接続された構成として説明されて
いるが、例えば、メモリ30、圧縮伸長部32、メモリ
制御部22、インタフェース90、インタフェース94
等と共に、高速なバスを介して接続されてもよい。同様
に、図10では、通信部410はシステム制御回路35
0に直接接続された構成として説明されているが、例え
ば、メモリ330、圧縮伸長部332、メモリ制御部3
22、インタフェース390、インタフェース394等
と共に、高速なバスを介して接続されてもよい。
【0338】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、その
システム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み
出し実行することによっても、達成されることは言うま
でもない。
【0339】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0340】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
等を用いることが出来る。
【0341】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0342】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0343】
【発明の効果】本発明によれば、例えば、複数の撮影者
の間で、共通した撮影意図の下で撮影を行うことを容易
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理シス
テムを概略的に示す図である。
【図2】画像処理装置100の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】画像処理装置100の主ルーチンのフローチャ
ートである。
【図4】画像処理装置100の第1通信モードの処理ル
ーチンのフローチャートである。
【図5】画像処理装置100の第1通信モードの処理ル
ーチンのフローチャートである。
【図6】画像処理装置100の第1アシスト撮影モード
の処理ルーチンのフローチャートである。
【図7】画像処理装置100の第1アシスト撮影モード
の処理ルーチンのフローチャートである。
【図8】各画像処理装置の測距・測光処理ルーチンのフ
ローチャートである。
【図9】各画像処理装置の撮影処理ルーチンのフローチ
ャートである。
【図10】画像処理装置400の構成を示すブロック図
である。
【図11】画像処理装置400の主ルーチンのフローチ
ャートである。
【図12】画像処理装置400の第2通信モードの処理
ルーチンのフローチャートである。
【図13】画像処理装置400の第2通信モードの処理
ルーチンのフローチャートである。
【図14】画像処理装置400の第2アシスト撮影モー
ドの処理ルーチンのフローチャートである。
【図15】画像処理装置400の第2アシスト撮影モー
ドの処理ルーチンのフローチャートである。
【図16】本発明の第1の実施の形態における画像処理
装置100と画像処理装置400との間で相互に転送さ
れるコマンド及び画像データの流れを示す説明図であ
る。
【図17】本発明の好適な実施の形態に係る撮影アシス
ト表示機能を説明する図である。
【図18】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理シ
ステムを概略的に示す図である。
【図19】情報処理装置900の構成を示す図である。
【図20】情報処理装置900の主ルーチンのフローチ
ャートである。
【図21】情報処理装置900の受信処理ルーチンのフ
ローチャートである。
【図22】情報処理装置900の送信処理ルーチンのフ
ローチャートである。
【図23】本発明の第2の実施の形態における画像処理
装置100、画像処理装置400、情報処理装置900
の間で相互にやり取りされるコマンド及び画像データの
流れを示す説明図である。
【符号の説明】
100 画像処理装置 10 撮影レンズ 12 シャッター 14 撮像素子 16 A/D変換器 18 タイミング発生回路 20 画像処理回路 22 メモリ制御回路 24 画像表示メモリ 26 D/A変換器 28 画像表示部 30 メモリ 32 画像圧縮・伸長回路 40 露光制御部 42 測距制御部 44 ズーム制御部 46 バリア制御部 48 フラッシュ 50 システム制御回路 52 メモリ 54 表示部 56 不揮発性メモリ 60 モードダイアルスイッチ 62 シャッタースイッチSW1 64 シャッタースイッチSW2 66 選択/切替スイッチ 70 操作部 72 圧縮モードスイッチ 80 電源制御部 82 コネクタ 84 コネクタ 86 電源部 90 インタフェース 92 コネクタ 94 インタフェース 96 コネクタ 98 記録媒体着脱検知部 102 バリア 104 光学ファインダ 110 通信部 112 コネクタ(またはアンテナ) 120 マイク 122 A/D変換器 124 メモリ制御回路 126 D/A変換器 128 スピーカ 200 記録媒体 202 記録部 204 インターフェース 206 コネクタ 210 記録媒体 212 記録部 214 インターフェース 216 コネクタ 400 画像処理装置 310 撮影レンズ 312 シャッター 314 撮像素子 316 A/D変換器 318 タイミング発生回路 320 画像処理回路 322 メモリ制御回路 324 画像表示メモリ 326 D/A変換器 328 画像表示部 330 メモリ 332 画像圧縮・伸長回路 340 露光制御部 342 測距制御部 344 ズーム制御部 346 バリア制御部 348 フラッシュ 350 システム制御回路 352 メモリ 354 表示部 356 不揮発性メモリ 360 モードダイアルスイッチ 362 シャッタースイッチSW1 364 シャッタースイッチSW2 366 選択/切替スイッチ 370 操作部 372 圧縮モードスイッチ 380 電源制御部 382 コネクタ 384 コネクタ 386 電源部 390 インタフェース 392 コネクタ 394 インタフェース 396 コネクタ 398 記録媒体着脱検知部 402 バリア 404 光学ファインダ 410 通信部 4112 コネクタ(またはアンテナ) 420 マイク 422 A/D変換器 424 メモリ制御回路 426 D/A変換器 428 スピーカ 500 記録媒体 502 記録部 504 インターフェース 506 コネクタ 510 記録媒体 512 記録部 514 インターフェース 516 コネクタ 900 情報処理装置 902 制御部 904 CPUバス 906 キャッシュメモリ 908 バスブリッジ 910 メモリ 912 高速バス 914 ネットワーク 916 通信部 918 コネクタ(又はアンテナ) 920 表示部 922 バスブリッジ 924 低速バス 926 ハードディスク 928 操作部 930 コンピュータI/F

Claims (66)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信部と撮像部とを有する画像処理装置
    であって、 前記撮像部による撮像の際の状況を示す撮像情報を取得
    する取得手段と、 前記撮像情報を前記通信部を利用して他の装置に転送す
    る転送手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記転送手段は、前記撮像情報の他、前
    記撮像部による撮像画像を前記他の装置に転送し、前記
    撮像情報は、前記撮像画像に関する撮像情報であること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像情報は、撮像の際に前記撮像部
    を制御するために必要な設定情報を含むことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記取得手段は、外部から情報を取り込
    む入力部を有し、前記撮像情報は、前記入力部を利用し
    て使用者から与えられる使用者入力情報を含むことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記設定情報は、焦点距離情報、シャッ
    ター速度情報、絞り値情報、露出補正情報、フラッシュ
    情報、フラッシュ調光情報、ホワイトバランス情報、距
    離情報、日付情報、時刻情報、撮影モード情報、単写/
    連写情報、連写駒速情報、位置情報、天候情報の少なく
    とも1つの情報を含むことを特徴とする請求項3に記載
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記使用者入力情報は、文字情報を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記使用者入力情報は、音声情報を含む
    ことを特徴とする請求項4又は請求項6に記載の画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記他の装置は、撮像部を有する画像処
    理装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項7の
    いずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記通信部は、情報処理装置を介して、
    前記他の装置としての他の画像処理装置と通信すること
    を特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 通信部と撮像部とを有する画像処理装
    置であって、 他の装置における撮像の際の状況を示す撮像情報を前記
    通信部を介して前記他の装置から受信する受信手段と、 受信した前記撮像情報を撮像の際の支援情報として再生
    して使用者に提供する撮像支援手段と、を備えることを
    特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 表示部を更に備え、前記撮像支援手段
    は、前記表示部に前記支援情報の少なくとも一部を表示
    させることを特徴とする請求項10に記載の画像処理装
    置。
  12. 【請求項12】 音声出力部を更に備え、前記撮像支援
    手段は、前記音声出力部に前記支援情報の少なくとも一
    部を出力させることを特徴とする請求項10又は請求項
    11に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記受信手段は、前記他の装置から前
    記撮像情報と併せて転送されてくる撮像画像を受信し、 前記撮像支援手段は、受信した前記撮像画像を撮像の際
    の支援画像として再生し、使用者に提供する手段を有す
    ることを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれ
    か1項に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記撮像情報は、前記他の装置におけ
    る撮像の際の設定情報を含むことを特徴とする請求項1
    0乃至請求項13のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記撮像情報は、前記他の装置の使用
    者から前記他の装置に入力される使用者入力情報を含む
    ことを特徴とする請求項10乃至請求項14のいずれか
    1項に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記設定情報は、焦点距離情報、シャ
    ッター速度情報、絞り値情報、露出補正情報、フラッシ
    ュ情報、フラッシュ調光情報、ホワイトバランス情報、
    距離情報、日付情報、時刻情報、撮影モード情報、単写
    /連写情報、連写駒速情報、位置情報、天候情報の少な
    くとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項14に
    記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記使用者入力情報は、文字情報を含
    むことを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記使用者入力情報は、音声情報を含
    むことを特徴とする請求項15又は請求項17に記載の
    画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記他の装置は、撮像部を有する画像
    処理装置であることを特徴とする請求項10乃至請求項
    18のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記通信部は、情報処理装置を介し
    て、前記他の装置としての他の画像処理装置と通信する
    ことを特徴とする請求項19に記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 各々撮像部を有する第1及び第2の画
    像処理装置を含む画像処理システムであって、 前記第1の画像処理装置は、 前記第1の画像処理装置の撮像部による撮像の際の状況
    を示す撮像情報を取得する取得手段と、 前記撮像情報を前記第2の画像処理装置に転送する転送
    手段とを備え、 前記第2の画像処理装置は、 前記第1の画像処理装置から転送されてくる前記撮像情
    報を、撮像の際の支援情報として再生して、使用者に提
    供する撮像支援手段を備える、 ことを特徴とする画像処理システム。
  22. 【請求項22】 前記転送手段は、前記撮像情報の他、
    前記第1の画像処理装置の撮像部によって撮像した撮像
    画像を前記第2の画像処理装置に転送し、 前記撮像支援手段は、前記転送手段によって転送されて
    くる撮像画像を、前記第1の画像処理装置における撮像
    の際の支援画像として再生して、使用者に提供する手段
    を有することを特徴とする請求項21に記載の画像処理
    システム。
  23. 【請求項23】 情報処理装置を更に備え、前記第1及
    び第2の画像処理装置は、前記情報処理装置を介して通
    信することを特徴とする請求項21又は請求項22に記
    載の画像処理システム。
  24. 【請求項24】 通信部と撮像部とを有する画像処理装
    置の制御方法であって、 前記撮像部による撮像の際の状況を示す撮像情報を取得
    する取得工程と、 前記撮像情報を前記通信部を利用して他の装置に転送す
    る転送工程と、 を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記転送工程では、前記撮像情報の
    他、前記撮像部による撮像画像を前記他の装置に転送
    し、前記撮像情報は、前記撮像画像に関する撮像情報で
    あることを特徴とする請求項24に記載の画像処理装置
    の制御方法。
  26. 【請求項26】 前記撮像情報は、撮像の際に前記撮像
    部を制御するために必要な設定情報を含むことを特徴と
    する請求項24又は請求項25に記載の画像処理装置の
    制御方法。
  27. 【請求項27】 前記撮像情報は、使用者から与えられ
    る使用者入力情報を含むことを特徴とする請求項24乃
    至請求項26のいずれか1項に記載の画像処理装置の制
    御方法。
  28. 【請求項28】 前記設定情報は、焦点距離情報、シャ
    ッター速度情報、絞り値情報、露出補正情報、フラッシ
    ュ情報、フラッシュ調光情報、ホワイトバランス情報、
    距離情報、日付情報、時刻情報、撮影モード情報、単写
    /連写情報、連写駒速情報、位置情報、天候情報の少な
    くとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項26に
    記載の画像処理装置の制御方法。
  29. 【請求項29】 前記使用者入力情報は、文字情報を含
    むことを特徴とする請求項27に記載の画像処理装置の
    制御方法。
  30. 【請求項30】 前記使用者入力情報は、音声情報を含
    むことを特徴とする請求項27又は請求項29に記載の
    画像処理装置の制御方法。
  31. 【請求項31】 前記他の装置は、撮像部を有する画像
    処理装置であることを特徴とする請求項24乃至請求項
    30のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
  32. 【請求項32】 前記通信部は、情報処理装置を介し
    て、前記他の装置としての他の画像処理装置と通信する
    ことを特徴とする請求項31に記載の画像処理装置の制
    御方法。
  33. 【請求項33】 通信部と撮像部とを有する画像処理装
    置の制御方法であって、 他の装置における撮像の際の状況を示す撮像情報を前記
    通信部を介して前記他の装置から受信する受信工程と、 受信した前記撮像情報を撮像の際の支援情報として再生
    して使用者に提供する撮像支援工程と、 を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  34. 【請求項34】 前記撮像支援工程では、表示部に前記
    支援情報の少なくとも一部を表示させることを特徴とす
    る請求項33に記載の画像処理装置の制御方法。
  35. 【請求項35】 前記撮像支援工程では、音声出力部に
    前記支援情報の少なくとも一部を出力させることを特徴
    とする請求項33又は請求項34に記載の画像処理装置
    の制御方法。
  36. 【請求項36】 前記受信工程では、前記他の装置から
    前記撮像情報と併せて転送されてくる撮像画像を受信
    し、 前記撮像支援工程は、受信した前記撮像画像を撮像の際
    の支援画像として再生し、使用者に提供する工程を有す
    ることを特徴とする請求項33乃至請求項35のいずれ
    か1項に記載の画像処理装置の制御方法。
  37. 【請求項37】 前記撮像情報は、前記他の装置におけ
    る撮像の際の設定情報を含むことを特徴とする請求項3
    3乃至請求項36のいずれか1項に記載の画像処理装置
    の制御方法。
  38. 【請求項38】 前記撮像情報は、前記他の装置の使用
    者から前記他の装置に入力される使用者入力情報を含む
    ことを特徴とする請求項33乃至請求項37のいずれか
    1項に記載の画像処理装置の制御方法。
  39. 【請求項39】 前記設定情報は、焦点距離情報、シャ
    ッター速度情報、絞り値情報、露出補正情報、フラッシ
    ュ情報、フラッシュ調光情報、ホワイトバランス情報、
    距離情報、日付情報、時刻情報、撮影モード情報、単写
    /連写情報、連写駒速情報、位置情報、天候情報の少な
    くとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項37に
    記載の画像処理装置の制御方法。
  40. 【請求項40】 前記使用者入力情報は、文字情報を含
    むことを特徴とする請求項38に記載の画像処理装置の
    制御方法。
  41. 【請求項41】 前記使用者入力情報は、音声情報を含
    むことを特徴とする請求項38又は請求項40に記載の
    画像処理装置の制御方法。
  42. 【請求項42】 前記他の装置は、撮像部を有する画像
    処理装置であることを特徴とする請求項33乃至請求項
    41のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
  43. 【請求項43】 前記通信部は、情報処理装置を介し
    て、前記他の装置としての他の画像処理装置と通信する
    ことを特徴とする請求項42に記載の画像処理装置の制
    御方法。
  44. 【請求項44】 各々撮像部を有する第1及び第2の画
    像処理装置を含む画像処理システムによる撮像支援方法
    であって、 前記第1の画像処理装置の撮像部による撮像の際の状況
    を示す撮像情報を前記第1の画像処理装置から前記第2
    の画像処理装置に転送する転送工程と、 前記第1の画像処理装置から前記第2の画像処理装置に
    転送された前記撮像情報を、前記第2の画像処理装置に
    おいて撮像の際の支援情報として再生して、使用者に提
    供する撮像支援工程と、 を備えることを特徴とする撮像支援方法。
  45. 【請求項45】 前記転送工程では、前記撮像情報の
    他、前記第1の画像処理装置の撮像部によって撮像した
    撮像画像を前記第2の画像処理装置に転送し、 前記撮像支援工程は、前記第1の画像処理装置から前記
    第2の画像処理装置に転送された前記撮像画像を、撮像
    の際の支援画像として再生して、使用者に提供する工程
    を含むことを特徴とする請求項44に記載の撮像支援方
    法。
  46. 【請求項46】 前記第1及び第2の画像処理装置を情
    報処理装置を介して通信させることを特徴とする請求項
    44又は請求項45に記載の撮像支援方法。
  47. 【請求項47】 通信部と撮像部とを有する画像処理装
    置の制御プログラムを格納したメモリ媒体であって、該
    制御プログラムは、 前記撮像部による撮像の際の状況を示す撮像情報を取得
    する取得工程と、 前記撮像情報を前記通信部を利用して他の装置に転送す
    る転送工程と、 を備えることを特徴とするメモリ媒体。
  48. 【請求項48】 前記転送工程では、前記撮像情報の
    他、前記撮像部による撮像画像を前記他の装置に転送
    し、前記撮像情報は、前記撮像画像に関する撮像情報で
    あることを特徴とする請求項47に記載のメモリ媒体。
  49. 【請求項49】 前記撮像情報は、撮像の際に前記撮像
    部を制御するために必要な設定情報を含むことを特徴と
    する請求項47又は請求項48に記載のメモリ媒体。
  50. 【請求項50】 前記撮像情報は、使用者から与えられ
    る使用者入力情報を含むことを特徴とする請求項47乃
    至請求項49のいずれか1項に記載のメモリ媒体。
  51. 【請求項51】 前記設定情報は、焦点距離情報、シャ
    ッター速度情報、絞り値情報、露出補正情報、フラッシ
    ュ情報、フラッシュ調光情報、ホワイトバランス情報、
    距離情報、日付情報、時刻情報、撮影モード情報、単写
    /連写情報、連写駒速情報、位置情報、天候情報の少な
    くとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項49に
    記載のメモリ媒体。
  52. 【請求項52】 前記使用者入力情報は、文字情報を含
    むことを特徴とする請求項50に記載のメモリ媒体。
  53. 【請求項53】 前記使用者入力情報は、音声情報を含
    むことを特徴とする請求項50又は請求項52に記載の
    メモリ媒体。
  54. 【請求項54】 前記他の装置は、撮像部を有する画像
    処理装置であることを特徴とする請求項47乃至請求項
    53のいずれか1項に記載のメモリ媒体。
  55. 【請求項55】 前記通信部は、情報処理装置を介し
    て、前記他の装置としての他の画像処理装置と通信する
    ことを特徴とする請求項54に記載のメモリ媒体。
  56. 【請求項56】 通信部と撮像部とを有する画像処理装
    置の制御プログラムを格納したメモリ媒体であって、該
    制御プログラムは、 他の装置における撮像の際の状況を示す撮像情報を前記
    通信部を介して前記他の装置から受信する受信工程と、 受信した前記撮像情報を撮像の際の支援情報として再生
    して使用者に提供する撮像支援工程と、 を備えることを特徴とするメモリ媒体。
  57. 【請求項57】 前記撮像支援工程では、表示部に前記
    支援情報の少なくとも一部を表示させることを特徴とす
    る請求項56に記載のメモリ媒体。
  58. 【請求項58】 前記撮像支援工程では、音声出力部に
    前記支援情報の少なくとも一部を出力させることを特徴
    とする請求項56又は請求項57に記載のメモリ媒体。
  59. 【請求項59】 前記受信工程では、前記他の装置から
    前記撮像情報と併せて転送されてくる撮像画像を受信
    し、 前記撮像支援工程は、受信した前記撮像画像を撮像の際
    の支援画像として再生し、使用者に提供する工程を有す
    ることを特徴とする請求項56乃至請求項58のいずれ
    か1項に記載のメモリ媒体。
  60. 【請求項60】 前記撮像情報は、前記他の装置におけ
    る撮像の際の設定情報を含むことを特徴とする請求項5
    6乃至請求項59のいずれか1項に記載のメモリ媒体。
  61. 【請求項61】 前記撮像情報は、前記他の装置の使用
    者から前記他の装置に入力される使用者入力情報を含む
    ことを特徴とする請求項56乃至請求項60のいずれか
    1項に記載のメモリ媒体。
  62. 【請求項62】 前記設定情報は、焦点距離情報、シャ
    ッター速度情報、絞り値情報、露出補正情報、フラッシ
    ュ情報、フラッシュ調光情報、ホワイトバランス情報、
    距離情報、日付情報、時刻情報、撮影モード情報、単写
    /連写情報、連写駒速情報、位置情報、天候情報の少な
    くとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項60に
    記載のメモリ媒体。
  63. 【請求項63】 前記使用者入力情報は、文字情報を含
    むことを特徴とする請求項61に記載のメモリ媒体。
  64. 【請求項64】 前記使用者入力情報は、音声情報を含
    むことを特徴とする請求項61又は請求項63に記載の
    メモリ媒体。
  65. 【請求項65】 前記他の装置は、撮像部を有する画像
    処理装置であることを特徴とする請求項56乃至請求項
    64のいずれか1項に記載のメモリ媒体。
  66. 【請求項66】 前記通信部は、情報処理装置を介し
    て、前記他の装置としての他の画像処理装置と通信する
    ことを特徴とする請求項65に記載のメモリ媒体。
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