JP2001007133A - はんだボール搭載済み半導体装置およびはんだボールの搭載方法 - Google Patents

はんだボール搭載済み半導体装置およびはんだボールの搭載方法

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JP2001007133A
JP2001007133A JP11180570A JP18057099A JP2001007133A JP 2001007133 A JP2001007133 A JP 2001007133A JP 11180570 A JP11180570 A JP 11180570A JP 18057099 A JP18057099 A JP 18057099A JP 2001007133 A JP2001007133 A JP 2001007133A
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solder
solder ball
layer
mounting
semiconductor device
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JP11180570A
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Hitoshi Aoki
仁 青木
Hidetaka Hara
英貴 原
Kensuke Nakamura
謙介 中村
Takeshi Hozumi
猛 八月朔日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きさにばらつきがなく、接続部分の耐湿信
頼性に優れたはんだボールを有する、はんだボール搭載
済み半導体装置を、効率良く低価格で製造する方法を提
供する。 【解決手段】 ベース樹脂22上に、ベース樹脂側から
順に金属層24とはんだ層25の2層からなる、導体端
子23が形成されたはんだボール転写シート21を使用
し、半導体装置10のパッド15の位置に合わせて、導
体端子23を一括転写することにより、半導体装置を基
板に実装するためのはんだボールを搭載する。搭載され
たはんだボール12は、金属コア13とその側面を覆う
はんだコート14で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置を基板
に実装するためのはんだボールを有する、はんだボール
搭載済み半導体装置と、はんだボールの搭載方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の電子機器の高機能化並びに軽薄短
小化の要求に伴い、電子部品の高密度集積化、さらには
高密度実装化が進んできており、これらの電子機器に使
用される半導体パッケージは、従来にも増して益々小型
化かつ多ピン化が進んできている。
【0003】半導体装置はその小型化に伴って、従来の
ようなリードフレームを使用した形態の装置では、小型
化に限界がきているため、最近では回路基板上に半導体
チップを実装したものとして、BGA(Ball Gr
id Array)やCSP(Chip Scale
Package)と言った、エリア実装型の新しい装置
方式が提案されている。BGAは、半導体チップを半導
体実装用基板(インターポーザ)にマウントし、ワイヤ
ーボンディング方式、TAB(Tape Automa
ted Bonding)方式などにより、半導体チッ
プとインターポーザを電気的に接続し、トランスファー
モールド方式などで樹脂封止し、インターポーザ外面
(半導体チップを実装していない面)に、グリッドアレ
イ配置ではんだボールを搭載した半導体装置である。イ
ンターポーザ外面には、はんだボールを搭載させるため
のパッドが、グリッドアレイ状に形成されている。
【0004】はんだボールの搭載方法としては、既製の
はんだボールをインターポーザ外面の所定の位置(パッ
ド上)に配列させ、リフローさせることにより搭載させ
る方法がある。はんだボールを整列させるには、インタ
ーポーザ外面のパッド配列と同じ配列の孔を有する治具
を使用する。その治具の孔は、はんだボールの直径より
も小さく、治具の片面にはんだボールを載せ、孔の反対
側から吸引することにより、はんだボールが孔に整列す
る。治具の孔にはんだボールを整列させた状態で、整列
されたはんだボールとインターポーザ外面のパッドを対
向させ、正確に位置合わせし、パッド上に配列した後、
リフローさせることにより、はんだボールをインターポ
ーザ外面のパッドに搭載する。
【0005】はんだボールを整列させるこの方法では、
特にはんだボールが微小になってくると、はんだボール
の汚れやゴミ、静電気の影響によって、吸着ミスや余分
のはんだボール付着が生じたり、一つの孔に複数個のは
んだボールがぶどう状に吸着される場合があり、はんだ
ボールを確実に搭載するのが困難になるという問題があ
る。
【0006】そこで、はんだボールを整列させて搭載す
るのではなく、はんだボールを一括転写することにより
はんだボールを搭載する、はんだボール転写方式が考え
られる。これは、半導体チップをフリップチップ接続す
るためのバンプを、一括転写することにより搭載する、
転写バンプシートを応用したものである。すなわち、シ
ート状のベースにはんだボールを形成したはんだボール
転写シートと、インターポーザ外面のパッドとを位置合
わせし、加熱・加圧することにより、はんだボール転写
シート側のはんだボールが、インターポーザ外面のパッ
ドに一括転写されるというものである。
【0007】従来より知られている転写バンプシート
は、転写バンプシートのベースとなるベース金属に、は
んだバンプを形成するものである。製造工程は、ベース
金属にメッキマスクを形成し、電解メッキによりはんだ
バンプを形成した後、メッキマスクを除去するというも
のである。この方法では、バンプをはんだだけで所望の
大きさに形成するため、製造時間および製造コストがか
かってしまう。また、電解メッキでは、メッキ槽の電流
分布を完全に均一にするのは困難であるため、形成した
バンプの大きさにばらつきが生じてしまう。バンプの大
きさのばらつきはメッキ時間が長いほど顕著になるた
め、バンプをはんだのみで形成する方法では解決が困難
である。また、バンプ接続部分の耐湿信頼性を得るため
には、バンプをはんだだけで構成するのではなく、銅コ
アはんだバンプのように金属コアを有するバンプを採用
する方法があるが、この方法では製造時間および製造コ
ストがさらにかかってしまう。したがって、従来より知
られている転写バンプシートをはんだボール転写シート
にそのまま利用することは困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の半導
体装置の構造および製造方法のこのような問題点に鑑
み、鋭意研究をした結果なされたもので、大きさにばら
つきがなく、接続部分の耐湿信頼性の高いはんだボール
を搭載した、はんだボール搭載済み半導体装置を、低コ
ストで製造し提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、半導体装
置を基板に実装するためのはんだボールを有する、はん
だボール搭載済み半導体装置であって、該はんだボール
が、金属板をエッチングする方法により形成された金属
コアと、該金属コアの一部または全面を覆うはんだコー
トにより構成されていることを特徴とする、はんだボー
ル搭載済み半導体装置、および、ベース樹脂上に2つ以
上の層からなる導体端子が形成されており、該導体端子
を構成する1層が、金属板をエッチングする方法により
形成された金属層であるはんだボール転写シートを用い
て、半導体装置のパッドの位置に合わせて、前記導体端
子を一括転写することにより、半導体装置を基板に実装
するためのはんだボールを搭載することを特徴とする、
はんだボールの搭載方法である。
【0010】本発明のはんだボール搭載済み半導体装置
は、半導体装置を基板に実装するためのはんだボールを
有する半導体装置であって、はんだボールが、金属板を
エッチングする方法により形成された金属コアと、その
金属コアの一部または全面を覆うはんだコートから構成
されたものであることを基本とし、さらには、金属コア
の材質が銅であることが好ましい。
【0011】また、本発明に係るはんだボールの搭載方
法は、はんだボール転写シートのベース樹脂上に、2つ
以上の層からなる導体端子が形成されおり、導体端子を
構成する少なくとも1層が、金属板をエッチング方法に
より形成された金属層であるはんだボール転写シートを
用いて、半導体装置のパッドの位置に合わせて、前記導
体端子を一括転写することにより、半導体装置を基板に
実装するためのはんだボールを搭載することを特徴とす
る。
【0012】また、前記導体端子が、ベース樹脂側から
順に金属層、はんだ層の2層で形成されているのが良
く、さらには、ベース樹脂側から順にはんだ層、金属
層、はんだ層の3層で構成され、あるいはさらに、ベー
ス樹脂と該ベース樹脂に接するはんだ層との間に、接着
金属層を設けるのがより好ましい。さらには、金属層の
材質が銅であることが好ましい。
【0013】本発明に係る第2のはんだボールの搭載方
法は、はんだボール転写シートのベース樹脂上に導体端
子が形成されおり、その導体端子が金属板をエッチング
する方法により形成された金属コアと、金属コアの一部
または全面を覆うはんだコートにより構成されているは
んだボール転写シートを用いて、半導体装置のパッドの
位置に合わせて、前記導体端子を一括転写することによ
り、半導体装置を基板に実装するためのはんだボールを
搭載することを特徴とする。また、金属コアの材質が銅
であることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明するが、本発明はこれによって何ら
限定されるものではない。
【0015】図1は、本発明の第1の実施形態によるは
んだボールの搭載方法を説明するための図で、図1
(d)は、第1の搭載方法により得られるはんだボール
搭載済み半導体装置の構造を示す断面図である。はんだ
ボール搭載済み半導体装置11は、半導体装置10とは
んだボール12から構成され、はんだボール12は、金
属コア13とその側面を覆うはんだコート14から構成
される。金属コア13は、金属板をエッチングする方法
により形成されるが、はんだボールの搭載に用いるはん
だボール転写シート21は、図1(a)(図2(e)参
照)に示すように、ベース樹脂22上に導体端子23が
設けられており、導体端子23はベース樹脂22側から
順に金属層24、はんだ層25の2層で構成されてい
る。
【0016】第1の搭載方法では、まず、はんだボール
転写シート21を、ボンディング装置の基板受け台20
2の所定の位置に置き、吸着孔201を有する加熱加圧
ツール200に、半導体装置10を吸着固定する。半導
体装置10は、インターポーザ16上に半導体チップ1
7をマウントし、続いて、ワイヤーボンディングなどの
工法で、インターポーザ16の配線と半導体チップ17
の電極を接続した後、封止樹脂18でモールドしたもの
である。インターポーザ16には、はんだボール12を
搭載するためのパッド15(以下、半導体装置10のパ
ッド15)が形成されている。
【0017】次に、はんだボール転写シート21および
半導体装置10に、予め形成されている位置決めマーク
を、画像認識装置により読み取り、はんだボール転写シ
ート21の導体端子23と、半導体装置10のパッド1
5とを対向させ、正確に位置合わせする(a)。続い
て、加熱加圧ツール200を降下させ、半導体装置10
をはんだボール転写シート21に、所定の温度および圧
力で平行に押し付ける(b)。はんだ層25が溶融温度
に到達した時点で、はんだ層25の一部が金属層24の
側面に回り込み、表面張力の均衡がとれた形状に変化す
る(c)。所定の時間だけ加熱加圧した後、加熱加圧ツ
ール200を上昇させ、半導体装置10およびはんだボ
ール転写シート21を加熱加圧ツール200から取り外
す。はんだ層25が凝固した後に、ベース樹脂22を除
去することにより、はんだボール12が一括転写された
はんだボール搭載済み半導体装置11が得られる
(d)。
【0018】本発明の第1の実施形態によるはんだボー
ルの搭載方法に用いる、はんだボール転写シート21で
は、導体端子23を構成する金属層24の側面には、は
んだの被膜が形成されないため、はんだ層25が溶融温
度に到達した時点で、はんだ層25の一部が金属層24
の側面に回り込むようにする必要がある。印加する圧力
が小さい場合や、金属層24に対するはんだの濡れ性が
悪い場合には、金属層24の側面には回り込まないが、
これは圧力や温度の最適化、濡れ性の向上、または、は
んだ層25のはんだ量の最適化を図ることにより、容易
に解決できる。逆に言えば、それらを適切に調整すれ
ば、金属層24の側面にはんだ層25の1部が回り込ま
ないようにすることもできる。
【0019】また、図1(d)から分かるように、転写
されたはんだボール12の端面(図では下面)には、は
んだボール12のコアとなる金属コア13が露出してい
る。はんだ層25のはんだの量が少ない場合には、半導
体装置11を基板に実装する際に、はんだによる接合が
困難になることもある。これは、実装時に金属コア13
の露出面にはんだが回り込むように、はんだの量を調整
することで容易に解決できる。
【0020】図2は、本発明の第1の実施形態によるは
んだボールの搭載方法に用いる、はんだボール転写シー
トの製造方法を説明するための図である。まず、ベース
樹脂22および金属板26からなる2層シートを用意す
る(a)。2層シートは、ベース樹脂22上に金属板2
6を、加熱加圧し積層して得ることができる。また、金
属板26上に樹脂ワニスを均一に塗工した後、乾燥して
得る方法もある。次に、金属板26上にメッキマスク2
8を形成し(b)、続いて、電解メッキまたは無電解メ
ッキにより、金属板26上に、導体端子23の1部を構
成するはんだ層25を形成する(c)。その後、メッキ
マスク28を剥離し(d)、形成されたはんだ層25を
エッチングマスクとして、金属板26をエッチングし、
導体端子23の1部を構成する金属層24を形成して
(e)、はんだボール転写シート21が得られる。
【0021】導体端子23の金属層24(はんだボール
のコアとなる)は、エッチング可能な金属または合金で
あればどのようなものでも良いが、一般的には、銅板の
ような金属板が用いられる。銅を用いることにより、電
気抵抗を大幅に低減することができ、さらには、はんだ
ボール接合部の耐湿信頼性が向上することが期待でき
る。銅以外の金属または合金でも、エッチング可能では
んだボールのコアとして適したものであれば、このはん
だボール転写シート21の製造方法を適用することがで
きる。
【0022】また、はんだ層25に用いられるはんだ
は、電解メッキまたは無電解メッキ可能なものであれば
どのようなものでも良く、例えば、Sn−Pb共晶はん
だが挙げられる。さらに、近年急速に開発が進められて
いる、Sn−Sb,Sn−Cu,Sn−Ag系などの、
いわゆる鉛フリーはんだも、メッキ可能なものであれば
使用できる。
【0023】導体端子23の大部分を占める金属層24
は、厚みの均一な金属板26をエッチングする方法で形
成されるため、各導体端子23の金属層24の厚みは非
常に均一である。また、はんだ層25を無電解メッキに
より形成する場合には、はんだ層25の厚みは非常に均
一になる。従って、導体端子23の厚みは非常に均一で
あり、導体端子23の厚みばらつきによるはんだボール
の転写ミスは発生しない。これに対して、はんだ層25
を電解メッキにより形成する場合には、はんだ層25の
厚みばらつきが多少発生はするが、電解メッキだけでは
んだボールを形成する従来の技術と比較すれば、無視で
きるくらいに小さい。
【0024】図3は、本発明の第2の実施形態によるは
んだボールの搭載方法を説明するための図で、図3
(d)は、第2の搭載方法により得られるはんだボール
搭載済み半導体装置の構造を示す断面図である。はんだ
ボール搭載済み半導体装置31は、半導体装置10とは
んだボール32から構成され、はんだボール32は、金
属コア33とその全面を覆うはんだコート34から構成
されるのが特徴である。金属コア33は、金属板をエッ
チングする方法により形成されるが、はんだボールの搭
載に用いるはんだボール転写シート41は、図3(a)
(図4(f)参照)に示すように、ベース樹脂42上に
導体端子43が設けられており、導体端子43はベース
樹脂42側から順に、第2のはんだ層49、金属層4
4、はんだ層45の3層で構成されているのが特徴であ
る。
【0025】第2の搭載方法は、前記第1の搭載方法と
同様であるが、転写時のはんだ層の挙動が異なる。すな
わち、はんだボール転写シート41と半導体装置10を
加熱加圧する(b)ことにより、はんだ層45および第
2のはんだ層49が溶融温度に到達した時点で、両はん
だ層45,49の一部が金属層44の側面に回り込む。
また、このようにして搭載されたはんだボール32で
は、金属層44(金属コア33)がはんだボール32の
内部に包み込まれ、表面に露出しない。
【0026】図4は、本発明の第2の実施形態によるは
んだボールの搭載方法に用いる、はんだボール転写シー
ト41の製造方法を説明するための図である。まず、金
属板46の両面にメッキマスク48,48’を形成する
(a)。その際、金属板46の表裏のメッキマスク4
8,48’を正確に位置合わせしておくことが重要であ
る。次に、電解メッキまたは無電解メッキにより、金属
板46の両面に、導体端子43の1部を構成するはんだ
層45および第2のはんだ層49を形成し(b)、続い
て、金属板46の第2のはんだ層49が形成された方の
面にベース樹脂42を積層する(c)。または、金属板
46の第2のはんだ層49が形成された方の面に、樹脂
ワニスを均一に塗工した後、乾燥する方法もある。その
後、ベース樹脂42に接していない側のメッキマスク4
8を剥離し(d)、形成されたはんだ層45をエッチン
グマスクとして、金属板46をエッチングし、導体端子
43の1部を構成する金属層44を形成する(e)。最
後に、ベース樹脂42に接しているメッキマスク48’
を除去して(f)、はんだボール転写シート41が得ら
れる。
【0027】導体端子43とベース樹脂42との密着性
が低い場合には、メッキマスク48’を除去する工程
(f)を省略することにより、ベース樹脂42と残され
たメッキマスク48’とで密着性を確保し、ベース樹脂
42から導体端子43が剥離するのを防ぐことができ
る。また、第2のはんだ層49とベース樹脂42の、双
方または一方に表面処理を施し、密着性を向上させても
よい。さらには、第2のはんだ層49の表面に、ベース
樹脂42との密着性の高い接着金属層を形成し、その接
着金属層にベース樹脂42を形成すれば、密着性を向上
することができる。この接着金属層としては、例えばニ
ッケルが挙げられ、電解メッキまたは無電解メッキによ
り形成することができる。この場合には、導体端子43
の構成は、ベース樹脂42側から順に接着金属層、第2
のはんだ層49、金属層44、はんだ層45の4層構造
になる。
【0028】図5は、本発明の第3の実施形態によるは
んだボールの搭載方法を説明するための図で、図5
(d)は、第3の搭載方法により得られるはんだボール
搭載済み半導体装置の構造を示す断面図である。はんだ
ボール搭載済み半導体装置51は、第2の搭載方法によ
り得られるはんだボール搭載済み半導体装置31と同様
である。はんだボールの搭載に用いるはんだボール転写
シート61は、図5(a)(図6(e)参照)に示すよ
うに、ベース樹脂62上に設けられた導体端子63が、
ベース樹脂62側から順に、全ての導体端子63に渡っ
てつながっている第2のはんだ層69、金属層64、お
よびはんだ層65の、3層で構成されているのが特徴で
ある。
【0029】第3の搭載方法は、前記第1の搭載方法と
同様であるが、転写時のはんだ層の挙動が異なる。すな
わち、第2のはんだ層69が全ての導体端子63に渡っ
てつながっているため、転写時に隣り合う導体端子63
が、第2のはんだ層69によりブリッジを発生するよう
に思えるが、第2のはんだ層69のはんだ量を適正に調
整すれば、ブリッジは発生しない。また、半導体装置1
0のパッド15周辺には、一般にソルダーレジストが形
成されており、はんだの濡れ性が悪いため、ブリッジが
発生しにくくなっている。
【0030】図6は、本発明の第3の実施形態によるは
んだボールの搭載方法に用いる、はんだボール転写シー
トの製造方法を説明するための図である。まず、金属板
66の片面にメッキマスク68を形成する(a)。次
に、電解メッキまたは無電解メッキにより、金属板66
の両面に、導体端子63の1部となる、はんだ層65お
よび第2のはんだ層69を形成し(b)、続いて、第2
のはんだ層69が形成された方の面に、ベース樹脂62
を積層する(c)。または、第2のはんだ層69が形成
された方の面に、樹脂ワニスを均一に塗工した後、乾燥
する方法もある。その後、メッキマスク68を剥離し
(d)、形成されたはんだ層65をエッチングマスクと
して、金属板66をエッチングし、導体端子63を構成
する金属層64を形成して(e)、はんだボール転写シ
ート61が得られる。
【0031】第2のはんだ層69のはんだ量(厚み)を
調整するのは容易である。例えば、第2のはんだ層69
のはんだ量(厚み)を、はんだ層65のはんだ量(厚
み)より少なくする方法について説明する。図6(a)
において、金属板66の片面にメッキマスク68を形成
する際に、反対側の面にも全面にメッキマスクを形成し
ておく。そして、電解メッキまたは無電解メッキによ
り、所定の時間だけはんだ層65を形成する。このとき
には、はんだ層65は目標の厚みまで形成されていな
い。全面に形成したメッキマスクを剥離し、電解メッキ
または無電解メッキにより、はんだ層65を目標の厚み
まで形成する。このようにして、第2のはんだ層69の
はんだ量(厚み)を、はんだ層65より少なくすること
ができる。全面に形成したメッキマスクを除去するまで
の時間を調整することにより、第2のはんだ層69のは
んだ量(厚み)を調整することができる。一方、第2の
はんだ層69のはんだ量(厚み)を、はんだ層65より
多くしたい場合には、上述の方法とは逆に、金属板66
のはんだ層65を形成する面に、全面にメッキマスクを
形成し、その後は同様な方法ではんだ層65および第2
のはんだ層69を形成していけばよい。
【0032】図7は、本発明の第4の実施形態によるは
んだボールの搭載方法を説明するための図で、図7
(d)は、第4の搭載方法により得られるはんだボール
搭載済み半導体装置の構造を示す断面図である。はんだ
ボール搭載済み半導体装置71は、第1の搭載方法によ
り得られるはんだボール搭載済み半導体装置11と同様
である。はんだボールの搭載に用いるはんだボール転写
シート81は、図7(a)(図8(e)参照)に示すよ
うに、ベース樹脂82上に設けられた導体端子83が、
金属コア84および金属コア84の上面と側面を覆うは
んだコート85で構成されているのが特徴である。
【0033】第4の搭載方法は、前記第1の搭載方法と
同様であるが、転写時のはんだ層の挙動が異なる。すな
わち、あらかじめ金属コア84の側面にはんだコート8
5が形成されているため、はんだが回り込む挙動は見ら
れない。
【0034】図8は、本発明の第4の実施形態によるは
んだボールの搭載方法に用いる、はんだボール転写シー
トの製造方法を説明するための図である。まず、ベース
樹脂82および金属板86からなる2層シートを用意す
る(a)。2層シートは、ベース樹脂82上に金属板8
6を、加熱・加圧し積層して得ることができる。また、
金属板86上に樹脂ワニスを均一に塗工した後、乾燥し
て得る方法もある。次に、金属板86上にエッチングマ
スク87を形成し(b)、続いて、金属板86をエッチ
ングし、導体端子83の1部を構成する金属コア84を
形成する(c)。その後、エッチングマスク87を剥離
し(d)、無電解メッキにより、金属コア84の表面に
導体端子83の1部を構成するはんだコート85を形成
して(e)、はんだボール転写シート81が得られる。
【0035】図9は、本発明の第5の実施形態によるは
んだボールの搭載方法を説明するための図で、図9
(d)は、第5の搭載方法により得られるはんだボール
搭載済み半導体装置の構造を示す断面図である。はんだ
ボール搭載済み半導体装置91は、第2の搭載方法によ
り得られるはんだボール搭載済み半導体装置31と同様
である。はんだボールの搭載に用いるはんだボール転写
シート101は、図9(a)(図10(h)参照)に示
すように、ベース樹脂102上に設けられた導体端子1
03が、ベース樹脂102側から順に、全ての導体端子
103に渡ってつながっているはんだ層109、金属コ
ア104、および金属コア104の上面と側面を覆うは
んだコート105で構成されているのが特徴である。
【0036】第5の搭載方法は、前記第1の搭載方法と
同様であるが、転写時のはんだ層の挙動が異なる。すな
わち、あらかじめ金属コア104の側面にはんだコート
105が形成されているため、はんだが回り込む挙動は
見られない。また、はんだ層109が全ての導体端子1
03に渡ってつながっているため、転写時に隣り合う導
体端子103が、はんだ層109によりブリッジを発生
するように思えるが、はんだ層109のはんだ量を適正
に調整すれば、ブリッジは発生しない。また、半導体装
置10のパッド15周辺には、一般にソルダーレジスト
が形成されており、はんだの濡れ性が悪いため、ブリッ
ジが発生しにくくなっている。
【0037】図10は、本発明の第5の実施形態による
はんだボールの搭載方法に用いる、はんだボール転写シ
ートの製造方法を説明するための図である。まず、金属
板106の片面にメッキマスク108を形成する
(a)。次に、電解メッキまたは無電解メッキにより、
金属板106の片面にはんだ層109を形成し(b)、
続いて、メッキマスク108を剥離する(c)と共に、
金属板106のはんだ層109が形成された面にベース
樹脂102を積層する(d)。また、金属板106のは
んだ層109が形成された面に樹脂ワニスを均一に塗工
した後、乾燥して得る方法もある。その後、エッチング
マスク107を形成し(e)、さらに、金属板106を
エッチングして、導体端子103の1部を構成する金属
コア104を形成する(f)。最後に、エッチングマス
ク107を剥離し(g)、電解メッキまたは無電解メッ
キにより、金属コア104の表面に導体端子103の1
部を構成するはんだコート105を形成して(h)、は
んだボール転写シート101が得られる。
【0038】第1〜第3の実施形態によるはんだボール
の搭載方法に用いるはんだボール転写シートは、いずれ
も金属層24、44、64の側面には、はんだの被膜は
形成されていない。はんだ層のはんだ量の調整、転写時
の温度および圧力の最適化、金属層のはんだ濡れ性の向
上などを図ることにより、転写後のはんだボール12、
32、52の金属コアの側面にはんだが回り込む。しか
しながら、転写時の温度および圧力には制限があり、転
写後のはんだボールの金属コアの側面にはんだを回り込
ませるのが困難な場合には、はんだボール転写シートを
作製した後に、導体端子23、43、63の表面(側
面)に、電解メッキまたは無電解メッキによりはんだの
被膜を形成すればよい。これにより、金属層の側面にも
はんだが形成されるため、転写時の温度および圧力に制
限があっても、転写後のはんだボールの金属コアは、は
んだ層で包まれた形になる。
【0039】以上のように、本発明によるはんだボール
の搭載方法に用いるはんだボール転写シートは、はんだ
ボールのコアとなる金属層または金属コアを、金属板を
エッチングする方法で形成するため、電解メッキまたは
無電解メッキだけではんだボールを形成する場合より
も、製造時間および製造コストを大幅に低減することが
できる。また、はんだボールの大きさや信頼性の観点か
ら判断して、金属板の厚みを可能な限り大きくすること
により、エッチング工程の割合を増加させることができ
れば、製造時間および製造コストのさらなる低減が可能
である。
【0040】金属層および金属コアは、厚みの均一な金
属板からエッチング工程により得られるため、厚みばら
つきのない均一な金属層および金属コアが得られ、無電
解メッキで形成されたはんだ層およびはんだコートは、
厚みばらつきがなく均一である。また、電解メッキで形
成されたはんだ層およびはんだコートには、厚みばらつ
きが多少発生はするが、電解メッキだけではんだボール
を搭載する従来の技術と比較して、厚みばらつきは無視
できるくらいに小さい。
【0041】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれによって何ら限定されるもので
はない。
【0042】実施例1(図2参照) 厚み0.25mmの圧延銅板(金属板26)に、シリコ
ーン変性ポリイミド(ベース樹脂22)を積層し、銅板
と樹脂層からなる2層シートを得た。この2層シートの
銅板面に対して、ドライフィルムレジスト(メッキマス
ク28)を積層し、露光、現像した後、Sn−Pb共晶
はんだを電解メッキすることにより、厚み20μmのは
んだ(はんだ層25)を形成した。さらに、ドライフィ
ルムレジスト(メッキマスク28)を剥離し、銅板エッ
チングの工程を経て、ピッチ0.5mm、直径0.25m
mの銅円柱(金属層24)を4096個形成し、本発明
の第1の実施形態によるはんだボールの搭載方法に用い
るはんだボール転写シート21を作製した。
【0043】実施例2(図4参照) 厚み0.25mmの圧延銅板(金属板46)の両面に、
ドライフィルムレジスト(メッキマスク48,48’)
を積層し、露光、現像した後、Sn−Pb共晶はんだを
電解メッキすることにより、厚み20μmのはんだ(は
んだ層45,49)を両面に形成した。はんだを形成し
た銅板に、シリコーン変性ポリイミド(ベース樹脂4
2)を積層した後、ベース樹脂42に接していない側の
ドライフィルムレジスト(メッキマスク48,48’)
を剥離し、銅板エッチングの工程を経て、ピッチ0.5
mm、直径0.25mmの銅円柱(金属層44)を40
96個形成し、本発明の第2の実施形態によるはんだボ
ールの搭載方法に用いるはんだボール転写シート41を
作製した。ベース樹脂に接しているドライフィルムは剥
離しなかった。
【0044】実施例3(図6参照) 厚み0.25mmの圧延銅板(金属板66)の片面に、
ドライフィルムレジスト(メッキマスク68)を積層
し、露光、現像した後、Sn−Pb共晶はんだを電解メ
ッキすることにより、厚み20μmのはんだ(はんだ層
65)と、厚み10μmのはんだ(第2のはんだ層6
9,全面はんだメッキ)を形成した。全面はんだメッキ
された銅板の面に、シリコーン変性ポリイミド(ベース
樹脂62)を積層した。ドライフィルムレジスト(メッ
キマスク68)を剥離し、銅板エッチングの工程を経
て、ピッチ0.5mm、直径0.25mmの銅円柱(金属
層64)を4096個形成し、本発明の第3の実施形態
によるはんだボールの搭載方法に用いるはんだボール転
写シート61を作製した。
【0045】実施例4(図8参照) 厚み0.25mmの圧延銅板(金属板86)に、シリコ
ーン変性ポリイミド(ベース樹脂82)を積層し、銅板
と樹脂層からなる2層シートを得た。この2層シートの
銅板面に対して、ドライフィルムレジスト(エッチング
マスク87)を積層し、露光、現像した後、銅板をエッ
チングし、最後にドライフィルムレジスト(エッチング
マスク87)剥離の工程を経て、ピッチ0.5mm、直
径0.25mmの銅円柱(金属コア84)を4096個
形成した。さらに、Sn−Pb共晶はんだを無電解メッ
キすることにより、厚み20μmのはんだ(はんだコー
ト85)を形成し、本発明の第4の実施形態によるはん
だボールの搭載方法に用いるはんだボール転写シート8
1を作製した。
【0046】実施例5(図10参照) 厚み0.25mmの圧延銅板(金属板106)の片面に
ドライフィルムレジスト(メッキマスク108)を積層
し、Sn−Pb共晶はんだを無電解メッキすることによ
り、厚み10μmのはんだ(はんだ層109)を形成し
た。ドライフィルムレジスト(メッキマスク108)を
剥離し、はんだメッキされた銅板の面にシリコーン変性
ポリイミド(ベース樹脂102)を積層した。銅板面に
対して、ドライフィルムレジスト(エッチングマスク1
07)を積層し、露光、現像した後、銅板をエッチング
し、ドライフィルムレジスト(エッチングマスク10
7)剥離の工程を経て、ピッチ0.5mm、直径0.25
mmの銅円柱(金属コア104)を4096個形成し
た。さらに、Sn−Pb共晶はんだを無電解メッキする
ことにより、厚み20μmのはんだ(はんだコート10
5)を形成し、本発明の第5の実施形態によるはんだボ
ールの搭載方法に用いるはんだボール転写シート101
を作製した。
【0047】実施例1〜5で作製したはんだボール転写
シートを用いて、それぞれ半導体装置10に対するはん
だボールの転写・搭載を行なった(図1,3,5,7,
9参照)。転写条件はいずれも、加熱加圧ツール200
の温度:150℃、基板受け台202の温度:250
℃、荷重:6kgf/4096ボール、加熱加圧時間:1
0秒、とした。各実施例についてそれぞれ10サンプル
を作製し、上記の条件により転写・搭載実験を実施した
ところ、全サンプルにおいて4096個のはんだボール
が、完全に半導体装置側に転写・搭載されていることが
確認された。半導体装置10に搭載されたはんだボール
は、ピッチ0.5mm、直径0.3mmであった。はんだ
ボールの高さは、実施例1および4の場合は0.26m
m、実施例2、3および5の場合は0.27mmであっ
た。以上のように、本発明の第1〜第5の実施形態によ
るはんだボールの搭載方法によれば、いずれも本発明の
第1または第2の実施形態によると同じ構成のはんだボ
ール搭載済み半導体装置を製造することができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、金属層または金属
コアとそれの一部または全面を覆うはんだコートにより
構成された、導体端子を形成したはんだボール転写シー
トを用いて、半導体装置に導体端子を一括転写しはんだ
ボールを搭載する、本発明によれば、はんだボール搭載
済み半導体装置を低コストで製造提供することができ、
かつ生産性を大幅に向上することができる。また、はん
だボール転写シートを用いることにより、半導体装置に
はんだボールを容易に搭載することができるだけでな
く、搭載したはんだボールは金属コアを有しているた
め、接続部分の耐湿信頼性を大幅に向上できる上、金属
コアに銅を使用した場合には、電気抵抗も大幅に低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による、はんだボール
の搭載方法を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態によるはんだボールの
搭載方法に用いる、はんだボール転写シートの製造方法
を示す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による、はんだボール
の搭載方法を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態によるはんだボールの
搭載方法に用いる、はんだボール転写シートの製造方法
を示す断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態による、はんだボール
の搭載方法を示す断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態によるはんだボールの
搭載方法に用いる、はんだボール転写シートの製造方法
を示す断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態による、はんだボール
の搭載方法を示す断面図である。
【図8】本発明の第4の実施形態によるはんだボールの
搭載方法に用いる、はんだボール転写シートの製造方法
を示す断面図である。
【図9】本発明の第5の実施形態による、はんだボール
の搭載方法を示す断面図である。
【図10】本発明の第5の実施形態によるはんだボール
の搭載方法に用い、るはんだボール転写シートの製造方
法を示す断面図である。
【符号の説明】
10 半導体装置 11,31,51,71,91 はんだボール搭載
済み半導体装置 12,32,52,72,92 はんだボール 13,33,53,73,93 金属コア 14,34,54,74,94 はんだコート 15 パッド 16 インターポーザ 17 半導体チップ 18 封止樹脂 21,41,61,81,101 はんだボール転写
シート 22,42,62,82,102 ベース樹脂 23,43,63,83,103 導体端子 24,44,64 金属層 25,45,65,109 はんだ層 26,46,66,86,106 金属板 28,48,48’,68,108 メッキマスク 49,69 第2のはんだ層 84,104 金属コア 85,105 はんだコート 87,107 エッチングマスク 200 加熱加圧ツール 201 吸着孔 202 基板受け台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八月朔日 猛 東京都品川区東品川2丁目5番8号 住友 ベークライト株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置を基板に実装するためのはん
    だボールを有する、はんだボール搭載済み半導体装置で
    あって、該はんだボールが、金属板をエッチングする方
    法により形成された金属コアと、該金属コアの一部また
    は全面を覆うはんだコートにより構成されていることを
    特徴とする、はんだボール搭載済み半導体装置。
  2. 【請求項2】 金属コアの材質が銅であることを特徴と
    する、請求項1記載のはんだボール搭載済み半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 ベース樹脂上に2つ以上の層からなる導
    体端子が形成されており、該導体端子を構成する1層
    が、金属板をエッチングする方法により形成された金属
    層であるはんだボール転写シートを用いて、半導体装置
    のパッドの位置に合わせて、前記導体端子を一括転写す
    ることにより、半導体装置を基板に実装するためのはん
    だボールを搭載することを特徴とするはんだボールの搭
    載方法。
  4. 【請求項4】 はんだボール転写シートに形成された導
    体端子が2層で構成され、ベース樹脂側から、金属層、
    はんだ層の順に形成されていることを特徴とする、請求
    項3記載のはんだボールの搭載方法。
  5. 【請求項5】 はんだボール転写シートに形成された導
    体端子が3層で構成され、ベース樹脂側から、はんだ
    層、金属層、はんだ層の順に形成されていることを特徴
    とする、請求項3記載のはんだボールの搭載方法。
  6. 【請求項6】 ベース樹脂と該ベース樹脂に接するはん
    だ層との間に、接着金属層を設けたことを特徴とする、
    請求項5記載のはんだボールの搭載方法。
  7. 【請求項7】 ベース樹脂上に導体端子が形成されお
    り、該導体端子が、金属板をエッチングする方法により
    形成された金属コアと、該金属コアの一部または全面を
    覆うはんだコートにより構成されているはんだボール転
    写シートを用いて、半導体装置のパッドの位置に合わせ
    て、前記導体端子を一括転写することにより、半導体装
    置を基板に実装するためのはんだボールを搭載すること
    を特徴とするはんだボールの搭載方法。
  8. 【請求項8】 金属層または金属コアの材質が銅である
    ことを特徴とする、請求項3ないし請求項7のいずれか
    に記載のはんだボールの搭載方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006041401A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Sharp Corp 半導体装置及びその製造方法
KR100994467B1 (ko) 2008-04-24 2010-11-16 엘아이지에이디피 주식회사 솔더범프 형성장치 및 방법

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